フットボール・クレイジー
football crazy
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2009年07月30日 00:28
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【ナビスコ準々決勝第2戦】名古屋×FC東京
さすがに平日の夜に名古屋まで足を伸ばす力はなく、自宅でスカパー観戦となった。水曜日夜の試合は裏に「はねトび」があるのでこれまで録画権をめぐって家庭内で熾烈な争いが繰り広げられていたのだが、このたび37インチ液晶テレビとともにダブルチューナ内臓のブルーレイレコーダを買い二番組同時録画ができるようになった。素晴らしい。経過、結果は一切見ないようにして家に帰り、風呂に入って晩ごはんを食べてから追っかけ再生で見ることになった。
東京はGKに塩田が今季初出場。右サイドには徳永に代えて椋原を、さらに左右のウィングには鈴木(右)と田邉(左)を配して羽生をボランチに(石川、米本がベンチ)、ツートップはカボレ、赤嶺の組み合わせとなった。このところ固定したメンバーで戦ってきたので一部の選手を休ませるとともに、先発で出られていない選手の底上げを図る意味で理解のできるターンオーバーである。塩田の復帰は現地で見たかった。
東京はホームでの第1戦で5-1と大勝しているため、0-4か5点差以上で負けない限り準決勝進出という有利な状況である(ただし1-5なら延長)。ただ、こうした試合は目線をどこに置いて戦うかが難しい。名古屋は第1戦から比べると随分メンバーが揃ってきてリーグ戦でも復活の兆しを見せているし、難しい試合運びとなることが予想された。
試合は名古屋が序盤から前線に人数をかけるパワープレー気味のスタイルで得点を狙いに来る。東京は中盤にしっかりと守備ブロックを作ってこれを迎え撃ち、ボールを奪ってはカウンター気味に押し上げる守備重視の戦いを進める。13分、梶山のスルーパスから敵ゴール前に抜け出した赤嶺が放ったパスかシューとか微妙な早いボールが敵ゴール前を横切る。ファーのカボレには合わず。
22分にはカボレからパスを受けた赤嶺がまたしても敵GKと一対一になるがシュートはGKの正面を突きセーブされる。パスは回っており、赤嶺、カボレの絡みから前線でチャンスは作るが絶好機に決めきれない。すると33分、自陣深くでの競り合いからクロスを許し、これに詰められて失点。36分には敵ペナルティ・エリア近くでの赤嶺のキープから走り込んだ羽生がボールを受けシュートを放つが惜しくも敵GKの手をかすめてバーの上に。その後の時間帯はややバタバタする東京にスイッチの入った名古屋という感じで押され気味になるがここは我慢し、0-1でハーフタイムを迎えた。
後半に入ると名古屋が前線からあらためて激しくプレスをかける。東京も50分、長友のクロスにカボレがボレーで合わせるが大きく枠を外す。52分には再びカボレが梶山からのパスを受け、敵GKを見て角度のない至近距離からループを狙うがこれも枠の外。55分、カボレを下げて徳永を投入。徳永はボランチに入り、羽生が右サイドに、鈴木がトップに上がる玉突き人事となる。さらに58分、羽生に代えて石川を投入する。
65分、敵CKの流れから自陣でボールを奪われ東京の左サイドからクロスを上げられる。これに中央で敵2人と東京のDF(今野だったか?)と塩田が競る格好となり、塩田のブロックも及ばず失点、0-2となる。こうなると「もしかすると」という雰囲気になる。次の1点がどちらに入るかで大きく流れが変わりそうな局面だったが、名古屋も攻め急ぎが目立ち、東京は自陣で敵の攻勢をしのぐ時間が続く。77分、田邉に代えて平山を投入、前線でのキープとあわよくば得点を狙うという監督の狙いが示される。
その後も名古屋の攻撃をしのいではカウンターでチャンスを窺うという展開に。83分、梶山がミドルを放つがGK正面。85分、赤嶺が競って落としたボールを石川が拾いゴールライン際から中央へ短い折り返し。駆けこんだ平山がこれに右足で合わし大きな価値のある1点を奪った。この時点で名古屋はあと3点取ってようやく延長戦という苦しい状況に追い込まれ、趨勢はここで決した。
パワープレー気味に得点を狙いに来る名古屋に押し込まれる時間帯も長い、苦しい試合で、この試合だけを見れば1-2だったが、2戦トータルでは1勝1敗、得点が6-3となり東京が準決勝進出を決めた。
今日はメンバーを入れ替えて挑んだ割りには局面ごとにパスも回り、2失点はあったものの守備も敵の長身FWには決定的な働きをさせず概ね集中できていた。戦い方の難しい試合だったが、満足できる範囲に結果をコントロールできたこと自体は評価すべきだろう。前線では赤嶺がいいところに顔を出し、何度も決定機を迎えたが最後のところの精度を欠いたのが残念だった。
