フットボール・クレイジー
football crazy
silverboy club
presents
2008年08月31日 22:35
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【ブンデスリーガ第3節】監督談話追加
ヨス・ルフカイ監督談話:
「我々はハートと情熱を示し、前に向かう姿勢を失わないよう常に努め続けた。戦術的には素晴らしいフォーメーションで臨むことができた。スリーバックで試合に入ったのは初めてのことだった。非常に攻撃的で、少し賭けの部分もあったが、我々は後ろだけを気にしていればよかった。ブレーメンには大きな敬意を抱いていたが。残念ながら3-0とした後で2回のセットプレーから2失点を許したが、試合全体を見れば私のチームは今日は高い評価を受けるに値するだろう。本来のシステムがどうかということは重要ではなく、実戦でどう戦うかということが重要なのだ。そして、一対一の競り合いに勝つことも重要だ。繰り返しになるが、私に言えるのは、我々は非常に実力の拮抗した選手層を持っており、それを毎週試合ごとに生かして行くということだ」
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Borussia M'Gladbach
2008年08月31日 00:57
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【ブンデスリーガ第3節】グラードバッハ×ブレーメン
開幕2連敗と最悪のスタートで迎えた第3節。ホームゲームとはいえ相手はチャンピオンズ・リーグ出場を控えたブレーメン。もちろん簡単に勝てる相手ではないが、何とか勝ち点3を手に入れたい。例によって
ブンデスリーガのオフィシャル・サイト
のウェブラジオと、「
kicker
」のティッカーで経過を追った。
グラードバッハは開幕2戦で守備の綻びが明らかになったことから、この試合ではカルセン・ブラッカーを起用、ブラウアース、デムスとともにスリーバックの布陣となった。また、トップ下には起爆剤としての期待を受けてバウムヨハンが先発した。
試合は序盤からグラードバッハが積極的に仕掛ける。早くも12分、左サイドのマリンからパスを受けたマトモアが敵GKと一対一に。マトモアは躊躇なくシュートしこれがゴールイン。グラードバッハが先制した。その後もグラードバッハが攻めブレーメンが受ける展開に。30分にはンジェングが右サイドからセンタリング、これに中央でフレンドが頭で合わせゴール。2-0とリードを広げた。残り時間もブレーメンは精彩を欠き、そのままグラードバッハのリードで前半を終えた。
ブレーメンは後半から2人を交替、攻撃の意志を明らかに。果たして後半はブレーメンの反撃をグラードバッハが受けつつ、カウンターで追加点を狙う展開となった。55分には敵FWのヘディングシュートをバウムヨハンがゴールライン上でクリアするシーンがあったが、ウェブラジオのアナウンサーは「私の位置からは確かにゴールラインを越えていました。明らかな誤審です」と言い切っており、危ないシーンもあった。
しかし、こうしたシーンをしのぐ中で次の得点は再びグラードバッハに。71分、バウムヨハンが自陣からドリブルで長い距離を突破、敵MF、DFを次々とかわし、最後はGKの動きを見切ってシュート。これがゴール左上に決まり3-0。試合を決定づける追加点を挙げた。
だが、ブレーメンもこれでは終われない。グラードバッハはボランチのアルバーマンに代えてレヴェルスを、左ウィングのマリンに代えてクリバリを投入し、守備を固めるが、79分、ゴール前の密集から押しこまれ1点を返されてしまう。その後もブレーメンの猛攻が続き、CK、スローインに逃れるシーンが続く中、89分にはFKを献上。これを敵MFが直接決めて3-2と一点差に。
こうなるとブレーメンは押せ押せで、イヤな雰囲気になる。ロスタイムは3分あり、胃の痛い時間が続いたが、何とかブレーメンの反撃をしのぎきり、そのまま勝ち点3を手にした。
終盤押しこまれたもののシステムの変更と高いモラルでブレーメンに勝ちきったことは高く評価できる。バウムヨハンが活躍してくれたのも嬉しいところ。ノイヴィルは出番がなかった。
