フットボール・クレイジー
football crazy
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2012年11月30日 00:14
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【ブンデスリーガ第14節】グラードバッハ×ヴォルフスブルク
■2012年11月28日(水) 20:00キックオフ
■Stadion im Borussia-Park
英国週間。対戦相手がヴォルフスブルクということで久しぶりにスカパー中継があるのだが、いかんせん平日の真夜中というか明け方なので録画して、結果を封印したまま夜見ようかと思ったけど朝起きたらツイッターでいきなり結果を見てしまった。まあ、経過までは見てなかったので会社から帰って視聴。グラードバッハは前節と同じ布陣だ。
テア・シュテゲン
ヤンチュケ シュトランツル ドミンゲス ヴェント
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
デ・カマルゴ ヘアマン
序盤はどちらかといえばヴォルフスブルクのペース。ボールを支配され自陣で専守防衛の時間が続く。だが、11分、ワンプレーで局面が変わる。ノードファイトが自陣から前線へ美しい対角線を描くロング・フィードを送ると、左前線に走ったアランゴがこれを走りながら見事なダイレクト・ボレーで合わせ、ボールはそのままゴールに吸い込まれる。個人技としかいいようのないビューティフル・ゴールでグラードバッハが1-0と先制する。
リードしたグラードバッハは堅い守備からテンポをつかんで行く。ラインは高めに保つもののきれいな3ラインを形成してコンパクトに守り、ヴォルフスブルクに出しどころを作らせない。一対一もしっかり集中しており、チャンスは作られるものの落ち着いて守ることができている。すると前半終了直前の44分、右からのノードファイトのCKがファーに抜けたところにヤンチュケが詰めて押し込み2-0に。この追加点は大きかった。
グラードバッハは後半開始早々にもチャンスを作る。53分、右サイドを駆け上がったルップが中央へラストパスを送るとファーにヘアマンが飛び込むが合わせきれず。その後は散漫な攻撃を繰り返すヴォルフスブルクに対し、ボールを奪ってカウンターからチャンスを作るグラードバッハという展開になるが見どころはあまりなし。
グラードバッハは72分、ヘアマンに代えムラパを、81分にはデ・カマルゴに代えてハンケを投入する。敵の至近距離からのシュートがポストに当たる幸運にも助けられ、グラードバッハがリードを保ったまま終盤へ。試合終了間際にはノードファイトのシュートがポストに嫌われるシーンもあったが、89分にはアランゴに早上がりさせてブラウアースを投入、危なげなく2-0のリードを守ってグラードバッハが勝ちきった。
とにかくアランゴの先制点に尽きる試合だったが、kickerのマン・オブ・ザ・マッチはノードファイト。確かに2アシストでいいボールを供給し続けていた。FKも蹴ってたな。今季はノードファイトとマルクスのダブル・ボランチがはまってきたということか。
これでグラードバッハは勝ち点を20に伸ばし9位に浮上。1試合あたりの勝ち点は1.4を上回った。4位との勝ち点差は4でここは連勝が欲しいところ。ようやくメンバーが固まり戦い方が見えてきた感もあり、ここでしっかり勝ち点を積み上げて少しでもいい順位でウィンター・ブレイクに入りたい。今年の残り試合はシャルケ(A)、マインツ(H)、バイエルン(A)と楽観できないが、この3試合で勝ち点5〜6を稼げれば1試合あたりの勝ち点も1.5前後にはなる。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「今回もホームで勝つことができた。これは精神的にも大事なことだ。ヴォルフスブルクはいい戦いをしたが、我々が最後にはそれを上回った。1-0はハヴァード・ノードファイトの素晴らしいパスのアシストから、ユアン・アランゴが見事に決めてくれた。私には「今月のゴール」だ。パフォーマンスとしてはここしばらくよりもよかったが、ボールロストは多すぎた。2-0はいい時間帯に決まった。ハーフタイムには、しっかり頭を使って3点目を取りに行こうと話した。ヴォルフスブルクは非常に危険だったが、我々は何とか最後まで守り通すことができた」
週末のシャルケ戦もスカパー生中継あるぞ。
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J1リーグ戦
2012年11月26日 23:59
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【ブンデスリーガ第13節】アウクスブルク×グラードバッハ