たらればになるが、レポートに挙げたようなチャンスのどれかひとつでも決めていればその時点で雰囲気はかなりはっきりした訳で、それができなかったために守備にも無用の負担がかかった。
採点(
採点の見方
):
塩田(4) 落ち着いていたが2失点目はボールに触りたかった
椋原(4) 守備には貢献したがクロスには工夫が足りなかったかも
ブルーノ(4.5) 敵FWの決定的な働きは阻止したが押しこまれバタバタした
今野(4) さすがの鉄人もちょっと疲れが見えるか
長友(3.5) 効果的な攻撃参加はあり、クロスの出所を押さえたかった
梶山(4) ボランチとしては見せ場の作りにくい試合だった
羽生(3.5) 積極的に動いたが決定機を外したのは痛かった
鈴木(4) よく走り回ったがもう一歩中に入る工夫を
田邉(4) ボールを持てばセンス、技術を発揮した
カボレ(4) 起点とはなったが好機にシュートがハードヒットせず
赤嶺(4) いいシーンに何度も顔を出したが好機を外し続けた
===
徳永(4) 守備に負われたがバランスは取った
石川(3) 得点を呼び込む果敢な切りこみで終盤の流れを作った
平山(3) ゴールはまさに値千金、ゴール後のパフォーマンスは要再考
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FC東京
2009年07月26日 00:17
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【Jリーグ第19節】FC東京×広島
浴衣まつりだったが浴衣は持っていないのでいつものTシャツで味スタに出かけた。18:00キックオフは試合前にスタンドで弁当を食べるには中途半端な時間で、今日は帰り道に牛丼でも食べることにした。入口でプレミアムモルツのコースターをもらい、コンコースではうちわをもらい、ついでに今日発売の座布団も買ってしまった。もちろんビールはプレミアムモルツ(というか今日はそれしか売ってない)。
東京はこのところ不動のメンバー。まず6分、石川が正面からミドルを放つ。これはきっちり枠に飛んでいたが敵GKにセーブされる。東京が主導権を握り、広島は予想に反して守備的な立ち上がり。ポゼッションから華麗なパス回しで全体を押し上げる特徴的なゲーム運びは見られない。19分には石川からパスを受けた梶山が距離のあるところからグラウンダーで狙うがこれもGKにセーブされた。
何度か敵ペナルティエリア近くまで攻め込むが、引き気味の敵は中の数が揃っており容易には崩せない。やむなくミドルレンジから狙って行くが捉えきれない印象だ。36分には敵FKが微妙なコースに飛ぶが権田が何とかセーブ。41分、CKに平山が頭で合わせるが枠を大きく外す。結局スコアレスで前半を終えた。
後半は広島がやや攻勢に出るが集中した守備でしのぐ。52分、右サイドから石川が敵DF二人をかわしてペナルティエリアに侵入するがシュートはGK正面に。56分にはゴールライン際から長友が上げたクロスに石川がボレーで合わせるがクリーンヒットせず。敵ゴール前で密集になる場面も何度かあったが押し込めず時間が経過、終盤の1点勝負の様相が濃くなってくる。東京がボールを支配、広島は引いて守りロングボールを前線のFWに当てようとするが収まらず、東京にとって怖い攻撃にはならない。
78分、羽生に代え田邉を、84分には平山に赤嶺を、88分には石川に鈴木を投入して得点を狙いに行くがフィニッシュに持ち込めず、最後は勝ち点1を拾いたい広島に時間を使われてスコアレスドローとなった。東京としては第11節以来今季2度目の無得点試合。リーグ戦の連勝は5、公式戦では8でストップしたが、公式戦の無敗記録は10に伸ばし、順位は5位をキープした。
この試合、広島が予想外に引いてきたので東京としては調子が狂った。ポゼッションからボールを動かして攻め上がり、チャンスも何度か迎えたが、引き気味の広島DFを崩すことができず、石川が何度か放ったクリエイティブなシュートも今日はGKの正面に飛ぶことが多かった。カボレがシュートなし、平山も2本にとどまるなど、FWにシュートが少なかったのはいい形で敵ペナルティ・エリアまでボールを持ち込めなかったことの表れだと思う。
調子よく勝っていれば当然他のクラブからは警戒され、研究される。広島の攻撃的なスタイルには見るべきものがあり、今日は魅力的な対決になる、ここで勝てば価値があると楽しみにしていた試合だったのに、何人かの重要な選手を欠いたことはあるにせよ、広島には珍しく自陣に引いて守られたのは残念だった。我々としては勝てた試合であり、引いて守る相手をどう崩すかという、今後避けて通れないテーマに直面した試合であったと思う。
あと、最初の交替を75分過ぎまで引っ張ったのは分からないでもないが、最初のカードは田邉よりは鈴木ではなかったか。引いた敵をこじ開けるのに田邉の個人技、技術に期待したということか。
