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2018年05月20日 21:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第15節】鳥栖 0-0 FC東京

■2018年5月20日(日) 15:00キックオフ
■ベストアメニティスタジアム

鳥栖でのアウェイ・ゲームなので自宅DAZN観戦。現地は好天だがときおり強い風が吹いていたようだ。

ワールドカップによる中断前、2か月続いた連戦の最後の試合となる。東京は2位を維持しているが、5月に入って公式戦5試合で1勝2敗2分、リーグ戦でも1勝2分と戦績は停滞している。また週央のルヴァンカップでは、メンバーをターン・オーバーしたとはいえ仙台に苦杯を喫してもいる。いい形で中断期間に入るためにも、また下位相手に勝ち点を取りこぼさないという意味でも、アウェイながら勝ち点3をきちんと積み上げたい試合だ。

チャンが前節負傷、大事を取って出場を回避し、丸山がDFにラインに入った他は、前節と同じメンバー。


室屋 森重 丸山 太田
大森 橋本 眷襦‥
オリヴェイラ 永井

試合は拮抗した立ち上がり。互いにシンプルに前線にボールを当てる戦術で、中盤で激しい主導権争いとなる。5分、オリヴェイラが敵からボールを奪うとそのまま持ち上がって右サイドからエリアにカット・インするが中央にボールを送るがGKにセーブされる。

12分、オリヴェイラが敵のボールを奪いエリア外からシュートを放つが枠に収まらず。オリヴェイラの奮闘が光るが、敵も強力なFWを揃えておりゴールに迫られるシーンも。シュートは林がセーブするが気を抜けない拮抗した展開。

18分、眷襪ら縦パスを受けたオリヴェイラが反転してエリア外からシュートを放つがボールはゴール右へ。25分ごろ、互いのファウルとその判定を巡ってエキサイト、もみあいとなる。激しい競り合いが続く。

39分、右に開いた永井がクロスを送ると中央の東がスルー、ファーでこれを受けた太田が左足に持ち替えてシュートを放つが敵GKの正面に。アディショナル・タイムには左サイドから東がクロスを入れ、大森がミドルを放つがバーの上。スコアレスで前半を終えた。

拮抗した戦いで互いにチャンスを作ったが決めきれず。規律ある戦いはできているが前半の内に先制したかった。後半も守備のベースを崩さず、チャンスを決めきりたい。

後半に入ると東京がボール支配して鳥栖陣内中心に試合を進めるようになる。46分、太田が遠目から狙うが敵DFに当たりGKがキャッチ。49分、永井のスルー・パスを東が裏で受けてGKと一対一になったがオフサイド。

52分、東からパスを受けて中央に切れこんだ室屋が永井とのワンツーでゴール正面に飛び出しシュートを放つが敵GKにセーブされる。絶好機だったがシュート・コースがやや正直過ぎたか。崩して一対一になるところまでは完璧だった。

54分にはオリヴェイラからのスルー・パスを受けた大森がシュートを放つがこれも敵GKがセーブ。東京が後半開始から攻勢に出て鳥栖を押しこみ、チャンスを作って得点の気配は濃厚だが決めきれない。

65分、室屋と敵DFが小競り合いになり双方に警告。室屋のファウルの後、敵DFがプレーとは関係のないところで報復気味に室屋を突き飛ばしており、敵DFは退場でもおかしくなかった。

67分、左サイドの太田からのクロスに東が頭で合わせるが枠に飛ばず。70分には右サイドの室屋からのクロスに再び東が頭で合わせるがこれもバーの上。

73分、大森と永井に代えて田邉と前田を投入。76分、右寄りの眷襪裏にコントロールしたクロスを放りこむと、ここに駆けこんだ田邉が頭で合わせるが敵GKにセーブされる。いいコースにきれいに飛ばしたがGKの反応が鋭かった。

85分、右寄り35メートルほどのFKを太田が直接狙うがこれも敵GKがセーブ。コースはよかったが勢いが足りなかったか。終盤はほぼ一方的な展開となり、東京が波状攻撃を仕掛けるが、敵GKの好セーブもありゴールを割ることができない。

アディショナル・タイム、ドリブルで持ち上がった田邉が前田にラスト・パス、前田がこれをシュートするが飛び出した敵GKにセーブされる。結局最後まで1点が遠く、スコアレス・ドローとなった。

前半は敵の強力な外国人FWに手を焼き、チャンスも作られたが、規律ある戦いでしのぐと、後半は主導権を握り、ほぼフィニッシュまで持ちこませない展開に。攻撃面でも再三得点機があったが最後のところで敵GKに阻止され、勝ちきれなかった。

現在の順位やチーム状態、試合内容からしても勝たなければならない試合で、イーブンな引き分けではなく、鳥栖にとってラッキー、攻め続けた東京にとっては残念というしかない引き分けだった。

もちろん長いシーズンにはこういう試合もあるものだし、それでもお粗末な失点なくクリーンシートをキープ(リーグ戦4試合連続)できたのはポジティブな材料だが、長谷川監督が試合後にコメントしていた通り、本当に強くなるためにはこういう試合でも最後のところをきちんと決めきる力がなければならないということ。

これも監督コメントだが、まったくチャンスがなかったのならともかく、きちんとチャンスを作り、枠にシュートも飛ばしていただけに、1点も取れず勝ち点1にとどまったことは悔しく、残念だった。強くなりたいのなら、「敵GKが当たっていた」「惜しかった」で済ませてはいけない試合だと思う。

シュート数15-7、CK11-4、ポゼッション61-39と数字的にも圧倒した試合だけに、上位で厳しい戦いを続けるクラブとしては勝たなければならなかったし、足りなかった部分は中断期間でしっかり修正する必要がある。

これで東京は中断期間前のリーグ戦を終了、15試合を戦って8勝3敗4分で勝ち点28(1試合あたり1.87)の暫定2位となった。とはいえ1試合消化の少ないセレッソ大阪の試合結果では3位になる可能性があり、また5位との勝ち点差は2と上位は接戦。一方で首位広島とは依然勝ち点差が9。我々はまだ何もなしとげてはいないし、手放しで喜べる状況ではもちろんない。

中断期間明けには出遅れているクラブの巻き返しも予想され、東京も中断期間中にさらなるレベルアップを図らないと今のポジションを維持できる保証は何もない。ただ、その意味では足許リーグ戦4試合で1勝3分と失速状態になり、最後の一戦で攻めきれずスコアレス・ドローに終わったことは、課題を明確にし、危機感を持つ意味でよかったのかもしれない。

ここまでの戦いについては別稿でレビューしたいが、まずは想定以上の結果を出しているということ、しかし課題はまだまだあり向上の余地も大きいことを確認しておきたい。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 前半のピンチをしっかりしのいで試合を締めた。後半はヒマだった。
室屋(4) いい駆け上がりあり、守備でも貢献。クロスの精度がもう少し上がれば。
森重(3.5) 代表落選で腹をくくったか、いつになく前に出ていたように思った。
丸山(3.5) 判断がよくなりリスクを見極めた守備ができている。成長著しい。
太田(4) FKは惜しかった。流れからの攻撃参加にもスムーズさが出てきた。
大森(4) ハードワークで試合を作った。そろそろゴール欲しいな。重要な存在。
眷(3.5) オリヴェイラへのスルー・パスに愛を感じる。真価を発揮している。
橋本(4) 状況を見極めてメリハリのあるプレーができている。成長している。
東(3.5) いつの間にか不可欠なピースになった。本来代表級の選手のはず。
オリヴェイラ(3) 取り敢えず預けとけ、が戦術になるのは本当に大きい。
永井(4) 今日は走れるスペースがなかった。密集でも仕事できれば代表だ。
===
田邉(3) ここへ来て存在感急上昇中。オレは断固として草民を推す。
前田(4) 最後のチャンスは決めたかった。使われ方キツいがゴールが欲しい。

神戸がイニエスタ獲得して外国人枠いっぱいになったらウェリントンくれないかな〜。オリヴェイラ、永井が不発の時のスーパー・サブが1枚欲しい。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2018年05月17日 22:41      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第34節】HSV 2-1 グラードバッハ

■2018年5月12日(土) 15:30キックオフ
■Volksparkstadion (Hamburg)

最終節ということで前節に続きすべての試合が土曜日15:30のキックオフ。DAZNでリアルタイム観戦した。

グラードバッハはわずかにEL出場の可能性を残しているが、そのためにはまず勝つことが必要。その上で他のスタジアムの結果を見るしかない訳だが、そう都合よくライプツィヒとフランクフルトとVfBが揃って負けてくれるとも思えない。まずは目の前の試合に集中しよう。

一方のHSVはブンデスリーガの歴史上初めての降格の危機に瀕しており、この試合に勝てばヴォルフスブルクの試合結果次第で入れ替え戦に回る可能性があるが、負けると自動降格となる。やりにくい試合になりそうだ。

グラードバッハは前節警告累積で出場できなかったフェスタガード、クラマー、ツァカリアが先発に復帰、ヤンチュケ、キュイザンス、シュトロブルはベンチ・スタートとなった。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ホフマン クラマー ツァカリア アザール
ラファエル ドルミッチ

とにかく勝つしかないHSVは序盤から果敢に前に出る。グラードバッハはこれを受けて立つ格好になり、自陣での守備戦となる。9分、敵のシュートをツァカリアがエリア内でブロックするが、これがハンドだとHSVが抗議。ビデオ判定となりHSVにPKが与えられる。

11分、これを冷静に決められて0-1と先制を許す。リプレイも見たが、体側から離れたひじにボールが当たっており仕方ない判定か。至近距離であり意図的に手を出したプレイではないと思ったがやむを得ない。

その後はグラードバッハも前に出ようとするが、HSVのハイプレスに苦しめられなかなかボールを運べない。逆にリードを奪っても積極的に攻撃を仕掛けるHSVと消耗戦を強いられる。

しかし、28分、ドルミッチがアザールとのワンツーで裏に抜け出すと一気にカウンターで独走、最後はGKとの一対一から冷静に流しこみゴール、1-1と同点に追いつく。その後も拮抗した戦いが続くが同点のまま前半を終えた。

後半に入っても勝ち越しの必要なHSVが攻撃的に仕掛ける。ゾマーのセーブもあってゴールは守っているが形勢はよくない。57分、ツァカリア、ホフマンに代えてキュイザンスとトラオレを投入。

60分、ヴェントのシュートが敵DFの腕に当たってGKにセーブされるシーンがあったがハンドとはならず。63分、ドリブルでペナルティ・エリアをえぐられ、ラスト・パスに合わされて失点、1-2と再びリードを許してしまう。

71分、敵FWがこの試合2度目の警告を受け退場、グラードバッハは数的優位を得る。78分、アザールに代えてグリフォを投入し、再度の同点、そして逆転を狙いに行くが効果的な攻撃を繰り出すことができないまま試合は終盤へ。

この時点でヴォルフスブルクは勝っており、HSVはこの試合に勝っても降格となる可能性が高まる。するとアディショナル・タイムに入ったところで、スタンドから発煙筒が投げ込まれて真っ黒な煙を噴き上げ、HSVゴール裏でももうもうと黒煙が上がって試合続行ができない状態に。警官隊がピッチに導入され、試合は中断を余儀なくされる。

爆竹の音もとどろき、警察犬部隊、騎馬警官隊なども導入されて場内はただならぬ物々しい雰囲気に。中断は15分以上に及んだが、おそらくゴール裏で騒いでいた連中が排除されたらしく、最後は警官隊をいったんピッチの外に出し、選手を戻して試合を再開、直後に試合終了となった。

HSVは勝ったものの降格、グラードバッハは負けて当然ELを逃し、最後はサポの狼藉で中断を余儀なくされるという残念な試合となった。

これで2017/2018シーズンは終了、グラードバッハは13勝13敗8敗で勝ち点47(1試合あたり1.38)の9位となった。まあ、この成績で順位表の上半分にいられるのはラッキーとしか言いようがない。

詳しくは改めて総括したいが、ケガに泣かされ、既に完成しているはずの連係も人の頻繁な入れ替わりでフルに機能することがほとんどなかった。シーズン前半は13節の1試合あたり勝ち点1.85、15節時点で4位と悪くなかったが、ウィンター・ブレイクをはさんで失速、ブレイク明けは勝ち点19(1試合あたり1.12)しかブックできなかった。

もどかしく、盛り上がりに欠けたシーズン。捲土重来を期そう。

ディーター・ヘキング監督談話:
「まったくもって簡単な仕事ではないことはあらかじめ分かっていた。試合の入りは我々の予想と異なっていたので、我々はあまりに受け身になってしまった。HSVは我々を早い段階からあわてさせ、そこから妥当な先制を得た。我々は最初のまともなシーンで同点にした。そこから我々はシステムを変更し、試合にうまく入れていた時間もあった。しかしそれは我々が期待したほどではなかった。我々は十分しっかりと前に出ることができなかった。途中経過を知らされて、最後の望みがもはやないということが分かったのだろう。最後は我々は負けるべくして負けた」

次の日早起きなのに、スタジアムに警官が導入される様子に見入ってしまった。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2018年05月17日 00:32      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第6節】FC東京 0-1 仙台

昼間は暑いくらいの一日。平日夜ということで例によって職場から味スタに直行。諦めずに言うが本当にキックオフは7時半にして欲しい。今日もキックオフぎりぎりの到着となった。勘弁して欲しい。夜は涼しい。

東京はルヴァンカップのグループステージ敗退が決まっており消化試合。逆に言えば失うものもなく出場機会を得た選手が遠慮なくアピールできる絶好の場。フレッシュなメンバーの活躍を期待したいし、こういう試合こそきっちり結果を残したい。

週末のリーグ戦からは先発を総替え。若手中心の顔ぶれとなった。

大久保
岡崎 吉本 山田 小川
久保 梶山 品田 ヴェローゾ
富樫 矢島

コイントスの結果コートを入れ替え。グループリーグ突破には引き分け以上が必要らしい仙台は積極的にボールをキープして攻め上がろうとする。一方の東京は前線からのプレスで奪ったボールを素早く前に運ぼうとする。拮抗した立ち上がりになる。

13分、久保からのパスを受けた矢島が中央ペナルティ・エリア手前から果敢にミドル・シュートを放つが大きくバーを越える。東京のファースト・シュート。東京はボールを持っても出しどころがなく、パスがつながって行かない。ちぐはぐな攻撃に。

22分には久保のスルーパスから敵のDFラインのギャップを突いてヴェローゾが左サイド裏に抜け出しGKと一対一になるが、角度のないところから直接狙ったシュートはGKがセーブ。絶好機だったが生かせず。

30分、右サイドを突破されて裏に抜けられる。広いスペースからフリーでクロスを入れられ、これをニアでクリアしようと山田が足を伸ばしたが、これがきれいに自陣ゴールに決まりオウン・ゴールに。0-1と先制を許す。オウン・ゴール自体は不運もあったが、サイドを突破されて絶好のクロスを入れられた時点で言い訳のきかないシーンだった。

39分、押しこまれて波状攻撃を受けるが大久保が身を呈してセーブ、さらにこぼれを2度詰められるがいずれも至近距離でセーブし難を逃れる。失点を覚悟したが何とか救われた。結局0-1のまま前半を終えた。

守備はしっかりとブロックを作って身体も張っているが、前がかりになったところで裏を取られオウンゴールに泣いた格好。攻撃はチャレンジはするものの噛み合わず、ボール・ロストも多い散漫な出来に。最少得点差だが得点の気配があまりない。失点しているので1点は必須。

51分、再び久保からヴェローゾにパスが通り、ヴェローゾがボレーで合わせたが枠外に。58分、ヴェローゾの左からのクロスをファーの富樫が折り返し、中央で矢島がヘディング・シュートを放つが敵GKのセーブに遭う。後半開始から攻撃の強度を上げて行ったがゴールにはつながらず。

65分、矢島、ヴェローゾに代えて原、平岡を投入。原がトップ、平岡は左SHに入った。67分、久保が品田のラスト・パスを受けてエリア手前からシュートを放ったが枠に収まらず。72分、小川からのボールを追って原が左サイドで敵をかわし裏へ。ゴール前にボールを流しこむが富樫には届かずクリアされる。

78分、吉本に代えて柳を投入、岡崎がCBにスライドする。

その後も両者とも攻撃を仕掛けるが、守備の集中は崩れず得点できない。81分、品田からの縦パスを受けた原が反転、持ちこんでシュートを放ったが枠外。90分には久保のパスを受けた平岡がエリア外中央からシュートを放つがわこれも枠に収まらず。

結局どちらも決め手を欠き、前半のオウン・ゴールによる失点で0-1の敗戦となった。

ひとりひとりが戦っていない訳ではなかったと思うが、チームとしてどこに力を集中し打開して行くかという意思結集が弱く、成り行きの思いつきフットボールに終始した感がある。昨季までの東京を思い起こさせられた。

もともと負けても失うもののない試合であり、出場機会を得た選手が結果を出してアピールする絶好の機会だったはずだが、淡白で散漫なプレーに終始、せっかくの機会を生かせなかった。吉本、梶山といった経験のある選手がピッチ上で修正できなかったのか。

奪ったボールをしっかりマイ・ボールにできずすぐに引っかけたり奪われたりのボール・ロストが多かった。またドリブルで仕掛けて対面に負けボールを失うことも多く、開幕当初の課題を改めて見た感じ。こういう試合こそきっちり勝ちたかった。

これでルヴァンカップのグループステージは終了、東京は敗退となった。連戦も次のリーグ戦で終わる。勝ってリーグ戦に臨みたかったが切り替えるしかないな…。

評点(評点はドイツ式):
大久保(3) スーパーセーブあり。オウンゴールの失点は彼の責任ではない。
岡崎(4.5) 守備面では終盤のポジション変更も含め手堅く対応していた。
吉本(5) このメンバーの中ではチームを鼓舞すべき立場だったのでは。
山田(4.5) いいパスカットからの持ち上がりなどセンスを見せた。
小川(5) 試合を引っ張るべき立場だったがあまりプレーに絡めなかった。
久保(4.5) 力を見せる一方でボール・ロストも多くパフォーマンスには不満。
梶山(4) さすがに安定したボールさばき。やはりこの位置が似合う。
品田(4) 堂々としたプレーで可能性を感じさせた。リーグ戦で試したい。
ヴェローゾ(4.5) スペース感覚は非凡だがいかんせんボールが足につかず。
富樫(5) 献身的に走り回ったが、この人の武器が何なのかまだよく分からない。
矢島(5) 結果出せず。この人もまたFWとしての武器は何なのか。
===
原(5) 途中交代で求められた着たい水準には達しなかった。
平岡(4.5) もっとスピードを生かしてグイグイ行っていい。
柳(-) 時間短し。

スカパー解約しとくかな…。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2018年05月14日 00:28      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第14節】FC東京 0-0 札幌

■2018年5月13日(日) 16:00キックオフ
■味の素スタジアム

所用で味スタを欠席、夜自宅に帰ってDAZNを時差観戦した。味スタは激しい雨の中の試合だったようだ。

東京とは勝ち点差1で3位につける札幌との直接対決。負けると勝ち点が逆転する試合であり、ホームでしっかりと勝ち点3を積み上げたいが、好調のクラブであり厳しい戦いになることが予想される。

ルヴァンカップの新潟戦からは先発を総替え、先週の川崎戦からは、負傷欠場していたチャンが丸山に代わって先発に復帰したのと、田邉に代わって大森が先発した他は同じ布陣となった。


室屋 チャン 森重 太田
大森 橋本 眷襦‥
オリヴェイラ 永井

試合はポゼッションを志向する札幌に対し、ある程度はボールを持たせながら早い切り替えからの速攻を重視する東京との組み合いに。

開始早々の2分、裏に放りこまれたパスを追って敵FWが飛び出してきたのにチャンが対応するがクリアしきれず、また飛び出した林との受け渡しもできずにシュートを打たれる。幸い枠を外してくれたが、セレッソ大阪戦の失点シーンを思い出す連係のマズさで大きなピンチだった。これを決められなくて本当によかった。

5分、敵陣に攻めこんでゴール前で分厚い攻撃を仕掛ける。東のパスを受けた橋本が正面からシュートするがGKにセーブされる。9分には左サイドの太田からのクロスに中央で永井がヘディング・シュートを放つがバーの上。

チャンスは作るものの決めきれず。札幌は個人技のあるFWをターゲットに攻撃を仕掛けてくる。ワンチャンで決めきる力のあるFWは脅威だが、東京はその後は集中した守備ができており、林の好守もあってピンチはしのいでいる。

25分、右サイドを縦に抜いた大森が中央にクロスを入れ、ファーの永井がダイレクト・ボレーを試みるがシュートは大きく枠を外れる。29分、大森からの縦パスに永井が裏へ抜け出しシュートはネットを揺らしたがその前にオフサイドの笛。リプレイで見る限りギリギリの判定だったと思う。

34分、押しこまれてエリア内でボールを受けられ、シュートを放たれる。これがバーに嫌われたところを敵FWが押しこんだが、これはトラップがハンドだったとの判定でノー・ゴールに。互いにギリギリの攻防が続く。

44分、眷襪陵遒箸靴鮗けた大森が中央エリア外からミドルを放ち枠に飛ぶが敵GKがセーブ。さらにアディショナル・タイム、左寄りで得たFKを太田が蹴り、ボールは枠に飛んだが敵GKがキャッチ、結局0-0のまま前半を終えた。

互いに持ち味を生かしながら攻撃を仕掛け、守る拮抗したゲーム。ミスやワンチャンで決まりそうな試合。集中が切れたらアウトだ。

後半に入っても流れは変わらないが、開始早々から互いにアグレッシブに前に出て主導権を握ろうとする。47分、中央遠目で得たFKを太田が意表を突いたクイック・リスタート、すぐ横にいた森重にパスし、森重がそのままミドルを狙ったが敵にブロックされる。

51分、東が右サイドで室屋とのワンツーから裏抜け、中央にクロスを送り、永井がニアで合わせたがシュートはゴール右へ。さらに53分には永井からのスルー・パスを受けた室屋がドリブルで駆け上がり敵GKと一対一になるが、シュートはGKに当ててしまう。

悪天候の中での拮抗した戦いであり、次第に消耗して細かいミスも増えてくる。互いに何とか踏ん張ってコンパクトな陣形をキープはしているものの、持久戦の様相を呈してくる。札幌もチャンスを作るが、身体を張った守備と林の好セーブでしのいでいる。

72分、永井からのパスを受けたオリヴェイラが反転してシュートを放つがバーの上。75分、左からの太田のCKに、ニアに飛びこんだ眷襪フリックでシュートを放つが枠に入らず。この時間帯も結局ゴールは奪えず。

82分、大森に代えて田邉を投入、田邉は敵陣で多くボールを触り、波状攻撃を仕掛けるが、疲れも出て精度が落ち、しっかりと決めきることができなくなってくる。

アディショナル・タイムには永井に代えて富樫を投入、最後まで勝利を狙ったが、結局互いにゴールを割ることができず、0-0とスコアレス・ドローに終わった。

上位クラブの対決らしく、攻撃では特徴を出しながら、守備面では最後までコンパクトな陣形を崩さない引き締まった内容の試合に。東京はシュート数で13-7と札幌を上回り、枠にも飛んでいたが、札幌の守備も集中しており得点を奪えなかった。

疲れのせいか、天候のせいか、奪ったボールをマイ・ボールにしきれず、奪い返されたりパスを引っかけられたりするシーンがかなりあり、コンディションが万全でないことを窺わせた。

しかし、それでも負ける訳に行かない試合でリスクをしっかり管理しつつ、最後まで攻撃を仕掛けたのは印象的。最終的に勝てなかったのは残念だが、置かれた状況の中で最低限やるべきことをやり、負けないという優先順位の高いタスクをしっかりやりきって、勝ち点1を積み上げて3位との勝ち点差を維持できたのは成長。価値ある引き分けだった。

これで東京は3試合連続無失点。今日のチャンの守備にはひやひやする部分もあったが、誰が出てもしっかり完封できているのは何気に大きなポイント。林のセーブもチームを救った。攻撃が不発で得点できなくても、失点しなければ最低でも勝ち点1は手に入ることを示した。

