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2008年06月30日 23:57
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【EURO2008】ドイツ×スペイン
ふだんならゆっくりお茶でも飲む日曜日の夜、敢えて9時過ぎに寝て明け方3時50分に起きた。もちろんドイツ×スペインを見るためだ。
試合は序盤こそドイツが押し気味だったが、その後はスペインの流麗なパスワークに攻撃のきっかけをつかめず、前半に敵の個人技で奪われた1点を取り返せないまま終わってしまった。解説の岡田監督に乗せられ、ドイツは何かやってくれるのではないかと思いながらみていたが、最後まで何も起こらなかったという試合だった。
思えば2002年、2006年のワールドカップもここ一番の大事な試合で勝てなかったのだった。こないだ書いたばかりの勝者のメンタリティも有効期限が切れたのか、あるいは「自分たちは勝つ」と過信しすぎてがむしゃらな努力を怠ったのか。とにかく攻撃は単発でチャンスの数も明らかにスペインより少なく、内容的には負けても仕方のない試合だったと思う。
それでも何回かのピンチをしのぎ、終盤のワンチャンスで追いつくかと思っていたのだが、なかなかそう簡単には行かないようだ。この大会では新しいラッキーボーイが出ず、今や中心選手になったクローゼが今ひとつ機能しなかった。グループリーグを引っ張ったポドルスキも決勝トーナメントでは精彩を欠いたし、シュヴァインシュタイガーもポルトガル戦以外はパッとせず、結局バラックとフリングスを頼るしかなかった。期待されたゴメスはブレイクせずに終わった。
ドイツ代表は群を抜く高さ、デカさを誇り、近代サッカーのひとつのあり方を示したが、結局この大会で最も真面目に働いたのはラームではなかったか。クラニー、ゴメスを投入してパワープレーに出ても勝てる気は正直あんまりしなかった。スマートにやるにはタレント不足、無骨にやるには迫力不足、上背だけではタイトルは獲れないということを図らずも示すことになったのではないか。
というか、そんなことは大会が始まる前から分かっていたことで、むしろ決勝にまで進出して準優勝したことは大金星だったと思う。レブ監督はほめられていい。次のワールドカップに向けて、ドイツ代表はどのようにして次を模索するのか注目しなければならない。
それにしても惜しまれるのはダイスラーの引退だ。本当なら今回の大会はダイスラーのドイツであってしかるべきだった。あまりにナイーヴでトッププレイヤーとしての重荷を背負いきれなかった早熟の天才。彼はドイツ代表に欠けるファンタジーの担い手になれたはずだったのではないか。センチメンタルな考え方かもしれないが、ワールドカップかヨーロッパカップでしかドイツ代表を知らない日本のサッカーファンに、ダイスラーを見て欲しかった。
結局、期待していたような「何だかよく分からないが最後には勝っているドイツ」を見ることはできなかった。今季はブンデスリーガの一部をほとんど見なかったので代表を語ることも難しいが、来季はグラードバッハも昇格したことだし、まだ一部をよく見てみよう。
という訳で、ふだんの起床時刻までにはまだ少し時間があったのでもう一度寝た。
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ドイツ代表
2008年06月29日 21:13
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【Jリーグ第14節】FC東京×千葉
中断明けの大事な試合。あろうことか自由席はすべて完売という前評判の高さ。もちろんこれには理由があって、この日は年間チケットのホルダーに対し、お友達を招待してくださいということで大量の招待券が出回っており、その分、前売りの枚数がふだんに比べて少なかったらしいのだ。だが、あいにく天気は激しい雨となり、結局招待券の動員力は半減してしまったようだ。28,000人の入りで、現場ではまだまだ収容余力がある状態。自由席が完売で買えなかった人には恨めしい状況であった。
東京は長友をケガで欠き、金沢を左SBに起用。ボランチは今野、梶山の2枚で、トップにはカボレと、中断前のナビスコで3得点を決めた平山が先発した。