ブレーメンはやはりオリンピックにも出ていたディエゴが怖い。FWにはピサロが復帰しており攻撃力は侮れないが、前半かなりダメダメだったようで、ここで勝負はついていたのかもしれない。
次節はインターナショナル・マッチデイをはさんで9月14日にハノーファーでの試合となる。連勝と行きたいところだが、最悪でも勝ち点は持って帰ろう。
監督談話は明日以降に。
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Borussia M'Gladbach
2008年08月29日 00:04
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【Jリーグ第23節】柏×FC東京
今日いちばん大変だったのは何と言っても日立台にたどり着くことだった。柏の駅に着いたのが5時半過ぎ。改札を抜けてペデストリアンデッキに出たところでポツポツ雨が降り始めた。今日の関東地方は昼間から断続的に激しい雨が降ってはやむ繰り返し。そのため一応雨の覚悟と用意はしてきたが、この時点ではまだ普通に傘をさしている状態である。
ところが柏駅から日立台までレイソルロードを歩いているとどんどん雨が激しくなってくる。道端の軒先で雨宿りをする人たちの姿も目につく。それでも傘をさして歩いていると大粒の雨が機関銃のようにバババババっと傘をたたく状態になり、さすがに歩行に困難を来したため道端の民家のガレージで雨宿りさせてもらうことにした。
どうせこの雨は長く続かない、待てばやむはずと踏んで待ったがなかなかやまない。6時になってようやくやや小降りになったので、よそのガレージではあるがバッグから雨合羽を取り出して着用(上着とズボンがセパレートになっているのでパッと羽織るという訳には行かない)、バッグを持参した大きなゴミ袋でくるんで傘をさし雨の中に踏み出した。
しばらく進むと今度はあろうことか道路が冠水している。それも最深部は水深15cm程度あり、ちょっとした渡河状態である。ここでちょっとアホらしくなり、ここまでしてサッカー見るか、と弱気になりかけたが、ここまで来て帰る訳にも行かないので、腹をくくってジャブジャブ水の中を歩き始めた。当然靴も靴下もジーンズの裾も完全にビショビショである。50mも歩くとまた路面が見えるようになったが、もうまるで障害物競走というかサバイバルレースのような状態。悲愴な状態で日立台に向かった。
日立台に着くと雨は小降りに。でもまあいつ降るか分からない状態なので雨合羽は着たままで観戦することにする。結局、6時前後のような大雨はその後なかったが、試合中も何度か断続的に結構強い雨が降った。
そういう状態なのでピッチは相当水含みの状態。雷も鳴っていたので開催は大丈夫かと思っていたが試合は定刻に始まったが、選手が走り、ボールが転がるたびに派手に水しぶきが上がる状態。ボールは転がらずドリブルのできないコンディションで、今日はいかに早くこのコンディションでの戦い方を見つけるかというのが最初の関門となった。
ボールが転がらないので細かいパスワークには厳しい状態。基本は裏にローン具ボールを通し、ピッチで止まった五分のボールを激しく奪い合うという展開に。だがピッチもそれなりにボールが転がる箇所と水しぶきを上げてすぐに止まる箇所とがあり、また時間とともに芝も乾き始めて思ったほどブレーキがかからなくなったり、ギャンブル性の高いナーバスなコンディションになった。
東京はエメルソンを起点にカボレ、赤嶺、羽生らが何度か敵ゴールに迫るが決定打が出ない。柏も裏へのロングボールから突っかけて来るがボール・コントロールが難しくシュートまでなかなか持って行けない状況で、0-0のまま前半を終えた。
後半に入るとややピッチも乾き始め、徐々にパスをつなぐことができるようになる。ともに長いボールを蹴り合うカウンターの応酬になったが、得点したのは東京であった。72分、左に流れてエメルソンからパスを受けた赤嶺が内側に切れこんでシュート。距離はややあったがこれがきれいに決まり先制した。
その後は投入した石川がボールを奪っては前線に運ぶ役割を効果的に果たす。同じく途中交替で入った平山も前線からの守備、キープと働いた。結局柏の反撃も迫力を欠き、東京が集中した守備で柏を無失点に抑えて1-0で金町を防衛した。