ワールドカップによる中断まで、リーグ戦は来週の鳥栖戦で終わり。足許は結果が出ているが、次の試合に勝ってこの中断前のシリーズを締めくくり、ここまでの好調が決して偶然ではないことを見せたい。東京は勝ち点を27(1試合あたり1.93)に伸ばし2位をキープしたが、首位広島との勝ち点差は10に広がった。

リーグ戦ここ3試合では1勝2分と減速の兆候もあり、鳥栖戦に勝ってブレイクに突入したいところだ。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 敵のシュートを跳ね返し続けて完封に貢献。チャンとの意思疎通しっかり。
室屋(3.5) 思いきりのよさが光ったが、絶好機は決めておきたかった。
チャン(4) 試合勘が戻ってないのか、はっきりしないプレーでピンチを招いた。
森重(3) 守備を統率したのみならずビルドアップにも積極的に関与した。
太田(3.5) クロス、FK、CKなど技術の高さが光った。今日の起用は嬉しい。
大森(3.5) アイデアのある独特の動きでたぶん敵に嫌がられてたと思う。
橋本(3.5) いいシュートあり。バランサーとして骨惜しみしない働き。
眷(3.5) パスもいいが、むしろ守備時の方が貢献は大きいような気もしてきた。
東(3) 流動的にポジションを取って攻守のスイッチを入れた。好調を維持。
オリヴェイラ(4) 身体は張ってくれたが決定機は少なかった。頑張れ。
永井(3) 積極的にシュートを打つようになって飛躍的によくなった。今日も4本。
===
田邉(3) フレッシュさを生かし終盤のリズムを作った。草民推し継続中。
富樫(-) 時間短し。

厳しい試合でバランスが崩れるのを嫌ったのだと思うが、交代枠は2つしか使わず。久保、前田がベンチ入りしていれば、と思った。



Comments(0)FC東京 | J1リーグ戦



2018年05月11日 00:14      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第5節】新潟 3-2 FC東京

■2018年5月9日(水) 19:00キックオフ
■デンカビッグスワンスタジアム

飲み会が入ってしまい、スカパーを録画しての試聴。何とか結果情報を遮断して帰宅、11時過ぎに帰宅してそこから録画を見たが後半が始まったあたりで力尽き、その時点で結果を見てしまった。残りは今日見た。

東京が入っているA組は混戦、東京は4試合を消化して勝ち点4の3位だが、2位の仙台も勝ち点5であり、残り2試合でグループステージ突破の可能性は十分ある。そのためには勝つ必要のある試合。

このところリーグ戦がたてこんでいたため、この試合では全面的なターン・オーバーを実施、土曜日の川崎戦からは田邉を除いてすべての先発を入れ替えてきた。

大久保
岡崎 吉本 山田 小川
久保 米本 品田 田邉
梶山 富樫

前半は新潟のペース。ボールを支配され自陣に押しこまれる展開になる。東京は攻撃が形にならずセカンド・ボールも拾えない。途中から梶山をボランチに下げ、品田をサイドにスライドして久保を一列上げるがフィニッシュまで持ちこめない。

34分、CKからヘディング・シュートを打たれ、いったんは梶山が何とかクリアするがこぼれ球を押しこまれて失点、0-1と先制を許す。セット・プレー・ディフェンスに甘さがあった。攻撃の糸口がつかめず、ほとんどシュートのないまま前半を1点のビハインドで折り返す。

後半開始から梶山、久保に代えて平岡、ヴェローゾを投入、品田をボランチに戻し、ヴェローゾを右SH、平岡をトップに置いて挽回を図る。しかしなかなか流れをつかめないまま試合は終盤へ。

67分、岡崎に代えて矢島を投入。米本が右SBに落ち、田邉がボランチにスライド、平岡がSH、矢島がトップとなる。

試合は終盤に動く。75分、品田のミドル・シュートがポストに当たり跳ね返ったところを矢島が押しこんでゴール、1-1の同点に追いつく。

さらに81分、ゴール前で敵と競った平岡が裏に浮かして落としたボールを富樫が受けてシュート、これが決まって2-1と逆転に成功する。

しかし直後の84分、CKから中央でヘディング・シュートを許し失点、2-2の同点となる。さらにアディショナル・タイム、カウンター気味に攻めこまれ、背走しながらのディフェンスとなり、中央に送られたボールをボレーで決められ失点、2-3と逆転を許す。

試合はそのまま終了となり、一度は逆転しながらも再逆転負け。これでグループステージ敗退が決まった。

フレッシュなメンバーで試合に臨んだが、前半が悪すぎたことに加え、逆転した後にオープンな展開に持ちこまれ、最後に試合を締めることができず終盤に失点を重ねた。2点を取って負けたのは守備の問題。試合をきっちりクローズできないチームの若さ、拙さが結果に出てしまった。

リーグ戦が立てこむ中で苦しい人繰りからターン・オーバーを実施、若手を中心に出場機会を得たが、前半は生命反応もない状態で沈黙、後半開始から2枚替えでテコ入れし、一度は逆転したものの、土壇場で立て続けに失点するなど、要所で踏ん張れなかったことは大きな不安材料になった。

せっかくリーグ戦でいい流れを作ってきたところだが、それを下支えしリーグ戦でレギュラーにとって代わるべきポジションにいる選手たちが、奮闘したとはいえ結果を残せなかったことは真摯に反省すべきだし、これでタイトルをひとつ失ってしまったことはクラブとしても取り組み方に疑問を残した。

週末のリーグ戦に向けて切り替えるしかないが、試合が残念な結果に終わったのみならず、ルヴァンカップも終了してしまった。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2018年05月06日 21:17      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第33節】グラードバッハ 3-1 フライブルク

■2018年5月5日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

今節と最終節は全試合が15:30のキックオフ。全節これでやってくれればいいんだけど。リアルタイムでDAZN観戦した。来季から日本での放送権がスカパーに移るらしいけど、DAZNのように全試合中継してくれるのか。中継しきれない分はDAZNにサブライセンスするなどして欲しい。

グラードバッハは9位だがEL圏である6位のライプツィヒとは勝ち点3差。逆転の可能性はあるものの、そのためにはまず今日の試合に勝つことが必須になる。ここまでに落とした勝ち点のひとつひとつが本当にもったいない。まあ、他の試合の結果はコントロールできないので、やるだけやって他の結果を見るしかないが、フライブルクは残留争いの真っただ中であり難しい試合になることが予想される。

この試合、フェスタガード、クラマー、ツァカリアの3人が警告累積で出場停止。さらにシュティンドルが前節のケガで欠場となり、4人の入れ替えを余儀なくされた。ヤンチュケ、キュイザンス、シュトロブル、ドルミッチが先発した。今季ホームでの最終戦となる。

ゾマー
ヤンチュケ ギンター エルヴェディ ヴェント
ホフマン キュイザンス シュトロブル アザール
ドルミッチ ラファエル

試合は序盤からグラードバッハがボールを支配、敵陣中心に攻撃を仕掛ける展開となる。フライブルクもカウンターから前に出ようとするがグラードバッハはギンター、エルヴェディのCBが機能し、ゾマーの好セーブて手堅く対応する。

18分、シュトロブルからのスルー・パスを受けて裏に抜けたアザールが頭でトラップしてGKと入れ替わり、角度のないところから流しこむと、クリアしようとした敵DFもろともゴールに転がりこんで先制、1-0とリードを奪う。

その後はリードを得てややペースを落としたグラードバッハが時計を進めながら追加点の機会を窺う流れになる。アディショナル・タイムにはホフマンの右サイドからのCKに中央でギンターがヘディング・シュートを放つがバーを直撃しゴールならず。1-0で前半を終えた。

後半に入って57分、再びホフマンの右CKに今度はエルヴェディが頭で合わせゴール、グラードバッハが2-0とリードを広げる。

しかし、フライブルクも簡単に負ける訳に行かず、残留のためには勝ち点3が必要ということで必死の攻撃を仕掛ける。59分、逆に敵のCKを中央でファーに伸ばされ、ここにいた敵FWにフリーで押しこまれて失点、2-1と1点差に詰め寄られる。

グラードバッハは64分、右サイドでラファエルのパスを受けたヤンチュケが深いところからクロスを放りこむと、中央でドルミッチがヘディング、これが決まって3-1とリードを広げる。これでほぼ試合が決まった感があった。

その後はフライブルクが捨て身の攻撃に出るが、グラードバッハは集中した守備でこれをしのぎ、カウンターで追加点を狙う。68分、30メートルほどのFKをラファエルが蹴ったがボールはバーに嫌われる。69分、シュトロブルに代えてオクスフォードを投入、そのままボランチに入る。

74分にはドルミッチに代えてトラオレを投入、ホフマンが左に回ってアザールをトップに上げたか。さらに終盤87分にはアザールに代えてヘアマンを投入。そのまま危なげなく試合をクローズ、グラードバッハが3-1でフライブルクに完勝した。

キーになる選手を大量に欠いたが、まあ、人繰りでは今季苦しみ続けたので、この程度の入れ替わりは十分対応可能だったということか。出場した選手がそれぞれ役割を果たしたと思う。

シュート数18-18、CK7-3、ポゼッション50-50と数字上はほぼ互角だったが、カウンターからの先制、後半早々にCKから加点し、1点返されたもののその直後に裏返しからのクロスにドンで突き放して、グラードバッハが試合の流れを手放すことなく最後まで支配できた。

先週ディスったキュイザンスもこの試合では持つところと放すところの使い分けができていたと思う。あと、シュトロブルが非常に落ち着いて中盤でボールを捌いていたのが印象的だった。アシストはもちろんだが、この試合を締めたのはシュトロブルだったと言ってもいい。

この勝利でグラードバッハは勝ち点を47(1試合あたり1.42)に伸ばしたが順位は9位で変わらず。4位のライプツィヒ、5位のフランクフルト、6位のVfBが揃って勝ったため、EL圏は理論上の可能性はあるものの極めて難しくなってしまった。

一応条件を確認しておくと、まずグラードバッハが勝つことが大前提として、4位のライプツィヒ(勝ち点50)には負けてもらわなければならない。その上で4ある得失点差のビハインドをひっくり返す必要がある。グラードバッハが勝ってライプツィヒが負ければ最低でも2は縮まるが、それでは足りないのでグラードバッハの大勝またはライプツィヒの大敗あるいはその両方が必要だ。

さらにこれに加えてフランクフルト(49)にも負けてもらわなければならない。フランクフルトとは得失点差のビハインドが5あり、フランクフルトが引き分けるとグラードバッハは5点差以上での勝利が必要になる(総得点ではグラードバッハが上)。

VfBも引き分けか負けであることが必要でここまでの条件が揃うのは正直ムリだと思う。まあ、所詮1試合あたりの勝ち点が1.42程度でELを狙うとかそもそもド厚かましい話だということやね。

最終節はクラブ史上初めての降格の危機にあるHSVとのアウェイ戦。難しい戦いになりそうだが、こっちはこっちの事情があるので勝ちに行くのみ。

ディーター・ヘキング監督談話:
「最初の15分はまだすべてをグリップできていなかった。フライブルクが勝ち点や勝利を得るためにすべてを試みてくることは予想していた。ビルドアップでは我々は少しばかりゆっくりプレーしすぎた。しかし、中央の守りを丸ごと入れ替えたのだからそれもまた仕方のないことだ。最初の大きなチャンスはフライブルクにあった。しかしヤン・ゾマーがこの局面を素晴らしくセーブしてくれた。その後も彼は2回か3回いいセーブをしてくれた。トビ・シュトロブルのスーパーなパスから我々は美しいゴールを決めることができた。腹立たしいのは、2-0とした直後に失点してしまったことだ。しかしチームはその後また答えを返してくれた。フライブルクのGKシュヴァロウにはあと1つか2つのゴールを止められた。人繰りの問題があったにも関わらず、チームのパフォーマンスは素晴らしく楽しんでプレーできた。ホームでの最終戦がこのようにうまく行ったことは嬉しい。我々にはハンブルクでもう1試合ある。わずかなチャンスだが7位に上がる可能性のためにこの試合には勝たなければならない」

ホーム最終戦では来季のユニをお披露目するのが通例だが、来季からサプライヤーがプーマに替わるのでお披露目はなし。今季、ファースト・ユニより絶対たくさん着たイベント・ユニでの試合となった。



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2018年05月05日 22:27      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第13節】川崎 0-2 FC東京

■2018年5月5日(土) 14:00キックオフ
■等々力陸上競技場

天気のいい連休の土曜日、東横線に乗って等々力に出かけた。この試合、チケットは発売から30分ほどで売り切れで、何とかホーム自由席を押さえていたが、昨日になって最後の放出があり、バックスタンド上層の指定席を買い直した。川崎サポに囲まれてのステルス応援。チームカラーを示すものは一切身につけず、黒っぽいロンTで観戦した。

2位の東京に対して川崎は4位、直接上位争いをしているクラブとの直接対決だ。東京は前節神戸と引き分けていることもあり、アウェイとはいえしっかり勝ち点3を積み上げたい試合だ。中二日のアウェイ連戦でコンディションは厳しいがそれは敵も同じ。ここを乗り越えれば水曜日はカップ戦であり、シーズン前半の踏ん張りどころとなる試合。

東京は疲労を考えてか、左SBに太田を、右SHに田邉を先発起用、小川、大森はベンチ・スタートとなった。


室屋 森重 丸山 太田
田邉 橋本 眷襦‥
オリヴェイラ 永井

序盤は細かいパス回しから崩しに来る川崎に対し、東京は奪ったボールを素早く前線に展開、FWの機動力を生かした攻撃を仕掛ける流れに。東京はしっかりブロックを作って川崎の攻撃をはね返しており、綻びは見せない。

14分、右寄りで得たFKを獲得。太田がラインの裏に蹴ると、飛び出した橋本が足を出して押しこみゴール。東京がセット・プレーで1-0と先制する。太田の精度の高いキックが生きた。バクスタからは直接入ったように見えたが、リプレイを見ると橋本が足を伸ばし、GKの動きと逆に入っていた。

その後はリスクを取りたくない東京が川崎の攻撃を受ける時間が続く。川崎がボールを支配し、東京陣内を中心に試合を進める。東京は4-4-2のブロックを形成、中央を割らせず、川崎はサイドからの攻撃が多くなるが、ブロックの外側でほぼ対処できている。

25分、左サイドで太田が仕掛けクロスを入れると、眷襪中央で合わせるがGK正面に。44分、太田の左からのCKにファーの森重が詰めるがこれもGKにセーブされる。川崎に押しこまれながらも固い守備でゴールを割らせず、1点リードで前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。川崎はターン・オーバーで休ませていた選手を後半から投入、攻撃にアイデアが加わり流れがよくなり何度かチャンスを作られるが、林の好セーブもあってゴールは死守している。東京陣内で川崎がボールを動かす時間が続く。

63分、オリヴェイラがゴール正面でボールを受けるが敵DFに寄せられてシュートできず、足許でキープしたボールを田邉が思いきりよくシュート、鋭いボールが枠に飛んだがGK正面に。

69分、右寄りで得たFKを太田が蹴ると、ファーの森重が足を伸ばして押しこみゴール。1点目と同じような形での得点で2-0とリードを広げる。この追加点は大きかった。

72分、永井に代えて富樫を投入、そのままトップへ。追加点で勢いの出た東京がボールを持つ時間がしばらく続くが、リスクを嫌ってあまり前に重心をかけない分、徐々に再び川崎のポゼッションへ。しかし川崎の攻撃は目に見えて単調になり、足も止まり始めて東京がカウンターを仕掛ける機会が増える。

83分、オリヴェイラに代えて前田を投入、試合をクローズしに行く。ボールは川崎が持つものの怖さはさほどなく、東京が時計を進める展開に。アディショナル・タイムには東に代えて大森を投入、そのまま東京が逃げきり、2-0で川崎に完勝した。

数字を見れば、シュート数6-11、CK5-7、ポゼッション38-62と、川崎に押しこまれたことがデータからも分かるが、実際には東京がセット・プレーから先行、加点し、最後まで守備ブロックを崩さず、試合をオープンにせずに締めて、上位争いの直接の相手を叩いての勝ち点3を得たのは大きい。

4-4のブロックがまるで平行移動のようにスライドし、敵がボールを持って侵入しようとすれば誰が出るか、出た後を誰がカバーするかというところが徹底されていた。そのため川崎はサイドに展開するしか攻め手がなく、そこから中へはほぼ入らせなかった。2試合続けての無失点は高い価値がある。

早い時間にリードしたこともあって、攻撃面では大きなリスクを取らず守備戦になったが、オリヴェイラ、永井の2トップは疲れもある中で前線からのプレスをサボらず、結果として後ろの負担を軽減し、何度かカウンターのチャンスを作った。疲れもある中でキツかったはずだが、攻守に亘って規律が機能していたと思う。

また、ターン・オーバーで出場した太田がセット・プレーで存在感を見せたのも嬉しかった。川崎のセット・プレーのディフェンスが弱点になると見た長谷川監督の起用に応えた。左サイドの東との連係もよく、小川からポジションを奪い返すためのアピールができたと思う。

同様にターン・オーバーでの出場となった田邉も、今日はいいシュートがあり、守備面でもクリティカルなスペースを埋め、敵のボール・ホルダーに我慢強く対応し続けた。今の戦い方にきちんとハマるピースであることを示せた。

前からハメに行く戦い方で勝ち点を積み上げてきたが、連戦の疲労で体力的にも厳しい状況の中、ボールの取りどころ、守りどころをしっかり共有してメリハリをつけた戦い方でクリティカルな試合に勝てたことは今後を考えても大きい。引き分けの後の試合をきちんと勝てたという意味でも、順位表の上位に足場を作る大事な勝ち点3となった。

これで東京は勝ち点を26に伸ばし、1試合あたりの勝ち点を再び2.00に戻した。順位は2位と変わらず、首位の広島は明日の試合なので差はまだ分からないが、ここはまだ地道に勝ち点を積み上げて行く局面。中断までこの勢いで走りたい。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 今日も敵の鋭いシュートを腕1本でセーブ、完封勝利を引き寄せた。
室屋(3.5) 激しくアップダウンしながら、守備では規律あるカバーリングを見せた。
森重(3) ゴールはセンスを見せた。最後まで守備を統率し完封に貢献した。
丸山(3) 何か最近すごい調子上げてるんですけど。ワンチャン代表あるで。
太田(3) 正確なプレース・キックで存在感見せた。ポジション奪還なるか。
田邉(3.5) いいシュートあり、選択肢となり得ることを示してフル出場した。
橋本(3) ゴールで勝利に貢献、守備でもバランサーとしてハードワークした。
眷(3.5) 中盤でのボール・ホルダーへの精力的なアプローチが効いていた。
東(3.5) 絶対的な運動量で試合を引き締めた。なくてはならない存在になった。
オリヴェイラ(3.5) 前線で身体を張って守備の負担を軽減、チャンスも作った。
永井(3) 得点はなかったが彼の献身的なチェイシングがゲームを支えた。
===
富樫(3.5) 何度か惜しいシーンあり、そろそろリーグ戦でゴールが欲しい。
前田(-) 時間短し。
大森(-) 時間短し。

タフな戦いができるようになってきた。



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2018年05月03日 00:19      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第12節】神戸 0-0 東京

■2018年5月2日(水) 19:00キックオフ
■ノエビアスタジアム神戸

今節を明日にして次節を日曜日にすれば中二日で両方とも休日に開催できるのに、なにを考えてわざわざ連休の谷間の平日に試合をぶっ込んでくるのか。まったく理解に苦しむ。神戸は雨らしくノエスタは開閉式の屋根を閉めきっての試合。蒸し暑いコンディションのようだ。仕事を早めに終えて帰宅、キックオフからリアルタイムで自宅DAZN観戦できた。

東京はリーグ戦3連勝の流れを受けての試合。次節、3位の川崎との直接対決を控えて、当然少しでも足場をよくしておきたいところだが、神戸も力のある選手を揃えた怖い存在。東京は失点が多く完封できていないだけに、疲れも当然予想される試合でどれだけ引き締まった戦いができるかが勝負になる。

この試合では左SBに小川、左SHに東と前節ターン・オーバーしたポジションを元に戻した。それ以外は前節と同じ布陣。


室屋 森重 丸山 小川
大森 眷襦ゞ極棔‥
オリヴェイラ 永井

序盤は互いに主導権を争いボールを奪い合う展開。パスをつなごうとする神戸に対し、東京はオリヴェイラ、永井を生かすためにある程度割りきって裏に放りこむ。5分、室屋からのパスを受けた永井が裏に抜け出すがシュートは敵DFがブロック。これで得たCKを東が蹴り、森重が頭で合わせるがバーの上に。

11分にも室屋からのクロスに中央で眷襪ボレー・シュートを試みるがDFに当たる。17分には大森からのスルー・パスに永井が抜け出しシュートを放つがGKがセーブ。いくつかチャンスを作るが最後のところで決めきれず。

その後は次第に神戸がボールを保持する展開に。東京は守備の時間が長くなるが、神戸はボールを持ってもスピード・アップせず、パスは回されるもののバイタル・エリアへの侵入は阻止できておりあまり怖さはない。スコアレスのまま前半を終了した。

後半に入っても互いに今ひとつギアが入らない状況が続く。東京の方が切り替えの速さから効果的に敵ゴールに迫る攻撃ができているとは思うが、それでもここ数試合のような切れを欠き、精度も落ちがち。54分、東からパスを受けたオリヴェイラがシュートを放つがゴール左に外れる。

56分、オリヴェイラに代えて前田を投入。疲れの見えるオリヴェイラを早めに下げ、前線でタメを作ってロースコア・ゲームに持ちこもうという意図か。57分には永井が遠目から積極的に狙って行くが枠に収まらず。59分には東のFKに永井が頭で合わせるがこれもバーの上。

69分、永井に代えて米本を投入、眷襪トップかトップ下あたりに一列上がる。東京が推しこむ時間帯もあるが決めきれないまま時間が過ぎる。集中はできているものの、特に攻撃では精密さを欠いてチャンスの芽を育てることができていない。

終盤は互いに攻撃を仕掛けるが、どちらも身体が重くファウルも多くなってくる。それでも東京は集中を切らさず、林のファイン・セーブもあってゴールを死守する。83分、眷襪紡紊┐読抒澆鯏蠧。慎重に流れを見ながらリスク管理を第一に戦う。

結局どちらも決め手を欠き、0-0のドローに終わった。

この試合、ポゼッションは47-53と神戸に譲ったが、シュート数11-7、CK9-5と、東京の方がゴールに迫れていた。全体に連戦の疲労が大きく、体力勝負を挑むのはリスクが高いため、今日はハイプレスよりは呼びこんでから囲んで奪う、ブロックで最後のところをクリアするという、いつもよりは割りきった守備戦術だったように思う。

頼みのオリヴェイラ、永井もさすがにキツそうで、一定の働きはあったものの早めの交代となった。交代で出た前田は前線で身体を張ってくれたが得点には至らず。神戸も同様の様子で互いにお疲れモードのゆったりしたペースの試合になった。東京はマイボールをしっかりつなげず、持っているうちに奪い返されたり苦しいパスがズレてカットされるのが目立ち、開幕の頃に見た感じ。疲れるとこうなるのかと思った。

攻撃は水ものでいくらいい形を作っても得点できないことはある。そういう時に守備がきちんと踏ん張ることができるかが勝負を分ける訳だが、今日は丸山、森重を中心に林のセーブもあって今季3試合めの無失点。得点はなくても失点しなければ勝ち点1は手に入るというお手本のような試合だった。

勝ちたかったのは当然だが、現実的に戦ってアウェイで最低限の結果を出したという意味では積極的に受けとめるべき。我慢すべきところでしっかり我慢し、試合をオープンにせず最後まで集中を保てたことで、キックオフ時のクリーンシートと勝ち点1を守ることができた。

引き分けの価値はその次の試合の結果で決まる。そういう意味では次節、4位の川崎との試合が重要になる。再び中二日での厳しい試合になるが、それに向けて今日をケガ人もなく無失点で乗りきったことは大きかった。

