フットボール・クレイジー
football crazy
silverboy club
presents
2007年10月28日 17:46
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【Jリーグ第30節】FC東京×川崎
コメントなし。終わり。
と書いて終わりにしたい試合。クラシコとかってさんざん煽っといてこれはないだろ。とはいえ、人間、どんな出来事からも何かを学ぶことはできる。ここまでケチョンケチョンにやられるとむしろ清々しいというか。
中盤からしっかりプレスがかからず、逆に川崎の早い寄せにあわてて不用意な形でボールを失うことが多かったのが序盤の失点の原因だったと思う。その結果、東京ゴール前での勝負になり、密集から押しこまれた。モチベーションが低かった訳ではないと思うが、球際の一歩、一歩やボールを持ったときの判断が川崎よりも遅かった。ボールを持った瞬間にスイッチが入って一斉に前を向いて動き出す川崎と、ボールを奪ったところでよっこらしょ、と周囲を見渡す東京とではチームとしての連動性に大きな差があったし、それが結局ファイン・ゴールでなくても得点につながったということだと思う。
前半のうちに石川を、後半頭からは平山を投入したのはよかったが、既に十分得点しリスクを取る必要のない川崎のゴールをこじ開けるには工夫がまったく足りなかった。前がかりになればカウンターのリスクを負うのは当然で、後半の3失点はある意味仕方ない。むしろそこまでリスクを取って前がかりになり、川崎も2、3点ならいいですよとばかりにボールを持たせてくれたのにもかかわらず、その川崎のDFを崩すことができず無得点に終わった攻撃に問題がある。川崎は終盤は5バックに近い状態でひいている訳だから単純に放り込んでも得点の可能性は低い。遠目からミドルを狙う選手がだれもいないのは不思議。
梶山がいればとか福西がいればとかいない選手のことを言っても仕方がない。終盤はモチベーションを保つのが難しい状態で、今野、石川を中心に最後までボールは追い続けたが、クロスへの飛び込みとか、オレが1点でも2点でも返してやるという意地とか、見えにくくなってしまった。ベストのシュートコースが開くまでだれもシュート打たないという東京の「持病」も今日は重症だった。後半に入るときに伊野波→平山だけでなく、ノリオ→栗澤もやっておくべきだった。
結果的に残念な試合になってしまったが、この負けを引きずらないことが重要。次節、新潟では是非とも勝ち点を持って帰らなければならない。あ、その前に天皇杯か。ともかく、こんな試合はビールでも飲んでさっさと忘れよう。
採点:
塩田(4)、徳永(5)、藤山(4.5)、茂庭(5)、金沢(5)、伊野波(5.5、46.平山(5))、今野(4.5)、リチェーリ(5.5、34.石川(4.5))、鈴木(5)、ルーカス(4.5)、赤嶺(5)
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FC東京
2007年10月28日 11:16
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来季のブンデスリーガ下位組織
ここを読んでいる人のほとんどはあまり(あるいはまったく)興味のない話だと思うが、来季(2008/2009)のブンデスリーガの下位組織改革について総括しておく。
現在、ドイツのサッカー・リーグは以下のような構成になっている。
◇ブンデスリーガ一部(18チーム)
◇ブンデスリーガ二部(18チーム)
◇レギオナルリーガ(北19チーム、南18チーム)
◇オーバーリーガ(地域別に全国で9リーグ)
このうちブンデスリーガ一部、二部がプロ、レギオナルリーガ以下はアマチュアである。
これが、来季は、二部とレギオナルリーガの間に20チームからなる三部が創設される。ここには今季の二部下位4チーム、各レギオナルリーガの3位から10位の8チーム(南北合わせて16チーム)が参加することとなる。レギオナルリーガの上位2チームは二部に昇格する。レギオナルリーガの11位以下と、各オーバーリーガの上位チームは全国3リーグに再編される新レギオナルリーガに参加することになる。結果としては以下のような構成になる訳だ。