採点(
採点の見方
):
権田(3) FKや決定的な一対一にも落ち着いてしっかり守れた
徳永(3.5) よく攻撃に絡んだがもうちょっと強気に行ってもよかった
ブルーノ(2.5) 局面を変えるインターセプト、攻撃参加が◎
今野(3) 敵FWに決定的な仕事をさせなかった、抜群の読み
長友(3.5) 切れこんでのシュートが見たかった
梶山(3) 配球のみならず得点への意識も高かった
米本(3.5) バランスは取ったが縦にも当てる勇気と技術を
石川(3) 6本のシュートを放つもどれも正直すぎた
羽生(3.5) バランス重視で見せ場は少なかったが運動量は不足なし
カボレ(4) 献身的に働いたがシュートゼロはさすがに寂しい
平山(4) 引いた相手に十分な仕事をさせてもらえなかった
===
田邉(4) リズムを変えるには時間が短かった
赤嶺(-) 時間短し
鈴木(-) 時間短し
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FC東京
2009年07月23日 23:30
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城福監督の言葉の力
先々週だったか、水曜日のエルゴラがFC東京の特集だったのに買い逃し、職場の同僚に頼んで読ませてもらったのだが、そこに載っていた城福監督のインタビューがいつもながら素晴らしかった。
いつも思うのは、新聞や雑誌のインタビューでも、試合後の記者会見でも、何かのちょっとしたコメントでも、城福監督の言葉には確かに力があるということ。読み手、聴き手を肯かせ、納得させる何かがそこにある。で、それっていったい何だろうと考えてみた。
まず第一に話し方が非常に論理的であるということ。論理が明快で、原因と結果、理由と結論、動機と行動が分かりやすく結びついている。これがベースにある。
次に率直、誠実であるということ。城福監督の言葉はいつも正直だ。もちろん明らかにできない内部事情や心の奥で考えていることはあるのだろうが、何かを殊更に隠したり、曲げたり、飾ったり、作ったりしない。言える範囲でできる限り率直に、誠実に話しているという姿勢が伝わってくる。
最後に、情熱的であるということ。第三者的、評論家的に語るのではなく、あくまで当事者として、オレはこう思うんだ、オレはこうしたいんだという思いを語る。
こうしたことが相まって、城福監督の言葉に信頼感を与えているのだと思う。この監督になら任せても大丈夫じゃないかという気にさせてくれる。考えてみればこれっていい上司だよね。僕も部下を持つ管理職としてすごく参考になる。
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FC東京
2009年07月19日 23:52
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【Jサテライト】川崎×FC東京
多摩川クラシコの前哨戦とも言うべきサテライトの試合を等々力まで見に行ってきた。東京の先発は以下の通り。
塩田
椋原 佐原 平松 茂庭
小山 藤山 浅利 大竹
赤嶺 鈴木
という訳で、Jリーグでの試合経験のない小山を除けばこのままリーグ戦でもおかしくない豪華な顔ぶれ(ポジションにちょっと偏りはあるが)。交替選手も30分に鈴木→近藤、後半から佐原→吉本、浅利→田邉と豪華で、無料で見せてもらえるのはラッキーである。
試合は12分、FKを鈴木が直接決めて先制(鈴木がおとりで大竹が蹴るとだれもが思っていた)、85分には小山の長いクロスに赤嶺がファーでダイビング・ヘッドを決め2-0と完封勝利を収めた。
とはいえ、内容的には中盤でボールが収まらず、ポゼッションにこだわるあまり後ろでボールを回しては次第に追い詰められ取られる繰り返し。縦に当てるシーンは少なく、結局苦しまぎれに佐原あたりが長いのを蹴るが前線でもなかなかキープできず、ビルドアップに苦労した試合だった。これを見ているとやはり今野と梶山、そして平山の存在の大きさを再認識した。藤山、浅利のボランチだとなかなかリスクを取った「スイッチ」の入るパスが出せない。せめて金沢がいればなあ。
ビルドアップを重視し、今野とブルーノをCBで起用している分、茂庭、佐原、平松、吉本といった「強い」タイプの古典的なCBが余ってしまっているのはもったいない。前半は茂庭、後半は平松が左SBを務めていたが、特に茂庭のSBはちょっと無理があった(平松は意外に行けるかもしれない…)。
若手では大竹の元気がないのが気になった。72分に藤山に代わって入ったU18の江口がフレッシュなプレーを見せて拍手を受けていたが、あのプレーこそ大竹に求められているもの。もっと自分の色を出すことを思い出した方がいい。今の状態なら田邉の方が間違いなく生き生きとしている。田邉は浅利との交代でボランチに入ったが結構面白かった。たぶん藤山が江口に交代したタイミングで大竹とポジションを交換したように見えたが、大竹は窮屈そうだった。