東京はこれで勝ち点を23(1試合あたり1.92)に伸ばし2位をキープ。ただし首位広島が勝ったため勝ち点差は8に開いた。下を見れば3位札幌との勝ち点差は1、次節対戦する川崎とは2差、さらに5位のC大阪とは3差と上位は引き続き混戦。ここで上位同士の対戦に勝って抜け出せるか、実力が試される。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 後半にブラインドからのシュートを腕1本で防ぐ好セーブ、勝ち点に貢献。
室屋(4) 上下動を繰り返し身体を張ったがクロスが大雑把になったのが残念。
森重(3.5) 久しぶりの完封は嬉しい。攻撃ではさすがに疲れが出たか精度を欠いた。
丸山(3) チャンの不在を感じさせないシュアな守備で完封に貢献、好調を維持。
小川(4) 試合を重ねるごとに堂々としてきた。自信をつけて成長している。
大森(4) さすがに疲れが見えたがスペースを埋めて要所でボールに絡んだ。
眷(4) ひょうひょうとプレーしているようで運動量すごい。頑張った。
橋本(3.5) 今いちばん元気かも。バランサーとしての視野が広がっている。
東(4) もったりしたテンポの試合で攻守に奔走した。今の東京のダイナモ。
オリヴェイラ(4) 身体の強さを生かして踏ん張ったがフィニッシュは1本のみ。
永井(3.5) 以前なら絶対パスしてた局面でシュートに行ってるのがいい。
===
前田(4) 前線でボールを収めるという役割は果たした。ゴール欲しい。
米本(4) しんどい状況でやるべきことはやった。それが米本の仕事。
富樫(-) 時間短し。

次節はポイントになる試合。



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2018年04月29日 20:36      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第32節】シャルケ 1-1 グラードバッハ

■2018年4月28日(土) 15:30キックオフ
■Veltins-Arena (Gelsenkirchen)

やっぱりこの時間の試合がいちばんいい。夜10時半からDAZN観戦。

ELの可能性も残ってはいるが残り3試合全部勝った上での話。何かもう目標を見失った消化試合状態がずっと続いている感があって盛り上がらない。ヘキング監督は来季もやんのかな…。

メンバーは前節と変わらず。まあ、その必要もないだろう。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ホフマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

互いにボールを動かしながら主導権を争う拮抗した立ち上がりとなった。8分、アザールが左サイドからゴールライン際をエリア内に切れこみ、ゴール前に横からボールを流しこむ。敵DFがクリアしようとしたボールをラファエルがシュートするが枠に収まらず。

その後も双方がガチで組み合い、中盤で激しくボールを奪い合う展開に。13分、敵DFがシュティンドルにタックル、その後のもみ合いのなかでシュティンドルの頭を殴って退場に。殴るというより軽く平手で触れた程度だったと思うが「手が出た」ということで判定としてはやむなしか。グラードバッハは数的優位に。

ここからは当然だがグラードバッハがボールを持ち、自陣でブロックを固めるシャルケを押しこむ展開に。しかしシャルケも奪ったボールの展開は素早く、カウンター・ディフェンスには苦労することになる。

21分、左サイドのラファエルから、右サイドを駆け上がったエルヴェディがフリーでパスを受けるがシュートはDFにブロックされる。

32分、左サイドからアザールが仕掛け、ゴール前にスルー・パスを入れるとシュティンドルがこれを追い、そこからフリーのラファエルにラスト・パス。ラファエルはガラ空きになったゴールに丁寧に流しこんでゴール、グラードバッハが1-0と先制する。こういうのがやりたかったんだろうなと思わせるゴール。

しかし35分、シュティンドルが敵DFと競った際に左足を捻挫したようでプレーできなくなる。やむなく38分、キュイザンスと交代する。ビデオで見ても痛そうな捻挫だった。おそらく今季はもうムリだろう。代表が気になる。ワールドカップに間に合うのか。

試合は前半の内にさらに動く。アディショナル・タイム、敵がクロスを入れようとしたところをクラマーがエリア内でブロック。試合はいったん流れたが、これがハンドの疑いでビデオ判定となり、中断ののち判定が覆ってPKに。これを決められて1-1の同点になってしまう。

まあ、ビデオで見ても体側から離れた腕でボールを迎えに行っているようにも見え、ハンドの判定は妥当だろう。

後半に入っても一人多いグラードバッハがボールを保持、パス回しからトリガーになる縦パスを入れて流動化しつつゴールに迫るが、割りきって守備をするシャルケに対してアイデアが足りずゴールをこじ開けることができない。

57分、押しこんだ状態で右サイドのホフマンが中央にクロスを送ると、アザールがダイレクト・ボレーを狙うがヒットしきれずGKがキャッチ。60分、既に1度警告を受けているツァカリアに代えてシュトロブルを投入。

その後もほぼ敵陣で試合を進めるがゴールが遠い。74分、ホフマンからボールを受けたエルヴェディが右サイドからクロスを入れるとこれがゴールに向かいバーをヒット。本人はクロスのつもりだったと思うが。

79分、ホフマンに代えてトラオレを投入。最後まで勝ち越しを狙いに行ったが得点できず、結局1-1の引き分けに終わった。

せっかくの数的優位を生かせず、リードを守れずに追いつかれての引き分けはもったいない。何度かチャンスは作ったものの、引いたシャルケに対してなかなか有効な打開策が出せなかった。

試合全体としても、ビデオ判定による微妙な退場、シュティンドルのケガ、ビデオ判定によるPKなど、試合に集中するのが難しく今ひとつパッとしなかった。メンバーはそれなりに戻ってきているはずなのに、勝つことへの執着が今ひとつ窺えなかった。目標を失ったチームという感じが強くした。

シュート数12-10、CK1-1、ポゼッション73-27と、数的優位で圧倒的にボールを持ったのに攻めきれなかったことが分かる。数が少なくなって割りきって守備をされるとなかなか崩れないというのはよくあることだが、それにしても攻撃をもう少し整理した方がいいのではないか。

シュティンドルのケガはショックだが、交代で出たキュイザンスが今ひとつ。才能があるんだろうということは分かるが、ムダにボールをコネて、いいところに出すこともあるがそれと同じくらい奪われる。ちょっとどこかで鍛え直してきた方がいい。

何かもう今季のグラードバッハに関してはやる気失った感ハンパないわ。ケガ人が多かったのは仕方ないけど(それにしてもフィジコは何やってんのって感じはするけど)、大事なところで華麗に連敗して上位戦線から自ら離脱してしまった。せっかく選手がそれなりに揃って連係のベースもあるのにこの程度とか、ヘキング監督の手腕が残念だってことなのでは。来季は監督代えて欲しいんだけど。

一応成績を見ておくと、グラードバッハは勝ち点44(1試合あたり1.38)で9位に後退。6位のライプツィヒが今日勝てば勝ち点差は6に広がり、間にいるフランクフルト(46)、VfB(45)も含めて残り2試合での逆転(この4クラブの中で最も上にいること)は不可能ではないが事実上極めて難しくなる。勝たなければならない試合に勝てなかったことで自ら状況を難しくした。

ディーター・ヘキング監督談話:
「早い時間にベンタレブにレッドカードが出たことで、予想したのとは違った試合になった。前半は数的優位を非常にうまく利用して試合を進めた。しかし残念ながらハーフタイムの直前にハンドのPKを取られ、そのために同点にされてしまった。後半は我々は試合を決めることを急ぎ過ぎ、最初の20分間はシャルケに何度かのカウンターのチャンスを作らせた。これはあってはならないことで、こんなことをやっていては最終的に負けてしまうことすらあり得る。そこで我々はシャルケを引き続き守備に忙殺されるようにしようとしたが、彼らが来季チャンピオンズリーグを戦うチームだということがよく分かる結果になった。彼らは素晴らしい守備をし、フィジカルも強く、非常によく組織されていて、それに加えて切り替えも速かった。そのため、我々はたくさんのはっきりしたゴールのチャンスを作ることができなかった。それでも我々は勝ち点1を持ち帰る、私はそれで取りあえず満足すべきだろう」

来季のプーマのユニという写真を見たけど、体操着みたいでアレだな…。



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2018年04月28日 22:16      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第11節】FC東京 3-2 名古屋

■2018年4月28日(土) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

気持ちのいい土曜日。現地観戦に向け気持ちは高まっていたが体調を崩し、行って行けない感じでもなかったが大事を取って自宅DAZN観戦に。もったいない。

東京は前節首位広島に勝ち2連勝。今節は名古屋をホームに迎える。名古屋は連敗中で最下位だが、前線にはインターナショナル・レベルの外国人FWもおり、捨て身で向かってくれば厄介な相手であることは間違いない。厳しい戦いになることが予想される。

長谷川監督はリーグ戦が続くことを考えてかターン・オーバーを実施。東に代えて田邉を、小川に代えて太田を先発に起用した。田邉は今季リーグ戦初先発。


室屋 森重 丸山 太田
大森 眷襦ゞ極棔‥
オリヴェイラ 永井

序盤は東京が鋭い出足で敵のボールを引っかけ割りきって裏を狙う。7分、眷襪らの縦パスを受けたオリヴェイラがターンしてシュートを放ったが枠に飛んだボールはGKにセーブされる。15分には太田のFKに橋本が頭で合わせるが枠外に。

18分、太田のFKに合わせようとしたオリヴェイラが敵DFに押し倒され、これがファウルとなってPKを獲得。20分、このPKをオリヴェイラが自ら決めて東京が1-0と先制する。前節同様、ぎりぎりまで敵GKの動きを見極め、タイミングをズラして蹴るPKだったが今日もうまく行った。

その後も東京は球際の戦いから奪ったボールを素早く展開する試合運びで主導権を握る。25分、太田のクロスが敵DFがクリア、このこぼれ球を拾った大森がシュートを放つが枠外に。さらに29分には太田のFKにニアの永井がヒールで引っかけるがGKにセーブされる。

すると32分、右寄りで与えたFKに頭で合わされ失点、1-1の同点となる。敵FWの飛びこみに丸山が着いていたが、打点の高いヘディングに対応しきれず。

この失点で微妙な流れになるが、38分、太田のスルー・パスを敵GKが飛び出してクリアしたこぼれ球を左サイドで拾った橋本が中央へラスト・パス。永井がこれを冷静に流しこんでゴール。2-1と再び勝ち越す。失点から短い時間で勝ち越せたのは大きかった。

44分には右サイドでオリヴェイラの落としを受けた大森が中央にボールを送ると、飛びこんだ田邉でダイレクトで合わせるがボールは枠に収まらず。2-1で前半を終えた。

後半開始早々の46分、眷襪らのパスを受けた永井がカウンターで左サイドを持ち上がる。深いところでクロスを送ると並走したオリヴェイラがつま先で押しこみゴール、3-1とリードを広げる。この追加点も重要だった。

その後はリスクを嫌って固く戦おうとする東京に対して2点のビハインドを背負った名古屋がボールを持つ流れになる。東京はリトリート早く対応し、最後のところは身体を張って守る。前節広島戦と似た展開に。

58分、敵のクリアボールのこぼれ球を拾った橋本がワントラップからボレー・シュートを放つがバーの上に。

すると、63分、右寄りの敵FKを裏に放りこまれ、これに頭で合わされて失点。3-2と1点差に詰め寄られる。これも森重が着いていたがヘディングを許してしまった。

67分、田邉に代えて東を投入。直後、太田のCKに森重が頭で合わせるが枠外に。70分、オリヴェイラに代えて前田を投入する。引き続き名古屋の攻撃を受ける時間が続くが、流れの中から崩されるシーンはほぼなく、集中して守れている。

83分、永井に代えて富樫を投入、試合をクローズしに行く。終盤、名古屋のパワー・プレーを受けるが敵のシュート・ミスにも救われ、何とか1点差を守って試合終了、3-2でリーグ戦3連勝となった。

前半に先行、後半開始早々にも追加点を挙げ、東京優位の試合となったが、セット・プレーから2失点、最後は押しこまれる時間が長くなった。失点はいずれも敵の個が上回ったイメージだが、試合を必要以上に難しくしてしまった。その中でも肝心のところはしっかり守りきったことで自信につながる試合だった。

リーグ戦が続く中で厳しい試合となったが、最後に結果を手にしたのは大きかった。守備面での課題は残ったものの、流れの中ではバイタル・エリアを空けることなくしっかり守れており、悲観することはない。失点が多いのは事実で対応は必要だが、結果が出ているので試合が続く中でも少しずつ修正は図れると思う。

この試合では東に代わってターン・オーバーで先発した田邉が起用に応える動きを見せたほか、太田もプレース・キックで存在感を見せ、守備でも身体を張ってアピールした。連戦の中でこうした競争が結果として選手層の厚みに結びつきつつあるのは心強い。

攻撃面ではオリヴェイラと永井のコンビネーションがこの試合でも機能し、そこにパスを出す眷襦橋本や、サイドで時間を作る田邉、大森とのイメージもかなり共有できて来たと思う。昨季下がり気味だった眷襪本領を発揮してクリティカルなパスをバシバシ出しているのも効いているし、その分バランサーに徹している橋本も成長している。

数字を見ればシュート数10-12、CK4-3、ポゼッション52-48と、リードしてから守勢に回ったのが表れているが、我慢すべきところを耐えきった試合ということか。守る時間帯にやや引きすぎの感はあり、特に今日のように個の強さのある相手だと、本当はもう少しゴールより遠いところで時間を使いたかった。

9節から13節はリーグ戦が続くのでターン・オーバーにも限界があり連戦の中でもヤマ。疲労の蓄積も大きい。ナイトゲームの次節はともかく、2時キックオフの川崎戦がポイントになるかも。事情はどこのクラブも同じだけど踏ん張りどころになる。

これで11試合を終え7勝3敗1分で勝ち点22、ついに1試合あたりの勝ち点を2.00とした。首位広島が勝ったため勝ち点差は6と変わらないが2位をキープ。3位川崎との勝ち点差は1、4位札幌との勝ち点差は3となり、下位との差は少しずつ広がってきた。

シーズンも約3分の1が終わったが、ここまで望外の好成績。特に徐々に歯車が噛み合いながら調子を上げてきた感があり心強い。連戦はあと3週間続くが、好調だけに試合が続いた方が有難い。疲労の蓄積による燃え尽きや、ケガだけは気をつけたいが、行けるときに行けるとこまで行っときたい。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 失点はいずれもノー・チャンスか。それ以外は集中してゴールを守った。
室屋(3.5) 中央からの攻撃が多く守備に力を割いた形に。好調は維持している。
森重(3.5) 最後まで集中したがセット・プレーの守備で個の強さにヤられた。
丸山(3.5) はっきりした守備ができたが失点関与は残念、しっかり学びたい。
太田(3.5) 流れの中でのクロスは少なかったがプレースキックで存在感見せた。
大森(3.5) 苦しい時間帯にもしっかりボールをキープして時間を作った。
眷(3) 抜群のパスセンスを披露、昨季は眷襪了箸なが分かってなかった。
橋本(3) 中盤の底でボールを散らす役割で成長著しい。アシストも立派。
田邉(3.5) 攻撃でアピールしたかったが求められた役割はしっかり果たした。
オリヴェイラ(2) あのPKひやひやするわ。次はバシッと蹴りこんで欲しい。
永井(2.5) やはり永井はサイドではなくトップに置くべき選手だった。
===
東(3.5) 苦しい時間帯に献身的に動いて逃げきりに貢献した。
前田(3.5) 今季まだノー・ゴール。形はどうであれまず1点欲しい。
富樫(-) 時間短し。

見に行きたかった。



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2018年04月26日 00:18      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第10節】FC東京 3-1 広島

■2018年4月25日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

またしても水曜日夜の試合。「お先に失礼します」にも限度がある。ワールドカップがあるとはいえ3週続けての水曜日ホーム開催はほんと何とかして欲しい。朝からの雨は昼ごろに上がり、生温かい天気に。例によって6時前に職場を出て電車に飛び乗ったが味スタに着いたのはキックオフ間際。キックオフ時間の30分繰り下げも真面目に考えて欲しい。

リーグ戦ここ6試合5勝1敗で2位と好調の東京。今季ここまで負けなしで首位を独走する広島との対戦だ。勝ち点差は9あるが、ここで負けるとさらなる独走を許してしまうことになる。互いに相手の電池切れを待つ我慢の試合になることが見込まれ、焦れて腰が浮いた方が負ける。スコアレスドロー覚悟で固く戦いたい。

前節負傷交代となったチャンがメンバー外となり、丸山がCBで先発。それ以外は前節と同じ先発となった。


室屋 森重 丸山 小川
大森 眷襦ゞ極棔‥
オリヴェイラ 永井

この試合もまたいきなり動いた。4分、眷襪らのスルー・パスを受けて前線に飛び出したオリヴェイラが敵エリアに入ったところで敵DFに足払いを食らい倒される。5分、これで得たPKをオリヴェイラがGKの動きを見極めて冷静に流しこみ東京が1-0と先制。眷襪離僖垢皀┘阿ったが、これをPKに結びつけ、それを自ら決めたオリヴェイラも素晴らしかった。

さらに9分、東が敵陣でパスをカットしダイレクトで前線にボールを送ると、前に走ったオリヴェイラがエリア内でこれを受ける。切り返したがシュート・コースをふさがれたため、キープして後ろから走りこんだ永井に落とすと、永井がこれを蹴りこんでゴール、2-0と序盤でリードを広げる。

その後は東京がリスクをマネージしながら奪ったボールは素早い展開から追加点を狙うカウンターにつなげる展開。広島は前線に得点能力の高いFWがおり気は抜けないが、森重、丸山がしっかり対応して決定機を阻止している。集中した戦いが続く。

19分、カウンターを仕掛ける。大森が敵のしつこいマークを受けながら粘って右サイドの室屋に展開、ビッグ・チャンスになるかと思われたが大森に対するファウルの笛が吹かれプレーが止まる。アドバンテージを見て欲しいところだった。スタンドからは「流せ」コールが。

25分、室屋が右サイドから入れたクロスがファーに流れたところに大森がダイレクトで合わせるが枠外に。30分過ぎからは広島にボールを握られ立て続けにシュートを浴びるが林の好セーブもあり何とかしのぐ。

アディショナル・タイムには敵陣深いところ、ゴールライン際を室屋がすり抜けてエリアに入りこみ、角度のないところから流しこもうとしたが敵DFがブロック。結局2-0で前半を終えた。

思いの外早く先制できて、追加点も取れたことからグッと戦いやすくなった。とはいえ敵にチャンスも作られており気を抜くことはできない。規律を持って戦えているので、このまま試合をオープンにせず、リスクをしっかり管理したい。連戦の疲れもあり、気温も微妙に高いので電池切れが怖い。交代がキモになる。

後半も開始早々から動く。48分、永井が右前線でキープしたボールをつなぎ、最後は眷襪中央からミドル・シュートを放ったがボールはGK正面へ。51分、眷襪らのスルー・パスを受けたオリヴェイラが右寄りに駆け上がりGKと一対一になったところでシュート。これがGKの逆を突いてファー・ポストに当たりゴール。3-0と東京が大きな追加点を挙げる。

55分、永井に代えて前田を投入。しかし、この辺りから3点のビハインドを背負って捨て身の攻撃に出る広島に対し、守勢に回る時間が長くなる。

60分、前線に出されたボールに敵FWが反応、裏を取られる。シュートは林がセーブ、こぼれ球を同じFWに詰められるがこれも丸山がブロックしたが、さらにこぼれたボールを後ろから走りこんだ敵FWに蹴りこまれ失点、3-1となる。

その後も広島の攻撃を受けてしのぐ時間帯に。61分、カウンターからオリヴェイラが裏に抜け出す。前田も並走したがオリヴェイラは自らシュート、敵GKにセーブされる。

65分、大森に代えて田邉を投入。田邉はリーグ戦今季初出場。田邉が左SHに入り、東は右にスライドする。押しこまれて苦しい守備が続くが何とかゴールは死守する。コンパクトなブロックは崩れず、最後のところでは身体を張って守ることができている。

78分、オリヴェイラに代えて富樫を投入。引き続きしのぐ時間。奪ったボールは素早く前線に展開するがつながらず。広島の攻撃に耐え、何とかゴールを守る。アディショナル・タイムは5分あったが何とか守りきり、苦しい流れだったが反撃を1点に抑えて3-1で大きな勝ち点3を得た。

序盤のリードを守り、後半開始早々にも加点、失点はしたもののここから崩れることなく、無敗だった首位広島に初めて土をつけた。後半は押しこまれ苦しい時間帯が続いたが、集中を切らさずしのぎきった。

攻撃面ではオリヴェイラの2ゴール1アシストと強さが光ったが、東、大森の労を惜しまぬ運動量、眷襪寮簗なパス出し、永井のスピードを生かした攻撃など、全体が連動してこそオリヴェイラが生きたということ。フィニッシャーを得て連係が形になりつつあるように思う。この流れをつないで行きたい。

試合運びとしては、後半さすがに持たれすぎた感はあったものの、苦しい時間帯にもコンパクトな陣形を保ち、規律を守って戦い続けることができた。失点は余計だったが、そこでしっかりもちこたえたのは大きかった。チームとしての成長を感じる。後半、余計な色気を出さず守備を優先し、そこからワンチャンでの追加点狙いは正しかった。

今までなら2点差あるのにムダに追加点を狙いに行き、逆に裏をヤられてあっという間に追いつかれるパターンを何度も見せられてきただけに、そうした意思統一の拙さを克服できたのは大きな進歩だと思う。

守備は森重、丸山の整理された動きが効いていたが、押しこまれたギリギリの局面でも混乱は最小限で、全員が身体を投げ出せていたのは印象的だった。クリーン・シートはならなかったが、守備の勝利と言っていいのではないか。

東京は2位を維持、勝ち点を19(1試合あたり1.90)に伸ばし、首位広島との勝ち点差を6に詰めた。今の時期はまだ順位に一喜一憂する必要はなく、実際5位との勝ち点差は1だが、とにかく勝ち点を積み上げて行くことに専念したい。幸い結果が出ているので、課題を修正しながら進むことができるはず。いい流れを切らせることなく上位に足場を作りたい。

怖いのは連戦の疲労蓄積とケガ人。リーグ戦が続くとターン・オーバーも難しい。早めにオリヴェイラを引っこめたのもそのあたりのマネジメントか。田邉は次節先発もあるのではないか。カップ戦ほどではないにせよ、少しずつメンバーを入れ替えてチームの底上げを図る必要はある。

土曜日には早くも次の試合がある。ここをどう乗りきるか、試合は続いて行く。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 失点シーンは防ぎようなし。それ以外では好セーブを連発した。
室屋(3.5) 前半最後のチャンスは惜しかった。攻撃参加の見極めがよくなった。
森重(3) ギリギリの戦いを強いられたが集中を切らさず勝利を引き寄せた。
丸山(3.5) センスの光る守備。割りきる判断がよくなり安心できるようになった。
小川(3.5) 試合経験で自信をつけ、東との連係もよくなってきた。期待できる。
大森(3) 使われ方が周囲と合ってきた。彼が動くことで布陣が流動化する。
眷(3) 受け手を得て決定機につながるパス出しが生きるようになってきた。
橋本(3.5) 敢えて地味な働きに徹しているが判断、技術ともに長足の進歩。
東(3) 今やハードワーカーの代名詞に。試合ごとに価値を高めている。
永井(3) スピードを生かして敵の脅威になっている。得点は嬉しかった。
オリヴェイラ(2) 得点はもちろんだが、彼の「強さ」が何よりチームに重要。
===
前田(3.5) 前線で身体を張り、少しでも時間を作ろうとした。貴重な存在。
田邉(3.5) 泥臭さを出すことができた。今後必要になってくる選手のはず。
富樫(-) 時間短し。

そういえば永井が敵のバックパスをさらったらオフサイドっていうナゾ判定あったな(14分)。副審はボールの出どころがDFの選手なの見えてなかったのかもだけど、主審すぐそばにいただろ。



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2018年04月22日 21:44      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第31節】グラードバッハ 3-0 ヴォルフスブルク

■2018年4月20日(金) 20:30キックオフ
■Borussia-Park

金曜日夜の試合なので土曜日に早起きして時差で見ればよかったんだけど全然ノーマークで、試合が終わってることに気づいたのが土曜日の夜、試合日程チェックして「あれ、もしかしてもう終わってる?」てなった。ので土曜日の夜11時ごろからDAZNで見た。それまで結果を知らずにいられたのがすごい。

