フットボール・クレイジー
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2007年06月25日 20:16
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【Jリーグ第17節】大阪×FC東京
リーグ戦折り返しとなる第17節、大阪での試合だが里帰りを兼ねて現地に乗り込んだ。新大阪から千里中央経由、モノレールで公園東口駅へ。バックスタンドのアウェイ寄りに陣取ったが周囲は大阪サポ。キャパ的には2万人ちょっとだと思うが、かなりの入りである。
もう二日前の試合なので詳しい試合経過は省略するが、前節と同じ先発メンバーで臨んだ東京は、まず10分、15分に立て続けに得点を奪う。この時間帯から前半の中盤までは東京の攻撃が機能していたと思う。ポイントになったのは34分の失点。大阪にしてみれば前半を0-2で終えるのと、前半のうちに1点を返しておくのとでは天と地ほども違う。ここまでしっかり守備もできていたのだが、この場面では寄せが甘かったようにも思う。
首位の大阪相手に前半2-1では後半どうなるか分からない。正直、この1点のリードはないものとして後半勝負だと思っていたが、まずいことに後半立ち上がりから立て続けに2失点し、逆転を許してしまう。こうなると東京はせっかく奪ったリードをふいにしたことへの焦りも加わりバタバタ。何とか追いつこうと繰り出す不正確なパスをカットされ、前がかりになった手薄な後方の守備を簡単に振り切られて裏に抜け出され、終盤さらに3失点。終わってみれば2-6と説明のつかない惨敗だった。
大阪まで行ってこの結果はげっそり。ただ、逆転された後も何とか追いつこうと前に前にと意識が行ったこと自体は悪くないと思う。その裏を取られた最後の3点はある意味やむを得ないリスク・テイクであり、見かけの点差ほどひどい試合であった訳ではないと思う。ただ、焦りでプレーが粗雑になった面は否めず、最後は大味なゲームになってしまったのが残念だ。
採点:
土肥(4)、徳永(5)、今野(4.5)、藤山(4)、金沢(4.5)、伊野波(4)、梶山(4.5)、川口(4.5)、鈴木(4)、福西(4)、ルーカス(4.5)
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FC東京
2007年06月22日 00:24
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【Jリーグ第16節】FC東京×甲府
重要な飲み会が入ったのでスカパーを録画、結果を知りたいのを我慢して帰宅し10時半から見た。
甲府は嫌いなチームではないが我々としても今はそんなことは言っていられない。前節と同じメンバーで臨んだこの試合、前線でのプレス、中盤でのパスカットからピッチをワイドに使った大きな展開でボールを早く前に運ぶというポリシーが徹底できていたと思う。甲府は細かいパスでつなごうとするものの、こちらが危ないと思うようなチャンスは作れていなかったように思う。
30分にはノリオの得点で先制。この時、実は少しウトウトしていたことは正直に告白しておこう。まあいいや、どうせ録画だし。ノリオが積極的に打っていけば何かが起こるということがよく分かった(ノリオだけじゃないとも思うが)。
後半に入っても東京は裏へのパスやサイドチェンジが効果的に決まり何度かチャンスを作る。59分には福西のシュートのこぼれをルーカスが押しこんで2-0に。その後、敵FWをゴール前でフリーにしてしまい失点、さらにリチェーリの退場がありイヤな感じもあったが、福西に代わって入った栗澤がバランスを取り、最後は茂庭を投入して勝ちきった。
結果的に見れば2点目をきちんと決めておいたのが効いたということだろう。この日は伊野波が効いていた。さすが代表である。福西も前でいい働きをしていたと思う。ダメだったのは家本で、リチェーリを退場にした2枚目のイエローはダイブではなかったと思う。終盤に来て「切れる家本」モードに入ってしまい、敵FWも不幸な退場を食らっていた。クソレフリーは他にもいろいろいるが、この人はやはり技量に問題があるのではないか。
順位は変わらないものの上位に何とかくっついている状態。あと一つ勝ちが多ければと思うが仕方ない。今はとにかく一つでも多く勝ち点を積み上げることに尽きる。次節、ガンバが相手だが勝機は十分ある。
採点(ちょっと寝てたので参考値):
土肥(3.5)、徳永(3.5)、今野(3)、藤山(3)、金沢(3.5)、梶山(4)、伊野波(3)、川口(3.5)、鈴木(3)、福西(3.5)、ルーカス(3.5)
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FC東京
2007年06月17日 20:24
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【Jリーグ第15節】FC東京×浦和
いい天気の日曜日。勝っても13位と順位は変わらないものの2位との勝ち点差が4に縮まるというひそかに重要な試合。何よりヴェルディ君が二部に落ちっぱなしでダービーのできない現在の状況では意地を張る相手はここくらいしかないという浦和との試合、負けたくない。チケットは既に売り切れ。
東京は前節と同じ布陣でスタート。事前情報では体調を崩してベンチ入りも難しいと言われていた福西が先発した。マズかったのは序盤の失点。ゴール前で敵FWにシュートコースを開けてしまい、これを土肥が一度パンチングで弾いたもののさらに別のFWに詰められ、再び土肥が指先で触れたがボールはゴールに吸いこまれてしまった。
