フットボール・クレイジー
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2022年05月19日 00:12      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第6節】FC東京 0-0 福岡

■2022年5月18日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

日中は気温も上がったが、陽が沈むとややひんやりする感じの気候。仕事を早く切り上げて味スタに向かった。キックオフをあと30分遅らせてくれると本当にありがたいのだが。

東京はすでにグループステージ敗退が決まっており消化試合。対戦する福岡は引き分けで突破が決まる状況で、ともに目の色を変えて勝ちに行く必要のない試合。

負傷で戦線を離脱していた森重が先発。児玉も今季初めて公式戦先発、ルーキーの安田、二種登録の東廉、熊田らも先発に名を連ねた。ベンチにも岡庭、蓮川、荒井、土肥らフレッシュなメンバーが控える。失うものはなにもなくしっかりアピールして欲しい。

児玉
中村 東廉 森重 バングーナガンデ
品田 東 渡邊
三田 熊田 安田

立ち上がりから中盤で主導権を争うつばぜり合いに。互いに激しいつぶし合いとなり、フィニッシュまで持ちこむことができない。一進一退の攻防となる。東京は最終ラインからのビルドアップを試みるが、パスがズレることも多く思うように押し上げられない。

基本的にはボールを保持する東京に対して守ってカウンターを狙う福岡という流れだが、どちらも得意の展開に持ちこみきれず、押したり引いたりの内容となる。特に福岡はリスクを負いたくないのだろうと思われ、基本的に固く、チャレンジしてダメならまたセットし直す感じ。

東京は森重、東廉にアンカーの東慶が加わって敵を左右に揺さぶりながら縦を通す意図は見えるが、福岡のブロックが大崩れしないのでムリ目に出して攻守交替となるパターンも多い。森重も試運転の色合いが濃く万全とは言い難い。

それでも残り15分くらいからはパスをつないで何度かチャンスは作り、敵のバイタル・エリアでしかけるシーンもあったもののなかなかフィニッシュに至らず、結局スコアレスで前半を終了。若手が元気よく動き回っていたのと、東慶のアンカーが思ってた以上のいい出来だったのが収穫。

後半から森重に代えて蓮川を投入。森重は週末のリーグ戦に備えるんだろう。敵も選手交代で前への推進力を高めてくる。東京は引き続き東慶、三田が若手を下支えする形で攻撃を組み立て、積極的に走り回るがチャンスは限定的。

58分、渡邊と安田に代えて岡庭と荒井を投入。この時点で東慶と品田のダブル・ボランチになり、岡庭は左のSH、荒井はトップ下に入ったか。さらに62分、バングーナガンデに代えて鈴木を投入。結果としてこんな感じの3バックになったと思うが、中村の位置が自由すぎてよくわからなかった。

児玉
中村 東廉 蓮川
鈴木 品田 東慶 岡庭
荒井 熊田 三田

終盤は東京がボールを握りシュート・シーンも作ったが、福岡が最後は引き分け狙いで時間を使いにきたのもあってゴールを奪うことはできず。結局スコアレス・ドローとなった。

東廉のナゾの落ち着きや、安田、熊田、荒井、蓮川らのフレッシュなプレーもあり、全体としては若手のショーケース的に「いいものを見た」感のあるゲームだったが、結果につなげることができなかったのは残念。

「若手が躍動した」と「若手が躍動して勝った」では、成功体験としての質が何倍も違う。勝っても何もない試合だったからこそ思いきって戦えたのだし、だからこそ「いい試合だった」ではなく結果を出したかった。

若手の動きで特に印象に残ったのは、アリバイ的にディレイさせるだけの寄せではなく、取りきるためにスライディングも辞さずボールを狩りに行くところ。もちろんそれをかわされて置き去りにされ1枚足りなくなることもあるので、リーグ戦でそのままやるわけに行かないが、プレスというのはこういうものだろうという気がして清々しかった。

あと、東慶のボランチ適性は改めての発見だった。東慶はもともと羽生の後枠だと思っていて、スペースを埋めながらリスクの芽を摘みチャンスの種をまく仕事は向いている。守備では敵のボールを狩りながら、ビルドアップではボールを預かり配球する、特に縦にパス1本で打開できる空間感覚があることを実証した。青木と併用できると思う。

森重は序盤こそパスがズレたりしていたが、次第に勘を取り戻し前半の終わり方にはさすがの対角線のロング・フィードも通していた。コンディション的にどれくらいフィットなのかはともかく、見ている限り確実に回復の途上にあると感じた。

この試合で今季のルヴァンカップは終わり、この後はリーグ戦と天皇杯に集中することになる。この6試合で積極的に若手を試したのはムダではなかったし、ひどい戦いをしたわけでもないが、にもかかわらず結果を出せなかったのも確か。最後のところの迫力不足はリーグ戦でも課題になるところであり、チャレンジと結果をどう結びつけて行くかは悩みどころだ。

カップ戦がなくなったなかで、若手をどうやって育成して行くのかも考えなければならない。一部の選手についてはレンタルなどもあるかもしれない。

評点(評点はドイツ式):
児玉(3.5) ビルドアップへの参加が頼もしかった。
中村(3.5) フルに引っ張ったということは土曜日は控えか。
東廉(4) パスミスもあったが落ち着いて役割を果たした。
森重(4) 尻上がりに調子を上げた。土曜日は先発か。
バングーナガンデ(4) 攻撃参加で持ち味は見せた。
品田(4) センスは随所に見せた。
東慶(3) アンカーとして選択肢になることを示した。
渡邊(3.5) 果敢にシュートを打って行った。
三田(4) 骨惜しみせず手本を見せた。
熊田(4) 前線から積極的にボールを追った。
安田(4) ボールを持てばチャンスの予感もあったが。
===
蓮川(4) 持ち出しはいいがミスもあった。
岡庭(4) 特徴を出すに至らず。
荒井(4) 前を向いて積極的にボールを追った。
鈴木(4) リーグ戦で見たい。

最後の方はちょっと寒かった。





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2022年05月16日 00:52      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第34節】グラードバッハ 5-1 ホフェンハイム

■2022年5月14日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

勝っても負けてもヨーロッパも降格もない、なんなら順位も変わりそうにない最終節。事情はホフェンハイムも同じで、天気のよい土曜日のある種エキシビジョンに近い試合となった。

前節はポジションをジペルに譲ったゾマーが先発に復帰、またコネが出場停止明けで先発となった。移籍の決まっているギンターは引き続きベンチ・スタート。最終ラインは4バックにして4-2-3-1の布陣に。

ゾマー
ライナー フリードリヒ ベンゼバイニ ネッツ
コネ ノイハウス
ホフマン シュティンドル プレア
エンボロ

試合は開始早々に動いた。3分、左サイドから速いグラウンダーのクロスを入れられ、中央での対応となる。敵FWがこれをスルーし、ファーで押しこまれ失点。下がりながらの守備で人は揃っていたがだれも触れず。今季を象徴するかのような失点で0-1とリードを許し、脱力の立ち上がりとなった。

しかしその後はグラードバッハがパスをつないで前に出る。26分、プレアが左寄りから放ったシュートは敵GKにセーブされるが、キャッチできずこぼれたところにシュティンドルが詰めて押しこみゴール。1-1の同点に追いつく。

43分、エンボロがエリア内で敵DFからボールを奪ったところでひっかけられて倒れPKを得る。だれが見てもPKというはっきりしたファウルだった。44分、これをプレアがかっちり決めて2-1と前半のうちに逆転に成功する。

さらに前半アディショナル・タイム、ノイハウスからの浮き球のパスを受けたホフマンがこれをワントラップで足許に収め、出てきた敵GKを外にかわし角度のなくなったところからシュート。これがきれいに枠に入ってゴールに。3-1とリードを広げて前半を終えた。

後半に入るとスカパーに異変が生じた。ハーフタイムのスタジアム全体を映す引きの映像が、後半キックオフになっても通常の中継映像に切り替わらず、ずっと引きのままで遠くの方でちっちゃく試合が映っている状態が続いた。

コーナーフラグ・ポストのずっと後ろの方から斜めにピッチを俯瞰している絵で、これでは試合がどうなっているかさっぱりわからない。しかもひどいことに53分、エンボロのゴールが決まってしまい完全にこれを見逃す。4-1に。

英語の実況はふつうに叫んでいるので、たぶん日本の現場で、中継用のメイン映像とハーフタイム用のサブ映像のスイッチができてないのではないかと思われる。とにかく実質的に試合が見られない状態が57分ごろまで続いた。

53分のエンボロのゴールは、カウンターで裏に抜け、GKとの一対一からループ・シュートで頭を越して決めたもので、リアル・タイムで見たかった。これはひどい放送事故だったがスカパーからは詫び石どころかなんのステートメントも出てなくて泣く。

63分、傷んだ様子のエンボロに代えてテュラムを投入。68分、右サイドに開いたプレアがファー・ポストあたりに入れたクロスにホフマンが左足でダイレクトに合わせてゴール。GKがニアを切っていたが、その隙間を通すようなシュートでふつうは決まらないヤツ。

74分、シュティンドルとライナーに代えてヘアマンとスカリーを投入、さらに80分にはホフマンとフリードリヒに代えてクラマーとギンターを投入。ギンターが入ったときにはブーイングが聞こえたように思ったが気のせいか。

その後は敵にチャンスを作られたりもしたが守りきり、アディショナル・タイムは取らず、というか89分58秒くらいで試合終了。グラードバッハの今季は5-1の大勝で終わった。

まあ、ちょっともうアレなシーズンで失敗だったとしか言いようがないが、最後の9試合を5勝1敗3分で乗りきり、勝ち点18(1試合あたり2.00)を荒稼ぎして最終的に勝ち点を45まで伸ばしてなんとか格好はついた。それでも順位表の上半分でシーズンを終えることができなかった(10位)のだから、そこまでのもたつきが本当にヤバかったということだ。

最終成績は12勝13敗9分と負けが上回っており、1試合あたりの勝ち点1.32は2016/17のシュバート、ヘキング監督のシーズン以来の低さ。二桁順位は2010/11のフロンツェク、ファヴレ監督のとき以来。

いずれのシーズンも途中で監督が交代したのに対し、今季ここまでヒュッターにこだわったのは、このトンネルを抜けた先にビジョンがあるからだと思っていたが、ヒュッターは今季限りで解任に。ちょっと意味がわからない。それなら絶望的に成績が落ちこんでいた年末か1月くらいに替えるべきだった。

やっていること自体はおかしくないと思ってつきあってきたが、ここでヒュッターを替えるのはなんか逆にもったいない。エバールもクラブを去ったし、ひとつの時代が終わったことを強く感じる。ここからどう次の時代に進んで行くのか、あまりいい予感がしないのはなぜだろう。

選手も入れ替わりがありそうだ。ヒュッターの後任にはルツィアン・ファヴレの名前が挙がっているようだ。ファヴレは悪くないと思うが、クラブがなにか一貫したビジョンのようなものをもってこの選択をしているのか、にわかには納得し難い感じ。なんにしてもリーグでワースト3位の失点(61)をなんとかしないことには始まらない。

移籍のニュースに一喜一憂する季節が始まる。

アディ・ヒュッター監督談話:
「最終節に、ほとんど満員のスタジアムで5-1で勝てたことはとても素晴らしい。楽しい試合だったし、この勝利はまったく妥当なものだ。序盤にはラッキーもあって、もしかしたら0-2にされていたかもしれなかった。重要なのは前半のうちに3-1とリードできたことで、そのあとはまさにいいフットボールをすることができた。私としては今日がボルシア・メンヘングラードバッハの監督としての最後の試合となる。集中し、良い、中身のある、そして内容的にリスペクトある話し合いの結果、私とクラブの双方は、別々の道を歩むという決断に同意した」

この試合では来季モデルのユニを着用。白地に黒と緑の縦線が1本中央に入ったものでややクラシカルな感じ。今季は僕が買った緑色のセカンドをほぼ着なかったのが残念だった。来季は素直にファーストを買うか。サードまでデザインを見きわめてから買うか。

シーズンが終わった。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2022年05月15日 01:51      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第13節】磐田 2-1 FC東京

■2022年5月14日(土) 14:00キックオフ
■ヤマハスタジアム(磐田)

自宅DAZN観戦。リーグ戦2連敗とちょっと失速の兆しが見える中でのアウェイ・ゲーム。ゴールが遠く、またケガ人が相次いでいる最終ラインの綻びもあって厳しい戦いを強いられているが、これ以上の連敗は許されない。何とか勝ち点を持ち帰りたい。

前節メンバー外だった長友が左SBで先発、小川がベンチ・スタートとなった。またU21に招集されていた松木が先発を外れ、眷襪今季リーグ戦初先発。4-4-2または4-2-3-1とフォーメーションも見直し、流れを変えようという意図が見える。

スウォビィク
中村 木本 岡崎 長友
安部 青木
レアンドロ 眷襦 ̄憤
オリヴェイラ

開始早々の3分、右サイドからのクロスに中央でオリヴェイラが合わせるがDFにブロックされる。序盤から積極的に攻め上がり、右サイドのレアンドロを起点にバイタル・エリアに侵入しようとしている。

東京がボールを握り敵のプレスをかいくぐってパスをつなごうとするが、磐田の守備もタイトで思うようにボールを運べない。何度かカウンターからチャンスを作るが最後のパスが合わずフィニッシュに至らない。一進一退の攻防となる。

前半終了間際の43分、敵陣でのボール・ロストから左サイドの深いところを使われ、戻しのラスト・パスを入れられる。中央でこれにダイレクトで合わされ失点。人数はいたが、下がりながらの守備となったところで中盤を空けてしまった。0-1と先制を許す。

前半はそのまま終了。やはり攻撃がかみ合わず、オリヴェイラがいい形でボールを受けられていない。判断が遅くダイレクトでつなげないのでプレーに余裕がなく、最後の精度を欠いている。チャンスは作れているが最後のところができていない印象。

後半から眷襪紡紊┐鴇礁擇鯏蠧。青木をアンカーにした4-3-3にフォーメーションを変更する。また永井とレアンドロが左右を入れ替える。

57分、カウンターでレアンドロが持ち上がり、並走した安部にラスト・パス。安部は敵GKと一対一になるがシュートはGKに当ててしまう。せっかくレアンドロがパスをくれたのにもったいなかった。レアンドロは自分で打てたと思う。

60分、敵FWのカウンターを受ける。対応しようとした岡崎がついて行けず転倒、敵FWはスウォビィクと一対一になったがシュートは枠を外す。胸をなでおろしたが、岡崎がこのプレーで足を傷め担架で退場。

61分、岡崎に代えて小川を投入。小川は既にアップを終えてタッチ・ラインで待機しており、本来はおそらく長友との交代の予定だったのではないかと思うが、アクシデントによりCBに入る。

激しい主導権争いが続くが決め手を欠き、中盤でのつばぜり合いに。ビハインドを背負う東京の方がしかけなければならず、松木がマメにボールに触ってリズムを出すがフィニッシュまではなかなか持ちこめない。

69分、永井と長友に代えて紺野と渡邊を投入、そのままのポジションに入る。紺野がアクセントとなって攻撃が活性化し、東京が押し気味に試合を進めるようになるが磐田の守備も固く中央をこじ開けることができない。

76分、青木に代えてアダイウトンを投入、安部と松木のダブル・ボランチとなり再び4-2-3-1に。レアンドロがトップ下にスライドし、アダイウトンは左ウィングに。

すると79分、右サイドの紺野がドリブルで中に持ちこみ、左サイドのアダイウトンに横パス。これを受けたアダイウトンが持ち出し、巻いたコントロール・シュートを放つとボールは弧を描いてファーに決まりゴール。1-1と同点に追いつく。

その後は互いに勝ち越しを狙うややオープンな展開になるが、88分、押しこまれてゴール前に攻防となり、エリア内にこぼれたボールをクリアできないまま右サイドに展開される。これを冷静に流しこまれて失点、土壇場で1-2と再びリードを与えてしまう。

アディショナル・タイムは6分あり、敵GKの負傷治療などもあって99分まで試合は続いたが結局ゴールはなく1-2で試合は終了、東京は3連敗となってしまった。

磐田がそこまでよかったわけではなく、つけいる隙は十分あったと思うが、攻撃面で最後の精度を欠きチャンスを生かしきれない流れが続いている間に、もともと脆弱さを抱えている守備面がもちこたえられず失点、後半選手交代で主導権を握り追いついたものの、終了間際に再び失点で勝ち点を手放した試合。

数字を見れば、シュート数6-8、CK7-6と互いにフィニッシュまでもちこめない膠着した試合だったことがわかる。ポゼッションは65-35としているスタッツもあり、東京がボールを握っていたことは間違いないが、それをどうフィニッシュまでつなげるかという点ではまだまだ道半ばというしかない現状がわかる。

それでも前にボールをつけ、ポジションを流動的に交換しながら押し上げて行く意識自体は継続して見えており、それが行き詰まったときに昨季までのレガシーであるカウンターや個人技でとりあえずつじつまを合わせる戦い方が開幕当初より後退しているゆえの攻撃力、得点力低下なのか。そこがちょっと見えない感じがするが、アルベル流だけで結果を出し続けるには足りないものが多いのは間違いない。

加えてCBにケガ人が相次ぎ、攻撃面でのチャレンジを下支えするだけの後方のサポートがうすくなっているのも不調の原因ではある。森重、トレヴィザンが相次いで離脱、下がりながらの守備でもなんとか失点を防ぐDFとしての個の強さはもちろん、ビルドアップにおいても戦力がダウンしているのは否めない。

ビルドアップではここ2試合先発した岡崎がよさを見せていたが、この試合で負傷退場となっており頭が痛い。重傷でないことを祈りたいがスプリントをかけようとしたところで崩れ落ちた倒れ方や、もともと膝に痛みを抱えていることを考えても早期の復帰は難しいかもしれない。

やろうとしていること自体はおかしくなく、ただその結果がある程度形になってくるまでにもリーグ戦はいやおうなく進んで行くので、チャレンジするための「場」を確保するためには内容とは別にそれなりの結果を出し続ける必要がある。開幕当初はそのバランスが取れていたが、ここにきてチャレンジと実際の結果の順番が微妙にくずれてしまったように見える。

今季はそういう難しいシーズンであるという覚悟で始めているはずで、目先の結果に一喜一憂はしたくないが、連敗になると心穏やかでないのは人情としては当然。選手も監督も、クラブもサポもいろいろしゃべって、この状況をどう受け止めるのか、何を変え何を残すのか、ガチャガチャと声を上げ続けることが重要だと思う。

もちろんそのすべてが正しいわけでもなく、なにか魔法のような特効薬があるわけでもないが、今季の東京の戦いはそうしたいろんな声を受け止めるだけの期待感がある。こうした中から「なるほど、こういうことか」という戦い方の道筋が少しずつ見えてくるのだと思うし、そこに至る過程で何かを否定したり貶めたり、ムダに悲観的になったりする必要はない。世界はまだ終わっていない。というか旅は始まったばかりだ。

週央にルヴァンカップの消化試合をはさんで週末にはリーグ戦とまだしばらく試合が続く。このルヴァンカップをどう戦うかは結構大事な機会かもしれない。後押ししたい。

13試合を終えて5勝5敗3分と勝敗ベースで五分になった。勝ち点は18(1試合あたり1.38)で順位は暫定ながら7位。4位から11位までが勝ち点3の混戦となっており、これ以上の後退は危険。チャレンジを続けながら目先の結果にもこだわる、難しい戦いを覚悟しなければならない。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3.5) ノーチャンスの失点シーンが増えてる気はする。
中村(4) 攻守でひたむきにチャレンジし続けた。
木本(3.5) 負担がかかっているのがわかる。ケガだけは避けて。
岡崎(4) パスセンスはいいのだが。ケガがマジ心配。
長友(4) 1失点めではポジションを空けてしまい対応に失敗。
青木(4) バランサーとして代えの効かない動きが尊い。
安部(3.5) あのシュートを決められるようになれば代表。
レアンドロ(3.5) 持てばチャンスを作れるがやや迷いがあった。
高萩(4.5) 敵もタイトで出せるアイデアが限られた。
永井(4) なかなか使ってもらえなかったが貢献は大きかった。
オリヴェイラ(4) いい形でボールを受けられず。ゴール欲しい。
===
松木(3.5) いないことで価値を示した。推進力をもたらした。
小川(4) CB起用となったが余裕が持てる局面ではセンスが生きる。
渡邊(3.5) 動きを作り出した。彼の使いどころはどこがベストか。
紺野(3) プレーの選択肢がなにげに増えてて驚いた。
アダイウトン(3) 尊い。磐田サポにも愛されている。

古巣相手にゴールを決めたアダイウトンがゴール・セレブレーションをしなかったのが印象的。試合後には磐田ゴール裏にも挨拶に行っていた。かつて磐田から神戸に移籍した伊野波が、磐田戦の終了後に「Thank You 伊野波」という横断幕を見てゴール裏に挨拶に行ったら、最大級のコールと拍手で迎えられ男泣きしたエピソードを思い出した。そういうクラブなのだ。



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2022年05月09日 23:24      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第33節】フランクフルト 1-1 グラードバッハ

■2022年5月8日(日) 15:30キックオフ
■Deutsche Bank Park (Frankfurt)

ゴールデンウィーク最終日となる日曜日の夜にスカパーで観戦。今季も残り2試合、少しでも勝ち点を上積みして順位表の上半分でシーズンを終えたい。フランクフルトはELの決勝に進出しておりこの試合はターン・オーバーでメンバーを落として臨む。

グラードバッハはエルヴェディとコネが出場停止。また、今季出場機会がなかったリザーブのジペルが先発しゾマーはベンチ・スタートととなった。最終ラインにはフリードリヒが先発。

ゾマー
バイヤー フリードリヒ ベンゼバイニ
ライナー ホフマン ノイハウス ネッツ
プレア エンボロ シュティンドル

メンバーを落としたフランクフルトに対しグラードバッハがボールを保持して攻撃をしかける流れに。早くも4分、スルー・パスを受けて右サイドを縦に抜けたライナーが中央にクロスを入れると、ニアでプレアが流しこんでゴール。1-0と先制する。

その後はリードを得てリスクを負う必要のなくなったグラードバッハが余裕を持ってボールを動かし、フランクフルト陣内中心に試合を進める。消化試合感が漂い互いになかなか気持ちが上がらないのか、攻め上がってもボールを失う出入りの忙しい試合に。

グラードバッハはボールを保持しして優位に試合を進めるものの、リードを奪ってからは大きなゴールのチャンスはない。一方でフランクフルトの攻撃も散発でなかなかフィニッシュまで持ちこむことができない。

結局序盤の先制点を守って1-0で前半を終えた。できれば追加点を挙げて余裕をもったまま試合を終えたいところだ。

しかし後半に入るとフランクフルトが選手交代でチームを組みなおしアゲてくる。51分にはCKから至近距離でシュートを撃たれるがプレアが線上でクリアする。フランクフルトの攻撃に一貫性が出てきて苦しめられる。

