From Peru

ペルー生活10年の私の生活奮闘記。念願のお店の立上から、観光ガイドを通して改めて感じた日本国、そして日本人。楽しいペルー、歯がゆいペルー、えっ?どうして?の繰り返し。それでも何とか生活に馴染んできた所です。

雑貨店

外観を変えました。

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お店の外壁の色って結構悩みます。 周りの景色や建物に溶け込む方が良いのか、派手にするのが良いのか?
今年はじめ、お店オープン時には少しグレーっぽい色にするつもりが、前面塗装すると何だか思ってた感じと違ったりして。 でもご近所との色の調和はまずまず。
でも同じ通りの並びのギャラリーとよく間違われる事が発覚。
そのうち。。。↓

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湿気のせいか、塗装屋の適当な仕事のせいか、3ヶ月たったころから壁面の塗装がポロポロ剥れるわ、剥れる。。。
おまけに落書き、もう我慢できないと色を塗り替えました。

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ちょっと派手目のアクアブルー。 店内の壁の色と合わせてみました。
派手すぎたかな?。。。と思ったけどお客さん達が「良くなったね!」と言ってくれるとホッとしたりなんかして。
調子に乗って入り口にアレキパ「コルカ」の民族衣装模様を描いてみました。

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なんとこれ、外装を塗ってくれた職人さんが描いてくれたもの。
外の通行人に「幼稚園ができるの?」なんて言われましたが、ちょっとお店らしくなったお陰で近所の人達が
お店を覘いてくれるようになりました。


待望のCHIKAKOさんのスィ〜ト入荷!

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待ちに待った、バランカ発 「CHIKAKO」さんの手作りスィート到着しました。
甘いものには目のない私、さっそくいただきました全種類。

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ペルーではお馴染みのペルー版クッキー「アルファホール」 クッキーのサクッ!と感がなんとも言えない歯応え。
今迄色んなお店でアルファホール試したけど、クッキー部分が少しジメッとしてたり、超甘かったりで、やっぱり現地人向けのお菓子なんだ。。。と諦めてたら流石CHIKAKOさん、日本人の味覚心得てる!

フィナンシェ、ピーカンナッツ入りのクッキー等々、どれを試食しても満足満足。

紅茶のシフォンケーキ、これまた口の中でふわっと広がる紅茶の味がなんともたまりません!実はすでに3個も食べてしまった私。

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これまたペルーでは定番のスィート「ブラウニー」。 絶品です。 美味し過ぎ!

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高橋さんが日本人が始めて足を踏み込んだというジャングルで作ってる最高に美味しいオーガニックコーヒーとペアで毎日カフェタイムを楽しんでいる今日この頃です。

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新店舗 PORTICO(ポルティコ)オープンしました!




あ〜、ほんとうにブログサボっていました。実は昨年から今年にかけて無謀で非計画的に新店舗オープンを実現させてしまいました。 完成まで1年、エネルギー使い果たしちゃったって感じです。
お店の名前は 「PORTICO(ポルティコ)」
ポーチ、お客様を招く大切な大きな扉という意味です。 天井高があるので店内の壁にも扉をつけ、近所のアーティスト「イサベラ」にお願いをして壁いっぱいにおとぎ話ちっくな壁画を描いてもらいました。




エントランスはお店の第一印象となるので、アートの街バランコらしくアーティスト達の作品でギャラリーっぽく仕上げました。 アルパカ製のタペストリーや、再生紙と織物を使ったフォトスタンドetc。。。
インパクトを付けるために真っ赤なでか〜いソファーを置きました。このソファー結構人気者なんです。




入ってすぐ右はテキスタイルのお部屋としました。
工房で作ったプリント布製品や、肌触り抜群のピーマコットンシャツやTシャツ。お店のオリジナル商品がズラリと並びます。




メインのお部屋はアルパカ製品。アルパカセーター作りの職人さんが一枚一枚丁寧に仕上げた自慢のセーターをブティック風に置いています。 ゆっくりと商品を見て頂きたいのでソファー席や簡単なカタログも用意しました。
実はこのソファーセットすごく年代物で、張り切ってリメイクしました!




