フットボール・クレイジー
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2010年02月28日 13:24
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【ブンデスリーガ第24節】グラードバッハ×フライブルク
ホームにフライブルクを迎えての第24節は久しぶりに土曜日の3時半キックオフ。日本時間では夜11時半なのでウェブ・ラジオで生中継を聴いていた。グラードバッハは前節、アウェイでホフェンハイムに引き分けており、ここはホームでかっちり勝っておきたいところ。前節と同じスターティング・イレブンとなった。
引き気味で守備から入るフライブルクに対しグラードバッハがボールを支配、主導権を握るがなかなか攻撃が形にならない。17分にはロイスが、26分にはボバディラの突破からコラウッティがチャンスを迎えるが敵GKの好セーブもあって得点には至らず。その後は両チームともこれといった見せ場もなくスコアレスで前半を終えた。
グラードバッハは後半開始からボバディラを中心に攻めるがやはり敵GKに阻まれ先制点を奪えない。すると56分、珍しく前に出たフライブルクに対し守備が後手に回り、中央でクロスにヘディングで合わされあっさり失点、0-1のビハインドを背負うことになった。グラードバッハはその直後こそ若干の混乱はあったものの、その後は立て直し、65分にはコラウッティとメーヴィスを下げてフレンドとマトモアを投入して攻撃の意思を明らかにする。
すると72分、アランゴからのクロスを中央でブラウアースが合わせゴール。いったいなぜCBのブラウアースがそんなところにいたのかまったく謎だが、とにかくブラウアースの今季6ゴールめで追いついた。その後もグラードバッハは逆転のチャンスがあったが決めきれず、結局、1-1の引き分けに終わった。
不用意な失点で先制を許し何とか追いついたものの逆転はできなかった。ホームでのこの結果は手放しでは喜べないものであり、試合後はスタンドからもブーイングが起こったようだ。順位は暫定11位と変わらないが、何とか勝ち点を上積みして、シーズン終盤の上位クラブとの対戦に備えたかっただけに残念な試合だった。
来週は土曜日夜の試合、アウェイでBVBと対戦する。簡単な相手ではないが勝ち点3を目標にやらなければ。
ミヒャエル・フロンツェック監督談話:
「試合前の何日かにはっきり言うことはしなかったが、難しい試合になるであろうことは分かっていた。我々がチャンスを作っていたことは確かだが、ほとんど何もないところから0-1になってしまった。それだけで方向を見失った訳ではないが、そこから2つ、3つの大きなチャンスがあるのにそれを決めきれないのであれば、勝ち点1を持ち帰ってそれで何とかやって行くしかない」
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Borussia M'Gladbach
2010年02月20日 12:04
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【ブンデスリーガ第23節】ホフェンハイム×グラードバッハ
前節に続いての金曜日開催。何か日程偏ってるよな。今節はドイツにおける僕の故郷マンハイムにもほど近いホフェンハイムでのアウェイ戦である。当然4時半に起きてウェブ・ラジオを聴く訳もなく、朝起きて結果だけを確認することになった。
結果を先に言えば2-2の引き分け。中位とはいえ独特の勝負強さを持つホフェンハイムとのアウェイ戦なので取り敢えず勝ち点を持ち帰れた結果には一応納得したが、試合経過をよく確認してみると、一時は2-0とリードしながら終了間際にPKで追いつかれたようだ。勝てた試合だったのではないだろうか。
グラードバッハは前節出場停止だったレヴェルズがヤンチュケに代わって先発に復帰した他は前節と同じ布陣。序盤はホフェンハイムがボールを支配するがグラードバッハが守りを固めてしのぐ展開。だが、31分、敵DFがグラードバッハのロングボールを手でコントロールしたとしてPKに。これをデムスが決めグラードバッハが先制する。「kicker」のレビューによればハンドはペナルティ・エリア外だったようだ。ハイライトで確認しよう。その後は試合に動きが出て双方に決定的なチャンスがあったものの互いに決めきれず、1-0で前半を終える。
後半開始間もない51分、レヴェルズが右からクロスを入れるとボバディラがヘディングでこれに合わせる。そのままゴールに入りそうであったがコラウッティがこれを押し込んだ。コラウッティがオフサイド・ポジションにいたと抗議があったようだがコラウッティの得点が認められ2-0とグラードバッハがリードを広げた。その後は焦って得点を狙いに来るホフェンハイムに対してグラードバッハが主導権を握る。