■2012年11月25日(日) 17:30キックオフ
■SGL-Arena
最近調子いいのか悪いのかよく分からないグラードバッハ。木曜日にヨーロッパ・リーグの試合が入るのでリーグ戦は必然的に日曜日開催に。この時間だともう寝るしかない。
グラードバッハはリマソル戦で結果を出したデ・カマルゴをハンケに代えて先発起用した他、リングに代えてルップを先発に戻した。
テア・シュテゲン
ヤンチュケ シュトランツル ドミンゲス ヴェント
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
デ・カマルゴ ヘアマン
グラードバッハは慎重に試合に入るが、モラルの高いアウクスブルクに最初のチャンスを作られる。5分、左サイドからのクロスに頭で合わされ失点。0-1と先制を許してしまう。
リードを得たアウクスブルクは自陣で引き気味に対応、グラードバッハはボールを支配するもののアウクスブルクの守備を崩すことができず、逆にカウンターからピンチを招く。グラードバッハは中盤でアイデアを欠き、前線のデ・カマルゴ、ヘアマンにボールを供給することができない。精彩を欠いたまま0-1で前半を終える。
後半に入ってもグラードバッハが攻めあぐねる状況は変わらず。アランゴとルップがポジション・チェンジするなど打開を試みるが得点には結びつかず。56分、ルップに代えてムラパを投入、前線を厚くする。61分、ヘアマンのクロスをデ・カマルゴが伸ばすとアランゴがダイレクトでこれに合わせるがシュートはわずかに枠を外れる。
69分にはムラパからパスを受けたノードファイトが遠目から狙うがこれも枠外に。直後、マルクスとデ・カマルゴを下げてシャカとハンケを投入するが、アウクスブルクの我慢強い守備に阻まれてなかなか得点することができない。
しかし85分、ヤンチュケのヘディングを敵DFのクリアしきれなかったボールにヘアマンが合わせ、ループで決めてグラードバッハが1-1と追いつく。勢いづくグラードバッハは逆転を狙ってアランゴ、ヴェントが立て続けにチャンスを作るが決めきれず。結局1-1の引き分けに終わった。
最下位のアウクスブルク相手にもったいない引き分けだが、最後に追いついたのは評価しなければならないということか。なんかまだまだな感じだなあ。まあ、負けなかったのでよしとするしかない。
グラードバッハは13試合を終えて勝ち点17の11位。1試合あたりの勝ち点は1.31とパッとしない。6位から12位までが勝ち点差3の間にひしめく混戦になっているが、何とかここを抜け出して2位グループについて行かなければならない。そろそろ今シーズンの勢力図が固まってきた。
今週はイングリッシュ・ウィークで水曜日にヴォルフスブルクをホームに迎える。ここからは2試合続けてテレビで中継がある。ちょっと勝ち点を積み上げておきたいところだが…。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「失点が早すぎた。後になって我々は平静を取り戻していい動きができるようになり、より前を向いてプレーするよう試みた。しかししばしばボールのトラップが正確でなく、そのためにいい攻撃を展開することができなかった。アウクスブルクでプレーするのが簡単でないのは、既に昨年のチャンピオンであるドルトムントも経験していることだ。週の真ん中でヨーロッパ・リーグを戦ったことは何の言い訳にもならないが、試合に入るのが難しかったのはもちろんだ」
デ・ヨングはまだ復帰しないのかな。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2012年11月25日 21:20
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【Jリーグ第33節】G大阪×FC東京
■2012年11月24日(土) 14:30キックオフ
■万博記念競技場
今季最後のアウェイ。東京としては優勝もACLも既になく、逆に降格の可能性もなく、目標の見出しにくい試合である。一方の大阪は降格の瀬戸際にあり何としても勝たなければならない試合。モチベーションの差が出がちな状況ではあるが、東京としても残り2試合、今季の総括として強い気持ちで臨む必要がある。
里帰りを兼ねて現地観戦することは以前から決めていたのだが、高をくくってチケットの手配をサボっていたらいつの間にか残席わずかになっていて2週間ほど前にあわててメインスタンドの横っちょの方を押さえた。その後全席種完売したらしいから危なかった。土曜日午前の新幹線に乗り万博記念公園へ。覚悟はしていたものの吹きさらしで寒い。大阪サポと東京サポがミックスになっているあたりに席を確保。
東京は前節、雨中の神戸戦で動きのよかった太田、渡邉を先発起用。また、長谷川をウィングに上げ、ボランチには米本が入った。
