フットボール・クレイジー
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2008年02月29日 23:57
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FC東京 2008年戦力展望(3) MF編
今季の東京は人もボールも動くムービング・フットボールがコンセプトなので中盤は流動的にポジションを交換し合うことが予想されるが、一応一般的なポジションごとに見ておくことにしよう。
まずボランチだが、ここは今野、梶山がファースト・チョイスとして当確ということでいいだろう。福西、伊野波と市場価値の高い選手を二人放出したが、今野の残留もあり看板が維持できたため昨季に比べても見劣り感はさほどない。バックアップには浅利と池上がいる。特に池上は昨季終盤の何度かの出場機会で十分に使えることを印象づけた。今季ブレイクを期待したい人材の一人だ。
この他、城福監督はブルーノ、徳永にも場合によってはボランチに入ることを期待しているようだ。本気かどうか知らないが金沢をボランチで試したりもしている。こうしたポジションの相互補完が進めば層はさらに厚くなる。また、栗澤をバランサーとして下がり目で起用するアイデアも十分あり得る。
さて、僕は昨季まで、今野と梶山の組合せには疑問を感じてきた。ともに攻撃に特徴のある二人だけに、この組合せだと今野の攻撃力が十分に生かせないのではないかと懸念していた訳だ。むしろ浅利とか昨季なら伊野波とか、守備的なボランチと今野を組ませ、梶山は前で使った方がいいと思っていた。基本的な考えは今も変わらないが、先に書いたとおり今年の東京はムービング・フットボール。全員で流動的に走り回るなら、今野と梶山でも機能する余地はあるかもしれない。ともかく、この二人がうまく互いにバランスを取れるかが今季のカギのひとつだろう。
◇ ◇ ◇
サイドハーフ、ウィングも今年はサイドだけを見ていればいいという訳には行かないようだ。リチェーリ、ノリオを放出、一時は川口も契約打ち切りを発表してサイドの人材不足が懸念されたが、千葉から羽生を獲得、レンタル戻りの近藤も左前で使えるとあって不安はない。何より嬉しかったのは川口の再契約。サテの試合にも必ず真面目に出る川口の姿勢には本当に頭が下がる。若いチームだけに手本としての川口は必要だ。いったん打ち切りを発表した選手ともう一度契約するのは異例であり、フロントにも逡巡があったと思うが、当初の判断ミスを責めるよりそれを覆した決断を高く評価したい。
さて、左右の攻撃的MFという意味では、右に石川、左に羽生というのが妥当なファースト・チョイスだろう。石川はクロスの精度を上げることを望みたい。そろそろ勝負の年だと思う。羽生はどこでも使えるが定位置というかふだんの置き場所は左になるんじゃないか。試合が始まればどうせ走り回るんだろうけど。石川は昨季からリチェーリやノリオとポジション・チェンジすることもあったが、今季は羽生と石川が試合の中で自由に入れ替わることもさらに多くなるだろう。
右のバックアップは川口、左は近藤かと思うが、栗澤はユーティリティとしてどちらでもこなせる。左サイドではこの他若い森村の成長に期待したい。また、練習試合では新人の大竹が存在感を発揮していたようだ。
◇ ◇ ◇
トップ下というポジションが今季の東京にあるのか分からないが、一応中央の攻撃的MFということで見ておくと、新加入のエメルソンはこの位置に入るのではないかと思う。馬場が移籍してしまったが、エメルソンの他にも羽生、栗澤、梶山、森村など、このポジションをこなせる選手は層が厚い上、ツートップの一角としてFW起用もあり得るので、平山、近藤、赤嶺も含めてのポジション争いとなるだろう。
エメルソンの実力は未知数で、過去の在籍クラブでの滞留期間がどれも短いのは気になるが、仮にエメルソンがフィットしなくても上記の通り埋め合わせは何とでもなる。トップにカボレという計算できる外国人を獲得できたので、エメルソンで冒険することも容認できる。その意味でも今年の補強はバランスが取れていると言っていいだろう。
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FC東京
2008年02月28日 23:39
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FC東京 2008年戦力展望(2) DF編
まずCBから見て行こう。昨季はジャーンと増嶋を放出してエバウドと八田を獲得したが、結局ケガもあってエバと八田は最後までフィットせず、あろうことか茂庭までがキャンプでケガ離脱して開幕戦を新人の吉本で迎えることになった。吉本を責める気はないが、開幕戦のつまづきがシーズンの最後まで尾を引いたのは確かだろう。その後も今野と徳永でCBコンビを組むなど無理筋の起用を続けざるを得なかった。CBについては完全に編成を失敗したと言うべきだった。
