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2017年09月21日 22:39      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第5節】グラードバッハ 2-0 VfB

■2017年9月19日(火) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

英国週間ということで日本時間では水曜日未明1時半キックオフ。火曜日早めに寝て水曜日5時に起き、出勤前にDAZNで時差視聴した。

グラードバッハはここまで1勝1敗2分と出遅れ。特にホームでフランクフルトに負けたのが響いている。引き分けの後のホーム・ゲームであり何としても勝たなければならない。

ケガ人が相次いでいる中、ゾマーが膝の故障で戦線を離脱、GKは控えのジペルが先発した。またホフマンも故障で欠場、右SHにはヘアマンが先発。もうこれ以上故障者が出るとヤバい。

ジペル
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ヘアマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

試合は序盤からグラードバッハがボールを支配、VfB陣内で攻撃を仕掛ける。しかし自陣深くで5バックの守備ブロックを形成するVfBを崩せず、ゴールに近いところでは効果的な崩しができない。

VfBはボール奪取からのカウンターに活路を見出そうとするが攻撃は迫力を欠き散発。グラードバッハが攻めあぐねる時間が続く。互いにフィニッシュに持ちこめないまま前半をスコアレスで折り返した。

ヘキング監督は前半に顔面をケガしたクラマーに代えてブンデスリーガ・デビューとなるキュイザンスを後半頭から投入、何しろベネシュもケガなのだ。

後半に入ってもグラードバッハがボールを支配する流れは変わらないが、ギアを上げて積極的に仕掛けることでチャンスは増えてくる。

57分、中央のラファエルが右サイド裏にスルー・パス、これを追ったエルヴェディがクロスを入れると、ラファエルがゴール前に入りダイレクト・ボレーでシュート。これがゴールに突き刺さってグラードバッハが1-0と先制する。高い技術を示すファイン・シュートだった。

70分、ヘアマンに代えてジョンソンを投入。74分、FKのボールを追ってエリア内に入ったアザールが敵DFに倒されてPKを得る。VfBには厳しい判定にも見えたが、肩に手がかかっているので仕方ない。このPKをラファエルが決めて2-0に。

2点のリードを得てリスクを取る必要のなくなったグラードバッハに対し、終盤はVfBが反撃を仕掛ける展開に。90分、ラファエルに代えてボバディジャを投入。

途中でVfBサポが発煙筒を焚いたため煙が立ち込め試合が中断する騒ぎもあったが4分のアディショナル・タイムも無難に守りきり、開幕戦以来の今季2勝目を挙げた。

苦しい人繰りの中ではあったが、ラファエルの2ゴールで完勝。VfBが今イチだったのも大きいが、1年以上リーグ戦に出てないジペルや、後半から出たキュイザンスがきちんと役割を果たし、決めるべき人がゴールを決めての勝利は嬉しい。

これでグラードバッハは勝ち点を8に伸ばし(1試合あたり1.60)7位に浮上。この時期の順位はどうでもいいが、引き分けの後にホームできちんと勝ち点3を積み上げられたのは大きい。

kickerによれば週末にはゾマー、ホフマンは戻ってきそうだし、ヤンチュケもベンチには帰ってきてる。クラマーも出られそうだ。ベネシュ、シュトロブル、トラオレ、ドルミッチはまだ離脱中だが、何とかカッコはつくだろう。

次節はアウェイでのBVB戦だが、少なくとも勝ち点を持ち帰りたい。しっかり我慢強く戦うことが必要になりそうだが、カウンター・ゲームの方が形になるかもしれない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「ライプツィヒで非常に集中した試合をした直後でもあり、VfBを問題に直面させるのに必要なパスのスピードがなかった。そのために前半は我々相手に守ることは比較的容易だったのではないかと思う。試合の中での反応が少なく、ボールをスペースに出すケースが少な過ぎた。しかし、これはよかったことだが、その時間帯に後ろで敵の自由にさせなかった。我々はサイドを使った素晴らしい攻撃でリードを奪うことができた。チームはこれで息をつくことができ、PKも決めることができた。最後の10分は集中が欠けていたように思う。しかし私は、この試合を戦いぬき、素晴らしい運動量を再び見せてくれたチームを高く称賛したいと思う。このチームは今、非常に強い意志をもって戦っている」

すぐまた次の試合だ。



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2017年09月17日 16:00      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第4節】ライプツィヒ 2-2 グラードバッハ

■2017年9月16日(土) 18:30キックオフ
■Red Bull Arena (Leipzig)

日本時間だと日曜日未明1時半キックオフ。リアルタイムで見るのはさすがにちょっときついので、日曜日に早起きしてDAZNで時差視聴。DAZNだと特に録画とかしなくても見たい時に見逃し配信で見られるので有難い。結果情報はもちろん遮断。

前節フランクフルトに負けているだけに連敗は許されない。強敵とのアウェイ・ゲームではあるが最低でも勝ち点を持ち帰りたい。

この試合ではホフマンを右SHで起用、ヘアマンがベンチ・スタートとなった。ベネシュがケガで離脱、ドルミッチ、シュトロブル、トラオレ、ヤンチュケとケガ人が多く、先発はともかく控えの層が薄い状態。ヨーロッパがないから日程はそこまでタイトではないが、これ以上ケガ人が出ると編成が難しくなる。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ホフマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

試合開始早々グラードバッハがチャンスを迎える。2分、シュティンドルからのスルー・パスを受けたホフマンが裏へ抜け出すがシュートは力が入り過ぎバーの上へ。

しかしその後はライプツィヒに押しこまれ、自陣で守備に追われる展開に。グラードバッハはセカンド・ボールを拾えず、クリアしたボールも敵に収められて波状攻撃を受ける状態。

何とか持ちこたえていたが、17分、右サイドから入れられたクロスに中央で合わされ失点、0-1と先制を許す。失点は時間の問題ぽい流れだったので「ああ、やっぱり」的な感じ。クリティカルな敵FWに対する対応が甘かったという他ない。

その後も押しこまれる時間が続くが、さすがにライプツィヒもリードを奪ってやや抑え気味になり、次第にボールを持てる時間ができるようになる。25分、左から敵ペナルティ・エリアに侵入したホフマンが敵DFに押されて倒れPKを獲得。これをアザールが冷静に決めて1-1の同点に追いつく。

だが、ライプツィヒはこれで再びギアを上げる。31分、DFラインのギャップに入った敵FWにパスを通され、ターンからシュートを決められる。1-2と再びリードを許す。どうも中央のケアが緩い。

アディショナル・タイムにはラファエルのシュートがポストをかすめて外れる惜しいシーンもあったが、全体に押されっぱなしのまま1-2で前半を終えた。

ヘキング監督は後半からホフマンに代えてヘアマンを投入、リードを得て圧力を弱めたライプツィヒに対してグラードバッハが仕掛ける展開に。ライプツィヒ陣内を中心に試合が進む。

61分、敵DF同士が重なってこぼれたボールをツァカリアが拾いシュティンドルに。シュティンドルはゴールエリア外からシュートを放ち、これがファーのサイドネットに突き刺さりゴール。2-2と再び追いつく。

69分にはヴェントが右足で鋭いシュートを放つがGK正面に。70分、シュティンドルがエリア内で敵DFに倒されるが笛は鳴らず。グラードバッハが押しこむ時間帯が続く。

84分、敵DFがクラマーとの競り合いで足を高く上げ、スパイクの裏がクラマーの顔面に入る。クラマーは唇の上を切って出血、このプレーに対して主審は一度は警告したが、ビデオ判定か最終的に退場の処分、グラードバッハは一人多くなる。クラマーは治療してプレーを継続。

流れをつかんだグラードバッハはその後も押しこんだが逆転はならず、結局2-2の引き分けとなった。

前半はどうなることかと思ったが、2度リードを許しながらその都度追いつき、アウェイでライプツィヒから勝ち点をもぎ取ったことはよしとしなければならないだろう。終盤押しこんで一人多い状態になり、チャンスもあったので勝てた試合でもあったが、一方で危ういシーンもあり、結果として引き分けは妥当。

押しこまれて失点しても慌てず、諦めず、粛々とやるべきことを続けたのが結果につながった。ラファエル、シュティンドル、アザールと揃った前線、クラマー、ツァカリアのボランチが試合を作った。

それに対して守備はやや心許ない。押しこまれた時間帯で苦しいのは分かるが、失点はいずれも人も揃っている中でギャップを作ったことから決められたもの。フェスタガードは強さはあり何よりその高さが魅力だが、速いテンポでボールを動かしてくる敵への対応はどうか。このあたりで一度オクスフォードを見てみたい気がするが。

終わってみればシュート数10-10、ポゼッション48-52、CK2-3とほぼ互角。前半はポゼッションを6割方持って行かれる感じだったので、後半挽回したことが数字からも分かる。勝ち点1で満足すべき試合だったということだろう。

グラードバッハは勝ち点を1つ積み上げて5(1試合あたり1.25)。この引き分けの意味は次の試合の結果次第ということになる。最低限の結果を持ち帰ったので、次節、ホームで勝ち点3を積み上げなければならない。イングリッシュ・ウィークとなり火曜日の試合で、ターン・オーバーの難しい我々にはキツいが、ここで踏ん張らないと置いて行かれるぞ。

ディーター・ヘキング監督談話:
「チームがここで90分間見せてくれたのは非常にいいパフォーマンスだった。ライプツィヒは序盤よかったが、2分には我々が先制しなければならなかった。その後はライプツィヒがその力を示した。彼らは昨季まぐれで2位になった訳ではない。しかし後半には、我々もしっかりと力を具えていることを見せることができた。我々は最後までよく戦ったが、こうしたチームを相手にどれだけ早くスイッチを入れることができるか、そして可能ならカウンターを繰り出すことができるかというのは、難しい問題だ。我々はどうしてもいい試合を見せたかったし何かをライプツィヒから持ち帰りたかった。それはできたと思う」

それにしても交代枠1つしか使わないとか…。



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2017年09月17日 00:17      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第26節】FC東京 1-0 仙台

■2017年9月16日(土) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

台風の前ぶれか、6時前に飛田給駅に降りると雨が降っていた。

安間監督の初戦、まずは、混乱し自信をなくしたチームをどう立て直すのか、どの方向を目指すのか、新監督としてのプレゼンテーションと言ってもいい試合だ。もちろん1週間でしっかりした形を作るのはムリだろうが、思いきってこのチームのポテンシャルを見せて欲しい。

篠田監督のアンカー・システムからダブル・ブランチを置いた3-4-3にシステムを変更、眷襪閥極椶コンビを組んだ。前線は中央に永井を置き、左に大久保、右に東を配する3トップ。また3バックの中央にはチャンが復帰した。


徳永 チャン 丸山
柳 橋本 眷襦‖静
東 永井 大久保

東京は事前の安間監督のコメント通り、「ボールを大事にすることで失点を防ぐ」というプランの下、ポゼッションを重視。最終ラインでのパス回しが多くなり、確かに支配率は上がったようにも見えるが前への推進力はプア。

追い込まれて結局林が長いボールを蹴らざるを得なくなってしまうシーンも散見され、ボールを保持しながら縦に当てることをトリガーに押し上げるというコンビネーションは発揮されていない。

5分、CKのこぼれ球を拾った東のミドルは枠外に。これが東京のファースト・シュート。東京のシュート・シーンはセット・プレーがらみが中心で、流れから仙台のブロックを崩すことはできていない。

少ないタッチ数でパスが回った時にはチャンスになるが敵ゴール前では守備も厚く決定機は作れない。慎重に組み立て直すことが多く、眷襪旅兇畩紊りや東、大久保が下がって動きながらボールを受けることで流動性を作り出そうとするがいいタイミングで前にボールをつけることができない。

一方で仙台に追い込まれてボールを放棄することも多く、リスクを取ったパスがカットされるのはまだしも、うかつなプレゼント・パスもあってチャンスを作られる。林が身体を張ってゴールを守るが気の抜けない展開が続く。

32分、右寄り30メートル余りの位置でFKを得て太田が蹴るが敵GKのセーブに遭う。こぼれ球を東が拾い、上げたクロスに永井が頭で合わせるがバーの上。その後も東京がボールを持ちながら攻撃を仕掛けたが決定機を作れず、スコアレスで前半を終える。

目論見通りには行っていないが、前半スコアレスでの折り返しは試合としては悪くない。1点は取れることを信じてうかつな失点だけは避けたい。

後半開始から東京はギアを挙げて攻撃を仕掛ける。49分、大久保の仕掛けからのこぼれ球を左サイドで受けた眷襪中央の橋本にパス。橋本はこのボールをダイレクトでシュートしたがボールが浮いてしまいバーの上に。狙いはよかったが技術が追いつかなかった。

52分、柳のクロスに再び橋本が今度は頭で合わせようとするがタイミング合わず。57分には太田のCKにチャンが頭で合わせ、ボールは枠に飛ぶがGK正面。63分、左サイドに流れたボールにファーから走りこんだ太田がダイレクトで合わせるが枠外。東京がボール奪取から押し上げて厚みのある攻撃を仕掛けているがゴールが遠い。

66分、永井に代えてウタカを投入、ウタカはそのまま3トップの中央に。すると直後の67分、太田の右CKにニアに飛びこんだチャンがフリック、これがそのままゴールに吸いこまれ東京が1-0と先制。しっかり頭を振った技術の高いシュートだった。

その後は一気に交替カードを切り反撃を仕掛ける仙台に対して東京が守る展開に。雨もあり足が止まって次第にオープンになるが、仙台の攻撃も迫力を欠き東京がしのぐ時間が続く。

81分、ゴール前でこぼれ球を追った敵に林と丸山が対応、3人がもつれて倒れこむ。ルーズになったボールは仙台が拾うが、丸山と林が倒れたままで笛が鳴り試合が中断。林が起き上がれず心配したが治療して復帰。丸山と林の交錯による故障に見え、主審の判断による中断なのでドロップ・ボールでの再開かと思いきや東京のFKになる。

敵のファウルと判断したのかもしれないが、それならプレー直後に止めるべきで、しばらく試合を流した後、林がゴール前で倒れているのを見て止めたように見えたので、その時エリア近くでボールを持っていた仙台としてはチャンスをつぶされて納得のできない判定だっただろうと思う。試合を止めたこと自体は判断としてやむを得ないが、よく分からない判定だった。まあ、いいけど。

83分、東に代えて米本を投入、米本と橋本のダブル・ボランチとなり、眷襪魄賣鷯紊欧襦終盤も仙台の反撃を浴びるが東京がしのぐ展開。アディショナル・タイムにはチャンが林に渡そうとしたボールが弱過ぎ、敵FWに拾われて絶体絶命の状況になったが、敵のパスが合わず何とか九死に一生を得る。これはマジでヤバかった。もうちょっとでチャンの自作自演になるとこだった。

結局、セット・プレーの1点を守って渋く逃げきり。1か月ぶりの勝利となった。

数字を見ればシュート数8-10、CK6-1、ポゼッション53-47と、必ずしもボールを支配したとは言えない内容。ボールを支配する時間を増やして失点を減らすという点ではある程度ポゼッションが機能したとも言えるが、敵のギャップを突いて縦にボールを当てることがほぼできておらず、攻撃面では連係の不足が目立った。

それでも、意図したコンビネーションから得点が奪えない時に、セット・プレーのチャンスを決め、虎の子の1点を守りきって勝ち点を積み上げるという戦い方が久しぶりにできたのは大きい。結局のところ、プラン通りに行かない試合でこういう勝ち方ができるのが強いクラブ。それを取り戻せたという意味で重要な安間監督の初戦だった。

残り8試合、ポゼッションを追求するのか、修正してくるのかは分からないが、丸山、橋本あたりからクリティカルな縦パスが出るようにならない限り「ボールを大事にする」意識だけが先走ってムダに消極的な試合になりかねないと危惧する。

今から流動的にボールを受けて出す高度な連係、オートマティズムを構築するのは難しいが、眷襦東、大久保、ウタカらそれができるコマはあり、小さな約束ごとをひとつずつ積み上げることでレベル・アップを図ることは不可能ではない。来季もにらみながら、ここから積み上げて行くしかない。

これで勝ち点は36(1試合あたり1.38)、順位は10位のまま。勝ったことで今季到達できる最大の勝ち点も60で変わらず。3位柏との勝ち点差は14とACLは厳しいが、できるだけのことをやるしかない。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 久しぶりの完封。雨の中で危ういシーンもあったが守りきった。
徳永(3.5) 対人の強さを発揮。チャンとのコンビで負担が減ったか。
チャン(3) 彼の存在で守備が安定。最後のアレは見なかったことにしてやる。
丸山(4) フィード力はあるのでもっと積極的に前に出したい。
柳(4) もっとガシガシ前に仕掛けていい。あかんかったら死ぬ気で戻れ。
橋本(3.5) ワンタッチでクリティカルなところに出せるようになれば。
眷(3) 試合を作った。攻守に顔を出して汗をかき続けた。
太田(4) セット・プレーで存在感。もっとアップダウンできるはず。
東(3.5) 下がってボールを受け豊富な運動量で全体を流動させた。
永井(4) この際裏に蹴って永井を走らせるのがいちばん効くのでは。
大久保(3.5) 思うようにパスが来ず。いっそプレイングマネージャでどうか。
===
ウタカ(4) いて欲しいところに人がおらず結果としてムリめのキープ。
米本(-) 米本と橋本のダブル・ボランチで普通に問題ないようにも思うが。

とにかく結果が出たことで次につながる。目先のミッションと、時間をかけて作り上げるものがうまく連動するようにするのが監督の仕事だ。残り8試合注目。




Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2017年09月12日 22:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第3節】グラードバッハ 0-1 フランクフルト

■2017年9月9日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

FC東京が1-4でC大阪に惨敗したショックを引きずったままキックオフ。テレビが家人に占領されているためPC画面でのDAZN観戦となった。

インターナショナルによる2週間のブレイクを挟んでの第3節はホームにフランクフルトを迎える。1勝1分とシーズンの滑り出しは悪くないだけに、これをしっかりした流れにしたい。ホームでの勝ち点3は必須だ。

布陣は前節と同じ。トラオレがケガでベンチ外となったようだ。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ヘアマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

試合はいきなりショッキングな立ち上がり。1分、サイドからのボールを受けた敵FWのシュートがゴールに向かったところをファーの敵が押しこんでボールはゴールに入ったがオフサイド。前節も1分に失点しており2試合連続かと冷や汗。ファーの敵が押しこまなければそのまま入ってたんじゃないかとも思った。

その後はボールを持って組み立てようとするグラードバッハに対して、奪ったボールを素早い切り替えから前線に展開するフランクフルトという流れになる。13分、右サイドのスローインを中央で落とされ、これを蹴りこまれて失点、0-1と先制を許す。人は十分足りていたのに対応できなかったのがもったいない。

今季初得点を挙げたフランクフルトは割りきって自陣でブロックを形成、グラードバッハが攻めるがなかなか中央を割ることができずゴールが遠い。18分、ツァカリアのスルーパスを受けてヘアマンが裏に飛び出し、右サイドからクロスを入れると、ファーを並走したアザールがダイレクトで合わせるが枠外に。

一方でフランクフルトのカウンターも鋭く、何度かチャンスを作られる。グラードバッハがフランクフルトの守備を崩せないまま0-1で前半を終えた。

後半に入ると、グラードバッハは3バックに移行。フェスタガードを中央に、右にギンター、左にエルヴェディという布陣に。ヴェント、ヘアマンを両翼に置き、アザール、シュティンドル、ラファエルの3トップになったか。

しかし、ポゼッションからチャンスを窺うグラードバッハに対し、フランクフルトは中央をしっかり固めて応戦。55分、CKからのこぼれ球をシュティンドルがエリア外から直接狙い、鋭いボールが枠に飛んだが敵GKのファイン・セーブに遭う。

59分、この日既に一度警告を受けているツァカリアに代えてホフマンを投入。クラマーをアンカーに置き、ホフマンとシュティンドルがインサイド・ハーフ的な位置か。その後もグラードバッハが攻撃を仕掛けるがフランクフルトの守備が固いというか分厚い。

67分、ヘアマンに代えてボバディジャを投入。79分には左サイドから切りこんだアザールが角度のないところから狙うがサイドネットに。83分、ヴェントに代えてヴィリャルバを投入。ヴィリャルバはブンデスリーガ・デビュー。

その後も必死に攻め、6分のアディショナル・タイムを得て最後はCKにゾマーまで上がったが、CKからのシュティンドルのシュートも決まらず、結局0-1で今季初めての敗戦となった。

連係は悪くなくチャンスも作ったが決めきれず、シュート数15-12、CK13-5、ポゼッション70-30と試合を支配しながら、序盤のリードを固守するフランクフルトの守備をこじ開けることができなかった。

主要なメンバーが残留し、お互いの息は合って形はしっかりできる一方、オートマティズムに頼り過ぎて手なりで攻撃する結果、膠着した状況を打開する意図のある仕掛けができなくなっているのではないか。敢えてリズムを変える役割は、昨季であればダフードだったと思うが、今季はツァカリアに期待するところだろう。

前節、今節と、それなりの戦いをしながら、あっさり失点したり欲しいところで得点できない詰めの甘さが出ている。息が合いすぎているチームに破調を持ちこむ動きが必要なのではないかと思った。まさかボバディジャか?!

これで開幕から1勝1敗1分の勝ち点4(1試合あたり1.33)で9位。まだ順位に一喜一憂する必要はまったくないが、連敗だけは避けねばならず、次の試合にしっかり勝って勝ち点を伸ばして行くことが重要だ。

ディーター・ヘキング監督談話:
「アウグスブルク戦と同様に、試合の入り方がひどかった。私にはもちろんそれが気に入らない。ボアテンとアレがロング・ボールをしっかり収めることへの対応に問題があった。試合前にはしっかり話し合ったはずだったが、最初の30分はピッチの上で正しいやり方を見つけることができなかった。その後は改善し、試合に入って行くことができた。非常にうまく切り替えることができたシーンもいくつかあったが、ゴールをしとめることができなかった。それが欠けている点だと思う。今日はいろんなことを試みたが、必要なスペースを見つけることができなかった。その意味でこの敗戦は仕方のないものだったと思う」

このままズルズル連敗するの怖い。ここで踏ん張りたい。あとオクスフォード見たい。



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2017年09月10日 18:20      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第25節】FC東京 1-4 C大阪

■2017年9月9日(土) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

蒸し暑さは残るものの確実に涼しくなった9月の味スタ。のんびり新宿で弁当買って出かけたらすごい混みようで驚いた。一人だったので何とか席を見つけられたがヤバかった。

何度も書いているように残り試合を全勝してもシーズン目標であるACL圏内は微妙な状況。落とせる勝ち点は1つたりともなく、勝利が必須の戦いが続く。

フォーメーションは3-1-4-2で変わらないが、インサイド・ハーフには米本に代わって東が先発、また左WBには太田に代えて小川を起用した。トップは大久保と永井。最適解を求めての試行錯誤が続いている。代表招集されていたチャンは負傷の報ありベンチ外。


徳永 吉本 丸山

柳 橋本 東 小川
大久保 永井

序盤は互いに積極的にボールにアプローチ、激しい主導権争いになるが、球際の出足で後れを取り、大阪に形を作られる。9分、橋本からボールを受けた永井が右サイドからクロス、ファーに飛びこんだ小川が頭で合わせるがバーの上に。これが東京のファースト・シュート。

試合が動いたのは11分、左サイドからドリブル突破を図った敵DFに小川が対応、さらに林もゴールエリア左に出てボールを拾おうとするが確保しきれず、敵にボールをさらわれて無人のゴールに流しこまれる。不運とまでは言わないが事故っぽい失点で0-1と先制を許す。粘り強くボールにこだわる敵に対してこちらの対応が甘かったという他ない。

17分には大久保から左前線に展開したボールを攻め上がった丸山がフォロー、グラウンダーのクロスを入れると東が中央でこれに合わせるがシュートは枠に行かず。ワンタッチでの展開からチャンスを作ったが決めきれず。

しかしその後は攻撃も停滞気味。ポゼッションはある程度取れているものの、足許でボールを動かす時間が長く、効果的な崩しができない。動きながらボールを受けることができず、出しどころを限定されてパスミスから逆にカウンターを浴びるシーンが散見される。敵のシュートは林が止めているが劣勢に。

44分、自陣で敵にボールを動かされ、左サイドからクロスを入れられる。中央では合わなかったがファーから入りこんだ敵FWにダイレクト・ボレーで合わされ失点。完全に崩されマークも曖昧になった。0-2となって前半を終了。

0-1なら後半いくらでも挽回のしようはあったと思うが、前半終了間際の締めなければならない時間帯に失点、ビハインドを大きくして試合は難しくなった。後半早い時間帯にまず1点を返し、終盤勝負に持ち込むしかない。勝ち点3のためには3点取らなければならない。リスクを取って前に向かう必要がある。

東京は後半から立て直し、46分、眷襪らのボールを受けた永井がシュートを放つが枠外に。積極的に前に出る姿勢を見せる。55分にはやはり永井が裏へのボールを受けて単騎で飛び出し、敵DFに囲まれながらもボールをコントロール、エリア前まで運んでシュートを放つがわずかにバーの上。

