フットボール・クレイジー
football crazy
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2019年01月12日 22:35      [posted by der_ball_ist_rund]

【FC東京】2019年新体制発表会

2019年の編成が発表され、合わせてユニフォームもお披露目があった。

昨季、主力として戦った選手の大半は契約を更新、加えて期限付移籍していた久保やユ・インスが復帰、さらにブラジルからアルトゥール・シルバ、タイからナッタウット、新潟から宮崎らの移籍加入も発表されている。また、正式発表はまだだが、韓国からの新加入も報道されているところだ。

梶山の引退によって欠番となっていた10番は東が引き継ぐことになった。昨季、長谷川監督の下で、ダイナモとして成長を遂げ高い評価を得た東が新たに東京の顔になることには異論も少ないだろう。僕自身、10番は東しかないと思っていたし、彼自身も覚悟を持って引き受けたものと思う。

一方で、梶山の引退に加え、米本、田邉らの移籍があり、ひとつの時代が終わりつつあるのを感じる。羽生、石川も既におらず、「ともにタイトルを獲りたいと思っていた選手がいなくなった」というツイートを見かけたがその通りだと思う。

梶山陽平は間違いなく東京の10番であった。梶山がボールを持つと、時間が彼を中心に流れ始める。緩急、テンポ、視野、技術。梶山がゲームをデザインし、演出し、指揮をした。唯一無二の能力を持ち、試合を(大げさにいえば時空を)コントロールできる稀有な選手であった。東京はある時期、確かに梶山のチームだった。

しかし、彼自身は長くケガに苦しめられ、おそらくある時期からは完全にフィットしたことはなかったのではないかと思う。加えてパフォーマンスがピークにあった時期にギリシャに移籍したことはキャリア上の大きな回り道になってしまった。海外へのチャレンジを批判することはしたくないが、移籍先として正しかったのかは今も疑問が残る。東京の10番が、代表もリーグ・タイトルも経験しないままキャリアを終えることは本当に残念だ。身体を休めて欲しい。

昨季途中に移籍した丸山も含め、シーズン10試合先発くらいのサブの選手が出場機会を求めて移籍するのは、サポとしては受け入れ難いが、プロとして、職業人としては理解できる。この層がいなくなるのは、心情的にキツいのはもちろん、編成的にも本当に痛い。GMや監督が、チーム作りのビジョンとその中での評価や期待される役割を説得的に説明できなかったということか。

特に、田邉、米本という高卒同期の2人の移籍は本当にショッキング。彼らがチームを背負う存在になって欲しかった。プロとして移籍は常とはいえ、高橋、三田、権田、丸山ら、成長を見てきた生え抜きを見送り、今また田邉、米本が東京を後にするのは本当に辛い。彼らにどんな言葉で何を伝えればいいのか今でも分からない。

サブの選手層が薄い感じがするのは否めないが、相応の補強もあり、我々は新しいチームで目標に向かって戦いを始める。今季、長谷川体制の2年目になり、振り返りで見た通り、昨季できたこと、できなかったことを整理して、そのベースの上に成長を積み上げる局面になるはずだ。

昨季、半期とはいえ2位を取れたのは事実で、2015年を思い起こしても、上位を争うことのできる実力は確実にあると言っていい。そして、それが華麗なコンビネーション・フットボールや圧倒的なゴール・ショーではなく、きちんとした約束ごとに裏づけられた組織的で我慢強い守備を通じて成し遂げられることも改めて確認できたと思う。

その上で、我々にまだ足りないのは、そのパフォーマンスをシーズンを通して安定的に維持すること、思うように行かない時の落ち込みを最低限にとどめて修正すること、プランが崩れても結果にこだわってつじつまを合わせること、そのために戦術の選択肢を増やす一方、ビハインドに動じないメンタルを身につけること。

考えてみれば、優勝した川崎は17節終了時点では我々(勝ち点34の2位)より下(勝ち点33の3位)にいて、首位広島とは勝ち点8の差があった。川崎にこれがひっくり返せて、それより上にいたはずの我々が失速してしまったのはなぜか、もちろんチームの完成度が歴然と違っていたことはあるにせよ、マインド・セットにも大きな違いがあったように思われてならない。

焦ったり気合いを入れ過ぎたりして自滅することを我々は何度も繰り返してきた。最後まで諦めない高いモラルで戦うのはプロとして当然であり、それ以上の気合いは不要。淡々と仕事をし、結果を出すクラブに成長したい。長谷川監督にはそれを期待している。

次回以降は、ポジションごとに今季の戦力を見て行きたい。



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2019年01月08日 00:11      [posted by der_ball_ist_rund]

【2018年】FC東京シーズン・レビュー (3)攻撃編

今回は中盤から前について振り返る。

まず、ボランチについては眷襪閥極椶離灰鵐咾鮗瓦法∧橡椶鯤四僂垢觀舛妊掘璽坤鵑鮴錣辰拭眷襪魯繊璽爐罵0譽蝓璽粟鐐柑邱臉菷出場。東京の中心と呼べる選手だが、起用方法はボランチを中心としつつもシーズン後半にはトップ下起用が増えるなど試行錯誤があった。前目で得点に絡む決定的な働きを期待するのも悪くないが、中盤の底からクリティカルな縦を当てたり裏のスペースに一発を通したりする姿に僕はしびれた。永井を猟犬のように走らせる手管では眷襪群を抜いている。

橋本はケガによる離脱もあったが主力としての存在感を見せたシーズンだった。もともと「何でそこに?!」というポジションにいて得点に絡む、いい意味でゴールへの色気のある選手だったが、今季は下がり目での地味な働きも厭わないことで逆に力をアピールした。チームの成績下降が橋本の負傷離脱と同時期だったのは決して偶然ではない。石川から18番を引き継いだ覚悟が結実したと言っていい。

米本は組織だった守備の中で、ボールへの食いつきとポジショニングとの兼ね合いに悩んだ。攻撃時に彼のところで流れが停滞することも少なからずあり、シーズンを通してレギュラーを張った訳ではないが、シーズン後半には判断のバランスもよくなり、学習能力の高さに驚いた。数少ない生え抜きでもありチームには必要な選手。

SHは東、大森を中心に起用、シーズン途中からはバックアップとして田邉がしばしば先発で使われた。東は機動的なトランジション・フットボールに適応、毎試合驚異的な運動量で、オシムが言うところの「水を運ぶ」仕事をやり続けた。もともと能力の高い選手だが、どこかクールに見えるところもあったのが、今季は目の色が変わった印象があった。スペースを埋め、ボールを引き出しては運んでクリティカルなパスを通すなど、チームへの貢献は大きかった。今季のチームMVPをやりたい。

大森は移籍初年だったが長谷川監督の信頼も厚く、抜群のセンスでボールを動かした。得点こそなかったが、彼も豊富な運動量で攻撃の組立の要となった。東と大森がポジションを入れ替えながら敵の守備にギャップを作り、最後はオリヴェイラに通すなど縦に早いフットボールに欠かせない働きだった。あとはシュートが決まれば…。

田邉は開幕当初はJ3スタートと不遇をかこったが、次第に評価を上げて5月頃からはリーグ戦でも先発起用されるようになった。独特のリズムのドリブルでチャンス・メイクした。サバデルから復帰後は何気に高い戦術眼と技術で好パフォーマンスを維持していると感じていた僕としては嬉しい活躍だったが、残念なことに福岡への完全移籍が発表された。ショックだ。言葉を失った。

トップはオリヴェイラと永井を軸に、富樫、前田、矢島、途中加入のリンスらを試した。オリヴェイラは言うまでもなくリーグ戦13ゴールの活躍だったが、シーズン後半に失速した感は否めないし、それがチームの勢いを削ぐ要因にもなった。強靭なフィジカルでボールをキープし、自ら決めに行くだけでなくパスも視野に入れる柔軟さがある。シーズン後半はやや持ち過ぎの局面もあったが、あれだけのパフォーマンスを考えれば許容できる範囲。というか、許容するから決めてくれということか。期限付移籍から完全移籍への切り替えが発表された。

永井は移籍以来なかなか使われ方が定まらず、サイド・アタッカーが主戦場となっていたが、オリヴェイラとの2トップ起用があたりシーズン前半は4得点と存在感を見せた。しかしその後は眷襪鬟肇奪弉爾望紊欧燭蠅靴燭海箸妊戰鵐繊Ε好拭璽箸多くなり、シーズン5得点に終わった。俊足を飛ばしてフィードに追いつき、敵DFを振り切るのは絵になるだけに、フィニッシュの精度というか最後の局面の判断を磨きたい。可能性を見たシーズン。

それ以外のFWの中ではリンスに存在感があった。もともとストライカーというより10番タイプではないかと思う。オリヴェイラとのコンビネーションも悪くなく、必ずしも「仕上げのリンス」にこだわることなく先発起用も十分ありだと思った。途中加入で18試合出場(3得点)は立派。来季も東京に残って欲しい。富樫は期限付移籍が満了し、横浜から町田への完全移籍が発表された。前田も岐阜に移籍する。前田はチームへの貢献が大きく移籍は残念だが新天地で頑張って欲しい。

総じて、攻撃面では素早い切り替えからポジションを流動的に交換しながら一気に押し上げるカウンター戦略を軸に戦い、シーズン前半は相応の結果が出た。対策されるようになりボールを持たされることが増え、オリヴェイラも厳しくマークされて結果が出なくなったが、戦略自体は間違っていないと思う。

ただ、来季はどう考えても最初から手の内をある程度読まれたところからスタートせざるを得ない。ボールを持たされた時の突破力を磨いたり、カウンターの精度を上げたりすることはもちろん必要だが、その上に、戦術の選択肢を増やすことも絶対にやらなければならない。対策を上回るスピードで成長しなければ我々は置いて行かれる。長谷川体制2年目に入りオートマティズムは向上するはずで、そこに落としこむ戦術をどれだけ洗練できるかが課題になる。



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2019年01月05日 21:57      [posted by der_ball_ist_rund]

【2018年】FC東京シーズン・レビュー (2)守備編

今回は守備面を中心にシーズンを振り返り、来季への課題を考える。

まずGKについては林がリーグ戦31試合(ルヴァンカップ3試合、天皇杯2試合)に出場、ゴールを守った。的確なポジショニングと準備に加え、リフレクションやキャッチング、キックスローもレベルが高く安心感があった。林に救われたシーン、試合がいくつもあった。既に契約更新が発表されている。

サブとしては大久保がカップ戦(ルヴァンカップ3試合、天皇杯1試合)と、林が離脱した7月のリーグ戦3試合に出場した。サブGKはいつでも難しいポジションだが、出場すれば高いパフォーマンスを見せ、J1の正GKで十分通用することを示した。残念ながら鳥栖への移籍が発表されたが、出場機会を求めるのは当然。貢献に感謝したい。

CBについては森重とチャンを中心に、丸山、丹羽をバックアップとしてシーズンを乗りきった。森重は主将の重責を外れたが、今やクラブを代表する不動のレギュラーとしてリーグ戦30試合に先発し安定した活躍。もともとリーダーのキャラではないようにも思うが、チームが苦しんだシーズン後半に彼からチームを鼓舞し方向を示す声は出ていたのかが気にかかる。そういうことを求められる存在であることは本人も自覚していると思うが。既に契約更新が発表されている。

チャンは韓国代表としてワールドカップに出場したが失点関与を問われてバッシングを受けた他、兵役免除の代替となる奉仕活動で不正があったとして代表を永久追放となるなど彼個人としては起伏のあった年。ただ、東京ではリーグ戦24試合に出場、対人の強さやクレバーな配球で替えの効かない働きを見せてくれた。たまにミスもあり、ワールドカップ後はやや調子を落としたが、シーズン終盤には復調したと思う。去就は未発表だが残留してもらわないと困る。

シーズン前半は丸山がこの二人のバックアップとして控えていたことで大きな安心感があり、リーグ戦の出場も9試合あった(出場は7試合)が、シーズン途中で名古屋に移籍してしまった。出場機会を求めるのは仕方ないが、代表経験のある選手が主力二人と出場を争う層の厚さが剥落したのは痛かった。

丸山に代えてシーズン途中に丹羽を獲得。リーグ戦6試合に出場(うち先発5試合)し役割を果たした。経験のある選手であり、バックアップとして常に準備する難しさにも対応した。フィードに難があるとも言われたが、見た限りでは持ち上がって時間を作るなど戦術的な動きも悪くなく、監督もよく特徴を分かっているはず。既に契約更新が発表されている。

CBでは山田が期限付移籍したため、補強がなければこの森重、チャン、丹羽に続くのは岡崎ということになる(吉本は福岡への期限付移籍を1年延長)。岡崎はシーズン序盤、右SBを中心にリーグ戦5試合に出場(先発4試合)し1得点を挙げるなどブレイクしたが、主戦場はJ3だった。成長を期待したい。

右SBは室屋がほぼ固定でリーグ戦30試合に先発。シーズン初めには岡崎に一時ポジションを譲ったが、その後は改めてポジションを確保、特に第7節鹿島戦でのゴールは鮮烈な印象を残した。代表にも続けて選ばれており今や東京になくてはならない選手。去就は未発表でいずれは海外移籍も視野に入ってくると思うが、もうしばらくはチームに貢献して欲しい。

左SBは太田と小川の併用。太田がリーグ戦23試合に先発したのに対し、小川は13試合(右SBでの起用あり)とポジションを競う形になった。太田はやや好不調の波があり、特にクロスの精度、セット・プレーでの得点、守備面での貢献において期待を上回ることができなかった。

対して小川はボールを持った時のプレー選択の幅が広がりつつあり、型にハマった時は太田以上の働きを見せたと言っていい。こういう形で切磋琢磨しつつ全体のレベルが上がり、世代交代の準備ができて行くのはチームとして大きな財産になる。小川は札幌からのオファーを蹴って残留してくれた。太田も契約更新が発表されている。

今季の東京は、守備時にきれいな4-4-2のラインができ、ボールホルダーに誰が行くのか、その穴をどう埋めるのかが徹底されていて、敵にボールを握られても安心して見ていられた。シーズン後半は研究されてギャップを作られたか、ラインが揃いきれないシーンも散見されるようになったが、考え方、向かうべき方向は間違っていないと思う。

大外は敢えてフリーにし、左右に振られればブロック全体がスライドしてカバーするのも特徴的で、トランジション時のファースト・ディフェンスとリトリートのバランスも悪くなかった。約束ごとを整理し守備を丁寧に構築することで失点を減らす意図は理解できたし、それはまさにここ2年間、フィッカデンティ監督の遺産を食いつぶしながら曖昧にされてきたことだった。

シーズン前半は特にオリヴェイラや永井を中心とするゴールが目についたが、実際には守備の意識の底上げが好成績のベースだったと言っていい。もちろんお粗末な失点もないではなかったが、シーズンを終えて失点34(1試合あたり1.00)はリーグ2位の少なさであり、高く評価すべきだと思う。補強と契約の動向を注視したい。



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2019年01月04日 23:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【2018年】FC東京シーズン・レビュー (1)総評

2018年は長谷川健太を監督に迎えての1年目、34試合を戦い14勝12敗8分で勝ち点50(1試合あたり1.47)の6位に終わった。開幕当初の目標はACL圏内だったが果たせなかった。ルヴァンカップはグループリーグで敗退、天皇杯は4回戦でJ2の山形に敗れ、カップ戦のタイトル獲得もならなかった。

正直、評価の難しいシーズンだったと思う。2016年、2017年と「失われた2年」を経て、新たにリーグ制覇の経験のある監督を迎え、森重、眷襦東、室屋、太田、林、橋本、永井ら主力選手をホールドしつつ、オリヴェイラ、大森、富樫らを補強しての開幕であったことからすれば、もっとシビアに結果にこだわる必要があったようにも思うが、新任監督の下で連係の再構築から始めたことを考えればある程度の試行錯誤や見込み違いはあってやむなしとも言える。僕としてもそのふたつの見方の間でいろいろなことを考えながら過ごした1年だった。

シーズンの流れをざっと見ておくと、開幕戦で浦和にホームで引き分け、勝ち点1を獲得したもののその後仙台、磐田に2連敗、ルヴァンカップの横浜戦も合わせて開幕から4試合勝てずもたついたが、3月14日のルヴァンカップ第2節で新潟に勝つと、18日のリーグ戦第4節湘南戦で初勝利を挙げ、その後は調子を上げてシーズン前半を10勝3敗4分で勝ち点34(1試合あたり2.00)と、2015年(フィッカデンティ監督2年目)の35に次ぐ成績で2位で折り返した。

オリヴェイラを中心としたカウンター戦略がハマる一方、失点を15(1試合あたり0.88)に抑えるなど好守もあり、「大当たり」の予感のあるシーズン前半だったと思う。結果が出ることで自信を深めながら連係を構築し内容も洗練されて行く。17節横浜戦(5-2で勝利)のレビューで僕はこう書いた。

「東京はシーズン前半を終えて10勝3敗4分で勝ち点34の2位で折り返し、首位広島が引き分けたので勝ち点差は7に縮小。1試合あたりの勝ち点2.00は、フィッカデンティ監督2年目の2015年(勝ち点35、1試合あたり2.06、2位)以来の好成績。しっかりした約束ごとが強度に裏づけられて機能している感がある」

「結果が出ていることで戦術が浸透しやすくなり、いい循環になっていると思うが、シーズン後半、いつかうまく行かない時がくる。その時に折れない強さを今積み上げておかなければならない。真価を問われるのはこれから。我々はまだ何も成し遂げていない」

しかし、シーズン後半はその懸念が当たる形になる。4勝9敗4分とまったく勝てなくなり、獲得した勝ち点はわずかに16(1試合あたり0.94)。特にホームの味スタでは8月5日の第20節神戸戦に1-0で勝ったのを最後にまったく勝てなくなり(ホームでは1勝5敗2分)、シーズンを終わってみれば上記の通り平凡な成績に終わった。シーズン前半の貯金が効いたこととリーグ全体が混戦だったことも幸いして6位でフィニッシュできたが、シーズン後半だけなら降格レベルのひどい成績だった。「いつかうまく行かない時」は思いの外早く来た。

このシーズン後半をどう考えるかが今季の評価を分けるところだと思う。

まず、なぜ急に失速したかを考えれば、シーズン前半に好成績を残し、上位で折り返したことで他のクラブの研究の対象になり、また対戦も2巡めに入って手の内も互いに見えてくる中で相手に対策されるようになったが、我々にそれを上回る戦術の奥行きや成長がなかったということに尽きると思う。

実際、シーズン前半に10ゴールを決め躍進の立役者となったオリヴェイラは、シーズン後半はわずかに3ゴール。シーズン後半もチームへの貢献は大きかったが、厳しいマークに遭い、シュートのタイミングをつぶされて得点源を封じこめられたのは間違いのないところだ。

また、「ファスト・ブレイク」と称したカウンター戦略も、敵が自陣に引いてボールを持たされることで機能しない試合が増えた。ボールを出し入れし人が動いて崩す戦略はそれなりに機能し、チャンスを作るところまでは言っていたと思うが、攻撃の効率は明らかに落ちた。

必死に打開策を講じ、内容的には意図は窺えたが、結果が出ないことで形が崩れたり焦りが出たりして深みにハマった。シーズン前半に急成長したことで、伸びしろをいったん使いきり、パッツンパッツンにストレッチした状態となって、そこからの危機管理能力、変事抵抗力など、「思った通りに行かない時に何とか踏みとどまって修正する力」が追いつかなかったと言う他ない。そういう意味ではまだタイトルに届くだけの体力も準備も覚悟もなかった、時は満ちていなかったということだ。

それでも2017年のようなフラストレーションはなく、サポの間からも監督やクラブに対する疑問の声はほとんど聞かれなかったように思う。それは、ひとつにはシーズン前半の成功体験に対する信頼であり、また長谷川監督から都度的確なコメントが出されたことも大きかった。状況をどう認識しているのか、そしてそれにどう対応するのかが、きちんとした言葉で責任ある立場の人間から説明されることは重要だった。

さらには、シーズン後半の戦い方が、勝てないまでも目指す方向として納得感のあるものだったことはもうひとつの要因だったと思う。シーズン前半の戦いを踏まえ、強度の高い守備からの素早い切り替え、スピードのあるカウンターという戦いをベースにしつつ、そこにポゼッションからの展開などのオプションを増やそうという狙いははっきりしていたし、それ自体は十分に頷けるものだった。

結果として尻すぼみに終わりACLの出場権も得られなかったことは残念だし悔しい。可能性は十分あっただけにもう少し何とかならなかったのかという気持ちはあるが、先に書いた通りまだ機は熟していなかったと考えるしかないだろう。2015年もそうだったが、調子に乗れば好成績を出せる力はあるものの、それを安定して維持したり、問題が起こった時に対処したりする力、あるいはここ一番の局面で冷静にやるべきことをやりきる力がまだ足りないということだ。

長谷川監督は既に留任が決まっており、主力の多くも幸い残留が発表されている。2019年は2018年のチャレンジの結果、できたこととできなかったことを整理し、その上に必要なものを積み上げて結果を出す年にしなければならない。

次回は攻守の両面から2018年の戦いを概観し、2019年の課題を考えたい。



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2018年12月22日 22:33      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第17節】BVB 2-1 グラードバッハ

■2018年12月21日(金) 20:30キックオフ
■Signak-Iduna-Park (Dortmund)