64分、プレアのパスから裏抜けしたエンボロがGKとの一対一から流しこもうとしたがブロックされる。これが決まっていればという絶好機だったが敵GKも当たっていた。仕方ない。

すると66分、パスを受けた敵MFがエリア外から放ったシュートがきれいに決まり1-1の同点に。ジペルは反応したが届かず。ゾマーならどうだっただろうと考えずにはいられないが、まあシュートがスーパーだった。

グラードバッハは勝ち越しを狙って攻撃をしかけるが、敵GKの好セーブもあってなかなか好機をつくれない。86分、バイヤーが傷んで退場となり、代わりにスカリーを、同時にプレアに代わってヘアマンを投入。

しかしギアは上がらず、逆に89分、敵CKからファーで合わされて押しこまれたがギリでオフサイドとなりノー・ゴール。VAR映像も見たがかなり微妙だった。助かった。結局1-1で試合終了。先制しながらリードを守れず、アウェイで勝ち点3を積み上げるチャンスを逃した。

いいコンビネーションはあったし、全体に最悪期は脱した感はあるが、メンバーを落としてきた敵に対して優位に試合を進める時間もありながら厳しく勝ちきることができなかったのは残念。前半の押し気味の間に追加点を挙げることができなかったのが最後に効いたというべきだろう。

数字的にはシュート数12-18、CK1-9、ポゼッション53-47と、ボールは支配したが、特に後半押しこまれたことが示唆されている。交代もうまく使うことができなかった。ていうかヒュッター監督は交代が少なく枠を使いきらないこともしばしば。途中交代で流れを変えられる選手がいないということか。

これで33試合を終えて11勝13敗9分で勝ち点42(1試合あたり1.27)、順位は10位で変わらず。9位のマインツとの勝ち点差は3だが、得失点差の違いが16もあるので10位以下はほぼ確定、順位表の下半分ということになった。次節、ホームで最終節を迎えることになるが、なんとか有終の美を飾って来季に向け立て直しを図りたい。

来季フライブルクへの移籍が決まっているギンターはこの試合もベンチ入りしたものの出場せず。移籍は仕方ないが移籍金を残さないのは本当にやりきれない。好きな選手だったが出て行き方が残念だ。

アディ・ヒュッター監督談話:
「もし90分通してチャンスを生かすことができていたら我々は勝っていなければならなかった。後半、1-0の状況で我々はブレール・エンボロが2-0にできる明らかなチャンスがあった。その後オリヴァー・グラスナー(フランクフルト監督)がベンチから何人かの主力選手を投入し、我々にとってはやりにくくなってしまった。ゴンサロ・パツィエンツィアが見事なミドル・シュートで1-1にした。そして最後には我々は若干の不運もあって危うく負けるところですらあった。全体として見ればいい試合だった。もちろん勝ちたかったが。重要なELの決勝に向けて、オリヴァー・グラスナーとアイントラハトに幸運を祈りたい」

まあ、前に率いていたクラブやからな。



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2022年05月08日 22:12      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第12節】FC東京 0-1 鳥栖

■2022年5月8日(日) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

思ってたほど晴れず、曇り空で肌寒い気候での試合となった。ヴェスパで味スタに向かった。前節、福岡にアウェイでショッキングな大敗を喫し、今節はそこからの立て直しを問われる重要な試合になる。ゴールデンウィーク最終日、ホームで勝ちたい。

岡崎をCBで先発起用、小川は左SBに戻し、長友はベンチ外となった。ケガか。前線もオリヴェイラ、アダイウトンがベンチ・スタートとなり、山下が今季初めてリーグ戦で先発した。

スウォビィク
中村 木本 岡崎 小川
安部 青木 松木
永井 山下 レアンドロ

互いにボールをつなぎながら敵ゴールに迫ろうとする似たスタイルどうしの戦いに。東京は小川とレアンドロのコンビネーションを生かしながらボールを展開しようとするがなかなかフィニッシュまでは持ちこめない。

一方で鳥栖も縦横にボールを当てて落としながら押し上げてくるスタイルは東京に比べて一日の長がある。最後のところはDFとGKがしっかり対応しているが、何度か危ないシーンを作られる。中盤での拮抗した戦いに。

30分、エリア手前、ゴールまで20メートルほどの左寄りの位置でFKを得る。これはレアンドロのエリア。レアンドロが右足でけったがボールは惜しくもクロス・バーを直撃、ゴールにはならない。惜しかった。なにげにこの日の勝負を分けた。

その後も互いにチャンスをつくったものの決め手を欠く。43分にはクロスに中央で合わせられ、鋭いシュートが枠に飛んだがスウォビィクが片手でセーブ、難を逃れる。結局スコアレス・ドローで前半を終えた。

チャンスは作っているが決めきれていない。気になるCBは岡崎がここまで無難にこなし、配球では特徴も見せている。固い試合になっているがチャンスをしっかりモノにしたい。後半勝負になる。

後半開始早々の48分、中村がスウォビィクに戻したパスがそれ、ボールがゴールに向かったため、スウォビィクがやむなく手でかき出したが、当然バックパスを手で扱ったということで鳥栖に間接FKが与えられた。

スウォビィクがボールを触ったのはゴール至近だったため、ゴールエリアまでボールを下げての間接FK。東京はゴールライン上に壁を構築、鳥栖のフェイントに壁が飛び出すなどして永遠にFKが行われないんじゃないかという雰囲気になったが、結局シュートは壁に当たりゴールにはならず。

59分、レアンドロ、永井、山下に代えてオリヴェイラ、紺野、アダイウトンを投入。前線を総替えしてゴールを狙いに行く。68分、松木からのパスを受けたアダイウトンがドリブルで持ち上がり左サイドからシュートを放ったがボールは惜しくもポストに嫌われる。

77分、松木に代えて東を投入。一進一退の攻防が続く。81分、エリア近くでのFKを直接決められ失点、0-1と先制点を与えてしまう。前半のレアンドロのFKがバーに当たったのと対照的にきれいに決められスウォビィクは動けず。明暗を分けた。

82分、小川に代えてバングーナガンデを投入、同点を狙いに行くが攻撃はちぐはぐになりフィニッシュまで持ちこめない。結局ゴールは遠く終盤の失点を挽回できないまま0-1で2連敗となった。

数字を見ればシュート数7-6、CK3-9、ポゼッション58-42と、ボールは支配しながらもなかなか敵陣で効果的にボールを動かせなかったことが窺われる。実際、決定的なピンチも少なかった一方で、枠に当てた2本以外はこちらの決定機も多くはなかった。

前節は守備が破綻して大量失点となったが、この試合では守備は集中できており、FKでの失点ひとつだけに抑えたことは進歩と言っていい。小川をSBに戻す一方で「本職」の岡崎をCBに置いてまずは手堅く守った。

岡崎は次節以降、屈強な外国人FWとのマッチ・アップやカウンターを受けて背走しながらの守備などで試されることになるだろう。敵のプレスをいなしながらボールを前に付けて行く技術は高く、あとはCBとして最後の最後に身体を張れるかだ。

一方で攻撃は前プレからボールを奪い当てて落とすを繰り返しながら一気に押し上げる狙いは見えるものの、敵に脅威を与えるまでには至っていない。選手がかぶったりパスがズレたりすることも多く、まだまだ整理と落としこみが必要だと感じた。

チャンスはレアンドロ絡みが多いが、彼を戦術のなかにどう位置づけて行くかは課題。間違いなく力のある選手で、個の力でゴールを生み出すことができるが、チームの戦術にうまくハメこむことができるのか。

目先の結果もそこそこ出しながらチームを作って行くという視点からは、G大阪戦は別にすれば5試合で敵失を拾った1ゴールしかないということが大きな問題で、チャンスが少なければその分効率的に得点を稼いで長期的な課題に取り組む時間を作らなければならない。この意味でもレアンドロをどう生かすかは重要だ。

東京は2連敗となりリーグ戦12試合で5勝4敗3分、勝ち点は18のままで1試合あたりの勝ち点は1.50に低下、順位も暫定ながら6位に後退した。今月はルヴァンカップの消化試合を含めまだ5試合が残っており、このままズルズル行かないようにチャレンジを続けなければならない。正念場になる。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3.5) ファイン・セーブあり。失点はノー・チャンスか。
中村(4.5) 受けたボールの出口を探してチャレンジしていた。
木本(4) 岡崎をサポートしながら最終ラインを統率した。
岡崎(4.5) 試されることは少なかったが破綻なく無難にこなした。
小川(4) やはりSBの選手。タッチ・ラインを背負った方がいい動き。
安部(3.5) 前への飛び出し、ボールへのアプローチなどで存在感。
青木(4) ここを経由することで攻撃に広がりが出る。
松木(4) 果敢に前に出て敵には確実に嫌がられた。
永井(4) 速さを生かし攻守に貢献は大きかった。
山下(4) 前線で踏ん張ってスペースを作り続けた。
レアンドロ(3.5) FK惜しかった。あれが決まっていれば…。
===
アダイウトン(4) ボールを持てば怖いが低い位置でのプレー多い。
オリヴェイラ(4.5) ボール収まらず消えている時間長かった。
紺野(4) 仕掛けはあったがもうちょっと深いところに入りたい。
東(-) 時間短し。
バングーナガンデ(-) 時間短し。

開幕当初に比べると強度が落ちているように思える。これから暑い季節をひかえて、戦い方にも調整が必要か。



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2022年05月05日 01:50      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第32節】グラードバッハ 3-1 ライプツィヒ

■2022年5月2日(月) 20:30キックオフ
■Borussia-Park

5月1日はメーデーということで試合を行わない習わしになっているらしく振替で月曜日開催となった。日本では祝日になる3日未明の試合ということで、早起きして時差視聴するにはちょうどよかった。

前節は2点先行しながら一度は逆転され、土壇場にキャプテンのゴールでなんとか勝ち点1を守った試合。既に残留は決まっているが、勝ち点を40に乗せ順位表の上半分でシーズンを終えたい。やれることはやっておきたい。

移籍が取り沙汰されているギンターはベンチ・スタート、前線ではプレアに代わりシュティンドルが先発した。

ゾマー
バイヤー エルヴェディ ベンゼバイニ
ライナー コネ ノイハウス ネッツ
ホフマン エンボロ シュティンドル

互いに似たスタイルでガンガン前にしかけるチーム同士のガチ対戦。序盤から激しいつばぜり合いとなる。

17分、シュティンドルのスルー・パスにエンボロが抜け出しGKとの一対一から冷静に流しこんでゴール。1-0と先制するが前節の苦い経験もありおそらくだれひとりこのまま無事に終わるとは思っていない。

その後も中盤での主導権争いが続くが、ライプツィヒは守備がやや雑で、グラードバッハが次第に優位になる。しかし36分、裏にスルー・パスを通され、抜け出した敵FWに決められて失点、1-1と同点にされてしまう。ワンプレーでヤられ、言ったでしょ感ありすぎ。

ところがアディショナル・タイム、エンボロが裏にパスを出すと、ホフマンがこれを追って単騎カウンター。GKとの一対一も決めきって2-1と再び勝ち越す。初見ではオフサイドかと思ったがギリ大丈夫だったようでゴールは認められた。そのまま前半終了。

後半に入るとライプツィヒが前に出てくる。グラードバッハは自陣で守備に追われる時間が長くなる。何度かチャンスを作られるが、例によってゾマーの好セーブもありなんとかゴールは死守する。

64分、敵FWがドリブルでエリアに入ったところをエルヴェディが倒してしまい、決定的な得点機会の阻止として退場となる。敢えて止めに行ったエルヴェディの判断も分かるし、退場になるのも理解できる。仕方なくシュティンドルを下げてフリードリヒを入れ、前線を1枚削った。

その後は30分近く1人少ない状態で自陣を固める展開となる。下がりすぎだろって感じもあったがなんとか得点は許さない。ドン引きに近い状態なので、ボールを奪ってもなかなか展開できず、苦しい時間が続く。

77分、自陣で奪ったボールをつないで前線に展開、バイヤーからパスを受けたホフマンがカウンターを決めこの日二つめのゴールで3-1と突き放す。この追加点は大きかった。その後も押しこまれたが2点差があることで余裕ができ、時間を進めることができた。

アディショナル・タイムにはネッツに代えてスカリーを投入、結局ライプツィヒの攻撃をしのいで3-1で貴重な勝ち点3を挙げた。

もはやサンキュー・ホフマンというほかない展開だったが、追いつかれても突き放し、退場でひとり少なくなってもしのぎきって追加点取って勝つとか、この勝負強さはなんだというレベルで、こういう試合をもっと見せほしかったと今さらながら思った。

ライプツィヒは週央にELの準決勝を戦っており、先発を5人入れかえていたこともあってか本調子ではないように感じられた。ELと、来季のCL出場権を狙うリーグ戦との両にらみで中途半端なペース配分になってしまったところはあったかもしれない。

シュート数9-12、CK3-8、ポゼッション49-51と後半押しこまれた分、ライプツィヒに分のある数字になっているが、しっかり守りきったということだろう。チャンスに決めたホフマンとゴールを守ったゾマーの試合だった。

これでグラードバッハは32試合を終えて11勝13敗8分、勝ち点を41(1試合あたり1.28)に伸ばし順位を10位に上げた。とりあえず勝ち点40という目先のメドはつけたが、9位のマインツとは勝ち点差1であり、残り2試合で逆転の余地は十分ある。

ここ7試合で4勝1敗2分と勝ち点14(1試合あたり2.00)を荒稼ぎしているが、シーズン終盤にきて帳尻を合わせている感は否めない。来季に向けてどれだけ勝ち点を積み上げられるか、残り2試合、このメンバーでの戦いに期待したい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「まずは私のチームを称賛したい。今日は批判すべきことはほとんどない。前半は明らかに我々の方がいいチームだった。何もないところから同点にされたが、ハーフタイムの前に2-1にすることができたのがなにより重要だった。後半に入るとひとり少なくなって難しい試合になった。我々はヤン・ゾマーに感謝しなければならないが、チーム全体の攻撃的なパフォーマンスも強調したい。我々は今日はフットボール的に素晴らしい戦いを見せ、速く、ダイレクトにプレーした。最後にはいくらか幸運があったのも確かだが、全体として見れば、攻撃的なパフォーマンスのおかげでこの勝利は妥当なものだったと思う」

移籍でモメていたギンターがフライブルクに行くことが決まったようだ。移籍自体は仕方ないが、移籍金を残さないのが不義理。ベンゼバイニもBVBに移籍するという報道がある。こちらは12百万ユーロの移籍金らしい。このオフはかなり動きがあるかもしれない。



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2022年05月04日 01:10      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第11節】福岡 5-1 FC東京

■2022年5月3日(火) 17:00キックオフ
■ベスト電器スタジアム

ゴールデンウィーク3連戦の中日は天気のいい5月の休日となった。自宅でDAZN観戦。前節国立で大雨の中快勝した流れを途切れさせたくない。アウェイだがしっかり勝ち点を持ち帰りたい試合。

森重が全治4週間の離脱と発表され、加えてトレヴィザンも前節終了間際に肩を傷めたため欠場、CBには小川をコンバートし、左SBにはバングーナガンデが今季初先発。また前節途中出場でゴールを決めたレアンドロが開幕戦以来の先発となった。

スウォビィク
長友 木本 小川 バングーナガンデ
安部 青木 松木
アダイウトン レアンドロ オリヴェイラ

試合はいきなり動いた。4分、敵CKからのヘディング・シュートはゴール前に入ったオリヴェイラが止めるが、このボールをオリヴェイラとスウォビィクが一瞬見合って対応が遅れ、そのまま混戦から押しこまれて失点。0-1と早くも先制を許す。結論からいえばオリヴェイラがけり出すべきだったと思うが真空のような時間があった。

その後もボール自体は東京が持つものの福岡のプレスが早くなかなか自陣から持ち出せない時間が長い。主戦場がゴールに近いためロストするとすぐに大きなピンチになってしまう苦しい状態で試合が進む。

18分、右寄りで得た30メートルほどのFKを小川がけるがボールはGKがセーブ。さらにこぼれ球を拾ったバングーナガンデが左サイドの深いところからクロスを入れると中央のアダイウトンが頭で合わせるがシュートはGK正面に。

24分、敵のバックパスがルーズになったところを見逃さず松木がカット、そのままGKとの一対一をかわし、無人のゴールに流しこんでゴール。1-1の同点に追いつく。松木はこれがプロ初ゴール。GKをかわしたあと枠をはずしがちなところをよく決めた。

その後は東京が一転して攻勢に。高い位置でボールを支配できるようになり敵陣でゴールを窺う時間帯となる。しかし福岡の守備はコンパクトでなかなかフィニッシュまで持ちこめない。右サイドの長友とアダイウトンのコンビネーションを軸に攻撃を試みるがゴール前でのシーンは少ない。

39分、敵FWにドリブルでしかけられ中央に侵入される。DFの数は足りていたがだれも寄せきれずシュートを許すとこれがゴール左隅に決まり1-2と勝ち越される。前半も残り数分のところ、流れを取り戻そうと前に出ていたなかでの失点で再び勢いを失う。シュートが上手かったがアプローチは甘かった。前半はそのまま1-2で終了。

やはり本職CBの不在を感じるが、ベンチにもCBは入れておらずこのまま対応するしかない。青木がCBの中央に落ちる格好で守備をケアしているが、決定的な局面になると急造の粗が出てしまう。まず1点がほしい。

しかし開始早々の48分、右サイドを深くえぐられ、ここからポストぎわに速いクロスを入れられる。ここに敵FWが走りこんで頭で突き刺しゴール。1-3とさらに点差を広げられる。これも敵FWがノーケアで、頭でクリアしようとした小川の前に飛びこまれた。小川はまったく存在が見えていなかったと思う。

54分松木に代えて永井を投入、安部と青木のダブル・ボランチにし、オリヴェイラをトップ、レアンドロをトップ下、永井を左のウィングに置いた4-4-2または4-2-3-1の布陣となる。

しかし62分、前がかりになったところでロング・ボールで裏を取られ、敵FWがカウンターで裏に抜け出す。スウォビィクとの一対一になったが冷静に決められ1-4に。これも小川が競り負けて裏抜けを許した。この辺で終了感が漂う。


65分、レアンドロ、アダイウトン、バングーナガンデに代えて山下、紺野、渡邊を投入する。紺野、渡邊らが精力的に動いてチャンスを作ろうとするが、福岡はコンパクトなブロックを崩さず、バイタル・エリアに侵入できない。

72分、再びロング・ボールを敵FWに収められシュートを決められる。1-5に。青木がついていたが入れ替わられた。もうダメだ。すべてがむなしい。

77分、長友に代えて中村を投入、その後は交代で入った選手らが前線で動き、何度かシュート・シーンを作るが福岡の守りも厚い。5分のアディショナル・タイムもゴールは遠く、結局1-5と想定外の大敗となった。

敗因ははっきりしており、本職のCBが不在で敵のしかけに対応できなかったこと。3点め以降は前がかりになっており長いボール一発で裏を取られるリスク自体は承知のうえだったと思うが、ふだんはそれでも森重、木本、トレヴィザンらの経験と技術でしのいでいたものが、小川やカバーに入った青木ではそこまでやれなかったということだろう。

シュート数9-11、CK4-6、ポゼッション56-44と数字の上ではそこまでの優劣があるわけではないが、自陣でボールを持たされ、前に出れば後ろをヤられるという苦しい試合展開を示唆しているようではある。

小川は2、3、4点めで失点関与しており、やはりCBとしては厳しかった。もともとSBとしても攻撃センスに特徴のある選手で守備にはかねて問題もあり、リスク管理の緩さがCBでは失点に直結した。

CBは自分が力負けして抜けられたとき、退場覚悟でファウルで止めるか見送るかみたいな究極の選択を日常的に迫られるポジションで、行くならオレを殺して行け的な覚悟と殺気が必要。技術だけではない勝負度胸というかメンタル含めた適性が求められ、小川はキャラ的にそっちじゃないと思う。

森重、トレヴィザンが相次いでケガ、ルヴァンカップでいい働きをした東廉もケガとのことで、蓮川も負傷離脱から復帰したばかり、実戦での試行を経ていない。岡崎が選択肢としてどうだったのかはわからないが、小川をCBで起用するというアルベル監督の判断は理解は十分できるものの、結果として裏目に出たというほかない。

シーズンのなかにはこうした試合もある。敗因がはっきりしており学びもあった。問題はこの試合でわかったことを踏まえ次の試合でどう対応するか。ひとつの負けは仕方がないが、連敗は許されない。次節、CBの穴をどう埋めるのか、そのうえでどう戦うのかということに尽きる。

青木が最終ラインに入ってカバーした時間帯もあったが、やはりCBではない。僕としては鈴木のCB起用か、離脱戻りではあるが蓮川を試してほしい。このふたりにはCB適性が期待できるのではないだろうか。中村もありかも。

これで東京は11試合を終了、5勝3敗3分で勝ち点は18のまま、1試合あたりの勝ち点は1.64となり、順位をひとつ下げて5位となっている。中4日でホームでの鳥栖戦があり、ここまでに何をどれだけ立て直せるかが問われる。ちょっとした正念場になる。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(5) 最初の失点は残念。ビッグ・セーブもなし。
長友(4.5) 右サイドでアダイウトンとの連係からチャンスメイク。
木本(4.5) ひとりではいかんともし難かった。
小川(5.5) 今日は彼の日ではなかった。CB向かないことがわかった。
バングーナガンデ(5) 攻撃はよかったが守備では後追いになった。
安部(5) 全体を動かすために走り続けたが結果出ず。
青木(5) なんとか最終ラインを落ち着けようとしたが。
松木(4.5) 初ゴールはよく枠に流しこんだと思う。
アダイウトン(4.5) 惜しいヘディング・シュートあった。
レアンドロ(5) ファウルアピールしてプレイやめるのよくない。
オリヴェイラ(5) 最初の失点はけり出すべきだった。
===
永井(4.5) 献身的にボールを追ったがチームを助けられなかった。
渡邊(4.5) 持てばチャンスを作る。しかけはよかった。
紺野(4.5) しかけは意識したがカラ回った。
山下(5) ひとつ惜しいのあったな。
中村(-) 時間短し。CBやってみないか。

SOCIO 20年めにして初めて買った2ndユニを着て観戦していた。今季はクラブからSOCIO 20年ということで1stユニをもらったので、自分では初めて2ndユニを買ったんだけど、アウェイはだいたいメインかバックで息をひそめて応援しているので着て行くあてがない。今日は着る機会になってよかった。

ところで今年も黒の3rdユニが出るらしい。今季はもう2着持っているので買わない。デザインは悪くないが去年のと印象違わないし。



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2022年04月30日 02:03      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第10節】FC東京 2-0 G大阪