56分、篠田監督は東、小川を下げてウタカ、太田を投入。橋本と眷襪離瀬屮襦Ε椒薀鵐繊▲Ε織を中央に大久保、永井がこれをサポートする3-4-3の布陣に変更したか。

試合は次第にオープンになるが、東京は粘り強く前に出る。69分、右寄り20メートルほどの位置でFKを得て太田が蹴るが壁に当たる。

71分、眷襪らのパスを受けたウタカがワン・トラップでシュート。これがファー・ポストに当たってゴール。1-2と1点差に迫る。

追い上げムードになったが78分、カウンターからエリアに侵入した敵FWに吉本が対応したが倒してしまいファウルの判定、PKを与えてしまう。キックは林の手をかすめてゴール、1-3と再び2点差に。この時点で事実上試合は終わった。

82分、永井に代えて前田を投入したが、85分には敵CKをニアでフリックされさらに追加点を許す。1-4となり終戦ムード。その後は大阪が選手交代などで時間を使いそのまま試合終了、ルヴァンカップ準々決勝に続く大敗となった。

力のある選手を揃え、個々の局面ではそれなりに戦えてはいるものの、こういう結果になるのは約束ごとがはっきりしていないからではないのかと思わずにいられない。

守備においても攻撃においても、どういう局面でだれがどう動くかという決めごとが曖昧で、流動的と言えば聞こえはいいが要は思いつきで大雑把に試合を進めているようにしか見えないし、ギリギリの局面で判断が遅れたり精度を欠いて一歩出遅れる。そのために終わってみれば1-5、1-4という雑な結果になってしまっているのではないか。

ワンタッチで受け渡しができればちゃんとチャンスになっているのに、大半のシーンでは足許でボールを受けてから考えている。スルー、フリック、スペースへの配球など、連係が深まることでできるようになってくるプレーがほとんどない。いったいここまで何をやってきたのか。

戦略、戦術がプアで未成熟、動きながら受けて動きながら出すとか、出したら動くとかいう当たり前の約束ごとすらできていないように見える。守備でもどのエリアを誰が受け持つのか、どういう基準でポジションを捨てる判断をするのか、その後を誰がカバーするのか、まるででたらめにしか見えない。

シーズン序盤、バタバタしながらも何とか敵の攻撃をしのぎ、ワン・チャンスを決めて結果を出していた頃は、みっともない勝ち方でも結果を先行させている間に連係が成熟し、オートマティズムが形成されて行くものだと期待していたが、シーズンのこの時期になっても一向にそれができていないのは、そもそもそういう意識がないからだと考えざるを得ない。

そういう戦いを重ねているうちに守備も持ちこたえられなくなり、この試合でも雑な失点を重ねることになった。崩された2点目はともかく、受け渡し事故、PK、CKと、約束ごとがしっかりしていれば防げた失点ばかりだ。自信を失い、プレーの基準になるものがなくなってバラバラの状態。末期的という他ない。これで残り試合全部勝っても届く勝ち点は60。シーズン目標のACL圏内はほぼ絶望と言うべきだろう。

評点(評点はドイツ式):
林(5) 最初のミスがすべてを狂わせた。林頼みもそろそろ限界だな。
徳永(5) 個々の局面では身体を張ったが詰め甘く雑な失点を重ねた。
吉本(5.5) 気合いと割り切りで守るのも限度あり。PK献上で試合を壊した。
丸山(5) 攻撃参加で特徴を見せたが肝心の守備で4失点は本末転倒。
眷(4.5) 攻守に動きまわったが空回りも多くイージーなパスミスも…。
柳(5) もっと思いきりやってええんやで。この経験がいつか生きるといいが。
橋本(4.5) 唯一パス&ゴーができていたように見えた。ワンタッチ欲しい。
東(4.5) スペースを埋め、動きながらボールを受けた。悪くなかった。
小川(5) 君ももっと思いきりやっていい。何のために起用されるか考えて。
永井(4.5) 結局裏へ放りこんで永井を走らせるのが最も効率的かもしれん。
大久保(4.5) 大久保のナレッジやスキルが共有されてないので孤立は必然。
===
ウタカ(4.5) ゴールはあったが連係がアレで球離れ悪く流れ止めた。
太田(5) 前の選手とのコンビネーションに左右される。東とセットで見たい。
前田(-) 時間短し。

===

この試合結果を受け、篠田監督の退任が発表された。後任は安間コーチが暫定監督となるということで、来季は元広島監督の森保一を招聘するとの報道もある。上記の通り、いわゆる「大型補強」にも関わらずシーズンのこの時期に至ってもチームの連係に向上が見られず、守り勝ちもできない現状を考えれば、監督の解任はやむを得ないだろう。

篠田監督は、昨季城福監督の後任としてチームを立て直した功績はあり、モチベータとしては優秀なのではないかと思うが、代表級の選手を補強して「オールスター」となったチームをまとめ、厳しい規律と明快な戦術で冷徹に結果を出して行くには適任でなかったという他ない。残念であり昨季の功績には感謝している。

一方で、既にルヴァンカップも敗退、リーグ戦では残り全勝でも勝ち点60にとどまり目標のACL圏内も絶望になってからの監督交代はタイミングとしては遅きに失した。監督交代は挽回の可能性があるうちにやるのでなければ意味がない。何もかもがダメになってから監督を替えるのはどんな意味があるのか。

理由としては、このままではチームが空中分解してしまう、あるいは残留が危うくなるということくらいしか考えられないが、結局最大のカードである監督交代も出し遅れ、そういう寂しい悲しいカードの切り方しかできなかったこと自体が大きな失策である。今季残り9試合を我々は安間暫定監督の下で何を目指してどう戦うのか。

発表された大金社長コメントによれば、「あらゆる努力をはらい、残りのシーズンを戦っていく決意」「ここからの9試合は、新たな気持ちで…戦えるよう力を尽くします」とのことだが、しっかりと数値目標を示して欲しい。目標とはあくまで実証的なものであり、検証可能でなければならない。来季につながる戦いをしようと思うのであれば、残り9試合で勝ち点18、最終的に勝ち点51くらいは目指さなければならないのではないか。

まだシーズンは終わっていないが、今季は降格した2010年以上の失敗シーズンだった。棒に振ったこの1年が、石川の現役最後の1年であったことが余計に悔しい。石川が、森重が、そして大久保が苛立ち、危機感を持ったにも関わらず変わらないこのクラブ独特の緩さ、甘さがどこから来るのか、このオフはそれを徹底的に検証しなければならないはずだ。



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2017年09月04日 00:12      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ準々決勝第2戦】FC東京 1-5 川崎

■2017年9月3日(日) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

湿気が少なく気持ちのいい天気。新宿の小田急百貨店で弁当を買って味スタに向かった。

ファースト・レグでは0-2で負けており、ストレートに勝ち抜けるためには3-0が必要。少なくとも90分で2点取らなければ延長もない。逆に先制を許せばその時点で4点が必要になる厳しい試合。簡単なミッションではないが、3-0は過去にもあったスコアであり、決して不可能に挑戦するとか奇跡を起こすとかいったような話でもない。

状況を踏まえて局面ごとに最適の選択ができるか、そしてそれを90分間(場合によっては120分プラスPK)持続できる体力、技術、メンタルがあるか。がむしゃらに頑張るのではなく、必要な結果から逆算した最適な戦いを冷静に進める必要がある。前半を1-0で折り返せば、後半に1点勝負ができる。失点を許さず先制する、おそらくは切り替えの速さがポイントになる。

メンバーは第1戦をベースに、左WBは太田に代えて小川を、トップではウタカに代えて前田を先発で起用。


徳永 吉本 丸山
梶山
柳 橋本 米本 小川
前田 大久保

東京はまず先制を狙うためにリスクを取ってハイプレスを敢行してくるのではないかと見ていたがどちらかと言えば慎重な立ち上がりに。川崎がボールを持ち、東京は奪ったボールを散らしながら押し上げようとするがスタート地点が低くリズムに乗れない。

14分、柳のクロスのこぼれ球を拾った徳永が持ち上がってミドル・シュートを放つが敵DFに当たって枠に行かず。これが東京のファースト・シュート。どうしても得点が要る割りに打つべき人がシュートを打てていないのが気になる。

28分、中盤で奪われたボールを右サイドの裏に出されカウンターを浴びる。徳永、柳が上がって空いたスペースを使ってゴール前までボールを運ばれ、戻った梶山のスライディングも間に合わずゴールを許す。0-1と痛い先制点を与えてしまった。

これで東京は勝ち抜けのためには90分で4点が必要な状況に。何としても得点が必要だったが、30分、今度は左サイドを使われ、中央にボールを入れられる。この対応に徳永が釣りだされて最終ラインに穴が開くとワンツーでここを使われて失点、0-2と決定的なリードを許す。これで事実上試合は終わったと言っていい。人数も揃っていたがきれいに崩された。今日の試合を決めた失点だった。

これで5点が必要な状況。すぐにでも前線を増強し、後ろを捨ててでも点を狙いに行かなければならなかったが、まだ前半とあって準備ができていなかったか、38分、ようやく梶山に代えて永井を投入。第1戦と同じく、米本と橋本をダブル・ボランチにし、前田を中央に、大久保と永井をシャドーに配した3トップにする。

この試合、僕が見たところでは唯一梶山が早い時間帯の得点の必要性を理解してリスクを取ったチャレンジを繰り返しており、もちろんそれが裏目に出る局面もあったものの、この試合、個々の局面に最も必要なプレーをしていたように見えたので交代は残念だった。梶山は歩いて退場、不満を表現していたようだ。僕としては替えるなら米本だろうと思っていたが…。

しかし、直後の40分、中央から裏に出されたパスにサイドから入りこんだ敵FWのシュートを許す。これは林がセーブしたものの、こぼれ球を中央に飛びこんできた敵FWに蹴りこまれ失点、0-3とほぼ絶望的なスコアに。あと6点?!

結局0-3で前半を終了。あと6点をどうやって取りに行くのか考えれば、後半頭からウタカ確定だろうと思ったが交代なし。どういう状況判断をしているのか理解できず。

後半になっても気持ちだけが前に先走る東京に対して川崎がボールを支配、54分、左サイドからのクロスをファーで収められ、シュートを決められる。0-4となり必要な得点は7点に。

ここでようやく前田に代えてウタカを投入、しかし56分、敵のカウンターから中央を割られ敵FWが林と一対一に。ループ・シュートを決められ0-5。まあ、こうなったら同じようなものだが…。続けざまに失点して自壊。

57分、米本に代えてユ・インスを投入。橋本をアンカーにしてユ・インスと永井がインサイド・ハーフ的な位置になったようにも思うが分からず。この時点で勝ち抜けに必要な得点は8点になっており、もう何だかよく分からない。

その後はリスクを取って攻撃を仕掛けるがゴールが遠い。一方で危険なカウンターを受けるがそのリスクは承知の上だろう。必死の守備で追加点は許さないが時間は刻々と過ぎて行く。

66分、ウタカの浮き球のパスを追って裏に抜け出した永井が敵GKと一対一になるが、芝で滑ったかシュートは空振り。70分には柳のいいミドル・シュートがあったが敵GKがセーブ。

アディショナル・タイムになってようやく、左サイドの永井からのボールにファーの大久保がダイレクトで合わせ、角度のないところから流しこんでゴールを挙げたが「名誉の一発」どまり。結局1-5で完敗を喫し、今季のルヴァンカップは終わった。

この試合、まず疑問なのは、勝ち抜けのために3-0、最低でも90分で2-0が必要な試合だということが、本当に理解されていたのかということ。いや、もちろん理解はされていたのだと思うが、それが例えば「気合い」とか「意気込み」とか「気持ち」以外に、ゲーム・プランにどう織り込まれていたのかさっぱり分からなかった。

僕の目には、いつもの調子で漫然と試合に入り、のんびりと糸口を探っている間に失点、それで試合が終わってしまったように見えた。チーン、て感じ。長丁場のリーグ戦の1試合と、0-2のビハインドを背負ったカップ戦のセカンド・レグとでは、戦い方も自ずと変わって当然だと思うが、そのような問題意識はまったく感じられず、戦略的に動いているように見えたのは先に書いたように梶山くらいだったと思う。

これはもう想像の世界だが、「いつものやり方でしっかり戦えば3点は取れる。集中して行こう」くらいの気合いでピッチに出てきたのではないかと思ってしまう「普通感」。いったいどのようなゲーム・プランでこの試合に臨んだのか説明して欲しい。

素人考えかもしれないが、冒頭に書いた通り、前半の早い時間帯にリスクを取って先制し、そこからはリスク管理を徹底して1-0で前半を折り返すことができれば、ウタカ、永井、東、ユ・インスというカードもあり、後半に1点勝負を仕掛けて延長、PKという絵は描けたはず。それが最も現実的なプランだと僕は思っていたが、そういう感じでもなかった。いったいどうしたかったんだろう…。

それは先制されてからの戦い方にも感じた。どのようなゲーム・プランを採用するのであれ、不幸にして先制されること自体は当然想定し得る。そうなれば90分で4点を取らなければならないことになるが、万一そのような状況になったとき、いったいどう試合を進めるのか、そのプランBは用意されていたのか。そこで締め直し、戦術移行ができず立て続けに2点目を取られたことで完全に試合が終わってしまった。

先制を許したために敢えてリスクを取り、前がかりになって裏を取られ、失点を重ねること自体はあり得ること。1-0でも1-5でも勝ち抜けられないことは同じであり、スコアそのものをを責める気はない。

しかし、それではリスクを取ってしっかり攻めていたのかと言えば、2点が必要な試合にも関わらずどのようにその2点を取るのかという意識がまったく見えない曖昧な戦いに終始。そこから失点したこと、そこから立て直しもできず、どうやって勝ち抜けるかという結果から逆算したプレー選択がまったく見られなかったことは情けなく腹立たしい。

結局のところ、戦略、戦術というものがなく、状況や戦局も読まず、手なり、成り行きで漫然と戦った結果がこの完敗なのではないのか。トーナメントにはトーナメントの戦い方というものがあるはずだが、大雑把な戦い方で負けるべくして負けた。

これで今季現実的に見込めそうなタイトルはなくなった。リーグ戦の成績も併せ考えれば、以前から求めている通り、今季残りを何を目標にどう戦うのか、クラブからきちんとした説明があるのが当然だと思う。対応を望む。

評点(評点はドイツ式):
林(5) 後半はかなりシュートも止めたが追いつかず。状態は万全なのか?
徳永(6) 敵にボールを動かされて対応できず。綻びの主因となった。
吉本(6) 主将としてチームの向かう方向を示せず。5失点は言い訳できない。
丸山(6) 攻撃面でやや特徴は見せたものの、最終ラインとして責任は大きい。
梶山(5.5) 縦に当てる意識はあったが読まれた。交代は残念だった。
柳(5) シュートもあり試合ごとに成長している。この試合も噛みしめたい。
橋本(4.5) 試合ごとに成長している。ワンタッチで前線に出せれば大きい。
米本(5.5) 気合いが空回り。熱くなってしまいリスク要因に。交代は妥当。
小川(5.5) ワンタッチでさばければもっとチャンスが広がる。成長の途上。
前田(5) ひたすら収め続けたが後ろのフォローなく孤立した。
大久保(5) 味方と息が合わずイライラを募らせたがゴールで辻褄を合わせた。
===
永井(5.5) 決定機に空振り。献身的に走り回ってはいたが…。
ウタカ(5) 持ち過ぎになるのは出したいところに味方がいないからか。
ユ・インス(5.5) 元気に走り回ってくれれば取り敢えずそれでいい。

クラブとしての対応をはっきりさせるべき時期だ。



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2017年08月31日 00:48      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ準々決勝第1戦】川崎 2-0 FC東京

■2017年8月30日(水) 19:00キックオフ
■等々力陸上競技場

会社帰りに等々力に行くのは初めてだが、駅からの距離を別にすれば味スタよりも行きやすいことが分かって衝撃。キックオフの10分前にはビール片手に席につくことができた。夕立があったようだが僕が新丸子の駅に降りた時にはもうやんでいた。

ホーム&アウェイ方式の第1戦でありこの試合の勝敗がすべてという訳ではないが、アウェイでありとにかくゴールを挙げておきたい。大きなビハインドを背負うことだけは避けたい試合で、ドローなら上出来。しっかりリスクをコントロールしたい。

眷襪肇船礇鵑代表招集のため、CBには吉本が、アンカーには梶山が先発。トップは大久保とウタカの組合せになった。また左WBには太田が先発した。


徳永 吉本 丸山
梶山
柳 橋本 米本 太田
大久保 ウタカ

試合は序盤から互いに主導権を争う展開。ポゼッション・ゲームでは川崎に一日の長があるが、東京も奪ったボールを動かしながらチャンスを窺う。ともに失点を嫌って大きなリスク・テイクはせず、コンパクトにした中盤を主戦場に神経質な試合になる。

川崎の方がより深いところまで攻めこむことができているが吉本を中心とした守備も集中しており決定機は作らせない。一方の東京はボールを持ってもバランス重視でフィニッシュまで持ちこめず、膠着した状況が続く。

25分、太田のCKにウタカが頭で合わせるがGK正面に。これが東京のファースト・シュート。29分には敵FWのミドル・シュートが枠に飛ぶが林がセーブ。互いにシュート数は多くない。

その後も互いにチャンスを窺うつばぜり合いになるがともに打開力を欠き、スコアレスのまま前半を終える。

ゴールに迫るシーンは少なかったが、かっちりと締まった試合で前半スコアレスは悪くない。アウェイ・ゴールが欲しいのは山々だが、そのためにバランスを崩すことは避けたく、ホーム・ゲームに向けて無用のビハインドは背負いたくない。余計なリスクを取って仕掛ける必要はなく、ワンチャン勝負でいいので集中を切らせず行きたい。慎重な塩試合は望むところだ。

後半も流れは変わらず、互いにボールを持つとパスを回してクサビをトリガーに流動する攻撃を仕掛ける。61分、中盤でウタカからの横パスを受けた米本が前線の大久保にスルー・パス。これを追って裏に抜け出した大久保はGKと一対一になるがシュートはGKにセーブされてしまう。数少ないチャンスだけに確実に決めておきたかった。

70分、ウタカに代えて永井を投入、永井はそのままトップに入る。

72分、敵FWがドリブルでエリア内に侵入したところを吉本が倒したとしてPKを与える。リプレイで見ても敵FWが勝手に転んだように見えるがおそらくは引っ張るなどしていたのだろう。厳しい判定だが仕方ない。74分、このPKを冷静に決められて0-1と先制される。

篠田監督はこれに反応、梶山に代えて東を投入する。米本がアンカーに落ち、東はインサイド・ハーフに入ったということになっているが、米本、橋本をダブル・ボランチにする3-4-3にしたようにも見えた。

東が積極的に動き回りスペースに顔を出すことで東京の動きはスピード・アップした感があったがチャンスには結びつかず。79分、米本に代えて前田を投入、東がボランチに落ち、前田を中央に、左に永井、右に大久保という3トップになったように見えた。

東京は積極的にアウェイ・ゴールを狙いに行くが得点にならず。80分、太田のFKに橋本が頭で合わせるが枠外に。84分には永井がエリア外からシュートしたがこれも枠外。

すると90分、左サイドでボールを持った敵FWにドリブルで突っかけられ、だれも寄せに行けないままシュートを許す。これが決まって0-2と2点差に。DFが誰も人に行けず見てしまった。最後の最後にもったいない失点。結局試合はそのまま終了、0-2で第1戦を落とした。

第2戦を見込んで固い戦いになることは予想された試合で、攻撃面に物足りない感はあたものの、リスクをコントロールしながらスコアレスに抑えた前半までは悪くなかったと思う。

後半に入っても拮抗した戦いの中でよく我慢しており、失点したもののPKからということで、0-1なら第2戦で何とでもなる点差なので焦る必要はなかった。しかし、アウェイ・ゴールを取りに行ったか、ここからやや前がかりになり、チャンスも作ったがカウンターを受けるリスクが増大、最後は足が止まってフリーでシュートを打たせてしまった。

難しい判断だが、この試合単体で結果を出す必要はなく、0-1をしっかりキープしてワン・チャンスに賭けるというゲーム・マネージメントはあってよかったと思うが、リードされて意識がやや前に急いでしまったように感じた。

シュート数5-9、CK4-7、ポゼッション42-58と数字的には劣勢だが、内容的にはしっかり組み合い、勝っていてもおかしくない試合だっただけに、それをきちんとマネージできなかったところにひ弱さを感じた。

同じ負けるにしても0-1なら第2戦はイーブンで戦えたし、1-2なら第2戦1-0で勝ち抜けだったが、0-2で終わったため、3-0での勝利が必要になってしまった(2-0からPKもある)。PKで失点してからの戦い方が拙かったと言うべき。こうなった以上は、日曜日の第2戦には3-0で勝つしかない。そこに向けて集中したい。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 失点はやむなし。それ以外は安定したプレーだった。
徳永(3.5) 手堅いプレーで貢献、攻撃参加にも特徴見せた。
吉本(3) 身体を張ったプレーで味方を鼓舞した。ファウルは責められない。
丸山(4) 2点目ではもう少し寄せることはできなかったか。
梶山(3) 中盤で時間を作りリスクをコントロール、悪くなかった。
柳(4) もう少し思いきったプレーがあってもよかったが続けて使いたい。
橋本(3.5) 彼ならワンタッチでクリティカルなところにパス出しできないか。
米本(3.5) 逸機となったが大久保に出したスルー・パスはよかった。
太田(4) 左足を警戒されなかなかクロスを入れることができなかった。
大久保(3.5) 絶好機は決めて欲しかった。そのための高い給料のはず。
ウタカ(3.5) 周囲と息の合わないところも。ゴール欲しかった。
===
永井(4) 流れを変えることができなかった。
東(3) 往年の羽生を思わせる動きで全体を流動化した。
前田(-) 時間短し。

日曜日も行くしかない。




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2017年08月28日 19:30      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第2節】アウクスブルク 2-2 グラードバッハ

■2017年8月26日(土) 18:30キックオフ
■WWK-Arena (Augsburg)

日本時間では土曜日の夜10時半キックオフと理想的なスケジュールだが、東京の試合を日産スタまで見に行っていたので帰りが遅くなり、DAZNでの追っかけ観戦となった。

開幕戦はケルンに1-0と辛勝、アウェイではあるがきっちり勝ち点を積み上げたいところ。右SHにヘアマンが先発した他は開幕戦と同じ布陣に。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ヘアマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

試合はいきなり動く。1分、エリア内でパスを回され、守備をかわしてのシュートを放たれる。これが決まり失点。実際には35秒で0-1とビハインドを背負う。守備の人数も十分揃っていながら対応できなかったのが悔やまれる。

その後は互いに積極的に攻撃を仕掛けるハイテンポの展開に。7分、エリア内で放たれた敵のシュートがフェスタガードの手に当たるがハンドの判定とはならず。ブンデスリーガでは今季からビデオ判定が導入されているがビデオルームからの指摘もなかったようだ。リプレイでは上げた腕にボールが当たっており微妙な判定だが命拾いした。

直後の8分、中盤でボールを持ったツァカリアがシュティンドルとのワンツーから裏に飛び出す。敵GKと一対一になるが落ち着いて流しこみゴール。ツァカリアの初得点で1-1と同点に追いつく。

その後も一進一退の激しい主導権争いが続いたが、互いに譲らず。次に試合が動いたのは30分、エリア手前でボールを持ったラファエルがドリブルで縦に突っかけ、ニアのヘアマンに横パス。ヘアマンはこれをダイレクトでシュート、鋭くコースに飛んだボールは敵GKにセーブされたが、浮いたボールをファーのヴェントが頭で押しこんでゴール。2-1と逆転に成功する。

ビハインドを背負ったアウクスブルクが積極的に仕掛けるのに対し、グラードバッハはやや深めにブロックを形成しながら機を見てカウンターを狙う流れになる。

40分、ヴェントからのスローインを受けたアザールが敵DFを振りきってエリア内に侵入、左深くの角度のないところからシュートを放つと、ボールはゴールの前を横切りファーポストをヒット、しかしボールはそのまま跳ね返り再びゴール前を横切ってしまう。そのまま2-1で前半を終えた。

後半もアウクスブルクの攻撃に対してグラードバッハが受けに回る時間が長くなる。自陣に押しこまれ再三シュートを浴びるがゾマーの好セーブもあり失点は免れる。苦しい時間が続く。

64分、前半の内に警告を受けていたツァカリアに代えてベネシュを、65分にはヘアマンに代えてホフマンを投入。布陣を整えるが、アウクスブルクは76分に3枚替えを敢行、終盤勝負になる。

80分にはラファエルに代えてジョンソンを投入。その後もグラードバッハがアウクスブルクの猛攻に耐えていたが、89分、左サイドから入れられたクロスに中央で合わされ失点。2-2の同点にされてしまう。ギンターとフェスタガードの間に入られどちらも対応できなかった。これももったいない失点だが、それまで再三のピンチをしのいでいたので遂に決められたという感じ。

最後には背後からのパスを受けてエリアに入ったジョンソンがシュートを試みる場面もあったが敵DFに寄せられて打ちきれず、土壇場で追いつかれて2-2の引き分けとなった。

