フットボール・クレイジー
football crazy
silverboy club
presents
2008年11月30日 22:12
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【Jリーグ第33節】FC東京×新潟
いよいよホーム最終戦となった今節、昨日鹿島が勝ったので優勝の可能性は消滅、ACL出場権を得られる3位以内を目指すがいずれにしても勝つしかないという試合だ。キックオフは午後4時。家を出るときは天気もよく暖かかったが、次第に空気は冷たくなり、日が当たらなくなってからは急に冷えこんだ。防寒の見極めを誤った人も多かったのではないかと思う。
今日は観客も多いことが予想されたので早めに出かけたがそれでも飛田給の駅からスタジアムのコンコースまで人がいっぱい。ファンクラブ・テントでは梶山がキッズクラブの会員に握手しておりすごい行列だった。かくいう僕も、こないだロンドンから帰国したばかりの旧友に声をかけて連れて行った。
東京は梶山と徳永を警告累積で欠くため、長友を右SBに回し左SBには久しぶりに金沢が先発。今野と羽生をダブルボランチに、右に石川、左にエメルソンを配して、平山とカボレのツートップという布陣になった。
試合はしかし新潟のペースで進んだ。東京は自陣でボールをカットしてもなかなかリズムを変えるパスが前線に通らない。後の方でパスを回しても打開点が見つからず、結局大きく蹴っては取られるという展開が続いた。新潟はボールを奪ってからの切り換えが速く、前線で張っているFWに長いボールを当てて全体で押し上げるという戦術が徹底していた。何度か決定的なピンチを迎え、「うわあ」という感じで天を仰いだが、敵の拙攻と塩田の再三の好セーブで何とか前半を無失点に抑えた。東京は前半のシュートが2本。これではどうにもならない。
東京は後半開始からエメルソンに代え大竹を投入。これで少しリズムが変わり、次第に東京が敵陣で戦えるようになる。64分には石川を下げて鈴木を起用、さらに75分には平山を赤嶺にスイッチして1点を奪いに行く。何度か決定的なチャンスもあり、またいいミドルシュートもあったがゴールにならないまま残り10分を迎えた。83分、大竹の左CKに飛び込んだ赤嶺が頭で合わせついにゴール。その後は効果的に時間を使いきり、ACLに望みをつなぐ勝ち点3を手に入れた。
内容的には決してほめられた出来ではなかったが、運もあって敵の絶好機をしのぎきり、セットプレーからの1点で勝つという渋い戦い方ができたのは高く評価するべきだろう。試合後、城福監督の挨拶があったが、「ACL、元日国立の旗印はまだ降ろしていない」と言いきってくれたのが嬉しかった。この人の言葉には力があると思った。それはおそらくそれが城福監督自身の中で何度も試され、磨かれた、正確で厳密な言葉だからだ。
シーズンのこの曲面では内容よりもとにかく勝ったことが重要だが、エメルソンがボールを持ち過ぎて奪われたり苦しいパスをカットされていたのが気になった。あと、中盤でボールを収めてから散らす梶山の不在はやはり大きい。いつの間にか存在感の大きな男に成長していると思った。
採点:
塩田(2.5)、長友(4)、佐原(4)、茂庭(4)、金沢(4.5)、今野(4)、羽生(3.5)、石川(4)、エメルソン(5、46.大竹(4))、カボレ(4)、平山(4.5)
これで東京は勝ち点を55に伸ばし5位に浮上した。最終節、東京が勝った上で、川崎が負け、大分が負けるか引き分けならACL出場権を得られる。それ以外の結果でも可能性はあるのだが、得失点差がかなり不利なので、このシナリオが最も現実的。ただ、川崎は川崎ダービーだし、大分は相手が名古屋だし、あんまり相手にも勝たせたくないんだよな…。
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FC東京
2008年11月29日 00:13
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KING OF TOKYO O FILME
