フットボール・クレイジー
football crazy
  silverboy club presents


2021年12月05日 17:42      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第38節】FC東京 0-0 福岡

■2021年12月4日(土) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

今季最終戦はよく晴れた土曜日のホーム・ゲーム。ヴェスパで味スタに乗りつけた。相手は8位福岡、勝てば順位が入れ替わってシーズンを終えることになる。何もなかったシーズンの最後に、希望とか光とか何かそういうものを探す思いでキックオフを待った。

前節と同じスタメン。中村帆がベンチから外れウヴィニがメンバーに。また2023年の加入が決まっている順天堂大学の寺山が特別指定でベンチ入りした。レアンドロ、オリヴェイラはこの試合もメンバー外に。

波多野
内田 渡辺剛 森重 長友
東 青木 安部 渡邊凌
眷襦.▲瀬ぅΕ肇

東京がボールを持って押し上げようとするが、福岡の激しいプレスにボールを失いそこから自陣で受けに回るシーンが散見されるなど押され気味の展開に。特にボランチがプレスを受けてボールを奪われ一気にピンチになるシーンが気になる。

13分、敵のクリアボールを拾った森重が中央30メートル以上ある位置から直接ゴールを狙う。きれいに枠に飛んだが敵GKがセーブ。無回転のブレ球だったか。決まっていればアゲアゲになったと思うがそうはうまく行かない。これが東京のファースト・シュートに。

その後も福岡の寄せが早く時間の余裕を持たせてもらえない。しっかり引きつけてパスを出すことができず、とにかく見えている味方にボールを渡そうとする爆弾ゲーム状態で、結局だれかが取られてそのままショート・カウンターを受けるケースが多い。

奪っても起点が低く初速が遅いのでクリティカルなエリアまでボールを運べない。福岡と比べても組織だってボールを動かせていないことは明らかで、波多野の好セーブなどもありゴールは守るものの劣勢は動かしようもない。

40分、左サイドからカット・インしたアダイウトンがエリア手前の得意の位置からシュートを放ったが枠を捉えられず。何とかしのいだテイでスコアレスで前半を終える。福岡のプレスが落ちるところで交代選手をうまく生かしてワンチャンを拾うしかない。

後半になるとボールを前に付ける意識が前半より見られるようになり、その結果福岡が引き気味になって東京の時間が増える。48分、敵陣でボールを拾った青木からパスを受けた東がエリア手前からシュートを放つがGKがキャッチ。

50分には東のクロスを渡邉凌が伸ばし、アダイウトンがゴール前でバイシクル・シュートを試みるが枠に収まらず。枠に行けば可能性はあった。58分にもアダイウトンがエリア中央からシュートを放つがミートしきれずGKにセーブされる。

64分、眷襪紡紊┐同憤罎鯏蠧、永井とアダイウトンの2トップになる。さらに70分には内田と東に代えて鈴木と紺野を投入、右サイドを入れ替えた格好になる。

終盤はほぼ拮抗した一進一退の攻防となるが、東京は積極的にボールを前に運ぶもののフィニッシュまで持ちこめず。福岡の方が効果的にチャンスを作れている感もあるが、最終ラインで対応できておりゴールは許さない。

87分、アダイウトンに代えて寺山を投入、寺山はJ1初出場となる。アディショナル・タイムに森重が敵との接触で傷みそのまま担架で負傷退場、戻らないままスコアレスで試合終了となった。

目標もなく、約束ごとも戦術もはっきりしない中で最後まで戦い、何とか勝ち点1を積み上げたものの順位をひっくり返すことはできず。内容的には妥当な引き分けだったという外ない。森下監督の苦労がしのばれる。

試合後には例年通りセレモニーがあり、主将の東と森下監督からのスピーチがあった。東から長谷川前監督への感謝の言葉があったのはよかった。困難なシーズンだったことはだれもが感じており、また来季はかなりテコ入れがあることが予想されて、何かがひとつ終わった感の強い、万感去来するセレモニーとなった。

東京は15勝15敗8分で勝ち点53(1試合あたり1.39)となり9位。かろうじて順位表の上半分には入ったものの、タイトルを目標に掲げてスタートしたシーズンとしては失敗というほかない。

短いオフと準備期間、オリンピックをはさんだ厳しい日程、特定のポジションで相次いだケガ人、不祥事による選手の離脱などいろいろな要因はあり、だれかを責めるのは酷な部分もあるが、プロとしてコミットした目標に対するこだわりという点ではクラブに対する不満が大きいシーズンだった。

開幕から10試合を終えて我々は4勝3敗3分で勝ち点15、首位川崎は9勝1分で勝ち点28。川崎の走り方から見ればこの時点でシーズン目標の優勝がキツいことははっきりしていたわけだが、そこでクラブから何のステートメントもなく、漫然と試合をこなし続けたことに決定的な不信感をもった。

もちろんクラブの中では何らかの検証、分析、対策は行われていたのかもしれないが、そうしたことがサポにはまったく説明されず、ステークホルダーに対してそういうコミュニケーションができない、する気のないクラブなんだなあと失望した。

優勝が難しくなったのなら、ACLに目標を切り換えるなりカップ戦に全振りするなり目に見える形でのゴールの再設定を行い、それに向かって改めて戦線を再構築して行くのが目標管理ということではないのか。

目標が達成できなかったことよりも、目標が言いっぱなしで、それを達成するためのプロセスの設定や進捗の管理、対応、反省がなおざりにされていることに強い憤りを感じた。目標を早々に見失ってそこからの「再定義」ができないままシーズンを終えてしまい、目標を見失った組織がどうなるかを目の当たりにしたシーズンだった。

達成するための不断の検証と見直しがなされないのならそんなものは目標でもなんでもなく、ただの放言、夢物語に過ぎない。クラブ運営としてまったく無責任でありプロの仕事ではない。それは目標を達成するかどうかとは別の、管理とか経営の問題だと思う。これは城福監督で失敗した2016年シーズン、篠田監督で失敗した2017年シーズンにも強く感じたことだ。

こうした苦しい状況のなか、最後の3試合を指揮してくれた森下監督には感謝しかない。選手もモラルの維持が難しい状況でよく最後まで戦った。シーズン・レビューは改めて書きたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) 好セーブで試合を守った。
内田(4.5) 守備に追われて特徴出せず。
渡辺剛(4) 何とか守りきった。移籍の噂あり。
森重(3.5) シュート決まってたらなあ。
長友(4) 存在感見せた。来季はどうするのか。
東(3.5) 攻守に走り続けて主将の意地を見せた。
青木(4) プレスに苦労した。
安部(4.5) 狙われてボール・ロスト。
渡邉凌(4) よく動いたが打開できなかった。
眷(4) よさが生きる試合ではなかった。
アダイウトン(4) 単騎突破を試みたが不発。
===
永井(3.5) 前に向かう推進力になった。
紺野(4) 特徴出せず。
鈴木(3.5) 右SB第一選択だと思うが。
寺山(-) 時間短し。

来季はどうなるのか。既に新聞辞令は出始めているが…。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年11月29日 00:27      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第13節】ケルン 4-1 グラードバッハ

■2021年11月27日(土) 15:30キックオフ
■Rhein-Energie-Stadion (Koln)

リーグ戦ここ3試合を2勝1分とようやく波に乗れてきたかというところでのアウェイ・ゲーム。アウェイではここまで1勝しかできておらず、今季の出遅れの原因になっている。なんだかんだシーズンも3分の1以上を過ぎ、しっかり勝ち点を積み上げたいところ。

ケガで戦線を離脱していたエルヴェディが先発に復帰、ツァカリアをボランチに戻しノイハウスがベンチ・スタートに。3-4-3の布陣は変わらず。ライナーが負傷離脱以来初めてベンチ入り。

ゾマー
ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ヘアマン ツァカリア コネ スカリー
ホフマン プレア シュティンドル

試合は例によって強度の高い立ち上がり。グラードバッハは速いテンポでボールを当てて落とす繰り返しで敵陣まで押し上げようとするが、ケルンの寄せが早く、また球際もしつこくボール・ロストが多い。

なかなかフィニッシュまで持ちこめない中、41分にはカウンターで持ち上がったプレアからラスト・パスを受けたヘアマンがダイレクトでシュートするが敵GKにセーブされる。さらに42分にCKの流れからツァカリアが放ったシュートはポストを直撃して外れる。

いくつかクリティカルなピンチもあったもののゾマーの好セーブもあってしのぎ、スコアレスで前半を終えた。

後半になっても一進一退の攻防となったが、55分、右サイドをえぐられ、中央に入れられたボールをつながれて最後は正面からシュートを許す。これが決まって0-1とケルンに先制を許す。人はいたが崩されて対応が後手に回った。

しかしグラードバッハも攻撃が噛み合い始め、62分、プレアが切れこんで放ったシュートはポストをヒットして外へ。その直後にもカウンターからホフマンがシュティンドルとのワンツーで裏に抜け出し強烈なシュートを放ったがサイドネットに。

66分にはコネとシュティンドルに代えてノイハウスとテュラムを投入。直後の67分にはプレアがゴール前の混戦から押しこもうとするがGKにセーブされる。このあたりで一気に試合をひっくり返して決めておきたかった。

74分、右サイドのヘアマンからのパスを受けたホフマンがシュートを決めて1-1の同点に。いい流れが続いていたところでようやくゴールが生まれ逆転を狙いに行く。

しかし77分、自陣左サイドでボールを持ったノイハウスが逆サイドに展開しようとした横パスを敵にカットされ、そのままシュートされて失点。1-2と再び勝ち越しを許す。これはダメージが大きかった。実質的にはここで流れを手放したといっていい。

さらに78分、エリア外からゴール前に放りこまれたボールをエルヴェディがクリアしようとするが、ボールが近くにいた敵FWの足許にこぼれ、これを蹴りこまれて1-3に。

81分にはヘアマンとスカリーに代えてライナーとネッツを投入。それぞれ右と左のWBにそのまま入る。88分には敵ゴール前でプレアがこぼれ球を押しこむが、直前のテュラムからのパスがオフサイドとの判定でノー・ゴールに。

逆にアディショナル・タイム、右サイドからのクロスに中央でヘディング・シュートを許し1-4となって試合終了。途中までは悪くない試合だったが、チャンスの時間帯にもたついたのと、決定的なミスから勝ち越しを許したことで勝ち点を自ら手放した。

監督の意図は共有されつつあり、コンビネーションもよくなっているが、この試合ではケルンのプレスが効果的で、何度もボールを失った。それでもチャンスは作ったが、ポストに二度嫌われるなど運もなく、ケルンの勢いに押される形で大事な試合を落とすことになった。

ノイハウスひとりを責めるのは酷だが、前がかりにつっかかってくるケルンに対して緊張感が足りなかったと批判されても仕方がない。追いついた直後のどちらに転ぶか分からないシビれる局面で試合を壊してしまった。このところポジションをコネに譲りこういうところでアピールしたかったが気の毒だ。

これで13試合を終えて5勝5敗3分で勝ち点18(1試合あたり1.38)、順位は暫定11位に落ちた。新監督初年とはいえ、メンバーは昨季とほぼ変わらず、戦術も大きく変わった訳でもないのにこのもたつきはしんどい。3位との勝ち点差は4と混戦でまだリカバーは可能だが、だからこそ落とした勝ち点がもったいない。

シーズン前半のうちにどこまで順位を上げられるか、今年も残り4試合となりもう足踏みしている猶予はない。こういう負け方をしていてはELもおいつかなくなってしまう。ライナーの復帰だけが嬉しかった試合になった。

アディ・ヒュッター監督談話:
「この敗戦に対する落胆は、クラブの中でも、ファンも、そしてチームにとっても大変大きく、この先何日かは影響するだろう。我々のパフォーマンスについて弁解しなければならないとは思っていないが、結果について、特に1-1になったときにそこからさらに我々の側に試合をひっくり返すことができなかったのは言い訳できないことだ。これはまったく腹立たしいことであり、これに対する非難は甘んじて受けなければならない」

この日は初めて緑色のセカンド・ユニを着てくれて嬉しかったが、この結果ではもう着なくなるのではないかと心配だ。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年11月27日 22:50      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第37節】広島 1-2 FC東京

■2021年11月27日(土) 14:00キックオフ
■エディオンスタジアム広島

遠征圏外のアウェイ・ゲームのため自宅でDAZN観戦。現地は低い太陽の光がさす一方で雨も降る狐の嫁入り状態の中でのキックオフとなったようだ。中位に落ち着きつつあるクラブ同士、このままズルズルとシーズンを終える訳には行かない難しい試合。

オリヴェイラ、レアンドロを帯同せず、アダイウトンをトップで先発起用。また右SBにはケガ明けの内田をいきなり起用し、中村帆、鈴木がベンチ入りした。中村拓はベンチ外に。前節出場停止だった森重は渡辺剛とともにCBで先発。

波多野
内田 渡辺剛 森重 長友
東 青木 安部 渡邊凌
アダイウトン 眷

序盤は東京がボールを握り敵陣中心に試合を進めるが、広島の固いブロックの前にフィニッシュまでたどり着けない展開。一方の広島は引っかけたボールをシンプルに前線につなぎチャンスを作ろうとするがこれも散発。

12分、敵の右CKに対しファーがガラ空きになり、敵FWにボレーで直接蹴りこまれて失点、早い時間帯に0-1とビハインドを背負ってしまう。中央の密集からするするっとファーに一人出て行ったのをだれも捕まえられずドフリーに。残念な失点だった。

東京はその後もパスをつなぎながら広島の守備にチャレンジ。16分、安部からのパスを受けたアダイウトンが頭でボールをコントロール、落ち際をサイドボレーでシュートするがGK正面に。難しい体勢だったがシュートまで持ちこんだのはさすが。

31分、渡邉凌がエリア内に入れたクロスが敵DFにクリアされる。これがちょうど落とした形で眷襪料阿僕遒舛襪シュートは枠を捉えられない。45分には左サイドからアダイウトンが切れこんでファーにコントロール・シュートを飛ばすがこれも枠外に。

散発ながらチャンスも作ったもののゴールには至らず1点ビハインドのまま前半を終了。セット・プレーからの失点はあったがゴールに向かう意志は共有できている感があり、後半もやり続けたい。まずは1点が欲しい。

後半も東京がボールを持つ流れに。50分、青木が中盤から持ち上がり、エリア手前からミドル・シュートを放つが大きく枠の上に。しかし58分、右サイドに開いた東が中央に浮き球のクロスを入れると、ニアの青木には合わなかったが中央のアダイウトンが頭で押しこみゴール。1-1の同点に追いつく。

東京はその後も前がかりにプレスをかけ、広島にボールを運ばせない。63分、東に代えて永井を投入、永井は左サイドに入り渡邊凌が右サイドにスライドする。その後は広島も選手交代で修正し、拮抗した戦いになる。東京は西日が目に入りやりにくそう。

71分、アダイウトンと内田に代えて紺野と中村帆を投入。78分、右CKを渡邉凌が蹴ると、中央下がり目でフリーになった森重が頭で合わせるがGK正面に。83分、安部に代えて品田を投入。

直後の86分、自陣で奪ったボールを眷襪前線にフィード。これを追った永井がボールを収めると、中央の渡邉凌へ。渡邊がさらに右サイドに展開すると、これを受けた紺野がボールを置き換えるとエリア手前から左足の巻いたシュートを放つ。これがゴール左上隅に決まり2-1と逆転に成功。土壇場で東京がリードを奪う。ゴラッソだった。

終盤は広島も前がかりにゴールを狙いに来るがしのぎきり、3試合ぶりとなる勝利を挙げた。アウェイでの勝利は8月28日の神戸戦以来。森下監督の初勝利となった。

ここ2試合に比べれば、ボールをしっかり前に付けて行くという意識が窺われ、ここというところでしっかり囲んで奪いきることも共有されていたと思う。序盤にセット・プレーから失点したのは余計だったが、下を向くことなく少しずつ歯車を噛み合わせ、尻上がりに調子が出たように見えた。

眷襪フル出場でフリーマン的に動き回りボールを動かし続けたことがダイナモとなり、最後はケガで長い離脱を余儀なくされた紺野が、持ち味を見せる劇的なゴールでチームを勝利に導いた。積極的に打って行ったことが得点につながった。

今季、不本意な形でシーズン終盤を迎え、目標もない中での大敗、監督の辞任と自信を失いかけていたところに、このままでは終われないという意地と少しでも先へ行こうという意志を見せた重要な勝利だったと思う。

広島も同じような状況であり互いに思うところがあったはずで、消化試合ではあったが見るべきもののある試合になった。これをもう少し前からやって欲しかった。

これで37試合を終了し15勝15敗7分で勝ち点52(1試合あたり1.41)。次節最終戦はホームでの福岡戦になる。東京で最後の試合になる選手もいるかもしれない。勝ってシーズンを締めくくりたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4.5) 不用意な飛び出しが散見されリスク高かった。
内田(3.5) 来季核になる選手の一人。成長を期待。
渡辺剛(4) よく走り強さを見せた。
森重(3.5) さすがの上手さで存在感を示した。
長友(4) 絡まれてのボールロストあった。
東(3.5) アシストを記録。内田とのコンビもよかった。
青木(4) しっかり仕事をした。
安部(3.5) もはや主力。中盤を支えた。
渡邉凌(3) いい選手が来てくれた。
眷(3) 今日の主役。来季も残って欲しい。
アダイウトン(3.5) ゴールが嬉しい。脅威になった。
===
永井(3.5) 永井の走りがいろいろ生きた。
中村帆(-) 時間短し。
紺野(-) 時間短し。思いを込めたシュート。
品田(-) 時間短し。

2021年を「何もなかったシーズン」にしないためにも次節勝たねば。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年11月21日 22:08      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第12節】グラードバッハ 4-0 フュルト

■2021年11月20日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

なぜか手許のスケジュールでは夜中のキックオフということになっていたが、Twitterで経過が流れてきて「?!」となり、あわててスカパーを見たら始まっていた。見逃した部分はあとで見返した。

前節アウェイでマインツと引き分け、今ひとつ波に乗りきれないが、ホームでしっかり勝ち点3を積み上げて上位にしっかりくっついて行きたい。エルヴェディとエンボロが負傷欠場。ノイハウス、ヘアマン、シュティンドルらが先発した。

ゾマー
ギンター ツァカリア ベンゼバイニ
ヘアマン コネ ノイハウス スカリー
ホフマン プレア シュティンドル

グラードバッハは序盤から積極的にボールにアプローチ、奪ったところで縦に速くゴールに迫るといういつものアレで前に出る。引っかけられたりパスがズレることもあるが全体としてはグラードバッハが優勢に試合に入った。

9分、コネからのパスを受けたホフマンがシュティンドルとのワンツーで裏に抜け出すとエリア内で切り返してシュート。これが決まり1-0と先制する。フュルトからはシュティンドルからの戻しがオフサイドではないかと抗議があったがギリでオン。

グラードバッハはその後も前がかりにボールを展開、カウンターを受けるシーンもあるものの敵の拙攻もあって致命的なピンチはない。15分にはフィードを追って裏に出たヘアマンがGKと一対一になるがシュートを当ててしまい追加点ならず。

28分、敵GKがバックパスを受けて味方に付けようとしたパスがハーフウェイ付近のノイハウスの足許へ。ノイハウスがこれをダイレクトでシュートし、ボールがガラ空きのゴールに転がりこんで2-0に。敵にすればこれはショックの大きい失点だったと思う。

これで試合の流れはほぼ見えた感じ。その後もグラードバッハがボールを動かし試合をコントロールする。36分、スルーパスから裏に出たシュティンドルがシュートを放つが惜しくもポストに嫌われる。

43分、シュティンドルのスルーパスからプレアが裏に抜け、敵DFに寄せられながらもシュートを放ちゴール。3-0とリードを広げてハーフタイムに。既に大勢は決した感あり、あとは無失点で試合を終えたいという感じ。

後半に入ってもグラードバッハの優位は変わらず。49分、敵FWとツァカリアがエリア内を並走、クロスを入れた敵FWが倒れる。試合はそのまま続行したがVARが介入、映像を見るとクロスをブロックしようとツァカリアが上げた足裏が敵の足に入っているように見えたが、OFRの結果、判定はノー・ファウル。意図的ではないとはいえ、PKになっても文句の言えないプレーだったかも。

57分、シュティンドルが中盤で敵ボールホルダーにチャレンジし、奪ったボールを前線のホフマンにパス。ホフマンはこれを受けてドリブルで持ち上がりシュートを決める。4-0に。シュティンドルのボール奪取がチェックされたがこれもノー・ファウルとなり得点が認められた。シュティンドルが敵MFの足をトリップしているようにも見え、これもノー・ゴールでも文句は言えなかった。

セーフティ・リードを得てグラードバッハが無難に試合を進める。フュルトは明らかに集中力を失った。74分、スカリー、ノイハウス、シュティンドルに代えてネッツ、ベネシュ、テュラムを投入。試合をクローズしに行く。

86分にはホフマンに代えてケガ明けでブンデスリーガ2試合めの出場となるミューゼルを、88分にはコネに代えてデビューとなるノスを投入、ノスは角度のないところからシュートを放ちバーをかすめるシーンもあるなどのびのびとプレー、結局4-0と危なげなくフュルトを完封した。

正直地力の差があった試合。今季未勝利、11試合で勝ち点1のフュルトにすれば、ミスも含めて2点取られたところで勝負あったという感じだっただろう。そういう試合をきちんと勝ちきったのは大きい。

数字を見てもシュート数18-5、CK7-7、ポゼッション57-43とグラードバッハが終始優位に試合を進めたことが分かる。完勝と言っていい。無失点も評価されてしかるべきだろう。

コネが試合のたびにレベルを上げてくるのと、久しぶりの先発になったノイハウスが悪くないパフォーマンスでゴールも挙げたのがハイライト。あとヘアマンもよかった。シュティンドル、ホフマン、プレアのコンビネーションも素晴らしく、ケガ人は相変わらず日替わりで出てくるものの、チームとしてやろうとしていることは徐々に形になってきたのではないか。

これで12試合を終え、5勝4敗3分で勝ち点18(1試合あたり1.50)で暫定8位。4位レバークーゼンとの勝ち点差が3と、4位から10位まで7クラブが勝ち点4の間にひしめく混戦となっている。この戦いにはしっかりついて行かなければならない。

次節はアウェイでのケルン戦。このアウェイをモノにして連勝できるかどうかはこの後を占う大きなヤマとなる。

アディ・ヒュッター監督談話:
「このまったく妥当な勝利はとても喜ばしいし、試合を非常にしっかりコントロールすることができた。前半はフュルトが中央をあまり分厚くカバーしなかったのを上手く突くことができた。後半になると彼らは布陣を変えてきて、それで少しやりにくくなった。しかしそれでも我々は引き続き明白に彼らを上回っており、もうひとつ重要なことは無失点で試合を終えられたことだ。どれだけのDFの選手が今日欠けていたかを考えれば、このことは高く評価されるべきだ」

フュルトはちょっと判定もついてなかったと思う。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年11月20日 22:58      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第36節】FC東京 0-2 徳島