◇ブンデスリーガ一部(18チーム)
◇ブンデスリーガ二部(18チーム)
◇ブンデスリーガ三部(20チーム)
◇レギオナルリーガ(西・北・南各18チーム)
◇オーバーリーガ
なぜ、今こんなことをわざわざ書いているかといえば、我がヴァルドホフ・マンハイムが今、オーバーリーガ・バーデンヴュルテンベルク(BW)で2位につけているからだ。第12節を終え8勝1敗3分は立派な成績だろう。オーバーリーガBWからは4チームが新レギオナルリーガに昇格できることになっており、今季は何としてもここに入らなければならない。
新レギオナルリーガに入ったところで四部であることに変わりはないが、プロへの道がグッと近くなることは間違いなく、ブンデスリーガ復帰への一里塚というか、まあ、中間試験に合格するくらいの意味はある。というか、ここに入っておかないと事実上の五部降格ということになってしまう。
思えば最終節で一部昇格を逃した2000/2001シーズンを頂点に、ウヴェ・ラポルダーをシーズン途中で解任した翌季以降転落の一途をたどり、2002/2003シーズンには最下位に沈んだ上、財政問題で三部のレギオナルリーガのライセンスが得られずそのまま四部であるオーバーリーガに「特落ち」してしまった。その後なかなか這い上がるきっかけがつかめなかったが、今季は気合いが違うぞ。
何年かかってもヴァルドホフが再び古豪としてブンデスリーガ、それも一部に復帰することを遠く日本で待ち続けている。
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ブンデスリーガ
2007年10月27日 16:32
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【ブンデスリーガ二部第11節】フュルト×グラードバッハ
前節ケルンとのダービーでは引き分けたものの、6連勝と破竹の勢いで勝ちまくり二部の首位に立つグラードバッハ、今節はアウェイでグロイター・フュルトとの対戦である。それにしてもフュルトって万年二部だよなあ。決して三部には落ちないんだけど一部にも昇格しない。マインツもアーヘンも昇格したんだから(また落ちたけど)フュルトも一部で戦わせてやりたいね。
さて、我がグラードバッハはディスコ事件でサスペンドを食らっていたゴホウリとクリバリも復帰したが、前節急遽CBに起用されて活躍したデムスをそのまま引き続きスタメンに、左ウィングにはマリンに代えてファン・デン・ベアクを起用した。
先制は早くも9分、右サイドのンジェングからのクロスをファー・ポストでフリーになったフレンドが頭で決めた。17分には左のファン・デン・ベアクからのクロスを敵DFがクリア・ミス。このボールを拾ったフレンドが左足で再び決めて2-0とした。その後はフュルトがボールを支配する展開となったが、グラードバッハはコンパクトに守り敵に決定的なチャンスを与えない。前半は2-0のまま終了した。
後半に入るとフュルトはボールを早く動かし、より攻撃的に出るがグラードバッハのディフェンスを崩すことができない。グラードバッハはレスラーに代えてスヴェアドを、ノイヴィルに代えてクリバリを投入し、最後のアイデアを欠くフュルトの攻撃をしのぎ続ける。83分にはンジェングの右からのクロスにフレンドが頭で合わせ、ハットトリックとなる3点めを加えてほぼ試合を決定づけた。
ロスタイムに失点を許し完封はならなかったが前節の引き分けの後をきっちりとアウェイでの勝ちで補い首位をキープした。ハットトリックのロブ・フレンドは26歳のカナダ代表。今季既にここまで11試合で9得点と二部の得点王に躍り出た。何かもう、久しぶりに「当たり」の補強だよな。フレンド、ノイヴィルのツートップでとにかく行けるところまで行くしかない。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「チームを大いにほめなければならない。我々は毎週大きなプレッシャーの下にいる。順位表のどこにいるかをいつでも確かめなければならない。それがチームの感受性を強くしているのだと思う。今日はロブ・フレンドの素晴らしい働きがあった。3得点はもちろんすごいことだ。ロブを祝福したい」