仕事を終え、月末の飲み会に出て騒ぎ、下高井戸の駅に着いたのは9時20分頃だった。既に上映開始時間を過ぎておりどうしようかと思ったが、酔った勢いも手伝ってか足は自然に下高井戸シネマに向かっていた。「まだ入れますか」と訊くと「最初ちょっと始まってますけど」と言われたが問題なく入れて、空席を探して座った。入りはだいたい半分くらいだろうか。
映画「
KING OF TOKYO O FILME
」はアマラオの半生を少年時代から追って行く。まあ、もともとが記録映画だから出来がどうとかいうものではない。いや、もちろん記録映画でも「Stop Making Sense」みたいにあからさまにすごい映画もあるが、そういう種類の映画ではなく、あくまでアマラオとFC東京が好きな人が見るべき映画である。
やはり面白いのはアマラオがパルメイラスというビッグクラブに引き抜かれながらもケガで芽が出ず、遠い日本の、しかもアマチュアの東京ガスに移籍する下りだろうか。今だから言えるという感じでアマラオは当時の落胆、不安を語る。この部分が一番リアリティがある。そしてこの部分のリアリティがあるから、その後東京ガスがFC東京になりJリーグに昇格するときの喜び、クラブとともに成長し成功するアマラオ自身の喜びが素直に感じ取れる。
残念なのはたぶん権利の関係なのだと思うがJリーグでの試合シーンが一切出てこないこと。それは即ちアマラオが最も仕事をした瞬間が映画に盛りこまれていないということであり、そのためにアマラオの成功が見る者にきちんと印象づけられない。アマラオが何者であるかを知っているファンにはそれでも分かるかもしれないが、初めてこの映画でアマラオを知る人には、大して活躍もしない間に湘南に去り、高崎に移ってキャリアを終えたとしか思えないのではないだろうか。
嬉しかったのはやはりかつての同僚たちのコメントだろう。僕としては宮沢が出てきたのが嬉しかったが、ケリーがあの子供みたいな笑顔で「あなたとプレーできて本当によかった」とアマラオにメッセージを述べるのに参ってしまった。そういえばアマラオの味スタ最終試合で、ケリーが自らのシュート・チャンスにも執拗にアマラオにラスト・パスを送り続けたのを思い出した。
上映が終わったところでアマラオの挨拶があった。挨拶は上映前に終わっていたのかと思っていたのでこれはラッキーだった。アマラオはポルトガル語で、諦めないこと、努力することの大切さを語った。人柄がにじみ出るスピーチだった。
という訳で、ホーム最終戦を前にちょっと嬉しい金曜日の夜だった。
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FC東京
2008年11月24日 17:36
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【ブンデスリーガ第14節】グラードバッハ×シャルケ
一応いつものようにウェブ・ラジオで中継を聴き始めたが、17分で早くも先制されるし風邪ひいて体調悪いし次の日は神戸遠征で朝早いしということですっかりやる気をなくし寝てしまって、翌朝出がけに結果だけ確認したら1-3。大逆転していて、ああ、それなら最後まで聴けばよかった、というのをひそかに期待していたのだが、そうそう毎週スゴいことは起こらないものらしい。
試合は17分、自陣からの長いパスを起点にゴール前に入れられたクロスに飛び込んだ敵FWが爪先で合わせて0-1。さらに24分にはペナルティ・エリアに侵入した敵FWをレヴェルスが倒してPKを与え0-2とされた。グラードバッハはここから奮起し、30分にはバウムヨハンからのパスを受けたフレンドが敵DFをかわし10メートルから蹴りこんで1点を返す。その後も攻撃を続けたが45分、痛い追加点を許してしまう。
グラードバッハは後半開始からマトモアとドーダを投入して攻撃に出たが得点は奪えず。フレンドやマリンが何度かチャンスを作るものの、シャルケに抑えられ1-3でホームでの敗戦となった。
ここまで14試合を消化して勝ち点11はさすがに寂しい。まあ、マイヤー監督になってからの6試合で勝ち点6を獲得していることを考えれば調子は出つつあるんだろうが、そんなことを言っている間にシーズン前半が終わってしまう。この後の対戦はコットブス、レバークーゼン、ドルトムント。勝ち点6は取ってウィンター・ブレイクを迎えたいところだ。