土曜日早朝から出かける予定があったので、録画して夕方に見た。前節の試合が何か知らない間に平日に終わってて、まだ映像も見てないけど、先に見たこっちを先にレビューする。ニュルンベルク戦をレビューするかどうかは分からない。一応録画はしてない。

シーズン前半最終戦であり首位BVBとの首位攻防戦。勝ち点差は6あり、この試合に勝っても順位が入れ替わる訳ではないが、勝ち点3にできれば1節でひっくり返せる距離になる。逆に9になってしまうとかなり苦しい状況でシーズン前半を終えることになってしまう。簡単な相手ではないが何とか勝ち点3、最低でも勝ち点1を確保して離されないようにしたい。

エルヴェディが脳しんとうで出場を回避、このためシュトロブルがCBに落ち、ケガ明けのクラマーがアンカーに入った。またウィングにはヘアマンが先発した。右SBは前節に続きジョンソンで、ラングはベンチ。ヤンチュケ、ホフマンがケガ明けでベンチ入り。

ゾマー
ジョンソン バイヤー シュトロブル ヴェント
ノイハウス クラマー ツァカリア
ヘアマン プレア アザール

試合はBVBがアグレッシブな前線からのプレスと質の高いコンビネーションで押しこむ展開に。グラードバッハは攻撃の起点を下げられ、前線までボールを持ち上がれない時間帯が続く。

しかしグラードバッハも守備時は4-5-1になるいつもの布陣でゴール前にフタをし、何度かチャンスは作られるものの、いつものようにゾマーの好セーブもあって失点は防ぎ続ける。

このまましのぎきれるかと思った42分、右サイドのカウンターからゴール前で逆サイドにボールを振られ、縦に仕掛けられて角度のないところから鋭いシュートを放たれる。これが決まって0-1と厳しい相手に先制を許してしまう。コンビネーションもシュートに持ちこむ個人技も残念ながらレベルが違うと感じさせられた。

ところがアディショナル・タイム、右サイドのツァカリアのクロスをクラマーが中央で受けてトラップ、左足で蹴りこんでゴール。1-1で前半を折り返す。クラマーが胸トラップしたボールはクラマーの手に触れており、ビデオ・アシストでも検証されたがゴールが認められた。故意ではないとの判断だと思うが正直取り消されるかもと思った。

後半も流れは変わらず、BVBの攻撃を受ける形になる。54分、敵のカウンターから左サイドの裏にパスを通され、折り返しをファーで押しこまれて再び失点、1-2と勝ち越しを許す。この辺のオートマティズムもレベルが高い。

その後も敵のFKがポストを直撃するなど劣勢を強いられるが何とか追加点は免れる。68分、クラマーに代えてホフマンを投入、ツァカリアがアンカーに落ちる。BVBは次第にリスク管理に重心を移し、グラードバッハはボールを持てるようになるが、BVBの守備をなかなか崩せない。

73分にはヘアマンに代えてトラオレを、72分にはノイハウスに代えてキュイザンスを投入し、ボールを動かしてゴールを狙うが、ゴール前を固めるBVBを攻略できず、結局1-2で苦杯を喫することになった。

BVBのハイプレスを受ける中、よくしのいで、先制を許した後一度は追いついたが、後半開始間もない時間帯に突き放され、その後はBVBに試合をコントロールされた。チャンスはあったが、全体として見ればBVBの方が首位にふさわしい試合をしており、残念だがこの結果は受け入れなければならない。

ていうかシュート数3本ではさすがに首位には勝てないわ。

グラードバッハは17試合を終えて10勝4敗3分で勝ち点33(1試合あたり1.94)の暫定2位。バイエルンの試合結果次第で3位に落ちる可能性はあるものの、CL圏内でシーズン前半を終えることができた。開幕前はヘキング監督で大丈夫かと思っていたが、ここまでやれたのは素直に想定外。アザールの活躍に加え、新加入のプレア、ノイハウスが当たりだった。

ホームで8戦全勝と勝ち点を積み上げられたことと、ヨーロッパがなくポカールも早々に敗退したおかげで日程が楽である一方でケガ人が少なく、戦力的に余裕があったことが要因だと思うが、ここにきてギンター、シュティンドル、ラファエルとケガ人が増えており、ウィンター・ブレイク中にどこまで戻せるかがポイントになるだろう。

いずれにしても、アウェイでなかなか気持ちよく勝てないのではシーズン後半は厳しい。精度、練度を改めて上げて行く必要がある。

ディーター・ヘキング監督談話:
「このレベルで今日のような試合展開になると、最後には小さなことで試合がきまってしまう。パスの正確さが足りなかったり、トラップが乱れたりすることが致命的な意味を持つ。我々は決してひどいパフォーマンスを見せた訳ではなかったが、こうした小さなミスが最後には敵より多かった。ドルトムントはそこを冷静に突いてきた。ディフェンシブ・サードではどちらも規律をもって戦いスペースを極端に狭くしていた訳だが、そこでの突破力という点で勝るドルトムントが勝利を手にしたのは妥当だ。これにも関わらず、我々はシーズン前半の結果には非常に満足できている。うまくチームを組み立て直し、できることならシーズン後半に向けても同じようにいい形でスタートできるようにしたい」

3試合分レビュー残ってるけどどうしようかな。



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2018年12月17日 22:09      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第15節】ホフェンハイム 0-0 グラードバッハ

■2018年12月15日(土) 15:30キックオフ
■Wirsol Rhein-Neckar-Arena (Sinsheim)

スカパーでリアルタイム視聴。

前節ホームでVfBに快勝したとはいうものの、前半は無得点で攻め手に苦しみ、その前はライプツィヒにアウェイで完敗。攻撃に行き詰まり感が出る中でのアウェイ・ゲームであり、星勘定的には勝ち点3が欲しいのは当然だが、最悪勝ち点1でも満足すべきか。

ヤンチュケが負傷欠場、CBが人手不足となりバイヤーがCBで先発。また警告累積で出場停止のツァカリアに代わってキュイザンスが初先発。またトラオレに代わってノイハウスが先発した。

ゾマー
ラング バイヤー エルヴェディ ヴェント
キュイザンス シュトロブル ノイハウス
アザール シュティンドル プレア

互いに手数をかけず前線にボールをつなぐ戦術でにらみ合う展開に。グラードバッハはプレア、アザールがサイドから切れこむなどして攻撃の糸口を作るがゴールには至らず。ホフェンハイムにも何とかチャンスを作られるが、ゾマーの好守と敵の拙攻に助けられて事なきを得る。

試合は次第にホフェンハイムのペースに。セカンドを拾われ、自陣に押しこまれる流れになりなかなか前に出て行けない。

33分、クロスに合わされて失点したかに見えたが、ビデオ・レフリーから物言いがつき、確認の結果オフサイドでノーゴールに。敵FWにパスが出た瞬間、グラードバッハのDFラインが一斉に手を挙げてアピールしていたが、まあ、手も挙げてみるもんだな。ヤられたと思った瞬間だった。スコアレスで前半を終えた。

後半に入ってもホフェンハイムの優勢は変わらず。47分には縦パスを受けて裏に抜けたアザールが敵GKをかわしてゴールに流しこんだがオフサイドに。副審の旗を挙げるタイミングが遅いのでドキドキする。

64分、その前のプレーで負傷し、治療して一度はプレーを続けていたシュティンドルに代えてベネシュを投入。引き続きホフェンハイムの厳しい攻撃に耐える時間が続くが、69分には敵のループ・シュートがファー・ポストに当たって何を逃れるなど、ホフェンハイムも持ってない感ハンパなかった。

74分、ラングに代えてジョンソンを投入。シュトロブルが最終ラインに落ちて3バックになったか。しかし状況は好転せず、ボールを持たれて波状攻撃を受け続ける。

80分、プレアに代えてラファエルを投入。しかしラファエルは敵と交錯した際に上からのしかかられて負傷。鎖骨のあたりを気にしていたか。84分、ラファエルはそのまま退場、残り時間を10人で戦うことになる。

その後もホフェンハイムに押しこまれてチャンスは散発。最後までゴールできる気がしなかったが、逆にホフェンハイムも好機を外し続けてくれて、結局スコアレス・ドローとなった。

この試合、シュート数6-27、CK2-6、ポゼッション38-62と主導権を握られて自陣で戦う時間が長くなったが、ゾマーの好セーブと敵のシュート精度の低さのおかげで何とか勝ち点1を拾えたのはラッキー。

本当はこういう試合で、オウン・ゴールとかそういうのでもいいから勝ちたかったが、さすがにこの内容でそれを望むのは厚かましいか…。

攻撃の行き詰まり感は打開できず、むしろ重症化している印象で、ケガ人も少しずつ増えてきて失速の兆しが見える。ここをしっかり踏みとどまることがシーズン後半の基礎になる。ホームをしっかり勝ち、アウェイで勝ち点を拾うことで何とかウィンター・ブレイクまでを乗りきりたい。その意味でこの勝ち点1は大きかった。

これで15試合を終えて9勝3敗3分の勝ち点30(1試合あたり2.00)、かろうじて得失点差で2位にとどまっているが、3位のバイエルンとの勝ち点差はなく、首位BVBとの勝ち点差は9に開いた。今季の踏ん張りどころやな。

ディーター・ヘキング監督談話:
「私はこの引き分けにはまったく同意だ。ここから勝ち点1を持って帰れるのはラッキーだということは言うまでもないことだが。それにも関わらず、我々は闘争心においても運動量においても素晴らしいパフォーマンスを見せた。しかし内容的には我々のできることを出しきることはできなかった。しかし、我々の布陣を見てもらえれば、なぜ私がそんなに自分のチームに満足しているかという証拠が分かるだろう。我々はアウェイで上位のクラブと、多くの、これまであまり実戦経験のない非常に若い選手で戦った。若い選手たちがこの難しい試合でどう戦ったかはリスペクトに値する。もちろんいくつかのシーンでは幸運もあったにせよだ」

次は英国週間で火曜日にニュルンベルクと戦い、週末にBVBと首位攻防戦がある。ケガ人がちょっとやばい感じになってきた。



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2018年12月12日 23:08      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第14節】グラードバッハ 3-0 VfB

■2018年12月9日(日) 18:00キックオフ
■Borussia-Park

月曜日未明2時キックオフということで、リアルタイム観戦は最初から諦めており、月曜日早く起きて出勤の支度をしながらスカパーで録画視聴した。

グラードバッハは前節アウェイでライプツィヒに痛い敗戦を喫しており、首位BVBを追撃する上で連敗は許されない。今季全勝のホームでの試合であり勝ち点3は必須だ。

この試合ではトラオレが昨年8月以来の先発で3トップの一角に。シュティンドルがインサイド・ハーフに落ち、ノイハウスがベンチ・スタートとなった。

ゾマー
ラング エルヴェディ ヤンチュケ ヴェント
シュティンドル シュトロブル ツァカリア
トラオレ プレア アザール

試合は序盤からグラードバッハがボールを保持してVfB陣内でチャンスを窺う展開。7分、右サイドから切れこんだアザールがファーに振ると、これを受けたトラオレがシュートを放つが敵GKがセーブ。

14分にはプレアが左サイドから切れこんでシュートを放つがこれもGKにセーブされる。優勢に試合を進めるが、自陣で守備を固めるVfBに対してバイタル・エリアでのアイデアを欠き、ゴールを上げることができない。

27分には敵ゴール前で密集となり、最後はラングからの横パスをファーのプレアがダイレクトで押しこんだがオフサイドに。プレアが触らなければもしかしたらそのまま入っていたかもだった。

30分には敵FWに裏に抜け出されゾマーと一対一になったがシュートをセーブ、ここで決められていたら流れがおかしくなるところだったが何を逃れる。

42分にはアザールの右CKをファーのシュトロブルがワン・トラップしてボレー・シュートを放ったが敵GKがセーブ。主導権を握りチャンスも作ったが決めきれず、スコアレスで前半を終える。

後半に入ってもグラードバッハ優位は変わらないものの、VfBも攻撃的になり拮抗した流れに。大きなチャンスを作れなくなる。

61分、プレアとツァカリアを下げ、ラファエルとノイハウスを投入。するとこの2人がリズムを作る。67分、ノイハウスが正面から放ったシュートが敵DFにブロックされ、高く浮いたボールの落ち際を右寄りのラファエルがダイレクト・ボレーでミートしたがシュートは惜しくもファーに外れる。

しかし直後の69分、左に開いたノイハウスがゴール前に浮いたクロスを上げると、ファーのラファエルが頭で合わせてゴール。グラードバッハがようやく1-0と先制する。

さらに77分、右サイドのエルヴェディがスルーパスでトラオレを走らせ、トラオレがゴールライン際からファーにクロスを送ると、アザールがワンタッチでこれを折り返し、正面でこれを受けたノイハウスがボールを一歩持ち出しタイミングを計ってシュート。これがゴール右隅に決まって2-0とリードを広げる。

78分にはトラオレに代えてジョンソンを投入。83分には敵DFがアザールの腕を引っ張って倒し、2度目の警告を受けて退場した。

84分、右サイドのラファエルからクロスを受けた逆サイドのシュティンドルが中央にクロスを送ると、これをクリアしようとした敵DFがゴールに流しこんでしまい、敵のオウン・ゴールで3-0に。この辺で勝負はあった。

グラードバッハは危なげなく試合をクローズ、3-0でVfBに完勝した。

試合をコントロールしたが後半途中までなかなかゴールが生まれず、イヤな感じになりかけたところでラファエルの今季初ゴールが出て、そこからはやっとリズムがつかめた。ケガが多く出遅れた感のあるラファエルの活躍は嬉しい。

引いた相手に手を焼いたが、シュート数23-7、CK7-4、ポゼッション71-29と、まさに主導権を握って勝った。

エンジンのかかりは遅かったが、結果としては交替が当たった形で勝つべき試合にしっかり勝ちきったことで次の試合にも流れがつながって行くだろう。久しぶりの先発になったトラオレもしっかり働いており、一方で今季新加入のノイハウスも活躍するなど、いい競争ができているようだ。

これでグラードバッハは今季ホームで7戦全勝。総合でも9勝3敗2分で勝ち点29(1試合あたり2.07)の2位。しかし首位BVBとの勝ち点差は7ある一方、3位のバイエルンとは勝ち点差2しかなく、まったく油断できない状況。

まだまだ順位に一喜一憂する段階ではないが、勢いを駆って行けるところまで行きたい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「VfBがオープンに戦うのではなく、スペースを非常に狭めてくるだろうということは分かっていた。これに対して我々は前半から非常にいいポジション・プレーをすることができた。我々はこの時間帯に必ずしもゴールへの道を拓くことはできなかったが、それでも前半のうちに3つか4つのいいチャンスがあった。我々がテンポを高く保てば、後半にはスペースが開いてくるはずだと確信していた。そして実際にチャンスがやってきて、チームはそれを素晴らしく生かしてくれた。交替で入った3人がみんなすぐに勢いを持ちこんでくれた。こうした質の高さは昨季にはなかったものだ。試合を決めることができる選手がベンチにいる。これが我々を際立たせている」

アウェイでの敗戦のあとにこういう勝ち方ができたのは大きい。次節はアウェイでのホフェンハイム戦。



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2018年12月09日 18:36      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第13節】ライプツィヒ 2-0 グラードバッハ

■2018年12月2日(日) 15:30キックオフ
■Red Bull Arena (Leipzig)

日本時間では日曜日の夜11時半からの試合。翌日の仕事が気になるが1時過ぎまで起きている覚悟を決めてスカパーでリアルタイム視聴。サマータイムの時は1時間早いのでちょうどいいんだけど、冬場はちょっとつらい。

対戦相手のライプツィヒとは勝ち点差4の上位対決。ここで下をしっかり叩いて2位の座をしっかり固めながら、首位BVBを追撃しなければならない。アウェイだが最悪でも勝ち点1を持ち帰りたい試合だ。

前節負傷退場したギンターが眼窩底と顎の骨折で欠場となったため、ヤンチュケがCBで先発。またホフマンも負傷ということでツァカリアがインサイド・ハーフで先発した。

ゾマー
ラング エルヴェディ ヤンチュケ ヴェント
ノイハウス シュトロブル ツァカリア
アザール シュティンドル プレア

前節に続きこの試合でもいきなり早い時間帯に失点。3分、右サイドでのパス交換からファーにつながれ、ワンツーからゴール前に抜け出されてゴールを決められる。厳しい相手に0-1と先制点を奪われて苦しい戦いを強いられる。

その後も中盤でボールを持てず、ライプツィヒに押しこまれる時間帯が長くなる。ポゼッションを握られ、主導権を奪い返すことができない。21分、アザールからのスルー・パスを受けたシュティンドルがダイレクトで狙うがGKにセーブされる。

31分にはヴェントのクロスにファーで飛びこんだシュティンドルが鋭いヘディング・シュートを飛ばすがこれも敵GKがセーブ。チャンスは作るがついてない感じ。一方でライプツィヒの攻撃はゾマーの好セーブもあってしのいでいるが劣勢は否めない。

前半終了間際、ハーフウェイ近くからドリブルで持ち出される。ラインを挙げていたヤンチュケが飛びこんだがこれをかわされ、一気に裏が開けてしまう。ゾマーが飛び出したがこれもかわされ、最後は流しこまれて0-2に。ヤンチュケの飛びこみが決定的にマズかった。失点の時間帯も最悪だ。

後半に入るとライプツィヒがギアを落としてリスク管理を優先したため、グラードバッハはチャンスもなかなか作れなくなる。敵には何度か得点機を作られるが、シュート・ミスに助けられ追加点は免れる。

60分、ノイハウスに代えてトラオレを投入、スピードを上げて打開を図る。66分、アザールがエリア外から狙うがGKがセーブ。75分にはトラオレからのスルー・パスを追って裏に抜けたシュティンドルがダイレクトで浮かせたシュートを放つがポストに嫌われる。

77分、ラングとヴェントの両SBを下げ、ラファエルとキュイザンスを投入する。シュトロブルが最終ラインに落ちて3バックに。リスクを取って前がかりに攻めたもののゴールは遠く、結局0-2で完敗した。

いきなりの失点で試合の流れをつかみ損ね、主導権を渡してしまった。上位のクラブ相手に追う立場になってしまうと苦しくなるのは物の道理。前半終了間際の失点も時間帯、取られ方ともに最悪でダメージが大きかった。

前半のうちに追いつけていれば流れは変わっていただろうが、チャンスを決めきれず、逆に追加点を与えたことで、ずっと追いこまれた状態で戦うことになってしまった。

数字上はポゼッションが54-46とボールを持てているようにも見えるが、おそらくは後半、ライプツィヒが引き気味になったことで持たされたことが出ていると思う。シュート数7-14がフィニッシュまで持ちこめなかった試合の流れを示している。

この結果、グラードバッハは勝ち点26(1試合あたり2.00)で足踏み。順位は2位で変わらないが、首位BVBとの勝ち点差は7に開き、逆に順位を3位に上げたライプツィヒには勝ち点差1に迫られた。痛い敗戦だった。

立ち上がりや終了間際に集中を欠くのは本当にマズい。この部分を修正できないとズルズル行きかねず、次節しっかり違いを見せて欲しい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「いいブンデスリーガの試合を見せることができたと思うが、RB(ライプツィヒ)のようなチームを相手にこんなに早い時間帯にリードを許してしまうと、恐ろしくしんどい試合になってしまう。最初の20分間はライプツィヒの方がよかった。その後は我々も固さを取ることができいいプレーも出たが、同点にすることができなかった。その代わりに我々はハーフタイムの寸前に2点目の失点を食らうことになってしまった。後半はしっかりコントロールしながら戦い続けたかったし、それほど大きくやられた訳ではなかった。しかし攻撃では打開策がほとんど見つからず、なのでこの敗戦は受け入れなければならない」

負け試合だったのでなかなかレビューする気が起こらなかったけど、次の試合が始まっちゃうので何とか気力を奮い立たせて書きました。ハーフタイムで見きりつけて寝るべきだった…



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2018年12月02日 00:44      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第34節】浦和 3-2 FC東京

■2018年12月1日(土) 14:00キックオフ
■埼玉スタジアム2002

天気のいい土曜日。バックスタンド上層の指定席を取り、浦和サポに囲まれながら息をひそめて観戦した。

東京は前節川崎に負けたことで5位以下が確定、ACLの可能性はなくなったが、今節負けると浦和と順位が逆転するだけに、最低でも勝ち点1を得て5位でシーズンをフィニッシュしたい。

眷襪鬟椒薀鵐舛北瓩掘永井がFWで先発してオリヴェイラと2トップを組む。それ以外は前節と同じ布陣となった。米本はベンチ・スタート。


室屋 チャン 森重 太田
東 眷襦ゞ極棔‖膺
オリヴェイラ 永井

試合は拮抗した立ち上がり。互いにアグレッシブにボールを動かし、攻撃の機会を窺う。中盤での激しい主導権争いとなるが、浦和の方がやや狙いを持ったボールのつなぎができている感じ。

2分、左サイドからボールをつなぎ、最後は永井が右に開いた大森にパスを出して大森がフリーで狙うが枠に飛ばず。アウトにかけようとして失敗したか。これが東京のファースト・シュート。

しかし9分、右CKに中央でヘディング・シュートを合わされ失点。しっかり当てられてしまい、0-1と先制を許す。

その後は一進一退の攻防に。フリーでシュートを放つシーンもあるものの、自陣でのボール・ロストからシュートを許し林のセーブでしのぐなどピンチもあり、予断を許さない展開。