■2021年11月20日(土) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

天気のいい土曜日。味スタに向かった。東京は長谷川監督が辞任、代表ウィークをはさんで2週間のインターバルで森下監督の初戦となった。目標を見失った中来季に向けて何を表現する試合になるのか。相手は残留争いの渦中にある徳島。難しい戦いだ。

監督が替わっても布陣に大きな変更なし。GKは児玉が先発、前節二度の警告で退場となった森重は出場停止でオマリと渡辺剛が最終ラインに。負傷離脱していた中村帆がベンチ入りした。前線はオリヴェイラとレアンドロの2トップに。

児玉
中村拓 渡辺剛 オマリ 長友
東 青木 安部 渡邊凌
オリヴェイラ レアンドロ

徳島が高い位置からプレスをかけるのに対し、東京は引き気味に自陣でブロックを形成する戦いに。徳島がボールを保持し東京が受けに回る局面が多いが、ブロックは固くゴールは許さない。

一方で東京は奪ったボールの展開に苦心、起点も低くなかなかアタッキング・サードまでボールを運べない。あまりゴールの予感のないまま淡々と試合が進む。20分、レアンドロが単騎突破を図り止められてこぼれたボールに東が反応してシュートを放つが枠外。

29分、オリヴェイラが敵陣で奪ったボールをエリア内に持ちこみ、レアンドロに落とすがシュートは枠を外れる。38分には渡邊凌からのパスを受けたレアンドロが狙うがこれも枠外に。

42分、エリア手前からシュートを許す。これが守備に入った東に当たり軌道が変わってゴールに吸いこまれる。前半終了間際に不運なゴールで0-1と先制を許す。そのまま1点のビハインドで前半は終了。ドタバタ感が強く余裕のないまま最後に先制を許した。

後半に入り間もない61分、レアンドロとオリヴェイラに代えて眷襪髪憤罎鯏蠧、前線を入れ替える格好になる。これでやや推進力が出たか、前がかりに攻撃をしかけるシーンも増えたようには見えたが相変わらずフィニッシュまでなかなか持ちこめない。

58分、敵エリア内の浮き球にチャレンジした安部が敵DFに倒される。これがファウルの判定となりPKを得る。60分、永井がPKを左に蹴ったがGKにガッツリ読まれて正面でキャッチされる。これが決まっていれば流れは変わっていたところだったが…。

63分、東に代えてアダイウトンを投入、アダイウトンは左SHに入り、渡邊凌が右SHに。70分、ハーフウェイ付近でオマリが敵FWを倒す。VARが介入するが特に警告もなくプレーが再開された。あの位置だと退場の可能性ありということだったと思うがOFRもなくよく分からなかった。

71分、前に出ようとしたところをひっくり返され、ゴール前にボールを放りこまれる。敵FWがボレーで合わせるとこれが決まり0-2に。厳しい時間帯に追加点を与え、試合の流れを渡してしまう。

72分、青木に代えて三田を投入。前がかりに攻撃を仕掛けようとするが攻撃は散漫でシュートに至らず。残り時間が少なくなるにつれて徳島が選手交代とボール・キープで時間を使い、主導権を完全に握られる。結局ゴールの気配もないまま0-2で完敗を喫した。

個々の選手や局面ではもちろん必死にやっているのだとは思うが、試合を通じてチームとして何を成しとげたいのか、何を表現したいのかという共通の目標とかビジョンがないため連係が悪かった。

出足は一歩遅く、パス・スピードは少し遅く、チャレンジは一呼吸緩かった。タイトルもACLも、逆に残留も関係がなく、指揮を執った監督が去り、負けても失うもののない試合がこんなにも戦いを難しくするのかということを目の当たりにした。

繰り返すが、個々の選手はそれぞれにしっかり戦っていたと思う。手を抜いていた選手は一人もいなかっただろう。しかしそれでも今日はプロがホームでカネを取って見せるべき試合ではなかった。守るべき最後の一線を見失った試合だったと言う外ない。

これぞザ・消化試合。今シーズンはもうずっと前に終わってしまっていたのだ。

この虚脱感というか先行きの見えない希望のない感じとか、もう残り2試合もしない方がいいんじゃないかと思うくらいのむなしさが残った試合。アウェイでの0-8よりもダメージは大きいような気がした。20年くらい見ているがこの救いのなさはかつてなかった。

来季に備えるなら備えるで若手だけで戦うくらいの「何か」を見せて欲しい。元気を吸い取られてこっちがカスカスになりそうな試合だった。勝利に向かうモラルを自分たちで維持するということの難しさを感じた。

評点(評点はドイツ式):
児玉(4) 失点はどちらも仕方ない。守備機会は多くなかった。
中村拓(5) 下げさせられるシーン多かった。
渡辺剛(5) 危なっかしいシーンもあった。
オマリ(4.5) 強さでブロックの要となった。
長友(5) 追いこまれてのボールロスト散見された。
東(4.5) 前への意識ありアクセントになった。
青木(5) 緩いパスでピンチを招いた。
安部(4.5) ボール奪った後の動きが課題か。
渡邉凌(4) 来季以降の東京を託せる男の一人。
オリヴェイラ(4.5) 局面での強さは見せたが早めの交替。
レアンドロ(4.5) かなり削られたが冷静にプレーした。
===
永井(4.5) PK失敗は責められないが…。
眷(4.5) 周囲と息が合わないシーン多かった。
アダイウトン(4.5) 単騎突破も今日は読まれた。
三田(5) パスのつけ方が甘かった。

最終戦争が終わったあとの、動くものとてない無人の荒野に風が吹くのを見ているような終末感、ここではもうすべて終わってしまったみたいな感じのある試合だった。希望が見えなかった。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年11月07日 16:23      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第11節】マインツ 1-1 グラードバッハ

■2021年11月5日(金) 20:30キックオフ
■Mewa Arena (Mainz)

土曜日未明の試合とは思ってなかったのでもうちょっとで録画忘れるところだった。早起きして時差観戦した。ボッフムに勝った余勢を駆ってのアウェイ戦。今イチ波に乗りきれていない今季、連勝してバイエルンの圧勝した流れを確かなものにしたい。

シュティンドルをベンチに置いてネッツを先発起用、前節は4バックで戦ったがこの試合では再び3バックに戻した。

ゾマー
ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
スカリー ツァカリア コネ ネッツ
ホフマン エンボロ プレア

ともにハイプレスからの速い攻撃をしかけて忙しい試合になる。だいたいどの試合も序盤はこんな感じで、15分くらいまでは見てる方が息切れするような往来の激しい展開になるのがこのところの常だがこの試合もそんな感じ。

強度の高いコンタクトが多い中、エルヴェディが傷み治療を受ける。一度はピッチに戻ったが続行不可となり、ノイハウスと交代する(28分)。ツァカリアが最終ラインの真ん中に落ち、ノイハウスがボランチに。

さらに30分にはエンボロが傷んでテュラムと交代。相次いでの負傷退場でカードを2枚使ってしまう。序盤の忙しい展開は徐々に落ち着き、グラードバッハがやや優勢にボールを支配するものの大きなチャンスは作れていない。

38分、ベンゼバイニがエリア外からミドル・シュートを放つと、敵GKがこれをセーブ。しかしボールがノイハウスの目の前にこぼれ、これを難なく流しこんでグラードバッハが先制する。このところベンチが長かったノイハウスは嬉しいゴール。1-0に。

その後もチャンスは作ったものの追加点は奪えず、最少得点差でハーフタイムに。

後半に入るとマインツが攻勢に出る。再三のゾマーのセーブでなんとかしのぐがかなり枠に飛んでくる。自陣で守備に費やす時間が長い。一方グラードバッハは攻撃の形が作れず、フィニッシュまで持ちこめない。

76分、左サイドからの敵のクロスはコネのかかとに当たるが、このボールが敵FWの前にこぼれ、コントロール・シュートをファーに決められ失点。1-1の同点となってしまう。79分、プレアとネッツに代えてシュティンドルとヘアマンを投入、スカリーを左にスライドしてヘアマンが右に入り、シュティンドルは3トップの一角に。

終盤にはリスクを取って攻撃をしかけたがマインツの守備を崩すことはできなかった。先制したものの結局リードを守れず、負傷退場者を2人出す厳しい試合で1-1のドローとなった。

シュート数12-19、CK1-9、ポゼッション53-47と、フィニッシュに難があったことが分かる数字。このところシュートが少なく、パスをつないでも最後のところで詰まる印象が強いのが気になる。

負けた訳ではないが、せっかくのリードを守りきれず、引き分けに終わったのは痛かった。まあ、後半はかなり押しこまれ、ゾマーのおかげで3点くらい免れてたので時間の問題だったということかもしれない。

どのあたりに原因があるのか分からないが、バイエルン戦のような試合ができる一方で、打開しきれずに安い失点で負ける試合も多く、強みを結果につなげることが十分にできていないように見える。

現代的なフットボールにチャレンジしており、メンバーも前監督の時代から大きな変更はなくベースはできているはず。ケガ人が続出して若手を使ってはいるが、布陣は整いつつある(エルヴェディ、エンボロは心配だが…)。この辺でエンジンの回転を上げないと出遅れが決定的になってしまう。ここからの巻き返しに期待したい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「前半は何の問題もなかった。リードは奪ったが、2点目を録ることに失敗した。ベンゼバイニのヘディングは入っていてもおかしくなく、そうなっていれば2-0で試合はきっと違う方向へ転がって行ったと思う。後半になるとマインツがよりはっきりと試合を支配し、彼らが大きな情熱と力と感情でフットボールをプレイできることを見せられた。3バックの重要なパートとしてのニコ・エルヴェディはまさにその時欠けており、また前ではブレール・エンボロの力も得られなくなっていた。デニス・ツァカリアは最終ラインで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたとはいえ、異なった配置で戦わざるを得なかった。こうした状況の下では、最後に勝ち点を得ることができて満足しなければならない」

この日はサードの黒ユニ。昨季は僕が買ったサードの黒を全然着てくれず微妙な水色のセカンドばかり着ていたのに、今年はええ感じの緑のセカンド(買った)をまったく着ずに胸のプリントのダサい黒ばっかり着るのはどういうことだ。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年11月07日 00:35      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第35節】横浜FM 8-0 FC東京

■2021年11月6日(土) 16:00キックオフ
■日産スタジアム

秋晴れの土曜日。思いきってヴェスパで日産スタに向かった。1時間ちょいくらいで着き、駐車場も余裕があってゆったり停められた。14:00キックオフくらいだったらもっとよかったんだけど。

清水に大勝したのを受けての横浜戦。2年前に最終節でタイトルを争った相手だが、今季は大きな差がついてしまった。この2年の間に積み上げたものが互いに問われる試合。アウェイだが勝ち点を持ち帰りたい。

前節から中2日ということもあってか一部をターン・オーバー、眷襦∪通據▲▲瀬ぅΕ肇鵑鬟戰鵐舛肪屬、東、品田、レアンドロを先発させた。また前節負傷退場したオマリが欠場、渡辺剛が先発した。

波多野
中村拓 渡辺剛 森重 長友
オリヴェイラ 品田 安部 東
レアンドロ 永井

序盤から横浜が出足よくボールを前に運ぶ。少ないタッチでスピードのあるパスをつなぎながらピッチを広く使ってゴールに迫る方法論は現代的なフットボール。監督が替わってもブレずにチームを作ってきたことが窺われる。強い。

10分、深いところからの縦パス1本で裏返され、ハーフウェイあたりからの飛び出しを許す。ドリブルで持ち上がった敵FWに対し、波多野が飛び出していったんブロックしたもののボールは確保できず後逸、これをそのまま蹴りこまれて0-1と先制を許す。判断はおかしくなかったし不運な面もあったが、結果として裏目に出た。

18分、エリア内に侵入しようとする敵FWに対し森重が寄せる。エリアに入ったところで敵FWが倒れるがノー・ファウルの判定でプレーはそのまま続行。しかし19分、VARが介入し主審が試合を止める。OFRとなり結果として森重のファウルに。21分、このPKを決められ0-2とリードを広げられる。森重はアフターで敵FWの足を挟みこむように倒しており、ファウルの判定は妥当だしVARの介入も正当なものだったと思う。

24分、敵のショート・コーナーからゴール前に放りこまれたクロスに波多野が対応するが、キャッチもパンチングもできず中途半端にゴール前にボールを落としてしまう。これをダイレクト・ボレーで蹴りこまれ0-3。しっかり遠くに飛ばしておくべきだった。だんだん見ているのがいやになってくる。

28分、中村拓と品田を下げて渡邊凌と青木を投入。それぞれ右SB、ボランチに入る。守備の強度が足りず最終ラインに負荷がかかり過ぎていると判断したのだろう。この交代で試合は少し落ち着く。

39分、敵CKのシーンで、森重が敵FWを倒し二度目の警告を受け退場となる。これも敵FWに手をかけて動きを止め倒しており普通にファウル。自陣での守備が続きさすがにプレーが荒くなった感あり。41分、このPKを決められ0-4に。オリヴェイラを下げて大森を入れ、レアンドロをトップに残して永井を左SH、東を右SHに置いた4-4-1の布陣に変更。前半を4点のビハインドで終える。前節の得失点差の貯金はすべて吐き出した。

ただでさえ強度の高い戦いが見込まれる相手に、中村拓、品田、波多野ら若い選手が対応できず守備が破綻、カバーしようとした森重がファウルを重ねてPKで2点を献上したうえ退場と最悪の展開に。青木、渡邊凌を入れて守備はいったん落ち着いたかに見えたが、後半どう戦うのか。いやもうどう戦っても同じような気はするが。

後半から東を中央に置いた3バックに変更、3-4-2的な布陣に。前の枚数を増やし、ゴールを狙いに行く意志を表明したものだろう。

波多野
渡辺剛 東 大森
渡邊凌 青木 安部 長友
レアンドロ 永井

しかしその分後ろのリスクが高まるのは物の道理。48分、右サイドの深いところからクロスを入れられ、ニアで敵FWにヘディング・シュートを許す。これが決まって0-5に。もう「はいはい」以外の感想がない。波多野はパンチングに出たが、敵FWに前に入られた。

53分、永井とレアンドロに代えてアダイウトンと三田を投入。青木をアンカーにして安部と三田をインサイド・ハーフにし、アダイウトンの1トップにしたようにも、青木と三田のダブル・ボランチで安部がトップ下にも見えた。これで交代枠はすべて使った。

57分、アダイウトンがドリブルで持ち上がりエリア手前からシュートを放つが敵DFにブロックされる。何とかしようという思いがひしひしと伝わってきて涙が出そうになる。

69分、左サイドでパスをつながれ敵FWがエリア内でボールを持つ。ここに波多野が猛然と奪取してスライディングでボールを奪いに行くがかわされ、ガラ空きのゴールにシュートを打たれて失点。0-6となる。ちょっとプロとは思えない雑なプレーで、冷静さを欠いているとしか考えられない。GKがこれではチームは戦えない。

74分の飲水タイム明けから長友と渡邊凌がサイドを交替している。意味は不明。84分、左サイドから放りこまれたクロスを東がニアでクリアしようとしたが東に当たったボールはそのままゴールへ。オウンゴールでさらに1点を献上し0-7に。もはやなんとも思わない。

さらに86分、再び左サイドのエリア外から強烈なシュートを打たれ、波多野のニアを抜かれて失点、0-8となる。なぜか薄笑いしてしまう。ブンデスリーガなら確実にアディショナル・タイムを取らず90分で笛が鳴る展開だが、一応3分のアディショナル・タイムを戦い、0-8で試合終了。

シュート数4-22、CK1-9、ポゼッション42-58。まあそうでしょう。

後半は人数が少ないにも関わらず前に出たことで後ろのリスクが高まるのは必然。そこでのカウンターからの失点はある程度覚悟の上だろう。問題の本質は3点目くらいまでにはっきりしており、森重の退場と4点目のPKでもはや挽回不能になったというしかない。

横浜の方が地力が上で、そこにフレッシュな戦力で戦いを挑んだが力負け。イツメンに戻して一時的に安定したものの、ギャンブル的に前に出た後半の戦いは奏功せずむしろ裏目に出たということ。

青木はさすがのボールさばき、安部のチェイスは素晴らしかったし、三田も踏ん張ってくれた。アダイウトンの「オレが何とかする」感はリスクでもあるが熱かった。渡邊凌はどこに置いてもベストのプレーをした。しかしそれらはすべて遅かった。試合は既に早い段階で壊れていたのだ。

特に波多野は抱える問題が顕在化した試合だったと思う。シュート・ストップに強みがあり、ハイボールの処理も最近は安定しつつあったが、今日は不用意な飛び出しや中途半端なクリアが多く失点関与になった。

ただそれ以上に問題なのは、6点目の守備に見られるように、最も自己抑制してチームを後ろから支えるべきGKがやけくそのようなプレーで不用意な失点をしたことは責められるべき。若さを割り引いても精神的に幼く、声は出るものの味方を鼓舞できているか、的確にコーチできているかといえば疑問で、頼れない。

同じアカデミー出身のGKでも権田は若くても強い意志と精神力でチームの支柱になり、汐田からポジションを奪い取った。波多野はトップ・カテゴリーでタイトルを目指すクラブの正GKとしては技術的にも精神的にも水準に達していないと思う。林の復帰か、それが見込めないならオフに補強が必要。

もしかしたら成長もあるのかもしれないが、東京の大事なリーグ戦を彼の成長のために犠牲にする訳には行かない。

ただ、そこまで波多野が目立ってしまったのは、その手前が素通しだったからで、前プレで打ち合った結果、奪われた瞬間にピンチ確定になってしまうのはキツかった。完全に強度、速度、連係のすべてにおいて見劣りしていた。

2年前ここで最終節タイトルを争った訳だが、2年で大きな差がついてしまった。横浜FCや清水には4-0で勝てるが、横浜FMには0-8で負ける。何ができて何ができないかがはっきりした試合ではないか。長谷川監督のせいだけではないと思うが、この間に積み上げのできたクラブと、同じところで足踏みしていたクラブの差が分かりやすい形で可視化されたと言う外ない。

現在地を知るために重要な試合だと思っていたが、想定以上に、残酷なまでにそれをはっきり示してしまった歴史的大敗となった。大敗したからというよりは、彼我の差が明快に出たことで、今季が失敗シーズンだったことがはっきりした。

評点(評点はドイツ式):
波多野(6) もういろいろなんかムリ。
中村拓(6) 今日使うべき選手ではなかった。
渡辺剛(5) 悪くはなかった。
森重(6) 自分で守ろうとしてしまった。
長友(5.5) 走り負け、ロストも多かった。
オリヴェイラ(5) 退場のあおりで交代は残念。
品田(6) 今日使うべき選手ではなかった。
安部(4.5) 最後まで走り続けた。
東(5) 身体は張ったが敵を止めきれず。
レアンドロ(5.5) 途中から明らかに集中切れた。
永井(5) 苦しい試合で守備に追われた。
===
青木(4.5) 彼が入って落ち着いた。
渡邉凌(4) 核になって行く選手。
大森(5) ここからスタートは悪くない。
アダイウトン(4) サンキュー、アダ。サンキューな。
三田(4.5) 先発させたかった。

0-8はクラブ・ワースト記録らしい。帰りのヴェスパは寒かった。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年11月03日 21:24      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第34節】FC東京 4-0 清水

■2021年11月3日(水) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

秋晴れの文化の日、味スタに向かった。この試合から収容の半分まで入場可ということで久しぶりの賑わいに。応援も鳴り物OKとなり、太鼓に合わせての手拍子が導入されたが効果はどうだったか。

東京はこのところリーグ戦3連敗でACLも完全に視野から消えた。この試合を含め残り5試合、勝ち点60を目標に戦い、最後にどこにいるかを確かめてみるしかない。一方の清水は残留争いの渦中にあり、我々としてはモラルを保つのが難しい試合だ。

前節軽い負傷ということで欠場した波多野が先発に復帰、渡辺剛もベンチ入りした。名古屋戦での狼藉で出場停止となっていたレアンドロが久しぶりにベンチ入り。中村帆が練習に合流と報じられたがベンチ入りせず、紺野もメンバーを外れた。

波多野
中村拓 森重 オマリ 長友
オリヴェイラ 青木 安部 アダイウトン
眷襦 ̄憤

試合は立ち上がりから東京がボールを保持、敵陣中心に試合を進める。

7分、敵陣でアダイウトンがボールを奪うと安部とのワンツーで左からエリア内に入る。角度がやや厳しかったがシュートを放つとこれがファー・ポストに当たってゴール・イン。東京が早い時間に1-0と先制に成功する。アダイウトンのシュートはファーに流れてしまうかと思ったがポストにうまく引っかかってくれた。

その後も東京が押し気味に試合を進める。14分、エリア右手前でオリヴェイラが倒されFKを得る。これを中村拓が蹴ると、ファーで敵のDFが合わせたもののクリアできず、絶妙なシュートとなってゴールに。オウンゴールで追加点を挙げ2-0とリードを広げる。

ファーにいたオマリがオフサイド・ポジションだったため、ゴール・チェックでしばらく試合が止まり、最終的にOFRとなったが、プレーに関与しなかったとの判断か、ゴールはそのまま認められた。これで流れは大きく東京に。

東京が試合をコントロール、清水にチャンスらしいチャンスを与えない。24分、左CKを眷襪蹴るとオリヴェイラが頭で合わせゴール。3-0とする。趨勢はこの時点で決まったといっていい。

その後はやや引き気味になり、清水がボールを握る時間が増えるが守備は破綻なく、3-0で前半を終えた。後半、清水がどう修正してくるか分からないが、しっかり無失点で終わりたい。

後半から永井に代えて渡邉凌を投入、渡邊凌は左SHに入りアダイウトンがトップに上がった。自陣で守備をする時間もあるが、しっかりとブロックを形成して清水に好きにはやらせない。ポゼッションを譲っても主導権は握っている。

10分、オマリが足を負傷したかピッチに倒れこむ。治療したが復帰できず、一時的に一人足りない状態だったが、13分、オマリに代えて渡辺剛を投入、渡邊が右、森重が左のCBとなる。

66分、アダイウトンが左サイドをドリブルで持ち上がり、切れこんでシュートを放つが惜しくもニア・ポストに嫌われる。直後、眷襪肇リヴェイラに代えて東とレアンドロを投入。前線で時間を使えということか。東が右SHに入り、レアンドロとアダイウトンの2トップになる。

73分、エリア手前やや右寄り30メートルほどのところでFKを得る。レアンドロが狙いすましたキックで直接狙うが惜しくもポストを直撃、こぼれ球を青木が押しこもうとするがGKにキャッチされる。

83分、青木に代えて三田を投入。87分、右CKを三田が蹴るとファーの森重が頭で合わせゴール。4-0となる。終盤は清水がリスクを取って前がかりになるがゴール前は固く、波多野の好セーブもあってゴールは許さない。

結局そのまま最後までゴールを守りきり、リーグ戦では9月18日の横浜FC戦以来となる勝利を完封で挙げた。

数字を見ればシュート数7-10、CK4-3、ポゼッション50-50とむしろ劣勢で、ゴールもセット・プレーからが3点(うち1点はオウンゴール)と敵を圧倒した訳でもなかったが、前プレで敵の出足を削ぎ、自陣ではブロックを固める守備のバランスがよく、攻撃もアダイウトンとオリヴェイラがボールを収めて起点になったことで危なげなく試合を進めることができた。

