フットボール・クレイジー
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2007年09月29日 18:55
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【ブンデスリーガ二部第8節】グラードバッハ×アーヘン
キター。5連勝ですよ、5連勝。暫定ながら首位ですよ。それも、あのギド・ブッフヴァルト監督のアーヘンを破って5連勝。浦和の仇をグラードバッハで討つみたいな。いやあ、素晴らしい。
いや、つい取り乱してしまった。グラードバッハはホームに降格仲間のアーヘンを迎えての金曜日開催。土曜日、火曜日、金曜日と中二日での強行日程だが、調子がいいときはこれくらいの方がいいのかもしれない。グラードバッハはケガのブラウアースに代えてパアウヴェをCBに下げ、中盤にはスヴェアドとマリンを新たに起用した。
試合は序盤からグラードバッハが積極的に仕掛け、早くも12分、ンジェングがFKから直接決めて先制。その3分後にはマリンからのパスを受けたフレンドがループで追加点。試合に入る糸口をなかなかつかめないアーヘンを相手に、前半は2点リードで危なげなく終えることができた。
後半になるとアーヘンも点を狙いに来たが、1点を返したのはようやく64分。その後もアーヘンが反撃したが得点につながるアイデアを欠き、結局2-1でグラードバッハが5連勝。暫定とはいえ前節の2位からさらに順位を上げ首位に立った。まだ第8節だが、これでようやく再昇格を狙う基礎ができたという感じだろうか。次節はコブレンツに遠征。是非とも勝ち点3を持って帰りたいものだ。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「我々のチームにはとても満足している。今日は素晴らしい前半を見ることができた。3点目が入っていれば試合はそのまま決まっていただろう。あの場面ではマルコ・マリンはオリヴァー・ノイヴィルにボールを渡せばよかっただけだったのだが。我々が完全に試合を支配していたと言えるだろう。アーヘンは後半、1点を返してようやく力を得たようだ。後半にも何度も3点目を決めるべきチャンスがあった。我々は後半も最後の瞬間までボールに向かって戦った。非常に忙しい2週間だったが、今日の勝利もまた妥当なものだったと思う。我々は素晴らしい月となった9月を成功裏に締めくくることができた。今日と明日はこの余韻を楽しみたいが、その後はまた冷静に戻って次の試合に備えることになるだろう」
(浦和ファン向け)ギド・ブッフヴァルト監督の負け惜しみ:
「我々は二つの異なるハーフを見た。前半は我々は十分に攻撃的に行くことができず、相手に詰めて行くことができなかった。ボルッシアに十分なスペースを与えてしまい、簡単なミスを何度もしてしまった。(得点となった)FKは、それほど強く鋭く蹴られたものではなく、ゴールにまで届かせてはいけないボールだった。あんなに早くリードを許すと当然不確かになってしまう。後半は我々の特徴が出て非常に満足だ。我々はグラードバッハを押しこみ、よく戦った。だが残念ながら1点しか奪うことができなかった。もう少しだけ運があればクロンティリスが2-2にできたのだが。それも十分妥当な結果だったはずだ」
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Borussia M'Gladbach
2007年09月26日 23:23
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【ブンデスリーガ二部第7節】パウリ×グラードバッハ
イングリッシュ・ウィークの平日開催、我がグラードバッハはミラーントアでザンクト・パウリと対戦した。3連勝中と好調のグラードバッハは前節とほぼ同じ布陣。スヴェアドに代えてファン・デン・ベアクを左ウィングに起用した。
試合は序盤からグラードバッハのペース。34分には敵MFがこの日2枚目のイエローで退場となり、グラードバッハは数的優位に立つ。そのプレーからのFKではゴホウリがヘディングでネットを揺らしたがファウルがあったとしてゴールは認められなかった。だが、その直後、右サイドのンジェングが中央へ送ったクロスボールにフリーのフレンドが難なく詰めて先制。そのまま1-0で前半を終えた。
後半に入るとパウリが攻撃に出たが、グラードバッハは敵に攻撃させカウンターを狙う戦術に転じた。57分には左サイドに張ったノイヴィルからのクロスをラファエルが右足で決めて2-0。77分には右サイドのンジェングからのクロスにレスラーが頭で合わせて3-0とし、試合をほぼ決定づけた。