ハンス・マイヤー監督談話:
「ボールを支配しているときに我々がやっていることは悪くない。だが我々に欠けているのはシュートの意識だと思う。いくつかのよい局面はあったが、守備面の戦略は個人の部分でもチームの部分でも満足していない」
◇ ◇ ◇
神戸の大久保がヴォルフスブルクに来るらしい。フェリックス・マガトが気に入っているのだそうだ。これで日本人が4人になるのなら、もう少し日本でもブンデスリーガの注目度が上がってもよさそうなものだが。中継の数、もうちょっと増やして欲しい。
あと、浦和の次期監督にフォルカー・フィンケが確定したかのような書かれぶりだ。監督候補としてこういう人の名前が出てくるところがうらやましい。浦和に人選のアドバイスを求められてフィンケの名前を挙げるバイエルンもいい。
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ブンデスリーガ
2008年11月24日 15:14
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【Jリーグ第32節】神戸×FC東京
昨年に続いて2度目のホムスタ遠征。神戸は会社に入って2年半勤めていた街だ。新幹線を新神戸で降りて地下鉄で三宮経由御崎公園へ。NACK5やフクアリ、日立台もそうだがやはりサッカー専用スタジアムはいい。味スタもあのピッチの周りの微妙なトラック状の空間を何とかしたい。
さて、試合の方は既に報じられている通り1-1の引き分けに終わった。前半から神戸の早いプレスに中盤での支配権を奪えず、攻撃の形を作れなかった。研究され、こちらの特徴を消しに来る相手といかに組み合うかというのはこれまであまり考えたことのないテーマで、それはつまり我々がマークされるに値するチームに成長しつつあるということなのだが、それを乗り越えなければ上位に常駐できるチームにはなれない。
特に前半は今野、梶山のところにボールが収まらず、カットしたボールも全部神戸に拾われて苦しい戦いを余儀なくされた。失点は混戦からこぼれたボールを押しこまれたが、あの形勢ではどのみち失点は必然だったと言っていい。むしろその後のピンチを守りきったことの方をほめなければならないくらいだ。
後半、大竹、鈴木を投入して前につっかける選手を増やし、リズムを変えたことが得点につながったがあれはカボレの個人技。同点になってからは互いにカウンターの応酬で往復の激しい終盤になったが、パスワークから相手を崩しきるという東京の狙いは最後まで出させてもらえなかった。
このところ負けていないのであまり問題にされていないが、失点は多いし攻撃だって持ち味を出せていない。シーズン終盤であり疲れもたまっているのだろうし、上位にいることで相手にも警戒されているのだと思うが、このチームの戦い方のベースをもう一度確認した方がいいのではないかと思う。
星勘定的には極めて痛い引き分けであり、首位との勝ち点差は5に開いてしまった。優勝は相当厳しくなったが、ACLはまだ狙えるし、とにかく残り2試合に連勝して他がどうなるかを見てみるしかないのは変わらない。新潟、千葉は残留争いの渦中にあり簡単には勝たせてもらえないはずで、我々も必死に戦うしかない。
採点:
塩田(3.5)、徳永(4.5)、佐原(4.5)、茂庭(5)、長友(4)、今野(4.5)、梶山(5)、羽生(4)、カボレ(4)、平山(4.5)
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FC東京
2008年11月16日 11:35
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【ブンデスリーガ第13節】グラードバッハ×バイエルン
ホームにバイエルンを迎えての第13節。例によって
ブンデスリーガ公式サイト
のウェブ・ラジオで試合を追いかけた。グラードバッハは前節先発出場したユースのドーダに代えてゴホウリを左SBに起用、アンカーにパアウヴェを、前線にはバウムヨハンを先発させた。