しかし、その後はしっかりした守備から何度かカウンターでチャンスを作った。切れこんだノリオが積極的にシュートを打って行ったが、右足に入ってしまったこともあって枠に飛ばず。しかし試合自体は拮抗して浦和にも決定的なチャンスはなく、このまま0-1で前半を終われれば後半行けるのではないかと思わせる展開となった。
後半に入って東京は中盤を支配、速いパス回しから敵ゴールを狙うがなかなか決定的な形にならない。この時間帯に同点にできなかったのが痛かった。65分、敵CKからゴール前に入ったボールを金沢がクリアしようとしてこれが痛恨のオウン・ゴールに。これでかなりガックリ来てしまい、終盤には平山を投入してパワー・プレーに出たものの生かせず、結局0-2のまま試合を終えた。
浦和はチャンピオンズ・カップだか何だかの疲れもあったのか動きに精彩を欠き、チャンスらしいチャンスも作れなかったが、前半のワン・チャンスをきちんと得点に結びつけたのと、後は東京がオウン・ゴールで自滅した試合だった。
内容的には0-0でもよかった試合だが、とにかく得点がないのだから仕方ない。シュートの数は東京の方が多かったものの(22-8)、惜しいシーンは少なかった。少ないチャンスを生かすためには決定力がなさ過ぎ。こういう試合では福西の飛び道具に期待したかったが、後半途中で退いてしまい、あとは平山の頭か梶山の変態シュートしかなくなってしまった。
全体としてはボールも人もよく動き、中盤での拾い合いにもそこそこ勝てており(出足の鈍いシーンもあったが…)、悪くない出来であり、浦和も本調子ではなかっただっただけに序盤の失点とオウン・ゴールで負けてしまったのはもったいない、残念な試合だった。ワシントンを抑えた藤山とトップ下でファンタジーを見せた福西がよかった。
採点:
土肥(4)、徳永(4)、今野(3.5)、藤山(3)、金沢(3.5)、伊野波(3)、梶山(4)、川口(4)、鈴木(4)、福西(3.5)、ルーカス(3.5)
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FC東京
2007年06月10日 23:31
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【Jリーグ第14節】清水×FC東京
自宅でテレビ観戦。FC東京は、石川、栗澤、リチェーリ、赤嶺をケガで欠き、ワンチョペは不調で遠征に帯同せず。伊野波、梶山をボランチに置き、川口、鈴木がウィング(左SBは金沢)、福西をトップ下に置いてルーカスがワントップという布陣になった。
試合は序盤から東京が主導権を握った。高い位置からボールを奪うとルーカス、福西がこれを散らし、おもに左サイドの鈴木からチャンス・メイクするパターンで何度かチャンスを作った。23分には鈴木がヘディングで先制点を挙げたかに見えたがオフサイド(これはどうオフサイドだったのかテレビではよく分からなかった)。しかし、その3分後、左サイドから切れこんだ鈴木が強烈なミドルをゴールに突き刺し正真正銘の先制点となった。
左サイドから切れこむとシュートが右足になるためか、こうしたシーンではこれまで鈴木はパスを選択することが多かった。しかし、今日は監督からパスせずにシュートを打って行けと言われていたらしく、切れこんでから左足に持ち替えたのが分かった。来るな、と思ったところであのシュート。そう、それがあるんだからどんどん打って行けばいいのだ。スカパーでは今節のベスト・ゴールにも選ばれた素晴らしいシュートだった。
しかし、前半の終盤からは少し足が止まり、自陣での敵への寄せが甘くなって清水に何度かチャンスを作られる。何とかリードしたまま前半を終えたいところだったが、この時間帯は完全に清水に押され、43分、敵MFのやはり素晴らしいミドルで追いつかれ、1-1で折り返すことになった。この時は寄せきれずフリーで打たれてしまった。
せっかく先制したのに前半終了間際に追いつかれるというのは流れ的には極めて厳しいものがあったが、もう一度最初から、のつもりで臨んだという後半開始早々の46分、またしても鈴木が左サイドの角度のないところから果敢にシュート、これがゴールとなり東京は再度リードを奪った。この得点は大きかった。
清水はこれで浮き足立ち、試合は完全に東京ペースに。清水は単調なロング・ボールの放りこみに終始し、東京は中盤で奪ったボールを素早く前に運ぶ。清水は自陣でもプレスが機能していなかった。68分に川口に代わって入った馬場が72分、正面からミドルを放つと、これがバー、敵GKに当たりそのままゴール。ラッキーでもあったが馬場のシュートをほめるべきだろう。3-1となり、残り時間も東京が試合を支配したまま完勝した。
願わくばルーカスにゴールを決めさせてやりたかったが、全体に暑い中よく走り、積極的に前から攻撃的に行った結果がプラスに作用した試合だった。福西はボランチではサボりが目立つが、前目ではボールさばきのよさ、キープ力が生きると思った。その分梶山が前後によく走っていたし、伊野波が残ってしっかり守備していたと思う。
それより何より今日はノリオだ。以前からこのブログではもっとシュートを打てとアドバイスし続けてきた訳だが、ようやくそれが実を結んだというべきだろう。得点シーン以外にもシビれるドリブル、クロスと、強さを十分見せてくれた。文句なく今日のマン・オブ・ザ・マッチだろう。あ、トウチュウで投票して来なきゃ。
採点:
土肥(3)、徳永(3.5)、藤山(3.5)、今野(3)、金沢(4)、伊野波(3)、梶山(3)、川口(4)、鈴木(1.5)、福西(3.5)、ルーカス(3)
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