これでグラードバッハは4連勝。アウェイでも2連勝と絶好調である。だいたい1シーズンにアウェイで2勝したのなんて何年ぶりだ? これで順位は暫定ながら3位。この勢いはいったい何なんだろう。やはりさすがに二部だと実力的にこんなものなのか。まあ、何しろノイヴィルが二部でやってるんだもんな。まだまだ先は長いので慢心せずにがんばって欲しい。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「チームはともに成長しつつある。戦略的にうまく布陣を敷くことができた。今はそれがピッチでよく機能している。フレンドをハーフ・タイムに下げたのは2枚目のイエロー・カードもらう可能性を考えたからだ。ナンド・ラファエルはいつでも何かをもたらしてくれる。彼は今日は彼自身にも、我々にもゴールで答えてくれた」
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Borussia M'Gladbach
2007年09月23日 21:55
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【Jリーグ第26節】FC東京×清水
天気は曇りがちで昨日までよりグッと涼しくなった日曜日。1時頃飛田給の駅を降りるといつもよりかなり多めの人並みが。気のせいかとも思ったが入場者数が久しぶりに3万人を超えていたので、やはり勝っていると客も入るということか。
今日から味スタではフードコートが開設されるということで見に行きたかったが、自由席が埋まってしまいそうな気がして見送った。いったんゲートを入るともう行けないというところが今いち。味スタの食べ物がひどいのは以前から言われていたことで、それに何とか対応しようとするクラブの姿勢は評価するが、ゲート内でやるか、それがムリなら半券での再入場を許すかの改善をお願いしたい。
さて、肝心の試合の方だが、東京は前節、横浜FCに勝利したメンバーと同じ。試合開始から積極的にボールを奪いに行くが、さすがに6連勝中と好調の清水が相手では簡単にボールを支配できない。中盤での激しい競り合いになったが、今日の東京には運があった。31分、右サイドを駆け上がった石川が中央に鋭いクロス。これを頭でクリアしようとした敵DFのボールがそのままゴールに吸いこまれ、敵の自殺点で東京が先制することとなった。
だが、得点がこれだけではその後どうなったか実際には分からない。自殺点ということで清水も切り替えてくるだろう。重要だったのはその直後。金沢のFKからの流れで敵ゴール前の密集となったところに、福西から赤嶺にパス、赤嶺は敵DFと絡んで倒れこみながら左足でシュート。これが決まって2-0となった。短い時間に続けて2点を奪ったことも大きかったが、自殺点の直後にダメ押しを挙げられたことがその後の流れの中では決定的に大きかったと思う。東京のキルステン、押しこみ屋赤嶺の本領が発揮された見事なゴールだった。
その後は清水も何度かチャンスを作るが、東京は集中した守備でこれをしのぎ続ける。後半には清水は戸田を右SBに起用、サイドから起点を作ろうとする。何度か危ない場面もあったが、清水は運がなく決定的な場面でことごとく枠を外した他、セットプレーでは塩田が出足よくハイボールをキャッチする場面が目立った。東京は終盤には平山を投入し、何度か平山のポストからいい形も作ったものの追加点は奪えず、後半は耐える展開となったがしのぎきり、2-0でそのまま勝ちきった。
東京のサッカーは攻撃サッカーと言われるが、最もよかった時期はとにかく失点が少なかった。ここ4試合の連勝中は12得点1失点。今野も言っていたが守備がしっかりしてきたことが大きいと思う。それはCBだけでなく、例えば今日ならルーカス、赤嶺が前線からボールを追いかけ回し、石川がサイドのボールにアタックし、今野、福西が中盤の底でパスカット、ルーズボールのピックアップに汗をかく、そして栗澤は空いたスペースをカバーするという全員での守備があればこそ。今日の試合は気持ちのいい攻撃サッカーではなかったかもしれないが、後半を耐え抜けたのはこうした全員守備ができていたからであり、ある意味東京らしい勝利と言っていいだろう。
その他では今日は石川がよかった。福西も求められる仕事は果たした。今野が上がっているときに福西が底に残っていたのは嬉しかった。平山は途中出場で短い時間だったが、何度か素晴らしいポストプレーがあった。引き気味の形から平山にロングボールを当ててルーカス、石川に散らす形が結構できており、これがあれば敵の終盤のパワープレーに対する大きな牽制になると思った。