試合はいきなりの波乱。7分、敵のロビングに対処した佐原がポジショニングを誤り、ボールを大きくバウンドさせて頭を越されてしまう。これを突いて敵FWが裏に抜け出し、ゴール前で塩田と一対一の決定的な形に。これを今野が後から倒した格好となり、一発レッドで退場、PKを献上してしまう。厳しい判定にも見えたが、ゴール前での決定的なシュートチャンスに対する非常ブレーキであり、やむを得ない。今野を攻めるよりはそのような形を作った佐原の責任だと思う。
ところが、このPKを塩田がセーブ。俄然盛り上がる東京はその後の何度かの決定的なピンチも塩田がしのぎ、一人足りないことを感じさせないアグレッシブかつフレッシュなプレーで試合をリードする。24分、今度は平山が敵ペナルティ・エリアの端で敵DFに倒されPKを獲得。これも厳しい判定だったが、まあ埋め合わせとしては打倒だったかもしれない。ここでカボレが倒れた平山に近づき何ごとか耳打ち。たぶん「お前蹴るか? オレが蹴っていいか?」と訊いていたのではないか。結局カボレがPKを蹴ったのだが、これが敵GKにセーブされ先制ならず。今日はPKの入らない日らしい。
次は39分、敵のパスミスを敵陣深くまで追った平山がCKを得る。羽生のCKにファーで佐原が頭で合わせ、これがGKの足許の狭いシュートコースに入り先制。東京は前半終了間際という絶妙の時間帯にリードを奪い、そのままハーフタイムに入る。
後半に入っても東京は積極的に仕掛けるが、いかんせん一人足りないために攻撃の厚みが出ず、パターンが乏しくなってしまう。それでも足を止めず走り続けたのは立派だった。だが、アクシデントは65分に起こった。その前のプレーで佐原が負傷。審判がすぐにメディカル・スタッフを呼んだのでたぶん出血したのだろう。佐原はそのままピッチ外で傷の治療を受ける。東京は2人少ない戦いを余儀なくされ、ゴール前に入ったクロスに頭で合わされて同点とされてしまう。CBを治療で欠き、カバーに入るべきボランチも梶山一人という非常事態で、カバーリングの意思統一ができていなかった。佐原の治療も思ったより長びいた。悔やまれる失点であった。
その後、東京は74分に羽生に代えて大竹、79分にはカボレに近藤、82分には平山に赤嶺と攻撃陣を入れ替え、勝ち越しを狙いに行くが、近藤にはカボレのような器用なポストはできず、数的不利の中でのポイントとなるセットプレーでもターゲットとなる平山を欠いて勝ち越し点を奪えなかった。最後は引き分け狙いの千葉に時間を使われ、惜しい引き分けに終わった。
序盤に退場者を出し、10人で戦わざるを得なくなったことからすれば引き分けの結果は受け入れなければならないだろう。しかし、そういう条件の中でせっかく先制したのに、これを守りきれず、CBの治療でさらに一人少ない局面での失点は悔やまれる。まあ、佐原が傷んだ時点ですぐに吉本と代えていれば、とか平山を最後まで残していれば、とかは言い出すとキリがないし、1点リードで浅利を投入せず、前がかりに戦いに行った戦術は、結果的に裏目に出たとは言えよしとすべきだろう。ただ、勝てるチャンスがあった試合だけにもったいない失点であり、もったいない勝ち点2の損失だった。
内容的には塩田のセーブが素晴らしかった。これで負け試合が救われたとも言える。カボレ、エメルソンの献身的な走りもよかったし、平山も愚直にボールを追い、敵を背負ってのポストで存在感を見せた。羽生は古巣相手に気合いが入っていたし、梶山のプレーには安定感が出てきたように思う。
逆に、佐原は今野の退場につながった最初のプレーを初め、CBという役割にしては軽率なプレーがいくつか目についた。もちろん、上背を生かして敵のロングボールをはね返し続けた功績は大きいし、ミスを取り返す得点は重要だったが、自身の治療退場中に失点したことも含め、佐原が良くも悪くも主役の試合だった。
結果論的には後半開始から羽生かエメルソンを下げて浅利でよかった。そうであれば佐原の治療中もCBのポジションがカバーできたと思う。でもまあそれは言っても仕方のない話。あくまで攻撃的に行くという城福監督の意志が見えたのだからそれはそれでよしとするほかない。数的不利の中で敵の厳しいシュートを塩田のセーブで阻み、何とか勝ち点1を拾ったゲームだったということにしておこう。
採点:
塩田(2.5)、徳永(3.5)、佐原(4)、藤山(4)、金沢(4)、梶山(3.5)、今野(-)、エメルソン(3)、羽生(3.5)、平山(3)、カボレ(3)