■2022年4月29日(金) 19:00キックオフ
■国立競技場

新装なった国立競技場での初めてのJ1の公式戦。東京としては昨年1月のルヴァンカップ決勝以来2試合めとなる。あいにくの荒天となり、一時は10ミリ/時を超える激しい雨が降るなかでの試合に。気温も低く風が吹くとかなり寒く感じられた。

東京はここまで3試合続けてスコアレス・ドロー。無料入場券も相当数配布してのスペシャル・マッチで久しぶりにゴールを挙げ勝ち点3を手にしたい。この試合が終われればACL出場クラブと消化試合数が揃い、ここまでの戦績が可視化される。重要な試合だ。

前節試合終了間際に腰を痛めた様子だった森重がメンバー外に。一方で開幕直後のケガでずっと戦列を離れていたレアンドロがベンチ入り。また昨季からのケガで、先週のルヴァンカップ磐田戦で公式戦復帰したバングーナガンデもメンバーに入った。

スウォビィク
長友 木本 トレヴィザン 小川
安部 青木 松木
永井 オリヴェイラ アダイウトン

東京が積極的なプレスからボールを引っかけて敵ゴールに迫る立ち上がりに。開始直後に立て続けのCKを与えた局面をしのぐと、6分、敵陣で奪ったボールをオリヴェイラが左サイド裏に流し、ここに走りこんだ安部がシュートを放つが枠外に。

安部は直後の7分にもアダイウトンが縦に落としたボールを追ってシュートを放つがこれも枠外に。可能性を感じさせるシーンが続く。9分にもオリヴェイラが左へ流したパスを中央の小川がスルー、ファーのアダイウトンがシュートしたが枠外に。

その後は中盤での攻防が中心になるが、互いに大きなチャンスは作れず。東京は全然からのプレスが効かなければ自陣でしっかり中央を固め隙を見せない。一方で攻撃も最後のところの精度を欠きゴールには至らない。チャンスはカウンターが多い。

38分、右CKを小川がけると、中央でトレヴィザンが高い打点のヘディング・シュート。これは惜しくもクロス・バーを直撃しゴールにならなかったが、エリア前にこぼれたボールに猛然と突っこんだアダイウトンが抑えたシュートを放ちゴール。東京が久しぶりの得点を挙げ1-0とリードを奪う。

東京が押し気味となり、ボールを支配して追加点もあるかと思ったがそこは押しきれず、1-0で前半を終えた。最近の試合同様固い展開になったが、セット・プレーからトレヴィザン、アダイウトンのシュートで貴重なリードを得た。後半も守りに入ることなく次の1点を取りに行きたい。

後半に入るとG大阪がやや前に出る展開に。バー直撃のシュートを打たれるなど押され気味となる。57分、長友ボール奪取からパスを受けた松木が持ち上がりエリア手前から強烈なミドル・シュートを放つが敵GKが腕一本でセーブ、惜しかった。

63分、アダイウトンに代えてレアンドロを投入。復帰初戦なのでもう少し遅めに出てくるかなと思っていたが意外に早かった。

すると64分、オリヴェイラがハーフウェイ付近左サイドでブロックして奪ったボールをレアンドロに展開。レアンドロはドリブルで持ち上がりながら敵DFをフェイントでかわし、エリアに侵入したところでシュートを放つとこれがファーに決まりゴール。2-0とリードを広げる。

追加点を得た東京が押せ押せになり、70分、小川のクロスに中央で松木がバイシクルで狙うがバーを越える。76分、永井が中央で敵DFにプレスをかけボールを奪うと完全に裏に抜け出す。敵GKが対応に出たところで並走したレアンドロにパス、レアンドロがこれを無人のゴールに流しこんでゴール。

しかしVARのゴール・チェックで永井のプレスがファウルとの判断になりゴールは結果的に認められず。会場のビジョンに永井がボールを奪った時の映像が何度も映ったが、「まあファウルで仕方ないな」と思えるレベルだったので仕方ない。

80分、オリヴェイラ、永井に代えて山下と眷襪鯏蠧。82分、敵FKに頭で合わされゴールとなったがオフサイド。VARでのチェックも入ったようだが結局ゴールは認められなかった。

90分、敵CKに頭で合わされるがスウォビィクが片手でセーブ、今日もまたスウォビィクが失点を防ぐ。6分のアディショナル・タイムは守勢にまわったもののゴールは許さず、2-0で東京が久しぶりの勝利を挙げた。

G大阪に元気がなく、数字的にはシュート数9-11、CK4-7、ポゼッション51-49と拮抗しているものの、実際には東京がチャンスを生かして勝ちきった試合だった。特に後半途中から入ったレアンドロは復帰試合ながら高いパフォーマンスを見せ貴重な追加点を挙げた。

激しい雨が降りしきるなかでの難しい試合だったし、実際最終ラインのパス回しは危なっかしいところもあったが、G大阪のシュート・ミスも多く救われた。東京のゴールはセット・プレーと個人技で、なかなかまだ組織で崩して最後にストンと決めるところまで行ってない感じはするが、割りきりも入れつつ結果を出して歯車を前に回し続けることは重要だ。

森重が欠場で、トレヴィザンも終了間際のプレイで肩を痛めたとの情報もあり、だとするとCBは少し厳しい状況になる。ともに軽傷であることを祈りたい。森重のいない最終ラインはかなり危なっかしかった。

この試合では松木が前線から積極的なボール・アプローチで存在感を示したほか、安部も出足のいいスタートでチャンスに顔を出した。また、永井の献身的な守備からのチャンス・メイクも素晴らしかった。永井が交代で退くとき、レアンドロがハグを求めに行ったのが印象に残った。

東京はこれで10試合を終え、5勝2敗3分で勝ち点18(1試合あたり1.80)。すべてのクラブの試合数が揃ったが、首位鹿島とは勝ち点差4の4位が現在地である。2位川崎とは勝ち点差2、3位の横浜とは同勝ち点で得失点差で順位を譲った。

今季はチーム作りが主眼であるというステートメントからすれば、この成績は望外のもの、先へ進むベースを作ることはできた。集客した大きな試合ではなかなか勝てない印象があったが、最後まで粘り強く戦うことで、リスクの高い試合に勝ちきれたのは大きい。

こうした試合で「面白い」「スゴい」と思わせるレアンドロはやはり貴重な選手。初めてフットボールを見に来た親子連れや若い人たちにも面白さは十分伝わったのではないだろうか。天気はあいにくだったが試合自体は見に来る価値のあるものだった。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3) 今日も完封。ウチに来てくれて本当によかった。
長友(3.5) 上下動の判断がさすがなのと守備で頑張ってくれた。
木本(3.5) 引き続き好調。縦に付けられる貴重なパスセンス。
トレヴィザン(4) 対人強いがパス回し危なっかしすぎて声出る。
小川(4) チャンスに絡むこと増えたが守備にはまだ課題ある。
安部(3.5) 積極的にボールを追いチャンスに顔出した。
青木(3) 森重がいない分最終ラインに落ちることも多かった。
松木(3) 積極的な守備でチャンスを作った。決まってりゃな〜。
永井(3) ゴール数には表れない貢献が大きい。幻の3点め惜しかった。
オリヴェイラ(3.5) 配球役になることが多く自身のシュートはゼロ。
アダイウトン(3) あわてず落ち着いて転がしたのが奏功した。
===
レアンドロ(2.5) あれを自分で決めてしまうのがレアンドロ。
高萩(-) 時間短し。役割は果たした。
山下(-) 時間短し。

帰りは雨もかなり小降りになっていた。来場が4万人を超えていたので、大江戸線の国立教場前やJR千駄ヶ谷は混みそうだと思って副都心線の北参道から帰ったが人も少なく快適だった。



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2022年04月24日 17:43      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第31節】フライブルク 3-3 グラードバッハ

■2022年4月23日(土) 15:30キックオフ
■Europa-Park-Stadion (Freiburg)

スカパーでリアタイ観戦。早く勝ち点を40に乗せてあとのことはあとで考えたい。前節負傷退場したギンターが今節も欠場、ネッツが左WBに入り、ベンゼバイニが3バックの左にスライドした。

ゾマー
バイヤー エルヴェディ ベンゼバイニ
ライナー コネ ノイハウス ネッツ
ホフマン エンボロ テュラム

立ち上がり、いきなりホフマンが持ち上がって右サイドからエリアに侵入、ここから中央へクロスを送ろうとするが敵DFにブロックされて通らず。いったんそのまま流されたがVARが介入、OFRの結果、ボールがブロックしたDFの手に当たっていたということでハンドの判定となった。

3分、これで得たPKをベンゼバイニが軽く決め、グラードバッハが1-0と先制。VARあってよかった。支え手ではあったが身体の範囲から出ており、身体を大きく見せて手でブロックしたと解釈されたものだろう。

さらに13分、ホフマンからのスルー・パスにエンボロが裏抜けし、GKとの一対一を冷静に決めて2-0とリードを広げる。異様に調子のいい立ち上がりでむしろ怖い。なにかよくないことが起こる前ぶれではないのか。

その後はビハインドを背負ったフライブルクがボールを支配、グラードバッハはほぼ一方的に自陣で守備に追われる展開に。リスクを負って前に出る必要はないというもののちょっと下がり過ぎで押しこまれるが、例によってゾマーの好セーブもありなんとか2-0のまま前半を終えた。

後半開始早々にもVARが介入。エリア内でライナーが敵FWをトリップしたとの判断で今度はフライブルクにPKが与えられる。これを決められ2-1と1点を返された。すごく悪い予感のする後半の立ち上がりになった。

さらに61分、左サイドからファーに振られたボールをエリア外からシュートされ決められる。人はいたが誰もボールホルダーに寄せられず、フリーでシュートを打たせてしまった。2-2と同点に追いつかれる。流れは完全にフライブルクに。

69分、ライナーとノイハウスに代えてスカリーとノスを投入。スカリーは右WB、ノスはボランチに入った。73分にはプレアが傷んでそのままピッチを去り、シュティンドルが前線に入る。

その後も流れは取り戻せず、80分、敵CKにゴール前で合わされ失点。ついに2-3と逆転を許してしまう。完全に押しこまれており実力の差を感じるレベル。85分、バイヤーに代えてヘアマンを投入。おそらく4バックにして終盤に入る。

不甲斐ないというかナゾの弱さに憤慨しWordleなどしながら横目で試合を見ていたところ、アディショナル・タイム、右サイドのヘアマンが放りこんだクロスに中央でシュティンドルが頭で合わせゴール、土壇場で3-3の同点に追いつく。

試合はそのまま終了となり、グラードバッハはなんとか勝ち点1を奪い返した格好となった。

2-0で勝ってたはずなのに、終了間際にギリで3-3に追いついて喜んでるとかもう意味分からん。なんなんや。試合全体としては完全にフライブルクのゲームで、2点リードを奪った後はほぼ一貫して自陣に押しこめられ、フライブルクの攻撃にさらされた。

数字を見ても、シュート数7-19、CK0-8、ポゼッション38-62と一方的に圧倒された試合だったことがわかる。前半はそれでもなんとかもちこたえていたが、後半開始早々のPKで決壊、2点のリードを守れず逆転を許した。

最後にシュティンドルの一発で追いついたのでまだ救われたしアウェイで最低限の勝ち点は持ち帰れたが、今季のあかんところをまたしてもまとめて見せてもらったような心が寒くなる試合だった。ここまで実力差があるのか、戦い方の差なのか。

ゾマーがゴールを守り、1試合に2、3回はスーパー・セーブを見せてもこれだけ失点してるわけなのでどれだけザルなんだって。失点ではリーグ・ワースト3であり、ギンターとエルヴェディがいてもその強みは展開力で肝心の守備はお粗末ということだろう。

ここを立て直すのか、それともそれを上回る攻撃力で得失点インフレ・フットボール上等と開き直るのか。来季もヒュッター監督にチームを預けるなら補強を含めチーム・コンセプトを見直す必要があるように思う。

これでグラードバッハは10勝13敗8分、勝ち点38(1試合あたり1.23)となり暫定ながら順位は11位で変わらず。既に自動降格圏の17位ビーレフェルドとは12の勝ち点差があり残り3試合での逆転はなくなった。

入替戦となる16位とはまだ逆転の可能性があるが、現実的にはほぼ気にしなくていいレベル。早く勝ち点を40まで持って行って今季のことはサクッと忘れて楽しい話をしたい。残り3試合はライプツィヒ(H)、フランクフルト(A)、ホフェンハイム(H)だが全部ウチより順位上やんけ…。

アディ・ヒュッター監督談話:
「前半の戦い方には基本的には満足している。我々はコンパクトな陣形を保ってカウンターを狙おうとしていたがとてもうまく行った。後半、フライブルクに1点返されるのが残念ながらあまりに早すぎた。彼らは大きく圧をかけてきて、我々は重圧から解放されることがなかった。2-3のビハインドにも関わらず、チームは最後まで同点にするために戦い、ラース・シュティンドルが終了間際にそれをやってくれた。我々の現在の状況からすれば、非常に強い相手からのとても重要な勝ち点だ。本当なら2-0とリードしたあともちろん勝って終わりたかったが」

この日は黒ユニ。緑のセカンドはもう着る気がないのか。素直にファースト・キットを買っておけばよかったのか。



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2022年04月23日 21:56      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第5節】磐田 2-1 FC東京

■2022年4月23日(土) 15:00キックオフ
■ヤマハスタジアム(磐田)

暑い陽気の土曜日。自宅スカパー観戦した。ルヴァンカップは負けが先行しており、この試合に負ければグループステージ敗退が決まる。引き分けでも他の試合の結果次第では敗退となるので勝たなければならない。

水曜日のリーグ戦からはメンバーを大きくターン・オーバー、サブ、若手中心のメンバーとなった。梶浦が公式戦初先発。バングーナガンデは昨季の負傷から復帰して最初の先発となる。2種登録の東廉がルヴァンカップ2試合続けての先発。

波多野
中村 東廉 トレヴィザン バングーナガンデ
紺野 梶浦 東 三田
山下 眷

立ち上がりは互いに中盤で主導権を争ったが、徐々に東京がボールを支配し攻撃をしかける展開になった。

7分、三田、眷襪離僖晃魎垢ら、眷襪陵遒箸靴鮗けて東慶が中央を突破、シュートを放つが敵GKがセーブ。いいコンビネーションだったがシュートがやや正直すぎた。

どちらも攻めきれず一進一退の攻防が続く。30分、眷襪陵遒箸靴鮟Δ辰織丱鵐亜璽淵ンデがドリブルで持ち上がり、そのまま自らシュート。敵GKがさわりボールはポストに嫌われる。ナイス・シュートだった。

その後も東京がやや優勢に試合を進め、梶浦、東廉、バングーナガンデらがフレッシュなプレーで存在感を見せるがゴールには至らず。スコアレスで前半を終えた。

数は多くないもののチャンスを作ったが決めきれず。磐田にはほぼ得点機がなく、負ける試合ではない。不用意な失点に気をつけながら早く先制したい。山下を生かしきれていない。

後半に入っても東京が積極的に前に出る。福岡が湘南に勝ったため、東京も磐田もこの試合に勝たないと敗退が決まってしまう状況になる。

53分、フィードを追って裏に抜けた山下が持ち上がりシュートを決めるがオフサイドの判定。リプレイで見る限りオンサイドが濃厚で、VARがあれば判断は変わっていたかも。山下はまたしても微妙な判定でゴールを認められず。

55分、トレヴィザンのフィードを山下がフリック、左サイドでこれを受けた三田がタイミングを計ってクロスを入れると中央に走りこんだ梶浦が敵DFに寄せられながらも丁寧に流しこんでゴール、1-0と待望の先制点を挙げる。

58分、バングーナガンデと東廉に代えて渡邊と岡崎を投入。リードを奪われた磐田はリスクを負って前に出てくる。ここからの戦い方が重要になる。押しこまれながらも波多野が好セーブを連発、なんとかゴールを死守している。

しかし68分、右CKをファーで折り返され、至近距離からシュートを浴びる。一度は波多野がセーブしたが押しこまれ失点、1-1に追いつかれてしまう。たぶんスウォビィクでも二度止めはムリだったヤツだと思う。

69分、紺野と中村に代えて安田と鈴木を投入。安田が左SHに入り、三田が右にまわった。引き分けではどちらも敗退が決まってしまうので試合は次第にオープンに。激しく主導権を争う。

80分、鈴木のロングスローからゴール前の密集となるが最後に渡邊の放ったボレー・シュートは敵GKがセーブ。敵GKも当たっている。

86分、東慶に代えて品田を投入。このままでは敗退となるため勝ち越しを狙いに行く。88分、敵のパスがルーズになり、これを拾った山下がシュートを放つが飛び出したGKに当たる。こぼれ球を拾った梶浦は無人のゴールに流しこむだけに見えたが、浮かしたシュートはバーをヒット、決めきれない。今日のポイントになったシーン。

アディショナル・タイムは7分。ほぼラスト・プレイで東京ゴール前が密集になる。最後はエリア内から打たれたシュートがゴールに入り、土壇場で1-2と磐田が逆転。東京はルヴァンカップ・グループステージで敗退が決まった。

若手が思いきったプレイで存在感を見せる一方、眷襦東、三田らがそれを下支えする後見人的な働きで優勢に試合を進め、後半開始早々には先制したが、その後、磐田の反撃に押されて失点、土壇場で逆転され、内容に見合わない敗戦となった。

アレが決まってりゃな〜みたいなのは当然あるが、しっかりボールを握って攻めることができていた前半の30分以降から後半の早い時間帯に梶浦の1ゴールしか取れなかったのが結果として磐田の反撃を許した。ポゼッションでもポジショナルでも最後はゴールを決めて試合に勝つためにやっていることを改めて考えてみる必要があるのではないか。

カップ戦は若手を中心にサブにも出場機会を与える場と割りきりながら、同時に結果も求める二兎を追う路線に間違いはなかったと思うし、その結果、荒井、東廉、梶浦らを見出すことができた。敗退は残念だが、今季はチーム作りの1年でもあることを考えれば、若手を試せたのは大きく、受け入れなければならない結果だと思う。

これで東京はリーグ戦と天皇杯のみを戦うことになる。若手の一部は育成のために今季残りをレンタルに出してもいいと思う。日程的には楽になるので、リーグ戦に集中し、チームの完成度を上げる取り組みを加速したい。

週央に試合のあるイングリッシュ・ウィークが続いていたがこの試合で一段落、次は来週末に国立競技場でG大阪戦がある。ちょっとモード切りかえてアクセル踏み直して行こう。

評点(評点はドイツ式):
波多野(2.5) 好セーブ連発したがさすがに全部は止められなかった。
中村(3.5) 思いきったプレイでアピール、価値を再認識させた。
東廉(3.5) 2試合めの先発だが落ち着いてボールさばいた。大器。
トレヴィザン(3.5) 対人強く今日はフィードも冴えていた。
バングーナガンデ(3) 惜しいシュートの他にも見せ場作った。
紺野(3.5) ボールを持てば時間を作りしかけも効いていた。
梶浦(3) 初ゴールは嬉しいが最後のアレは決めたかった。
東慶(3.5) 隙間を埋める働きで若手の活躍を後押し。
三田(4) ナイス・アシスト。最後まで走り続けた。
高萩(3) 前線で時間を作り舞台を整えた。存在感あった。
山下(4) あれはゴールでいいだろう。得点にも関与した。
===
渡邊(3) 彼を経由すればチャンスになる。
岡崎(3.5) 頭をけられたが大丈夫か。
鈴木(3) スペースがありやりやすかった。
安田(4) 気負いが先行したか、空回り感あった。
品田(-) 時間短し。悪くなかった。

山下は神戸戦では初ゴールと思われたシュートがハンドだったとVARで認められず、この試合ではオフサイドの判定でVARがないことに泣いた。まだ周囲が山下の使い方、活かし方をうまくつかめていない気がする。ひとつゴール出れば一気に来る。



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2022年04月22日 23:03      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第30節】グラードバッハ 1-3 ケルン

■2022年4月16日(土) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

実家に里帰りしていたのでなかなか見る機会がなく、録画を実際見たのは月曜日だったと思う(記憶もさだかでない)。なんとか勝ち点を37までもってきたので、早くあとひとつ勝って40にして今季を手じまいしたい。

テュラムがケガでベンチ外になり、代わってホフマンが先発。またベンゼバイニが先発に復帰した。スカリーがベンチ・スタートに。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイヤー
ライナー ノイハウス コネ ベンゼバイニ
ホフマン エンボロ プレア

試合開始早々の5分、右サイドからのクロスに中央で合わせられ失点、早くも0-1と先制を許す。戻りながらの守備だったが人数はそろっており、にもかかわらず簡単に決められたわけで、守備の約束ごとはどうなっているのか。かなり萎える。

基本的にはグラードバッハがボールを握り前に付けて行くスタイルだが、ケルンのプレスに遭い、裏を突かれると毎回後ろ向きに走って対応する消耗の大きな試合に。15分、プレアの落としを受けたエンボロがエリア手前からシュートを放つが敵GKがセーブ。

20分、左サイドで縦をエグられ、戻しのクロスに合わされて再び失点、0-2とリードを広げられる。もうこの辺で「今日はあかん日や」という強い予感がする。失点がいちいち安すぎて話にならない。

28分にはエンボロからのパスを受けて裏に抜けたホフマンがGKとの一対一からシュートを放つが転がったボールは惜しくもファーに外れる。

34分、左サイドに大きく展開されたボールを敵FWに収められシュートを決められる。0-3となり終了感が濃厚になる。失点前に中盤でギンターが敵と接触して倒れており、それがファウルではなかったかとVARが検証するが最終的にゴールは認められた。

ギンターはこのときの負傷で続行不可能となり、38分にスカリーと交代。ベンゼバイニが3バックの左に入り、バイヤーが右にまわった。

後半開始からノイハウスとライナーに代えてクラマーとネッツを投入。ネッツは左に入りスカリーが右にまわった。

引き続きボールを握っているのはグラードバッハの方だが攻撃は散発。何より既に0-3となっており気持ちは上がらない。60分、プレアからのパスを受けたホフマンが裏に抜けてシュートを放つが再びファーに外れてしまう。

71分、コネに代えてベネシュを投入するが、ベネシュはFKを1本けったところで足を傷め、75分にシュティンドルと交代。心配だ。

85分、ホフマンのスルー・パスを受けて裏に抜けたエンボロが敵DFに絡まれながらも正面から決めてようやく一矢報いる。1-3とするが反撃もここまでとなりそのまま試合は終了。ホームでケルンに完敗を喫した。

今季のダメなパターンが出て、素早く裏にボールを出してくる相手に対してしっかり対応できずに失点を重ねた。前半0-3だとふつうは帰りたくなる。今季はずっとこういう試合を見せられてきた。

