フットボール・クレイジー
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2021年06月13日 23:13      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップPO第2戦】湘南 1-4 FC東京

■2021年6月13日(日) 17:00キックオフ
■レモンガススタジアム平塚

アウェイ応援禁止ということでユニはおろか青赤いアイテムは一切身につけず隠密観戦。隣県とはいえ平塚は遠い。天気は怪しい感じだったが最後まで雨は降らなかった。

第1戦をホームで0-1と敗れ、後がない状態での第2戦。水曜日には天皇杯で大学に敗れており、この試合にも負けるようだとタイトルの可能性がほぼなくなることになって、長谷川監督の求心力にも大きな影響が懸念される。リーグ戦後半の行方もかかる重要な試合だ。

眷襪魑戮泙札譽▲鵐疋蹐先発。発表されたメンバーを見る限り青木をアンカーにした4-3-3の布陣か。右SBには中村拓が先発。

波多野
中村拓 渡辺剛 森重 バングーナガンデ
東 青木 安部
レアンドロ オリヴェイラ 永井

試合は立ち上がりから激しい競り合いとなる。7分、永井がピッチ中央で敵MFからタックルを受けて傷む。長い治療となりいったんピッチ・アウト。

11分、この中断からのリスタートとなるFKを森重が緩いキックでエリア内のオリヴェイラに。オリヴェイラが敵DFを背負いながら胸で落とすと、隣にいたレアンドロがこのボールをダイレクト・ボレーでたたきつけ、これがゴール左隅に決まり東京が先制。1-0とリードを奪う。

これで2試合通算では1-1。ともにアウェイ・ゴールなので互角となり、このままでは勝ち抜けは決まらない。東京はいずれにしてももう1点が必要になる。

先制点後のキック・オフ前に、ピッチに戻った永井が座りこみ交代を求めるサイン。ベンチにはいったん三田が呼ばれたが、14分、アダイウトンを投入する。この起用の変更が試合のツボになったと思う。アダイウトンが左SHに入り、レアンドロがオリヴェイラと2トップまたはトップ下に入る4-4-2または4-2-3-1にシフトしたように見えた。

東京はレアンドロがよくボールに触りリズムを作る。湘南は前線に当てるところから攻撃を組み立ててくるが東京の守備がしっかり対応しており決定的な形にはさせていない。

35分、ハーフウェイの左寄りでボールを持ったレアンドロが前線へグラウンダーのパスを送ると、オリヴェイラがこれを追って裏に抜け出す。GKとの一対一になるがよく位置を見て流しこみ2-0に。これで東京は2試合通算でもアドバンテージを得た。

37分、敵ゴール前に高く上がったボールに東と敵GKが競り、ボールがこぼれるが東のファウルに。これに怒った敵GKが両手で東を強く突き飛ばす。両方の選手が集まりもみ合いとなり、結局敵GKと東の両者に警告。しかし東の競り合いは警告を受けるほどではなかったうえ、敵GKは明らかに意図的かつ暴力的に東を突き飛ばしており、これは退場にすべきケースではなかったかと思う。

なお、このシーンをビデオ映像を示して審判に抗議した佐藤GKコーチが警告を受けた。現地ではよく分からなかったがそういうことだったらしい。

41分、バングーナガンデが左サイドを上がりクロスを入れる。これは敵にクリアされるが、拾った敵DFからバングーナガンデが再びボールを奪取、再びゴール前にボールを入れると、ファーのオリヴェイラがこれを中央に落とし、これをアダイウトンが直接蹴りこんでゴール。3-0と流れをグッと引き寄せる。

44分、東京エリア前で敵に左サイドから横パスをつながれ、最後は中央からのシュートを許す。守備のスライドが後手になりシュート・コースを見せてしまった。3-1となって前半を終えた。

ブラジル人トリオの活躍でリードしているが、それだけではなく東、安部らがしっかり押し上げ、中村やバングーナガンデも積極的に仕掛けていることがいい形を作る基礎になっている。ゴールも生まれていい循環になっており、このまま後半も押しきりたい。

長谷川監督は後半から中村拓に代えて岡崎を投入、岡崎はそのまま右SBに入る。リードを奪えておりリスクを取るよりは守備を固めたいということだろう。

東京は後半に入っても前線のブラジル人を核に攻撃を仕掛ける。何度か惜しいシーンも作れており、後半の早い時間帯に追加点が奪えていればもう少し楽に試合をクローズできたと思うが、一方で守備は破綻なく、試合をコントロールしながら時間を使って行く。

互いに中盤で激しく主導権を争う。ボールへのアプローチを譲らず接触となるプレーが多い。双方に警告が出る厳しいやり合いになる。

74分、東が敵との接触で傷みピッチ・アウト。治療を受けていったん戻るが、84分、三田と交代でベンチに下がる。

2点差のまま試合は6分のアディショナル・タイムに突入。90+2分、アダイウトンからのスルー・パスを受けてオリヴェイラが敵DFを引きつけて裏に走る。エリア内でオリヴェイラがボールを戻すと、ここに走りこんだアダイウトンが角度のないところから右足でゴールに蹴りこみ4-1に。試合が決まった。

その後バングーナガンデ、オリヴェイラに代えて蓮川、眷襪鯏蠧、3点差あることもあって危なげなく試合をクローズ。4-1で湘南に勝利し、2試合通算でも4-2と上回ってプレミアムステージ進出を決めた。

負けるとチームがバラバラになりかねない危機にあり、勝負の試合だったが、ここでレアンドロを先発、右SBに中村拓とリスクを背負った起用をするところが長谷川監督らしい。永井のアクシデントはあったものの、レアンドロがベストに近いフィットでボールを動かし、自らも1ゴールを決めて試合を引っ張った。

後半から岡崎を起用したのも当たり、CBでは不安定なプレーを繰り返し適性に懸念を持たれていたのが右SBで落ち着いてボールを受け、出しどころも的確でいいパフォーマンスだった。この人はCB以外で使いたい。

ゴール、アシストはいずれもブラジル人トリオだが、ボールへの意識高くハードワークをいとわず試合に臨んだ全員の勝利だと言っていい。ポイントになる試合で賭けに勝ち、準々決勝にコマを進めるとともに、来週から再開するリーグ戦にもつながるナイス・ゲームだった。

この試合では球際の意識が高く、終盤まで前線のチェイスをトリガーに前で取りきる守備ができていた。ビルド・アップのときもボールを下げるのは最小限にとどめ、前に前に付けて行く姿勢がはっきりしており、そのボールをブラジル人トリオが収めたり、ダイレクトで動かして最後決定的なスルー・パスになったり攻撃の起点になっていた。

永井と東のケガが心配だが、代表に出していた小川と田川も戻ってくるし、シーズン後半に向けて前向きな姿勢が維持できる結果が出て本当によかった。別に何もかもがすっきり解説した訳でもないが、少なくとも引き続きチャレンジして行くための最低限のベースは作ることができたと思う。

準々決勝は9月上旬に行われる。まずはリーグ戦を消化することになるが、6月27日の大分戦を最後に味スタを明け渡し、7月、8月はアウェイ7連戦となる。今季残り半分、何を目指して何のために戦うのか整理が必要だ。クラブのステートメントが欲しい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4) 失点は手が出なかったか。それ以外はまず安定していた。
中村拓(4) 危ういミスはあったが攻撃で特徴を見せたのでまあよし。
渡辺剛(3.5) 強さを見せた。傷むシーンあったが大丈夫か。
森重(3) この人が安定していると前向きな試合ができる。
バングーナガンデ(3.5) 小川の留守はしっかり守った。いいクロス。
東(3) 水を運び続け試合を作った。主将にふさわしい働きだった。
青木(3.5) なんだかんだ形になっているのは実のこの人のおかげ。
安部(3.5) 鬼のようなボール回収で中盤から攻撃を支えた。
レアンドロ(2.5) 今日はいいレアンドロ。いい顔していた。
オリヴェイラ(2.5) シュートだけでなく前線で身体を張った。
永井(-) 時間短し。ケガは大丈夫か。
===
アダイウトン(2.5) こんなシュート上手い人なんだっけ。
岡崎(3.5) 内田か中村帆戻るまでの右SBは岡崎がいい。
三田(-) 時間短し。
眷(-) 時間短し。
蓮川(-) 時間短し。

2試合ともアウェイ・チームがファースト・ユニを着ていたのがオレ的には評価ポイント。絵的に美しいしアガる。



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2021年06月10日 01:20      [posted by der_ball_ist_rund]

【天皇杯2回戦】FC東京 1-2 順天堂大

■2021年6月9日(水) 18:00キックオフ
■味の素フィールド西が丘

久しぶりの西が丘。都内とはいえ18:00キックオフはかなりのムリゲー。何とか仕事を切り上げてサクサクッと職場を抜け出したがそれでも着いたのはキックオフにカツカツ。入口がムダに遠く余計に歩かされてムカついた。既にたくさん人が来てて驚いた。

天皇杯の初戦は格下と当たるのでいつも難しい。失うものなく一発勝負に挑んで来る相手と対戦するのはふだんのリーグ戦とは違った種類のやりにくさがあるはず。格下とはいえ大学サッカーはレベルが高く、ガチで来られるとかなりしんどい。

土曜日のルヴァンカップからはターン・オーバーしたものの、シルバ、東、レアンドロ、永井らが先発。ベンチにはオリヴェイラ、アダイウトン、三田、眷襪鮹屬スクランブルに備える。言い訳の効かないメンバーで初戦突破を狙う。2種登録の安田が先発。

児玉
中村拓 ウヴィニ 岡崎 蓮川
品田 シルバ
東 レアンドロ 安田
永井

立ち上がりから東京がボールを握る。9分、シルバのボール奪取から東につなぎ、パスを受けた中村拓が右サイドを上がって深いところから折り返すと、中央の永井が蹴りこんでゴール。東京が早い時間帯に1-0と先制し大きなアドバンテージを得る。

しかしその後は慎重な試合運びになった東京と対照的に順大が積極的にボールを前線に当て、そこから攻撃を組み立てて東京陣内に攻めこむ。東京は敵のロング・ボールをカットできず、収められて揺さぶられるシーンが多い。

リードを保ったまま前半を終えたが、追加点の気配はなく、先制後はむしろ守勢に回った印象の前半だった。

後半に入っても流動的な敵の前線をつかまえられず何度かチャンスを作られる。押し上げたところで奪われたボールを一発で前線に当てられ、裏が空いた状態で同数での勝負を強いられるなど苦しい戦いが続く。

70分、安田と永井に代えて三田とオリヴェイラを投入、三田が右に入り東が左にスライド、オリヴェイラはそのままトップに入る。さらに79分には東に代えてアダイウトンを投入。この瞬間東京はフィールドの10人の半分がブラジル人になる。新記録か。

この局面では敵陣でボールを動かしつつフィニッシュの機会を窺うことができており、このまま序盤のリードを守って勝ちきれるかと思われたが、87分、レアンドロに代えて眷襪鯏蠧した直後、エリアに放りこまれたボールをいったんクリアしたものの拾い直され、正面から強烈なシュートを叩きこまれて同点に。土壇場で1-1の同点となる。

試合はそのまま延長戦に。延長前半から岡崎に代えてバングーナガンデを投入、蓮川がCBにスライドした。延長は一進一退。東京はオリヴェイラ、アダイウトンに預けて打開を図るが敵の寄せも厳しく思うようにゴール前のシーンを作れない。

延長前半のアディショナル・タイム、エリアに突っかけた敵FWを倒してしまいPKの判定。これを冷静に決められて1-2と逆転されてしまう。延長後半は左サイドのアダイウトンの仕掛けからチャンスを作ったものの決めきれず。結局1-2で格下に逆転負けを喫した。

難しいのは分かるが、序盤にリードを奪いながら土壇場で追いつかれ、延長でPKを与えて逆転負けと、粘り強く戦う相手に対して自滅としかいいようのない負け方で悔いが残るしダメージも大きい。チャレンジャーとして士気高く挑んで来る敵に対し、それを凌駕できる戦いができなかったのはプロとして言い訳できない結果。

決してナメていた訳ではないと思うが、押しこまれることの多かった展開や同点に追いつかれた後、逆転を許した後など、流れが徐々に敵に傾いて行くのをどの時点でも止められなかったのは、プラン通りに行かないとき、思い通りに試合が運べないときに修正の効かない脆さが目についた。

内容的にはどこがどうと論評し難いが、難しい試合になることが分かっていながら勝利が手からこぼれ落ちて行くのをみているしかなかった展開に、変事抵抗力の欠如を感じずにはいられなかった。

天皇杯初戦負けは不甲斐ないが、普通に順大が強かったということだろう。週末のルヴァンカップで結果を出し、自ら流れを取り戻すしかない。

評点(評点はドイツ式):
児玉(5) コーチングはしっかりしていたが失点防げず。
中村拓(5) 攻撃での特徴は出せていたのではないか。
ウヴィニ(5.5) ガンガン長いの飛んできて対応に追われた。
岡崎(5.5) やっぱりこの人の置き場所はCBではないと思う。
蓮川(5) 持ち上がりに可能性を見た。序列上げて欲しい。
シルバ(5) 強みとリスクの両方が見えた感じした。
品田(5.5) 厳しい流れの中で特徴出せず。
東(5) 本当はトップ下に置きたい。
レアンドロ(5) らしさは見せた。FK見たかった。
安田(5.5) 申し訳ないがよく分からなかった。
永井(4.5) コーチングで笑いが取れるのがエラい。
===
三田(4.5) チャンスには顔を出したが。
オリヴェイラ(4.5) 寄せがキツく収められず。
アダイウトン(4) 終盤怒涛の仕掛けを見せたが実らず。
眷(5) 入った直後に失点。試合を締められず。
バングーナガンデ(5) フレッシュさを生かせず。
大森(-) 時間短し。

駒沢、西が丘と思い出深いスタジアム・シリーズはアレな結果に終わった…



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2021年06月06日 00:36      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップPO第1戦】FC東京 0-1 湘南

■2021年6月5日(土) 14:00キックオフ
■駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

東京のトップの試合を駒沢で見るのは久しぶりだ。ヴェスパで出かけた。試合前は容赦ない日差しが暑かったが、試合が進むにつれて雲が広がり、むしろ雨が懸念される天気に。結局降らなかったがかなり涼しくなった。

ホーム&アウェイの第1戦、グループを1位通過したので本来なら先にアウェイのはずだが会場手配の都合で先にホームとなったようだ。アウェイ・ゴールを許すと不利になるとかもあるが、あまり細かいことは考えずこの試合単体で勝つことにまずは集中したい。

小川が代表に、田川がU24に招集されているがそれ以外は直近のリーグ戦からのベスメン。内田のケガでまたしてもオープンになってしまった右SBには昨日特別指定が発表されたばかりの岡庭を起用。またレアンドロが久しぶりにベンチに入った。

波多野
岡庭 渡辺剛 森重 バングーナガンデ
青木 安部
三田 眷襦.▲瀬ぅΕ肇
オリヴェイラ

試合は東京がボールを握りオリヴェイラに当ててリズムを作りながら前を向いて攻める時間が長い。何度かチャンスを作るがシュートが正直なコースに飛び敵GKにキャッチされるシーンが目につく。

湘南の守備も固くカウンターは手前で止められることも多いが、両サイドの岡庭、バングーナガンデが思いきりのいい上がりからクロスを入れるシーンもあり東京がトライしている印象。

前半終了間際にはアダイウトンからのスルー・パスを受けた安部がシュートを放つが枠外に。フィニッシュを確実に決めたいが押している時間帯に取りきれず、スコアレスで前半を終えた。

主導権は握っているが湘南が自陣でしっかりブロックを形成しており攻めきれず。湘南にはほぼ形を作らせていないが押しながらも先制できなかったのは気になる。暑さもあり眷襦▲▲瀬ぅΕ肇鵑△燭蠅倭瓩瓩妨鯊紊必要かも。いい流れのうちに先手を取りたい。

湘南は後半から2枚替え、立ち上がりからギアを上げてくるが、東京もガッチリ受けてゴールは許さない。押しこまれているというまでの印象はない。

57分、眷襪紡紊┐謄譽▲鵐疋蹐鯏蠧。レアンドロはそのままトップ下または2トップの一角に入る。レアンドロがボールを触ることで機動性が増し、試合のテンポが速くなる。

67分、レアンドロとアダイウトンでカウンター、アダイウトンからラスト・パスを受けたレアンドロがフリーでシュートを放つがGKにセーブされる。やっぱこの組み合わせには夢があると思わせたシーン。

70分、アダイウトンと三田に代えて永井と東を投入、そのまま東が右、永井が左のSHに入る。

しかし直後の71分、左サイドからのクロスにファーから飛びこんだ敵FWがヘディング、これを決められて0-1と先制されてしまう。森重が左に寄せ、渡辺剛が中央に入ったことで大外が空いてしまった。

74分、レアンドロからの落としを受けたバングーナガンデが左サイドをえぐって深いところからクロス、これにファーから入りこんだ東が頭で合わせるがボールは惜しくも枠外に。いいところに入ってきたが惜しかった。

77分、渡辺剛と岡庭に代えてウヴィニと中村拓を投入。その後も東京は積極的にゴールを狙い、78分、87分にはオリヴェイラ、88分にはレアンドロがシュートを放つが、敵GKの好セーブもありゴールを割ることができない。

アディショナル・タイムにも森重、永井のシュートがGKに止められそのまま0-1で試合終了。シュート数14-6、CK10-2と攻めたが決めきれず、湘南の一発モノにやられた試合となった。1週間後のアウェイでの第2戦に勝たなければならない。

攻撃の意識はしっかりしており、ボールの収まりも改善しているように見えたが、最後のところで仕留められず。やっていること自体はおかしくないし、こういう試合はどうしてもあるので、下を向くことなくやり続けることが必要。

攻撃は水物なので、取れないときは取られないことが重要になるが、一瞬の綻びでヤられた。今の守備は完全な4-4-2ブロックではなくサイドの守備に結構CBも参加している印象があり、CB2枚が狭い感覚で頑なにゴール前から動かなかった一昨年あたりから比べれば今日のような怖さはある。

特別指定でいきなりの先発となった岡庭は若さをアドバンテージに存在感をアピール、何度も勢いよく前に飛び出して仕掛けた。バングーナガンデとともに試合の大きなアクセントになっていたし、特別指定なんで出られる試合は限られるかもしれないがシーズン後半の選択肢になるのではと思った。

交替で入ったレアンドロも、ちょっとヒヤッとする敵との接触があり主審から注意を受けるシーンはあったものの、以前のちょっと失ったら諦めてふて腐れる感じが薄れ、球際のこだわり、前に向いて仕掛ける姿勢、球離れも含めすごくよくなっているように見えた。この人に関してはまだまだ分からないが、この感じで戦線に復帰して欲しい。

あと、東も先週トップ下に入ったあたりからよくなってると思う。今日も「そこでワンタッチで出してくれや。アバウトでも文句は言わん」というシーンはあったものの、ギリで外したシュート含め動きはさすがと思わせた。必要な選手であることに変わりはない。

水曜日に天皇杯があるが、選手の繰り回しも含めて難しいサジ加減になる。形を崩さず結果を出して流れを作りたい。ここで迷わずやり続けることが必要だ。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) 試されるシーン少なかった。失点はノー・チャンスか。
岡庭(3.5) 思い切りのいい攻め上がりでデビューは合格点以上。
渡辺剛(4) 失点シーンはもったいなかったが他は戦えていた。
森重(3.5) 青木とのコンビができつつある感。シュート惜しかった。
バングーナガンデ(3.5) 甘さもあるがいいえぐりもあった。
青木(3.5) いつの間にか不可欠のリンクマンになってる。
安部(3.5) 惜しいシュートあった。やり続けよう。よくなってる。
三田(3.5) かなり広い範囲カバーしてくれてる。
眷(4) 序盤暑くて体力削られた。
アダイウトン(3.5) 立ち上がり身体重かったけど調子上げた。
オリヴェイラ(3) 収め続けたがシュート機会は少なかった。
===
レアンドロ(3) 今日の感じで引き続きお願いしたい。
東(3.5) 求められた役割は果たした。
永井(3.5) 何かええパスとか入れてなかったか。
ウヴィニ(-) 時間短し。
中村拓(-) 時間短し。

湘南がファースト・ユニやったのよかった。
天皇杯の相手は順天堂大学に決まったようだ。



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2021年05月30日 21:13      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第17節】FC東京 0-0 広島

■2021年5月30日(日) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

初夏の暑い日差し。しかし午後ににわか雨があるという予報だったのでヴェスパで行くのは諦め、折り畳み傘を仕込んで出かけた。

2連勝のあと、水曜日に清水に0-3で完敗、再び流れを取り戻すか、このままズルズルとまた沼にハマるかの分かれ道となる試合。中三日での試合で、森重、青木、眷襪箸い辰織瓮鵐弌爾離僖侫ーマンスが気になる。

前節負傷退場となった内田が欠場、右SBには中村拓が入った。アダイウトンに代わって永井が左SHで先発。またウヴィニがベンチに入った。

波多野
中村拓 渡辺剛 森重 小川
田川 青木 安部 永井
オリヴェイラ 眷

序盤から広島がボールを支配、東京は自陣で守備に追われる時間が長くなる。柏戦で快勝してからでも毎試合こういう局面があったが、この試合では立ち上がりから劣勢を強いられ苦しい展開に。

何度かゴール前でシュートを打たれるが、幸い波多野の正面に飛ぶボールが多くしっかりと抑えられている。一方東京の攻撃は単発、ボールを奪っても自陣を出る前に引っかけてしまい波状攻撃を受ける悪い流れが断ち切れない。

22分、左CKを小川が蹴ると中央で森重が頭で合わせるが枠に飛ばず。これが前半唯一のシュートとなる。眷襦▲リヴェイラが厳しく対応され、パスもズレがちで前線にいい形でボールが入らない。押されっぱなしだったが何とかスコアレスで前半を終えた。

前半終了間際から急に激しい雨が降り出し難しいコンディションに。やはり前節ベテランを引っ張ったのが効いているのか特に眷襪離廛譟爾ハマらずボール・ロストを繰り返した。無失点で終えることができたのはラッキーで、後半はワンチャンを決めたい。

後半立ち上がりから東京は猛然と前に出る。46分、眷襪陵遒箸靴らDFラインの裏にボールがこぼれ、ここに詰めた永井が角度のないところからシュートを放つがクロス・バーを直撃。これが決まっていればというシーン。

その後も東京は前半より積極的にボールにアプローチ、中盤での強度を取り戻し、敵陣で攻撃を組み立てる時間が長くなるが、フィニッシュまでは持ちこめない。60分、眷襪紡紊┐禿譴鯏蠧。永井をトップに上げるかと思いきや東がそのままトップ下に。

これで前線にボールの落ち着きどころができたか、主導権は徐々に東京に傾き、前半とは異なって一進一退の中盤での打ち合いになる。飲水タイム明けの72分、永井とオリヴェイラに代えて三田とアダイウトンを投入。三田が右SHに入り田川をトップに上げる。アダイウトンはそのまま左SHへ。