ボールはバイエルンが支配し、グラードバッハは守備からカウンターで反撃する展開に。21分、左サイドから自陣を深くえぐられ、マイナスのパスに敵FWが詰めて先制点を許す。この試合はしのいでスコアレスまたはワンチャンスで1-0というイメージを持っていただけに、この失点はかなりショックだった。ホームとはいえバイエルンに先制点を許しては勝機はほとんどなくなってしまう。
先制点をきっかけにバイエルンが圧力を強め、グラードバッハはこれに耐える状況。何度かチャンスを作られるが何とかしのいで0-1で前半終了。
この時点で時間は夜中の12時半。最後までつきあうと1時半近くになるし、バイエルン相手に負けているし、もう寝ようかと思ったが、昼間の試合で東京が魂のこもった勝ち方をしていたので、2chのスレを眺めたりして後半も聴いていた。
後半に入るとグラードバッハはブラウアースに代えてファン・デン・ベルクを投入。グラードバッハは反撃に入る。しかし65分、ゴホウリが敵MFをペナルティ・エリアで倒しPKを与えてしまう。これを冷静に決められ0-2。これでだれもが試合は決まったと思ったのだった。もちろん僕も思った。
しかしグラードバッハは諦めなかった。68分、アルバーマンに代えてマトモアを、77分にはパアウヴェに代えてコラウッティを投入、すると78分、マリンのCKからバウムヨハンが高いボールをペナルティ・エリアに入れ、これをフレンドが頭で決めて1点を返した。さらにその3分後、バウムヨハンからのパスを受けたコラウッティが左からペナルティ・エリアに侵入、ここから柔らかいパスをブラッドリーに送ると、ブラッドリーガこれを頭で決めて同点に。終盤には危ないシーンもあったがしのぎきり2-2の引き分けとなった。
この試合、スカパーではGAORAの「バイエルンTV」で11月19日(水)23:00から放送される。「バイエルンTV」にカネを払うのもバカらしいが、この試合は見る価値があるぞ。GAORAの料金は一ヶ月945円。この試合のためだけに払っても惜しくない。最近、CSフジのブンデスリーガ・ハイライトをよく見逃すので、この試合の放送ともども見逃さないように気をつけなければ。
ハンス・マイヤー監督談話:
「0-1になるまではバイエルンとてもうまく抑えていた。その後はハーフタイムまで我々の弱点をうまく突いてきたが、内容的によかっただけでとどめの一撃を刺されなかったのはラッキーだった。0-2になってしまえば、普通は「もう終わった」とだれもが言うだろう。だが、ラッキーなことに非常にいい時間に1-2とすることができ、そうなればどんなことが起こり得るかはご覧の通りだ」
星勘定的には引き分けで満足する訳には行かないが、ホームとはいえバイエルンに対し0-2から追いついて勝ち点1をもぎ取ったのは胸を張っていい。
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Borussia M'Gladbach
2008年11月15日 22:24
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【天皇杯5回戦】新潟×FC東京
実はこっそり鳥取までの最も効率的な生き方とかいろいろ調べてはいたのだが、やはりある意味日本で最も遠い地方であり、飛行機は便数が少ないし新幹線も通っていないし、今年はきっと勝って準々決勝は遠征可能なスタジアムに戻ってきてくれると信じて自宅に居残ることにした。
とはいえ、リーグ戦と違いスカパーで中継がある訳でもなく、頼りは公式携帯サイトの速報だけ。テレビでは川崎が広島に負けるのを見ながら、3分ごとに果てしなくリロードを繰り返していた。
2-0とされたときはどうなることかと思ったが、前半のうちに1点を返し、後半の早い時間帯に追いついたことで流れはグッとこちらに傾いたのではないか。62分には逆転に成功、様子の分からない試合の経過だけを追いかけるのはもどかしいが、そのまま逃げ切り見事な逆転勝利で準々決勝にコマを進めた。
この試合、各チームとも代表に招集された主力を欠いており、東京も長友と今野を抜かれた状態だったが、今季いろいろな選手を起用したことで層が厚くなったというかだれが出てもチームの戦術にブレがないという意味で非常にコンスタントな編成ができていると思う。この日も左SBには金沢、ボランチに浅利、右ウィングにはこのところサブ起用だったエメルソン、トップに同じく赤嶺という布陣だったがまったく格落ち感がないのはすごい。