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FC東京
2008年06月28日 22:15
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【EURO2008】ドイツ×トルコ
夜中に録画した試合の結果を封印したまま一日の仕事を終え、その日の夜にまっさらな気持ちでビデオを見るのは至難の技である。特に準決勝ともなると必ずどこかで試合結果を見聞きしてしまう。何とか日中耐えに耐えて家に帰り、風呂に入り、晩メシを食べながら広げた夕刊で思わず結果を知ってしまうこともある。そうなるといくらドイツ代表の試合でもビデオに集中するのは難しい。
とくに準決勝、トルコとの試合はそうだった。だがそれは僕の方の事情だけではなかったはずだ。ドイツ代表はこの試合、明らかに集中を欠いていたし解説にもあったように受けに回っていた。受けていなし、ワンチャンスで1点取れば勝てると思っていたのではないか。ところどころでは鋭いプレイも出るが攻撃に連係を欠き、最後まで「強さ」を確信できない試合だったと思う。
だが、それでもドイツは勝った。先制されたが前半のうちに追いつき、後半に逆転、終盤に追いつかれたものの終了間際に個人の抜け出しから決勝点を挙げて勝った。これを「ゲルマン魂」とか言うヤツには言わせておけばいいが、僕はこれが「勝者のメンタリティ」なのだろうと思った。
それは、勝ちたい、とか、勝たなければならない、という「勝利への執着」ともちょっと違う、「オレたちは勝つのだ」という確信みたいなものではないのかと思うのだ。オレたちは勝つべく運命づけられているのだ、だから何だか分からないけどとにかく勝つことになっているのだ、という闇雲な確信というか信念というか、それにしたがって戦っているだけではないのかと。
それはこれまで、ワールドカップでもヨーロッパカップでも輝かしい戦績を残してきた国が、選手も、監督も、スタッフも、協会も、そしてファンやファンでない人も含めた国民全体の「たたかいのきおく」とでもいったものに裏づけられている。
もちろんそれは裏切られることもある。ここ2回のヨーロッパカップではそうした確信はドイツ代表にはなかった。今回の代表だってメンバー的にはバラック以外に国際的なスターがいる訳でもなく、実力としても過去の代表に比べればかなり小粒で見劣りすることは他ならぬドイツ人自身が最もよく自覚していただろう。だが、それでも今回のドイツが、内容は今ひとつでもきちんと要所で必要な得点を挙げ、勝ち上がってきたのは、自国開催のワールドカップで3位とはいえ最低限の仕事を果たした自信からではないかと思う。
それが眠っていたドイツ人の「たたかいのきおく」を呼び覚ましたのだ。オレたちは簡単に負けるチームではない。苦しい局面は過去にもあった。だが、そうした局面をオレたちは何度となく乗り越えてきた。オレたちは勝つべき国であり、最後に勝っているのはいつでもオレたちなのだ。そういう自己暗示にも近い確信がドイツには再び宿ったのだ。
グループリーグ最終戦のオーストリア戦も、今回のトルコ戦も、何だか分からないがドイツが勝った。圧倒的に強いという訳でもない、華がある訳でもない、だが最後にはいつも勝っているドイツ。ドイツ人自身がそういう自画像にきっちり自己同定できたことが何よりドイツの決勝進出の要因だと僕は思う。
決勝の相手はスペインに決まった。できればロシアとやりたかったが仕方がない。日曜日の夜は早く寝て夜中に起きるか。月曜日の仕事もあるので難しい選択だなあ…。
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ドイツ代表
2008年06月21日 23:33
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【EURO2008】ポルトガル×ドイツ
Jリーグが中断している間、ユーロ2008を見ている。試合時間が現地の夜、例えば20:45だったりするので、日本時間では翌日の未明3:45キックオフということになり、とてもじゃないが生で毎試合見る訳にも行かないのがつらいところ。録画しておいて翌日の夜に見るのだが、その時までにはよほど気をつけていない限り結果が分かってしまっており、毎度味気ない思いでテレビ観戦することになる。興味の薄い試合だとてきめんに眠くなる。