81分、エリア内で横にドリブルした三田がコースを見てシュートを放つがGK正面に。これも悪くはないシュートだったが飛んだコースが甘かった。その後も東京は主にカウンターからゴールを窺うがなかなかやりきれず。

アディショナル・タイムには青木に代えて品田を投入するが奏功せず、結局0-0で引き分けに終わった。

柏戦、G大阪戦とやっていたことがそれほど違う訳ではないが、立ち上がりに先制できなかったことで押しこまれる時間帯が早く来てしまい、前半はほぼ一方的に攻め込まれる展開になった。ここを何とかしのぎ後半は立ち上がりから盛り返したが、この流れから先制できず、結局最後までゴールが遠かった。

しかし、ゴールが出ないなら出ないなりにしっかり守備で身体を張り、とにかく無失点で試合を終えられたことは大きな収穫。失点しなければ少なくとも負けることはない。得点は水物で取れないときも少なくないが、守備はある程度計算できなければならない。

結果論だが、水曜日の試合でターン・オーバーを行いベテランを休ませていれば、水曜日もむしろいい試合ができていたのではないかと思うし、その分今日の試合にフレッシュなメンバーで臨むことができたのではなかったか。

せっかく調子の出てきたメンバーをいじりたくないのは分かるし、ケガ人が多くターン・オーバーもままならないも確かにあるが、その結果水曜日は3失点で完敗、今節もパフォーマンスが落ちて苦しい戦いを強いられる結果になった。

ボールが動き出せば、前に、縦にとボールを付けて行く意識自体は垣間見られ、特に後半はやりたいことが表現できていたように思う。一方でプレスがかからず自陣深いところでブロックを作っての防衛戦になってしまう時間帯がどうしても出てくるのは何とかしたい。エンジンかかるの遅すぎだし、前半に先制されたら終わってた試合でもあった。

数字的にはシュート数3-14、CK4-9、ポゼッション49-51となっており、押しこまれた結果フィニッシュまで行けてないことがはっきりしている。序盤に押しこめなければ敵の攻撃を受けて耐え、疲れてスペースが空くのを待つという戦いが続くのはしんどい。

とはいえ当面強度を高める方向にしか答えはないのは分かっていて、やっていること自体がおかしい訳ではないので、自信を持ってやり続けるしかない。その意味で踏み台にはできる勝ち点1だが、勝てない試合ではなかっただけにチャンスは決めたかったしそもそもさすがにもうちょっとチャンスを作りたかった。

これで東京は17試合を終えて6勝7敗4分で勝ち点22(1試合あたり1.29)で12位。引き続き順位表の下半分から浮上できず、降格圏である17位仙台との勝ち点差は8、ACL圏である3位横浜との勝ち点差は12で、ACLより降格が近いの実情だ。

6月前半はルヴァンカップのプレーオフと天皇杯で、次のリーグ戦は6月19日(横浜FC(A))までない。この期間をどう使い、ルヴァンカップでも結果を出しつつシーズン後半に向けて態勢を立て直すのか、今季の着地点が決まる大事な時期になる。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) しっかりシュート・ストップして完封に貢献した。
中村拓(4.5) バランス取らずに成長して欲しいんやけどなあ。
渡辺(4) パフォーマンス戻ってきた。自信も出てきた感。
森重(3.5) また研ぎ澄まされてきている。レベル高い。
小川(4) 守備も大ハズシはしなくなってきた。
田川(4) よく動けている。ゴール欲しい。
青木(3.5) この働きを期待していた。
安部(3.5) 彼のボールへのチャレンジの強度を手本にしたい。
永井(4) この位置からだと特徴出しにくい。
オリヴェイラ(4) ボールが足に付かず。疲れもあるか。
眷(4.5) プレーがズレ続けた。休ませたい。
===
東(3.5) 高めの位置の方がよさが出る感じした。
三田(3.5) シュート決まってればヒーローだったが。
アダイウトン(3.5) 預ければ何かやってくれる感あり。
品田(-) 時間短し。

結局前半の終わり方からハーフタイム挟んで後半頭まで激しい雨が降り、その後やんで帰るときには晴れてた。



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2021年05月26日 23:21      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第16節】清水 3-0 FC東京

■2021年5月26日(水) 19:00キックオフ
■IAIスタジアム日本平

キックオフまでに何とか家に帰り着きDAZN観戦。リーグ戦5連敗のあと2連勝と波に乗りつつあるが、中三日のアウェイ・ゲームでその流れを確かなものにできるか。この復調が本物かはまだまだ問われている局面で勝ち点が必要な試合。

中三日ということでメンバーをいじるかともおもったが、前節からの変更は一人だけ、安部に代えて東をボランチで器用。森重、青木、高萩とベテランがいる中で、強度の担い手である若い安部だけを入れ替える意味がちょっとよく分からない。

波多野
内田 渡辺剛 森重 小川
田川 青木 東 アダイウトン
オリヴェイラ 眷

東京は序盤からボールを支配し清水陣内で攻撃を組み立てるが、清水の4-4-2のブロックが固く攻めあぐねる。一方で清水は奪ったボールをシンプルに展開、東京が持たされ清水が堅守から速攻を狙う流れに。

14分、自陣での守備となったところでエリア外左寄りからシュートを放たれる。森重にお当たって軌道の変わったボールは波多野が何とか防ぐがこぼれ球がゴール前でルーズになり、これを押しこまれて失点。0-1と早い時間帯に先制を許す。

ここ2試合は先制できており、この試合も早い時間帯の先制点がひとつのゲーム・プランだったと思うが、逆に失点して微妙な雰囲気に。ここで踏ん張れるか、変事対応力が問われる展開となる。

しかし25分、内田が右サイドで敵との接触から倒れ、起き上がることができない。左肩の脱臼と思われ、そのまま担架でピッチ・アウト。29分、代わって中村拓が右SBに入る。想定外の事態でますますエマージェンシー感が高まる。内田が心配。

東京は引き続きボールを握りながら攻めるが決め手を欠く。安部、内田といない選手の穴がどうしても気になってしまうのは仕方ない。後半勝負かと思った前半アディショナル・タイム、右CKからファーで合わされこれがゴール隅に決まって失点。前半終了間際にセット・プレーから追加点を奪われ0-2で前半を終了。最悪の流れになる。

長谷川監督は後半から眷襪魏爾欧道暗弔鯏蠧、三田は右SHに入り、オリヴェイラと田川の2トップになる。ところが49分、敵の左CKをサインプレーでエリア手前に流しこまれる。虚を突かれここからのシュートを許す。これが決まって0-3。何かチ〜ンという感じになってしまった。

その後も東京はオリヴェイラ、アダイウトンを起点に田川、三田、小川らも絡んで押し上げようとするが、清水のブロックが固くこれを破ることができない。62分、東とアダイウトンに代えて永井と安部を投入。永井はトップに入り田川が右SHに戻る。

しかし、基本こちらがボールを持って引いた敵相手に仕掛ける展開となり、スペースがなく永井、田川のスピードが生きない。3点差あるため早くまずは1点が欲しいが時間が過ぎ、連戦の疲れもあってか身体が重そう。

結局最後までゴールが遠く、0-3で試合終了。連勝は2でストップとなった。

入りが悪かった訳ではなく、局面だけを見れば惜しいシーンもなくはなかったが、早い時間の失点と内田の負傷退場で「マジか…」となり、その後はセット・プレーから効果的に加点されて守りきられた。敵の術中にハマったというしかない残念な試合。

先制していればまったく違った景色になっていたのではないかと思うが、思い通りにならないときにピッチ内で修正、調整して何とか辻褄を合わせるところまでの力は今の我々にはないということがよく分かった試合。

中三日の厳しいスケジュールを考えれば、思いきって若手主体にしてターン・オーバーし、この試合は何とか勝ち点1をもぎ取る戦いをするべきだったではないかと思う。週末にまた次の試合があることを考えれば、ベテランは休ませる選択肢もあったと思うが、負けたうえに森重、青木はフルで、高萩も45分使ってしまった。

やろうとしていることはおかしくないと思うので、自信を持って続けて欲しいと思うが、わざわざダイナモをベンチ・スタートにする采配や逆境を跳ね返す力のないチームにはまだまだだなあと思う。

こういう時こそ切り換えて次行きたいが、次節さらに身体が重くなってるとしんどいな。今日の敗戦で次が難しくなってしまった。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4.5) 声はデカいが何をコーチしているのか。
内田(-) 時間短し。いなくなると今最も困る選手の一人。
渡辺剛(5) 流れからの失点は最小限に抑えたが。
森重(5) 持たされてフィードの威力も半減だった。
小川(5) 攻撃にはしっかり絡んだがこじ開けられず。
田川(4.5) 得点のにおいはする。早く一本欲しい。
青木(3.5) だから青木を使えって前から言ってたじゃん。
東(5) 東のところでテンポが落ちることが多い。
アダイウトン(4) 相手にしたら絶対嫌な選手のはず。
オリヴェイラ(4) 降りてくることが多くシュートは0本。
高萩(4.5) 前半のみで交代。使いどころを考えないと。
===
中村拓(5) 面白プレーも周囲と息が合ってこそ。
三田(4.5) ボールには積極的にアプローチできた。
永井(4.5) 彼のよさが生きる展開ではなかった。
安部(4) 最初から使いたかった。

アウェイでファースト・ユニを着てくれたのはよかった。



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2021年05月24日 22:45      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第34節】ブレーメン 2-4 グラードバッハ

■2021年5月22日(土) 15:30キックオフ
■Wohninvest Weserstadion (Bremen)

コンファレンス・リーグへの参加を懸けた最終節。勝ち点1差のウニオンを抜いて7位でシーズンをフィニッシュする必要がある。この試合に勝った上で、ウニオンが足踏みすることを期待するしかない。ローゼ監督の最終戦となる。ブレーメンは残留がかかった試合。

ツァカリア、ヴォルフ、ラツァロを先発起用。クラマー、ホフマン、プレアがベンチ・スタートとなった。この試合がグラードバッハで最後となるヴェントもベンチ。

ゾマー
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ツァカリア ノイハウス
ヴォルフ シュティンドル ラツァロ
テュラム

試合は開始早々に動く。3分、右サイドを縦に抜けたライナーからの戻しのパスを受けた中央のシュティンドルがダイレクトでシュートを放つとボールはゴール右下隅に入り先制。グラードバッハが早い時間帯に1-0とリードを奪う。

その後は拮抗した攻防となるが先制したグラードバッハの方が余裕のある戦いに。33分、テュラムがスルー・パスから裏抜けしてネットを揺らすがオフサイドに。大きな見せ場のないまま1-0で前半を終えた。

後半開始間もない52分、ヴォルフのパスを受けてテュラムがハーフウェイからカウンターで独走、ドリブルからそのまま放ったシュートが決まり2-0とグラードバッハがリードを広げる。

さらに58分、シュティンドルのFKにベンゼバイニが頭で合わせると、高く上がったボールがそのままゴールへ。絶対狙った訳ではないと思うがラッキーなゴールで3-0に。これで試合はほぼ決まった。

67分にはギンターのクロスに合わせたシュティンドルのシュートが敵にブロックされたこぼれ球をノイハウスが押しこんでさらに1点を追加、4-0となる。74分にはラツァロ、シュティンドル、テュラムに代えてヴェント、ホフマン、プレアを投入する。

ところが81分、裏への抜け出しを許しゾマーとの一対一から流しこまれて失点、4-1に。副審はオフサイドの旗を上げたが、VARの結果ゴールが認められた。さらに83分、エリア内で敵FWに反転を許しシュートを叩きこまれる。これで4-2に。立て続けの失点でブレーメンがやや勢いづくがさすがに4点差は大きく残り時間も少ない。

84分、ヴォルフとベンゼバイニに代えてヘアマンとヤンチュケを投入、試合をクローズしに行く、このころまではウニオン×ライプツィヒは1-1であり、このままグラードバッハが勝てばコンファレンス・リーグへの出場権を得ることになる。

その後はブレーメンの反撃を断ち切り、4-2で完勝したものの、ウニオンが土壇場でライプツィヒに勝ち越し、2-1と勝利してしまったため、グラードバッハは惜しくもコンファレンス・リーグの出場を逃し、来季は国内の試合のみということになった。

残留のかかったセンシティブな状況にあるブレーメンに対し、序盤早い時間帯に先制したことで終始優位に試合を進めた。終盤の2失点はいただけないが、まあブレーメンの意地ということだろう。シュティンドル、テュラムら取るべき人が取ってシーズン有終の美を飾った。

ヨーロッパの舞台に進出できなかったことは残念だが、まあ1試合あたりの勝ち点1.44でインターナショナルに打って出ようという方があつかましい。34試合を終えて13勝11敗10分の勝ち点49の成績は端的に言って期待外れだった。順位表の上半分にいるだけでも僥倖だ。

特に監督交代を発表してから勝てなくなった時期が本当にもったいなかった。要因はそれだけではないかもしれないが、それが大きな原因であることは間違いない。監督がいい待遇やビッグ・クラブからの誘いで移籍することは別に普通なのでそれをどうこう言うつもりはないが、シーズン途中でスキャンダラスに報じられたことでチームがバラバラになってしまったのは恨みが深い。

特にローゼ監督についてはグラードバッハに近代的なフットボールを持ちこみ、ここから彼との共同作業でクラブが大きく飛躍するという矢先、プロセスの途中での辞任でありもうちょっとチームを作ってから行って欲しかった。多くの人が彼にネガティブな感情を抱いたのも無理からぬことであった。

今季はせいぜいラツァロくらいしか補強がなかったが、既にチームのコアができていたので昨季から継続性を持って戦うことができた。できることなら来季監督が替わってもこのチームのメンバーで戦うグラードバッハが見たいと思う。既にクラブを去ることが発表されているヴェントの他にも何人かが移籍する可能性もある(ラツァロ、トラオレも移籍のようだ)が、骨格は崩したくない。

残念なシーズンだったが、それでもこの順位にいるということは相応の地力がついている証左でもある。来季の躍進を期待したい。

マルコ・ローゼ監督談話:
「今日、ブレーメンには敗者しかいない。我々も試合には勝ったがその一人だ。全体として我々は大変いい試合をした。最後の方では我々はたぶん少しばかりベルリンのことを考えてしまったために2つの失点を喫してしまった。しかし終わってみれば我々にとってがっかりする結末だった。我々はもう少しで、コンファレンス・リーグのプレー・オフへの予選につながる7位になるところだった。クラブにとって来年再び3つの大会に出るということは財政的にも非常に重要なことであった。しかしこの目標を我々は達することができず、そのことは大変残念だ。私はボルッシア・メンヘングラードバッハでの素晴らしい2年間に大変感謝している。私はこのクラブに非常にうまく溶けこむことができた。最初に1年半は非常に素晴らしく、うまく行った。しかし私がBVBに移籍すると発表してからは、クラブの内でも外でも雰囲気が激しく変わってしまった。そして我々はあまりに多くの試合に負けてしまった。こうした雰囲気は再びいい結果を出すことでしかひっくり返すことができない。選手たちはここ何週間、何か月の間、とてつもない重荷を背負うことになった。全体とすれば我々は非常に期待外れのシーズン後半を過ごし、本来たどり着きたかったところにたどり着けなかった。しかし私はここで過ごした時間と想像以上の素晴らしい思い出に感謝したい。ボルッシアが来季再びロケット・スタートできることを祈っている」

長いわ。あとブレーメンが緑のユニだったせいか、グラードバッハはあの冴えない薄緑色のユニではなく黒のサード・ユニにしてくれて嬉しかった。まあ、普通にファーストでよかった気もするが。

まずはユーロ2020、そして選手の去就を見守ることになる。



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2021年05月23日 16:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第15節】FC東京 1-0 G大阪

■2021年5月22日(土) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

せっかくの土曜日なんだからもうちょっと早い時間でもよかった。昼間は雨が降ったりやんだりの天気だったが、夜は雨も上がったのでヴェスパで味スタへ。

前節、柏に勝ってリーグ戦の連敗を5で止めたが、それが単なる僥倖だったのか、それとも何かの手がかり、足がかりになるような実体のあるものだったのか、それがこの試合で問われることになる。水曜日のルヴァンカップではメンバーが違うとはいえ粘り強く戦い、とりわけ二種登録を含む若手が清新なプレーで光を見せてくれただけに、この試合では何としてもホームで勝ち点3を積み上げ、いい流れを確かなものにしたい。

先発は前節と同じ。レアンドロがメンバー外に。品田がベンチ入りしたがルヴァンカップでいいパフォーマンスを見せた蓮川が入ってないのは納得行かない。オマリより蓮川だろ。あとウヴィニはどうしちゃったのか。

波多野
内田 渡辺剛 森重 小川
田川 青木 安部 アダイウトン
オリヴェイラ 眷

開始早々、右サイドを上がった内田が敵DFをかわしてゴール・ライン際から切れこんでクロス、ゴール前のオリヴェイラがこれを難なく頭で押しこんで先制。時計を見たら0分50秒だったがその後の記事などによれば46秒だったらしい。まさに電光石火のゴールで東京が1-0とリードする。

3分には、小川が左サイドからアーリー・クロスを入れると、ファーに飛びこんだアダイウトンが頭で合わせるがボールはわずかにゴール右に外れる。さらに9分、やはり小川が左からファーに浮いたクロス・ボールを入れると、ファーの田川が直接ボレーで合わせるが惜しくもバーを直撃し外へ。この2本のどちらかが入っていればもう少し楽に試合を運べたが追加点は挙げられなかった。

その後も東京は追加点を狙って高い位置からのプレスと早い切り換えて主導権を握るが、時間とともにプレスをかいくぐられるケースが目につき始め、自陣でブロックを形成して大阪の攻撃を受ける流れに変わって行く。先制したことで逆に「リードを守る」意識が出てしまっているのか。

18分、小川からのパスをエリア前で受けたアダイウトンが反転からシュートを放つが敵GKがセーブ。これを最後に東京はフィニッシュまで持ちこめなくなる。一進一退の攻防となるが大阪の方がゴールに近い感触。しかし東京は最後の局面でしっかり身体を張り、また大阪のシュート精度も高くなく何とか前半を1-0で終える。この時間帯をしのぎきったのは大きかった。

開始早々のゴールでリードは奪ったものの、次第に大阪に押しこまれる展開に。もう少し主戦場を押し上げて敵のゴールに近いところで競り合いたい。ワンチャンで追加点が奪えればいいが、それができないなら守りきらなければならない。交代も含め意思統一が重要になる。ふわっとしてるとやられる。

後半に入ると再び高い位置でチャレンジできるようになりチャンスを作る。47分、安部が左サイドから入れたクロスに田川が合わせるがGKがセーブ、さらにオリヴェイラが詰めるがDFにブロックされる。

49分にはオリヴェイラの落としを拾ったアダイウトンがエリア外からコントロール・シュートで狙うが枠に入らず。52分、田川からパスを受けた安部がミドルを狙うがこれも枠外に。押しこんだ時間帯に追加点を取りたかったが決めきれなかった。

その後は互いにチャンスを作りながらも攻めきれない拮抗した展開に。大阪は目に見えて強度が落ち、前半のように押しこまれる時間帯はさほぼない。75分、田川に代えて三田を投入。運動量を維持しながらワンチャンを狙う姿勢は崩さない。

80分、アダイウトンと眷襪紡紊┐禿譴髪憤罎鯏蠧、永井とオリヴェイラの2トップに。大阪は単純な放りこみが増え、東京は余裕を持って跳ね返しながら時間を使えるようになる。90分、オリヴェイラに代えて品田を投入、安部を前線に上げてボールをキープさせながら4分のアディショナル・タイムも使いきり、結局立ち上がりのゴールを守りきって1-0でリーグ戦2連勝となった。

立ち上がりに前から圧をかけて先制、その後は追加点が取れずに苦しんだが、後半に入ると大阪の攻撃もいなせるようになり、最後は敵の焦りにも乗じて突き放せないなりに我慢強く試合をクローズすることができた。

数字的に見ればシュート数9-8、CK3-4、ポゼッション47-53とどちらに転んでもおかしくない試合だったし、押しこまれた時間帯もあったが、アドバンテージを生かしながら要所を押さえて完封できたのは大きい。勝ったことはもちろんだが、2試合続けてのクリーン・シートは次につながる大きな足がかりになる。

しっかり前からボールに行く、取りきる、そこから得点につなげるという意識がある時間帯はチャンスが作れていた。一方でプレスがかかりきらずズルズル下がって自陣での守備戦となってしまう時間帯も引き続きあり、このギャップがどこから来ているのか、切り替えのスイッチはどこかが気になる。

この試合では右SBに入って唯一の得点をアシストした内田の動きが光っており、何度もピンチの芽を未然に摘むとともに、前へとボールを運ぶ推進力にもなっていた。また安部のボールへの執着はプレスの強度を上げラインを高く保つ支えになった。

もちろんこの2連勝で連敗中の課題がすべて雲散霧消した訳ではないし、実際まだまだ足りないところ、相手が相手なら無傷では済まないシーンも多見されるが、結果を出したことでそうした課題にも取り組む時間的な余裕ができた。

リーグ戦はあと2試合を短いスパンで戦った後、そこから3週間のブレイクとなっており、まずはこの勢いで2試合を戦いきって、ブレイクの間にカップ戦(ルヴァンカップ、天皇杯)を戦いながら整理したい。

しばらく順位表を見ていなかったが、あらためて見てみると、東京は15試合を終え6勝6敗3分で勝ち点21(1試合あたり1.40)で11位。5連敗は痛かったと言う外ないが、7位までの勝ち点差は3であり、タイトルは別としてまだまだ何も決まっていないし終わっていない状況。

シーズンの3分の1を過ぎ、そろそろ上下がふるい分けられる時期で、どのクラブも一度や二度は不振に陥る時期があるのだとすれば、この時期までにそれを経験し脱しつつあるのはむしろアドバンテージでもある。

このシーズン中盤を踏ん張ればある程度先が見えてくるので、まずは次の2試合(清水(A)、広島(H))に勝ち、勝ち点ベースで1試合あたり1.50以上、順位表の上半分を目指したい。すべての話はその先にしかない。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) 止めるべきところをしっかり止めて完封。
内田(2.5) 内田という男の意味が分かってきた。MOT。
渡辺(3.5) コンディション上げてきた感。地道に行けばよい。
森重(3.5) 軽いプレーもあったが守備を統率し完封を主導。
小川(3.5) 質の高いアーリー・クロスを次々に供給した。
田川(3.5) 惜しいヤツ2本あった。やり続ければ次は決まる。
青木(3) ようやくこの男のスゴみが見えてきた。
安部(3) いい時期の動きが出るようになってきた。
アダイウトン(3.5) 決まらなくてもいるだけで相手は絶対イヤ。
高萩(3.5) 彼の代えがきかないことが最大のリスク。
オリヴェイラ(2.5) あれをきっちり流しこめるのがエース。
===
三田(3.5) 好機に絡みながら時間も上手く使った。
東(-) 時間短し。
永井(-) 時間短し。
品田(-) 時間短し。