数字的に見ればシュート数15-24、CK0-10、ポゼッション49-51と、特にリードしてからアウクスブルクの猛烈な巻き返しに遭ったことが分かる。ホームの追い風を背に攻めてくるアウクスブルクを何とか押しとどめていたものの、最後の最後の決壊した感が強く、負けていてもおかしくない試合で、アウェイで勝ち点1を拾ったことはむしろラッキーだった。

リードしてリスク管理からのカウンター主体にギアをチェンジしたとはいえ、ドン引きで自陣に押しこまれたことが結果として失点を招いた。もう少し勇気を持って戦線を前に押し出すべきだったかもしれない。ギンター、フェスタガードの中央はふだんは固く高さ勝負にも強いが、失点シーンではいずれもボールを見てしまった感あり。そろそろオクスフォードを見てみたい気がする。

攻撃ではツァカリアの初ゴールもあり、少ないタッチ数でスピーディに押し上げる戦術が機能している。昨季はケガがちだったラファエル、アザールが揃っており、そこにシュティンドル、ヘアマンらが絡んでオートマティズムが機能しているのは心強い。いい流れを切らせないようにしたい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「私の目から見れば、前半は我々がどうコンビネーションを作るかということがよく分かったし、部分的に非常によくできていた。しかしこの局面でトーガン・アザールが早々に試合を決定づけることのできるチャンスを外してしまった。後半はアウクスブルクを称賛しなければならない。彼らはロングボールを多用して我々に問題をもたらした。彼らがしっかり押し上げてきたので我々はセカンドボールを拾うことができなかった。後半を考えれば引き分けは妥当な結果だ。後半、楽になるためにやれたことがあまりに少なかったことについては批判を受けても仕方がない。総合すれば、素晴らしい前半と、もっとやらねばならなかった後半、という試合だった」

敵の日本人選手はベンチにもいなかったが何かあったのか。



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2017年08月27日 11:32      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第24節】横浜 1-0 FC東京

■2017年8月26日(土) 19:00キックオフ
■日産スタジアム

蒸し暑い土曜日。体調が今イチだったが昼寝して何とか外出可能なところまで回復したので新横浜を目指した。

東京は残り試合全勝しても得られる勝ち点は66。開幕時の目標であったACL、さらにはタイトルという意味ではギリギリの状態。内容を云々している場合ではなくとにかく結果が必要で、落とすことのできる勝ち点は1つたりともない。アウェイではあるが勝つ以外に目指すものはない。

前節負傷した室屋(右内側ハムストリングス筋挫傷のため全治4〜6週との発表)に代わり柳がリーグ戦初出場・初先発、一方左のWBには太田に代わって小川が先発。またGKには林が復帰した。ポルティモネンセへの移籍が発表された中島はこの試合が東京での最終戦となるがベンチ・スタートとなった。


徳永 チャン 丸山

柳 橋本 米本 小川
前田 大久保

立ち上がりから双方が積極的にボールを奪い合うテンションの高い展開に。序盤のポゼッションは横浜に譲った感はあるが、東京はコンパクトな陣形から奪ったボールを早めに前線に当て、ピッチをワイドに使って押し上げる攻撃を仕掛ける。

6分、眷襪デザイン・プレーでエリア内に走り小川のFKを受けて中央にクロス。これに橋本が頭で合わせるがバーの上に。これが東京のファースト・シュート。

その後は拮抗した戦いになり互いに主導権を争う。東京は両翼がベタ降りで5バックになる時間も長いが、しっかりした守備で横浜の攻撃をしのぐ。一方で攻撃は単発が多くフィニッシュまで持ちこめない。

39分、前半最大のチャンス。大久保からのパスを受けて裏に飛び出した眷襪敵GKと一対一に。眷襪GKの頭を越すループ・シュートを放ったがボールはわずかにゴール左に外れる。もったいないシーンだった。

その後も前田のヘディング・シュートが枠外になるなどゴールを捕まえきれず、スコアレスで前半を終了。敵の攻撃に手を焼くシーンもあったもののしっかり組み合った戦いができており後半勝負は悪くない。オープンにすることなくしっかり締めながらチャンスを大事にしたい。勝機は十分ある。

後半に入っても互いに前に出る展開。徐々に東京のポゼッションが長くなるが敵の守備もなかなか綻びを見せず決定機は多くない。横浜の攻撃にもしっかり身体を張って対応できており、スコアレスながら緊張感のある試合になっている。

71分、前田に代えて永井を投入。交代をここまで引っ張ったのは試合が拮抗しておりバランスが崩れるのを嫌ったか。意図は理解できる。いよいよ試合を動かすためにスピードのある永井を前線に送りこむのも納得感はある。

さらに80分、米本に代えて中島を投入。最終戦となる中島は予定の起用だと思うし、流れ的にも中島のゴールに向かう姿勢は欲しい時間帯だが米本との交代はどうなのか。インサイド・ハーフしか替えどころがないということか。

しかし、83分、自陣エリア内右寄りで縦にスルー・パスを通され裏を取られる。ここから挙げられたクロスにファーから飛びこんだ敵FWに頭で合わされ、大きくバウンドしたボールはバーに当たってそのままゴールに。終盤に0-1と先制される。全員がボールを見てしまい、背後から飛びこんできた敵FWを誰も捕まえられなかった。悔やまれる失点。

85分、右寄りでパスを受けた眷襪強烈なミドルを放つが敵GK正面に。88分、橋本に代えてウタカを投入する。89分、エリア内でボールを拾った中島がループ・シュートを放つがボールはバーに当たりピッチに戻る。このこぼれ球には大久保、ウタカも詰めきれず。後半最大のチャンスだったが押しこみきれなかった。

東京は最後まで諦めず反撃したものの結局そのままタイム・アップ。結局土壇場での失点で0-1と惜敗した。

数字的にはシュート数11-9、CK3-9、ポゼッション51-49と拮抗した戦いで、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思うが、絶好機を決めきれないまま推移、終盤に守備が持ちこたえられず勝ち点を逃した。運も含めわずかな差での敗戦だが、そのわずかな差をこちらに持ってこられないところに限界を感じた。

眷襪存在感を見せ、前線に張りつくシーンも多かった。結果を出すことの重要性を誰よりも認識してフレキシブルに動いたのだと思うが、気負いからか狙い過ぎか結果につなげることはできなかった。

初先発の柳はルヴァンカップの時のようなお粗末な守備もなく及第点か。敵の強力なサイド・アタッカーに手を焼き、裏を取られて徳永の救援を仰ぐシーンも目立ったものの、総じて前向きに対応、クロスの質も悪くなかった。少なくとも室屋が戻るまでは彼に機会を与えることでいいと思う。

小川も悪くなかった。厳しい守備戦になったため、攻め上がりの機会は限られたものの、プレー選択や流れを読む力、コンビネーションには成長が窺える。ボールを要求するシーンも増え、J1での起用とJ3での経験から自信をつけてきている。太田と比べても遜色のないところまで来ており、選択肢として十分計算できる。

攻撃全般を見てもようやくオートマティズムが機能し始めており、少ないタッチ数でボールを動かしながら全体を押し上げる攻撃、開いたところに通す速いチャレンジ・パス、前を向く意識など、目指す方向としては悪くなく、この試合のように結果に結びつかないことはあるがやり続ける価値はある。

だが、今の東京が置かれた状況を考えれば、内容について云々する時期はとっくに過ぎたと言う他ない。シーズンは残り10試合、ラスト・スパートの時期になって「こんないい点もあって惜しかった」という議論は、シーズン初めにタイトルを目指して戦い始めたクラブとしてはまったく無効だ。結果が出なければ直ちに批判される状況にクラブはいる。

この試合に負けたことで、残り試合を全部勝っても勝ち点は63まで切り下がった。これは過去10年間の3位クラブの平均勝ち点61.4を考えればもはやぎりぎりの水準。1位クラブの平均勝ち点68.3にはどうやっても届かない。

残り10試合で3位との勝ち点は13差。ここまで1試合あたりの勝ち点が1.38の我々が残り10試合を1試合あたり3.00で行けるのかというのはともかくとしても、3位の柏、4位のC大阪、5位の川崎のいずれかが残り10試合を1試合あたり勝ち点2.00のペースで行けば勝ち点は65〜66に到達、我々のACLはなくなる。

現実的に考えれば、シーズン開幕当初に掲げた目標の達成は極めて難しくなったというのが現状認識のはずだ。相応のカネをかけて補強したがその成果が出ず、目論んだ成績が残せていないことについて、何が原因なのか、ここから何を目標にどう戦うのか、そのためにどんな対策をするのか、そしてこのような状況に至ったことの責任は誰がどう取るのか、ステークホルダーにきちんと説明するのが経営というものではないのか。

それがなされないまま、目標を失って日々の試合を何となく頑張って戦うというのはプロとしてあり得ない。クラブとしての明確な考え方、ビジョンを示さなければ信頼を失う。早急に対応を求める。

評点(評点はドイツ式):
林(4) 失点はノー・チャンスか。故障の具合は大丈夫なのか、懸念が残る。
徳永(4.5) 敵のしつこい攻撃に手を焼いたが持ち場は最後まで守りきった。
チャン(4.5) 粘り強く守備を統率したが失点シーンでは背後を取られた。
丸山(4) 3バックになってから明らかに持ち味が生きている感あり。
眷(3.5) 良くも悪くも彼のゲーム。ルヴァンカップは代表で不在に。
柳(4.5) 対面の敵に手を焼いたが彼自身の出来は悪くなかった。継続したい。
橋本(4.5) 試合ごとに成長している感あり。交代はもったいなかった。
米本(4.5) プレー選択は正しいがどうしてもそこで一拍入っちゃう。
小川(4.5) 押しこまれる時間帯も多かったが機を見た攻撃参加は有効だった。
大久保(4) 配球役として違いを示した。フィニッシャーとして使いたいが…。
前田(4.5) 愚直にボールを受け続けたが結果につなげられず。ゴール欲しい。
===
永井(-) 時間短し。
中島(-) 時間短し。シュートは惜しかった。
ウタカ(-) 時間短し。

中島は明確な特徴があり、変化を作りだせる選手だし、ボールを持ったらまずゴールを目指す、ムリくりでも自分の形に持ち込んでシュートを打つというプレースタイルはいくつかの得点とチャンスを作った。彼に救われたことも少なくはなかったが、それも彼がポジションを放棄して突撃に出た後のスペースを残りの選手が必死で埋め続けたからこそ。その意味でリスクが高く起用の難しい選手だし、限界もあり、このままではいずれ頭打ちになる懸念が大きかったと思うので海外移籍はいい頃合い。成長を祈る。



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2017年08月21日 20:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第1節】グラードバッハ 1-0 ケルン

■2017年8月20日(日) 18:00キックオフ
■Borussia-Park

ブンデスリーガ開幕戦。月曜日未明1時のキックオフだったが外泊していたので結果情報を遮断、月曜日に家に帰ってからDAZNの見逃し配信を見た。

布陣はDFBポカール1回戦と同じ。オクスフォードとアウグスブルクから獲得した出戻りのボバディジャがベンチ入り。懐かしい名前だ。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
トラオレ クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

グラードバッハから序盤からケルンを圧倒、ボールを支配しトラオレ、アザールを経由して攻撃を仕掛けて行く。アザール、シュティンドル、ラファエル、ツァカリアらが立て続けに決定機を迎えるがシュートは敵GKにセーブされる。

20分過ぎからはケルンがシステムを修正、カウンターからのチャンスも作るが、グラードバッハの集中した守備もあり拮抗した状況に。この時間帯にはグラードバッハはスペースを消されてほぼチャンスを作れず。結局スコアレスで前半を終了した。

後半に入るとグラードバッハが再びボールを支配、49分、カウンターで左サイドを駆け上がったトラオレがDFラインの裏にクロスを入れると、ファーから走りこんだエルヴェディがきれいに流しこんでゴール、1-0と先制する。

その後はリスク管理を優先するグラードバッハに対してケルンがゴールを狙いに行く展開に。グラードバッハは整った守備からカウンターで追加点を取りに行く。

終盤に入ると、81分、アザールに代えてヘアマンを、84分、トラオレに代えてホフマンを、さらに88分にはラファエルに代えてボバディジャを投入するなど試合をクローズしに行く。ヘアマン、ボバディジャにもシュートが出るなどチャンスは作ったものの得点できず。結局、ケルンの反撃をしっかりと受け止めたグラードバッハが1-0と辛勝、開幕戦を勝利でスタートした。

数字的にはシュート数22-13、CK5-3、ポゼッション53-47と優位に試合を進めたようでもあるが、後半はケルンにボールを持たれる時間も長く、また前半にはあと2、3点取らなければならなかった逸機の連続で、自ら試合を苦しくした。

ツァカリア、クラマーを起点に、アザール、トラオレのサイドからの仕掛け、ラファエル、シュティンドルが自在に上下に動くことなどの組合せで形を作って行く戦術は昨季から成熟してきたもの。スペースのあった前半は特にチームとしていい状態にあることが感じられた。

しかし、前半途中から敵に修正されてスペースをつぶされると、ボールを効果的に前線に運ぶことができなくなり、出足のいい敵の攻撃に自陣で対応する時間が増え、苦戦を強いられた。それでも勝つことができたのはチームの進歩か。

ツァカリア、ギンターはチームに馴染んでおり問題なさそう。ボバディジャもシュート・シーンを作るなど可能性を感じさせた。新しい戦力を馴染ませながら、戦術の強度を上げて勝ち点を重ねて行きたい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「開幕戦で勝ち点3を取れたことは非常に重要だ。それをダービーでとれたことも併せて考えれば、ファンもとても喜んでくれると思う。ただひとつ足りなかったものを挙げるとすれば、チャンスが何度もあったのに逃し続け2点めを決められなかったことだ。そうなってしまうと、ケルンの反撃を受けて追いつかれる危険もあった。しかし、ヤニク・フェスタガードとマティアス・ギンターはCBとして非常にうまく戦ってくれた。マティアスはチームにも非常によく溶け込んで、守備で素晴らしいだけでなく、攻撃の面でも1回か2回アクセントをつけた。彼は全体としていいデビュー戦を飾ったと言うべきだろう。我々はダービーでの勝利の勢いを持ち帰りたい」

しかし今なぜボバディジャ獲得なのか…。



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2017年08月20日 01:32      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第23節】浦和 2-1 FC東京

■2017年8月19日(土) 20:00キックオフ
■埼玉スタジアム2002

7時キックオフ予定だったが6時ごろから黒い雲が広がり激しい雷雨に。屋根のないゴール裏はひどい状態。キックオフが7時38分に延期され、さらに8時キックオフに。その頃にはいったんやんだものの、断続的に雨が降る中での試合となった。

東京はとにかく残り試合全部勝たないとタイトルも覚束ない状態で、負けたらそこでシーズン終了くらいの勢い。浦和が苦手なのは分かっているが、全部勝たねばならない以上、相手がどこであれ、苦手であれ得意であれ勝つつもりでやる以外にない。

林がベンチに復帰したが大久保択生が前節に引き続き先発。インサイド・ハーフには東に代わって米本が先発した。ポルトガルへの移籍が報じられている中島はこの試合が最後になる可能性もある。

大久保
徳永 チャン 丸山

室屋 橋本 米本 太田
前田 大久保

立ち上がりは浦和にボールを支配されたが、東京も浦和のパスをカットするなどして徐々にボールを持つ時間が長くなって行く。ポゼッションからの展開を中心にする浦和に対して、東京は裏への長いボールと崩しを併用する感じか。

17分、試合が動く。左サイドの裏に展開されたボールを中央に戻され、ワンタッチで落としたところに敵FWがフリーで飛び出してシュート。択生が横っ飛びでセーブを試み指先で触れたものの枠外へ飛ばすには及ばずゴール。0-1と先制を許す。ワンタッチでの左右の揺さぶりに振らされ、最も警戒しなければならないはずの敵FWにフリーでのシュートを許した。浦和のこなれた攻撃にヤられた失点。

しかし、5分後の22分、中央でボールを受けた嘉人が右サイドの裏に展開、これを追った室屋が中央へ折り返すと、ファーに走りこんだ橋本がこれを押しこんでゴール。1-1の同点に追いつく。

ところが30分、今度は浦和のワンタッチでのパス交換から中央を割られ、再び敵FWをフリーにしてしまう。シュートはバウンドしてゴールへ。1-2と再び勝ち越しを許した。これも敵のボールの出し入れに振らされてマークの受け渡しが追いつかず、敵FWをケアできなかった。

その後は一進一退の拮抗した展開に。33分、前田が珍しくドリブルで持ち上がりシュートするがGK正面。39分には正面でFKを与えるが直接狙ったボールは択生がナイス・セーブ。42分には太田のCKに丸山が頭で合わせるがシュートは浮いてしまいバーの上へ。1-2で前半を終えた。

内容的には戦えているが、失点がいずれも「もちこたえられなかった」という感じの力負けで残念。とはいえ1点差ならどうにでもなる。コマは揃っており後半勝負で得点は期待できるので、ワンチャンで追いつき、逆転は終盤勝負でいい。これ以上失点しないことを第一に我慢強くチャンスを窺いたい。

東京は後半開始から前田に代えてウタカを投入、得点を狙いに行く意思を鮮明にする。

ところが51分にアクシデント。敵と競った室屋が着地の際に足を傷めたか、起き上がれずそのまま担架で退場、代わりに永井が入る。吉本を入れて徳永をサイドに出すか、東を入れて橋本をサイドに出すかと考えていたが、永井をワイドで使うか…。攻撃はいいが守備の時は最終ラインに落ちて5バックの右になるのは違和感ないか。

後半は東京が積極的に攻撃を仕掛け、浦和がこれを受けてかわす展開に。ボールは相応に持てているが、なかなか決定的な縦パスが入らず焦れる時間が続く。ウタカに当ててみるものの、その後の連係が今ひとつで決定機を作れない。

62分、米本に代えて中島を投入。中島はそのままインサイド・ハーフに入ったように見えた。67分、中島がミドル・シュートを放ち鋭く枠に向かうが敵GKにセーブされる。こぼれ球に嘉人が詰めようとするが及ばず。

68分には浦和のカウンターから択生と一対一でシュートを打たれるが択生がセーブ。サンキュー、択生だ。82分にも敵FWの落としからダイレクトでシュートを打たれるがポストをヒット。まだ運は残っていると感じた。

終盤は東京が必死の反撃を試みる。85分、正面でパスを受けた眷襪果敢にミドル・シュートを放つがボールはバーをヒット。88分、エリアすぐ外右寄りでFKを得る。太田が蹴るが壁に当ててしまう。90分、中島がミドル・シュートを放つがこれもポストをヒット。アディショナル・タイムにはエリア右横でFKを得るが太田の蹴ったボールはクリアされ、結局終盤は押しこんだもののゴールを割ることができず、1-2で痛い敗戦を喫した。

この試合だけを見れば、浦和の高い連動性と技術で崩され2失点はしたものの、最少得点差で最後まで粘り、チャンスを作った好ゲームだったと思う。シュート数10-11、CK10-5、ポゼッション52-48と互角以上に渡りあったが、決定機に決めきれず、惜しい敗戦となった、という総括になるだろう。

しかし、ひとつ順位が上の浦和に競り負け、勝ち点は33のままの足踏みとなり、順位は10位にダウン。残り11試合を全勝しても獲得できる勝ち点は66となり、タイトルを考えた時、ここ10年の1位クラブの平均勝ち点68.3にはもう及ばなくなってしまった。

今季の公式目標であるACLを考えれば、3位の平均61.4は上回る可能性はまだ数字上残されているものの、3位川崎との勝ち点差は12であり、残り11試合での逆転は極めて難しくなったと言う他ない。

試合内容自体は上向いているし、特にタイトルもACLも考えない平常運行であれば、「内容は悪くなかった」「バーに当てたヤツ惜しかった」「形はできてきてる」「切り替えて次行こう」で済んだと思うが、高額の投資をして代表クラスの即戦力を何人も補強、ACLを公式の目標とし、インタビューなどではタイトルを狙うことも半ば公言してのシーズンだけに、この1敗は開幕当初に描いたビジョンがほぼ費えることになった重い、致命的な敗戦のはずだ。簡単に切り替えて次に行く訳に行かない。その前に総括されなければならないことがたくさんある。

まずシーズン当初に掲げた目標がほぼ実現不能になったことを現実としてしっかり認めること、そしてなぜ何が目論見通り行かなかったのかをきちんと総括すること、その上でシーズンの残り何を目標にどう戦うのかをはっきりさせること、最後に高額の投資をしながら所期の成績が残せていないことの責任を明確にすること、これらがなされないと、我々は目標を失い日々をやり繰りするだけの野良犬のような集団に堕してしまうだろう。

毎試合カネを払ってスタジアムに足を運んでいるサポーターは大事な顧客でありクラブの重要なステークホルダーである。やると言ったことができなくなったことを踏まえれば、明確な説明があるのが当然だろう。この試合内容自体は悲観しないし、シーズン残り試合にも希望は感じているが、ここまで見込んだ通りの結果が示せていないことはまた別の話。クラブからの説明を求める。

評点(評点はドイツ式):
大久保(3) 失点はノー・チャンスか。ファイン・セーブもあり出来はよかった。
徳永(4.5) 前半の守備に課題を残した。一対一の強さにもさすがに陰りが…。
チャン(4.5) 局面での強さは見せたが失点シーンでは敵に振らされ崩された。
丸山(4.5) 3バックの方がメリハリのある動きができている。後半はよかった。
眷(3) このシステムの要。横のスペースを使われ苦労したが試合を作った。
室屋(3.5) 長い距離を走って裏でボールを受ける動きが生きた。ケガが心配。
橋本(3.5) 攻撃感覚が生きた。ボールさばきにもリズムが出てきている。
米本(4) 思いきりのいいボール奪取もあったが攻撃でノッキングするシーンも。
太田(4.5) 守備で後手を踏み、セット・プレーでもキレ味を欠いた。
前田(4) 積極的な仕掛けもあったが残念ながら前半で交代の憂き目に。
大久保(4) 得点時の室屋へのパスは素晴らしかったが、他は息が合わず。
===
ウタカ(4) ボールを持ち過ぎなのか、周囲と動きが合わないのか。
永井(4.5) できることならトップに置いて使いたい。スピードは見せた。
中島(4.5) 渡欧前のラスト・ゲームか。最後のシュートはポストに嫌われた。

室屋のケガが心配。彼が欠けるとこのスタイルの大きなピースがなくなる。キックオフが遅れたので家に帰りついたのは12時前だった…。



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2017年08月14日 00:18      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第22節】FC東京 1-0 神戸

■2017年8月13日(日) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

3連休の最終日のナイト・ゲーム。週央にも試合のあるイングリッシュ・ウィークだったので日曜日開催はやむなしか。湿度は高いが曇りがちでそこまでの暑さはない。途中雨も降ったようだが分からなかった。味スタは敵の外国人FW目当てなのか夏休みなのかタダ券なのか分からないがかなり混んでいた。

東京はタイトル、ACLというシーズン当初の目標からすれば残り試合全勝が必須の追い詰められた状況。1つの勝ち点すらもう落とせない状況で今日も目の前の敵にしっかり食いついて行くしかない。順位こそ東京の方が上だが、有力な外国人FWを補強し上位を狙う神戸は厳しい敵。簡単には勝たせてもらえない。

GKには大久保(択生)が先発。林はベンチ入りもせず、何らかの故障を抱えているようだが情報がない。3バックの右には徳永が先発。インサイド・ハーフには米本の代わりに東が先発、また2トップは大久保がケガからの復帰後初めての先発、前田とコンビを組んだ。吉本、米本、ウタカ、中島らはベンチ・スタート。

大久保
徳永 チャン 丸山

室屋 橋本 東 太田
大久保 前田

開始からしばらくは神戸が一方的に攻めこむ展開に。ボールを保持され、中盤にフタをされてほぼハーフコート・マッチに。東京はボールを奪っても起点が作れず、前線に当ててもインサイド・ハーフが出て行けないのでボールが拾えない。ほぼ一方的に攻められ、しのぐ時間帯が続く。主戦場が想定より10メートルほど低い状態で苦戦を強いられる。

この間、神戸はセット・プレーを含め数回のチャンスを作るが、クリティカルなボールは択生が的確にパンチングで防ぐ。この時間帯をしっかり防いだのは試合を通じて大きかったと思う。敵FWに引っ張られて全体がベタ下がりになる中で、割り切って我慢できたことがその後の展開で生きた。

28分、大久保嘉人からパスを受けた眷襪離好襦次Ε僖垢鯆匹辰禿譴裏に飛び出すがシュートは敵GKに当ててしまう。これが東京のファースト・シュートになるが、これでようやく固さが取れたか、ここからは東京がボールを持つ時間が少しずつ増えて行く。その後は拮抗した戦いとなるが互いに決定機は作れず、スコアレスで前半を終えた。

後半に入ると神戸の出足が鈍くなり、東京が運動量で優位に立つ。眷襪離棔璽襦Ε灰鵐肇蹇璽襪生き、パスが繋がり始める。57分、東に代えて米本を投入。すると米本のボール・ホルダーへの積極的なアプローチからリズムが生まれ、少しずつチャンスを作れるようになる。