29分、左サイドに展開したボールに東が合わせシュートを放つが敵GKがセーブ。浦和がリスクを嫌ったか、東京が徐々にボールを支配し、フィニッシュまで持ちこむものの決めきれず、結局0-1のまま前半を終了した。

序盤にセット・プレーで失点した後は勇気を持って戦い、次第に押し気味になって形も作れているが最後のとことが決まらない。しっかりやり続けたい。

後半開始早々の46分、右サイドの東がエリア内にドリブルで切れこみ、敵DFに絡まれながらも中央にラスト・パスを流すと、オリヴェイラがダイレクトでシュート。これが決まって後半開始早々に東京が1-1に追いつく。

しかし48分、右サイドで与えたFKをクイック・リスタートされ、ゴール前に走りこんだ敵FWに頭で合わされて失点。あっという間に1-2と再び勝ち越されてしまう。当然セットするものと思ってボールに背を向けた瞬間の出来事で、プロとしてあり得ないリスク管理のマズさだった。この試合を分けたワン・プレーだったと思う。

その後は再び東京が優勢に試合を進め、セカンド・ボールもしっかり拾いながら浦和陣内中心に試合を進めるが、浦和も守備は集中しており決定はなかなか作れない。

68分、敵GKのフィードからつながれ、左サイドをえぐられる。ここからの戻しのパスを蹴りこまれて失点、1-3とリードを広げられる。このシーンも、GKの長いフィードへの対応が緩く、敵にボールをコントロールされてしまった。気持ちが前に行っていた時間帯で危機管理の意識が希薄だったと。これで流れはほぼ決まった雰囲気に。

東京は永井に代えて前田を投入してキック・オフ。その後も前がかりに攻撃を仕掛けるがフィニッシュまで持ちこめない。78分、大森、太田に代えてリンス、小川を投入、勝負を仕掛ける。

87分、オリヴェイラが右にはたいたボールを受けた室屋がクロスを入れると、ファーに入りこんだ前田が頭で合わせてゴール、3-2と1点差に詰め寄る。流れは東京に傾くがいかんせん残り時間が少なく、結局2-3で試合終了となった。

今日は攻撃の型がきれいにハマるシーンが何度も見られ、実際にも流れから2得点と久しぶりにエキサイティングな試合だったが、一方で立ち上がりにセット・プレーから失点、追いついた直後に集中の欠如から勝ち越され、終盤にもダメ押しの加点を許すなど、意識が前に行ってしまったせいなのか、守備があまりにも雑で自ら勝負を降りた感があった。

数字だけ見ればシュート数13-10、CK5-3、ポゼッション51-49と拮抗した戦いができており、実際押し気味に試合を進めた時間帯も相応にあったが、要所でポンポンと失点していては勝ち目はない。オリヴェイラ、前田と決めるべき人がいずれも流れから決めてくれただけに、3失点での完敗はもったいないし情けない結果だ。

攻撃の形が見えると守備が緩み、無失点で締めると得点が取れない。シーズン後半はこのバランスの悪さに苦しんだし、今日もそういう試合だった。どこでどういうリスクを取るかの判断ができていないので、前がかりになれば後ろの集中が切れるし、後ろを固めれば前への推進力が失われる。リスク管理の質が低いという他なく、来季に向けて大きな課題になると思う。

シーズンのレビューは改めてやりたいが、そのような今季を象徴する試合となってしまい、この結果東京は14勝12敗8分、勝ち点50(1試合あたり1.47)の6位でシーズンを終えることになった。絶好調だったシーズン前半と、失速感がハンパなかったシーズン後半の落差が大きなシーズンだったが、結局ここが今季の終着点。

出来たこと、出来なかったこと。変わったもの、変わらなかったもの。そして結局届かなかった場所。重要なのは前に進んでいることだ。下を向くシーズンではなかったし、悲観することはないと思う。この上に何を積み上げるか、何が足りなかったのか。次の戦いを準備しよう。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) ファイン・セーブもあったが3失点は残念。彼だけの責任ではないが…。
室屋(4) きれいなクロスで前田の得点をアシスト。今季は大きく成長したと思う。
チャン(5) クイックでやられたのはCBかつ主将として痛恨。課題が残った。
森重(5) ベテランとして緩みを締めなければならない立場。責任は大きい。
太田(5) いいキックはあったが失点シーンでは彼も集中を欠いていた。
東(3.5) 最後まで諦めずに試合を動かし続けた。今季のMOTにふさわしい。
橋本(4) 今季の成長は大きかった。今や中盤になくてはならない選手になった。
眷(4.5) マルチ・タレントだけに使い方がカギ。来季も残って欲しい。
大森(4.5) 見えないところでいい働きをしているが目に見える結果も欲しい。
オリヴェイラ(3.5) 最終戦でゴールできてよかった。完全移籍獲得希望。
永井(4) 意地を見せ可能性を示したシーズン。FWで使い続けたい。
===
前田(3.5) 今季初ゴールは意地の一発。来季もプレーが見たい。
リンス(-) 時間短し。
小川(-) 時間短し。今季は成長した。

浦和の選手の引退セレモニーがあったおかげで帰りの電車がそんなに混んでなかった。




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2018年11月26日 22:04      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第12節】グラードバッハ 4-1 ハノーファー

■2018年11月25日(日) 18:00キックオフ
■Borussia-Park

月曜日の未明2時キックオフと週末の試合の中では最も嬉しくない時間帯だが仕方ない。スカパーを録画し、朝5時前に起きて出勤前に見た。

好調のグラードバッハは前節まで2位、今節は他の試合が先行したため暫定で3位に落ちているが、この試合に勝って2位をキープし、首位BVBをしっかり射程に捉えたい。

先発は前節と同じ。ベネスがベンチ入りした。ケガ人はクラマーくらいしかおらず、ハーフタイムに総替えできるくらい層が厚くなっている。昨季はケガ人続出で人が足りなかったのに、人繰りって本当に難しい。

ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス シュトロブル ホフマン
アザール シュティンドル プレア

試合はいきなり動く。ハノーファーのキックオフからの流れで最終ラインからのフィードが前線に渡り、裏を取られる形になっていきなりGKと一対一に。鋭いシュートを叩きこまれて失点、22秒で0-1と先制を許す。ふわっと試合に入り、長いボールへのポジショニングができていなかった。

立て直したグラードバッハはボールを保持しながらハノーファーのゴールを狙う。7分、敵ペナルティ・エリア前まで運んだボールを回し、右に開いたアザールが巻いたシュートを狙うと、これがゴール左上隅に決まりゴール、1-1と試合を振り出しに戻す。

ここからはグラードバッハのペースに。速いテンポでボールを動かしながら全体で押し上げる。ハノーファーも奪ったボールは早いタイミングで前線に運ぶがゾマーの好セーブもあり勝ち越しは許さない。

37分、敵FWがドリブルで自陣に入ったところをギンターが対応、ボールをクリアするが敵FWと正面衝突しそのまま倒れる。治療したが起き上がれずそのまま退場となり、40分、ヤンチュケがCBに入る。衝突した敵FWは治療を受けてしばらくプレーを続けたが前半終了間際に座りこみやはり交替。ギンターの状況が心配だ。

44分、そのヤンチュケが前に持ち出し、敵に絡まれながらも前線に出したボールをラングが受け、角度の厳しいところだったが果敢にシュートを放つと、これが敵GKの股を抜いてゴール、前半のうちに2-1とグラードバッハが逆転に成功する。

後半に入っても流れは変わらず。リードを奪ったグラードバッハがリスクを避けながら試合を運ぶ展開に。

58分、アザールが左サイドから持ち上がり、自ら切れこもうとしたがマークされたため、タイミングを計って浮かせたクロスを落とすと、後ろから駆けこんだシュティンドルがダイレクトでこれを蹴りこんでゴール。グラードバッハが3-1とリードを広げる。何でもないように打ったが高い技術がないと枠に飛ばない難しいシュートだろう。

これで流れはほぼ決定的に。75分、プレアに変わりツァカリアを投入。ホフマンをワイドに押し出したか、ツァカリアがそのまま前線に入ったか、ちょっと分からなかった。ツァカリアが前にいたようにも見えた。

77分、そのツァカリアがシュトロブルからのスルー・パスを受けて裏に抜け出すと、左サイドの難しいところからシュートを決めて4-1。これで試合は決まったと言っていい。

81分、シュティンドルに変えてラファエルを投入。グラードバッハは無難に試合をクローズし、試合はアディショナル・タイムなしで終了、開始間もない失点はあったが動揺することなくきっちり逆転してハノーファーに4-1で完勝した。

テンポよくパスをつなぎながら流動的に押し上げる戦術が奏功、ボールを保持しながらもトランジションをうまく利用してスペースを作り決めきった印象だった。この試合ではプレアの存在感があまりなかったが、アザール、シュティンドルと決めるべき人が決め、ラングの移籍後初ゴールも出て盤石の勝利だった。

ラファエルも短い時間ながら息の合ったプレーを見せ、コンディションに問題なければ次節プレアに代わって先発ではないかと思わせた。ヘアマン、トラオレに出番がなく、ジョンソン、キュイザンスらに至ってはベンチにも入れないという厳しい競争の中で、チーム全体が好調を維持している。バランスは難しいが結果が出ている間は不協和音も出にくいはずだ。

数字を見てもシュート数20-6、CK5-5、ポゼッション62-38とグラードバッハが試合を支配して堂々と勝ちきったことが分かる。

これでグラードバッハは12試合を消化して8勝2敗2分で勝ち点26(1試合あたり2.17)で首位BVBと勝ち点差4の2位。ここまでホーム6試合全勝と好調だ。ここで慢心する訳には行かないが、勝ち点を積み上げられる間に積み上げる必要がある。やれるところまでやりたい。

早くも既にシーズンの3分の1が終了。ウィンター・ブレイクまでの残り5試合を失速せずに戦いたい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「このホーム・ゲームに勝ち、ホームでの好成績を伸ばせたことは嬉しい。思いがけず早い時間帯にリードを奪われた試合だった。こうしたことは我々にはあまりにしばしば起こっている。しかし私にとって印象的だったのは、チームがすぐに試合を掌握してくれたことだ。これまでの試合が我々に大きな自信を与えてくれている。我々は自分の質を分かっている。チームはそこから素晴らしい戦いをした。彼らは敵に対して素晴らしいやり方で戦った。彼らは後半も手を緩めることなく3点目を取りに行った。勝利は妥当なものだ」

ギンターは眼窩底と顎の骨折らしい。早い回復を祈る。たくさん人はいるがCBは何気に人材不足の上、クラマーがケガなのでシュトロブルのCB起用も難しい。エルヴェディとヤンチュケの2枚でしのぐしかないな。



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2018年11月24日 22:51      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第33節】FC東京 0-2 川崎

■2018年11月24日(土) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

今季ホーム最終戦。天気のいい秋晴れの土曜日だが時折日が陰ると肌寒い。対戦相手の川崎が前節優勝を決めたこともあってか川崎サポが大量に来場、チケット完売となった。キックオフの1時間以上前にスタジアムに着いたが、いつも陣取るバック上層自由席は既にかなり埋まっていた。

東京はACL出場の可能性を残しているが、そのためには残り2試合を連勝することが必須。簡単な相手ではないが勝ち点3を取ることに集中したい。しっかり我慢してロースコア・ゲームに持ちこみたいところだ。

先発は前節と同じで、眷襪鬟肇奪弉爾肪屬4-2-3-1(もしくは眷襪肇リヴェイラの2トップを配した4-4-2か)。永井、リンス、矢島をベンチに置いている。


室屋 チャン 森重 太田
橋本 米本
東 眷襦‖膺
オリヴェイラ

試合は立ち上がりこそ東京がボールを持って押しこむシーンもあったが、パスワークに勝る川崎が徐々に主導権を握り、東京陣内で試合が進む時間が長くなる。東京はボールを奪っても起点が低く、川崎のトランジションも早くなかなか組み立てることができない。

19分、自陣で橋本が横に出したパスがルーズになり、これを奪われてショート・カウンターになる。エリア手前から鋭いシュートを放たれ失点。早い時間帯に先制を許し0-1とビハインドを背負う。実力のある相手に先制を許すと決定的に苦しくなる。悔やまれるミスだった。

その後も川崎がボールを保持しながら時計を進める。東京は攻撃の糸口がつかめず、攻撃は散発に。

43分にはカウンターからオリヴェイラがドリブルで持ち上がったがDFに対応され打ちきれず。アディショナル・タイムには眷襪らのパスを受けたオリヴェイラが遠目から狙ったがGK正面。初めてのシュートらしいシュートだった。

ほぼフィニッシュまで行けないまま0-1で前半を折り返す。我慢できているだけにミスからの失点がもったいない。勝ち点3が必要であり、ムリ目からでも狙って行く積極性も必要だ。失点シーンの他にも自陣での緩い受け渡しを狙われたケースがあり気をつけなければならない。

後半から米本に代えて永井を投入。米本は前半に一度傷み、その後プレーは続行していたもののかなり痛そうだったし、何としても勝ち点3を取りに行くということで前に比重をかける意図か。眷襪ボランチに落ちる。

しかし、50分、左サイドから鋭いクロスを入れられ、中央で合わされる。これは林がセーブしたものの、浮いたボールを敵FWに頭で押しこまれ失点、0-2とリードを広げられる。この失点が試合の流れを大きく決めてしまったと思う。

58分、大森に代えてリンスを投入、リンスが右SHに入り、東が左に回ったか。直後の59分、太田のFKは敵GKにセーブされる。東京はボールを動かしながら攻撃の糸口を探るが主導権を奪えず、攻撃は単発、散発のまま。

81分、眷襪らのパスを受けて反転した永井がシュートを放つがミートしきれずボールは力なくGKの前に。82分、眷襪紡紊┐凸霤腓鯏蠧、東がボランチに落ち、永井がサイドに流れる。

その後も東京は攻撃を試みるがゴールが遠い。アディショナル・タイムにはCKからゴール前での密集となり押しこみを図るがブロックされノー・ゴール。結局ミスからの失点に泣き、追加点も与えて完敗した。

チャンスは何度かあったもののゴールが遠かった。ここまでホームでゴールがないと何か超自然的な現象かと思ってしまうくらい。いずれにしても川崎のようにチームとしての戦い方がしっかり確立しているチームに比べれば、我々はまだまだやらなければならないことが多いと実感させられたゲームだった。

ボールを保持してくる川崎に対しては我々のハイプレスからのポジティブ・トランジションがハマるかと思ったし、シュート数は10-10、CK8-3、ポゼッション42-58と数字的にもそうなっておかしくない結果が出ているが、ひとつひとつのプレーの強度やオートマティズムの点で質が違ったという他ない。

この試合の結果、ACLの可能性は消えた。1試合単位で見ても、また今季を通じて見ても、今日の試合が今の我々の偽らざる到達点であり、できるようになったことももちろん少なくはないが、結局何も成し遂げてはいないし、行くべき道は長い。シーズンの総括はすべての日程が終わったところでやりたいが、いい時期もあっただけに、ホーム最終戦を勝利で飾れなかったのが残念だ。

ここまでできたと見るか、ここまでしかできなかったと見るか。「失われた2年」の混迷に比べれば、進むべき道が明らかにされ、光が見えたシーズンだったと感じるし、その結果がこれなら、今はこれを甘んじて受け入れなければならないと思う。甘いところも少なくないが、よく戦ったと思う。重要なのは前に進んでいることだ。

次節、アウェイでの浦和戦が今季最後の試合となる。これに負けると6位でシーズンを終えることになる。しっかり勝ち点を挙げ、有終の美を飾りたい。

評点(評点はドイツ式):
林(4.5) 失点はノー・チャンスか。しっかり守っていたが結果的に2失点は残念。
室屋(4) 思いきった攻撃で引き続き存在感を示した。代表の貫録も出てきたか。
チャン(4.5) 対人の強さ、巧さで守ったが、失点シーンではバタついてしまった。
森重(5) ヤバいパスミスも。敵が来ている時の受け渡しに注意喚起すべきだった。
太田(4.5) 動きは悪くなかったが、何度かあったセット・プレーは生かせず。
橋本(5) 好調だが致命的なミスで失点関与。はっきりプレーしたかった。
米本(4.5) 前半で交替。ケガが気になる。役割の整理ができてきた感がある。
東(4) ひたすら献身的に走ってスペースを埋め、攻守に大きく貢献した。
眷(4.5) 敵のマークに遭い、狭いところで窮屈なプレーを余儀なくされた。
大森(4.5) もう少し自ら危険なところに入って行くことがあっていい。
オリヴェイラ(5) 彼のゴールがチームを勢いづかせる。来季も残って欲しい。
===
永井(5) スペースなく得意のスピードを生かせず、好機も逸した。
リンス(-) 時間短し。
矢島(-) 時間短し。

ホーム最終戦ということで、試合後にチャンと長谷川監督の挨拶があった。また今季限りでの引退を発表した梶山の挨拶もあった。梶山の引退については稿を改めたい。



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2018年11月11日 21:50      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第32節】FC東京 0-0 磐田

■2018年11月10日(水) 14:00キックオフ
■味の素スタジアム

秋晴れの土曜日。日差しが暑いくらいだったが、試合が始まる頃には薄曇りに。観戦日和で久しぶりにビールを買った。

ACL圏内を争う東京は勝ち点49で暫定5位。勝ち点51の札幌に先行されているうえ、鹿島がACLの関係で水曜日にリーグ戦の日程を消化して勝ったため勝ち点52で暫定3位となっており、東京も勝ち点3がマストの試合になる。

前節に続いて眷襪鬟肇奪弉爾肪屬4-2-3-1の布陣(眷襪FW登録)。出場停止明けの森重がCBで先発。また左SBには小川に代わって太田が先発に復帰した。岡崎、矢島がベンチ入り。


室屋 チャン 森重 太田
橋本 米本
東 眷襦‖膺
オリヴェイラ

序盤は磐田がボールを持ち、拮抗した中盤での競り合いになるが、時間の経過とともに東京が優勢に。14分、太田のクロスに大森が頭で合わせるがバーの上に。東京は果敢なアプローチから奪ったボールを素早く前線に展開し磐田ゴールに迫るシーンを作る。

30分、米本の落としを受けた室屋が右サイドをえぐってクロスを上げると中央でオリヴェイラが頭で合わせたがバーをヒット。太田、室屋の積極的な攻め上がりからオリヴェイラ、眷襪チャンスを作るが決めきれない展開。

34分、眷襪陵遒箸靴鮗けた室屋が敵エリア内に仕掛け、切り返したところを敵DFに引っかけられPKを得る。36分、このPKをオリヴェイラが蹴るが、GKの逆を突いたゴロのボールはゴール左に外れる。まさかのPK失敗で絶好機を逸する。

このPKでは敵GKがオリヴェイラの蹴るかなり前の段階でゴールラインを離れており、本来ならやり直しとなるべきもの。言っても仕方がないが、VARがあればと思ったシーン。クラブはリーグに意見書を出すべき誤審だったと思う。

38分、右に開いた眷襪らのクロスがファーに流れたところを、太田がダイレクト・ボレーで狙うが枠を捉えられず。アディショナル・タイムにはオリヴェイラが敵エリア内で仕掛け、切り返したところを敵DFに引っかけられ倒されたがファウルにならず。スコアレスで前半を終了した。

序盤こそやや押しこまれたものの、その後は尻上がりに調子を上げ、得点機も少なくなかったが決めきれず。特にPKの失敗は悔まれるが、切り換えて後半に臨むしかない。優位に試合を進めているだけに、ミスや敵のワンチャンからの偶発的な失点だけは避けなければならない。

後半に入っても流れは変わらず。55分、眷襪らのパスを受けたオリヴェイラが仕掛け、エリア深くに持ちこんで角度のないところからシュートを放つがサイドネットに。GKまでかわしきっていたが難しいシュートになってしまった。

東京がボールを保持して緩急をつけながら機会を窺う展開に。磐田のカウンターを受けるシーンもあるが、切り替えが早くファースト・ディフェンスが徹底しているので裏返されることはなく、中央を締めて対応できている。

74分、眷襪紡紊┐謄螢鵐垢鯏蠧、4-4-2に近い形になる。77分、敵ゴール前の密集から後ろにこぼれたボールをリンスがミドルで狙う。強烈なシュートが枠に飛んだが敵GKがセーブ。

83分、前がかりになった裏を突かれ対応した森重が抜かれて敵FWがゴール前に抜け出すが、チャンが間一髪でカバーし、シュート・ブロックで事なきを得る。重心が前に行き過ぎるのは恐い。リスク管理と勝ちに行く戦略のバランスが問われる時間帯に。

84分、米本、オリヴェイラに代えて永井、矢島を投入。東がボランチに落ち、リンスが右SHにスライドしたか。

87分、CKから再び敵ゴール前で密集となり、森重、チャンが立て続けに至近距離からのシュートを放ったが敵GKにセーブされる。アディショナル・タイム最後まで攻撃を仕掛けたがゴールが遠く、前半のPK失敗が悔まれるスコアレス・ドローとなった。

シュート数9-6、CK10-5、ポゼッション61-39と東京が優位に試合を運びながら、PK失敗も含め決めるべきところで決めきれなかった。敵GKが当たっていたというのもあるが、チャンスの数の割りにシュートが少ないのではないかと思う。ゴール前を固められていてシュート・コースがないのだろうが、ボールを出し入れしながら、局面によってはムリめのシュートを敢えて放って行くことがあってもいいのではないか。