これで東京は4連勝。ようやく順位表の上半分が望めるところまで調子を戻してきた。ホーム味スタでも久しぶりの勝利。シーズン終盤へ向け非常に価値のある一勝だったが、スタンドから「眠らない街」がなかったのはなぜ? 歌いたかったのに…。
採点:
塩田(2)、徳永(3.5)、藤山(3)、茂庭(3)、金沢(3)、今野(3)、福西(3.5)、石川(3)、栗澤(3.5)、ルーカス(2.5)、赤嶺(3)
ところで、今日は試合前にアマラオがゲストとして挨拶した。まあ、盛り上がるのは当然として、この時点で何となく今日は勝てるという気がした。あと、今日はテディベアデイということでクマのストラップをもらった。抽選には外れた。
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FC東京
2007年09月22日 10:22
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【ブンデスリーガ二部第6節】グラードバッハ×アウクスブルク
次週がイングリッシュ・ウィークとなるため、この週末の二部は金曜日5試合、日曜日4試合の変則日程。我がグラードバッハはホームにアウクスブルクを迎えた。グラードバッハは2連勝のおかげで前節終了時には勝ち点8で9位に浮上、ホームで連勝を伸ばし順位を上げて勢いをつけたいところ。
グラードバッハは序盤から攻撃的に試合に入り、何度かチャンスを作ったが得点できず。前半の中盤からはグラードバッハも攻めあぐねる格好となったが、前半終了間際、ノイヴィルが敵ペナルティ・エリア内でDFをかわしてゴール。先制点を奪ってハーフ・タイムを迎えることができた。これは大きかったと思う。
後半にはいると試合はにわかに活気づくこととなった。50分にはンジェングのクロスに再びノイヴィルが頭で合わせ2-0に。ところがその3分後には敵にCKからの得点を許し2-1になった。次の得点がどちらに入るかで試合の流れが大きく変わるところだったが、60分、スヴェアドのシュートがポストに嫌われたところにフレンドが詰め3-1。しかし71分には敵のシュートをGKハイメロートが弾いたところに詰められ再び3-2と1点差に。グラードバッハはノイヴィルに代わって入ったラファエルが86分、カウンターでダメ押しを決めてようやく勝利を決定づけた。現場で見ていればきっと面白い試合だったに違いない。
これでグラードバッハは3連勝となり、暫定ではあるものの3位に浮上。まあ、まだ6節消化時点なので順位はどうでもいいのだが、6試合で3勝1敗2分と星勘定は非常によくなった。前節アウェイできっちり勝てたのが大きかったと思う。前節、今節と、ポロポロ失点するのは何とかしたいが、ともかく着実に勝ち点を積み重ねていることは重要だ。次節は火曜日にアウェイでパウリ戦だ。少なくとも勝ち点1は持ち帰りたい。
ところで、この試合に先立って行われた記者会見で、スポーツ・ディレクターのツィーゲが前節のアウエでのアウェイ戦についてコメントしていた。「アウエのファンは我々をとても歓迎してくれた。試合後にも、負けたのにも関わらず非常に暖かく見送ってくれた。私の長いサッカー経験でもこんなことは初めてだ。尊敬に値すると思う。次節の話をする前にどうしてもこれは言っておきたかった」。いい話である。
で、ヨス・ルフカイ監督談話。
「順位表を見れば至極満足だと言うこともできるだろう。だがまだまだやるべきことはたくさん残っているし、我々はこの先も一試合一試合を必死に戦って行くしかない。90分間を見れば勝利は妥当だったが、最初の15分で先制しているべきだった。今日はいくつかのいい局面があったことは間違いない。ノイヴィルはアウエでは運がなかったが、今日は再び個人技の素晴らしさを見せてくれた。失点の局面では全体に少しだけ軽くやりすぎた。だが、そこで精神的な強さを発揮して多くのチャンスを作ることができた。ラファエルが4点目を決めてくれて助かった」
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Borussia M'Gladbach
2007年09月18日 23:39
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【ブンデスリーガ二部第5節】アウエ×グラードバッハ
グラードバッハの第5節は月曜日開催。アウエっていったいどこ、と思って調べたらチェコとの国境にほど近い旧東にあるのだった。グラードバッハからはほぼ真東、ドイツを横断するイメージである。
