2021年11月10日

R3年度秋季 関東学生囲碁団体戦 結果

お久しぶりです。6年目となりました UEC です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

電通大囲碁部も新型コロナウイルスの影響を受け活動を制限されておりました。
活動制限中には寂しい別れもありましたが、今年度は新しい部員も迎え、段々と以前の活気が戻りつつあります。

さて、この秋は4期ぶりに関東学生囲碁団体戦が開催されました。
コロナ禍ということもあり、参加校は以前より減ってしまいましたが、10月17日,24日, 11月7日の3日に渡り渋谷の青山学院大学で熱い対局が繰り広げられました。

電通大囲碁部は前回(2年前)の団体戦では6位でなんとか一般一部に残留したものの、昨年度で2017年入学のntt元部長、i六段、sgt大先生の3名が卒業し戦力大幅ダウンが懸念されていました。

他大の戦力分布もわからない中、前回3位の慶應との緒戦が始まりました。
電通大は主将から三将までを新部員で埋め、補欠に4年生のY君と3年生のA君を入れる変則編成です。
対する慶應は顔ぶれこそ一昨年と変わっていますが全国優勝経験者を含む強者揃いです。

対局は白熱し、主将から五将までどれもいい対局でした。
全て終わってみると、電通大は新入生Tの活躍で辛くも勝利することができたのでした。
また一部は1校が休場し降格は出場した7校のうち1校のみとなったため、初日のお昼には降格の可能性がほとんど消えていました\(*´∇`*)/

しかしその後、理科大に1-4、早稲田には0-5で負け、2日目は東大と國學院に全敗となってしまいました。
2日目終了時点での成績は以下の通りです。

一般一部勝点勝数暫定順位
早稲田大   419  1  
東京大学    418  2  
慶應大学   211  4  
東京理科   313  3  
千葉大学   0 1  7  
電気通信  1 4  6  
國學院大  110  5  

電通大は上位4校から勝利をもぎ取ったにも関わらず、最終日まで下位3校での降格争いを行うこととなりました。

——迎えた最終日。
午前中に國學院と千葉大の対決があり、3-2で國學院が勝ちひと足先に残留を決めました。
これにより千葉大と電通大の勝数が接近し、この2校の直接対決の結果がそのまま残留争いの結果となることになりました。
(優勝争いも熾烈を極めていたようです)


そして四将・五将がともに半目勝負となった最終局の結果、、、

電通大囲碁部は
一部残留を決めました!!

これで電気通信大学は2期連続の残留となります。
来期はさらに厳しい戦いになると思いますが、みなさま応援よろしくお願いいたします!



(その他)
・今年度の調布祭はオンライン開催とのことでしたので、準備の都合上辞退することになりました。
・年末や冬の合宿は開催の有無を含めて未定です。

dentsuigo at 01:04|PermalinkComments(0)

2019年11月03日

R1秋季団体戦結果報告

春季団体戦の結果報告書いてませんでした。
ごめんなさい。部長のnttです。

秋季団体戦の報告はちゃんとやります。

ブログ読んだだけじゃわからないんですが、我々電通大囲碁部は1部におりまして、実は半年ほど前の春季団体戦でサイレント昇格していました。いや僕がサイレントにしたんですけど

ちなみに春は、一般2部で6-1の2位昇格でした。みんなありがとう
こんなおめでたいこと報告しなくてごめんね
部としては十数年振りだとか何とか諸説あるみたいです。

贖罪も済んだところで報告します。

今回は、一般一部で残留できるかどうかの戦いです。2位以上で全国の大学と戦うグランドファイナルに進めるのですが、流石にそれを狙うのは厳しいですからね。

一般1部リーグは8大学で構成されておりまして、春季、秋季団体戦のそれぞれで下位の2校が降格して、2部の上位2校と入れ替わりとなります。

一般1部はよく2つに分けて語られます。それが上位4校と下位4校です。上位4校というのは、早稲田、慶應、東大、理科大の4大学のことでして、この4校が毎回、他の4校を寄せ付けないのでこう呼ばれます。