蓮川をリーグ戦で見たい。あと森重はやっぱりCBがいい。



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2021年05月20日 01:18      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第6節】FC東京 1-1 大分

■2021年5月19日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

昼間降った雨もやみ、涼しい夜に。仕事を早めに終わらせて味スタに向かった。既にグループ首位通過を決めており消化試合となるが、不調のリーグ戦で土曜日にようやく6試合ぶりの勝利を挙げたことを考えれば、この試合もしっかり結果を出しいい流れを確かなものにしたい。

週末のリーグ戦から先発全員を入れ替え。野澤大が公式戦初出場となった他、岡崎、蓮川、バングーナガンデ、品田ら、若いメンバーを起用し、ベンチには森田、梶浦、安田、野澤零の4人の2種登録選手が入った。中村拓は右SHで先発。

野澤大
岡崎 蓮川 オマリ バングーナガンデ
中村拓 シルバ 品田 東
三田 永井

既にグループステージ勝ち抜けが決まっている東京に対し、大分はこの試合に勝てば通過の可能性がある。東京は高い位置からプレスをかけ、ミスを誘って先手を取ろうとするが、大きなチャンスはなかなか訪れない。

一方で連係の乱れからボールの受け渡しがルーズになりボールを奪われるケースが続出。ボールを持てば前に当てる意識はあるものの、判断が遅れてコースがなくなり後ろでボールを動かす時間も長い。

32分、オマリのボール・ロストから完全に裏に抜け出され後追いに。敵FWがシュートしたところに戻った蓮川がギリで間に合いタックル、何とか難を逃れる。前半の大きな見せ場のひとつだった。

そのままスコアレスで前半終了かと思われたアディショナル・タイム、敵陣でのボール・ロストから逆襲を受ける。敵のクロスをいったんはバングーナガンデがクリアするが短く、エリア手前にこぼれたところを敵FWがシュート。これがバングーナガンデに当たってコースが変わり、野澤大は逆を突かれる形になり防げずゴール。0-1とビハインドを背負って前半を終了した。

ミスは多いが思いきってやれる貴重な試合であり、向こう傷を怖れる必要はないのだから顔を上げて前へ前へとボールを動かしていきたい。アリバイのような「抜かれない守備」ではなく「その場で取りきるボールへのアプローチ」をやりたい。

長谷川監督は後半開始から岡崎に代えて2種登録の安田を投入。中村拓が右SBに下がり、東が右SHにスライド、安田は左SHに入る。後半立ち上がりは大分のペースで進み、チャンスを作られるが野澤大の好セーブもありゴールは守る。

63分、品田の縦パスから永井がいったん収めるがコントロールできず、そのボールを何とか東が触り永井にリターン。すると永井はエリア内左寄りからファーを狙ったコントロール・シュート。これが決まり1-1と振り出しに戻る。

66分、三田、永井、バングーナガンデに代えて梶浦、野澤零、大森を投入。バングーナガンデは負傷でピッチ・アウトしており心配。中村拓が左SBに回り、大森が右に入った。

野澤大
大森 蓮川 オマリ 中村拓
東 シルバ 品田 安田
梶浦 野澤零

さらに74分、東に代えて森田を投入。おそらくこのタイミングで3バックに布陣を変更、3-4-3になったと思う。

野澤大
大森 蓮川 オマリ
森田 シルバ 品田 中村拓
梶浦 野澤零 安田

ここからは一進一退。東京はフレッシュなユースの選手らがのびのびと走り回りチャンスを作るが、連係の甘さもあっていい形でフィニッシュまで持ちこむことができない。一方で大分の攻撃も何とかしのぎ、結局1-1の引き分けとなった。

引き分けには終わったものの、2種登録のユースの選手を含め全員が果敢に前を向いて戦おうとした試合であり、不運な失点から追いついての引き分けは価値がある。ミスが多くほめられた内容ではなかったが、オーバーエイジ的に入った永井がきちんとゴールを決めたのも大きかった。

負けてもいい試合だっただけに欲を言えばもっとガツガツ行って何が起こるか見てみたかった。特に前半は慎重にボールを後ろで動かす時間が長かったし、ボールホルダーへのアプローチも顔を見に行く感じのヤツが中心で全然取りきれてなかった。

東京は無敗(3勝3分)でグループ・ステージを突破、次はラウンド16にあたるプレーオフ・ステージで、東京は6月に湘南とホーム&アウェイの2試合を戦う。ホームは駒沢で予定されているようだ。なぜか1位通過の東京が第1戦ホームになっているが…。

その前に、週末のリーグ戦(G大阪戦)でしっかり勝ち点3を積み上げることが必要だ。勝てた試合ではあったが、今日は最低限そこに向けて流れをつなぐ試合にはなったと思う。

評点(評点はドイツ式):
野澤大(5) 好セーブもあったもののまだまだ課題山積。
岡崎(5) DFとして「任せておけば大丈夫」という信頼感がない。
蓮川(3.5) チームを救うタックル。レギュラーでよい。
オマリ(5) Jリーグのスタイルには合わないタイプでは。
バングーナガンデ(4) ボールにはよく触ったがミスも多かった。
中村拓(4) SH起用も思ったほど面白くなかった。
シルバ(4) 軽いミスはいただけないが最後まで走ってくれた。
品田(3.5) もっとバンバンヤバいパス出して欲しかった。
東(3.5) 年長者としてつなぐ役割を果たした。
三田(4) 要求したがボール来ず。手本は示した。
永井(3.5) ゴールと声出しでチームを引っ張った。
===
安田(4) もっとエゴ出してよかった。
大森(4) 選択肢になり得ることを改めて示した。
野澤零(-) 時間短し。
梶浦(-) 時間短し。
森田(-) 時間短し。

週末のリーグ戦が勝負だ。



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2021年05月16日 12:59      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第33節】グラードバッハ 1-2 VfB

■2021年5月15日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

今季ホーム最終戦。最終2節は全試合同時キックオフということで現地15:30キックオフ(但し今季は2試合が翌日となったようだ)。スカパーで生観戦。

グラードバッハは前節バイエルンに0-6と完敗、ELの可能性はゼロではないものの6位レバークーゼンとの勝ち点差が5となり、現実的にはかなり難しくなった。残り2試合に勝ち、あとは何が起こるか見てみるしかない。

シュティンドルが先発に復帰、クラマー、プレアが先発し、ツァカリア、エンボロ、ラツァロがベンチ・スタートとなった。

ゾマー
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
クラマー ノイハウス
ホフマン シュティンドル テュラム
プレア

試合は互いに積極的にボールにアプローチし素早く敵ゴールに迫ろうとする緊張感のある展開に。グラードバッハがボールを支配し、VfBがそれにチャレンジしてカウンターを狙う形になるが、ともに守備も集中しており一進一退の攻防となる。

グラードバッハはテュラムの単騎サイド突破などからいくつかチャンスを作るものの決めきれず、一方VfBのカウンターは敵のシュート精度の低さにも助けられてしのぐ。33分にはスルー・パスを受けて裏にでたテュラムが決めるがオフサイド。

スコアレスで前半終了かと思われた45分、エリア内でボールを持ったクラマーが縦に持ち出しゴール・ラインいっぱいのところから中央に浮き球で折り返す。これをファーのシュティンドルが蹴りこんでゴール。いい時間帯に1-0と先制する。

後半になっても互いにチャレンジを続けるがゴールは決まらず。51分、CKにエルヴェディが頭で合わせるが敵GKにセーブされる。65分、ホフマンに代えてラツァロを投入、そのままウィングに入る。

72分、エリア手前で収められ、ここからターンしてのシュートを許す。これが人の間を縫って枠に飛び、ゾマーの手も届かずゴール。1-1と同点に追いつかれる。DFは揃っていたが打って来られるとは思ってなかったタイミングか。試合は振り出しに。

さらに77分、やはりエリア手前からシュートを打たれ、これが密集に当たってコースが変わりゴールへ。5分の間に1-2と逆転を許す。やはりシュートは打たねば入らないし、打てば何かが起こることもあると納得する2ゴールでビハインドに。

78分、プレアとノイハウスに代えてエンボロとツァカリアを投入、再逆転を狙いに行くがゴールを割ることはできない。84分、クラマーに代えてヴォルフを投入、バランスを崩しても前線に人を増やしパワープレー気味に圧をかけるが奏功せず、結局1-2で痛い逆転負けとなった。

この結果、6位レバークーゼンとの勝ち点差は6に広がり、残り1試合での逆転は不可能となったため来季のELは消滅した。勝っていれば勝ち点差は3となり、ELの目はワンチャン残っていたが自分が負けたのではどうしようもない。

なお、来季からヨーロッパ・カンファレンス・リーグというなんちゃってELみたいなヤツが始まるらしく、7位になればその出場権が得られるということらしい。この試合の敗戦でグラードバッハは8位に後退したため、最終節で7位のウニオンを抜き返す必要がある。

せっかく前半終了間際のいいタイミングで先制したのに、後半あっさり逆転されるところが今イチ噛み合わなかった今季を象徴するような試合だった。

あと1試合あるが、開幕から安い失点で勝ちきれない試合が続き出遅れた上、監督交代をめぐるわちゃわちゃで連敗の沼にハマり中位での戦いを余儀なくされた侘しいシーズンとなった。本当はもっと上にいるはずだった。残念だしもったいなかった。

マルコ・ローゼ監督談話:
「我々はここホームでVfBと対戦してヨーロッパに一歩近づきたかった。だからこの敗戦はもちろん苦々しい。選手たちは前半は全体として非常に規律のあるゲームをしてくれた。多くを投入ししっかり働いた。そしてリードを得たが、その後は再び今季しばしば陥った問題を再び抱えてしまった、このことははっきり言っておかなければならない。先制のゴールのあと、2点目を取るチャンスはあった。VfBはハーフタイムの後、整然と試合に入ってきたが、我々もそれをとてもしっかりグリップできていた。しかし70分を過ぎたところから我々はボックス周りの集中しなければならない状況であまりにも受け身になってしまった。我々は常に数で上回る状況を作っていたにもかかわらず、ボールホルダーをエリア近くでしっかりとプレスすることができず、そうした状況を作らないようにすることもできなかった。そうやってミドル・シュートのゴールと当たってコースの変わるゴールが生まれてしまった。最後に我々はもう一度すべてを試みたが、それにもかかわらず試合には負けてしまった。いい気分ではない。選手たちは非常に落胆している。ヨーロッパの舞台は我々自身の手の中にはない。今はもう一度すべての力を動員して、ブレーメンでの試合に勝ち、同時にベルリンでも我々の望む方向に進むことを望むしかない」

この試合では来季のファースト・ユニを着用。白基調で肩から背中に緑の帯がついている。まあ買うとは思うけどちょっと見慣れるのに時間かかりそう。今季はオシャレやったけど何か体操服路線に戻った感あり。



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2021年05月15日 21:45      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第14節】柏 0-4 FC東京

■2021年5月15日(土) 16:00キックオフ
■三協フロンテア柏スタジアム

現地でステルス応援したかったがチケット争奪戦に敗れ自宅DAZN観戦。気持ちのいい初夏の陽気だがとにかくリーグ戦5連敗中で何とか勝ち点を取らなければならない。形は何であれ結果が欲しい。前節守備を意識しすぎて自滅、もう後がない。

前節から大きくメンバーを変更、右SBに負傷離脱していた内田が先発、眷襪今季リーグ戦初先発となった。森重は前節に続いてCBでの出場。前線では永井がベンチ・スタートとなりアダイウトンが先発した。

波多野
内田 渡辺剛 森重 小川
田川 安部 青木 アダイウトン
オリヴェイラ 眷

東京は序盤からハイ・プレスを敢行、奪ったボールからのショート・カウンターを狙う。一進一退の押し合いとなるが、11分、安部からのスルー・パスを受けたアダイウトンが左サイドを縦に抜け、敵DFを振り切ってゴール・ライン際からエリアに侵入、ファーにラスト・パスを送るとオリヴェイラがこのボールを頭で押しこみゴール。早い時間帯に1-0と先制する。アダイウトンの個の力だが高い位置から仕掛けられたのが効いた。

さらに17分、柏のバック・パスが乱れたところを眷襪さらいそのままショート・カウンター。敵GKとDFを引きつけてから左を並走したアダイウトンにラスト・パス。ボールはやや流れたもののアダイウトンがスライディングしながらこれを押しこんでゴール。2-0と追加点を挙げリードを広げる。

その後も18分、左サイドのタッチ・ライン際で安部からのパスを眷襪フリックするとこれを受けたアダイウトンが裏に抜け出す。そのままエリアに侵入、角度は厳しいところだったがそのままシュートを放つとボールはバーの下をたたいてファーにネット・イン。あっという間に3-0となる。大勢はこの時点で決まったと言っていい。

その後は修正してポゼッションから反撃の機会を作ろうとする柏に対して東京が受けに回り、奪ったボールからシンプルに追加点を狙う展開に。自陣で守備に追われる時間が長くなるがゴールは許さない。45分、自陣での眷襪FK一発で裏に抜けたアダイウトンがシュートを放つが敵GKにセーブされる。3-0で前半を終えた。

序盤のチャンスを決めきったことで優位に立ったが内容的に必ずしも敵を圧倒している訳ではない。流れを持って行かれると苦しい展開になるので無失点のまま試合を進めたい。眷襪前線で自由に動き回りボールをつないでいるのが大きい。後半は試合運びの巧拙が問われる。

しかし後半立ち上がりから柏に押しこまれる状態に。ボールを持たれ、自陣で防戦一方に。前節を思い出すドン引きの状態を余儀なくされるが、ブロックは崩さず、最後のところは波多野のセーブもあり何とかゴールは死守する。

67分、アダイウトンとオリヴェイラを下げ、東と永井を投入、そのまま東が左SH、永井がトップに入る。ブロックをコンパクトに保ちながら最終ラインを押し上げる戦略か。今日の得点者をまとめて下げる采配に監督の覚悟を見る思い。

これにより主戦場が東京陣内から中央のサードに移動、東京は奪ったボールを前線に展開できるようになり始める。73分、内田からのパスを受けた永井がエリア内で敵DFを背負いながらキープ、走りこんだ内田にラスト・パスを出すが内田のシュートは惜しくもバーをヒット。決まっていればほぼ試合終了だったが。

83分、青木が右サイドで時間を作りゴール前にクロス。飛びこんだ永井が頭で合わせるが枠には飛ばず。86分、田川に代えて三田を投入。東京は敵陣でボールを動かしながら時計を進める。

アディショナル・タイム、三田からのパスを受けた永井がエリア内に持ちこみ、ファーを上がった三田にラスト・パス、三田がこれを流しこんでゴール。とどめを刺す形となり4-0に。このまま試合は終了、東京がようやく連敗を脱し4-0とリーグ戦では1か月以上ぶりとなる今季6勝目を挙げた。

前節までと比べてそこまで内容がよくなった訳ではないが、序盤に前プレからのショート・カウンターで勝負をかけに行ったのが奏功して3ゴールという望外のアドバンテージを得たことから、その後も踏ん張ることができたと思う。先制点やっぱり大事。

後半最初の15分から20分くらいは前プレが効かず下がっての守備一辺倒になって連敗中を思い出すイヤな感じもあったが、最後のところは身体を張って守れていたし、やはり3点のリードがあったことで固くなることなく粛々と耐えるべき時間帯を耐えることができたし、選手交代で押し返せたのも勝因。

攻撃面では前線でボールを動かした眷襪梁減澆やはり大きく、青木と安部のボランチ・コンビもしっかりボールを狩り、時間をかけずにつないでリズムを作った。最終ラインでは森重がここしかないというポイントでボールを奪う能力の高さを見せ、またフィードでもひとりレベルの違いを見せた。こうした後ろの踏ん張りがあってこそオリヴェイラとアダイウトンの個の強さが生きるということがよく分かった。

シュート数7-13、CK4-12、ポゼッション40-60と内容的には柏がボールを持ち仕掛けるゲームだったが、それを耐え、少ないチャンスを個の力も生かしながら決めきって勝つという東京のひとつの勝ち方を「思い出した」試合。この勝ち方に再現性があるかといえば難しいところで、それもあってこその4-3-3だったり森重アンカーだったりした訳だが、この試合では内容はどうであれ結果を出したことがまず重要。

修正のベースを作るにはまず一つ結果が必要だったところで、ようやく手がかりを得ることができた。次が大事。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) 不安定なのもあったけどシュートストップ見せた。
内田(3) 復帰していきなりフル稼働。シュート惜しかった。
渡辺剛(3.5) 完封に貢献。意地を見せた。前節は何だったのか。
森重(2.5) 最終ラインからのキラー・フィードは涙出たな。
小川(3.5) 強さ見せたがお粗末なプレーもいくつかあった。
田川(4) 守備タスクをこなした分前線が遠くなった。
安部(3) 安部の守備の仕方はひとつのお手本になっている。
青木(3.5) 中盤でのポジショニングが素晴らしい。
アダイウトン(2) 2ゴール1アシスト。頑張りが報われた。
オリヴェイラ(2.5) もうほんとサンキューしかないわ。
眷(2.5) 小川に「下がんな」と怒鳴る姿に涙した。
===
東(3.5) 途中出場でゲーム締める役割が合っていた。
永井(3) 終盤の苦しい時間帯にチームを支えアシスト。
三田(-) 時間短し。決めきったのはエラい。

アウェイでファースト・ユニ着てくれた時点で既に胸アツだったわ。



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2021年05月11日 20:23      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第32節】バイエルン 6-0 グラードバッハ

■2021年5月8日(土) 18:30キックオフ
■Allianz-Arena (München)

先に行われた試合でライプツィヒがBVBに負けたため、その時点でバイエルンの優勝が決まっているが、こっちはELがかかった真剣勝負。これも先に行われた試合で6位レバークーゼンが引き分けたので、この試合でバイエルンに勝てばレバークーゼンとの勝ち点差は2に縮まり、残り2試合での逆転は現実的にスコープに入って来る。

簡単ではない相手だが、ここ数年少なくとも勝敗だけを見れば五分の戦いをしており、既に優勝が決まっていることもあってゆるっと試合に入ってくれれば十分勝機はあるのではないかと甘い期待を抱いて日曜日の朝6時半に早起き、スカパーの録画を見た。

ホフマンがケガから復帰して先発。同様にケガ明けのシュティンドルはベンチ・スタートとなった。

ゾマー
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ラツァロ ツァカリア ノイハウス ホフマン
テュラム エンボロ

開始早々の2分、下がりながらの守備となり右サイドからファーに大きく振られたクロスにワントラップから決められて早くも失点。0-1と先制を許す。この時点で脳内でかすかに「チ〜ン」と音がしたような気はしたが聞かなかったことにした。大外とはいえ最も気をつけなければならないFWを軽くフリーにしてしまった。

その後ものびのびとプレーするバイエルンの圧に押されピンチの連続。一方的という訳ではなく奪ったボールは素早くつないでアタッキング・サードまで侵入はできているが最後のところで決められない。早い時間帯に追いついていれば結果は違っていたかもしれないが。

23分、左サイドをドリブルで持ち上がったベンゼバイニが敵のいないところで転倒したまま起き上がらずボールがルーズに。これを拾われて逆襲を受け、左サイドからファーに振ったボールを折り返され、ペナルティ・スポット付近からシュートを許す。これがツァカリアに当たってコースが変わり失点。0-2と追加点を許す。

ベンゼバイニはその後普通に立ち上がっておりあの座りこみは何だったのか。すぐに後追いしていればと思うが直後は足に違和感があったのかもしれない。仕方ない。かなりはっきり「チ〜ン」という音が聞こえたように思う。

さらに34分、中央から右サイドへ斜めに出されたパスをファーでダイレクト・サイド・ボレーで叩きこまれ0-3に。44分にはカウンターから左サイドに出されたラスト・パスからシュートを許し0-4。ワントラップから完全にフリーでシュートを打たれるザルぶりで完全に試合終了と思ったがまだ半分しか終わってなかった。

ローゼ監督は後半からテュラムとラツァロに代えてプレアとヴォルフを投入したが意図が不明。何もしない訳にも行かないという程度の交替。

後半に入っても優勝のプレッシャーから解き放たれ本来の力を思うがままに行使するバイエルンに対してグラードバッハは劣勢に。一矢報いるべくプレアとエンボロを使ってチャンスを作るがゴールは遠い。

65分、エリア内で敵のシュートをブロックしたノイハウスの腕がボールに触れているとして警告を受けPKを与える。最初はプレーが続けられたが、VARの介入により主審がOFRを行いハンドの判定となった。これを決められて0-5に。

75分、パスを受けて裏に抜け出そうとしたエンボロを止めようとしたということで敵DFが退場となる。これもVARの介入によるOFRでの判断となった。ファウルそのものはそこまでひどくなかったので決定的な得点機会の阻止との判断か。

84分、エンボロに代えてヘアマンを投入するが、86分にはカウンターからのラスト・パスをフリーで流しこまれ0-6に。前節ビーレフェルドに5-0で勝って稼いだ得失点差を全部吐き出したうえにお釣りまでもらっての完敗でELは果てしなく遠くなった。

この試合、シュート数14-22、CK3-5、ポゼッション42-58と、スコアほどの差はないが、ここというところで容赦なく決める力の差が出たと言う外ない。試合前に優勝が決まってしまっていたことも結果的にはバイエルンをリラックスさせた。この試合で優勝が決まるという状況だった方がもう少し緊張感のある試合になったかもしれない。

もうシーズンのこの時期にこの状況で内容云々しても仕方ないけど、流れ次第ではもっと締まった内容になるはずだったもったいない試合。我々も何もできなかった訳ではなかったが、得点機のうち一つでもなるべく早い時間帯に決めておきたかった。

これでグラードバッハは32試合を終了して12勝10敗10分、勝ち点46(1試合あたり1.44)で順位は7位と変わらないが、EL圏である6位のレバークーゼンとの勝ち点差は5に開いた。残り2試合、レバークーゼンが連敗しグラードバッハが連勝するしか勝ち上がることはできない。可能性がある限りそこを目指すのは当然だが、現実的には厳しい状況となった。

マルコ・ローゼ監督談話:
「0-6というのははっきりした結果で議論の余地はない。我々はたくさんのことを準備し、ここミュンヘンで何かを持ち帰ろうとすれば、守備も攻撃同様確信と強度がなければならないと事前に話し合ってもいた。強度に関しては我々は90分を通して続けることができなかったし、確信については失点を重ねるごとに失われてしまった。最初の30分は我々もいくつかいいカウンターの形を作り、ゴールも脅かした。しかしドタバタした2点めの後、いろんなことが一度に起こってしまった。バイエルンは真のチャンピオンでありゴールのたびにプレーする喜びが増えて行ったようだ。我々はその逆にどんどん受け身になって行った。そうやって最後にはこの明らかな結果になってしまった」

興味は徐々に来季のユニと選手の去就やな〜。



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2021年05月10日 15:34      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第13節】鹿島 3-0 FC東京