丸山、徳永が積極的に持ち上がるシーンも増える。61分、太田が自らの右CKからのこぼれ球を拾って直接狙うがGK正面に。65分には正面30メートルほどのFKを太田が直接狙うがバーの上に。一方、70分、敵のロング・ボールから敵FWとチャンが交錯、敵FWのシュートはゴールに入ったが直前のプレーがファウルと判定されノー・ゴールに。ヤバかった。

71分、徳永のクロスに前田が飛びこみ頭で合わせるがGK正面。72分、敵のクリア・ボールが嘉人の足許にこぼれ、嘉人がシュートを放つが枠外に。72分、前田に代えてウタカを投入、勝負に出る。

終盤はウタカをターゲットにして大久保、米本、室屋らが絡んでチャンスを作るが、神戸の必死の守備もあってフィニッシュまで持ちこめない。あと少しの感はあるものの決めきれない状態。

83分、橋本に代えて中島を投入、いよいよ終盤勝負に。86分、右サイドから入れられたクロスに中央で合わされ鋭いシュートが枠に飛んだが択生が腕一本でバーに逃れる。今日イチのスーパー・セーブだ。サンキュー、大久保。

すると88分、エリア手前でボールを受けた大久保が、右前線にスルー・パスを通す。これを追って裏に飛び出した室屋が、対応に出た敵GKの脇を通すクロスを中央に送ると、ここに走りこんだウタカが丁寧に流しこんでゴール。土壇場で東京が1-0と先制する。

アディショナル・タイムは4分あったがしっかりとボールを支配して時計を進め、結局東京が1-0で久しぶりにホームで勝ち点3を得た。

特に序盤は一方的に神戸に押しこまれ、数字を見てもシュート数9-8、CK4-6、ポゼッション45-55と決して敵を圧倒した訳ではなかったが、ボールを支配され押しこまれた前半をしっかり耐え、敵のポゼッションにつきあいながらも得点を許さなかったのが大きかった。

両サイド、中盤にフタをされ、押し上げが難しい中で前線が孤立するシーンも多かったが、東、橋本がリスクを見ながら広い範囲をカバーし続けたことで守備が破綻せず、後半勝負へとつなげることができた。苦しく、みっともない前半だったがこの試合の本質はこの時間帯にあったと言っても過言ではない。

この前半があったからこそ、神戸の足が重くなり始めた後半に投入した米本のボールへのアプローチが生き、またウタカ、中島のプレーが効果的だった。ウタカ、中島、そして出場機会はなかったが永井をベンチに置いており、後半勝負なら1点は計算できる布陣だっただけに、お粗末な失点がなかったこと、リーグ戦初先発だった択生の踏ん張りに大きな価値があった。

もちろん、できることなら華麗なコンビネーションで敵を圧倒し大差で勝ちたいのは当然だが、重要なのは勝ち点3であり、ポゼッションを譲っても、華麗なコンビネーションがなくても、最後にワン・チャンスで1点取って勝てればそれでいい。集中を切らさず、しっかりゴールを守れば、勝機は転がりこんでくるということを実感した試合だった。

イングランドのクラブやドイツ代表のユニを着た、神戸の外国人FWを見に来たと思しき客も散見されたが、彼らの一部は確実に今日の終盤のゴールとその盛り上がりに満足して帰ったと思う。よそのユニでスタジアムに来るのは正直どうかとも思うが、とにかくそうやって一度スタジアムに足を運んでくれれば、あとはどれだけスタジアムにいい雰囲気を作ってリピーターにできるか、気遣うのは我々の方だ。

よそのクラブの選手のおかげで集客できるのならこんなに美味しい話はない。3万人超えの動員となったが、その試合で劇的な勝利を収められたことは重要だ。

これで東京は22試合を終えて勝ち点33(1試合あたり1.50)で9位に浮上、首位鹿島との勝ち点差は13、3位横浜とは10差となった。シーズンの残りは12試合。カツカツのところだがチャンスはある。引き続き残り全勝を目指して目の前の試合に全力を傾注するしかない。オレらの挑戦はまだ続く。

評点(評点はドイツ式):
大久保(2.5) スーパー・セーブで窮地を救った。間違いなく今日のヒーロー。
徳永(3.5) 尻上がりに調子を上げた。終盤の持ち上がりは攻撃を支えた。
チャン(3) 前節に続いて強さを感じさせるパフォーマンス。頼りになる。
丸山(3.5) 序盤は押しこまれしんどかったが徐々に自信が表現できた。
眷(3) 苦しい時間帯にもチームを鼓舞しプレーで戦い方を体現していた。
室屋(3) 大きなサイド・チェンジを収めた。決勝点のアシストに泣けた。
橋本(3.5) 地味な働きに終始したが特に前半よく耐えてスペースを抑えた。
東(3.5) 押しこまれて苦しい時間帯にチームのために水を運び続けた。
太田(3.5) リスクや室屋とのバランスを見ながら神経質なプレーになった。
大久保(4) 最後のスルー・パスがなければ「5」にするところだった。
前田(4) 前線で身体を張ったがその後を誰も受けてくれなかった。
===
米本(3) 出色の働きで試合を再起動するスイッチを入れた。成長してる。
ウタカ(3) やや持ち過ぎだが異次元の働きでチームに貢献。サンキュー。
中島(-) 時間短し。

勝てばすべてナイス・ゲーム。



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2017年08月12日 23:53      [posted by der_ball_ist_rund]

【DFBポカール1回戦】エッセン 1-2 グラードバッハ

■2017年8月11日(金) 20:45キックオフ
■Stadion Essen (Essen)

グラードバッハの今季最初の公式戦はDFBポカールの1回戦、レギオナルリーガのRWエッセンとの試合。さすがのDAZNもDFBポカールまではやってくれないようで、FohlenTVでの時差視聴にした。

チームの骨格は昨季と変わらないが、クリステンセン、ダフードの抜けた穴を埋めるべく、CBにはBVBから獲得したドイツ代表のギンター、ボランチにはベルンから移籍のスイス代表ツァカリアを配する布陣。なかなか豪華だ。

レディングから獲得したオクスフォードはケガのためベンチ外。他にもヤンチュケ、ドルミッチ、シュトロブル、コロジチャクらが故障で欠場している。シュトロブルは長引くかもしれない。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
トラオレ クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

試合は序盤からグラードバッハがボールを支配、優勢に試合を進めるが、フィニッシュのアイデアがなくゴールに迫ることができない。少ないタッチ数でテンポよくボールをつなごうとするが、まだ息が合わないシーンも多い。トラオレがよくボールに触って積極的に動いているのが目につく。

29分、敵陣でのボール・ロストからカウンターを受け、左サイドからクロスを入れられる。中央から飛び出してきた敵MFをケアできず、勢いのあるヘディングを許して失点。0-1と先制される。人数は足りていたように見えたがクロスの出所にも中央でもつぶしきれなかった守備の甘さが悔やまれる。

その後もグラードバッハがボールを支配、積極的にゴールを狙いに行くがエッセンの守備も固く崩すことができない。結局0-1のままで前半を終了した。クラマー、ツァカリアのところでボールを落ち着かせ、アザール、トラオレ、ラファエルらが交互にボールを受けて攻撃を仕掛ける形は昨季から変わっていないようだ。

後半に入っても流れは変わらず。グラードバッハが立ち上がりからチャンスを作るがシュートが枠に行かず。割り切ってゴール前を固め、プレスから奪ったボールでカウンターを仕掛けるエッセンに対し苦戦する。67分、警告を受けたツァカリアに代えてホフマンを投入、ホフマンはそのままボランチに入ったようだ。

70分、CKに中央でフェスタガードが合わせ、敵に防がれたこぼれ球にシュティンドル、クラマーが詰めるがゴールを割れず。次第に残り時間が少なくなる中、79分に試合が動く。シュティンドルからのパスを受けたホフマンが裏に抜け出しゴール前からシュート。これは敵GKにセーブされるが、こぼれ球をそのまま押しこんでゴール。1-1と同点に追いつく。

さらに3分後の82分、左サイドでボールを持ったトラオレがフェイントで敵DFをかわしてファーにクロスを上げると、アザールがダイレクトで折り返し、ゴール前のラファエルがこれを蹴りこんでゴール。2-1と逆転する。

その後はグラードバッハが試合をコントロール。87分にはアザールに代えてヘアマンを、アディショナル・タイムにはトラオレに代えてジョンソンを投入して試合をクローズしに行く。裏に飛び出したヘアマンが敵GKと一対一でシュートを放つシーンもあったがGKにセーブされ、結局2-1でポカールの1回戦を突破した。

シーズン初戦かつポカールとあって難しい試合になったが、最後には地力の差を見せて逆転勝ち。まだまだ粗いところもあるが、監督も主力選手も昨季から大きな変更なく、戦術は浸透していると思う。新しく加わったギンター、ツァカリアも、形のできているところにハメこむ補強なのでまずは無難に入れているようだ。

試合内容としてはシュート数23-8、CK11-2、ポゼッション72-28と格下の敵を圧倒したが、先制を許すなど苦戦した点は修正が必要。故障者がDFに集中しているのが不安材料だが、来週にはリーグ戦も始まる。ヘキング監督の力が試されるとともに、ファヴレ、シュバートと連続性をもってオートマティズムを形成してきたチームの真価が問われるシーズンだ。

ディーター・ヘキング監督談話:
「ここでは一部リーグと同じような雰囲気と、我々に全力を出すことを要求してくる敵に直面することになると試合前から言っていた。我々は素晴らしい試合の入り方をし、いいテンポで最初の20分間はうまくボールを動かせた。しかしその後テンポが落ち、失点してしまった。ここでエッセンに、今日は何かが起こるかもと思わせてしまった。重要なのは、我々がしっかり我慢することができたこと、そしてテンポを再び上げることができたことだ。チームはできることをすべてトライしているのが分かった。1-1になる前に既にいいチャンスはあった。DFBポカールの特徴が出た試合だったと思う。我々を非常に苦しめたスヴェン・デマント監督と彼のチームに賛辞を贈りたい。我々は全力を求められ、大きなプレッシャーをかけられた。最終的には2-1の勝利となったが、この結果には満足していると誇りをもって言いたい」

初戦からコメント長いわ。



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2017年08月10日 00:37      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第21節】大宮 1-2 FC東京

■2017年8月9日(水) 19:00キックオフ
■NACK5スタジアム大宮

仕事を何とか切り上げて上野東京ラインに飛び乗り一路大宮へ。職場の最寄駅からは飛田給へ行くより大宮や柏や武蔵小杉へ行く方が早い。まあ、駅からの徒歩時間は別だけど。氷川神社の参道を歩いてキックオフ10分前にスタジアムに着いた。蒸し暑い一日だったが、スタジアムは意外にいい風があって涼しかった。

東京はリーグ戦ここ6試合勝ちなし、シーズン後半に入って3試合続けての引き分けで、シーズン当初の目標であったACLも風前の灯の状態。ブレイク明けからトライしている3-1-4-2のシステムに手ごたえがあるだけに、アウェイとはいえここで何とか勝ち点3を持ち帰り、ギアを入れ替えるきっかけの試合にしたい。

シーズン中の補強で獲得したチャン・ヒョンスが初出場、初先発し、3バックの真ん中を務める。またトップには前節のウタカに代わって前田が先発。厳しい日程の中でターン・オーバーを意識した布陣か。大久保は前節に引き続いてベンチ・スタートに。


吉本 チャン 丸山

室屋 橋本 米本 太田
前田 中島

試合は東京が積極的にボールを動かし攻撃を仕掛けるのに対し、大宮がカウンターでチャレンジする流れに。東京は連動した前線からのプレスと早い攻守の切り替えて、ピッチをワイドに使いながらスピーディな攻め上がりを試みるが、大宮の守備も固く、決定機を作ることはできない。

5分過ぎからは次第に大宮がボールを持つ時間が長くなり、イーブンな戦いとなる。一進一退の攻防になるが、シュートはむしろ大宮の方に。東京はアグレッシブに戦いながらも攻めきれない。

試合が動いたのは30分、右CKを太田が蹴ると、ボールはゴール前の密集に。敵DFがクリアしようとしたボールが前田の足に当たってはね返りそのままゴールへ。偶発的ではあったもののゴール前にしっかり詰めていた前田の得点で東京が1-0と先制する。

その後は東京がボールを動かしながら優位に試合を進め、大宮に攻撃の糸口を与えない。43分には橋本がミドルを放ち、いいシュートが枠に飛ぶが敵GKにセーブされる。1-0のまま前半を終了した。

後半立ち上がりは大宮が攻勢に。東京のゴール前で立て続けに危ないシーンを作られる。48分、パス1本で敵DFに裏を取られ、林と一対一でシュートを打たれたが、全速で駆け戻ったチャンがスライディングでシュート・ブロック。裏を取られた瞬間は絶対間に合わないと思ったが、最短距離で戻り躊躇なくスライディングしたチャンのファイン・プレーで失点を免れる。

その後は前半同様の展開。ポゼッションは大宮だが、東京がしっかりした守りからボールを奪い、カウンターから追加点を狙う。リードがありリスクは取りたくないが、ワンチャンスはしっかり決めたい。

しかし70分、右サイドで与えたFKを一度は弾き返したものの、こぼれ球を敵FWにフリーでダイレクトにシュートされこれが豪快にネットに突き刺さって失点、1-1と同点に追いつかれてしまう。こぼれ球とはいえ敵FWをフリーにしてしまった。

篠田監督は73分、前田に代えて大久保を投入。すると77分、眷襪左前線に送ったボールを追った太田が、ゴール・ラインぎりぎりでボールに追いつき折り返し。ニアの中島には合わなかったが中央の大久保がこれを受け、足許に置いてタイミングを図ってシュート。これが決まって2-1と東京が再び勝ち越す。

その後はリードを守ろうとする東京に対し大宮が反撃を試みる展開になる。85分、中島に代えて東を投入。東はそのままトップの位置に。前線からしっかりボールを追い、スペースのケアも任せるイメージか。

東京は大宮の反撃をしのぎ、アディショナル・タイムには米本に代えて山田を投入。山田が3バックに入りチャンがアンカーに、アンカーの眷襪インサイド・ハーフにスライドして試合をクローズ、結局東京が2-1で6月4日の清水戦以来のリーグ戦勝利を挙げた。

改めてスタッツを見れば、シュート数4-7、ポゼッション43-57と、よくこれで勝てたなという数字だが、現地での印象では、東京が試合の流れをコントロール、追いつかれはしたものの主導権は手放さずに勝ちきったナイス・ゲームだった。それにしてもシュート4本とは…。

内容的には3-1-4-2に引き続きトライ。シュート数は少なかったとはいえ、敵陣に迫力を持って攻めこむイメージはかなり共有できるようになった。得点はセット・プレーからのラッキー・ゴールと大久保の個人技によるものではあるが、ボールをワイドに展開し、中と外を使い分ける攻撃の形は見えてきた。結果を出すことで、修正しつつトライアルが継続できるのは大きい。

この試合ではチャンのしっかりした守備が光った。4年ぶりの復帰ということになるが、しっかりラインをコントロールしながら、高い危機察知能力から強い対人や思いきりのいい飛び出しでのパスカット、ボール奪取、特に後半開始早々のシュート・ブロックにはシビれた。森重が長期離脱を余儀なくされている状況で、頼りになる選手が帰ってきた。

攻撃面では再三形を作りながらシュート4本に終わったことをまずしっかり反省しなければならない。チャンスを決めきる意識を高く持つことが必要だ。決めなければどんなチャンスも得点にはならない。まだ手ごたえと結果が完全にリンクしていない状態だが、結果をひとつ出すことで、欠けていたピースが埋まり、全体が噛み合って動き出すきっかけになり得る。重要な勝利だった。

これで東京は21節を終え勝ち点30(1試合あたり1.43)となり、順位は10位に上がった。3位横浜との勝ち点差は10、首位鹿島との差は16。東京が残り13試合を全勝して到達する勝ち点は69であり、これはここ10年の首位クラブの勝ち点平均をわずかに上回るギリギリのライン。もう落とせる試合はおろか、引き分けられる試合すらない状態である。とにかく目の前の試合に勝つことに全力を投入し、最後に何が起こるか見てみるしかない。

次の試合は日曜日にホームで神戸と戦う。8月はリーグ戦5試合のうち、ホームが1試合、アウェイが4試合というムチャな日程で、幸いアウェイが全部首都圏なのでいいようなものの、観客の入りも期待できる夏休みに1試合しか主催させてもらえないのも納得しにく。逆に9月はリーグ戦4試合のうち3試合がホーム。まさか日程くんにはホームとアウェイを原則交互に組むという条件は入っていないのか?!

評点(評点はドイツ式):
林(3) 失点はノー・チャンス。それ以外は安定して手堅くゴールを守った。
吉本(3.5) チャンとのコンビネーションも悪くない。強さを発揮した。
チャン(2.5) 出戻りとはいえ初戦とは思えない出来。彼の加入は大きい。
丸山(3.5) 身体を張って泥臭く敵の攻撃をつぶした。最近の中ではいい出来。
眷(3) 持ち過ぎてのボール・ロストもあったが広い視野からの展開は無二。
室屋(3) 驚異的な運動量でサイドをアップ・ダウン、特徴を出しきった。
橋本(3.5) 広い範囲をカバーしながらチャンスにはきちんと顔を出した。
米本(3) 受けたボールの出しどころに成長の跡を見た。ハマってきている。
太田(3.5) 諦めずボールに追いついてのクロスで決勝点を引き寄せた。
前田(3.5) ゴールはラッキーもあるがそこにいたことが重要。嬉しいゴール。
中島(3.5) 彼の単騎突破は不首尾に終わっても確実に敵をイヤがらせてる。
===
大久保(2.5) 途中起用でも結果を出すのはさすが。シュートは経験の賜物。
東(-) 時間短し。
山田(-) 時間短し。

バクスタ中央、オレンジ色に囲まれてのステルス応援だったがそれもまた面白かった。



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2017年08月06日 01:20      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第20節】川崎 1-1 FC東京

■2017年8月5日(土) 19:00キックオフ
■等々力陸上競技場

気温はそれほど高くないが湿度が高く蒸し暑い土曜日。東横線に乗って新丸子から等々力に向かった。

東京は中断明け3試合目の公式戦。リーグ戦ではここ5試合勝利がなく、シーズン後半になってから2戦2分。順位も11位まで下がってしまった。今週、今季限りでの現役引退を発表した石川と共にタイトルを目指すためにはもう勝ち点は1つたりとも落とすことができない。厳しい相手だが勝ち点3を持ち帰りたい。

3バックには山田に代えて吉本が先発、また左SHには太田が先発し小川はベンチに。大久保が負傷後初めてベンチ入りした。


徳永 吉本 丸山

室屋 橋本 米本 太田
ウタカ 中島

試合は序盤から川崎のペース。ボールを支配され、自陣に押しこまれる時間が長い。川崎の攻撃を受けつつ奪ったボールを素早い切り替えから前線に展開しようとするが、守勢に回っているため両翼の室屋、太田が最終ラインに吸収されて5バックになってしまい、起点が低くなって効果的に攻撃を構築するのが難しい。

19分、右サイドからエリア内に切れこんだウタカが個人技で敵DFをかわし角度のないところからシュートを放つが敵GKがセーブ。これが東京のファースト・シュート。

28分にも室屋のクロスにウタカが合わせるが枠外に。東京は数少ないカウンター・チャンスを何とかモノにしようとするが決めきれない。時間の経過と共にボールを持てる時間が増えては来るものの、決定機を作ることができない。

一方の川崎もシュートが枠に入らず、また東京の守備が最後のところでしっかり身体を張っていることもあってゴールは許さない。劣勢であったが我慢強く戦い、スコアレスで前半を折り返した。

守備の時には3バックに両翼が落ちて5バックになるが、そのときの太田の位置が微妙である上、ライン・コントロールも微妙なところがあり、パス1本できれいに裏を取られるシーンも。何とか無失点で前半を終えただけに、後半も我慢強く戦ってワンチャンを待ちたい。

後半に入ると東京が前がかりに攻撃を仕掛ける。47分、左サイドで眷襪らのサイド・チェンジを受けた太田が対面の敵をかわして右足でシュート。きれいに枠に飛んだが敵GKの正面。

49分、再び大きなサイド・チェンジをタッチ・ラインぎりぎりで止めた太田が、先ほどのシュートと同様に右へ持ち出して右足でクロスを放りこむ。ニアの中島が頭で合わせ、これがGKの逆を突いてゴール。東京が後半開始早々に1-0と先制する。太田の右足、中島の頭と、珍しいものを見た感。

その後も川崎がボールを支配する流れは変わらないものの、東京は要所を締め、泥臭い守備で川崎の攻撃をしのぎ続ける。奪ったボールから何度かカウンターを仕掛けるが最後に失速するケースが多く得点には結びつかない。リスク管理を優先しているように見える。次第に足が止まり始めるが、高いラインとコンパクトな中盤は維持、ボールを動かされても何とか対応できている。

76分、中島に代えて大久保を投入。80分、米本が奪ったボールを大久保に預けると、大久保はそのままドリブルで持ち上がりシュート。これは敵GKにセーブされる。

84分、ウタカに代えて永井を投入。追加点を意識しつつも守備への目配りもした交代か。しかし89分、敵CKから中央でヘディング・シュートを許し失点。土壇場で1-1と同点に追いつかれる。

その後はオープンな展開に。92分、米本に代えて東を投入。93分、ロング・ボールを追って左サイドを駆け上がった永井がマイナスのクロスを入れると、ファーを駆け上がった大久保がダイレクトでヘディングするがシュートはバーの上に。枠に行って欲しかった。

さらに95分、同様に裏に走った永井が自らシュートを放つがこれも枠を捉えられない。最後まで勝ち点3を狙いに行ったが力及ばず、1-1の引き分けとなった。

シュート数9-23、CK5-7、ポゼッション32-68と圧倒的に川崎にボールを支配されながら、我慢強く5バックで川崎の攻撃をしのぎ続け、ワンチャンで先制、その後も粘り強く身体を張った。失点後も最後まで勝ち越しを狙い、何とか勝ち点3を狙ったが2度のチャンスに決めきれず、前節に続き勝ち点2を逃した試合となった。

この試合では押しこまれて両翼が最終ラインに吸収される時間が長かったが、米本、橋本の両インサイド・ハーフの積極的なボールへのアプローチと思いきった攻撃参加がアクセントとなり、中島、ウタカの個人技もあってチーム全体では対応力を示した。新システムの可能性を広げられた試合だったと思う。

太田は前半ポジショニングが曖昧で、中島、米本との関係もはっきりしなかったが、後半は思いきった攻め上がりでチャンスを作った。特に後半開始から立て続けに右足でシュート、クロスといいボールを放りこんだのは、左足を切られても戦えるという意地を見た思い。

上位の川崎と臆することなく最後までがっぷり組み合って、セット・プレーでの1失点のみに抑え、追いつかれたとはいえアウェイで勝ち点1を獲得したことは、本来なら高く評価されて然るべきだと思う。劣勢ながらゲームのコントロールを手放さず、全体として高いテンションで戦いきったナイス・ゲームではあった。

しかし、状況を考えればこの試合で取りこぼした勝ち点2は痛い。ここ10年の首位クラブの年間勝ち点は68.3。東京が残り試合を全勝して到達できる勝ち点は69で、タイトルを考えるならもう落とせる勝ち点はひとつもないということだ。

これを考えれば今日の試合は勝てなかったことがすべて。シーズンのこの時期にはもはや「内容はよくなってきた」「上位相手にアウェイで勝ち点1を取れた」などと「いいとこ探し」している場合ではなく、タイトル、ACLという今季の目標から考えればとにかくまず「この試合の結果」が出ないことには何も始まらない。それ以外のすべてはその次に言うべきこと。

タイトル、ACLを目指して一つの勝ち点ももう落とせない厳しい戦いを続けるか、目標を「残留」とか「順位表の上半分」とかに切り替えて(もちろん目標を落とすことの責任問題は生じる)そのためにじっくり腰を据えて取り組むか。選択肢はこの二つしかないが、僕は、石川の最後のシーズンに、タイトルを簡単に諦めたくないし、そのためにはなりふり構わず結果を求めるしかない。実際にもクラブから目標を下方修正するというステートメントはない。

それはひとまず置いても、リーグ戦ここ6試合勝ちなし、直近10試合で1勝4敗5分は許容され得ない数字。クラブはきちんとしたビジョンを示すべきだと思う。

評点(評点はドイツ式):
林(4) 失点シーンでは飛び出した以上ボールに触らなければならなかった。
徳永(4) 3バックになって再び存在感。粘り強い守備で流れからの失点を阻止。
吉本(3.5) 真ん中にいることで守備が締まる。会社でも部下にしたいタイプ。
丸山(4) 序盤に危なっかしい対応あったが、あとは何とか水準に達していた。
眷(3) このシステムは眷襪いてこそ。攻守で流れをコントロールした。
室屋(3.5) 攻守に身体を張ったがクロスが大雑把に流れてしまったのが残念。
橋本(4) 中盤でしっかりボールを追い、攻守の切り換えもよかった。
米本(3.5) カバー範囲広いが果敢に走り続け、前に当てる意識もよかった。
太田(4) 右足でのシュート、クロスに意地を見た。東京には必要な選手だ。
中島(4) 今日は球離れも意識していたか。ヘディングでの得点はナイス。
ウタカ(3.5) 個人技でチャンスを作ったが敵の厳しいマークには苦しんだ。
===
大久保(-) 時間短し。空気を変える力はある。シュート決めたかった。
永井(-) 時間短し。ロング・ボール一発でも形にはなる。後は精度。
東(-) 時間短し。

