フットボール・クレイジー
football crazy
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2007年01月31日 23:06
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【ブンデスリーガ第19節】グラードバッハ×ニュルンベルク
そろそろ後がないグラードバッハ、シーズン後半の最初のホームは、あのハンス・マイヤー率いるニュルンベルク戦である。
結果から言えばスコアレスドローで、何とか勝ち点1を上積みしただけに終わった。何もないよりいいというだけの寂しい内容で、後半は結構押していたが決定力がなかったとの報道だ。
で、この結果を受け、ユップ・ハインケス監督が辞任を表明した。この滑り出しの悪さではもはや仕方ないかもしれない。取り敢えず週末のビーレフェルド戦ではアシスタントだったヨス・ルフカイが指揮を執るそうだ。残念だがここまで成績が悪いとね…。迷走しないことだけを祈りたい。
ついでだが、バイエルンもフェリックス・マガト監督を更迭した。後任はオトマー・フィッツフェルドだと言うが…。
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Borussia M'Gladbach
2007年01月30日 23:36
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FC東京 2007シーズン戦力展望 【MF編 1】
★MF(ボランチ)
三浦が引退し、宮沢が大分に移籍したことでボランチも補強の必要性が取り沙汰されていた。千葉の阿部の獲得に失敗し、現有戦力での繰り回しやむなしかと思われた最終局面で磐田の福西を獲得できたのは大きい。あまり予想していなかった選択肢だったが、意味のある補強だったと思う。
もともとこのポジションには今野という第一人者がおり、昨季はもう一人のボランチとして梶山がほぼレギュラー・ポジションをつかんだと言っていいが、正直、この二人の相性はあまりよくないのではないかと思う。今野のよさというのは鉄壁の守備力、ボール奪取力とともに、果敢な攻撃参加、思い切りのいいシュート力であり、その意味では今野が臨機応変に上がれるよう、後方を統括できる選手と組んだ方がそのよさを生かせるはずだ。
一方梶山も本来は守備の人ではなく攻撃参加に特長があるだけに、できれば梶山は前で使い、ボランチにはより守備的な選手を今野と組ませるべきではないか。その意味では今野と伊野波の組合せの方がシナジーがあるのではないかと思っていたが、福西が入ってバリエーションが豊かになった。福西が少なくともあと2、3年は日本でトップレベルのボランチであることは間違いないと思われ、いろんな意味で起用の幅がグッと広がったことは確かだ。
また、今季はオリンピック予選で梶山、伊野波が頻繁に抜けることが予想されるが、その意味でも福西の補強は大きかった。伊野波は便利使いされがちだが、ホームポジションはボランチだと思うのでポジション争いにしっかり絡んで欲しい。池上も梶山、伊野波の代表派遣の穴を上手くチャンスにしなければならない。梶山は上でも書いたとおり、ボランチよりむしろトップ下を馬場、栗澤あたりと競わせるべきではないかと思う。
いずれにせよボランチは今野を軸に今季も考えることになるだろう。
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FC東京
2007年01月29日 23:34
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FC東京 2007シーズン戦力展望 【DF編 2】
★DF(SB)
このポジションについては特に左サイドの補強の必要が言われていたにもかかわらず、目に見える補強はなかったと言っていい。
右サイドは加地なき後を徳永がレギュラーとして1シーズン働いた訳だが、正直言って高かった前評判に見合う活躍はなかった。石川とのコンビネーションも今ひとつだったし、ボールを追う姿勢にも新人らしいひたむきさが見えなかった。シーズン終盤になってようやく石川との効果的な連動、メリハリの効いた攻撃参加ができるようになり、浦和戦では右サイドからぎゅうぎゅう押しこむことができたが、いかんせん覚醒が遅すぎた。
徳永が何となくのんびりシーズンを過ごしてしまったのは、ポジションを争う強力なライバルの不在が原因だろう。ほぼオートマチックにレギュラーが約束された状態で、かつてアルバイト枠の大学生でありながら加地を押しのけてレギュラーを奪ったときのようなギラギラ感が見られなかったのは残念。もともとタレントとしては光るものがあるはずで、今季はちょっと奮起を期待したい。ライバルの不在は今季も変わらないが、このままでは代表も海外移籍も遠のく一方だということを本人も自覚はしているだろう。