という訳で今季も気づけば早くもほぼ3分の1を消化した訳だが、スタート・ダッシュこそ2分1敗とつまずいたもののその後6連勝と盛り返し、ここまで11試合で7勝3分1敗は立派な成績だ。レスラー、ンジェング、フォイクトといった新加入のメンバーがしっかり働き、フレンドのブレイクもあり勝ちグセがついたことが大きい。オレたちはいけるという自信(勝者のメンタリティ、とかいうヤツ)が確実に芽生えてきたと思う。自前の若手がレヴェルス、ファン・デン・ベアク、マリンくらいしか使えてないのは気になるところ(ポランスキしっかりしろ)だが、来季の一部復帰を目指してまずはシーズン前半をしっかり戦って行きたい。
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Borussia M'Gladbach
2007年10月23日 23:45
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【ブンデスリーガ二部第10節】グラードバッハ×ケルン
クラシコというかダービーというか、伝統の一戦を二部で戦うこととなった。当然ながら月曜日開催。我がホームボルッシア・パークに1.FCケルンを迎えた。チケットは軽く売り切れでスタジアムは5万人を超す観客で埋め尽くされたらしい。
グラードバッハはゴホウリとクリバリがサスペンド。何でも試合前日の深夜にケルンでディスコに出かけたのがいけなかったらしい。「サッカーの方に集中してもらいたいもんだね」とツィーゲがコメントしている。代わりにデムスがCBに入ったようだ。
前半は見るべきところのない内容。グラードバッハがやや優勢ながらともにチャンスが作れず中盤でつぶし合う展開となった。
後半に入るとグラードバッハが攻勢に出た。57分、ンジェングのCKをレスラーが頭で伸ばし、ファーポストで待っていたノイヴィルがフリーで押しこんで先制。だが、直後の60分、今度はケルンのFKからゴールを許しすぐに同点に追いつかれてしまう。再開後ケルンは退場者を出したが62分にはカウンターから独走を許し1-2。あっという間に逆転されてしまった。
しかしさらにその3分後、65分に再びンジェングのFK。これを敵GKがこぼしたところにデムスが詰め2-2に。その後はグラードバッハが主導権を握り、一人少ないケルンを攻めたが一点が奪えず、そのまま2-2で試合終了となった。
10分足らずの間に合計4点が入って、見ている方としてはきっと面白い試合だっただろう。グラードバッハのファンは何かとケルンをライバル視しており、満員でこの試合は盛り上がったに違いない。いやあ、僕もボルッシア・パークで「Die Elf Vom Niederrhein」を一緒に歌いたかったね。
ケルンはマティアス・シェアツがまだいるのが嬉しい。あとグラードバッハから移籍したトマス・ブロイヒもいるし。何より監督があのクリストフ・ダウムだからな〜。がんばって欲しいな〜。
ホームでの引き分けは物足りないがグラードバッハはこれで7戦負けなし。首位をキープした。次節は金曜日にアウェイでグロイター・フュルト戦、そして31日にはDFBポカールでバイエルンと戦う。フュルトに勝って勢いをつけてバイエルンにも勝たなければな。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「前半は非常にコンパクトなケルンに対して、FWまでボールを運ぶことができず非常に苦労した。後半に入って我々はより攻撃に労力を割き、それぞれが一歩前へ出ようとした。我々の長所であるセットプレーからリードすることができた。だが追いつかれるのが早すぎた。慌ただしい時間帯になり、1-2までも許してしまった。2-2になってからは完全に攻撃に出て、アレクサンダー・フォイクトがオリバー・ノイヴィルを見事に走らせたようないいシーンもいくつかあった。我々のチームを責めるべき点はない。いったんは逆転を許したことを考えれば、むしろ勝ち点1を奪ったというべきだろう」