小山はまだリーグで実戦経験がない分、ポジショニングやパスのはたき方も中途半端で拙い面は否めなかった。しかしスイッチが入ったときの突破力には見るべきものがあり、実戦でチャンスを与えて欲しいと思う。森村や下田のようにレンタルで経験を積ませるのもいいかもしれない。赤嶺のゴールにつながったクロスは見事だった。
椋原の、危険の芽を摘む対応力は高いものがあった。最近ベンチ入りが続いているのも肯ける。やはり高いレベルで緊張感のある実戦経験を積むことが必要で、そのためには見る方にもそれにつきあう覚悟が必要なんだなと思った。
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FC東京
2009年07月18日 23:19
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【Jリーグ第18節】大宮×FC東京
蒸し暑い土曜日。雨が心配されたが直前には天気予報も曇りに変わったので雨具も持たずに現地入りした。NACK5はピッチが近く好きなスタジアムだがいかんせん狭苦しい。野球場と道路にはさまれた窮屈な立地で、通路も狭くすごく詰めこみ感がある。周囲にもう少し余裕があれば日本のヴェストファレンになれそうな雰囲気もあるのに残念である。隣の野球場はいらないのではないか。
そういう訳で席数も少なく、自由席は早く行かないといい場所がなくなると思ってキックオフの1時間以上前に出かけたが既にかなり埋まっていた。僕はメインスタンドのアウェイ側端っこで見ていたが、この辺りは東京サポがほとんどだった。
東京は水曜日のナビスコと同じ布陣。先週の日曜日、今週の水曜日と7日間で3試合のハードスケジュール、水曜日にはターンオーバーもあるかと思っていたがなかったので連戦の疲れも懸念されるところだ。
試合は東京がパス回しから敵ゴールに迫る展開となるが、やはり疲れからか動きが重く、パスミスが目立つ。6分には石川がミドルを放つがこれは惜しくもGKの手をかすめてバーに。その後も東京が果敢にシュートを放つが得点ならず。逆にパスミスから攻め込まれる場面もあったが、その後の切り替えが早く敵の攻撃もしのぐ。スコアレスで後半勝負かと思われたロスタイム、カボレが敵DFと競り合ったこぼれを羽生が平山に。平山がこれを決め、二試合連続となる得点で1-0とリードして前半を折り返す。この時間帯の先制点は大きかった。
後半も東京が主導権を握るが相変わらず精度を欠くプレーが多い。敵に何度かチャンスを作られるが集中した守備で得点を与えない。60分には羽生に代え好調の田邉を投入。71分、石川の右CKにブルーノが頭で合わせるがバーを直撃、しかしこのこぼれを今野が頭で押しこみ2-0に。これも効果的な追加点だった。79分にはカボレに代え久しぶりの出場となる近藤を起用、さらに85分には石川に代えて鈴木を投入。石川は無得点となったが積極的にボールを拾い献身的に動き続けた。
終盤は大宮もロングボール主体にパワープレーに出てくるが、東京はパスを回して時間を使い、決定的なチャンスを作らせない。すると後半ロスタイム、カウンターから鈴木が出したスルーパスに平山が体勢を崩しながらも合わせこれがゴールイン。勝利を確実にした。残り時間も無失点で守りきり、東京はこれで6、7月の公式戦全勝で8連勝、リーグ戦だけでも5連勝となった。
だがこの試合、連戦の疲れか明らかに切れが悪く、目を覆いたくなるようなパスミスも多かった。その後の守備が集中できているため失点には至っていないが、出し手と受け手の微妙なズレとか、パスを出す判断の甘さとか、寄せられてからの余裕のないパス出しとか、ひとつ間違えば致命的なピンチを招きかねないミスが目立った。
得点も1点目こそ流れからの崩しだが(ゴール後、大宮の選手が審判に抗議していたがあれは何だったんだろう、ていうかゴールシーン自体何が起こったのかよく分からず、僕の周囲も「入ったの?」「入ったよなあ」「どうなったの?」「いや、オレもよく分からなかったよ…」的な会話があちこちで繰り広げられていた)、2点目はセットプレーからの押し込みだし、3点目は敵がバランスを崩して前がかりに来る局面でのカウンターからのダメ押しで、結局点差ほど内容がよかった訳ではない。
米本はパスを受けてから次のプレーを選択するまでの判断が遅い。そのためにワンタッチなら出せたパスコースがなくなり、凡庸な横パスやバックパスに追いこまれている。米本のところから思いきって一度縦に当てたり、視野の広いパスで効果的にサイドチェンジができるともっとチャンスになるはず。田邉は出るたびに成長している。去年の大竹を見るようだ。全体の足が止まりかける時間帯に、途中出場の強みでクリティカルなポイントにきちんと顔を出せている。大竹との競争が楽しみだ。