横浜FC戦もそうだったが、下位のクラブにはこういう勝ち方ができるのは2019年からのベースがしっかりしているから。ただ、上位相手になるとこれが通用せず、上位のクラブがあのシーズンからさらに先に行ったのに、我々が結局そこから上積みできていないからだと思う。

今季、特に目指すべきもののないシーズン終盤をどう戦うか、モラルの問われる試合でひとつしっかり手ごたえのある勝利を手にできたことの価値は大きい。これで34試合を終えて14勝13敗7分で勝ち点49(1試合あたり1.44)の9位。

例年ならシーズン終了の試合数だが、この時点で勝ち点が50に届かなかったのは13位に終わった2017年以来。失敗に終わったシーズンだったという外ない。残り4試合、勝ち点を60代に乗せてシーズンを終えたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) ナイスセーブもあった。無失点は立派。
中村拓(4) プレースキッカーとしていい球筋持ってる。
森重(3) しばしば傷んだが最後までチームを牽引した。
オマリ(3) 迫力ある守備で完封に貢献。ケガが心配。
長友(4) 裏取られたりボールロストも散見された。
オリヴェイラ(3) ゴール嬉しい。よくボール受けてくれた。
青木(3.5) しっかり中盤にフタをしてくれた。
安部(3) 敵を自由にさせなかった。成長著しい。
アダイウトン(2.5) 唯一の流れからのゴール。試合を作った。
眷(3.5) 今日は技術より熱量で魅せた。
永井(4) プレーがやや窮屈そうだった。
===
渡邉凌(3.5) よくボールに触った。先発で見たい。
渡辺剛(3.5) しっかり試合に入り無失点を守った。
レアンドロ(3) レアンドロを諦めない。FK惜しかった。
東(4) 息の合わないシーンあり。
三田(-) 時間短し。CKはさすがのいいボール。

円陣を静かに見守り、「おおっ!!」と解けたところでガッと拍手くるの好きなんだけど、そこに太鼓かぶせるのヤメて欲しい。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年11月01日 20:05      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第10節】グラードバッハ 2-1 ボッフム

■2021年10月31日(日) 17:30キックオフ
■Borussia-Park

ドイツのサマータイムが終わり、日本との時差が8時間に戻った。月曜日は在宅勤務だったので早めに起きて録画を見たが時間的に余裕があってよかった。これからは深夜の試合の翌日は在宅勤務にすればいいという学びを得た。

水曜日にはバイエルンにDFBポカールで5-0と歴史的大勝をなしとげたばかりだが、リーグ戦では10月2日のヴォルフスブルク戦以降2試合勝てていない。3勝4敗2分と負けが先行しており、このホームゲームは何としても勝ち点3が必要だ。

バイアーがポカールで負傷したため欠場となり、4バックの布陣に。プレアが左SHで先発した。やっぱりこの方が僕は性に合う。結構な雨の中の試合となった。

ゾマー
スカリー ギンター エルヴェディ ベンゼバイニ
ツァカリア コネ
ホフマン シュティンドル プレア
エンボロ

試合はグラードバッハが積極的に前に出てボールを動かしながら敵ゴールに迫ろうとする一方、ボッフムは強度の高いアプローチから奪ったボールを一発で前線に送る形で攻撃を仕掛ける。

12分、右サイドを上がったスカリーが中央にクロスを入れると、後ろから入ったプレアが頭で合わせゴール。まったくのノー・マークで余裕を持ってシュートすることができた。早い時間帯に1-0とリードを奪う。

その後もグラードバッハが主導権を握り、何度かチャンスを作るが、ボッフムの寄せが厳しいうえ立ち位置も的確で、再々パスを引っかけられてしまう。チャンスは作るが決めきれず、ボッフムにも散発ながらチャンスは作られる。

しかし40分、前線でボールをキープしたプレアが、ホフマンに絶妙のタイミングでスルー・パスを出し、これを追って裏に出たホフマンが角度のないところからGKの肩口を抜いてファーポストに当たる強烈なシュートを決める。2-0でハーフタイムへ。

前半、ボールを支配し効果的に加点、流れは悪くない。しっかり無失点で締めたい。

後半になっても流れ自体は変わらないが、ボッフムはよりアグレッシブに前を窺うようになる。グラードバッハはボールを支配してゴールからボールを遠ざけ、最後のギリギリのところではゾマーの好セーブもあってゴールは許さない。

69分、シュティンドルとコネに代えてテュラムとノイハウスを投入。前線をフレッシュにして運動量を補うイメージ化。74分にはカウンターからドリブルで前進したホフマンが、敵GKをかわしたところから流しこもうとするが敵DFがギリギリで戻りクリアされる。

82分、プレアに代えてヴォルフを投入。86分、左寄りゴールから30メートルほどのところでFKを与えてしまう。このキックが右上を正確に射抜いて決まり2-1に。楽勝ムードがサッと引いてしまう。

88分にはホフマンの左CKをベンゼバイニがダイレクト・ボレーで狙うがポストを直撃、こぼれ球にエンボロが反応するがこれも敵にブロックされ、さらにそのこぼれ球をテュラムが押しこんだがエンボロがオフサイドでノーゴールに。

勢いを得て前がかりになるボッフムに手を焼いたものの、そのまま逃げきって2-1でリーグ戦3試合ぶりの勝利となった。

シュート数15-12、CK9-1、ポゼッション66-34と、数字の上からは楽に勝てたかのように見えるかもしれないが、実態は特に終盤押しこまれてバタついた。FKの失点は敵をほめるべきものだったが、クリーン・シートを達成できなかったのは残念だ。

とはいえ、ボールをしっかり動かしながら速攻・遅攻をとりまぜて敵ゴールに迫る戦い方は十分見えたし、早い時間帯にリードを奪えたことで、その後も前向きにやり続けることができたと思う。

ホフマンが素晴らしかったのと、コネ、ツァカリアの中盤がしっかりボールを狩り取れていたのは収穫。ボッフムは間合いの詰め方やパスコースの読みがよく、持ち上がろうとしたボールを引っかけられて一気に裏を狙われるシーンが散見された。

ここ数試合出場していたネッツを今日は使わなかったが、ベンゼバイニはさすがの安定感で大きな戦力になった。右のライナーも練習に合流と報じられており、出遅れの一因となったケガ人の影響は、テュラムの復帰も合わせてかなりリカバーできてきた感じ。

これでグラードバッハは10試合を終えて4勝4敗2分、勝ち点を14(1試合あたり1.40)に伸ばし10位に。首位のバイエルンとは勝ち点差11あるが、4位のレバークーゼンとは3差でありまだまだ挽回は可能。年内のシーズン前半でどこまで上げられるか、ここからしっかり勝ち点を積み上げて行かなければならない。

アディ・ヒュッター監督談話:
「この勝利は働きによる勝利にカテゴライズしたい。前半は我々は新しい秩序の下でうまく戦い、部分的にはいいコンビネーションもあった。後半は早い時間に試合を決めてしまうことができなかった。ボッフムは決してあきらめず、最後まですべてを投じてきた。1点返されたあと、ヤン・ゾマーが我々の勝利をしっかり守ってくれた。もちろん我々は水曜日の素晴らしかったパフォーマンスを完全に再現することはできなかったが、あのような注目された試合のあと短い期間で、勝たなければならないブンデスリーガの試合をしなければならないのは切り替えも簡単なことではない。それだけに、後半に見せてくれたものには完全には満足していないにしても、この勝利は嬉しい」

ホフマンのゴールにはシビれた。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年10月28日 23:50      [posted by der_ball_ist_rund]

【DFBポカール2回戦】グラードバッハ 5-0 バイエルン

■2021年10月27日(水) 20:45キックオフ
■Borussia-Park

眠いし迷ったけど前の日11時に寝て5時前に置き、DAZNで時差観戦した。ポカール2回戦はいきなりバイエルンとのぶつかり合い。週央にバイエルンとやって週末にまたリーグ戦があるというのはしんどいが、意外に相性はいいというのを信じたい。

ギンターが先発復帰、ベンゼバイニを左WBに出してバイアーが3バックの左にネッツがベンチ・スタートとなった。ケガから復帰のテュラムがベンチに入った。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイアー
スカリー ツァカリア コネ ベンゼバイニ
ホフマン エンボロ シュティンドル

DAZNを開いたときに、スライドバーの2分あたりにゴールシーンを示す丸じるしが付いていて、まさか開始早々失点ではとゲッソリしながら見始めた。しかし試合はグラードバッハが強度の高いプレスから敵のミスを誘い前にボールを運ぶ悪くない立ち上がり。

そして運命の2分、エリア内でエンボロが運んだボールをコネが奪うようにシュート。これがゴール右隅に決まりグラードバッハが1-0と先制する。まさかこちらが立ち上がりにいきなりゴールを決めるとは。しかし早すぎるゴールは試合を難しくする。良し悪しかもなと思った。相手がバイエルンだけにまだまだ素直には喜べない。

その後もグラードバッハは前プレを敢行し、間延びしたバイエルンは思うようにボールをつなげない。グラードバッハが何度かシュート・チャンスを作る。

15分、右サイドの深いところまでボールを運んだホフマンが戻しのクロスを入れると、ボールはファーに走りこんだベンゼバイニにぴったりと合い、これを流しこんでゴール。グラードバッハが2-0とリードを広げる。まだ全然安心できない。

さらに19分、エリア左でエンボロが敵DFに倒されてPKを得る。最初はDFの高く上げた足が顔に入ったかと思ったが触れてなく、やや厳しい判定のようにも思われたがもらえるものはもちろんもらっておく。このところPK運のないシュティンドルに代わってベンゼバイニが緩いボールを中央に流しこんで3-0に。まだまだ油断はできない。

案の定、バイエルンがギアを上げてきて自陣で守備に回る時間も長くはなるが、その分バイエルンは間延びしてスペースができ、時折仕掛けるカウンターが効果的にハマるようになる。バイエルンの攻撃も一貫性を欠いて決めきれず、3-0のまま前半を終えた。

後半に入るとバイエルンがギアを上げて攻撃を仕掛けてくるが、シュート精度が高くなく、枠に入ったシュートはことごとくゾマーがセーブして失点せず。逆に51分、エルヴェディからのロング・フィードを敵DFがクリアできず、エンボロがDFの間でボールをコントロールして敵GKの股を抜きゴール。4-0とかなり決定的なゴールを決める。

54分、バイアーに代えてネッツを投入、ベンゼバイニが3バックの左にスライドする。さらに57分、敵のパスをカットしたネッツが前線のエンボロに斜めのパスを出すと、オフサイドいっぱいで裏に抜けたエンボロがダイレクトでファー・ポストに当てるシュート。これが決まって5-0となる。さすがにこれは勝っただろうと思った。

バイエルンは個々では質の高い攻撃もあるが続かず、逆にボールを奪ったグラードバッハにカウンターのチャンスが。69分、スカリーとシュティンドルに代えてヘアマンとプレアを投入。ホフマンがトップ下的な位置に入りプレアとエンボロの2トップになったか。

その後もバイエルンの攻撃をしのぎながらカウンターからのチャンスを窺う。73分、ホフマンとエンボロに代えてノイハウスとテュラムを投入。ノイハウスがトップ下に入り、テュラムとプレアが2トップに。

前半から飛ばしたので終盤は疲れも出たが前線を入れ替えてフレッシュさはキープ。終盤は守りに回ったが残り時間も得点を許さず守り、試合はアディショナル・タイムに入ることなく90分きっかりで終了。結局終わってみれば5-0でグラードバッハがバイエルンに大勝した歴史的な試合になった。

数字を見ればシュート数13-15、CK2-9、ポゼッション38-62とバイエルンが優勢だが、内容的には効果的に加点したグラードバッハの圧勝。早起きして本当によかった。

コネがよかったのとベンゼバイニが完全に復調、あとテュラムも試せた。スカリーは果敢に戦ったが、このレベルではまだできることとできないことがあるイメージだった。3バックで結果が出てしまったので、しばらくこれをベースにやるのだろうか。4バックに戻して欲しいんだけど。

リーグ戦でもこういう戦いをして欲しいが、これは相手がバイエルンでこそできることなのかもしれない。こういう殴り合いに応じてくれない相手には、攻めても崩せずワンチャン決められる悪いパターンにハマることが多いように思う。テュラムも戻って選択肢は増えるし、サクッと先行して敵を引き出しながら戦うパターンに持ちこみたい。

すぐにまた週末にボッフムとの試合がある。この試合でかなり消耗していると思うが、この勢いは失いたくない。

アディ・ヒュッター監督談話:
「ちょっとあまりないような一日だ。バイエルンにポカールで勝った最初のボルッシアになれたのは素晴らしい。私のチームには最大の賛辞を贈らねばならない。彼らの決めたゴールはワールドクラスだった。そしてバイエルンを相手に長い時間守備をしても自由にさせなかったこともまた大変なことだ。この歴史的な勝利はとてつもなく嬉しい」

バイエルンは監督がCOVID-19陽性でベンチにいなかったらしいわ。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | DFBポカール



2021年10月24日 17:38      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第9節】ヘルタ 1-0 グラードバッハ

■2021年10月23日(土) 18:30キックオフ
■Olympiastadion (Berlin)

日曜日の朝早く起きてスカパーの録画を時差視聴。スタートダッシュの遅れを取り戻すべく力が入っているが、前節はVfBに引き分けと足踏み。アウェイだがしっかり勝ち点3を積み上げて正しい軌道に戻したいところだ。

ギンターが体調不良で欠場、代わってケガでの欠場が続いていたベンゼバイニが3バックの一角で先発した。それ以外は前節と同じ布陣。

ゾマー
バイヤー エルヴェディ ベンゼバイニ
スカリー ツァカリア コネ ネッツ
ホフマン エンボロ シュティンドル

試合は立ち上がりから互いに前プレをかけ合う落ち着かない展開に。特にグラードバッハがボールホルダーに厳しく当たりに行くためファウルが続出し流れが切れる。一触即発の空気の中での試合となる。

10分、右サイドからドリブルでエリア内に切れこんだスカリーが倒されPKを得る。しかしVARが介入、敵DFの足はスカリーにほぼ触れていないように見え、OFRの結果PKは取り消しとなる。

その後もCKやエンボロを起点とした攻撃からチャンスを何度か作るが決めきれない。すると40分、エリア内でこぼれ球を拾った敵FWのループ・シュートがゾマーの頭を越えて決まり0-1と先制を許す。不運だったがエリア内でルーズになった時点でアウト。1点のビハインドのままで前半を終えた。

後半開始からシュティンドルとネッツに代えてプレアとノイハウスを投入。ホフマンが左WBに落ち、ノイハウスが前線に入ったように見えた。

グラードバッハはボールを持って攻撃を仕掛けるが、ヘルタの守備も固くなかなかフィニッシュまで持ちこめなくなる。ファウルの多い神経質な試合で、試合の流れが悪い上に頻繁に攻守が入れ替わり出入りの多い落ち着かない展開。

大きな見せ場もないまま試合は終盤へ。74分、コネに代えてヘアマンを投入。おそらくこのタイミングで右SBをバイヤー、左SBをスカリーにした4バックに移行したように思われた。ブロックで構えないので今イチ分からなかったがこんな感じか。

ゾマー
バイヤー エルヴェディ ベンゼバイニ スカリー
ヘアマン ノイハウス ツァカリア ホフマン
エンボロ プレア

終盤圧力を高め、ヘアマンが裏抜けして角度のないところからシュートを放つ場面もあったもののサイドネット。結局攻めきれず、ゴールが遠いまま0-1での敗戦となった。

最近手ごたえのあった若手起用の3バックだったが、テンポの速い展開の中で正確さを欠きフィニッシュまでたどり着けないシーンが多かったように思う。ヒュッター監督の方向性は見えているがまだ何かひとつふたつピースがピシッとハマっていない感を受ける。

既に試行錯誤の許されるフェイズは終わっており、結果を出しながら内容をアップデートするべき局面で、ここで負けが先行するのは痛い。我慢強くトライし続けるしかないが、チームの骨格は昨季まで積み上げたものが既にあり、これをどうモディファイして行くか、若手と既存戦力のベスト・ミックスをもう少し模索する必要があるだろう。

シュート数10-10、CK6-2、ポゼッション58-42と、ボールは支配して攻め上がったがフィニッシュには思ったように効果的につながらず、逆にワンチャンを決められてビハインドを背負った流れが数字からも窺えるようだ。

スカリー、バイヤー、コネ、ネッツらの個々は動きも悪くないが、彼らがシュティンドル、ホフマンといった前線のキーマンとどれだけ意図を通じ合ってボールを動かせるか、乗り越えなければならない産みの苦しみかもしれない。

9試合を終えて3勝4敗2分と負けが先行、勝ち点11(1試合あたり1.22)で暫定12位。ベンゼバイニも戻ったところで4バックに戻す手もあるかもしれない。

アディ・ヒュッター監督談話:
「敗者としてピッチを後にしなければならないことは腹立たしい。またしても勝ち点を持って帰れないことにがっかりしている。我々は非常にしっかりと試合に入り、ヘルタは最初の30分間、我々のペナルティ・エリアに入ることもできなかった。しかし、ブレール・エンボロのチャンスといくつかの危険なセット・プレーを除いて、試合を支配しながらもそこから我々が繰り出せたものはほとんどなかった。ベルリンはリードを奪ってから守備を固め、我々ははっきりしたゴールの可能性を示すことができなかった。最終的には我々は高いコストを払わされ、それに見合う成果がなかった」

この試合ではダサい黒のサード・ユニ。オレが買った緑色のセカンド・ユニはたぶん今季まだ一度も着てない。と思ったら、GKのゾマーがフィールドのセカンド着てたわ。




Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年10月23日 20:57      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第33節】FC東京 1-2 鹿島

■2021年10月23日(土) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

気持ちのいい秋晴れ。ぶらぶらと味スタに向かった。ACLも現実的にほぼムリで今季残り6試合何を目標に戦うのか難しい局面。2021年シーズンとは何だったのかを問われる厳しいシリーズになる。しっかり狙いの見える戦いをして欲しい。

波多野が「軽いケガ」とのことでメンバーを外れ児玉が先発。また田川もベンチ外となり、永井がトップで先発した。阿部がベンチ入り。代表から戻った長友とオマリは先発。

児玉
中村拓 森重 オマリ 長友
オリヴェイラ 青木 安部 アダイウトン
眷襦 ̄憤

立ち上がりはともに激しい前プレから敵陣で奪ったボールをフィニッシュまで持ちこむ強度の高いぶつかり合いに。

10分、青木がエリア外中央から強烈なシュートを枠に飛ばすが敵GKがセーブ。18分、アダイウトンが左サイドから切れこんでシュート。DFにブロックされたこぼれ球を安部が拾って再びシュートを放ったが敵GKにセーブされる。

一方で鹿島も巧みにボールを動かしながらゴール前まで攻めこむが、児玉のナイス・セーブもあってゴールは許さず。

33分、オリヴェイラが足を傷めてプレーできなくなり退場。35分、オリヴェイラに代えて渡邉凌を投入。オリヴェイラは8分ごろにも傷んでおりその影響か。前半で交代を余儀なくされた。渡邊凌はそのまま右SHに入った。

その後も互いにコンパクトな中盤からボールを奪って前に運ぼうとするが、守備も固くゴールは生まれない。

このままスコアレスでハーフ・タイムかと思われたアディショナル・タイム、左サイドからのFKにゴール前で頭で合わされて失点。0-1とリードを許す。リーグ戦4試合続けて前半終了間際の失点なのは何か問題があるのではないか。

後半に入るとリードを得た鹿島がリスクを冒さず手堅い戦いに移行、東京は前がかりにプレスをかけゴールを狙うがフィニッシュまで持ちこめない。

なかなか打開できない中、65分、カウンターからの折り返しを中央でシュートされる。一度はブロックするがこぼれ球を再び蹴りこまれ失点。0-2とリードを広げられる。こぼれ球を一瞬見てしまい、敵FWに落ち着いてシュートを打つ余裕を与えた。

66分、青木と眷襪紡紊┐道暗弔氾譴鯏蠧。三田はボランチに、東が左SHに入りアダイウトンをトップに上げたか。

東京は引き続き前がかりに攻める。75分、長友からのクロスをファーの中村拓が受け、深いところから中央に再びクロス。アダイウトンの頭には合わなかったが、ファーの渡邉凌がダイレクト・ボレーでゴール・ネットにシュートを突き刺し、1-2と1点を返す。

その後も東京は積極的にゴールを狙いに行くが、前がかりになっている分、ボール・ロストからカウンターを受けるシーンも少なくなく、敵のシュート・ミスに助けられて失点は免れるもののリスクの高い戦いになっている。

83分、永井に代えて紺野を投入、紺野が右SHに入り、渡邊凌は左SHにスライドする。最後はパワー・プレー気味に前線にボールを放りこむが敵の守備も固く一進一退の攻防に。

90分、ハイボールをキャッチした児玉が敵FWと交錯。敵が倒れこむ。笛が鳴り主審はいったんPKのジェスチャーをしたように見えたが、ごちゃごちゃもめた後、結局東京の間接FKで試合は再開される一方、児玉は警告を受けた。

意味が分からなかったが、児玉のラフプレーでPKかと思ったところ、その前にオフサイドがありPKは取り消し、ただし児玉の行為は危険であったとして警告ということなのか。ただ、児玉のプレー自体も正当なキャッチング動作に敵FWが当たったものに見え、ファウルですらないと思ったがあれがラフプレーになるのか。基準が分からなかった。

結局最後まで敵ゴールを割ることはできず、1-2での敗戦となった。必死でやってない訳ではないんだろうけど、なんかギラつき感がなく、「できれば勝ちたい」「あかんかったら仕方ない」くらいの感じで、負けたら終わりみたいないざ勝負の緊張感はなかった。

まあ、チームに目標がなければそうなるのも当然で、こういう試合でもしっかりと意義づけして勝つことに必死になるクラブとしてのカルチャーのなさをいつものことながら実感した。まあ、サポの方も負けてもそこまで悔しくない消化試合モードだったかもだが。

シュート数6-13、CK8-3、ポゼッション56-44と、ボールは動かしたものの上手く守られ、ゴールを脅かすことができなかったということだろう。渡邊凌のボレーは素晴らしかったが、逆にいえばそれが見られたことで満足するしかない試合だった。

この状況から何を手がかりに残り5試合を戦うかは実際難しい。しかし明確な目標を持たない組織は結局のところ惰性に堕してしまう。「ひとつでも上の順位に」というのは目標のようで目標ではない。それは結果として検証できないからだ。

例えば「勝ち点60」のような達成が検証できる目標を掲げ、それに向かってチームをオーガナイズすることが必要なのではないか。そういうマネジメントが下手というか見えてこないというか、なんか手なりで戦って普通に負けたとしか言いようのない試合だった。

5試合の公式戦は単なる消化試合ではない。カネを払ってそれを見に来てくれる客がいる以上、それをビジネスとしている以上、それに勝たなければならない理由をプロデュースし、危機感、緊張感を作り出すことがクラブとしての仕事ではないか。