■2021年5月9日(日) 17:00キックオフ
■県立カシマサッカースタジアム

何か中途半端な時間からの試合。茨城県は首都圏ではないので遠征範囲外ということで自宅DAZN観戦。初夏の穏やかな陽気だ。

リーグ戦4連敗で迎えるアウェイ鹿島戦。水曜日のルヴァンカップ神戸戦で引き分けたとはいえ無失点と立て直しの糸口が見えた気がしている。監督も基本に立ち返る旨のコメントをしており、まずは失点を減らすことから始めたい。

渡辺剛がメンバー外となり森重が最終ラインに。布陣を4-4-2にして前線にオリヴェイラと永井を配する先祖返り的なフォーメーションとなった。ウヴィニがリーグ戦初めてベンチ入り。

波多野
蓮川 森重 オマリ 小川
三田 シルバ 青木 東
オリヴェイラ 永井

立ち上がりこそ拮抗した戦いに見えたが、徐々に鹿島がボールを握り東京陣内で波状的に攻撃を仕掛ける展開に。東京はラインの設定が低く跳ね返しに専念、拾ったボールも起点が低すぎて前につなげず、自陣から出られない状態が続く。

8分、敵のスルー・パスで裏に出たボールに波多野が反応しダイビングで確保しに行くが、このときに敵FWに顔を蹴られる形となり左目脇が赤く腫れる状態に。しかし治療してプレーは続行する。

22分、右CKに波多野が飛び出しパンチングしようとするがその手前に飛びこんだ敵FWに頭で合わされ失点。早い時間の失点は避けたいとガチ守備で臨んだはずがやはり0-1と先制を許してしまう。

こうなってからが勝負だと思ったが、その後も高い位置でのプレスが効かず、ズルズルと自陣深くに引きこもって鹿島の攻撃を受ける流れは変わらず。とにかくゴール前の狭いところに人が集まっているので単純な放りこみには対応できているがそこから出られない。

前半終了間際の45分、自陣でボールを回され、エリアの左角あたりからシュートを打たれる。これがファー・ポストに当たってゴールになり0-2に。中は固めたがボール・ホルダーにアプローチできずフリーで打たせた。2点ビハインドで前半を終了。

守備の意識が引いてブロック作るところに集約されてしまい、前からのプレスとそれに連動した押し上げがないためにもうクリア一本やりみたいな状況になっていてサンドバッグ状態。相手の顔を見に行くような形式的な寄せになっていない寄せが多い。

長谷川監督は後半からオマリ、三田、東に代えてウヴィニ、安部、中村拓を投入、3バックにして巻き返しを狙う。中盤は青木をアンカーにした3枚に。

波多野
森重 ウヴィニ 蓮川
中村拓 シルバ 青木 安部 小川
オリヴェイラ 永井

これによって東京は戦場をやや前に押し上げることに成功し、中盤での押し合いになるが、いったん切れてしまった攻撃のラインは容易にはつながらない。鹿島からはオリヴェイラに入ったボールさえつぶせばいいのだから的は絞りやすいだろう。

それでもウヴィニを中心とした粘り強い守備で失点を防ぎ、2点差のままで反撃の糸口を窺う時間帯が続く。68分、永井に代えて田川を投入、田川はそのままトップに入る。

71分、少ないタッチでパスをつなぎ、左サイドでボールを持った小川が中央にクロスを送ると飛びこんだ田川がヘディング・シュートを試みるがヒットせずボールは枠外へ。この試合唯一のチャンスと言えるチャンスだった。

75分、シルバに代えてアダイウトンを投入。田川をワントップに、左右にアダイウトンとオリヴェイラを配し3-4-3ぽい感じになったかと思うがよく分からない。オリヴェイラ、アダイウトンとボールを収められる選手が増え、前を向けるシーンは増えたものの、逆にいうとそこしか起点がないのでハメやすい。フィニッシュまでは相変わらず持ちこめず。

87分、左サイドから中央にクロスを入れられると、ファーから入った敵FWに足許で合わせられる。対応した中村拓の足許にボールが落ちたがコントロールできないままボールもろともゴールに入ってしまい失点、0-3となりここで「チ〜ン」と脳内で音がした。

アディショナル・タイムにもシュートのこぼれ球を蹴りこまれ0-4かと思ったがこれはオフサイドとなり、結局0-3で試合終了。見てるだけでメンタルを削られるしんどい敗戦で東京はリーグ戦5連敗となった。

この試合、シュート数2-19,CK1-12、ポゼッション42-58とほぼ東京陣内だけで試合が進んでいたことを数字も裏づけており、あまりにブロックを固めの専守防衛に意識が行き過ぎて詰んだ感のある試合だった。

小川のコメントでは「前節のマリノス戦で、全員が食いつき過ぎてやられたという話になっていた」からこの試合では逆に下がり過ぎた、ということになっているが、前節食いついてた感はなく、むしろもっとガッついて前で取りきらないととこちらからは見えていただけにこのギャップは何なんだろうと思った。

結局、東京のプレスのかけ方が、少ないタッチ数でボールを止めずに人もボールも動き続けるモダン・フットボールに対して有効でなくなっているということで、自分たちはガッついてるつもりでも軽くいなされて運ばれるので、選手からは「食いつき過ぎてやられた」、見てる側からは「ボールにアプローチできてない」と見えているのではないか。

安部のような「ワンタッチで捌くこと自体を許さない」予測に基づく素早くしつこい寄せと絡みが必要で、ボールを追って寄せに行ってもワンタッチで捌かれて置いて行かれる、トラップでかわされて後追いでファウルになる、といったシーンが続出し、選手の意識とは逆に「プレスがかかってない」という評価になっているように思う。

だからといって早々に引きこもるとこの試合のような展開になり、さすがに90分ボールを持たれて自由にやられると、いくら真ん中を固めてもセット・プレーやミドルでヤられることになるし、攻撃の糸口すらつかめない。「守備意識を高めた」ことがきっちり裏目に出た試合となってしまった。

シュート数が多くてもゴールに結びつかなければ仕方ないが、それにしても2本とはちょっと何をしていたのかという世界だし、永井を前線においてもそこにボールが出てこないので何のために先発させたのか分からなかった。中盤に起死回生の一発モノのパスが出せる眷襪鮹屬韻覆ったのかとは思ってる。

あと、後半から出たウヴィニはよかったと思う。チームを鼓舞しながら責任を果たすというリーダーの役割を引き受けてくれていたと思う。パフォーマンスもしっかりしていたのではないか。新しく入った外国人選手にその役割を期待しなければならないのはなんでやねんというのは置いといて。

順位表はここ2、3週間見てないが、まずは目の前の試合に勝つことが何より必要なのでそれでええわ。

評点(評点はドイツ式):
波多野(5) チームにとって価値あるコーチングできてるか。
蓮川(5) 粗はあっても使い続けたい。
森重(5) こういう時にピッチ内で声出すのが仕事だが。
オマリ(5.5) 空中戦以外のところがちょっとヤバい。
小川(5) 特徴が出せないまま守備に追われて1日が終わった。
三田(5) 幾分はマシなプレスができていた。
シルバ(5) いいプレーもあるがミスもあって評価難しい。
青木(5) 余裕持ってボール扱うシーンなし。
東(5) 彼がワンタッチで捌けると世界が変わるはず。
オリヴェイラ(4) 収めても収めてもサポートなし。
永井(5) まったく力を出せなかった。
===
安部(4) この人のプレスだけが見るに足りた。
ウヴィニ(4) この人を軸に考え直すか。さすがの出来。
中村拓(5) やっぱり守備より攻撃の人。
田川(4.5) あのシュートが決まってればなあ。
アダイウトン(4.5) アダに点取らせたいなあ。

監督は替えなくていいから優秀な参謀が欲しいなあ。



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2021年05月05日 20:56      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第5節】神戸 0-0 FC東京

■2021年5月5日(水) 15:00キックオフ
■ノエビアスタジアム神戸

兵庫県も緊急事態宣言が出ているので無観客。スカパー観戦だが映像を見る限り屋根を閉めて行われたようだ。

東京は何か前節の引き分けでグループステージ突破が決まっていたようで、ある意味消化試合。リーグ戦がアレなだけに、この試合で何を試し、それをどうリーグ戦に還元するかが問われる試合になる。

前節に続いて直近のリーグ戦からはターン・オーバーを実施。ウヴィニ、岡崎、眷襦∪通據▲丱鵐亜璽淵ンデらが先発。眷襪鬟肇奪弉爾肪屬い4-4-2の布陣となった。

波多野
中村拓 ウヴィニ 岡崎 バングーナガンデ
三田 安部 青木 東
眷襦‥沈

中盤で主導権を争う展開になるが、神戸の方がポゼッションに優れ、東京は前プレからショート・カウンターを狙う形に。

序盤は神戸に押しこまれたが、11分、三田の蹴った左CKからのこぼれ球をファーの中村拓がシュート。角度の難しいところから枠に飛ばしたが敵GKがファイン・セーブ。

その後は一進一退の展開となるが、ボールを奪っても今ひとつ連係が合わずボールを前に運べない。自陣でバタつきシュートを打たれるシーンもあるが、波多野の好セーブもあってゴールは許さない。ブロックはしっかり作れている印象で、スコアレスで前半を終了。

後半から田川と東に代えてアダイウトンとシルバを投入。シルバはボランチに入り安部が左SHにスライド。

アダイウトンのところでボールを持てるようになって攻撃にタメができるのと、ボールへのアプローチが前半よりも整理されたこともあって形はよくなるがゴールは遠い。

56分、三田に代えて品田を投入、そのまま右SHに入る。神戸はベンチに置いていたリーグ戦レギュラーを投入、ポゼッションを高めてくるが、東京はブロックを固め、ボールへの意識も高く大きな隙は作らない。

アディショナル・タイムには中村拓に代えて大森を投入、押しこまれる時間も長かったが守りきり、スコアレス・ドローで終了となった。

ポゼッションを神戸に譲ったがしっかりとブロックを構築、特に後半はボールホルダーへのアプローチやセカンド・ボールへの意識も明確で無失点に抑えた。シュート数は9本で枠に飛んだものもあったがもう少し打たないとかな。攻撃は水ものなので。

ただ、前に付ける意識が見えるシーンもあり、攻守にチャレンジの意識は窺われ、特に守備の部分で曖昧にしてほわっとヤられるシーンは随分減らせていた。もともとスマートなフットボールで圧倒的に勝ってきた訳でもなく、ガッついてゴリゴリやることで敵を凌駕してきたチームなのだということをちょっと思い出した。

勝ちたかったが早い時間にサクッと失点して自滅する最近の傾向への対策か、まず守備の約束ごとを確認して失点を減らすところからというオーソドックスな戦い方でリーグ戦へのヒントある試合だったと思う。

これで東京はグループステージ首位通過を決めたらしい(対戦相手等は未定)。今日の試合から何を学び、それをリーグ戦に落としこんで行けるか。クラブとしての対応力が問われている。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3) シュート・ストップで存在感見せた。完封に貢献。
中村拓(4) ハイリスク・ハイリターンを地で行く男。
ウヴィニ(3.5) 守備に安定感。リーグ戦で使ってみる価値ある。
岡崎(4) ミスもあったが東京の成長には欠かせないピース。
バングーナガンデ(4) よさも見せたがまだまだ足りないところも。
三田(3.5) 骨惜しみしない働きで完封に貢献。
青木(4) ボールを動かしたがイージーミスあり。
安部(3.5) ボールへのガッつきは周囲のお手本になった。
東(3.5) 今日は前を向いて戦う姿勢が見えた。
眷(3.5) 随所に唸らせるプレー。リーグ戦で見たい。
田川(4) やや空回り。ゴールを狙いに行く姿勢はいい。
===
アダイウトン(3) ひとりでやれるがサポートは早く。
シルバ(3.5) 中盤で刈り取るディフェンスに真価。
品田(4) やはり中盤の底で使いたいタイプ。
大森(-) 時間短し。

この流れを生かすためにも今季の目標修正をしっかり考えて欲しい。



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2021年05月01日 18:16      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第12節】FC東京 0-3 横浜FM

■2021年5月1日(土) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

緊急事態宣言発出に伴う都知事からの要請で無観客試合に。既にチケットも買ってあったが払い戻しになるようだ。風が強く一時雨が降る曇り空の天気。

東京はリーグ戦3連敗中。水曜日のルヴァンカップでは1-1の引き分けだったがこの試合も先制を許しセットプレーからの得点で何とか追いついた流れで状態はよくない。無観客とはいえホームでもあり反転攻勢の足がかりとなる勝ち点を積み上げたい。

右SBには内田が先発。また前線では前節のアダイウトンに代わって田川が先発。永井はルヴァンカップのフル出場に続いての先発となる。

波多野
内田 渡辺 オマリ 小川
東 安部 森重 田川
オリヴェイラ 永井

開始早々にアクシデント。1分、右サイドから切れこもうとする敵FWと交錯する形で内田が倒れこむ。ピッチに入ったメディカルからすぐに続行不可のサインが出され、3分には蓮川を投入して内田はそのまま負傷退場。左肩を押さえており脱臼かもしれない。

互いにコンパクトな中盤で主導権を争うが、横浜がボールへのアプローチやポジショニングで上回り、セカンド・ボールを回収しながら優位に試合を進める。東京は内田が抜けたショックもあってか調整に時間がかかる。

8分、左サイドの裏を取られ、ゴール・ライン際からエリアへの侵入を許す。ここから中央に送られたボールにファーで合わされ失点。早い時間帯に先制を許し0-1とビハインドを背負う。小川が高い位置に置いて行かれ、オマリが釣り出されてファーががら空きになってしまってフリーでのシュート、打ち損じを打ち直す時間まで与えてしまった。

その後もボールの動かし方に迷いのない横浜に対して東京はバタバタした攻撃になるが、それでも10分には小川がFKから直接狙うなど積極的に仕掛けて行く。18分には左CKからのクリア・ボールを東がダイレクト・ボレーでシュートするがGK正面。

飲水タイム後は東京がセカンド・ボールを拾って前に向いて仕掛ける時間帯となるが決めきれず。40分、敵の執拗なファウルにいら立った森重が倒れた敵MFを蹴り両軍入り乱れる騒ぎに。結局警告で済んだが退場でもおかしくなかった。ヤバかった。

前半はスコアレスで終了。想定外の交替がありバタつく中で失点はしたものの、その後は主導権までは取れなくてもチャンスは作りフィニッシュまで持ちこめている。前半のうちに追いつきたかったが悲観する必要はない。

後半の立ち上がりは東京が果敢に前プレ。前半と異なり取りきる勢いでボールホルダーに強く行くようになりリズムが生まれる。しかしここに魔物が潜んでいた。

52分、左サイドで小川が敵FWに抜かれ裏に持ち出される。中央へ送られたボールを簡単に押しこまれて失点、0-2とリードを広げられる。左サイドに出されたパスがオフサイドに見えたがVARによるチェックの結果もゴールは認められた。

これで流れは大きく横浜に傾いた。55分、田川、東、オマリに代えてアダイウトン、三田、青木を投入。森重がCBに落ち、青木がアンカー、三田と安部がインサイド・ハーフになり、永井をトップにした4-3-3にシフトしたように見えた。

ところが61分、最終ラインからのパスをカットされ、右サイドにスルー・パスを通される。ダイレクトで打たれたシュートは波多野がセーブするが、ゴール前にこぼれたボールを敵FWに難なく押しこまれさらに失点。0-3となりここでほぼ試合は決まった感。

その後は個の奮闘も孤立感が強く全体が連動しない。75分、オリヴェイラに代えてレアンドロを投入したが士気は上がらず、42分、アダイウトンが左サイドのゴール・ライン際から角度を作ってシュートを打ったが敵DFがギリギリでブロック。

結局最後まで横浜ゴールを割ることができず、0-3での完敗となった。失点後も何とか踏ん張り、反撃の芽も見えたが前半のうちに同点にすることができず、後半も悪くない入りをしたが起点をつぶし損ねて追加点を許したところで流れを見失った。

川崎や横浜、鳥栖、名古屋のような個の強さとチームとしての戦術が規律や約束ごとで連動しているクラブと戦うと、東京の場合は個の強さはあるものの、戦術の幅がないのに加えて約束ごとが雑で連動性が甘いように見えてしまう。

いずれにしてもこの時期にこんなことを考えているようではシーズン目標のリーグ・タイトルはもうムリと言う外ない。もちろん可能性がある限りは目の前の試合をひとつひとつ全力で勝ちに行くしかないが、クラブとしてここから何をどう立て直し、どこに向かうかをはっきりコミットするべきだと思う。

やっていること自体はそこまでおかしい訳ではないが、リーグ全体が強度を高め切り替えの速いフットボールに向かおうとしている中で、ファスト・ブレイクを標榜していた東京の優位性は失われ、それを補完するものとして取り組んできたアンカー・システムによる後ろと前のリンクも、2シーズン目になっても確たる成果が得られていない。

前プレも簡単に外されてボールを運ばれるシーンが増えるなど、競合する他のクラブの研究や対策によって我々の戦術が陳腐化する以上のスピードでの進歩や成長がないことがどん詰まりの状況を生んでいるのではないか。

この試合も横浜のポジショニングや前プレの徹底などに比べて、東京はパス・スピードも動き直しも判断もどれもがひどくのんびりして見えた。実力が拮抗したリーグで勝ち上がるにはそうした細部のひとつひとつで敵を上回るしかないが、このところの試合ではそれがまったく窺えない。

個々の選手が手を抜いているとは思わないし、方法論がそこまで間違っている訳でもなく、ちょっとしたきっかけで歯車がいい方に回り始めるのは十分にあり得ることだが、そのためには内容はともかく結果を先行させるしかなく、守備の規律を徹底的に見直してロー・スコア・ゲーム上等で勝ち点を積み上げるのが手堅いし結局早いのではないか。

2019年の成功体験があるだけに、そこから抜け出して今の川崎や名古屋と伍して行くだけのスタイルを新しく構築するのは難しい。それをやるにはまず今やっていることの原点をもう一度確認する必要があるように思う。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4.5) シュート・ストップでよさは見せたが。
内田(-) 無念。
渡辺(5) この状況で伸びしろが試されている。
オマリ(5.5) 出て行き過ぎてゴール前が崩壊した。
小川(5.5) 肝心の守備で弱点になってしまった。
東(4.5) 今日は気合入ってたと思う。
安部(4.5) 強度は戻ったが周囲との連係今イチ。
森重(5) 中盤はもういい。やはりCBに置きたい。
田川(5) トップで勝負させてやりたい。
オリヴェイラ(4) 気持ちよくゴールさせてやりたい。
永井(4) 永井を起点にみんな連動するのでいい。
===
蓮川(5) オレは蓮川を支持するぞ。
青木(5) 青木も支持するぞ。
アダイウトン(4) 気持ちよくゴールさせてやりたい。
三田(4) よく動いたが流れは止められず。
レアンドロ(5.5) 今の彼は試合に出さない方がいい。

ところで「波多野」のイントネーションは「渋谷」なのか「恵比寿」なのか。おれは恵比寿派だが、今日の桑原アナは渋谷派のようで落ち着かなかった。



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2021年04月29日 01:30      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第4節】徳島 1-1 FC東京

■2021年4月28日(水) 19:00キックオフ
■大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

居残りの仕事をやっつけて急いで帰ったが微妙に間に合わず、5分遅れくらいの追っかけでスカパー観戦。

ルヴァンカップは開幕から3連勝でグループ首位。今日の試合に勝てば早くもグループ・ステージ突破が決まる。リーグ戦では厳しい状況が続いているが、カップ戦でしっかり勝ちグセを取り戻したい。

来日、合流が遅れていた新外国人ブルーノ・ウヴィニが先発。ケガ明けでルヴァンカップの前節で少しだけ顔を見せた品田は今季初先発となった。人手不足の右SBには再び内田を起用。

児玉
内田 ウヴィニ 蓮川 中村拓
レアンドロ シルバ 品田 三田
田川 眷

東京は序盤から前プレを敢行、奪ったボールから素早く敵ゴールに迫り早い時間帯に先制することを目論む。一方の徳島は低い位置からでも東京のプレスをかいくぐり前にパスをつないで何度かフィニッシュまで持ちこむ。

12分、右サイドの裏を取られ、そこからのクロスに頭で合わされて失点、0-1と先制を許す。クロスの出どころも中央での競り合いも誰がどこを押さえに行くのかはっきりしない感じでフリーでヘディングされた。

21分、右寄りで得たFKをレアンドロがゴール前に放りこむと、ファーの蓮川が頭で合わせる。ボールは枠に飛んだが敵GKのファイン・セーブに遭い得点ならず。

東京は次第に守備も落ち着き、中盤で互いのパスをカットし合う一進一退の攻防となる。レアンドロとシルバのコンビネーションや、田川の積極的なゴール前への飛び出しで何度かチャンスは作るもののいい形でフィニッシュまで持ちこむことはできない。

45分、右寄りのFKをレアンドロが蹴ったが敵GKの正面。0-1のまま前半を終えた。

後半から、三田が右に回り田川が左SHに、レアンドロがトップに入るポジションの入れ替えを実施。すると47分、左CKをレアンドロが蹴ると、ファーのウヴィニが体勢を崩しながらも頭で合わせゴール。東京が1-1と同点に追いつく。ウヴィニはデビュー戦でゴールとなる。

東京はその直後こそ一気に逆転のチャンスを作ったが、次第に徳島に押しこまれて行く。63分、田川と内田を下げ、アダイウトンとバングーナガンデを投入。アダイウトンは左SHに、バングーナガンデは左SBに入り中村拓が右SBにスライドする。

その後もテンポよく攻める徳島に対して東京は前向きにボールをつなげず、自陣で守備に追われる時間が続く。

80分、眷襪班陛弔紡紊┐堂崎と大森を投入、ウヴィニを中心に左に蓮川、右に大森の3バックになり、中盤は岡崎とシルバ、前線はレアンドロをトップに、左にアダイウトン、右に三田という3-4-3になったように見えた。

しかし東京は攻撃の糸口がつかめず、引き続き徳島に押される展開。88分、レアンドロに代えて2種登録の野澤零を投入。野澤零はそのままトップに入る。4分のアディショナル・タイムも防戦中心となったがしのぎきり、敵地で追いついての引き分けとなった。

このメンバーでグループ・ステージ突破を決められればいいが、そうでなくても今日はウヴィニのテストとサブクラスの選手の底上げ、戦術の共有など試行的な要素が強い戦略的な試合だったので、追いついたことも含め結果は受け入れるしかないと思う。

ウヴィニは序盤こそポジショニングや連携に混乱があったように見えたが、周囲と積極的にコミュニケーションを取り徐々に機能したと思う。ウヴィニと中村拓はいったい何語で話していたのかと思うがたぶん分かり合える何かがあったのだろう。

後半、アダイウトン投入で反則勝ちかと思ったがそううまく行かなかったのは、やはり中盤でのアプローチが中途半端でボールを取りきれず、奪っても自陣深いところからのスタートになってしまっていたことが原因のひとつだろう。

それでもウヴィニのヘディングで最低限の結果を出し、後半は押しこまれても失点しなかった。ブロックは機能しており、セットしてからの守備は整理されていたように見えた。この試合で得たものをリーグ戦に持ちこまなければならない。