エメルソンも赤嶺も得点を決め、交替で後半から出た石川も仕事をしたようで、チーム内で競争原理がうまく昨日していることを窺わせた。願わくば最後の交替枠で近藤を見たかったが、茂庭が傷んで藤山と交替してしまい、近藤は出場できなかった。次の神戸戦では絶対やってくれると思う。
これで東京は公式戦4連勝。天皇杯では準々決勝で清水と戦うことになる。清水には今季リーグ戦とナビスコで3敗1分と屈辱的な成績を喫しているので、ここで雪辱のチャンスが巡ってきたのはまさに千載一遇。リーグ戦を優勝した勢いできっちり借りを返したい。
それにしても何とかして欲しいのは天皇杯の開催要領である。ベストメンバーで戦っていないとか日本で最も権威のある大会だとか言いながら、代表で主力を持って行かれている週末に天皇杯の試合を行うのはどういうことなんだ。協会自身が天皇杯は代表選手抜きでやっていい程度の大会だと思っている訳だろう。
中継もひどい。どうせNHKが全試合中継する気がないならスカパーに権利を売って欲しい。テレビ中継をしないのなら無茶な地方開催はやめてせめてどちらかのクラブのホームスタジアムでやって欲しい。見に行くのは無理だがテレビ中継もないというのはサポをバカにしているし、この大会の価値というか重要性自体も下がってしまう。本当に天皇杯をリスペクトして欲しいのならできるだけ多くの人が興味を持って現地かテレビで観戦できるようにきちんと考えて欲しい。
次の週末は神戸戦。今日の修正点を踏まえてしっかりした入り方をしたい。
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FC東京
2008年11月12日 00:10
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小ネタ
某スポーツ紙によれば浦和の来季監督がフォルカー・フィンケになりそうだとか。フィンケといえばフライブルクの伝説的監督。フィンケが浦和の監督なら浦和サポになってもいいな、ていうのはウソだけど。浦和はドイツ系でいいよな…。
◇ ◇ ◇
大分と千葉がメンバーを落として天皇杯を戦い負けた件について、犬飼会長が怒っているようだ。確かにカップ戦でメンバーを落とすことについては賛否があるだろうが、そもそもリーグ戦で優勝や残留をかけて必死の戦いをしているこの時期に天皇杯の格下との対戦があるのはクラブではなく協会の責任。天皇杯は参加が自由なオープン大会のはずで、どんなメンバーで出場しようがクラブの勝手。無理な日程を押しつけられた上、起用する選手にまでケチをつけられるのならJリーグのクラブは来年こぞって天皇杯の出場を遠慮してはどうか。
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Jリーグ
2008年11月09日 23:51
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【ブンデスリーガ第12節】ビーレフェルド×グラードバッハ
ハンス・マイヤーの監督就任後、初戦こそ勝ったもののその後2連敗でまた微妙な雰囲気になりつつあるグラードバッハは、ビーレフェルドでのアウェイ戦に臨んだ。
僕はFC東京の試合観戦で大阪に遠征しており、実家に泊まっていたのでウェブ・ラジオ観戦もままならず、今日になってから結果を確認しただけだが、アウェイながら2-0でビーレフェルドに完勝したようだ。
試合はまず開始早々の6分、FKをマリンが直接決めて先制。その後はアウェイということもあってかビーレフェルドが攻めてグラードバッハが守るという試合になったようだが、80分、マリンからパスを受けたフレンドがシュート、これをブロックされたところに詰めたマリンがこの日2点目を決めて追加点を挙げた。試合はそのまま2-0でグラードバッハが勝った。
この日、ハンス・マイヤーは大幅にメンバーを入れ替え、リーグ・デビューとなるアマチュアのドーダを左SBに起用した。試合前には起用に不満を持つレスラー、クリバリ、トウマをサスペンドしており、少しマイヤー色が出てきたのかもしれない。