前節ホームで今季初勝利を挙げ、何とか面目を施した訳だが今節は苦手のアウェイ。だが、ここで勝たないととてもじゃないが再昇格なんておぼつかないということで、真価が問われる試合となった。
グラードバッハは序盤から積極的に攻め、10分には早くもンジェングのCKからレスラーがボレーで叩き込んで1-0。流れがつかめないアウエを相手にグラードバッハはその後も果敢に攻撃し、39分にはフォイクトのパスを受けたフレンドが12メートルの距離から決めて2-0に。43分にはファン・デン・ベアクが敵ペナルティ・エリア内でGKに倒されてPKを得たが、これはノイヴィルが外して前半を2-0で終了した。
後半が始まると48分に敵のサイド攻撃から失点。58分にも失点を許したちまち同点になってしまう。だが、グラードバッハは再び攻撃に転じ、65分にはンジェングのFKからブロウワーズがヘディングで決めて勝ち越し。その後は両チームとも得点なく結局3-2でグラードバッハが、もういつ以来か覚えてないくらい久しぶりのアウェイでの勝利を収めた。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「前半は大変よかった。ノイヴィルがPKを成功させていたら試合は決まっていただろう。後半すぐにアウエが1点を返したが、こうなると勢いづくものだ。我々は同点にされてもモチベーションを落とさず、3点目を獲ることができた。これで我々は勝ちを守ることができ、グラードバッハに勝ち点3を持って帰ることができた。今日はフレンドが非常にいいポジション取りで、ノイヴィルを上手くサポートしてくれた。彼のシュートにも先週よりは運があった。我々は調子が出てきつつあると思う」
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Borussia M'Gladbach
2007年09月16日 00:17
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【Jリーグ第25節】横浜FC×FC東京
なぜかは知らないが横浜の主催試合が国立開催。まあ、三ツ沢に行くよりは断然近いからいいんだけど。6時過ぎにスタに入ってみると、アウェイ側ゴール裏だけが満員で、バックスタンドはちょうど真ん中から東京都横浜に分かれてる感じ。ホーム側ゴール裏はスカスカで、数的には東京のサポが完全に優勢。僕はバックスタンドのアウェイ側に陣取ったが、結構空いていて楽に観戦できた。
試合は序盤から東京ペースで、前線から中盤で奪ったボールをスピーディにサイド(特に右サイド)に展開して敵ゴールに迫る形。34分には右に流れた赤嶺からのクロスを福西が中央で合わせて先制。後からテレビで見ると難しいバウンドだったがこれをきちんと決められたのは福西の技術があってこそ。価値のある得点だった。この得点、ホーム側のゴールだったのでこちらからは見にくく、アウェイ側ゴール裏のサポは赤嶺のゴールと勘違いして赤嶺コールをしていたのだが、その後スクリーンの表示で福西のゴールと分かり急に「福西、東京」コールを始めたのには笑った。
後半になると横浜が中盤でのプレスを強め、押し負けるシーンもたびたび。東京は何度か敵ゴール前で決定的なシーンを迎えるが、敵GKにことごとく阻まれ得点できず。これは決定力の不足というよりゴール前で敵と一対一になったときの敵GKのポジショニングが的確だったということだろう。このまま終わると勝ちは勝ちでも尻すぼみの感は否めなかったところだが、85分に投入された平山が見せてくれた。ハーフウェイライン近くでボールを受けると、そのまま真っ直ぐゴールに向かって突進、敵DFを引きずるようにして振り切り、最後はGKもかわしてゴールに流しこんだ。
この得点には平山の気迫、根性がこもっていた。何が何でも自分が得点するという気持ちが見えた。この試合を「救った」ゴール。ゴール裏からは「オレたちの平山」コールが上がったが、的確だったと思う。何かと精神面の弱さ、未熟さが取り沙汰され、僕自身もこれまで厳しいことを書いてきたが、そういったマイナス面も含めて平山が「オレたちの平山」になった瞬間だった。ここ数試合、途中出場ながら気持ちのこもったところを見せてアピールしていたが、それが結果につながった。ダメ押しとしての価値も高いゴール。キモいパフォーマンスも許そう。
しかし、今日の試合、後半運動量が落ちて中盤でのボール奪取、早い組み立てが機能不全に陥っていた時間帯があったように思う。梶山がいないのは大きいが、やはり今野と福西のダブル・ボランチがよくないのではないか。今日は今野がよく見えなかった。福西は今日のゴールのようにここ一番で決定的な働きができるので貴重ではあるのだが、ひたむきに走るサッカーに果たしてフィットするのか。今日は初めから今野・伊野波でよかったのではないかと思った。