磐田が3バックでその両脇が比較的使えたこともあり、室屋、太田が効いていた。特に太田は前半に左サイドから切れこんで右足をクロスを入れたシーンがあり、今日の試合に懸ける気概が感じられた。前節先発を外された分の奮起を見せてくれた。

トップ下の眷襪盥脅蕕紡腓な働き。オリヴェイラはPK失敗を含めうまく行かない日だったが、フィニッシャーとして彼に負う戦いなので、それでダメなら仕方ないと割り切るしかない。ポストやつなぎでも十分チームに貢献しており、彼を責めたくはない。

引き分けたことで勝ち点1を上積み。札幌が負けたことで3位鹿島(勝ち点52)と2差、4位札幌(51)と1差の5位になり、何とか残り2試合で3位を狙える位置にはつけている。川崎、浦和と厳しい相手との試合が残っているが、2つ勝って何が起こるか見てみるしかない。

悲観する必要のない試合。最後にゴールが決まってればたぶん泣いてた。

評点(評点はドイツ式):
林(3) ピンチにビッグ・セーブあり。安定したセービングで完封した。
室屋(2.5) PK獲得も含め積極的な攻撃参加でチャンスを作った。代表でも期待。
チャン(3) 魂のこもったプレーでチームを鼓舞した。我々はチャンを支持する。
森重(3.5) 落ち着いたプレーで完封に貢献したがヤベェのひとつあった。
太田(3) 先発落ちの鬱憤を晴らす活躍。敢えての右足クロスは泣けた。
米本(3.5) ボール奪取だけでなく攻撃でも意外にいい動き。成長している。
橋本(3) 米本のカバーも問題なし。そのうち代表呼ばれるんじゃないか。
東(3) 地味にスペースを埋め続け、チャンスにも絡んだ。東京のダイナモ。
眷(3) 攻守にトップ・フィットの活躍。彼なしで今の東京は考えられない。
大森(3.5) 時間を作れる選手。もっと自分で打って行っていいと思うで。
オリヴェイラ(3.5) PK失敗は痛恨。苛立つことなく続けて欲しい。
===
リンス(3) 強烈なシュートあったが、パワーよりも技術とセンスで魅せた。
永井(-) 時間短し。
矢島(-) 時間短し。

長谷川監督の来季留任が発表された。あと、リーグの優勝が決まったらしい。



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2018年11月03日 21:26      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第31節】横浜 0-1 FC東京

■2018年11月3日(火) 14:00キックオフ
■日産スタジアム

快晴の土曜日だったがキックオフの2時頃には曇り空に。肌寒い天気の下での試合になった。バック・スタンド上層の指定席を取り、中央ややアウェイ寄りで横浜サポに混じってステルス観戦だが、周囲はガラガラだった。

前節、ホームでC大阪に惜敗、先に試合を済ませた鹿島が勝ち点3を積み上げているため、ACL圏となる3位を目指すには我々も勝ち点3が必要な試合だ。このところ内容自体は悪くないがそれを結果につなげるゲーム・デザインができていない印象。停滞期が単なるムダではなかったことをそろそろ示さなければならない。

前節出場停止だったチャンが復帰するのと入れ替わりに森重が警告累積で出場停止。この試合では米本と橋本がダブルボランチとなり、眷襪鬟肇奪弉爾乃用。オリヴェイラが1トップとなる。左SBは太田に代えて小川を起用。前節に続いて平岡がベンチ入り。


室屋 丹羽 チャン 小川
橋本 米本
東 眷襦‖膺
オリヴェイラ

ボールを保持しようとする横浜に対し、積極的なプレスから奪ったボールをテンポよく前線に展開しようとする東京という立ち上がりになる。当てて落としたボールから裏を狙う戦い方が徹底されている。横浜の守備に対しては中央を締めてサイドに追い出す戦い方ができている。

15分、右CKを東が蹴ると、ファーに走りこんだチャンが敵DFと競りながらもコントロールしたヘディング・シュートを放ち、これがゴール左上に決まって東京が先制、1-0とリードを奪う。

その後はアドバンテージを得てリスク管理を優先する東京を、横浜がポゼッションを高めて攻撃する時間帯となる。東京はブロックを構築して中央を固める一方、ボール・ホルダーにはしっかりアプローチに行けており、横浜に決定的なチャンスを作らせない。

35分、眷襪らのパスを受けたオリヴェイラがカウンターで一気に持ち上がる。ゴール前で敵DFをいったん置き去りにし、右寄りから左足でコントロールしたシュートをファーに放つがボールはバーに嫌われる。これが入っていれば、というシュートだった。

この後も東京が横浜の攻撃をしのぐ展開となるが、バランスのとれたチャレンジ&カバーができており、フィニッシュまでは持ちこませない。1-0のまま前半を終了。

セット・プレーでの先制点をしっかり守り、クリンチしながら我慢する展開。ムダにリスクを取る必要はないので、しょっぱくリスク管理を徹底しながら、ワンチャンで追加点狙いの戦術でいい。腰が浮いたりオープンな打ち合いになることだけは避けたい。ポゼッションは要らないので、ボールは持たせていい。

東京は後半から眷襪紡紊┐禿廷気鯏蠧。田邉は右SHに入り、東がトップ下に回る。

後半も横浜の攻撃を東京が粘り強く跳ね返す展開に。1点差の緊迫した展開になり、ピッチではファウルや負傷で小競り合いが多くなる。61分、敵にエリア右の深いところから侵入を許し、DFが止められずゴール前に流しこまれたボールを蹴りこまれて一時は同点を覚悟したがオフサイドの判定。後でリプレイを見たがやはりオフサイドだったと思う。このプレーでしばらく林が傷む。

その後も、何度かあったエリア内でのコンタクトを流したことでPKを要求する声も大きくなるなど、場内はやや騒然としてくる。中断が多くなる。横浜の選手がイラついてくれるのはむしろ有難い。

71分、大森に代えて永井を投入、永井がオリヴェイラと2トップとなり、東が右SH、田邉が左SHにスライドした。横浜は時間の経過とともに前線の圧力をかけてくるが、迫力がなく集中して守ることができている。

83分、オリヴェイラに代えてリンスを投入。85分、左サイド裏でボールを受けた橋本が角度のないところから狙い、ボールは枠に飛ぶが敵GKがセーブ。横浜はアディショナル・タイムのCKにGKが上がってくるパワー・プレー状態になるが、東京が危なげなく守りきり、結局序盤のセット・プレーで得たアドバンテージを守り通してウノゼロでの勝利となった。

この試合でも流れからの得点はなかったが、セット・プレーからリードを得て最後まで集中を切らさず、しっかり試合を殺し、敵にボールを持たせながらクローズできた。結果が先行することで内容を上げて行くことができる。噛み合っていなかった最近の状況からは流れを作ることが優先で、苦しいながらもしょっぱい勝ち方ができたのは大きい。

追加点が取れればもっと楽になっていただろうし、実際そのチャンスもあったが、取れなければ取れないで後ろを締めて完封することができた。戦い方は間違っていないと思う。ムダに前がかりにならず、オープンにせず、きちんとスペースをふさぎ続けたことで横浜の攻撃は単発になった。

語弊を怖れずに言えば、見どころのない、どちらにもゴールの決まる気配のない、グダグダの、つまらない試合にすることによって勝った試合。それでいい。なぜなら我々は先に1点取ったのだから。これが「試合を殺す」ということの意味。クレバーに戦い、敵の焦りやいら立ちを誘って勝利を引き寄せた。

シュート数6-6、CK6-3、ポゼッション39-61と、横浜がボールを持ちながら攻めあぐね、先制した東京が守備戦に持ちこんだことが数字からも窺える。ボールを持たせた勝利だ。横浜サポからすればつまらない、ストレスのたまる試合だっただろうが、我々からすればこのつまらない試合がしびれるほど面白いのだ。

眷襪離肇奪弉爾機能したかは微妙だが、今日は米本がよく、彼が中央でボールを狩り続けたことで横浜はサイドしか打開できるところがなくなった。米本と橋本のコンビがよく、要は誰と組んでも橋本が要ということなのかと思った。

これで東京は31試合を消化して14勝10敗7分で勝ち点49(1試合あたり1.58)、まだ日程消化に跛行があるため暫定ながら3位に浮上。札幌が勝てば抜かれるが、何とか3位争いを演じている。残り3試合、磐田(H)、川崎(H)、浦和(A)としびれる日程だ。やるしかない。今日のしょっぱい勝利は大きかった。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 何度かゴール前での混戦でもゴールを死守。セーブも安定していた。
室屋(4) 豊富な運動量で守備戦でもしっかり役割を果たした。
丹羽(3.5) 気持ちを見せるプレーでチームを支えた。つなぎも悪くなかった。
チャン(3) 決勝点は価値の高いもの。ピッチ外のトラブルをプレーで払拭した。
小川(4) やや不安定な守備もあったがいつ出ても違和感なくなってきた。
米本(3) ポゼッション型の相手には米本が効く。橋本のカバーも大きかった。
橋本(3) 何かもはや東京の中盤になくてはならない選手になってきた。
東(4) 地味な働きに徹したが常にクリティカルなスペースを埋め続けた。
眷(4) 敵のプレスもキツく、受けて捌くことでほぼいっぱいだった。
大森(4) 存在感をアピールできず。小川とのコンビネーションは悪くない。
オリヴェイラ(3.5) ボールはしっかり収め続けたがシュートは単発に。
===
田邉(3.5) 軽快なボール・タッチで時間を作った。
永井(4) スピードを生かしてチャンスは作ったが…。
リンス(-) 時間短し。

近くで見ていた横浜サポのおっさんが、東京の選手が傷んで主審がプレーを止めた時に激怒して前の椅子(無人)を思いきり蹴り上げていた。自分とこのスタジアムやでw

あと、眷襪料鞍召任慮鯊悗論鐔囘なものか、あるいはケガなのか。前者であることを祈りたい。

日産スタは巨大過ぎてだだっ広く無駄な空間が多い感じがして、何回来ても好きになれない。フットボールをやる場所ではないと感じる。



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2018年11月02日 22:20      [posted by der_ball_ist_rund]

【DFBポカール2回戦】グラードバッハ 0-5 レバークーゼン

■2018年10月31日(水) 20:45キックオフ
■Borussia-Park

日本時間では木曜日未明から早朝の試合。木曜日の夜にFohlen.TVで見たがその時にはもう結果は知っていた…。

リーグ戦ではアウェイでフライブルクに完敗してのポカール。ホーム・ゲームだが対戦相手はレバークーゼンでありガチの勝ち抜き戦。

アンカーにはシュトロブルに代えてクラマーを起用、インサイド・ハーフにはツァカリアに代えてノイハウスを、ワイド・アタッカーにはケガのプレアに代えてヘアマンを起用した。ラファエルがケガから復帰してベンチ入り。

ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス クラマー ホフマン
ヘアマン シュティンドル アザール

フライブルク戦では開始から1分も経たないうちにPKを与えてしまったが、この試合も開始早々の5分、自陣左サイドでこぼれ球の処理を誤り、ファーに出されたボールからシュートを打たれ失点。0-1と早い時間帯にビハインドを背負う。

その後は立て直しグラードバッハがボールを持ちながら敵陣中心に試合を進めるが、レバークーゼンの強固なブロックの前に打開するアイデアがない。逆にカウンターからピンチに陥るシーンもあり、24分にはポストに当たるシュートを放たれる。

前半アディショナル・タイム、中央でのFKをクイック・リスタートされ、ノー・ケアだった中央のスペースにパスを出される。これを受けた敵のシュートはゾマーがセーブしたものの、こぼれ球を押しこまれて0-2と痛い追加点を奪われる。リプレイで見ても何が起こったかよく分からないシーンだった。

グラードバッハは後半からヘアマンに代えてトラオレを投入。後半もボールを保持しながら攻撃を試みるが、チャンスは作るものの運がなく敵ゴールをこじ開けることができない。

63分、ノイハウスに代えてキュイザンスを投入。しかし67分、カウンターからファーでフリーになった敵にシュートを決められ0-3に。これでほぼ試合は決まった感あり。

74分にもカウンターから裏に抜けられる。対応したヴェント、ゾマーをかわされて流しこまれ0-4に。75分にはホフマンに代えてツァカリアを投入するが、80分にも裏へのフィードから失点して0-5に。結局試合はそのまま終わりDFBポカールは2回戦で敗退となった。

最後の2失点は前がかりに攻めた中でカウンターを決められたものである程度覚悟の失点だが、圧倒的にボールを保持して攻めながらも決めきれず、逆にもうちょっと何とかならなかったのかと思わせる失点を重ねて、結果としてはひどいスコアになってしまった。

別に圧倒的な力の差があったとかそういう試合ではなく、我々のゲーム・マネジメントのマズさとか集中の欠如とか守備の約束ごとの緩みとかの問題。修正できるし修正しなければならない。

ボールを持ちながら、ブロックを固める相手を打開できず、カウンターから失点を重ねるのは最近ではグラードバッハに限らず見慣れた光景で、もう本当にポゼッションはやめたい。今日は早い時間に失点してボールを持たされた。

数字を見てもシュート数18-10、CK10-0、ポゼッション62-38と、何でこれで0-5で負けてんのという試合。レバークーゼンにハメられた試合だったな。

ポカールのこの段階でこういう負け方をしてしまうのは情けないが、今季はヨーロッパもないのであとはリーグ戦に集中するしかない。公式戦2連敗となったが、週末のデュッセルドルフ戦に勝って悪い流れを払拭したい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「違った結果を想定していた。試合にはもう少し違う入り方をしたかった。ボールを十分はっきりクリアできていない競り合いがいくつかあった。0-1の後、我々の戦い方そのものはよかったし、いいポジショニングができていた。フロリアン・ノイハウスの大きなチャンスもあった。同点にできていれば再びしっかり試合に入ることができていただろう。0-2は私から見ればまったく避けることのできた失点だった。ユリアン・ブラントがパスを出した時、我々はみんな居眠りしていた。0-3まではあり得る試合だったが、私が受け入れられないのは4点目と5点目の失点だ。チームとしてフィールドの上でスペースをオープンにしてはいけないと気づかなければならない。0-5は二重の傷みであり、批判的に分析しなければならない」

ラファエルは試合には出ず。週末に見たい。



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2018年10月27日 23:18      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第9節】フライブルク 3-1 グラードバッハ

■2018年10月26日(金) 20:30キックオフ
■Schwalzwald-Stadion (Freiburg)

土曜日朝早く起きてスカパーの録画を見た。

前節ホームでマインツに4-0と快勝、ここ4試合を3勝1分と好調だが、アウェイでは今ひとつ戦績が悪く、この試合でしっかり勝ち点を上積みして勢いをつけたい。

インサイド・ハーフのノイハウスに代わってツァカリアを先発させた他は前節と同じフォーメーション。

ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ツァカリア シュトロブル ホフマン
アザール シュティンドル プレア

開始早々、スロー・インをゴール前に投げ込まれ、これを拾った敵FWをゾマーがエリア内で倒してしまいPKに。1分、これを決められいきなり0-1に。DFのポジショニングがおかしかった、というかギャップをきっちり使われた感。集中を欠いていたと言われても仕方のないお粗末な失点だった。

その後はグラードバッハがボールを支配、リードを得てやや引き気味になったフライブルク陣内中心に試合が進む。6分、エルヴェディのシュートはポストをヒット。19分、シュティンドルが左サイドから中央に突っかけようとしたところを、敵DFにブロックされて倒されPKを得る。20分、アザールがこれを冷静に決めて1-1の同点に。

その後はボールを保持して逆転を狙いに行くグラードバッハに対し、固い守備からロング・ボールで一発を狙いに行くフライブルクという展開になるが、ミスも多く一進一退の忙しいゲームになり、結局1-1のまま前半を終えた。

後半からプレアに代えてヘアマンを投入、アザールが左に移りヘアマンが右に入った。

立ち上がりチャンスを作ったが決めきれず、57分、中盤での横パスをさらわれカウンターを受ける。左サイドに展開され、そこからクロスを入れられると、前線に張っていたFWはケアしていたものの、後ろから走りこんだ敵をフリーにしてしまい、ダイレクトでシュートを許す。これを決められて1-2と再びビハインドを背負う。

65分、シュトロブルに代えてノイハウスを投入して同点を狙いに行く。ツァカリアがアンカーに落ちたように見えた。

グラードバッハは敵陣でボールを動かしながら打開を図るが、ある程度割りきって自陣中央を固めてくるフライブルクの抵抗に遭い、思うように攻撃を組み立てることができない。79分にはラングに代えてトラオレを投入、ヘアマンが右SBに入る攻撃的布陣となるがゴールは遠い。

最後はパワー・プレー気味にゾマーも高い位置でビルド・アップに参加するが、アディショナル・タイム、センター・サークル付近でボールを奪われ、そこからゾマーが出払って無人のゴールにロング・シュートを決められて1-3に。そのまま試合は終了し、フライブルクに完敗となった。

いきなりのPKから調子が狂った試合。一度はPKで追いついたが、後半突き放され、最後は笑うしかないような失点で何とも言えない負け方に。

フライブルクがしっかり対策してきたというか、自然体で行ったら術中にハマった感じ。アグレッシブなプレスでビルド・アップのミスを誘い、そこからカウンターを仕掛けるというシンプルな戦術だが、こちらが何も考えなさすぎた。しっかり組み合ってくれる相手には強いが、こういう戦い方をされてもそれを蹂躙して勝てるほどの有無を言わせぬ強さはまだない。

ポゼッション59-41、CK10-3とボールは支配しながらシュート数は11-13。最後の失点は別にしても、PKの1点しか取れなかったこと、序盤のPK献上、走りこんだ敵をフリーにした2失点目など、何が機能しなかったのかを検証する材料はある。ズルズル行かないように、次節ホームで体勢を立て直したい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「早い時間帯のビハインドを気にすることなく、その直後からいい時間帯があった。我々は非常にしっかり試合を支配しており、そこからたくさんのCKを得て、然るべく追いつくことができた。ハーフ・タイムにはこのまましっかりやり続けようと話し合った。1-2にされたところは我々が後ろのスペースをうまく守ることができていなかったが、その後はフライブルクがスペースをさらにキツくしてきた。我々はよく考えて戦っていたが、最後の3分の1でフライブルクを問題に直面させるために必要なはずの一貫性がなかったために、敵にとって危険な戦い方ができなかった。我々は軽い守備をし過ぎた」

負けるとコメント短いから楽でいい。



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2018年10月23日 23:31      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第8節】グラードバッハ 4-0 マインツ

■2018年10月21日(日) 18:00キックオフ
■Borussia-Park

日本時間月曜日未明の試合なので録画して朝5時に起き出勤前に見た。

インターナショナルで2週間ぶりの試合となるが、前節はアウェイでバイエルンに3-0と完勝、勢いを駆ってホームでも連勝を伸ばしたい。

この試合ではアンカーをクラマーからアンカーに入れ替えた他は前節と同じメンバーとなった。

ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス シュトロブル ホフマン
アザール シュティンドル プレア

互いにハイプレスからショート・カウンターを狙う立ち上がり。ハイテンポでボールを動かしながら敵ゴールを目指すが、プレスをかいくぐりながらタッチ数の少ないパス回しを試みるためにどうしてもパスミスが出て攻めきれず。

21分、プレアからのパスを受けたアザールがスルー・パスを通すと、これを追って右寄りから裏に抜けたホフマンがダイレクトでシュート。これがファー・ポストに当たってゴールに入り、グラードバッハが1-0と先制する。

その後も何度かチャンスを迎えるが、敵GKのファイン・セーブもあり追加点は奪えず、1-0で前半を終えた。

後半に入ってもグラードバッハが果敢に追加点を狙いに行く。53分、シュティンドルのスルー・パスを追って右サイドの裏に抜けたアザールが折り返しのクロスを入れると、ファーに走りこんだホフマンが難なくこれを押しこんで2-0に。

さらに58分、カウンターからプレアが右サイドに落とすと、走りこんだアザールがループ気味にシュートを決めて3-0。これでほぼ試合は決まった感があった。

63分、今度はノイハウスが前線に縦パスを送り、ホフマンがこれを受けてカウンターを仕掛ける。敵DF、GKをかわし、最後は無人のゴールに流しこんで4-0に。往々にして流しこみに失敗しそうなシーンだったがきちんと枠に収めた。

ムリをする必要のなくなったグラードバッハはボールを動かしながら時間を使う。66分、シュティンドルに代えてトラオレを投入。トラオレが右ワイドに入り、アザールが左に、プレアが1トップに入ったと思う。

70分にはノイハウスに代えてツァカリアを投入。72分には敵エリア内でこぼれ球にチャレンジしたツァカリアが敵DFに倒されるがノー・ファウルの判定。かなりガッツリ足に来られたと思ったがビデオ判定にもならなかった。

81分、ラングに代えてヤンチュケを投入、試合をクローズしに行く。マインツの反撃もゾマーのセーブなどで切り抜け、結局4-0で前節に続いて完勝となった。

何よりハットトリックのホフマンが素晴らしかったが、シュティンドル、アザール、プレアを中心とした前線が連係してボールを前に運んでおり、シュートの意識も高かった。やるべきことを実直にやり続けた結果のゴールであり勝利であったと思う。