だが、69分に左サイドからのクロスに合わされ2-1に。終盤になるとホフェンハイムははリスクを取って前がかりになる。89分、敵のクロスをデムスが腕でブロックしたとして敵にPKが与えられ、これを決められて土壇場で2-2に追いつかれてしまう。結局このまま試合は終了したが、グラードバッハは勝ち点1を手にしたと見るべきか、手中にしていた勝ち点2を逃したと見るべきか。
「kicker」のレビューではかなり審判の判定に見逃しがあったことが示唆されており、結局は妥当な結果に落ち着いたと考えるべきなのかもしれないが、ここまでがんばったのなら勝ちきって欲しかったところではある。
グラードバッハは勝ち点を29に伸ばし、暫定10位に浮上。だが、アウェイでの引き分けは次のホームで勝ってこそ価値のあるもの。次節は土曜日3時半開催で相手はフライブルク。ウェブ・ラジオで実況聴いて応援しなければ。
ミヒャエル・フロンツェク監督談話:
「勝ち点3の取れた試合だった。2-0とした後も決定的なチャンスがあったが、そこから結果に結びつけることができず、ホフェンハイムにそこを突かれた。だがホフェンハイムで勝ち点1をとれたこと自体はまったく悪くない結果だ」
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Borussia M'Gladbach
2010年02月13日 15:13
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【ブンデスリーガ第22節】グラードバッハ×ニュルンベルク
ホームでのニュルンベルク戦、金曜日夜8時半の試合ということは日本時間では翌日の朝4時半ということであり、まあ、よほどのことがない限りリアルタイムでフォローしようという気にはならない。ウェブ・ラジオの中継もあったが失礼して結果だけ確認することにした。
グラードバッハはレヴェルズがイエロー累積で出状停止、またマルクスもケガのため欠場で、右SBにはヤンチュケ、ボランチにはメーヴィスが先発した。
試合は両チームとも積極的に前に出て中盤で激しく競り合う展開になったが、チャンスを作ったのはホームのグラードバッハの方だったようだ。何度かチャンスを外した後、27分、ブラッドリーのパスにロイスが抜け出し、そのパスからコラウッティが決めて先制。その後もグラードバッハが優勢に試合を進め1-0で前半を終えた。
だが、ニュルンベルクは後半一気に2人を交替させ勝負をかけてくる。47分、FKから押し込まれ同点に。目算の狂ったグラードバッハはその後何とか点を取りに行こうとする。勢いづくニュルンベルクと正面からぶつかり合う。
グラードバッハは73分、ボバディラとコラウッティに代えてマトモアとフレンドを投入、前線の活性化を図る。するとその直後、クロスボールにマトモアが敵GKと競り、そのこぼれ球をフレンドが押し込んで勝ち越し。その後も両チームともチャンスを作ったが得点はなく、グラードバッハは87分、アランゴに代えてクライネを投入し逃げ切りに。結局2-1でグラードバッハが大きな勝ち点3を得た。
この試合、勝ち越し点のシーンではマトモアが敵GKと競った局面でファウルを取られなかった一方、その直前にグラードバッハのペナルティ・エリアで敵FWがダンテに倒されたシーンでもPKはなく、「kicker」の試合レポートの見出しは判定が偏っていたことを暗に示唆するような内容になっていた。
これでグラードバッハは暫定11位。まあ、順位よりはここできちんと勝ち点3を積めたことが大きい。次節はまたしても金曜日に、今度はアウェイでホフェンハイムと戦うことになる。容易に勝てる相手ではないが、アウェイでせめて勝ち点1は持って帰りたい。
ミヒャエル・フロンツェク監督談話:
「この勝利は我々にとって大変重要だ。とりわけ、数日前にマインツで非常にいい試合をしながら勝ち点を得られなかったことを考えれば。前半は明らかに我々が主導権を握っており、試合を通してよくボールにプレーしていた。試合の流れの中では我々はほとんどチャンスを与えず、反対に我々の方にチャンスがあった。新しくスターティング・メンバーに入ったトニー・ヤンチュケとマルセル・メーヴィスもよくチームになじんで、全体としては、チームのパフォーマンスも高く、勝利は妥当なものだった」
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Borussia M'Gladbach
2010年02月08日 23:28
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【ブンデスリーガ第21節】マインツ×グラードバッハ