権田
徳永 チャン 森重 太田
高橋 米本
ルーカス 梶山 長谷川
渡邉
大阪としてはホーム最終戦ということもあってか緊張感の漂う立ち上がり。しかし、大阪からは「何が何でも勝たねばならぬ」というがっつき感みたいなものはあまり伝わってこない。交互にボールを持って攻撃を仕掛ける野球かアメフトみたいな試合になる。
東京はボールを持つとパスを縦横に交換しながら押し上げる狙い通りの攻撃を展開。大阪の守備が何となく甘く結構ボールが回る。14分には梶山からのスルーパスを受けて裏に飛び出した長谷川がゴールにボールを流し込むがこれはオフサイドに。一方で大阪ボールにもゴールに迫られるが森重、チャンの集中した守備と権田のセーブで難を逃れる。
21分、パス交換から左に出たボールを太田が受けて敵陣深いところからクロス。ボールはファーに抜けたがここに走り込んだ徳永がダイレクトで合わせゴールにたたき込む。東京が徳永のファイン・シュートで1-0と先制する。
直後の24分、敵のミスから渡邉がゴール前でこぼれ球を拾うがシュートできず、パスを受けた梶山もフィニッシュまで行けなかった。渡邉がダイレクトでシュートしていれば可能性のあったシーンだと思うがもったいなかった。ここで敵失から立て続けに追加点を奪っていれば大阪の戦意は大きく削がれていたはずだ。
さらには33分、ルーカスの奪取からこぼれたボールに長谷川が詰めGKと一対一に持ち込むがGKにセーブされる。この辺のチャンスをしっかり得点に結びつけられなかったために無用の苦労をすることになった。
37分、敵CKから中央でダイビング・ヘッドを決められ1-1の同点に。だから言わんこっちゃない、と東京サポの9割は思ったことだろう。同点にして勢いづく大阪に対し東京の守備はかなりバタつくが何とかしのいで1-1のまま前半終了。せっかく先制したのにな。とはいえ東京の方が主導権を握った前半だったと言えるだろう。
後半開始早々の47分、敵の連係ミスからボールが東京の左前線にこぼれる。これを拾った渡邉がGKをかわし無人のゴールに流し込もうとするが角度がなくポストをヒット。正面にこぼれたボールにルーカスが詰めたがこれも枠を捉えきれず。完全に1点と思ったシーンだったが…。周囲の大阪サポからは「ヒェ〜!!」みたいな悲鳴が聞こえて面白かった。
その後も東京はボールを支配し攻撃を仕掛ける。大阪は守備がルーズで東京はアタッキング・サード直前まで自由にパスが回る状態。そこからも左右に展開するとギャップができやすく、この辺が今年の大阪の弱点なんだろうなと思わせる状態。
ところが、62分、ゴール前の攻防からこぼれてクリアしきれなかったボールを敵FWに詰められ失点。1-2と逆転を許す。逸機がおおきくのしかかる。残留に向けて盛り上がる万博。しかし東京もこのまま終わる訳に行かない。
これに反応した東京は69分、梶山を下げて石川を投入。石川が右SHに入り、ルーカスはトップ下にスライド。76分、石川が中央でミドルを放ち鋭い軌道のボールが枠に飛ぶが敵GKが腕一本でセーブ。東京が積極的に攻撃を仕掛ける時間が続く。
80分、長谷川を下げてヴチチェヴィッチを投入。84分、太田が左サイドの深いところからペナルティ・エリアに侵入、ラスト・パスにヴチチェヴィッチが合わせるがバーをヒットしボールは真下に跳ねる。このボールに正面から突っ込んだ渡邉が頭で合わせボールはネットに。東京が土壇場で2-2の同点に追いつく。静まり返る万博。ああ、気持ちいい。
東京はその後も逆転を狙いボールを支配して攻撃を仕掛けるが展開はオープンになって攻撃もかなり大味になってしまう。89分、渡邉に代えて河野を投入したが結局得点を重ねることはできず、2-2の引き分けに終わった。
逆転された後、追いついての引き分けなので何となく気持ちは昂ぶったしそれなりに達成感もあったが、冷静に振り返ればもっと楽に勝てた試合だった。大阪の守備は緩く、また状況を考えれば不思議なくらい気迫も中途半端だったが、それを相手に絶好機を何度も外した東京の詰めの甘さが試合をムダに面白くしてしまった。
とはいえ、テンポよくパスをつなぎながら流動的に動いて全体を押し上げ、フィニッシュまで持って行くという意味ではかなり完成度の高いサッカーを見ることができた。内容的には満足すべき試合だったと言っていい。シュートは18-6、ポゼッションは52-48と、拮抗した内容だが東京が質で上回ったことが確認できる。
結局のところ、パス・サッカーを掲げて1年戦った結果、「今、ここまではできるようになった」「しかし、ここから先はまだできていない」という東京の「現在地」がはっきり出た試合だったのではないだろうか。その意味で引き分けという結果も、そして勝敗がほぼ同数でリーグ中位という現在の状況も、全体として妥当なものだということができるだろう。「リーグ戦の順位はウソをつかない」とかつて城福浩が言った通りだ。