ここで一週間を上手く使い、連戦の疲労を取って次節の広島戦に臨みたいところ。順位は5位と変わらないが、上位が軒並み引き分けてくれたおかげで4位との勝ち点差は2にまで近づいてきた。ここから先は勝ち続けることが重要で、それができなければすぐに中位レベルに落ち込んでしまう。タフなサバイバルだが、今の我々にはそれができると思う。
採点(
採点の見方
):
権田(3) ピンチをよく防いだ、忙しい試合だったが無失点は立派
徳永(4) 敵の左サイドを止め、機を見てオーバーラップも
ブルーノ(3.5) 対人の強さを発揮、セットプレーでも活躍
今野(3.5) さすがのボール奪取もあったが、慌ただしいパスも
長友(4) 守備中心ではあったが見せ場も作った
梶山(3.5) 序盤は厳しいチェックに手を焼いたが尻上がりに復調
米本(4) 奪った後の判断を磨け、自信を持って縦に当てなければ
石川(3) 得点はなかったもののシュート5本、チャンスメイクも
羽生(3) 重要な局面には必ず顔を出した、影の功労者
カボレ(3.5) 敵にはイヤな存在だがフィニッシュの精度を欠いた
平山(2.5) 2ゴールよりも前線での献身的な働きを評価したい
===
田邉(3.5) 途中出場のフレッシュさは見せた、成長している
近藤(5.5) 久々とはいえ何をしに出てきたか分かっていなかった
鈴木(4) 時間は短かったが求められた役割は果たした
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FC東京
2009年07月18日 00:20
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さようなら、シャムスカ
思うように成績を残せない監督がシーズンの途中で更迭されるのはよくあることだ。我がFC東京でも何年か前にやったことがある。グラードバッハは2008/2009シーズン途中にヨス・ルフカイを更迭してハンス・マイヤーを招き、何とか二部降格を免れた。すべてが監督のせいではないにしても、シーズン途中でまさか選手を総入れ替えすることもできず、立て直しとして現実的にできることとなればせいぜい監督の首をすげ替えることくらいしかない。それにまた、そうやって監督を交替させると結構調子が上向いたりすることもあるのだ。
だから、大分がシャムスカ監督を解任しても驚きはしない。遅きに失したという人もあるだろう。ただ、僕は残念なだけだ。
大げさに言えばシャムスカはJリーグの夢だった。Jリーグというプロサッカーリーグが、さまざまな出自のクラブを抱えながらその多様性に支えられて我が国に根を下ろそうとするとき、ひとつのロールモデルを示したのが大分でありシャムスカであった。現代の日本にあって地方都市は規模においても経済においても決定的なディスアドバンテージを負っている。スポンサー集めさえままならない環境の中で、コンパクトな経営を志向せざるを得ない地方のクラブにとって、無名の選手や若手を育て、できることの中で確実に成長して行く大分とシャムスカのあり方は大きな希望であり目指すべき方向であったはずだ。
その集大成が2008年のナビスコカップ優勝であった。それは確実に新しい時代の到来を予感させた。オリジナル10の時代、鹿島と磐田の時代は終わったと僕は思った。鹿島は相変わらず強かったが、磐田は入れ替え戦で仙台に押されて地獄の淵を覗き、Jリーグ勃興期の盟主であった読売は再び二部に転落した。上位に食い込んだのはJリーグのお荷物だった浦和と、Jリーグが始まった頃はまだアマチュアだった川崎やFC東京だった。そして2003年から一部に昇格したばかりの地方クラブの大分はそんな中でリーグ戦でも4位でシーズンを終えた。その先頭に立つシャムスカの爽やかな笑顔は大分サポだけのものではなかった。彼はJリーグの夢だったのだ。
今季、確かに大分の戦績はひどいものだ。シーズンの半分である17試合を終えて1勝1分15敗。勝ち点4でダントツの最下位である。監督が更迭されるのも当然だと思う。それがシャムスカでなければ。今季の大分の低迷は決してシャムスカひとりのせいではない。開幕直前にアメリカへ行かされる無理な日程でプレシーズンの準備が不本意なまま開幕を迎えざるを得なかった。九石ドームのひどい芝生のせいでケガ人が相次ぎ、一時はベンチ入りメンバーすら足りない状態だった。その中で、大分は勝てはしなかったものの、内容的には奮闘したと思う。ただ、ネガティブ・スパイラルをどこかで断ち切る最後のモメントがなかっただけだ。そしてそれを、大分はシャムスカを切ることで得ることにした。