昨季は左サイドには泣かされた。金沢がケガでシーズンをほぼ丸ごと棒に振り、代役として悪くないシーズンの滑り出しを見せたノリオが早々にやはりケガで戦列を離れたため、このポジションが東京の鬼門になってしまった。シーズン終盤は藤山でしのいだが、CBはまだしも藤山の左SBは危なっかしかった。今季は金沢がフィットしてくれることを本当に祈っているが、いずれにしても金沢にあと何年も頼る訳にも行かず、藤田は読売に完全移籍してしまい、松尾は退団してしまい、本当に担い手がいない状態だ。
左サイドは森村が成長することを期待したいが、結局、今季も両サイドバックは固定したバックアップがいない状態で、藤山やユーティリティ伊野波で繰り回すしかないのか(こういうとき伊野波って本当に便利だなあ)。池上もユーティリティで使えるかも。いずれにしてもレギュラーが欠けると途端に手薄になる。今野を後ろに下げざるを得ないような状況はもう勘弁して欲しい。ノリオのサイドバックも緊急避難だけにして欲しい。くどいようだがとにかく金沢にケガがないことを祈りたい。
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FC東京
2007年01月28日 17:12
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【ブンデスリーガ第18節】コットブス×グラードバッハ
ブンデスリーガはいよいよウィンターブレイク明け、リーグ後半戦の開幕である。我がグラードバッハはアウェイでコットブスと戦うこととなった。もともと苦手なアウェイだが、降格圏の16位で冬を越したことを考えれば、ここでいきなり負けることは許されない。相手は15位のコットブスであり、残留争いの星勘定からしても最低でも勝ち点を持って帰らなければならない試合であった。グラードバッハはウィンターブレイクにDFゴホウリとFWティゲセンを獲得、ヤンセンを初めとするケガ人もノイヴィルを除いてほとんどが復帰し、練習試合も全勝で後半戦開幕に臨んだのだが…。
この試合、さすがにJスポーツの中継もなく(まあ、仕方ないだろう)、ウェブラジオの投票にも軽く敗れ、例によってウェブラジオのコンファレンス中継を聴きながら「
kicker
」のサイトのティッカーを見守るという観戦になった。
Jスポーツではフランクフルト×シャルケをやっていたので、それも横目で見ていて、グラードバッハの経過はちらちらと確認していたのだが、前半の終わり方に経過を確認するといきなり0-2。さっきまで0-0だったのに、33分、39分と立て続けにラドゥにやられてしまったようだ。ひどい話である。ティッカーを見てもグラードバッハは全然元気がないようだ。
後半になっても流れは変わらず。64分、デルラとカヘを投入したあたりからようやく目が覚めた感じで、79分、インスアの見事なクロスにデゲンが頭で合わせ1-2。これで行けるかとも思ったが、89分、ケラーが敵のクロスボールの処理を誤り、これを決められて突き放され、結局1-3で今年最初のリーグ戦を落とした。
ユップ・ハインケス監督談話。
「コットブスが最初から非常に情熱的に仕掛けてきたので大変面白い試合だったと思う。この局面で我々は後ろに下がりながらあまりにも多くのミスを犯した。後半に入って少しその裏返しにもなったが、我々はゴールのチャンスを生かすことができなかった。全体としてこの結果は妥当なものだ」
勝ち点、順位とも変わらないが、残留圏との差は確実に少しずつ広がっている。今週は英国週間となっており、次の試合は火曜日のニュルンベルク戦。ホームなのでとにかくここで勝ち点3を積まないことにはマジで具合の悪いことになる。頼むからしっかりして欲しい。
その他の試合では、金曜日に行われたBVB×バイエルンでBVBが逆転勝ち。ビデオで見たがなかなか面白い試合だった。バイエルンはまだシーズンにフィットしてないような印象を受けた。フランクフルト×シャルケは高原がゴールを決めたものの試合はシャルケが危なげなく3-1で勝ち、暫定首位に立っている。ブレーメンは今夜の試合になる。
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Borussia M'Gladbach
2007年01月24日 23:52
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FC東京 2007シーズン戦力展望 【DF編 1】