等々力で蚊に食われた。




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2017年07月31日 01:00      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第19節】FC東京×新潟

■2017年7月30日(日) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

所用で出かけており、調布駅前にクルマを止めて京王線に乗り、味スタにたどり着いたのはちょうど7時。選手入場も終わっていた。カツカツだった。気温はそこまで高くないが、午前中雨だったこともあって蒸し暑い。

中断明けのリーグ戦、ACLを狙う東京はもう勝つしかない状況。水曜日のルヴァンカップ広島戦で見せた前に向かう戦い方をリーグ戦でも見たい。

布陣はルヴァンカップと同じ3-1-4-2。リーグ戦では吉本、太田、東、永井らを起用してくると思ったが、左のウィング・バックには小川をそのまま起用。山田も3バックの左としてリーグ戦初出場。ルヴァンカップとは、インサイド・ハーフのユ・インスに代えて米本を、トップの前田に代えてウタカを起用したのみにとどまった。ルヴァンカップでの手ごたえをより確実なものにしたいということだろう。


徳永 丸山 山田

室屋 橋本 米本 小川
ウタカ 中島

試合は序盤から東京が積極的に前に出る展開。ボールを動かしながら敵陣中心に試合を進め、縦にボールを出し入れしつつチャンスを窺うが、新潟の守備も集中しており、一対一の競り合いやセカンド・ボールへのアプローチでは後れを取りがち。シュートまで持ちこめず、素早いトランジションからのカウンターには注意が必要だ。

12分、左サイドからのFKに中央でヘディング・シュートを許し失点。セット・プレーで0-1と先制されてしまう。

一方東京は14分、右に流れてボールを持った中島が中央に切れこみ、左に流れながら左足でシュート。しかしこれは右ポストに嫌われる。

15分、中島のCKが敵DFにクリアされたところを拾った米本がシュート。これが敵DFに当たって裏にこぼれ、ウタカがこれを拾ってシュートをネットに突き刺したがオフサイドの判定。しかしリプレイでは米本のシュートの瞬間にはウタカはオンサイドであり明らかな誤審。残念だ。

東京はその後も中島、ウタカを中心に攻撃を仕掛けるが、最後のところで息が合わずなかなか得点機を作れない。縦に入れる意識は共有されており、パス・スピードも意識されているようだが、新潟の守備の出足がよく、思うようにボールをつなげないシーンも多い。

35分、橋本からパスを受けて左前線に抜け出したウタカが敵GKとの一対一からシュートを放つがGKに当ててしまう。38分には室屋からのパスを受けた中島がループ・シュートを狙うが敵GKに対応される。

結局東京が押しこみながらもセット・プレーでの失点で0-1のまま前半を折り返した。はっきりした意図でボールを前に運び、シュートの意識もあるが、新潟の守備も固く決めきれなかった。どの選手にもそれぞれいいところと拙いところがあり、試行錯誤の感の強い試合展開。

後半に入っても試合の流れは変わらず、東京がボールを支配する。49分、小川のクロスがファーに入りこんだ室屋に亘り、室屋は左足でシュートを放ったがボールはバーに当たり下に跳ねる。リプレイでも何とも言えない感じだがおそらくはゴール・ラインを完全には割っていなかったと思う。

56分にはウタカが裏に落としたボールを追った中島がGKと一対一になりシュートを放つがこれも敵GKに当ててしまう。これも絶好機だったが…。

66分、左サイドの高い位置でボールを受けた米本が内側のウタカにパスすると、これを受けたウタカは中央に切れこんでシュート。ボールは敵DFに当たって軌道が変わりそのままGKの逆を突いてゴールへ。東京が1-1と同点に追いつく。

前田とウタカの交代が準備され、前田はハーフウェイ・ライン際で第四審と共にプレーが切れるのを待っていたが、この得点で交代は見合わせに。

75分、米本に代えてユ・インスを投入。ユ・インスはそのままインサイド・ハーフの位置に入る。

さらに79分にはウタカに代えて前田と、84分には中島に代えて永井を投入し、逆転を狙いに行く。

アディショナル・タイムには永井がドリブルでゴールライン際までボールを持ちこみ短いクロスを上げると、ファーに走りこんだ室屋が頭でたたきつけるが、敵DFにクリアされる。最後まで逆転を狙って走り続けたがあと1点が遠く、1-1の引き分けとなった。

シュート数13-7、CK9-3、ポゼッション63-37と東京が主導権を握った試合だったが、前半に許したセット・プレーからの失点が重く、追いつくのがやっと。得点機も作ったが決めきれず、ウタカの個人技による1点にとどまった。

内容を見れば、眷襪鬟ーマンとしつつ左右にボールを展開、中央も使いながらフィニッシュまで持ちこむ意識は格段に向上しているように見えるし、失点もセット・プレーからゾーンの隙間を突かれた形で後ろを崩された訳ではなく、皮肉だが大久保も森重もいない中でオートマティズムができつつあるように感じた。

もちろんまだまだ改善しなければならない点は多く、例えば米本は得意のボールを刈り取るプレーが出せず(これはフィッカデンティ時代もそうだった)、この布陣では生かしどころがなかなかない感じ。攻撃では成長を見せているが、裏に走ったりスルー・パスを通したりすることを期待するなら東を使うべきだ。

また、中島も微妙。彼の機動性やムリ目でもゴールに向かって突破を試みる動きは、確実にチームを牽引し敵にも嫌がられているが、時としてプレー選択がフィーリング任せになって雑になることがあり、自らチャンスをつぶしてしまうことも少なくない。トップで使うなら永井を先発させ、中島は敵の足が止まった時間帯に投入した方が効果的ではないか。

もし我々がもっと長いスパンでチーム作りを進めている状況であれば、今日は、「先制はされたものの何とか追いつき最低限の勝ち点1を確保したこと、攻撃の連係に試行錯誤とはいえ意図が見え始めていることは積極的に考えていい」という試合だったと思う。

しかし、残念ながらそうではない。我々はシーズン初めにACL圏内という明確な目標を掲げ、そのために「大型補強」を敢行、今季の結果を狙って戦っている。後述の通り、この目標を達成することは現実的にはかなり厳しくなってしまったが、クラブから目標の修正が発表されない以上、我々は今もこの目標に向かって走り続けている訳である。

であれば、我々にはもう引き分けすらほとんど許されない、毎試合勝ち点3を積み上げなければ間に合わない、瀬戸際にいるはずなのだ。「惜しかった」「内容はよかった」「次に期待」「切り替えて行こう」などと言っていられるような余裕のある状況ではまったくない。今すぐ結果が必要なのだ。

その目線でみれば、今日の引き分けは決定的に痛い。星勘定的に言えば、ここ10年の3位クラブの平均勝ち点(61.4)を上回るためには、残り15試合を最低でも11勝3分1敗で戦う必要があり、あと3敗すると残り12試合全勝してもこのラインに届かない。シーズン後半が始まって2戦2分。もう暖かく見守る段階は過ぎたと言うべきだ。

クラブは、シーズン初めに公言した目標が、このように達成困難になったことについて、どのように考えているのか。そしてシーズン後半をどう戦うつもりなのか。目標を修正するのか、あるいは残り試合で何とかこの目標を達成する何らかのビジョンがあるのか。

「ACL圏内」というのは、「だったらいいな〜」という程度の淡い期待だったのか。僕はそうは考えていない。それはサポーターやスポンサーなどのステークホルダーに対する明確なコミットメントだったはずだ。それを何の説明もなく反故にするのはステークホルダーに対する侮辱でありマネジメントとしての責任の放棄である。

本来ならシーズンの半分が終わったところで説明があって然るべきだが、そのタイミングも逃し、なし崩し的にシーズン後半に突入して2試合で勝ち点2では壊滅的。残り15試合をどうやって全勝するのかの明確なプランを示すか、目標を切り下げて、期初の目標を達成できなくなったことの責任を取るかどちらかだ。

やると言ったことの実現が困難になっていることについて、どう対応するのか、責任を持って説明して欲しい。もう一刻の猶予もない。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 今日もヤバいヤツいくつか止めてくれた。失点はやむなしか。
徳永(4) 対面の敵FWとのマッチアップはかなりカツカツだったが何とか。
丸山(4) ちょっと危なっかしいのもあったがまあまあラインを統率した。
山田(4) 自分の持ち味で勝負しようとする意図がはっきりしていてよい。
眷(3) リスク取るとこと押さえるとこのメリハリがいい。攻守の要だ。
室屋(3.5) 攻撃で特徴出せてる分、守備でも頑張れてる感じする。
橋本(4) 攻守に汗をかいた。ここが適職かはもうちょっと見てみたい。
米本(4) 彼の最もいい部分と違うところで勝負させられてる感じ。
小川(3.5) 太田をさしおいてのリーグ戦先発の意味を心得た動きだった。
ウタカ(2.5) ゴールは嬉しかったが、それ以外の貢献がむしろ大きかった。
中島(3.5) 彼に引っ張ってもらっている部分も確かにあるものの…。
===
ユ・インス(-) 時間短し。動きは悪くない。
前田(-) 時間短し。
永井(-) 時間短し。

もう残り全部勝つしかない。



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2017年07月27日 01:07      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップPO第2戦】FC東京×広島

■2017年7月26日(水) 19:30キックオフ
■味の素スタジアム

朝から降っていた雨も昼過ぎに上がり、涼しい夜になった。キックオフを7時半にしてくれたのは勤め人には有難い。僕はたまたま休みだったので6時半には味スタに着いたが、7時の段階ではまだガラガラだったことを考えると、この30分の違いで余裕をもって仕事を切り上げて来られた人が多かったことが窺える。京王百貨店の地下で買った鯖寿司を食べながらキックオフを待った。

今年から導入されたプレイオフ・ステージはどういう意味があるのか今ひとつよく分からないが、とにかく先月行われたファースト・レグではアウェイで1-0と勝っており、この試合は引き分けでも決勝ラウンドに進出はできるが、ひとたび失点すると一気に流れを持って行かれる怖さもある。アドバンテージのことは忘れて目の前の試合に集中するべきだろう。

広島から期限付移籍のウタカは契約上出場できず。他にも大久保、森重、田邉、新加入のチャン・ヒョンスらがケガで欠場。太田は週末のリーグ戦に備えて欠場となった。一方で山田が4月のルヴァンカップ磐田戦以来の先発。布陣はブレイクの間に試した3-1-4-2。3バックにアンカー、インサイド・ハーフを置く新しいシステムだ。


徳永 丸山 山田

室屋 橋本 ユ・インス 小川
前田 中島

試合は序盤から東京がボールを支配、突っかかりながらもボールを動かし、果敢に前を向いて攻撃を仕掛ける。4分、小川が左サイドからドリブルで切れこみ、角度のないところから左足でシュートを放つがボールはファーに抜ける。これが東京のファースト・シュート。この姿勢は買いたい。

8分、右サイドで中島が敵DFにブロックされたこぼれ球を室屋が拾ってシュートを放つがDFに当たり枠を外れる。11分にはユ・インスからのパスを受けた中島が中央からミドルを放ち枠に飛ぶが敵GKがセーブ。これで得たCKには山田が頭で合わせるがボールはポストに嫌われる。

東京が若手の思いきりのいい動きで主導権を握る。広島はカウンターから一気に押し上げる攻撃が脅威だがシュート精度は高くなく、守備時には5バック気味になる東京の守備が対応できている。

18分、持ち上がった橋本からパスを受けた中島がシュートを放つが枠外。さらに21分には中島がドリブルで持ち上がりそのまま自らシュートするが敵GK正面。チャンスは作るものの決めきれないシーンが続く。

20分過ぎごろからは広島も東京の攻撃パターンに適応したか、ボールを持たれる時間が徐々に長くなり、東京の決定機が少なくなる。

31分、中島のスルー・パスが敵DFにカットされこぼれたボールを室屋が拾い、右サイドからクロスを入れる。ファーの前田がフリーで合わせるがダイレクトのシュートはゴール左に外れる。36分、小川のクロスにユ・インスが合わせきれずこぼれたボールを中島が拾いシュートを放つが枠外に。

その後は大きなチャンスはなく、逆にカウンターから裏を取られて決定的なシュートを放たれるシーンもあったが枠を外れ、結局スコアレスで前半を終えた。危ないシーンもあったものの後ろは3バックで守れており、素早いトランジションから一気に加速する迫力のある攻撃ができている。

スコアレスで終盤に入ると、あくまで得点を狙いに行くのか、クリーンシートを守って決勝ラウンド進出を手堅く守るのか判断が難しくなり、敵につけいる隙を与えてしまいかねない。先制して試合をシンプルにしたい。幸い新しい布陣は粗削りながらも機能しており集中を切らすことなくチャレンジを続けたいところ。

後半に入ると東京が再び攻撃的に仕掛ける。46分、小川が左サイドからクロスを入れると中央のユ・インスが頭で合わせるが敵GKがセーブ。51分にはユ・インスからパスを受けてエリア内に入った中島が敵DFを切り返してシュートを放つが枠外。今日の中島はシュート精度に難あり。

その後も東京が主導権を握って敵陣中心に試合を進めるがゴールに至らず。この辺で決めておかないとメンド臭いことになりかねない。63分、敵FWに右サイドから持ちこまれシュートを許す。このボールはニア・ポストをヒット、九死に一生を得る。いちばんヤバかったシーン。

しかし、その直後の64分、敵のミスからこぼれたボールを室屋が奪いそのままドリブルで持ち上がる。パスの選択肢もあったが室屋はエリア手前で自らシュート。これがそのままゴールネットに突き刺さり東京が1-0と先制。見事なミドル・シュートだった。これで延長はなくなった。

69分、橋本に代えて米本を投入、米本はそのままインサイド・ハーフに入る。その後は反撃を試みる広島に対し、リードを得てリスクをコントロールしながら時間を進める東京という展開に。やや押しこまれるが集中した守備で綻びを見せない。

終盤は再び東京がボールを支配、攻め急がず、しっかりボールを動かして時間を使いながら、機を見てスピードアップする。東が交代の準備をしているが、なかなか試合が途切れず交代できない。87分、攻め上がった眷襪中島からパスを受けてミドルを狙うが敵GKがセーブ。

88分、ようやく試合が途切れユ・インスに代えて東を投入。アディショナル・タイムには前田に代えて永井を投入して時間を使う。結局そのまま試合は終了、東京が1-0で広島を下し、2試合通算2-0で決勝ラウンド進出を決めた。

3バックにすることで両サイドの小川、室屋の守備の負担が軽減され、思いきった攻め上がりができるようになった。アンカーの眷襪緩急をコントロール、インサイド・ハーフのユ・インス、橋本も機を見た攻め上がりで攻撃を分厚くした。

前線では中島が気を吐いたが決めきれなかったのは残念。彼自身のゴールはなかったが、確実に敵の脅威になり、攻撃のリズムを作った。また、小川が積極的な上下動から好クロスを供給、進歩を見せた。室屋は序盤こそ橋本との息が合わないのか前に行けないシーンが見られたが、徐々に思いきりよく出られるようになり、得点につながった。

危ないシーンもあったものの、全体としてはほぼ試合をコントロール、シュート数15-9、CK6-0と優位に試合を進めた。若い選手が思いきりよくプレーすることでポテンシャルを見せてくれた。この年代が計算できるようになれば戦術の選択肢はグッと広がるだろう。

週末のリーグ戦ではウタカ、永井、太田、東、米本らを入れてくることになるだろうから、今日のチャレンジで得た手ごたえを、そこにどう生かすことができるかが勝負になる。今日は試行錯誤ではあったが結果を出せたのが何よりの収穫。課題は走りながら治すしかない。まずは走ることを優先したい。

ブレイク明けのリーグ戦は日曜日、ホームでの新潟戦となる。まずはここでしっかり結果を出すことが求められる。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) ほぼ試されるシーンなし。ハイボール処理など安定していた。
徳永(3.5) ヤバいシーンもあったものの堅実に役割を果たし完封に貢献した。
丸山(3.5) 3バックの中央に入ったがほぼ問題なし。成長の機会を生かしたい。
山田(4) 空中戦のチャレンジに特徴出した。完璧ではないが仕事はやりきった。
眷(3) 眷襪魴侏海垢襪海箸嚢況發離プションが増える。主将も似合ってる。
室屋(3) 序盤は行き詰まりもあったが尻上がりに調子が出た。シュートは見事。
橋本(4) インサイド・ハーフの敵性は微妙か。むしろサイドに置きたい選手。
ユ・インス(3.5) チャンスと見た時の飛び出しでアピール。落ち着いていた。
小川(3.5) 中島との相性がよかった。好クロスを供給、チャンスを作った。
前田(4) 献身的に動いたがチャンスに絡めずサイドに流れることが多かった。
中島(3.5) 評価難しいがある意味チームを牽引していたのは間違いない。
===
米本(4) 前に上がった時のボールさばきに難がありボール・ロスト。
東(-) 時間短し。
永井(-) 時間短し。

ブレイクの間に阿部が韓国に移籍した。また、チャン・ヒョンスの他、ジャキット、リッピ・ヴェローゾが加入。ジャキットとリッピは当面U23が活動の場となりそうだ。



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2017年07月09日 01:01      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第18節】FC東京×鹿島

■2017年7月8日(土) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

所用のため今季初めてホームゲームを欠席。仕方なく家に帰ってからDAZNをディレイ観戦した。

シーズン後半戦最初の試合となるが、リーグ戦3連敗中でありここからは全部勝つ勢いで行かないと、タイトルはおろか、今季の目標であるACLすらも危うい。相手は首位の鹿島だが、ここで勝ち点を落とす訳には行かない。前売りが完売(入場者は43,000人)となった。

東京は大久保に加えて森重をケガで欠き、CBは吉本と丸山がコンビを組んだ。一方で米本がリーグ戦初先発、橋本が右SHに回り、中島がベンチスタートに。


室屋 吉本 丸山 太田
橋本 眷襦(橡棔‥
ウタカ 永井

試合は双方がアグレッシブに主導権を争う序盤となった。東京が高い位置から積極的にプレスを敢行、鹿島がこれをかいくぐって前線にボールを運ぼうとする展開に。11分、敵と交錯した眷襪顔面を蹴られ流血、いったんピッチ・アウトするが止血してすぐに復帰。

16分、敵MFのドリブルにズルズルさがったところを左サイドに展開され、クロスを入れられる。これに合わせた敵FWのシュートは林がセーブしたものの、ルーズになったボールをファーから詰めた敵に頭で押し込まれ失点、早い時間帯に0-1とビハインドを背負う。シュートを止められなかったのは仕方ないが、手前で止めるべき流れだったと思う。

ここからはリードを得て自信を持った鹿島がボールを支配し、緩急をつけながら優勢に試合を進める。東京は自陣で防戦一方となるが、敵のシュート・ミスにも助けられ、何とかゴールを守る。この時間帯をしっかり守れたのは今日の収穫だったと思う。

35分、ウタカの落としを受けた眷襪東にスルー・パス。これを受けた東がシュートを放つが敵DFにブロックされ枠外に。37分には左に流れた永井からのクロスを中央で受けたウタカがボールを置き直してシュートを放ったがこれも枠外に。このあたりから東京が徐々にボールを動かせるようになる。

38分、敵のロング・フィードからカウンターを受けるが敵FWのシュートは林がセーブ。今日最初の「サンキュー林」。

44分、米本が左サイドに展開したボールを受けた太田が遠目からアーリー・クロス。ファーから飛びこんだ橋本が敵DFに身体を寄せられながらもヘディング・シュート。ボールは敵GKの手に当たったがそのままゴールに。前半終了間際に東京が1-1と同点に追いつく。

後半に入っても東京が攻撃を素×。47分、敵陣でパスミスをカットした永井が前線のウタカに。ウタカは敵DFを引きつけてからファーに並走した橋本にラスト・パス。橋本がこれを蹴りこんでゴールとなり2-1と逆転する。

54分、ウタカからパスを受けた永井が左サイドを上がり、グラウンダーのクロスを入れたが中央に飛びこんだ橋本には合わず。惜しいシーンだった。

互いに疲れが見え始める中、試合は一進一退の攻防に。72分、ゴール正面からミドル・シュートを打たれ、ボールはDFに当たって軌道が変わったが林が反応してキャッチ。今日2本目の「サンキュー林」だ。

74分、中盤からドリブルで持ち上がった米本がエリア外からミドルを狙うがボールは左に切れる。

76分、右サイドでキープを許し、ここからのパスでエリアに入られてシュートを打たれる。これが決まって2-2の同点に。後ろからするすると入ってきた敵FWへの寄せが遅れ、フリーで強いシュートを打たれた。これもシュートの前のリスク・マネジメントが甘かったと言うべき。

東京は78分、永井に代えて中島を投入、中島はそのままトップに入ったように見えた。

その後は互いに攻撃を仕掛けるが守備も集中しており拮抗した終盤に。82分、ゴール前で決定的なヘディングを許したが林がセーブ。今日3本目の「サンキュー林」。

85分にはウタカに代えて前田を、88分には東に代えて田邉を投入して打開を図る。88分、エリア内で中島からパスを受けた田邉がワンタッチでシュートを放ったが枠外に。90分、前田からのパスをエリア内で受けた中島が反転してシュートを狙うが敵GKのセーブに遭う。結局2-2の引き分けに終わった。

序盤に消極的な守備から失点し、試合をコントロールされる時間が続いたが、ここを何とかしのぎ、前半終了間際に追いつき、後半開始早々に逆転するなど、流れを引き寄せた。しかし、終盤に敵FWへのマークが甘くなり失点、最低限の勝ち点1は確保したものの、タイトルやACLを狙うには勝ち点の足りない結果となった。

失点はいずれも一瞬の甘さを突かれたもの。2点取ったにも関わらず勝てなかったのは痛いが、それでも失点の後そのまま崩れずにしっかり踏ん張れたことは収穫だった。

シュート数7-13、CK5-4、ポゼッション39-61と敵に主導権を握られる時間が長かったが、その中でも要所を抑えながら一度は逆転するなど見るべきところもあっただけに、結果に結びつかなかったのはもったいなかった。

橋本は2ゴールの活躍。サイドで自由に動かせた方が生きる選手か。いいところでゴール前に入ってくるセンスはさすがに非凡なものがあると思った。

また、米本はリーグ戦初先発だったが、単なるボールの刈り取りだけでなく、豊富な運動量でポジションを取りながらボールを受ける動きができていて、復活を強く印象づけた。

東京は勝ち点を25に伸ばしたものの10位に転落。タイトルやACLのために求められる1試合当たりの勝ち点はさらに厳しいものになった。この最低限の結果を次につなげるかどうかが問われる。リーグはオフに入り、東京はドイツ遠征などで強化を行い、7月26日(水)のルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦が次の公式戦となる。

挽回のラスト・チャンスであり、今季残り何を目指してどう戦うかをクラブとしてもしっかり整理すべき機会だと思う。もう後はない。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 今日もサンキュー林。失点は2つともGKには厳しいものだったか。
室屋(4) 押しこまれる時間長く守備に追われた。攻撃面ではいいところなし。
吉本(3) 魂の守備でたびたび窮地を救った。敵FWとの激突は大丈夫だったか。
丸山(4) 敵FWへのチャレンジに失敗、後追いするシーンも。幸い失点にならず。
太田(3.5) やはり前が中島でない方が生きる。アシストになったクロスはナイス。
橋本(2.5) オフ・ザ・ボールの動きが2得点につながった。天職を得た感じ。
眷(3) リスクを取ってクリティカルなところにボールを付け続けた。
米本(2.5) 走るだけで何か大事なことを思い起こさせてくれる男。
東(4) 献身的に動いてチャンス・メイクした。シュートは惜しかった。
ウタカ(3) 単なるシューターではなく試合を作る能力が高いのは確か。
永井(3.5) スピードに乗った突破が武器になるのは間違いない。よく走った。
===
中島(-) 時間短し。いいシュートはあったが…
前田(-) 時間短し。
田邉(-) 時間短し。

東京のドイツ遠征の対戦相手はグラードバッハからマインツに差し替わったようだ。ツアーとか申し込みしてなくてよかった。まあ、そもそもドイツ遠征とかしてる場合じゃないように思うけどな。




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2017年07月05日 23:56      [posted by der_ball_ist_rund]

【緊急コラム】シーズン後半戦の皮算用

シーズン前半が終わった。ACLの関係で別日程になっていた2試合を消化、17節の順位表が確定したが、東京は7勝7敗3分で勝ち点24(1試合あたり1.41)の9位となった。首位鹿島(勝ち点36)との勝ち点差12、ACL圏内となる3位柏(34)との勝ち点差10。一方、降格圏となる16位大宮(14)との勝ち点差も10となっている。