もはや中位確定であまりやる気が出ないのは仕方ないが、一応EL圏内くらいはまだ数字上可能であり、まあ、その辺を目指してできる限りのことはやろう的な。前節バイエルンに大敗して何かもう投げやり。残留争い渦中のヴォルフスブルクが相手なので難しい試合になると思うがまあ頑張ろう。はいはい。

グラードバッハは前節出場停止だったシュティンドルが先発に復帰、またベンチにはケガ明けのベネシュ、トラオレが入った。トラオレの元気な姿は有難い。やっぱりオーソドックスな4-4-2が安心できるね。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ホフマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル

試合は早々に動いた。8分、敵DFの触ったボールが裏にこぼれ、これを拾ったシュティンドルがそのまま右寄りでGKと一対一になってニアを抜くシュート。これが決まって1-0とグラードバッハが先制する。

シュティンドルは完全にオフサイドポジションだったが、敵の受け渡しミスのボールがたまたま裏にこぼれたのでオフサイドにならず。ラッキー・ゴールとはいえ、角度の厳しいところでGKも出てきているのにネットに突き刺したシュティンドルの技術が高かった。

早い時間帯のリードで余裕のできたグラードバッハは、ボールを動かしながら試合を主導して行く。ヴォルフスブルクは攻撃に迫力がなく、脅威を感じるシーンはほぼなし。危なげなくグラードバッハが時計を進める。

35分、ホフマンがエリア内にボールを持ちこみシュートを放つが敵GKがセーブ。しかし、このこぼれ球を拾ったラファエルがコースを見極めてシュートを放つとこれがネットに突き刺さり2-0とリードを広げる。これも敵DFが重なっている隙間を抜くシュートで決して簡単なものではなかった。

44分、ペナルティ・エリアの前で得たFKをクラマーが意表を突いてシュート、これが決まって3-0とほぼ試合を決める。敵がまだ壁を作っている途中だったが、審判がプレーを止めなかったのでゴールが認められた。ヴォルフスブルクがうかつだった。

後半になると安全圏のリードを得たグラードバッハがペースを落とし、ヴォルフスブルクの攻撃を受け止めてカウンターで追加点を狙う展開に。しかしヴォルフスブルクは引き続き攻撃にアイデアがなく、ピンチと言えるほどのピンチもない。

グラードバッハは何度かカウンターやセット・プレーから追加点のチャンスを作るがゴールに至らず。80分、ツァカリアに代えてベネシュを、ホフマンに代えてトラオレを投入、慣らし運転をする余裕。

85分には前節にケガから復帰のシュトロブルをクラマーに代えて投入、問題なく試合をクローズし、アディショナル・タイムなしで試合は終了(先週はこれをやられた)した。

よその心配をしている場合ではないが、ヴォルフスブルクは残留争いをしているとは思えないくらい淡白で気迫のない戦いぶり。いや、だからこそ残留争いをしているのか。こんなんで勝たせてもらってええんかなという試合だった。

序盤こそなかなかパスがつながらないシーンもあったが、シュティンドルが献身的に上下動を繰り返し、ラファエルもつなぎに参加したことで次第にボールを動かせるようになり、リズムをつかんだ。

テンポのいいパス回しから縦に入れるスタイルの中で、アザール、ホフマンらがドリブルで突っかけて敵の陣形を崩す狙いが久しぶりに形になっていたのではないかと思う。自信を持って戦えたことは次節以降に大きな希望を与えた。

シュート数16-7、CK8-5、ポゼッション58-42という数字通りの試合で、バイエルン戦の大敗からの自信回復には有難いゲームだった。

これで31試合を終えて勝ち点は43(1試合あたり1.39)、順位は8位で変わらず。6位のライプツィヒとの勝ち点差は4であり、残り3試合で逆転は可能だが、そのためにはまず全小が前提で、直接対決も残っていないのでライプツィヒがコケてくれる必要がある。

目標が残っていることに感謝しなければならないが、実際にはなかなか厳しい状況。ともかく勝つだけ勝って何が起こるかを見てみるしかない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「我々はいい試合を見せられた。チームは今日はとてもうまくやってくれた。我々は早くから相手を切羽詰まった状況にしてやろうと思っていた。それがうまく行った。早い時間帯に得点ができ、その後はいろいろな面で正しい戦いができた。それを考えればこの勝利は高く妥当なものだ。私としては、イブラヒマ・トラオレ、ラシュロ・ベネシュ、トビアス・シュトロブルらを短い時間使ってみることができてよかったと思っている。我々はシャルケに乗りこむのを楽しみにいている。彼らとはまだまだ決着がついていない。それ故我々は勝ちたい」

来季もヘキング監督てマジか。



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2018年04月21日 22:55      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第9節】清水 0-1 FC東京

■2018年4月21日(土) 13:00キックオフ
■IAIスタジアム日本平

遠征圏外なのでおとなしく自宅DAZN観戦。昼ごはん食べてPCをテレビにつないでキックオフを待った。4月だがところによっては真夏日となる陽気。日本平もよく晴れ、気温も上がっているようだ。

東京は前節セレッソ大阪にミスから失点、これを取り返せず惜敗を喫している。水曜日のルヴァンカップでも2点を先制しながら後半に追いつかれての引き分けと、締まりのない試合が続いており、固い試合でいいから失点をなくしてしっかり勝ち点3を積み上げ、流れを引き戻したい試合だ。

ケガで戦列を離れていた森重が先発に復帰した他は前節と同じメンバー。ベンチには岡崎、田邉らが入った。


室屋 チャン 森重 小川
大森 眷襦ゞ極棔‥
永井 オリヴェイラ

序盤は清水がボールを支配、プレスもかかりきらず圧力を受ける展開に。セット・プレーからチャンスを作られるなど苦しい時間帯になったが、敵の拙攻もあって何とかしのぐ。東京はボールを奪っても距離感が悪く攻撃がつながらない。

13分、オリヴェイラからのスルー・パスを受けた永井がシュートを放つがバーの上に。その後は次第に東京もボールを持つことができるようになるが、組み立てにズレが目立ちフィニッシュまで持ちこめない。

清水には何度かシュートを打たれるが、エリア外からのミドルが多く精度も高くない。守備ブロックと最終ラインは持ちこたえることができており、林の好セーブもあって何とかゴールを守る。スコアレスのまま前半を終えた。

東京は前半シュート1本のみ。粘り強く戦っているが、暑さもありペース配分の難しいゲームになっている。前半0-0は悪くないのでオーバーペースにならないようじっくり守りながら、効率よく得点したい。先に電池が切れた方がヤられる試合だ。

後半に入ると東京が距離感を修正したか、パスがつながりシュートまで持ちこめるようになる。52分、中盤でボールを持った眷襪エリア外からミドル・シュートを放つが枠外に。

55分にはエリア内でボールを受けたオリヴェイラが敵DFを切り返してシュートを放つがGKがセーブ、こぼれ球に永井が反応し頭で押しこもうとするが横に外れる。この辺からゴールの匂いがし始めるが、ここで取れないと苦しくなる。

58分、チャンが腿裏を押さえて交代を求めるサイン。特に接触などはなかったシーンで、肉離れなど筋肉系の故障か。やむなくチャンを下げ丸山を投入する。

すると直後の59分、サイドからのボールを中央で受けた大森がワンタッチで縦にボールを送る。これを追って裏に抜け出した永井がシュートすると、ボールは対応に出た敵GKを越えてコロコロとゴールへ。

勢いがなくこれを追った敵DFにクリアされるかと思ったがそのままゴールに入り1-0と先制。ファイン・シュートではなかったがしぶとく足を出した永井の粘りが得点を呼びこんだ。

その後はリスクをリスクをコントロールしながら機を見て追加点を狙う展開に。71分、東のFKに丸山が頭で合わせるがGK正面。73分、永井に代えて前田を投入、前線で時間を作り試合をクローズしに行く狙いか。

76分、カウンターから大森が東にパス、東はミドル・シュートを放つがバーの上に外れる。85分、足のつった東に代えて岡崎を投入、岡崎はボランチに入り、眷襪右SHへ、大森が左SHに回る。ここは田邉ではないかと思ったが、まあ、より守備的にという意味合いでの岡崎か…。

その後も気の抜けない展開が続くが何とかしのぎ、今季リーグ戦2つ目の無失点試合で1-0とアウェイでの勝ち点3を得た。

厳しい暑さの中で体力を削られる苦しい戦いとなったが、オープンにすることなく、1点を大事にして試合を締めた。これまで失点が多かっただけに、途中でCBが負傷交代するアクシデントを乗り越えてクリーン・シートを守ったことをまずは高く評価するべき。

特に、チャンに代わって急遽途中出場した丸山の落ち着いた守備がよかった。敵に裏を取らせず、森重とともにしっかりラインをコントロールした結果、浴びたシュートは少なくなかったが多くはミドルで、流れから守備を崩されるシーンはほぼなかった。

攻撃は永井の1ゴールにとどまり、それも必ずしも「美しい」得点ではなかったが、泥臭くしぶとくゴールを奪し、それを守りきっての勝利は価値あるもの。こういう試合にこういう勝ち方ができることを「強い」と表現するのだということを思い出させる試合だった。

シュート数は7本と少なかったが、得点シーン以外にもチャンスは作れており、オリヴェイラと永井のコンビネーションは引き続き機能している。特にここにきて永井が存在感を見せているのが嬉しい。チームとしても永井の特徴を生かした攻撃を意識しており、眷襪簑膺垢らのパス、オリヴェイラが踏ん張った後のフォローなど形にハマってきた。

とはいえチャンスはもう少したくさん作りたかったし、守備面も清水の拙攻や林のセーブに救われたもののヤバいシーンは何度かあった。修正すべき点はまだまだ多いが、結果が出ていることで修正の機会は作って行けるはず。

これで9試合消化で5勝3敗1分の勝ち点16(1試合あたり1.78)となり2位に浮上。とはいえ首位広島とは勝ち点差9もあるのに対し、8位との勝ち点差はわずか2。厳しい混戦の中におり、連敗が命取りとなる状況。結果を出し続けて上位戦線に勝ち残りたい。

次節、水曜日にはホーム味スタで首位広島と対戦する。この先の足がかりを作る意味でも広島は叩いておきたいところ。今季無敗の広島に土をつけることができるか、1位と2位の対決になる。

評点(評点はドイツ式):
林(3) ビッグ・セーブだけでなくポジショニングも秀逸、前節をリカバーした。
室屋(3.5) リードしてからは攻撃参加を自重。好調は維持できているようだ。
チャン(3.5) 森重とともにしっかりラインコントロールしていたが。ケガが心配。
森重(3) 復帰戦だったがブランクを感じさせない集中した守備を披露した。
小川(4) 守備戦となったが、左サイドでの攻撃参加はスムーズになってきた。
大森(3) 室屋とのコンビネーションができてきた。アシストの縦パスはすごかった。
眷(3.5) 配球役として大きな存在感。東京の心臓部として信頼厚い。
橋本(3.5) バランスを取りながらリスク管理の要に。センスが生かされている。
東(3.5) スペースを埋め、カバーし、攻撃にも参加。輝きどころを見つけた。
永井(3) 価値の高いゴールだが、それも無尽蔵のムダ走りがあればこそ。
オリヴェイラ(3.5) 彼の踏ん張りが攻撃の核に。それでこそ永井も生きる。
===
丸山(3) 交代で出たが森重としっかりDFラインをコントロール、準備できてた。
前田(-) 時間短し。役割は果たした。
岡崎(-) 時間短し。

フィッカデンティ監督のとき以来の渋い勝ち方。繰り返すが、こういう試合にこういう勝ち方のできるチームが強いチーム。



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2018年04月19日 00:02      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第4節】FC東京 2-2 横浜

■2018年4月18日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

平日のナイト・ゲーム。朝から結構激しい雨が降っていたが昼頃にはやみ、夕方には薄日も射す天気。少し肌寒い感じもするがもう4月なので何とかしのげる。味スタに着いたのはほぼ7時。バックスタンド上層に座席を確保するとほぼ同時に試合が始まった。

東京はルヴァンカップAグループここまで1勝2敗。グループリーグ勝ち抜けのためにはホームで勝利が必要だ。

過密日程の中、東京は大胆なターン・オーバーを実施。週末のリーグ戦から続けて先発したのはFWの富樫のみ。品田が初のスタメン。右SBにはU18の高橋が先発した。梶山をトップに起用。田邉も今季公式戦初先発となった。

大久保
高橋 吉本 山田 太田
久保 米本 品田 田邉
富樫 梶山

試合はいきなり動く。1分、山田が裏に蹴ったフィードを敵DFとGKが処理にしに行ったところぶつかり合ってボールが裏にこぼれる。絡みに行った富樫がこれを拾って無人のゴールに流しこみ先制。1-0とリードを奪う。13秒のことだったが、週末のリーグ戦を思い出されるようなゴールだった。

その後は横浜がボールを保持、東京は自陣でブロックを形成してこれに対応する時間が続く。受け渡しのミスなどもあってピンチもあるが何とかしのいでいる。不慣れなメンバーということもあってか不安定さは否めない。

29分、中盤でカットしたボールを梶山が前線にパスすると、富樫がこれを持ちこみ切り返しでDFをかわしてシュートを放ったがサイドネット。

38分、田邉のパスから左前線に抜け出した太田がクロスを入れると、ニアに走りこんだ梶山が右足で合わせてゴール。2-0とリードを広げる。押しこまれる時間が長かっただけに効果的な加点だった。結局、2-0で前半を終了。

後半になっても横浜がボールを保持し、東京が守備からカウンターを狙う展開は変わらない。守勢の時間が続くが、大久保の好セーブもあり何とかしのいでいる。64分、梶山に代えて原を投入。

67分、横浜に押しこまれ、中央で落とされたボールに鋭く合わされ失点。2-1と1点差になる。70分、高橋に代えてヴェローゾを投入、米本が右SBに下がり、田邉がボランチに、ヴェローゾは右SHに入る。米本のSBは初めて見る。

79分、左サイドでFKを得る。これを太田が蹴ると、吉本がファーで合わせゴールかと思われたがオフサイドの判定でノー・ゴールに。

すると84分、左サイドから入れられたグラウンダーのクロスがゴール前を横切ってファーに抜け、ここで詰められて失点、2-2と同点に追いつかれてしまう。

86分、富樫に代えて矢島を投入、勝ち越しを狙いに行く。矢島は公式戦初出場。アディショナル・タイム、品田のスルー・パスを受けて裏に抜け出した原がGKと一対一になりシュートを放つがファーに外れる。試合はこのまま終了、2-2の引き分けとなった。

不慣れなメンバーということもあってかどちらもミスの多い締まりのない試合。出場した選手はそれぞれに持ち場で特徴を出そうとしたが、連係不足でボール・ロストも頻発、得点シーン以外はほぼ自陣に押しこまれる時間が続いた。

攻撃でも何度かのチャンスはあり、そのうち2回を決めたところまではよかったが、絶好機で決めきれないシーンもあり、後半は人がいるのに圧力を受けて押しこまれる形での2失点。

ピリッとしない試合だけにせめて結果を出さなければならなかったが、先制して手にしていた勝ち点2を取りこぼしてしまったのは残念。ただのピリッとしない試合でしかなくなってしまった。勝って初めてできるはずの評価もできなくなった。

苦しい日程だが、誰が出ても同じクオリティで戦えるという底上げの好機。こうしてサブ、若手をテストする中で台頭する選手が出てくるのを待ちたいが、まだまだ「同じクオリティ」とはとても言えないことが分かった。

個々の選手を見ればそれぞれは必死に頑張っているのだが、意図の通じないところ、うかつなミスが多すぎた。これをどうトップに還元して次節のアウェイ戦に臨むかが重要だ。品田は及第点、高橋はちょっとキツかった。

ルヴァンカップAグループでは、4試合を終えて横浜が勝ち点8、2位の仙台が5、我々は新潟と同じく勝ち点4で3位。グループリーグ突破の可能性は十分あるが、そのためには残り2試合を勝たなければならぬ。テスト・フェイズは終わったかもしれない。

評点(評点はドイツ式):
大久保(4.5) 好セーブでチームを救った。もっと取られててもおかしくなかった。
高橋(5) 思いきりのいい攻撃参加もあったが守備では対応にもたつくことも。
吉本(5) 厳しいところのミスでピンチを招くことも。引っ張る立場だったが…。
山田(5) 集中はしていたが2失点は最終ラインとしては厳しい結果。
太田(4.5) クロス、プレース・キックで存在感。このままでは終われない。
久保(4.5) ボールを持てば勝負を仕掛けたが敵につぶされるシーンも多かった。
米本(4.5) ボール奪取で魅せた。右SBは初めて見たが意外にやれていた。
品田(5) 落ち着いてプレーできた。いいボールも出せたがまだまだこれから。
田邉(5) 最後までチームのためにやりきった。リーグ戦でも見たい。
富樫(4) ゴールはラッキーもあったがポストに身体張って形を作った。
梶山(4.5) ゴールは価値があったがうかつなミス、軽いプレーも多かった。
===
原(5) 最後の一対一は枠に飛ばしたかった。
ヴェローゾ(5) 価値のあるプレーは少なかった。
矢島(-) 時間短し。

毎回しつこいようだが、平日夜の試合は7時半キックオフにして欲しい。6時前に会社を出てきたが、本当にギリギリだった。別にそんな僻地で働いている訳ではなく、普通に都心のオフィス街である。8時キックオフにしているクラブもあり、できないはずはないと思う。この30分の違いが決定的に大きいのだ。



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2018年04月15日 10:39      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第30節】バイエルン 5-1 グラードバッハ

■2018年4月14日(土) 18:30キックオフ
■Allianz-Arena (München)

夜中の1時半からの試合なので日曜日に早起きしてDAZNで時差視聴にした。このパターンだと情報遮断も容易。

中位がほぼ確定ということで、あまり気持ちの乗らない試合。まあ、勝ち点積めるだけ積んで、ヨーロッパに届くかどうか見てみるってことだと思うけど、ケガ人が戻りつつある割りにピリッとしないのはなぜなんだろう。今季は何かもう気力も萎えた。バイエルンはいつの間にか優勝していたらしい。

シュティンドルが警告の累積で出場停止のためドルミッチがトップで先発。ヘアマンが新たにケガ人に加わった他、キュイザンスがベンチ・スタートとなり、アザールとホフマンが先発。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスターガード ヴェント
ホフマン ツァカリア クラマー アザール
ラファエル ドルミッチ

序盤はグラードバッハがボールを支配し積極的に仕掛ける展開に。9分、ホフマンからのパスを受けたドルミッチが右サイドから中央に切れこみシュートを放つとこれがファーに決まり1-0と先制。最初の15分はポゼッション55-45、シュート数4-0と笑ってしまうアグレッシブな戦いになった。

しかし、その後は次第にバイエルンがボールを持ち始め、グラードバッハは自陣で守備に回る時間が長くなる。37分、左から入れられたクロスに中央で合わされて失点、1-1の同点に追いつかれる。これで流れは決定的に変わり、グラードバッハは防戦一方に。

さらに41分、やはりクロスを頭で合わされて失点、1-2と逆転を許す。この時点で試合は終わったと思う。結局ビハインドを背負って前半を終えた。

後半になると気分をよくしたバイエルンにほぼ一方的に押しこまれ、グラードバッハはボールを奪ってもフィニッシュまで持ちこめない。51分、左寄りからのシュートをゾマーがセーブ、こぼれ球に詰められたシュートも防ぐが、もう一度押しこまれて失点、1-3となる。

バイエルン相手に自陣での防衛戦となればいつかは決壊するのは自明。65分、ホフマンとドルミッチを下げてグリフォとキュイザンスを投入して挽回しに行くがたぶんもう遅い。

67分、右サイドから切れこんだ敵FWにミドルを叩きこまれ1-4。ゾマーは一歩も動けず。その後も自陣でしのぐ時間が続き、持ち上がったボールも球離れが悪くロストする繰り返し。

81分、ツァカリアに代えてシュトロブルを投入。シュトロブルはケガによる戦線離脱から復帰。試合をどうこうしようというよりテストとしての起用かもしれぬ。

82分、ゴール至近からのシュートを流しこまれ1-5。他にもヤバいシーンはいくつかあったがこの辺で勘弁してくださいという感じでアディショナル・タイムもなく試合は終了。非常にアレな試合になってしまったのが残念。

ここ何年かバイエルンには善戦しており、今季もホームでは勝っているのだが、そういうときってとにかく死ぬ気でハイプレスをかけ、一歩も引かない勢いでガチぶつかり合う戦いを貫徹できている。この試合も序盤先制したところまではその気概が見えたが、失点したあたりから目に見えて戦いが消極的というか受け身になり、これではダメだという感じになってしまった。

いったんそうなるとせっかく奪ったボールも功を焦るあまりムリめな持ち上がりでムダにロストするシーンが散見されるようになる。シンプルにやりきるのと何が何でも自分で行くのとは別。アザール、グリフォ、ドルミッチ、キュイザンスは反省して欲しい。

ラファエルはシュティンドルがいない分その役割を肩代わりして、中盤に下がってボールを受けることが多く、自分がフィニッシュに絡む機会を減らしてしまった。

シュティンドルはいなかったとはいえメンバーはほぼ揃っていて、最初の入りは悪くなかったのに、なぜか勇気を持った戦いが継続できなかったのが寂しい。今季はもうこんな感じなのか。オフには監督を更迭して攻守を組み立て直した方がいいと思うが、今季もまだ4試合残っており、行けるところまでは行きたい。

相手がバイエルンだったので極端な結果になったが、このところの意図の噛み合わなさ、チームとしてのバラバラさがはっきり出た試合だったと思う。降格はほぼないが、ELも残り4試合で勝ち点差6と苦しくなった。ここから何を目指しどう戦うか、それがはっきりしないのが最も苦しいところかも。

ディーター・ヘキング監督談話:
「ミュンヘンで負けることはあり得ることだが、後半の戦いには納得できない。今日の我々のように1-3となったあとあんな戦いぶりをするのは受け入れられない。我々はこの失点の後ひどい守備になり、バイエルンに好きに試合をさせた。こうなると、本来我々が欲しかったプレーする喜びを持って行かれた。本当なら我々はもっとしっかり反撃しなければならなかった。あまりにも何もできず、話し合うべきことがたくさんある」

コメント短いな。



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2018年04月14日 19:16      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第8節】C大阪 1-0 FC東京

■2018年4月14日(土) 15:00キックオフ
■ヤンマースタジアム長居

大阪は雨らしい。試合に合わせての里帰りも考えたが他の予定が合わず、おとなしく自宅でDAZN観戦にした。

東京はリーグ戦4連勝、水曜日に鹿島に勝った余勢を駆って中二日でセレッソとアウェイで対戦する。3位と4位の対戦ということで締まった、厳しい試合が予想される。局面での判断の速さ、プレー強度、正確さが勝負を分ける。まずは守備から、スコアレス上等。その上で追加の勝ち点2を積み増す。

富樫が先発しオリヴェイラはベンチ・スタート。連戦を考えてのターン・オーバーということか。それ以外は前節と同じ先発となった。


室屋 チャン 丸山 小川
大森 橋本 眷襦‥
富樫 永井

予想通り序盤から堅い展開に。互いにコンパクトな守備ブロックを形成し、こまめなスライドでバイタル・エリアへの侵入を阻止する。おもに東京がボールを支配し、パス交換からチャンスを窺うが、前田もオリヴェイラもいないため攻め手が永井への裏ポンに限られタメが作れない。

一方で大阪も息の合ったパスワークから攻撃を繰り出してくるが、東京の守備も集中しており議にっ首まで持ちこませずに対応できている。ここ何試合かのハイプレスは見られず、ボールの取りどころを慎重に見極めてチャレンジする感じか。互いに連戦を考慮してかテンポはそれほど上がらない。