さて、大会は既にグループリーグが終わり、準々決勝が2試合終わっている。僕としてはドイツ代表の動向しかほぼ興味がない訳であり、他がどうなろうとあまり関心もないのだが、性格が素直でないのか、日本のメディアが持ち上げる人気国、イタリア、フランス、スペイン、オランダ、ポルトガル、イングランドなんかが負けたりすると嬉しかったりする。
今回は宿敵イングランドが予選を突破できず、その時点でかなり嬉しかったのだが、大会が始まってもチェコとフランスがグループリーグ敗退、ポルトガルがドイツに負けて、僕としてはかなり順調である。イタリアとイングランドとスペインのリーグのことしか知らないようなヤツが応援する国は早々に負ければいいのだ。今夜のオランダ×ロシアでは是非ロシアにがんばってもらいたい。寒い国の底力を見せてやれ。
で、ドイツ代表だが、グループリーグでは危ういところもあったものの、準々決勝では復調の兆しが見えた。まあ、もともと内容が何であれここ一番ではそれなりに結果を出す精神的なタフさはお家芸とはいうものの、ヨーロッパカップはここ2回ほどグループリーグ敗退の辛酸を舐めており、ドイツ代表を知る人ならワールドカップでの成績はともかくここ数年のドイツ代表があまり盤石とは言えない状況であったことはみんな知っている。
自国開催のワールドカップで何とか上昇のきっかけをつかみ、バラックとフリングスを核にしたチームがようやく形になってきたのはつい最近のことだ。だからこのユーロ2008は勝たなければならない。ワールドカップが単なるホーム・アドバンテージだけではなかったということを示さなければならないのだ。その意味では、ここまで曲がりなりにも結果を残してきたのは評価しなければならない。
特にポルトガル戦ではシュヴァインシュタイガーが根性を見せ、苦しい時間帯にセットプレーから追加点を奪うなど、強いチームの戦いができていたと思う。フリングスが休み、監督もスタンドでの見学を余儀なくされた試合であったが、ポルトガルのかみ合わせの悪さにも助けられて、終わってみれば危なげのない展開だった。ポドルスキが元気なのが嬉しい。
準決勝ではトルコと戦うことになる。ノイヴィルに得点させてやりたい。
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ドイツ代表
2008年06月08日 20:03
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【ナビスコカップ第6節】読売×FC東京
今年3回目の東京ダービーはなぜか国立開催。新宿で買い物、昼メシをすませ大江戸線でスタジアムに着いたのは14:00頃。午後は雨の予報だったが結局雨はどこかに消え、蒸し暑い気候の中での試合になった。今日は読売の主催なので我々はアウェイ側に陣取ることになるのだが、ホーム側の観客席の入りが寂しすぎ。グループリーグ突破の可能性が消滅して完全に消化試合とはいえ、国立での主催試合でアウェイ側に動員で凌駕されるってどうよという感じ。
東京は前節退場となった佐原が出場停止。CBに茂庭が入り、右SBには椋原、徳永が左SBに回った。またトゥーロンから帰ってきた梶山がブルーノとボランチでコンビを組んだ。前線は平山とカボレのツートップ。また、塩田が風邪で発熱のため、荻が移籍後公式戦初出場となった。グループリーグ突破がかかった重要な試合。グループ1位獲得のためには大量得失点差による勝利が必要。2位での勝ち抜けのためにも勝利はマストという大事な試合になった。
試合は序盤から動いた。11分、ペナルティ・エリアに侵入した敵FWに対し荻が飛び出して対応、ボールを弾き出したがこれが敵MFの足許に転がり、これを決められて先制を許す。その5分後、今度は、カウンター気味に梶山からのパスを受けたカボレが、飛び出した敵GKを見てその頭を越すループ・シュート。これが決まり同点に追いつく。だが、19分、読売に25メートルのFKを与えてしまい、これを直接決められて再び勝ち越しを許した。
その後は互いに中盤の覇権を争う展開に。東京はカボレ、エメルソンのコンビネーションから何度か敵ゴール前に迫るが決めきれず。一方、敵の攻撃は藤山の読み、茂庭の対人でしのぐ。荻のセーブも集中しており敵に追加点を許さない。迎えた前半終了間際の43分、羽生のCKを中央に陣取った平山がヘディングで合わせ同点に。絶妙の時間帯に追いつき、2-2で前半を終えた。