クリストフ・ダウム監督談話:
「前半のことは忘れてかまわないという点では皆さん私と同じ意見だろう。その後はダービー独特のドラマチックで見どころの豊富な試合になった。我々はリードをすぐにはね返し、その上一人少ない状況で逆転までした。もう少しクレバーに試合を最後まで運ぶことができればよかったと思う。3点目を取る代わりに同点にされてしまい、私には危険な試合になった。グラードバッハの圧力は強かったが、我々には少しばかり運があった。我々の置かれた状況では勝ち点1は少な過ぎで、この点には少し落胆している」
さて、余計なお世話だがラウテルンが10節経過でまだ1勝しかできておらず、マジで三部降格の可能性を笑えなくなっている。現在16位で、クラウス・トップメラーを監督にしたいらしい。まあ、がんばってもらいましょう。トップメラーは好きだけどね。
ホフェンハイムの監督ってラルフ・ラングニックだったんだ。コブレンツにラポルダー、ケルンにダウム、ラウテルンにトップメラー…。二部も侮れないなあ。
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Borussia M'Gladbach
2007年10月21日 17:01
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【Jリーグ第29節】名古屋×FC東京
インターナショナル・ウィークで週末を1回飛ばして久しぶりのJリーグ。好調を維持するFC東京はアウェイで名古屋と対戦。さすがに名古屋まで行くのもアレなので自宅でスカパー観戦となった。
東京は前節と同じメンバー。内容的には中盤でボールがキープできず、サイドからの展開もなく苦しい試合だったと思う。チャンスらしいチャンスもほとんどなかった。互いにしのぎあう厳しい神経戦で、最後まで集中を切らさず虎の子の1点を守りきったという試合。
32分に敵と交錯して傷んだ福西に代えて浅利の投入を余儀なくされたが、結果として守備が安定し、今野が迷いなく前に行けるようになった。前半を0-0で終え、後半開始早々の57分、左サイドからペナルティ・エリアに回り込んだ今野が中央にマイナスのクロス。これにルーカスが合わせ先制。その後は前に出てくる名古屋の攻撃をしのぐ展開となるが、我慢強くこれを跳ね返し続け、塩田の好セーブもあって失点を許さなかった。終盤には平山を投入、前線でのポスト、キープも効いてそのまま勝ちきった。
東京が得意とする形の試合ではなく、なかなか前線にボールがつながらないもどかしい展開で、こうしたときにどうやって1点を取りに行くのかという課題は残った。組み立てに工夫が見られず、FKもノリオが力まかせにフカすばかり。チームとしての対応のオプション、引き出しが少なく、思ったように行かないとそれでアウトという悪い面が垣間見えた。
それでも何とか1点をもぎ取り、耐えて勝ちきれたのは最近の調子のよさという他ない。得点につながった今野のオーバーラップは素晴らしかった。この後、川崎、新潟、大阪と上位の試合が続くが、勝ったという事実だけに満足せず、しっかり内容の検証をしておかなければならない試合だと思う。
テレビなので参考だが一応採点:
塩田(2.5)、徳永(4)、藤山(3.5)、茂庭(3.5)、金沢(4)、今野(3)、福西(-、32.浅利(3.5))、リチェーリ(4)、鈴木(4.5)、ルーカス(3.5)、赤嶺(4)
これで東京は順位を10位まで上げた。6位とは勝ち点差が3であり、ここまでは普通に狙える。ここ7試合で6勝1敗は立派な成績だが、この先は上位との対戦もあり油断はできない。最終的には残り5試合で勝ち点9を獲得し、50にまで伸ばしたいところ。そうなれば現在の目標である「一桁の順位、それもできるだけ高いところ」が確保できるはず。ホーム3試合を間違いなく勝ちたい。
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FC東京