日曜日の現地3時半キックオフは微妙な時間である。夏場はサマータイムで時差が7時間なので日本時間の夜10時半キックオフ、0時半までには試合終了とまずリーズナブルなのだが、今はまだ時差が8時間あるので夜11時半キックオフ、最後までフォローすると夜中の1時半近くになってしまう。土曜日の夜ならともかく、翌日仕事のある日曜日の夜としてはきつい。
昨日の夜のマインツ×グラードバッハも一応ウェブ・ラジオを聴き始めたが、結局後半の途中で寝てしまった。早くサマータイムになって欲しい。今年はいつからだろう。
さて、グラードバッハは前節ブレーメンに勝ったメンバーから変更なし。序盤はアウェイのグラードバッハが主導権を握る。だが前節素晴らしい活躍を見せたボバディラが何度かチャンスを作るものの決めきれず、試合は次第に拮抗する。43分、敵CKからのこぼれ球を押し込まれ先制を許し、0-1で前半を終えた。
グラードバッハは後半開始から得点を狙って積極的に攻めるが、守りを固めるマインツの前に手がかりを欠き、ボールは双方のペナルティ・エリアを行ったり来たりする展開になる。終盤にはグラードバッハが何度か決定的なチャンスを得たがやはり得点に至らず、結局0-1で痛い敗戦を喫した。
これでグラードバッハは13位に後退、次節は金曜日にホームでニュルンベルクを迎える。ここはきちんと勝たないとズルズルと順位を落とすことになるぞ。
ミヒャエル・フロンツェク監督談話:
「今日は私のチームを責めることはできない。我々にとっては悪くないアウェイ・ゲームだった。我々には6つか7つのいいチャンスがあったが、ただ残念ながらゴールを決めることができなかった。ラウル・ボバディラは今日は先週のような運がなかった。前線で抜け出す彼のやり方は私は気に入っている。この試合をあまり長く嘆いている訳には行かないので、金曜日にもう次の試合があるのは悪くないと思う」
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Borussia M'Gladbach
2010年02月07日 00:25
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【東アジア選手権】日本×中国
代表の試合にはあまり興味はなく、ふだんはただ東京の選手がケガをしないで帰ってきてくれることを祈っているのだが、今回は東京から4人も呼ばれているし、ホーム・スタジアムである味スタでの開催だったので足を運ぶことにした。
残念なのは石川がケガのため代表離脱を余儀なくされたことだ。幸いシーズン開幕までには治ることが見込めそうだが、ここは無理をせず、きちんと手当をして欲しい。キャリア的に今が絶好の、そしておそらく最後のチャンスだというのは分かっているが、ここで変な傷め方をしたら元も子もない。焦る必要はない。
さて、試合の方はテレビでも放送があったので細かく内容までは書かないが、正直パッとしない試合だった。岡田監督は「チャンスは作ったがゴール前での泥臭さが足りない」とコメントしているらしいが、正直、ワールドカップがすごく不安になる試合だった。
僕の見たところでは、中盤に稲本、遠藤、憲剛とよく似たタイプの選手を集め過ぎではないのか。これは中田英寿の負の遺産だと思うのだが、我が国ではタレントが「司令塔」タイプの中盤の選手に集中してしまい、キラーパスを出してFWを走らせる選手が最も重視されてしまうことの現れである。各々はもちろん優秀な選手だと思うが、中盤に彼らがひしめくことはチームの構成として正しいのか。
玉田も似たところがあり、おそらく中村俊輔が合流してもこの事情は変わらないだろう。結局中盤の真ん中あたりがモコモコしてしまい、パスの出し手はいるが受け手はいない状態で、組織が機能していないのではないか。後半、平山を投入し、明確な受け手を設定することで、やや前線でのタメが作れるようになったが、そもそも石川や本田のようなドリブラーがいないと見ていても得点できる気がしない。ていうかこのチームはいったいどういう形で得点するんだろうという「スタイル」が全然見えない。
僕ならまず平山を入れて前線のターゲットを明確にするとともに、石川を入れてバランスを崩してでもゴールに向かうスピリットを注入したい。CBは中澤、田中より、今野、阿部といったビルトアップにも優れた選手がいい。いかんな、これじゃただの東京サポだ…。
とにかく気温が低く寒かったが、試合もかなり寒い内容だった。いったい日本代表はどういう勝ち方を目指すのか、こんなところで足踏みしている場合ではないと思うのだが。まあ、もれなく日本代表ブランケットをもらえたのは嬉しかったが。味スタはアウェイ側がガラガラで、中国代表の応援団は味スタでの京都サポくらいしかいなかった。隣の国なんだし日本国内にも中国人はたくさんいるはずで、営業の仕方次第ではもっと動員できたんじゃないだろうか。
あと、今野や徳永を使う気がないならクラブに返して欲しい。
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