この試合、難しいコンディションの中でよく戦ったと思う。特に茂庭、佐原、藤山ら守備がよく踏んばって無失点に抑えた。またしても1点しか挙げられなかったが、1点しか取れないなら相手を0点に抑えて勝つのだという強い意志が感じられた。
しかし、得点不足は深刻だ。見ていてもやはりシュートのタイミングがひとつかふたつ遅いような気がする。赤嶺の得点も、決してベスト・ポジションではないところから思いきってシュートを打ったからこそ決まったもの。完全に崩すとか決定的なチャンスを作るという意識があるのか、パスを受けてもドリブルしてもシュートまでに一本余計に回す、持ち替えるなどワンアクション余計なステップが入り、実際シュートしたときにはコースを切られて相手に当たること多し。
特に今日のようなコンディションでは遠目からでもガンガン打ってきた方が敵は絶対にイヤなはず。もうワンテンポ、タイミング早くシュートして欲しい。
採点:
塩田(3.5)、長友(4.5)、佐原(3.5)、茂庭(3)、藤山(3.5)、今野(3)、梶山(3.5)、羽生(3.5)、エメルソン(4)、カボレ(4)、赤嶺(4)
さて、勝つと順位表を眺める余裕もできるのだが、東京はこれで7位に再浮上。ただ、混戦と言われる今季も、5位までの第一グループと6位以下の第二グループとの感には差が開きつつある。下は意外と近い。このところホームで勝てておらず、次節は9月13日になってしまうが、そろそろ味スタで「眠らない街」を歌いたいところである。
もう一つ。僕が贔屓にしている栗澤が柏にレンタル移籍することになった。残念だ。栗澤のバランス感覚あるプレイ、ユーティリティ性は東京に必要なものと思っていたが、今季は出場機会も減っていた。柏で一段のブレイクスルーのきっかけをつかんで欲しい。
代わりに、柏からFW鈴木達也を同じくレンタルで獲得。近藤もケガから復帰のタイミングだが、カボレ、赤嶺、平山の3人で何とか回している状態であり、競争が厳しくなることは素直に喜びたい。
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FC東京
2008年08月24日 16:40
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【ブンデスリーガ第2節】ホフェンハイム×グラードバッハ
開幕戦でVfBに完敗して迎えた第2節。「昇格仲間」のホフェンハイムのホームに乗り込んでの試合だが、ホフェンハイムではブンデスリーガ規格に合わせた3万人規模のスタジアムを建設中であり、それが完成するまではマンハイムのカール・ベンツ・シュタディオンをホームゲームに使用することとしている。
CBSといえば我がヴァルドホフ・マンハイムのホームスタジアムであり、デュッセルドルフに住んでいた頃も何度となく300km近い道のりを車を飛ばして出かけた思い出のスタジアムである。次回のダイジェストでCBSが映るのかと思うと楽しみだが、まあ、グラードバッハとしては別に出かける先がホフェンハイムでもマンハイムでも似たようなものだろう。ウェブラジオとティッカーで経過を追った。
グラードバッハは右SBにンジェングに代えてレヴェルス、CBはブラウアースに代えてカルセン・ブラッカーを起用、ボランチにはアルバーマンに代えてスヴェアド、ワントップにはカナダ代表の試合から戻ったばかりのフレンドをベンチスタートにしてコラウッティを先発させた。
序盤はグラードバッハが攻撃的に試合に入ったものの、この局面をしのぐと徐々にホフェンハイムが流れをつかむ。何度かのピンチはハイメロートの堅守もあってしのいだが、31分、パスを受けた敵FWがスヴェアドをかわしてシュート、敵に先制を許してしまった。その後も35分にはホフェンハイムのFKからピンチを迎えたもののこれをしのぎ、前半を0-1で終えた。
後半に入るとグラードバッハは積極的に得点を狙いに行くが構築力に欠け、チャンスを多く作ったのはホフェンハイムの方。61分にはフレンドと今季初出場となるノイヴィルを同時に投入、得点を取る意志を明確に示したが得点には至らず、敵の追加点を防ぐのが手一杯。結局そのまま0-1で試合を終えた。