★DF(CB)
DFではジャーンが湘南に移籍、増嶋が甲府にレンタル移籍した上、柏からレンタルしていた中澤がガンバに移ってしまい、大きな顔ぶれの変更があった。CBとして主力の茂庭は健在ではあるが、CBのコンビを組むべき相手がことごとく移籍してしまったのはどう考えても大きい。ジャーンの後釜ということでブラジルからエバウドを獲得したので辻褄は一応合っているはずだが、エバウドがJリーグにフィットするかどうかはやってみるしかない。
茂庭、エバウドのバックアップとしてのCB要員は非常に心許ない。広島から獲得した八田が唯一の頼りだが、茂庭が肩を脱臼し開幕絶望となった今、既にもうこれ以上計算できるバックアップはいない状態だ。吉本もいるがいきなりでは荷も重いだろう。藤山のここ一番の踏ん張りは期待できるが、毎試合先発してコンスタントにCBを任せられるかというとそろそろ微妙なものがあるのではないだろうか。そうなると、今野や伊野波、池上あたりのユーティリティ起用など苦しい人繰りを強いられることになる。
昨季、65点という未曾有の失点を喫したのは、やはりDFラインがきちんと固定できなかったからだと言う他ない。茂庭、ジャーンのケガもあり、またジャーンが一時期のような安定感を欠いていたのも痛かった。増嶋はせっかく出番が増えたのに今ひとつブレイクスルーを果たせず、全体に手詰まり感があった。ジャーンの放出は気持ち的には身を切るようにつらいが、やむを得ない部分もあると思う。増嶋は甲府で成長して帰ってきてくれることを期待するしかない。
こうなると今季はもう茂庭が中心になって引っ張るしかない。茂庭のお調子者的なムラ気はチャームのひとつではあるが、ケガの多さに対する自己管理も含めて、今季はチームリーダーとしての自覚を持って厳しく取り組んで欲しい。茂庭の対人の強さはFC東京のDFの要である。茂庭の奮起なしには今季のDFはまた昨季のような我慢を強いられることにもなりかねない。第一期ハラ東京時代は、攻撃サッカーとは言いつつ実は固い守備に裏づけられてこその速攻でもあった。脱臼なんかしてる場合じゃないんだが、ともかく早く治して戻ってきてもらうしかないし、それまでの間、僕としては池上のブレイクに期待したい。
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FC東京
2007年01月23日 14:37
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FC東京 2007シーズン戦力展望 【GK編】
福西の加入が正式に発表され、今度こそ今季の補強も終わりだと思うので、この辺で今季の戦力を僕なりに展望してみたいと思う。
★GK
このポジションでは遠藤と柴崎が抜け、昨季も登録のあった権田が正式にユースから昇格したのと、流通経済大から阿部を獲得した。土肥、塩田という主力2名には異動はなかったので、補強という点からは特に大きな得失はなかったと言っていい。遠藤はキャラクターとしては惜しいし、出て行くのは寂しいが、現実問題として土肥、塩田を押しのけてレギュラーを獲る可能性は薄い以上、クラブが遠藤を放出しサードGKの若返りを図ったのは育成戦略としてもやむを得ないだろう。
遠藤と言えば去年の駒沢でのサテライトでフィールドプレーヤーとして出場した時のスタンドの盛り上がりが忘れられない。幸い山形と契約が結べたようなので、新天地でがんばって欲しい。
さて、GKはここ数年、土肥が不動のレギュラーであったが、昨季終盤になって倉又監督は塩田をリーグ戦で先発起用した。土肥はJリーグの連続試合出場記録を更新中だったので、この決断は勇気が必要だったろうが、英断だと思う。
土肥のパフォーマンスは極端に悪くなった訳ではなく、昨季も土肥の美技に救われるシーンは幾度もあったものの、他のGKの追随を許さない絶対的な存在という訳ではなくなりつつあったと思う(ホームでの川崎戦の1失点目、明らかなパンチングミスでボールをゴールに招き入れたシーンは象徴的だった)。一方、控えGKというモチベーションやコンディションの維持が難しい立場でありながら、少ない出場機会に高いパフォーマンスを見せていた塩田にもチャンスを与える必要があった。
土肥という存在やその記録を絶対視してポジションをこれ以上固定することの弊害が明らかになりつつあるタイミングでの塩田の先発起用は、したがってタイミング的に時宜を得たものであったし、ファンの間でも相応の納得感を持って受け入れられたのではないだろうか。