つまり、残留争いというのは、下位4校が2つの枠を争う血みどろの戦いとなっております。

前置きはいいから、早く結果報告しろということで、結果を報告します。


秋季団体戦の結果は、

2勝6敗で1部残留

となりました


いやーしかし、4校の実力は非常に拮抗しておりまして、運も味方しての残留といって感じでしたね。
僕の主観ですが、勝ち取ったというより拾ったという気がしています。オーダーの運が非常に大事で、やはりどの大学も実力順にオーダーを組まないので(ウチもそうです)、結果が読めませんね

下位の4校の新陳代謝が激しいのは、こういう要因もあるのかもしれませんね。
今回の団体戦も、2部から昇格した我々と千葉大学さんが残留して、1部で残留していた中央大学さんと横浜国立大学さんが降格となりました。

とはいえ残れたので、運も実力のうちとしておきます


最近、例会の他に部会というものを作りまして、中身は毎週火曜日に軽く1局打とうよといった感じです。これがきっかけに、部員の活動もより活発になってゆくことを願っております。来年は、残留と言わず、電通大が上位校に食らい付けるようになりたいものですね。

終了後、OBのHさんにお寿司に連れて行ってもらいましたまじで美味かったありがとうございました来年も頑張りますいや寿司目当てじゃないですよ




dentsuigo at 18:43|PermalinkComments(0)

2019年05月05日

量子囲碁とかいう人類には早過ぎるゲーム

こんにちは。学部4年目のUECですm(_ _)m

このブログを書くのははじめてだった気がします。

食神学概論(食神注文学概論の読み替え科目)やシャドバがマスターになった報告などの伝統あるテーマはとてもではないですが軽い気持ちでは書けないので、卒業までに書けるとよいなと思います。

今回のブログは「おれのかんがえたさいきょうにむづかしいゲーム」です。

われらが囲碁部は令和元年度春季団体戦の真っ最中です。報告はNTT部長に任せますが、どうも2日目を終えた現時点では1部への昇格争いをしているようです。

その2日目の対局後ですが、私が検討でよく用いるこのような石の置き方をしたところ(注1)、I口先生が「量子論でいう『重ね合わせ』みたいな状態」だとおっしゃいました。
すると対戦相手TK大の主将がどこからともなく飛んできて
「君たち『量子囲碁』しってるの? 自分で考えた? へえ、同じことを考えている人がいるんだネ」
などとおっしゃられ、そのままの勢いでゲーム化された「量子囲碁」の説明をしてくださいました。
how_to_hiraki



旧来の囲碁のルールに加え、以下の3つが加わります。
  1. 交点に置く代わりにマス目の中央(央点)に石を置ける(不確定な着手)
  2. 央点に隣接する4つの交点のいずれかに石が置かれた場合は、それ以外の3交点のいずれかに央点に着手した対局者が石の位置を確定させる権利を得るなければならない(注2)。なお、同時に不確定な石が2つ以上発生した場合はその着手順に従って確定させてゆく(注3)(不確定な石の存在)
  3. 対局の停止後に1つ以上の不確定な石が存在している場合は、それらが盤上に置かれた順番に従ってそれらの位置を確定させてゆく(注4)。ただし、本項より前項の規定が優先される(終局:観測)

「量子ゆらぎ」が観測(ツケ?)によって位置が確定してゆくのが量子論(のコペンハーゲン解釈)のようですね(?)(注5)


以下に特殊な活き形を2つだけ紹介します。
alive2
alive1


最後に詰量子囲碁を出して終わりとさせていただきます。

黒先白死
ryosi_tumego





(注1:その辺りのどこかに置きたいが適切な場所が見つからないときに用いる。その後の変化図をいくつか並べてどこがよかったか教えてもらう考えるときや、検討はしてはみたけど考えてもわからんので結論が出ない場所を後回しにして検討を進めるときなどに使う。)
(注2:位置を確定させるのを義務とするか権利とするかでゲームの自由度が変化する。どちらが良いかはわからないが、義務とした方がよむのが楽で人間向きである。)
(注3:勘のいい読者は気付いたかと思われるが、対局を並べ直せないとこのゲームで遊ぶのは難しい)
(注4:陣地の境界で自陣を増やすことを怠った場合、「目(=地)」の定義から、囲ったはずの場所がすべて駄目(=0目)となることがあるため対局の停止前に確定させた方がよい)
(注5:これに2手(同時)打ち碁を組み合わせたりすると頭が爆発します)


dentsuigo at 11:13|PermalinkComments(0)