ケガ人が戻ってきて、療養中はラファエルだけという状態で、競争もありむしろもったいない。この日もクラマー、ジョンソン、ヘアマンはベンチ、キュイザンス、ベネシュ、ドルミッチらはメンバー外。この状態がチームの好調を下支えしていると思う。

たまたまマインツを相手に戦術がハマった感はあったものの、果敢に前を向くフットボールが奏功していることは間違いない。この勢いで行けるところまで行きたい。

この勝利の結果、グラードバッハは8試合で勝ち点を17(1試合あたり2.13)に伸ばし2位。まだまだ順位がモノをいう状況ではないが、しっかり上位争いに参加できていることが大きい。6位とは勝ち点差2しかないが、地道に勝ち点を積み上げなければならない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「手ごわい相手との試合に勝つことができたのは大変嬉しい。今夜の我々の戦いぶりはなかなかよかったが、もちろん大変な仕事ではあった。マインツが守備面ではよく組織されており、苦しいときにスペースを見出す我慢ができることは分かっていた。試合の始まりはうまく入れたが、前半はマインツを慌てさせるのに必要なだけのスピードがなかった。後半の始まりからは我々はうまくボールを支配することができた。後半に入ってからの3つのゴールは素晴らしく生み出されたものだ。見ていて楽しかった。私は私のチームを誇りに思う。それは今日プレーしなかった選手、ベンチに入れなかった選手も含め重要なことだ。なぜならこれらの選手も練習でいい質を保っており、試合に出るためにしっかり力を伸ばすべきことを分かっているからだ」

ちなみにこの日は白のファースト・ユニで、やっぱりホームでは体操服なんだと思った。ゾマーがGKユニじゃなくて黒のセカンド着てたのがよかった。



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2018年10月21日 18:21      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第30節】FC東京 0-1 C大阪

■2018年10月20日(土) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

5時過ぎに飛田給の駅に着いたらすごい雨。傘も持ってないし、仕方なく味スタまで強行突破した。雨とか聞いてないよ。キックオフまでには小降りになり、帰りは完全にやんでいたがピッチは水含みだったようだ。

前節アウェイで名古屋に勝ってのホーム・ゲーム。今季を「最初は調子よかったが失速して結局中位に終わったシーズン」にするのか、それとも「途中苦しんだ時期もあったが底上げして来季への足がかりを作ったシーズン」にするのか、その分かれ目になる試合。20周年記念のゴールド・ユニを着用して臨む。

チャンが警告累積で出場停止のため、CBには丹羽が先発。それ以外は前節と同じメンバーとなった。J3で好調の平岡がJ1リーグ戦では初めてのベンチ入り。


室屋 丹羽 森重 太田
東 橋本 眷襦‖膺
オリヴェイラ 永井

開始早々の1分、左サイドに開いたオリヴェイラからのパスを追って永井が裏抜け、クロスを入れる。東が中央で合わせるがジャスト・ミートせず、ファーにこぼれたボールに室屋が詰めるがDFにブロックされる。これが入っていれば…。

その後も東京が積極的にボールにアプローチ、敵のパスミスを誘発してはゴールに迫る。8分には右サイドの東が大外から回りこんだ室屋に落としチャンスになると思われたが大回りし過ぎて戻りオフサイドに。

14分、永井がオリヴェイラとのパス交換から裏に抜け、DFに絡まれながらもシュートするがGKにセーブされる。東京が積極的に攻撃を仕掛けるが敵の守備も固く最後のところで止められている。

一方で東京も引っかけたボールをマイボールにしきれず、裏返されてゴールに迫られる場面も。互いにアグレッシブにプレスをかけているせいか、ミスによるターン・オーバーが多く、見ている方は面白いが内容的にはどうなのか。

東京はその後も優勢に試合を進め、38分には橋本が、42分には眷襪それぞれミドルを狙うが枠に収まらず。敵の攻撃はしっかりと身体を張って止め、スコアレスで前半を折り返す。

得点はなかったが、敵のミスからボールをもらいシュートまでは行けているのでしっかり続けて行きたい。セット・プレー、ミスなどで動く試合になりそうな予感がする。

後半に入っても東京が主導権を握る。49分、永井のクロスに中央でオリヴェイラが競り、こぼれたボールに室屋が詰めてシュートを放つが敵GK正面に。直後には敵CKの流れから中央でヘディング・シュートを許すが森重がブロックして事なきを得る。

63分、東のクロスに大森が頭で合わせるが枠外に。65分、オリヴェイラが敵エリアにドリブルで突っかけ、敵DFとの競り合いで倒れるがノー・ホイッスル。PKを要求する東京サポから大きなブーイングとなるが、後でリプレイを見る限り敵DFはボールにプレーできておりファウルは難しい判断。

69分、永井に代えてリンスを投入、直後の70分、室屋が右サイドから仕掛け、ドリブルでゴールライン際からエリアに侵入。ゴール近くまで持ちこんで最後はゴール前に流しこもうとしたところを敵DFに倒されるがまたしてもノー・ファウルの判定。これも微妙だったが、敵DFはボールにプレーしておりPKを要求するには議論のあるプレー。

終盤は東京がボールを支配し、大阪陣内で攻撃を仕掛ける時間が長くなるが、引いてブロックを作る大阪の守備を崩せない。ボールを出し入れしてスペースを探すが、次第に動きが止まり局面を打開できない。81分、オリヴェイラに代えて前田を投入、東京は勝ち点3を取りに行く。

しかし84分、カウンターから左サイドを駆け上がられる。森重がこれに対応し、シュートをブロックしたが、逆サイドにこぼれたボールに並走した敵FWがボレーで合わせ、これがゴールとなって先制を許す。前がかりになり後ろをやられた。0-1に。

88分、太田に代えて小川を投入。89分、室屋からのフィードを受けたリンスが裏に抜け出し、敵GKと一対一に。冷静にGKをかわしたが角度がなくなり、何とか流しこもうとしたがボールはファーに外れてしまう。ラスト・チャンスを決められず、結局0-1で苦杯を喫した。

ありていに言えば取るべき時に取れなかったことで、敵にワンチャンの隙を与えてしまったというゲーム。「取れないなら取られるな」という最低限のミッションを遂行できなかったのだから負けるのは当たり前。「取れないのに取られた」…。

勝ち点3を取るために前がかりなったということは、後ろをやられるリスクは初めから織りこんでいる訳で、勝負した結果それが裏目に出ただけのこと。その意味で「仕方ない」「覚悟の上」の敗戦と言うべきだ。我々は賭けに負けたのだ。

以前にも書いたが、それなりにやれているように見えるのに結果が出ないというのはいちばん始末が悪い。しかし、そこには必ず理由がある。すごく小さく、微妙なことかも知れないし、外部環境か自分たち自身の問題かは分からないが必ずある。それをつぶしこまないと底上げはできない。

シーズン前半のように結果が出ないのは、ひとつには相手に研究され対策されているのに、それを上回る戦略・戦術の進化がないことと、上位に行ったことで守りに入りチャレンジするというモメントを失ったことが大きいのではないかと思うが、それを具体的に技術の言葉に置き換えて行動のレベルに落としこむのがプロの仕事。

この試合も敵のシュート数は4本(12-4)、CK8-5、ポゼッション55-45と、攻撃を受けた局面もあったものの終始優勢に試合を進めながら負けたのだから、そこには比較的はっきりした彼我の違いというか修正すべきポイントが表れているのではないか。

どんどん地合いが悪くなるが、シーズンはまだ4試合あり、ここからできる最大限のことをやるしかない。

それでも今季は昨年、一昨年のような腹立たしさというか「もうほんま何とかしてくれ」的な末期感はない。クラブとチームの成長を手ごたえとして感じられているからだと思う。それだけに残り4試合何とか結果を出してポジティブな形で来季につなげたい。その価値のあるシーズンにしたい。

負けはしたが同じ勝ち点で並んでいた鹿島が2点差で負けたおかげで3位に上がるという珍事があった。とはいえ9位の仙台までは勝ち点差4の勝負。ひとつひとつの勝敗、勝ち点が大きな意味を持つ局面に入ってきた。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 安定したパフォーマンスを見せていたが決勝点は防げなかった。
室屋(4) 機を見た攻撃参加は引き続き価値あり。彼の頑張りを生かしたい。
丹羽(4.5) 久しぶりの出場だったが落ち着いたプレーで存在をアピールした。
森重(4.5) こういう局面で最もチームを引っ張るべき選手でありチームの顔。
太田(5) セット・プレーを生かせず。もう一段の思いきりが必要ではないか。
東(4) 水を運んでチームのチャンスを下支え。もう少し自身が出て行っていい。
眷(4.5) 最近パスが合わないことが多くないか。急ぎすぎてないか検証を。
橋本(4) 中盤の底で渋い働き。チームに安定感をもたらす貴重な存在に。
大森(4.5) ムリ目でももう少し仕掛けていい。それだけの力のある選手のはず。
オリヴェイラ(4) 最後は単騎突破になってしまった。サポートしてやりたい。
永井(4.5) FWなんだから角度なくても取り敢えず自分で打っちゃえよ。
===
リンス(4) 最後のシュートは惜しかった。技術高く使い続けたい選手。
前田(-) う〜ん、特徴を出すに至らず。もっと彼の活躍を見たい。
小川(-) 時間短し。

平岡見たかったな〜。



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2018年10月08日 20:06      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第7節】バイエルン 0-3 グラードバッハ

■2018年10月6日(土) 18:30キックオフ
■Allianz-Arena (München)

日曜日は結構早くから予定があったが、5時半に起きてスカパーの録画を時差視聴。この時間帯の試合はこれがいちばんいい。

グラードバッハは開幕から好調ではあるもののアウェイではここまで1敗2分と勝ちがない。日程的に前節のヴォルフスブルク戦とアウェイでの連戦となり、しかも相手はバイエルンと厳しい状況だが、何とかここで勝ち点を持ち帰ってホーム・ゲームにつなげたい。

ヘキング監督はシュティンドルを先発起用。本人からは事前に「バイエルン戦は数分出るかも」というコメントがあっただけにこの起用には驚いた。シュティンドルはトップに入りプレアが左ウィングにスライド。インサイド・ハーフには前節のツァカリアに代えてホフマンを起用したが、それ以外は前節と同じ布陣。

ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス クラマー ホフマン
アザール シュティンドル プレア

試合は大方の予想通りバイエルンがボールを支配してグラードバッハ陣内に押しこむ展開。グラードバッハは序盤こそハイ・プレスで応酬したものの、徐々に自陣でブロックを形成して攻撃をしのぎ、奪ったボールからカウンターを狙う形となる。

10分、カウンターでの攻め上がりから、プレアが敵エリア手前で中央のホフマンにボールを預けると、ホフマンはこれをプレアに戻す。これを受けたプレアはワン・トラップでDFを外しエリア外からファーを狙う巻いたシュートを放つ。これが敵GKの指先をかすめて決まりグラードバッハが1-0と先制する。素晴らしいシュートだった。

さらに15分、敵GKが自陣のDFに付けたボールにホフマンが絡んで奪いシュティンドルに展開。シュティンドルは一歩持ち出してDFを外すとわずかにエリアに入ったところからシュート。これがゴール左下隅に決まって2-0とリードを広げる。

その後は守備戦となるが、バイエルンの攻撃も今ひとつ恐さを欠き、またグラードバッハの守備が最後のところでしっかり集中できていたこともあって、2-0のまま前半を終えた。

バイエルンは後半から2枚替え、失地を挽回しようと試みる。特に55分、中盤の選手が負傷交代となったあたりから立て続けにシュートを浴びるが、ゾマーの好セーブもあり何とかしのぐ。

66分、シュティンドルに代えてツァカリアを投入。ホフマンを右ウィングに押し出し、アザールが左にスライド、プレアがトップに上がる。もうそろそろ失点しちゃいそうだと思った67分には敵FWに裏抜けされシュートを決められたがオフサイドの判定。これで何か「今日は行けるんじゃないか」感が生まれた。

72分、カウンターのチャンス。プレアからのパスを受けてノイハウスがそのままドリブルで持ち上がるがシュートは枠を外れる。74分、ノイハウスに代えてヘアマンを投入、ヘアマンは右ウィングに入りホフマンがインサイド・ハーフに戻る。83分、アザールに代えてトラオレを投入、そのまま左ウィングに入る。

終盤に必死に逃げきりを図るグラードバッハに対し、焦りも出て攻め急ぐバイエルンという神経質な時間帯。88分、トラオレの右CKをニアのクラマーがロビングでファーに送ると、ヘアマンが胸トラップしてそのままボレー・シュート、これがきれいに決まって3-0に。

バイエルンからヘアマンのトラップ時にハンドがあったのではないかと抗議があり、ビデオ・アシスタントでの確認があったがゴールは認められた。実際に手に当たっていたかどうかは微妙だし、少なくとも意図的ではないと見ていいだろう。

ヘアマンがトラップしてボレー・シュートを放つ間、バイエルンのDFは誰もこれを止めに行かず、シュートに身体も張らず。既に0-2で負けている状況で完全にウォッチャーになっておりこの辺にバイエルンの状態が出ているようにも思った。

これでほぼ試合は決まり、その後も厳しく守りきって試合をクローズし、3-0でアウェイでバイエルンに完勝した。

数字を見ればシュート数7-14、ポゼッション28-72とバイエルンが圧倒的にボールを支配して攻撃を続けたことが分かるが、結局は少ないチャンスを確実に決めたグラードバッハが昨季の覇者を相手を完封した。

バイエルンはここ数試合結果が出ておらず、そのチーム事情は少なからず窺えたが、高い能力を具えた選手の揃うバイエルンを相手に、苦しい時間帯をしっかり耐え、確実に加点して勝ち点3を持ち帰れたことは大きい。

プレアが引き続き好調なのに加え、ヘアマンが働き、シュティンドルが復帰試合で60分以上プレーするなど、万全をアピールできたことも嬉しかった。まだ欠けたピースはあるものの、これでアウェイで買って勝ち星が先行する格好でホームに戻れる。

シーズンはまだまだこれからだが、7試合を終えて4勝1敗2分の勝ち点14(1試合あたり2.0点)。首位BVBとは勝ち点3差の3位だが、ここで走れるうちにしっかり走って、ベースを積み上げておきたい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「非常によくまとまったパフォーマンスを見せてくれた。我々は今日はおかしいくらいよく守り、長い時間圧力に耐えながらも、大きなゴールのチャンスは作らせなかった。我々はもしスペースを与えてもらえるのなら、トランジションでバイエルンを捕まえようと考えていた。これが素晴らしくうまく行った。我々は最初の二つのチャンスでそのまま2つのゴールを決めた。これはもちろん我々にとってアドバンテージになった。我々は中盤で数的優位を作りたいと思っていて、そのためにラース・シュティンドルを起用した。一方でトーガン・アザールとアラサン・プレアも前線に置きたかったので、こういう攻撃のフォーメーションになった」

ちなみにバイエルンの赤ユニに対してファーストの白ユニだった。



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2018年10月07日 21:56      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第29節】名古屋 1-2 FC東京

■2018年10月7日(日) 16:00キックオフ
■豊田スタジアム

10月だというのに東京は30度を超える暑い日。豊田スタジアムも暑かったらしい。穏当に自宅DAZN観戦した。

東京はリーグ戦8試合勝ちなし。シーズン前半の貯金もついに使い果たし、前節の敗戦で長く守り続けた3位から転落、中位の混戦に巻きこまれる形になった。何としてもここで流れを変えなければ、シーズンを終わった時に何も残っていなかったということになりかねない。真価の問われる試合。

メンバーは左SHに大森が、前線に永井が先発、それ以外は前節と同じ布陣となった。


室屋 チャン 森重 太田
東 橋本 眷襦‖膺
オリヴェイラ 永井

序盤はまず東京が押しこむ展開に。ハイ・プレスから奪ったボールを素早く前線に展開してチャンスを作る。2分、右サイドの室屋のクロスに永井が飛びこみ頭で合わせるがボールはゴール右へ。5分には左寄りからのFKを太田が蹴り、ファーの森重が頭で合わせてボールは鋭く枠に飛んだが敵GK正面。さらに6分には永井がミドル・シュートを放つがGKにキャッチされる。

しかしこの局面では先制できず、次第に名古屋がボールを持つ時間が増え始める。東京陣内で守備に回ることが多くなり、東京のチャンスは少なくなって行く。21分、永井がDFを背にボールを受け、ターンしてシュートを放つがゴール左に外れる。拮抗した展開に。

中盤でのつばぜり合いとなり、互いに決め手を欠いて交互に攻め合う形に。東京は39分、持ち上がった橋本がミドル・シュートを放つが枠に収まらず。アディショナル・タイムにも橋本のミドル・シュートがあったがバーの上に外れ、結局スコアレスで前半を終えた。

序盤こそ勢いよく攻めこんだが、その後は細かな連係の精度が落ち、せっかく奪ったボールを生かせない時間帯になった。シーズン前半には当たり前のようにできていたことが、どうしてもズレたり息が合わなかったりしているように見える。自信がなくなるとこうなってしまうものなのか。

敵にはワンチャンで決めることのできるFWがおり気を抜けない。決めるチャンスは必ず来るので、声をかけ合いながら、焦れず、型を崩さず戦いきることを意識したい。

後半に入ると東京が再び攻勢に。48分、東のスルー・パスを受けたオリヴェイラが狙うがゴール右へ。50分には大森のパス・カットからパスを受けたオリヴェイラがシュートを放つがこれはGKにセーブされる。

名古屋も散発ではあるが攻撃を仕掛ける。東京は森重、チャンを中心にしっかりしたブロックで対応、中央は割らせない。

58分、敵ゴール前で密集になり、最後は大森がゴール至近からシュートを放とうとしたがカラ振り。62分、橋本のパス・カットからオリヴェイラにボールが渡りカウンターに。中央のオリヴェイラから右サイドを並走する永井にパス、永井がシュートを放つがゴール前を横切ってしまう。オリヴェイラはリターンが欲しそうだったが永井のアレはシュートだったと思う。

65分、右サイドを駆け上がりエリアに侵入したオリヴェイラが、いったんは敵DFに絡まれボールを失うが、ルーズになったボールをもう一度追いかけ、ゴール・ラインいっぱいのところから戻しのパスを送る。これを中央の永井がスルー、ファーから走りこんだ大森がダイレクトで流しこんでゴール。東京が1-0と待望の先制点を挙げる。

DAZNの音声ではゴール・ラインを割ったかも的なコメントだったが、複数の角度の映像を見ても残っていると判断できると思う。かつてのG大阪戦の敵のアレは出てたけどな。

さらに直後の68分、眷襪らのフィードを追って裏に出た永井が、敵GKと一対一になりシュート。これがバーを叩いて内側に落ち、ゴール。東京が2-0とリードを広げる。

その後は、リスクを取る必要がなくなった東京と、それを追いかける名古屋という展開になる。84分、永井に代えて矢島をそのまま前線に。さらに89分にはオリヴェイラに代えてリンスを投入、試合をクローズしに行く。

しかし、アディショナル・タイムに左サイドからのクロスをクリアしようとしたチャンがヘディングしたボールをネットに突き刺してしまいオウン・ゴールで2-1に。イヤな空気も流れたが、その後大森に代えて丹羽を投入。何とか残り時間をしのぎ切り、2-1で9試合ぶりのリーグ戦勝利となった。

最後はオウン・ゴールで自らの首を絞めた感もあったが、終わってみれば大森の移籍後初ゴールと永井の久しぶりのゴールでの完勝であり、失点したとはいえオウン・ゴールで流れからは完封。なかなか断ち切ることができなかった悪い流れを変えるきっかけとなり得る重要な勝利だ。

この試合ではオリヴェイラが何度もボールを収め攻撃を繰り返した。オリヴェイラの単騎突破だけでは限界があり、前半は空回り感もあったが、彼がやり続けることで最後に大森のゴールが生まれ、永井の得点を呼びこんだ。自身のゴールはなかったが今日のMOMと言っていい活躍だった。

わずかなズレや自信がないためのシンプルさの喪失など、悪循環の大きな部分は、結果が出てメンタルに余裕が生まれることで自然に修正できる。モードがカチっと音をたてて切り替わったイメージは大切にしたい。

しかし、相手がどこであれスタイルを貫いてくる名古屋だからこそファスト・ブレイクがハマったという面はあると思う。シーズン後半は研究、対策され、その結果ボールを持たされ、崩しを強いられて行き詰っていた訳で、必ずしもそのことに対する解が得られた訳ではない。

この勝利が単発のものなのか、本当に再浮上のきっかけになるものなのか、シーズン残り5試合で確認することになる。ACL圏内を確保する戦いであるとともに、今季の長谷川体制とは何だったのか、それが来季にどうつながって行くのか、いろいろなことが問われる重要なシーズン終盤になるはずだ。

その意味では、C大阪、横浜、磐田、川崎、浦和と、リアクション型ではなく、スタイルを持ったクラブとの対戦が続くのは興味深い。失地をどこまで回復できるか、東京の2018年がどういうシーズンだったかはこれからの5試合で決まると言っても過言ではない。