東京はグループステージ3勝1分となり勝ち点10で首位。次節勝つか引き分けで勝ち抜けが決まるんじゃないかな。

評点(評点はドイツ式):
児玉(4) ヤバいパスミスとスーパーな飛び出しのコンボあった。
内田(4) 前に出た裏を結構使われた。
ウヴィニ(3.5) コミュニケーションがすごくいいと思う。
蓮川(3.5) 最終ラインでボールを持てるのは強みになる。
中村拓(4) 序盤は攻撃に絡んだが徐々に守備に吸収された。
レアンドロ(4) 復調の兆しある。そろそろまたFK決めたい。
シルバ(3.5) 中盤でのボール奪取、キープに力を発揮。
品田(4) 余裕持って配球できるシーン少なかった。
三田(3.5) よく走り奪いきる前提のプレスを意識していた。
眷(4) やはり出しどころのセンスは非凡。使いたい。
田川(3.5) 引き続き好調。「ウチの子」感出てきたな。
===
バングーナガンデ(3.5) 好クロスを供給。左SB序列もっと高くていい。
アダイウトン(3.5) 強さは見せたがゴール遠く突進も奏功せず。
岡崎(-) 時間短し。
大森(-) 時間短し。
野澤零(-) 時間短し。

黒のカッコイイ3rdユニの発売がリリースされ、悩んだがポチってしまった。背番号は「7」にした。



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2021年04月27日 00:38      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第31節】グラードバッハ 5-0 ビーレフェルド

■2021年4月25日(日) 18:00キックオフ
■Borussia-Park

録画したものの前の日に夜ふかししてしまって起きられず、日中ずっと結果情報をシャットアウトして、仕事終わって帰宅後に見た。まあ、ツイッターのタイムラインさえ見なければブンデスリーガの試合結果をハプニングで知ってしまうことは少ない。

ELを考えると落とせる勝ち点は1つもなく、バイエルン戦を含めて残り4試合をすべて勝ち、勝ち点4差の6位レバークーゼンが2試合ほどコケてくれるのを待つしかない。この試合も何より結果が求められる。

GKには停止明けのゾマーが復帰、ホフマンとプレアに代えてエンボロとヴォルフを先発させた。エルヴェディを中央に、右にギンター、左にベンゼバイニを置いた3-4-3の布陣となった。

ゾマー
ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ライナー ツァカリア ノイハウス ラツァロ
ヴォルフ エンボロ テュラム

試合は序盤からグラードバッハが主導権を握る。テンポよく縦横のパスを回しながら敵ゴールに迫る。

6分、右サイドの深いところからライナーが入れたクロスに中央でエンボロが合わせると、ボールはブロックに入った敵DFに当たって軌道が変わりゴール左隅へ。早くもグラードバッハが1-0と先制した。

その後もグラードバッハがほぼ一方的に攻め、果敢にシュートを放つ。15分には左サイドのヴォルフからのクロスを中央に飛びこんだテュラムがワンタッチで合わせゴール。2-0とリードを広げる。

その直後には敵エリア内に押しこみ、ボールを捌こうとした敵DFのハンドを誘う。18分、これで得たPKをベンゼバイニが冷静に決めて3-0に。前節は2-0から逆転負けを喫したが、さすがに3点取っておけば大丈夫か的な感じになる。

グラードバッハはその後も優位に試合を進め、追加点のチャンスもあったものの、敵GKの好セーブもあり決めきれず。一方、ビーレフェルドの攻撃は散発で怖さはない。3-0で前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。セーフティ・リードがあるためリスクは負わないが、奪ったボールは素早く前線に展開してフィニッシュまでは持ちこむ。ビーレフェルドも前半よりはややボールを持てるようになり何度かチャンスを作るがゾマーがゴールを阻む。

69分、敵エリア付近から細かいワンツーの繰り返しでエンボロが最後はツァカリアからの戻しを受けてDFらいんの裏へ。ここから丁寧にシュートを決めて4-0に。エンボロはこの試合2ゴール目。

75分、ラツァロ、ノイハウス、テュラムにかえてヴェント、クラマー、プレアを投入。すると84分、エンボロからパスを受けてドリブルで持ち上がったプレアがエリア手前からミドルを放ち、これを決めて5-0に。

85分にはベンゼバイニとライナーに代えてヤンチュケとバイヤーを投入、試合をクローズしに行く。試合はアディショナル・タイムを取らず終了、グラードバッハが前節の鬱憤を晴らす5-0の大勝でビーレフェルドを破った。

シュート数20-9、CK4-1、ポゼッション63-37と数字的にもグラードバッハが圧倒していたことが分かる。正直やや力の差を感じるゲームだった。

ただ、この試合でも何度か「ヤられた」というシーンはあり、ビーレフェルドのシュート精度の低さとゾマーのセーブで事なきを得たものの、対戦相手次第では失点していたりすくはあった。残り3試合はしっかり締めなければならない。

ヴォルフ、ツァカリアあたりの元気な姿が見られたのが嬉しかった。次節は2週間後、バイエルンとのアウェイ・ゲームになる。負けると目の前で優勝が決まることになりかなり気分が悪い。簡単な試合ではないと思うがぎゃふんと言わせたい。

グラードバッハは31試合を終了して12勝9敗10分で勝ち点を46(1試合あたり1.48)に伸ばし7位をキープ。EL圏内となる6位レバークーゼンとの勝ち点差は4と変わらず。残り3試合でこれをひっくり返せるか、敵失が必要なギリギリの可能性となる。今日の試合で得失点差を5稼いだのは大きかった。

グラードバッハは残り3試合がバイエルン(A)、VfB(H)、ブレーメン(A)、一方のレバークーゼンはブレーメン(A)、ウニオン(H)、BVB(A)となっている。グラードバッハとしてはバイエルンに勝たなければならない。その上でウニオンとBVBに期待したい。

マルコ・ローゼ監督談話:
「チームはスタートから鋭く、貪欲で注意深かった。中盤の人の配置が上手く機能し、遠くをしっかり見ることができ、そこからチャンスを生み出して、早い時間帯に先制点と追加点を挙げることができた。我々は3-0になった後もその姿勢を貫き、弱まることはなかった。加えて我々は無失点であり、ヤン・ゾマーは後半始まってすぐに失点を防いでくれたし、我々はもしかしたらあと2点くらいは取れた可能性すらあった。全体として90分間を通して明快に強く、集中したパフォーマンスだった。我々は今日はプレーする喜びを感じていたし、コンパクトで強力な守備を持ちアグレッシブに戦う相手と戦うときに必要なものはすべてこの試合にあった」

こうなるとサクッと負けたり土壇場で追いつかれたりして落とした勝ち点が本当にもったいなかったな〜。



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2021年04月24日 21:25      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第11節】FC東京 1-2 鳥栖

■2021年4月24日(土) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

気持ちのいい春のうららかな日。ヴェスパで味スタへ。リーグ戦2連敗のあと、水曜日のルヴァンカップで大分に辛勝、何とかこの勢いでリーグ戦も失地を回復したい。タイトルを考えればもう落とせる勝ち点は一つもない。

ルヴァンカップで先発した波多野、安部、永井が先発。三田、田川がベンチ・スタートとなり、眷襦∪通擇ベンチ入り。

波多野
岡崎 渡辺剛 オマリ 小川
安部 森重 東
永井 オリヴェイラ アダイウトン

東京は序盤から積極的にハイ・プレスを敢行、敵陣で奪ったボールからオリヴェイラ、アダイウトンのコネクションでゴールを狙う。

9分、安部がエリア手前中央からシュートを放つが枠外。12分に永井、15分の東のシュートはいずれもDFにブロックされる。果敢に攻めるが最後のところは鳥栖の守備も厚く決めきれない。

すると18分、敵陣でのボール・ロストからパスをつながれ、左サイドの浅いところからゴール前にクロスを放りこまれる。これにファーから入りこんだ敵FWが頭で合わせゴール。主導権を握っていたはずが鳥栖にファースト・シュートで先制点を奪われ0-1に。

東京はその後もボールを持つがゲームプランが狂ったことで狙いが曖昧に。ミスも出てボールを前に運べずフィニッシュまで持ちこめない。鳥栖が機を見て追加点を狙う展開となる。

34分、自陣でボールを失いエリア手前からのミドル・シュートを許す。これが決まり0-2に。この辺で「ああ、今日もあかんか」感がスタジアムに漂う。序盤の勢いはなくなり、完全に流れを持って行かれてしまう。ゲーム・コントロールが拙い。

40分、オリヴェイラがエリア手前からのシュートを枠に飛ばすが敵GKにセーブされる。42分、小川が敵の選手との接触でピッチにうずくまる(歯が折れていたらしい)。小川が復帰できる状態になっても主審がVORと何か話し合っていたが結局そのまま続行。敵のプレーが退場相当のファウルかどうかを協議していたのか。結局ファウルにもならず。

そのまま0-2で前半を終了。前がかりに行ったはいいがこの時間帯に先制できず、前がかりになる時間が長くなってボール・ロストからネガティブ・トランジションの甘さで失点を重ねた。判断もプレースピードも敵より遅く球際で負けている。

長谷川監督は後半から渡辺剛と岡崎に代えて内田と青木を投入。内田は右SBに入り、森重が最終ラインに落ちて、青木と安部がダブル・ボランチとなる4-4-2に。

波多野
内田 森重 オマリ 小川
東 青木 安部 アダイウトン
オリヴェイラ 永井

すると最終ラインと中盤でタメができるようになり、2点のリードを得た鳥栖がリスクを意識してかやや引き気味になったこともあり東京が押しこむ時間が長くなる。

53分、左CKを小川が蹴ると、中央の森重がヘディング、ボールはニアポストに当たってゴール内に跳ね返り、東京が後半立ち上がりに1点を返す。1-2と1点差に詰め寄りスタジアムの雰囲気が一気に盛り上がる。

その後は東京が球際で前半には見られなかった「こだわり」を見せるようになり、はがしたボールを素早く前線に展開する仕掛けができるようになってくる。最初からこれをやっておきたかった。

敵陣で試合を進め、シュートも放つが、敵GKの好セーブもありゴールは決まらない。56分、アダイウトンからのパスを受けた小川が深いところから右足でシュートを放つが敵GKがセーブ。小川は前節もいいシュートがあった。

71分、東とアダイウトンに代えてレアンドロと三田を投入、三田が右SH、レアンドロが左SHに入った。レアンドロが復調を感じさせるボール・キープを見せるがフィニッシュには至らない。79分、オリヴェイラに代えて田川を投入。

終盤は東京がリスクを取って前がかりに攻める。アディショナル・タイムにはレアンドロがカウンターから最後は左足で巻いたシュートを放ったが敵GKにセーブされるなど最後までゴールを狙いに行ったが奏功せず、結局1-2で痛い敗戦を喫した。

後半は開き直った感があり、取りきる守備を意識して押しこんだが、得点はCKからの1点にとどまり、前半にやられた2失点が大きく効いてしまうことになった。シュート数10-6、CK4-1、ポゼッション46-54と数字的には悪くないが、前半のバタつきが致命的だった。

キックオフから前がかりに先制点を取りに行くのはいいが、取りきれないときにあくまで前プレを継続するのかいったん試合を落ち着かせるのか、はっきりしない中で守備、特にボールを失った瞬間からブロックを形成するまでの隙を突かれたということか。

どんな戦術にもリスクはあり、前がかりに攻めればロストしたときに一気に裏返される可能性は常にあるのは分かっているはずなのに、その対応としてのファースト、セカンド・ディフェンスで遅らせてブロックを作るみたいなところが曖昧になってるのか、あるいはそこを研究されてディフェンスが効かなくなってるのか、いずれにしてもやってる戦術に見合ったリスク対策がないままのバクチのようなゲームプランで負けた感が強い。

「フリー」と声のかかったプレーが敵の寄せの速さのせいで全然フリーじゃなくなりサクッと刈り取られてしまうなど、近代フットボールとしては致命的な判断の遅さが散見されたうえ、もう4年くらい同じコンセプトでやっているのに戦術の共有が甘いと感じた。4年前はこれでよかったが他のクラブがどんどん先に行って取り残されたのではないか。

プラン通りに行かないときの修正力とか変事対応力みたいなものが乏しいのは以前から感じていたが、そこが全然改善されてなくて、これではリーグ・タイトルとか口にするのもおこがましいと感じた試合だった。

後半開き直ってあれだけできても流れからは得点できず結局追いつけなかった。そのことも含めて、残念ながらちょっともう今季のタイトル云々を口にするのはやめた方がいいかもねと思わずにはいられなかった。ほんまに残念やけど。

中位で勝ったり負けたりで一喜一憂、「切り替えて次行こう」が合言葉のそこそこのクラブでいいなら今日の試合も楽しめた。育成から始めて5年後にタイトル目指すか。それでいいのか。羽生や石川がクラブに関わっている間に、森重や眷襪篥譴箟憤罎肇織ぅ肇襪魍佑蠅燭い箸いΔ里呂發δめた方がいいのか。その方が気楽なんかもな。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4) 声が大きければいいというものでもない。
岡崎(4.5) 前に付けるセンスはいいと思うが肝心の守備が…。
渡辺剛(4.5) 途中交代は疲労も勘案してのことか?
オマリ(4) ハイボールは跳ね返し続けたが…。
小川(3.5) 前に出すボールには非凡なものを感じた。歯が…。
安部(3.5) やっと存在感戻ってきた感じした。
森重(4) やはりCBで光る。アンカーは秘策でいい。
東(4) よくボールに触ったがやはり判断が遅い。
永井(3.5) 永井の二度追いに頼っていてはいかんのでは?
オリヴェイラ(3.5) 何かもう申し訳ないきもちすらする。
アダイウトン(3.5) アダにも何か申し訳ない。すまん。
===
内田(3) 今日いちばんよかったかも。
青木(3.5) あらゆるスペースに顔出してリズム作った。
三田(3.5) タマのがっつきに希望を見た。
レアンドロ(4) よくなってきてると思う。いいシュートあり。
田川(-) 時間短し。気持ちは見えた。

オレらは何を目指して戦うのか。



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2021年04月23日 22:40      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第30節】ホフェンハイム 3-2 グラードバッハ

■2021年4月21日(水) 20:30キックオフ
■PreZero-Arena (Sinsheim)

在宅勤務の日にも関わらず早くに起きてスカパーの録画を見た。EL出場をかけたシーズン終盤だが、6位との勝ち点差は4。レバークーゼンがバイエルンに負けた今節はそれを縮める絶好の、あるいは最後のチャンス。アウェイだが何としても勝たなければならない。

マルコ・ローゼ監督は前節に続いて4-4-2の布陣。前節終了間際に脳震盪と見られる状態で負傷退場したホフマンは無事に先発した。出場停止明けのクラマーが先発、ツァカリアがベンチ・スタートとなった。ゾマーは引き続き出場停止。

ジペル
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ホフマン クラマー ノイハウス ラツァロ
テュラム プレア

試合はボールを支配して持ち上がるホフェンハイムに対してプレスからのボール奪取、カウンターを狙うグラードバッハという展開。序盤は互いにリスク管理を意識してか拮抗した攻防となり、大きなゴール・チャンスはなく交互に攻撃を試みる流れに。

13分、テュラムから横パスを受けたノイハウスがエリア内に持ち上がったところを倒される。リプレイでは明らかにDFの足がかかっており、VARも介入したがOFRを行うことなくノー・ファウルとの判断に。PKが相当のプレーだったと思う。

25分、テュラムが右サイドを持ち上がり、最後にプレアに横パス。プレアがこれをワンタッチでシュート。これが決まりグラードバッハが1-0と先制する。攻撃の起点となったライナーのボール奪取がファウルではないかとも思われたがゴールは認められた。

その後は引き気味になり再び一進一退となるが、前半アディショナル・タイム、テュラムが左サイドから入れたクロスにニアに走りこんだラツァロが合わせてゴール、2-0とリードを広げて前半を終えた。

後半に入るとホフェンハイムがギアを上げてくる。48分、敵のCKからゴール前に放りこまれたボールをテュラムがクリアしようとしたがボールがゴール前にこぼれ、これを蹴りこまれて失点、後半立ち上がりに2-1と詰め寄られる。

さらに58分、左サイドからゴール前にラスト・パスを流しこまれ、ニアでスルーされてファーで押しこまれ失点、2-2の同点になってしまう。ファーを守っていたギンターが後追いになり間に合ってなかった。

65分には左サイドを破られ、深くまで侵入を許したところから戻しのラスト・パスを出される。これにファーでワンタッチで合わされ失点、2-3と逆転を許す。あまりに情けない展開に言葉もない。

68分、プレア、ベンゼバイニ、テュラムに代えてエンボロ、ツァカリア、ヴォルフを投入、ツァカリアが最終ライン中央に入って3バックに。さらに75分には傷んだクラマーに代えてヘアマンを投入、ホフマンをボランチに落とす。

しかしグラードバッハは攻撃の形が作れずフィニッシュまで持ちこめない。86分にはライナーに代えてトラオレを投入、背水の陣でゴールを狙いに行ったが奏功せず。

アディショナル・タイムにはトラオレの浮き球のパスをヘアマンがつま先で触って押しこむシーンもあったがオフサイドとなり、結局2-3で痛い逆転負けを喫した。

とはいえ数字的に見ればシュート数6-19、CK4-4、ポゼッション45-55と、シュート6本で2点取ったのがスゴいというくらいの試合で、決して主導権を握っていた訳ではなかった。前半2点のリードを奪い、戦いようによっては勝てた試合だったが、後半ホフェンハイムが圧をかけてきたのに持ちこたえられなかった。

今季はこの守備のもろさが最後まで直らなかった印象が強い。意外とギンターのところでやられてる感もあって、総合力は高いが敵を追いきれなかったり付ききれなかったりの粘りのなさみたいなものを感じることがある。これでは勝ち点は伸びて行かない。

グラードバッハは30試合を終えて11勝9敗10分で勝ち点は43のまま(1試合あたり1.43)。6位のレバークーゼンとの勝ち点差は4のまま変わらず、残り4試合でこの差はもうカツカツ、我々はバイエルン戦を残しており普通に考えるとかなり苦しい状況だ。

もう相手がどこだろうと残り4つ全部勝って何が起こるかを見てみるしかない。シーズンもここまで来ると、これまでに落とした勝ち点のひとつひとつが本当にもったいなかったと感じることになる。今季は特にその感が強い。

マルコ・ローゼ監督談話:
「我々は今日勝って負けなしをのばしたかったが、この敗戦は妥当なものだろう。どれかの審判の判定についてもこの試合では議論する必要はないだろう。この敗戦は我々がまるっきり我々自身だけで消化しなければならないものだ。選手たちはイングリッシュ・ウィークで限界にあった。残念ながら我々は今日は順位表の上でも位置をよくすることはできなかった。我々はパフォーマンスを上げるために働き、次の試合で今日よりはいい勝ち点を取れるようにしなければならない」

この試合の唯一の救いはアウェイでも白のファースト・ユニで戦ってくれたことくらいだ。



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2021年04月22日 01:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第3節】大分 0-1 FC東京

■2021年4月21日(水) 19:00キックオフ
■昭和電工ドーム大分

仕事をバタバタと切り上げて早々に帰宅、スカパーでリアルタイム観戦した。ルヴァンカップは開幕から2連勝だが、リーグ戦は直近2連敗と流れが悪い。ここでしっかり勝ち、流れを取り戻したい。

週末の福岡戦から渡辺剛を除いて先発10人を入れ替え。人材不足のSBにはシルバを右で起用、中村拓が左SBに。二種登録の梶浦、野澤零、森田がベンチ入り。品田も負傷後初めてメンバーに入った。GKは波多野が不祥事謹慎後初めて公式戦出場となった。

波多野
シルバ 渡辺剛 蓮川 中村拓
安部 青木 眷
内田 永井 レアンドロ

試合は東京が主導権を握る。

2分、中村拓からのフィードを受けたレアンドロがシュートを放つが枠外に。東京のファースト・シュートとなる。12分には青木が裏にボールを送りレアンドロが抜け出す。シュートはゴールに入ったがオフサイドの判定でゴールは認められず。

その後も東京がボールを支配し、優勢に試合を進めるが、慣れないメンバーとあってか連係ミスもあり、大分の逆襲を浴びるシーンも少なくない。東京は裏へのフィードを前線で収める形が効いているが、一進一退でいい形でフィニッシュまでは持ちこめない。

40分、敵エリア内での攻防となるが、味方からのパスを受けようとした敵DFがトラップ時に腕を使ったとの判定で東京がPKを得る。42分、レアンドロがこれを蹴るが、ゴール右下隅に置きに行ったボールがわずかに枠を外れる。

GKの読みも当たっていたので仮に枠に行っても止められていた可能性が高かった。絶好の得点機を逃しスコアレスで前半を終えた。悪くない形でチャンスも作ったがやはり連係が甘い。まあ、リーグ戦なら連係ができているかといえば別問題だが。

後半開始時にアクシデント。大分FWがキックオフしたボールを自らドリブルで持ち上がろうとするが、キックオフした選手は続けてボールに触れてはいけないというルールに抵触して東京の間接FKに。こんなシーンは初めて見た。

50分、右サイドからのクロスがファーに流れたところを中村拓が収め、レアンドロ、永井とパスが渡る。左寄りでボールを持った永井は置き直してミドル・シュートを放つ。ボールは鋭い軌道でネットに突き刺さりゴール。1-0と東京が先制する。敵DFに当たって微妙にコースが変わったか、ボールがホップしたかでちょっと軌道が変わったように見えた。

東京はその後も追加点を狙って積極的に前に出るが、大分の守備も固い。71分、シルバに代えて田川を投入、内田が右SBに下がり田川が右のウィングに入る。

その後は大分の反撃を受ける時間となるが、身体を張った守備で失点は免れる。84分、レアンドロに代えて大森を投入、大森、渡辺剛、蓮川の3バックとなり3-4-3の布陣にシフト。眷襪1列前に出たと思う。大森は公式戦初出場。

大分の攻撃に対し、東京も前線でボールを動かす時間を作るなどアグレッシブに時間を使う。アディショナル・タイムは6分あったが、永井に代えて品田を投入するなどして1点のリードを守りルヴァンカップ3連勝となった。

シュート数8-4と攻撃面で派手なところは見られなかったが、ピンチには全員が身体を投げ出してゴールを守るなど泥臭く戦った結果、最少得点とクリーンシートで価値のある勝利を手にした。

連係の拙さや相手が相手ならヤバいミスなどもあるにはあったが、一方で思いきった縦へのパスや裏を突いたアイデアのあるフィードなどのチャレンジも多く見られ、リーグ戦に向けての底上げの意味でも得るものの大きな試合だった。

この勝利で東京はグループBの首位をキープ。勝ち点を9に伸ばし、結果次第では次節にも決勝トーナメント参加が決まる。結果がきちんと出たことでチームにも流れができたのではないかと思う。

シルバのSBはそこまで試されるシーンがなかったこともあってか少なくとも悪目立ちはしていなかった。CBの蓮川もミスはあったが全体に落ち着いており、計算できると思った。攻撃では中村拓とレアンドロのコンビがよく、中村拓は前目で使っても面白いのではないか。