それから代表試合で梶山がケガをしたのは残念だ。代表に呼ばれることは名誉なことだし梶山のためには大切な経験だが、代表でケガをしてクラブの試合に出られないのでは何をしているのか分からない。今季は既に絶望。梶山に対しても厳しいことを書いてきたが、間違いなく東京の主軸になる選手。最近はムラ気もかなり少なくなり、随分頼りになるようになってきた矢先だった。オリンピックなんかどうでもいいからクラブのためにしっかり養生して欲しい。
採点:
塩田(3.5)、徳永(3)、藤山(3)、茂庭(3.5)、金沢(3.5)、今野(3.5)、福西(3.5)、石川(3)、栗澤(3.5)、赤嶺(4)、ルーカス(4)
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FC東京
2007年09月09日 22:26
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【サテライト】FC東京×横浜Fマリノス
地下鉄を乗り継いで西葛西駅に着いたのが1時過ぎ。江戸川区陸上競技場までは歩いてもよかったのだが少し遠そうなのでバスを待った。バスは都営の西葛27番。10分間隔なので待ってれば来る感じ。料金は200円均一だがPASMOも使えるので小銭の心配をする必要はない。乗ってしまえば3つ目の清新小学校前までほんの10分弱、すぐに着いてしまう。
競技場に入るとメイン・スタンドにまともに直射日光が照りつけている状態。席は屋根の陰になっている上段から順に埋まっており、仕方なく太陽光線が燦々と降り注ぐ前方の席に座る。まあ、ピッチはよく見えるので問題ない。持参したゲロルシュタイナーをガブガブ飲むが汗が噴き出す暑さ。これはまた日焼けしそうだ。
肝心の試合の方だが、布陣は以下の通り。
阿部
小山 エバウド 八田 椋原(U-18)
川口 鈴木(健) 吉本 リチェーリ
森村 大竹(U-18)
試合はサテライトらしいバタバタした展開で、暑さのせいもあってか互いにミスも多く、無駄にボールを失うことがたびたび。リチェーリや森村が個人技で持ち上がるのはいいが、フィニッシュにアイデアがなく攻め上がったあと敵ペナルティ・エリア近くでもたもたしている間にボールを取られるシーンが何度もあった。
リチェーリの得点で1-0で前半を折り返したが、後半に2失点を喫して逆転負け。まあ、結果がどうだという試合でもないと思うが、じゃあそれ以外に何か見るべきものがあったかというと難しい。
エバウドはさすがに技術が高く、球際もよく身体を張っていたが、どうしてもプレーにムラ気がある。アマラオ、ジャーン、ルーカス、東京で愛されるブラジル人はやはりチームのためにハードワークをいとわない真面目さが必要で、その点エバウドは本当に東京になじめるかちょっと心配だ。ハーフナー・マイクと競り合える高さ、セットプレーを含めたキック力は魅力だが、メンタルにもう少しひたむきさが欲しい。
小山、鈴木(健)、吉本は悪くない出来。U-18の大竹も才能を感じさせた。昨日の練習試合で30分ほどしか出ていない池上がなぜ出ないんだろ。あと小澤はケガだっけ? 川口は精彩を欠いた。
帰りはちょうどバスが来たところだったのでまた乗って帰った。暑かった。
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FC東京
2007年09月04日 23:56
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【ブンデスリーガ二部第4節】グラードバッハ×オスナブリュック
いやあ、ホフェンハイムとかオスナブリュックとかいう名前を日本語で書くことがあるなんて思ってもみなかった。3節まで2分1敗とどう見てもスタートダッシュに失敗したグラードバッハだが、第4節はオスナブリュックをホームに迎えた。
結果から言ってしまえば今季初勝利。それも僕がブンデスリーガで最も愛するオリヴァー・ノイヴィルのドッペルパックで2-1。まあ、後半失速して敵に得点を許したのは残念だが、さすがに二部では格が違うということを見せてくれた。何しろ去年のワールドカップのドイツ代表だぞ。