評点(評点はドイツ式):
児玉(4.5) 好セーブあったが失点シーンに物足りなさ。
中村拓(3.5) いいアシスト。シュートも惜しかった。
森重(4) フィードを抑えられて窮屈だった。
オマリ(4) 敵の前プレにちょっとバタついた。
長友(4.5) チャレンジ受けてボール・ロスト多かった。
オリヴェイラ(-) 早い負傷交代が心配。
青木(4.5) 後ろ向いてプレーするケースが多かった。
阿部(3.5) 広い範囲をカバーしピンチを未然に防いだ。
アダイウトン(3.5) いい突破は見せた。ゴール欲しかった。
眷(4) コンパクトな敵に対して動ける余地少なかった。
永井(4) 抑えこまれて見せ場作れず。
===
渡邉凌(3) ボール持てる、打開できる、シュートも打てる。
三田(3.5) しっかりタメを作った。CK今イチだった。
東(4) 地味にボールをつないで終盤の反撃を演出。
紺野(-) 時間短し。可能性は感じる。

疲れの出る試合だった。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年10月17日 17:15      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第8節】グラードバッハ 1-1 VfB

■2021年10月16日(土) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

夜中の試合だったので日曜日にやや早起きしてスカパーの録画を見た。代表戦があったため2週間ぶりのリーグ戦。開幕ダッシュに失敗したものの、足許は2連勝と巻き返しモードに入りつつあり、この流れを確かなものにするためにも勝ち点3が必要な試合だ。

先発メンバーは前節と同じで3バック。クラマーが練習中のケガで1箇月ほどの離脱となりベンチ外に。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイアー
スカリー ツァカリア コネ ネッツ
ホフマン エンボロ シュティンドル

立ち上がりは互いに高い位置からのプレスを敢行、奪ったボールをテンポよく前線につないで行くスタイルのぶつかり合いとなり、中盤で忙しい競り合いに。VfBがやや優勢にも見えたがゴールまでは迫らせず、次第に持続可能なレベルまで強度が落ちる。

ややスロー・ダウンしてからはグラードバッハがボールを支配する時間が長くなり、チャンスも作れるようになる。

ところが15分、VfBが押し上げ、敵FWがエリア外左寄り、30メートル以上あると思われるところから放ったミドル・シュートが決まり先制を許してしまう。押し気味の試合をコントロールし始めた矢先のできごとで0-1とビハインドを背負う。シュートがよすぎた。

1点で下を向いている訳には行かない。グラードバッハは引き続きボールを保持しつつ突破口を探す時間帯になる。前線が流動的にポジションを入れ替えながらボールを動かすが、敵DFがしっかり最終ラインを固めており十分な形でフィニッシュまで行けない。

42分、左CKからのこぼれ球がホフマンの下へ。角度は微妙だったがこれがファー・ネットに決まり1-1の同点となる。アウトにかけたナイス・シュートだった。前半はそのまま同点で折り返した。

後半になるとVfBがやや前に出てくるようになり、前半よりはボールの動く範囲が広くなるが、グラードバッハ優位は動かず。主導権を握りチャンスも作るが決めきれない。シュート数は増えて行くが敵の守備が堅く、ラストパスの精度も合わなかったりする。

66分、ネッツとシュティンドルに代えてヘアマンとプレアを投入。ヘアマンは右SHに入りスカリーが左へ。前線をフレッシュにして逆転を狙いに行くがゴールが遠い。

81分にはスカリーに代えてベネッツを、86分には足をつったコネに代えてノイハウスを投入したが結局打開することはできず、VfBに守りきられる形で1-1の引き分けに終わった。

失点は敵のナイス・シュートであり、それ以外はセカンド・ボールをしっかり回収できており、敵の攻め上がりも果敢なチャレンジでつぶせていた。ゾマーのセーブで難を逃れるシーンもほとんどなく、試合を通じてグラードバッハがコントロールしていた。

数字を見てもシュート数31-1、CK9-1、ポゼッション59-41と圧倒的で、これだけ押しこみながら結果が1-1の引き分けというのは情けない。攻撃は水物だし、いくら打っても入らないとか敵GKが当たりまくってるとかもちろんよくあることだが、31本打って1点はやはり何か反省すべきところがあるのではないか。

調子が上向いてきたところでのホームの一戦で「よく追いついた」というよりは勝ち点2を落とした引き分け。バイアー、スカリー、ネッツ、コネらの若手の活躍をゴールに、勝ち点に結びつけることができなかった試合。下を向く必要はないが、決めきれなかった要因の分析はしっかりやっておく必要がありそうだ。

8試合を終了して3勝3敗2分で勝ち点11(1試合あたり1.38)、順位は10位で変わらず。たらればになるが勝っていれば6位で上位への挑戦権を手にできただけに痛い引き分け。今日落とした勝ち点2を残りの試合でカバーするしかない。

アディ・ヒュッター監督談話:
「数字を一目見れば、我々が勝者としてスタジアムを後にできないことは腹立たしい。特に前半は非常にうまく試合を運び、たくさんの力を注いだ。0-1とリードされてバタついてしまうと難しいことになるが、チームはハーフタイムまで同点にするためにできることはすべて試みた。後半はそこまではっきりと試合を掌握することはできなかった。最後のパスがうまく通らない局面もあった。それがよくなかった。結局、勝ち点を1しか得られなかったことは我々自身に対して腹立たしい」

こういう試合をしっかり勝ちきりたかったな〜。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年10月10日 21:09      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ準決勝第2戦】FC東京 2-1 名古屋

■2021年10月10日(日) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

朝方は雨がパラついたが昼頃から気持ちのいい秋晴れになった。日なたは暑いくらい。いつものようにジムのプールで1km泳いだ後、コンビニでサンドイッチを買ってヴェスパで味スタに向かった。

第1戦アウェイで1-3と負けたためこの試合では2-0か3点差以上で勝たなければならない。3-1なら延長になるがそれ以外の結果なら決勝進出はなくなる。簡単なタスクではないがやるべきことははっきりしており前がかりに戦いたい。

ケガ人が続出して人のいない左SBには渡邊凌を起用するという窮余の策。CBには渡辺剛が先発、ケガ明けの紺野がベンチ入りした。田川がベンチ外になったのが気になる。蓮川もメンバー外となり大森がベンチ入り。

波多野
中村拓 渡辺剛 森重 渡邊凌
オリヴェイラ 青木 安部 アダイウトン
永井 眷

立ち上がりはバタついたが、東京が前プレからボールを奪って素早く名古屋ゴールに迫ろうとするのに対し、名古屋は低めのラインでブロックを作って対応する流れになる。拮抗しているが東京がやや優位に、自分たちの狙いに即して試合を動かしている。

15分、右CKを渡邉凌が手前に浮いていた眷襪縫僖垢垢襯汽ぅ鵝Ε廛譟次眷襪ダイレクトでクロスを入れると、アダイウトンが頭で合わせ、これが敵GKを強襲する形になってゴールに。東京が早い時間帯に1-0とリードを奪い、決勝進出まであと1点とする。

その後も一進一退の攻防となるが、リードを奪い決勝進出の希望が見えた東京の方が押し気味に試合を進め、何度か惜しいチャンスも作る。名古屋はシンプルに前線にロング・ボールを出すケースが多く怖いが、最終ラインの踏ん張りもありゴールは許さない。

29分、エリア手前右寄りでFKを獲得、森重が壁を越えて直接狙うが敵GK正面。37分、右に開いた永井がエリア中央にクロスを送り、オリヴェイラがシュートするがゴール前の密集でブロックされてしまう。

結局決勝進出に必要な2点目を決めきれないまま前半を終了。しかし前半のうちに先制でき、その後もしっかり戦えていることから「イケる」感はある。一発で裏をヤられることだけは避けながら、後半早い時間帯に運命の1点を挙げたい。

後半は立ち上がりから名古屋がやや前がかりに来る。あわよくば後半頭に得点を決めて試合の流れを取り戻そうということだろうが、東京もここで失点する訳に行かない。何とかゴールは死守する。

すると55分、オリヴェイラがドリブルで名古屋の守備を突破し、右サイドからエリア内に入りこむ。ゴールライン間際から戻しのラストパスを入れると永井が合わせたが敵DFがブロック。しかし眷襪これに合わせてファーに流しこみゴール。東京が2-0とし決勝進出の条件を満たす。これはアガった。

ここからは1点が決勝進出を左右するチキンレースに。東京が30分以上無失点で耐えられるか、名古屋が1点をもぎ取ることができるか、しびれる試合になる。名古屋が攻撃をしかけ東京が受けるターンに見えるが最後のところはやらせていない。

66分、アダイウトンに代えて東を投入。東は眷襪紡紊┐襪と思っていたので早いタイミングでのアダイウトン交代に意外な感。この辺から東京の選手は疲れが見え始め、細かいプレーの精度が鈍り始めたように思えた。

後半の半ばを過ぎるとボールが激しくピッチを往復するオープンな展開に。73分、渡辺剛が高い位置で敵FWと交錯し倒れる。渡辺剛は起き上がることができず担架で退場、74分、代わってウヴィニがCBに入る。渡辺剛のキャプテンマークを名古屋のDFが受け取って東京の選手に渡してくれた。

79分、右サイドからクロスを入れられ、ゴール前での攻防となる。シュートを線上でクリアし続けたが最後に頭で押しこまれ失点、2-1となり、この時点で決勝進出は名古屋に。東京は3点差以上で勝たなければならなくなってしまう。

失点直前に紺野、三田、品田の投入を準備していたが、失点を見て品田の投入を見合わせ、83分、青木、眷襪紡紊┐萄位遏∋暗弔鯏蠧。アダイウトンを残しておけばよかった。三田がボランチ、紺野が右SHに入り、オリヴェイラがトップに上がったか。

この後はオープンな攻防に。東京は最後はウヴィニを前線に上げてパワープレーを試みるがゴールは遠い。結局2-1で終了、試合には勝ったものの2戦合計では3-4となりルヴァンカップ決勝進出は果たせなかった。

2-0にしたところまではプラン通りの展開でイケる雰囲気もあったが、2-0になるタイミングが早すぎたか、名古屋に反撃の時間を与えてしまい、最後はもちこたえきれずに失点となってしまった。

どちらに転んでもおかしくない試合で、2-0で決勝進出や3-1で延長突入の目ももちろんあったが、こういう試合を強引にでもこちらに引きこんでこられなかったところに今季の限界を見た思いがする。今季はそうした勝負どころでの脆さが目立ち、リーグ戦、カップ戦ともに結果を残すことができなかった。

オリンピックに関連した日程の問題や、ここ2年ほど、久保、室屋、橋本が海外移籍するなど戦力的にも万全といえない状況で、長谷川監督にもう1年預けてみたい感じもするが、そろそろ次の世代のチームを作る必要もあり難しい判断になる。

この試合、ここまで追いこまれればこれだけの力が出るのなら、その力を今季コンスタントに出し続けたかった。残念だが今季の戦いは事実上終了、残りのリーグ戦6試合をどう戦うか、来季のビジョンとともに問われることになる。

今日の試合は極端に実力差があった訳ではなく、最後1点勝負でガチの殴り合いになって殴り負けたということ。試合単位で見れば十分戦えてたし、今季のベスト・マッチのひとつと言っていいが、最終的に決勝進出目前で道は途切れた訳で、これが今季の我々の到達点というしかないのではないか。

日程、コロナ、ケガ人などいろいろあったとはいえ、与件の中で最大限の結果を出さなければならないのはどのクラブも同じ。ベストな条件が整うのを待っている訳には行かないし、その間にも選手たちはひとつずつ年齢を重ねて行く。来季の態勢をそろそろ考え始めなければならない。

リーグ戦残り6試合、目線をどこに置いて戦うのか、クラブは明確にする責任があるのではないか。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3) クリティカルなハイボールを全部キャッチした。
中村拓(3.5) こういうのを成長というんだな。
渡辺剛(4) 問われる試合に果敢に挑んだことは評価したい。
森重(3.5) 森重とともにリーグタイトルを獲りたい。
渡邉凌(3) 不慣れなポジションで想定以上のパフォーマンス。
オリヴェイラ(3.5) 彼にゴールが生まれていれば。
青木(3.5) 最後はちょっと疲れが出てしまった。
安部(3) 今季後半に来てまたレベルをひとつ上げた。
アダイウトン(3) サンキューとしか言いようがない。交代早かった。
眷(3) ゴールに泣いた。
永井(3.5) 足元がどんどん上手くなってる気がする。
===
東(4) 難しい展開で黒子に徹した。
ウヴィニ(-) 時間短し。
三田(-) 時間短し。
紺野(-) 時間短し。復帰嬉しい。

チケット発売日に出遅れて、いつもとは逆のメインスタンドで見たけど、日陰で涼しくて気持ちよかった。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2021年10月06日 22:26      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ準決勝第1戦】名古屋 3-1 FC東京

■2021年10月6日(水) 19:00キックオフ
■豊田スタジアム

アウェイ・ゲームなので自宅でスカパー観戦。在宅勤務だったのでキックオフまでには晩ごはんを食べて風呂も入り、万全の態勢でテレビの前に。リーグ戦は足許2連敗と調子が出ないが、カップ戦ではアウェイで先勝し決勝進出の足がかりにしたい。

長友とオマリが代表招集、レアンドロはクラブ独自の処分で出場せず、小川も負傷欠場のうえ週末に第2戦を控えた厳しい日程でもあるため一部ターン・オーバーを実施。最終ラインにはウヴィニ、蓮川を先発起用し3バックの布陣となった。

波多野
ウヴィニ 森重 蓮川
青木
中村拓 三田 安部 渡邊凌
オリヴェイラ 永井

試合はともにリスクを嫌った堅い立ち上がりに。東京は局面によってはアグレッシブに前プレをかけるが、ボールを奪っても敵のブロックが堅くスピードをつけて前に出ることができない。中盤でのつぶし合い、にらみ合いが続く息づまる展開に。

試合が動いたのは17分、左サイドで蓮川が敵FWに対応する。身体を入れてボールを奪ったように見えたがクリアを空振り、身体で抑えようとした敵FWに抜け出され、尻もちをついて持ち出しを許す。ここからパスをつながれて失点、0-1と思いビハインドを背負う。蓮川の対応があまりにもお粗末だった。

しかし第2戦まで考えれば先は長いだけに、ともにリスク管理を重視するスタンスは変わらない。東京がボールを握る時間が長いが、オリヴェイラ、永井にボールが入っても敵の守備の分厚いエリアでは自由にさばくことができない。

36分、蓮川がドリブルで持ち上がりエリア手前からシュートを放つが敵DFにブロックされる。もう少し早いタイミングでシュート・チャンスがあったように思う。44分には永井がドリブルで裏に抜け、切れこんでエリア左の角度のないところから狙ったが敵GKがセーブ。

さらにこれで得たCKを三田が蹴り、森重が頭で合わせるがバーの上に。タイミング的には完璧だったがコントロールできなかった。結局0-1で前半を終える。戦えているしチャンスもあったがワンチャンを決められてリードを許している。アウェイでありまずは1点取らないことには話にならない。

後半に入っても流れは変わらず、一進一退の中盤での攻防が中心に。54分、ウヴィニ、三田に代えて渡辺剛、東を投入、ともにそのままの位置に入る。久しぶりの先発となったウヴィニのスタミナを懸念したかもだが、悪くなかった三田まで代えるのはちょっとよくわからなかった。

さらに66分、オリヴェイラに代えて田川を投入そのまま前線へ。田川と永井の2トップはちょっとワクワクする。

ところが直後の69分、左寄りで与えたFKをファーに振られ、大外で折り返されて、中央で頭で押しこまれる。これが決まり0-2に。中央で競っていたはずがヘディングを許してしまった。中央での競り合いでファウルがあったようにも見え、長めのゴール・チェックがあったがゴールはそのまま認められた。ホームに向け2点のビハインドとなる。何としてもまずは1点を返さなければならない。

71分、左サイドに開いた渡邊凌がクロスを入れると、ファーから入りこんだ田川がダイレクト・ボレーで合わせ、強烈なシュートが枠に飛んだが敵GKがセーブ。これは1点と思ったがゴールが遠い。失点の直後だっただけに決まっていれば流れは変わっていたかも。敵意GKの対応が素晴らしかった。

76分、安部と永井に代えてアダイウトン、眷襪鯏蠧。アダイウトンは左に入る。おそらく眷襪インサイド・ハーフ、渡邉凌が1トップに入ったと思う。

その後も東京がボールを支配しゴールを狙いに行くが、疲れもあってか集中を欠くシーンが目につき、うかつなボール・ロストも多くなる。87分、アダイウトンが左サイドからドリブルで切れこみ、強烈なシュートを放つが敵GKがセーブ。

アディショナル・タイム、東からのパスを受けたアダイウトンが再びドリブルで持ち上がり敵DFに絡まれながらも飛び出したGKの脇を抜けるシュートを決めてようやくゴール。1-2と貴重なアウェイ・ゴールを挙げ1点差に詰め寄る。

ところが喜びは長くは続かなかった。その1分後、右サイドで敵FWに渡辺剛と中村拓の2人で対応するが奪いきれず、前線にヒールで流される。これに反応できず中央へのパスを許すと待ち構えた敵FWにシュートを決められ再び失点、1-3と2点差に戻されてしまう。最終盤とはいえちょっと気が抜けたのではないか。

試合はそのまま終了、一度は1点差としたものの、最後に突き放された。シュート数9-9、CK5-1、ポゼッション55-45と優位に試合を進めていたはずだが、ワンチャンを確実に決めてきたのは名古屋の方だった。

1点目の蓮川といい、3点目の渡辺剛といい、最終ラインとして「何としてもここから先には行かせない」という責任感の窺えないお粗末なプレーで失点に関与。個人を責める気はないが、カップ戦なのに淡々と試合をして負けたという印象が強かった。蓮川は今日の試合を原点にして欲しい。

ウヴィニ先発からの渡辺剛への交替で枠を使い、走れていた三田を前半で下げるなど采配もちょっと疑問が残った。眷襪療蠧はもう少し早くでもよかった。特に後半に入ってからの攻守噛み合わない感が残念だった。

日曜日の味スタでの第2戦は、東京が2-0か3点差以上で勝てば決勝進出、3-1なら延長、それ以外の結果なら敗退となる。同じ2点差なら0-2よりも1-3の方が有利とは言えるが、それをいうなら1-2の方がグッと有利だった訳で、あまり星勘定をしても仕方なく、このアウェイ・ゴールを足がかりにできる限りのことをやるしかない。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4.5) スコスコとシュートを決められ3失点。
ウヴィニ(5) 試合勘の問題か、安定感を欠いた。
森重(4) ヘディング・シュートは惜しかった。
蓮川(6) ここからリスタートするしかない。
青木(4.5) 敵の寄せに苦しみながらもボールを散らした。
中村拓(4.5) 攻撃では前に運ぶことができていた。
三田(4.5) しっかりボールに絡んでいたのに交代は残念。
安部(4) ここ一番できちんとボールに行ってくれた。
渡邉凌(4.5) もっと自分で狙って行っていい。
オリヴェイラ(4.5) 身体は張ったが前を向けなかった。
永井(4) チャンスはあったが決めきれず。
===
渡辺剛(5.5) 本調子ではないのか。精彩を欠いた。
東(4) 求められる役割は果たした。
田川(4) サイドよりトップで勝負させた方が光る。
アダイウトン(-) 時間短し。なんか申し訳なかった。
眷(-) 時間短し。

アダイウトンの今季限りでの移籍報道が出ているのが悲しい。あとなんで鈴木を使わないんだろう。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2021年10月03日 22:15      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第7節】ヴォルフスブルク 1-3 グラードバッハ

■2021年10月3日(日) 15:30キックオフ
■Volkswagen-Arena (Wolfsburg)

前節ようやく今季2勝目を挙げたが、アウェイではまだ勝利がない。加えてヴォルフスブルクではもう十何年勝ってないとか「知らんがな」と思うがそういうことらしいわ。そんなの関係ないし何にしても勝つしかない。

ベンゼバイニの回復が遅れており今節もメンバー外。前節から引き続いて3バックの布陣となり、ヤンチュケに代わってバイヤーが左に入った。それ以外は前節と同じ先発となった。

ゾマー
ギンター エルヴェディ バイヤー
スカリー ツァカリア コネ ネッツ
ホフマン エンボロ シュティンドル

それは5分に起こった。ゴールライン際で得たFKをホフマンがファーのエリアの角にいるツァカリアにパス、ツァカリアがダイレクトで放ったシュートはミートしなかったが、ゴール前のエンボロがこのボールをバイシクル・シュートでゴールにたたきこみ1-0と先制。オフサイドではないかとも思われたが、VARチェックの結果ゴールが認められた。

さらに7分、左サイドで敵DFに絡まれながらもボールをキープしたエンボロが体勢を崩しながらも前線へボールを送ると、飛び出したホフマンがこれを受けて敵GKと一対一に。冷静にGKをかわし無人のゴールにボールを流しこんで2-0。これもオフサイドではないかと思われたがゴールが認められ、グラードバッハが序盤で2点のアドバンテージを得た。

その後はボールを支配して反撃に出るヴォルフスブルクに対しグラードバッハがカウンターで追加点のチャンスを窺う展開に。25分、エリア右からのシュートを許すと、これが3人に当たってピンボールのように最後は敵FWの足許に。これを蹴りこまれて2-1と1点差に詰め寄られる。防ぐのはちょっと難しいシュートだった。

グラードバッハはエンボロが前線でボールを収めてチャンスを作る。37分にはホフマンがエンボロからのパスを受けて再び裏に抜け出すが、最後のシュートは敵DFにブロックされる。拮抗した戦いのまま2-1で前半を終えた。

後半になっても反撃を仕掛けるヴォルフスブルクに対し、リスクをコントロールしながらカウンターのチャンスを狙うグラードバッハという展開は変わらず。51分、敵エリア内での密集からコネが枠に強烈なシュートを放つが敵GKにセーブされる。

58分、ネッツに代えてヘアマンを、60分にはコネに代えてクラマーを投入し、主導権を握ろうとする。スカリーが左サイドにスライドし、ヘアマンは右のウィングバックに入った。76分、ドリブルで敵エリアに侵入したエンボロが敵DFに倒され、敵DFは2度目の警告で退場となるとともにグラードバッハはPKを得る。

78分、シュティンドルがこのPKを蹴ったが、右を狙ったボールは敵GKにガッチリキャッチされる。GKが飛んだ方に蹴ってしまった感あった。決めていればほぼ試合終了だったがもったいなかった。シュティンドルは今季2本続けてのPK失敗ではないか。

82分、シュティンドルに代えてプレアを投入。直後、カウンターで敵ゴールに向かったエンボロがエリア手前で敵DFに倒される。主審は決定的な得点機会の阻止と見て退場を指示したがVARが介入。よく見ると敵DFがボールにチャレンジした際にごくわずか触れていることが確認されノー・ファウルに。

グラードバッハは数的優位もあり前線で時間を使い時計を進める。アディショナル・タイム、ゾマーからのフィードを左サイドに張ったスカリーが頭で裏につなぐ。そこには味方はおろか的もいない広大な原野があった。