無責任だと言われるのを承知で書けば、僕は、大分はシャムスカとともに二部に降格し、1年間雌伏するべきだったと思う。皮肉でも何でもない。シャムスカはそれに値する人物だ。ケガ人が戻りつつあり、フェルナンジーニョも補強してここから盛り返しを狙うならそれを率いるべきはシャムスカであり、二部落ちを覚悟してチームの作り直しに取り組むならそれを主導するのもまたシャムスカであるべきだ。もう遅いが、大分はシャムスカと心中すべきであった。これで大分は普通の二部規格の地方クラブになってしまった。
さようなら、シャムスカ。君はJリーグの夢だった。ありがとう、僕より2日だけ年上のペリクレス・シャムスカ。いつか君に日本代表を率いて欲しい。
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Jリーグ
2009年07月16日 00:10
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【ナビスコ準々決勝第1戦】FC東京×名古屋
新宿の小田急百貨店でうなぎ弁当を買い、6時ちょうどの準特急で味スタに向かった。この時間の準特急は飛田給に停まってくれないので調布で乗り換えになるのだが、同じ境遇で乗り換えを余儀なくされた人が調布駅のホームにあふれていた。もうちょっと早い準特急から飛田給に停めて欲しい。あと30分早い電車から停めれば調布駅の混乱はもう少しマシになるはずだ。ただでさえ工事中でホームが狭いんだから。
スタジアムには6時半過ぎに着いたが平日夜のナビスコとあってかさすがにコンコースも明らかに人が少なく歩きやすい。U自由席で見たがいつもは早い時間にそこそこ埋まってしまう中央付近も余裕で座れた。
東京は日曜日の試合からまったく同じ布陣。ベンチにはケガから復帰の大竹が久しぶりに入った。一方名古屋は代表GKとFWがベンチスタート。FWはともかくGKの方は意図がよく分からない。
試合はまたしてもいきなり動いた。3分、石川の素早いスローインを受けたカボレが右サイドのゴールライン間際からマイナスの折り返し。これを受けた平山が落ち着いて低い弾道のシュートを決め東京が先制した。10分には敵GKが弾いたカボレのシュートのこぼれを羽生がつなぎ後方の米本へ。20メートル以上あったが米本が思い切りよくシュートするとこれもゴールに吸いこまれ2-0に。
さらに直後の11分、梶山からのパスを受けた石川がドリブルで敵ペナルティ・エリアに侵入、グラウンダーのシュートを放つとこれが決まって3-0となった。18分にはカウンターで抜け出したカボレがGKとの一対一をふかしてしまい得点にならなかったが、26分、今度は左サイドでキープした石川が後方の長友にパス、これを受けた長友が切れこんでループ気味のミドルを決め4-0に。
32分には平山のシュートがバーをたたくシーンもあったが追加点はならず、東京が主導権を握ったまま、というか名古屋が意気消沈したまま4-0で前半を終えた。
後半、東京は動きの重かったカボレに代え赤嶺を投入。しかしさすがに名古屋も日曜日から続く不甲斐ないゲームにようやく目が覚めたのか、あるいはカタール行きの決まっている外国人FWを下げて代表FWを入れた効果か、足が動くようになりボールを奪ったときのスイッチの入り方が明らかに違ってくる。53分、東京の右サイドからクロスを上げられ、これに頭で合わされて失点。1点を返される。その後も試合は名古屋がボールを支配し、東京は58分に赤嶺がシュートを放つが枠外。
東京は68分に米本に代え鈴木を投入、羽生がボランチに下がる。73分には石川を下げて田邉を起用。74分には平山がミドルというよりはロングと言える強烈なシュートを放つが敵GKの正面に。75分、攻撃参加した徳永が右サイド深くから送りこんだ低く速いクロスが、これをニアでクリアしようとした敵DFに当たり絶妙な軌道でゴールに。敵のオウン・ゴールで5-1と突き放す。
その後も覚醒した名古屋の動きに何度かクリティカルなピンチを招くが集中した守備でしのぎ、最後はボールをキープして時間を使い切り5-1で準決勝進出に大きな足がかりとなる大量点勝利となった。
しかしながらこの試合、内容は点差ほど素晴らしいものではなかった。パスをつないで自分たちの時間を作るというコンセプトは貫徹されていたものの、少し早い寄せに遭うと途端にパス回しに余裕がなくなり、自陣でリスクの高いパスを出さざるを得ない状況に追い込まれ、結果的にパスミスをカットされて危険なシーンに至ったことが何度もあった。奪われた後の対応が早く、また名古屋の拙攻にも助けられた格好で失点は1点にとどめたが、連戦の疲れもあるのか、パスの精度や出しどころの判断、パスコースを作るための受け手の動き直しなど、日曜日よりクオリティは低かったと思う。