前にボールをつけて押し上げるのはわかるが、そうやってリスクを負っている分、取られた時には取り返して打ち勝つかといえばそうでもなく、リスクだけ取ってリターンのない状態。今季は戦略、戦術の落としこみに失敗したというしかない。

まだシーズンが終わったわけではないし、降格はよもやないとは思うが、この試合もため息しか出ない内容だった。コネ、スカリー、ネッツらが元気なのがせめてもの救い。

これで30試合を終えて10勝13敗7分で勝ち点は37(1試合あたり1.23)で順位は11位のまま。残り4試合で降格圏の16位とは勝ち点差が9あるが、早くあと1つ勝って勝ち点を40に乗せたい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「我々にとって非常に苦々しい日になった。我々は今日はファンに対してパフォーマンスを謝罪しなければならない。我々は実際とはまったく違う形で試合に入り敵に圧をかけたかった。しかしそれは試合のどの局面でもうまく行かなかった。それに対する説明を見つけるのは難しい。0-1になってからは重要なものが失われてしまった。最近4試合で勝ち点10を得ていた。今日は再びアドバンテージを大きく伸ばせたはずだったが、このいい流れを保って行くことができなかった。我々は動きがあり、魅力的で、気持ちの入ったフットボールをやろうとしているが、今日はそれが見られなかった。この前の試合では非常にいい形でできていただけに、それを上手く説明することができない。こんなパフォーマンスを見せてしまったことに対してみんながとてつもなく腹を立てている」

まあ、4試合で勝ち点10のうち、6についてはヒュッターがCOVID-19で現場を離れていた間のできごとだが。



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2022年04月22日 00:09      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第2節】FC東京 0-0 名古屋

■2022年4月20日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

定時で会社を出ていったん家に帰り、装備を整えてからヴェスパでスタジアム入りしたかったが、会社を出るのがギリになってしまい結局会社から直行。SOCIOカードカバンに入れといてよかった。肌寒い夜の試合となった。

リーグ戦は2試合続けてスコアレス・ドロー。カップ戦も含めると3試合勝ちがなく(1敗2分)、ここでしっかり勝ち点を伸ばしていかないと失速してしまう。本来は3月にホーム開幕戦としてやる予定だった試合だが、COVID-19のため延期となってしまい振替試合となった。

土曜日の試合から中3日、週末にはルヴァンカップもひかえており選手起用も難しい。この試合ではアダイウトンが先発、渡邊はベンチ・スタートとなった。東がメンバー外に。

スウォビィク
長友 木本 森重 小川
安部 青木 松木
永井 オリヴェイラ アダイウトン

ボールを保持して押し上げようとする東京に対して前プレから奪ったボールを素早く前線に展開する名古屋という最近よく見る感じのする展開に。実際にはポゼッションにはそこまで差はなく、押したり引いたりで中盤でボールをやり取りしている印象が強い。

7分、オリヴェイラからのパスを左サイドで受けた永井が中央に持ちこんでシュート。巻いたシュートがファーに飛んだが敵GKがセーブ。枠に向かったいいシュートだったが決まらず。

名古屋はやや守備的に自陣でブロックを形成、東京がボールを持ってしかける流れだが中央が堅く打開が難しい。名古屋は引っかけたボールを前線に素早くつなぐが東京も最終ラインは安定しており簡単にはフィニッシュまで持ちこませない。固い試合になる。

31分、CKからの流れでオリヴェイラが落としたボールに安部がエリア外から強烈なシュートを放ったがこれも敵GKがセーブ。チャンスは作ったものの決めることはできず、スコアレスで前半を折り返す。

果敢に前に出て戦っているが思うようにはさせてもらえず。自陣からのビルドアップではサイドに付けたところでどん詰まることが多く、特に小川がなかなか前にボールをつなげていない。ロースコアの勝負になる予感があり、チャンスをしっかり決めたい。

後半立ち上がり49分、裏にボールを出され敵FWに抜け出される。スウォビィクが飛び出してこれをセーブ、難を逃れる。GKの方からリスクを取ってチャレンジに行ったシーンでシビれた。

53分、松木が前線に送ったパスを追って永井が持ち上がり、右サイドから切れこんでエリア手前からミドル・シュートを放ったが、敵GKがさわりボールはポストに嫌われる。さらにこのこぼれ球に左サイドのオリヴェイラが合わせ、無人のゴールに流しこむだけに見えたがボールが浮いてしまいバーをヒット。たて続けに枠に嫌われチャンスを逃した。この試合のハイライトとなるシーンだった。

58分、永井に代えて紺野を投入。右サイドを活性化するが一進一退の膠着状態は変わらず。名古屋の速いカウンターには注意が必要だが最終ラインが強くつぶせている。

70分、オリヴェイラに代えて渡邊を投入、アダイウトンが中央に回り渡邊は左サイドに入ったように見えた。

さらに77分にはアダイウトン、青木、小川に代えて山下、三田、中村を投入。山下を1トップに、三田をトップ下の位置に置いた4-4-2に見えた。長友が左SBに。終盤、森重が腰を押さえて動けなくなるが交代枠を使いきっており退場できず。

アディショナル・タイムにはゴール横至近から打たれたシュートをスウォビィクが例によってセーブするなどゴールは死守。森重が動けないため最後のひと押しもできず、結局3試合連続でのスコアレス・ドローとなった。

後半開始早々の得点機を逃したのは痛かったが、全体としてはしっかりした守りから攻撃を繰り出し、一歩も引かずに戦ったナイス・ゲームだったと思う。

攻撃は水物なのでいくら攻めてもゴールのないときはあって、そのときに失点なくもちこたえ最低限の勝ち点を得ることができるかがチームの底力。スコアレス・ドローが3試合続くのはもどかしいのも当然だが、ここできちんと勝ち点を少しずつ上積みできていることの方を前向きにとらえたい。

シュート数8-9、CK8-4、ポゼッション49-51とほぼ互角、名古屋が引き気味で、東京の方がややボールを持って敵陣で戦う時間が長かったような気がしたがそうでもなかったようだ。

足踏みが続いているが、こうした時期がいずれくることはわかっていたわけで、ここから何を得て一段階先へ進むことができるかが問われている。アルベル監督が求めることのなかでできていることもある一方、まだまだこれからのことも少なくないし、昨季までの遺産でやれている部分もある。ここまで悪くない結果は出ているが、このままシーズンが終わるまで行けるとはだれも思っていない。

この試合も森重、木本の読みのいい守備やプレスをはがす力が圧巻。スウォビィクはこの試合でもファイン・セーブを連発。勝ち点1はスウォビィクのおかげといっていい。森重が終了前に傷めた腰が心配だ。

東京はこれで3戦続けてスコアレス・ドロー。このまま失速するかここから盛り返すか、重要な局面にいると思う。守備はしっかりしてきたが、ここから攻撃力、得点力を実装しなければ勝ち残ることは難しい。

消化試合数はほぼそろい、東京は9試合を終えて4勝2敗3分、勝ち点15(1試合あたり1.67)で順位は6位のまま。週末にはルヴァンカップの磐田戦(A)、ゴールデンウィークの国立競技場でのG大阪戦と試合は続いて行く。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(2) ゴールなくても勝ち点取れるのはクバのおかげ。
長友(4) 落ち着いてボールをさばき敵の前進を止めた。
木本(3.5) もはや代えの効かない選手になりつつある。
森重(3.5) まさにチームの要。ケガが心配。
小川(4.5) 前に運べないシーンが多かった。
安部(3.5) 効果的な走り方ができていた。
青木(4) 面白い持ち上がりあった。
松木(3.5) 前に向かう意識高く推進力になった。
永井(3) いいシュートが複数あったがゴール遠かった。
オリヴェイラ(3.5) 今日はゴールひとつ取り逃がした。
アダイウトン(4) 守備にも意外に頑張ってくれた。
===
紺野(4) そろそろ存在が認知され対策されつつある。
渡邊(4) アルベル体制のキーマンになっている。
三田(-) 時間短し。
山下(-) 時間短し。
中村(-) 時間短し。

ベンチ入りは9人に増やしてほしい。週末はターン・オーバーか。あと、平日夜の試合はキックオフをあと30分遅らせてくれるだけで、職場からの駆けつけの容易さが全然違うんだが…。



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2022年04月19日 00:27      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第9節】札幌 0-0 FC東京

■2022年4月16日(土) 13:00キックオフ
■札幌ドーム

ちょうど関西に帰省する移動中でリアルタイムでは見られず、当日夜にDAZNで時差観戦した。ネットを見る機会自体が少なかったので情報遮断も問題なかった。

東京は前節浦和とスコアレスで今季初めての引き分け。週央にはルヴァンカップの湘南戦でメンバーを入れ替えたとはいえ1-2で負けており、公式戦2試合勝利がない。アウェイだがしっかり勝ち点を積み上げたいところ。

ルヴァンカップにも出場した小川が先発、また前節欠場の木本、負傷退場の渡邊ともに重傷ではなかったようで先発メンバーに入った。前線は永井と渡邊となった。

スウォビィク
長友 木本 森重 小川
安部 青木 松木
永井 オリヴェイラ 渡邊

ボールを支配して押し上げようとする東京に対し、前プレからの速い切り替えでゴールに迫ろうとする札幌という展開に。東京は札幌のプレスに手を焼き、ボールを落ち着かせることができない。序盤はいくつかチャンスを作ったものの、次第に札幌に主導権を握られる。

19分、木本からのロング・フィードを裏に抜け出した松木が受け、敵DFに絡まれながらも落とすとこれを拾った永井がシュートを放つがわずかに枠外。これが東京のファースト・シュートとなるが、攻撃は単発で、組織的に前にボールを運ぶことがなかなかできない。

中盤で激しい競り合いが多く、試合が止まるシーンも増える。互いに大きなチャンスを作ることができず、一進一退の攻防となる。特に東京はフィニッシュに持ちこむこともできずビルドアップに苦労する。結局スコアレスのまま前半を終えた。

余裕をもってボールを動かすことができず、森重、木本のロング・フィード頼み。一方で守備も森重、木本を中心に集中できており、拮抗した展開だがゲーム・プランに近い戦いができているのは札幌の方だろうと思う。

後半から渡邊と永井が左右を入れ替え、渡邊が右、永井が左のウィングに。東京がプレス位置を高め、前から積極的にボールを追うが、札幌の落ち着いたパス回しの後追いになり最後は自陣勝負になる。前プレにもやり方があるんだなと勉強になる。安部、松木が取りきる勢いでプレスをかけるが、かいくぐられて逆に数的に不利になってしまうケースも散見される。

58分、永井に代えてアダイウトンを投入、アダイウトンはそのまま左に入る。アダイウトンに預けて左からしかける選択肢は増えたが攻めきれない。チャンスの数は札幌の方が多い。

76分、渡邊に代えて紺野を投入、そのまま右のウィングに。両サイドからの切れこみを武器に攻撃の活性化を図る。78分、敵CKから正面至近でヘディング・シュートを放たれるがスウォビィクが右手一本でセーブ、さらにこれに詰めた敵のシュートをキャッチ。この日最大のピンチをスウォビィクひとりで防ぐ。

アディショナル・タイムにはアダイウトンが左サイドから深いところに入りこみゴール前に速いラスト・パスを流しこむ。ファーの松木がスライディングで飛びこむが合わせられず。思わず声の出るシーンだったが一歩足りなかった。

結局どちらも決めきれず、東京としては2試合続けてのスコアレス・ドローとなった。

シュート数5-12、CK3-2、ポゼッション64-36と、ボールは握ったものの試合の主導権そのものは掌握できず、守備的に試合を進めざるを得なかった展開が窺われる。ハイ・プレスを敢行し、攻撃のスタイルが共有されている相手には苦戦することが浮き彫りになった。

この試合ではとにかく森重と木本の守備力と展開力が圧巻。数少ないチャンスも森重か木本のフィードが起点になっていたし、敵のプレスをかわしながら時間を作って配球するスキルはズバ抜けている。逆にいえば全員これくらいのことができなければポジショナル・プレーはまだまだ先だということかもしれない。

右サイドの長友もバランスを取りながらボールを落ち着かせ、キャリアに見合う働きをしてくれた。中央を押さえられた時の出口や避難所としてしっかりボールを受けた。昨季の復帰以来最もよかった。

そしてスウォビィクは知ってはいたが人間離れしたセービングを見せた。特に最初にセーブした後のこぼれ球への対応、そのための体勢の立て直しが速い。足元がちょっと怪しいのとかもうどうでもいいくらい圧倒的。今日の勝ち点1はスウォビィクが勝ち取ったものと言っていい。

一方で攻撃は中央を制圧できず組織的な組み立てができなかった。それでも何度かはチャンスを作ったが、シュート5本では勝つことはやはり難しい。プレスをどうはがし、敵を後ろに置き去りにしながらボールを運んで前で数的優位を作るか、アルベル監督の最も本質的な部分はまだまだ形になっていないと感じる。

必ずしもゲーム・プラン通りに運ばなかった試合で最低限の勝ち点を確保できたことは前向きに考えたいが、課題は多いと思わせる試合だった。

東京はこれで8試合を終えて4勝2敗2分で勝ち点14(1試合あたり1.75)となり、順位はひとつ下がって6位に。これで公式戦3試合勝ちなし(1敗2分)となり、やや失速の兆しが見える。水曜日にはCOVID-19の影響で延期になった名古屋戦がホームであり、ここでしっかり勝ち点3を積み上げて順位を上げておきたい。

名古屋戦が終われば試合数が他のクラブと並び、次の週末の磐田戦が終わればACL出場で先に試合を消化していたクラブとも同じになる。この時点でどこに位置しているかは重要であり、日程的には厳しいもののメンバーをやり繰りして勝ち点を稼ぎたい。

2連戦で勝ち点4取れれば横浜と並び、6なら川崎に並ぶことになる。目線を高く持ち、チャレンジしながら結果も出していいサイクルを回したい。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(1.5) 勝ち点1を守るスーパーセーブ。
長友(3) バランスを取ってボールをしっかり受けた。
木本(2.5) 替えの効かない選手に。いい補強だった。
森重(2) 今季いちばんの出来。淡々とすごいことをやり続けた。
小川(3.5) 軽い守備でヤバいヤツあった。
安部(3.5) 取りきったあとの展開頑張りたい。
青木(3) 彼も替えが効かない選手のひとり。
松木(3) いい飛び出しあった。すっかり主力に。
永井(3.5) 守備も含め貢献は大きい。ゴール欲しい。
オリヴェイラ(3.5) なかなかいい形でボールを受けられず。
渡邊(3.5) 技術は高いがチャンスに絡めなかった。
===
アダイウトン(3.5) いいクロスあった。敵は嫌がっている。
紺野(-) 時間短し。彼も終盤出てくるとイヤな選手。

サードユニが発表されたけど、着用1試合だけみたいだし、今季はファーストもセカンドも買ったのでもう買わない。昨季着る機会のなかったサードを着て行く予定。



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2022年04月14日 23:04      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第4節】湘南 2-1 FC東京

■2022年4月13日(水) 19:00キックオフ
■レモンガススタジアム平塚

仕事をムリやり切り上げて電車に飛び乗りなんとかキックオフ前にスタジアムに。平塚は遠い。僕の指定席にはおっさんが座っていたが隣が空いていたのでそこに座った。

ルヴァンカップはここまで1勝1敗1分。グループステージ勝ち抜けのためには勝ち点の上積みが必須だ。

週央のカップ戦とあってリーグ戦からは完全なターン・オーバーを実施。ベテランと若手の混成チームとなった。2種登録の東廉がCBで先発、同じく2種登録の熊田、昨季のケガで出遅れていた蓮川、バングーナガンデらがベンチ入りした。

波多野
鈴木 岡崎 東廉 小川
品田 三田 東慶
紺野 山下 眷

テンポよくボールを動かしてくる湘南に対し、東京はプレスで後手を踏み受けに回る立ち上がりに。ボールを奪えばそれなりにつなげるもののフィニッシュまでは持ちこめず、糸がすれ違ってちぐはぐさが目立つ。

14分、左サイドでボールを受けた眷襪落としたボールを小川がシュートするが枠に収まらず。23分、眷襪離僖垢忙害爾頭で合わせるがこれも枠外に。攻撃の精度を欠き大きなチャンスにはならない。

37分、エリア手前中央から豪快なミドルを決められ失点。0-1と湘南に先制を許す。シュートがよかったのは間違いないが、バイタルで寄せが甘く足を振りぬかせてしまった。波多野の手も届かなかった。

前半はそのまま0-1で終了。個々の選手は戦っているがどうやってゴールに結びつけるかという点でそれぞれの見ている絵が一致しない感じがある。個の力でプレスをはがせず、ボールを大事にしようと下げることが多く推進力がない。

後半に入ると東京がやや前に出る。50分、右CKの流れから、三田が裏にスルー・パスを通す。これを追った鈴木が、ゴールライン際の深いところから戻しの折り返しをゴール前に入れると、ここにいた小川が思いきってシュート。これが決まって1-1と同点に追いつく。

55分、小川と紺野に代えて中村と梶浦を投入。中村はそのまま左SBに、梶浦はインサイド・ハーフに入り東が右ウィングにスライドした。しばらく一進一退の攻防が続くがチャンスは多くない。

66分、眷襪紡紊┐栃神遒鯏蠧。この時点で東と梶浦のダブル・ボランチ、右SHに三田、左SHに品田、平川がトップ下に入る4-4-1-1になったように見えた。

72分、エリア内での敵のシュートが東慶の手に当たったとの判定でPKとなる。73分、PKを決められ1-2と再びリードを許す。

78分、品田と山下に代えてバングーナガンデ、熊田を投入。反撃を試みたが連係不足はいかんともしがたく、チャンスは作れない。湘南にボールをコントロールされ、守備に追われる時間が続く。

結局見せ場を作ることができないまま1-2で試合は終了。グループ・ステージ勝ち抜けには痛い敗戦となった。

若手の成長を期待してできる限り多くの選手に出場機会を与える試合だったと思うが、それを下支えするべきベテランのプレイが精度を欠き、また若手も勝利を意識したプレイができず大事にやりすぎた感があって糸口がつかめないまま時間を使ってしまった。

CKからの流れとはいえ中堅といえる両SBの力でゴールを決めたのはよかったが、チームとしての共通理解が不十分なまま湘南の攻め上がりに対して守備に追われる時間が長かった。個々に見れば収穫はあったものの、チーム全体としては課題の残った試合だった。

シュート数6-20とフィニッシュまで持ちこめていないことが窺われ、苦戦したという印象は間違っていなかった。全体が連動せずプレスがかからずズルズルラインが下がり、奪っても起点が低く展開もできない悪循環で守備に問題が多かった。

カップ戦は若手の成長の機会と割りきっているのだと思うが、最低でも勝ち点1を持ち帰るべき試合で結果を出せなかったことは肝心の成長の観点からも残念だった。貴重な出場機会を成功体験に結びつけてほしかった。

これで4試合を終えて1勝2敗1分、勝ち点4でグループ3位に。残り2試合勝ってどうなるか見てみるしかない。結果にもこだわりたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4) セービングはしっかりしていた。失点は残念。
鈴木(4.5) アシストはあり前への意識は見えたがミス多かった。
岡崎(5) 特徴を出せず、CBとしては物足りない出来だった。
東廉(4) 初先発だったが落ち着いてプレイできた。
小川(4) このゴールは嬉しい。リーグ戦復帰を待ちたい。
品田(5) 攻守とも中途半端で印象に残らなかった。
三田(4.5) ボールにはよく触ったがアンカーは適職ではない。
東慶(4.5) 居場所は正しかったが若手を後押しする動き足りず。
紺野(4.5) ボールを持てば可能性は感じさせたが…。
山下(4.5) 勝負できるようなボールが出てこなかった。
高萩(4) 気は利いていたがパスに丁寧さが足りなかった。
===
中村(4.5) 判断のスピードが足りず出しどころを失う。
梶浦(4.5) 献身的な動きは見せた。リーグ戦でも見てみたい。
平川(5) 特徴出せず、決定的な働きはできなかった。
バングーナガンデ(-) 時間短し。ほぼボール触れず。
熊田(-) 時間短し。

終了間際に敵のバックパスがGKと合わず、そのままゴールに向かいそうになったヤツが惜しかった。あれが入ってればな〜。



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2022年04月11日 23:42      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第29節】フュルト 0-2 グラードバッハ

■2022年4月9日(土) 15:30キックオフ
■Sportpark Ronhof I Thomas Sommer (Furth)

ドイツではサマータイムが始まっており日本との時差は7時間。現地15:30キックオフの試合は日本時間で当日の22:30となる。いい季節だ。

ここ3試合で勝ち点7を稼いでなんとか降格圏から抜け出しつつあるが、最終的には勝ち点を40台に乗せたい。あと2勝。アウェイだがしっかり勝ち点を稼ぎたい試合だ。

グラードバッハはシュティンドルがベンチ・スタート。またベンゼバイニが負傷のためメンバー外となりスカリーが左サイドで先発した。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイヤー
ライナー コネ ノイハウス スカリー
プレア エンボロ テュラム

グラードバッハは序盤からボールを支配し積極的に前に出る。2分にはノイハウスがシュートを放つが敵GKがセーブ。6分にはテュラムがチャンスを迎えるが決めきれず。グラードバッハが試合をコントロールしフュルトにチャンスを与えない。

18分、プレアのスルー・パスを受けて裏に抜けたテュラムがGKをかわして流しこみゴール。グラードバッハが1-0と先制する。ほぼ一方的にグラードバッハが攻めており、ゴールは時間の問題だったが、こういう流れできちんと決めることは重要。

さらに20分、ドリブルでエリアに侵入したライナーが敵DFにトリップされて倒される。プレイはそのまま流されたがVARが介入、OFRの結果敵DFの足がライナーの足にかかっていたことが確認されPKに。24分、これをプレアが右隅に決め2-0とリードを広げた。

28分にはコネのミドルがわずかに枠を外れるなどチャンスもあったが追加点は挙げられず、2-0で前半を終了した。危なげなくリードしている。

後半に入るとフュルトがやや前がかりに攻めてくるがグラードバッハの守備も落ち着いており大きなチャンスは作らせず。グラードバッハが引き続き試合をコントロールし時計を進める。

73分、裏に抜けたノイハウスがGKを抜いてゴールに流しこみ3-0かと思われたが、ノイハウスを追って戻ろうとする敵DFをテュラムが引っ張り倒しておりファウルを取られてゴールは認められず。必要のないファウルだった。

75分、ノイハウスとプレアに代えてクラマーとシュティンドルを投入。さらに82分にはテュラムに代えてホフマンを投入して試合をクローズしに行く。その後も危なげなく時間を使い、88分にはライナー、コネに代えてヘアマン、ベネシュを投入。余裕があると選手交代も積極的になる。