今季はエバと八田を放出、ブルーノと佐原を獲得した。これは単なる二増二減ではない。ブルーノも佐原もJリーグできちんと実績のある選手。今年の補強は実績のある即戦力とルーキーという明確なコンセプトが見えた。ブルーノがキャンプで右肩を脱臼したときはドキッとしたが、それでも茂庭、佐原、藤山、吉本と揃っていれば何とかなると思える。幸いブルーノは驚異的な回復力で既に戦列に復帰しており、ポジション争いは熾烈だ。
ファースト・チョイスは茂庭とブルーノだと思うが、練習試合での起用を見ていると城福監督は茂庭+藤山をメインに考えているフシも窺える。いずれにせよ、これに佐原を加えた4人に、吉本がどう絡むか。頭数は同じでも昨季よりグッと層が厚くなった気がするのは補強が的確だったからだろう。
◇ ◇ ◇
SBも昨季は心許なかった。右の徳永、左の金沢というレギュラーはともかく、その次がいない。右は伊野波、左はノリオあたりで使い回したが、いかにも穴埋め感は拭い難く、このSBにおける競争のなさ、層の薄さが、一方では徳永の伸び悩みを、他方では金沢の過負荷を招いた。金沢が大きなケガをせずフルシーズンがんばってくれて本当に助かった。
今季はこのポジションに長友が加わった。右サイドが得意らしいが両方をこなせる。これも練習試合の起用を見ていると、既に左SBのファースト・チョイスになりつつあるようだ。大学生ではあるがオリンピック代表に招集され昨季は東京で特別指定も経験した即戦力。徳永の強力なライバルになるとともに左SBのオルタナティブにもなる。この長友の加入は大きい。
これに加えて右サイドでは小山の成長に期待したい。昨季サテで見たときには鋭い縦への突破と身体を張った守備で存在感があった。あの実力をもう一つ上のレベルで表現できればリーグ戦でも戦えるはず。練習試合での使われ方を見ると城福監督の信頼も得つつあるようだ。意外と今年ブレイクするんじゃないか。
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FC東京
2008年02月28日 00:12
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FC東京 2008年戦力展望(1) GK編
開幕まであと10日間、去年もやった戦力展望を簡単にやってみたいと思う。
GKに関しては塩田がレギュラーということで特に異論はないだろう。昨季、土肥からレギュラーを奪取し、いくつかの試合では特筆に値する活躍もあった。パフォーマンスを維持し、精神的な支柱としての存在感を増して行けばしばらくは不動のGKとして君臨できるだろう。
土肥を読売に放出したのは土肥自身のキャリア設計を考えてもやむを得ない選択だった。代わりに神戸から荻をレンタルで獲得した。荻はJ2で実績があり、セカンドとして計算できる存在。本来セカンドになるべきだった阿部がケガで出遅れていることもあって、この補強は正しかったというべきだろう。荻とセカンドを争う中で阿部が成長すれば今季はそれでいいし、荻を獲得した意味もある。権田、廣永は育成枠。荻が神戸に戻った後のサードをにらんで争うことになるだろう。
控えGKはモチベーションの維持が難しい仕事だが、チームとしてはセカンド、サードがしっかりしていないと怖くて戦えない。そういう意味では荻という即戦力をレンタルで補強し、阿部を含めた若手3人がその次を争う今季の編成は悪くないと思う。
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FC東京
2008年02月25日 00:30
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【ブンデスリーガ二部第21節】オスナブリュック×グラードバッハ
シーズン後半再開後まだ勝ち星がないグラードバッハ。結果次第では首位陥落もあり得る状況で、アウェイとはいえ勝ち点3が欲しい試合。
試合はまず9分、ゴホウリからのロング・フィードを受けたフレンドがワントラップしてそのままシュート。これが決まり早い時間帯に先制した。その後はオスナブリュックも積極的に攻めるが、グラードバッハの守りも堅く得点を許さない。だが、30分、敵FKが壁に当たって進路が変わりゴールイン。セットプレーから同点に追いつかれた。
一方、グラードバッハもセットプレーから突き放した。直後の32分、ンジェングのCKに再びフレンドが頭で合わせ2-1に。その後何度かピンチはあったものの1点のリードを保ったままハーフタイムとなった。
後半に入るとオスナブリュックが優勢となるが、グラードバッハもカウンターからチャンスを作る。両チームとも決め手がないまま迎えた76分、フォイクトが敵FWとペナルティ・エリアで交錯したのをファウルと判定されPKを与えてしまった。オスナブリュックはこれを決め2-2。その後も双方チャンスがあったが決勝点はなく、結局2-2のまま試合は終了した。