25分、左サイドで小川からのパスを受けた東がクロスを送るとニアに走りこんだ永井が流しこもうとするが敵DFがブロック。27分には右サイドを上がった室屋からのクロスに東が合わせようとするがこれも敵DFがブロック。立て続けにチャンスを作るが決めきれず。厳しい試合だけにワンチャンを生かしたいが。

ゴール・シーンどころかゴール前のシーンすら乏しい試合だが、互いに集中しよく引き締まった試合。どちらも守備が固く結局スコアレスのまま前半を終えた。中二日ということもあってかペースは比較的ゆっくりしているが、集中はできており好ゲーム。ガツガツするだけが守備ではない。

リスクをつぶして慎重に試合を運んでいるが、前半スコアレスは悪くない。このままスコアレス・ドローをベースに、ワンチャンで勝ち点2を積み増す考え方は変わらない。オリヴェイラ、久保、前田とカードはある。一方で体力ももちろんだが頭が疲れて判断力が鈍ると間違いなくヤられる。集中が勝負になる。

東京は後半から富樫に代えてオリヴェイラを投入。東京はオリヴェイラの前線での動きを生かしながら押し上げてチャンスを作れるようになる。

48分、永井が右サイドを突破しクロスを入れるが中央に飛びこんだオリヴェイラはわずかに合わず。58分、オリヴェイラがカウンターから左サイドを上がり、切り返してシュートを放つが敵GKの正面に。セカンド・ボールも拾え東京が攻撃の主導権を握る。この時間帯に先制したい。

65分、室屋のクロスに永井が合わせようとするが敵DFがクリア。攻撃を仕掛けてあとは最後のところという形までは作れているが合わせられない。

すると74分、敵のフィードを処理しようとしたチャンと飛び出した林がお見合い。互いに躊躇があったかチャンのクリアは空振り、林もボールを確保しきれず、ボールを裏にこぼしてしまう。このボールを敵FWに無人のゴールに流しこまれて失点、明らかなミスから0-1と先制を許す。

直後の75分、小川に代えて太田を投入、さらに78分には東に代えて久保を投入して同点を狙いに行く。先制して流れに乗った大阪が主導権を握ってボールを動かす時間が長くなるが、東京は果敢にゴールを狙いに行く。

84分、久保が左サイドからドリブルでペナルティ・エリアに突っかけ、深いところをえぐってゴール至近から中央にラスト・パスを送るが敵DFにブロックされる。89分には右サイドの室屋からのクロスにオリヴェイラが頭で合わせるがバーの上。結局終盤のミスによる失点が重く、0-1と1カ月以上ぶりのリーグ戦での敗戦となった。

コンディションに合わせてうまくリスクをコントロールしながら優勢に試合を進め、後半にはオリヴェイラの投入でゴールの気配もあったが、痛恨のミスからの失点で勝ち点を逃した。内容的には少なくとも勝ち点1に値する試合だったが、もったいないとしか言いようのない連係ミス。あの場所であのミスするとそりゃ負けるわという試合だった。

シュート数8-12、CK3-3、ポゼッション54-46と数字を見てもどちらに転んでもおかしくない拮抗した戦い。とはいえ、連勝もいつかは止まるもので、水曜日にはホームでルヴァンカップ(横浜)、次の週末にはアウェイでリーグ戦(清水)と試合は続く厳しい日程の中、何を修正し何を継続するのか、チームとしての成長を示さなければならない。

ここでズルズルと身を持ち崩すのであればこれまでと何も変わらない。ルヴァンカップではターン・オーバーで主力を休ませつつチームの底上げを図り、週末のリーグ戦に向けて調整するべきだと思う。

調子のいいチームはすぐに研究され、対策される。チームは常に進化し続けなければならず、勝ち続けて戦術が固定化しドグマ化することにもリスクがある。負けることで顕在化したうまく行ってない部分にしっかり光を当て、対策をするためにはある意味重要な敗戦。というかこの敗戦をそのように生かさなければこの勝ち点1は捨てガネになる。

簡単に忘れたり切り替えたりするのではなく、この敗戦、このミスを味がしなくなるまで噛みしめる必要がある。チャンや林という個人を責めるのではなく、同じようなことは他の誰に起こってもおかしくなかったのだという視点で検証しなければならない。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) 致命的な処理ミスはあったがそれ以外に2、3点は救っているのも重要。
室屋(3.5) 引き続き好調を維持。普通のプレーの精度がもうちょっと上がれば…。
チャン(4.5) 致命的な処理ミスはあったが誇り高い東京の主将なのは間違いない。
丸山(3.5) 落ち着いた対応で守備を締めている。自信持ってやっていい。
小川(4) 試合ごとに自信をつけている。太田と刺激し合って成長している。
大森(3.5) 今日はむしろ守備での危機察知能力を高く評価したい。
眷(3) すべては眷襪ら始まる、という感じの活躍。余人をもって代え難し。
橋本(3.5) ボール奪取、我慢しながら大事な位置でボールを動かした。
東(3) 今の東を見てたら羽生を思い出した。ずっと東推しで間違ってなかった。
富樫(4) 期待された役割は果たした。交通事故はしっかり反省してくれ。
永井(3.5) いやあ、永井は使いであるわ。使い減りしないのもいい。値打ちモノ。
===
オリヴェイラ(3.5) 彼が入るとモードが変わる。水曜日は休養でいい。
太田(-) 時間短し。
久保(-) 時間短し。違いは見せた。

受け入れ難い…。



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2018年04月13日 00:26      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第29節】グラードバッハ 2-1 ヘルタ

■2018年4月7日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

ドイツではサマータイムが始まったので時差は7時間。夜10時半からの中継だと余裕をもって見られる。

グラードバッハは今何位だっけ? 何かもう興味薄れる感じ。この試合ではツァカリアが先発に復帰、アザールがベンチ・スタートとなった。布陣は3バック。

ゾマー
ギンター フェスタガード エルヴェディ
キュイザンス
ヘアマン クラマー ツァカリア ヴェント
ラファエル シュティンドル

前半は互いに攻撃を仕掛けるが決定力を欠く展開に。グラードバッハもラファエル、シュティンドルらがチャンスを迎えるが散発に。

40分、カウンターからゴール前に放りこまれたボールに対応したフェスタガードがクリアしきれず、裏にこぼれたボールを流しこまれて失点、0-1と先制を許す。ギリギリのところだったが、ゾマーも前に出てしまい、ゴールが無人になってしまった。

ラファエルも復帰しメンバー的には揃っているはずがちぐはぐな前半。果たして3バックが正解なのか疑問が募ると思っていたら、後半からツァカリアに代えてアザールを投入、夫人も4-4-2に変更した。こんな感じ。

ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ヘアマン キュイザンス クラマー アザール
シュティンドル ラファエル

54分、スルー・パスを受けて右サイドの裏に抜け出したアザールがマイナスのラスト・パスを送り、走りこんだヘアマンがシュート。ボールは敵DFに当たって跳ね、そのままゴールへ。同点かと思われたがビデオ判定となり、アザールの抜け出しがオフサイドと判定されてノー・ゴールに。

69分、キュイザンスに代えてドルミッチを投入。おそらくシュティンドルをボランチに下げたと思う。

75分、ドルミッチがつないだボールを左サイドで受けたアザールがダイレクトでシュートを放つとこれが決まって1-1に。

77分、エルヴェディがエリア内でスライディングを受けて倒されるが笛は鳴らずプレーは続行。しかしプレーが切れたところでビデオ判定となり、一転してPKの判定に。79分、これをアザールが冷静に決めて2-1とグラードバッハが逆転に成功する。

80分、ヘアマンに代えてホフマンを投入、ヘルタの反撃をしのいで試合をクローズし、2-1の勝利を収めた。

2度もビデオ判定の助けを借りるなどピリッとしない試合運営で、逆転勝ちはしたものの、スタンドからはブーイングが浴びせられ、選手とサポーターとの間でやり合いがあったとか。試合内容もさることながら、現状に不満を持つサポの気持ちは分かる気がする。

この試合では途中出場のアザールの意地の活躍もあり結果は出たが、アイデア不足で攻めきれないシーンが目立ち、ラファエルも一時のキレを欠く状態。コマは揃っていても噛み合わせが悪く思いきりのいい攻撃ができていないところにもどかしさは否めない。あまりにパックパス、最終ラインでのあまり意味のないパス回しが多かった。

3バックはハマっているとは思えず、シンプルな4-4-2が最もハマっているのではないかと感じるが、そういったあたりも含めてヘキング監督の指揮に疑問が残る。今季はおそらく中位確定で、ポテンシャル対比ではまったく満足できない成績だ。

残り5試合、次節はバイエルン戦だが、何とも力の入らないシーズン終盤となった。来季につながるモラルを見せて欲しい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「逆転できたことは喜ばしい。今、チームが自信にみちあふれている訳ではないことはもちろん見れば分かる。前半はとても弱々しい戦いだった。私の眼からは、ヘルタが実際にいいプレーをしていたことが原因だったと思う。彼らは早いタイミングで攻撃を仕掛け、我々が試合を組み立てるのに問題をもたらした。我々はあまりにゆっくり、のんびりしており、後ろの方でしかプレーできていなかった。チームが今、非常に難しい状況を克服しなければならないことを分かったうえでも、前半が終わった時のブーイングは理解できるものだ。後半から我々は布陣を変更し、トーガン・アザールと投入して、よりヘルタのペナルティ・エリアに向かってプレーできるようにしようとした。ヘルタは後半、3つか4つの大きなチャンスを生かせなかった。我々は大きなモラルと特徴を生かして試合をひっくり返した。幸運に恵まれた勝利だが、我々には非常に大きなものだ」

何かリーグの優勝決まったぽい。



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2018年04月11日 23:54      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第7節】FC東京 2-1 鹿島

■2018年4月11日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

平日夜の試合。例によって何とか仕事を切り上げ、新宿から京王線の特急に飛び乗った。気温はそれほど低くないはずなんだけど風が強くて冷える感じ。ギリギリにたどり着いたが、何かいつもと景色が違うなと思ったらピッチの立て看板はすべて撤去されてた。

東京はリーグ戦3連勝中。相手はかねてから苦手にしている鹿島だが、ここ3回の対戦では2勝1分と負けなし。驕り、侮りは禁物だが、現在の順位も我々の方が上だし、ホームで誇りと自信をもって戦いたい。固いゲームになることが予想されるが焦れたら負け。まずは守備から、我慢強く戦いたい。

日曜日の試合で負傷し途中交代となった森重はベンチ外。代わって丸山がCBで先発した他は日曜日と同じ布陣。


室屋 チャン 丸山 小川
大森 眷襦ゞ極棔‥
オリヴェイラ 永井

予想通り互いにタイトな守備からチャンスを窺う固い展開に。鹿島にボールを持たれ、押しこまれる時間もあるものの集中した守備でボールが奪えている。一方東京の攻撃はそこからオリヴェイラに当てるか永井を裏に走らせるか。序盤としては攻守ともにムダなリスクを取らないシンプルな戦術。

17分、敵のバックパスを追ってオリヴェイラが敵GKに詰めると、GKの蹴ったボールがオリヴェイラに当たりゴール方向に跳ねる。そのままゴールに入るかと思われたがGKが何とかセーブ。いただきものとは言えビッグ・チャンスだった。

29分、鹿島に攻めこまれ、ゴール前での守備となる。敵のクロスに対応したがクリアが中途半端になったところを敵FWに蹴りこまれ失点、0-1と先制を許してしまう。FWの前にボールがこぼれる不運はあったが、自陣での守備で図らずもリスクを取る形になってしまった。

東京は同点を狙ってやや前に出る格好に。39分、右サイドでボールを持った室屋が、敵DFを振り切る形で裏に抜ける。ゴールライン際から中央に切れこみ、鋭いラスト・パスをゴール前に送ると、これが敵DFに当たってゴール、1-1と同点に追いつく。オウン・ゴールだが突破から敵DFとしても当たるしかない早いクロスを入れた室屋の得点と言ってもいい。試合は振り出しに。

その後は互いに勝ち越しを狙う厳しい展開となる。アディショナル・タイム、右サイドのディエゴが送ったクロスがファーに流れたところを東がダイレクト・ボレーで狙うが敵DFにブロックされる。1-1で前半を終えた。

失点はもったいなかったが、引き締まった試合ができている。前半のうちに追いつけたのが大きい。ワンチャン勝負でいいので、後半もしっかりした守備から入りたい。焦りが出て浮足立ったらヤられる。

51分、右サイドに展開した永井からのクロスに東が中央ゴール至近でヘディング・シュートを放つが敵GKのセーブに遭う。ゴールにはならなかったがこのところの好調を印象づけるシュート。

55分、右サイドでボールを持った永井がヒールで落としたボールを室屋が拾い、そのままドリブルで持ち上がる。敵DFに対応されたがそのままスピードを落とさず、エリアに入ったところで右足を一閃するとボールはニアを抜いてゴールへ。室屋の今季初得点で2-1と東京が逆転する。

ここからは鹿島にボールを持たせながら時間を使い、奪ったボールからカウンターを仕掛ける流れに。チャンスを作られるが林の好セーブもありゴールは守る。69分、永井に代えて富樫を投入、富樫はそのままトップに。

74分、チャンからパスを受けた眷襪右サイドから中央へクロスを送ると、ファーのオリヴェイラがダイレクトで合わせるが敵GKがセーブ、こぼれがバーに当たるがゴールには入らず。これも決定的なシーン。

80分、眷襪紡紊┐栃橡椶鯏蠧、試合をクローズしに行く。さらに86分、大森に代えて前田を投入、前線で時間を作る意図か。富樫が右SHに落ちたように見えた。終盤は鹿島が捨て身の攻撃を仕掛けたがフィニッシュまで持ちこませず、手堅く試合を殺し2-1で東京が逆転勝ちを収めた。

もったいない失点はあったが、前半の内に追いつき、後半早々に逆転して、その後を守りきった。得点は室屋のほぼ2ゴールだが、しつこく、しぶとく戦ったチームの勝利と言っていい。0-1からあっさり負け、またはせいぜい同点でいっぱいいっぱいというのを履いて捨てるほど見て来た歴史からすれば、ビハインドを背負ってからの戦いに成長を見た。目論見通りに行かない時のマネジメントが変わりつつあるのか。

室屋はリーグ戦で一度メンバー外の屈辱も味わったが、ルヴァンカップで存在感を見せて先発を奪還、前節でも印象的な動きを見せたが、今日は持ち味の思いきりのよさが開花した。縦に抜いてから45度ターンを二度やってエリアに横から入ってくるのとかカッコええ。

敵GKの好セーブに阻まれたが、ゴールシーン以外にもチャンスは作れており、あと2点は入っていてもおかしくなかった。なかなかクリーン・シートで勝てず、林の好セーブに救われたシーンもあり、最後のところの穴をふさぐチャレンジは必要だ。

シュート数7-7、CK5-7、ポゼッション43-57と数字の上では劣勢であり、実際鹿島にボールを持たれて押しこまれる時間も長かったが、いいところで得点でき、苦しい時間帯をしっかり我慢できたことで勝ち点3を手にすることができた。

東京はこれで4連勝。勢いがついている今は連戦がむしろいい方に作用しているかもしれない。ただ、疲労の蓄積によるケガが何より怖い。ターン・オーバーもうまく使って結果を出しながら、戦術の微修正、チームの底上げを図って行きたい。

戦績は7試合を戦って勝ち点13(1試合あたり1.86)となり3位に浮上。首位広島とは勝ち点差6あるものの、この混戦の中で勝ち点を伸ばせたことが大きい。とにかく勝ち点を積み上げて、足場を固めて行くことが重要だ。浮かれることなく、勝てば勝つほど厳しく戦うメンタリティを作り上げたい。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 1点モノのシュートを防いだセーブあり。失点シーンはやむなし。
室屋(2) 思いきりのよさでほぼ2得点。ニア抜いて天井に当てるシュートとか。
チャン(3) 今日もクリーン・シートは逃したものの最後まで集中して守った。
丸山(3.5) 手堅い守備で鹿島の攻撃をしのぎ続けた。安心して見ていられた。
小川(3.5) 今日は室屋に見せ場を譲ったが試合ごとに自信をつけている。
大森(3.5) チャンスには絡めなかったが、攻守に労を惜しまぬ活動を見せた。
眷(3) 彼のところから出てくるパスがトリガーになってチャンスを作った。
橋本(3.5) アンカー的に居残ることが増えているが手堅く役割を果たした。
東(3) 今日も好調を印象づける惜しいシュートあり。ついに覚醒の時が来た。
永井(3) たいていのボールには追いついてくれるので見ていて面白い。
オリヴェイラ(3) 4戦連続ゴールはならなかったが存在感、貢献は十分。
===
富樫(3.5) 限られた時間の中で前線からの守備に奔走、期待には応えた。
米本(-) 時間短し。仕事はした。
前田(-) 時間短し。仕事はした。

またすぐ試合がある。あと森重はどうなんだ。




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2018年04月08日 20:23      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第6節】長崎 2-5 FC東京

■2018年4月8日(日) 14:00キックオフ
■トランスコスモススタジアム長崎

天気のいい日曜日。午前中から所用で出かけていたがキックオフまでには帰宅、自宅でDAZN観戦に。

東京はリーグ戦2連勝中だが、水曜日にルヴァンカップで仙台に0-3と惨敗したばかり。イヤなイメージを払拭し、リーグ戦で足場を固めるためにも、アウェイとはいえ勝ち点3を積み上げなければならない。カップ戦からの修正が重要になる。

メンバーはほぼ前節と同じだが、ルヴァンカップでいい動きを見せた室屋が右SBで先発、岡崎はベンチ・スタートとなった。また田邉が今季初めてベンチ入りした。太田、久保がベンチ外に。


室屋 チャン 森重 小川
大森 眷襦ゞ極棔‥
オリヴェイラ 永井

試合はいきなり動く。4分、左サイドに開いた眷襪中央の大森にパスを入れると、大森がこれを縦に送る。これを受けたオリヴェイラが反転してシュートしゴール。東京が早くも1-0と先制する。

その後も東京がボールを支配、前線が流動的にボールを受けて得点機を窺う。すると15分、右サイドの大森が中央にクロス、永井が敵DFと競り、裏に上がったボールを東がバック・ヘッドで押しこんでゴール。東の2試合連続のゴールで東京は2-0とリードを広げる。

東京が優位に試合を進めたが、23分、敵CKに合わされて2-1と1点を返される。林の飛び出しが中途半端になり、敵FWと競った橋本ともかぶって防ぎきれなかった。前節と同じような展開にちょっと流れがよどむ。

ここからは長崎の時間帯に。思いきりよく前に出てくる長崎の攻撃を止められず、自陣で防戦一方となる。立て続けにシュートを浴びるが守備も何とか集中を切らさず、敵のシュート・ミスもあって決壊は免れている。

流れを変えたのは40分、大森が裏に上げたボールを東が頭で落とし、これを永井が流しこんでゴール。東京が3-1と突き放す。得点後すぐに1点を返され、流れが悪くなっていたところの追加点は大きい。永井の今季初ゴールも嬉しい。流れをこっちに引き戻して前半を終了する。

後半開始早々にも動きが。49分、永井からパスを受けた眷襪エリアに突っかけたところで敵DFに足をかけられて倒れる。これがファウルとなり、50分、オリヴェイラがこれで得たPKを冷静に決めて4-1に。キック前にタイミングを見てGKの動きと逆に転がす所謂コロコロに近いPK。

ところがその3分後、森重が自陣で芝に足を取られたか単純なパス・ミス。ルーズになったボールを敵に奪われ、一度は止めたもののこぼれを拾って決められ4-2に。点差はあるもののなかなか試合を自分たちのものにしきれない。

ようやく試合を決定づけたのは56分、右サイドでボールを受けた室屋からのクロスに中央でオリヴェイラがヘディング。これが決まって5-2と再び3点差に。

59分にも眷襪らのパスを左サイドで受けたオリヴェイラが中央にクロス、永井が頭で流しこんだがオフサイドの判定。61分、この日ハットトリックのオリヴェイラに代えて前田を投入。

66分、森重が足の痛みを訴えて退場、丸山と交代に。森重は前半ボールを蹴った際に軸足の左足をねんざした様子で、この箇所が思っていた以上に状態が悪かったか。心配だ。

セーフティ・リードを奪ってリスクを取る必要のない東京がボールを動かしながら時間を使う。70分、眷襪離好襦次Ε僖垢鳳憤罎反応しシュートを放つが敵GKがセーブ。78分には室屋が右サイドから上げたクロスに中央で永井がヘディングを試みるが枠を捉えられず。

80分、永井に代えて米本を投入。米本はボランチに入り、眷襪魄賣鷯紊欧謄肇奪弉偲な位置に。84分には小川のクロスに前田が頭で合わせるがゴール右へ。東京はボールを支配、敵陣で時間を使ってそのまま試合終了、5-2で完勝した。

長崎のプレスが緩く守備が不安定だったこともあって得点を重ねた。終わってみれば5-2と圧勝だが、得点直後に失点するシーンが2度繰り返されたのは大きな課題として受け止めるべき。攻撃面ではオリヴェイラのハットトリック、東の2試合連続、永井の今季初ゴールと、取るべき人が取り、ようやく攻撃の連係の一端が窺えるようになった。

今日の試合では失点後にズルズル行かず、前節は一度追いつかられたが今日は1点で止めることができた。悪い流れのときにしっかり守って我慢できたことが大きかったし、それを生かして前半終了間際の追加点、後半もダメ押しの5点目が取れるなど試合の進め方も結果としてうまく行った。交代も意図が見えて分かりやすかった。

失点の仕方が甘く、2試合続けての2失点は厳しく反省しなければならない。1失点目の林の中途半端なチャレンジ、2失点目につながった森重のイージーなパス・ミスなど改善点ははっきりしている(森重のミスは故障によるものか)。全体にしっかりリスク管理できていただけに、時間は短いが修正を図りたい。

シュート数11-13、CK8-4、ポゼッション50-50と、数字的にはそこまで圧倒している訳ではないが、チャンスを高いレートで決めきったところが勝敗を決したということなんだろう。

この試合では大森が印象的だった。自身のゴールこそないものの、気の利いたキープから切れこんでのパス出しなどフットボール偏差値の高いところを見せた。また、今季好調の東は羽生の後を継ぐような労を惜しまぬ攻守での運動量でチームを牽引した。3連勝と好調の東京を支えるダイナモだ。

また、リーグ戦復帰となった室屋も素晴らしかった。何度も縦にしかけ、敵を振りきってクロスを挙げたことでチャンスを作り得点も得た。

これで東京は勝ち点を10(1試合あたり1.67)に伸ばし4位に。開幕ダッシュには失敗したが、ここへ来て3連勝と結果を積み上げてきた。とはいえ、首位との勝ち点差は6、一方で15位との勝ち点差が3と、2位から15位まで14チームが勝ち点差5の中でひしめく混戦の中でやや上にいるに過ぎない。ここから落伍しないことが必須だ。

課題はまだまだ山積だが、結果が出ていることで、連戦の中でもポジティブなチャレンジが継続できる。中二日でリーグ戦のホーム・ゲームで鹿島と対戦するが、ムダにテンションを上げすぎることなく、最少得点差でいいから勝ちたい。

評点(評点はドイツ式):
林(4) 1点目の失点ははっきりクリアしたかった。チャンと交錯していたか。
室屋(3) レギュラーを外された鬱憤を晴らすかのような圧巻の裏抜けを再三披露。
チャン(3.5) 2失点は痛いが敵が優勢の時間帯をよく持ちこたえ勝利を引き寄せた。
森重(4) 2失点目の原因になったパスミスはひどかった。ケガの具合が心配だ。
小川(3.5) 得点にはつながらなかったがプレース・キックで存在感見せた。
大森(3) 臨機応変に動きまわってチャンスメイク。室屋とのコンビもよかった。
眷(3) 再三決定的なパスを出して好機を演出。のびのびとプレーできた。
橋本(3.5) 攻撃参加は限定的だったが中盤での地道な働きで試合を支えた。
東(2.5) 2試合連続ゴールはもちろん、労を惜しまず動き続け勝利に貢献した。
永井(3) 我々はようやく永井の使い方を発見した。今季初ゴール嬉しい。
オリヴェイラ(2) ハットトリックだけでないチームへの貢献。早く買い取りを。
===
前田(3.5) シュートは決めたかった。まずは最初の1点が欲しい。
丸山(3.5) 急な起用にも冷静に対応。攻守に手堅く特徴見せた。
米本(-) 時間短し。