今季は塩田と土肥の併用でいい。塩田と土肥でポジションを争い、コンディションのいい方を使うという考え方でいいと思うが、試合ごとにGKがクルクル変わるのはよろしくないということであれば、今後のチーム編成を考えてもファースト・チョイスは塩田だろう。土肥は塩田のパフォーマンスが落ちたときのバックアップ、それからチームの精神的支柱として、ベンチで大きな顔をしていて欲しい。
いずれにせよ、GKについては塩田と土肥のケガによる長期離脱が重なったりしない限り、それほど大きな心配はないと考えてよいのではないか。
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2007年01月21日 23:25
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福西にオファーの報道
FC東京の補強はまだ終わっていなかったようだ。磐田の福西にオファーを出しているらしい。報道によれば福西は磐田から年俸の減額査定を受け、まだ契約を更新していない。首都圏のクラブへの移籍を視野に入れており、移籍するとすれば東京が有力と言われているが、再度の磐田との交渉で溝は埋まりつつあるとの報道もあり、いずれにせよ週明け早々には結論が出そうだ。
福西といえばプレーが荒く(悪く言えば汚く)、敵としてはあまりいい印象がないが、阿部勇樹の獲得に失敗したことを思えば、中盤の補強には確かに適材だろう。きてくれるかどうかまだ分からないが、来てくれるのなら大きな助けになるだろうし歓迎したい。でももう背番号が空いてないよ。
===
さて、ブンデスリーガはいよいよ再開まであと一週間となった。我がグラードバッハはキャンプでの練習試合もいい感じで勝ち続けており、ケガ人もノイヴィルを除いてほぼ復帰、再開が待ち遠しい。
この週末には、デュッセルドルフのLTUアレーナで、フォーテュナ、レバークーゼン、BVBとの4クラブで行われるミニ・トーナメントで仕上げを行い、優勝したようだ。このミニ・トーナメント、フォーテュナ×グラードバッハ、レバークーゼン×BVBで1回戦を行い、両試合の勝者同士が決勝を、敗者同士が3位決定戦を行うという仕組みで、試合はいずれも45分1本で行われた。グラードバッハは1回戦でフォーテュナに1-0、決勝ではレバークーゼンに2-1で勝ち、「デュッセルドルフ・ウィンターカップ」を獲得した。
デュッセルドルフといえば僕が5年前まで住んでいた街。これは何を置いても見に行っていたであろうイベントだな。フォーテュナは現在レギオナルリーガ北で上位につけており、二部昇格を目指すために催したイベントだろう。だいたい僕がブンデスリーガを見ようと思い立ったときにフォーテュナがせめて二部で戦っていれば、僕はグラードバッハのファンにはなっていなかったかもしれない。まあ、このカップ自体は練習試合以上のものではないにせよ、後半戦を控え、景気づけとしては悪くない結果だと思う。
グラードバッハはこの後、火曜日にオランダのアンダーレヒトと最後の練習試合を行い、27日のリーグ再開に備える。後半戦の最初の試合はコットブスとのアウェイ戦。苦手のアウェイではあるがしっかり行きたいところだ。ユップ・ハインケス監督はアンダーレヒトとの練習試合を見て最終的にコットブス戦のメンバーを決めると言っている。
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FC東京
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Borussia M'Gladbach
2007年01月19日 23:48
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無料ダービー
先を越された。読売が二部落ちして以来、公式戦からなくなってしまっていた東京ダービーを、練習試合とかプレシーズン・マッチとか、そういう形で実現できないかというネタをずっと温めていて、そろそろ書こうとしていた矢先に本当にマッチメイクされてしまった訳だ。
開幕1週間前の2月25日、味スタでFC東京×読売の東京ダービーが練習試合として行われる。14:00キックオフで入場は無料だそうだ。ここはひとつ、ヤツらに一部と二部の格の違いを見せてやらなければならない。当然見に行く。
今季の公式戦の試合日程は1月25日に発表されるらしい。開幕戦は是非ホームでやりたい。相手はどこでもいい。
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FC東京
2007年01月17日 00:32
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ダイスラー引退