後半開始早々、ドリブルで持ち上がったカボレがゴール前でクロス。これに併走していた平山が右足で合わせついに逆転。その後は外国人FWにシンプルに合わせてくる敵の攻撃に何度か危ないシーンもあったが荻の積極的な守備でこれをしのぎ、69分には羽生に代えて石川を投入、さらに攻撃的に追加点を狙いに行く。76分、今度は石川のCKに平山が再び頭で合わせ4-2に。これで試合の趨勢は決した。
42分にはカボレに近藤、43分にはエメルソンに大竹を投入、敵の攻撃もしのぎきり、結局4-2で東京が今季のダービー3連勝を飾った。
今日の試合、まずはハットトリックの平山だろう。真ん中でしっかりターゲットになればおのずと結果もついてくるということがよく分かった。中盤に降りてきてボールをさばく仕事も真面目にこなしておりその姿勢はいいが、結局平山はペナルティ・エリアの真ん中にいなければ怖くない。今日も得点シーン以外では「あちゃ〜」って感じで目を覆うことも多かったが、とにかく飛び道具として真ん中に控えていてくれればそれでいい。勝負どころできちんと仕事をした精神力を評価したい。年に一度の平山の日だった。
他には荻の積極的な守備が光った。序盤こそ動きに硬さも見えたが、次第に動きもよくなり、特に後半はキャッチ、パンチングと幾度となく窮地を救った。久しぶりに合流した梶山もよかった。中盤の底で右に左に、自在にボールをキープ、配球した。
採点:
荻(2)、椋原(3.5)、藤山(3.5)、茂庭(4)、徳永(4)、梶山(3)、ブルーノクアドロス(4)、エメルソン(3.5)、羽生(3.5)、カボレ(3.5)、平山(3)
Bグループのもう一試合は磐田が清水に2-0で勝ったので、東京と清水が勝ち点11で並んだが、得失点差で東京は清水に及ばす2位になった。各グループの2位の中では東京が勝ち点、得失点差で最も成績がよかったため、Dグループ2位の大分とともに決勝トーナメント進出が決定した。準々決勝の対戦相手はこの大分となる。2年連続の決勝トーナメント進出だが、去年は味スタで横浜に負けて準決勝に上がれなかったので、今年は是非とも2度目のナビスコ優勝を目指してがんばろう。
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FC東京
2008年06月01日 23:17
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ヴァルドホフ昇格決定 / ユーロ2008開幕間近
ドイツの四部リーグであるオーバーリーガ・バーデン・ヴュルテンベルクの日程が終了、我がヴァルドホフ・マンハイムは勝ち点71で3位になり、念願のレギオナルリーガ昇格を決めた。
以前にも
紹介
したように、ドイツでは来季からプロの三部リーグが創設され、レギオナルリーガはこれまで三部だったのが四部になる訳で、ある意味四部に残留を果たしただけとも言える訳だが、逆にいえばここに属してないと五部落ちということなので、まずは最初の関門をクリアしたということだろう。
レギオナルリーガは全国で3つに別れており、それぞれ18クラブが所属している。ここで何位になれば三部に上がれるのかよく知らないのだが、最短で二部昇格を果たすべく、まずは三部への昇格を速やかに決めてもらいたい。
FC東京は調子いいし、グラードバッハは二部1位で一部復帰を決めたし、ヴァルドホフはレギオナルリーガに昇格するし、最近は気分がいい。
===
さて、ユーロ2008が近づいてきた。6月7日が開幕である。日本ではWOWOWが全試合を中継する。6月はJリーグが中断期間なので、スカパーのJリーグライブDXを5月いっぱいで解約し、6月からWOWOWを契約した。もちろんWOWOWは7月いっぱいで解約、JリーグDXは7月から再契約するのだが。
我がドイツ代表にはグラードバッハからノイヴィルとマリンが招集を受けていたが、大会を前にした絞り込みでマリンは残念ながら代表から外れてしまった。それでも19歳にして二部のクラブから招集を受け、大会前の親善試合とはいえ代表試合を経験してしまったのだからすごい。ポランスキは出て行くようだが、マリンは大事に育てたい。
ヤンセンは既に代表を22試合も経験してすっかり貫禄がついたし、グラードバッハの若手育成は健在のようだ。そういえばスヴェルコスがチェコ代表に選ばれてたぞ。
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