2007年10月14日 19:06
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【サテライト】横浜Fマリノス×FC東京
Jリーグのない週末。たまたま午後の予定もなかったので横浜までサテの試合を見に行くことにした。特急に乗れば渋谷から半時間弱で横浜だもんな。試合会場のMM21はマリノスの練習場。みなとみらい線の新高島から5分ほどで着いてしまう。立派な観客席もありサテの試合くらいなら開催できてしまう仕様。ファンショップとかもあってこれはいいと思った。
天気は曇り。MM21に着いたのは1時半過ぎ。何と入場料を取るという。1,000円。知ってたけど。サテは無料がデフォと思っていたがそうじゃなくて東京が気前いいってことなのか。一応ホームとアウェイに席が分かれており、仕切柵まであったのには笑った。どんなに凶暴だと思われてんだ、東京サポ…。
東京の布陣は以下の通り。
権田
吉本 エヴァウド 八田 阿部(巧)
川口 鈴木(健) 笠原 小澤
森村 加藤
試合は6分、エバウドのFKが壁に当たってこぼれた流れから八田が入れたクロスに小澤が合わせて先制。その後も前半は東京のペース。何度かチャンスを作ったが追加点は奪えなかった。中盤でボールを奪って積極的にゴールへ向かう小澤の動きがよかった。後半、小澤を下げると横浜のペース。47分に同点ゴールを許すとほとんどの時間帯で押しこまれた。中盤でボールが奪えず、奪ってもキープできない。川口が何度かいい突破を見せたが決定的な場面でポスト、バーに嫌われるシーンもあり、結局1-1で終了した。
小澤の他では八田が守備、フィードともに結構しっかりしていた。左SBに入ったU18の阿部もよかったと思う。一方ハーフナーのマンマークについたエヴァウドはさすがに空中戦や競り合いで強さを発揮したが、プレーにムラがあり信頼感は今ひとつ。川口は何度か大事な局面でボールを奪われたが後半にはさすがと思わせる右サイドからの突破、クロスがあった。森村はキープできずチャンスにも絡めず精彩を欠いた。鈴木健児のボランチはそれなりによかったが鈴木は左サイドで見たい気がする。
あと、しきりに「エヴァウド、エヴァウド」と呼ぶ吉本のコーチングが面白かった。後半は声も出なくなったようだが、エヴァウドのポジショニングが改善したのか吉本が息切れしたのか…。
途中で何度か雨が降りかけたが持ちこたえた。日曜日だったがこの時間なら楽に帰ってこられる。今日は小澤が見られてよかったという試合だった。
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FC東京
2007年10月08日 23:37
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ヨス・ルフカイ監督談話追記
コブレンツ×グラードバッハに対するヨス・ルフカイ監督談話:
「5-0という結果は必ずしも試合内容に見合ったものではないと思う。前半はコブレンツの方が優勢だった。だが、我々が2点を挙げることができて有利になった。後半に入っても10〜15分はコブレンツも前を向いて戦っていた。反撃の得点が入る気配もあった。だが、退場がある前に我々は主導権を握り、3-0になったところでもちろん試合は決まった。5-0という結果には喜んでいるが、これが少しばかりよすぎる結果だということも分かっているつもりだ」
(おまけ)ウヴェ・ラポルダー監督(コブレンツ)談話:
「我々はかなりの部分までよく戦ったと思う。だが、その後は何もかも後ろ向きになってしまった。こういう日のことはさっさと済んだことにしてしまうしかない。自信を持って戦うためにはあまりよくないからだ。そしてそこから何かを学ばなければならない。最終的にこんな負け方になってしまったのは信じられない。退場者が出てからは我々の守備陣は連係が取れなくなってしまった。0-3から何とか差を詰めようとしたがグラードバッハ相手ではもちろんそれはムリな相談だった」
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Borussia M'Gladbach