後半は点差もあり、またアウェイゴールを食らわないためにもリスクを最低限に留めて時間を進め、チャンスがあれば得点を狙うというコンセプトだったのだと思うが、シュート2本は少なすぎる。基本キープでも気を抜けばシュートされるという意識が敵の出足を鈍らせる訳で、その意味では敵ゴール前でもう少し強引に打ちに行ってもいいシーンが最低2つか3つはあったような気がする。特に田邉は、点差も考えればシュートを選択すべき局面があったのではないか。
調子よく勝っているときは問題点が見えにくくなる。負けたときにネガり、勝てば浮かれるだけのサポはクラブをスポイルする。今日は名古屋が明らかに集中を欠いていた序盤に大量点があったため、問題が顕在化せず、結果として圧勝したが、後半押されたこともあってか、帰り道にあまり「やったぜ」的な爽快感のない試合だった。この結果に満足することなく、問題の克服に取り組む必要がある。
採点(
採点の見方
):
権田(3) 再三のピンチを救ったがパンチングはリスク高し
徳永(3.5) 攻守のバランスがよかった、終盤に存在感を見せた
ブルーノ(3.5) 攻め込まれてバタバタする中でも落ち着いていた
今野(4) 守備で取り返したが、らしくないパスミスあり
長友(4) 得点はあったが守備面では心許ないシーンもあった
梶山(4) なかなか自由にさせてもらえず窮屈なプレーに終始
米本(3) 初得点、これで大きなサイドチェンジを通せれば…
石川(3) 得点のみならず攻撃のアクセントとして活躍
羽生(3.5) 捌き役として天文学的な数のボールタッチをこなす
カボレ(4) 少々お疲れのご様子、18分の決定機は丁寧に決めて欲しかった
平山(3) 強いボールを枠に飛ばすという基本動作の勝利
===
赤嶺(4) ペナルティエリアで勝負するには難しい局面での投入だった
鈴木(4) 主な仕事が終盤のキープでは寂しい
田邉(3.5) 自信をつけつつある、もっとシュートしていい
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FC東京
2009年07月12日 23:50
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【Jリーグ第17節】FC東京×名古屋
蒸し暑くはあるものの日射しはなく風もあり、観戦日和となった第17節。東京は5月24日、多摩川クラシコで川崎に苦杯を喫して以来の味スタでのゲームとなる。日曜日の夜開催は正直勘弁して欲しいが、協力商店会の日ということでエコバッグももらえる。スタジアムは結構いっぱいで、空席を探していたらバックスタンドのかなりアウェイ寄りまで流れ着いてしまった。
東京はこのところ不動の布陣。試合は開始早々動く。3分、平山の落としを受けた石川がドリブルで敵ゴール前に切りこみ、敵DFのマークをものともせず右足でシュート。これがグラウンダーで決まり早くも東京が先制点を奪った。東京はその後も試合の主導権を握り何度か好機を迎える。名古屋も前線のFWを軸に攻撃を仕掛けるが、集中した守備で決定的な形は作らせない。
すると34分、右サイドを駆け上がった石川がゴールライン近くから中央にマイナスの折り返し。後ろから駆けこんだ羽生がシュートし、敵GKが弾いたところにカボレが詰めて2-0、これで試合の流れは大きく東京に傾いた。東京が試合を支配したまま前半を2-0で終える。
後半に入ると名古屋はFWを1枚増やし得点を狙いに来る。東京は受けに回るがボールを奪えば巧みなポゼッションで時間を使い、優位に時計を進めて行く。64分には羽生に代え田邉を投入、77分には石川に代え鈴木、80分にはカボレに代え赤嶺と想定通りの交替で試合をクローズしようとする。終盤は名古屋もパワープレー気味に放りこみ、圧力を増してきたがこれをしのぎ、ロスタイムにはカウンターで攻め上がった鈴木がダメ押しの3点目を決めて試合終了、3-0で名古屋に完勝した。
すべての選手が自分の持ち場で果たすべき役割をきちんと果たした結果の勝利だったと思う。平山がポストとなり、その落としをカボレ、石川、羽生が拾って勝負するという形がはっきりしており、チームとしての連動性が生きた。特に石川は好調なだけにプレーに迷いがなく、それが敵DFにスピードで勝つためのひとつの大きな要因になっている。カボレも決してファインゴールではないものの、得点を重ねることでプレーに自信が生まれつつあると思う。今日も決定的なシュートをGKに当てていたが、GKに当たるのは枠に飛んでいる証拠であり、そのうちこういうのも決まるようになるだろう。
課題は、3点目のダメ押しが遅すぎたこと。名古屋としても勝てば5位に勝ち点で並ぶ重要な試合で、後半からFWを増やして遮二無二得点を狙いに来ているのは明らかなのだから、東京はある程度守備の意識が高まって受けに回ることはやむを得ないが、その分、敵の背後にできる大きなリスク・スペースを狙ってカウンターで確実に追加点を取り敵の戦意を喪失させなければならない。強いチームは必ずこのダメ押しができるのであり、我々は何度もその煮え湯を飲まされてきたはずだ。