この勝利でグラードバッハは勝ち点を10に伸ばして14位に浮上、降格圏を脱した。やっと一息だが、シーズンはまだまだこれから。しっかり勝ち点を積み重ねて行かなければ。
ハンス・マイヤー監督談話:
「後半よくなったのと、マルコ・マリンのおかげで妥当な勝利を収めることができたと思う。たまたまラッキーで1-0とリードできただけの前半だけでは、何が『妥当』かなんて語ることすらできないところだった。ヴィジターだというだけでは、敵にあれほどはっきりしたチャンスを与えたことを説明できないだろう。後半に入って初めて我々は、ビーレフェルドの軸であるダニエル・ハルファーとリュディガー・カウフを捕まえることができた。勝利を収めて次の週のトレーニングに入ることができるのはいい気分だ。だが、我々がまだ何もやり遂げた訳ではないこと、最後の最後まで残留を懸けた戦いを続けなければならないことはよく分かっている。素晴らしい前半を見せてくれたビーレフェルドと同じようにね」
相変わらずマイヤー節炸裂。談話に何の面白味もなかった前任者とはエラい違いだな。
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Borussia M'Gladbach
2008年11月09日 16:08
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【Jリーグ第31節】大阪×FC東京
昨年に続き里帰りを兼ねての現地観戦。朝から新幹線で大阪入りし、「20世紀少年」に影響されて太陽の塔を見学してから万博記念競技場へ向かった。太陽の塔を見るには万博記念公園に入らねばならず、入場料が250円もかかるとは知らなかった。
心配だった雨だが、13:00前に競技場に着く頃にはほぼ上がり、試合中は全然降らなかった。合羽も用意して行ったが使わずに済んでよかった。もっともかなり肌寒い気候で、トレーナーの上に冬用のジャンパーを着ていたがそれでも試合が終わる頃にはすっかり冷え込んでしまった。
ただ、朝からの雨のせいか観客の入りは今ひとつ。水曜日夜のACL決勝には2万人が集まったらしいが、この日の観客は13,500人。まあ、大阪サポ的には見に来なくてよかった試合かもしれんね。
さて、試合の方だが、内容的には既に報じられている通り、前半から大阪がボールを支配、何度か敵FWに裏へ飛び出され、決定的なピンチを招いたが、塩田がことごとくこれを身体に当ててセーブ。逆に東京は20分、石川からのクロスにカボレが頭に合わせ、この日最初のシュートで先制。その後もボールは大阪に支配される時間が続くが集中した守備と塩田のビッグセーブで失点を許さず1-0で前半を終える。
後半、大阪は再三裏に鋭い飛び出しを見せていたFWを交替。これで何となく勝てる気がした。開始直後、敵陣深くで左サイドからのスローイン。長友のロングスローがファーに流れたところを追いかけた石川がこれを蹴りこんで2-0。非常に効果的な時間帯の追加点で敵の出足をくじいた。
52分には茂庭が足を傷めて浅利と交代、この日アンカー役だった今野をCBに下げ、浅利をボランチの中央に据えた。これが奏功したのか、また2点差もあってか、相変わらず大阪がボールを支配するものの東京の守備も安定、決定的な形を作らせないようになる。61分にカボレを下げ赤嶺を投入、その直後、右サイドを持ち上がった徳永が中央でDFを背負っている平山にパス、平山はこれを受けて反転しそのままシュート、3-0となった。
このシーン、徳永はいったん戻すか中央に切れこむかと思ったが、早めに平山に預けたのが得点につながった。直前の赤嶺の投入で、「下げるのはカボレじゃなくて平山だろ」と大半のサポは思っていただろうが、またしても城福監督に判断にうなる結果となった。まあ、あくまで結果だが。
66分には敵に得点を許したものの集中力を切らすこともなく守り抜き、72分に羽生に代えて鈴木を投入した後は大阪の攻撃も徐々に単調になって、終わってみれば結局3-1で完勝した試合となった。
序盤に何度も裏に抜け出されたり、ボールを終始支配されたり(大阪のボール支配率69%)と、内容的には決して満足できる試合ではなかったが、苦しい局面を守り抜き、少ないチャンスを確実に得点に結びつけて、1点を返されても崩れることなく残り時間を守りきった試合展開はこれまでなかなか見られなかったものだ。チームとしての成熟を見たような気がした。