実況を聴いていても「ああ、グラードバッハの守備が…」みたいなシーンが多く、たぶん現地で見ていたらきっとハラハラしたことだろうと思う。これで開幕2連敗。次節はブレーメンをホームに迎えるが3連敗すると監督をどうするかみたいな話が出て来かねない。昨季も出足は悪かったが残留を狙う一部でのスタートダッシュのつまずきは痛い。特に勝てる相手にはしっかり勝っておかねば。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「今週は先週の試合よりは確実に内容はよかった。0-1になる前に2回絶好のカウンターチャンスがあったがラストパスにミスが出てしまった。後半は追いつくために出きることはすべてやった。そのために後が空いて敵にチャンスを与えるのは仕方のないことだと思う」
ところで、マルコ・マリンが水曜日に行われたベルギー代表との親善試合にドイツ代表として70分から出場、ゴールを決めた。代表2試合目の初得点は立派である。この日のホフェンハイム戦でも「グラードバッハで得点を感じさせるのはマリンくらいですねえ」とか言われてたし。今年のユニ、マリンにするかなあ。
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Borussia M'Gladbach
2008年08月23日 22:43
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【Jリーグ第22節】FC東京×日テレ
ぐったり疲れた。
カボレの目の覚めるようなミドルで先制したのはよかったが、その後何度もあった追加点のチャンスに決められなかったのがすべて。1点しか取れないことを前提にするのなら敵を0点に押さえるしかないが、我々は1点取ったら守りに入って勝ちきるサッカーよりは、次の得点を狙いに行くサッカーを志しているのだから、それであれば2点目、3点目をきちんと取っていかなければならない。
前を向いてリスクを取るのだから、ワンタッチのパスの狂いにつけこまれてピンチを招くのもある程度までは織り込み済み。終盤、足が止まって敵のパワープレーを食らうことも想定しなければならない。2点取られても3点取って勝つサッカーを目指すなら、2点取られたことよりも1点しか取れなかったことの方に問題がある。
とはいえ、1失点目につながったボールの失い方はひどかった。自陣でイージーなパスミスからボールを失うと、時として致命的なピンチになる。城福監督は怖がらずにパスをつなげと言っているのだから、速いテンポでのパス回しにトライすることはおかしくないし、パスミスをゼロにすることはムリだろうが、精度は上げていかなければならない。それが365日右肩上がりで成長するということだ。
今日は交替にも疑問が残った。1点を失った後の浅利の投入は何を意味するのか。羽生はまだ走れたのではないか。なぜ終盤に平山を投入せず交替枠を残したまま試合を終えたのか。
シュートは東京が16本、日テレが11本、支配率は東京が54%。カードが日テレに6枚も出た(東京は1枚)のも日テレの余裕のなさの表れだろう。内容的には明らかに勝っていたが、再三のチャンスにも追加点を奪えず、ミスからの失点で追いつかれ、終盤足が止まって敵のパワープレーを許し、ロスタイムのセットプレーに集中を欠いて守備がルーズになって逆転された。自滅と言うほかない。
星勘定的にも痛い1敗。負けてはならない試合にあり得ない負け方をした。
採点:
塩田(4)、長友(4)、佐原(4.5)、茂庭(3.5)、金沢(4)、今野(4)、梶山(4)、エメルソン(4.5)、羽生(3.5)、赤嶺(5)、カボレ(3.5)
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FC東京
2008年08月19日 00:39
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【ブンデスリーガ第1節】グラードバッハ×VfB
いよいよブンデスリーガが開幕。一シーズンで一部復帰を果たしたグラードバッハはVfBをホームに迎えての開幕戦となった。テレビ中継はないがウェブ・ラジオで完全中継があるのが嬉しい。「kicker」のティッカーと合わせて試合経過を追った。