この試合の結果を週末のリーグ戦につなげて行きたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4) 破綻はなかったがハイボールがやはり危うい。
シルバ(4) やってやれなくはないが、というレベルか。
渡辺剛(3.5) 身体を張りチームを引っ張った。
蓮川(3.5) やらかしもあったが十分計算できる。
中村拓(4) 攻撃で特徴見せたがプレーが軽い。
安部(4) 地道にボールを追った。
青木(4) ポジショニングには安心感あった。
眷(3.5) 普通に主力で使えばいいと思うが。
内田(4) バランスを取った。守備での貢献が大きい。
永井(3) 思いきって打ったのがよかった。灰になった。
レアンドロ(3.5) PK失敗は仕方なし。ボールに触った。
===
田川(-) 時間短し。守備に追われた。
大森(-) 時間短し。
品田(-) 時間短し。

ところでバングーナガンデはなぜ選択肢に挙がってこないんだろう。



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2021年04月18日 21:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第29節】グラードバッハ 4-0 フランクフルト

■2021年4月17日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

スカパーでリアルタイム観戦。前節引き分けたため、EL出場権となる6位との勝ち点差が4と開いてしまい、もう残り6試合全部勝つしかない状況での上位との対戦となる。

前節退場となったゾマーに加えクラマーも警告累積で出場停止、シュティンドルは負傷のため欠場となった。一方でホフマンが先発に復帰。

ジペル
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ラツァロ ツァカリア ノイハウス ホフマン
テュラム プレア

シュティンドルがいないためトップ下を置かずシンプルな4-4-2で戦うグラードバッハがフランクフルトに対ししっかりしたブロックで守り、引っかけたボールを縦に付ける戦術で優位に立つ。

10分、右CKをホフマンが蹴るとニアに飛びこんだギンターがスラしこれがゴールに突き刺さって先制。教科書の「FKをニアでスラす」のところにお手本として載っていそうなヘディングだったがドフリーだった。

その後はフランクフルトがボールを保持するもののグラードバッハのブロックを崩すことができず、一方のグラードバッハも主としてカウンターから何度かチャンスを作ったがきめきれず、1-0で前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。グラードバッハが何度か追加点のチャンスを作るがシュート精度が低く決めきれない。

すると60分、右CKからクリアされたボールをバイタル・エリアのノイハウスが拾って右サイドに展開、これを受けたホフマンがバウンドしたボールの落ち際を角度のないところからシュート。これがGKの脇を抜いて決まり2-0と貴重な追加点を挙げる。

ホフマンは右足のアウトにかけて足を振りぬいており、ボールはGKの脇でバウンドしてゴールの方に方向を変えたように見えた。あるいはGKが巻きこんだのかもしれない。いずれにしても見る価値のあるゴールだった。

さらに67分、今度は左CKに中央のエルヴェディが合わせる。これはクロスバーを直撃したが、跳ね返りをベンゼバイニが直接ヘディングしこれがゴール左隅に決まり3-0に。これで試合の流れはほぼ決まった。

78分、テュラムに代えてエンボロを投入。78分にはホフマンが接触で倒れこみそのまま退場、ヘアマンが代わって投入される。ホフマンは脳震盪と思われ心配だ。試合はグラードバッハが主導権を握ったまま終盤へ。

アディショナル・タイムは6分あったが、ベンゼバイニ、ラツァロ、ツァカリアに代えてライツ、ヴォルフ、ヴェントを投入。すると終了間際、カウンターからヘアマンがヴォルフにスルー・パス。ヴォルフはこれを持ち出すと早いタイミングでシュート。これが決まって4-0となり、試合はそのまま終了した。

シュート数21-16、CK7-8、ポゼッション37-63とフランクフルトにボールを持たせながらも、早い時間の先制点をテコに試合の流れをコントロール、後半着実に追加点を重ねて危なげなく勝ちきった。

4-4-2のブロックで中盤のスペースを消し、入れられたボールへの寄せも早くフランクフルトにチャンスを作らせなかった。シュート数は多く決定機はもっとあり、ゴールを逃し続けた時間帯にはあっさり追いつかれるのではないかと心配したが、セット・プレーから加点することができたので試合の流れを手放すことはなかった。

今季限りでBVBに移籍することが決まっているマルコ・ローゼ監督の後任にフランクフルトのアディ・ヒュッター監督を引き抜くことが今週報道されたため注目を集めたが、試合そのものはグラードバッハの完勝に終わった。

グラードバッハはこれで29試合を終了、11勝8敗10分で勝ち点を43(1試合あたり1.48)に伸ばし順位を一つ上げて7位に。しかしレバークーゼン、ウニオンといったEL圏を争っているクラブが軒並み勝ったため状況は変わっていない。BVBが今夜ブレーメンに負けてくれれば6位との勝ち点差は3に縮まる。

水曜日のアウェイでのホフェンハイム戦でもしっかり勝ち点3を積み上げて弾みをつけたいところだ。

マルコ・ローゼ監督談話:
「私のクラブの素晴らしい試合だった。非常にしっかりした守備を通じて、アイントラハトに彼ら本来の試合をほとんどさせなかったことが結果につながった。フランクフルトは彼らがふだん強みとしているテンポとコンビネーションを出すことがほとんどできなかった。我々はスペースを消し、パスコースを切って、深いところへのランニングも捕まえた。それに加え我々は自陣のボックスに人を置いた。我々はいい序盤の入りをして、セット・プレーからリードを奪った。このことが試合を正しい方向に導いた。その他にも我々は非常に集中しており熱心に守備をして、また切り替えも同様によかった。これは試合を我々のために決定づけるためには重要な要素だ。この勢いをしっかりモノにして、水曜日のホフェンハイムに引き継いで行きたい」

残り5試合、希望は十分あると思うがバイエルン戦が残っているのがキツいが意外といい試合できるかも。



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2021年04月17日 22:24      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第10節】福岡 1-0 FC東京

■2021年4月17日(土) 14:00キックオフ
■ベスト電器スタジアム

自宅DAZN観戦。前節川崎に完敗、タイトルを狙うには全勝ペースについて行くしかなく、とにかく目の前の試合には全部勝つ勢いで灰になるまで走り続けなければならない。福岡は水曜日に試合があったがターンオーバーしている。

東京は前節出場停止だった渡辺剛が先発復帰、オマリとCBコンビを組み、森重は再びアンカーに。前線では永井に代わってアダイウトンが先発。最近あんまり姿を見ないレアンドロがベンチ入り。一方で安部はメンバー外となった。

児玉
岡崎 渡辺剛 オマリ 小川
三田 森重 東
田川 オリヴェイラ アダイウトン

互いに前プレから奪ったボールを素早く展開する戦術。必然的に中盤でセカンド・ボールを奪い合う流れになるがなかなかここで主導権を握れない。

16分、アダイウトンからのパスを受けてオリヴェイラが裏に抜け出し、DFに寄せられながらもシュート。敵GKが何とか触り、軌道の変わったボールがころころとファーに転がりそのままゴールに入るかと思われたがファー・ポストに嫌われ外にハネる。

22分、田川がエリア内でボールを持ち、反転して角度のないところからシュートを放つがボールはゴール前を横切る。さらに39分、小川のクロスに田川が合わせきれずボールがルーズになったところをオリヴェイラがボレーで合わせ強烈なシュートを枠に飛ばしたがGK正面。チャンスは作ったものの決めきれずスコアレスで前半を終えた。

52分、左寄り25メートル程度でFKを得て、東が蹴るが壁に当たる。壁にハネたボールが敵DFの手に当たったのではないかとVARのチェックが入るが、味方に当たったボールが不随意に腕に当たったもので腕の位置も不自然ではなく、ノー・ファウルの判定。

58分、右寄りから打たれたシュートがDFに当たってルーズになったところに敵FWがシュート。これをファーで押しこまれ失点、0-1と先制を許す。ファーでの押しこみがオフサイドではなかったかとかなり長いゴールチェックがあったがゴールは認められた。

東京は69分、三田、アダイウトン、田川に代えて永井、レアンドロ、内田を投入、同点、逆転を狙いに行くが、強度が落ちセカンド・ボールが拾えず主導権を奪い返すことができない。

79分には岡崎、東に代えて中村拓、青木を投入。たぶん3-5-2的な布陣になったと思うが流動的過ぎて分からない。6分のアディショナル・タイムも含め最後はパワー・プレー気味に放りこんだが攻めきれず、0-1で痛い連敗となった。

前半は何度か決定機があったが敵GKの好守もあって決めきれず、後半ギアを上げて先手を取ろうとした矢先に失点、その後は目に見えて強度が落ち、選手交代も奏功しなかった。

ゲーム・プランとしては前プレからボールを奪ってシンプルに裏に飛ばし、オリヴェイラとアダイウトンの関係でフィニッシュに持ちこむ、そこに田川や三田が絡んで波状的に攻撃する、それで早めに先制して後はブロック作って守りつつカウンター、後半選手交代で強度保ちながら逃げきる、みたいな感じだと思うんだけど、前プレが言うほどしっかりかかってなく、寄せがアリバイ的でどんどん前に運ばれて起点を下げられてる感。

全般に球際も淡白だし、ボールを奪っても少ないタッチで前に前にと付けられないので遅攻かロング・フィードしかない。強度やリスクを取って前に向かう勇気が足りてないと思う。あるいは敵が東京のハメ方を分かってきて、それをうまく外されるようになってきたということなのか。

もともとファスト・ブレイクとは言うものの、要はガツガツ食いついてボールをはがし、吹かれたらアウト、吹かれなかったらそのまま前に持ち出してドンみたいなある意味気合い一発の戦術がベースなのだから、そこの強度が足りないか研究されて無効化されたらその次にベースになるものは何だったのかということだろう。

長谷川監督もそれが分かっているから4-3-3にこだわるなどして再現性のある得点パターンを模索しているのだろうが、結局どれも中途半端になって「勝てばOK」の場当たり的な戦い方になっているのが現状ではないのか。

それでも取り敢えず結果が出て、その中で課題を修正して行ければいいが、結果が出ないと何も残らない系の戦い方では、負けが混んだ時にすべてが悪循環になってしまう。今、我々はそういう瀬戸際にいると考えるべき。

そもそも今や東京の顔である森重が一線にいる間にリーグ・タイトルを獲りたいという強い思いがあり(それは石川にタイトルを獲らせられなかった大きな悔いともつながっている)、2019年は最終戦にタイトルを懸けて首位と戦うところまで行ったが果たせず、昨季は日程の難しさもあって失速、今季こそはと主力を温存し満を持して臨んだシーズンだったはず。

クラブも監督も主将も目標として「タイトル」を断言し、その目線はサポ含め一致しているものと思っていたが、首位川崎がここまで11試合で勝ち点を2しか落とさず突っ走る中で、タイトルを狙うということはその全勝ペースに遅れず追随することが最低限であるにも関わらず、ここまで10試合で勝ち点を15も落としているのが現状。

この現実と目標との乖離をどう認識してどう対応するのか、監督もフロントもビジョンを示さないのは、目標を真摯に考えていないか、現状に危機感を持っていないかのどちらかではないのかと思わずにいられない。既に目標達成は相当厳しくなっており、このタイミングで目標を現実的なものに切り下げるか、目標を達成するための具体的なプランを示すか、足許を固めないとズルズル行くリスクある。

もちろんやるべきことは目の前の試合にひとつずつ勝ちきることだけだが、それは現場で戦っている選手らの目線であり、クラブや監督はどうやってその勝ちのひとつひとつの確率を上げて川崎との勝ち点差15をひっくり返すかのビジョンを示す責任があるし、それができないなら「勝ち点80以上でACL」「カップ戦タイトル」とかの具体的で検証可能な目標を設定し直すべきだ。

このままでは長谷川監督が今季限りで退任、世代交代も含めてチームの作り直しから始めてタイトルを意識できるのは3年後とか5年後とかの話になり、森重どころか東や永井とタイトルを獲ることも難しくなってしまう。このチーム、顔ぶれでタイトルを狙えるラスト・イヤーだと思っており、にも関わらず「次から頑張ろう」くらいの温度感で語られても「それは中位で満足してた頃の話」としか思えない。

このまま「タイトル」という現実味のない目標を掲げて走ることは危険だ。繰り返しになるが、目標を変えるか、目標に改めて現実味を持たせるかしかない。クラブに責任ある対応を求めたい。

評点(評点はドイツ式):
児玉(4) 手堅く守ったが1点に泣いた。
岡崎(4) CBよりSBの方がいい。むしろ中盤でいい。
渡辺剛(4) 失点以外はしっかりコントロールできていた。
オマリ(4) 終了間際に危うく退場のヤバいシーンあった。
小川(3.5) アウトかけて裏に落としたヤツは泣けた。
三田(4) そろそろCK直接入れちゃえよ。
森重(4.5) 時折省エネモードに入るのが怖い。
東(4.5) ワンタッチで前に付けてくれ。
田川(3.5) 今日も惜しいヤツあった。その調子で。
オリヴェイラ(3.5) あんなボレー打てるんだ。
アダイウトン(3.5) 今季すごくよくなってる。

水曜日のルヴァンカップを上手く使ってもう一度波に乗りたい。



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2021年04月12日 23:27      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第28節】ヘルタ 2-2 グラードバッハ

■2021年4月10日(土) 15:30キックオフ
■Olympiastadion (Berlin)

ドイツが無事に夏時間に突入したので15:30キックオフの試合は日本時間では当日の22:30。これだとかなり見やすい。

グラードバッハは長い連敗を脱して2連勝中。何とかEL圏内が見えており、残り全部勝つ勢いでこの試合も当然勝ちに行く。前節出場停止だったベンゼバイニが先発に復帰。3バックでのスタートとなった。

ゾマー
ギンター ツァカリア ベンゼバイニ
ライナー クラマー ノイハウス ヴェント
シュティンドル プレア テュラム

グラードバッハは立ち上がりから例によって早い切り換えからの攻撃を試みるがヘルタの守備も集中しており、逆にゴール前まで運ばれるシーンも。拮抗した序盤となった。

13分、敵の前線への放りこみにゾマーが対応、エリアを出たところで敵FWとすれ違いそうになり引っかけて倒してしまう。当然後ろには誰もおらず、決定的得点機会の阻止ということで退場となる。まあ仕方のない判定だろう。

ローゼ監督は17分、やむなくヴェントを下げてジペルを投入。テュラムがウィング・バックに落ち、シュティンドルとプレアが2トップになる3-4-2みたいな感じになったと思う。グラードバッハは長い時間を10人で戦うことになる。

23分、エリア手前から打たれたシュートが決まり0-1と先制を許す。狭いニアを抜かれる技術の高いシュートだった。一人少ない状況でこの失点は痛い。

しかし直後の27分、テュラムのスルー・パスを追ったプレアが右サイドの裏に抜け、そのままシュート。これがファー・ポストに当たってゴールに入り1-1の同点に追いつく。オフサイドに見えたので「どうせ認められないだろ」と思ってたらギリセーフだった。

さらに37分、ボールを追ってエリア内に入ったテュラムを敵GKが倒しPKに。38分、これをシュティンドルが決めて2-1と一人少ないグラードバッハが逆転に成功する。1点リードで前半を終えた。

後半開始早々の49分、敵のミドル・シュートをジペルがセーブするが、こぼれ球を左サイドから再び放りこまれ、中央で合わされて失点。いったんは副審の旗が上がりオフサイドかと思われたが、VARによるチェックの結果オフサイドはなかったということで得点が認められる。リプレイではオフサイドにも見えたが…。2-2の同点に。

61分、シュティンドルに代えてラツァロを投入。ラツァロは左サイドに入りテュラムがトップに。72分、ボールを追って敵エリアに走りこんだテュラムが敵DFと交錯して倒れる。ファウルかと思われたが主審は笛を吹かず。その後おそらくはVARが検証したと思われるがOFRはされないまま試合は続行された。

リプレイで見るとテュラムとともに倒れた敵DFが起き上がろうとするテュラムの足を抱えこんでいるようにも見え、少なくともOFRはあって然るべきと思ったがどういう判断をしたのか。見逃された重要なシーンではなかったか。

その後は逆転を狙って圧をかけてくるヘルタの攻撃をしのぐ展開に。苦しい時間が続くが敵のシュート・ミスなどもあり何とかしのぐ。77分、テュラムとベンゼバイニに代えてエンボロとヘアマンを投入。ラツァロが左SBに入って4バックに変更、ヘアマンは左SHに。

残り時間を何とか無失点に抑え結局2-2の引き分けに。早い時間帯にGKが退場になる緊急事態で先制を許したがそこから逆転、そのまま勝ちきりたかったが微妙な判定で試合を持って行かれた感ある。

VARもあるので大きな間違いはないということだろうし、kickerの審判の評価は2.5と相当高く、テュラムが倒されたシーンもノー・ファウルが正しいとは書かれているが疑問が残った。倒れたところはアクシデンタルでノー・ファウルでもいいが、起き上がってボールにプレーしようとするテュラムの足を引っ張ったやろ、おまえ!!

何かムダにバタバタしてデタラメな試合だったという印象。これもkickerでは試合の採点が「3」と相当高い。「非常に集中してスリルのある試合」ってこの記者は本当に試合を見ていたのか。確かに「しかしフットボールとしては高いレベルにはなかった」とも書いているが。

アウェイだし一人少なかったことを考えれば勝ち点1で満足せざるを得ないが、勝てた試合だったしEL圏内の争いには決定的に痛い引き分け。まだレバークーゼンの試合が終わっていないが、残り6試合で6位と勝ち点6の差がつく可能性があり、そうなると逆転はかなり難しくなる。全力でホフェンハイムを応援するしかない。

マルコ・ローゼ監督談話:
「ウチの選手たちの闘争心は大変なものだった。一人少ない状態に陥ったが、しっかり前進し相手にほとんど何もさせなかった。もちろんベルリンは一人多い分フィールドを支配したが、ハーフタイム直後の少しばかり受け身になってしまった時間帯を除けばしっかり守り、自分自身でも2つの大きなチャンスを作った。その他にも我々はもう1本PKもらえたはずだったと思う。私にはマークス・テュラムの問題になったシーンは明らかに足をつかまれていたと思う。もちろんここで勝ちたかったが、こういう成り行きで勝ち点1を持ち帰ることになった」

やっぱりこの薄緑のユニはよくない。



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2021年04月11日 21:50      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第9節】FC東京 2-4 川崎

■2021年4月11日(日) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

気持ちのいい快晴の日曜日。バイクに乗って味スタに向かった。試験的に2万人まで観客を入れての開催とあって、最近は開放されていなかった北ゲートのバイク駐車場が使えるため初めて天文台通りから入ったがあのアプローチはアガる。

首位川崎との直接対決。簡単な試合でないことは初めからはっきりしているが、タイトルを目標にする限りはこの山を越えなければならない。

長谷川監督は森重を最終ラインに戻し、ボランチに青木を起用。永井とオリヴェイラを2トップにした4-4-2の布陣で打倒川崎を狙う。眷襪ベンチ入りする一方オマリ、レアンドロらがメンバー外に。

児玉
中村拓 岡崎 森重 小川
三田 安部 青木 東
永井 オリヴェイラ

立ち上がりから川崎がグイグイ来るのでもう勘弁して欲しい。何分経ったか時計を見てまだ1分58秒だった時には絶望した。パスはことごとくカットされ、セカンド・ボールはことごとく拾われて切れこまれるので気が休まるヒマがない。胃が痛い。

5分には右サイドからドリブルで切れこまれてシュートを浴びるがそこは児玉。この時間からサンキュー児玉はマジキツい。8分、前に持ち出そうとしたボールを中央で奪われ、トップ下を経由して左サイドに展開される。これを頭で決められ失点。0-1と早くも先制を許す。このペースで行くといったい…。

その後も東京は自陣に押しこまれ防戦一方。17分、再び自陣での曖昧なパスを奪われ中央を経由して右サイドに展開される。これを今度はループ気味にコントロールしたシュートで決められ0-2。もう帰りたい。

19分から21分には立て続けに3本のCKを得てトライするが決めきれず。三田のキックは精度が高かったがオリヴェイラのヘディング・シュートは敵GKがセーブ。これが東京のファースト・シュートとなる。

23分、自陣中央でFKを与えるとこれを川崎が素早くリリース。トップ下から右サイドにフリック、これを拾った敵FWにきれいに決められる。0-3かと思われ何かむしろもう清々しい気分すら感じ始めたが、VARによるゴール・チェックの結果アシストと思われたフリックがオフサイドとなりノー・ゴールに。これでちょっと息をつく。

このタイミングで東と安部の位置を入れ替え。ここから少しずつボールを扱う回数が増えてくる。その後も川崎がボールを支配する展開自体は変わらないが、やや圧も弱まり持ち出せる機会は増えてくるがフィニッシュまでは至らず。結局シュート1本、0-2で前半を終えた。

後半開始時に主審がタッチラインを出て第四審と何か相談。おそらくインカムが不調なのではないかと思われた。東京は後半から阿部に代えてアダイウトンを投入。

ややコントロール気味に試合を進める川崎に対してアグレッシブにチャレンジ。たぶんハーフタイムに相当カツが入ったのだろう。

59分、中村拓がふわりとしたボールを前線に送ると永井がこれを拾って深いところから中央へ戻しのクロスを入れる。中央のオリヴェイラがスルーしたところにファーからアダイウトンが走りこみ、低い弾道のシュートを放つと敵DFに当たってコースが変わりゴール。1-2と1点差に。ハーフタイムを挟んで最も流れを引き寄せた瞬間だった。

60分、大きくフィードしたボールを敵GKがエリアの端でキャッチ。ボールがエリア外に出ていたように見えて場内が騒然となるがそのまま試合は続行される。

ここからの流れで61分、ゴール前に放りこまれたボールに中村拓が対応。しかしトラップして足許に置こうとしたボールを後ろから来た敵FWにさらわれそのまま決められて1-3に。ミスというのは酷かもしれないが軽いプレーだったし、1点差に詰め寄った直後だけにショックは大きかった。これで試合が壊れたと思う。

64分、永井と三田に代えて田川と眷襪髻△気蕕肪翅実鵑紡紊┐篤眦弔鯏蠧。内田はおそらく急遽の交替だったと思う。中村拓のメンタルとこの後のプレーへの影響を危惧したか。ここからアダイウトンと内田をウィングバックに置き、眷襪鬟肇奪弉爾砲靴3-4-3にシフトしたように見えた。

その後は徐々にオープンになりボールの往復が忙しくなる。74分、右サイドからの敵FKにファーで折り返され、中央で合わされて再び失点し1-4に。ここを持ちこたえられないのが今の限界か。

77分、東に代えてシルバを投入。一進一退の攻防となるが、84分、左サイドでボールを拾った眷襪ゴール前にクロス、ファーから入りこんだ内田が頭で押しこんでゴール。2-4とするがちょっと遅かった感ある。