個別に見れば殊勲者は文句なく塩田。序盤の決定的なピンチをすべて身を挺して防いだ。素晴らしい飛び出しとセービングだった。石川、カボレも勝負どころでよく働いたと思う。
一方、中盤でボールを奪ってからのパスに雑なところが出たり、うかつなボールの失い方が多かった部分は引き続き修正が必要だ。互いに中盤がコレクティブで落ち着いて回しにくい状況はあったものの、マイボールできちんとキープする時間帯がなかったために、敵の攻撃を受け続ける苦しい展開を余儀なくされた。
あと、いつものことだが平山はよくなかった。得点シーンこそ根性を見せたが、テンポよくパスを回して攻め上がるときに、ボールがひとたび平山に渡ると、そこで流れが途切れ、足許でこねて奪われることこの日も多数。背が高い割に視野が狭く、気の利いたパスが出せる訳でもない。もともとそういう選手ではないが、そういう判断の遅い選手が中央にいるのは時として致命的な穴になる。素早くはたいて自分は上がる、という動きをもっと徹底するか、初めから赤嶺で行くかしかない。
これで東京は暫定ながら首位と勝ち点差2。順位は変わらないが、何が起きてもおかしくない状況だ。残り3試合、全部勝って何が起こるか見てみよう。
採点:
塩田(1.5)、徳永(3)、佐原(3.5)、茂庭(3.5)、長友(3)、梶山(4)、今野(3.5)、羽生(4)、石川(3.5)、カボレ(3.5)、平山(5.5)
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FC東京
2008年11月08日 22:44
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【Jリーグ第31節】大阪×FC東京(速報)
万博まで見に来た甲斐があった。内容的に完全とは言えない試合だったが、シーズンのこの局面では勝ったことがすべて。てか、この時期にこの相手にこういう勝ち方ができることが素晴らしかった。
明日、改めてレビューの予定。
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FC東京
2008年11月03日 17:55
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【ブンデスリーガ第11節】グラードバッハ×フランクフルト
イングリッシュ・ウィークの認識がなかったため、水曜日に第10節が終わっていた。グラードバッハはアウェイでヴォルフスブルクと戦ったが2本のPKを含む0-3で完敗。この試合、グラードバッハはゴスポダレックのケガでサードGKのレーエを先発に抜擢したが、前半に飛び出しで敵FWを倒し自らPKを与えて失点。後半にはCBとして起用していたデムスがケガで交替し、55分に追加点を奪われた。更に75分にはこの日2本目のPKを献上、これを決められて0-3。
この試合へのハンス・マイヤー監督談話:
「最初の40分はいい試合をしていた。こんなにうまくできるとは私自身思えなかったほどできているところもあったくらいだ。だが、ヴォルフスブルクは非常に素晴らしいチームだ。フィリップ・デムスがケガで交替を余儀なくされたことは我々にとって残念だった。ヴォルフスブルクは先制点の後、その実力を発揮した。後半には創造性のある選手を投入したがカウンターを浴びた。1点を返すことができず、試合に緊張感を取り戻すことができなかった。ヴォルフスブルクの勝利はまったく妥当だ」
で、第11節、ホームにフランクフルトを迎えたが、12分に敵のオウンゴールで先制したものの直後には追いつかれ、後半には勝ち越し点を奪われて逆転負け。2連敗となった。
こっちの方の監督談話:
「最初の15分か20分は、だいたい予定通りの試合運びができた。だが、失点したことでまた自信を失ってしまった。我々は中盤で敵の選手から離れ過ぎていたし、全体に、集中して我々の最も得意とする戦いをするというのとは大きくかけ離れていた。フランクフルトは自分たちのサッカーをよく分かっており、我々は弱点を抱えていた。フランクフルトの勝利が妥当でないとは決して言えない。最初の方には悪くない部分もあったが、負けた試合の後ではそれを云々することはできない。ゲストに簡単にやらせ過ぎた」