今日の勝利で東京は勝ち点46(1試合あたり1.59)に伸ばし、暫定ながら4位に浮上。1位の川崎とは11、2位の広島とは10の勝ち点差だが、3位の鹿島とは得失点差のみ、逆に5位の札幌とは勝ち点2あるが札幌は試合がひとつ少ない。3位争いは混戦であり、ここには踏みとどまらなければならない。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 窮地を救うセーブあり。失点はオウン・ゴールでありやむなしか。
室屋(3.5) アグレッシブな動きで好調をアピール。いいクロスも入っていた。
チャン(3.5) 強さ、クレバーさは見せたが時折悪い手クセが出るのが気になる。
森重(3) 好調を維持。序盤のヘディング・シュートは惜しかった。
太田(3.5) 守備でも身体を張った。そろそろFKでのゴールが欲しい頃合い。
東(3) 流動的なポジショニングと豊富な運動量でチャンス・メイクに貢献。
橋本(3) 眷襪出て行けるのは橋本がバランスを取っているから。
眷(3) 永井を容赦なく走らせる役では眷襪留Δ暴个觴圓呂い覆ぁ
大森(3) このゴールでひとつトンネルを脱したはず。ここからが勝負だ。
オリヴェイラ(2) 先制点は半分以上彼の得点。後半グッとよくなった。
永井(3.5) 難しいことを考えずシュートする方が絶対にいいと言っただろ。
===
矢島(-) 時間短し。
リンス(-) 時間短し。
丹羽(-) 時間短し。

アウェイだったが、先週と同じくゴールドの20周年ユニだった。



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2018年10月01日 21:44      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第6節】ヴォルフスブルク 2-2 グラードバッハ

■2018年9月29日(土) 15:30キックオフ
■Volkswagen-Arena (Wolfsburg)

日本時間で土曜日の夜10時半からの試合。スカパーでリアルタイム観戦した。

グラードバッハは開幕から3勝1敗1分と好調を維持しているが、アウェイではここまで1敗1分と未勝利。今季アウェイ初勝利を挙げてしっかり足場を固めたい。

この試合では今季新加入のラングが右SBで初出場。またツァカリアがインサイド・ハーフで先発。さらにはシュティンドルがケガ明けで初めてベンチ入りした。

ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ツァカリア クラマー ノイハウス
ヘアマン プレア アザール

試合は開始早々に動く。7分、左サイドをカウンターで持ち上がったプレアが、エリア外から巻いてシュートを放つとこれがファーに決まり先制、1-0とリードを奪う。これはプレアの見事なゴールだった。

このリードをしっかり守りたいところだったが、12分、自陣でプレアのパスミスをさらわれミドル・シュートを決められてあっさり1-1の同点に。

その後は中盤で主導権を争う拮抗した戦いに。20分、右サイドからのクロスに頭で合わされゴールを決められるが競り合いでファウルがあったとしてノー・ゴールに。危なかった。

22分には左サイドに流れたヘアマンからのクロスにプレアがニアでヘディングを試みるがGKがセーブ。慎重な展開のままにらみ合って1-1で前半を終えた。

後半開始早々に次のヤマが訪れた。ヘアマンがカウンターで右サイドを上がり、敵DFを次々と置き去りにしてエリアに切れこむ。深いところからファーのアザールにラスト・パスを送ると、アザールがこれを丁寧に決めてゴール、2-1と再び勝ち越す。GKに当てずに流しこんだアザールもよかったが、半分以上はヘアマンの得点だったと言っていい。

56分には中央のノイハウスが右サイドのヘアマンに展開、ここからのクロスを中央のプレアがダイレクトで狙うが枠を右に外れる。すると59分、敵のカウンターからのクロスを処理しきれず、こぼれたボールを蹴りこまれて失点、2-2とまたしても追いつかれる。

ここからは前半同様、どちらのチームもなかなかリスクを取って前に出にくい展開となる。73分、ノイハウスに代えてキュイザンスを、74分にはラングに代えてヤンチュケを投入、試合を決めに行くが大きなチャンスは作れず。

82分、プレアに代えてトラオレを投入したが打開できず、結局2-2の引き分けとなり、アウェイでの今季初勝利はまたしても先送りとなった。

2点取れてるのにその都度追いつかれての引き分けはもったいない。カウンターの守備に課題を残したし、追いつかれてからは必要以上に慎重になった感もあった。

初出場のラングはほぼ危なげのないプレーで存在感を見せた。右SBをラングに任せられればエルヴェディをCBで使えるし、ヤンチュケや今季売出中のバイヤーも加えバックアップを含めた層は厚くなりいい競争ができる。ところで左SBのバックアップはどうなってるんだっけ。

あと、この試合ではヘアマンが切れていた。昨季あたりはなかなかフルで使ってもらえずもどかしい思いをしたが、今季、使われた試合でしっかりアピールできているのは嬉しい。自分のゴールはなかったが再三好機を演出、アシストもあった。

プレア、アザールら攻撃の主役も仕事を果たし、本来なら勝ち試合だっただけに、得点直後の失点が悔やまれる。

グラードバッハは6試合を消化して3勝1敗2分、勝ち点11(1試合あたり1.83)で4位。首位のBVBとの勝ち点差は3と今のところ好位置につけている。次節は2位のバイエルンとのアウェイ連戦であり厳しい状況だが、ここで勝ち点を持ち帰ることができれば大きな足がかりとなる。

シュティンドル、ラファエルが復帰すればほぼフル・メンバー。まずはシュティンドルのプレーを見たい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「私の眼からはこの結果は問題ない。この引き分けは、両方のチームにとってこの集中した試合の結果としては妥当だ。もちろん、2度もリードしながらそれを守れなかったことは腹立たしい。2-1にした直後には、我々は試合をしっかりグリップしたと思ったのだが。しかしヴォルフスブルクは我々を非常に苦しめ、特に2-2の場面では彼らの質を見せつけた。全体として見れば私は引き分けでも十分生きて行ける。息を整える時間を2日取り、それから続きを始めたい」

敵のユニが黒だったので、ファーストの白ユニに黒パンツという中途半端な取り合わせだった。



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2018年10月01日 00:28      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第28節】FC東京 0-2 清水

■2018年9月29日(土) 17:00キックオフ
■味の素スタジアム

20周年記念試合ということで、午後2時からはルーカス、アマラオらが出場するOB戦があり、入場者には記念ユニを模した金色のTシャツが配布されるなど盛り上げようというクラブの努力が窺えたが、台風も近づいておりあいにくの雨となった。

東京はシーズン後半に入って失速、リーグ戦はここ7試合勝ちがない。前節はアウェイで首位・広島と引き分けるなど内容は上向いており、この節目の試合で久しぶりの勝ち点3を積み上げたい。

シーズン前半の貯金が効いて何とかここまで3位を維持してきたが、札幌が勝ったためキックオフの時点では暫定でACL圏から落ちている。貯金を使い果たしここから積み上げないと何も残らなくなってしまう。ブレずにやり続けるしかない。

出場停止明けの室屋が右SBに復帰した他は前節と同じメンバー。20周年記念の金色のユニで試合に臨む。


室屋 チャン 森重 太田
東 眷襦ゞ極棔‥廷
オリヴェイラ リンス

互いに堅い守備から奪ったボールを早めに前線に送る戦い方の応酬に。東京がボールを持つ時間がやや長いが、ポゼッションからの崩しは清水の守備の前になかなか奏功せず。オリヴェイラに当ててから田邉や室屋が攻め上がるなど多彩な戦術を試みるがフィニッシュまで持ちこめない。

22分、太田の左サイドからのクロスに中央の東が頭で合わせるが枠外に。これが東京のファースト・シュート。清水の攻撃も散発で、危うい場面もあったものの最後のところで身体を張ってしのぎゴールを守る。

その後も一進一退の攻防となり、いい形も作れているものの固い試合になり決めきれず。結局スコアレスで前半を終える。永井、大森らをベンチに残しており勝機はある。強い雨の中の試合であり、集中が切れるとお粗末なミスが恐いがオープンにせず最後まで手堅く戦いたい。

後半に入ると清水が攻撃のギアを上げてくる。46分、47分と立て続けにシュートを浴びるが、DFのブロックと林の好セーブで事なきを得る。57分にもクリティカルな位置からシュートを打たれたが枠外に。東京はなかなか前に出られなくなる。

59分、リンスに代えて米本を投入、眷襪魄賣鷯紊欧4-2-3-1ぽい感じに。中央をスルスルと使われるケースが多かったのでその対策か(試合後の長谷川監督のコメントでは「米本のような熱い男を入れて喝を」ということだったらしい)。

その後も清水の攻撃を止められず、何とか最終ラインで踏ん張っているものの攻撃の手数が出せない。62分、左サイド深いところからのFKを太田が蹴り、森重が頭で合わせるが枠に収まらず。

すると65分、敵カウンターからミドル・シュートを浴びる。これは林が左手1本で何とか逆サイドへ弾いたが、ここに詰めた敵FWに頭で押しこまれ失点、0-1と先制を許してしまう。

不調時は先制されるとキツい。イヤなムードになる。71分、田邉に代えて永井を投入、永井はトップに入り、眷襪左サイドにスライドして再び4-4-2になったか。

75分、橋本がエリア手前からミドル・シュートを放つが枠外に。さらに78分、右サイド裏に抜けた永井からのクロスをニアのオリヴェイラがスルー、中央の眷襪合わせたが敵GKがセーブ。チャンスは作るが得点できない。

すると79分、右寄りに張った敵FWにクリティカルなパスを通され、チャンが一対一で対応するが、入れ替わってエリアに入られる。後ろからすがりつく形になったチャンが敵FWを倒したと判定されPKを与えてしまう。81分、このPKを決められ0-2に。反撃に出始めたところだっただけに、この追加点でかなり心が折れた。

84分には橋本に代えて矢島を投入、公式サイトによれば米本をアンカーにした4-3-3とのことだがよく分からず。90分、東の右からのクロスに矢島が頭で合わせるがGK正面。反撃も実らず0-2の完敗となった。

前半は得点できないなりによく敵と張り合ったが、後半押しこまれて失点、反撃に出た矢先にPKから追加点を与えてしまい、今の状態からはちょっと厳しい2点差になって試合は実質的に終わった感じだった。

集中して守りながら機動的に押し上げてフィニッシュまで持ちこむ戦い方、今の方向性とか方法論自体がそんなに間違っているとは思わない。ただ、それなのに結果が出ていないという事実には真摯に向き合う必要があって、結果の出ていたシーズン前半と比べて(外部環境も含め)何が変わったのか、何が足りていないのかを頭から煙が出るくらい考えなければならない。

そこにはきっと、ちょっとした精度や強度の不足など、我々自身の問題と、上位にいることで研究され、対策されているという外部要因とがあって、ひとつひとつは些細であっても重層的に積み上がって今の状態を招いているはずだ。

それを我慢強く解きほぐし、対策を立てて実行するしかこの泥沼から抜け出す方法はなく、それを気合いとか気持ちとかいう精神論で乗り越えようとするとますます深みにハマる。強い気持ちで戦わなければならないのはプロとして当然の前提で、そのこと自体を目的にするというか解決策にしてもあまり意味はないように思う。

シーズン前半の成功体験は、そこに立ち戻るとか、その上に継続して積み上げる基礎としては大事なものだけど、それだけでこの先も食って行けるほど堅固なものでも完成したものでもない。研究され、対策されているのだから、こちらも積み上げて行かなければジリ貧になるのは物の道理だ。

強いクラブは好不調を繰り返しながらも螺旋のように成長して行く。毎回ご破算にしてゼロから積み上げる「賽ノ河原方式」ではなく、波はあっても不調時のボトムを少しずつ高めて全体としては右肩が上がって行く成長モデルをクラブ全体が体得しないとタイトルは覚束ない。

ここで踏ん張ってクラブとしてシーズン前半よりも高いステージに行けるのか、投げ出して元の場所に戻るのか、真価が問われている。ACL圏内も重要だが、クラブのレベルが上がるのなら今季は残留で満足するから、長谷川東京のその先、長谷川東京2.0を見たい。先週も書いたけど、ここは迷うところではなく、信じて踏ん張るところ。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 最初の失点はよくセーブした後の押しこみだけに残念だった。
室屋(4.5) 休暇明けで張りきって走り回ったが結果につながらず残念。
チャン(5) 残念な失点関与。入れ替わられた時点でアウトだった。
森重(4) 東京は森重のチーム。森重が踏ん張ればチームも踏ん張れる。
太田(4.5) 個人としては頑張っていたと思うがセットプレーも決められず。
東(4.5) 東が腐らず走り続けていれば絶対に勝てる。キャリアの勝負どころ。
橋本(4.5) 橋本は間違いなく効いているので自信を持ってやり続けていい。
眷(4) 苦労かけて申し訳ないが「脱皮」には不可欠なのでつきあって。
田邉(4.5) 何だかんだレギュラーになってるのが嬉しい。存在感見せた。
オリヴェイラ(4) マーク厳しくイラついているがそれでも欠かせない選手。
リンス(4) 想像以上に器用な選手。オリヴェイラとのコンビもいい。
===
米本(4.5) 熱い男。攻撃面でも頑張っているのは窺えた。
永井(4) 永井がいるだけで何回かチャンス作れてた。
矢島(-) 時間短し。可能性は感じた。

「生まれ変わり」ではなく「脱皮」を目指して行こう。



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2018年09月28日 23:43      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第5節】グラードバッハ 3-1 フランクフルト

■2018年9月26日(水) 20:30キックオフ
■Borussia-Park

ふだんなら木曜日の朝早く起きて出勤前に録画を見るところだが、すっかり忘れていて(もちろん録画もしてない)木曜日の通勤電車の中で気づき、ついでに結果も知ってしまった。しかたなく帰ってからFohlen.TVで見た。

グラードバッハは前節アウェイでヘルタに今季初めての敗戦を喫しての英国週間。連敗するとグッと地合いが悪くなるため何としても勝ち点3を積んで軌道を元に戻したいところ。簡単な相手ではないが手堅く戦いたい。

この試合ではケガのヤンチュケに代わってエルヴェディがCBにスライドしバイヤーが右SBに入った他、アンカーにはシュトロブルに代わってクラマー、インサイド・ハーフにはツァカリアに代わってノイハウス、右ワイドにはジョンソンに代わってヘアマンが先発するなど、日程も考慮してかターン・オーバーを実施した。

ラファエル、シュティンドルは引き続きメンバー外、新加入のラングがベンチ入りした。

ゾマー
バイヤー ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス クラマー ホフマン
ヘアマン プレア アザール

グラードバッハがボールを支配し優勢に試合を進める展開に。フランクフルト陣内を中心に攻撃を仕掛けるが最後の精度を欠きなかなかゴールには迫れない。一方、フランクフルトの攻撃は散発で、フィニッシュまで持ちこませない守備ができている。

18分、左CKに中央のプレアがワントラップからシュートを放つが敵GKのファイン・セーブに阻まれ、こぼれ球に角度のないところからギンターが詰めるがDFにブロックされる。その後もグラードバッハ優位の流れ。35分にはクロスに頭で合わせられネットを揺らされるがオフサイドの判定で事なきを得る。

41分にはノイハウスがエリア外中央からミドル・シュートを放つがバーをヒットして枠外へ。42分にはアザールのCKにギンターが頭で合わせるが敵GKがセーブ。チャンスはあったものの決めきれず、スコアレスで前半を終えた。

後半に入っても流れは変わらず。53分には左寄りからのアザールのFKがサイド・ネット外に。

56分、ノイハウスのヒールでの落としを受けたプレアが、ゴール右の角度のないところから豪快に決めて先制。1-0とリードを奪う。ノイハウスはパスを出した後で敵DFに倒されており、PKかFKか微妙なところだったが、ここで審判がプレーを止めなかったのが結果的によかった。

65分、ホフマンからの浮き球を中央のノイハウスが左に落とすと、アザールがこれをダイレクトに蹴りこんでゴール、2-0とリードを広げる。

73分、プレアに代えてジョンソンを投入、アザールをトップに上げて4-1-4-1的な並びになったように見えた。74分、ゴール前に放りこまれたボールにゾマーとギンターが対応したがゾマーがボールをキャッチできず、裏にこぼれたボールを敵FWに蹴りこまれて2-1と1点差に迫られる。事故っぽい失点だった。

76分、ヘアマンに代えてツァカリアを投入、ホフマンをサイドに押し出した格好か。1点を返したフランクフルトが攻勢に出るが、85分、アザールの左CKを走りこんだエルヴェディがヘディングで叩きこみゴール。3-1と再び2点差にしほぼ試合を決める。

89分にはアザールに代えてトラオレを試運転で投入、そのまま3-1で試合をクローズした。

前半は押し気味に試合を進めながら決めきれないもどかしい展開だったが、守備が綻ばずスコアレスで終えたことで後半のゴールにつながったと思う。ノイハウスが要所で踏ん張っていい働きをしたし、プレアは技術を見せたし、アザールも我慢強くプレーしてたし、まあ、アザールがいい試合は結果も出る。

あと、シュトロブルに代わってアンカーで出たクラマーがよかった。しっかりボールを動かせるし、守備でも彼のところでしっかり止めてくれるので後ろも余裕を持って対応できていた。アンカーでクラマーとシュトロブルがレベルの高い競争をしてくれるのは有難いが、こういう使い方しかできないのはもったいない。悩ましい。

シュート数21-12、CK9-6、ポゼッション55-45と数字の上でも優勢。ポゼッションが結果につながらないことが多くなっているが、この試合では数字通り主導権を握っていたと言っていいだろう。

この結果、グラードバッハは5試合を消化して3勝1敗1分で勝ち点10(1試合あたり2.00)の4位。敗戦の後をきっちり勝ったことで足場を保った。しかしアウェイでは1敗1分と未勝利。次節アウェイのヴォルフスブルク戦で結果を出したい。

ディーター・ヘキング監督談話:
「ひとつひとつのブンデスリーガの試合がどれだけ難しいものかはよく分かっているが、今日はとてもいい試合ができた。アイントラハトは非常にコンパクトに守り、カウンターに力を入れているチーム。攻撃力と守備の判断の間に強い結びつきが必要になる。それをチームは素晴らしくやってくれた。後ろではほとんど自由にやらせなかった。既に前半に3回か4回、リードを奪う絶好機があった。ハーフタイムの後に我々は手数を増やし、その中で1-0となった。このゴールがチームに浮揚力をもたらした。2-0になったときには、これで決まりであって欲しいと願ったが、我々は自ら失敗の原因を作ってしまった。完封したかったので残念だったが、追加点によって正しい答えを出すことができた。したがって勝利はまったくもって妥当なものだと思う」

勝つと雄弁になる。



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2018年09月25日 20:39      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第4節】ヘルタ 4-2 グラードバッハ

■2018年9月22日(土) 15:30キックオフ
■Olympiastadion (Berlin)

日本時間では土曜日の夜10時半キックオフと理想的な時間帯だが、この日は所用から8時ごろ帰宅し、FC東京の試合をDAZNで時差観戦していたので、それを見終わってほとんどすぐにこの試合。そんな訳でマッチ・レビューも遅れた。

グラードバッハは開幕から2勝1分と好調だがアウェイでは未勝利。同様に2勝1分といいスタートを切っているヘルタと敵地で対戦する。こういう試合にきちっと勝ってしっかり勢いをつけて行きたいところ。

先発は前節と同じ。一部報道ではラファエル、シュティンドル、ラングらの戦線復帰も近いとあったがこの試合ではベンチ入りせず。

ゾマー
エルヴェディ ギンター ヤンチュケ ヴェント
ツァカリア シュトロブル ホフマン
ジョンソン プレア アザール

まずは開始早々の4分、アザールが右サイドから持ちこんで中央からシュートを放つが左のポストをかすめて枠外に。その後は互いにボールを保持して機会を窺うもののミスも多く攻撃が形にならない。ヘルタがやや優勢に試合を進めチャンスを作るがグラードバッハの守備も集中しており得点を許さない。

28分、フィードを受けて裏に抜け出したジョンソンがエリア内で敵DFに絡まれ、倒されてPKを得る。リプレイで見る限り微妙な感じもしたが敵の手はかかっていたと思う。29分、このPKをアザールが中央に決めて1-0とグラードバッハが先制する。大きなチャンスがない中でのPKからの先制は大きい。

しかしその直後の30分、左サイドからのクロスに中央でヘディング・シュートを許し失点。1-1の同点となる。斜めに走りこんだ敵FWに引っ張られ中央をフリーにしてしまった。

さらに34分、今度は右サイドからのクロスに再び中央でのヘディングを許し失点、あっと言う間に1-2と逆転を許す。これもまた中央でマークしきれずほぼフリーでシュートさせてしまった。

その後も決定機を作られたもののゾマーのセーブもあり難を逃れる。一方でグラードバッハのチャンスは散発、43分にはプレアがフィードを受けてシュートを放つが敵GKにセーブされる。結局1-2で前半を終えた。

グラードバッハは後半からヤンチュケとジョンソンに代えてヘアマンとノイハウスを投入。シュトロブルを最終ラインに落としてテコ入れを図る。54分、ヘアマンが右サイドからプレアにボールを送りGKと一対一になるがシュートはわずかに枠を外れてしまう。

しかし63分、右サイドからのクロスを中央から蹴りこまれ失点、1-3とリードを広げられる。試合は次第にオープンに。

67分、ヘアマンのクロスにプレアが頭で合わせゴール、2-3と1点差に詰め寄る。このときは結構イケるかもと思ったが…。

73分、中央に戻されたボールを蹴りこまれて失点、2-4と再び2点差に。これでかなりガクッときた。その後は77分、エルヴェディに代えてキュイザンスを投入、ヘアマンが右サイドの下がり目に落ちたように見えたがもはやよく分からない。