結局試合はそのまま2-0で終了。最下位のフュルトに快勝し残留はほぼ確実になった。

全体に地力の差が出た試合。こうした試合でお粗末なミスやカウンターからあっさり失点し必要以上に難しくしてしまうことも少なくないが、この試合では守備も安定しており早い時間帯に先制できたことで余裕を持って試合を運ぶことができた。

シュート数17-10、CK5-3、ポゼッション50-50とグラードバッハが押していたことは数字でもわかるが、ポゼッションが五分だというのはちょっと意外。特に後半少し持たれた時間帯はあっただろうか。

このところプレアが調子を上げており、この試合でも1ゴール1アシストの活躍。PKは方向を読まれたが、ギリギリのコースに決めて敵GKに触らせなかった。

グラードバッハはここ4試合で3勝1分、勝ち点10を積み上げた格好になり、勝ち点40まであと1勝、降格圏の16位ビーレフェルドとの勝ち点差は11となり残留はほぼ確実になったといっていいだろう。残り5試合でなんとか順位表の上半分を目指したい。

ここまで29試合を終了して10勝12敗7分で勝ち点37(1試合あたり1.28)、順位はひとつ上げて11位になった。勝敗をブレイク・イーブンにするためには少なくともあと2勝か。残留もヨーロッパも関係ないのでモラルを維持するのが難しいが、できるだけのことをして来季につなげたい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「90分を通してみれば我々にとっては妥当な勝利だ。我々はまた2つの異なったハーフを見た。前半は我々は試合を支配し、ボールを持っているときも持っていないときもよく働き、少ししか自由にさせなかった。グロイター・フュルトは後半、彼らにも質が備わっていることを示した。ここで我々が1点返されていれば試合はまた面白くなっていただろう。我々はこの局面でカウンターをもう少しうまく最後までやりきらねばならなかったし、加えて簡単なボールロストが多すぎた。一部はグロイター・フュルトの力だが、我々のパスが確実性を欠いていたこともある。フュルトで戦うのは簡単なことではなく、それだけに勝ち点3を持ち帰れることには満足している」

この日は黒ユニ。フュルトのユニが可愛かった。



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2022年04月10日 21:32      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第8節】FC東京 0-0 浦和

■2022年4月10日(日) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

25度を超える陽気の日曜日。COVID-19対策の入場制限を撤廃、久しぶりに休日午後のスタジアムの雰囲気が返ってきた。バックスタンド側のバイク駐車場が開放され、花道を通ってスタジアムに乗りつける感じもよかった。

ACL出場クラブとの3連戦も最終戦。ここまで1勝1敗できており勝ち越したいが、敵は東京よりも先にチーム改革に乗り出した浦和。正面からぶつかるタフな試合になるだろう。粘り強く戦いたい。

小川がベンチに復帰する一方、前節途中交代となった木本が欠場。アダイウトンがベンチ・スタートとなり前線はオリヴェイラを真ん中に、右に永井、左に紺野を置く。また松木が出場停止明けで先発に復帰した。

スウォビィク
渡邊 森重 トレヴィザン 長友
安部 青木 松木
永井 オリヴェイラ 紺野

立ち上がりは拮抗した展開。東京は永井、紺野を使いサイドから攻めるシーンが多い。前線からプレスをかけて奪ったボールをショート・カウンターにつなぐ狙いが窺えるが決めきれず、最後のところが合わない感じ。

一方で浦和の出足も時間の経過とともによくなりガップリ四つに組んだ状態で油断できない。次第に浦和にボールを握られる時間が長くなり、プレスも後手を踏んで受けにまわる流れになってしまう。互いに強度の高い押し合いとなる。

18分、ラインを上げていた森重が中盤でボールを受けるとそのままエリア外からシュート。枠の左にそれたが可能性を感じさせる鋭いシュートだった。単発のミドルしかシュートが打てていないということでもある。

22分、左サイドから崩され深い位置の至近距離からシュートを打たれネット・インするがオフサイドがあったとの判定でノー・ゴールに。副審がフラグ・アップしたものの、その後しばらくVARとの交信があったのでドキドキした。

その後も一進一退の攻防が続くが東京はなかなかフィニッシュまで持ちこめない。40分、永井が右のタッチライン際をスピードに乗ったドリブルで縦に抜け、そのまま深いところから切れこんで最後はオリヴェイラにパス。オリヴェイラは直接合わせようとしたがボールに乗っかる形になってしまったか打ちきれず。絶好の得点機だったが…。

結局スコアレスのまま前半を終了。立ち上がりこそ主導権を握ったかに見えたが次第にプレスがかからなくなり劣勢に立たされた。得点機もあったが散発。気温が高く消耗が激しいはず。後半は交代がポイントになるのでは。

後半から紺野に代えてアダイウトンを投入、そのまま左のシャドウに入る。前半よりは落ち着いた展開になるが、それでも浦和がボールを持ち東京は守備からどうやって引っかけるかという勝負になる。

63分、松木に代えて中村を投入。中盤を安部と青木のダブル・ボランチにし、渡邊をトップ下に上げて、4-4-2または4-2-3-1のような布陣になったと思う。守備をにらみつつワンチャンを逃さないようにしたいとの意向か。しかし攻撃のギアはなかなか上がらない。

72分、渡邊が敵FWとの接触プレイでタッチライン際に倒れこむ。メディカルが入ったが復帰できず、そのまま担架で退場となった。東京は永井→三田という交代を用意していたが、渡邊の負傷を受けて急遽差し替え、74分、渡邊の代わりに三田を投入。三田はそのままトップ下に入ったように見えた。

引き続き敵の攻撃を受ける時間が続く。80分、永井に代えて山下を投入、三田を右SHにスライドしてオリヴェイラと山下の2トップになった感じ。

83分、左サイドでボールを受けたアダイウトンがエリア外から強引にシュートを放ち、枠に飛ぶが敵GKにセーブされる。その後も互いにチャンスを作ったが決めきれず、結局0-0で今季初めての引き分けとなった。

拮抗した内容で勝機もあったが、90分を通してみれば浦和の方が実力で上回っている感は否めず、どちらかといえば「負けなくてよかった」という引き分け。そこまで力の差があるわけではないが、だからこそ昨季から現代的なフットボールに取り組んでいる浦和の1年分のアドバンテージが出た試合だったということかもしれない。

紺野や永井、後半はアダイウトンらがしかけられればチャンスになっていたが、そこまでに至る組み立てがなかなかできず、攻撃は散発にとどまった。一方で守備は集中しており、スウォビィクの好セーブもあってなんとか無失点にしのいだことが最終的に最低限の勝ち点1を引き寄せた。

川崎戦、横浜戦と実力のある敵となんとか渡り合いながらも最後に勝ち点を得ることができなかったが、こうした試合で形はともかく引き分けにもちこめたことは今日の収穫であり成長。授業料となった勝ち点2はアウェイでしっかり元を取らなければならない。

負けた試合、引き分けた試合を見れば、今の時点でまだ足りていないことは自然と浮かび上がるはずで、それはたとえば最終ラインから敵を1枚ずつ丁寧にはがしながら前進するビルドアップであったり、中央のレーンを縦につかいながら敵を動かしギャップを作るボールの動かし方であったりするだろう。

昨季からのレガシーを生かし、結果を出すために現実的な選択をするシーンもありつつ、再現性のある攻め方、連動性をチームとして追求する余地はまだまだある、というかそれはこれからだ。

これで東京は7試合を終えて4勝2敗1分で勝ち点13(1試合あたり1.86)、順位は5位と変わらず。これまでに落とした勝ち点は8で鹿島(6)に次いで2番めに少ない。この先も試合日程が立てこんでおり、気温も上がってくる中で、どう戦いながらチームとして成長して行けるか、お試しフェーズは終わり真価が問われる時期がやってくる。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3.5) 好セーブで勝ち点を確保。キックは課題。
渡邊(4) 今季のカギになる選手のひとりに。ケガが心配だ。
森重(3.5) 最終ラインを統率して無失点に。シュートよかった。
トレヴィザン(4) 守備はレベル高いがビルドアップが…。
長友(4) バランスを取って攻撃参加は少なめだったか。
安部(4) 引っかけたボールの渡しどころが甘かった。
青木(4) 受け渡しでミスが出てピンチを招いた。
松木(4) 前に向かう意識はチームでいちばんはっきりしている。
永井(3.5) 縦にぶち抜いたドリブルには思わず声出た。
オリヴェイラ(4) その永井からのクロスは決めたかった…。
紺野(4) 特徴あるドリブル見せたが右ではシュート打てず。
===
アダイウトン(3.5) 意表突くミドルが決まってればなあ…。
中村(4.5) 出しどころ見つけられずドキドキした。
三田(4.5) 試合にプラスの要素を持ちこめなかった。
山下(-) 時間短し。動きは悪くない。

水曜日にはルヴァンカップ湘南戦があるがたぶん大きなターン・オーバーになるだろう。



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2022年04月07日 00:50      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第7節】FC東京 3-1 神戸

■2022年4月6日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

在宅勤務だったのに遅い時間にオンライン・ミーティングをブッ込まれてギリで味スタへヴェスパとばした。危なかった。

前節横浜にアウェイで負けた後の大事な一戦。ホームゲームであり連敗は許されない。神戸は開幕以来8試合勝利がないが、そういうクラブとの対戦ってイヤだよな。しっかり勝ち点を積み上げたい試合だ。

松木が前節退場となり出場停止。小川が引き続き欠場となりSBは左に長友、右に渡邊という布陣。また紺野がベンチ・スタートとなり永井が右ウィングで先発した。

スウォビィク
渡邊 木本 森重 長友
安部 青木 東
永井 オリヴェイラ アダイウトン

東京は前線からプレスを敢行しようとするが神戸が一手先にボールを動かしハマらない。8分、永井の折り返しにアダイウトンが合わせるがGKにセーブされる。10分、なんか試合が止まってんな〜と思ったら審判のインカムが不調だったのか交換したりしてわさわさしていた。

11分、右サイドからゴール前に入りこまれシュートを打たれる。これはスウォビィクがセーブ、さらに長友がこぼれ球をクリアしようとしたがこれが当たり損ねて短くなり、エリア内に落ちたところを押しこまれて失点、0-1と早い時間帯にビハインドを背負う。

その後は東京がボールを持って攻撃をしかけ、ゴールのチャンスも作るが決めきれない。一方神戸はサイドを使ってくるが、最後のところはしのぎ追加点は許さず。拮抗した展開となるが、互いに得点には至らない。

39分、渡邊の右サイドからのクロスに中央の永井がジャンピング・ボレーで合わせるがGKがセーブ。42分には永井のパスに東が合わせるが敵DFがブロック。得点機もあったがゴールが遠いまま0-1で前半を終えた。

神戸も決して本調子ではないが、それだけに失点がもったいない。チャンスはあったが決めきれなかったのが悔やまれる。後半も必ずチャンスは巡ってくるはずで丁寧に得点に結びつけたい。永井、東が前半よかった。

後半に入ると東京がボールを支配する流れに。50分、永井からのクロスに渡邊が合わせるが枠外に。54分、右サイドでボールを持った永井が縦にしかけ、ゴールラインいっぱいのところでファーにロビングのラスト・パス。ここに走りこんだアダイウトンが頭で押しこみゴール。1-1と同点に追いつく。

さらに57分、CKからの流れで左サイドに開いた渡邊が中央にボールを送ると、永井、アダイウトンがさわったあとオリヴェイラの落としに森重が右足を振りぬきゴール。前線に攻め残っていた森重のシュート力を示した。2-1と逆転。

66分、青木からのパスを長友がヒールでゴール前に流す。敵DFがこの処理にもたついたこぼれ球にオリヴェイラが詰め、ゴールに流しこんで3-1とリードを広げる。勝てていない神戸はこの辺で「今日もあかんのか」モードになり事実上試合は決まった。

67分、アダイウトン、渡邊に代えて紺野、中村を投入。紺野が右サイドに入り永井が左へ。その後は神戸の攻撃を受ける時間帯もあるものの神戸の攻撃は散発、スウォビィクの好守もあって守備はもちこたえる。

76分、東に代えて三田を投入、青木、安部のダブルボランチになり、三田はインサイド・ハーフよりはトップ下に近い高めの位置に入ったように見えた。その後は一進一退。神戸もリスクを取って攻撃の強度を上げてくるが最後のところでは落ち着いて止められている。

80分、永井と木本に代えて山下とトレヴィザンを投入。山下とオリヴェイラの2トップに近い形になり、三田は左SHに開いたように見えたがもう終盤ではっきりとはわからず。東京がマイボールをつなぎながら時間を使う終盤になる。

5分のアディショナル・タイムとなる。残り1分ほどのところで三田が左サイドから絶妙なクロスを最終ラインの裏に入れると、中央の山下がダイビング・ヘッドで押しこんでゴール、4-1とダメ押し。

ところがゴール・チェックで物言いがつき、シュートが山下の腕に当たっていたとしてハンドの反則となりゴールは認められず。試合は再開されたがすぐに終了となり、結局東京が3-1で逆転勝利を挙げた。

神戸が自信を失くしていることがよくわかる試合で、先制を許した時はヤバいと思ったが、追いつき、追い越したあとはこちらのペースで試合をコントロールすることができたと思う。先発した永井、東が骨惜しみせず走り試合を組み立てた。

森重、永井、東、オリヴェイラといった2019年を経験したメンバーの連係がコアとなり、そこにアダイウトン、安部、渡邊らが積極的にからんでチャンスを作った。いいコンビネーションでうまく戦えた。

数字を見ればシュート数13-8、CK5-7、ポゼッション52-48と東京が優位に試合を運んだことが窺われる。簡単な試合ではなかったが、我慢すべきは我慢して、試合の流れをこちら側に引きこんだしあいで、価値のある勝利となった。

東京はこれで6試合を終えて4勝2敗、勝ち点を12に伸ばし1試合あたりの勝ち点は2.00、順位も5位とひとつ上がった。消化試合数が違うので現在地の確認が難しいが、失った勝ち点の少なさランキングでは鹿島、柏に次いで3位をキープ。

この先数試合の成績次第では上位にしっかりした足がかりを築くこともできる。まずは悪くないスタート・ダッシュだと思う。試行錯誤しながら結果も得ているところが次につながっている。連敗しなかったのは大きかった。

日曜日には浦和戦がある。難しい敵だがホームでしっかり叩いておきたい。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3.5) 鋭い反射で失点を防いだ。失点はやむなし。
渡邊(3.5) 攻撃参加はよかったが守備はいささか心もとない。
木本(3) 安定したボールさばきでチームを落ち着けた。
森重(3) 円熟の境地か。ゴールはさすがのシュートのうまさ。
長友(3.5) クリアミスあったが勝ってよかった。価値高い。
安部(3) 序盤はプレスかからず苦労したがアジャストできた。
青木(3) 彼がボールを受けることでリズムが生まれる。
東(3) 運動量と攻撃センスは健在。貢献大きかった。
永井(2.5) 速いだけじゃなく上手くなってるのがすごい。
オリヴェイラ(2.5) 前線で身体を張ってくれた。ゴールは嬉しい。
アダイウトン(2.5) ゴールは見事。動き続けて報われた。
===
中村(4) 入りに危ないシーンあったが徐々になじんだ。
紺野(3.5) 今日も敵に「イヤやなあ」と思われてた。
三田(3.5) クロスの質が高かった。
トレヴィザン(4) 最後守備ラインを締めた。
山下(-) 時間短し。最後のはゴールにならず残念。

今日は暖かかった。

スタジアムはフル収容可となったが、自由席と指定席の仕切りがあいまいだったと思う。僕がバック上層指定席に行くと既に人が座っていたので、丁寧に説明して明けてもらった。トラブルになりかねないし、そうやって追い出された人も気の毒である。自由席を設けるのならエリア管理、チケットチェックなどを以前のようにしっかりやってもらわないと困る。

あと、アディショナル・タイムの山下のハンドだが、残り1分の時間帯で、3-1か4-1かという試合の大勢に影響のないゴールのチェックをそこまで厳密にやらなければならなかったのか疑問に思う。

確かにすべてのゴールはチェック対象であり、疑義のあるシーンを見つけてしまったのならルール上はやるべきなのだろうが、夜9時近く、観客を足止めしてまで(たぶん帰りの電車1本乗り遅れた)細かく検証する必要があったのか。

明らかにミスジャッジとまではいえないシーンについてOFRまでしなければならなかったのだろうか。過度に厳密にルールを適用したために、結果として試合のダイナミズム、流れを殺してしまったというべきだと思う。



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2022年04月04日 16:32      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第28節】グラードバッハ 1-1 マインツ

■2022年4月3日(日) 17:30キックオフ
■Borussia-Park

前日早めに寝て月曜日に早起き、仕事前にスカパーの録画を見た。先週末はインターナショナルでリーグ戦が休みだったため2週間ぶりの試合となる。

前節は後半途中で観客の投げ込んだビールのカップが副審に当たり試合が中断されるという異例の事態となったが、結果として中断時点の2-0でグラードバッハの勝利が認められた。このところ2連勝で降格の危機からは逃れつつあり、ホームで勝ち点を積み上げてこの流れを確かなものにしたい。

今節はネッツとテュラムに代えてエルヴェディとシュティンドルが先発。またCOVID-19で現場を離れていたヒュッター監督がベンチに復帰した。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイヤー
ライナー コネ ノイハウス ベンゼバイニ
シュティンドル エンボロ プレア

グラードバッハは立ち上がりからボールを動かし敵ゴールに向かういつもの感じ。何度かチャンスを作るが決めきれず、ボールを支配しながらもチャレンジする時間が続く。この時間帯に守備がしっかりできて安い失点がなかったのはよかった。

33分、エンボロがノイハウスとのワンツーで中央を突破、シュートを決めて1-0と先制する。この場面では少ないタッチでパスをつなぎ、最後に敵の守備をかわして流しこむ狙い通りの形でのゴールとなった。その後もグラードバッハが優位に試合を進めたが追加点を奪うには至らず、1-0で前半を終了。

後半に入ると一転してマインツが選手交代を生かしてボールを握る展開に。グラードバッハは自陣で守備に追われる時間が長くなる。奪ったボールもなかなか前線につなげず、セカンド・ボールも回収できなくなり我慢を強いられる。

63分、ケガ明けのシュティンドルに代えてノスを投入。そのまま前線へ。来季をにらんでか若手を積極的に起用してくるのは悪くない。しかし73分、敵FWに最終ラインでパスを受けられ、そのままシュートを許し失点、1-1と同点に追いつかれてしまう。

80分、ノイハウスに代えてクラマーを投入、中盤を落ち着かせようとするがマインツの勢いは止まらず、たて続けにチャンスを作られる。例によってゾマーが再三のナイス・セーブで窮地を救うが厳しい展開。

87分、コネとライナーに代えてベネシュとスカリーを投入、クリティカルなシーンもなんとかしのぎ、追いつかれはしたものの最低限の勝ち点1は守りきった。

後半はホームゲームとは思えない押しこまれようでバタついたが、ゾマーのおかげで逆転は許さず。終わってみればシュート数16-21、CK2-7、ポゼッション52-48と後半の苦しさが数字にも表れている。前後半でガラッと様相の変わった試合だった。

受けに回ると急に不安定になるところはチームとして自信が持ててないことの表れか。今季ももう残り6試合だが結局波に乗れないままシーズンが終わろうとしている。やろうとしていること自体は間違っていないが、それを実践に落としこむ順番や段取りがうまく機能していないことはこの試合からもその一端が窺えた。

とはいえこれで3試合負けなしで勝ち点7を稼いだことになる。9勝12敗7分で勝ち点は34(1試合あたり1.21)、順位は12位とひとつ下がったが16位のビーレフェルドとの勝ち点差は8あり、取り敢えずひと息はつけている状態。あと6試合で最低でも勝ち点6を積み40に到達すれば降格はないだろう。

来季に向けチームを離れる選手の名前が取りざたされる時期になっており、コネやバイヤーを主力で起用し続けていることや、この試合でもノスやベネシュ、スカリーを交替起用したことなど、来季を見据えての動きになりつつあるのか。エバールが辞任しクラブとしても態勢を見直すオフになるのだろうが、まずは今季をせめて順位表の上半分で終えたい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「前半と後半でまったく異なる試合だった。マインツには明白なゴールのチャンスがあったが、ヤン・ゾマーが普通ではあり得ないセービングで最後には我々に勝ち点をもたらしてくれた。前半はいいポジションを取ることができたので信じられないほどうまく戦えた。相手を支配できていたと思う。残念だったのは2-0にできずにハーフタイムを迎えてしまったことだ。マインツはいい交代で我々に問題を突きつけた。後半はマインツが一方のサイドでの手数を増やしてきた。我々はミスが多すぎ、ポジショニングもうまく行かなくなった。前線で時間を作ることができなくなった。最終的に引き分けは妥当だと思う」

ヒュッター監督は悪くないと思うが、エバールが去り、ツァカリアも去り、ギンター、ノイハウスらもおそらくオフにいなくなるのだろうしベンゼバイニも移籍の噂があるようだ。ここからどんなチームが作れるのか、ひとつの時代が終わりつつあるのは感じるが、今季残りをしっかり戦い来季に期待したい。



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2022年04月03日 17:59      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第6節】横浜FM 2-1 FC東京

■2022年4月2日(土) 19:00キックオフ
■日産スタジアム

もう4月だが気温の上がらない寒い日。キックオフが19時ということでダウンジャケットを着て出かけた。横浜の相鉄ジョイナスにある勝烈庵で勝烈定食を食べ景気をつけてから地下鉄で新横浜を目指した。

リーグ戦はこのところ3連勝と苦労しながらも結果が出ている状態だが、相手は昨季0-8と惨敗を喫した横浜。今季のスタイルがどこまで通用するか、開幕戦に続き我々の現在地を知るうえでは重要な試合になる。勝ち点を持ち帰りたい。

長友、松木が代表から復帰、一方で小川が欠場となったためトレヴィザンが左SBでの先発となった。選手からCOVID-19の陽性者が出た旨のリリースが3月28日に出されており、小川がそれであった可能性がある。

スウォビィク
長友 木本 森重 トレヴィザン
安部 青木 松木
紺野 オリヴェイラ アダイウトン

立ち上がり、ドリブルでボールを持ち上がろうとする敵FWを松木がマーク、競り合って敵FWが倒れたところで早くも警告を受ける(1分)。厳しい判定のようにも思えたが、リプレイで見ればがっつりユニを引っ張りながら最終的に引きずり倒した格好となっており、基準を示す意味でも警告せざるを得ないとの主審の判断は支持できると思った。

8分、右サイドからクロスを許し、ファーから入ってきた敵FWに頭で合わされ失点。マークしていたトレヴィザンの対応が中途半端でヘディングを止められなかったのが残念。0-1と厳しい相手に大きな先制点を与えてしまう。

しかし4分後の12分、中央でオリヴェイラが敵MFから強引にボールを奪うと素早く前線に展開。安部がこれを受けて一気に裏に抜け出し、敵GKとの一対一から冷静に決めてゴール。1-1の同点になる。