個別に見れば渡邉のパフォーマンスがよかった。無人のゴールに流し込むだけのボールをポストに当てたのはいただけないが、「蹴っちゃった〜」と思ったロング・ボールをしっかりポストしてマイ・ボールにし続ける前線での奮闘は感動的ですらあった。ゴールは押し込み屋の面目躍如。二代目「東京のキルステン」がようやく実力の片りんを見せてくれた。
太田もよかった。ボールを持った時のアイデア、選択肢の多さとゴール・ライン際から中に切れ込んでくることのできる力は卓越したものだ。この日のゴールは二つとも太田を起点に生まれたものである。遅すぎる復帰だが来季に希望を感じさせる。
引き分けという結果に満足はできないが、アウェイまで遠征したことは無駄ではなかったと感じさせてくれる試合だった。残り1試合。広島の優勝が決まり対戦相手の仙台としては優勝争いという目標のなくなってしまった試合だが、互いに今季の総決算として、次につながる試合を見せて欲しい。
採点(
採点の見方
):
権田(3) 2失点はいずれもやむなし。ピンチを防ぐセーブもあった。
徳永(2.5) 得点だけでなく守備でも右サイドを抑えきって能力の高さを示す。
チャン(3) 森重とのコンビも板についてきたか。敵をシュート6本に抑えた。
森重(2.5) 能力の高い敵外国人FWとの勝負にことごとく完勝。貫録を見せた。
太田(2) 左サイドから質の高い仕掛けで得点を演出。やっと帰ってきた。
高橋(3) 大きな展開で視野の広さを見せつけた。スケールの大きさを見せる。
米本(3.5) よくボールを追ったが、絡まれてボールを失うシーンも。
ルーカス(2.5) 魂のボール奪取で何度もチャンスをプロデュース。泣ける。
梶山(3.5) アイデアは分かるが軽いプレーも。もっと変態っぽくていい。
長谷川(3) 左サイドで存在感を示す。引き出しの多さが前線で生きた。
渡邉(2.5) ハイボール勝率高し。ポストも効いていた。そして同点弾。
===
石川(3) あの時間から石川が出てきたら敵は絶対イヤだと思うわ。
ヴチチェヴィッチ(3) 2点目の半分はネマの得点。ゴールに向かう姿勢が貴重。
河野(-) 時間短し。
そろそろ移籍の話題が出始めてるな…。
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FC東京
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J1リーグ戦
2012年11月23日 19:34
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【UEL第5節】グラードバッハ×リマソル
■2012年11月22日(木) 21:05キックオフ
■Stadion im Borussia-Park
ホームでのヨーロッパ・リーグ。平日開催ということで試合開始は現地夜9時過ぎのキックオフ。日本時間だと金曜日の朝5時過ぎとかムリだろ。まあ、祝日なのでテレビ中継でもあれば起きるけどね。今回も結果のみの確認。
前節マルセイユに勝ったことでグループリーグ勝ち抜けの可能性がグッと高まったが、最後にイスタンブールとのアウェイ戦を残していることを考えると、このホームでのリマソル戦はきっちり勝っておかなければならないところ。グラードバッハは右のウィングをルップからリングに差し替えた他はVfBとのリーグ戦から変更なし。シャカはどうしちゃったのかという感じもするが、チームの骨格は固まりつつあるということか。
テア・シュテゲン
ヤンチュケ シュトランツル ドミンゲス ヴェント
リング ノードファイト マルクス アランゴ
ヘアマン ハンケ
グラードバッハはkickerに「あんまり真面目にやってないように見えた」とまで書かれてしまう散漫な立ち上がり。軽率なミスが続出しバタバタと守備が落ち着かない。一方で攻撃にはそれなりの迫力があり、結果として見せ場の多い序盤になったらしい。ハンケ、アランゴ、リングらが何度かチャンスを作る。
しかしどちらも決めきれないまま次第に試合が落ち着くと、テンションは高いものの得点機のない展開に。前半終了直前、アランゴからのパスを受けたリングがシュートを放つが敵GKのファイン・セーブに遭い得点できず。スコアレスのまま前半を折り返す。
後半に入るとグラードバッハが攻勢を強める。ヘアマン、アランゴが立て続けにチャンスを迎えるが、精度を欠いたりボールをヒットしきれなかったりして得点できず。セット・プレーでもドミンゲスが狙うがゴールならず。
打開を目論むファヴレ監督は、63分、リングに代えてムラパを、73分、74分にはそれぞれマルクスに代えてシャカ、ハンケに代えてデ・カマルゴを投入して決勝点を狙いに行く。