バイエルン・ミュンヘンのセバスチャン・ダイスラーが引退を発表した。ダイスラーはまだ27歳だが、これまで何度もケガに見舞われ、未曾有のタレントと言われながら2度のワールドカップにもケガのため出場できなかった。だから日韓ワールドカップ辺りからドイツ代表ファンになった人にはあまり知られていない名前かもしれないが、ドイツでは知らない人のいない有名選手で、もともとはバラックよりよっぽど将来を嘱望されていた。
「昨日、今日の決断ではない。じっくり考えた末の結論だ」とダイスラーはコメントしている。「夜遅くまで話し合ったがダメだった。悪い夢ならいいのにと何度も思った」と、ダイスラーと一緒に記者会見に臨んだウリ・ヘネスはコメントしていて、僕はウリ・ヘネスは大嫌いだが、さすがにこのコメントには深く肯く他なかった。「契約はそのままにしておく。いつでも戻れるように小さなドアを残しておく」とウリ・ヘネスは言っていて、これだけで涙がにじんでくる。
引退の理由は度重なるケガで、「もうこのヒザを十分信頼してサッカーを続けることができない」ということだが、以前にもナーバス・ブレイクダウンに陥った経験のある人だけに、自暴自棄になっているのでなければいいと思う。
ゴリゴリ系が多いドイツ・サッカー界では貴重な、ボール扱いが巧みで華麗なテクニシャン、ファンタジスタだった。次のワールドカップこそダイスラーの番だと思っていたのに本当に残念だ。このニュアンスは伝わりにくいかもしれないが、僕が夜中にこうして急遽ブログを書かずにいられないほど、ダイスラーはドイツのサッカーを知る人には応援するクラブを問わず特別な選手であり、その若くしての突然の引退表明はショックなできごとなのだ。
繰り返すが、残念だと言う他、言葉もない。天才の早すぎる引退を惜しむ。
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Borussia M'Gladbach
2007年01月15日 23:50
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建設的な提案
阿部は浦和へ、大久保は神戸へ行くことになり、坂本からも断りの電話が入った今、FC東京の今季の補強は取り敢えず終わったということなのだろう。新加入選手のお披露目も終わり、練習が始動した。結局以下のようになった。
[新規加入]
◎正式発表済み
GK 権田修一(ユース)
GK 阿部伸行(流通経済大)
DF 吉本一謙(ユース)
DF 小山泰志(市立船橋高)
DF エバウド(グレミオ)
DF 八田康介(広島)
MF 森村昂太(ユース)
MF 鈴木健児(新潟シンガポールへのレンタルから復帰)
FW ワンチョペ(ロサリオ)
[退団・移籍]
◎正式発表済み
GK 遠藤大志(山形)
GK 柴崎貴広(読売)
DF ジャーン(湘南)
DF 松尾直人(退団)
DF 中澤聡太(ガンバ大阪)
MF 三浦文丈(引退)
MF 宮沢正史(大分)
FW ワシントン(帰国)
FW 戸田光洋(清水)
DF 藤田泰成(読売にレンタルから完全移籍へ)
[レンタル中]
DF 増嶋竜也(甲府)
FW 阿部吉朗(柏)
FW ササ(レンタル延長、チアバスへ)
FW 近藤祐介(神戸にレンタル延長)
まあ、何と言っても宮沢の完全移籍がショックすぎ。とにかくこれを前提にがんばるしかない訳で、ファンとしては何であれこういうものだと割り切って応援することになる。若い選手にしっかり伸びてもらうことと、エバウド、ワンチョペがフィットしてくれることを祈ろう。後は監督のジャンプが早く見たい。
さて、いつの間にか2007年の日程の枠組みがJリーグの公式にアップされていた。これによれば開幕は3月3日の土曜日(対戦カード等は未定)。7月にアジア・カップのため1カ月強の中断がある。インターナショナル・マッチデイを除く週末にほぼキレイに入っているが、平日開催が3回ある。8月15日の開催は8月3、4日の週末に振り替えて欲しいな。オール・スターなんか平日でいいんだから。何も真夏の8月に2回も英国週間を設ける必要はないと思うが。
日程の話をしたついでだが、そもそもJリーグを秋開幕にすることはできないのか。ヨーロッパのリーグと半年ズレていることで選手の海外移籍が難しくなってしまっている。ヨーロッパのクラブにシーズン初めから移籍しようと思えば日本のクラブをシーズン途中で抜けなければならないし、Jリーグが終わったところで移籍先を探すと、ヨーロッパはシーズンが半分終わっていて、ウィンターブレイクの限られた移籍市場の中でしか行き先が探せない。