最後のお部屋はちょっとカラフルに! 椅子とテーブルに凝りました。 廃棄処分同然の椅子を探して、私達の工房で作ったプリント布を張るとこの通り。 机の脚はバルコニーを解体した一部。 それにしても出来上がるまでに時間がかかった事。。。






カウンター後ろがお店のロゴです。




食品コーナーも、スーパーで販売していなくて面白いものを!ドライフルーツとオーガニックコーヒーはとてもお勧め。 特にオーガニックコーヒーは昨年アメリカのコンテストで世界一位に輝いた「TUNKI」です。とっても飲みやすくて美味しいと評判なのです。

とまあ、今日は新店舗のご案内となりました。



ショーウィンドウ




 イマヒナのショーウィンドウ

ペルーは今観光ブームでおみやげ屋も沢山ある。ありすぎるくらい。
同じミラフローレス地区には「お土産物市場」などと称する場所もどんどん拡大している。 私もチョクチョクその中を探索する。 面白い物が見つかる事もあるが、あれだけ沢山ショップがあるのに扱っている物は同じものばかり。 埃を被って汚い物も沢山ある。 それに、ショーウィンドウがないからどの店も同じに見えちゃう。 私の店は通路に面していてショーウィンドウがあるから、通りがかりのペルー人が立ち寄ってくれる。 観光客よりもリマっ子の方が断然多い。 観光客にももっと来てもらいたいけど、ペルー人が来てくれるのも凄く有難い。 商品の価値観とか品質を理解してくれるから、もっと頑張らなければと、その気になる。
その気になった時に勢いでウィンドウディスプレーに気合を入れる。
最初の年は立上に夢中で、そんな余裕が無かったけど、外から見てうちの店はロゴも見えないし、何だかつまんない。 これじゃあイカン!と反省。
今年からプリント布製品もお店のオリジナルブランドにして行きたいという願いもあって友達の「ルーベン」にロゴのデザインを考えて欲しいと依頼した。
彼は、グラフィックデザイナーであり、ファッションデザイナーでもある。
2007年度の新人デザインコンテストで堂々と優勝をしたほどの腕前。
発想力が凄い。 彼に手伝ってもらうと100%満足だ。




 プリント布のロゴ

彼はデザインコンテストに優勝して以来凄く忙しい。「もっともっと有名人になる前にお願いね〜!」とお願いしまくって、ロゴの案が出来上がった。
そしてショーウィンドウのガラスに貼るシールイメージも同時に出来上がってきた。





 イマヒナのショーウィンドウのステッカーイメージ

やはり彼にお願いして良かった! 自分のイメージ通り。
早速印刷屋の担当者を呼んでシール作り。 見積りを提出してもらったのに、いざお願いすると、「見積りが間違ってた」と予定金額の二倍もの金額を請求され、「また〜・・・」 本当にこの国の人って見積りが甘い。 担当者に文句を言いながらやっとシールが出来上がった。 窓ガラスに貼ってみると以外にシールのデザインが目立たない。 シールに色をつけるべきだったかな?・・・
考えた挙句、後ろに鮮やかな色のパネルを作る事に。
ジャンが自分で作ると言う。 ホームセンターや生地屋をウロウロ。
手作りパネル完成。




 イマヒナのショーウィンドウ右

手持ちにある材料でディスプレーするのは結構難しい。
年が明けたばかりだし、やはりラッキーカラーの黄色を使おう!




 イマヒナのショーウィンドウ左

ショーウィンドウの左側前に大きな木が植えてあるので、左側はあまり目立たない。
でも、通路を通る人は結構立ち止まってウィンドウを覗いている。
まだまだ製品化不足だが、これからメインとしたいプリント布を宣伝しなくっちゃ!
と言う事で左側のディスプレーは布で決まり!

次はエスパッシオ。 こちらは通路に面していないし、ウィンドウが小さすぎて物も沢山置けない。
外の壁に沢山袋など掛けて、少し市場っぽいイメージに。 エスパッシオには商品も色鮮やかな物を置いている。 壁の赤色が手伝って遠くから結構目立つ。