75分、敵DFがヘアマンを激しく倒し非常ブレーキで退場。グラードバッハが数的優位を得る。77分、アランゴのFKはポストに嫌われるが、その直後の80分、ノードファイトからのパスを受けたデ・カマルゴが右サイドからペナルティ・エリアに切れ込みファーにシュートを決める。グラードバッハは1-0と待望の先制点を得る。
捨て身の攻撃に出るリマソルに対しグラードバッハは落ち着いて対応、引き過ぎることなくカウンターからチャンスを作って応酬する。アディショナル・タイムにはデ・カマルゴがヘアマンのクロスに頭で合わせ2-0とダメ押し。そのままグラードバッハが押しきって最終的にはリマソルに快勝した。
見てないので何とも言えないが、メンバーが固まるとともにこのチームでの戦い方も少しずつ形になってきたのではないだろうか。ヘアマンが機能することでアランゴとともにポイントが複数作れるようになって攻撃に幅が出てきたのではないかと思う。ドミンゲスはチームにフィットしてきたようだし、チームとしての骨格をしっかり確立してウィンター・ブレイクを迎えたい。
ヨーロッパ・リーグではイスタンブールがマルセイユに勝ったことから、グラードバッハはこの勝利によって最終節を待たずグループリーグ勝ち抜けが決まった。リーグ戦と並行しての厳しい戦いになるが、せっかくヨーロッパ・リーグのユニ(18番)も買ったことだし行けるところまで行って欲しい。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「この試合がこれほど難しいものになったことは私には驚きではなかった。私はリマソルの試合をマルセイユで見たが、そこでも彼らは長い時間いい試合をしていた。このキプロスのクラブは非常にいい戦いをし、コンパクトに守っていたが、時間の経過とともに我慢の糸がきれてきたようだ。我々はあまりに多く簡単にボールを失いすぎたし、0-0の時間が長くなればなるほど難しくなって行った。チャンスもいくつかあって、もっと早くにリードを奪えたはずだった。しかし幸運にも我々は1-0とすることができ、これによってチームの堅さが取れて、最終的には勝利は妥当なものだった。我々はグループリーグを勝ち抜けたし、それはここ16年間ヨーロッパに出たことのなかったグラードバッハにとって非常に大きなことだ」
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Borussia M'Gladbach
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UEL
2012年11月20日 00:23
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【ブンデスリーガ第12節】グラードバッハ×VfB
■2012年11月17日(土) 15:30キックオフ
■Stadion im Borussia-Park
土曜日の3時半(日本時間夜11時半)キックオフ、かつ相手は日本人選手が2人も所属するVfBという好条件にもかかわらずスカパーの中継がなく、ネット動画観戦に。その動画も前半のうちに切られ、結局いつものようにネット・ラジオが頼み…。
グラードバッハは前節と同じスタメン。
テア・シュテゲン
ヤンチュケ シュトランツル ドミンゲス ヴェント
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
ヘアマン ハンケ
試合はいきなり動いた。5分にはヘアマンがシュートを敵GKに当てるが、その2分後、右サイドからのセンタリングを敵が頭で返したボールをシュトランツルがミドル。これが決まってグラードバッハがいきなり1-0と先制する。
ところがその直後、今度は敵のセンタリングに頭で合わされあっさり失点。試合は振り出しに戻ってしまう。というかこの試合、始まってるのをすっかり忘れてツイッター眺めてたらグラードバッハ先制のニュースが流れてきて、あわててパソコンをつけて動画立ち上げたらたら既に1-1…。何じゃそりゃ。
VfBはこれで目が覚めたか、しばらくはグラードバッハが守備に追われる時間が続く。だがグラードバッハも堅い守備からリズムをつかむと徐々にチャンスを作り始める。拮抗した戦いとなり試合は膠着、43分にもシュトランツルがミドルを放つが敵GKがセーブ。なぜシュトランツルがそんなに前にいるのかナゾだが、1-1のまま前半を終える。
グラードバッハは後半からヤンチュケに代えてブラウアースを投入。ヤンチュケはどうしてしまったんだろう。おそらくはシュトランツルが右SBにスライドしたのではないかと思う。
試合は引き続き慎重な展開となりどちらもリスクを取ろうとしない。グラードバッハは66分、ハンケに代えてデ・カマルゴを投入。フレッシュな戦力で勝ち越しを狙いに行くが、72分、敵のクロスをクリアしようとしたブラウアースがオウン・ゴール。何とも言えない形で1-2と逆転を許してしまう。