クラブとしてシーズン当初に掲げた目標はACL圏内。にもかかわらずシーズンを半分終えてのこの成績は明らかな失敗であり納得のできない数字。クラブはこの目論見と現実のギャップをどう考え、その原因をどう分析しているのか、ここからシーズン残り半分をどう戦うのか、明確に示す必要があると思う。

ここ10年を見れば、年間勝ち点1位のクラブの勝ち点は平均68.3。現状の勝ち点24を差し引くと、シーズン後半で積み上げなければならない勝ち点は44.3、1試合あたりにすると2.61になる。

シーズン後半で勝ち点を44.3積み上げるとはどういうことか。最低でも14勝(3分)が必要であり、3敗すると残り14試合全勝しても勝ち点42にしかならず、優勝ラインに届かないということだ。

同様にここ10年の3位のクラブの勝ち点は平均61.4。シーズン後半で積み上げなければならない勝ち点は37.4(1試合あたり2.20)ということになる。これを達成するためには最低でも11勝(6分)が必要で、5敗すると残り12試合を全勝しても届かない。

3敗でタイトルが消え、5敗するとACLも消える。

この数字をどう考えるのか。現状の延長でこの数字が達成できると見るのか、それとも現実的には厳しい数字だと見るのか。厳しいと見るならどんな手を打つのか。監督の交代なのか、選手の補強なのか、あるいは目標を下方修正するのか。

もちろん人事などセンシティブな問題を含むので、検討過程や対応過程を逐次オープンにすることはできないだろう。しかし、シーズンの前半を終えた節目では、サポーターという重要なステークホルダー、顧客に対して、現状認識と今後の対応について何らかのステートメントがあって然るべきだろう。特に目標に対して大幅なビハインドを背負っている状況では、少なくとも目標を維持するのか修正するのかだけでもはっきりさせなければならない。

僕としては、目標は維持するべきだと思う。だが、今の体制でそれを狙えるかどうかは正直極めて疑問だ。理由は二つある。

チームとしての連係、オートマティズム、攻撃戦術の形成、熟成にある程度時間がかかることは理解するが、その試行錯誤の期間にも結果だけはなりふり構わず出す必要があり、それができていないことがひとつ。

そして、ボロボロと勝ち点を取りこぼし、足許が危うくなる代償を払いながら、それでも肝心のオートマティズムや攻撃の「型」が見えてこないことだ。オレらはこうやって得点し、こうやって勝つんだというチームとしてのスタイルが固まらないように思えることだ。

昨季、低迷からチームを立て直した篠田監督の手腕は評価したいが、このままの体制でこの厳しい数字を達成できるのか。後任の問題は難しいが、選手の獲得に投じた資金を考えれば、監督にもそれくらいの投資はすべきだし、ヨーロッパがオフのこの時期なら人材も探せるはずだ。

ウタカ(33歳)、大久保(35歳)、眷襦30歳)、太田(29歳)、林(30歳)…。この補強は、2、3年かけてじっくりチームを作るためではなく、明らかに「最短での成果」「今季のタイトル」を見込んだもの。前田(35歳)、森重(30歳)、徳永(33歳)ら主力の年齢を考えても、我々は簡単に今季を諦める訳には行かないのだ。

これ以上時間をムダにする訳には行かない。目標から逆算したアクションが求められていると僕は思う。



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2017年07月03日 00:05      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第17節】C大阪×FC東京

■2017年7月2日(日) 19:00キックオフ
■キンチョウスタジアム

またしても日曜日夜のアウェイ。先週も今週も土日分割開催なのになぜ東京はいつも日曜日開催なのか。土曜日なら里帰りを兼ねての遠征も考えていたが、日曜日のこの時間では月曜日に出勤できない。何を考えているのかさっぱり分からない日程だ。仕方なく自宅DAZN観戦。

東京は水曜日のルヴァンカップ・プレーオフステージで広島に勝ったものの、リーグ戦は2連敗中。加えて大久保が前節のケガのため2カ月の離脱となり欠場だ。シーズン折り返しとなる一戦であり何とか勝ち点を持ち帰りたいが、チーム状態は決してよくない。

布陣としては前節とほぼ同じ、大久保に代えて永井をトップに起用した。


室屋 吉本 森重 太田
東 眷襦ゞ極棔|翕
永井 ウタカ

互いに前を向いて打ち合うアグレッシブな立ち上がり。4分、左サイドを上がった永井からのクロスに中央のウタカがダイレクトで右足のシュートを放つがボールは枠に収まらず。スピードに乗った攻撃は悪くない。

その後も東京が大阪のボールを奪って早い切り替えから攻撃を仕掛ける。21分、中央で室屋が引っかけたボールを素早く前線に。永井がこれを追い、敵DFのタックルをかわして独走、敵GKと一対一になる。永井はGKを釣り出して左を並走したウタカに横パス、ウタカがこれを冷静に流しこんでゴール。東京が1-0と先制する。永井の起用が生きた。

リードを奪った東京はリスクを嫌ってややラインを下げ、自陣でブロックを形成して大阪の攻撃を受ける展開に。何度かピンチはあったものの大阪の攻撃が思いきりを欠いたこともあって何とかしのぐ。

34分、中央やや右寄り、ゴールから25メートル強のところで得たFKを太田が蹴るがボールは惜しくもバーをヒット。枠に行っていたら敵GKがセーブしていたかもだが惜しいシーンだった。

前半の残り時間は引き続き大阪が攻撃を仕掛ける時間に。東京は林の好守もあり、また敵のシュート・ミスにも助けられてゴールを守る。

45分、森重が競り合いで足を傷めるアクシデント。ピッチ・アウトして治療するがメドが立たず、アディショナル・タイムに丸山と交代。残り1分もないタイミングで敢えて丸山を投入する必要があったのか微妙だが、ハーフハイムを待つまでもないくらい明らかにダメな状態だったということか。1-0で前半を終えた。

後半になると大阪はフォーメーションを変更、自陣を固められ、永井、ウタカを生かすスペースがなくなる。一方で森重を失った守備は不安定に。57分、左サイドを使われ放りこまれたクロスに中央でヘディング・シュートを放たれ、これが決まって1-1に。競った室屋は敵FWに完全につぶされた力負け。

59分、東からのスルー・パスを受けて裏に抜け出した永井が飛びだしたGKを見て頭を超えるループ・シュートを放ったがボールはバーの上に。試合の分かれ目になったシーンだった。

すると63分、再び左サイドを使われ、敵SBに裏を取られる。これにだれもついて行けず林と一対一に。敵のシュートは林の脇を抜けてゴールに。1-2と逆転を許す。流れを持って行かれて立て続けに失点するのはいつか見たパターン。これはあかん。

67分、中島に代えて阿部を投入。劣勢になり前がかりになるが5バックに近い形の敵ゴール前は分厚く、少々のトライアルでは崩せない。77分、東がエリア外右寄りから鋭いミドル・シュートを放つがボールはサイド・ネットに。

78分、東に代えて前田を投入、おそらくは前田、ウタカ、永井、阿部が流動する形になったようだ。79分、太田のCKに橋本が頭で合わせるが枠に飛んだボールは敵DFに当たる。

何とか追い上げたいところだったが、83分、エリア外左寄りから敵MFが強烈なミドル・シュート。これがゴール左下隅に決まり1-3に。ほぼ試合が決まってしまう。

東京は丸山を前線に上げてパワー・プレーを試みたが奏功せず、結局先制点を守れず1-3の完敗となった。

前半は大阪の状態の悪さに乗じて先制、その後もしっかりリスク・マネジメントができていたように思ったが、後半、修正してきた敵に対し、主将を失った守備が後手に回り失点を重ねた。

追加点のチャンスはあったが、それを決めきれなかったことよりも、先制した試合を1-0でクローズできなかったことの方が深刻だ。3点取られてはなかなか勝てない。特に追いつかれてから局面を落ち着かせることができず、6分後に逆転を許したことは、昨季からずっと言われているゲーム・マネジメント、メンタル・マネジメントの拙さ以外の何物でもない。これではタイトルはムリだ。

クロスに対して中央で室屋が競り負けた1点目は何とか目をつぶるとしても、サクッと裏抜けした敵SBにだれもついて行けなかった2点目、クリティカルなエリアからフリーでミドルを打たれた3点目と、失点の仕方も安っぽい。

追加点が取れないのならリードを守るしかなく、最後までそれをやりきるための集中、緊張、予測が足りなかったと言われても反論は難しい。あと、追いつかれる、逆転されるという想定外の展開になったときに発動すべきオプション、「プランB」がないのは危機管理としてあり得ない。

終わってみればシュート数6-15、ポゼッション44-56、CK5-4と、内容的にも上位に力負けしたという試合。結局広島戦は敵が弱かったということか。

これで東京はシーズン前半を終え、7勝7敗3分で勝ち点24の暫定9位。タイトルを目標に戦ってきたことを考えれば大失敗というべき戦績だ。何がうまく行っていて何がダメなのかをはっきり総括し、責任の所在を明確にする必要がある。それができない限り、シーズン後半から急にすべてがうまく行くとは考えられないのが常識的。

我々にはムダにできるシーズンはひとつもない。ここから巻き返すしかないし、そのために必要な手は打たなければならない。

評点(評点はドイツ式):
林(5) 3本のうちせめてどれかひとつは止められなかったか…。
室屋(5) 1点目は敵FWに軽く競り負けてつぶされた。クロスの精度も欠いた。
吉本(4.5) 割りきった守備はできていたが流れを止めることはできなかった。
森重(3.5) いい守備ができていただけに負傷退場は残念。軽傷ならいいが…。
太田(5) FKは惜しかったが、流れでは見せ場なし失点では左サイドを使われた。
東(5) リンクマンとしてボールを動かし続けた。ミドルの判断はよかった。
眷(5) 森重交代後は彼にチームをまとめて欲しかったが後半バラバラに。
橋本(5) 機を見た攻め上がりはあったが後半は中盤の主導権を取れず。
中島(5) ほぼ存在感なし。逆転される前に交代でもよかった。
ウタカ(4.5) ゴールはさすがの落ち着き。チームを助けるプレー多かった。
永井(4.5) 中央で生きた。ガチ守備から「永井よろしく」でいいんじゃないか。
===
丸山(5) 急な出場に対応したが最終ラインを統率することはできず。
阿部(5) 気合いが空回りして持ち過ぎの場面多し。最近今イチ。
前田(-) 時間短し。

森重が心配だ。



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2017年06月29日 23:03      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップPO第1戦】広島×FC東京

■2017年6月28日(水) 19:00キックオフ
■エディオンスタジアム広島

今季からルヴァンカップのグループステージ勝ち抜けが新ルールとなり、グループ2位と3位はプレーオフを戦うこととなった。東京はAグループ2位ということで、Bグループ3位の広島とホーム&アウェイで2試合を余分に戦うことになった。

第1戦はアウェイだが、当日は別用あり、10時頃に帰宅して録画しておいたスカパーの中継を見た。当然結果情報は遮断している。DAZNと違ってスカパーは放送品質が安定しており安心して見られる。

布陣はリーグ戦からターン・オーバー。林、森重のみがリーグ戦から続けての先発となった。


徳永 森重 丸山 小川
梶山 米本
河野 阿部 田邉
前田

トーナメントでありホーム&アウェイの第1戦ということもあって互いに慎重な立ち上がりに。守備時はほぼ5バックになる広島を相手に、東京がボールを支配する時間が長い。

10分、阿部のクロスは敵DFにクリアされるが、これを拾った河野がミドル・シュート。ボールはバーを超える。これが東京のファースト・シュート。

その後も東京がボールを保持して攻撃を仕掛けるがフィニッシュまで持ちこめず、一方の広島も奪ったボールをつなごうとするものの手前で東京が引っかけるシーンが多い。一進一退の攻防となる。

24分、前田からのパスを受けた田邉が左サイドから切れこんでシュートを放つが枠に収まらず。30分、右サイドから切れこんだ河野からのパスを阿部が落とし、これを受けた梶山がミドルを狙うがこれもバーの上に。

33分には左寄りで得たFKを森重が蹴るが壁を越えたボールはバーに弾かれる。このボールに阿部が詰めたが上に外れる。41分、左サイドに開いた田邉がクロスを入れると、ファーで前田がヘディングするが、叩きつけ過ぎたボールは大きくバウンドしてバーを超える。決定的なシーンだったが…。

チャンスを作りながらも決めきれなかった東京だったが、45分、左サイド深いところでボールを持った小川が左足を切りに来た敵DFを切り返し、右足で中央にクロスを入れると、中央で阿部が苦しい体勢ながらヘディングで合わせゴール。前半終了間際に東京が1-0と先制する。1点リードでハーフ・タイムへ。

後半に入ると、リスクをマネージしながら試合を進める東京に対して、広島がボールを持つ時間が長くなるが、広島の攻撃は散発で、バイタル・エリアの手前で止められるケースがほとんど。怖さはさほどない。

59分、敵にゴール前でボールを動かされ、最後は正面から鋭いミドル・シュートを浴びるが林が腕一本でセーブ。今日の「サンキュー林」。

64分、河野に代えて室屋を投入。徳永、森重、丸山の3バックになり、中盤も梶山をアンカーに、田邉、米本をインサイド・ハーフにした3-5-2的な布陣に見えた。こんな感じか。


徳永 森重 丸山
梶山
室屋 田邉 米本 小川
阿部 前田

65分、阿部がエリア手前からミドルを狙うが敵GKがセーブ。東京は引き続きリスク管理優先で、あわよくば追加点を狙うがムリはしない。広島の攻撃に対して受けに回る時間が続く。

76分、梶山に代えて眷襪鯏蠧、眷襪呂修里泙泪▲鵐ーに入ったようだ。その後も広島の攻撃を東京が粘り強く跳ね返す。84分、阿部に代えて永井を投入。永井はそのままトップへ。

東京はシュートこそ打てないものの辛抱強く時間を使い、4分間のアディショナル・タイムも使いきって試合終了。1-0とアウェイ・ゴールを得ての第一戦勝利となった。

固い試合になったが前半からチャンスを作り、終了間際にワン・チャンスを決めて先制、後半は追加点こそ取れなかったものの、しっかり守りきって勝ち点3とアウェイ・ゴールをホームに持ち帰ることができた。

終わってみればシュート数6-9と固い試合を象徴するような数字だが、広島の元気のなさにも助けられて手堅く勝てたのは自信を得る意味でも大きかった。こういう勝ち方をしっかり思い出し、結果を優先することで内容を上向かせるという考え方の順序をもう一度共有する必要があるだろう。

リーグ戦とはメンバーが異なるとはいえ、大久保が1カ月以上の離脱となり、夏に向かって総力戦を余儀なくされる中で、悪い循環に入りかかっていた流れを転換させるきっかけになり得る渋い試合だった。

梶山や眷襪鬟▲鵐ーにし、田邉、米本をインサイド・ハーフに配した中盤の構成は面白く、可能性を感じた。室屋、小川がその外側を使うイメージは悪くない。このトライアルをどうリーグ戦につなげるか興味深い。

また、決勝点のアシストとなった小川の右足のクロスは悪くなかった。たまたまいいところに飛んだという面はあるものの、あの局面で左足を切られたところで作り直さず、そのまま右足でチャレンジしたことが結果に結びついた。このチャレンジは続けて欲しい。

まだ第1戦が終わっただけであり、1カ月後の第2戦までにはリーグ戦もあるが、まずは求められる結果をきちんと出したことは素直に評価したい。

リーグ戦は週末のアウェイでのセレッソ戦でシーズン前半が終わる。その次の鹿島戦を戦ったところで2週間強のブレイクとなり、東京はこの間にドイツ遠征を行ってグラードバッハと練習試合をすることになっている。

ドイツなんか行ってる場合じゃないとは思うものの、この試合は見たい。悩みどころだ。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) ビッグ・セーブあり。ハイボールの処理も安定していた。
徳永(3.5) さすがの安定感で完封に貢献。リーグ戦でも見たいところ。
森重(3.5) 惜しいFKあり。フィードが引き続き不安定なのが気になる。
丸山(3.5) 最近クリアの割りきりがはっきりしてきて成長を感じる。
小川(3) 不安定さはあるものの右足でのアシストは大きなヒントになった。
梶山(4) 粘り強くボールを捌いたが存在感を示せず。可もなく不可もない。
米本(3.5) ここ一番でしっかりボールを刈り取ってくれるのはやはり大きい。
河野(4) 河野の持ち味って何だっけ。もっと面白いことができるはず。
阿部(3) 愚直にトライを続けたことがゴールに結びついた。価値ある得点。
田邉(3.5) 今、東京でボールの動かし方をいちばん分かっている男。
前田(4) 絶好の得点機あったが…。前田にゴールが出ればノって行けるはず。
===
室屋(3.5) 今日のポジションは彼に合っているかもしれない。
眷(-) 時間短し。守備に追われたが存在は見せた。
永井(-) 時間短し。中央で使い続けたい。

さすがに見終えたのが12時だったのでそのまま寝ちゃった。



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2017年06月25日 22:15      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第16節】磐田×FC東京

■2017年6月25日(日) 18:00キックオフ
■ヤマハスタジアム

梅雨の日曜日、遠征範囲外ということで素直に自宅DAZN観戦に。試合は日中の雨が上がった中で行われたようだ。

東京は前節横浜にホームで痛い敗戦を喫し、連敗の許されない状況。タイトルを狙うには時期を考えてもかつかつのところまできており、置いて行かれると取り返しがつかなくなる。アウェイとはいえポイントになる試合だ。天皇杯PK負けのイヤな流れを払拭したい。

メンバーは横浜戦と同じ。天皇杯と続けての先発になるのは吉本のみ。河野、米本がベンチ入り。


室屋 吉本 森重 太田
東 眷襦ゞ極棔|翕
大久保 ウタカ

序盤から互いにアグレッシブに主導権を争う。中盤で激しくボールを奪い合い、縦に当てる意識もあるが、コンパクトな中で余裕を持てずなかなか収まらない。

11分、左サイドからのクロスに中央で合わされ失点。林が飛びだしたが触れず、敵FWには十分身体を寄せきれなかった。早い時間帯に0-1とリードを許してしまう。

そこからはリスクを取らず試合を進めようとする磐田と、縦に急ぐ東京との組み合いになる。14分、室屋からのパスを受けた橋本がエリア外からミドルを狙うがGK正面に。

18分には中島からのボールを受けて裏に抜けたウタカが右サイド角度のないところからシュートを放ったがサイドネットに。

20分、敵ゴール前で大久保が倒れる。走りこんだ際に足をひねったようで、治療したがプレー続行不可能に。大久保は担架で運び出され、23分、代わって永井が入る。永井はそのままトップに。

27分、眷襪らのボールを受けたウタカが右サイドの永井に展開、永井からのクロスに再び中央でウタカが合わせるが敵DFに絡まれて打ちきれず。40分には中島からのパスを受けた永井がループを狙うがGKにキャッチされる。

結局0-1のまま前半を終了。先制を許し、大久保を失うアクシデントはあったが、その後はウタカ、中島を中心にチャンスを作り、モラルは落ちていない。追加点は許さず1点差をキープできたことで、後半ワンチャンから逆転の目はある。焦れることなく落ち着いて試合を進めたい。

後半に入っても、リスク・コントロールを優先する磐田に対し、東京が前がかりにチャンスを狙う展開になる。東京は引き続きウタカが全体を引っ張り、そこに中島、永井、東が絡む格好。ただ、磐田の守備がややアグレッシブになり、フィニッシュまで持ちこむシーンが減ってくる。

62分、左サイドからの永井のクロスに東が頭で合わせるがオフサイドに。シュートは枠外だった。

63分、中島が得意の角度からミドルを狙うがGK正面に。勢いのあるいいシュートだったがさすがに読まれているか。

69分、ウタカがドリブルで駆け上がり自らシュートを放つが枠外に。そろそろ疲労も出てくるか、試合はややオープンに。直後、東に代えて米本を投入。橋本をサイドに出すかと思いきや、橋本をボランチに残し、眷襪魃Ε汽ぅ匹法

正直意図の分からない采配だった。眷襪縫好據璽垢妊棔璽襪鮖たせ起点にしたいということか。僕の読みでは東に代えて前田を投入、永井をSHに回すとイメージだったが違ったようだ。

74分、太田の右からのCKにニアで橋本がフリック、中央で森重、眷襪飛びこんで押しこもうとしたが敵GKに線上でボールを押さえこまれる。一緒に飛びこんだ敵DFがボールに手で触れているようにも見えたが結局ノー・ゴールの判定に。

78分、前がかりになった裏を突かれ、スルー・パスを通される。森重が対応したが外側から並走した敵FWに競り負けて後追いになり、そのままワンタッチでシュートを決められて失点、0-2と時間帯を考えれば致命的だった。

81分、中島に代えて河野を投入、河野が右に入り眷襪左に流れたか。東京はその後も攻撃を試みたが、披露とともにウタカも消え始め、シュートまで持ちこむことができない。磐田に時間を使われ、アディショナル・タイムには左サイドで裏抜けした永井からクロスが入ったが河野のシュートも決まらず、結局0-2での完敗となった。

今季3度目の無得点試合。1点入ればオウンゴールでも敵失でも誤審PKでも何でもいいとは言いながら、「こうやって点を取る」という型ができていないとこういう流れになった時に困るという見本になってしまった。

ウタカが前線で起点になり、縦横にボールを動かしてくれたが、押しこんだ時間帯にゴールを割ることができず、周囲との連係も、うまく行くときは行くが、この形ならここという意識が自動的に共有できるところまでは行かず、「まあ、こんな感じか?!」というレベルの試行錯誤に終わった感があった。

終わってみれば、シュート数7-13、ポゼッション47-53、CK6-3と、押した時間帯もあったものの力負け。早い時間の先制点をうまくアドバンテージにして試合を進め、こちらが前がかりになったところをカウンターからの追加点で息の根を止めた磐田の方が、戦術、やりきる力ともに上手だったという他ない。

東京は豪華なメンバーを揃えながら、シーズン前半が終わろうとしている今になっても核となる戦術が見えず、思いつき頼みの攻撃に終始しているように見える。それでも何とか1点は取り、後ろを固めて結果を出しながらオートマティズムを作り上げて行くことができているのならいいが、肝心の結果が出ず、形もできないのでは、端的に言ってシーズン前半を棒に振ったということではないか。

コマが揃っているのに、それを結果に向けて組織できないということはマネジメントの責任。ここまではそれなりに結果が出ていたので、何とか連係の確立を待つつもりで見守ってきたが、今日の敗戦は大きいし、大久保がいるいないに関わらず、「攻撃の連係」だけでなく「勝つメソッド」が見えてこないことが深刻だと考えずにはいられない。篠田監督であとどれだけの伸びしろが見込めるのか、冷静に考えるべき時期にきている。

これで東京は16試合を終えて勝ち点24(1試合あたり1.50)の暫定8位。首位との勝ち点差は10に開き、タイトルのためにはマジで残り全勝でもしなければならない勢いになってしまった。考えてる時間はあまりない。オレはまだ今季のタイトルを諦めたくない。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) まあ、林も全部のシュートを止められる訳じゃないからな〜。
室屋(5) クロスの精度もうちょっとあれば。果敢にオーバーラップはした。
吉本(4.5) 使い減りしない男。最後まで身体を張り続けたが結果は出ず。
森重(5) 2失点目はもう少し何とかならなかったのかと思ってしまうのだが。
太田(5) やはり前が中島だとやりにくそう。良さが生きず守備の弱さが目立つ。
東(4.5) 動き続けボールを受け続けた。室屋との相性は合いつつあるか。
橋本(5) すまんが橋本の特色が何かがいまだによく分からないんだ。
眷(4.5) チャレンジしてるからとはいえ何気に微妙なパスミス多い。
中島(4) 何度もドリブルから突破を見せたがプレースタイルはそろそろバレてる。
ウタカ(4) 4人抜きはすごかったがシュート打ちきれず。ご苦労さまだった。
大久保(-) 骨や靭帯でなければいいが…。
===
永井(4.5) よく走ってくれたけど最後のところがちょっとアレだったり。
米本(-) 時間短し。
河野(-) 時間短し。

大久保はテーピングのままベンチに居残ってたので重傷ではないと思いたい。



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2017年06月22日 00:40      [posted by der_ball_ist_rund]

【天皇杯2回戦】FC東京×長野

■2017年6月21日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

昼間は激しい雨だったが夕方には上がり、例によって何とか仕事を終わらせて味スタへ。天皇杯は下層スタンドしか開けてくれないので、雨が降っていたらどうしようかと思ったが上がってよかった。

東京はJ3の長野と対戦。格下相手だが失うもののない状態で一発を狙ってくる相手との試合は難しくなる。侮ることなく、厳しく勝ちきりたいところ。

メンバーは例によってリーグ戦からターン・オーバーを実施。横浜戦と続けての先発はCBの吉本のみとなった。大久保、太田、ウタカらはベンチ外に。田邉はSHでの出場となった。

大久保
徳永 吉本 丸山 小川
河野 梶山 米本 田邉
阿部 前田

試合は序盤から東京のペース。ボールを保持し敵陣を中心に試合を進めるが、長野の守備も固くフィニッシュまではなかなか持ちこめない。逆に中盤でのうかつなボール・ロストからカウンターを浴びるシーンもあり、クリティカルなものではないもののシュートを打たれている。