 エスパッシオのショーウィンドウ

一日がかりでやっと完成!
次期のデコレーション今から考えなくっちゃ。

工房スタッフ探し

中国系のロウさんからプリント布作りのポイントを色々とアドバイスもらいながら
不安が募ってゆく。全く経験の無い私達にできる事かな?
とりあえず趣味の範囲で家の中で始めて見ることに決めた。でも、ロウさんは忙しくてこれ以上のお手伝いは出来ない。それに私達がさっさと動かないから少し苛立っている。「早く始めなくては、同じ事を始めたいと考えている人が他にもいるよ!」
・・・そう言われても工房で指導者がいなければ始まらない。
「よし!当時シルバニアプリントの工場で仕事をしていた人を探してみよう」
人探しが始まった。 ロウさんは当時の職人の電話番号など持っていないと言う。
スルコ区に行って「ルーカス」という名前を訪ねて歩けば、当時メインで仕事をしていた人物が見つかるかもしれないと言う。
そんな〜・・・スルコ地区だって結構広い。でも私の住んでいるバランコ区の隣町だ。 探す事5日間 見つかった!凄い!ルーカスさんは当時から同じ場所に住んでいた。 どんな人だろう? ドアをノックして中から出てきたのはご本人。






 プリント作りの先生 セニョール ルーカス

頑固な職人をイメージしていたのだが、とても優しそうなおじいさんだ。
「シルバニアプリントに興味があって・・・」と話しを始めると、思い出話を色々と話してくれた。 シルバニアさんと30年以上仕事をしたと言う。
シルバニアプリントは6年も前に締めてしまって、デザインを手掛けていたシルバニアさん本人は母国ドイツへ帰ってしまったらしい。 最初は車の車庫を小さな工房にして始めた話。ルーカスさんはお店を閉める最後まで工場で仕事をしていたそうだ。
家の中から自分が長年掛けて作ったシルバニアプリントの布を沢山持って来て見せてくれた。 やっぱり綺麗だ。凄い。どれを見ても何処かで見た事があるような・・・博物館や本で見た事ある前インカ時代の織物柄。ペルーっぽい! 






 色使いが美しいシルバニアプリント




 現代っぽいこんな柄もある     その他の写真はpicsにて

絶対こんなの作りたい!気持ちが膨らむ。
でもルーカスさんは既に引退生活を始めていて、家に来れば色々とアドバイスはしてあげるけど自分は仕事はしないとキッパリ。
「そこを何とか!」 主人のジャンが通う事3回
やった〜! とにかく一度家に来てくれると約束。
でも、この仕事の助手が必ず必要だと言われた。
私はガイドの仕事が入ると集中してできないし、ジャンも店の管理で忙しい。
人を探すしかない。どうしよう・・・

色々な人と話しをしているうちに、学生のアルバイトを探したらどうかと言われた。
ペルーは仕事が少ないので、学生のアルバイト希望者も結構いるそうだ。
専門学校と、国立大学の「サンマルコス大学」に張り紙をしてきた。
翌日サンマルコス大学から「ホルヘ」を紹介する連絡が入った。
とりあえずどんな人か会ってみよう。家で面接。ペルー人には珍しく時間通りにホルヘはやってきた。




 サンマルコス大学生のホルヘ

彼は技術は異なるが手作り布プリントの経験があると言う。
真面目そうだから家の中に彼を入れても大丈夫そうだ。(私は泥棒に入られた経験があるのでチョッと心配した)
彼とルーカス先生とでとにかく始めてみよう!


オリジナル商品作り



布プリント

お店の商品探し。楽しいけど大変。来る日も来る日も、展示会や市場や素材探し。
お店の販売は現地人のイベーとミルタにお任せ。未だ家のお店を訪れる日本人は少ないから現地人の店員さんで十分だ。 私はひたすらお店のディスプレーと他に無い
質の良い商品を探す事、作る事。
でも、ある日気が付いたら斜め前の店舗のディスプレーが全く私の店と同じ。
何度か変えても、同じような物で真似をしてくる。そんな〜!どうして自分のお店をもっとオリジナル的にしないの?? これは自分で何か店の目玉になるオリジナル商品をつくるしかない。 何にしよう・・・ 店員のミルタが「シルバニアプリント」というブランド商品を探している人が店に良く訪ねてくると言う。そういえば昔あったっけ、そんな店。ふる〜い地球の歩き方にも載ってたっけ・・・ 前インカ時代の織物柄には素晴らしいデザインと色使いがある。そのデザインを現代風にアレンジして布に手作りでプリントしていく。そのプリント布を使って色々な物を作る。 これだ!決定! シルバニアプリントはリマ市内で一世を風靡した。 5年前に倒産している。とにかくその時にシルバニアプリントに携わった人を探そう! 1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月・・・8ヶ月、やっと見つかった。その時のマネージャー。なんとお友達の早苗さんと同じマンションに住んでいたのだ。元マネージャーの中国系のロウさん。何回もお邪魔して、その技術や販売していた物を見せてもらったけど、ん〜ん、難しそう。
できるかな???