結局その後も劣勢を挽回できず、2-4でヘルタに完敗、今季初めての敗戦となった。

取っても取っても取られるという感じで、特に空中戦で失点を重ねた。というかFWに着ききれておらず、幸い枠に飛ばなかったシーンも含めて競り合うことさえできていない。ハーフ・タイムでヤンチュケを下げたのはこの点を考えてか。

守備で後手に回ったために攻撃はムダな焦りが出て攻めきれず。それでもPK含むとはいえ2点取れたのはよかった。プレアも何度かチャンスを作り、うち1本はきちんと決めてくれたのでFWとしては及第点だろう。

今季、なかなか連係はしっかりしていると思っていたが、こういうところであっさりと綻びが出てしまうのはまだまだ。結果を重ねながら修正して行かなければならない。数字的にはシュート数17-16、CK7-8、ポゼッション51-49とほぼ互角だったが、効果的に加点したヘルタが常に主導権を持っているように見えた。

ケガ人がいるとはいえ戦力的にはそれほど見劣りしている訳ではなく、確かにCBがやや手薄な感じはするもののしっかり勝ち点を積み上げるべき局面。修正すべきところは今のうちに対応しておかなければならない。

これでグラードバッハは開幕4試合を終えて2勝1敗1分、勝ち点7(1試合あたり1.75)の6位。まだまだ順位に一喜一憂する時期ではないが、せっかくの開幕ダッシュがここで失速しないようにやるべきことをもう一度確認したいところだ。

ディーター・ヘキング監督談話:
「今日のこの敗戦は妥当なものだ。我々は今日は守備の部分でうまく行かず、逆にヘルタはそこがしっかりしていた。我々は1-0とリードしたにも関わらず2分後に同点にされてしまった。これはあってはならないことだ。3-2になった後にも、どうやったらまだ逆転できるだろうかと考えているうちに4-2にされてしまった。まずは自分たちのことを反省しなければならない。守備においては単に徹底しきれなかった。ベルリンは今日は我々の問題点をはっきり見せてくれた。我々はこれをしっかり分析しなければならない」

まあ、そういうことだな。この日はヘルタが青白ストライプのファースト・ユニだったのに対して、グラードバッハは明るい緑一色のサード・ユニ。白のファーストも黒のセカンドも見にくいという判断か。こんなサード・ユニがあるの初めて知った。



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2018年09月23日 21:13      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第27節】広島 1-1 FC東京

■2018年9月22日(土) 19:00キックオフ
■エディオンスタジアム広島

日中ずっと外に出ており、帰宅が予想に反して8時ごろになったので仕方なくDAZNで時差観戦となった。普通にBSで見るつもりだったのに。

東京はリーグ戦6試合勝ちなし、3試合無得点で、前節はオウン・ゴールの1点に泣いて仙台に苦杯を喫している。既にタイトルは現実的ではなくなっているが、可能性は残されており、またACL出場権である3位を死守するためにも勝ち点3は必須。首位広島相手に流れを変える試合にしたいところだ。

この試合では警告累積で出場停止の室屋に代わって小川が右SBで先発、ケガ明けの田邉が大森に代わって左SHで先発した。またトップにはリンスが先発し永井がベンチ・スタート。


小川 チャン 森重 太田
東 橋本 眷襦‥廷
オリヴェイラ リンス

中盤での激しい主導権争いから、奪ったボールを互いに素早く前線につなぐ緊張感のある立ち上がりになる。5分、橋本のスルー・パスを追って右サイドの裏に抜けたオリヴェイラが深いところから戻しのラスト・パスを送ると、走りこんだリンスがニアで合わせるがボールは惜しくもポストをヒットし枠外に。

14分には中盤でのボール奪取から展開したボールをオリヴェイラが落とし、中央のリンスがエリア外からミドル・シュートを放つがGKにセーブされる。チャンスは散発だがオリヴェイラとリンスの個人技でフィニッシュまで持ちこんでいる。一方で広島もフィニッシュまでやりきる意識が高く、林の好セーブやDFの身体を張った守備でしのいでいるが予断を許さない。

18分、敵CKから東京ゴール前での混戦となる。ゴール前にこぼれたボールを眷襪大きくクリアしようとしたが、倒れていた敵FWがこれに足を伸ばし、押しこまれて失点。0-1と先制を許す。前節同様、必ずしも崩された訳ではなく不運もあったが、最後にクリア・ボールに足を出した敵FWの執念にヤられた。

その後はやや守備にウェイトを置いたかに見える広島に対し東京が反撃を仕掛ける展開となるが、互いにコンパクトにブロックをセットし、中央を締めているのでなかなか決定機を作れず。東京は何度かセット・プレーのチャンスを得るがこれも生かせない。

28分、右サイドの東が裏にクロスを送ると、左から斜めに走りこんだ田邉が合わせようとするがギリギリのところでミートせず敵DFにクリアされる。中盤でのせめぎ合いで一進一退のまま0-1で前半を終えた。

後半に入ると東京がシンプルな攻撃でギアを一段上げる。49分、リンスからのパスを受けて左寄りの深いところまで持ち上がったオリヴェイラが中央に戻しのパスを入れると、走りこんだリンスがこれを丁寧に流しこんでゴール。ボールは敵DFに当たってコースが変わり、敵GKにも触られたがそのままゴールに。後半開始早々に1-1と同点に追いつく。

ここからは拮抗した展開となり互いに決勝点を狙いに行くが、どちらもコンパクトな陣形を保ちチャンスは散発に。57分、太田のCKからのこぼれ球を東が二度シュートするがいずれも敵DFにブロックされる。広島の攻撃も身体を張って止めており同点のまま試合は終盤に。

72分、田邉、リンスに代えて大森、永井を投入、前線をリフレッシュして逆転を狙いに行く。終盤は東京がボールを支配、広島陣内で攻撃を仕掛けるが広島の守備も分厚い。88分、オリヴェイラに代えて米本を投入、眷襪魄賣鷯紊4-2-3-1のような形になったか。

アディショナル・タイムには眷襪離僖垢ら永井が裏に抜け出すシーンもあったが敵GKにクリアされ、結局1-1のまま試合は終了した。

前半、アクシデント的な失点で先制を許したが、粘り強く戦って後半早々に追いつき、逆転はできなかったものの首位から勝ち点1をもぎとった試合。3試合ぶりの得点が流れから取れたことは大きい。

一部メンバーを入れ替えながら挑戦してきたことがようやく実を結んだ試合であり、失点もセット・プレー崩れからの不運が大きく作用したもので、内容的には悪くない試合だったと言っていいだろう。

オリヴェイラとリンスのコンビが機能、東、田邉が要所で必要とされる働きを繰り返した結果、攻撃の「型」自体はきちんと表現できていたと思う。守備もチャン、森重を中心に、林の好セーブもあって失点を最小限に抑えたことには大きな意義があった。

失点を重ねての敗戦から、湘南戦、鳥栖戦と無失点に抑えても得点が取れずスコアレス・ドロー、前節(仙台線)はオウン・ゴールに泣き、今節はようやく1点が取れたものの事故に近い失点で勝てずと、上向いてはいるものの結果につながらない苦しい状態。やっていることは間違っていないので、自信を持ってやり続けるしかない。

幸い、シーズン前半の貯金が効いて、かろうじて3位をキープできている。首位との勝ち点差13とタイトルは遠のいたが、3位は死守しなければならず、その意味ではこの勝ち点1は少ないとはいえ大きな前進だ。シーズン終盤に向けてここから巻き返してひとつでも多く勝ち点を積み上げ、ACLを獲得しなければならない。

シーズン前半の成功体験はそのまま通用する訳ではないにしても、ここからの積み上げの基礎としては重要なものであり、その延長線上に戦略・戦術を構築するに足るものだ。首位相手に先制を許しながらも追いついて引き分けに持ちこんだことはポジティブに考えてよい(広島には今季1勝1分)。前を向いて戦いたい。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 失点はノー・チャンス。それ以外は安定したパフォーマンスだった。
小川(3.5) 逆サイドだが大過なく役割を果たした。泥臭い守備がよかった。
チャン(3.5) 微妙なプレーもあるにはあったが、対人の強さが際立っていた。
森重(3) チームが苦しいときにも姿勢を見せ続けている。森重を男にしたい。
太田(4) 再三のセット・プレーを生かせず。それだけの責任を背負える男だ。
東(3) 今季は彼のシーズンだと言っていい。パフォーマンスを維持している。
橋本(3.5) 彼が戻ってから中盤の安定感が違う。いつの間にか主軸になった。
眷(3) 攻守になくてはならない選手。華やかさだけでない働きに真価あり。
田邉(3.5) 地道なアップダウンができるようになってまたひとつ成長した。
リンス(3) ゴールだけでなく前線で攻撃を組み立てる力を見せた。
オリヴェイラ(3) 彼の強さからすべてが始まる。そろそろゴールを見たい。
===
大森(4) 彼にゴールが出ればチームも波に乗れそうな気がする。そろそろ。
永井(3.5) 終盤に出てくると脅威になる。精度を高めて結果につなげたい。
米本(-) 時間短し。

ここは迷うところではない、信じて踏ん張るところだ。すぐ下は薄氷。出直ししかない。



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2018年09月16日 21:15      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第3節】グラードバッハ 2-1 シャルケ

■2018年9月15日(土) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

日本時間日曜日未明の試合なので、録画して日曜日に早起き。結果情報を見る前に無事に時差観戦できた。今季からDAZNではなくスカパーになっているので、きちんと録画しておかないと泣きを見る。気をつけないと。

グラードバッハは開幕から2戦負けなし(1勝1分)。勢いをつけるためにもこのホームゲームは勝ち点3が必須。シャルケは開幕2連敗で気合を入れてくることが予想され、難しい試合になるが落ち着いて戦いたい。

この試合ではケガ明けのエルヴェディが今季初出場。インサイド・ハーフにはノイハウスに代わってツァカリアが、トップはラファエルに代わってプレアが先発。ラファエルはふくらはぎの痛みとのことだが、前節途中交代しておりコンディションが心配だ。トラオレが久しぶりにベンチ入り。

ゾマー
エルヴェディ ギンター ヤンチュケ ヴェント
ツァカリア シュトロブル ホフマン
ジョンソン プレア アザール

試合はいきなり動いた。2分、プレアの落としを受けたツァカリアがシュートを放つ。これはDFにブロックされたが、これで得た右からのCKをホフマンが蹴ると、ファーのギンターがほぼフリーでヘディング、これが決まって1-0とグラードバッハが先制する(3分)。

その後もテンポの速い展開で互いにアグレッシブにボールを動かす。8分にはヴェントからのパスを受けたプレアが反転してシュートを放つがわずかにゴール左に。11分にもCKからホフマンがボレー・シュートを放つがバーの上に。

グラードバッハはヤンチュケとギンターの守備が固いが、ミスから裏返されて何度かピンチを迎える。最後のところで身体を張り、ゾマーのセーブもあって失点は免れるがヒヤッとするシーンが一度ならずあった。

24分、右サイドでエルヴェディが敵DFに倒される。このDFは既に警告を受けており、2回目の警告で退場かと思ったがファウルのみ。完全なレイト・ヒットでガッツリ足に行っており、どう見ても警告相当と思ったが…。激しいブーイングでこのDFは直後に交替。

29分、ツァカリアからパスを受けたアザールが右サイドから中央に切れこんでエリア外からシュートを放つがGKにセーブされる。抑えた鋭いシュートが枠に飛んでいたがナイス・セーブだった。37分にはホフマンのFKにファーのプレアが合わせるがGKがキャッチ。1-0で前半を終えた。

後半に入るとシャルケがギアを上げて前がかりになり、グラードバッハは自陣で受けに回る時間が長くなる。50分にはクロスに中央で合わされボールがゴールに入るがオフサイドの判定で救われる。この時間帯をゾマーの好セーブもありしっかり守れたのがよかった。

65分、プレアからの戻しを受けたヴェントが中央へクロスを上げると走りこんだツァカリアが頭で合わせるがゴール左へ。67分、ジョンソンに代えてヘアマンを投入、ヘアマンはそのまま右サイドのワイド・アタッカーに。

さらに72分にはツァカリアに代えてクラマーを投入。この時点でおそらくホフマンをトップに上げ、シュトロブルとクラマーのダブル・ボランチに、右SHにヘアマン、左にアザールを配した4-4-2になったのではないかと思う。

77分、左サイドのヴェントからのクロスを中央でプレアが落とすと、近くにいたヘアマンがこれを左足で直接蹴りこんでゴール。グラードバッハが2-0とリードを広げる。プレアはおそらく自分が打つために落としたと思うが、これが半ばスルーになってヘアマンの足許に収まった。

2点差を得たグラードバッハは試合をコントロール、86分にはプレアに代えてノイハウスを投入、試合をクローズしに行く。ノイハウスはそのままトップに入ったように見えた。

逃げきりかと思ったが、アディショナル・タイム、中央からミドル・シュートを打たれ、これが決まって2-1と1点を返される。試合はそのまま終了となったが、最後にバタバタして画竜点睛を欠く試合になった。

序盤に先制できたおかげで試合をコントロールできたが、後半はやや押しこまれ苦しい時間帯もあった。戦術理解と共有、連係は洗練されており、新しく加わったプレアも問題なく流れに入っている。

CBにバックアップがないのは怖いしヤンチュケにやや不安があるが、試合中に何かあればボランチを入れてシュトロブルをCBに落とすのだろう。シュトロブルのアンカーが効いており、攻撃の緩急をコントロールするとともに、守備でも敵の最もイヤな位置にいることができている。

シュート数15-16、CK6-6、ポゼッション50-50と互角の数字だが、内容的にはグラードバッハが確信を持って進めていた試合だったと思う。まずはスタート・ダッシュで行けるところまで勝ち点を積み上げて行きたいところだ。

ディーター・ヘキング監督談話:
「我々は抜きんでた試合をした。動きは軽快で試合の流れをつかんでいるのが見てとれた。我々が前半の35分間どう切り替えをやっていたか、非常によかったと思う。我々はパスもボール扱いもシュアで、ポジショニングもよかった。そのおかげでシャルケに多くの問題を与えた。我々は彼らに課題を与えようとしたし、それをチームは際立って実行してくれた。パトリック・ヘアマンのここ数カ月の努力を考えれば、彼が今日のヒーローになったことは特に嬉しい。3試合を終えて勝ち点7はいい成績だ。しかし次の課題は簡単なものではない」

ホームなんで当然白のファースト・ユニだったけど、やっぱり黒のセカンドがいいなあ…。



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2018年09月15日 22:20      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第26節】仙台 1-0 FC東京

■2018年9月15日(日) 14:00キックオフ
■ユアテックスタジアム仙台

所用のため日中は見られず、夕方家に帰ってDAZNで時差観戦。もちろん結果情報は遮断していたが、ほぼクセでTwitterを何度か開いてしまいそうになり、その都度画面を見ないようにして慌てて閉じた。

代表戦をはさんで2週間ぶりのリーグ戦。東京はこのところ勝てていないが、前節は橋本が復帰、スコアレス・ドローながら前向きに評価できる内容だったこともあり、そろそろ勝たないとタイトルはおろかACL圏も危うくなってしまう。アウェイだが勝ち点3が欲しい。

メンバーは前節と同じ、シーズン前半調子よく勝ち点を積み上げていた時のメンバー。ひとつブレイク・スルーがあればモードが切り替わる予感はあるだけに、やるべきことをしっかりやりきりたい。田邉がメンバーに復帰した。


室屋 チャン 森重 太田
大森 橋本 眷襦‥
オリヴェイラ 永井

試合は序盤から守備戦の様相。互いに素早い切り替えから自陣でブロックを構築し敵の攻撃をしのぐ展開に。その中でもボールを持つ時間が長くなった東京がチャンスを作る。15分、永井からのパスを受けた眷襪中央からミドル・シュートを放つが左ポストをヒットして外へ。

23分には大森が敵陣でカットしたボールをオリヴェイラに預け、オリヴェイラはそのままシュートを放つが敵DFにブロックされる。34分、室屋からの斜めのクロスをニアの眷襪スルー、中央の大森が受けて反転からシュートを放つがこれもDFにブロックされる。

前半は仙台に1本もシュートを打たせず、何度かチャンスを作ったものの決めきれなかった。スコアレスで後半へ。

後半に入ると仙台がやや前がかりに。開始間もない49分、左サイドから入れられたクロスをクリアしようと東が足を伸ばしたが、足に当たったボールがそのまま自陣ゴールへ。オウン・ゴールで0-1と先制を許してしまう。

たたみかける仙台に対して中央を固めて対応、何とか追加点は免れたものの、ビハインドを背負って苦しい展開に。

57分、東からのフィードを受けた永井が深いところからシュートを放つが角度がなく枠外に。60分には眷襦▲リヴェイラとつないだボールを最後は橋本がシュートするがバーの上。

66分、大森と永井に代えてリンスと富樫を投入、同点、逆転を狙いに行く。東京は圧をかけ、何度か仙台ゴール前でクリティカルなシーンを作るものの、仙台の守りも固くゴールを割ることができない。

81分、リンスの落としを受けた眷襪シュートを放つがゴール右に外れる。仙台がゴール前を分厚く守っておりなかなかシュート・コースが開かない。83分、東に代えて米本を投入。ここは田邉かと思ったが…。

東京はその後も必死の反撃を仕掛けたものの決めることができず、結局オウン・ゴールに泣く形となった。

シュート数12-7、CK9-2、ポゼッション53-47と内容的には東京のゲームだったし、失点もオウン・ゴールと、まあ、不運な敗戦ではあった。

しかし、結果が出ていない時期というのはこういう負け方をするものだし、それは追い込まれて萎縮したり力んだりすることで、わずかな精度に狂いが出たり、思い通りに行かない時の対応力が固くなったりすることから来ているものだと思う。

こうして、もともとはできていたことまでができなくなると、内容の方までが劣化する悪循環に陥る。やっていること自体はおかしくないと思うが、意識してモードを切り替える工夫をする必要がある。

また、それなりにやれているように見えても、シーズン前半と異なり、敵が東京を研究し、対策してきているのは間違いのないところ。オリヴェイラが執拗にマークされるのは当然としても、ボールを持たされ裏のスペースを消される形で機動力が殺されるなど、飛び道具を生かす機会自体が減っているように思う。

上位にいる以上これは仕方のないことで、我々もそれに対して精度、強度を上げながら、選択肢を増やして行かないとジリ貧になる。下を向いても仕方がない。愚直にやり続けることと、少しの変化、少しの成長を積み上げること以外に特効薬はないはずだ。

次節は首位・広島と対戦する。既に勝ち点差は13と大きく開いてしまったが、直接対決で勝てば流れは大きく変わるはず。スイッチを切り換える絶好のチャンスだ。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) 唯一の失点がオウン・ゴールだったのは不運。それ以外はほぼ試されず。
室屋(3.5) 代表帰りで生きのいい攻撃参加を見せたが警告を受け次節は出場停止。
チャン(3.5) 一時は不安定な守備が多かったがようやく本来のパフォーマンスに。
森重(3.5) 悪い流れを変えるのは中心選手の重要な仕事。森重に期待している。
太田(4) 再三のCKもなかなか合わず。ボール自体は悪くないと思うが…。
大森(4) よく走っているからこそチャンスに絡んでいるのだが決めたいよね…。
眷(3) 的確なパス出しでチャンスを演出。そろそろ自身のゴールが欲しい。
橋本(3.5) アンカー的に動いて攻守を活性化している。欠かせない存在に。
東(3.5) ハイパフォーマンスを維持。東推しがようやく報われてきた。
オリヴェイラ(4) さすがに対策されている。ポストする瞬間を狙われている。
永井(4) スピードを生かせるスペースがなかなかもらえなくなっている。
===
富樫(4) チームにはちゃんとハマっている感じはする。精度を上げたい。
リンス(3.5) 周囲もそろそろ彼の生かし方が分かってくる頃。結果出したい。
米本(-) 時間短し。

変にイジらずしっかり我慢したい。



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2018年09月03日 22:14      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第2節】アウクスブルク 1-1 グラードバッハ

■2018年9月1日(土) 15:30キックオフ
■WWK-Arena (Augsburg)

土曜日の夜10時半のキックオフだが、アジア大会の韓国×日本が長引いたので、スカパーを録画して1時間ほどの遅れて追っかけ試聴した。

グラードバッハは開幕戦をホームで快勝、このままうまく波に乗りたいところ。アウェイだが最低でも勝ち点を持ち帰りたい。

メンバーは前節と同じ。シュトロブルをアンカーに置いた4-3-3の布陣となった。

ゾマー
バイヤー ギンター ヤンチュケ ヴェント
ノイハウス シュトロブル ホフマン
ジョンソン ラファエル アザール

グラードバッハはいきなりチャンスを作る。2分、アザールが左サイドの裏に抜け、フリーで中央にボールを流しこむ。ジョンソンがファーから入りこみ合わせようとしたが敵DFにクリアされてしまう。

悪くない立ち上がりだと思ったが、その後はアウクスブルクのハイ・プレスに苦しみ、つなぎにミスが出てフィニッシュまで持ちこめない展開に。セカンド・ボールも拾えず、自陣に押しこまれる時間が長くなる。

12分、右サイドから入れられたクロスを、中央で敵FWにワントラップされ、そのままボレーでたたきこまれて失点、0-1と先制を許す。ヤンチュケがついていたが目測を誤ったか頭上を越されてトラップ、シュートを許してしまった。