その後も何とかゴールを狙い続けたがシュートまで持ちこめず、5分のアディショナル・タイムも空しく過ぎ、結局2-4と川崎に完敗した。

何かもう同じカテゴリーに属していると思えないほどいろいろレベルというか完成度の差を感じずにはいられない試合だったが、バチバチやり合うところで負けていたというよりは、川崎は「隙ってこういうとこにできるんだよね〜」っていうのをよく心得てて、そこをきちんと突いてくる強さが際立っていた。

これたぶん「隙を作るまい」とすると、「そうやると今度はこういうとこが空くんだよね〜」っていうのをやられそうな気がするし、個々のタレントとか戦術とかはもちろんあるんだけど、そういう集中力の差みたいなものは如実に感じた。

東京は川崎が前からぐいぐい来る立ち上がりの時間帯に割り切って裏へ放りこむ戦い方をせず、自陣で中途半端につなごうとしたことで川崎のプレスの餌食になった感があった。結果論になるがサイド裏に永井を走らせてもよかったように思う。

数字的にはシュート数3-10、CK6-9、ポゼッション46-54。特にシュート3本というのが情けないというかそれで2点取れたのは逆にすごくないか。主導権を取って攻めれば意外に点は取れるのではないかと思ったが、そういう攻防になる前に2点ビハインドにされたという試合。

流れ的には1点を返した直後に取り返されたところで勝負がついたと思った。中村拓はサイドからトップ下にズバッと斜めのパスを付けられるようなセンスが身上で、その分プレーはリスクが高く軽い守備からピンチを招くことも少なくない。

そういう明らかな特徴とリスク・プロファイルを持った選手であることは初めから分かっていることで、あのシーンだけを取り上げて責めるのはフェアではない。むしろこの試合に起用したこと自体の是非を問うべき。

スターティング・メンバーを見た時に、中村帆がいないのは仕方ないが例えば岡崎をSBにして森重とオマリでCBを組むようなことはできないのかと思ったが、中村拓はアダイウトンのゴールの起点にもなっており、どう使うかはマネジメントの問題だ。

後半、眷襪入ったところで選択肢が増えたように感じたが、彼の存在は今日の試合にはもっと早い時間帯から必要だったのではないか。ピッチの中で状況を見極め、臨機応変に修正できるベテランを使わず、森重が孤軍奮闘する結果になってしまったことが悔やまれる。

東京は今季2敗目、勝ち点は15のままで順位は8位に後退。首位川崎との勝ち点差は13に開き、試合消化数の違いを考えても実質10差はタイトル争いとしては既に厳しい。これは東京が仮にシーズン残り29試合を全勝しても川崎が東京戦以外で勝ち点7を取りこぼしてくれなければ逆転できないということを意味しており、今季の川崎のつっぱしり方を見てもかなり厳しい想定と言う外ない。

もちろん我々はその覚悟で残り試合を戦うしかないし、まだ何も決まった訳ではないが、タイトルが随分遠のく直接対決での敗戦だった。最初の挑戦は退けられたが、ここからどう取り返すか、我々がどこまで腹をくくってタイトルを口にしたかが問われる。

評点(評点はドイツ式):
児玉(4) 失点はあったがハイボールの処理に安定感。
中村拓(5.5) この試合に使うべきタイプの選手ではなかった。
岡崎(5.5) CBとして基本的な何かがまだ足りない感ある。
森重(4.5) 個では戦ったがチームを動かせなかった。
小川(5) 自分のサイドを簡単に使われた。
三田(4.5) CKは質が高かった。攻守によく走った。
安部(5) サイドに出てからの方が存在感があった。
青木(5) 前半は厳しかったが尻上がりに調子を上げた。
東(5) 彼が前に付けられるようになれば変わると思う。
永井(4.5) よく走ったし得点にも関わった。
オリヴェイラ(4) 厳しいマークに遭いながらも質を見せた。
===
アダイウトン(4) 今季初ゴール。簡単なシュートではなかった。
眷(4) 先発起用でもよかった。なぜ使わないのか。
田川(4.5) 何か惜しいヤツひとつあった気がしたが…。
内田(4) 初ゴール。落ち着いて試合に入れた。
シルバ(-) 時間短し。

2万人入れても全員がちゃんとマスクをして前を向き、大声を出さずに観戦する限り感染リスクは感じなかった。イヤだったのはモノを食べながらマスクをズラしたまま大声で話している集団。そこだけ飛沫感染リスクが突出して高くなる。2万人入れるなら観客席では飲食を禁止して欲しい。



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2021年04月08日 00:42      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第8節】FC東京 2-1 札幌

■2021年4月7日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

緊急事態宣言が解除されたため20時までに試合を終える必要がなくなり19時キックオフ。いったいどういう理屈で試合終了が20時を過ぎると感染リスクが高まるということになるのか今イチ分からないが、ともかく在宅勤務を終えて家から味スタへ。

リーグ戦2連勝のあと週末に名古屋とアウェイで引き分け。好調を維持できるかモタつくか、難しい試合になる。試合のインターバルも短く、手堅く勝ちきることが必要で、采配も含め地力が問われる試合になるのではないか。

中村帆が前節負傷し欠場。ターン・オーバーとして東がベンチ・スタートとなり安部がインサイド・ハーフとして謹慎後初めて先発。レアンドロがベンチに復帰した。この試合も森重のアンカーで戦う。

児玉
中村拓 渡辺剛 岡崎 小川
三田 森重 安部
田川 オリヴェイラ アダイウトン

東京は例によって序盤からハイ・プレスを敢行し前からハメようとするが、札幌がテンポよくボールを動かしてこれをかいくぐり、東京陣内で試合を進める時間が長い立ち上がりに。東京はポゼッションを譲りショート・カウンターを狙うが思い通りに進められない。

15分、CKからの流れで後ろにこぼれてきたボールに森重が反応し、エリアのかなり手前からミドル・シュートを放つが枠外に。これが東京のファースト・シュートとなる。

20分には右サイドから中村拓が大きくクロスを放りこみ、逆サイドから入りこんだアダイウトンが頭で合わせるがボールはファーに外れる。

29分、左サイドで前線の敵FWにボールが入り、対応した岡崎が置いて行かれそうになる。ここにカバーに入った渡辺剛が敵FWにチャージして倒してしまったところ、主審はレッド・カードを提示。ファウルそのものはそこまで悪質でなかったと思うが、抜けていればソロになるところであり、「決定的な得点機会の阻止(DOGSO)」との判断。

やむなく森重を最終ラインに落とし、三田と安部がダブル・ボランチ、右にオリヴェイラ、左にアダイウトンを張らせ、田川が1トップとなる4-4-1の布陣に。

その後は一人少ない中、守備を優先しながらもカウンターから先制を狙う流れに。しかしオリヴェイラとアダイウトンに両翼で守備をさせており、ボールを奪っても起点が低く前線まで運べない。苦しい試合になる。

アディショナル・タイムにはアダイウトンが左から仕掛け、エリア内でこぼれたボールに右から走りこんだ中村拓が置き直してシュートを放つが大きく枠を外す。0-0のままで前半を終えた。

長谷川監督は後半から田川に代えて永井を投入。ワンチャンを生かすなら永井の方が可能性はあるということか。このタイミングからか、アダイウトンが左の大外に落ちて中盤は右から永井、三田、安部の並び、オリヴェイラが1トップの5-3-1または3-5-1に。

森重が最終ラインから機動的に前に出て試合を組み立てるなど、ちょっとあんまり見ない感じの戦い方に。一人少ないがチャンスと見ればハイ・プレスでハメに行くなど前がかりに「勝ちたい意志」を示すが正直後ろはひやひやした。

59分、スルー・パスを受けて左サイドに逃げながらドリブルしたオリヴェイラが、中に向けて切り返そうとしたところを引っかけられて倒される。警告の判定だったがVARが介入してオン・フィールド・レビューとなり、これもDOGSOとの判断で敵DFが退場となった。

内側に敵DFがいたが、オリヴェイラより後ろであり、ここから切り返して中に持ちこむオリヴェイラのスタイルからすれば得点機会の阻止には当たり得るという判断だろう。これで再び同数となる。

このプレーで得たCKを三田が蹴ると、ニアの永井が頭でスラし、中央のオリヴェイラが左足で合わせてゴール。東京が1-0とリードを奪う。

65分、三田に代えて東を投入。アダイウトンを下げて内田かと思ったが三田下げたので驚いた。

66分、オリヴェイラがフィードを受けてそのまま裏に抜け出す。敵DFに絡まれながらも右寄りからエリアに入り、GKを縦に抜こうとしたところで引っかけられ転倒、当然ファウルとなりPKを得る。

69分、オリヴェイラが自らダンシングPKで敵GKを先に動かし逆に流しこんでゴール。2-0と東京が追加点を得る。

その後は札幌がボールを持ち前がかりに仕掛けてくるのにやや押され気味に。80分、安部と岡崎に代えて青木と蓮川を投入。岡崎は警告を受けていることも考慮されたか。

守備に追われる時間帯となり、83分、ゴール前の密集にクロスを放りこまれ、クリアしきれずに押しこまれて2-1と1点を返される。84分、アダイウトンに代えて内田を投入。内田はそのまま左SHに入る。

その後もパワー・プレー気味に放りこんで来る札幌に対し、東京は何とかゴールを守る。児玉の堅守もあって6分のアディショナル・タイムも何とか守りきり、苦しみながらも重要な勝ち点3を得た。

序盤から札幌の巧みなポジショニングとポゼッションに押され、ハイ・プレスからのショート・カウンターという戦術が消された上に、早い時間に退場者を出して一人少ない状態での戦いを余儀なくされたが、失点することなく後半勝負に持ちこみ、敵にも退場者が出たあたりから強引にゲームの流れを引きこんだ。失点は余計だったが最後は守りきった。

数字的にはシュート数7-7、CK4-7、ポゼッション42-58とボールを持たれていたことが分かる。それでも要所を締めて流れを手放さなかったのは評価されるべきだろう。

戦い方としてはかなりバタバタしており、アダイウトンやオリヴェイラが再三個で仕掛けたが、それをサポートする動きが少なく単騎で突撃するようなシーンも少なくなかった。想定通りに行かないときの戦い方に選択肢が欲しい感じはある。

とはいえ内容が何であれしっかり勝ち点3を手にしたことは大きい。何であれ勝っている中で内容もよくなってくる、内容がよくないときでも勝てるようになってくるというのは真理で、ここの順番はその逆ではない。

東京はこれで8試合を終えて4勝1敗3分で勝ち点15(1試合あたり1.88)となり6位に浮上。首位川崎とは消化試合数の違いを勘案すれば実質勝ち点7のビハインド。週末の川崎との直接対決に勝てば差は実質4まで縮小する。

渡邊凌、紺野に加え中村帆も離脱するなどケガ人が多いうえ、次節は渡辺剛も退場後で欠場。今あまり川崎と当たりたくはなかったが、ホームゲームでありみっともない戦いはできない。昨季のルヴァンカップ準決勝の例もあり、長谷川監督の戦い方に期待したい。

なお、このところ味スタでの試合では試合前とハーフタイムに大量の水を撒いており、そのせいか敵味方関わりなく選手がツルツル滑ってアクシデンタルに局面が変わるケースがある。今日は札幌の選手がボールを持っているところで滑って転び、おそらくは肩の脱臼だと思うがそのまま交代退場となった。

いったい誰が何のためにあんなに水を撒いているのか。クラブの意向なのか、クラブの意向に反してスタジアムがやっているのか。しっかり対応した方がいいと思う。

評点(評点はドイツ式):
児玉(3) 失点はやむなし。なんだ児玉がいたんじゃないか。
中村拓(4) 試合の中でどんどん成長して欲しい。惜しいクロスあり。
渡辺(5) 下がりながらのディフェンス時にリスク高いプレーあり。
岡崎(5) 渡辺にリスクの高いプレーを敷いたのは彼のミス。
小川(3.5) いつの間にか頼りになる兄貴になってんの草。
三田(3.5) リスクの匂いのするエリアをつぶして攻守に貢献。
森重(3.5) 消えている時間帯あり。持てば展開力は抜群。
安部(4) 復帰後初出場。まだ馴染みきってない感あり。
田川(4) 渡辺の退場により前半のみで交代。もったいない。
オリヴェイラ(1.5) PKも彼の突破から。完全復調した。
アダイウトン(2.5) 貢献ハンパない。ゴール取らせてやりたい。
===
永井(3.5) プレスのかけ方にさすがの貫録を感じた。
東(3.5) 彼が入って中盤が安定したように見えたが…。
蓮川(-) 時間短し。
青木(-) 時間短し。
内田(-) 時間短し。

円陣は静かに見守り、「おおっ!!」て解けたところで拍手したい。



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2021年04月04日 21:11      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第27節】グラードバッハ 2-1 フライブルク

■2021年4月3日(土) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

日本時間未明の試合なので例によって日曜日早起きしてスカパーの録画を時差観戦。早起きして後悔させられる試合が続いていたが今日は「起きてよかった」と思いたい。

前節シャルケに勝ちようやく長いトンネルを抜けたが、山陽新幹線みたいにちょっと外に出たかと思うとまたトンネルとかあり得るのでここでしっかり勝つことが重要。まだELはギリでスコープに入っており何とか来季につながる戦いをしたい。

ベンゼバイニが警告累積で欠場、エルヴェディは打撲、ホフマンはCOVID-19で離脱となった。CBにはエルヴェディに代えてヤンチュケではなくバイヤーが先発。

ゾマー
ライナー ギンター バイヤー ヴェント
クラマー ノイハウス
ヴォルフ シュティンドル テュラム
プレア

グラードバッハは立ち上がりから積極的な前プレを敢行、敵を自陣から出させず、奪ったボールから素早くゴール前まで展開するがゴール前は敵も厚くいい形でフィニッシュすることができない。

10分、カウンターを浴び、最後はDFとGKの間に横パスを通されてファーで合わされあっさり失点。腰が浮いているときのリスク管理に課題があった。0-1と早い時間帯に先制され早起きを悔やむ。

その後もグラードバッハはハイ・プレスから主導権を握ろうとするがフライブルクにかわされ逆にチャンスを作られるシーンが多い。ブロックを形成して構える相手に対して有効な打ち手を見つけられず0-1で前半を終えた。

ローゼ監督は後半からヴォルフに代えてツァカリアを投入、3バックにして攻撃を再構築する。前線はテュラムを中央に置いた3トップになる。

ゾマー
ギンター ツァカリア バイヤー
ライナー クラマー ノイハウス ヴェント
シュティンドル テュラム プレア

このシステム変更が当たり、グラードバッハによりダイナミックな推進力が生まれる。53分、シュティンドルからパスを受けたテュラムがゴール前からシュートを放つと、敵DFに当たり軌道の変わったボールがそのままゴールへ。ラッキーな得点で1-1と同点に追いつく。

さらに60分、クラマーからパスを受けたテュラムがそのままドリブルで持ち上がり、敵DFに絡まれながらもGKをかわしてゴールに流しこみ2-1と逆転に成功。テュラムが強さと巧さを見せた。

68分には右サイドからのクロスをクリアしようとした敵DFのキックがミスとなりゴールに。オウンゴールでの追加点かと思われたが、ライナーが敵からボールを奪取した際に敵DFの足を踏みつけていたのがファウルとなりゴールは認められず。

ボールを取りきってからの接触で、かつ意図的でもなく踏ん張ったところに敵の足があったケースでもあり、ゴール・チェックで拾うのは明白なファウルだけにして欲しいと痛切に思った。そりゃ巻き戻して精細に見ればどこかにファウルくさいののひとつくらいあるだろうよ。

75分、テュラムに代えてエンボロを投入、そのままトップに。さらに82分にはヴェントに代えてラツァロを投入、試合をクローズしに行く。グラードバッハが優位に試合を進めるが、1点差でもあり全然安心できない。

90分、シュティンドルに代えてヘアマンを投入。何とか試合を終わらせられるかと思ったアディショナル・タイムのラスト1分のところで敵のパワー・プレーに押しこまれ、左サイドからのクロスに中央で合わせられて失点。

腰がくだけそうになったが、ゴール・チェックの結果、前線に出されたパスがオフサイドだったとの判断となりゴールは取り消しに。やはりVARは厳正に運営しなければと思い直した。試合はそのまま2-1で終了し、グラードバッハは連勝となった。

前半は空回りした感もあったが、強度が高くテンポの速いフットボールで主導権を握り結果を出したことは素直に嬉しい。軽〜く失点するところはちょっとどうなのって感じもするが、後半フォーメーションを変更して取り返した。

よかった時の戦い方からすればまだぎこちないところもあるが、とにかく連勝したことでやり方自体は間違っていないということが確認できた。ベースはこれまできちんと構築してきたはずで、そこが確信できれば次に進むことはできると思う。

数字的に見てもシュート数19-10とフィニッシュまで持ちこめたことが分かる。逆にポゼッションは48-52で、必ずしもボールを持たなくても、ゲーゲンプレッシングからのショート・カウンターで一撃必殺できれば試合はコントロールできることを示した。

監督交代をめぐるドタバタでムダに勝ち点を失った感はあるが今さらそれを言っても仕方ない。この勝利でグラードバッハは27試合10勝8敗9分となり勝ち点39(1試合あたり1.44)で暫定7位。EL圏内の5位BVB、6位レバークーゼンとの勝ち点差は4で、残り7試合で逆転の可能性は十分ある。

僕はマルコ・ローゼ監督の手腕は信頼しているし、それに応えられるだけの選手も揃っていると思う。マックス・エバールの作ったチームが簡単に空中分解してたまるかと思っており、ようやくひと息つけてちょっと安心した。まだまだ何も終わってないし何かを成しとげた訳でもないが、シーズン残りに向けてちょっと足がかりが見つかった気はする。

来季の監督はまだ分からないが、このフットボールを継承し発展させられる人が好ましい。エバールなら適材を探してきてくれるだろう。非常に重要な勝利だった。

マルコ・ローゼ監督談話:
「前半はフライブルクがよかった一方、我々は何よりもウィングを使った攻撃に大きな問題があった。我々が何も投資しなかったとは思わないが、フライブルクのポジションからの出て来方がクリーンだった。我々はいつも一歩、二歩遅すぎた。4回か5回ほど後ろをまったくのオープンにしてしまった局面があった。ハーフタイムに我々はいくつかの事柄を修正し、その結果後半はずっとよくなった。我々は非常に動きがよくなり、いい攻撃をすることができて3つのゴールを奪うことができた。そのうちの一つは取り上げられたが。その後は我々は再び不安を感じなければならなかった。私にはフライブルクははっきりオフサイド・ポジションだったと思う。我々にとってこれは重要な勝利だ。この試合のいくつかの点はしっかり分析しなければならないが、いいところはたくさんあった。選手たちのモラルと闘志、そして後半のいいフットボールを考えれば勝利は妥当だ」

早起きしてよかった。



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2021年04月03日 23:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第7節】名古屋 0-0 FC東京

■2021年4月3日(土) 14:00キックオフ
■豊田スタジアム

試験的に2万人まで入場させるということでチケットが追加で売り出されたのもあって一瞬日帰りで行こうかとも思ったけど結局おとなしく自宅DAZN観戦。

東京は公式戦3連勝の勢いを駆って開幕6連勝と好調の名古屋と対戦する。ここまでのいったんの仮決算で、我々の現在地が明らかになるシーズン序盤の最初のヤマ。タイトルを目指すなら勝ち点を持ち帰ることは必須だ。

不祥事で謹慎していた波多野と安部がベンチに復帰。一方でレアンドロと青木は姿がない。渡邊凌もケガで離脱。フル代表の小川、U24代表の田川、渡辺剛は先発。この試合もまた森重アンカー・システム。

児玉
中村帆 渡辺 岡崎 小川
三田 森重 東
田川 オリヴェイラ アダイウトン

双方ともに中盤で強固なブロックを作り、ハイプレスからショート・カウンターを狙う引き締まった展開。

6分、オリヴェイラがアダイウトンとのワンツーから左裏に抜け出しシュートを放つが敵GKがセーブ。さらにこのこぼれに田川がダイレクトで合わせるがこれも敵GKにセーブされる。これが決まっていればというシーン。

その後も東京は高い位置からのプレスを敢行、名古屋を自陣に押しこむ時間も長いが名古屋の守備も固く、特にオリヴェイラ、アダイウトンへの寄せが速いので持ってしまうと打開できない。少ないタッチで捌くかファースト・タッチで抜かなければならない。

21分、中村帆がゴール前でしゃがみ込む。駆け寄った森重からすぐに×のサインが出され、22分、中村拓が投入される。太ももを気にしており筋肉系のトラブルと思われる。

37分には田川が落としたボールを三田が拾ってエリア外からミドルを放つが枠の外。気を抜くとやられる高い緊張感の中でやや優位に試合を進めたがゴールまでに至らずスコアレスで前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず、中盤で激しく主導権を争いながら、少しでも気を抜けば持って行かれる、ヤるかヤられるかの試合になっている。互いに守備が集中しており容易にフィニッシュまで持ちこめない。

63分、三田、田川に代えて安部、永井を投入。森重と安部がCHとなり、右SHに東、左SHにアダイウトン、オリヴェイラと永井で2トップを形成する布陣になる。

65分。右CKを小川が蹴ると、ニアでオリヴェイラが頭でスラし、ファーに飛んだボールを永井が折り返す。ゴール前の森重がこれを押しこんでゴールかと思われたが、永井が折り返した時点でゴール・ラインを割っておりノー・ゴールに。ゴール・ライン・カメラなんかなくていいのにと思った。

77分には小川の右CKに森重が頭で合わせるが枠外に。82分、東に代えて内田を投入。

終盤やや間延びはし始めているものの集中は切れず。ゴールを狙いに行くか勝ち点1を確保しに行くか難しい時間帯になるが、意思統一してリスクを管理、一方攻撃では可能性は感じさせるもののフィニッシュには至らず。

結局試合は0-0で終了。名古屋の開幕来の連勝を阻止はできたものの、タイトルを狙う星勘定の上では痛い足踏みとなった。厳しいとはいえ勝てる試合だったし、そのために必要なことはやったと思うが、内容的にはほぼ互角で、上位から勝ち点2を削ったことを考えれば受け入れなければならない引き分けだろう。

数字的にはシュート数8-8、CK6-2、ポゼッション52-48とほぼ互角か東京が優位かくらいの内容。開幕以来のリーグ戦連続失点記録を止め、今季リーグ戦初めての完封となったのは評価されるべき。

今季課題となっていた序盤にあっさり失点する悪癖をまずは克服、最後の1分までしっかり集中してボールホルダーにアプローチする引き締まった試合ができていたし、交代で試合をドライブする采配も久しぶりに当たったのではないか。

この後、札幌、川崎と厳しい試合が続く。今日の試合でチーム状態が上向いていることは分かった。しっかりした組織的な守備をベースに、ゴールは何なら個人技でもいいくらいのイメージで勝ち点を積み上げて行きたい。

東京はこれで7試合を終えて3勝1敗3分、勝ち点は12(1試合あたり1.71)に伸ばしたものの順位は一つ下がって7位に。首位との勝ち点差は7とタイトルを狙うにはギリギリのところで、今日は実質首位の名古屋と引き分けたため置いて行かれはしなかったが、まだ首位への挑戦権すら得られていない状況で、まずは勝ち点を積み上げたい。