ウェブ・ラジオで中継を聴いていたが、正直「何じゃそりゃ」という試合。勝ち点2を失ったというのが妥当な表現だろう。フュルトがパウリに引き分けたため首位はキープできたが、順位はどうであれ勝てないことがまず問題。4位との勝ち点差も縮まってきているし、いよいよマズい状況になってきた。次節アウエとのホームは何が何でも勝たなければならない。
監督談話は見つかれば掲載するけど、アウェイでの負けなのでまた出てこない可能性あるな…。
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Borussia M'Gladbach
2008年02月24日 00:36
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【移籍情報】今年のFC東京の補強(完)
ついにカボレの入団が正式に発表された。詳しくは知らないが、慶南との交渉が難航していたようだ。ここへきて慶南が放出やむなしに傾き、移籍金を取る方針に転換したことでようやく決着したとの報道である。
何にしてもこれで今年の補強は最終的に完了だろう。結果としてみれば、ルーカス、馬場、ノリオ、伊野波と痛い戦力流出はあったが、今野を残留させ、近藤が復帰、羽生、ブルーノ、佐原、荻と実績があり計算できる選手を獲得、特別指定の経験があり即戦力として期待できる長友が入団するなど、ここ数年にはない戦略の見える編成ができたのではないかと思う。
外国人についても、未知数のエメルソンはともかく、同じアジアのKリーグで実績を残したカボレの獲得は、昨季のワンチョペ、その前のアモローゾ(獲れなかったけど)とビッグネームを狙いに行ったのとは明らかに意図が異なる。
城福監督にも期待したい。伝えられるキャンプ情報などを見ても、明確なビジョンのもとにチーム作りが行われていることが感じられる。今年の東京はもしかしたら何かやってくれるのではないかと思わせるものがあるし、仮に短い期間で答えがでなくても、しばらく時間をかけて見守りたい。全体として評価できる編成・強化だったと思う。
明日はプレシーズンマッチのセレッソ大阪戦。勝ち負けはともかく、新しいチームとしての考え方がはっきりと見える試合にして欲しい。
[新規加入]
◎正式発表済み
GK 廣永遼太郎(ユース)
GK 荻晃太(神戸、レンタル)
DF 佐原秀樹(川崎、レンタル)
DF 椋原健太(ユース)
DF 長友佑都(明治大)
DF ブルーノクアドロス(札幌)
MF 大竹洋平(ユース)
MF 下田光平(市立秋田商)
MF 羽生直剛(千葉)
MF エメルソン(イラクレス)
FW 近藤祐介(神戸、レンタルから復帰)
FW カボレ(慶南)
[退団・移籍]
◎正式発表済み
GK 土肥洋一(読売)
DF 八田康介(横浜FC)
DF 増嶋竜也(甲府へのレンタル→京都へのレンタル)
DF エバウド(サントス、レンタル)
MF 伊野波雅彦(鹿島)
MF 福西崇史(読売)
MF 馬場憂太(千葉)
MF 鈴木規郎(神戸)
FW ルーカス(ガンバ大阪)
FW 阿部吉朗(柏へのレンタル→湘南)
FW リチェーリ(山形、レンタル)
FW 小澤竜己(鳥取、レンタル)
[布陣予想]
塩田(荻)
徳永(長友) ブルーノ(吉本) 茂庭(佐原) 金沢(藤山)
梶山(浅利) 今野(池上)
石川(川口) エメルソン(栗澤) 羽生(近藤)
カボレ(赤嶺・平山)
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FC東京
2008年02月19日 23:41
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【ブンデスリーガ二部第20節】グラードバッハ×マインツ
シーズン後半を1分1敗とスタートし損ねたグラードバッハ、2位との勝ち点差も2しかなくなり、今節はマインツをホームに迎え負けられない戦いとなった。とはいえ月曜日開催で他の試合は先に終わっており、2位のフュルトがラウテルンに負けたため今節グラードバッハは負けても首位はキープできることがあらかじめ分かってはいたのだが。
DFラインにゴホウリ、右サイドにンジェング、トップ下にはレスラーが戻り、万全の態勢で試合に臨んだはずだったが、試合はいきなり失点とともに始まった。3分、パアウヴェのクリアし損ねたボールを敵にさらわれ、これをボレーで決められて0-1。出遅れたグラードバッハも20分過ぎからチャンスを作り始めるがゴール前での決定力に欠け、いくつかのチャンスを作りながらも0-1のまま前半を終えた。