水曜日は鹿島との試合。この結果に浮かれていると足許をすくわれる。勝つしかない。



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2018年04月06日 22:22      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第28節】マインツ 0-0 グラードバッハ

■2018年4月1日(日) 18:00キックオフ
■Opel-Arena (Mainz)

月曜日の朝に早起きして出勤前に見ようと思っていたが目覚ましをセットし損ね、やむなく日中ずっと結果情報を遮断して、家に帰ってからDAZNの見逃し配信を見た。

何かもう中位確定ぽい感じで勝ち点とか順位とかの興味も失われつつある感じではあるが、できる限り勝ち点を積み上げるしかないので頑張って欲しい。前の試合は勝ったんだっけ、負けたんだっけ? 中断明けだがケガ人も戻りつつあり、そろそろ本気出して欲しい試合。

ヴェントが戻ってきたのに続いて、フェスタガード、クラマー、ラファエルが戦列に復帰、布陣は3-5-2という感じか。

ゾマー
ギンター フェスタガード エルヴェディ
ヘアマン クラマー ヴェント
キュイザンス シュティンドル
アザール ラファエル

グラードバッハは序盤から積極的に前に出ようとするがマインツのハイプレスに手を焼き、パスがズレて中盤でボールを失うことが多くリズムが作れない。一方、マインツも最後の精度を欠いて決定的なシーンは作れない。

10分、フェスタガードのフィードを受けたヘアマンが右サイドからクロスを入れると、中央でこれを受けたラファエルがシュートを放つがゴール左に外れる。これがグラードバッハのファースト・シュート。

その後は中盤でボールが行き来するものの互いに決定機のない我慢の展開に。マインツが優位に試合を進めるが大きな見せ場のないまま時計が進む。42分、ラファエルからパスを受けたシュティンドルがシュートを放つがDFにブロックされ、こぼれ球に詰めようとしたところを倒されるが笛は鳴らず。互いに決め手のないままスコアレスで前半を折り返した。

後半に入っても見どころの乏しい展開に。グラードバッハはカウンターからチャンスは作るもののフィニッシュまで持ちこめず。63分、ラファエルに代えてドルミッチを投入。

66分、敵CKに中央至近距離で合わされるがゾマーが腕一本でセーブ、ボールはバーに当たり下に落ちるが何とかゾマーがこれを確保。ゴールラインは超えていなかった。72分、エルヴェディが傷んでマイヤーを投入。マイヤーはブンデスリーガデビューに。

直後、シュティンドルからのパスを受けたアザールが深いところまで持ちこんでシュートを放つがGKがセーブ、こぼれ球にシュティンドルが反応するがこれもGKにセーブされる。75分、キュイザンスが右サイドのヘアマンに展開、ここからファーに振ったボールを受けたヴェントがシュートを放つがDFにブロックされる。

86分、キュイザンスに代えてホフマンを投入、何とかゴールを狙いに行く。アディショナル・タイム、シュティンドルからのパスを受けたヘアマンがシュートを放つがGKがセーブ。終了間際には敵のGKへのバック・パスがルーズになったところをドルミッチが追ったが飛び出したGKに当ててしまい逸機。結局スコアレス・ドローに終わった。

チャンスは散発で枠に飛ぶシュートも少なく、今イチのチーム同士が戦った今イチの試合という感じ。ラファエルの存在感があまりなく、まだフィットしきれていないのではないかと感じた。シュート数11-14、CK6-7、ポゼッション55-45だが、拮抗した凡戦という他ない。

そうなるとシュティンドル、アザールも一人相撲に。アウェイで最低限の勝ち点は得たというものの、ちぐはぐ感の強い試合だった。ケガ人が絶えない中で何とか人繰りしながら戦っているが、そろそろヘキング監督の手腕自体に疑問が出てもおかしくない。

この試合ではシュトロブル、ベネシュがベンチ入りする一方、ジョンソンがメンバー外に。いったい誰と誰がどういうケガだったのかもはや把握不可能だ。まあ、今季はもうこれで行くんだろうけど、何か勝負どころで踏ん張れてないよな。

上位を窺う時期もあったが大事なところでぽろぽろ勝ち点を落としたのが残念。グラードバッハは勝ち点を37(1試合あたり1.32)に伸ばしたが順位は9位で変わらず。6位のフランクフルトとは勝ち点8差でありヨーロッパ・リーグも難しくなった。降格圏とは11差とまず懸念はないと見ていいが、残り6試合、モラルの維持も難しい。

kickerによれば、次のヘルタ戦、主要な選手でケガなのはオクスフォード、ボバディジャのみとなっており、ヤンチュケ、ジョンソン、トラオレもメンバー候補に出ている。彼らのカムバックくらいしかもう楽しみがない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「総合すれば妥当な引き分けだった。予想した通りの激しい試合になった。前半は非常にしっかり試合に入り、全体にコントロールして2つのいいカウンターのチャンスがあったが残念ながら最後までやりきれなかった。後半はマインツが押し気味で我々をやりにくくさせた。リードを許さなかったのはヤン・ゾマーのおかげと言っていいだろう。終盤にかけて我々は再び試合をよりしっかりグリップし、勝っていてもおかしくなかった。しかし目標に対する貪欲さが欠けていた。今季はそういう状況が長く続いている」

情報遮断して楽しみに帰ってくるほどの試合じゃなかった。あと、中断期間の間にドイツではサマータイムが始まったので日本との時差は7時間になってる。



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2018年04月04日 23:43      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第3節】仙台 3-0 FC東京

■2018年4月4日(水) 19:00キックオフ
■ユアテックスタジアム仙台

アウェイなので自宅スカパー観戦。仕事を早く切り上げてリアルタイムで見ようと思ったがキックオフに間に合わず、追っかけ再生となった。ルヴァンカップはDAZNが放送権を持っていないのでスカパーでの中継。このためにセットに加入した。

ルヴァンカップのグループ・リーグはここまで1勝1敗。公式戦3連勝の勢いで勝ちを先行させたいところだ。仙台とは今季リーグ戦で既に対戦しており、ホームで0-1と負けている。アウェイだが同じチームに続けて負ける訳には行かない。

東京は例によってターン・オーバーを実施、リーグ戦から林と眷襪鮟く9人を入れ替え。前線は前田と富樫のコンビになった。久保、内田が両翼で先発。フレッシュなメンバーで公式戦4連勝を狙う。


室屋 吉本 丸山 太田
久保 眷襦(橡棔‘眦
前田 富樫

序盤は東京が積極的にボールを動かし主導権を握る。2分、右寄りでFKを得て太田がこれを蹴る。ニアで伸ばしたボールを富樫がヘディング・シュートするがボールは枠に収まらず。東京のファースト・シュートとなる。

東京はおもに左サイドを起点にチャンスを作ろうとするが仙台の守備も固く、なかなかバイタルに入って行くことができない。一方で仙台のカウンターも鋭く、中盤でなかなかプレスがかからない。次第に拮抗した流れになって行く。

29分、押しこまれてエリア外左寄りからシュートを放たれる。これは林がセーブ、こぼれたボールに敵FWが詰めるがこれも林がセーブする。だがこれでこぼれたボールをみたび詰められゴールを決められる。0-1と先制を許す。対応が後手になり3度も続けざまにシュートを放たれ、さすがの林も止めきれなかった。守備の集中を問われるシーン。

失点したことで主導権は仙台に。東京はボールがつながらず、守備でもなかなか仙台の攻撃を止められなくなる。何とかしのいでいたが42分、再び押しこまれた状態からスルー・パスで裏を取られ、角度の難しいところからシュートを放たれる。これが決まり0-2と前半の間に2点のビハインドを背負うことに。

東京は後半から吉本に代えて岡崎を、眷襪紡紊┐洞極椶鯏蠧する。後半は右サイドで室屋が久保とのコンビネーションで裏を狙うシーンが多くなる。57分、裏に抜け出した室屋がクロスを送ると前田が頭で合わせるが枠に飛ばず。

62分、内田に代えて東を投入、得点を狙いに行く。65分、久保が単騎で突っかけエリア内に侵入するがシュートはジャスト・ミートせずゴール右に外れる。攻撃の時間は長くなるが守備を固める仙台の前になかなか打開できない。

すると68分、自陣に押しこまれてのクリア・ボールをダイレクト・ボレーで決められ再び失点。0-3とほぼ試合が決まってしまう。

それでも東京は71分、久保の縦パスを富樫が落とし、マイナスのクロスを前田に送るがダイレクトのシュートは大きく枠を逸れる。73分には室屋が敵をかわして裏に抜けクロスを送る。これに東が合わせるがこれも枠外に。76分、久保が東とのワンツーからシュートを放つがこれもバーの上。決めきれず時間が過ぎて行く。

アディショナル・タイムには敵のクリア・ボールを拾った富樫が持ちこんでシュートを放つがGKがセーブ。珍しく枠に飛んだシュートだったが結局無得点のまま試合は終了、0-3の完敗となった。

アグレッシブに試合に入ったが攻めきれないうちに失点、そこからは懸命に修正を試みたが逆に失点を重ね、最後まで攻撃がちぐはぐなまま守備の綻びを繕えなかった。前線、中盤でのプレスをかいくぐられた時に最終ラインで止めることができず、後手を踏んでしとめられた感じ。

せっかくボールを奪ってもマイ・ボールにしきれないまま敵に奪い返され、そこからのショート・カウンターで守備が瓦解するシーンも多かった。開幕直後を思い出すような情けない試合で、東、大森の不在も大きかった。

太田や室屋に思いきりのいい攻撃参加が見られ、久保がフル出場で特に後半再三好機を作るなど悪いことばかりではなかったが、連係がバラバラで攻撃はつながらず、仕掛けも意図の共有が不十分でフィニッシュまでも持ちこめなかった。

シュート数は8-16だがほぼ枠に飛ばず、7本あったコーナー・キックも生かすことができなかった。得点できないなら失点を許してはならなかったが、押しこまれてバタバタし、守備の統制を失って自滅。最悪のタイミングで失点し続けた。

公式戦3連勝の熱を冷まし、リーグ戦に向けて改めて態勢を整えるためにはある意味いいタイミングでの完敗。ここまでで何ができ、何ができていないのか、時間はあまりないがポイントを整理するくらいのことはできるだろうし、それを戦術以前の細かな戦い方の規律に落としこむことはできるのではないか。逆に言えば今日の試合はそれが感じられないまま漫然と90分戦って負けたということだ。

この敗戦から何を学び、次のリーグ戦までに何を変えることができるか。その意味では重要な敗戦であり、貴重な経験だ。一本調子によくなるばかりではなく停滞、沈滞もあるのは当然だが、その時期をどう乗り越えるかが地力につながる。思い通りに行かない時の危機マネジメントが問われる。

これでルヴァンカップは3試合を消化して1勝2敗、勝ち点3で4クラブ中3位。まだ3試合残っており挽回は可能だが、イングリッシュ・ウィークの中に入りこんでくる形になるので、どうターン・オーバーしながら戦うのかが重要。「誰が出ても同じように…」というのはなかなか難しいことを実感した試合だった。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) 失点はいずれもやむなしか。とはいえ3失点では高い評価は難しい。
室屋(4.5) 後半彼らしい突破や裏からの回りこみなどが見られたのはよかった。
吉本(5.5) ここで踏ん張らないでいつ踏ん張るのか。迂闊なボール・ロストあり。
丸山(5) 彼一人のせいではないにしても違いを見せるべき選手としては落第点。
太田(4.5) プレース・キック、クロスでクオリティは見せたが守備が残念だった。
久保(4) 今日の試合のほぼ唯一の好材料。特に後半は何かやる気配を漂わせた。
眷(4.5) リスクを取ったパスが味方と共有できないことも。前半で交代。
米本(5) 今日は存在価値を見せたかったが難しい試合になった。気合いは買う。
内田(5) 片鱗は見せたがまだまだこれから。できなかったことをしっかり整理。
前田(4.5) 彼らしい働きはしたが、苦しい局面でゴールが欲しかった。
富樫(5) 枠にシュート打ったの富樫だけじゃないのか。そろそろゴール欲しい。
===
橋本(5) 流れを変えることはできなかった。眷襪梁紊錣蠅呂泙戚海泙蕕覆ぁ
岡崎(4.5) CBでの出場だがむしろ攻撃の起点としての仕事が目についた。
東(4.5) 彼が果たしている役割の大きさが改めて分かった。

週末もアウェイか。何か日程が極端やな。



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2018年03月31日 22:30      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第5節】FC東京 3-2 G大阪

■2018年3月31日(土) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

陽射しの暖かい春の土曜日。スタジアムに急ぐ道は暑いくらいだったが、味スタに着いていつものバックスタンドに上がると、日陰になっていて肌寒かった。この季節は調整が難しい。ビール買わなくてよかった。

インターナショナルによる中断明けで2週間ぶりのリーグ戦。中断前に今季リーグ戦初勝利を挙げており、この流れをしっかり継続して行きたい。ホーム・ゲームが続いており、勝ち点はできる限り積み上げておかなければならない。試行錯誤の時期は終わりつつある。大阪は今季未勝利だがモラルを上げてくることが予想され、厳しい戦いになる可能性が高い。

メンバーはトップの富樫に代わって永井が先発したほかは前節と同じ。室屋がベンチ入りしたが太田がメンバーを外れた。


岡崎 チャン 森重 小川
大森 眷襦ゞ極棔‥
オリヴェイラ 永井

試合はいきなり動いた。2分、岡崎からのフィードをオリヴェイラが頭で右サイドの裏に落とすと、これを拾った永井が中に持ちこんでエリア外からミドルを放つ。これは敵GKがセーブしファーにボールがこぼれたが、ここに走りこんだ東がダイレクトで鋭いシュートを放ちこれがネットに突き刺さって東京が1-0と先制。以前の東なら一度足許においてコネるところじゃないかと思うが、思いきりよくダイレクトで蹴りこんだのがよかった。

その後も東京は前線からのアグレッシブなプレッシングでボールを奪ってはディエゴに当てて裏を狙う。6分にも東からのパスを受けた永井がコントロール・シュートを放つがボールは枠に収まらず。

10分、大森が右寄りで仕掛けようとしてファウルを受けFKを得る。12分、小川が蹴ったボールをファーの森重が頭で合わせゴール。早くも2-0に。このシーン、リプレイを見ても森重には初めからマークが付いていなかったようで、いったいどうなってるのかと思うがまあ有難いことに変わりはない。

その後は東京がリスクを嫌ったかやや受け身となり、大阪がボールを持つ時間が長くなる。好機は作らせないものの自陣で守備をするシーンが続き、前線にボールが運べない。耐える時間帯に。

45分、縦パスを通され、エリア内でボールを持たれたところに眷襪足をかけてしまいPKを与える。エリア内にしては不用意な足の出し方でファウルはやむなし。アディショナル・タイムにこのPKを決められ2-1とされて前半を終えた。林はボールに反応し、わずかに触れたようにも見えたが止められず。前半終了間際の痛い失点となった。

後半に入ると点差を詰めた大阪が積極的に前に出てくる流れになる。東京も奪ったボールをすばやく前線に運ぼうとするので次第にオープンな展開になり、後ろ向きに走りながら守備をするシーンが増えてくる。

すると58分、右サイドから入れられたクロスに4人が飛び込んでくる。中央では合わなかったが大外から飛び込んできた敵FWに付ききれず、頭で合わされて失点、2-2の同点になってしまう。人は揃っていたが敵も人数をかけてきて、結局圧力に負けたようにも見えたが、リプレイで見るとファーのFWはオフサイド・ポジションであったのではないか。

ここからは互いに決勝点を狙って攻守の入れ替わりの激しい展開に。60分、永井に代えて前田を投入。64分、左サイドから大森が突っかけたものの敵DFが厚く、いったん後ろの小川に預ける。小川がダイレクトで左足のクロスを入れると、中央でオリヴェイラがヘディング。これがきれいにネットに刺さりゴール。3-2と東京が再び勝ち越す。

その後は大阪の攻撃を受けながらも何とかしのぎ、逆にカウンターを狙う展開に。ピンチもあるものの林の好セーブもあってゴールは死守する。81分、眷襪紡紊┐栃橡椶鯏蠧。さらに87分、オリヴェイラに代えて富樫を投入。試合をクローズしに行く。

アディショナル・タイム、敵CKの流れからの混戦の中、敵FWが左寄りから放ったシュートが枠に飛び、林が見送ったが、ライン上に張っていた富樫がヘディングでクリア、窮地を救った。試合はそのまま終了、東京が3-2で辛勝し、リーグ戦連勝となった。

前線からの果敢なプレス、それをかいくぐられても素早い帰陣でスペースを消し、コレクティブにブロックをスライドさせながら守る、組織的で強度のある守備で戦えた。勇気のある試合運びだったと思う。数字を見ればシュート数7-15、CK1-7、ポゼッション43-57で、特に後半は得点となったオリヴェイラのシュート1本に終わったが、大阪の攻撃をしのぎ続けたことは自信になるだろう。

2失点はあったが、ひとつはPKだしもうひとつはオフサイド。それに対して序盤にたたみこんで2点を奪い、いったん追いつかれたものの突き放しての勝利はたくましさを感じた。

失点が先行したり追いつかれたりで逆境に立たされた時、目論見が狂った時のゲーム・マネジメントの拙さは以前からの課題だと思うが、今日は追いつかれたところでいつものようにガクッと来てそのまま逆転を許すようなことがなく、しっかり踏ん張って冷静かつ果敢に戦い続けられたことが大きな進歩ではないか。

小川がFK含め2アシストと活躍したのは嬉しいし、岡崎も自信を持ってプレーできていたと思う。また、永井をトップで使うことのメリット(裏に落としたボールが高確率でマイボールになる)が十分生かせていたし、出ている選手の特長に合わせたプレーの組み立てができていたと思う。

オリヴェイラは2試合連続得点となり、こういうタイプは調子が出て気分よくやってくれるといくらでもやれるタイプ。得点だけでなく前線の収まりどころとしても頼りになる。富樫は短い時間だったがゴール・ライン上のクリアでチームを救った。ゴールはまだだがチャンスに絡めており、初得点は遠くないと思う。彼も一度得点が取れれば活躍できる選手だ。

終盤、眷襪紡紊┐栃橡椶鯏蠧した采配も納得感あった(橋本に代えるかと思ってた)。シンプルな4-4-2なら米本も生きるし、終盤1点リードで最終ラインの前でボールを刈るというはっきりしたタスクには最適任。

この勝利で東京は勝ち点を7(1試合あたり1.40)に伸ばし暫定ながら順位を9位に上げた。今はとにかく順位よりも勝ち点を積み上げることが先決だが、順位表の上半分に入れたことでようやくスタート・ラインに着けた。

この先、ルヴァンカップも含めてイングリッシュ・ウィークが7週間続く。短いインターバルでの15連戦となり、層の厚さや戦術の浸透が問われるし、コンディションの調整やケガにも注意をしなければならない。J3もあり、ターン・オーバーを生かした総力戦で乗りきらなければならない局面だ。

評点(評点はドイツ式):
林(2.5) 二度のファイン・セーブでチームを救う。PKは触れており残念だった。
岡崎(3.5) 物怖じせず自信を持ってプレーできていたしそれがチームを鼓舞した。
チャン(3.5) 最後のところできっちり対応できる強さが頼りになるキャプテン。
森重(3) 今季初ゴール。今日は守備も持ったボールの処理も際立っていた。
小川(2.5) 2アシストは立派。課題はまだまだあるが自信持ってやってていい。
大森(4) 仕掛けが効いていたが決定機には今ひとつ絡めず。ゴールが見たい。
眷(4) PKになったファウルはあまりに迂闊。ひらめき過ぎ故のパスミスも。
橋本(4) 今日は堅実なプレーに徹したが出しどころなくボール・ロストの場面も。
東(2.5) 先制のゴールに尽きる。以前なら絶対コネていたのに成長を見た思い。
オリヴェイラ(2.5) 今日もまた美しいシュート。前線でボールを収めてくれた。
永井(3) ゴールはなかったがようやく彼に合った使い方をしてもらえた感じ。
===
前田(3.5) シュートはなかったが勝ちきるために不可欠な動きをしてくれた。
米本(-) 時間は短かったが投入の意図に応えた。
富樫(-) ライン上でのクリアで仕事した。次はゴール。

課題はまだまだあるが、結果が出れば課題を修正しながらチャレンジを続けられる。やはり勝ってなんぼやで。



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2018年03月19日 19:00      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第27節】グラードバッハ 3-3 ホフェンハイム

■2018年3月17日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park

日本時間では土曜日夜11時半キックオフなので問題なくDAZNでリアルタイム観戦。次の試合からは夏時間になるので時差は7時間に。

グラードバッハは連敗からは脱したものの前節はアウェイでレバークーゼンに完敗、このホーム・ゲームではしっかり勝ち点を積み上げたい。

メンバーには変動が。フェスタガード、オクスフォード、クラマー、ツァカリアがケガで戦線を離脱する一方、ヴェントが先発に復帰、ラファエル、ジョンソンもベンチ入り。苦しい人繰りのためにムリしてメンバーに加えたのではないかと不安ではあるが、彼らの復帰は嬉しい。布陣は3-4-1-2。

ゾマー
ヤンチュケ ギンター エルヴェディ
ヘアマン ホフマン キュイザンス ヴェント
シュティンドル
アザール ボバディジャ

テンポの速い立ち上がりになり、ホームのグラードバッハがやや優勢にボールを支配する流れになったが、試合は逆に動く。13分、敵のCKに中央で合わされ失点。0-1と先制を許す。エルヴェディがついていたが身体を当てきれず、ほぼフリーで当てられた。

反撃のために攻勢を強めたグラードバッハは15分にヘアマンがヘディング・シュートを枠に飛ばすなどチャンスを作るが、敵GKの好セーブもありゴールにならず。

19分、ボバディジャが敵と競り合った際に傷んで退場。おそらくは競り合いそのものよりもムリな姿勢で筋肉を痛めた感。21分、ドルミッチを投入、そのままトップに入る。

その後もグラードバッハがボールを支配、25分にはヴェントがシュティンドル、アザールと渡ったボールの戻しを受けて裏に抜け、フリーでシュートを放つが惜しくも枠外に。

33分、キュイザンスからの縦パスを受けてドルミッチが裏に抜け出す。ボールは敵GKがセーブするが、これがドルミッチに当たって裏にこぼれ、ドルミッチがそのままこれを流しこんでゴール。ドルミッチのボール・コントロールがハンドリングではないかということでビデオ判定になったがゴールは認められ、1-1の同点に。

リプレイを見る限り当たったのは腕というよりは胸か肩だし、それも至近距離で腕も自然な位置にあり、腕からボールに行っているのではなくボールがドルミッチに向かっているのでハンドリングには当たらないという判断は正当だったと思う。

グラードバッハはその後もチャンスを作り、44分にはシュティンドルからパスを受けたアザールがシュートを放つが枠外、アディショナル・タイムにはヴェントからのクロスをファーで受けたヘアマンが縦に切れこんで狙うがGKにセーブされる。結局1-1で前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。主導権はグラードバッハが握っているが、前がかりになる分、ホフェンハイムのカウンターもハマりやすくなる。

58分、CKで全体が上がったところでカウンターを受ける。敵がエリアに入ったところで対応したホフマンが切り返した敵に足を引っかけてしまいファウル。PKとなり、これを決められて1-2と再びリードを許す。

再び追う立場になったグラードバッハは反撃を試みるがゴールは生まれない。70分、ヘアマンに代えてラファエルを投入。すると72分、ホフマンがゴール正面のシュティンドルに縦パスを当て、これを受けたシュティンドルが反転してシュート。これが決まって2-2と再び同点に追いつく。

ところが直後の73分、ホフマンが中盤でドリブルを仕掛けようとしたところで主審と交錯、ボールがこぼれて敵にさらわれる。これをそのままショート・カウンターで持ち上がられ、シュートを決められる。何とも納得し難い失点で2-3とまたしてもリードを許してしまう。