2007年10月07日 23:31
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【ブンデスリーガ二部第9節】コブレンツ×グラードバッハ
さすがに二部では強いのか。5連勝で昇格圏に入ったグラードバッハはアウェイでのコブレンツ戦に5-0と圧勝、暫定ではあるが首位に立った。アウェイで勝つのってこんなに簡単だっけ。6連勝って、いったい何があったんだ。
この試合、ブンデスリーガの
公式サイト
でウェブラジオの中継があったので聴いていた。ドイツはまだ夏時間なので時差が7時間。現地時間14:00キックオフの試合は日本時間では21:00スタートになる。少し出遅れて21:10頃あわててウェブラジオにつなぐと既に1-0でリード。2分にンジェングの右からのセンタリングにパアウヴェが頭で合わせたらしい。
その後は真面目にウェブラジオを聴いていたが、必ずしもグラードバッハが押しているという訳でもなさそうで、結構コブレンツもチャンスを作っているようだった。で、ちょっとだけ浮気して昨日録画した「エンタの神様」の藤崎マーケットと小島よしおを見て戻ってきたら今度は2-0…。35分にパアウヴェからのFKを受けたフレンドが決めたらしい。結局前半はそのまま2-0で終了。
後半はマリンに代えてポランスキを投入。両チームともに何度かチャンスがあったが全体に盛り上がりのないゲームになる。74分、敵DFがンジェングに危険なタックルをしたということで退場、数的優位に立つ。すると78分にはレスラーが左から上げたクロスにフレンドがつま先で合わせ3-0。さらに直後の79分にはノイヴィルのヒールパスを受けたレスラーが今度は自分で決めて4-0。この時点で試合の大勢は決まってしまったようだ。
結局グラードバッハはロスタイムにもレスラーからボールを受けたラファエルが5点目を追加、先にも書いたとおり5-0でコブレンツを圧倒した。ラジオを聴いている限りでは決してグラードバッハの一方的なゲームという印象ではなかったが終わってみれば5-0。無失点は大きいし、最後の2点くらいはおまけだとしても、前半に2-0、後半にきちんと追加点を取るゲーム運びは立派なものだと思う。ンジェング、レスラー、フレンドといった「二部規格」の選手達がきちんと活躍しているのも頼もしい。
次の試合はインターナショナルで1週間のブレイクを置いて10月22日にホームでFCと対戦である(註:ブンデスリーガで単に「FC」と言えば「1.FCケルン」を指す)。ホームだし負ける訳には行かない相手。この勢いを落とさず勝ちを狙いたい。
監督談話は見つけたらアップすることにする。
ところで、今日の対戦相手だったコブレンツは昨季二部に昇格したクラブ。今季から監督がウヴェ・ラポルダーになっていたのは今日まで知らなかった。しかもトップにはファティミア・ヴァータ。ヴァータももう37歳だが、がんばっているようで嬉しい。よっぽどラポルダーの信頼が厚いんだろうなあ。そういえば、コブレンツには韓国のチャ・ドゥリもいるようだ。今日も途中交替でちょっと出てた。
尚、僕としてはあまり興味がないブンデスリーガ一部の方は首位がバイエルン。面白くも何ともないのだが、これを追っているのがKSC。今季から昇格したばかりだが今節は2位争いの相手であるシャルケを破っている。クリスチャン・ティムが2得点。ティムは結構将来を嘱望されたんだけど伸び悩んだね。ここで見返して欲しい。
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Borussia M'Gladbach
2007年10月06日 18:33
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【Jリーグ第28節】FC東京×横浜Fマリノス
3連休の初日、天気もよく、相手はマリノス。先々週の清水戦が3万人の入りだったことを考えると、今週もきっと大入りになるだろうと思って出かけたが飛田給の駅の混雑はそれほどでもなかった。