ゴール・チェックに結構長くかかりドキドキしたが、おそらくオリヴェイラが敵からボールを奪ったシーンがファウルではないのかが争点になっていたのだと思う。帰ってからリプレイを見たが、ファウルと言われてもおかしくなかったと思うがゴールは認められた。

18分、木本がドリブルで持ち上がり右サイドにスルー・パスを通すと、これを受けた長友が裏抜け、中に切れこんで右足アウトで自ら狙ったがサイド・ネットに。

さらに21分、紺野が敵MFからボールを奪って一気に裏にしかける。切れこんで放ったシュートは敵GKがセーブ、こぼれに詰めたオリヴェイラのシュートも敵DFにブロックされ、さらにアダイウトンがこぼれを拾ってシュートしたが敵DFに防がれる。大きな得点機だったが…。

その後は互いにチャンスを窺う一進一退の攻防となる。横浜が優勢にボールを持つが、東京は前プレと自陣でのブロック守備を併用、決定機を作らせない。一方で東京もチャンスは前プレから引っかけられたときに限定されており散発に終わっている。

結局1-1の同点で前半を終えた。逆転機はあったが決めきれず後半勝負となる。戦えてはおり勝機はあると思うが、全体としては横浜の方にこのスタイルの先行者として一日の長があるように感じられる。オープンにせず後半は現実的な選択肢も視野に入れるべきか。勝機はあるし戦えている。

後半からアダイウトンに代えて永井を投入。アダイウトンの守備が曖昧なうえ、後ろは不慣れなSB起用のトレヴィザンとあって、守備の意識も高い永井を起用したものと思われる。

しかし47分、左サイドの深いところからクロスを入れられ、中央で合わされて失点。ゴール前で敵FWと木本が交錯する形で飛びこんでおり、これに当たって軌道の変わったボールがファー・ポストにインしたもの。スウォビィクも必死に手を伸ばしたが届かず。1-2と再びリードを許した。

その後は再び拮抗した押し合いになるが、互いに大きな決定機はなく、ただボールが行ったり来たりする試合になる。67分、青木と紺野に代えて渡邊と三田を投入。安部と松木がダブル・ボランチになり、三田が右SH、長いが左SH、渡邊をトップ下に入れた。オリヴェイラが1トップの4-4-1的な感じに。

73分、裏に出されたボールを追った永井が裏に抜け出し、そのままエリア内に切れこんだところを倒される。主審は一度はPKの判定をしたが、その後永井の飛び出しがオフサイドであると確認されたためノー・カウントに。

75分、右寄りでドリブルで持ち上がろうとした敵FWを松木がタックルで倒してしまう。松木はこの日2度目の警告を受けそのまま退場。三田をボランチにスライド、渡邊が右SHに落ちたと思う。

86分、安部に代えて山下を投入。おそらく渡邊がボランチに落ち、4-2-3的な布陣に移行したように見えた。その後も懸命に同点を狙いに行ったが、一人少ない状態で劣勢は覆い難く、フィニッシュまで持ちこめない。結局アディショナル・タイムも敵を崩しきれず、1-2でリーグ戦では開幕戦以来の黒星となった。

局面では機能している部分もあり、特に高い位置でボールを奪えたときは確率の高い得点機になって敵をあわてさせることができたし、実際ゴールもそのパターンだった。こうしたチャンスをうまく生かし、耐える部分をしっかり我慢できれば勝機もあったはずで、それを生かしきれず、結果として勝ち点1も手にすることができなかったのは残念だし悔しい。

しかし試合全体を見ればシュート数8-14、CK3-7、ポゼッション44-56とスタイルの近い横浜にしっかり上回られており、全体を見れば力負けだったことははっきりしている。特に後半、退場者を出してからは、東京も果敢に前に出たものの、試合の流れを持って行かれ劣勢を強いられたし技術においても戦術の徹底、共有という意味でも練度の差はかなり明らかだったと思う。

ビルド・アップが森重や木本からの長いフィード中心なのもまだまだだし、トレヴィザンもスウォビィクも本来の特長とは違うものを求められている感が強く危なっかしい。前プレが機能していた分、プレスのダイナモとなるインサイド・ハーフの二人に負荷がかかり前半に一度ずつ警告を受けたのもリスク・マネジメントとして苦しかったし、実際その結果後半の重要なところで松木を欠くことになってしまった。

そこそこ面白い試合はできるが、川崎や横浜といった実力のあるクラブにはまだ勝てないというのが我々の現在地であり、それをあらためて突きつけられた試合だったというべきだろう。ここを起点にさらに先を目指すしかないが、幸い目指すべき方向ははっきりしているし、ここまでの歩みそのものは悪くないと思う。次節以降に期待したい。

松木の二度の警告、退場についてはアルベル監督が「若い選手のチャレンジに厳しい判定をするのは間違っている」趣旨の発言をしており、現場の長のポジション・トークとしては理解はするが、どちらも普通に警告に値するプレーであり、判定そのものがおかしいわけではない。

若い選手だからこそ許されるラインをはっきり示す必要があったとも言えるわけで、この点に過剰にこだわる必要はない。この判定のせいで負けたわけでもなく、松木は非凡な選手だけにこうした経験もしっかり消化できるだろう。インサイド・ハーフ2枚が警告を受けながらも構わずチャレンジさせ続けたところにアルベル監督のフットボール観が窺えたような気がして興味深かった。

これで東京は5試合を終えて3勝2敗。勝ち点は9で変わらず、1試合あたりでは1.80に低下し順位も6位とひとつ下げた。しかし開幕から落とした勝ち点は6にとどまっており立ち位置は悪くなく、鹿島(3)、柏(5)に次いで3位。ここから続く神戸、浦和、名古屋などとの対戦でどれだけ勝ち点を落とさず戦えるかが今季の行方を見通すうえで重要になる。

通用したもの、まだまだ発展途上なもの、さっぱりできていないものなどをしっかり整理して先へ進むしかない。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(4) スーパーセーブもあったが失点は防げず。
長友(4) 惜しいシュートもあった。愚直に働き続けた。
木本(3.5) この人の価値が少しずつ分かってきた気がする。
森重(3.5) プレーでチームを引っ張るキャプテン。
トレヴィザン(4) 1失点目の対応甘かった。慣れないSBで気の毒。
安部(3) 2試合連続ゴール。プレスが効いていた。
青木(3.5) この人が中盤の底にいることで攻守が安定する。
松木(4) チャレンジは素晴らしかったがちょっと裏目に出た。
紺野(4) アレは決めたかったなあ。やり続けよう。
オリヴェイラ(4) 最後まで果敢にチャレンジし続けた。尊い」
アダイウトン(4.5) そろそろゴールもほしい。
===
永井(3.5) 意外にポジショナル・プレーに向いているかも。
三田(4) 最終的にはボランチに。悪くはなかった。
渡邊(4) 退場者が出てプランが狂った。
山下(-) 時間短し。

夜の日産スタはふつうに寒かった。せっかく日中は陽ざしもあったんだから14時とか15時のキックオフにしてほしかった。去年はヴェスパで出かけたが、今年はキックオフが遅いうえに寒いので電車にした。

あと、試合前のセレモニーは照明がついたり消えたりしていたがあれでよかったのか。



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2022年03月26日 22:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第3節】FC東京 2-1 湘南

■2022年3月26日(土) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

いつ降りだしてもおかしくない雲行きだったが結局降らなかった。気温は高かったが風が強く、スタンドで見ていると思ってたより寒く感じられた。ルヴァンカップは1敗1分と出遅れている。グループステージ突破を目指すためには今日のホームゲームは何としても勝ち点3が必要になる。

長友、松木が代表招集で不在。若手やリーグ戦でサブとなっているメンバーにもチャンスを与えるべく一部ターン・オーバーを実施し、平川がアンカーが先発した他、波多野、鈴木、東、三田、山下らが出場機会を得た。

波多野
鈴木 木本 森重 渡邊
安部 平川 東
三田 山下 永井

ボールを保持し主導権を握りつつ攻撃をしかけたい東京に対して、前プレからのショート・カウンターを狙う湘南という流れに。ある程度予想された形ではあるが、東京は後ろからのビルド・アップがままならず、最後は裏にけってボールを失うシーンが散見される。

アンカー横のスペースを使われてピンチに陥ることもあり、いつものようにこの時間帯のゲーム・コントロールには苦労している。ボールを持っても中央を固められ、ブロックの外でボールを回すことはできるもののなかなか縦にボールが入らない。

7分には東が左寄りにこぼれたボールにダイレクトでシュートを放つが枠外に。9分には永井がドリブルで裏にしかけ左サイドからシュートを放つがファーに外れる。29分、左サイド深いところで獲得したFKを三田がけると東が頭で合わせるがクロス・バーに嫌われる。チャンスは作れている。

39分、森重からのロング・フィードを敵DFが後ろにこぼし、安部がこれを拾って一気にGKと一対一になる。安部がGKをよく見て流しこみゴール、東京が1-0と先制する。いただきものではあるが森重のフィードもよく、また安部もGKに当てがちなヤツを落ち着いてよく決めた。

前半はそのまま1-0で終了。決してやりたいことがすべてきれいにできているわけではなく、ビルド・アップには引き続き苦労しているが、個の技量と昨季までのレガシーでそれを補い前向きなチャレンジはできている。リードを得て後半もやり続けたい。

後半に入っても流れは大きく変わらないが、東京がボールを持つ時間が少しずつ増えてくる。48分には山下がこぼれ球を拾ってシュートを放つがイージー・ボールになりGKにキャッチされてしまう。

60分、三田が右サイドでボールを受けるとドリブルで持ち上がりエリア手前からシュート。これが敵DFに当たってボールの軌道が変わり、GKの逆を突くかたちとなってゴールに。東京が2-0とリードを広げる。ラッキーもあったが三田が意地で押しこんだゴールとなった。これもしかけてシュートを打ったからこそ。積極性が光った。

63分、永井、山下、平川に代えてアダイウトン、オリヴェイラ、青木を投入、それぞれそのままのポジションに入った。さらに70分、三田と鈴木に代えて眷襪斑翅爾鯏蠧。これもそのままのポジションに。

その後はオリヴェイラが前線でボールを受けて時間を作り、敵陣で試合を進める流れとなるが、77分、左サイドの深いところから折り返されたボールに正面で合わされ失点、2-1と1点差に詰め寄られる。

その後も80分、81分とたて続けにアダイウトンがシュートを放つなどチャンスも作ったものの追加点は奪えず。敵に押しこまれる時間帯もあったが大きな破綻なくしのぎきり、結局2-1でルヴァンカップ初勝利を挙げた。

攻撃の組み立てを試行錯誤しながらもいい時間帯に先制、加点でき、試合としてはきちんと勝ちきった。起用された選手がそれぞれアピールし、いい競争ができていることが窺えた。

特に東、三田がしっかり動けていたのが印象的。一方でトップの山下はFWだけに結果が欲しかった。合っていないわけではないが、まだ周囲が山下の生かし方をわかっていない感じではないかと思う。

平川はアンカーとして必要な仕事はできていたと思うが、敵の前プレもあり余裕をもってボールをさばくシーンが多くなかったのは残念。ただ、以前のような線の細さは消えたくましさを感じた。レンタルでの武者修行はムダではなかったと思う。

まだまだボールを前に運ぶ方法がサイドからの遅攻か裏への一発フィードくらいしかなく、丁寧にプレスをはがしながら徐々に数的優位を獲得して前進するシーンや中央のレーンで縦に通すシーンがなかなか見られないのは課題。前プレにあわあわしないはがしの技術、奪ったボールを確実につないで危険地帯から逃がす技術を磨きたい。

これでルヴァンカップは3試合を終えて1勝1敗1分で勝ち点4となりグループ2位に。ターン・オーバーしながらだがまずはグループステージ突破は目指さなければならない。結果を出しながら課題に取り組みたいし、この流れはリーグ戦にも生かしたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) 失点はノー・チャンス。成長しているように見える。
鈴木(4) 斜めにトップに当てたパスなどでセンスを感じさせた。
木本(3) 落ち着いてボールを扱い、縦への意識も高かった。
森重(3.5) 得点につながるフィード。さすがの質の高さだった。
渡邊(3.5) やはりこの人は前に置くべきでは。巧さが際立った。
安部(3) ゴールは偶然ではないし流しこみも上手かった。
平川(4) 十分及第点の出来だったと思う。落ち着いていた。
東(3) ポジショニングがよくボールに多く触った。
三田(3) 持ち上がって自分で打ったのがよかった。
山下(4) ひとつゴールが出れば楽になると思う。続けよう。
永井(3.5) いいシュートもあったが決めきりたかった。
===
オリヴェイラ(3) さすがのキープ力。何度も削られて可哀そう。
アダイウトン(3.5) 惜しいシュートあり。敵への脅威は大きい。
青木(3.5) 視野の広さ、判断の的確さを改めて認識。
高萩(3.5) 一瞬でチャンスにするマジックは健在。
中村(3.5) いい裏への飛び出しあり。ポジション取りたい。

この試合、湘南がファースト・ユニを着てくれたが嬉しかった。ファースト・ユニ同士での戦いは熱い。



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2022年03月21日 01:13      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第27節】ボッフム 0-2 グラードバッハ

■2022年3月18日(金) 20:30キックオフ
■Vonovia-Ruhrstadion (Bochum)

土曜日は東京の試合を見に京都まで日帰りで出かけたので、グラードバッハの試合は帰ってから録画で見ようと思ったが、朝のうちに顛末を知ってしまった。まあ仕方がない。

前節ヘルタに勝ち、残留争いにひと息ついた格好だが、まだまだ気を許すわけには行かない。アウェイではあるが勝ち点3を積み上げて降格圏から遠ざかりたい。

ヒュッター監督が引き続きCOVID-19のため不在となりパインティンガー助監督が指揮を執る。エルヴェディもCOVID-19に罹患したらしく、最終ラインにベンゼバイニが入った。

ゾマー
バイヤー ギンター ベンゼバイニ
ライナー コネ ノイハウス ネッツ
プレア エンボロ テュラム

いつものようにアグレッシブな寄せから奪ったボールを素早く前線につなぎ押し上げようとするが、ボッフムも寄せと展開は速く、中盤でガチで組み合う戦いになる。ホームのボッフムの方が流れをつかみ、チャンスを作るが、グラードバッハは例によってゾマーのセーブもありゴールは許さない。

35分、テュラムがドリブルでエリア内に入りこんだところを敵に倒される。足を刈られたように見えたがノー・ファウルでプレイ・オン。その後VARと交信した様子はあったがOFRはないまま試合は続行された。

強度の高い競り合いが多く、選手が傷んで試合がしばしば中断。アディショナル・タイムにもベンゼバイニと敵FWが頭どうし衝突してメディカルが入るなど空気は熱くなる(衝突自体はアクシデント)。結局スコアレスで前半を終えた。

後半に入ってもボッフムがやや優勢でゾマーの出番が多い。しかし、グラードバッハもプレア、テュラムが前線で起点になり攻撃をしかける機会が少しずつ増えてくる。

55分、ネッツの左CKはサイン・プレーでファーの引いた位置にいたプレアの足許に。プレアがこれをダイレクトで合わせるとボールはゴール前の密集を抜けて逆サイドのネットに決まりゴール。グラードバッハが苦しい展開のなかからセット・プレーで1-0と先制する。

リードを得たグラードバッハは動きがよくなる。59分のチャンスは決めきれなかったが、61分、ネッツが左サイドに振ったボールをテュラムが受け、これを逆サイドのライナーに展開、ライナーが中央に丁寧なラスト・パスを送るとエンボロがダイレクトでシュート、これが決まって2-0とグラードバッハがリードを広げる。一気に流れを引き寄せた。

ボッフムもモラルは落ちず、中盤で激しい競り合いが続くが、69分、バックスタンドから投げこまれたビールのカップが副審の頭を直撃するアクシデントが発生する。

主審は直ちに試合を中断、両チームの選手が引きあげるなど騒然とした雰囲気に。副審は歩いて退場したのでそこまでひどいケガではなさそうだが、中身の入ったプラスチックのビールのカップがしぶきを散らしながら飛んできて副審に当たったのがリプレイでもはっきり確認できる。

結局試合はそのまま再開されず、選手が再び出てきてサポーターに挨拶し、中継も終了となった。バチバチやりあう激しい試合ではあったが、こういう形で中断になるのは情けない話であり残念だ。

ボッフムのホーム・スタジアムでのできごとであり、中断時点でグラードバッハが2-0で勝っていたことを考えれば、このままグラードバッハの勝利を認定するのが常識的な考え方だとおもう。無効とか再試合とかは勘弁してほしい。

内容的には、押しこまれた苦しい時間帯がありつつも、そこをしのいで後半たて続けにゴールを決めたところまではよかった。ここ2試合、内容も上向きつつあり、特に守備がもちこたえられているのが好材料。この勝ち点3はとても大事なのでDFBスポーツ裁判所が穏当な判断を下すことを期待している。



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2022年03月19日 23:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第5節】京都 0-1 FC東京

■2022年3月19日(土) 14:00キックオフ
■サンガスタジアム By KYOCERA

三連休の初日でもあり日帰りで京都まで行くことにした。昼ごろ京都駅に着き、先に阿闍梨餅を確保してから山陰線に乗って亀岡に向かった。3月だが曇り空で冷える。新しいスタジアムはコンパクトでいい感じだが、席が狭く前を人が通れない。

リーグ戦はここまで2勝1敗と開幕戦の負けを取り返している。火曜日にはルヴァンカップで磐田とスコアレス・ドローに終わっているが、ターン・オーバーでベスメンのこの試合はアウェイとはいえ勝ち点をしっかり持ち帰りたい。

右SBに長友が先発、アンカーに青木が復帰した他はリーグ戦前節の広島戦と同じ布陣。ルヴァンカップで動きのよかった眷襦∧神遒ベンチ入りし、東、三田がメンバー外となった。この辺の人選は本当に難しい。だれか入れるとだれか落ちる…。

スウォビィク
長友 木本 森重 小川
安部 青木 松木
紺野 オリヴェイラ アダイウトン

序盤は京都のハイプレスに苦しみ、最終ラインでのパス回しが破綻してピンチになるシーンが散見される厳しい立ち上がりに。SBにつけてもそこから前に出せず、中央も消されてドン詰まり、そこで駆られるパターンが多いのはゴールに近い位置だけにほんと心臓に悪い。ここでボールを動かし敵をはがして前に運ばなければならないのだがリスクが高い。
自陣でのプレゼント・パスから敵FWがスウォビィクと一対一になってしまうなどヤバいシーンもあったが、必死の戻りとスウォビィクの落ち着いた処理、京都のシュート精度の低さにも助けられなんとかこの時間帯を無失点でしのぐ。いつもながらこの立ち上がりの精神修養は避けて通れないのか。

だが、20分を過ぎたあたりから京都のハイプレスの圧力がやや弱まり、東京がボールを持てるようになる。森重、木本、青木でボールを動かし、て紺野やアダイウトンにパスをつけることができるようになる。オリヴェイラも懸命にボールを収め、徐々に敵陣でプレーをする時間が長くなる。

アディショナル・タイムにはオリヴェイラが深い位置まで持ちこみ、ラスト・パスを中央に入れたが飛びこんだ松木には合わず。前半途中から主導権を奪い、何度かチャンスは作ったものの、京都の守備も固くほぼフィニッシュには至らず、スコアレスで前半を終えた。後半もやり続けたい。

後半の立ち上がりは京都が再び圧力を強め押しこまれる流れになり、鋭いシュートを枠に飛ばされるがここはスウォビィクのセーブでしのぐ。65分、右CKを小川がけると、中央のアダイウトンが頭で合わせる。しかし敵DFに当たったボールはGKに確保されゴールに至らず。

68分、自陣の深いところから木本が一気に前線にロング・フィードを送る。縦に走った紺野が敵DFに競り勝ってボールを収め、味方の上がりを見て深いところから戻しのラスト・パスを送ると、中央に走りこんだオリヴェイラに合う。オリヴェイラがダイレクトでシュートを放つと敵DFに当たって勢いは弱まったもののコースが変わりそのままゴールに。東京がオリヴェイラの今季初ゴールで1-0と先制する。

その後のキックオフではアダイウトンのユニが破れていたようで交換。71分、紺野に代えて永井を投入。永井はそのまま右ウィングに入った。

その後は東京がボールを保持し、敵陣でパスをつなぎながら時間を使う展開になる。奪われたボールを前線に展開されるシーンもあるが、最終ラインが落ち着いており今季何度か見られたカウンターを受けてのバタつきはない。

82分、青木とアダイウトンに代えて渡邊と眷襪鯏蠧。安部と松木のダブル・ボランチ、右に永井、左に眷襪鯒曚掘渡邊はトップ下に入ったか。松木が下がり気味でアンカーに見えるタイミングもありここの布陣は今イチわからなかったが4-4-2ぽいかなと思った。

5分のアディショナル・タイムの最後にはクロスに飛びこんだ敵FWにゴール前で合わされるヤバいシーンもあったが、自主的に枠をはずしてくれて胸をなでおろす。そこで試合終了、1-0でリーグ戦3連勝、アウェイで勝ち点3を手にした。

前半途中からは東京が主導権を握ったように見えたが、シュート数は3-8、CK11-7、ポゼッション50-50と数字的には必ずしも東京が優位だったとはいえない試合。特にシュート数3はヤバく、そういえばボールを保持していた時間帯もフィニッシュまではなかなかもちこめてなかったなという感じ。

ワンチャンを決めきったのは大きかったが、決してやりたいことをやってその結果再現性のある勝利を挙げたわけではなかった。特にハイプレスに遭ってビルドアップが機能しないどころかボール・ロストから決定機を作られたり、縦にボールが入らなかったり、あせる必要はないと思うがまだまだ先は長いという内容。

それでも結果を出し続けているのは重要で、トライしてみてうまく行かないところは試合のなかでは柔軟に修正し結果にもしっかりコミットするというアルベル監督の現実主義者としての顔も垣間見えるようで興味深い。

こうして結果と内容をいわば「近づけて」行くのが基本的な考え方なのかと思うし、負けがこんで本来取り組みたい課題に取り組むどころではない状況になるのを避ける意味でも単なる理論や理想だけでやってるわけではないのがわかってきた。

とはいえ、この試合でもヤバいシーンはいくつかあり、ラッキーで救われている部分があるのも間違いない。今後、こうしたシーンが裏目に出て結果がついてこない時期もあるだろう。その時にがまんできるようにするためにも、勝ち点は取れるときに取っておきたいしこだわりたい。