グラードバッハは76分、ルップに代えてムラパを投入しなりふり構わず得点を狙う。終盤はグラードバッハの攻撃をVfBがしのぐ展開となり、シュトランツル、アランゴらがシュートを放つが得点ならず、結局1-2でもったいない敗戦となった。
まあ、こういう試合もあるわな、としかいいようのない試合。完敗という訳でもなく、十分勝機のあった試合だけに何とも残念な結果に終わった。木曜日にはヨーロッパ・リーグのリマソル戦があり、ここはきっちり勝ってグループ・リーグ突破に足がかりを作るとともに、リーグ戦に向けても勢いをつけたいところだが。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「我々は手ごわい敵と戦った。この試合は普通であれば引き分けになっているべきものだった。我々はよく戦い、いくつかのいい局面を作ったが、不運な失点を喫した。しかしそれにもかかわらずチームのパフォーマンスには満足している。この試合に負けたことを受け入れるのは難しい。チームを責めることはできないと思っている。我々はすべてを試みてよく守ったが、この不要の失点を与えてしまった。勝ち点を得るためにはよりしっかり戦わなければならないというだけのことだ」
なお、インタビューによればヤンチュケはふくらはぎの打撲で大事を取って交代したということらしい。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2012年11月17日 22:06
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【Jリーグ第32節】FC東京×神戸
■2012年11月17日(土) 17:00キックオフ
■味の素スタジアム
もともと雨の予報だったが、昼ごろには結構激しい雨が降り出し嵐の予感。いったんは小降りになったものの、味スタに着いた直後くらいからかなり強い雨になり、雨中のゲームとなった。キッズチアの子供たちも雨の中でけなげに踊ってくれた。
東京はかろうじてACLに希望を残しているものの、先に行われた試合で3位の浦和、4位の名古屋がともに勝っており、この試合に勝たないと可能性が消滅してしまう。相手は残留争い渦中の神戸だが、何が何でも勝つしかない試合。前節まで出場停止だった長谷川が先発に復帰、米本がベンチ・スタートとなった。それ以外は前節と同じ布陣。
権田
徳永 チャン 森重 中村
高橋 長谷川
石川 梶山 田邉
ルーカス
試合はキックオフから激しい雨の中。東京はボールをつなぎながらチャンスを窺うが、神戸もしっかりした守備からボールを奪うと素早い攻撃を仕掛ける。東京はポゼッションから攻めきれず、中盤で奪ったボールを石川に展開してショート・カウンター気味に攻める方がむしろ形になっている感がある。
東京が押し気味で試合を進めていたが27分、敵陣で縦に入れたボールをカットされて逆襲を受ける。前線へのパスに対応しきれず左サイドで裏を取られシュートを許す。これがゴール隅に決まり0-1。攻めながらワンチャンスから先制されるいつもの悪癖で自ら試合を難しくしてしまう。
この辺りからピッチには水が浮き始め、ところによっては明らかに水たまりの状態になってくる。特にセンターサークルの辺りからバックスタンド側にかけてはボールが水しぶきを上げて止まるくらいのコンディションで、テンポよくパスをつなぐことが難しくなってくる。
35分、中村に代えて太田がイン。久しぶりの出場になる。中村はケガだったのか。左サイドが機能していないとの判断ならスタートから太田でよかったような気もするが…。東京は前半のうちに追いつくべく攻撃を仕掛けるがピッチ・コンディションは悪化する一方でグラウンダーのパスはリスクが高くなってくる。
前半のアディショナル・タイム、太田が左サイド深くから切れ込み、中央にラストパス。走り込んだ梶山は合わせるだけだったが空振り。軸足に当たったボールは大きく枠を外れてしまう。現場ではどうやってあんな外し方をしたのか分からなかったが、家でテレビを見ていた家族に解説してもらった。今日のポイントになるプレーだった。
雨はハーフタイムも間断なく降り続き、後半開始時には中央部分は完全に水たまり状態に。この状況でどういう判断をするか、変事対応力の問われる試合になってくる。
案の定、ドリブルをしてもボールが走らずボールを置き去りにして敵にさらわれるなどのシーンが続出。東京の方が先に浮き球のパスを多用し始め、ピッチ状態に合わせたサッカーを試みるが、いかんせんボールがどう転がるか分からず、コメディみたいな試合になってくる。
55分、田邉に代えて渡邉を投入。渡辺がボールが止まるピッチでもしっかり緩急をつけてボールをコントロール。何度かチャンスの起点になる。渡邉にこういう特技があるとは知らなかった。