グラードバッハの布陣は以下の通り。
ハイメロート
ンジェング ブラウアース デムス ヤウレス
アルバーマン パアウヴェ
マトモア レスラー マリン
フレンド
新加入のヤウレス、アルバーマン、マトモアが先発、ノイヴィルは調整の遅れでベンチにも入らなかった。
試合は序盤から互いに攻撃的な展開に。グラードバッハも一部復帰初戦ということで、主に右サイドのマトモアを経由して攻撃を組み立てる。だが、15分、敵のエルボーで目の下を切ったレスラーが治療をしている間にチャンスを作られ、敵MFにミドルを放たれる。ハイメロートがこれを防げず痛い先制を許してしまうこととなった。
26分には左サイドのヤウレスが敵MFにかわされ、ゴール前にクロスを送られる。これを手堅く決められて0-2。35分にはフレンドが敵GKと一対一になり、弾かれたボールをレスラーに代わって入ったバウムヨハンが押しこもうとするが敵DFに防がれる惜しいシーンもあったが、逆に44分、敵FWに今度はブラウアースがかわされ0-3。一部の厳しさを見せつけられたまま前半を終えた。
ここで既に日本時間の0:45であり、翌日の仕事も控えた僕は泣く泣くPCを落とし寝たが、ここまでの中継でアナウンサーがしきりに言っていたのは、グラードバッハは攻撃は悪くないものの守備に入ったときにVfBにスペースを与えすぎ、かつ致命的なミスが頻発しているということだった。
後半はサイトでチェックしただけだが、開始早々にマリンがカウンターで抜け出しフレンドにパス、だがフレンドがまたしてもこれを敵GKに当ててしまい得点ならず。60分、ようやくスローインからブラウアースが頭でつないだボールを受けたフレンドがゴールに蹴りこんで1点を返し、ここから果敢に攻めたが引いたVfBにいなされ次第に勢いも下火に。結局反撃も及ばず1-3でホームでの開幕戦を落とす結果となった。
敗因はハイメロートを含む守備の乱れ。「kicker」の採点ではハイメロートが5、ブラウアースとヤウレスはともに5.5と最低ランク。一方でマリンが3、マトモアとフレンドが3.5であり、修正すべき点は明確に見えたのではないだろうか。高い授業料だった。
敵では今季からブンデスリーガに復帰したレーマンがよかったようだ。あと、懐かしいヤン・シマック、EURO2008ではパッとしなかったゴメス、ヒツルスペルガーらも気を吐いた。試合の様子は金曜日のダイジェストで確認することにしよう。
ヨス・ルフカイ監督談話:
「VfBの勝利はまったく妥当だと言う他ない。前半は我々自身にもチャンスはあったものの、高い授業料をはらうことになった。0-1はアンラッキーだった。というのはザシャ・レスラーがケガの治療のためピッチを出ており、中盤のフォーメーションが崩れていたからだ。0-2のシーンでは深いところで簡単にボールを失ってしまった。あってはならないことだ。0-3も前を向いて攻めているときのことだった。この2失点は、このリーグではどんな小さなミスもその報いを受けるということを示していると思う。だが、0-3になった後もファンは素晴らしい応援で支えてくれたし、我々も諦めなかった。リスクを背負って戦い、何とか逆転しようと試みた。これは非常によい、重要な我々の特長だ。VfBは今日は素晴らしく切り換えが早かったが、我々はそれを十分できなかった。この点はこれからまた何日か、何週間か厳しくトレーニングしなければならない」
話し好きやな、このおっさん…。
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Borussia M'Gladbach
2008年08月17日 00:04
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【Jリーグ第21節】FC東京×浦和
今日はお父さんが何もいわずにねてしまったのでぼくが書きます。ぼくは小学2年生です。
前半は東京の方がちょうしがよかったと思います。もうちょっとで点が入りそうなところもあったけど、うまくいきませんでした。このちょうしならかてると思いましたが、後半になるとレッズの方が強かったと思います。