さて、今日は、昼メシを買うべくフードコートに行ってみた。フードコートは屋台のワゴンが4つ出た簡易屋台村みたいな感じで、スタジアムを左にグルッとまわりこんだ辺りにあるのだが、いかんせんゲートの外であり、また再入場ができないため、スタに入ってしまう前に買わなければならない。僕はカレーの屋台に並んだのだがかなりの行列で20分はたっぷり待ったと思う。自由席だったりするときっと気が焦ると思う。何とか場内でやるか、半券での再入場を認めるか、屋台を増やすかして欲しい。チーズカレーを買ったが美味しかった。
この試合、東京は徳永が警告の累積で出場停止。右SBには伊野波が入った。また、ウィングを石川+栗澤からリチェーリ+ノリオに代え、前節後半の勢いを生かそうと試みた。土肥は引き続きベンチ外で、この日は控えGKに権田が初ベンチ入りした。
序盤は東京のペース。赤嶺のポスト、リチェーリの突破から何度かゴールに迫ったがシュートの精度を欠き得点できない。30分頃からは徐々に中盤が間延び。敵にボールが渡った瞬間中盤にだれもいないという状況にたびたび陥る。やはり栗澤の存在は大きかったと実感した。最終ラインで粘り強く対応したが何本かシュートを打たれピンチを招く。何とか0-0で前半を終了した。
後半開始早々、左サイドに流れた敵MFをつかまえきれずシュートコースを空けてしまい失点。難しい角度からのシュートで敵をほめるべきかもしれないが寄せが甘かったのは事実。攻めるしかない東京は61分に赤嶺に代え平山を投入。するとその平山が66分、リチェーリの左からのクロスに頭で合わせ同点に。ここからは中盤での激しい奪い合いからカウンターの応酬になった。東京は77分に傷んだリチェーリに代え石川を投入。終盤の84分、ノリオがペナルティ・エリア外で飛び出した敵GKと競り合ってから石川にパス。石川はこれをワントラップでGK不在のゴールへ見事なボレーで叩きこみ勝ち越し。残り時間は平山が実にイヤらしいキープでつぶし、味スタ2連勝、今日はちゃんと「眠れない街」もあった。
交替選手が得点し采配が当たった形。決勝点はGKを釣りだしたノリオもえらいが、状況をよく見て正確にゴールに蹴りこんだ石川をほめるべき。全体に栗澤の不在が大きく中盤の守備に不安を残した試合だったが、決めるべきところできちんと得点しての逆転は結果としては評価すべきだろう。あと、伊野波の右SBはちょっと危なっかしかった。やはり徳永は何だかんだ言っても重要な存在だと思った。
とにかくアウェイで負けた後のホームをきっちり勝ったのは大きい。順位表では9位から13位がダンゴになっているので、ここから上に抜け出したいところだ。次節は1週間空けてアウェイでの名古屋戦。勝ち点を持ち帰りたい。
採点:
塩田(3.5)、伊野波(4.5)、藤山(4)、茂庭(4)、金沢(4.5)、今野(4)、福西(3.5)、リチェーリ(3.5)、鈴木(4.5)、ルーカス(3.5)、赤嶺(4)
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FC東京
2007年10月01日 00:00
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【Jリーグ第27節】千葉×FC東京
昨年は行こうと思ったときにはもうチケット完売で行けなかったフクアリ。日曜日の夜開催ということでちょっと苦しいものはあったが行くことにした。天気はあいにくの雨、馬喰町から総武線の快速に乗り、千葉で内房線に乗り換えて蘇我へ。総武線は蘇我を終点にして、ここで内房線やら外房線と接続すればいいのに。あと一駅か二駅のために乗り換えなければならないのは何とも無駄が多い。京葉線なら一本なんだけどな。
駅を出ると細かい雨が降っている。地図で見てもっと駅から近いかと思っていたが結構しっかり歩かされる。スタに着いたのは5時45分くらい。小規模だが当然ながら新しく、ピッチが近く、傾斜も急で見やすい。臨海とはもうまったく雲泥の差である。こんなホームスタジアムを持ちたい。僕はSA自由席、バックスタンドのアウェイ側コーナー辺りに席を確保したんだけど、屋根もしっかり付いていて、上層席の前よりでは吹き込みもほとんど気にならなかった。