両チームとも予測のできないボールの動きに翻弄され、思い通りのサッカーができない中での激しい消耗戦になる。東京の方がやや押し気味に神戸陣内で試合を進め、何度かゴール前の密集から押し込もうと試みるが、神戸もゴール前には分厚く人を張ってシュートコースを開けてくれない。
76分、梶山に代えてヴチチェヴィッチを投入、勝負をかける。83分、石川のCKにルーカスが頭で合わせ鋭いシュートが枠に飛ぶが敵GKにセーブされる。これも明暗を分けたプレーだった。
神戸は東京陣内のコーナー近くでボールをキープし始める。東京は前線にボールを送り、比較的ボールの走る前線右サイドの石川を使ってチャンスを作ろうとするが、トラップして置き直したボールが止まるなどしてラストパスを供給できず。結局神戸に守りきられ、0-1で痛い敗戦を喫した。
この結果、東京は勝ち点を44から伸ばせず、4位の名古屋との勝ち点差が8となってACLの可能性が完全に消滅した。後半は良し悪しの判断し難い試合で、笑うしかないようなコンディションの中、よく最後まで戦ったと思うが、結局、まだサッカーができていた前半のうちにイージーな失点を許したことが最後まで重荷になったという意味では、またしてもここ最近の轍を踏んだ試合だったと言うべきだろう。
この試合でもポゼッションで崩しきれないときのアイデアとか引き出しの乏しさから、押しながらも得点できなかったことが残念。残り2試合あるが、これは最後まで課題として残ってしまった。ギリギリまでポゼッション、パス・サッカーという形を追求し、それでチャンスを作っても、最後のところでそれを捨てる勇気、泥臭く押し込む力がないと、結局は単調な攻撃になって敵にたやすく守られるだけ。
そのラスト・タイムの判断力、展開力、狡猾さや技術、そしてそれを共有するチームとしての成熟度はまだまだ今季固めきれなかった部分。それを指してポポヴィッチ監督を論難するのはたやすいことだが、二部から昇格した初年に何もかもうまく行くと考える方が安易だろう。
我々の今年のチャレンジは、可能性も見えたがまだまだ足りないものの方が多く、混戦のリーグの中でACLも戦いながら最終的にこの位置にいるのはむしろ善戦と言っていいはずだ。魅力的なサッカーをやりながら強くなるというコンセプトに間違いはないし、そのために前に進んでいる手ごたえはあるはずだ。オフにピンポイントの補強はあるだろうが、このチーム、このスタイルで強くなりたいと僕は思っている。
採点(
採点の見方
):
権田(4) 難しい状況の中での最少失点だが、あれは止められなかったか…。
徳永(4) 止まるピッチでの激しい肉弾戦で本領を発揮。頼りになるアニキ。
チャン(4) 敵FWをしっかり押さえこんで、仕事らしい仕事をさせず。
森重(4) 酷ではあるがボールが止まり始めてからの対処に何度か判断ミスが。
中村(4.5) 交代はケガか。身体は張ったが出入りの激しい戦いに対応遅れる。
長谷川(3.5) 有休暇明けでモチベーション高し。持ち前の戦術眼も発揮。
高橋(4) 前半は随所で冴えを見せたが後半はピッチに対応できず。
石川(4) 前半のうちに決めておきたかった。後半はもっと簡単にやってよかった。
梶山(4) 前半のチャンスには決めたかった。むしろ守備で存在感。
田邉(4.5) 前への推進力を発揮できず。これもいい経験にして欲しい。
ルーカス(4) 身体を張り続けたが結果に結びつかず。打ってよかった。
===
太田(3.5) 可能性を感じさせるクロス多し。太田の復活は大きい。
渡邉(3.5) フィジカル勝負で存在感を発揮。難しいピッチでよく働いた。
ヴチチェヴィッチ(-) 時間短し
優勝もACLも降格もなく、残り2試合はガンバ大阪と仙台。難しい試合だがあとはやりたいサッカーをやるしかないだろう。
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FC東京
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J1リーグ戦
2012年11月12日 22:25
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【ブンデスリーガ第11節】フュルト×グラードバッハ
■2012年11月11日(日) 17:30キックオフ
■Trolli-Arena
ヨーロッパ・リーグの試合から中二日。厳しい日程だがそれは承知でやっているので仕方ない。月曜日未明の1時半キックオフということでリアルタイムでのネット観戦は早々に諦めて就寝。翌朝に結果を確認することにした。
それにしても万年二部のフュルトが一部に昇格してくるとは感無量だ。フュルトは三部にも落ちない代わりに一部にも昇格しない二部の牢名主みたいな存在だとばかり思っていたのに。なにげにクライネとかいるし。