スカリーは自らそのボールを追い、敵GKと一対一になってところで冷静にシュート、これが決まり3-1となったところで試合終了。グラードバッハが開始から7分と最後の1分で3点を挙げてヴォルフスブルクに勝ちきった。

シュート数19-12、CK6-4、ポゼッション48-52と数字的にもポゼッションを譲りながらしっかり勝ったように見えるが、実際は早いうちに1点差にされたこともあってそれほど余裕はなかった。ドキドキしながら見ていたし、実際お粗末なボール・ロストも一度や二度ではなかったが、その分こちらにもチャンスがあり、打ち合って勝った感のある試合だった。

何度かあったチャンスのうちひとつ決めて(特にPK)中押しできていればもっと楽に試合をコントロールできたと思うが、最後にスカリーの初ゴールも出て終わってみれば3-1と快勝スコアになった。

出場機会を得られていないノイハウスが心配だが、ベネシュともどもポジション争いに勝つしかない。コネやネッツが明らかに序列が上というよりは、試してみたら悪くなかったしそれで勝ったので使っているという状態だろう。そうやって競争が促されることは悪くない。

ようやくアウェイで今季初勝利を上げ前節に続いて2連勝、7試合を終えて3勝3敗1分と勝敗を五分に戻した。勝ち点は10(1試合あたり1.43)で暫定9位。ここからスタートやな。

アディ・ヒュッター監督談話:
「90分以上にわたって集中し緊張感のあった試合で、フットボール・マインドが望むすべてが詰めこまれていた。ヴォルフスブルクは最後まで全力を出し切ってきたのに対し、我々はハーフタイムの直前のヨナス・ホフマンの大きなチャンスのようなものをしっかり決めて、もう少し早く突き放さなければならなかった。ラース・シュティンドルのPKももちろん早く試合を決める大きなチャンスだった。それらは決まらなかったが、この勝利は妥当なものだった。ドルトムントとの試合のあと、チーム全体が1週間ずっと集中して準備し、その通り今日も戦うことができたことがが嬉しかった」

サードの黒ユニを初めて着用したがダサさがハンパない。スカリーはせっかくの初ゴールだが、映像で振り返るたびにこのユニが映るのは気の毒さしかない。あとゾマーがフィールドのファースト(白)を着てたのが何気にレアだった。




Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年10月02日 21:48      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第31節】川崎 1-0 FC東京

■2021年10月2日(土) 17:00キックオフ
■等々力陸上競技場

何とかしてメイン・スタンドでステルス観戦しようと思ったが、チケットはファンクラブ会員で軽く売り切れてまったく手に入らず、しかたなく自宅でDAZN観戦となった。台風一過の秋晴れで暑い一日の夕方からの試合。

東京は既にリーグ戦ではACLも現実的に厳しい状況であり、今季残りどこを目指して戦うのかゴール設定が難しい中での首位との対戦となる。レアンドロ、小川を欠くが、水曜日に控えるルヴァンカップ準決勝のためにも気の抜けた戦いはできない。

東が欠場、鈴木もベンチ外となり、右SBには中村拓が先発。前節に続いて眷襪鬟肇奪弉爾乃用し、右SHには田川を先発させた。ウヴィニ、蓮川らがベンチ入り。渡辺剛は引き続きメンバー外に。

波多野
中村拓 森重 オマリ 長友
田川 青木 安部 アダイウトン
眷襦.リヴェイラ

序盤は川崎がボールを持ち東京陣内で攻撃を仕掛ける立ち上がりとなったが、ここをしのぐと徐々にポゼッションは拮抗し、東京も中盤での競り合いから奪ったボールを素早く前線に展開してチャンスを作ることができるようになる。

14分、敵陣中央でFKを獲得。直接狙うには遠い位置から眷襪サインプレーで左にひとり外れていたアダイウトンにパスを出すと、アダイウトンはここからゴール前にクロス、混戦になったが最後に放ったオマリのシュートはミートしきれずGKにセーブされる。

組織としてボールを動かしながら前に出て行く動きでは川崎が二枚くらい上手の印象だが、東京も要所ではガッついてボールを奪い、オリヴェイラ、アダイウトンの強さを利用して前にボールを運ぶ。強度の高いぶつかり合いになっている。

30分、アダイウトンのスルー・パスを受けて左サイドの裏に抜けた長友が左足でクロスを入れると、ファーから斜めに走りこんだ田川がニアで引っかけるがボールは枠に飛ばず。これがきれいに枠に飛ばせたら代表あるぞというシーンだったが残念。

33分、眷襪らのパスを受けたアダイウトンが左サイドからエリアに侵入し右足でシュートを放つが力が入って枠外に。せめて枠に飛ばしたかった。今日はアダイウトンと眷襦長友の連係がいい。

東京がチャンスを作り攻勢のまま前半が終わるかと思われたが、アディショナル・タイム、右サイドでスルー・パスから裏を取られ、ここからニアに短いパスを入れられると、敵FWがこれを頭で流しこんでゴール。0-1とイヤな時間帯に先制点を与えてしまう。

水曜日にも試合のあった川崎の動きが重いこともあって東京が試合の流れを呼びこみかけていたが、前半終了間際にワンチャンを決められビハインドを背負う。戦えているがボール・ロストがお粗末なのが厳しい。チャンスは後半もあるはず。

後半から田川に代えて永井を投入。永井がトップに入りオリヴェイラが右SHに下がる。東京は開き直り前に出ての打ち合いを狙いに行く。51分、アダイウトンがドリブルで左サイドを上がり、エリアに侵入してシュートを放つがやはり枠外。

58分、長友が左サイド深くから入れたクロスに中央の眷襪頭で合わせるが枠外。59分には眷襪僚海辰榛CKにファーの森重がヘディング・シュートを放つがこれも枠外。折り返しだったのかと思ったがリプレイを見る限りシュートの失敗だったようだ。

69分、青木に代えて三田を投入、そのままボランチに入る。73分、オリヴェイラが右サイドから入れたクロスにファーのアダイウトンが右足ダイレクトで合わせるが枠外。

74分、中村拓のフィードを追って裏に抜けた永井がGKとの一対一を縦に抜いて無人のゴールに流しこもうとするが、ギリギリのところで戻った敵DFにクリアされる。これは惜しかった。

89分、眷襪紡紊┐禿邊凌を投入。渡邊凌は左SHに入り、アダイウトンがトップに上がったように見えた。その後も重心が後ろに移ってしまった川崎に対し、東京がセカンド・ボールを回収しながら波状攻撃を仕掛けるが仕留めきれない。

アディショナル・タイム、ほぼラスト・プレーの時間帯に、ゴールから20メートルやや右寄りでFKを得る。三田と森重がキッカーの位置に立つが、壁が近いと審判にクレーム、主審が2度に渡って歩測をやり直す異例の事態に。

ようやく位置が決まり三田が蹴ったがボールは壁に当たる。敵DFの腕に当たっていたため再び東京が抗議、VARの確認も入ったと思われるが、敵DFは腕を畳んでおり不当にバリアを大きく見せていたとは見がたくハンドとはならず、試合はそのまま終了し0-1での惜敗となった。

ポゼッションで試合を支配するスタイルの首位川崎に対し、日程のアドバンテージはあったとはいえキーマンを欠きながらもシュート数12-6、CK9-5、ポゼッションも47-53と東京が主導権を握って試合を進めたことが数字からも分かる。

しかし結局最後のところを決めきれなかった東京に対し、ワンチャンをしっかりゴールに結びつけ、最終的に勝ち点3を手にした川崎の底力というか首位にいる理由みたいなものを見た気がした。実力差ももちろんあるが、それ以上に、タイトルを獲るクラブと勝ったり負けたりしながらそこそこの順位に落ち着くクラブの差だと思った。

最後のFKの壁の距離やその後のハンドでそこまで執拗に抗議するならその前に何度もあったチャンスで決めとけと言うしかない。内容的には悪くなく、チャンスもしっかり作れていただけに、負けたことが悔しく、足りないものを思い知らされた試合だった。

ガチ守備からの側溝にすべてを賭けるかと思ったが、しっかりボールをコントロールし、前へ前へとつないで行く戦いができていたし、特に後半はボールを奪いきってゴールを目指す意思がはっきりしており、首位相手に堂々と渡り合ったことは正直意外だったし、それでここまでできたことは高く買いたい。

ただ、この戦い方ができるのなら、今シーズンはこんな位置にいるはずではなかった。できるはずの戦いができたりできなかったりするところにクラブの抱える根の深い問題を見た気がした。収穫のあった試合ではあるが、考えさせられることも多かった。

これで東京は2連敗、32試合を終えて13勝12敗7分で勝ち点46(1試合あたり1.44)の暫定9位。リーグ戦はインターナショナル・マッチ・ウィークで休みになるが、その間にルヴァンカップの準決勝がある。長友、オマリが代表招集で不在となる中、タフなホーム&アウェイを勝ち抜かなければならない。まずはそっちに集中しよう。

評点(採点はドイツ式):
波多野(4) 無理につながなくていいから蹴っといてくれ。
中村拓(3.5) 今日は強みで勝負できていた。
森重(3.5) 巧さ、強さは際立っていた。
オマリ(4) たった一度離したのが決勝点に。
長友(3) いいタイミングでの上がりとクロス。
田川(4) 前で勝負させてやりたい。
青木(3.5) 真ん中でボールをさばき続けた。
安部(3.5) 好調を維持。ボール奪取に凄み。
アダイウトン(3.5) 最後だけが決まらなかった。
眷(3.5) 好機は演出したが決まらず。
オリヴェイラ(3.5) 守備でも貢献は大きかった。
===
永井(3) なんかどんどん上手くなってる?!
三田(3.5) 気持ちと技術のバランスがちょうどいい。
渡邉凌(-) 時間短し。前に行く気持ちは見えた。

この試合から何を学んで次につなぐか。大事な試合が待っている。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年09月26日 17:22      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第6節】グラードバッハ 1-0 BVB

■2021年9月25日(土) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

夜中の試合なので録画して日曜日に早起き、時差視聴した。グラードバッハは開幕5試合で1勝3敗1分と大きく出遅れている。簡単ではない相手だが何としても勝ち点3の必要なホーム・ゲームだ。

ヤンチュケが今季初出場で3バックの一角に入ったほか、今季加入のコネがボランチで初出場、負傷明けのホフマンが先発に復帰した。ノイハウスがベンチ・スタートに。ベンゼバイニの姿はベンチにもなかった。

ゾマー
ギンター エルヴェディ ヤンチュケ
スカリー ツァカリア コネ ネッツ
ホフマン エンボロ シュティンドル

グラードバッハは試合開始から積極的に前プレを敢行、高い位置から奪ったボールを素早くフィニッシュまで持ちこもうとする。似たような戦い方を目指すチーム同士の組み合いになるが、出足ではグラードバッハが優勢に。

互いに中盤で激しくボールを奪い合うが、前線でのチャンスは多くない。37分、シュティンドルからのボールを収めたツァカリアが持ち上がり、ギンターとのワンツーでさらにゴール前に入りこむ。

リターンのボールは足許に収まらなかったものの、敵DFに当たったボールがラッキーにもツァカリアの目の前にこぼれ、これを蹴りこんでゴール。グラードバッハが前半のうちに1-0と先制する。

40分、敵MFがこの試合2度目の警告を受け退場に。グラードバッハが一人多くなる。BVBは主力のFWも欠いており、この時点でグラードバッハのテーマは以下にこの優位を生かしつつゲームをコントロールして試合をクローズするかと形に整理された。

後半に入るとグラードバッハがボールを支配、BVBの攻撃は散発に。守備の意識もはっきりしており、ボールホルダーには複数でアプローチし奪いきる守り方ができているため大きなチャンスは与えない。

一方で攻撃ではホフマン、シュティンドルをキーマンにしてゴール前でクリティカルなシーンも作るものの、最後のところを押しこめず追加点が奪えない。あと1点あればずいぶん楽に試合を進めることができたと思う。

70分、ネッツに代えてヴォルフを、73分には足をつったコネに代えてクラマーを投入し、運動量が落ちないようにしながら時計を進めようとする。83分にはさらに足をつったホフマンに代えてベネシュを投入、試合をクローズしに行く。

いくつかチャンスも作られたが多くはフィニッシュの手前で止め、5分のアディショナル・タイムも何とか消化して、今季ようやく2勝目となる貴重な勝利となった。

数字を見てもシュート数15-8、CK3-3、ポゼッション55-45とグラードバッハが試合をコントロールしたことが分かる。敵がフル・メンバーではないこと、前半で一人少なくなったことももちろん大きかったが、ここできっちり結果を出したことをまずは喜びたい。

やっていること自体は大きく変わった訳ではないが、監督が試合前に「技術的な巧さだけではなく、闘争心が必要になる」とコメントした通り、「さすがに結果出さないとマズい」的な危機感が窺える戦いぶりだったと思う。

スカリー、ネッツらの若手が引き続き起用に応えて気を吐いたほか、初出場となったコネが中盤でしっかりボールを引き受け時間を作った。ツァカリアが引き続き好調なのも嬉しく、ゴールはラッキーもあったが彼らしく前へ前へと仕掛けた結果なのは間違いない。

グラードバッハはこれでようやく今季2勝目を挙げ、2勝3敗1分で勝ち点7(1試合あたり1.17)で暫定11位に浮上。これ以上落ちこぼれるとキャッチ・アップがすごくしんどくなるし、無用の雑音が出始めるのでこの勝利は本当に大きい。

できることならあと2点くらいは取りたかったし取れたとも思うが、今季初めてのクリーン・シートで勝ちきったことが重要。方向性がはっきりしていれば結果は付いてくる。少しずつ積み上げて行かなければならない。

アディ・ヒュッター監督談話:
「これは非常に重要な勝利であり、私はパフォーマンスに非常に満足している。今日は2人の18歳と1人の19歳が先発したことも忘れてはならない。我々は最初の1分からこの試合にも、一対一の球際も負ける訳には行かないということを示した。それがトップ・クラブと戦うための唯一のやり方だ。2枚目のカードで退場者が出るまでも、我々はより積極的で敵を上回っていた。リードした状態で退場者も出たこともBVBと戦う上でもちろん我々に有利に働いた」

マルコ・ローゼ監督(BVB)談話:
「0-1になったところで一人少なくなればもちろん戦いは難しくなる。前半は推進力を欠いていたので、我々はハーフ・タイムに基本的な構成を変えてゴールへの迫力を増そうと考えていた。しかしそのプランも2枚目のカードで退場者が出たことで台なしになってしまった。一人少ないために我々はここぞというタイミングを待つしかなかった。選手たちはすべてを試みてくれたが、残念ながら勝ち点1にも届かなかった」

試合後にうちの選手と敵の監督がひとりひとりハグしてるのが何かちょっとよかった。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年09月26日 00:13      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第30節】FC東京 1-2 浦和

■2021年9月25日(土) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

曇り空の土曜日。久しぶりの日中の試合ということで味スタへ。名古屋と引き分けたことでACLはかなり遠のいているが、上位との対戦が続く。厳しい相手だが上位との差を詰める絶好のチャンスでもある。勝ち点3を狙う。

小川が前節負傷退場からの欠場、レアンドロは前節の暴力行為で5試合の出場停止となっている。中2日ということもあり前線をターン・オーバー、オリヴェイラとアダイウトンがベンチ・スタート。永井、眷襦渡邊凌、田川が先発した。

波多野
鈴木 森重 オマリ 長友
渡邊凌 青木 安部 田川
永井 眷

試合はいきなり動いた。1分、森重からのロング・フィードを受けた田川がDFにはさまれながらもボールを収めそのままゴール前へ。GKとの一対一から冷静に流しこんで1-0といきなり先制する。ふだんならGKに当てるところだがいいタイミングでシュートできた。

その後も東京がハイ・プレスを敢行。高い位置で奪ったボールをそのままショート・カウンターにもちこんでチャンスを作る。9分、安部が敵陣でボールを奪い持ち上がってそのままシュートを放つが敵GKにセーブされる。

このあたりまでは東京のハイ・プレスが効き、セカンド・ボールも回収できて主導権を握れていたが、徐々に浦和がボールを支配して東京陣内で攻撃を仕掛ける時間が長くなる。東京は引っかけたボールからのカウンターで追加点を狙いに行くがゴールが遠い。

波多野の好セーブもあってゴールは守っているものの押しこまれる展開。33分、CKからの流れで後ろにこぼれたボールを渡邉凌がシュート。敵DFに当たってこぼれたボールをさらにオマリが詰めようとするが枠外に。

アディショナル・タイム、押しこまれた状態で左裏にスルー・パスを通され、ここからシュートを決められる。一度は副審がフラグ・アップし、オフサイドかと思われたが、VARが介入、オンリー・レビューでゴールが認められ1-1に。帰ってからDAZNで見直したが確かにオンサイドだった。同点で前半を終了する。

開始早々の得点はよかったが、その後は浦和の組織だった戦いに圧倒され自陣で守備をする時間が長い。プレスもかかりにくくなっており、後半はゲーム・チェンジの必要がある。チャンスをしっかり決めて勝ち越したい。

後半から渡邊凌と眷襪紡紊┐禿譴肇リヴェイラを投入、オリヴェイラと永井の2トップになる。

後半は拮抗した立ち上がりに。しかし浦和の方が連係がしっかりしており、ボールを握られる時間が長いのは変わらない。東京はオリヴェイラがボールを収めてくれるが、そこから前にはなかなか運べない。

51分、永井が落としたボールを受けたオリヴェイラがエリア手前からシュートするが枠を外れる。60分、永井に代えてアダイウトンを投入、アダイウトンは左SHに入り、田川がトップに上がる。

61分、セット・プレーの流れで前線に攻め残っていた森重が、右サイドから左足できれいなクロスをゴール前に入れる。田川が頭で合わせるがシュートは惜しくもバーをヒット、手前にこぼれたボールにアダイウトンがオーバーヘッドで合わせようとするが枠外に。

64分、青木に代えて三田を投入、三田を右SHに入れて東がボランチにスライドしたか。

66分、エリア外からシュートを打たれる。このボールはバーをヒットしたが正面にこぼれたボールを敵FWが再びシュート。これがゴール左隅に転がりこんで失点、1-2と逆転を許す。こぼれ球に反応できずフリーでシュートを許してしまった。

攻めるしかなくなった東京は、森重を中央に左オマリ、右鈴木の3バックに変更、アダイウトンと長友を左右のウィング・バックに、中央は東をアンカーにして三田と安部がインサイド・ハーフ、オリヴェイラと田川の2トップという3-5-2の布陣にシフトする。

波多野
鈴木 森重 オマリ

長友 三田 安部 アダイウトン
オリヴェイラ 田川

75分、右サイドを上がった長友がクロスを入れるとファーでアダイウトンがヘディングを試みるが深く入り過ぎてミートしきれず枠外に。東京が捨て身の攻撃で敵陣に攻めこむが決定機は多くはない。

85分、田川に代えてウヴィニを投入、森重をアンカーに上げるかと思ったがウヴィニがそのまま最前線に入る。鈴木の左右からのロング・スローなどもあり何とかゴールをこじ開けようとするが決めきれず。結局1-2で逆転負けを喫した。

開始早々に田川のゴールが決まったときにはイケそうな気がしたが、浦和がシーズン通してしっかり戦術を落としこんだいいチームを作ってきていて、そういう組織力みたいなところの差で力負けした。中2日という日程上のディスアドバンテージもあったが、それ以上の地力の差を感じた。

永井、田川、渡邊凌を機動力として眷襪演出を担当する組み立ては面白かったし、終盤なりふり構わずパワー・プレーに持ちこんだところなど、簡単に諦めない姿勢にはワクワクしたが、何が何でもこの試合に勝たなければならないという危機感はあまり感じられず、できる範囲で頑張って勝ったり負けたりしている普通のチームに見えた。

シュート数13-9、CK3-3、ポゼッション45-55と、そこまで一方的に押しこまれていた訳でもない。ブロックで跳ね返し敵がバックパスしたところで眷襪料哀廛譴らトリガーが弾かれる動きとか機能している部分もあり、可能性は感じたが、浦和にボールを持たれた時の、追っても追ってもボールを逃がされて後追いになってしまう感じとか、気合いだけではカバーできないものはあった。

敵ゴール前でのシーンも何度かあり、押しこんでいれば流れはまったく変わっていたと思うが、よりどころとなる軸とか目指すところが見えないので、最後の最後で踏ん張りが効かず、結果として「惜しかった」「内容は悪くなかった」程度の試合しかできなかったのではと思ってしまう。

これで31試合を終え、13勝11敗7分で勝ち点46(1試合あたり1.48)、順位は9位に落ちた。まだ今節の他の試合が終わっていないが、ACLへのチャレンジは潜在的な勝ち点差が14あり、残り7試合での逆転は事実上ムリだろう。

このまま「惜しかったな〜」「頑張ってるんだけどな〜」みたいな感じでシーズンの残りを勝ったり負けたりしながらやり過ごすのか、自分たちなりの目標を掲げてそこから逆算した戦いをするのか、クラブとしてのアクションが求められる局面だと思う。

ルヴァンカップ全振りなのか、来季を見据えるのか、ワンチャンACLを狙って勝ち点67を目指すのか、何となく手なりでやっているとできていることまでできなくなってチームが壊れてしまいかねない。危険な状態だ。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4) 好セーブもあったが結果的に2失点。
鈴木(3.5) すごい軌道のクロス入れてた。
森重(3.5) すごい軌道のクロス入れてた。
オマリ(4.5) 彼には合わないタイプの敵だった。
長友(4) 対面の敵SBに決められたのは残念だった。
渡邉凌(4.5) 積極的にシュートは打って行った。
青木(4) ボールへの意識は高かった。
安部(3.5) 試合ごとに調子上げている。
田川(3.5) このゴールで上げてくるはず。
永井(4) 視野が広くなってる気がする。
眷(4) もう少し引っ張ってよかった。
===
オリヴェイラ(4) シュート決めときたかった。
東(3.5) 役割果たしボールつないだ。
アダイウトン(4) いいところまで持ちこんだが…。
三田(4) 先発で見たかった。
ウヴィニ(-) 時間短し。酷な使われ方。

「惜しかった」で済む時期ではない。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年09月23日 11:29      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第32節】FC東京 1-1 名古屋

■2021年9月22日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

蒸し暑い秋の日。名古屋がACLに出場しているため変則日程での水曜日開催に。次の試合が土曜日に入っているが、水曜日に試合を入れるなら次は日曜日にして間隔を空けて欲しいし、どうせ中2日で試合するなら木曜日と日曜日にしてくれれば祝日開催で来場しやすいのにと思う。選手の身にも、見に来る人の身になっていない不親切で中途半端な日程だ。

横浜FCに4-0と快勝、リーグ戦直近5試合での勝ち点を10に伸ばして迎える上位との連戦の初戦になる。名古屋、浦和、川崎、鹿島と厳しい相手との試合が続くが、ACLを狙うためには上位との差を一気に詰める好機でもある。今季ここまで積み上げたものの真価が問われるシーズンの山場だ。