後半に入ってもグラードバッハが攻める展開が続いたが、マインツの堅い守りの前にゴールを割ることができない。審判のジャッジにエキサイトしたツィーゲが退場になるアクシデントもあったようだ。グラードバッハは最後まで攻めたがマインツが守り抜いた格好となり、結局試合開始早々の失点が決勝点となって0-1で痛い敗戦を喫した。
これでグラードバッハはシーズン再開後3試合で勝ち星なし。この日はそれなりに攻撃の形はできていたようだがマインツの守備を崩せなかった。先に書いたとおり2位以下が不甲斐なかったおかげで首位はキープできたものの、逆に言えば2位以下に差をつける絶好のチャンスを自らフイにした訳で、そろそろ本気で心配するべき戦績になってきた。次節はアウェイだがシーズン序盤でも初めて勝利したオスナブリュック戦であり、ここで何とか勝ち点3をもぎ取って勢いをつけなければマジヤバい。
ヨス・ルフカイ監督敗戦の弁:
「我々としてはよい試合、結果の伴う試合をしたいと思っていた。得点がなかったことを除いてはチームを責めるつもりはない。わずかに運が足りないということはよくあることだ。審判を批判することもしたくないが、今回もまた決定的なシーンでPKをもらうことができなかった。我々はいずれにしてもマインツと同様の強さを示したし、このような敗戦の後ではだれをも責めることはできない。オスナブリュックではとにかく運を何とかして味方につけなくてはならない」
それにしても前の試合の監督談話が見つからないんだよね…。
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Borussia M'Gladbach
2008年02月11日 00:29
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【ブンデスリーガ二部第19節】ホフェンハイム×グラードバッハ
シーズン後半が開幕しての第2戦はホフェンハイムでのアウェイ戦となった。我がグラードバッハはレスラー、ンジェングという左右の要を欠き、マリン、ポランスキと若手で埋め合わせる布陣。一方前線には出場停止明けのフレンドが復帰した。
序盤にホフェンハイムがいくつかチャンスを作ったものの、先制したのはグラードバッハ。23分にCKからパアウヴェがつないだボールをウィンター・ブレイクに加入したクライネが右足でたたきこんで1-0。ホフェンハイムは反撃に出るがグラードバッハは統制の取れた動きでチャンスを与えず、逆に38分、クリバリがペナルティ・エリアで敵GKに倒されて得たPKをノイヴィルが落ち着いて決め、2-0で前半を折り返した。
後半に入るとホフェンハイムは選手を二人入れ替えて攻撃的に。55分には敵のFKがクリバリに当たってコースが変わり、そのままゴールインして2-1とされてしまう。さらに66分、69分には立て続けに失点を喫し逆転を許す。83分には交替で入ったラファエルが同点弾を決めたかに見えたが、その前にフレンドのファウルがあったとしてゴールは認められず。終了間際には駄目押しの4点目を決められ万事休す。2-4と完敗を喫した。
せっかく日曜日の夜、ウェブラジオのコンファレンス中継で経過を追いかけていたのだが残念な結果となった。リーグ戦で負けたのは第3節のマインツ戦以来で、首位はキープしたものの勝ち点は37で足踏み、2位との勝ち点差も2となってしまった。後半戦独走の基礎を作るためには重要な試合だったが思惑通りには行かなかったようだ。
シーズン前半の終わりあたりからしっかり勝ちきれない試合が続いている。どこかで一つ負けるのは仕方ないが、ここからの立て直しが肝要だ。連敗しないことが何よりも重要だ。次節は月曜日開催のマインツ戦。厳しい試合も予想されるがホームだしここで勝って流れを再び引き寄せたいところ。
監督談話は改めてアップすることにする。
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Borussia M'Gladbach
2008年02月03日 16:19
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【移籍情報】今年のFC東京の補強(15)
久しぶりに動きがあった。ギリシャのイラクレスから攻撃的MFのエメルソンを獲得とのトーチュー報道。従来の外国人でいえばケリーの系譜か。今日来日、明日にも練習に合流だそうで、背番号9、11を欠番にしておいた理由の一つがこれで明らかになったようだ。
新聞辞令のうち大森に関しては名古屋残留で話がまとまったとの報道があった。既に一次キャンプも終わっている状況なので、後はカボレだけ、という現状を確認したところでこのレポートもいったん打ち切りとしたい。
[新規加入]
◎正式発表済み
GK 廣永遼太郎(ユース)
GK 荻晃太(神戸、レンタル)
DF 佐原秀樹(川崎、レンタル)
DF 椋原健太(ユース)
DF 長友佑都(明治大)
DF ブルーノクアドロス(札幌)