でも、ぜんぜんかなわないほどレッズが強すぎたわけではありません。東京もかてるチャンスはあったと思うのに、かてなかったのでざんねんです。
ぼくは東京のせんしゅももっとたくさんシュートをうてばいいのにと思いました。レッズのゴールの近くまで行っても、だれもなかなかシュートをうたないので、ゴールの前がレッズのせんしゅばかりになってしまって、うっても入らなくなってしまうのです。もっと遠くからとか早くからシュートをうった方がいいと思います。
今日はエメルソンががんばっていました。今いちのせんしゅはだれもいませんでした。お父さんに「がんばってるのにやり方がわるいのかな、それともやり方はいいけどがんばりが足りないのかな」ときかれたけどぼくにはよく分かりません。
あと、レッズのキーパーがぐずぐずしているのにすごくはらが立ちました。レッズのかんとくに言いつけてやろうと思いました。
せっかくあじスタまで見に行ったのに、レッズなんかにまけてしまってくやしいです。つぎはダービーなので100点くらいとってかってほしいです。
さい点:
しお田(3.5)、長友(4.5)、さ原(5)、もにわ(4.5)、今野(4.5)、あさり(4)、はにゅう(4)、石川(4.5)、エメルソン(3.5)、ひら山(5)、カボレ(4.5)
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FC東京
2008年08月09日 22:25
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【Jリーグ第20節】名古屋×FC東京
さて、僕は今、名古屋・栄のネットカフェにいる。もちろん試合を見た帰りである。昼過ぎに名古屋に着いてホテルにチェックインし、夕方、名古屋駅でひつまぶし弁当を買って瑞穂陸上競技場に駆けつけた。我ながらエラいと思う。
東京は徳永を左SBにまわし、今野を右SBに起用した。CBは佐原、茂庭の組み合わせ。ボランチには羽生を下げて浅利と組ませ、右に石川、左にエメルソン、FWは下がり目に平山、カボレがワントップ気味に前に張る形になった。
試合は互いに速いテンポでピッチを往復する展開となった。東京はセカンドボールを拾うのに苦労し、東京陣内深くに張った敵ウィングにパスを通される苦しいシーンが続く。しかし、ナビスコ準々決勝で復活を遂げた茂庭を中心に集中した守りでゴールは守り続ける。東京も次第に攻撃の形ができ始め、石川が果敢に裏に抜け出すとするなど何度かチャンスを作る。
35分、左サイドを攻め上がった徳永のクロスを羽生が落とし、これを足許で受けた平山がシュート。これが決まり東京が先制した。ここから東京はスイッチが入ったか、動きもよくなり、さらに名古屋ゴールを攻め立てるが、追加点は奪えず、結局1-0で前半を終了した。
東京は後半から茂庭に代えて椋原を起用。オフィシャルによると茂庭が肩を痛めたらしい。心配である。正直、椋原で大丈夫かな、とちょっと不安がよぎるが信じるしかない。椋原が右SBに入り、今野がCBに回る。今野よ、便利に使ってしまって申し訳ない。
後半最初の15分は名古屋がボールを支配し反撃を試みる時間帯となった。何度かピンチを招いたが、シュートにはきちんとDFが体を寄せるしっかりした守備と、挽回をあせる名古屋の拙攻にも助けられ、何とかしのぎきる。すると次第に名古屋もガソリンが切れたか、セカンドボールへの寄せやパスの精度が甘くなり、東京が中盤でボールを拾えるようになる。
終盤に近づくにつれて名古屋はグダグダというかメロメロの状態になり、僕はバックスタンドの東京寄りで見ていたが、周囲の名古屋サポ(というか夏休みの家族連れとか若いアベックとか)は続々と帰り始める。一方、東京も何度か絶好の追加点のチャンスがあったが決めきれず。特にロスタイム、完全に敵陣に一人抜け出した今野(オフィシャルには今野と書いてるけど石川じゃなかったっけ、あれ)が敵GKと一対一になり、併走する赤嶺に横パスしたがこれを赤嶺が受けきれずシュート出来なかった場面がありもったいなかった。あれは決めて欲しかった。東京ってカウンター下手…。
結局そのまま1-0で東京が逃げ切り、いつ以来か覚えていない久々の勝利を挙げた。