評点(評点はドイツ式):
児玉(3) 好セーブでピンチを救った。当面児玉がいい。
中村帆(-) ケガで前半に交代。状態が心配だ。
渡辺剛(3) 最後まで集中して身体を張った。
岡崎(3.5) パスを前に付ける意識が高かった。
小川(3) 代表で感じたことをチームに。
三田(3) あのシュート入ってればな〜。
森重(2.5) この試合では森重の存在生きた。
東(3) 中盤でしっかりスペースを埋めた。
田川(3) 引き続き好調。ボールが転がって来る。
オリヴェイラ(2.5) 攻守に身体を張ったがゴールは遠かった。
アダイウトン(3) 献身的に守備をしていたのが印象的。
===
中村拓(3.5) 危なっかしいがよく抑えた。
永井(3) そろそろ先発でオリヴェイラと2トップを。
安部(3.5) ピッチでの活躍が何よりの説明。
内田(3) 終盤のユーティリティとして重要。

レアンドロはどうしちゃったんだ。あと青木使って。



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2021年03月28日 21:35      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第2節】FC東京 2-0 神戸

■2021年3月28日(日) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

雨が降ったりやんだりの微妙な天気だったが試合の間は結局降らなかった。ジムで泳いでから吉野家で昼ごはん食べて味スタに直行した。

初戦徳島に勝って迎える第2節、リーグ戦では今季唯一負けている神戸との試合。神戸はメンバーをかなり入れ替えてきているが、リーグ戦2連勝の勢いを削がないためにもしっかり勝っておきたい。

小川が代表に、田川と渡辺剛がU24代表に招集されて欠場。また規律違反で処分を受けた波多野と安部は先週のリーグ戦に続いてベンチ外となった。負傷退場した渡邊凌もメンバーに名前なし(試合後に中足骨骨折で全治4か月と発表あり)。

児玉
中村拓 岡崎 オマリ 中村帆
三田 森重 東 アダイウトン
眷襦.リヴェイラ

試合は立ち上がりから東京が積極的にボールを前に運ぶ展開に。神戸はブロックの目が粗く、少ないタッチでボールを動かせばいいところに入りこめる状態。一方、ボールを奪われると縦に速く仕掛けてくるので序盤からややオープンな流れになる。

11分、自陣の右に開いた岡崎から前線に大きくフィード。オリヴェイラがこれを受けて一気に敵DFラインの裏に抜け出し、飛び出したGKを縦にかわしてゴールにボールを流しこみ先制。角度がなくなり簡単なシュートではなかったが難なく決めて東京が1-0とリード。

さらに14分、敵DFラインに眷襪プレスを敢行、敵のパスが乱れルーズになったところに三田が走りこみ、置き直してシュート。これがゴール右下隅に決まって2-0と追加点を奪う。直接打つかと思ったが冷静にコースを狙った。

その後も東京はハイ・プレスから敵のミスを誘いゴールを狙うが決めきれず、次第に神戸がボールを持つ流れに。東京は4-4-2のブロックを形成し神戸の攻撃をしのぎ、フィニッシュまではもちこませないが、奪ったボールは起点が低く持ち出せない。

42分、右サイドで三田が警告を受ける。現場ではよく分からなかったが、ピッチ外でテーピングを終えたところにボールが来て、許可を受ける前にピッチ・インしてボールにプレーしたということらしい。無許可入りの警告はかつて高橋が受けてたなあ。2-0で前半を終える。

後半から三田に代えてシルバを投入、シルバが左のCHに入り、森重が右CHに、東が右のSHにスライドする。前半の終わりからの流れで神戸がボールを支配、東京は受けに回る時間が長いが、児玉の好セーブもあってゴールは割らせない。

神戸は選手交代で主力を投入、このメリハリのつけ方は怖い。62分、眷襪紡紊┐同憤罎鯏蠧。永井はそのままオリヴェイラと2トップになる。

63分、左サイドからカット・インしたアダイウトンが敵DFを引きつけてファーにラスト・パス。ここにフリーで走りこんだ中村拓がダイレクトでシュートを放つがバーの上に。初得点の絶好機だったが力が入った。本人も相当悔しがってた。

69分、オリヴェイラとアダイウトンに代えてレアンドロと内田を投入。レアンドロはトップに、内田は左SHに入る。

その後も神戸がボールを持ち、東京がカウンターから追加点を狙う展開が続く。80分、左寄りでFKを得るがレアンドロのキックは壁に当たる。こぼれ球にシルバが詰めるがこれは枠外に。

88分、中村拓に代えて青木を投入、岡崎が右SBにスライドし森重がCBに、青木がCHに入る。アディショナル・タイム中に敵DFが脳震盪で試合が中断したため8分以上を戦ったがゴールを許すことなく試合をクローズ、東京が2-0で公式戦3連勝を飾った。

前プレから敵失を誘い、ワンチャンを決めきって序盤にリード、その後はボールを持たれて受けに回ったものの守りきって完封した。

岡崎、三田、眷襪蕁▲蝓璽粟錣能仂豕_颪慮造蕕譴討い訌手が活躍したのはチームの底上げとして大きな意味があった。リードした後に受けに回る時間が長すぎた感はあり、後半に追加点があればもっと楽に試合を運べたが、守備が破綻しなかったのも進歩。

また、児玉は好セーブだけでなくキックも含め安定したパフォーマンスを披露、また要所を押さえたコーチングも効いていて、林が戻るまでの正GKは普通に児玉がいいと思った。ここ2試合で1失点と結果も出ている。

今季、リーグ戦ではまだクリーン・シートがなく、代表選手と謹慎中の選手が戻る中で今日の結果をどうリーグ戦につなげて行くかがひとつのポイントになるだろう。次の週末は首位の名古屋との直接対決であり、序盤のヤマになる。

これでルヴァンカップは2試合連続完封勝利、勝ち点を6としグループ首位となった。

評点(評点はドイツ式):
児玉(3) 至近からのシュートをキャッチするなど完封に貢献。
中村拓(4) 守備でも頑張った。シュート惜しかったな〜。
岡崎(4) アシストになったフィードは質が高かった。
オマリ(4) 対人の強さで神戸の速い攻撃を止めた。
中村帆(4) 左サイドで存在感を見せた。攻撃力高かった。
三田(3.5) ゴールだけでなく果敢にボールにチャレンジした。
森重(4.5) このフォーメーションなら普通にCBでいい。
東(4) 中盤でハードワーク。奪った後の展開を速く。
アダイウトン(3) 預けると安心感あり。ゴール欲しい。
眷(3.5) この位置でフリーに動くのがいちばん生きる。
オリヴェイラ(3.5) 抜け出しからゴールまで質が高かった。
===
シルバ(3.5) ボール奪取からタメ作る動きが効果的だった。
永井(3.5) この人が途中から入ってきたら相手はイヤだろう。
内田(4) どこに使っても気の利いた動きができる。
レアンドロ(4.5) 久しぶりに現場復帰。動きはこれから。
青木(-) 時間短し。もっと出してやって欲しいが…。

オリヴェイラはボールを蹴るときに手が上がれば好調のしるしだって後ろの席の人が言ってた。



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2021年03月22日 23:59      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第26節】シャルケ 0-3 グラードバッハ

■2021年3月20日(土) 18:30キックオフ
■Veltins-Arena (Gelsenkirchen)

スカパーを録画して日曜日に早起き。シャルケは今季まだ1勝しかしていない最悪の状況だが、公式戦7連敗中の我々も我々も笑ってはいられない。彼らには申し訳ないがここで落とすようだと危機も極まる。踏み台にするのは忍びないが勝つしかない。

週央のCL、マンチェスター・シティ戦からはボランチのツァカリアに代わってクラマーを、トップにエンボロに代えてプレアを先発起用した他は変更なし。おおきくターン・オーバーしてくるかとも思ったがもうそんな余裕はないということか。

ゾマー
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
クラマー ノイハウス
ホフマン シュティンドル テュラム
プレア

序盤こそシャルケがハイ・プレスを敢行してファイティング・ポーズを見せたが、徐々にグラードバッハが主導権を握る。

15分、左サイドからドリブルで切れこんだテュラムがゴール・ラインいっぱいのところから折り返し。これはGKに触られるが、こぼれたボールをノイハウスがシュート。さらにこれがブロックされたこぼれ球をシュティンドルが蹴りこみゴール。1-0と先制する。

ゴール・チェックではテュラムのドリブルがゴール・ラインを割っていたのではないかという点をかなり時間をかけてチェックしたがゴールは認められた。斜めから見た時のライン割ったかどうかは判断難しいヤツのひとつ。

先制したことでシャルケはモラルがガタっと落ちた感じ。「ああ、きょうもあかんか〜」と声が聞こえるようなイメージでグラードバッハのゲームになる。チャンスも多く作るが絶好機に決めきれず追加点が奪えない。

一方でシャルケもワンチャンからグラードバッハのゴールを脅かすがゾマーのファイン・セーブもあり失点は許さず、1-0で前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず、シャルケは見た目はそこそこプレーできてるようにも見えるが、攻守に渡って淡白で必要なところで踏ん張れてない。こちらとしては与しやすい相手に見える。

63分、ホフマンの右CKに、ライナーがニアに飛びこんでスラしボールはきれいな軌道でゴールへ。2-0とリードを広げる。シャルケの状況を見ればほぼセーフティ・リードにも思える。

さらに72分、プレアが右寄りから放りこんだボールに攻め残っていたエルヴェディが頭で合わせる。ボールは敵GKがセーブ、確保したかに見えたが倒れこんだところでファンブル、これがゴール・ラインを越えオウン・ゴールとなる。これでほぼ試合は決まった。

ローゼ監督は77分にはテュラムに代えてラツァロを、83分にはシュティンドルとホフマンに代えてエンボロとヴォルフを、さらに89分にはノイハウスとライナーに代えてツァカリアをバイヤーを投入、試合はアディショナル・タイムなしで終了し、グラードバッハが1月22日のBVB戦以来のリーグ戦での勝利を挙げた。

内容的にはシュート数21-4、CK7-2、ポゼッション70-30と完全にグラードバッハが試合を掌握。シャルケには申し訳ないが、ボーナス・ステージでちゃんと取るべきものを取った感のある試合だった。

ここ数試合、やっていることはおかしくないはずなのに運というか流れを自ら手放していた感があったが、今日の試合ではようやく歯車が噛み合い、こうやって攻めるという型を再確認できたのが大きな収穫。これを足がかりにシーズン残りを戦いたい。

特にテュラムが積極的に仕掛けていて、これやがなと久しぶりに膝を打った。ノイハウス、ホフマンもよかった。先制点を決めたシュティンドルも素敵だった。ひとりひとりが仕事をした。

最近もういやになって順位表も見ていなかったが、グラードバッハはこれで26試合を終了し9勝8敗9分、勝ち点36(1試合あたり1.38)の10位。EL圏の6位レバークーゼンとは勝ち点差4となり、残り8試合でのキャッチ・アップは可能。

CL圏の4位フランクフルトとは勝ち点差が11あり、ちょっと現実的ではないので、ここから目標を6位に置いて来季に向けた戦いをしなければならない。ローゼ監督の後任についてもいろいろと取りざたされているが、ここにきてシャビ・アロンソの名前が挙がっているようだ。リセットではなくこのチームをできる限り来季に引き継ぎたいが。

マルコ・ローゼ監督談話:
「今日は、ここ数週間見せ続け、言い続けたことを確認できた。連敗が続いている間も何もかもがひどかった訳ではない。この局面でも選手たちは常にポジティブな結果の気配を感じていた。選手たちは、この必ずしも簡単とは言えない試合で、この勝利を今日どうしても望んでいた。我々が非常に徹底できており、この勝利は最終的には妥当なものだと思っている。この結果は選手たちがいいイメージのまま代表試合のブレイクに入ることができるくらいいいものだった。ブレイクの後はホームでフライブルクとの直接対決の機会が待っている。我々がもう一度上を目指すのであれば、もちろんこの試合には勝たなければならない。そのためには我々は自らに厳しくあらねばならない。この試合のあと、いくつかの事柄については批判的に取り組まねばならないが、このいいイメージも持って行きたい」

この試合、敵が青シャツ白パンツだったので、グラードバッハは白シャツ黒パンツ。あの薄緑よりはよっぽどよかった。



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2021年03月21日 21:32      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第6節】FC東京 2-1 仙台

■2021年3月21日(日) 13:00キックオフ
■味の素スタジアム

朝から雨が降り続いたがピッチは思いの外コンディション悪くない。雨は断続的に降ったりやんだりだが風が強い。調布のサブウェイでサンドイッチを買って味スタへ。開幕ダッシュには失敗したが、前節湘南に逆転勝ち、ホームで連勝し勢いに乗りたい。

週央の試合からはターン・オーバー、児玉が今季初めてリーグ戦先発。波多野、安部、レアンドロがベンチ外に。

児玉
中村帆 渡辺剛 オマリ 小川
三田 森重 東
田川 オリヴェイラ アダイウトン

東京が序盤から主導権を握る。4分、左CKにオマリがフリーでヘディング・シュートを放つがバーの上。

その後は復調の兆しを見せるオリヴェイラがボールの受け役になり、アダイウトンがスピードと馬力を生かして前線で突破を試みる。前線からのプレスも効き、流れを作るがフィニッシュまではなかなか持ちこめず。

22分、東からのフィードを受けた中村帆が右サイド奥で頭で折り返すとゴール前に飛びこんだ三田が押しこもうとするが敵GKがセーブ。惜しかった。

24分、左からのCKに中央で頭で合わされ失点。0-1と先制を許す。渡辺剛が芝で滑りマークを外してフリーにしてしまった。やや事故っぽい失点。

しかし直後の26分、右サイドに開いた田川が、森重とのワンツーから中央に切れこみエリア手前からシュートを放つとこれがゴール右下隅に決まり1-1の同点に。思い切りのいいミドルが決まり試合を振り出しに戻す。

その後も東京が優位に試合を進める。43分、オリヴェイラが左サイドから東とのワンツーでエリア内に侵入、GKを見ながら流しこんでゴール。2-1と逆転する。前節と似たような試合展開でリードをうばったところで前半終了。

ゴールはともに個人技だがしっかりしたプレスから速い切り替えをやり続けたことでチャンスになった。隙を見て殴るスタイルでリードを奪っている。後半は締めて行きたい。

後半に入っても東京が積極的なプレスからボールを奪い仙台ゴールを脅かす。仙台の攻撃にはブロックを作って対応、大きなチャンスは作らせない。

60分、クロスからシュートを打たれるが小川がブロック。このシーンでVARが介入し、主審はインカムでコミュニケーションの後、オン・フィールド・レビュー(OFR)で確認。小川がブロックした際に上げた腕にボールが当たっているのではないかということのようであり、スタジアムのスクリーンでも問題のシーンが繰り返しリプレイされるがはっきりしない。結局主審はハンドを認めずそのままプレー・オンとなった。

64分、田川に代えて渡邊凌を投入。そのまま右ウィングに入る。さらに71分、三田とアダイウトンに代えて内田と永井を投入、内田はインサイド・ハーフに入り、永井がトップ、オリヴェイラは左ウィングにスライドしたか。

74分、右サイドで内田がボールを奪い、中央へクロス。ニアに走りこんだ渡邊凌がダイレクトで合わせるが枠を外す。これが決まっていれば楽に試合をクローズできたところだったが惜しかった。

6分のアディショナル・タイムに入ったところで渡邊凌が倒れる。特に接触もなかったように見え、筋肉か靭帯系のケガか。そのまま担架で運び出される。

90+2分、敵の右CKに中央で頭で合わされるがオリヴェイラが線上でクリア。危ないシーンだった。その後、退場した渡邊凌に代えてシルバを投入。シルバがインサイド・ハーフに入り内田をウィングに。

終盤は仙台に押しこまれたが何とかしのぎ、2-1の逆転勝ちで2連勝となった。

前節に続いて先制を許したが、前がかりに攻めて前半のうちに逆転、後半は欲しかった追加点が取れなかったがその分守備を踏ん張り、最後は敵のパワー・プレーもしのいで勝ちきった。

ゴールはどちらもファイン・シュートだったが偶発性も高く、まだまだチームとしての戦い方が見えてきたという訳ではないと思うが、前から行って奪ったボールからゴールに迫る、とかそういうレベルでは方向ははっきりしてきたのではないか。

数字的にはシュート数10-6、CK5-4、ポゼッション47-53とやや優勢くらいだが、実際の試合としては東京が主導権を握っており、終盤の反撃を除けば敵の攻撃を散発に抑えたと評価できると思う。

まだ戻しが多いが、前へ前へ付けて行くことができれば迫力は増す。そのためには少ないタッチで正確にパスを出す技術が必要だし、出し手と受け手のイメージの共有、自動性の獲得がなければならない。

結果が出ていれば戦略もそうした煮詰めて行くことができるし修正もできる。何より星勘定として今季はわずかな勝ち点を落とすことが致命的なビハインドになりかねない中で勝ち続けることは必須。形よりも結果を優先させ、その中で勝ち続けるために必要な戦い方を整理して行くという順番だ。

小川のOFRのシーンは家でよく見れば、おそらく小川の足か腰あたりに当たったボールが跳ねて手に当たっているように見え、ノー・ハンドの判定になったのではないかと思う。映像を繰り返し見せておきながら、判断の過程が説明されないのは見ている側からすると「何やったんや」的なフラストレーションが残るケースもあるだろう。

東京はこれで6試合を終えて3勝1敗2分、勝ち点を11(1試合あたり1.83)に伸ばし6位に順位を上げた。首位の川崎との勝ち点差は8だが、川崎が1試合多いことを考えると到達できる最大勝ち点の差は5、2位の名古屋とは同じく7の差がある。これ以上差を広げられないように食らいついて行く必要がある。

今季も昨季同様ACL出場クラブが変則日程となっている他、G大阪がCOVID-19の感染者が出て試合をできておらず、ここまで1試合しかしていないので消化試合数にバラつきが出ている。1試合あたりの勝ち点や、到達できる最大勝ち点といった指標を注意深く確認して立ち位置をよく把握しておかないと状況を見誤る。

来週は国際マッチデーのためルヴァンカップの試合(神戸戦(H))となり、その後名古屋、川崎と上位との対戦が控えている。まずはここまでの仕上がり具合が試されることになる。楽しみだ。

評点(評点はドイツ式):
児玉(3) 安定感あった。失点はノーチャン。当面児玉で行きたい。
中村帆(3.5) クロスの意識高く労を惜しまず上下動した。
渡辺剛(3.5) 失点シーンでは足が滑ったのが残念だった。
オマリ(3) 敵のロング・ボールを跳ね返し続けた。
小川(3) 戦略上重要な役割を果たす。代表おめ。
三田(3.5) スペース開けず走り続けた。惜しいシュートも。
森重(3) 持てば決定的な働き。そろそろCBに戻して。
東(3.5) よくボールに絡んだ。前に付けて欲しい。
田川(2.5) 今季覚醒した感あり、行けるところまで行こう。
オリヴェイラ(2.5) もう心配いらない。推進力も戻った。
アダイウトン(2.5) 早くゴール取らせてやりたい。
===
渡邊凌(3.5) 心得た動きで貴重な存在。ケガが心配。
内田(3.5) 気が利いているのでどこでも使える。
永井(3.5) 追いかけまわしが効いていた。
シルバ(-) 時間短し。

安部と波多野が禁止されている会食をしたということで規律違反として今日の試合の出場をサスペンドされていたらしい。こういうことで戦力が欠けるのは致命的な打撃になり得る。自覚を促したい。あとGKはしばらく児玉で行きたい。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年03月19日 12:00      [posted by der_ball_ist_rund]

【UCLラウンド16-2】マンチェスター・シティ 2-0 グラードバッハ

■2021年3月16日(火) 21:00キックオフ
■Puskas Arena (Budapest)

水曜日を在宅勤務にしたので6時ごろ起き出してWOWOWの録画を見た。ファースト・レグを0-2で負けているので、準決勝進出のためには3点以上取って2点差以上で勝つ必要がある。まあ、気楽に行こうや。

ケガでリーグ戦を欠場したベンゼバイニが先発に復帰。ボランチの一角にツァカリアを、トップにはエンボロを先発起用した。

ゾマー
ライナー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ツァカリア ノイハウス
ホフマン シュティンドル テュラム
エンボロ

予想されたこととはいえマンチェスターがボールを支配しグラードバッハ陣内を中心に試合を進める展開。グラードバッハはハイ・プレスを試みるがサクサクとボールを運ばれ、奪ったボールもアタッキング・サードにたどり着く前に回収されるしんどい流れ。

早くも12分、エリア手前からのミドルを決められ0-1と先制を許す。さらに18分にはスルー・パスから裏に抜けられ流しこまれて失点、0-2となる。この時点で勝ち抜けには4点が必要になりチ〜ンて感じに。

その後はリードを得てマンチェスターがややスロー・ダウンしたか流れは落ち着き、単発のチャンスは作るが余裕なく決めきれない。2点のビハインドで前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。65分、テュラムとエンボロに代えてプレアとヴォルフを、80分にはシュティンドルに代えてトラオレを投入し、一矢報いようとするが、貴重なチャンスもシュートは枠を捉えられない。

88分にはベンゼバイニとエルヴェディに代えてヴェントとヤンチュケを投入。意図がよく分からないがヴェントは送別の舞台か。結局そのまま試合は終了し0-2での完敗となった。

ファースト・レグに続いて力の差を感じざるを得ない試合。ここを突破できるクラブになりたいが、現状はそれどころではないのは衆知のとおり。冒険はひとまず終わった。

この試合、確かにゴリゴリに押しこまれたけど、実際シュートは10本しか打たれてないし、それなりに守れたってことなのか、2点取ったからその辺で勘弁してもらえたって話なのか、マンチェスターのスタイルがシュート打つことよりゲームをコントロールすることなのか、そこがちょっとよく分からない。

いずれにしてもリーグ戦でまずひとつ勝ちたい以外に取り敢えずの希望はなく、CLのグループステージ突破したクラブのサポの願いが「リーグ戦で1勝」という状況がヤバいと思うわ。

マルコ・ローゼ監督談話:
「我々はこの2試合に向けてもちろん多くの準備をしたが、マンチェスター・シティの現在の状態は非常に強力な対戦相手であり、こうした相手に対しては異次元の困難があるだろうということもはっきりしていたことだ。最初のシュートが入ってしまい、その後すぐに2点目も取られてしまった。選手たちはそれに対してもしっかり対応した。彼らはそれに耐え、耐えたいという意志を示したが、こうした質を備えた相手に対してはタフで難しいことだった。そうなるといつかはもちろん確信や自身が少しずつ失われて行く。ファースト・レグに比べれば、我々はボールを持った時にしっかりと組み立てられ、フィニッシュもできていたが、通してみればそれも少なすぎた」

力負けであり、この試合単体で言うべきことは少ない。リーグで勝ちたい。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | UCL



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