いろいろ問題はあるかもしれないが、シーズン中の延長戦をやめ、2シーズン制をやめ、ベンチ入りを7人に増やすなどJリーグもどんどんよくなってきているのだから、この開幕時期の問題も何とかしてくれないかなあ。あと、天皇杯の日程もJリーグのレギュラー・シーズンと合わせて考えるべきだ。シーズンが終わってから1カ月も天皇杯がダラダラと続くのはチーム編成の問題としてもよろしくない。決勝の正月開催は伝統があるので動かせないという意見もあるだろうが、リーグのレギュラー・シーズンが終わった次の週末くらいに天皇杯の決勝があるのがやはりベストだろう。
もうひとつだけ希望を挙げるとすれば、シーズン後半の日程は前半の日程のホームとアウェイを入れ替えたものにするのはどうか。例えば第1節で浦和とホームでやったのなら、第18節は同じ浦和とアウェイでやる、と。スタジアムの問題とか出るかもしれないが、こうすれば何だかこないだやったばかりのチームとまた戦うということがなくなる。日程君も負荷が半分で済むのではないか。
ああ、実に建設的だ。
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FC東京
2007年01月11日 23:31
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宮沢、戸田が移籍
ついに戸田と宮沢の移籍が公式サイトで発表された。残念だ。宮沢についてはもう何度か書いたが、戸田もあの走力は貴重だった。ある意味、FC東京を象徴する選手でもあった。そのクラブを好きになったときにいた選手が出て行くのはつらい。宮沢も戸田も、新しいクラブでしっかりがんばって欲しい。特に宮沢は大分でレギュラー取って欲しい。
入りの方だが、阿部はもうほぼ浦和に決めているような報道ぶり。坂本も東京ではなく新潟だという報道がここ数日の主流になっている。大久保は神戸に行くみたいだし、結局補強はこれで終わり? 宮沢も戸田も阿部も増嶋も出しちゃって大丈夫なのかなあ、ほんとに。
あと、中澤は柏からのレンタルのままでガンバ大阪に移籍することになったようだ。FC東京のサイトには出ていないが、ガンバ大阪の公式サイトに掲載されている。
はあ…。という訳で現況は以下の通り。
[新規加入]
◎正式発表済み
GK 権田修一(ユース)
GK 阿部伸行(流通経済大)
DF 吉本一謙(ユース)
DF 小山泰志(市立船橋高)
DF エバウド(グレミオ)
DF 八田康介(広島)
MF 森村昂太(ユース)
MF 鈴木健児(新潟シンガポールへのレンタルから復帰)
FW ワンチョペ(ロサリオ)
●新聞辞令
DF 茶野隆行(磐田)
MF 阿部勇樹(千葉)
MF 坂本将貴(千葉)
FW 大久保嘉人(セレッソ大阪)
[退団・移籍]
◎正式発表済み
GK 遠藤大志(山形)
GK 柴崎貴広(読売)
DF ジャーン(湘南)
DF 増嶋竜也(甲府)
DF 松尾直人(退団)
DF 中澤聡太(ガンバ大阪)
MF 三浦文丈(引退)
MF 宮沢正史(大分)
FW 阿部吉朗(柏)
FW ワシントン(帰国)
FW 戸田光洋(清水)
[レンタル中]
DF 藤田泰成(読売に完全移籍)
FW ササ(レンタル延長、チアバスへ)
FW 近藤祐介(神戸にレンタル延長)
あと、ガンバがバレーを獲得。セレッソの西沢が清水だとか。何かうちは出遅れた感というか、輸出超過というか。
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FC東京
2007年01月09日 23:04
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移籍情報
移籍について
公式サイト
」で新たな発表があった。
まず、増嶋が甲府へ、阿部が柏へ、ともにレンタル移籍することになった。どちらも既に一部では報じられていた内容だが、特に阿部の移籍は寂しい。増嶋は成長して帰って来いよ、という感じがあるが、阿部はその辺微妙な年頃で、レンタルとは言えもう帰って来ないかもしれない。好きなんだけどなあ。どうして宮沢といい阿部といい、好きな選手が出て行くのかなあ。
一方、広島からDF八田の獲得を発表。何か、それなら何で増嶋出すのかなという気もしないではないが。中澤も出て行くならDFはこれでもまだ背中が寒い感じがする。
千葉の阿部は明日あたり発表か。某紙では阿部は浦和、坂本はFC東京が濃厚との報道もあったが。
[新規加入]
◎正式発表済み
GK 権田修一(ユース)
GK 阿部伸行(流通経済大)
DF 吉本一謙(ユース)
DF 小山泰志(市立船橋高)
DF エバウド(グレミオ)
DF 八田康介(広島)
MF 森村昂太(ユース)
FW ワンチョペ(ロサリオ)
●新聞辞令
DF 茶野隆行(磐田)
MF 阿部勇樹(千葉)
MF 坂本将貴(千葉)
FW 大久保嘉人(セレッソ大阪)
[退団・移籍]