これで東京は勝ち点30として8位に浮上。鹿島、大阪が負け、浦和も柏と引き分けるなど混戦のリーグにあって、貴重な勝ち点3を上積みし、順位表上半分にきっちり踏みとどまった。
ナビスコ準々決勝でいい形は見えていたので、今日は結構期待していた。決定機をはずしまくり、追加点のチャンスを自らつぶして苦しい戦いにしてしまったのは自業自得だが、前半のうちに先制点を奪って展開を楽にできたこと、集中した守備で無失点に抑えたこと、何よりリードを守って勝ちきるサッカーができたことは大きな収穫だった。今日は平山が気合を見せていた。遠くまで見に来た甲斐のあるゲームだった。
次節、ホームでの浦和戦だが、最近は浦和も決して盤石ではないだけに、そろそろかたないと。ぜひ期待したい。
採点:
塩田(3.5)、今野(3.5)、佐原(4)、茂庭(3.5、46.椋原(4))、徳永(3.5)、浅利(4)、羽生(3.5)、石川(3.5)、エメルソン(3)、平山(3)、カボレ(4)
じゃ、宿に帰って寝ます。
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FC東京
2008年08月06日 21:42
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【ナビスコ準々決勝2】大分×FC東京
ホームでのファーストレグを1-2と落としているだけに負けられない準々決勝のセカンドレグ。東京はオリンピアとの親善試合で手応えのあった茂庭をCBに戻し、左SBには金沢、ボランチには浅利を起用、カボレと赤嶺のツートップという布陣を敷いた。この試合、東京としては2点以上取って勝たなければ準決勝には進出できない。平日の夜の大分でのアウェイなのでどう考えても遠征は難しいが、幸いスカパーで中継があるのが嬉しい。
さて、試合はいきなり動く。3分、エメルソンの前線へのパスを敵DFが処理ミス、これを奪ったカボレが地面にたたきつける技ありのシュート。ボールは大きくバウンドして敵GKの頭を越え、東京が先制した。ここから東京はパスをつないでは攻め上がるスタイルで追加点を狙うが、引き気味の敵の前にフィニッシュまで持ち込むことができなくなる。逆に前がかりになった裏を狙われ何度かカウンターからのピンチも招くが集中した守備でしのぎ、一進一退の攻防となる。
だが40分、敵に左サイドからの攻撃を許しゴール前に絶好のクロスを上げられると敵MFを中央でフリーにしてしまい、頭で合わされて失点。イヤな時間帯に同点に追いつかれ、そのまま前半を終えた。まあ、どのみち2点目が入らなければ準決勝には進出できないので、この失点はあまり深刻に考える必要はないだろう。
後半に入ると東京は勝ち越しを狙って積極的に打って出る。63分には金沢に代えて平山を投入、今野を左SBに下げ、羽生をボランチに下げて平山を左ウィングの位置に置いて前線を厚くする。さらに74分にはカボレに代えて川口を、77分には浅利に代えて石川を投入、なりふり構わぬパワープレーに出る。84分、敵ゴール前の密集から赤嶺が反転してシュートを放つがポストに嫌われる。直後には敵のミドルが今度は東京のポストをたたく場面もあったが、互いに勝ち越し点が奪えないままロスタイムに突入。
ロスタイムは5分。東京がパワープレーからCKのチャンスをつかむ。とにかくあと1点取らないことには始まらないので塩田も上がる。徳永のCKはその塩田の足許に転がったが塩田はミートできず。立て続けに3本のCKを獲得したがいずれも得点には至らず、最後はFKからのチャンスもシュートが枠に飛ばずで、結局1-1のままタイムアップ。負けはしなかったが2試合合計2-3で準決勝進出を逃した。
今日の試合、カップ戦でしかもファーストレグのビハインドがあるという特殊な状況だったが、序盤に得点し、その後の敵の攻撃もよく集中して最少失点にとどめたのは評価に値する。また、最終的には得点につながらなかったが、終盤のパワープレー、塩田も上がってのCK、FKと、勝とうとする意思は最後まで見えた。相変わらず敵に引かれたときのパス回しからフィニッシュへのスイッチが鈍いのが気にはなったが、その部分でもアイデアは窺えた。
また、このところ使ってもらえなかった茂庭の今日の守備は素晴らしかった。顔つきが違うと感じた。正直、今日の収穫がそれだけでも十分だと思ったほどだ。