ターン・オーバーも想定されたがメンバーは土曜日の横浜FC戦と同じ。ウヴィニがベンチ入り、一方で渡辺剛がメンバーから外れた。

波多野
小川 森重 オマリ 長友
東 青木 安部 アダイウトン
オリヴェイラ レアンドロ

試合は序盤から東京が主導権を握り、セカンド・ボールを回収しながら名古屋陣内で試合を進める展開に。名古屋は守備を固めてカウンターを狙う戦術だろうが、それにしても東京がほぼ一方的に攻撃を仕掛ける流れはちょっと意外で、どこかに何かとんでもない罠が隠されているのではないかと疑心暗鬼になるレベル。

開始早々の1分、アダイウトンからのパスを受けたオリヴェイラが反転してシュートを放つが敵GKがセーブ。ブラジリアン・トライアングルに安部、東らが絡む形でチャンスを作りフィニッシュまで持ちこむシーンが多い。

26分、敵陣で奪ったボールを持ったアダイウトンがレアンドロとのワンツーでペナルティ・エリア手前を右から左へとドリブルで流れながら、敵DFの隙間を見て左足でシュートを放つ。これが敵GKの指先をかすめファー・ポストに当たりゴール・イン。東京が1-0と先制に成功する。

31分、右サイド深いところで小川が敵FWに対応、ボールを掻き出したもののその場に倒れる。メディカルが入るが続行不可となり33分、中村拓と交代。心配だ。

42分、敵GKからのフィードを敵FWに裏で収められカウンターを浴びる。青木が対応し右サイドでボールを奪ったがファウルの判定となり、エリア外ギリギリのところでFKを与える。43分、このFKが壁に入ったレアンドロの足に当たりコースが変わって波多野の逆を突く形になってしまう。ファーに転がったボールがゴールとなり1-1と同点に追いつかれる。

FKとなった青木のプレーも含め違う世界線を想定しづらく不運というしかない失点を前半終了間際に喫し、1-1でハーフ・タイムを迎えた。チャンスは作れているが敵のゴールが堅く、ワンプレーで流れがガラッと変わるリスクのある試合。ワンチャンを決めるかどうかの勝負になりそうだ。

後半に入ると名古屋は後半開始と54分に立て続けに選手交代を行い4人を入れ替える。このあとしばらくは名古屋が前に出る展開となるが、東京は前線からのプレスとブロックを形成する守備との切り替えが機能しておりフィニッシュまでは持ちこませない。

一方で東京はFK、CKのチャンスを何度か得るもののシュートが枠に収まらず、またFKは直接狙うには距離が長かったりしてチャンスを生かせない。

67分、東とオリヴェイラに代えて三田と永井を投入。三田は右SH、永井はトップに入る。70分、左サイドの永井がファーにクロスを入れると走りこんだ中村拓がダイレクトで合わせようとするが難しく大きく枠を外す。決まっていれば劇的だったが…。

東京が再び主導権を握り、敵陣で攻撃を仕掛ける時間が長くなるが、敵のブロックも固く、またGKの好セーブもあってこじ開けることができない。

77分、敵陣でレアンドロが敵DFからボールを奪おうと試みた際に接触、その場ではノー・ファウルとなったがVARが介入する。OFRとなり映像確認の結果、レアンドロが肘を敵DFの顔面にガッツリ入れているのが分かり、81分、退場処分となる。スタジアムのビジョンではよく分からなかったが、帰ってからDAZNで見たら言い逃れの余地のない反スポ行為で退場は相当だった。

83分、アダイウトンに代えて田川を投入。田川が右SHに入り三田はボランチにスライド、安部が左SHに回り永井が1トップとなる4-4-1になったかに見えたが、残り時間で勝ち越しを狙いに行く中で攻撃時は田川は実質トップに上がり、青木をアンカーに安部と三田がインサイド・ハーフになる4-3-2的な布陣に見えた。

87分、左サイド敵陣深いところでFKを得て見たが蹴るが、ファーで合わせた青木のシュートは大きく枠外に。90分、永井が左サイドからコントロール・シュートを放つがわずかに枠外。

アディショナル・タイムには敵の波状攻撃を波多野が再三の好セーブでしのぐシーンもあり、どちらに転んでもおかしくないオープンな終盤となったが、結局ともにゴールは遠く、1-1で痛み分けとなった。

小川の負傷交代、レアンドロの反スポによる退場とアクシデントもありながら、1人少なくなってもファイティング・ポーズをとり続け、最後まで敵ゴールを脅かした攻撃的な姿勢、中盤でのリスク管理、最終ラインの強靭な跳ね返し、波多野のシュート・ストップでの踏ん張りと、ドローに終わったものの収穫は多く見られた好ゲームではあった。

しかし、終盤の粘りを思えばそこまでに何とか1点は取っておきたかったし、こういう試合を形はどうであれ最後にこちらに転ばすことができないうちはタイトルはおろか、今季のACLもおぼつかないなと思った次第。

シュート数15-6、CK9-5、ポゼッション51-49という数字を見ても東京が試合をグリップしていたことが表れており、いくら敵の守備が堅いとはいえ本来は勝たなければならない試合だった。

たらればとは言いながらも、負けたり引き分けたりした後でついつい順位表を「もし勝ってたら」という目で見直してしまうのだが、勝ってたら3位との勝ち点差は5に、7位との差は2になっていた訳で、内容的には悪くない試合だったとはいえ上を狙うためには結構致命的なドローだったというほかない。

実際には30試合を終えて13勝10敗7分、勝ち点46(1試合あたり1.53)で順位は8位と変わらず。3位名古屋との勝ち点差は8、7位の鹿島との勝ち点差は4となった。今季残り8試合、名古屋を叩けなかったことでACLは現実的に厳しくなってしまった。

やれるだけのことをやるしかないが、クラブとして今季残り何を目指して戦うかというステートメントは必要ではないかと思った。しっかりした目標がないまま、適当に勝ったり負けたりしているのでは結局何も成し遂げられない。

1試合あたりの勝ち点目標を仮に上位レベルの1.75とすれば目指す勝ち点は67で、残り8試合で1敗しかできないとか、目線の置き方はいろいろある。シーズン最初にタイトルを目標に掲げるのはいいが、掲げっぱなしでそれが現実的に難しくなったときにそれを総括して次に向かう目線を示すということがクラブから聞こえてこないのはここ何年ももどかしく感じているところ。

長友のいう「ぬるさ」もそういうところにあると思う。クラブとして目標を設定し、それが達成できないなら要因を分析して次の手を打つ、場合によっては責任を問うということを厳しくやり続けて行く必要があるのではないか。覚悟と責任のない言いっぱなしは目標ではなく空想に過ぎない。

広島戦を除けばホームか首都圏でのアウェイしかない好条件でのシーズン終盤、上位との直接対決もまだ残されていて厳しいとはいえチャンスはある。ACLの旗は降ろさず戦い続けたいが…。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3) 終盤のシュート・ストップで意地を見せた。
小川(-) 負傷交代は心配。大事に至らなければいいが。
森重(3) 鬼気迫るボールへの執念を見せた。
オマリ(3.5) シーズン初めからこれくらいやってくれれば。
長友(3.5) 縦抜けのムダ走りが素晴らしい。
東(3.5) たぶん3人分くらい働いてる。
青木(3.5) 中盤でボールを整理できるのは本当に大きい。
安部(3) いい意味でブーストかかってる。代表ある。
アダイウトン(2.5) ゴール嬉しい。キレッキレとは今日の彼。
オリヴェイラ(3.5) 今日はミートしなかった。
レアンドロ(6) 本当に残念。1試合では済まないと思う。
===
中村拓(3.5) 急な起用に応えた。成長窺えた。
永井(3.5) 短い時間だが存在感大きかった。
三田(3.5) 次節先発でもいい。フィットしている。
田川(-) 時間短し。仕事はした。

濃い試合だっただけに結果だけが残念。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年09月21日 00:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第5節】アウグスブルク 1-0 グラードバッハ

■2021年9月18日(土) 15:30キックオフ
■WWK-Arena

前節今季リーグ戦初勝利を挙げ、ここから出遅れを取り戻して行く大事な試合。アウェイだが勝ち点3を目線に戦いたい。

ホフマンが故障欠場のためヘアマンが先発した他は前節と同じメンバー。システムは4バックに戻し、ネッツを左SHで起用する形となった。

ゾマー
バイヤー ギンター エルヴェディ スカリー
ヘアマン ツァカリア ノイハウス ネッツ
シュティンドル プレア

立ち上がりからグラードバッハがボールを動かすが、アウグスブルクの守備が固くバイタルでは自由にさせてもらえない。大きなチャンスは作れないまま時計が進み、次第にアウグスブルクが前に出てくるようになる。

前半の終盤には何度か得点機を作られるが、敵の拙攻にも助けられてゴールは許さない。双方に見せ場のないままスコアレスで前半を終える。攻撃に迫力を欠き攻めあぐねる展開で、流れもアウグスブルクに傾きそうになってる。

ヒュッター監督は後半からネッツに代えてヴォルフを投入、そのまま左SHに入る。ネッツが悪かった訳でもないと思うが、出す順番が逆じゃないかと思った。

50分、スルー・パスから裏に抜け出したプレアが流しこんでゴールかと思われたがVARの結果オフサイドとなりノー・ゴールに。リプレイで見たがかなり微妙でそのままゴールにしてくれてもいいじゃんと思った。

後半はグラードバッハが再び主導権を握りゴールを窺うが、やはりアウグスブルクの守備が堅く、ボールを持つ時間の割りに得点機は多くない。61分、ヘアマンがシュートを放つがゴールにはならず。

80分、エルヴェディが敵のロング・ボールを収められず、敵FWが裏抜け。ここからの戻しのパスをゴールに流しこまれて失点、0-1と先制を許す。固い守備に苦しんでいるとこういうことになるという見本のような展開にかなりガックリくる。

直後の81分、ヘアマンに代えてエンボロを投入、失点の前に前を厚くしてもよかったな。さらに84分にはノイハウスに代えてベネシュを投入、何とか同点を狙いに行くが決め手を欠いてゴールが遠い。

最後はパワープレー気味に前線にボールを送ったがアウグスブルクの守備を崩せず、結局0-1で今季3敗目となった。

シュート数11-5、CK6-2、ポゼッション71-29と優勢だったにも関わらず攻めきれず、逆にワンチャンを決められて負けるといういちばんあかんパターンで言葉もない。エンボロがベンチにいたのだし、ベネッツも使い残してのこの結果は疑問が残る。

プレアは献身的に動いてくれていると思うが、最後のところを決めきれておらず、まだ最初の1本を待っている状態か。テュラム、ホフマンを欠くとこういうことになってしまうのかという感が強い。シュティンドルの調子次第ということか。

やっていることはおかしくないのに結果が出ないというのがいちばん対応が難しいし流れも悪くなる。既に5試合を終えて1勝3敗1分は危険水域で、外野がうるさくなってくる。順位はまだ気にする必要はないとはいえ16位と降格圏に入っている。

やり続けながら結果を出して内容をよくして行くしかないが、そのために使える時間はもうなく、とにかく結果を出さないと動きが取れなくなってしまう。次節はホームでのBVB戦と厳しい相手だが、ここでガツンと叩いて調子を上げる踏み台にしたい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「この結果には落胆した。前半はあまりにも試合をグリップできていなかったが、自陣深くでコンパクトに守る相手と対するのは簡単なことではなかった。それでもチームはすべてをトライした。後半は明らかに試合は我々の手にあったが、最後の決定力が欠けていた。アウグスブルクは後半はまったくゴールのチャンスもなかった。彼らの唯一のチャンスは我々のミスからもたらされたもので、彼らはそれを生かした。腹立たしいことだし、ゴールを決められなかったとしても最低でも勝ち点1は持ち帰らなければならない」

アウェイだったけど白ユニ。僕が買ったセカンドの緑ユニはまだ実戦で見ていない。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年09月19日 01:03      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第29節】FC東京 4-0 横浜FC

■2021年9月18日(土) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

台風14号が九州に上陸して東進しているため開催が危ぶまれたが、正午に決行が発表され、雨の中味スタに向かった。雨は断続的に降ったりやんだりしたが、試合前から激しく降り、土砂降りの中でのキックオフとなった。

前節、味スタでの久しぶりの試合だったが柏に惜敗。3位以内を狙うのであればもう勝ち点は落とせない。アウェイ連戦後の味スタで最初の勝利も挙げたい。今季の行く末を決めかねない一戦だ。

新しく加入した長友を左SBで早速起用、小川が右SBに回り鈴木はベンチ外に。また渡辺剛がベンチ・スタートとなり、CBはオマリと森重がコンビを組んだ。ボランチには青木が先発復帰。

波多野
小川 森重 オマリ 長友
東 青木 安部 アダイウトン
オリヴェイラ レアンドロ

悪天候もあり序盤は互いに様子を窺う慎重な立ち上がり。10分、レアンドロの右CKに森重が足で合わせるがボールは枠外に。これが東京のファースト・シュート。徐々に東京がボールを支配する展開に。

18分、長友からパスを受けたアダイウトンが切れこんでシュートを放つがバーの上に。直後の19分、右サイドの小川が斜めにパスを入れるとオリヴェイラがこれを受けて反転、そのままボレー・シュートを放つと、これが決まり東京が1-0と先制する。

さらに直後の21分、レアンドロが敵陣でボールを奪い、そのままシュート・フェイントで敵DFをはがしてから右足で決める。コースも絶妙だった。東京が2-0とリードを広げる。おそらくこの時点で勝負はついていた。

その後も東京が主導権を握ってボールを動かす。横浜の攻撃に対してもブロックを作って好機を作らせず、横浜の精度の甘さ、波多野の好セーブもあってゴールは許さない。

43分、右サイドの東が入れたクロスに中央のオリヴェイラが頭で合わせゴール。3-0とリードを広げて前半を終える。ほぼセーフティ・リードだが、ルーズになることなく無失点で勝ちきることが後半のテーマになる。

後半立ち上がりの55分、オリヴェイラがエリア外から枠にシュートを飛ばすが敵GKがセーブ。57分にはオリヴェイラからのパスを受けたアダイウトンがシュートを放ったがこれもGKがセーブ。チャンスは作るものの追加点は奪えず。

59分、アダイウトンに代えて田川を投入、そのまま左SHに入る。青木、安部が中盤でボールを狩り、セカンド・ボールを確実にマイボールにしていることもあって、危なげなく時計を進める。

77分、東とオリヴェイラに代えて渡邊凌と永井を投入、永井がトップに、渡邊凌は右SHに入る。

86分、カウンターでレアンドロからのパスを受けた渡邊凌が左サイドを駆け上がりシュート、敵GKにセーブされるもののGKが確保しきれない掻き出して再度シュート、これもブロックされたがこぼれ球をレアンドロが冷静に蹴りこんでようやくゴールとなった。

これで4-0となり事実上試合終了。渡邊凌は「持って行かれた〜」という顔をしていたのが可愛かった。自分で決めたかったのはよく分かるが、きれいに流しこんでくれたレアンドロはさすがだった。

90分、レアンドロに代えて三田を投入、危なげなく試合をクローズし4-0で快勝した。

効率よく加点できたことで余裕を持って試合をコントロールできた。シュート数15-6、CK5-7、ポゼッション52-48とボールは持ち合った格好だが、シュート数に見られるように決定機は明らかに東京が多く、精度を欠く横浜に最後まで主導権を渡さなかった。

新しく加入した長友は積極的な上下動や的確なパス出しなどプレーだけではなく、味方を鼓舞し背中を押す声出しで存在感を示した。何より実績のある選手でOBでもありそうした動きに説得力があるのが強み。この長友効果をしっかりチームに還元できるかは監督次第だと思う。

今日の試合でよかったのは、最後にゴールを決めたのはオリヴェイラとレアンドロだったものの、そこに至る過程での日本人選手とブラジル人選手とのコンビネーションが向上していること。

ブラジル人同士でボールを預け合うシステムはまだまだあるものの、そこに安部や東、小川らが積極的に顔を出して中継し、長友もそこに加わった感がある。ほぼ1年かかったが、ここが加速できればシーズン終盤に向けて大きな底上げになる。

攻守においてある日本人とブラジル人の暗黙の役割分担のようなものが少しずつ緩やかになり、濃淡はあるものの混じり合いつつある気がしていて、今季は最初からこれが欲しかったと思わずにはいられない。気は早いが来季も長谷川監督で行くのならポイントはここだと思う。

これで29試合を終了、13勝10敗6分で勝ち点45(1試合あたり1.55)となり8位に。しかしACL圏内の3位との勝ち点差は8あり、残りが9試合であることを考えるとかなりギリの懸隔になりつつある。ここからは全勝の勢いでないと逆転は難しい。

まずは勝ち点1の中に4クラブがひしめいている4位グループ(神戸(51)、鳥栖(51)、浦和(51)、鹿島(50))に割って入る必要があり、この後控えている名古屋戦、浦和戦が大きなヤマになる。下位に勝っても上位に負けていては一生上には行けない。

長友効果も含めて今季の辻褄が合わせられるかどうかの大きな局面に来ている。クラブもサポも覚悟が必要だ。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) シュート・ストップにはやはり強みがある。
小川(3.5) 押し出されての右SBだったが適応力見せた。
森重(3) 敵FWを封殺、テンション高かった。
オマリ(3.5) 独特の動きはあるがここ一番で身体張った。
長友(3.5) ブランクを感じさせない動きで声も出ていた。
東(3) 好調を維持。アシストになったクロスが素晴らしかった。
青木(3) 中盤を制圧、影の現場監督感あった。
安部(2.5) FC東京のダイナモ。存在は大きい。
アダイウトン(3.5) ゴール欲しかったが役割は十分果たした。
オリヴェイラ(2) 彼が流れから決めれればだいたい勝つ。
レアンドロ(2) 波に乗ったレアンドロはだれにも止められない。
===
田川(4) 膠着の時間帯に入り特徴出せなかった。
永井(3.5) 既にセーフティリードあり存在感は薄かった。
渡邊凌(3.5) 決めたかった。気持ちはよく分かる。
三田(-) 時間短し。

もう黒ユニは着ないのかなあ。味スタで一回見たいなあ。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年09月14日 22:23      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第4節】グラードバッハ 3-1 ビーレフェルド

■2021年9月12日(日) 19:30キックオフ
■Borussia-Park

今季リーグ戦未勝利のグラードバッハ。ホームで何としても勝ち点3が必要な試合だ。代表戦で2週間のインターバルとなる。

ベンゼバイニがアルジェリア代表の試合で負傷しメンバー外となる一方、COVID-19罹患で前節欠場したギンターは先発に復帰。開幕から続けての先発となるスカリーの他、バイヤー、ネッツらが初先発となるなどフレッシュなメンバーを起用しての3-5-2の布陣に。

また前節途中出場で動きのよかったツァカリアがアンカーで先発しクラマーがベンチ・スタート。スイス代表としてユーロ2020に出場し負傷したエンボロがベンチ入り。

ゾマー
バイヤー ギンター エルヴェディ
ツァカリア
スカリー ホフマン ノイハウス ネッツ
シュティンドル プレア

互いに高い位置からプレスを敢行、速いテンポでボールが動く強度の高い立ち上がりになるが、グラードバッハがビーレフェルドのプレスをかいくぐって前線にボールを運び主導権を握る。

20分、敵の横パスをさらったホフマンがそのままドリブルでゴール前まで一気に上がり、最後に並走したプレアにパス、プレアがこれをゴールに流しこみ先制かと思われたが、VARが介入しラスト・パスがオフサイドの判定となってノー・ゴールに。

25分、シュティンドルがエリア内でシュートを放ち、敵DFにブロックされる。敵DFの肘あたりに当たっていたが、VARオンリー・レビューでノー・ファウルに。腕は折りたたんで身体に付いていたとの判断だと思われ、まあ、仕方ないかという判定。

35分、シュティンドルからパスを受けたネッツが中央のシュティンドルに戻したボールをエリア外からシュートすると、ボールが敵DFに当たって大きく上にはね、GKの頭を越してゴールに。ラッキーな得点で1-0と先制する。

その後もグラードバッハが有意に試合を進めるが、アディショナル・タイム、中盤から裏にスルー・パスを通され敵FWに抜け出しを許す。ゾマーとの一対一からのシュートは一度はセーブしたものの、こぼれ球をループ気味に押しこまれる。

いったんは抜け出しがオフサイドと判定されたがVARが介入、エルヴェディの足が微妙に残っており結局ゴールが認められる。前半終了間際に追いつかれ1-1の同点で前半を終えた。

グラードバッハが優勢に試合を進めているものの、ビーレフェルドにもチャンスを作られており、予断を許さない。

ヒュッター監督は後半開始からホフマンに代えてヴォルフを投入、3-4-3に近い並びになったように見えた。グラードバッハは引き続きボールを支配、何度かチャンスを作るが勝ち越し点が奪えない。ビーレフェルドもチャンスを作るがゾマーの好守もありゴールは許さず。

58分、ネッツが足をつった様子でそのままヘアマンと交代。スカリーが左SBにスライドして4バックとなり、ヘアマンが右SHに入る4-4-2にシステムを変更する。さらに67分にはノイハウスに代えてベネシュを投入。

すると69分、ツァカリアが持ち上がり右サイドのヘアマンにパス。ヘアマンがワンタッチでクロスを入れると、中央のシュティンドルが頭で合わせゴール。グラードバッハが2-1と勝ち越す。クロスがピンポイントで合った。

さらに72分には、ツァカリアがボールを奪い敵DFを置き去りにして持ち上がる。シュティンドルに預けたボールは右サイドのヘアマンにつながり、ヘアマンが再びクロスを入れると、ツァカリアがこれを収め、敵DFに囲まれながらもその間を縫ってシュート、これが決まって3-1と追加点を挙げる。

77分にはシュティンドルに代えてエンボロを投入。エンボロは今季初出場に。86分には裏に抜けたベネシュがゴール右隅至近からシュートを放つが敵GKにセーブされる。試合はそのまま3-1で終了、グラードバッハが待望の今季初勝利を手にした。

若い選手を擁しながらもシュティンドルを初めとした主力の踏ん張りで終始主導権を手放さず、一度は追いつかれたものの、ツァカリアや交代出場のヘアマンの活躍で突き放して勝ち点3を得た。シュート数18-18、CK3-4と互角だが、ポゼッション64-36とボールを握り、内容的には妥当な勝利だったと思う。

ネッツ、バイヤー、スカリーらも起用に応える働きで、試合を作った。特にスカリーはライナー、ベンゼバイニが同時に欠ける中で開幕から存在感を見せ続けている。彼らが活躍すれば層の厚さが増しシーズンを戦う上で大きな力になる。

開幕から結果がついてこない苦しい状況が続いたが、ホームでひとつ勝ったことで景色が変わることを期待したい。今季の礎石となる価値ある勝利だった。エンボロの復帰も好材料。テュラム、ライナーは長期離脱やむなしだがベンゼバイニの復帰を待ちたい。

これで4試合を終え、1勝2敗1分で勝ち点4(1試合あたり1.00)と出遅れたが、今からならまだ間に合う。シーズンのこの局面では内容よりも勝ち点を積み上げて足許を固める必要がある。ここからの挽回に期待。