これでグラードバッハは勝ち点を5とし12位。まあ、まだ順位を季にする必要はないし、それより勝ち点を積み上げることの方が重要だが、ルフカイ監督にも相当プレッシャーがかかっていたようだし、とにかく一息ついた試合だったということだろう。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「前半は理想的な試合の入り方ができた。素晴らしいゴールも決まった。非常に力が入っていたし、3点目も入っておかしくなかった。後半になるとオスナブリュックも盛り返し、1点を返されたのも妥当な結果だった。早くに試合を決めてしまうチャンスはあったが、ともかくチームとファンのために今季2試合めのホームで勝つことができたことを喜びたい。我々にとってオリヴァー・ノイヴィルが帰ってきたことは重要だ」
さて、メンバーだが、タイス、デゲンが去り、昨季とは大きく入れ替わることになった。僕としてはしつこいようだがアドフォカートの時の泥縄式の補強がチームを壊したと思っている。せっかく二部に落ちたことだし、ここはじっくり若手中心のチームに作り替えるべきだろう。
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Borussia M'Gladbach
2007年09月02日 00:06
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【Jリーグ第24節】FC東京×神戸
どういう訳で国立開催かよく分からないが、まあ、新宿で買い物してから、とかなら国立の方が行きやすいのは確か。17:00過ぎにスタジアムに着いたが、ホーム自由席のゴール裏よりは既にかなり埋まっており、仕方なくU自由席とSB指定席を越えたアウェイ側に回って見やすいところをゲットした。ここも試合開始の頃にはほぼいっぱいになっていた。夏休み最後の週末だからだろうか。
試合はルーカスを先発にして福西か栗澤を下げるのだと思っていたが、ルーカスをベンチスタートにして前節と同じメンバーで来た。気持ちよく勝った勢いを生かしたいということだろう。今季はアウェイで勝った後、ホームで負けるパターンが多かったので何とかこの勢いを削がずにホームで勝ちたいというその気持ちはよく分かる。
試合は序盤からFC東京がやや押し気味に進め、何度かチャンスも作るが得点できない。前線からのプレスは結構機能しているが、神戸も短い手数でFWに当ててくるので油断ができない。27分、敵FKから失点。セットプレーからとはいえ一瞬フリーにしてしまったのが悔やまれる。だが、東京はその後も下を向くことなく果敢に攻め続けた。何とか前半のうちに同点に追いつきたいと思っていたロスタイム、右CKから今野が頭で合わせ同点に。追いついて前半を終えられたのは非常に大きかった。
後半は東京が鋭い出足でプレスをかけ、高い位置でボールを奪っては何度もチャンスを作る。50分に福西に代えてルーカスを投入。リズムもよくなった。そして68分、赤嶺からパスを受けたルーカスが敵DFを振り切ってシュート。角度的には難しかったがこれを手堅く決め、東京が逆転に成功した。
この辺りからは前節の勢いを彷彿させる一方的な展開になり、面白いように敵陣でボールを奪うと一気呵成に攻め込むという流れに。81分には再び赤嶺からのパスを受けたルーカスがゴールへ蹴りこんで駄目押し。終盤投入された平山も得点はなかったもののチャンスに絡み、終盤も危なげなく結局3-1で見事な逆転勝ちを納めた。
この試合、今野が感動的なまでに効いていた。やはり今野はボランチで起用してこそ。再々のボール奪取、ここぞというときの上がり、ピンチを救う守備、八面六臂の活躍で、見に来ていた代表のオシム監督もきっと何かを感じたことだろう。このキャプテン今野のがんばりが周囲を鼓舞している面も大きいと思う。
あと、途中出場で2得点のルーカス。最近得点がなかっただけに嬉しい活躍だった。得点のないときにも献身的な働きを見せてくれる大黒柱だが、やはりルーカスに得点がないとチームも沈滞する。久しぶりの2得点、それも逆転の決勝点と駄目押しという重要な得点であったことが何より喜ばしい。やはり頼りになるのはルーカスだ。
あと、前線でボールを追い続けた赤嶺、見違えるほど走行距離が伸びボールに対する執着を見せてくれた梶山、右サイドを何度も往復した徳永もよかった。今野の上がりをカバーしている栗澤のバランサーとしての働きも大きい。一方で心配なのは石川で、ボールを受けてサイドを縦に抜くところまではいいのだが、そこからのクロス、切れ込んでの勝負ともに荒っぽく、次への展開が見えない。あと一押しのブレイクが欲しい。そこを抜けて代表に行きたい。
採点:
塩田(3.5)、徳永(3)、藤山(3.5)、茂庭(3.5)、金沢(3.5)、今野(2)、梶山(3.5)、石川(4)、栗澤(3.5)、福西(4、50.ルーカス(2.5))、赤嶺(3.5)
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