東京は前節と同じメンバー。藤山はケガで出場が危ぶまれたが先発だった。この試合、土肥が腰痛でベンチから外れ、阿部が控えでベンチ入りした。土肥は控えでも常にそこにいて当然の存在だったので心細い気もしないではないが、試合前のメンバー発表では、控えの阿部に大きな拍手があった。
さて、試合の方だが、序盤は東京が元気よく前線からのプレスでチャンスを作る。しかしすぐに千葉も中盤でのプレスから前線に当ててくるようになり、9分、中盤で拾われたボールをペナルティ・エリア外から決められ先制を許してしまう。このシーンではシュートへの寄せが甘かったと思う。そんなとこで打たせちゃいかん、と思ってる間に決められてしまった感じ。
その後も中盤でボールを奪われては前線に当ててカウンターを狙う千葉に押しこまれる展開が続く。DFの踏ん張りで何とかしのいでいたものの、30分にはクリア・ボールを拾われてまたしてもペナルティ・エリア外から決められる。押しこまれて守備がかなりバタバタし、クリアが曖昧になったところを拾われた。千葉のプレスを受け、中盤でボールがキープできない苦しい展開が続く。前半のうちに1点を返したいところだったがこれ以上失点をしないようしのぎきるのが精一杯。0-2で前半を終えたが、あと2、3点取られていてもおかしくなかった。
後半に入ってもなかなか主導権が握れなかったが、51分に思いきって石川、栗澤を下げ、リチェーリ、ノリオを投入。するとリチェーリのスピードを生かした突破で何度かチャンスが生まれるようになる。ここで1点決めておきたかった。だが、流れが東京に傾きかけてきたように見えた矢先、60分に徳永が敵FWを倒したと判定されPKを取られる。これを決められて0-3。これでかなり試合は決まったっぽかった。
だが、その後も東京は下を向かずに攻め続ける。65分には金沢を下げて平山を投入。点を取りに行くしかないという原監督の意思表示だったろう。スリー・バックにするのかと思ったが、ノリオが左SBに入ったようにも見えた。パワープレー気味に攻めた68分、徳永のクロスを茂庭が折り返し、浮いたところを今野が頭で押しこみまずは1-3。東京は続けてロングボールを平山、赤嶺がしっかり受け、これを押し上げて攻めるという形で打開を図る。
77分、茂庭のスルーパスをエリア内で受けようとした福西が敵に倒されPKを得る。これをルーカスが決め2-3に。こうなると試合は分からない。その後は中盤での激しい奪い合いから東京のパワープレーと千葉のカウンターの応酬になったが、東京は何度かのチャンスにも最後の1点が奪えずタイム・アップ。結局終盤の追い上げも及ばず2-3で惜敗した。
まあ、まず前半あまりにも好きにやられたのがすべてだったと思う。守備もしっかり身体を張っていたが、集中の切れた瞬間を千葉が見逃さず得点したということだろう。特に1点とられた後バタバタし、結果として前半のうちに追加点を許してしまったのが大きかった。PKは1本ずつもらっているので仕方ない。終盤の攻撃は迫力があり、ルーカス、平山、赤嶺、リチェーリ、福西、今野、ノリオと層の厚さを感じさせたが、敵GKも当たっていたし、あと一本が出なかった。
今日は福西が効いていたと思う。局面において今何をやるべきかということをやはりよく知っている。あと、途中交替になったが石川は悪くなかった。できれば序盤に石川で1点取っておきたいところだった。星勘定的には痛い一敗だし、十分勝ち点を持って帰れた試合だったが、決して下を向く必要のない敗戦。特に終盤の粘りには気持ちを感じた。次につながる最低限の戦いはできていたと思う。ひとつ負けるのは仕方ない。重要なのは連敗しないこと。ホームで負けないこと。切り替えて次行こう。
採点:
塩田(4)、徳永(4)、藤山(4)、茂庭(3.5)、金沢(4)、今野(3.5)、福西(3)、石川(3.5、51.リチェーリ(3))、栗澤(4、51.鈴木(4))、ルーカス(3.5)、赤嶺(4)
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