アディ・ヒュッター監督談話:
「しっかり働いて勝った試合でとても嬉しい。我々は有利と思われて試合を立ち上げたが、ビーレフェルドも一方でしっかり入ってきた。彼らのおかげで我々は難しいゲームを強いられた。前半をリードして終えることができなかったのは腹立たしかった。ハーフタイム直前のあのシーンでは、我々はもう少し賢く対応すべきだった。アルミニアに同点にされた後、少し頭が下がったのが分かった。交代はとてもうまく行った。非常によく前を向いてつなぐことができるようになったし、2点目、3点目は素晴らしい形で決まった。しかしまだ何もかもがうまく行っている訳ではない。90分間我々はすべてをトライした。結局、我々にとって非常に重要な勝利でありこれで楽になった」

それにしても足つって退場したネッツは大丈夫か。



Comments(1)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年09月14日 01:02      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第28節】FC東京 0-1 柏

■2021年8月12日(日) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

6月27日以来、2ヶ月半ぶりの味スタでのホームゲーム。曇り空だが雨は降らなさそうだ。ヴェスパで味スタに乗りつけたが、駐輪場の案内がよく分からず停めるところを探すのに手間取った。

リーグ戦は仙台、神戸とアウェイで2連勝、ルヴァンカップ準々決勝も札幌相手にアウェイで苦杯を喫したもののホームで完封勝ちして準決勝進出を決めている。この勢いを削がずにシーズン終盤を戦いたい。この日は長友の復帰が発表されており、試合後に挨拶が予定されている。

先発は直近のルヴァンカップ準々決勝第2戦と同じ。レバノン代表招集から戻ったオマリがベンチ入り。

波多野
鈴木 渡辺剛 森重 小川
東 三田 安部 アダイウトン
オリヴェイラ レアンドロ

立ち上がりは互いにコンパクトな陣形でつぶし合う固い展開に。

9分、敵陣でボールを失い、ここから前線にロング・ボールを出される。渡辺剛と波多野が対応し、渡辺剛が敵FWをブロックして波多野がボールを確保しようとしたが、ボールにバック・スピンがかかっていたかバウンドが伸びない。エリア外で波多野がボールを触れないまま敵FWが縦に持ち出し無人のゴールに流しこまれて失点。0-1と早い時間帯にビハインドを背負う。

リスク管理を第一にするなら渡辺剛が自らボールをコントロールしてタッチに逃げるか、波多野はエリア外でハンドになるのを覚悟でパンチングするべきだったと思うがまあ結果論。拙いというか不運というか、なんとも言えない失点で脱力した。

その後は中盤でのにらみ合いから一進一退の攻防となるが、東京はセカンド・ボールが拾えず距離感も悪く、敵に少ないタッチでボールを動かされプレスがかかりきらないまま防衛線を切り下げる苦しい展開に。最後のところは中央を締めて破綻しないものの、奪っても起点が低く攻撃は散発。

21分、レアンドロがゴール正面30メートル弱くらいのところで倒されFKを得る。22分、レアンドロが自らこれを蹴り、壁に当たって軽くコースの変わったシュートが枠に向かうが敵GKの好セーブに阻まれる。思わず腰の浮くいいシュートだったが惜しかった。

さらに23分には右サイド深くでボールを持った三田がタイミングを見て中央のレアンドロにラスト・パスを出したが直接狙ったレアンドロのシュートは敵GK正面。

その後も積極的に裏を狙ってボールを供給するがタイミングが合わずオフサイドになるなど攻めきれない。結局0-1とビハインドのまま前半を終了した。

お粗末な失点はともかく、攻撃はチャンスも作りながらゴールが遠い。焦れずにチャンスをやり続けるしかない。どこかスイッチが入りきれず、ひとつひとつのプレーの強度が足りない感がある。

長谷川監督は後半開始から三田とアダイウトンに代えて青木と永井を投入、東が左SHに回り、オリヴェイラが右SH、永井はトップに入る。

49分、森重のフィードを追ってオリヴェイラが左サイド裏に抜け、フェイントで敵DFをかわし左足でシュートを放つが敵GKにセーブされる。

さらに58分、安部からのパスを追って左裏に抜けた永井が、深いところからオリヴェイラに戻しのパスを出すと、これを収めたオリヴェイラが左足でシュートを放つがファー・ポストをヒットし外へ。得点機を逃す。

オリヴェイラは61分にもレアンドロのスルー・パスからダイレクトでシュートを放つが大きく枠を外す。

67分、東に代えて田川を投入、田川はそのまま左SHに入ったか。73分、レアンドロが中央にスルー・パスを送ると田川が敵DFの間を抜けて裏にこれを持ち出し、GKとの一対一からシュートを放つがゴール右に外れる。スピードは素晴らしかったがせめて枠に飛ばしたかった。

80分、オリヴェイラに代えて高萩を投入、ゴールを狙いに行く。87ふん、ハーフウェイ右サイドでボールを持った高萩がノー・ルックでファー前線の永井に美しいパスを通すがオフサイド。この日のベスト高萩だったが残念だった。

アディショナル・タイムには青木に代えてオマリを投入、森重をボランチに上げてなんとか同点にしようとするが得点には至らず、結局序盤のなんともいえない失点が重く0-1で後味の悪い敗戦となった。

シュート数8-6、CK8-2、ポゼッション58-42と、特に後半は主導権を握りチャンスも作ったものの、最後のところを決めきれなかった。失点は拙いとはいえあり得るアクシデントとすれば、やはり無得点に終わったことが敗因。失点シーン以外は守備の破綻はなかっただけにもったいなかった。

前線からプレスに行くのか、ブロックを作って待つのか、特に前半は意思統一が不十分で中盤をすり抜けられ、結局自陣深いところで勝負するしかない局面が多かったように思った。後半は青木が中盤の底でボールを狩り、そこから散らすことによって起点が上がり攻撃のリズムが出たがフィニッシュがプアだった。

オリヴェイラのシュートが決まらなかったのは、これまでの実績を考えればこういう時もあると割りきるほかないが、田川はここ一番を決めて欲しかった。あのスピードある抜け出しから高確率でゴールが決まるようになれば彼にとっても世界は変わるはずだ。

フタをされて仕事のできていなかったアダイウトンを含め後半から交代選手を送りこんだ采配はおかしくなかったが、オマリと岡崎をともにベンチに置くなら、どちらか一人にして渡邉凌あたりを控えさせておいた方が終盤には効いたのではないか。高萩の起用は正しかったと思う。

これで28試合を終えて12勝10敗6分で勝ち点42(1試合あたり1.50)、順位は9位と変わらないが3位の鳥栖との勝ち点差は8に開いてしまった。終盤戦のスタートともいえるホーム4連戦の初戦であっさり負けてしまうところに東京の甘さというか淡白さというか危機感のなさが表れていると思った。

シーズン残り10試合で勝ち点差8はギリギリ。タイトルが事実上不可能になったあと、何を目指すのか明確にしてこなかったことが、ひとつひとつの試合から「どうしても勝たなければならない理由」を奪い、奮起と脱力を繰り返すような煮えきらない戦いの原因になっていると思う。

監督が残り全部勝つと試合前に発言しながらいきなりお粗末な敗戦を喫するのはなにかを成しとげるクラブの戦いではない。ルヴァンカップ優勝とACLという目標をあらためて明確に掲げ直すべきだ。

評点(評点はドイツ式):
波多野(6) いい加減児玉か阿部を使ったらどうか。ここは育成リーグではない。
鈴木(3.5) 派手さはないが頼りになる働き。右SB第一選択確定。
渡辺剛(5) DFとしてのリスク判断を誤った。
森重(4) 失点シーン以外は守備を締めた。
小川(4) 珍しく手堅いプレーに徹した。
東(3.5) 攻守のバランスが取れてフィットしている。
三田(4) 悪かった訳ではないが前半で交代は残念。
安部(3.5) 献身的な働きがチャンスにつながった。
アダイウトン(4) マークされて自由に動けず。
オリヴェイラ(4) シュートまでは行ったが決めきれず。
レアンドロ(3.5) 好調は維持、FKは惜しかった。
===
青木(3) ボランチのお手本を見せてくれた。
永井(3.5) 心得た働きでチャンス・メイク。ゴール見たい。
田川(4) あれを決められたら代表なんだけどな。
眷(-) 時間短し。存在価値は見せた。
オマリ(-) 時間短し。

長友の加入による化学反応には期待したいが戦力としては未知数。長谷川監督がどう使うか注目だ。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年09月06日 00:40      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ準々決勝第2戦】FC東京 2-0 札幌

■2021年9月5日(日) 18:00キックオフ
■レモンガススタジアム平塚

味スタがまだ使えないので平塚を借りてのホームゲーム。第1戦を1-2で落としているため準決勝進出のためには勝利が必須だが、1-0か2点差以上の勝利なら勝ち抜け、2-1なら延長、2点以上取られての1点差勝ちなら敗退となる。あまり細かいことを考えるより、しっかり点を取って勝つと割り切った方がいい。

第1戦からはターン・オーバーを実施。青木を休ませて三田をボランチ起用した他、オリヴェイラ、レアンドロ、アダイウトンの3枚看板を先発させた。最終ラインには森重が復帰、眷襪魯瓮鵐弌竺阿箸覆辰拭

波多野
鈴木 渡辺剛 森重 小川
東 三田 安部 アダイウトン
オリヴェイラ レアンドロ


勝利が必要な東京が前からプレスをかけ、少ない手数で敵ゴールに迫ろうとするのに対し、アドバンテージのある札幌はボールを動かしてアウェイ・ゴールを狙いに行く展開。8分、安部のパスを受けて中央を縦に抜けたレアンドロが流しこもうとするが敵GKにセーブされる。

18分、ペナルティエリアのすぐ手前、中央やや左でFKを得る。これをレアンドロが直接決めて1-0と先制。ファウルを受けた位置はエリアから1〜2メートル程度で、壁を越えて落とすのは厳しそうに見えたが、レアンドロは何食わぬ顔でそこから2メートルほど下がったところにボールをセット、札幌は壁が遠いと抗議したが容れられなかった。

これで東京は準決勝進出の最低条件を満たし、このまま試合が終われば勝ち抜けとなる。立場の逆転した札幌が前に出て、東京がこれを受ける流れとなる。何度かチャンスを作られたが敵のシュート精度の低さもあり事なきを得る。1-0で前半を終えた。

必ずしも試合を支配できている訳ではなく、札幌の攻撃を最終ラインでしのぐシーンも多いが、敵のキーマンとなるパスの出し手が24分に負傷交代したこともあってしっかりブロックで対応できている。失点すれば勝ち抜けは手からこぼれるだけに追加点が欲しい。

後半開始からはかなり押しこまれたがこれをしのぐと拮抗した展開に。55分、エリア内の攻防で敵の選手が倒れ主審がVARと交信するがOFRに至らずプレー・オン。58分、アダイウトンに代えて永井を投入、永井がトップに入りオリヴェイラが右SH、東が左SHにスライドする。

ここからリズムが出始め、東京が立て続けにチャンスを迎える。62分、右サイドから切れこんだ永井がタイミングを計ってゴール前にラスト・パスを入れると、ファーから走りこんだ東がワンタッチで合わせるが枠外に。

65分、ショート・カウンターから永井がシュートするが惜しくもバーをヒット、手前にこぼれたボールにレアンドロが詰めたが大きく枠を外す。

68分、安部が縦に入れたボールをオリヴェイラが左へワンタッチで落とすと、受けた東が右足で巻いたシュートを放つ。これがファーポスト内側に決まり追加点。2-0と東京がリードを広げる。

その後は札幌が前線に長身の外国人を揃えパワー・プレーに出る。85分、東、三田に代えて田川、青木を投入。87分、レアンドロが右サイドからゴールを狙うが敵GKの好セーブに阻まれる。

88分、小川が敵FWを引っかけてしまいこの日二度目の警告を受けて退場に。ロング・ボールで圧力を高めてくる札幌に対し、東京は安部を左SBに下げてしのぐ。

アディショナル・タイム、レアンドロ、オリヴェイラに代えて蓮川、岡崎を投入、3バックに変更したと思うが実質5バック。6分の表示が実質7分以上になったアディショナル・タイムもしのぎきり、東京が2-0で勝利、準々決勝2戦通算での得点を3-2とし、逆転で準決勝進出を決めた。

リーグ戦とは異なり、守りきって勝ち点を稼ぐという試合ではなく、とにかくゴールを決めて勝つしかない試合。札幌の揺さぶりを受けてしまう時間帯もあったが、前にボールを運ぶ意識は高く、またレアンドロ、オリヴェイラもよくボールを受けてくれた。

三田、東、安部らの献身的な守備と切り替えの速い攻撃参加も効いており、出ずっぱり状態だった青木を休ませて三田を起用したことが奏功した。東は久しぶりのゴールだが、このところ一時期の慎重なプレーから前に意識が向かいつつあるのを感じていただけに、きれいなコントロール・ショットが決まったのは嬉しかった。

これで東京は2年連続の準決勝進出。対戦相手は名古屋と決まった。10月の上旬にホーム&アウェイで決勝進出をかけて戦う。勝てば決勝の相手はC大阪と浦和の勝者となる。

明確なミッションのある試合でそれを理解してチームとして結果を出したことは、次の週末から始まるホーム4連戦に向けて、単なるカップ戦の勝利以上の大きな意味を持つ。この流れをリーグ戦につないで行きたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) 要所でシュアなキャッチを見せた。
鈴木(3.5) プレー選択が的確。右SB定着ということでいい。
渡辺剛(3.5) 空中戦、地上戦ともに意地を見せて譲らず。
森重(2.5) 鬼気迫る働き。代えの効かない選手。
小川(3.5) 退場は残念だが持ち場は守った。
東(3) ゴールだけでなくチームのために働いた。
三田(3) ボランチの選択肢であることを示した。
安部(3) まずはちょっと休んでくれ。
アダイウトン(4) 活躍の機会少なかった。
レアンドロ(2.5) FKのボールを後ろに置いたのが効いた。
オリヴェイラ(3) 前線でボールを収めてくれた。
===
永井(3) ゴールはなかったが役割果たした。ケガが心配。
青木(-) 時間短し。
田川(-) 時間短し。前線からよく追いこんだ。
蓮川(-) 時間短し。
岡崎(-) 時間短し。

審判のゲーム・コントロールが今ひとつで、ファウルの基準も怪しかった。敵MFに2度目の警告をすべきだった。

ユニは青赤のファーストだったが、黒ユニでもよかった。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2021年09月01日 23:17      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ準々決勝第1戦】札幌 2-1 FC東京

■2021年9月1日(水) 19:00キックオフ
■札幌厚別公園競技場

リーグ戦2連勝で迎えたルヴァンカップ準々決勝の第一戦。中3日での連戦であり、アウェイでもあることから、メンバーを入れ替えスコアレス・ドロー上等で乗りきって第二戦に勝負をかけるのでもいい。アウェイ・ゴールが取れればなおよい。

森重、東の他、ブラジリアン・トリオを全員先発から外しターン・オーバーを実施。森重はベンチにも入らず。オマリがレバノン代表に招集されたためCBは渡辺剛と岡崎のコンビとなった。岡崎のCBには不安も残るがしっかり中央を締めて欲しい。

波多野
鈴木 渡辺剛 岡崎 小川
三田 青木 安部 田川
永井 眷

試合は札幌がボールを握って連係から崩しに来るのに対し、東京はブロックを形成して守り、引っかけたボールから速い切り替えで敵ゴールに迫るという展開に。一進一退となるが、札幌の揺さぶりに対して東京は自陣をしっかり固めて対応している。

4分、眷襪らのパスを受けた田川が左サイドをドリブルで上がり、中央の三田にパス。三田はこれをさらに右サイドに流し、走りこんだ青木がダイレクトでシュートを放つが敵GK正面。

14分、左寄りでFKを得ると、三田が左足でこのボールを蹴る。ファーで渡辺剛が高い打点のヘディング。これが決まり東京が1-0と先制する。三田のボール、渡辺剛のヘディングともに精度が高かった。

しかしその後も札幌はボールを動かしながら東京陣内で機会を窺う時間が長い。19分、敵FWがドリブルで縦に仕掛けたところに岡崎がスライディング・タックルでチャレンジし倒してしまう。右寄りでFKを与える。

21分、このFKを直接狙ったボールは波多野がセーブするが、左サイドでこぼれ球を拾われ、クロスを放りこまれる。これをファーでヘディングされ失点。リードも束の間、1-1の同点となり試合は振り出しに。

その後は再び一進一退の攻防。31分、眷襪らのパスを受けた田川が左サイドの角度の難しいところからシュートを放つが枠外に。互いに決め手を欠くまま1-1で前半を終えた。

後半に入ると東京がやや前がかりに仕掛けるが大きなチャンスは作れず。58分、眷襦∋暗帖永井に代えてレアンドロ、東、オリヴェイラを投入。直後の59分には右CKを鈴木が蹴り、ファーの渡辺剛が再び頭で合わせシュートは枠に飛んだが敵GKのセーブに遭う。

しばらくは東京がレアンドロ、オリヴェイラを起点に敵陣でボールを動かす時間帯となったもののここでゴールが生まれず。74分、右サイドに開いたオリヴェイラのクロスにファーで田川がヘディング・シュートを放つが枠に向かわず。

さらに80分、CKからの流れでゴール前でルーズになったボールを渡辺剛がコースを狙って蹴りこもうとするが枠に飛ばず。80分、田川に代えてアダイウトンを投入、勝ち越しを狙いに行く意志を示す。

しかしその直後、敵の縦パスを中央でポストされ、落としたボールにミドル・シュートを放たれる。ボールはポストに当たって内側に跳ねゴール内へ。1-2と逆転を許す。その後も札幌に押しこまれ反撃の糸口がつかめない。

87分、鈴木に代えてバングーナガンデを投入、小川が右SBにスライド。交代枠を使いきる。90分、バングーナガンデが自陣で敵と交錯、ピッチに倒れこむ。単純な打撲に見えたが着地の際に膝を傷めたよう様子で立ち上がれず、そのまま担架で退場となる。

既に交代枠を使いきっていたため補充できずアディショナル・タイムは東が右SBに落ちて戦う。一人少ない状況で前への推進力はなく、そのまま1-2で逆転負けとなった。

早い時間にセット・プレーから先制したまではよかったが、すかさず追いつかれ、後半選手交代で攻勢に出たがこの時間帯に勝ち越せなかったのが痛かった。ボールを動かしてくる相手に縦に揺さぶられてゴールを許し、最後はバングーナガンデの負傷退場で試合終了。アウェイ・ゴールは奪ったものの、第二戦は勝利が必須となった。

シュート数7-11、CK5-5、ポゼッション45-55とそこまで悪い内容ではなかったが、攻守においてちぐはぐな部分が目立ち、最後まで主導権を握れないまま試行錯誤で90分を過ごしてしまった感がある。

岡崎のCBが安定感を欠き、失点につながったファウルではクリティカルなエリアで無用のリスクを取ったようにも見えた。その前にも縦パスをカットされながら回収に行かず、シュートを打たれるのをそのまま見送ったシーンがあり、CBとしての「何としても失点だけは許さない」という強さの欠如を感じた。クレバーで小器用な選手なので生かしようはいくらもあると思うが、少なくともCBを張る選手ではないように思う。蓮川を見たかった。

バングーナガンデのケガもキツい。左サイドに置いて、アダイウトンとの連係から打開を狙ったと思うが、結果として負傷退場となったのは残念。蓮川とバングーナガンデの2人をベンチに置くのなら、どちらかの代わりに渡邊凌を入れられなかったのか。ケガか?

ブラジリアン・トリオを投入して勝ち越しを狙いに行ったこと自体は判断として悪くないと思うが、今日の若いDFラインの顔ぶれを見れば、第二戦をにらんで他のやり方もあったかもしれない。まあ、こればかりは結果論なので何とも言えない。

ビハインドは背負ったものの、アウェイ・ゴールを挙げており、第二戦は1-0で勝てば準決勝進出が決まる。いずれにしても得点は必要なのでリスク取って前に出たい。味スタが使えず平塚での試合となるが、コンディションのいいメンバーで臨み、準決勝進出を勝ち取りたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(4.5) 配球に安定感欠く。全部蹴っといて欲しい。
鈴木(4) 押しこまれても落ち着いて対応した。
渡辺剛(4) ゴールはあったが守備では2失点。
岡崎(5) やはりCBではない。他のポジションで生かしたい。
小川(4) 攻守で存在感を見せた。
三田(3.5) もう少し引っ張ってもよかったと思う。
青木(3.5) 押しこまれる展開で仕事量多かった。
安部(4) 奪った後のコントロールが課題。
田川(4) フィニッシュに持ちこむ意識は買える。
眷(3.5) 要所でさすがの働き。長く見たかった。
永井(4) 交代早かった。長く見たかった。
===
オリヴェイラ(4) 復調しつつある。第二戦でゴールを。
レアンドロ(3.5) 好調を維持している。
東(4) いい攻め上がりもあり、何気にいい働き。
アダイウトン(-) 時間短し。
バングーナガンデ(-) 時間短し。ケガが心配。

第二戦、平塚では黒ユニを着てもらえないだろうか。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2021年08月30日 14:38      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第3節】ウニオン 2-1 グラードバッハ

■2021年8月29日(日) 15:30キックオフ
■Stadion An der Alten Försterei (Berlin)

スカパーでリアルタイム観戦。開幕戦でバイエルンと渡り合い勝ち点1をてにしたものの、前節はアウェイでレバークーゼンに完敗したうえ何人もケガ人を出して今季未勝利、いきなり逆境のスタートとなった。アウェイだが何としても今季初勝利が欲しい。

前節ケガで離脱したメンバーのうちベンゼバイニとプレアは先発。一方、テュラムとライナーは長期化の見込みでメンバーから外れた。またギンターはCOVID-19感染で離脱。スカリー、バイアーが先発し若いDFラインとなった。

ゾマー
スカリー バイアー エルヴェディ ベンゼバイニ
クラマー ノイハウス
ホフマン シュティンドル ヴォルフ
プレア

グラードバッハがボールを支配して攻撃をしかけるのに対し、ウニオンが中央を固め奪ったボールからカウンターを狙う展開に。少ないタッチ数でパスをつなぎながら前にボールを運ぼうとするが、パスがしばしばずれ、敵のブロックも固くゴールに至らない。

互いに決め手を欠く流れとなったが、22分、バイアーが自陣でのパスをミスって敵に渡してしまう。このボールを左サイドに展開され、クロスにファーでヘディングを合わされて失点。0-1と先制を許す。ボールの奪われ方が悪すぎたうえ、それでも人は足りていたのにファーをフリーにした。前節を思い出させるイヤな失点でちょっとゲッソリきた。

しかしチームは果敢に同点を狙いに行く。奪われた後の切り替えが早く、セカンド・ボールをしっかり回収しながら攻撃をしかけることができている。36分、ヴォルフがエリア内でボールを受け、敵DFに絡まれながらも反転してシュートしたが敵GKがセーブ。