81分、ヴェントに代えてジョンソンを投入、キュイザンスのFKにエルヴェディが頭で合わせるが敵GKがセーブ。直後には敵のカウンターからシュートを放たれるがボールはバーを直撃、まだ運はある。

終盤はかなりオープンな戦いになったが、90分、CKを右寄りで受けたラファエルがグラウンダーのクロスを通すと、ファーのギンターが押しこんでゴール。3-3とみたび同点に追いつく。結局試合はそのまま引き分けとなった。

ビデオ判定、PK、審判にボールを奪われるなど余計な見どころの多い試合で、最後は敵味方入り乱れてのオープンな撃ち合いになったが、何とか最低限の勝ち点は確保できた。

とはいえシュート数23-13、CK9-3、ポゼッション62-38と優勢に試合を進めていたのは間違いなく、本来ならきちんと勝ちきらなければならなかった試合。復帰明け選手のコンディションが必ずしも万全ではなかったうえ、序盤にボバディジャを失い交代を余儀なくされるなど難しい要素も多かったが、勝てた試合で勝ち点2を落とした感は強い。

やはりラファエルが入るとボールの収まりどころがひとつでき、アザール、シュティンドルだけの時に比べてタメができるのが大きいと感じた。ヴェント、ジョンソンの復帰も嬉しいし、加入して以来今イチパッとしなかったドルミッチにゴールが生まれたのも大きい。最後に追いついたのも含め、前向きに捉えることのできる要素はあった。

グラードバッハは勝ち点を36(1試合あたり1.33)とし順位は9位で変わらず。まあ、もうやれるだけやって最後にどうなってるか見るしかない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「今日は素晴らしい試合だった。しかし同時に難しい試合でもあった。失点はどれもあり得ないものだった。最初の失点ではヒュブナーを完全にフリーにしてしまい、2失点目は本来は数的には優位だった。2-3になったのは不幸なできごとだった。しかし、チームが示したパフォーマンスはそれを上回るものだった。我々はまず、たくさんのケガ人について話さねばならない。それがまるで言い訳のように見えてしまうのは面白くないことだ。しかし今日はチームは情熱を持ってしっかり特徴を示し、3度も追いついてくれた。彼らは常に主導権を握ろうと試みた。中盤にはキュイザンス、ホフマン、シュティンドルと、3人の攻撃には強いが守備面では必ずしもそうでない選手を置いた。その3人がしっかり連係してうまくやってくれた。我々はこの勝ち点1で生き延びることができる。まあ、勝つこともできたとは思うけれど」

この勝ち点をシーズン終盤戦に生かせるかは次の試合次第。インターナショナルのブレイクでケガ人が癒えるのを待ちたい。



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2018年03月18日 22:12      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第4節】FC東京 1-0 湘南

■2018年3月18日(日) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

予報ではもう少し晴れていい陽気の日曜日になるかと思ったが、曇りがちで気温もそれほど上がらず肌寒い天気に。風が意外に冷たい。飛田給駅も味スタも人の出足は遅かった。

東京はリーグ戦ここまで2敗1分と勝利なし。スタート・ダッシュし損ねてまだ第3節とはいえ降格圏。ただ、水曜日のルヴァンカップでは今季公式戦初勝利を挙げており、この勢いでリーグ戦でも初勝利をモノにしたいところ。敵は好調の湘南と難しい相手ではあるが、そろそろチャレンジを結果につなげないといろいろやりにくくなってしまう。

リーグ戦では初めて先発メンバーをいじってきた。SBは右に岡崎、左に小川と水曜日のルヴァンカップと同じフレッシュな組合せ。室屋はベンチにも入らず。ボランチには米本に代えて橋本が先発、眷襪肇灰鵐咾鯀箸燹さらに前線には前田に代わって富樫がリーグ戦初先発。オリヴェイラとの相性はどうか。陣形もオーソドックスな4-4-2に戻してきた。


岡崎 チャン 森重 小川
大森 橋本 眷襦‥
富樫 オリヴェイラ

序盤は思いきりよくダイレクトでパスをつないでくる湘南に押しこまれたが、コレクティブな守備でこの局面をしのぐと、徐々に東京がボールを支配して攻撃を仕掛ける流れに。長短のボールを織り交ぜ、オリヴェイラに当てて打開する狙いがはっきりしている。

26分、右寄りからのFKを小川が蹴るがバーの上。34分、東からのスルー・パスに抜け出したオリヴェイラがシュートを放つがサイドネットに。39分には富樫からのフィードを受けてオリヴェイラが抜け出すが敵GKと交錯してシュートは打ちきれず。

次第に攻撃のリズムが感じられるようになるものの、湘南の守備もしっかりしており、決定機は少ない。連係にもミスが出たりしてなかなかスムーズには行かないが、それでも意図の見える連動が出始めている。結局スコアレスで前半を終了。

後半開始早々に試合が動く。46分、橋本が敵から奪ったボールを小川に預け、これを受けた東が前線のオリヴェイラに縦パス。オリヴェイラは持ち出して反転し、エリア外からシュートを放つとこれがゴール右隅に決まるスーパー・ショットとなって東京が1-0と先制。目の覚めるような素晴らしいゴールだった。

ここからは先制してムリをする必要のなくなった東京がチャンスを作り、湘南は焦りも出たか攻撃がつながらない展開に。59分、小川のCKに森重が頭で合わせるがGK正面。さらに直後、東からのクロスをファーに逃げた富樫がフリーになりシュートを放ったがゴール前を横切り枠外に。

さらに60分には橋本が奪ったボールを持ち上がってシュートしようとしたところをDFにブロックされ、こぼれたボールを受けた富樫が至近距離から詰めようとするがGKにセーブされる。

66分、富樫に代わって前田を投入。68分、小川のFKに前田が合わせるがDFにブロックされる。さらにこぼれ球を小川が拾って再びクロス、森重が落として前田が押しこみボールはゴールに入るが、前田がオフサイドの位置にいたとされてノー・ゴールに。

74分、前田のクロスに東がダイレクトで合わせるがシュートは正直過ぎてGKがキャッチ。79分、オリヴェイラに代えて永井を投入。81分、小川のCKがゴール前で密集となり、森重の落としたボールを前田、永井らが押しこもうとするがブロックされてゴールに入らず。
その後も東京がボールを支配して追加点を狙うが最後のところで敵GKに阻まれ決めきれない。一方で湘南の攻撃は散発。しっかり対応できておりシュートは打たれていない。アディショナル・タイムには眷襪紡紊┐栃橡椶鯏蠧して試合をクローズ、1-0で今季リーグ戦初勝利を挙げた。

後半、追加点のチャンスが何度もあったが押しこみきれず、あと2、3点入っててもおかしくおかしくなかったが苦しんだ。しかし、まあ追加点が取れないなら無失点に抑えろってことで、それがきちんとできたのが嬉しい。

シュート数12-2、CK5-2、ポゼッション53-47と試合を支配したことが数字にも表れており、特に敵のシュートを前半の2本のみに抑えたのは上出来。攻撃の連係はまだまだだが、パスの交換から敵ゴール前まで入りこむシーンも少なからずあり、このチャレンジは続けて行きたい。

また、この試合で先発起用された岡崎、橋本、富樫はそれぞれ特徴を見せ、長谷川監督の期待に応えた。室屋、太田ら過去の実績のある選手に代えて若手を起用したことは、ネームではなく足許のフィットを重視して誰にでもチャンスを与えるというサインであり、競争も激しくなるだろう。今日先発から外れた選手にも改めてチャンスはある訳で、メンバーを入れ替えて初勝利をつかんだ意味は大きい。

今季ここまで、守備面を中心に改めて整理がなされ、それをベースに攻撃の型を上乗せして行こうという順番でチャレンジを続けてきたが、結果が出ないと雑音や迷いが出てきてチームが迷走し始める。チーム作りをしっかり続けるためにも、どんな形であれまずなりふり構わず結果を出すことが重要。その意味で今日の勝利は、内容的には万全ではないにしても大きなものだった。

とはいえ、今日の勝利は先制できたからこそという部分も大きいように思う。先制され、目論見が狂った状況からでも粘り強く、我慢強く戦えるか。まだまだ課題は残されているが、今日の勝利でチームを噛み合わせるための時間は稼げた。カップ戦からのいい流れをリーグ戦にも持ちこめたことは大きい。

4試合を終えて勝ち点4の13位。首位川崎とは勝ち点差6であり、今の時点で順位に一喜一憂する必要はないとは言え、出遅れはこの1勝で取り戻せる訳もない。インターナショナルで2週間日程が空くので、この間に修正して勝ち点を積み上げなければならない。この1勝を大事にしたいところだ。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 試されるシーンはほぼなし。ハイボールのキャッチングは正確だった。
岡崎(4) 粗いところはいくらもあったがセンスは高いものがあり使い続けたい。
チャン(3.5) 破綻ない守備で完封。この男が最終ラインにいるのは本当に心強い。
森重(3.5) 手堅い守備で健在をアピール。セット・プレーでシュートあり。
小川(4.5) バランスを気にしたか、攻撃では存在感を出せず。引き続き競争を。
大森(4) 最後まで走り続けた。大森のちょっといいとこ見てみたい。
眷(3) 攻撃時にはかなり自由に動いてチャンスを広げた。尊い存在。
橋本(3.5) 攻守のバランスよく求められる役割を果たして存在感見せた。
東(3.5) ハードワークで攻守のリンクになっている。状態もよさそう。
富樫(4) シュート運がなかったが果敢に狙って行ったのは好印象。ゴール欲しい。
オリヴェイラ(2.5) 嬉しい初ゴール。これが呼び水になれば大きな戦力になる。
===
前田(4) オフサイドになったシュートは惜しかった。彼にもまず1ゴール欲しい。
永井(3.5) 前線で機動的に動いて自らチャンス・メイクした。先発で見たい。
米本(-) 時間短し。ダブル・ボランチなら生きるとも思うが。

森重とチャンが代表招集を受けている。森重の選出は嬉しい。



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2018年03月15日 00:30      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第2節】FC東京 1-0 新潟

■2018年3月14日(水) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

夜7時のキックオフだとほんど6時前に会社出なけりゃだしカツカツ。何度も言ってるけどなんでこれ7時半にできないんだろう。先週の横浜のホームゲームは7時半だったし、やれない理屈はないと思う。飛田給の駅から超早足で歩いてぎりぎりキックオフにすべりこんだ。いやもうほんま7時半キックオフにして欲しい。この30分の違いは決定的に大きいんだ。

今季まだ公式戦で勝利のない東京。今日は格下の新潟が相手、しかも新潟はローテーションし若手主体のメンバー。何としても今季最初の勝ち点3を積み上げ、流れを引きこむ必要のあるホーム・ゲームだ。

先週のルヴァンカップでは直近のリーグ戦からGKの林以外先発総替えだったが、今日の試合では若手の起用はあるものの週末の磐田戦から連戦となる主力との混成に。ベスト・ミックスを見つけようとする長谷川監督の意図が分かる。布陣はオーソドックスな4-4-2に戻した感じか。


岡崎 チャン 丸山 小川
大森 橋本 眷襦‥
オリヴェイラ 富樫

試合は序盤から東京が優勢。ボールを保持して敵陣中心にゲームを進める。4分、持ち上がったオリヴェイラからのパスを受けた橋本がミドルを狙うが大きく枠外に。これが東京のファースト・シュート。

7分には小川のクロスから敵DFがクリアしたこぼれ球に左サイドの東がダイレクトで合わせるがファーに外れてしまう。その後もオリヴェイラが収めて時間を作る形でチャンス・メイクするが決めきれない流れ。一方、自陣でのミスからボールをさらわれるシーンも散見されるが、新潟のシュート・ミスにも助けられ決定的なピンチには陥らず。

18分、岡崎からのフィードを富樫が落とし、オリヴェイラがシュートするがこれも枠外に。21分にも富樫からのパスを受けたオリヴェイラが右からエリアに侵入、角度の厳しいところからシュートを放つがサイド・ネット。

チャンスは作れるもののシュートが枠に飛ばず得点が遠い。押しながらもゴールできない流れは、一瞬の隙で暗転するリスクがある。31分、オリヴェイラからのパスを受けた大森が中央に切れこむが打ちきれずDFにブロックされる。42分には富樫の落としを受けたオリヴェイラがエリア外からシュートを放つがわずかにゴール左。

さらに44分にも細かくパスをつなぎ、最後は眷襪離僖垢敵DFに当たって裏にこぼれたところを大森がシュートしたがこれもゴール左に外れる。勝てていないのでシュートに力が入るのか、コースを狙いすぎるのか、素直に枠に飛ばない。

東京は優勢に試合を進めつつも決めきれず、スコアレスでハーフタイムを迎えた。決定機は何度かあり、先制しなければならない流れ。何としても得点が必要だ。

後半になっても流れは変わらず、東京が新潟陣内で攻撃を仕掛けるがパス精度、シュート精度を欠く。58分、右寄りでFKを得て小川が蹴るがゴール上に外れる。70分、大森、富樫に代わって久保、永井を投入、久保は右SH、永井がトップに入る。

すると76分、眷襪離僖垢鬟リヴェイラが落とし、これを拾った久保が縦にドリブルでエリアに入り、角度は厳しかったがDFの足許を抜くシュートを放つ。これがGKの脇を抜けてゴール、東京がようやく待望の先制点を挙げ、1-0とリードを奪う。

これで楽になった東京は、落ち着いて試合をクローズしに行く。87分、オリヴェイラに代えて内田を投入、内田はそのままトップに。88分、小川のCKにチャンが頭で合わせるがゴール横。その後も東京は攻めながら時間を使い、4分のアディショナル・タイムも使いきって1-0で今季公式戦初勝利を挙げた。

決して充実した内容ではなかったし、パス精度、シュート精度、自陣でのうかつなパスミスやボール・ロストなど、改善すべき点は目白押しだったが、この勝利はそうしたひとつひとつの具体的な課題に取り組む時間を稼いでくれた。

このひとつの勝利を生かすためには、週末のリーグ戦でこの流れをしっかりと継続することが重要だ。必ずしもきれいな形でなくても構わない。なりふり構わず結果を出すことで、より効率的に結果を出すための挑戦や修正がしやすくなる。この久保のゴールはそういう意味で本当に大きなものだったし、ここでチームを救うゴールを上げるところに久保の力を見た思い。

試合単体で見れば、前半押しこみながらシュート精度を欠いて先制できなかったのは深刻な課題だ。メンバーを落とした格下のチーム相手にシュート18本を放ちながら、そのうち枠内は決勝点となった久保のシュート1本のみで、得点も最少。守備ではほとんどピンチもなかったが、敵のシュートにつながったのはほぼこちらのミスであり、J1上位のチームなら簡単に決められていたシーンもあった。

攻撃の組み立てと守備の組織は意図も見えたが、まだまだ盤石にはほど遠い。勝ったからこそ見えた課題には、引き続き真摯に取り組まなければならない。

久保はこれがJ1での初ゴールだが、落ち着いたプレーぶりは年齢を感じさせない。入団の経緯からは、どうしても借り物、預かり物という意識があったが、ゴール後喜びを爆発させ、試合後には「これまでの人生でいちばん嬉しかった」と言ってくれたのを見ると、すっかり東京の一員になっていたのだなと感じた。そこが嬉しかった。

この流れをリーグ戦につなぐことが必要。週末の試合がひとつの試金石になる。すべての問題が雲散霧消した訳ではもちろんないが、モードを切り替えるスイッチになり得る試合。何より勝ったということによって価値のあった試合だった。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) ほぼ試されるシーンなし。数少ないピンチも手堅くしのいだ。
岡崎(4) 先週のボランチよりもよかった。難しいボールも落ち着いて捌いた。
チャン(3) 厳しいボールは全部チャンが止めてくれた。大黒柱と言っていい。
丸山(4) クオリティを見せた。リーグ戦でもポジション奪いたい。
小川(4) しっかりアップダウンを繰り返し、攻撃に絡んだ。先週より進歩。
大森(4) まだまだ彼の本領を見ていない気がする。活躍を期待している。
橋本(4) マメにボールを受け、捌くところと上がるところの判断もよかった。
眷(3.5) 攻撃時には自由に動いて最も必要な場所に出没、センスを見せた。
東(3.5) ハード・ワークでボールを動かしチャンス・メイクに貢献した。
富樫(4) 献身的に動いたが自ら決めることはできず。まず1点欲しい。
オリヴェイラ(3) 収め担当がはっきりした分特徴が出た。彼も得点欲しい。
===
永井(3.5) 久保のゴールは永井がスペースを空けてくれたからこそだ。
久保(3) やはり特別なものを持っている選手。オレらの久保になった。
内田(-) 時間短し。

先週とはうって変わって暖かかった。もう春か。




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2018年03月11日 22:24      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第26節】レバークーゼン 2-0 グラードバッハ

■2018年3月10日(土) 18:30キックオフ
■BayArena (Leverkusen)

日曜日に早起きのパターン。リアルタイムには劣るものの、どうせ寝ているうちにやってる試合だし、結果情報の遮断も比較的簡単なのでこの時間帯は悪くない。

グラードバッハはここ2試合1勝1分。ホームでの引き分けの後だけにしっかり勝って流れをこっちに持ってきたいところだが、アウェイで上位のレバークーゼンと対戦するのは厳しい。最悪でも勝ち点は持ち帰りたい。

ケガ人の復帰はないがヘキング監督は少しメンバーを動かしてきた。右SBはオクスフォードに代わってヤンチュケが先発、また左SBにはグリフォが先発し、アザールが右にスライド、ホフマンがベンチ・スタートとなった。

ゾマー
ヤンチュケ ギンター フェスタガード エルヴェディ
アザール クラマー ツァカリア グリフォ
シュティンドル ボバディジャ

試合はハイ・テンポな入り。海外フットボールを見ていて思うのは、少ないタッチ数で速いパスをガンガン当ててくるってことで、それでミスも出るのだがそこは切り替えでカバーするというすごくインテンシティとスピードのあるフットボールをやってくる。この試合も両サイドがそんな感じの立ち上がりになった。

その中でも主導権はレバークーゼンが握る。攻撃にアイデアを欠きフィニッシュまで持ちこめないグラードバッハに対し、レバークーゼンはスピードに乗ったパス交換からバイタルに入りこんでチャンスを作ってくる。

最後のところではグラードバッハのDFも身体を張り、ゾマーのセーブ、敵のシュート・ミスもあって何とかしのいでいたが、39分、左サイドから入れられたボールをクリアできず、至近距離から蹴りこまれて失点、0-1と先制を許す。まあ、そりゃいつかは入るよねという失点だった。このまま前半を終了。

グラードバッハはギアを上げて後半に臨んだが流れは大きくは変わらず。ポゼッションはほぼ五分に見えたが、グラードバッハがムリめの切れこみでしかバイタルに入れないのに対し、レバークーゼンは縦横にボールを出し入れすることでゴールに迫る。

64分、ボバディジャに代えてホフマンを投入、アザールをトップに上げる。さらに71分にはヤンチュケに代えてキュイザンスを投入、3バックにフォーメーションを変更しゴールを狙いに行くがなかなか形にならない。79分にはツァカリアに代えてドルミッチを投入する。

82分、右サイドのホフマンからのクロスに中央でドルミッチが合わせるがゴール右に外れる。89分には敵DFがクロスをクリアしようとしたボールがゴールに向かうがGKがギリギリでセーブ。フェスタガードも上がって前がかりになるが決めきれない。

するとアディショナル・タイム、カウンターから裏にボールを出され、ゾマーとの一対一を決められて失点、0-2と点差を広げられて試合終了。勝ち点を持ち帰ることはできなかった。

見ていてもあまり得点の気配がせず、それぞれが一所懸命やっているのは分かるもののパスがつながらず、意図が通じ合わずにムリめの試行錯誤を90分間繰り返し続けた感じ。やはりフィニッシュのアイデアが足りず、個での打開力もつぶされるともうなす術がない。頼みのアザール、シュティンドルも孤立気味で、あと1枚連動するコマが足りない。

ボバディジャがその役割を果たせるようになるには少し時間が必要で、キュイザンスをトップ下あたりに起用してみるなどの工夫がいると思った。何か選手も苦しそうだし、こっちも見ていて楽しくない。ケガ人多いのは仕方ないが、このメンバーでももう少し何か考えようはないのかと思う出来。

シュート数9-19、CK5-3、ポゼッション46-54ということだが、流れからフィニッシュに持ちこめないのなら、このCKを生かしたかった。パスミスも多く、連敗してた頃に戻った感じであまりいい材料を見つけることができなかった。

これで26試合を終えて勝ち点35(1試合あたり1.35)の暫定9位。目の前の試合に集中して可能な限り勝ち点を積み上げるしかないが、シーズンも残り8試合となり、挽回できる勝ち点差は試合数が目安とすればギリでCL圏内の4位くらい。混戦だった頃にきちんと勝ててないのが痛いが、行けるところまで行くしかない。

ヘキング監督は手堅い人だと思うが、ちょっとチームが疲れてきているところに対応ができてないのではないか。思いきった用兵や約束ごとの再確認など、小さなネジを丁寧に締め直すしか方法はない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「レバークーゼンの勝利はまったく当然のことだと認めなければならない。彼らの方がいいチームだったし、ボール扱いもシュアで、決定的な競り合いの局面でそこを突破する力を見せた。私のチームはそれに対して切り替えのところで結果に結びつけるために必要なスピードが出せなかった。それ以外でも、大事な競り合いのところで必要なだけのたくましさがなかった。我々は後ろですべてをリスクにさらすことでもう一度ゲームに入った。終盤に2つのチャンスがあったが、最終的にはレバークーゼンが妥当な勝者として試合を終えたということだ」

レバークーゼンのファースト・ユニが黒だったので、グラードバッハは珍しく白のファースト・ユニだった。久しぶりに見た。ホームだと白黒のイベント・ユニ着るからな。



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2018年03月10日 20:38      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第3節】磐田 2-0 FC東京

■2018年3月10日(土) 15:00キックオフ
■ヤマハスタジアム

天気のいい土曜日。首都圏外のアウェイなので自宅DAZN観戦。

東京は開幕から1敗1分、水曜日のルヴァンカップ初戦も負けており公式戦3試合で勝ちがない状態。アウェイとはいえ何とか今季初勝利を挙げて流れを修正したい。対戦相手の磐田は開幕2連敗で今季無得点と東京よりも苦しい境遇にあるが、その分死に物狂いで来るはずで難しい展開になることが予想される試合だ。

ルヴァンカップからは林を除いて先発の全選手を入れ替え、リーグ戦モードに戻した布陣となった。前節の仙台戦と同じ先発で、この試合も眷襪鬟肇奪弉爾肪屬ダイヤモンド型の中盤に。


室屋 チャン 森重 太田
大森 米本 東

オリヴェイラ 前田

試合は固い立ち上がり。互いに堅守から奪ったボールをトップに当てる戦術で拮抗した展開になるが、守備も集中しておりゴール前でのシーンは少ない。中盤で激しいつばぜり合いとなる。

10分、太田のCKに前田が頭で合わせるが枠を捉えられず。18分、オリヴェイラが左サイドで打開して持ち上がり前田にパス、前田が落としたボールに攻め上がった眷襪詰めワンタッチでシュートを放つがボールはゴール右に外れる。

ポゼッションはやや磐田だが東京は集中した守備で決定機を作らせず。一方、東京も流れから敵のゴールに迫るシーンは少ない。38分、オリヴェイラが倒されて得たFKを眷襪クイック・リスタート、前線でこれを受けた前田が対峙する敵DFの股からシュートするが惜しくもGKに止められる。

43分にも太田のCKに森重が合わせるがGK正面。結局互いに先制点をやりたくない堅い展開となってスコアレスのまま前半を終えた。

攻撃が連動し、機能している訳ではないが、固い試合をしっかり持ちこたえて自由にやらせてないこと、チャンスは作れていることからすれば、悪い試合ではない。こういう試合は往々にしてミスやワンチャンで決まる。交代もポイントになるだろう。