なかなか前途は多難なようだ…。
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Borussia M'Gladbach
2008年11月03日 17:15
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【天皇杯4回戦】FC東京×仙台
今年も天皇杯のシーズンがやってきた。リーグ戦ではACL圏内、優勝もまだ狙える位置にいる中での天皇杯は初めての経験かもしれない。東京はホーム・スタジアムである味スタで仙台と4回戦を戦う。仙台といえば宮沢がいるところで、事前情報では先発も見込めそう。曇り空で肌寒い天気だったが、2階席は開放されないということであり、席を確保するために12時頃にはスタジアムに着いた。
味スタでの開催ではあるが東京の主催試合ではないので選手紹介ものんびりした感じである。仙台はやはり宮沢が先発。東京はケガの茂庭を休ませ代わりに藤山を起用した他は前節の鹿島戦と同じ布陣。上げ潮の勢いを維持したいという城福監督の意図が窺えるスタメンとなった。
試合は序盤から仙台の元気のよさが目につく展開となった。高い位置からプレッシャーをかけ、ボールを奪うと素早く前線につないで勝負を仕掛けるスピードのある仙台の攻撃に東京は受けに回る時間が多くなる。中盤でのパス回しも落ち着いて行えず、パスコースを作るための動き直しも鈍く、なかなかリズムを作れない時間帯が続く。
しかし、19分、右に流れた梶山が強烈なミドル。これが惜しくもバーをたたき高く上がったところに走りこんだ平山が落ちてきたボールを胸で押しこみあっけなく先制した。さらに3分後、長友のクロスにカボレが合わせてボールはゴールに入ったがこれはオフサイドの判定。その後はリードしたこともあってか再び動きが鈍くなり、敵に何度か決定的なチャンスを作られるが、塩田のセーブと敵の拙攻で何とかしのぎ、1-0で前半を終えた。
後半に入っても今ひとつ連動性に欠ける東京は得意のパス交換からの攻め上がりが昨日しない。61分、石川に代えてエメルソンを、67分にはカボレに代えて鈴木を投入、追加点を狙いに行き、71分には徳永の右からの低いクロスに平山が飛びこむがわずかに合わず。するとその直後、敵に攻め上がられ、ゴール前でのパス交換からコースが開いたところでシュートを浴び失点。追いつかれてしまう。
直後、羽生に代えて赤嶺を投入。ここから東京はエメルソン、鈴木を起点に素早い攻撃で何度か仙台ゴールに迫るが敵DFに阻まれ貸し越し点を奪えない。87分、長友のスローインから平山が落としたボールを鈴木が蹴りこみネットを揺らすが鈴木の位置がオフサイド。その後も88分に赤嶺、89分に再び鈴木がシュートを外し、ああ、こりゃ延長戦か、と多くの観客は思ったことだろう。僕も思った。
だが、ドラマはその先に待っていた。ロスタイム、梶山からのパスがゴール前での混戦になり、激しい足の出し合いの末、こぼれたボールが敵GKの前に。抜け出した平山がこれを押しこみ終了寸前に劇的な勝ち越し。その後もかなり長いロスタイムがあったが前でボールをキープして勝ちきり、東京は2-1で5回戦進出を決めた。
今日はチャレンジャーである仙台のフレッシュなサッカーの前になかなか持ち味を出せなかったが、それでも2点を奪って90分で勝てたことは大きい。もともとこうしたトーナメントで格下を相手に手堅く勝つことは難しく、内容もさることながら一発勝負で勝ったことを評価すべきだろう。
5回戦は新潟と対戦することが決まっているが、会場は鳥取県のとりぎんバードスタジアム。さすがに鳥取遠征はちょっと難しいなあ。テレビ中継もないだろうからモバイル観戦か…。
採点:
塩田(2.5)、徳永(4.5)、佐原(4.5)、藤山(4)、長友(4)、梶山(4.5)、今野(4.5)、羽生(4)、石川(4.5)、カボレ(4)、平山(5)
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