これでリーグ戦4試合を終え、3勝1敗で勝ち点を9(1試合あたり2.25)に伸ばした。順位は5位だが消化試合数が異なるので比較は難しい。負け、引き分けで落とした勝ち点でのランキングを見れば、ドロップ3は鹿島、柏と並んで1位(ただし鹿島は消化試合がひとつ多い)。まだまだこれからだが、シーズンのスタートとしては悪くない。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3.5) 枠に来たボールはしっかりセーブ、無失点。
長友(3) クレバーさが際立った。リスク管理もできていた。
木本(3) 得点を演出するロング・フィードで期待に応えた。
森重(3) 守備での落ち着いた対応が光った。配球もナイス。
小川(4) 最後のシーンでは入ってくる敵を捕まえられず。
安部(3.5) 奪ったボールを確保しきれないシーンがあった。
青木(3.5) 青木が機能し始めて主導権を握ることができた。
松木(3.5) ちゃんと奪う気でボールホルダーに行けている。
紺野(2.5) 何度もいいボールをゴール前に入れた。
オリヴェイラ(2.5) 価値ある決勝ゴール。尊い働きだった。
アダイウトン(3) この人の存在は敵は絶対イヤだと思う。
===
永井(4) 渋い働きはしたが永井のゴールも見たい。
高萩(-) 時間短し。
渡邊(-) 時間短し。

京都でのアウェイは二部降格が決まった2010年最終節以来。新しいスタジアムであのときのような悲壮感なく試合を見ることができ、結果的に雪辱を果たすこともできた。ただ亀岡は遠かったし寒かった…。



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2022年03月16日 00:29      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第2節】FC東京 0-0 磐田

■2022年3月15日(火) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

在宅勤務の日だったので、仕事を片づけたあとヴェスパで味スタに乗りつけた。昼間はあたたかかったが、陽が沈むと気温が下がり結構寒かった。

COVID-19のクラスタ発生により延期されたルヴァンカップ・グループステージの第1節。土曜日のリーグ戦から中2日となる火曜日開催。磐田にはムリな日程につきあわせてしまって申しわけない。ルヴァンカップは未勝利でありホームで勝ち点3がほしい。

アルベル監督はターン・オーバーを実施、土曜日のリーグ戦から続いての先発はトレヴィザンのみ。特別指定の荒井が先発、二種指定の東廉がベンチ入りした。

波多野
鈴木 岡崎 トレヴィザン 中村
三田 青木 東慶
内田 山下 内田

互いにコンパクトな中盤からの組み立てを狙うが、東京は高い位置どりのインサイド・ハーフにボールが入らず、中盤が使えないまま苦しい試合運びとなる。前プレを敢行しているようにも見えるが出足が一歩ずつ遅いためボールをまわされ、結局ズルズル下がることになる。リズムが悪い。

トレヴィザンの対人と波多野の好セーブでゴールは守るものの、流れからしっかりチャンスを作れているのは磐田の方で、東京は割りきったボールが前線に収まったときにわずかにしかけができているだけで散発。中央のレーンがまったく使えておらず、ボールを奪っても最終ラインで危なっかしいパスを交換する時間が長い。

24分、左サイドでパスを受けた荒井がしかけ、深いところからクロスを入れると山下がダイレクトで合わせたが枠に収まらず。これが東京のファースト・シュートか。28分には右CKを三田がけり、ファーの鈴木が胸トラップからシュートに持ちこんだが敵DFにブロックされる。結局流れからフィニッシュに持ちこむシーンがほとんどないままスコアレスで前半を終えた。

敵がコンパクトで縦パスを当てることができないため攻撃はサイドからに限られた。山下はほぼボールが来ない状態で失業。左サイドの荒井が唯一「おっ」と思わせるが、中村とのコンビネーションも今ひとつで組織的に崩すことはできていない。

後半に入ると東と三田が位置を修正したか、低めまで落ちてボールを触るシーンが増えややリズムが生まれる。立ち上がりの46分には鈴木が敵陣深いところから入れたクロスに山下が合わせるが敵DFがブロック。

60分、スルー・パスで抜け出した敵FWを追ったトレヴィザンが、エリア手前で後ろからタックルをしかけ倒してしまう。遠目にはクリーンに見えたがリプレイではがっつり足にしか行けておらず、決定的得点機会の阻止として一発退場に。東京がひとり少なくなる。

62分、やむなく荒井に代えて東廉を投入、東廉はCBに。中盤は東慶と青木が横並びのボランチとなり、右SHに内田、左SHに三田、1トップに山下という4-4-1の布陣となる。想定外の事態で緊急対応を強いられた。

67分、三田、青木、内田に代えて渡邊、平川、眷襪鯏蠧。ボランチに東慶と平川、右に渡邊、左に眷襪箸いκ造咾砲靴読杰悗鮴依する。ここからはひとり多い磐田に主導権を握られ、自陣での守備に奔走する時間が長くなるがしっかりとブロックを形成し、最後は身体を張ってゴールを守る。波多野の好セーブもあってなんとかしのぐ。

セット・プレーからのチャンスもあったが決めきれず、5分間のアディショナル・タイムには足をつった鈴木に代えて梶浦を投入、なんとか守って0-0で試合を終えた。

前半は中盤が使えずボールも収まらず攻撃は散発でゴールの気配せず。後半に入ったところでやや修正のきざしが見えたがトレヴィザンが非常ブレーキを引いてしまい一人少なくなると、あとは防戦一方で勝ち点1を守るのがやっとだった。

全体に、経験の長い選手、もともとしっかりとした動きのできていた選手ほど、長いサッカー人生で身体にしみついてきた自然な動きと、今、アルベル監督の下で求められている動きとの間にギャップがあり、それを埋めるのに苦労している感のある試合だった。東慶、三田らは自由に落ちてきてボールを触った方がおそらくリズムが出るのだと思うが、前半はそれを禁じ手にして高く張った結果機能しなかった。

そうした中では波多野が今季初出場で再三好セーブを見せアピールした他、特別指定の荒井も臆せずしかけて行くところに希望を見た。ハプニングで予想外の途中出場となった二種登録の東廉は落ち着いたボールさばきを見せ、あと同じく途中出場の平川が攻守で成長をうかがわせた。眷襪慮亀い修Δ併僂盍鬚靴ったしさすがに巧かった。

トレヴィザンの退場は裏に抜けられた時点でしかたなく、戦略的なものであって責めるわけには行かない筋合い。対人では優位で再三ピンチを防いでいただけに残念だ。チームの現在地を知る意味では大事な試合だったが、結果は最低限の勝ち点を得るにとどまり、グループステージ突破のためには巻き返しが必要になった。

評点(評点はドイツ式):
波多野(2.5) ひとり少なくなったがクリーンシートを守った。
鈴木(4.5) ちょっと難しく考えすぎたように見えた。
岡崎(4) 縦につける意識はいちばんはっきりしていた。
トレヴィザン(4.5) 退場はやむなし。対人の強さ見せた。
中村(4.5) 特徴も見せたが荒井とのコンビは今イチ機能せず。
三田(4) 前半はボール引き出せず、後半改善したが交代。
青木(4) 出しどころに苦労した。後半の方がよかった。
東慶(4.5) 難しいポジションでのプレーを余儀なくされた。
内田(4.5) 要所では特徴も見せたが大きなアピールできず。
山下(4) 彼の使い方がまだ今イチわからない。
荒井(4) 積極的にしかける姿勢でチャンスを作った。
===
東廉(3.5) デビュー戦だが落ち着いて試合に入れた。
高萩(4) さすがのボールさばき。もっと使ってほしい。
平川(3.5) 成長を見た。リーグ戦でも試したい。
渡邊(4) 動きを作り出した。やはり前めがいいのではないか。
梶浦(-) 時間短し。

今日は『You'll Never Walk Alone』フルコースあったしボールパーソンの紹介もあったけど、青赤の空気人形はやはりなかった。



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2022年03月13日 21:41      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第26節】グラードバッハ 2-0 ヘルタ

■2022年3月12日(土) 18:30キックオフ
■Borusia-Park

日曜日に早起きしてスカパーの録画を見た。前節ショッキングな逆転負けを喫し、残り試合を数えればもうこれ以上負けられない崖っぷちに。ホームでしっかり勝ち点を積み、とにかく降格圏から遠ざからなければならない。今季はもうそれだけ。

というタイミングでヒュッター監督がCOVID-19陽性となり、助監督のクリスチャン・パインティンガーが指揮を執る。ホフマンをケガで、ベンゼバイニを出場停止で欠くなか、ライナーをベンチ・スタートにし、バイヤー、スカリー、ネッツを先発させた。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイヤー
スカリー ノイハウス コネ ネッツ
プレア エンボロ テュラム

前節と見違えるように動きがいい。中盤で強度の高い当たりを繰り返してボールを奪うかこぼれを拾い、前線に素早く当てて一気に押し上げる本来の姿が表現できている。エンボロを中央に、プレア、テュラムがからむ前線も状態がいい。

20分過ぎ、ドリブルでエリアに入ったテュラムが敵DFに倒される。主審はボールへのアプローチだったとしてそのままプレーを続行させたがVARが介入、リプレイを見たところ敵DFはボールにプレーできておらずテュラムの足を引っかける格好になっておりOFRの結果PKが与えられた。24分、このPKをプレアが中央に決め1-0。グラードバッハが先制する。

その後もグラードバッハが主導権を握り試合を優位に進める。後ろにこぼれたボールからゴール前に攻めこまれるシーンもあるものの、この試合では守備も集中できており、得点を許さないまま1-0で前半を終えた。

後半になるとヘルタがやや攻勢を強めるが、ゾマーの好セーブもあってゴールは死守。58分、スカリーのシュートは敵GKにセーブされるが、59分、これで得たCKにギンターが頭で合わせゴール。2-0といい時間帯に追加点を得た。

65分、プレアに代えてクラマーを投入。ノイハウスを一列上げてトップ下に配置したか。2点のリードを得て余裕の出たグラードバッハが優勢に試合を進める。ヘルタはチーム状態がよくないのか追いつき、逆転するという勢いがなく、淡々と時間が過ぎる。

78分、足をつったネッツに代えてライナーを投入、ライナーは右に入りスカリーが左にスライド。敵のシュートがポストをたたく危ういシーンもあったもののしっかりリスク管理はできておりゴールは与えない。

アディショナル・タイムにはケガ明けのシュティンドルをテュラムに代えて投入、そのまま危なげなく勝ちきった。

まあ、ヘルタがあまりに元気なかったというのはあるし、ゴールはPKとCKだけだったというのもあるが、押しこんだ結果のセット・プレーでもあり、いい時間帯に効果的に得点を重ねて無失点で勝ったのはなにかうまく行かない今のチームの状態からは大きな成果だし、この勝ち点3も重要だ。

監督がいなくて逆に結束力が出たのか、ヤンチュケやヘアマン、クラマーもベンチにいるなかで敢えてバイヤー、ネッツ、スカリーらを先発させたのも効いたのか。示唆するところの多い大事な勝利になったと思う。

コネ、ノイハウスが中盤で試合を作り、前の3人が収めて推進力を出してくれた。こういう試合をしっかり積み上げながらチーム内でも競争してほしい。時間は短かったがシュティンドルが復帰したのもグッド・ニュースだった。

これでグラードバッハは26試合を終え8勝12敗6分で勝ち点30(1試合あたり1.15)。順位は13位と変わらないが、降格圏の16位との差は7に開き、ちょっとひと息つくことはできた。

クリスチャン・パインティンガー監督代行コメント:
「特に前半は、非常に闘志のある戦いをしてくれた。誠実でしっかりした見通しを持っていた。我々は試合の主導権を握り、限界までやろうと試みた。後半はやや受け身になってしまったが、いい時間帯に2-0にすることができ、しっかり規律を保ったまま最後まで戦うことができた。しかし気を抜いているヒマはない。我々はまだまったく救われたわけではない。だがそれは分かっている。この認識を確認することが必要だ。我々はこれからも引き続き集中して働かなければならないし、パフォーマンスに一貫性がなければならない」

なんかもうパインティンガー監督でいいんじゃないか。






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2022年03月12日 22:21      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第4節】FC東京 2-1 広島

■2022年3月12日(土) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

ホーム開幕戦。本来なら2月26日の名古屋戦がホームでの初戦となるはずだったが、COVID-19のクラスタが発生したため延期となり、今日が今季初めての味スタ。4月並みの陽気となった暖かい土曜日、ヴェスパで味スタに乗りつけた。

上述のとおり試合延期もあって日程の消化は遅れているが、リーグ戦はここまで1勝1敗。前節今季初勝利を挙げ、またCOVID-19で療養を余儀なくされていた選手もほぼ戻っているはずで、ホームでの勝ち点3が期待される。

青木が前節2度の警告で退場となりこの試合出場停止。そのためアンカーに木本を起用し、森重とトレヴィザンが最終ラインを形成することとなった。それ以外は前節と同じ布陣に。試合前のアマラオのスピーチが長すぎ、時間がなくなって恒例の『You'll Never Walk Alone』が途中で切られる珍事があった。

スウォビィク
渡邊 森重 トレヴィザン 小川
安部 木本 松木
紺野 オリヴェイラ アダイウトン

立ち上がりから両者が中盤で激しく主導権を争う展開になる。東京は青木を欠いてバランスが悪く、プレスの出足が遅くなりズルズルと下がる局面が多い。11分、スルー・パス1本で裏に抜け出されシュートを許す。これがポストに当たりゴールに入るがオフサイドの判定となりノー・ゴールに。だろうなとは思ったが肝を冷やした。

その後も広島の方が効果的にプレスを敢行、東京はボールの後追いに陥り前への推進力を失う。26分、小川の左CKに森重が頭で合わせるがGKがキャッチ。27分には松木が敵のパスをカット、オリヴェイラを経由してボールを受けたアダイウトンが左サイドを持ち上がってシュートを放つがファーに外れてしまう。

33分には左サイドのアダイウトンが逆サイドに振ったボールを紺野が受け、右足で狙うが敵DFがブロック。足許にこぼれたボールをもう一度紺野が今度は左足ボレーでシュートしたが枠に収まらず。34分には渡邊の右CKを再び森重が頭で合わせるが枠外に。流れから主導権を握れない中でチャンスはいくつか作ったが決めきれず、スコアレスで前半を終えた。

広島の早い寄せに遭い、中盤でボールを落ち着かせることができず、余裕のないパスをカットされるなどでボールを握ることができない。最終ラインにもプレスをかけられ、チャンスは結局長いボールが直接オリヴェイラかアダイウトンに収まったケースだけ。全体につながりが悪くノッキングを起こしており、やることと捨てることの整理が必要だ。

後半からトレヴィザンと渡邊に代えて三田と長友を投入。木本をCBに下げ右SBに長友、中盤は安部と松木のダブル・ボランチになり三田がトップ下に入る格好となった。木本のアンカーをあきらめ、中盤の底を2枚にして守備を安定させたいということか。

後半の立ち上がりこそ、選手交代の効果があったか敵ゴール前までボールを持ちこむことができていたが、次第に拮抗した攻防となり中盤で主導権を争う。

60分、左寄りでFKを獲得。三田がけったボールにファーの森重が頭で合わせGKの逆を突く形でネットに。東京がセット・プレーから先制、1-0とリードを奪う。

さらにキックオフからボールを奪って敵陣に展開、オリヴェイラが右前にスルー・パスを送ると、縦に抜けた安部がシュート。これは敵GKにセーブされたがこぼれ球に左サイドから走りこんだアダイウトンがダイレクトで合わせこれがファーに決まる。61分、たて続けのゴールで2-0と東京がリードを広げた。

62分、紺野に代えて永井を投入、永井はそのまま右SHの位置に入った。2点のリードを得てやや余裕の出た東京がボールを動かすものの広島を圧倒するには至らない。

74分、中盤からDFの間を抜くスルー・パスを出され、敵FWに裏を取られる。スウォビィクが飛び出すが股を抜いてシュートを決められ2-1と1点差に。スウォビィクはたぶんクリアできると思って飛び出したのだと思うがタイミングがよくなかった。

80分、アダイウトンに代えて東を投入、東が右SHに入り、永井は左にスライド。終盤は1点を返して流れをつかんだ広島がリスクを取って攻撃を試み、東京がそれを受ける流れになる。ほぼ防戦一方に。

88分、オリヴェイラがドリブルで持ち上がり、パスを受けた長友がエリア内右から中央にパスを入れると東が押しこんでゴールを決めるがオフサイドの判定となりノー・ゴールに。一応VARチェックも入ったようだが判定は変わらず。

アディショナル・タイムは5分あったがオリヴェイラに代えて山下を投入するなどして時間を使い、なんとかしのぎきって2-1で辛勝した。

全体としては広島のゲームで、決してやりたいことがやれた試合ではなかったが、セット・プレーとワンチャンを決めきり、1点は失ったもののなんとか守りきって勝ち点3を手にした。結果として勝ちきったことで、やりたいことにトライし続けるための自由度を手に入れることができたと考えれば大きな勝利だった。

数字を見ても、シュート数7-12、CK5-6、ポゼッション53-47と、内容的には広島が優位だったことが窺える。スウォビィクが要所を締め、最後まで集中できていたものの、自陣の危ないエリアでボールを失うことも少なくなく、特に1点差に詰め寄られてからはかなり圧をかけられて苦しかった。よく守りきったと思う。

最終ラインからのビルド・アップがほぼできていないのと、今日は青木がいないせいで安部、松木が思いきって前に出るシーンが減り、結果として中盤を広島に使われた感があった。青木があの位置で攻守にボールを触ることが東京にとって重要であることを改めて印象づけた試合だった。

この試合でできたこと、できなかったことは整理して次に進まなければならないが、アルベル監督の言うとおり、今季ここまでで内容的には最もよくなかった試合だった。個の踏ん張りで勝ったが、失点も含め課題は多かった。

これでリーグ戦3試合を消化し2勝1敗で勝ち点6(1試合あたり2.00)で5位に浮上。まだ順位を云々するステージではないし、消化試合数に跛行があるので一喜一憂しても仕方ないが、シーズンのスタートとしては悪くない。勝ち点を積み上げながら課題に取り組むのは容易ではないが、今季はそれをやらなければならない。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(3.5) ナイス・セーブあったが失点は残念。
渡邊(5) 押しこまれて持ち味出せないまま交代。雪辱を。
森重(4) ゴールはあったが出来は必ずしもよくなかった。
トレヴィザン(4.5) 出しどころに迷うケースが多く前半で交代。
小川(4.5) サイドでのボール・ロスト多く苦しかった。
安部(4) ボール・アプローチが後手に回った。
木本(4.5) アンカーは微妙。CBでも安定感を欠いた。
松木(4) いいボール奪取あったが守備に苦労した。
紺野(4) 決めたいシュートあった。やり続けよう。
オリヴェイラ(3.5) 前線で身体を張ってくれた。尊い。
アダイウトン(3.5) 結果的に決勝点。よく働いた。
===
長友(3.5) 試合を活性化し前への推進力を作り出した。
三田(3.5) 正確なキックでゴールを演出。
永井(4) カウンターのシーンあったが…。
東(-) 時間短し。役割は果たした。
山下(-) 時間短し。

そういえば試合前の運営が時間足りなくてボール・パーソンの紹介もなかった。あと選手紹介時の花火の音がデカすぎて心臓に悪いので開幕戦だけにして欲しい。ナゾの火も出てた。選手入場のときの空気人形がなくなっていたのは残念。



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2022年03月08日 23:14      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第25節】VfB 3-2 グラードバッハ

■2022年3月5日(土) 18:30キックオフ
■Mercedes-Benz-Arena (Stuttgart)

引き分けのあとの大事な試合。日曜日に早起きしてスカパーの録画を見た。グラードバッハはライナーが体調不良ということでスカリーを右SBに置く4バックに。

ゾマー
スカリー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
コネ クラマー ノイハウス
ホフマン テュラム プレア

ふだんなら立ち上がりから高い強度でボールを奪いそこから少ないタッチ数でボールを動かし一気に押し上げるところだが、この試合ではそこまでの前プレがなく、どちらかといえば敵の攻撃をセットして待ち受ける守備重視の立ち上がりに見えた。さすがに失点対策を考えなければならないということか。ヒュッター監督は体調でも悪いのか。

しかし14分、プレアがノイハウスとのワンツーで裏に抜け出しシュートを放つと、これが決まりグラードバッハが1点を先制する。ワンツーをリターンしたノイハウスもよかったがこれをしっかり収めてシュートしたプレアをほめたい。1-0。

さらに35分には右サイドのプレアが中央に入れたボールをテュラムが右足でひっかけてゴール、2-0とリードを広げる。今日はイケると思った瞬間だった。

ところが、38分、自陣ゴール前での混戦となり、ベンゼバイニがクリアしようとしたボールが中途半端になって敵FWに渡ってしまい、これをけりこまれて失点、2-1となって前半を終了した。

後半になるとVfBが攻勢を強める。51分、頭で決められて2-2の同点に。前半の終わり方と後半の開始早々に失点して追いつかれるというよくない流れになる。

大きなチャンスが作れないまま、72分、コネに代えてエンボロを投入、エンボロとプレアを2トップにする布陣に変更したか。

しかし83分、再びゴール前に押しこまれ、一度は敵のシュートをゾマーがセーブしたが、こぼれを拾われ、戻しのラスト・パスから決められて2-3と逆転されてしまう。84分にはプレアに代えてネッツを投入、3バックに布陣を変更して攻撃をしかけるが奏功せず、2点差をひっくり返されるショッキングな逆転負けとなった。

BVB戦の0-6はあったものの、最近善戦できていただけにこの逆転負けは厳しい。リスク・マネジメントを意識したためか前への動意が薄く、その割りに結局また安い失点を重ねるという裏目に出た感がハンパなかった。

引いて守ればいいというものではないのか。守備のもろさというか踏ん張れなさはいったいどこに要因があるのか、ここをしっかり修正しないと、2点先制して負けたのは攻撃のせいではない。DFにリーダーシップのある中心選手が必要なのではないか。

これで25試合を終えて7勝12敗6分で勝ち点は27のまま、1試合あたりの勝ち点は1.08と完全に危険水域。順位は13位のままだが16位のヘルタとの勝ち点差は4しかない。エバールSDのもとでいいパフォーマンスを続けてきたが、ちょっとひとつの時代の終わりを感じる。とはいえシーズンはまだ残っており残留に向けて必死でやるしかないのだが。

アディ・ヒュッター監督談話:
「2-0のリードから試合をとりこぼし負けてしまったことはとても腹立たしく落胆している。我々が2点差をしっかり手中に収めきれなかったのだから、シュトゥットガルトの勝利は妥当なものだろう。我々は1点返されたところでしっかり我慢しなければならなかったし、後半が始まったところで試合を楽にするためにもっとやらなければならなかった。それに加えて守備も上手く行かなかった。重要な一対一の競り合いにすべて負けるのは単純にあり得ないことだし、それが今日は我々を負け試合の流れに導いてしまった」

戦術でなかったとすれば明らかに元気がなかったように見えたのだが…。



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2022年03月06日 21:39      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第3節】C大阪 0-1 FC東京