東京は連係から崩しを試みるが、人口密度の高いゴール前で手数をかけ過ぎてボールを失うことが多い。ミドル・シュートで敵を引っ張り出すなど変化が欲しいところだが攻撃は単調に。31分、右寄りから強いシュートを放たれるが大久保が横っ飛びでセーブ。サンキュー大久保。

33分、ようやく田邉がドリブルで持ち込んでシュートを放つが敵GKにセーブされる。これがファースト・シュートだったようだ。

37分、左で作って右サイドの徳永にパス。徳永はフリーでシュートを放つがわずかにファーに切れる。徳永の年一が出るかと思ったが…。結局、東京がボールを支配しながらもやりきれず、逆に長野にカウンターからシュートを打たれる展開のまま、すこあれすで前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。東京が優勢に試合を進めるものの決定的なシュートは打てず。57分、河野に代えて中島を投入、中島は左SHに入り、田邉が右に回る。

するとその直後の58分、中島が小川からのパスを受けて切れこんだ得意の角度からのシュートを放つが敵GKがセーブ。60分には敵CKから中央で強いシュートを打たれるが大久保がセーブ。何とかしのいだが厳しいシュートだった。

64分、ついに試合が動く。右サイドでの阿部の仕掛けからボールを拾った前田が、DFの裏のスペースにクロスを入れると、ファーに走りこんだ中島がこれに合わせてゴール。東京が苦しみながらもようやく1-0と先制する。

66分には左サイドの中島が再び狙ったがこれは枠外に。中島は75分にも切り返しから果敢にシュートを放ったが惜しくもバーをヒット、こぼれ球に前田が頭で詰めたがこれもバーを超える。このあたりで勢いに乗って追加点を取っておきたいところだった。

77分、梶山に代えて永井を投入、永井は右SHに入り、田邉がボランチに。

東京が敵陣でボールを保持して時間を使い、このまま勝てるかと思ったが、87分、敵CKから中央で合わされ、これが東京の選手に当たってゴールへ。土壇場で1-1と同点に追いつかれる。大久保が飛び出そうとしたが前の選手に遮られてボールに触れなかった。出たからには何とかしなければならないシーンだったが…。

その後はオープンになり交互に攻め合ったが決められず、1-1のまま延長に。

延長ではほぼ一方的に東京が敵陣で試合を進めるが、長野の守備が固く、シュートは放つもののゴールを割ることができない。92分、永井がサイドを突破、中央に送ったボールはニアの阿部には合わなかったものの、ファーで前田がダイレクトのシュートを放つが惜しくもポストをヒット。

98分にも阿部の落としから米本が低い弾道の強烈なミドル・シュートを放ったが敵GK正面に。104分には徳永のクロスに中央で前田が頭で合わせるがGKがセーブ。形は作るものの分厚い守備の中でシュート・コースの選択肢も少ないか。1-1のまま延長前半を終えた。

107分、前田に代えてユ・インスを投入。前田は前線で粘り強くターゲット・マンの役割を果たしていたが、さすがに100分を超える試合はしんどいか。ユ・インスは右SHに入り、永井がトップにスライドしたように見えた。

延長後半も東京がボールを保持して攻撃を仕掛けたが長野のゴールをこじ開けられず、結局120分を戦っても1-1のまま決着がつかなかったためPK戦へ。

東京側のゴールでのPK戦となり、東京は先攻。1本目(永井)、2本目(中島)は両チームとも決めて2-2。ところが、3本目の阿部のPKを敵GKが止める。長野は3本目も成功しアドバンテージを得る。

4本目(米本)、5本目(丸山)と決めたが、長野も成功、PK戦4-5で負け、東京は天皇杯初戦で敗退となった。

格下相手のカップ戦にメンバーを入れ替えて臨んだ時にありがちな典型的な試合だった。戦術のはっきりした相手に対して、ボールは支配して崩しも試みたものの決定打が出ず、先制までムダに時間を重ねた。

何とか後半に先制したものの、1-0の状況で厳しくゴールにフタをすることができず、最後の最後でセット・プレーから失点。延長はワンチャン狙いの敵に対して攻めこんだがやはり決めきれなかった。シュート数21-10と圧倒的に攻めながら、引き分けが関の山だったということ。PKは論評しても仕方ない。

これで今年の天皇杯は早くも終了。年末、年始の予定も楽になった。タイトルのチャンスがひとつ消えたのは残念だが、カップ戦ではこういうことはあり得る。そこまで織りこんで勝つのが格上の仕事というべきだが、いつものようにナイーヴな試合をしてしまった。勝ちきるという器量というか度量の足りないフットボールでは誰が相手であれ勝つのは難しい。

リーグ戦とルヴァンカップに集中するしかない。すぐにまた次のリーグ戦が巡ってくる。

評点(評点はドイツ式):
大久保(4) いいセーブもあったが失点シーンは飛び出しが中途半端だった。
徳永(3.5) さすがの強さを見せ攻撃でも効いていた。リーグ戦でも使いたい。
吉本(3.5) 身体を張って最終ラインを支えた。信頼できる選手だ。
丸山(4) 丸山から縦にいいのが入ると組み立てがグッと楽になるんだが。
小川(4) 後半からサイドの裏への無駄走りを繰り返し何度か奏功した。
河野(4.5) 献身的に動いたが打開の糸口にはなれず。持ち味を思い出せ。
梶山(4) 配球役のはずだが印象に残らず。縦に当てる意識はあったが。
米本(3.5) 中盤でのボール奪取は健在。パス出しにも成長の跡が窺える。
田邉(3.5) 流れに変化を作れる男。軽いプレーもあるが減ってきた。
阿部(4.5) 最後まで頑張ったがボールが足につかず思いきりも悪かった。
前田(4) 前半は消えていた。延長に入ってシュートもあったが交替。
===
中島(3) 試合がオープンになったところでスーパー・サブとして生きる男。
永井(3.5) スピードを生かしてチャンスは作ったが、クロスがアレなの惜しい。
ユ・インス(-) 時間短し。子犬のように走りまわった。

何か評価の難しい試合。そこまで悲観はしていないが…。



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2017年06月18日 23:25      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第15節】FC東京×横浜

■2017年6月18日(日) 18:00キックオフ
■味の素スタジアム

なぜか日曜日の試合。昼ごろからの雨が降りしきる中での試合となった。代表戦のブランクを挟んで2週間ぶりの公式戦。中断期間中の積み上げが問われる。東京は今回代表招集がなく、それはそれで残念だがチーム戦術の深化はできたはず。雨の中を味スタに向かった。

東京は前節を終えた時点で暫定4位。昨日の試合で首位の柏が引き分けており、首位との勝ち点差を詰めるチャンス。横浜は厳しい相手で互いに失点を嫌う固い試合になることが予想されるが、やるべきことを最後までやりきって、スコアレスでの勝ち点1を最低目線に、連動した攻撃からの得点で上積みを図りたい。

布陣は中断前の清水戦からトップの前田をウタカに入れ替えた以外同じ。阿部がベンチに復帰した。


室屋 吉本 森重 太田
東 橋本 眷襦|翕
ウタカ 大久保

試合は予想通り守備戦に。5分、左サイドで中島からパスを受けた東がファーにクロス、ここに大久保が飛びこんで合わせ、ボールはゴールに入ったがオフサイドの判定。10分には眷襪らのパスを受けた中島が中央からミドルを放つが枠外に。公式にはこれがファースト・シュートになる。

その後は次第に横浜がボールを支配する流れに。東京は自陣で守備に追われるようになる。東京は森重、吉本を中心に泥臭い守備でゴールを守るが、クリティカルなシーンも作られている。敵のシュート・ミスで救われているが楽観できない。

前半残り10分あたりから再び東京が攻勢に。人数をかけて敵陣深くで決定的なシーンをいくつか作る。45分、ウタカが中島からのパスを受けてエリアに侵入するが敵DFにブロックされる。このこぼれ球をウタカが再び収め、エリア内でフリーの大久保に短い横パス。大久保は流しこむだけだったが、シュートはわずかに右に外れる。今日のポイントになるシーンだった。結局スコアレスで前半を折り返した。

前半スコアレスは想定の範囲内。後ろに重心がかかり過ぎの感はあるが、前半はこんなものだろう。大久保のチャンスは決めて欲しかったが、後半もチャンスはある。中島をどこまで引っ張るかがポイントになる。

後半に入っても拮抗した戦いが続く。前半の流れを引き継いで東京が優勢に攻めるが、最後のところのアイデアと連係を欠きゴールに迫れず。

69分、中島に代えて阿部を投入。74分、眷襪らのパスを受けて右サイドに展開したウタカが中をよく見て中央にクロス。飛びこんだ大久保が頭で合わせたが、厚く当たり過ぎたかバーの上。これも枠に飛ばして欲しかった。

77分、さすがに疲れの見える東に代えて永井を投入。永井が左に入り、阿部が右サイドに回る。

81分、中央からミドルを放たれるが林が横っ飛びでセーブ。今日のサンキュー林。

84分、橋本に代えて梶山を投入。オープンになりつつある流れの中で勝ち点3を狙いに行く。

88分、自陣右サイドでのスローインとなったが、室屋のスローを受ける選手がおらず、室屋はやむなく林にボールを戻すが、ここにプレスをかけられ、林がワンタッチで蹴ったボールはタッチを割る。この敵スローインからのボールをつながれ、前線からの落としに後ろから蹴りこまれたボールがゴール右隅に決まる。土壇場で0-1と先制を許す。

負けられない東京は森重を前線に上げてパワープレーを敢行。森重に加え、大久保、ウタカ、永井、阿部らを並べた前線は迫力があり可能性は感じるものの、横浜の必死の守備もありゴールを割ることはできない。

CKには林が上がるなど捨て身の攻撃を仕掛けたが奏功せず。アディショナル・タイムにゴール正面30メートルほどの位置でFKを得たが、太田のキックは壁に当たりそのまま試合終了、0-1で痛い敗戦となった。

五分の戦いだったが最後の勝負に負けたという試合。そこまで酷い内容だった訳ではないが、最も必要な勝ち点をまったく得られなかったという結果は重く、そのことは受け止めなければならない。

ふだんは少なくとも1点は取れていることを前提に、「追加点が取れないこと」よりは「失点してしまうこと」を中心に改善を求めてきたが、今日の試合に限って言えば、「取るべき時に取れなかった」ことが敗因であり、特にエースである大久保が前半終了間際の流しこみを失敗したのが大きかった。

もちろん攻撃は水モノであり、すべてのチャンスがきちんと決まる訳ではないのは割り引いた上での議論だが、大久保は高い給料をもらい、チームメイトにもガンガン注文を出すエースである以上、決めることを期待されるのは当然だし、それを決めきれなかったのであれば批判されるのも仕方ない。今日は、後半のヘディングの失敗も含めて、「決めてくれ、大久保」という試合だった。

失点シーンでは誰も室屋のスローインをもらいに行かなかったことが原因になっているが、終盤、オープンになる中で重心が前にかかり、スローインはいったん後ろで預かってから作り直して欲しいとみんなが思ってしまったのか。終盤のワンチャンをしたたかに生かすのは我々のやりたかったことであり、それができず逆に敵につけいる隙を見せてしまったのは我々の拙さ。

スローインのボールを戻された林にしても、バウンドするスローインのボールにプレッシャーもかかる中でワンタッチで正確に蹴るのは難しいだろう。その手前のスローインの処理の仕方が甘かったことチームとして反省すべきだと思う。

数字を見ればシュート数11-8、ポゼッション52-48、CK3-4と、拮抗しながらもせめてスコアレスドローが妥当だったように思える。残念でもったいない試合であり、星勘定的にもチャンスを逃し苦しくなってしまったが、まだまだ下を向くような局面ではないしそんなことは許されない。足りなかったものを見直す必要はあるが、前を向いてやる以外に方法はないはずだ。

消化試合数がクラブにより異なるので暫定だが、ここまで15試合で勝ち点24(1試合あたり1.60)の7位。首位柏との勝ち点差は7と広がり、タイトルを狙うためには限界が近い。シーズン前半は残り2試合であり、もう後のない戦いになる。

水曜日には天皇杯2回戦の長野戦があるが、メンバーはターン・オーバーすべきだろう。今日の敗戦を踏まえて修正すべき点をしっかりあぶり出す必要がある。

評点(評点はドイツ式):
林(4) 今日も「サンキュー林」あり。スローインの処理ミスを責めるのは酷。
室屋(5) 対面の敵FWに再三競り負け。SBの基本で勝てなかったのは反省が必要。
吉本(4) クリティカルなシーンでの割りきったクリアが光る。持ち味を出した。
森重(4) 吉本とのコンビがよかった。カバーに徹し最終ラインを守った。
太田(4) 左足をケアされながらもクロスに特徴を見せた。守備では苦労した。
東(4) 守備に追われたが豊富な運動量で攻守にチームを下支え、貢献は顕著。
橋本(4.5) 泥臭く中央を守ったが、彼のところから前に出せれば。
眷(4) 試合を演出したが狙い過ぎてクリティカルなミスも出た。
中島(4) 連係はよくなりつつあるがハイリスク・ハイリターンは変わらず。
大久保(4.5) 汗はかいたが肝心の決定機を外す。決めてくれ、大久保。
ウタカ(4) 預かれば何かはしてくれる。使い続けて連係を深めたい。
===
阿部(4.5) 気合いが空回り。サブとしての出場には向かない選手か。
永井(4.5) スピードは見せたが最後が中途半端に。もったいなかった。
梶山(-) 時間短し。起用の意図が分からなかった。

帰りも結構雨が降っていた。



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2017年06月04日 23:20      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第14節】清水×FC東京

■2017年6月4日(日) 13:00キックオフ
■IAIスタジアム日本平

静岡県は遠征圏外なので素直に自宅DAZN観戦。いい天気の日曜日だ。最初なぜかキックオフを夜7時と勘違いしていて危なかった。

リーグ戦はここ3試合勝てておらず、首位との勝ち点差は6まで開いている。勝ち点を落とすことが上位争いから取り残されることに直結する厳しい局面であり、アウェイとはいえ勝ち点3は必須の試合。水曜日のルヴァンカップでは同じ相手、同じスタジアムで逆転負けを喫したばかりであり、悪いイメージはしっかり払拭しなければならない。

メンバーはリーグ戦仕様に入れ替え。とはいえ最終ラインは丸山に代えて吉本が先発、またルヴァンカップで負傷の阿部がベンチ外となり中島が左SHで先発するなど入れ替えを図ってきた。田邉はベンチ外でボランチには橋本が先発。


室屋 吉本 森重 太田
東 眷襦ゞ極棔|翕
前田 大久保

序盤は拮抗した戦いに。東京は高い位置からのプレスで主導権と握ろうとするがボールの収めどころがはっきりせずペースがつかめない。前への意識はあり、最終ラインに戻す回数は明らかに減っているが、前線でボールがつながらない。

一方の清水もサイドから組み立てようとするが、ルヴァンカップの反省から起点をつぶす東京の守備に遭いチャンスを作れない。互いに試行錯誤を重ねる展開に。

18分、中央30メートル以上はあると思われるFKを太田が蹴り、森重が頭で合わせるが敵GKがセーブ。さらにこぼれ球に中島が後ろからシュートを試みるがわずかにゴール右に外れる。

時間の経過とともに東京がボールを持てるようになり、敵陣で攻撃を仕掛ける時間が長くなる。33分、右サイドの室屋からのクロスに中央で大久保が合わせるがシュートは敵GKにセーブされる。

36分、中島が大久保に預けたボールを太田にはたくと、太田が裏にスルー・パスを送り中島がこれを追ってエリア内に。深いところからゴール前に送ったボールはクロスに見えたが誰も合わせられず。

徐々に調子を挙げた東京が優位に立ったが決めきれず、結局スコアレスで前半を終えた。

後半に入っても東京がボールを支配して攻めこむが決めきれず。59分、前田に代えてウタカを投入。61分、東からウタカ、大久保とボールが渡り、大久保が落としたボールを受けた東がシュートを放つが枠外に。

68分、中島が自陣から前線の大久保にスルー・パス。これを受けた大久保がカウンターで独走、エリアで敵DF2人に追いつかれ失速したようにも見えたが、ここから冷静に敵をかわして放ったシュートが決まり、東京が1-0と先制した。

その後はリードを奪って余裕の出た東京が積極的にボールを動かしながら時間を進める。83分、東がタイミングを図ってゴール前に送ったボールに大久保が飛びこみ、バックヘッドでこのボールを押しこみ追加点。東京が2-0とリードを広げる。ちょっと信じられない体勢から、後ろが見えているのかというゴールだった。

86分、中島に代えて米本を投入、橋本が左SHにスライドする。さらにアディショナル・タイムには東に代えて永井を投入、清水に大きなチャンスを作らせないまま試合をクローズ、第10節以来ほぼ1カ月ぶりのリーグ戦勝利を手にした。

前半思うように得点できなくても焦れることなく試合をコントロール、得点はサンキュー大久保という感じではあったものの確実に決め、敵にチャンスを与えずしっかり勝ちきったことは、ここしばらく続いていた先制後に追いつかれる悪い流れを払拭する意味でも大きかった。

特に、追加点が取れたこと、無失点で試合を終えたことは、代表戦による2週間のインターバルを迎えるタイミングでチーム状態を引き締め、ここからの立て直しの基礎として大きな意味を持つはずだ。

もちろん攻撃の連係はまだまだの部分もあったが、目立たなくてもしっかり「水を運ぶ」働きでチームを機能させた東や、持つところとパスを出すところの区別を意識していた中島ら、チームを底上げしたいという問題意識、危機感が持ったプレーが見られたのは心強い。

敵が勝手に好機でシュートを外してくれるなど助けられたことは間違いないが、最近続いていたお粗末な失点や、サンキュー林がなかったのは大きな進歩だ。何よりこうして結果をしっかり出せば、それを水準点として足りない部分の改善を図ることができる。

シュート数8-4、ポゼッション53-47、CK2-3と東京が主導権を握りながら試合を進めたことが数字からも窺える。シュート8本は少ないが、それでも2点取って完封できたのだからまずはそれでいい。意図のある攻撃のトライアルは増えているし、得点も大久保の個人技あればこそとはいうものの、そこに至るまでゴールに向かってプレーする意識が生み出したものでもあった。

これで東京は勝ち点を24に伸ばし(1試合あたり1.71)、ACL出場クラブの試合数が少ないので暫定ではあるものの順位を4位に上げた。首位との勝ち点差は6と変わらず、試合数が揃えば7位まで落ちる可能性はあるものの、混戦の上位争いに踏みとどまる重要な勝ち点3になった。

先に書いたように代表戦のためリーグ戦は1週休みになり、15節は6月18日の横浜戦になる。今回東京は代表招集がなく、それ自体は残念だが課題であるチームの連係の向上に取り組むには絶好のチャンス。シーズンは早くも残り3試合で前半を折り返しになるが、ここでどれだけ勝ち点を積み上げられるかがタイトルに向けてのポイント。ここからの戦いに期待したい。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 今日は試されるシーン少なかった。セービングは安定していた。
室屋(4) 東とのコンビネーションにやや戸惑い。もっと上がってもいい。
吉本(3.5) 厳しく守りきれたのは彼の愚直な働きがあればこそ。価値高い。
森重(3.5) 安定したパフォーマンスで完封に貢献。左の方がいいのではないか。
太田(4) 攻守に汗をかいた。大久保ターゲットの放りこみもあっていい。
東(3.5) どこに置いてもハードワークでチームを動かす。なくてはならない選手。
眷(3) 今日は変態の本性炸裂、足許の異様な巧さとパスセンスに酔わされた。
橋本(4) 意識して前を向いたものの慎重なプレーが多かった印象。
中島(3.5) プレースタイルを進化させようとしているのが分かる。
前田(4) 前線でしっかりボールを受けてくれたがシュート0は寂しい。
大久保(2) 得点はどちらも彼の選手としての価値を示した。感謝しかない。
===
ウタカ(3.5) 連係のリンクになってボールを動かした。シュート欲しかった。
米本(-) 時間短し。
永井(-) 時間短し。

まず勝たないことには話が始まらない。重要な勝利だった。




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2017年06月02日 22:40      [posted by der_ball_ist_rund]

【緊急コラム】今最も必要なのは何か

東京は篠田監督が着任した昨年7月末の新潟戦以来、リーグ戦、カップ戦合わせて37試合の公式戦を戦ったが、そのうち無得点に終わったのは実に2試合のみ(2017年3月のガンバ大阪戦(0-3)と4月の浦和戦(0-1))である。この間の1試合あたりの得点は1.62であり、今季のリーグ戦だけを見てもここまで19得点(1試合あたり1.46)は5位だ。

最近の東京をめぐる論調を見ていると、攻撃の連係ができていないという指摘が多く、まあ、僕自身もそういうことを言ってきた訳だが、このデータを見れば、少なくとも我々が抱えている最も大きな課題が「決定力」「得点力」でないことははっきりしている。あたかも「得点が足りない」かのような前提からスタートする議論は間違いだ。

それでは、我々の目下の最大の課題、ここまで暫定6位に甘んじ、首位との勝ち点差が6まで開いてしまった現状で最も必要なものは何なのだろうか。そして、そのことと、「攻撃の連係ができていない」こととはどんな関係があるのだろうか。

まず、リーグ戦でここ3試合勝てず(1敗2分)、直近のカップ戦でも清水相手に先制しながら逆転負けを喫した原因ははっきりしている。

先に2点を奪われ、アディショナル・タイムで一矢報いた11節柏戦を別にすれば、12節神戸戦、13節甲府戦はいずれも先制しながら追いつかれ、ルヴァンカップ清水戦も先制しながら逆転負けを喫している。どの試合も1点は取れており、足りないのは得点ではなくてその1点をきちんと勝ち点に結びつけるメソッドでありディシプリンであることは明白だ。

追いつかれた後に突き放すことができなかったので、いかにも攻撃力が足りないような印象を持ってしまうのかもしれないが、先に1点取れているのだから、失点しなければ当然ながら勝ち点3は手中にあった訳である。問題はそのリードを守れず、気の抜けたような失点を繰り返してしまう試合運びの拙さにある。

「少なくとも1点は取れている」状況を踏まえて、この1点をいかにしぶとく、厳しく、クレバーに勝ち点に結びつけるかという方法論とそれに基づいた局面ごとの瞬間瞬間の判断力、そしてそれを切れ目なく90分間やり続ける規律、我々に足りないのはそういったものではないのか。

常に勝ち点3から逆算し、今この瞬間に何をすべきかを毎秒判断し続ける集中力とそれを実際にやる技術、そのベースになるチームとしての共通認識と約束ごと。考えなければならないのはまずなりふり構わず勝ち点を積み上げることであり、そのために今最も必要なのは「勝ちきる力」、試合をマネージする力だ。必要なのは守備力であり攻撃力ではない。そこはまずはっきりさせておきたい。

それなら「攻撃の連係」を取り沙汰するのはなぜか。それは、その1点をより確実に、効率的に取れるようにするために他ならない。

1点であればいいので、別に敵のオウン・ゴールでも、微妙な判定のPKでも、敵のミスからのいただきでも、太田のFK一発でもゴールなら何でも構わないのだが、そういう都合のいい得点が毎試合転がりこんでくるとは限らない。より確実に勝ち点3を積み上げるためには、そのベースになる1点をより確実に取れるようにしておかなければならない。

そのために必要なのが攻撃の連係であり、「型」であり、「抽斗」の多彩さである。したがって攻撃の連係自体は手段であり目的ではない。それはより意図的に、合理的に、合目的的に得点を決めるための方法論に過ぎないのであり、それ自体が必須の目的になってしまってはいけない。他の方法で得点できるならそれでもいいのだ。

きちんとした攻撃の「型」があった方が、より確実に、効率的に、楽に得点できて勝利の確率がアップするからこそ、攻撃の連係を向上させたい。しかし、優先順位は、先制した1点を守って勝ちきるための方法論と規律をしっかり刷りこむのが明らかに先である。この順番を間違うとチームは混迷し、最悪崩壊する。

オフに前線を「大型補強」したからといって華々しく打ち勝たなければならない理由は何もない。それもまたシーズンの最後にタイトルを獲得するための方法論のひとつに過ぎないのだ。もちろん見ていて楽しい攻撃フットボールでスカッと勝てるに越したことはないが、要は勝てばいいので、大久保がノー・ゴールでも、永井が機能しなくても、それ以外のぶざまなやり方で勝てるならそれでいいのだ。

くどいようだが、最優先は「虎の子の1点を生かしてなりふり構わず勝ち点3を積み上げること」であり、それが「より確実に得点できるように攻撃の連係を高める」につながって、その結果として「さらに勝ち点が積み上がって行く」のだ。

そしてその出発点である最低限の得点力は既にある。今しなければならないのは、2点取れるようにすることより、1点も取られないようにすることだ。

印象論で「得点力不足」という間違った前提から出発すると、「得点が必要だ」という認識から「前がかりになってただでさえ微妙な守備が崩壊する」という誤謬に陥り、結果として「守備も攻撃もメロメロになる」というチーム瓦解の憂き目に遭う。