後半に入っても固い展開だったが、52分、左サイドのスローインからクロスをゴール前に放りこまれ、敵FWに頭で合わされて失点。森重がマークについていたが競りきれず、敵にヘディングを許してしまった。クロスの出どころを抑えるしかなかったが、基本中央を締めてスライドで対応する形なので、サイドから精度の高いボールが上がってくると苦しいのは自明。

ビハインドを背負った東京は、先行逃げ切りのゲーム・プランが崩れたため前がかりにゴールを狙いに行くしかないがこれが機能しない。前半作れていたようなチャンスまでが作れなくなり、戦術は目に見えてプアに。逆に自陣での中途半端なプレーでボールを失うなどしてバタついてくる。

54分、太田のCKに眷襪合わせるがバーの上。65分、オリヴェイラに代えて永井を投入。眷襪鬟椒薀鵐舛僕遒箸掘東を中央にスライドして前田を1トップに置いた4-2-3-1的な布陣となったようだ。

しかしその後も攻撃がつながらず敵ゴールが遠い。76分、永井が左サイドから持ちこんでシュートを放つが敵DFに当たって枠外へ。直後、大森に代えて橋本を投入。橋本はそのまま右ワイドに入ったようだ。

82分、米本に代えて久保を投入、東と眷襪離椒薀鵐舛箸覆蝓久保がトップ下に入ったか。87分、カウンターで持ち上がった永井が右サイドに張った久保にボールを預けると、久保はカットインして左足のシュートを放つが敵DFにブロックされる。

焦りが出る中、89分、サイドから入れられたボールにエリア手前で合わせられ、シュートは選手らの間を抜けてゴールへ。エリア内に選手は多くいたが、ボールを見てしまって動けず、ダメ押しの追加点を許して0-2となる。アディショナル・タイムは4分あったがチャンスも作れず、結局0-2で磐田に完敗を喫して今季未勝利を更新した。

前半は拮抗したゲームでチャンスも作れており、選手交代も生かした後半勝負という流れは悪くなかった。しかし後半開始早々に失点したところで一気にゲーム・プランが狂い、急に動きがぎこちなくなって、最後には追加点も許して自滅。目論見通りに行かないときに粘り強く対応して状況を打開することができず、ムダにバタバタして自ら流れを手放す悪癖は昨季から治っていないと感じた。

先制されると、早く追いつこうという気持ちと、ここで浮足立ってはいかんという気持ちが交錯する。チームの中で温度差が生まれるし、ひとりの選手の中でも迷いが出て、プレーが中途半端になる。米本のバックパスのミスはまさにそうだった。東京はこういうメンタル・コントロールが拙いのが明らかだし、ここは手を入れるべきところ。

中央をしっかり締める守備は昨年より強度が上がっており信頼感はあるが、この試合では質のいいクロスと敵FWの個の強さで強引にこじ開けられた。2点目は終了間際の時間帯で早くボールを奪い返して前に出たい気持ちを利用された感がある。守備は1回の綻びが敗戦に直結する。課題は残った。

攻撃では今日は前田のポストが光ったが、収めた後のボールの受け渡し、そこからの展開に工夫が見られず。オリヴェイラも眷襪發修譴召譴頑張っているのは分かるが連係はまだまだ。また、東、大森がインサイド・ハーフの位置からスタートするので攻撃が中に偏り、SBの押し上げも含めてサイドが有効に使えていないように感じた。

数字的にはシュート数8-13、ポゼッション48-52、CK11-3。後半2本しかシュートがないのが情けないし、流れからゴールできないなら11本のCKを生かさなければならない。

いずれにしても産みの苦しみという他ないが、目論見通りでなくても、何ならオウンゴールでもいいからまずは結果を出さないと、雑音が多くなり、周囲の迷いも出てチャレンジするのが難しい環境になってしまう。苦しいが乗り越えなければ先はないし、信じてやり続けるしかない。

前半の戦いを続けながら攻撃の質を上げること、先制されビハインドを背負った状況での戦い方を整理してシミュレートすること。マネジメントで解決すべき課題だと思う。

これで3試合を終えて2敗1分の勝ち点1。1試合あたりの勝ち点は0.33で暫定17位。順位に一喜一憂する段階ではないが、既に首位と勝ち点8の差がついていることは認識しておかなければならない。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) 失点はいずれもやむなしか。バックパス処理でバタつく場面あった。
室屋(5) 雑なプレーに終始し、特徴がまったく出せなかった。伸びしろに期待。
チャン(4) 敵の攻撃をはね返し続けたが、失点シーンだけが残念。
森重(5) まだ本調子ではないのか。このチームは森重のチームのはず。
太田(4.5) プレース・キックの質は悪くなかった。攻撃では貢献できず。
大森(5) ほぼ消えてた感。サイドに張ったところから使いたいが。
米本(5) よくボールにさわったが、彼に展開力を求めるのはちょっと酷か。
東(4.5) 攻撃参加のチャンスは限られた。腐らず走り続けたのは立派。
眷(4.5) いいところにいて要所で見せたが得点には結びつかず。
前田(4.5) 献身的にポストをやり続けたが…。得点機は決めたかった。
オリヴェイラ(4.5) 今日もボールを収めて時間を作ってくれたが…。
===
永井(4.5) いい切れこみからのシュートあり。トップで使いたい。
橋本(-) 時間短し。
久保(-) 時間短し。

ここは我慢のしどころだが、いつまで我慢がもつかは分からない。



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2018年03月08日 22:18      [posted by der_ball_ist_rund]

【ルヴァンカップ第1節】横浜 1-0 東京

■2018年3月7日(水) 19:30キックオフ
■ニッパツ三ツ沢球技場

寒い水曜日。スーツの中にカーディガンを着こみ、スーツの上にはダウンジャケットを着て三ツ沢へ。横浜駅からバスで行こうかと思ったら、ダイヤモンド地下街にバス待ちの列ができていたので地下鉄に乗って三ツ沢上町の駅から歩いた。まだ雨が降ってなくてよかった。

ルヴァンカップの今季開幕戦。ここまでリーグ戦1敗1分と今季まだ公式戦で勝利がなく、カップ戦とはいえ何より勝利が欲しい。

長谷川監督は週末の仙台戦から大きくメンバーを入れ替え。先発はGKの林を除いて「総替え」となった。ベンチもヴェローゾ、原、梶山、平岡、ジャキット、鈴木ら今季まだベンチ入りのなかったメンバーばかり。思いきったターン・オーバーに出た。


山田 吉本 丸山 小川
橋本 岡崎 内田
久保
永井 富樫

東京は序盤からハイ・プレスを敢行、奪い取ったボールを素早く前線に展開する。開始早々の1分、敵陣深くに攻めこみ、内田がこぼれ球を拾って思いきりのいいシュートを放つがバーに嫌われる。こぼれ球に橋本が詰めるがゴールならず。何か今日はイケるのではと思わせる溌剌とした立ち上がり。

しかし直後の4分、右サイドからドリブルで切れこまれてミドルを浴びる。これは林がセーブしたが、逆サイドにこぼれたボールを詰められ失点、0-1と先制を許す。林のセーブが中途半端になったこと、ファーから入った敵FWを捕まえられなかったことなど、悔いの残る形でビハインドを背負ってしまう。

その後は徐々に横浜がボールを支配する展開に。東京は果敢なプレスからボールを奪うことはできているが、押し上げにスピードを欠き、またパスの精度も今ひとつでなかなかバイタルまで入りこむことができない。中盤でプレスを受けるとバタついてボールを明け渡すこともしばしばで我慢の時間が続く。

奪ったボールをサイドに展開してクロスを入れても中央は固く勝負できない。意図は見えるもののミスが出たり連係が合わなかったりで形を作れないまま0-1で前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。54分、中盤でボールを持った久保が、敵GKが前に出ているのを見てロング・シュートを放つがボールは大きく枠を外れる。58分、中央からのFKを久保がラインの裏に蹴るが飛びこんだ山田には合わず。

次第に疲れが出始め少しずつオープンな展開に。東京のチャンスも多くなるが決めきれず。横浜の攻撃は中央を閉じてはね返している。

74分、永井に代えて原を投入、原はそのままトップへ。さらに77分には山田に代えてヴェローゾを投入、橋本が右SBに下がりヴェローゾはインサイド・ハーフに入ったか。

東京はその後も反撃を試みるが決定機を作れず、拮抗した戦いに。中盤が間延びする中、終盤はボールが激しく往復するがチャンスを生かせない。88分、カウンターで持ち上がった丸山が、久保からのスルー・パスを受けて裏に抜け出しシュートを放つが敵GKがキャッチ。

アディショナル・タイムにはFKのチャンスに林が上がり、小川が蹴るが合わせられず。最後まで果敢に戦ったものの結局0-1と序盤の失点に泣き公式戦2連敗となった。

実質セカンド・チームともいうべきフレッシュなメンバーで臨んだ試合だったが、残念ながら結果にはつなげられなかった。失点以外は意識高く防いでおり、仙台戦と同じくワンチャンをきちんと決めてきた決定力の違いが最後に効いた試合だった。

東京はモラル高く果敢にプレスを試みては敵のゴールに向かってプレーし続けたが、J1初出場となる岡崎、内田らが敵のプレスに遭いボールを失うケースも多く、溌剌とした動きでモラルは見せたが、彼らにすればまだまだ学ぶことの多い試合だったと思う。

このメンバーであれば、林、丸山、吉本、橋本、永井らが若手に声をかけてチームを引っ張って行かなければならなかったが、歯車ががっちりかみ合っていたとは言い難かった。久保はスタイルを見せたが、必ずしも彼の得意とするパターンの試合にならなかった。

これで公式戦は1分2敗。見るべきものがまったくなかった訳ではなく、決して無価値な試合ではなかったが、負け試合は負けたというその一事をもって批判されても仕方のないもの。チーム作りの途上であり、まだチャレンジや試行錯誤を許すべき時期であるのはもちろん認識しているが、「長い目で見る」「地力をつける」「底上げする」といったことは相応の結果が出ていてこそ出来ること。敗戦を許す言い訳として使われてはならない言葉だと思う。

もちろん、すべての試合に勝つことが現実的にムリなのは当然で、年に何試合か敗戦があること自体は受け入れるべきことだが、「仕方ない」と負けを許容するところから始めてはいつまでたっても勝者のメンタリティなど身につかない。みっともない勝ち方でいいからまずなりふり構わず勝ち点を積み、その上で初めて内容やチームづくりの話をするのが順序だろう。

結果を出すことでチャレンジの幅が広がるし、逆に結果が出なければ追いこまれて戦術がブレてしまうし、チャレンジすること自体が難しくなってくる。まずはやはり1勝が欲しい。今日投資した勝ち点3はいつか必ず回収しなければならない。今は負けたという結果だけが残ったが、今日の試合の価値が決まるのはしばらく先かもしれない。

次は週末のリーグ戦。我々はアウェイで磐田と戦う。結果を出す中で内容を改善し、連係を高めて行きたい。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) 失点シーンはセーブが中途半端になってしまったのが悔やまれる。
山田(5.5) プレーに迷いが見えた。敵の圧力への対応に四苦八苦させられた。
吉本(5) 器用な選手でないのは分かっているが、ビルド・アップの起点になれず。
丸山(4.5) 経験の違いは見せたが吉本との役割分担が整理できてなかった。
小川(5.5) ポジショニングが微妙、クロス精度も今ひとつで最後まで苦労した。
橋本(4) 主将を任せられ、存在感は見せたが自らゴールをもぎ取って欲しかった。
岡崎(5) 余裕をもって捌けるときはいいが、圧がかかるとプレーが不安定に。
内田(5.5) 攻撃面ではアイデアを見せたが、狙われてボールを奪われることも。
久保(4.5) 初めての先発フル出場。スタイル見せたが一人相撲になるシーンも。
富樫(4.5) 果敢にボールに絡みに行き力の片鱗は見せたがシュートは1本のみ。
永井(5) 違いを見せるべき選手だったがチームに埋没してしまった。
===
原(4.5) 長身を生かし敵と競り合った。希望を感じるデビュー。
ヴェローゾ(4.5) 久保との相性がよさそうに見えた。もっと見たい。

負け試合として批判的に検証されるべき試合だが、印象は決して悪くなかったし、むしろ元気の出てくる試合だった。



Comments(0)FC東京 | ナビスコカップ/ルヴァンカップ



2018年03月04日 23:51      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第25節】グラードバッハ×ブレーメン

■2018年3月2日(金) 20:30キックオフ
■Borussia-Park

ノーマークだったが金曜日開催だったので土曜日急遽早起きして1日が始まる前にDAZNで追っかけ観戦した。

前節、アウェイながら5試合ぶりの勝利となり、その流れでホームでも勝ち点3をしっかり積み上げたい試合。上位との差はあるがここは地道に勝ち点を一つでも多く積み重ねて行くしかない。

布陣は前節と同じ。勝ったチームはいじるなというより選択肢がもうほとんどないというだけのことかもしれない。

ゾマー
オクスフォード ギンター フェスタガード エルヴェディ
ホフマン クラマー ツァカリア アザール
シュティンドル ボバディジャ

降りしきる雪の中での試合。グラードバッハは連勝を期してキックオフから飛ばして行く。

5分、左に開いたツァカリアが中央に出したパスは敵DFにカットされるが、敵が受け渡しをミスしこぼれたボールを追ってツァカリアが裏抜け、角度のないところからGKの肩口を抜くシュートをファーのサイドネットに突き刺しゴール。早くも1-0と先制する。

その後は積極的に前に出てくるブレーメンに押しこまれる時間帯となる。自陣で戦う時間が長くなり、守備がバタつく局面もあったがゾマーのセーブもあって何とかゴールを守る。32分、エルヴェディから中に送ったパスをシュティンドルがダイレクトで縦にはたいたがアザールが合わせきれず。

直後の33分、ツァカリアが右サイドから縦に抜いて早いクロスを入れると、これが敵DFに当たってゴールへ。再び敵の助けを得てオウン・ゴールで2-0とする。苦しい時間帯だっただけに価値のある得点だった。

38分にはボバディジャのシュートが枠外に。42分にはホフマンからのパスを敵DFを経てボバディジャにつながるがシュートはGKがセーブ。結局2-0で前半を終えた。

ヘキング監督は後半からツァカリアに代えてキュイザンスを投入。おそらくツァカリアが前半に警告を受けていたことを考慮したのだろう。

50分、アザールからの左寄りからのFKにファー・ポスト近くでホフマンがヘディングするが敵DFにブロックされる。このブロックが手ではなかったかということでビデオ判定になり、再生では確かに手ではないかと思われたが、故意ではないと見たのかノー・ファウルに。

ビハインドを背負ったブレーメンが前に出る展開となり、59分、左サイドからのCKに対し中央でヘディングを許し失点、2-1と1点差に。オクスフォードがマークについていたが振り切られて真中で完全にフリーにしてしまった。

調子づいたブレーメンが同点を狙いに来るのに対しグラードバッハは防戦一方に。69分、クラマーからのパスを受けたボバディジャがシュートを放つがオフサイドに。72分、クラマーが膝を痛めて退場、代わってヤンチュケがボランチに。

78分、コンビネーションで崩されゴール前からシュートを蹴りこまれて再び失点。2-2の同点になってしまう。82分、オクスフォードに代えてヘアマンを投入、ヤンチュケが右SBに下がりホフマンがボランチに入ったように見えた。

グラードバッハは反撃を試みたがチャンスを作れず。結局そのまま2-2で試合終了、前半のラッキーな2得点は結局なかったことになってしまった。

前半、ボールを動かしながらテンポよく攻め上がることはできており、得点はいずれも敵のミスだが、そのミスを誘発した部分も含め、妥当な得点だったと思う。しかし、リードした後は過度に保守的になり、ブレーメンの攻撃を受け止める形になってしまった。

やはりラファエルがいないことでフィニッシュの質が足りない感が強い。ボバディジャが意外にいいのは発見だが、彼の踏ん張りが必ずしもアザールやシュティンドルと連動できていないのではないか。グリフォ、ドルミッチにも期待したいところだが…。

最低限の勝ち点1は手にしたものの、2-0から追いつかれての引き分けは反省すべき点も多い。これで25試合を消化、勝ち点は35となり1試合あたり1.40。順位はひとつ下がって8位となった。ここでもたついている場合ではないが、引き分けで何とか次につないだので、次節の結果が重要になる。

ディーター・ヘキング監督談話:
「試合への入りはとてもよかった。前半は局面によっては非常にいいフットボールができていた。コンビネーションもよく、いいフィニッシュもたくさんあった。加えて我々は敵に向かって高い位置からプレスをかけたので、ブレーメンは長いボールを蹴るしかなかった。後半もしっかり入ることができた。我々は何としても3点目を決めたかった。ホフマンのシュートのシーンでは我々にPKをもらえるだけの運がなかった。あれはPKになってもおかしくなかった。その後は失点してしまったが、もう少しうまく守ることもできたはずだった。同じことは2-2にされたシーンについても言える。我々の左サイドは一時的にガラ空きになっていた。我々は今日はたくさんを投資し、3点目のチャンスもあったがこれを生かすことができなかった。ボランチのクラマーやツァカリアといった重要な選手を失うのは当然厳しいし戦術はなくなってしまう」

最後の方はピッチの隅の方は雪が積もってた。



Comments(0)Borussia M'Gladbach | ブンデスリーガ



2018年03月03日 22:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第2節】FC東京 0-1 仙台

■2018年3月3日(土) 15:00キックオフ
■味の素スタジアム

先週に続いて気持ちのいい晴天の土曜日。ちょうどいい午後3時キックオフだが先週の浦和戦と違って客足はマイルド。

東京は開幕戦が引き分け。2試合続けてのホーム・ゲームであり、ここでしっかり勝ち点3を挙げて流れを作りたいところ。

先発は前節と同じだが、攻撃時には中盤をダイヤモンドにし、米本がアンカー、眷襪トップ下の4-3-3に。


室屋 チャン 森重 太田
大森 米本 東
オリヴェイラ 眷襦〜暗

東京が開始から主導権を握る。3分、眷襪離好襦次Ε僖垢鬟リヴェイラが左よりの深い位置で受けて仕掛けるが敵DFに倒される。PKかと思われたが笛は鳴らずCKに。このCKを太田がサイン・プレーで大森に付けるがシュートは敵DFに阻まれる。こぼれ球に東がダイレクト・ボレーで合わせ枠に鋭いシュートが飛んだがこれは敵GKにセーブされる。

15分、眷襪離僖垢鮗けてディエゴが左裏に抜ける。クロスに大森が飛び込みシュートは枠に飛んだが敵GKにセーブされる。21分、太田のFKからのこぼれ球をチャンが拾ってクロス。眷襪ダイレクトで合わせるがシュートは敵GKがセーブ。

39分、眷襪らパスを受けた大森がミドルを放つが大きく枠外に。眷襪らのパスを中心に東、大森、ディエゴが絡んで何度もチャンスを作るが、敵GKの好セーブもあって決めきれない。一方仙台にはほぼチャンスを作らせていない。攻撃の形は見えつつあるが結局スコアレスで前半を終えた。

後半に入ると仙台がやや前に出てくる。57分、左サイドから入れられたクロスは中央で競り合ってファーに流れるが、右サイドから入れ直されたクロスに中央でダイレクト・ボレーを許し、これがファー・ポストをヒット。ボールはそのままゴール・ライン上を転がって逆サイドのポストに当たりゴールの中へ。必ずしもファイン・シュートではなかったがワンチャンを決められ0-1と先制を許す。

先制された東京は焦りが出たか守備が不安定に。仙台にボールを握られ自陣に押しこまれる時間が長くなる。61分、太田のFKからのこぼれ球に眷襪ダイレクト・ボレーで合わせたが敵GKがセーブ。

70分、米本に代えて久保を投入、眷襪鬟▲鵐ーに下げ、久保がトップ下に入った。直後の71分には前田に代えて富樫を投入、富樫はそのままトップに。

東京は同点を狙いに行くが、疲れも出てきたか陣形をコンパクトにできず、攻撃の連係にもズレが目立ち始める。83分、室屋に代えて橋本を投入、大森が右SBに下がり、橋本はインサイド・ハーフに入る。この交代は意図が今ひとつ分からなかった。室屋の出来が今ひとつだったということか。

しかし東京の攻撃は徐々に散漫に。時間の経過と共に焦りも出て効果的な組み立てができず、消耗の激しい戦いになる。最後まで敵ゴールを狙い続けたが終盤はシュートまで持ちこむシーンも減り、仙台に時間を使われてタイム・アップ。0-1で苦杯を喫した。

前半、連係が機能してチャンスを作れていた時間帯にしっかり先制しなければならなかったが、ここを決めきれずスコアレスで前半を終えてしまったことがすべて。敵のシュートを6本に抑えながら、ワンチャンを決められてビハインドを背負い、後は時間と共に疲れ、焦りから自壊。勝てた試合を自分で難しくしてしまった。

仙台にすればしてやったりという試合だっただろう。数字的にはシュート数11-6、CK4-3、ポゼッション53-47で、いい位置からのFKも何回かあったにもかかわらず、流れからもセット・プレーからも決められなかった。

チャンスは作れており、攻撃も守備も意図は十分理解できるので、やっていることは間違っていないし継続するしかないと思うが、結果が伴わないと迷いが出て戦術にブレが生まれてしまう。まずは形はどうであれひとつ勝利がないと続けること自体がしんどくなる。結果が欲しい。

個別に見れば、眷襪鬟肇奪弉爾肪屬戦術は機能していた。オリヴェイラが身体を張り、大森や東が絡んでフィニッシュまで持ちこむパターンはひとつの型として共有できている。前田がこの流れにあまり入れていないようにも思えるが、オリヴェイラとの併用は果たしてワークするのか。永井のトップ起用を見たい。永井はベンチにいたものの起用されなかった。

守備は集中できていたし、ブロックの左右へのスライド、誰がボール・ホルダーにチャレンジするのかと、ポジションを捨てた後のカバーなどは整理されていた。失点シーンでは図らずも左右に振られ、最後はフリーでダイレクトのシュートを打たれてしまい対応できなかったが、綻びがあったのはおそらくこのときだけ。ワンチャンをしっかり生かしてきた仙台に分があった。

攻守において前節を踏まえた進歩が見られ、悲観的になる必要はない。しかし、試行錯誤に費やすことのできる時間は限られている。繰り返しになるが、その時間を延長し、試合の中で戦略・戦術を高めて行くためには、まずひとつ結果を出すことが必要になってくる。

次節はアウェイでの磐田戦。コレクティブなフットボールをする好チームという印象だ。難しい試合になることが予想されるが、勝ち点3を目指して粘り強く戦うしかない。今の段階でできることの最大値を問われる試合になる。

日程的にはその前の水曜日にルヴァンカップの横浜戦がある。三ツ沢での開催になるが、できればターン・オーバーしてチームの底上げを図りたい。これはこれで楽しみだ。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) ほぼ試されることはなかったがボレー一発に沈む。クロス対応は安定。
室屋(5) 大森との関係が今ひとつはっきりせず存在感を見せられなかった。
チャン(4.5) 読み、フィジカル、アジリティのいずれもハイレベル。失点は痛恨。
森重(5) まだ復調途上の印象。自陣での躊躇や迷いが判断の遅さにつながる。
太田(5) プレース・キックで存在感。守備時の切り替えの速さが目についた。
大森(4.5) 流れを読んで危険なところに入りこみシュート3本を放った。
米本(5) 敵をしっかり止めた。奪ってからのボールの持ち出しも意識はあった。
東(4) 規律のきちんとしたチームで光る。羽生の後継者だと思っている。
眷(4) トップ下がハマる。一方でリスクを取り過ぎてのミスもあり難しい。
オリヴェイラ(4) 強さと巧みさで時間を作ってくれるが自らはシュート・ゼロ。
前田(5) 調子は悪くなさそうだがポストがハマらず。ファウル取って欲しい。
===
久保(4) ジョーカーのファースト・チョイスに。変化をつけられる男になった。
富樫(5) ほぼ印象なし。何なら先発で見てみたい。
橋本(-) 時間短し。

コイントスで買った東京がチェンジを選択し、コートを入れ替えてのキックオフ。何か久しぶりに見た。



Comments(2)FC東京 | J1リーグ戦



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