今、我々が上位を狙おうとすれば、敵のパワープレーによる反撃の機先を制するとどめの一撃を確実に決める必要があり、それはこの連勝の中でもまだまだ課題として残っている部分だと思う。その意味で、ロスタイムに鈴木がダメ押しを決めたことは非常に大きな価値があったが、いかんせん遅すぎの感は否めない。この得点はあと10分早く取るべきであったし、そうなっていれば終盤をもっと楽に乗りきることができたはずだ。
これで東京は勝ち点を28に伸ばし、順位は5位と変わらないものの、4位との勝ち点差は4に縮まった。また得失点差もようやくプラスにすることができた。独走している鹿島はともかくとして、まずは浦和、新潟、川崎にしっかり食いついて行かねばならない。下は結構勝ち点差が少ない中にたくさんのクラブがひしめいており、油断はできない状況だ。
また、今週は水曜日にナビスコカップの準々決勝第1試合の名古屋戦がまた味スタである。ここまで来たらどのみち負けられない試合ばかり。名古屋は2連敗は避けたいと目の色を変えてくるだろう。我々も慢心することなくカップ戦もしっかり戦わなければ。そろそろ塩田を試してはどうか。
採点(
採点の見方
):
権田(3) 飛び出し、パンチングも危なげなくピンチを救った
徳永(3.5) 地味ながらもバランスを取り、名古屋のサイド攻撃を防いだ
ブルーノ(4) 危なっかしいプレーもあったが身体を張った
今野(3) 的確な読みと抜群のポジショニングで敵に仕事をさせなかった
長友(3.5) 体調万全かは疑わしいがここ一番の攻撃参加でアクセント
梶山(3.5) 攻撃参加が少ないのは不満だが配球役としては八面六臂の活躍
米本(4) 献身的な守備が光った、パスや攻撃参加にも成長の跡が窺えた
石川(3) 得点シーンのみならず縦横無尽の運動量と確信のある攻撃が◎
羽生(3.5) 2点目のシュートは惜しかったがそこにいたことが重要
カボレ(3.5) 絶好機をGKに当てるのは愛嬌、4試合で3得点は立派
平山(3.5) ポスト、配球に相変わらず献身的な働き、評価されるべき
===
田邉(4) ボールさばきのセンスには非凡なものを感じる、経験を
鈴木(3) 果敢にゴールに向かい結果を出した
赤嶺(4) クローザーとしての仕事は十分果たした、ゴールが欲しい
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FC東京
2009年07月05日 22:40
[posted by der_ball_ist_rund]
■
【Jリーグ第16節】神戸×FC東京
好調の東京はアウェイで神戸との一戦。神戸とのアウェイ戦はここ2年、里帰りを兼ねてホムスタで観戦していたのだが、今年はあろうことか佐野元春のライブと重なってしまい、やむなく試合の方はスカパー録画にした。
しかも今日が朝早くから外出だったため、昨日は帰るなりほとんどそのまま就寝、今日も夕食を終えて7時過ぎに帰宅、ようやく録画しておいた試合の様子を見ることができたがもう眠くて眠くて…。
という訳で、何か決定的なシーンを見逃しているかもしれないのだが、録画を見た印象では、前半は意図のある動きは見えたものの神戸の高いモチベーション、固い守備に阻まれて得点できず、だが、後半、石川のまたしても芸術的なゴールとその後のカボレのゴールで火がつくと、東京は余裕をもって試合を支配、逆に神戸は焦りも出てメロメロになり、終わってみれば危なげなく2-0で完勝という試合だったと思う。
平山をポストにしつつ、カボレが左のやや下がり目から助走をつけて疾走し、羽生、石川もからんだ敵ペナルティ・エリア付近のパス交換からゴールに迫るというひとつの得点パターンができつつあるように思う。石川が毎試合のようにゴールを決めるのも、決して絶好調とか偶然ではなく、みんなでそういう攻撃をしているということなのだろう。平山に得点がないのが残念だがその貢献度は高いと思う。
中盤では梶山と米本の関係がよくなってきた。特に米本は試合ごとに自信をつけ、精力的な起点つぶしができている。僕としては今野をCBで使うのだけが不満だが、今の布陣でハマってしまっており、今、これをいじる訳には行かない。茂庭、佐原、平松の奮起を期待したいが…。
東京は順位を上げて5位。但し4位の浦和とは勝ち点差が6あり、逆に13位の横浜とは勝ち点差が5しかない。上位のクラブはそう簡単に負けないところばかりで、これに食い込むためには我々も着実に勝ち点を積み上げて行く必要がある。我々はようやくスタート台に立ったばかりだし、まだ何もなしとげてはいない。
採点:
権田(4)、徳永(3.5)、ブルーノ(4)、今野(3)、長友(3.5)、石川(2.5)、梶山(3.5)、米本(3)、羽生(3)、カボレ(3.5)、平山(3.5)
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