せっかくグループリーグを突破したのにまたしても準々決勝での敗退、公式戦では4試合続けての1-1と、結果だけネガティヴに見れば悔しい試合だったが、リーグ戦の今後につながる最低限の何かは見せてもらったと思う。現地にいれば拍手していた試合(家でもしてたけど)。週末の名古屋戦で真価が問われる。
採点:
塩田(3)、徳永(3.5)、藤山(4)、茂庭(3.5)、金沢(4)、今野(4)、浅利(4)、エメルソン(3)、羽生(3.5)、赤嶺(4)、カボレ(3.5)
それにしても、セットプレーの精度のなさは何とかならないのか。ゴール前でFKもらっても全然チャンスという気がしない。もうちょっと真面目に練習して欲しい。
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FC東京
2008年08月04日 23:30
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ブンデスリーガ開幕まで2週間
いよいよブンデスリーガの2008/2009シーズン開幕まで2週間を切った。今季は我がグラードバッハが一部に復帰し、ようやく人並みにブンデスリーガを楽しめる。CSフジでは毎節ダイジェストをやってくれるようだし、赤kickerも手に入れた。
我がグラードバッハはベゲルンド、ラファエル、ポランスキらがチームを去ったが、アルバーマン、カルセン・ブラッカー、ヨレス、マトモアらが加入した。というか、そういわれてもどう補強されてるのかよく分からない地味なメンバーだが、要は昨季の中心メンバーを残し、その上に新戦力を獲得したということだろう。残念ながら何とか戻ってきて欲しかったクルーゲはニュルンベルクにくっついて二部に行ってしまったようだ。
今や古株の一人となったノイヴィルは35歳といい年になってしまったが、それでもkicker紙の予想布陣ではフレンドとともにツートップを組むことが予想されている。このカナダ代表フレンドが一部でどの程度通用するかが今季の行方を占うことになるだろう。マリンの成長も楽しみだ。ユーロでは直前合宿に呼ばれながら代表のベンチ入りメンバーからは洩れたが、19歳という年齢を考えればそれすらも快挙と言えよう。自前の若手が育っているのは頼もしい。
kickerは守備の不安を指摘するが、カルセン・ブラッカーの補強もあり顔ぶれは揃っているように見える。両SBに不安が残るのは確かだが、こないだコートジボワール代表で来日してたゴホウリと新しく獲得したヨレスもいる。バレンシアとの試合ではンジェングの右SBも試したようだ。いずれにせよチームの骨格がきちんと残っているので、新戦力をアジャストする余力もある。
考えてみれば僕が年チケを買ってベケルベルクに通い始めたのは2000/2001シーズンだった訳で、あれからもう8年経ったのだ。当然だがあの頃僕がスタジアムで見た選手はもうだれもいない。あの一部復帰からハンス・マイヤーの解任、ディック・アドフォカートの大失敗、ユップ・ハインケスのジリ貧などの寂しい出来事もたくさんあったが、二部に落ちることで思いきった立て直しができたと思う。今季は昇格の勢いを駆って是非中位に食いこんで欲しい。
尚、今季のテレビ中継はCSフジが日本人所属クラブ(ボッフム、ヴォルフスブルク、フランクフルトのいずれか)の試合を毎節1試合と、上述の通りダイジェスト(1時間)を毎節放送、その他にGAORAがバイエルンTVとしてバイエルンの試合を毎節放送してくれるらしい。CSフジは僕が契約しているJリーグDXで見られるので、後はグラードバッハがバイエルンと対戦する月のみGAORAを契約することにしたい。
グラードバッハのサイトではFohlen.TVとしてウェブでの動画配信を行うようだが、どの程度使えるんだろう。無料のテスト版を見る限り絵がスムーズに動かないので、これで毎月4.95ユーロはちょっと二の足を踏んでしまう。試合終了後にフルで録画中継してくれるのは魅力だが。
さあ、amazon.deで昨季のハイライトDVD買って、グラードバッハのサイトで今年のユニでも買うか。
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