グラードバッハは17分、深くまで持ちこんだアザールが戻しのパスを入れ、ジョンソンがこれに合わせたが敵DFが線上でこれをクリア、絶好の同点機を逃す。その後はリスク管理を重視して分厚く守るアウクスブルクに対してチャンスを作れないまま0-1で前半を終えた。

後半開始からバイヤーとラファエルに代えてツァカリアとプレアを投入。シュトロブルを最終ラインに落とし、ギンター、ヤンチュケとの3バックに。こんな感じだったかも。

ゾマー
ギンター シュトロブル ヤンチュケ
ジョンソン ツァカリア ノイハウス ヴェント
アザール プレア ホフマン

しかしこの布陣は機能せず、グラードバッハの攻撃は散発となる一方、アウクスブルクには追加点のチャンスを作られる。

60分前後、ジョンソンを右SBに落とし、シュトロブルが再びボランチに入って4-4-2に。ツァカリアを右SHに押しだした形でシュトロブルとノイハウスがボランチとなり、左にホフマン、プレアとアザールが2トップになったように見えた。

ゾマー
ジョンソン ギンター ヤンチュケ ヴェント
ツァカリア シュトロブル ノイハウス ホフマン
アザール プレア

68分、ホフマンの左CKをニアのシュトロブルが頭でつなぎ、ファーのプレアが角度のないところからヘディングでニアを抜くシュート。これが決まって1-1の同点に。その後はグラードバッハが勢いを得て逆転を狙いに行く時間帯になる。

72分、右サイドを持ち上がったアザールが中央に切れこんでシュートを放つがゴール右に外れる。82分、右に張ったプレアからのパスを中央に走りこんだノイハウスがダイレクトでシュートするがDFにブロックされる。

89分にはノイハウスに代えてキュイザンスを投入するが試合はそのまま終了、1-1の引き分けに終わった。

アウェイで先行されながら追いついての引き分けということで、内容的にも必ずしもよくなかっただけに、まあ満足すべき結果だろう。シュート数7-18、CK4-9に対してポゼッション61-39。特に失点後は持たされながらブロックを崩せなかったのが数字からも見てとれる。

基本的な戦い方は昨季から変わっていないが、選手が一部入れ替わったことと、相手チームにもかなり研究されていることもあって、コンビネーションやシステムなどもまだ試行錯誤の部分が多いように感じる。頻繁な布陣の変更も今ひとつだったと思う。

少ない手数でダイレクトにボールを動かすことが多く、ポジショニングや決まり事など、オートマティズムができていないとすぐにズレてミスが出る筋合いにあるが、ギンターとヤンチュケの守備は(今日はヤンチュケにミスがあったが)安定感があり、これをベースに泥臭く結果を積み上げて行けば形はできて行くはず。

ラファエルを前半で交替させたのは今ひとつ機能していないと見たからか。自由に動けるスペースもなく、ボール・ロストも散見されたのでやむなしとも思えるが、後半オープンになれば生きる目もあり、前半での交替は疑問が残った。ケガとかでなければいいが。

シュティンドル、トラオレ、エルヴェディらがまだケガで欠場中。彼らが戻り、人選に悩むようになれば勢いが出てくる。それまで、何とか結果を出しながら走り続けるしかない。

ディーター・ヘキング監督談話:
「すべての詰まった非常に密度の濃い試合だった。どちらのチームも豊富な運動量で正々堂々と戦った。開始早々にリードを奪うことができたはずだったが、その後はアウクスブルクが彼らの最初のチャンスをそのまま生かして1-0にした。それは我々にとって考えていたのとはまったく違う展開になった。ハーフタイムにシステムを替えてみたが残念ながらうまく機能しなかった。この局面でアウクスブルクが試合を決めてしまうことができたはずだった。そこで我々はもう一度布陣を変更し、よりうまく戦えるようになった。そしてプレアが、私に言わせれば妥当な同点を引き寄せてくれた」

この日は黒のセカンド・ユニ。やっぱ今季はこっちをメインに着て欲しいわ。



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2018年09月03日 00:51      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第25節】FC東京 0-0 鳥栖

■2018年9月2日(日) 19:00キックオフ
■味の素スタジアム

気温は高くないが湿度が高く動くと暑い天気。日中は断続的に雨も降ったがキックオフまでにはやんだようだ。他の試合は土曜日開催でこの試合だけが日曜日。翌日のことを考えると土曜日がいいのだがなぜわざわざ日曜日開催なのか。

東京はリーグ戦3連敗のあと、公式戦2試合連続で引き分け。タイトルは現実的な目標ではなくなってしまったが、可能性は残っており、全勝して何が起こるか見てみるしかないし、まだ何も諦めた訳ではない。前節の引き分けをポジティブに捉えるためにもホームで勝ち点3が必要。

ケガで離脱していた橋本が先発に復帰、好調時のメンバーで試合に臨んだ。


室屋 チャン 森重 太田
東 橋本 眷襦‖膺
オリヴェイラ 永井

どちらかといえば東京がボールを持ち、緩急をつけながらチャンスを窺う展開に。それほど前からガツガツ行く訳ではないが、自陣でしっかりとブロックを形成し、奪ったボールを前線に供給することで敵ゴールを狙う。

5分、右寄りで得たFKを太田が蹴り、チャンが頭で合わせるがボールは枠外へ。これが東京のファースト・シュート。17分、右サイドから切れこんだ室屋が角度のないところからゴールを狙うがDFがブロック、こぼれ球に詰めた大森がダイレクト・ボレーで狙うがボールはバーをヒット。絶好機だったが決められず。

その後も東京はオリヴェイラのキープ力や永井の速さを生かして攻撃を続けるが、鳥栖の守備が厚く、ゴールを割ることができない。鳥栖の攻撃は組織だった守備で止めており決定機はほぼ作らせていないが、結果としてスコアレスのまま前半を終了。押し気味であり先制したいところだったが前節に続きゴールが遠い。

鳥栖も前線に強力なFWを揃えており、前半スコアレスは悪くない。ワンチャンで1点は取れるので焦ることなく中央をしっかり締めたい。オープンな展開にはしたくない。

後半に入っても神経質な試合が続く。52分、室屋がオリヴェイラとのワンツーから裏に抜け果敢にシュートを放つが敵GKがセーブ。58分、橋本からのパスを受けた東が正面から左足でシュートを放つがGK正面に。

59分、橋本に代えて米本を投入。ケガ明けということで予定の交替か。66分、オリヴェイラが裏に抜けシュートを放つがこれもGK正面に。68分、永井に代えてリンスを投入、終盤に勝負を懸ける。

しかしその後も固い守備戦。85分、東に代えて前田を投入、リンスが左SHに落ちる。87分、太田のCKに森重が頭で合わせるが枠外。90分には米本がミドル・シュートを放つがDFにブロックされる。

終始主導権は握り、鳥栖にほとんどチャンスを作らせなかったものの、東京も鳥栖のゴールをこじ開けることができず、結局2試合続けてのスコアレス・ドローとなった。

この試合単体で見れば、ゴールはなかったものの「得点できないなら失点するな」がきちんと実行できておりその点はポジティブ。そのおかげで勝ち点1を手にすることができた。

しかし、シーズン終盤にタイトルを争うこの局面では勝ち点が2足りないのは間違いなく、この試合を云々するより、ここまでに失った勝ち点、特にシーズン後半に入ってからの3連敗を悔むべきだろうと思う。

攻撃が湿って、何本シュートを打っても1本も入らない日はある。そういうときのために守備を締められると、最低限の勝ち点は手に入る。今日はそういう試合で、後ろの踏ん張りが印象的だった。

もちろん決定力は上げて行かねばならないが、それを積み上げるための基盤はできている。気候が涼しくなり、日程も英国週間シリーズがようやく終わって、見失っていた戦い方をもう一度確認すべきタイミング。

今日の試合では敵へのプレゼント・パスが散見されたのは残念だった。距離感の問題なのか、状況判断なのか。危ういシーンは一度や二度ではなかったが、最終的に難を逃れたので大きな問題になっていないだけ。ここは改善しないと不用意な失点の発端になる。

数字的にはシュート数11-6、CK7-3、ポゼッション53-47。東京優位ながらもそこまで差はつかず、結果としては妥当だったかもしれない。

東京はこれで25試合を消化して勝ち点42(1試合あたり1.68)の3位。しかし長谷川監督が言う通り、タイトル争いはまだあとひと波乱はあり、それに参加できるように、今はとにかく目の前の勝ち点をしっかり手の中に収めるしかない。最後にどうなっているかはその時気にすればよい。まだ何も終わっていないし諦めてはいない。

残り10試合を切り、いよいよ今季も終盤に入る。タイトルは現実的に難しいとしても、ACL圏内は死守しなければならず、できるだけのことをやって最後にどうなっているか見てみよう。

評点(評点はドイツ式):
林(3.5) ハイボール処理に安定感。2試合連続の完封はこの先の基礎になる。
室屋(3.5) 代表招集され気合が入ったか、積極的な攻撃参加で大きくアピールした。
チャン(3.5) 敵の強力なFWとのマッチアップは見ごたえあり。対人の強さ生きた。
森重(3) 「さすが」と唸らせるフィード多数。やはりサッカー偏差値高い。
太田(3.5) 精度の高いボールを供給し続けたが合わせられず。CKを生かしたい。
東(3) 即座のプレー選択が大きくチャンスを広げた。やり続けて行こう。
橋本(3) 時間限定だったのかもしれないが、攻守にツボを押さえた動きで存在感。
眷(3) どのタイミングでどこに出すか常人とは異なるセンスと視野を持つ男。
大森(4) ボールを引き出し攻撃の形に持ちこむところまで貢献大きいが…。
永井(4) 速さを生かして敵の脅威にはなったが決めきれず。悪くはなかった。
オリヴェイラ(3.5) 再三ボールを持って攻撃の起点となったがゴールは遠かった。
===
米本(4) どうしても橋本と比べてしまうが、攻撃意識に成長は窺えた。
リンス(3.5) 自分の役割をよく理解している。応援し続けたい。
前田(-) 時間短し。

残り試合全勝しかない。



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2018年08月30日 23:19      [posted by der_ball_ist_rund]

【Jリーグ第24節】湘南 0-0 FC東京

■2018年8月26日(日) 19:00キックオフ
■Shonan BMWスタジアム平塚

蒸し暑い日曜日。夕方から湘南新宿ラインに乗って平塚に向かった。日曜日の夜に平塚はキツいが水曜日にも試合をしており仕方ないか。週末の試合は基本土曜日にして欲しいが…。

東京はリーグ戦3連敗、天皇杯でもPK戦で敗退しており、苦しい状況に何とか歯止めをかけたい。タイトルは既にかなり遠のいているが、可能性はまだ残されており、とにかくアウェイでも勝ち点3が必要だ。

東京はチャンが欠場で丹羽がCBに。前線はオリヴェイラとリンスの2トップかと思われたが、実際の布陣を見るとリンスが左SHに入り東がトップに上がったか、あるいはリンス、東、大森の3シャドーにオリヴェイラの1トップの4-2-3-1のようだった。


室屋 丹羽 森重 太田
眷襦(橡
大森 東 リンス
オリヴェイラ

試合は序盤から拮抗した戦い。湘南がボールを支配するが東京も組織だったボールへのアプローチで素早い切り替えから攻撃を仕掛けようとする。湘南の方がチャンスを作るが中央を固め、林の好セーブもあって何とか難を逃れる。

ナイターだが気温が高く飲水タイムが設けられた。34分、太田のCKに森重がワントラップしてボレー・シュートを放つが敵GKのセーブに遭う。41分、ゴール前に圧力をかけてリンスがシュートを放つがGKがセーブ。こぼれ球を詰めようとするが決めきれず。

44分、太田からのクロスがこぼれたところに東が詰めるがこれも敵GKに止められる。30分ごろから徐々に東京のボールがつながり始めるが、ゴールは決められないまま前半を終える。バーをヒットされるシュートもあったが何とかしのいでいる。

後半は前半の流れを受けて東京が徐々にペースをつかむ展開に。60分、大森に代えて永井を投入、永井はトップに入り、東が右SHにスライドして4-4-2になったように見えた。

永井のスピードを生かして裏を狙う攻撃に。61分、永井の持ち上がりから戻しをオリヴェイラが合わせるが枠に収まらず。64分、オリヴェイラの落としにリンスが合わせるがこれもバーの上。

77分、リンスに代えて富樫を投入、何とか決勝点を狙いに行くが、徐々に足が止まり始め苦しい戦いに。湘南の攻撃も受けるが、ブロックはかろうじて形成できており、中央を割らせないことでリスクは回避できている。

間延びしそうになる中、必死にコンパクトさを保つが、攻撃も徐々に重くなる。83分、オリヴェイラに代えて前田を投入。その後も最後までゴールを狙ったが決定機を作れず、結局スコアレス・ドローに終わった。

チャンスは作ったものの決めきれず、苦しい展開になったが、守備が踏ん張って無失点に抑え、何とか勝ち点1を持ち帰ったゲーム。状況からすれば勝ち点1では足りないが、ここ数試合、失点が止まっていなかったので、最低限の結果は出したと言える。

もともとリーグ3位の得点を挙げており、得点力に問題がある訳ではない。どんなにチャンスを作ってもゴールが決まらないことは普通にある。無失点に抑えることができれば、それでも最低限の勝ち点は取れる訳で、この日のゲームはそういう点でひとつ底打ちを感じさせた。

強いクラブというのはケチャドバで大勝するクラブではなく、しょっぱい試合をしょっぱくクローズして結果を積み上げるクラブ。ゴールが遠くても泥臭くゴールを守り、勝てないまでも最低限の勝ち点を手にしたのは転換点になり得る。

後半、足が止まりながらもブロックを崩さず中央を締めることができた。この引き分けがどういう意味を持つかは、次の試合で決まると思う。やり続けるしかない。シュート数11-9、ポゼッション56-44、CK8-4と、数字からは勝たなければならない試合だったと思うが、思うように行かない試合でしっかり粘りを見せられたのは大きかった。

とはいえここで勝ち点2を逃したことは星勘定的には極めて厳しい。首位広島、2位の川崎はきっちり勝っており、3位はキープしているものの、広島との勝ち点は11、川崎とは5と拡大、4位の札幌との勝ち点差は3であり、ACL圏も薄氷を踏む形に(しかも川崎、札幌は1試合少ない)。

タイトルは現実的な目標としては厳しくなったが、ACL圏内は死守しなければならず、ここからはもう一つも落とせない。できる限りのことをやって、最後にどうなっているか見るしかない。

評点(評点はドイツ式):
林(3) 特に前半好セーブを連発、試合を救った。無失点は大きな貢献。
室屋(4) 上下動を繰り返したがチャンスになかなか絡めなかった。
丹羽(4) なじんではきたが致命的なパスミスからピンチを招くシーンがあった。
森重(3.5) 森重の最終ラインからの展開で何度もチャンスを作った。
太田(4) クロス、プレース・キックで攻撃に貢献。守備も踏ん張った。
眷(3.5) 意表を突く縦パスで一気に局面を変える働き、代えの効かない存在。
米本(4) 食いつきすぎずここいちばんでボール奪取、攻撃にも努力の跡あり。
大森(4.5) なかなかゴールに結びつかないがアイデアのある動きは貴重。
東(4) トップ下でも機能、疲れはあるが最後まで走りきり動きを作りだした。
リンス(4) 収めるしシュートもうまい。そろそろゴールが出るはず。
オリヴェイラ(4) 毎試合ゴールを期待されるのは仕方なし。貢献は大きい。
===
永井(4) 交替で入ると速さは歴然、脅威にはなったが生かしきれず。
富樫(-) 時間短し。
前田(-) 時間短し。

帰りのシャトルバスの待機列整理が今イチで、真っ暗な中、どこに列の最後尾があるのか分からずうろうろさせられた。



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2018年08月27日 19:00      [posted by der_ball_ist_rund]

【ブンデスリーガ第1節】グラードバッハ 2-0 レバークーゼン

■2018年8月25日(土) 18:30キックオフ
■Borussia-Park

ブンデスリーガ2018/2019が開幕。今季はスカパーが放送権を獲得、どういう放送のやり方になるのか懸念したが、全試合生中継してくれるようで安心した。ブンデスリーガの試合がCSとはいえテレビで普通に見られるとか、僕が帰国した2002年ごろは考えられなかった。隔世の感があるな。

グラードバッハは開幕に先立って行われたDFBポカール1回戦で5部のヘシュテッドに11-1と完勝、いいイメージを持っての開幕になるが、大勝の後はバランスを崩しがちでもある。モードを切り替えてホームでの開幕戦を勝ちきりたい。

メンバーはポカールから入れ替えてくるかと思ったが、トップのプレアに代えてジョンソンを先発させた他は同じメンバー。トップにはラファエルが入り、アザールとジョンソンがシャドウの位置に入った。シュトロブルをアンカーにした4-3-3になる。

ゾマー
バイヤー ギンター ヤンチュケ ヴェント
ノイハウス シュトロブル ホフマン
アザール ラファエル ジョンソン

前半はともに積極的なプレッシングの守備と、少ないタッチ数のパス交換でそれをかいくぐろうとする攻撃のぶつかり合い。中盤での激しいボールの奪い合いから、スピードを持って前線にボールを運ぼうとするが、ミスが出たりパスがズレたりするとすぐに奪われる。緊張感のある攻防に。

ポゼッションはややレバークーゼンに傾き、グラードバッハは何度かアタッキング・サードまでボールを運ぶがなかなかフィニッシュまで持ちこめない。17分にはバーを叩くシュートを浴びるなど、チャンスの数ではレバークーゼンに後れを取る。

ようやく27分、ノイハウスから中央でパスを受けたラファエルがシュートを放つが敵DFに当たり枠外に。28分にはホフマンがこぼれ球をダイレクトでシュートするがこれもゴール左に逸れる。

37分、エリア内に入りこんだヴェントが中央へ送ろうとしたボールを敵DFがブロックしたが、これが手に当たりハンドリングの判定。PKを得てアザールがこれを蹴るが左に飛んだボールをGKにがっちりセーブされて失敗(38分)。決定的な先制のチャンスを逃してスコアレスのまま前半を終えた。

後半も拮抗した立ち上がりになるが、54分、エリア内にドリブルで持ちこんだノイハウスが敵DFに倒されて2度目のPKを得る。55分、今度はホフマンがこれを蹴り、GKの動きと逆になる右に丁寧に流しこんでゴール。グラードバッハが1-0と先制する。アザールには蹴らせられないって感じでホフマンがボールを持ってPKに向かうのを見て笑ってしまった。

さらに58分、ラファエルが左寄りをドリブルで持ち上がり、ジョンソンとのワンツーで裏抜け、ゴール・ライン近くから短く戻すとジョンソンがこれをきれいに流しこんでゴール、2-0とリードを広げる。

ビハインドを背負ったレバークーゼンが前に出てくるのに対し、グラードバッハはリスク管理を優先、奪ったボールはシンプルにカウンターにつなげて優位に試合を進める。70分、敵ゴール前で密集になり何人かが至近距離からシュートを試みたが入らず。

79分、ラファエルに代えてプレアを、83分にはジョンソンに代えてヘアマンを、さらに88分にはノイハウスに代えてツァカリアを投入、試合をクローズしに行く。その後もチャンスはグラードバッハに多く、3点目の可能性も十分に感じたが敵GKの好守もあり決めきれなかったのはもったいなかった。

それでもグラードバッハは、次第に攻め手のなくなるレバークーゼンに対し、最後まで集中を切らさず守りきり、そのまま2-0で開幕戦勝利を手にした。

序盤は強度の高いぶつかり合いでなかなか思うようにフィニッシュまで持ちこめず、せっかくのPKも失敗して「ゲッ」ってなったが、後半早い時間帯に得たPKをきっちり決めたことで流れをつかんだ。リードを得てからは前に出てくる敵をコレクティブな守備で止め、効果的にカウンターを繰り出して危なげなく試合をクローズした。

まだまだこれからだが、シュトロブルのアンカーに安定感があり、ホフマンもインサイド・ハーフの適性がある。ノイハウス、バイヤーもうまくなじんでおり、キュイザンス、クラマー、ツァカリアらをベンチに置かなければならないのがもったいない。

この試合でやや空回り気味だったプレアにリーグ戦でゴールが出れば攻撃の迫力も加わる。いろいろな組合せを見てみたい。ケガのシュティンドル、トラオレ、エルヴェディも早い復帰を望む。

ディーター・ヘキング監督談話:
「最初の25分間はレバークーゼンに落ち着いて試合をさせてしまった。我々の新しく組織した4バックはブンデスリーガでは初めて試合に臨んだ。この布陣では両方のサイド・アタッカーは頻繁に後ろに落ちて来なければならない。2枚のインサイド・ハーフが比較的下がり目に位置することになるからだ。後半には、我々のチームはより高い位置で攻撃を仕掛けることができ、早くからレバークーゼンを押しこむことができた。これが非常にうまく行き、うまくボールを支配することができたし、その後は切り替えも非常によくなった。ここ数週間に作り上げたアイデアをチームが実行できたのは素晴らしい。多くのことが噛み合ったが、リーグにはまだまだ長い道のりなのも分かっている」

レバークーゼンの監督がハイコ・ヘアリヒなの、見ても思い出さなかった。あと、グラードバッハは白い体操服みたいなファースト・ユニだったのでがっかり。今季は絶対セカンドの方がカッコいいので、是非ホームでもセカンドを着て欲しい。



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