MF 大竹洋平(ユース)
MF 下田光平(市立秋田商)
MF 羽生直剛(千葉)
MF エメルソン(イラクレス)
FW 近藤祐介(神戸、レンタルから復帰)
●新聞辞令
FW カボレ(慶南)
[退団・移籍]
◎正式発表済み
GK 土肥洋一(読売)
DF 八田康介(横浜FC)
DF 増嶋竜也(甲府へのレンタル→京都へのレンタル)
DF エバウド(サントス、レンタル)
MF 伊野波雅彦(鹿島)
MF 福西崇史(読売)
MF 馬場憂太(千葉)
MF 鈴木規郎(神戸)
FW ルーカス(ガンバ大阪)
FW 阿部吉朗(柏へのレンタル→湘南)
FW リチェーリ(山形、レンタル)
FW 小澤竜己(鳥取、レンタル)
[布陣予想]
塩田(荻)
徳永(長友) ブルーノ(吉本) 茂庭(佐原) 金沢(藤山)
梶山(浅利) 今野(池上)
石川(川口) エメルソン(栗澤) 羽生(近藤)
赤嶺(平山)
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FC東京
2008年02月02日 14:51
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【ブンデスリーガ二部第18節】グラードバッハ×ラウテルン
いよいよ待望のウィンター・ブレイク明け、ブンデスリーガが再開された。わがグラードバッハは首位でシーズン前半を折り返し、1シーズンでの再昇格を目指しての戦いが始まる訳だが、既存のメンバーで十分戦えていることを考えてかブレイク中の補強は最小限にとどまった。コンパーがホフェンハイムに去り、CBのクライネをハノーファーから獲得したのみ。
さて、シーズン後半開幕は金曜日、ホームでのラウテルン戦だ。移籍したクライネが先発。これはブラウアースがケガで、ゴホウリがアフリカ・カップでそれぞれ離脱中という事情もあってのこと。トップはフレンドが前節のレッドカードで出場停止のため、ノイヴィルと並んでラファエルが先発出場した。
試合はいきなりグラードバッハの先制点で始まった。試合開始早々の1分、ンジェングからのFKをレスラーが頭でたたきこんで先制。その後はチャンスもあったもののグラードバッハは受け身に回り、試合は盛り上がりを欠く展開に。
後半に入ると双方ともチャンスを作るが得点に至らない。ラウテルンは64分、70分と立て続けに退場者を出し、グラードバッハが優位に立つが、引いて守らず、FWを新たに投入してリスクを冒す攻撃に出た。そして90分、敵FKからバーに当たったボールを押しこまれて同点に。試合はグラードバッハのゴールに始まりラウテルンのゴールに終わる格好で、結局1-1の引き分けに終わった。
我々としてはシーズン後半開幕の大事な試合、しかもホームで相手は降格圏のラウテルンということで勝たなければならなかったのだが、最後に詰めを欠いたということか。実にもったいない試合だった。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「ラウテルンが勝ち点を得たのはまったく妥当だったと思う。この試合は我々にとってはまるで完敗のようであり、大変がっかりした。こんなに受け身では試合に勝つことはできない。ホフェンハイムでは違った試合ができるように、練習ではまったく違ったように表現しなければならない。最初の1分に1点を取ってからは45分間、前に向かっては何もしなかった。まあ、後ろの方では敵に自由にはさせなかったが。後半は55分頃に二つのいいチャンスがあったし、2-0になっていればもっと確実になっていたのだが。失点はまったく受け身であったことの当然の結果。ラウテルンにおめでとうと言う他ない」
ご立腹である。
===
さて、このウィンター・ブレイクの間に、日本人的には興味深い動きがあった。まず、浦和の長谷部がヴォルフスブルクに移籍。何でもマガト監督が高く評価しているのだとか。それから同じく浦和の小野がボッフムに移籍。それにしてもヴォルフスブルク、ボッフムとなかなか渋いところに移籍するねえ。高原は逆に浦和に移籍したもののフランクフルトには稲本がいるし、これでブンデスリーガ一部に所属する日本人は3人になった。CSフジテレビは当然毎節3試合+ダイジェストを放送してくれるんだろうな。
ついでにというとアレだが、淫行事件で磐田をクビになって浪人していた菊地が二部のイェナと契約した。早速DFBポカールに出場し、「kicker」紙では評点「4」をもらっている。イェナは三部降格の危機にあり、ワラをもつかむ思いで拾ったのだろうか。それにしてもそんな前歴があってよく契約できたなあ。ていうかよくビザが取れて入国できたものだ。心を入れ替えてがんばってもらいたい。二部もダイジェストくらいやってくれないかなあ。無理だろうなあ…。
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