■2022年3月6日(日) 16:00キックオフ
■ヨドコウ桜スタジアム

水曜日のルヴァンカップはもう選手もカツカツでの試合だったが、今日はそれよりはかなり出場できる選手が増えたようだ。リーグ戦は開幕戦以来2試合めだが、ここまで完成度はまだまだながら手ごたえは感じられる試合ができており、このへんで勝ち点3がほしい。

木本が最終ラインに復帰、オリヴェイラ、松木らも先発に戻ってきた。水曜日の試合で負傷交代となった青木も先発に名を連ねた。東が今季初めてベンチ入り。まだまだ万全ではないがなんとなく期待のできそうな布陣となった。

スウォビィク
渡邊 木本 森重 小川
安部 青木 松木
紺野 オリヴェイラ アダイウトン

試合は立ち上がりから東京がボールを支配、ボールを動かしながら敵陣でチャンスを作り、奪われたボールも早い切り替えで奪還をはかるなど、主導権を握って攻撃をしかける展開に。

15分、紺野が右サイドから入れたクロスは敵に触られ、こぼれたボールにアダイウトンがバイシクルで合わせるが枠には収まらず。18分には木本のロング・フィードを左サイドで収めたアダイウトンがしかけエリア外からシュートを放つが敵GK正面に。

22分、敵陣でアダイウトンと松木がボール・ホルダーにプレスをかけボールを奪う。アダイウトンが中央にクロスを入れるとニアのオリヴェイラがスルー、ファーで受けた紺野がボールを置き直してシュートし、これが決まって東京が1-0と先制する。ボール奪取が素晴らしかったし、紺野のシュートも落ち着いていた。

30分、敵陣でボール・ホルダーにチャレンジした青木がレイト・ヒットで警告を受ける。今村主審がカードを間違えてレッド・カードを提示したため東京サポが焦るが「今のなし」的にイエロー・カードを出し直した。一瞬「え?え?」ってなった。

その後も東京はボールを支配し敵陣で試合を進める。セカンド・ボールも回収できており、敵にほぼチャンスを作らせない。41分、右サイドからのクロスに中央で合わされヘディング・シュートを打たれるが、スウォビィクが鋭いリフレクションでセーブ、1-0のままで前半を終えた。

あと1点か2点は取れた感のある前半だったが、最少得点差とはいえリードして折り返せたのは大きい。ここからをどう戦うかが問われる。

後半に入ると選手を2人代えてきたC大阪がパスをつなげるようになり東京がやや受けに回る。続けざまにシュートを打たれるなど、前半ほどボールを保持できなくなってくる。59分、紺野と安部に代えて永井と東を投入、永井が左ウィングに入りアダイウトンは右にスライドした。東はそのままインサイド・ハーフに。

61分、右サイドを破られ、やむなく対応に出た青木がスライディングで敵を引っかけてしまい、この日2回目の警告を受け退場に。中央を東と松木のダブル・ボランチにし、右SHにアダイウトン、左に永井、1トップにオリヴェイラを置いた4-4-1にシフトする。

ここからは一人多くなったC大阪がボールを保持し、東京陣内で一方的に攻撃をしかける展開となる。71分、オリヴェイラ、渡邊に代えて三田、中村を投入。三田が右SHに入り、アダイウトンが1トップに。

オリヴェイラはこの直前のプレーで傷んでいたが、当初示された交代選手がアダイウトンだったので、アダイウトンが「違うでしょ、傷んでるオリヴェイラでしょ」的な感じで必死に訴えかけていたのが彼の人柄を示していた。結局交代選手は変更された。

その後もC大阪の時間が続くが、中央は締め、シュートに対してはスウォビィクの好セーブもあってゴールは死守している。84分、アダイウトンに代えて山下を投入。アダイウトンはこのとき自ら担架を要求、疲弊する味方のことを考えてか、時間をかけてピッチを後にした。

その後も東京はほぼ防戦一方、クリアしてもセカンド・ボールを回収されて波状攻撃を受けるが、7分間のアディショナル・タイムもなんとか全員で守りきり、苦しいながらも1-0で今季公式戦初勝利を挙げた。

前半は前プレがしっかりかかっており、しっかりボールを支配しながらチャンスを作ることができていたし、実際先制もすることができたが、後半に入って流れが敵に傾きつつあったところに青木の退場で決定的に形勢が逆転してしまった。

ひとりの退場でそこまで変わるかと思うくらい急に押しこまれたが、リスク管理を優先して後ろでセットする守備に変えたからか。監督の指示なのか、選手らの判断なのか、ここのマネジメントはよく考える必要があると感じた。

速いネガティブ・トランジションから、そのまま前線でボールを奪い返す守備が本来の狙いだと思うが、その結果スライディングをかわされ、後ろに人がいない状態で抜け出されるシーンが散見されたのも改善の余地はあるように思った。

一方で攻撃に関しては、特に前半、強度の高い守備から繰り返し相手ゴールを脅かすことができており、それなりに形になっていた時間帯もあった。一方で最終ラインからのビルド・アップは長いボールに頼るシーンも多く、スウォビィクの足下にも不安があってまだまだこれから。

ただスウォビィクは決定的なシーンを少なくとも3本は驚異的なリフレクションでセーブしており、今季獲得して本当によかった。間違いなく試合を救ったMOMであり、足下が少々不安でも関係ない大きな貢献があった。

数字を見ればシュート数8-10、CK5-8、ポゼッション48-52となっているが、前半はまるで逆の数字が出ていて、前後半で様子がまったく変わった試合だった。本当は前半にあと1点でも2点でも取っておくべきだったが、それができなくても1点を守りきって勝てたのは結果として大きな自信になった。

ACLに出場するクラブが先行して日程を消化しているため、既に5試合を終えているクラブがある一方で、東京はCOVID-19の影響での試合中止もあってリーグ戦はこれが2試合め。1勝1敗の勝ち点3(1試合あたり1.50)で14位という状況。まだまだ星を読む時期ではないが、今日のように勝ち点を積み上げながら内容を改善して行かなければならない。

中止になった試合の振り替えも含め、しばらくはきつめの日程が続くので、しっかり試合を消化しながら態勢を整えて行きたい。

評点(評点はドイツ式):
スウォビィク(1.5) 昨季仙台で見せられたセーブを目の当たりに。
渡邊(4) まだまだ不慣れで守備に課題。攻撃参加も改善の余地。
木本(3) 正確なフィードで存在感を見せた。
森重(3.5) ややキックの精度を欠いたがよく締めた。
小川(3.5) 攻守に安定感あり守備戦もやりきった。
安部(2.5) 前半のボール奪取からの展開がよかった。ケガ心配。
青木(3.5) 効いていたが退場で一気に劣勢に。
松木(3) 得点の起点となるボール奪取はデカい。
紺野(2.5) このスタイルに合っている。決勝ゴール。
オリヴェイラ(3.5) 今季も身体を張ってくれている。
アダイウトン(3) 惜しいシュートあり、貢献大きかった。
===
東(3.5) 苦しい流れのなかで焦らずボールを落ち着かせた。
永井(3.5) 守備の貢献で勝ち点3を守った。
中村(4) 彼らしいボール奪取もあった。
三田(4) 守備に忙殺され特徴は出せず。
山下(-) 時間短し。決めたいシーンあった。

来週はいよいよ今季初めての味スタ。内容の伴う勝利を。



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2022年03月03日 22:45      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第2節】磐田 1-0 東京

■2022年3月2日(水) 19:00キックオフ
■ベスト電器スタジアム

仕事が終わらず、帰宅して22時前からスカパーの録画を見た。結果情報を遮断するのはひと苦労だった。

ルヴァンカップの今季初戦となるが、COVID-19のクラスタを出してしまい1週間の活動休止(2試合が延期)を経ての再開直後。まだ罹患中の選手も多いようで先発は何とか確保したものの人繰りはカツカツの状態。厳しい条件での試合となる。

小川をCB起用し左SBには大卒新人の岡庭。この他U18からの二種登録選手に加え、来季加入内定で今季は特別指定の荒井(昌平高2年生)がベンチ入りした。

スウォビィク
中村 森重 小川 岡庭
安部 青木 渡邊
紺野 山下 アダイウトン

ボールを支配しパスをつけながら前進しようとする東京に対し、奪ったボールを手数をかけずに前線に展開してカウンターを狙う福岡という流れになる。序盤は東京のボールの動かし方を福岡が見極められず東京が優位に試合を進め、決定機も作るが得点できず。

22分、右サイドからクロスを入れられる。ファーに流れたボールに、後ろから走りこんだ敵FWがワントラップからシュート。これが決まり0-1と先制を許す。DFの間にきれいに入りこまれ対応できなかった。

東京はその後もボールを握り前進しようとするが、リードを得て守備に安定感の出た福岡に対してボールの出しどころに困るシーンが散見される。さまざまな仕掛けを試みるが打開が難しい。

35分、右寄りで得たFKを小川が直接狙うがボールは惜しくもバーをヒット、こぼれ球に反応した中村が頭で枠に飛ばすがGK正面。可能性は感じたがゴールにはならず、結局0-1とビハインドを背負ったまま前半を終了した。

アルベル監督は後半から岡庭に代えて荒井を投入。渡邊が左SBに落ち、アダイウトンがインサイド・ハーフにスライドして、荒井は左サイドの前のポジションに。アダイウトンのインサイド・ハーフがなんともいえない不安定感を醸し出すがやむを得まい。

引き続き東京がボールを握って攻撃をしかけるが福岡の守備も固く打開は難しい。途中から荒井が右に移り、紺野がインサイド・ハーフに落ちてアダイウトンを左の前目に戻す布陣の変更があったようだ。

68分、紺野に代わり平川を投入、平川はそのままインサイド・ハーフに。東京はボールを保持するものの丁寧にパスをつなぐよりは森重からのフィードで前線にボールを入れようとするシーンが増える。

74分、アダイウトンのクロスに山下が飛びこみシュートを放つがボールは惜しくもポストをヒット、こぼれをGKに確保される。惜しいシーンだった。

77分、敵のチャージを受け傷んだ青木に代えて梶浦を投入。イラだったアルベル監督がベンチをけり上げて警告を受ける。よそのスタジアムのベンチをけっちゃいかんが、苦しい人繰りのなかで大事な選手をつぶされて怒るのは分かる。青木は担架で退場。平川がアンカーに落ち、梶浦がインサイド・ハーフに。

その後も東京がボールを握りながら攻撃を試み、荒井や梶浦もフレッシュなプレーを見せるが決定機を決めきれない。アディショナル・タイムのFKにはスウォビィクも前線に上がる奏功せず、結局0-1で福岡に惜敗した。

もともとメンバーがギリギリだったうえに、交代するたびに本来のポジションとは違うところでプレーする選手が増える厳しい状況で、後半は本来やりたいことができる状況ではなかった。

正しい位置に選手が立ち、そこにボールをつないで行くことで前進するという考え方からすれば、結局は森重のフィードや紺野のドリブルでのしかけ、アダイウトンの単騎突破などに頼らざるを得ない、本来の目論見とは違う苦しい試合だった。

それでもシュート数10-7、CK4-1と優勢に試合を進め、バーやポストをヒットしたものも含め得点機は作れた。カツカツの編成でここまで戦えたのはむしろ評価すべきだと思うが、ここでゴールを割ることができなかったのが今の時点の限界値か。

紺野が先発で強みを見せる動きをした一方で、アダイウトンはソロはともかくとしてコンビネーションに課題を残すなど、アルベル監督のスタイルへの適応という意味ではいろいろなものが見えた試合ではなかっただろうか。

活動休止で出遅れたうえ、今もCOVID-19から復帰できていない選手も多そうで、週末のリーグ戦が心配だ。若い選手はこの機会にしっかりアピールして欲しいが、しばらくは我慢の時が続きそうだ。

評点(評点はドイツ式
スウォビィク(3.5) シュート・ストップは固いが足許にやや不安。
中村(4.5) 愚直に上下動を繰り返したが見せ場は少なかった。
森重(4) 正確なフィードでさすがとうならされた。
小川(4) 不慣れなポジションだったが手堅く無難に務めた。
岡庭(4.5) 攻撃参加もあったがまだまだこれからの感。
安部(3.5) 積極的にボールを引き出し供給した。伸びしろに期待。
青木(4) ボールを触ってリズムを作った。負傷交代は残念。
渡邊(4.5) よくボールに触ったが決定機作れず。
紺野(3.5) このスタイルには合うかも。はやくゴールを。
山下(3.5) 再三の惜しいシーンあり。精度上げて行こう。
アダイウトン(4) 単騎突破ならなかったが確実に脅威に。
===
荒井(4) 果敢なチャレンジで試合にアクセントをつけた。
平川(4.5) 軽いプレーでムダにリスクを取るシーンあった。
梶浦(-) 時間短し。

罹患した選手も徐々に戻ってくるだろう。出遅れは痛いがやり続けるしかない。あと青木のケガが本当に心配だ。


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2022年02月27日 17:34      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第24節】グラードバッハ 2-2 ヴォルフスブルク

■2022年2月26日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

順位表ですぐ上にいるヴォルフスブルクとの直接対決。前節、BVBに0-6で大敗したショックを払拭するためにも勝たなければならない。23日に交通事故で亡くなったU23のヨルディ・ボンガードのために黙禱があり、グラードバッハは喪章を着けてプレーした。

フリードリヒが体調不良でメンバーから外れバイヤーが3バックの左で先発、その他にもコネに代わってクラマー、エンボロに代わってテュラムが先発するなどメンバーをいじってきた(コネとエンボロはベンチ・スタート)。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイヤー
ライナー クラマー ノイハウス ベンゼバイニ
ホフマン プレア テュラム

例によって序盤からハイプレスを敢行、奪ったボールを素早く展開して敵ゴールに迫る。強度は高いがダイレクト重視なのでズレが出ると一気に裏を取られるハイリスク。

案の定、6分に左サイドで裏を取られゴール前に流しこまれたクロスに難なく中央で合わされて失点、いきなり0-1とビハインドを背負うことになる。ゾマーがさわったがそのままゴールに入ってしまった。この失点の安さは本当になんとかならないのか。

その後もグラードバッハがボールを持ち敵陣中心に試合を進め、チャンスも作るが最後のところを決めきれない。ヴォルフスブルクは奪ったボールを早々に裏に放りこんでくるので後ろの対応もキツい。敵のシュート・ミスに救われるケースも少なくない。

33分、右CKから中央でヘディング・シュートを決められ0-2に。今の状況で2点差はキツいというほかない。

しかし42分、右サイドに開いたプレアが中央にクロスを入れると、走りこんだテュラムが敵DFに身体を寄せられながらもヘディングで押しこみ1-2に。なんとか1点を返して前半を終えた。

後半に入ってもグラードバッハがボールを保持し優位に試合を進めるが決定力を欠きビハインドは埋まらない。60分、クラマーに代えてコネを投入。攻撃のリズムが変わりゴール前でのシーンが多く作り出せるようになる。

70分、ドリブルで持ち上がったテュラムがエリア前で敵DFに倒される。VARが介入し、敵DFがテュラムをがっちりブロックしたうえ、浮いたボールを手でクリアしている映像が確認され敵DFは退場に。決定的な得点機会の阻止ということか。数的優位を得る。

77分、テュラムに代えてエンボロを、81分にはライナーに代えてヘアマンを投入しゴールを狙いに行く。すると直後の82分、再びプレアが右サイドから入れたクロスに今度はファーから入りこんだエンボロが頭で合わせゴール。ついに2-2と同点に追いつく。

さらにアディショナル・タイムには敵ゴール前で混戦となり、ギンターがゴールにボールをけりこんで逆転かと思われたが、ゴール・チェックの結果、その前に中盤でヘアマンが敵からボールを奪ったプレーがファウルと判断されノー・ゴールに。

イーブンで互いにボールにプレイし、どちらがどちらにファウルしたとも言い難いとは思ったが、ヘアマンが後ろからやや足裏見せぎみにチャレンジした感があり、結果としてボールにも触れておらず、まあ仕方のない判断ということで結局2-2の痛み分けとなった。

なんとか意地を見せて勝ち点1は取ったが、最後の幻のゴールが残念。というかそこに至るまでの序盤の失点が諸悪の根源感強すぎ。前がかりにガンガン攻めるからひっくり返されて裏でやられる失点は織りこみ済み、それ以上に取って勝てばそれでいいってことなのか。背走しながらの守備がザルすぎで、これはビルドアップを重視するやむを得ないコストなのか。そこがヒュッター監督に問いただしたいところだ。

とはいえ前節の惨敗の流れをなんとか止めることができた試合内容で、4試合で1勝1敗2分は十分ではないが反転攻勢の手がかりにはなるだろう。勝てた試合ではあったが全体として見れば勝ち点1で満足するしかない試合運びになってしまった。

シュート数26-6、CK7-4、ポゼッション67-33で勝ち点1はやはり2点先行されて追いかける流れになってしまったからだと思う。このスタイルで行くならとにかく先制して圧倒的に押しこみたい。

勝っていればヴォルフスブルクを抜いて12位に浮上だったが、引き分けに終わったため7勝11敗6分で勝ち点は27(1試合あたり1.13)となった。順位は13位で変わらず、降格圏との勝ち点差は暫定で5。

夜は明けつつあるがまだまだ暗い状態。そろそろしっかり勝ち点3を積み上げて行かないと、シーズン終盤にムダにバタつくことになってしまう。

アディ・ヒュッター監督談話:
「いくつもの議論の余地のあるシーンがどちらにもある、見ごたえのある試合だった。ふたつの失点はあってはならないもので、我々はもっとしっかり守備をしなければならなかった。前半終了間際には、ヴォルフスブルクが3-1にしなければならなかったシーンがあり、我々はとてもラッキーだった。リードされて選手たちは抵抗し、戦い、本当にいいフットボールをプレーしてくれた。数的優位を得てからは、我々は試合を決めきらなければならなかったが、残念ながらそれはうまく行かなかった。しかしそれでもチームは情熱と気持ちのこもった試合を見せてくれた。この勝ち点をどうやって稼いだかは、この先の課題に取り組むうえで勇気を与えてくれた」

結構荒れた試合だった。



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2022年02月22日 22:22      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第23節】BVB 6-0 グラードバッハ

■2022年2月20日(日) 17:30キックオフ
■Signal-Iduna-Park (Dortmund)

スカパーは録画したが月曜日の出勤前に早起きすることができず、仕事を終えて帰るまで結果をシャットアウトし、風呂入って晩メシ食ってから見た。そこまでするほどじゃなかった。

ここ2試合で1勝1分と泥沼脱出の光が見えたグラードバッハ。アウェイでのBVB戦と厳しい戦いになるがなんとかこの流れを確かなものにしたい。先発は前節と同じ、いかにも寒そうな激しい雨のなかでの試合となった。

ゾマー
ギンター フリードリヒ エルヴェディ
ライナー ノイハウス コネ ベンゼバイニ
ホフマン エンボロ プレア

立ち上がりはどちらも積極的にボールにアプローチし奪ったボールを動かしながら一気に攻め上がる拮抗した展開に。互いにチャンスを作るが強度も高く簡単にゴールは奪えない。序盤ですでに双方に警告が出るなどテンションの高い試合になる。

23分、敵陣でパスを回し、コネがエリア外からシュートするが敵GKにセーブされる。きれいに枠に飛んだいいシュートだったが2試合連続のゴールとはならなかった。

26分、ワンツーで裏に抜け出されシュートを打たれる。これはゾマーがセーブしたものの、こぼれ球を正面から打ちこまれて失点、0-1と先制を許す。さらに32分、左寄りの裏に通されたパスを直接けりこまれ、ボールはバーに当たってゴールへ。0-2となる。

その後はグラードバッハも体勢を立て直し何度かチャンスを作るが敵GKのファイン・セーブもあってゴールを決めることができない。30分にはホフマン、37分にはノイハウスがシュートを止められ、0-2で前半を終えた。

後半開始からフリードリヒに代えてテュラムを投入、最終ラインを4バックにし、左にテュラム、右にホフマンを配した4-4-2にシステムを変更する。より攻撃的に挽回を狙いにきただろうと解釈した。

これが奏功したかグラードバッハがボールを持って攻める時間が増えるが決定機は多くない。62分、右サイドからエリアに入りこんだホフマンがシュートを放つがバーに嫌われる。67分、ライナーに代えてスカリーを投入する。

70分、左サイドから入りこまれてシュートされる。これがバーをたたいてゴールに入り0-3に。さらに74分、左サイドから入れられたクロスにファーで簡単に合わされ0-4に。

78分、コネに代えてクラマーを投入。しかし82分、敵陣からの長いパスを収められてカウンターを受けるCBの間をきれいに割ってゴール前への攻め上がりを許し、ゾマーとの一対一を冷静に決められて0-5。もうライフはゼロ。

アディショナル・タイムにはベンゼバイニがエリア内で敵を倒しPKを与える(これに警告が出なかったのが意味不明)。これを決められて0-6となったところで試合終了、ちょっとなんともいえないいたたまれない感じの完敗となった。

全体として戦えていない訳ではなかったが、1つ失点するとたて続けにもう1点取られるとか、もちこたえていたのに急にガタガタッと行くとか、なにかやはりメンタルなものも含めてマネジメントというか危機管理ができてない感じがした。

結局1点も取れてないのだから、1点でも6点でもとにかく失点すれば負けるわけで、取るべきリスク、取ってはいけないリスクの仕分けが中途半端で対応に約束ごとがないのではないか。せっかくここ2試合で積み上げたものが一瞬で崩れさった賽の河原のような試合だった。

このまままたズルズルと負けを重ねるのか、ここで踏ん張って流れをもういちど取り戻すのか、立ち直りかけたところでまさに浴びせられた冷水になってしまった。

これで23試合を終了して7勝11敗5分、勝ち点は26と変わらず1試合あたりでは1.13に低下した。順位は13位と変わらず、降格圏である16位アウグスブルクとの勝ち点差は4。次節は12位のヴォルフスブルク(勝ち点27)との直接対決であり勝てば順位を上げられる。厳しい星勘定をしながらの戦いとなるがひとつひとつ勝ち点を積み上げるしかない。

アディ・ヒュッター監督談話:
「最後にこんな結果になったのは厳しいことだが、70分までは拮抗した試合だったと思う。我々にもいいチャンスはあったが、残念ながらゴールを決めることはできなかった。一方ではヨナス・ホフマンがバーをヒットしたがボールは弾かれ、他方ではマリウス・ヴォルフがバーに当てたボールはゴールに入った。こうしたことが今日、違いを作った。0-3になってからはバタついてしまい、ものごとはそう簡単に行かないものだ。我々は最近はビーレフェルドでいい試合をし、アウグスブルクに対しては戦術的に非常に規律ある戦いをした。もちろんこの明らかな敗戦は一歩後退だ」

終盤のガタガタぶりがあまりにひどかった。むしろ先に結果を見ておくべきだったか…。



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