繰り返すが今最も足りないもの、最も必要なものは「得点力」ではない。それを確認しておきたい。



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2017年06月01日 00:48      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第7節】清水×FC東京

■2017年5月31日(水) 19:00キックオフ
■IAIスタジアム日本平

遠征範囲外なのは当然として、所用でキックオフまでに家に帰れなかったので、スカパーを録画して10時前から見た。もちろん結果を知ってしまわないようにTwitterなどは封印した。

東京は勝利または引き分けでグループ首位通過が決まる。負けてもグループ通過は動かないが、今季から2位以下は別グループの3位または2位とプレーオフを戦うことになっており、しっかりと引き分け以上で首位通過を決めなければならない。

布陣はカップ戦仕様。1トップのウタカを前田に入れ替えた他は前節の柏戦と同じメンバー。


徳永 吉本 丸山 小川
梶山 米本
橋本 阿部 中島
前田

神経質な立ち上がり。東京は引き分けでも首位通過が決まるせいかボールは支配するものの今ひとつギアが上がらず、決定的なシーンを作れない。清水の攻撃は散発で精度もないので怖さはないが、ボールの失い方次第ではゴール前まで入られることがあり気をつけなければならない。

38分、右寄りで得たFKを小川が蹴ると、ゴール前に上がったボールに誰も合わせきれず。このボールがワンバウンドしそのままゴールへ。流れからチャンスを作れなかった東京が、セット・プレーで1-0と先制する。

しかし、前半アディショナル・タイム、スルー・パスを受けて裏に抜けた敵FWを捕まえきれず、左の角度のないところからニアを抜かれてシュートを決められ失点。1-1の同点となって前半を終える。直前にもバーをヒットするシュートを打たれており守備がややルーズになっていた。

前半傷んで治療を受けていた阿部に代えて、後半から東を投入。東はそのままトップ下に入ったか。前半終了間際に足首を傷めいったんピッチ・アウトしていた米本はそのまま出場。

後半に入ると流れをつかんだ清水が優勢に。東京はコンビネーションから崩そうとするが清水の守備も固く、フィニッシュまで持ちこめない。58分、前田に代えて永井を投入、永井がトップに入ったと思う。

その後もなかなか攻撃が機能せず、アイデアも欠いて迫力のない試合になる。引き分けでもいいという試合はマネージが難しい。

すると77分、右寄りで与えたFKに中央で合わされ失点。オフサイドにも見えたが誰も抗議してなかったので違ったのだろう。1-2と逆転を許してしまう。林が反応してパンチングで弾き出そうとしたが対応しきれなかった。

80分、米本に代えてウタカを投入、橋本がボランチにスライド、永井が右SHに落ちてウタカがトップに。89分、右サイドの橋本からのパスを中央でウタカがスルー、受けた永井が裏に走ったウタカにパスを出すと、ウタカは深いところで切り返し、至近距離からシュートを放ったが、ニアを狙ったボールは枠を外れサイドネットへ。決めるならこのシーンだったが惜しかった。

結局その後も清水のゴールを割ることはできず、1-2で痛恨の逆転負けとなった。

前半こそボールを支配したものの流れからはチャンスが作れず、セット・プレーから先制しながら前半のうちに追いつかれ、終盤に逆転される最悪の展開に。シュートも6本に終わるなど(清水は13本)終始精彩を欠くつまらない試合だった。

攻撃の形が作れず、2点目、3点目が取れなかったのも残念だが、先制しておきながら失点を重ねてズルズルと後退したことの方が問題。1点は取っており失点がなければ勝てた試合だ。攻撃で思うように得点が取れないのなら、まずは自分のゴールをしっかり守らなければならない。それができなかった。

しっかりとした型にハメてゴールを奪う訳でもなく、かといってしっかり守りきれる訳でもなく、漫然と攻めて漫然と守った結果、1点取れたものの2点取られて負けたという気の抜けた試合。散漫だったと言われても仕方のない、締まりのないゲームだった。

少ないタッチでボールを動かすシーンもあり、そういう局面では敵の守備をはがしてボールを運ぶことができていたが、そこからフィニッシュまでの道筋が見えず、何のためにボールを動かしているか分からない。

守備も人は足りているものの、予測を超える動きをしてきた敵に対して対応が一歩出遅れているのではないか。同点にされたシーンでは敵の貪欲さに後れをとったと思う。

リーグ戦とはターン・オーバーしているので何とも言えない部分はあるが、このところのパッとしないリーグ戦の流れをカップ戦にも持ちこんでしまった感がある。チームとして取り組むことの優先順位が整理されておらず、試合ごとに対症療法的に穴をふさぐことしかやっていないのでつぎはぎ感が強くなるばかりだ。

試合が続いているので仕方ないとはいうものの、なぜ勝てないのか、敗因がどこにあるのかをしっかり分析してそれに見合った手を打たないとジリ貧になるだけ。まず結果を出すことが最優先だ。

これで東京はグループ2位となり、Bグループ3位の広島とプレーオフを戦うことになった。ムダに試合を増やした不甲斐ない敗戦だった。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) いくら林でもすべてのシュートをセーブすることはできない。
徳永(4.5) 攻撃参加はよかった。パフォーマンスは決して悪くない。
吉本(5) 奮闘したものの結果的に2失点。同点シーンでは全消しも届かず。
丸山(5) 一対一ではあと一歩の厳しさが足りないように見える。
小川(4) プレース・キックで存在感見せた。チャンスを生かした。
梶山(4.5) しっかりボールを受けてクリティカルなパスを試みた。
米本(4.5) ケガが心配。今日は猟犬ぶりもやや低調だったか。
橋本(5) あまり特徴出せず。SHなら他に適職の者がいるのではないか。
阿部(5) 貪欲にボールに絡みに行ったが奏功せず。ケガは大丈夫か。
中島(4.5) こういう試合でアクセントになりたかったがやりきれず。
前田(5) つぶれ役に徹してしまい自らのシュートはなかった。
===
東(4.5) 前線での起点になるべくボールには触ったがチャンス作れず。
永井(5) 試合の流れを変える活躍はできず。シュートが欲しかった。
ウタカ(-) 時間短し。シュートは惜しかったが枠に行きたい。

広島とのプレーオフ、ホーム開催分は平日だがキックオフを7時半にしてくれた。有難い。




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2017年05月29日 23:54      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第13節】FC東京×甲府

■2017年5月28日(日) 16:00キックオフ
■味の素スタジアム

所用があって現地観戦を断念。7時からのMXの録画中継を見ようと思っていたがそれすら間に合わず、10時過ぎから録画中継をさらに録画で見た。ホームゲームの現地観戦断念は今季初だ。

東京はカップ戦では好調だがリーグ戦ではここ2試合勝てていない。首位との勝ち点差も開きつつあり、ホームで勝ち点3を積み上げなければならない。タフな相手だが、やるべきことをきちんとやって結果を出したい。

メンバーは「リーグ戦仕様」。前節の神戸戦とほぼ同じだが、トップには前田ではなくウタカがリーグ戦で初めての先発となった。


室屋 森重 丸山 太田
永井 田邉 眷襦‥
大久保 ウタカ

試合はいきなり動いた。2分、右からのCKに中央で眷襪合わせると、ボールは敵DFに当たってゴールへ。記録上は眷襪離粥璽襪箸覆蝓東京が立ち上がりに1-0とリードを奪う。事実上のオウンゴールだったと思う。

その後も東京がボールをキープ、主導権を握りながら試合を進めるが、甲府の守備は堅く、東京もリスクを取って攻める局面でもなく、一進一退の攻防となる。甲府の攻撃は迫力を欠き、この時間帯は甲府のペースにつきあってしまった感があった。

先制のあとはシュートすらなく、攻めきれない時間が続く。39分、左サイドを上がった太田の折り返しから大久保が右前線にボールをつなぐと、上がった室屋がこれを拾ってダイレクトで流しこんだがシュートかクロスか、誰に合わせたか判然としないボールで結局合わず。

すると44分、田邉が自陣で森重に下げようとしたボールが合わずにルーズとなり、これを拾った敵FWに裏を取られる。林が飛び出したが抑えられず、無人のゴールに流しこまれて失点。1-1と同点にされてしまう。

東京は後半から永井に代えて阿部を投入。阿部を左に置いて東が右に回ったか。48分、阿部からのパスをDFラインで受けたウタカが素早く反転してシュートを放ったがゴール右に外れる。70分、太田のやや長めのFKに森重が頭で合わせようとするがボールは枠外に。

直後、東に代えて中島を投入、中島が左、阿部が右となる。75分、大久保のスルー・パスを受けて左サイドから太田がエリア内に侵入するが、シュートは敵GKに当ててしまい勝ち越しできない。

82分、ウタカに代えて前田を投入。89分、田邉が中島のスルー・パスを受けて裏に抜け出した田邉がシュートを放つがわずかに枠外。アディショナル・タイムには敵FWをフリーにして決定的なシュートを放たれるシーンがあったが、ここは林が防ぎ、結局1-1での引き分けとなった。

序盤に先制したために、それが気になって逆に思いきりのいいプレーができなかった感がある。敵のペース、敵のスピードに合わせてしまうのは決していいことではない。相手が何であれ、一貫した戦略・戦術で粛々と勝つべきところだが、序盤のリードをどうキャリーするか、考えた挙句かえって試合を難しくした感もある。

とはいえ、序盤にリードを奪っているのだから、そのまま締めることができればそれでよかった。ミスとはいえ、不用意に失点したことで後半の戦い方が難しくなってしまった。ムダに余裕かまして勝ちきるチャンスを自ら手放したというべきだろう。

自陣での横パス、バック・パスがリスキーであることは改めて認識したい。ここで取られて一人置き去りにされると、ゴールが近い分決定的な形になる。パスは回っているように見えるが、結局攻撃のトリガーにならずリスクだけを蓄積している感あり。

テレビで見ていると、大久保やウタカが味方からのパスにサム・アップしているのが何度も映し出され、連係も上がりつつあるように思った。結果が出ないので苦しいところだが、ここを乗り越えないと次はない。時間はあまりない。

この試合ではシュート数8-5、CK6-3、ポゼッション51-49と、数字的には東京が優勢に見えるが、そもそもシュート数8本の時点で低調なゲームだった。

攻撃の連係が深まって行くまではこういう苦しい試合は覚悟の上のはずだが、そうであればなおさら、先制した後のミスからの失点は許されないし、またひとたび追いつかれたのならアイデアを総動員して勝ち越さなければならなかった。どちらもできなかった結果が引き分けとなった。

もともとオウンゴールによる得点と、自らのミスによる失点で、実質上は「何もなかった」スコアレスのゲーム。引き分けという結果は妥当だったと言う外ない。

東京は暫定ながら順位を一つ上げ6位となったが、勝ち点は21(1試合あたり1.62)にとどまり、首位の柏との勝ち点差は6に開いてしまった。上位争いという意味ではぎりぎりぶら下がっている状態であり、クリティカルな状況になっている。

今週も水曜日にルヴァンカップがあるため、おそらく選手はローテーションになるだろうが、ここはリーグ戦、カップ戦関係なく踏ん張りどころだと思う。

評点(評点はドイツ式):
林(3) アディショナル・タイムのビッグ・セーブで勝ち点1を救った。
室屋(4.5) 思いきった攻撃参加が光ったが精度に向上の余地は残った。
森重(4.5) 失点時のパスの受け方は今イチだった。悩まずやり続けたい。
丸山(4.5) 流れからの攻撃は抑え続けた。敵の拙攻にも助けられた。
太田(4.5) 前線に飛び出してシュートまで行ったシーンには可能性を見た。
永井(4) 献身的に走りまわっているように見えたが交替は残念だった。
田邉(5) 軽いパスが致命的なミスに。腐ることなくやり続けたい。
眷(3.5) 初ゴールに加え苦しい時に味方を鼓舞する精神的支柱になった。
東(4) しっかりボールを触り勘のよさは随所に見せたがシュートなしに。
大久保(3.5) FWとしてよりつなぎ役として活躍。生かせていない感ある。
ウタカ(4) 連係や身体のキレは今イチだけど可能性は感じさせた。
===
阿部(4) ハードワークでリズムを作ろうとしたが決定機は作れず。
中島(4) パス出しもできていた。もともと視野は広いはずで後は本人の脱皮。
前田(-) 時間短し。

やっぱりオレが見に行かないとダメか…



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2017年05月25日 00:41      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第6節】柏×FC東京

■2017年5月24日(水) 19:00キックオフ
■日立柏サッカー場

仕事終わりに駆けつけるつもりでチケットを確保していたが、どう考えても時間的に厳しく、まさに定時ダッシュ状態になりかねないので、ここはひとつきちんと午後半休を取得していったん家に帰り、しっかり態勢を整えて出かけた。

早めに柏に着いたし指定席なので急ぐこともなく、柏の街で軽く晩ごはんを食べてスタジアムへ。前から4列目なのでCKとか異様に近かったが全体は見にくかった。

ルヴァンカップでは磐田に不覚を喫したものの札幌、大宮に連勝、ここまで3勝1敗とグループ・ステージ勝ち抜けには近いポジションにいる。今季はグループ2位だとプレー・オフになってしまうので1位勝ち抜けを目指して勝ち点を上積みしたいところだ。

また、柏にはリーグ戦でやられており、双方ターン・オーバーしてのカップ戦とはいえしっかり借りを返してイメージを上書きしておかなければならない。

篠田監督は例によってリーグ戦から大きくメンバーを入れ替え、土曜日の神戸戦から続けての先発は林と丸山のみとなった。米本がケガからの復帰後J1の公式戦初先発、ケガでしばらく離脱していた橋本も右SHで先発した。U21枠は小川が出場。


徳永 吉本 丸山 小川
梶山 米本
橋本 阿部 中島
ウタカ

試合は中盤で激しく主導権を争う展開に。どちらもボールが収まらないが、セカンド・ボールは柏に拾われている印象。9分、左からのCKを小川が蹴り、橋本が頭で合わせるが枠に収まらず。席がアウェイ側のゴール・ラインあたりなので向こうサイドのゴール前が見にくい。

その後も東京が失ったボールを柏が前線の外国人FWに預けて個で打開しに来るパターンの攻防が続くが、東京の守備も集中しており、敵のシュート精度も高くなく決定的な形になる前にしのげている。逆に東京はあまりチャンスを作れず、得点の気配がない。

35分、中央で得たFKを中島が蹴るが合わせきれずクリアされる。パスがつなげず、ロング・ボールも収まらず、セカンド・ボールも拾えずと、どこにも起点が作れない中で、柏に主導権を握られバタバタと走りまわっただけで前半を終える。一方、柏の攻撃もパッとせず、スコアレスで後半勝負になる。

後半になると次第に東京がボールを持てるようになる。中盤で米本が例によって猟犬のごとくボール・ホルダーを追い、プレスをかけて奪ったボールを梶山が預かる形が徐々にでき始めて前半よりは敵陣で試合をする時間が長くなる。

56分、ウタカに代えて前田を投入。ウタカは週末に備えてプレー時間限定ということか。58分、中島のCKに橋本が頭で合わせるが枠外。橋本はCKのヘディング要員だっけ?

流れが東京に傾き始めたところで、72分、試合が動く。中央から右サイドに展開したボールを受けた徳永がアーリー・クロスをゴール前に上げると、ファーから入りこんだ前田がピンポイントで合わせるヘディング・シュートでゴール。東京が1-0と先制する。

76分、梶山に代えて田邉を投入、橋本がボランチにスライドし、田邉が右SHに入った。東京はその後もリスクを見ながら攻撃をしかけて時間を使う。84分、中島に代えて室屋を投入。おそらく3バックになったと思うが遠くから見ているのでよく分からない。

柏は終盤リスクを取ってのパワー・プレーを仕掛けるが、交替カードを使いきった後で負傷者が出たため一人少なくなり、アイデアを欠く単調な攻撃となる。1点差なので何が起こるか分からない怖さはあったものの、集中した守備でしのぎきり、東京が1-0でリーグ戦の雪辱を果たした。

前半は特にボールの収まりどころがなく、キープできないままバタバタと敵のペースに振り回されたが、敵の攻撃もリーグ戦の時ほどの連係や流動性がなく散発だったため対応できた。前半をスコアレスで終えられたのは大きかったし、終盤勝負になれば交替カードを考えても競り勝てると思っていた。

後半は徐々に間延びする柏に対して中盤でのプレスが効き始め、交替で入った前田の「らしい」ゴールで先制。敵の陣形が整う前のアーリー・クロスが有効であること、前田はそれにちゃんと合わせてくれることがよく分かった。この仕掛けはよかった。

全体としてはまだまだ攻撃の「型」ができておらず、個に頼った偶発性の高い仕掛けしかできていない感はあるが、それでもしんどい時間帯をしっかり我慢し、ワンチャンを決めきって締めて勝つというしぶとい戦い、タフな試合運びができることを確認したゲーム。その意味で価値のある1勝だったと思う。

中島、阿部、ウタカ、梶山、田邉ら、リーグ戦でも起用が見込まれる選手が、この試合のいいイメージをチームに持ちこめるかがポイントになる。攻撃の連係というものの、それも要は効率よく、確率高く得点し、勝ち点を積み上げるための方法論に過ぎない訳で、極言すれば連係がなくても勝てばよい。まずは粘り強く勝ち点を狙い続けることだ。

米本は90分プレー。遠慮のないボール奪取は健在で、特に後半は存在感が際立った。フルに使ってしまったのでリーグ戦での起用は難しいかもだが、この連戦はまずカップ戦の方でフィットを見極め、そろりとリーグ戦のポジション争いに絡んできて欲しい。

橋本は敢えてSHで起用する意図がよく分からなかった。このポジションならバーンズもいるはずだがベンチ外。橋本はユーティリティではあるが、今日はあまり特徴が見えなかった感があった。

これでルヴァンカップは5試合を終えて4勝1敗。勝ち点12はグループ2位だが、首位の仙台は既に日程を終えて勝ち点が13、得失点差で東京が上回っているため、東京は次節引き分け以上で首位通過となる。負けても2位は揺るがずプレーオフ以上は確定した。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 安定したキャッチングで完封に貢献。彼がいると安心感がある。
徳永(3.5) 敵外国人FWとガチガチやり合った。アシストになったクロスは見事。
吉本(4) 唖然とするフィードのミスもあったが主将として試合を締めた。
丸山(3.5) 吉本とのコンビネーションは悪くない。エリア内で身体を張った。
小川(4) 守備に追われる時間も長かったが我慢強く対応した。FK蹴りたい。
米本(3) 彼が中盤でボールを追ってくれると動きが出てくる。復帰は順調。
梶山(4) リスクの高いワンタッチで見ている方をヒヤヒヤさせるのが憎い。
橋本(4) SHで特徴出せず。やはり主戦場はボランチか。終盤は手堅かった。
阿部(3.5) 愚直にボールを追って貢献は大きかったが決定機には絡めず。
中島(3.5) 単騎突破の特徴は見せたが得点には結びつかず。魅力はあるが…。
ウタカ(4) 波に乗りきれなかった感あり。ちょっと調子を落としているか。
===
前田(3) 前線で身体を張り、ここ一番で頼りになるゴール。これを待ってた。
田邉(3.5) 久しぶりのSHだが無難に対応、流れを引き寄せてくれた。
室屋(-) 時間短し。

曇り空で気温はそこまで上がらなかったが湿度が高くて蒸し暑く、試合後半には想定外の雨もパラついた。




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2017年05月22日 00:26      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第34節】グラードバッハ×ダルムシュタット

■2017年5月20日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

前節からすべての試合が一斉にキックオフとなるシーズン終了モード。日本では見やすい時間で、リアルタイムDAZN観戦した。

グラードバッハは前節引き分けてしまったため6位以上に入れる可能性はなくなったが、7位になればELワンチャンあるというということで、そのためにはまずグラードバッハが勝った上で、ケルンが負け、ブレーメンが引き分けか負けとなる必要がある。こうなってみるとこれまで取りこぼした勝ち点のひとつひとつが本当にもったいない。

グラードバッハは前節負傷退場したエルヴェディに加え、トラオレがインフルエンザで欠場。右SBにはコープを使うかと思いきやジョンソンを起用し、前線にはアザールが復帰した。コープはいったいなぜこんなにヘキングの受けが悪いのか。クリステンセン(チェルシーにレンタル・バック)とダフード(BVBに移籍)はこれがラスト・ゲームになる。

グラードバッハはシーズン最終戦ということで身頃が白、袖が黒の新ユニを着用して試合に臨んだ。

ゾマー
ジョンソン クリステンセン フェスタガード ニコ・シュルツ
ホフマン クラマー ダフード アザール
シュティンドル ラファエル

グラードバッハが序盤から圧倒的にボールを支配、敵陣で試合を進めるが割りきって守るダルムシュタットのブロックを崩すことができない。6分に左サイドからエリアに入ったアザールが角度のないところから狙うが敵GKに当ててしまう。

その後もグラードバッハが主導権を握り、20分を過ぎたあたりから徐々にシュート・チャンスが生まれる。22分にはシュティンドル、25分にはジョンソン、34分にはホフマンがそれぞれシュートを枠に飛ばすが、コースが正直過ぎていずれも敵GKにセーブされる。

ダルムシュタットはカウンター狙いに徹するが、シュート精度を欠きチャンスを逃し続ける。唯一、30分、至近距離から狙われたシュートが枠に飛んだが、ゴール・ライン上にいたフェスタガードがバイシクルで蹴りだすアクロバティックなクリアで九死に一生を得る。ヤバかった。

結局、圧倒的に押しこんでシュートも放ちながらゴールをこじ開けられず、スコアレスのまま前半を終了した。

後半開始早々の50分、左サイドからアザールがゴール前に上げたボールに対して、ファーからホフマンが飛びこんだが合わず。しかしボールはそのままファーのサイド・ネットに直接入りゴール。アザールの復帰ゴールで1-0とグラードバッハが先制する。

その後も55分にはラファエルとのワンツーからゴール前に抜け出したダフードが決定的なシュートを放つが敵GKに当てるなど決定機を作る。しかし、62分、敵のシュートが敵FWに当たって軌道が変わりゴールに。1-1とされ試合は振り出しに。

3分後の65分、今度は右サイドのホフマンのクロスにニアに飛びこんだラファエルが頭で合わせゴール。グラードバッハが2-1と再び先行する。その後もグラードバッハが流れを支配し、何度かチャンスを作るものの試合を決められない。

74分、ダフードとジョンソンに代えてベネスとコープを投入。ダフードはスタンディング・オペ―ションに迎えられてピッチを去った。80分にはアザールに代えてハーンを投入、試合をクローズしに行く。

このまま勝ちきれるかと思ったが、90分、ゴール前の密集に放りこまれたボールに頭で合わされ失点、土壇場で2-2と再び追いつかれてしまう。結局このまま試合は終了し、シーズン最終戦を勝利で飾ることができなかった。

この結果、グラードバッハは9位でシーズンを終えることとなり、EL出場を逃した。まあ、ブレーメンはBVBに3-4で負けたものの、ケルンは2-0でマインツに完勝しており、勝っていてもELはムリだったのだから仕方がない。ここに至るまでに不甲斐ない試合をし過ぎたということだろう。

この試合単体を見れば、シュート数18-13、CK5-3、ポゼッション62-38と、実力差のあるクラブに対して圧倒的優位に立ちながらゴールを決めきれず、敵につけいる隙を与えた試合というべきだろう。

2度先行したにも関わらず、ここ一番の守備を締められず、2度追いつかれたのはいただけない。クリステンセンがいなくなる来季の最終ラインをどうするか、補強を待ちたい。コロジチェクをもう少し見てみたい。

ダフードがいなくなるのは厳しいが、クラマーがおり、彼を軸に考えるならボランチのパートナーはシュトロブル、ベネスらが考え得る。補強もあってしかるべしだと思うが、そこまで悲観する必要はないようにも思う。

CLに出場はしたものの、ケガ人も多く上積みの作れなかったシーズン。シュバート監督の更迭もあり、バタバタした。12勝13敗9分の勝ち点45で9位だが、まあ、勝ちより負けが多くてELだったりしたらさすがに具合も悪かろう。1試合あたりの勝ち点が1.32で順位表の上半分にいるだけでもラッキーと言わなければならない。シーズンについては改めてレビューしたい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「今日の試合には満足できない。我々はたくさんの決定的なチャンスを作った。我々は多くの状況で、試合を早くに決めてしまうためにもっと一貫した攻撃をするべきだった。しかし仮りに我々が勝っていたとしても(ELには)足りなかったということだ。ELに出場できるチャンスはもともと極めて小さかった。他のクラブの試合結果に左右されるものだった。だから最後に残念ながら手が届かなかったということは受け入れなければならない。もちろん非常に落胆している。最後の試合を見れば、来季我々が何に取り組まなければならないかということが分かる。我々は両方のペナルティ・エリアの中で集中しなkればならないし、試合を早い段階で決めてしまうように一貫したプレーをしなければならない。ダフードは、彼のパフォーマンスを高めるために、新しい環境でチャレンジすることになる。ここ7年間、彼はグラードバッハで、彼自身のためにも、クラブのためにもたくさんの働きをした。彼の前途を祝したいと思う」

新ユニのデザイン今イチ…。



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