◎正式発表済み
GK 遠藤大志(山形)
GK 柴崎貴広(読売)
DF ジャーン(湘南)
DF 増嶋竜也(甲府)
DF 松尾直人(退団)
MF 三浦文丈(引退)
FW 阿部吉朗(柏)
FW ワシントン(帰国)
●新聞辞令
DF 中澤聡太(ガンバ大阪)
MF 宮沢正史(大分)
FW 戸田光洋(清水)
[レンタル中]
DF 藤田泰成(読売に完全移籍)
MF 鈴木健児(新潟シンガポールから復帰)
FW ササ(レンタル延長、チアバスへ)
FW 近藤祐介(神戸にレンタル延長)
それにしても宮本のザルツブルクでの一挙手一投足がニュースになるのはすごいね。馬車に乗って市内観光してる写真まで出てたぞ。まあ、いい街なんだよ、あそこは。また行きたいなあ。宮本はどうでもいいけど。
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2007年01月08日 17:36
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宮沢が大分に移籍か
既に取り沙汰されていた噂ではあるが、「準公式」でもある東京中日スポーツが報じたことで宮沢正史の大分への移籍は真実味が高まった。
今野、梶山、伊野波とタレントが揃い、その上阿部勇樹まで来るとか来ないとかでは確かに宮沢の出番は限られるし、欲しがってくれるところがあれば行くべきなのはそうなのかもしれないが、僕としてはFC東京で最も好きな選手だけに本当に残念だ。昨季の開幕戦、宮沢から石川への、ピッチに対角線を描く美しいロング・フィードには本当に感激した。
ガシガシ行くスタイルのFC東京にあって、宮沢の視野の広さ、正確な左足からのキックは貴重な華だった。CKに向かうときに控えめにスタンドを煽る遠慮がちな闘志もステキだった。これからは敵になる訳だが、大分でレギュラーを獲り、FC東京のフロントが「出すんじゃなかった」と心から後悔するような活躍を期待するとともに、これまでの活躍に心から感謝したい。宮沢がいなければ僕がここまでFC東京ファンになっていたかどうか分からない。
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FC東京
2007年01月06日 18:38
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エバウド獲得
かねてから新聞では報じられていた外国人DFの獲得がついにオフィシャルで発表された。ブラジルのグレミオから獲得したエバウド、24歳。短期間でいくつもクラブを渡り歩いているのが気になるが、ジャーンの後任として最終ラインをしっかり勤めてもらいたいものだ。何しろ昨季は失点多すぎだったからなあ。
あと、オフィシャルではササのレンタル継続が発表されている。これまでのニューウェルズからチアバスに移籍するようだ(知ったようなことを書いているがニューウェルズもチアバスも僕は知らない)。
さらに、一部でFC東京が獲得に乗り出していると報じられていた新潟の鈴木慎吾が、自分のブログで「たくさん悩んだ末に、2007年はアルビレックス新潟でプレーする事に決めました!」と報告している。まあ、びっくりマークまでついているので決意は固いのだろう。
あと、トーチュウによれば千葉の阿部は10日頃に移籍問題の結論を出すらしい。
これを受けてFC東京の移籍情報は以下の通りになる。尚、前回、新人加入を洩らしていたので追加しておく。
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GK 阿部伸行(流通経済大)
DF 吉本一謙(ユース)
DF 小山泰志(市立船橋高)
DF エバウド(グレミオ)
MF 森村昂太(ユース)
FW ワンチョペ(ロサリオ)
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DF 八田康介(広島)
MF 阿部勇樹(千葉)
MF 坂本将貴(千葉)
FW 大久保嘉人(セレッソ大阪)
[退団・移籍]
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GK 柴崎貴広(読売)
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DF 松尾直人(退団)
MF 三浦文丈(引退)
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MF 宮沢正史(大分)
FW 戸田光洋(清水)
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