41分、中央でシュティンドルがボールを失うと、前がかりになった裏を突かれ敵のFWに抜け出しを許す。4対2のカウンターになったが敵のパス交換に振られ、裏にスルー・パスを通されて決められる。0-2と前半のうちに追加点を奪われ厳しい展開になる。

44分、持ち上がったホフマンが正面から強烈なミドル・シュートを放つがGKがセーブ。さらにこぼれ球にノイハウスが反応し、流しこむだけだと思ったが枠に収められず。ここで1点返せていればと思うが、0-2で前半を終えた。

グラードバッハは後半開始からヴォルフとクラマーに代えてヘアマンとツァカリアを投入。ツァカリアはそのままボランチに、ヘアマンは右ワイドに入りホフマンが左に回った。

後半はツァカリアが前への推進力となり積極的に攻撃を展開、何度かチャンスを作る。ボールを支配して敵陣中心に試合を進めるが、ウニオンもしっかりと守備を固めておりゴールが遠い。特にプレアがあまり機能しておらず、フィニッシュの精度が低い感じ。

72分、プレアに代えてベネッツを投入、シュティンドルがトップに上がりホフマンがトップ下、べネッツは左ワイドに入った。グラードバッハは主導権を握ってボールを動かすが割り切って守るウニオンのゴールを割ることができない。

84分、ノイハウスに代えてベネシュを投入、時間がなくなり2点差が重い。アディショナル・タイム、カウンターから中央でボールを収めたシュティンドルが敵DFに絡まれながらも攻め上がったベネシュにパス、ベネシュはドリブルで持ち上がって強烈なシュートを枠に放つ。

このシュートは敵GKが腕一本でセーブしたが、確保できずにルーズになったところに走りこんだホフマンがゴールに流しこんでようやく1点を返し1-2に。

さらに残り時間わずかでゾマーからのロング・フィードを左サイドの深いところで収めたヘアマンが厳しい角度からシュートを放ったが枠外。これで時間が尽き、結局1-2で2連敗、開幕から3戦で未勝利となった。

前半、うかつなミスから2点を献上、後半選手交代もあって盛り返し、試合全体としては主導権を握って積極的に前に出たが、ウニオンの堅守もあってゴールが遠く、1点を返したが遅すぎた。シュート数20-11、CK8-4、ポゼッション72-28と試合自体はグラードバッハがコントロールしていたことが分かる。

ギンター、ライナーという要を2枚欠き、スカリー、バイアーではちょっと心許なかった。若手は起用したいが、どちらかはヤンチュケに任せてもよかったように思う。まあ、結果論だけど。

チームとしてそれほどおかしなことをやっている訳でもないが、なかなか結果が出ないということはある。焦ることはないが新監督の試運転として許される期間は過ぎつつあり、次節勝ち点がないといろいろ雑音が出てやりにくくなるので、この2週間のインターバルをうまく使ってやることを整理したい。

前節も今節も失点がミス絡みやアンラッキーもあって止めきれていないので、ここをしっかり引き締めることだろう。高いカネを出して引き抜いてきた監督なので、そのビジョンをしっかりチームに落としこんで欲しい。

この試合ではツァカリアのパフォーマンスがよかった。このレベルでコンスタントに戦えるなら、クラマーをサブにしてツァカリアとノイハウスのコンビでかなりいい形が作れるのではないか。ベネシュも前めでシュティンドルと併用できるくらいの可能性を見せたと思う。

シーズンは始まったばかりで、まだ何かを語るには早いと思うが、まず1勝しないことにはいろいろなことが前に進まない。内容はともかくとりあえず結果が欲しい。

アディ・ヒュッター監督談話:
「パフォーマンスに見合わない、不運で受け入れるのが難しい敗戦だったと思う。我々は残念ながら2つの個人的なミスからリードを奪われてしまった。最初の失点では我々はあまりに簡単にボールを渡してしまったし、2点目では戦術的なファウルで止めるべきだった。ビハインドを背負いながらも、私のチームはすべてを投入してくれたし、自陣深く守る相手に対しても悪くない戦いをしたと思う。しかし、最後のパス、最後の判断がしばしば合っていなかった。3試合で勝ち点1しか取れていないことには満足していないが、3試合のうち少なくとも2試合のパフォーマンスは問題のないものだった」

アウェイだがウニオンが赤ユニだったので、グラードバッハはファーストの白ユニを着用。僕が買ったセカンドの渋い緑色はまだリーグ戦では見られていない。あとプーマのテンプレ・デザインのサードユニというのもあるようだがあまりにひどいデザインなので着なくていいレベル。早く緑ユニ着て。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2021年08月28日 22:58      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第27節】神戸 0-1 FC東京

■2021年8月28日(土) 18:00キックオフ
■ノエビアスタジアム神戸

仙台戦になんとか勝って乗りこんだ神戸。このところ下位には勝つが上位には負けるというパターンが続いているが、このままではここから上は望めない。厳しい日程での連戦となるがリーグ戦のアウェイ・シリーズはこの試合が最終となっておりなんとか勝ち点3を持ち帰りたい。

中2日となる仙台戦からは再びメンバーを入れ替え、ブラジリアン・トリオを前線に配したほか、森重、青木、東らが先発に復帰。また、前節安定したパフォーマンスを見せた鈴木が続けて右SBで先発した。ベンチには渡辺剛、岡崎、バングーナガンデの3枚のDFを置くのはもったいなく見えるが…。

波多野
鈴木 森重 オマリ 小川
東 青木 安部 アダイウトン
オリヴェイラ レアンドロ

試合は互いに慎重な立ち上がりに。神戸がボールを保持、パスをつないで組み立てようとするのに対し、東京は前プレと守備ブロックのバランスから奪ったボールを前線に早めに当ててフィニッシュに持ちこもうとする。

芝の状態が極端に悪く、双方の選手が何度も足をすべらせてボールを失うなどプレーに影響が出ている。滑るのか引っかかるのかよく分からないが、ケガが懸念されるレベルの難しいコンディションでどちらもプレーが慎重になっている。

7分、エリア手前でボールを収めたレアンドロがミドルを狙うが敵GK正面。これが東京のファースト・シュートになる。その後は敵の攻撃をブロックでしのぎながらカウンターのチャンスを狙うが拮抗した展開となり息が抜けない。

アダイウトンが敵右サイドの守備に阻まれて前進できず、オリヴェイラとレアンドロの連係だけでは崩しに限界がある。東もここ一番ではゴール前には入りこむが決めきれず、スコアレスのまま前半を終えた。神経質な試合になっているが後半ワンチャンをモノにして先制したい。

後半も前半と同じように一進一退の攻防となる。63分、オリヴェイラからのパスを受けた安部が中央を縦に突破し、最後にオリヴェイラに戻しのパスを預ける。オリヴェイラが強振したがボールは敵DFに当たり、こぼれ球をレアンドロが押しこもうとするがこれも敵DFにブロックされる。

このオリヴェイラのシュートをブロックした敵DFがハンドではないかということでVARが介入するが、OFRは行われないまま試合は再開された。手は広がっていたが後ろからのボールだったため偶発的だったとの判定か。分かりにくかった。

69分、東とアダイウトンに代えて田川と三田を投入。三田が右、田川が左のSHに入る。さらに77分、オリヴェイラに代えて永井を投入、先制を狙いに行く。

すると83分、田川からのパスを受けたレアンドロが永井にボールを預けて前を向く。永井がすかさずワンツーを返すとレアンドロはダイレクトで強烈なシュートを枠に飛ばしこれが決まって東京が1-0と先制する。ほとんど時間がなく敵FWにも囲まれた中で小さなシュート・モーションから強いボールを確実に枠に飛ばしたレアンドロの技術がすごすぎた。

その後は同点を狙って前に出るしかない神戸に対し、東京がこれをいなしながら時間を使いあわよくば追加点を狙う流れに。東京は手堅く時計を進め、敵にシュートも許さないまま5分のアディショナル・タイムも使いきって1-0で2連勝を挙げた。

中2日でのアウェイ連戦、個の能力の高い相手に加え、ピッチ・コンディションも最悪だったため難しい試合になったが、敵の攻撃が散発であったことにも助けられ、我慢してスコアレスのまま終盤まで試合を進めて最後にゴールを決めた。交代で入った三田、永井、田川が仕事をして、我慢の試合をしっかり勝ちきった。

数字を見ればシュート数8-10、CK3-4、ポゼッション40-60と必ずしも優勢ではなかったが、要所を締めて、どちらに転んでもおかしくない試合をこちらに引きこんだ。ここ3試合、CBの組み合わせを変えながらも3試合でセット・プレーの1失点のみに抑えているのがやはり結果に結びついている。

今日は神戸の強い個の力に抑えられてブラジリアン・トリオそのものは不発だったが、最後にレアンドロを残して、他の選手とのコンビネーションでゴールが生まれたところにもこの試合の妙味があったように思う。

万全でも盤石でもないが、こうして勝ち点を積み上げることでなんとかチーム状態や選手起用を安定させて行きたい。右SB問題は鈴木で解決した感があるし、ブラジリアン・トリオをコアにしながらも小川、東、安部らが機動的に絡む形も見えつつある。

2連勝で戦績は27試合12勝9敗6分、勝ち点を42(1試合あたり1.56)に伸ばした。順位は暫定8位で前節と変わらないが、3位との勝ち点差は5と再び射程に。川崎と横浜Mが走りすぎていて2位から上は望めないが、ACLならまだ間に合う。あと11試合、ホーム8試合、アウェイ3試合(うち首都圏2試合)と日程も今後は逆に有利になる。どこまでやれるか見てみたい。

評点(評点はドイツ式):
波多野(3.5) ボール・リリースが早くリズムを作った。
鈴木(3.5) 右SBは普通に鈴木で問題ない。
森重(3.5) 敵の攻撃を斥け続けた。400試合出場は勲章。
オマリ(3.5) ここ一番で身体を張った。好調を維持。
小川(4) アダイウトンが前に行けず渋滞。
東(3.5) いいクロスあった。プレー・センス高い。
青木(3.5) 中盤に蓋をして中央を割らせなかった。
安部(3) 広い範囲を運動量でカバー。貢献大きかった。
アダイウトン(4) 対面の敵が強力で前に出られず。
オリヴェイラ(3.5) 復調の兆しは見えた。ボールを収めた。
レアンドロ(3) ゴールは見事だったがそれ以外もよく動いた。
===
三田(3) 攻守に奮闘しチームを引き締めた。
田川(3.5) 得点シーンでは決定的な働きをした。
永井(3) 交代で期待された役割を十分果たした。

守備は3人も枠いらなかったから渡邉凌と眷襪鬟戰鵐舛肪屬い討きたかった。今日は黒ユニで濃色同士見にくいかなとも思ったけど、神戸が白っぽかったので問題なかった。黒ユニを是非ホームでも見たい。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年08月26日 00:01      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第26節】仙台 1-2 FC東京

■2021年8月25日(水) 19:00キックオフ
■ユアテックスタジアム仙台

2連敗の後、前節はスコアレスドローで勝ち点1を拾って延命、チームがどちらに向かうかを占う重要な試合となった。引き続きホーム・スタジアムが使えず、長いロードが続く。勝ち点3を積み上げてシーズン終盤に向け反転攻勢のきっかけにしなければならない試合だ。

前節からは大きくターン・オーバーを実施。波多野、オマリ、小川、安部以外はすべてメンバーを入れ替えてきた。右SBで移籍後初先発となる鈴木、ケガから復帰の渡邉凌らのパフォーマンスが楽しみだ。森重、東、オリヴェイラ、アダイウトンらがベンチに控える。

波多野
鈴木 渡辺剛 オマリ 小川
田川 三田 安部 渡邉凌
高萩 永井

序盤から東京がボールを支配するが、互いに縦に速い攻撃をしかけようとぶつかり合う展開になる。11分、エリア左で得たFKを三田が蹴ると、永井が頭でファーにつなぎ、ここに飛びこんだ渡辺剛が押しこもうとするが敵GKにセーブされる。一瞬ゴール・ラインを割ったようにも見えたが認められず。

その後も東京が主導権を握り攻撃をしかける。17分、左CKを三田が蹴ると、中央のオマリが高い打点から頭でシュートをネットに突き刺す。東京が1-0と先制する。オマリの空中戦の強さが発揮された先制点となった。

その後も東京が主導権を握り何度かチャンスを作るが流れからはなかなか得点できない。仙台は前線まで素早く展開するもののバイタルに入ったところでスロー・ダウン、決定的な形は作らせない。どちらも決め手を欠くまま1-0で前半を終了した。

流れからは決めきれないがセット・プレーから先制できたのは悪くない。大きくメンバーを入れ替えたためか息が合わないシーンも散見されるが、最後のところは身体を張ることができている。後半、交代のタイミングがポイントになりそうだ。

後半は立ち上がりから東京が追加点を狙って攻撃的にしかけるが、敵GKの攻守もあって決めきれない。すると62分、敵のFKに頭で合わされ失点。1-1と同点に追いつかれてしまう。試合は振り出しに。

64分、左寄りで得たFKを鈴木が蹴り、ファーの渡辺剛が競ってこぼれたボールを自ら足で押しこもうとするが枠に収まらず。66分、渡邉凌と田川に代えてアダイウトンと森重を投入。アダイウトンはそのまま左SHに。森重はボランチに入り三田が右SHにスライドする。

68分、アダイウトンが左サイドを突破して中央の森重にラスト・パスを送ると、森重がエリア外から強烈なミドル・シュートを枠に飛ばすが、敵GKの好セーブに遭う。森重やっぱりうまいわと思わされたシュートだった。

さらに75分、永井が左サイドでボールを持ち、DFを引きつけたところでゴール前にラスト・パス。ここに高萩がフリーで走りこみ、軽く流しこむだけだったが枠を外してしまう。決まったと思ったが逸機となり、高萩もショックでしばらく起き上がれず。

76分、三田に代えてオリヴェイラを投入、オリヴェイラはそのまま右SHに入る。さらに82分、高萩に代えて東を投入、勝ち越しを狙いに行く。東を右SHに置き、オリヴェイラを一列上げたか。終盤で流動的になりよく分からない。

87分、東が右サイドからクロスを入れると中央で安部が頭で合わせるが敵GKが好セーブ。88分、アダイウトンが左サイドから切れこんでスピードのあるコントロール・シュートを枠に飛ばすがこれも敵GKがセーブ。3点か4点くらい敵GKにやられている。

89分、FKからのボールを競ってエリア内で混戦になり、オマリが敵DFに倒されたとしてPKを得る。リプレイを見る限りかなり微妙な感じだったが、VARチェックの結果主審の判断がサポートされた。アディショナル・タイム、オリヴェイラがいつもの感じで敵GKのタイミングを外してPKを決め、土壇場で2-1と勝ち越す。

残りのアディショナル・タイムもボールを動かして逃げきり、東京がリーグ戦5試合ぶりとなる勝利を挙げた。

メンバーを入れ替えた試合で息が合わない部分もあったが、眷襪前線で起点を作り決定機を演出した。流れからはゴールが生まれなかったが、試合の流れを手放さず、セット・プレーから追いつかれたものの最後にPKで突き放した。思い通りの展開ではなかったが結果を手にしたことが大きい。

危ないシーンもいくつかはあったが散発で、敵の拙攻やシュート・ミスにも助けられた。リトリートがはっきりしていて全員で守る意識が高かったことが最小失点に抑えることのできた要因だったと思う。

敵GKがちょっと異次元の当たり方だったので流れからゴールが生まれなかったのは残念だったが、シュート数13-6、CK6-3、ポゼッション59-41と内容的には東京が主導権を握っており、勝ち点3を持ち帰ることができた結果自体は妥当だったと言っていいのではないだろうか。

詰まった日程の週央の試合で大きくメンバーを入れ替えて奮起を促し、その勢いで結果を引っ張り出してチーム全体を締め直すのは長谷川監督の得意技か。前節の引き分けからのいい流れを引き継ぐことができたが、上位との戦いでも結果が出ないとここから上には行けない。

東京はこれで26試合を終了、11勝9敗8分で勝ち点を39(1試合あたり1.50)に伸ばし順位もひとつ上げて8位となった。3位の神戸との勝ち点差は8あるが、次節は神戸との直接対決でありACL争いに踏みとどまれるかどうかの分かれ目になる。中2日での試合になるがここはひとつのポイントだ。

評点(採点はドイツ式):
波多野(4) 試されるシーン少なく破綻はなかった。
鈴木(3.5) 骨惜しみしない働きで十分アピールできた。
渡辺剛(3.5) 黒ユニがすごく似合ってた。
オマリ(3) 攻守に奮闘。縦のボールも効いていた。
小川(3.5) 代表の貫禄を見せる落ち着いたプレー。
田川(4) 序盤の決定機を決めきれず。トップに置きたい。
三田(3.5) ボランチで十分計算できることを示した。
安部(4) ダッシュしたボールの出しどころに迷い。
渡邉凌(4) 決定的な働きはなかったがもう少し見たい。
眷(3) 彼がいると試合の質が上がる。
永井(3.5) 献身的に働いたがシュートもう少し欲しい。
===
アダイウトン(3.5) いるとやはり働いてくれる。
森重(3) 久しぶりのボランチだが巧さを見せた。
オリヴェイラ(-) 時間短し。PKマジ心臓に悪い。
東(-) 時間短し

黒ユニカッコよかった。ホームでも着て欲しい。敵のGKの声出しが素晴らしかった。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2021年08月22日 14:51      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第2節】レバークーゼン 4-0 グラードバッハ

■2021年8月21日(土) 18:30キックオフ
■BayArena (Leverkusen)

日曜日に早起きしてスカパーの録画を時差視聴した。レバークーゼンとの試合は極端な結果になることも多い印象だが、開幕戦でバイエルンと引き分け、今季初勝利を狙いたいアウェイ・ゲーム。

前節は途中出場だったテュラム、ホフマンが先発、ヘアマンとヴォルフがベンチ・スタートとなった。また前節メンバー外だったベンゼバイニは先発復帰の可能性も報じられたがベンチ・スタートとなり、スカリーが引き続き左SBで先発した。

ゾマー
ライナー ギンター エルヴェディ スカリー
クラマー ノイハウス
ホフマン シュティンドル プレア
テュラム

最初の不幸は3分にやってきた。立ち上がりからレバークーゼンが主導権を握りボールを動かしてきたが、3分、エリア手前からの敵のミドル・シュートが左ポストをヒット、外にはねたボールがゾマーの足に当たってゴールに転がり失点、0-1と先制を許す。

さらに8分、左サイドのスカリーが敵FWに競り負けて突破を許し、ここからのクロスに中央で合わされて再び失点、開始から10分もたたないうちに0-2とリードを広げられた。完全に力負けでゴールをこじ開けられた。

その後はリスクを取る必要のなくなったレバークーゼンがややギアを落とし、グラードバッハがややボールを持てるようになるが、敵の守備が固いというか強く、持ち上がってもフィニッシュまでつなぐことができない。

20分、テュラムが交代を求めるサインを出してピッチに座りこむ。何分か前に敵との交錯で足を傷めた様子で続行不能となりヴォルフと交代。ヴォルフは左SHに入りプレアがトップに。その後も攻撃の糸口がつかめないまま時間が過ぎる。

41分、右サイドからエリアに突っかけようとしたライナーが倒される。ファウルはエリア手前かと思われたがVARの結果エリア内でのファウルと判定されPKを得る。43分、シュティンドルがこれを蹴るが敵GKに完全に読まれて失敗。得点機を逃す。これがこの試合のひとつのポイントだったと思う。

さらに、ファウルを受けたライナーは続行不能と判断され、アディショナル・タイムにベンゼバイニと交代。ベンゼバイニは左SBに入り、スカリーが右SBにスライドする。0-2で前半を終えたが、0-2のビハインドに加え2人の負傷退場、PK失敗と散々だった。

後半に入るとネジを巻かれたグラードバッハがボールを握って前に出るが、チャンスは作るものの決めきれない。55分、左サイドで敵FWをフリーにしシュートを打たれる。ボールはカバーに入ったベンゼバイニに当たってコースが変わりゴールへ。0-3となりこの時点でもうライフはゼロ。

63分、その前の交錯で頭を打ったっぽいギンターと、足を傷めたっぽいプレアが退き、ヘアマンと新加入のネッツが入る。ネッツが左SBに入り、ベンゼバイニがCBにスライド、ヘアマンは右SHに入りホフマンがトップに。3回目の交替となりカードは1枚残りながらも交代終了。

その後も諦めず攻め続けたが敵GKの堅守もあってゴールは遠く、逆に87分、敵のシュートをゾマーがセーブしようとするがこぼれたボールがそのままゴールに入って0-4に。試合はほぼアディショナル・タイムもなく終了し、今季最初の敗戦となった。

とにかくグラードバッハの日ではなかったという外ないが、攻守において強度の高いレバークーゼンに不幸な形で先制を許し後手に回ったことがすべて。個々の局面は不運もあったが、全体の流れとしてはスコアはともかくとしても敗戦は受け入れるべき。

序盤、互いにモラル高く強度、速度ともにマックスの状態でぶつかりあう入口のバトルで後れをとると致命的なことになるのがよく分かった。ケガからの復帰組も多く、また試合中の負傷者で交代枠を使うことを余儀なくされ、力を出しきる前に自壊した。



あと、スカリーは開幕戦ではいい働きをしたが、この試合では対面の敵SHとのマッチ・アップに負けて穴を作った。こういうのをいくつか経験して大きくなるしかない。途中出場のネッツは、難しい試合でのデビューになったが気の利いた動きが期待できる印象を受けた。

今季2試合でまだ勝利がないが、やってることがおかしい訳ではないので連係を高めて行くしかない。テュラム、ライナー、ギンター、プレアと代えの利かない主力が負傷退場しており、次節以降が心配だ。いずれも軽傷であればいいが。

アディ・ヒュッター監督談話:
「最初の失点はとてもアンラッキーだった。その後は我々も少し前向きにチャレンジしたが、すぐに2点目の失点を喫してしまった。特に後半の始まりには1-2にしようと圧力を高め、この局面で試合をあついは違う方向に向けることができたはずだった。もちろん、1点を返してハーフタイムを迎えていれば心理的にいい影響があっただろうが。その代わりに我々は軌道の変わったシュートで0-3にされてしまった。全体としてレバークーゼンが非常に強かった。相手は多様な視野を持ち、戦略的にもパフォーマンスも我々より危険であり攻撃的だった。これは気に入らない。非常に幻滅した日であり、ケガ人のことを考えると恐ろしい日になってしまった」

レバークーゼンが赤ユニだったのでグラードバッハはファーストの白ユニだった。今年はセカンドの緑ユニを買ったが、新しく発表されたサードがプーマのテンプレでダサい。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



!!注意!! このブログは…
このブログはウェブ・サイト「Silverboy Club」内のコンテンツになっています。外部リンクから直接このブログに飛んできた場合、サイトのメニュー・バーが現れず、サイト内の他のコンテンツにリンクできません。その場合、このリンクでメニュー・バーを表示し、是非サイトの他のコンテンツもお楽しみください。
 
月別アーカイブ
最近のコメント




Copyright Reserved
2005-2006 Silverboy & Co.
e-Mail address : silverboy@silverboy.com