シルバニアプリント

勢いで二店舗目!



イマヒナ裏側のウィンドー 夜景

エスパッシオを立ち上げている最中に、あれほどガラガラだったお土産村の空き店舗がいつの間にか埋まっている。 今まで集めた物とお店の広さを見比べたらどう見てもお店が狭い! 道路に面しているお店に「貸し物件」の看板が現れた。 「どうしよう・・・え〜い!借りてしまえ!」何も考えないで大家に「私達が借ります!」と連絡してしまった。 中をよ〜く見ると、壁はボロボロ、床は何十年も使ってノミが出てきそうなカーペット。 天井・・・空が見える部分もある・・・大変だ。恐ろしい事に全面改装になってしまった。 エスパッシオも全面改装。 大工さんや職人は案の定値段をどんどんごまかして高くなってゆく。
自分達で材料を調達するしかない。毎日毎日材料探し。 あっという間に一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月・・・ 相変わらずライセンスも貰えない。 近所の店舗もライセンスがもらえないで、オープンする前にリタイアし始めた。 もうあせっても仕方ないから、できる事だけ進めてしまおう。一度失敗しているから後には引き返せない。
諦めた途端に、ライセンス許可。 ペルー時間(ペルーには時間にルーズなペルー時間が存在する)の職人さんのお尻を叩きながら何とかエスパッシオとイマヒナ同時オープン。 何とかなるものだ・・・と思っていたらオープン1ヶ月後、市役所より
「罰金$2,000」の通知。「げ〜・・・何?それ?」店舗は消火器を付ける義務がある。役人も点検に来て「OK」だったのに。点検に来た役人が確認証の発行を忘れていたのだ。そんなの日常茶飯事らしい。 いくら訴えても市役所からは「払え!」の一点張り。そんな納得いかないお金どうしても払えない。 周りのお店なんて消火器もつけてないのにうちだけどうして抜き打ち検査が・・・? この国で外国人が商売始めると妬みで嫌がらせにあう事が多いと聞いていたが、始まったか・・・
一ヶ月後・・・市役所の横領発覚ニュースに継ぎ、市役所の悪徳罰金通知が問題になり支払う必要がなくなった。「助かった〜」 出だしが問題だらけだけど、後は楽になるさ・・・と始まったショップです。




イマヒナ店内をカウンターから眺めた

ドキドキ店舗立上

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エスパッシオ入り口 夜景


リマ市内に念願の雑貨店をオープンしました。
織物の美しさや、職人の技術の高さに魅せられペルーの素晴らしい物を観光に来る人達に教えてあげたい!・・・という希望から思い切ったのは2006年の8月。
大好きなバランコ地区で雰囲気ある店舗をレンタルしてさあスタート・・・と思いきやいきなり家主とトラブル。 契約時に約束した外観の塗装や芝生の手入れ、警備員の配置、一向に動く気配なし。
内装は殆ど完成したと言うのに・・・2ヶ月たってもそのまんま。 家賃だけはしっかり回収。毎日交渉に出かけてもその気なし。 どうも家主、お金に困っている様子・・・これはまずい!

10月いよいよ決断の時が・・・このまま家主と交渉し続けるか、場所を変えか・・・
思い切って場所を変える事に決め、又ゼロからスタート。 観光客の街、ミラフローレス地区の小さなお土産村の中の小さなお店を見つけたけど、30店舗中、空物件が大半。 こんな場所で大丈夫かな??? 迷っていても仕方が無い。予算も無い。ここに決定!

でも、またまた問題が・・・ 市役所の問題でお店を出す許可がストップしていると言う。
ライセンスをもらわなければ、お店の改装も出来ない。 1ヶ月半後にやっと許可が下りて改装工事スタート。 職人さんものら〜り、くら〜り。仕事する気あるのか無いのかわからない。材料は自分で買わなければ騙される。 現場にへばりついてやっとオープンにこぎつけたお店。
それが、espacio(エスパシオ)なのです。

   


カラフルな入り口にペルー北部のウールカバンが並ぶ 

   


親切な対応が人気の店員 ミルタ
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