グラードバッハはブラウアースに代わってシュトランツルが先発した他はヨーロッパ・リーグのマルセイユ戦と同じ布陣。
テア・シュテゲン
ヤンチュケ シュトランツル ドミンゲス ヴェント
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
ヘアマン ハンケ
試合は意外にもフュルトがいい入り方をする。開始早々にカウンターからチャンスを作られると、10分には敵FWをヴェントがエリア内で倒しPKを与える。これを決められて0-1と先制を許してしまう。
しかしその直後の12分、ヘアマンが中央を突破しようとしたところを敵DFが倒し非常ブレーキで退場に。グラードバッハは数的優位を得る。22分、ヘアマンがオフサイドラインをかいくぐって裏に抜け出しセンタリング。これにヴェントが頭で合わせグラードバッハが1-1と同点に追いつく。
これで落ち着いたか、グラードバッハの攻撃はトーン・ダウン。再びフュルトがボールを支配する。43分、カウンターから失点し1-2と再びリードを奪われる。ビハインドを背負ったまま前半を終えた。
後半開始早々の51分、ノードファイトのCKをハンケが頭で伸ばし、ファーでシュトランツルが合わせて2-2の同点に。さらに57分にはハンケから右サイドのルップにボールが渡り、ルップのセンタリングにファーのヘアマンが頭で合わせて3-2と逆転。
グラードバッハは数的優位もありボールを支配して時計を進める。66分、ヘアマンに代えてムラパを、79分、ハンケに代えてデ・カマルゴを、さらには86分、アランゴを下げてシャカを投入し試合をクローズしに行く。
アディショナル・タイムにはムラパのクロスに敵DFがエリア内でハンドの反則を犯しPKを得る。これをマルクスが決め4-2と試合を決めた。
グラードバッハはこれで11試合を終えて勝ち点16の8位。1試合あたりの勝ち点は1.45まで回復した。まだまだシーズン当初に見込んだようにチームが機能している訳ではないが、それなりに形はできてきたということか。シーズンの3分の1を終えてこの位置は満足はできないものの一応及第点。4位との勝ち点差は3であり、しっかり上に食らいついて行って欲しい。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「フュルトは非常にやりにくい相手だ。ここで勝つのは大事なことで、それははっきりしている。0-1となった後、我々は非常にしっかり反応したが、1-1にしてから何もかもやろうとしてしまい我慢ができなかった。後半はできるだけ早く同点にしたかった。最終的にここで勝つことができたのは妥当な結果だった。ブンデスリーガでアウェイ2連勝は非常に前向きなことだ」
次節は土曜日にホームでVfBと。それにしても14日に代表戦があるのに日曜日と土曜日にリーグ戦を入れるDFBはエラいなあ。
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ブンデスリーガ
2012年11月10日 11:07
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【UEL第4節】マルセイユ×グラードバッハ
■2012年11月6日(木) 19:00キックオフ
■Velodrome
日本時間夜中の3時キックオフということで深い眠りについていた。スカパーもやってくれないし。朝、起きて結果のみ確認のパターンで。
グラードバッハはヤンチュケが右SBに復帰、シュトランツルがベンチとなった。またトップにはデ・カマルゴに代わってハンケが先発した。
テア・シュテゲン
ヤンチュケ ブラウアース ドミンゲス ヴェント
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
ヘアマン ハンケ
試合はホームのマルセイユが主導権を握る立ち上がり。グラードバッハは自陣で守りを固め、ボールを奪えば早い攻守の切り替えからカウンターを狙う戦術に。マルセイユの攻撃を受ける時間が続くが、20分、敵陣深くでアランゴが敵MFからボールを奪うとこれをハンケにパス。ハンケが流し込んでグラードバッハが1-0と先制した。
その後もマルセイユが攻撃を仕掛けるがグラードバッハはこれをしのぎ、双方チャンスを作りながら前半をグラードバッハのリードで折り返す。
後半開始早々の54分、CKを直接決められて同点に。意気上がるマルセイユは攻撃の圧力を強める。67分、敵のスローインからのボールをブラウアースが処理しきれず、こぼれたところを敵に拾われてそのまま決められ逆転を許す。このままではグループ・リーグ突破がかなり難しくなってしまう。
ファヴレ監督は71分、ヘアマンに代えてムラパを、さらに74分にはハンケとマルクスを下げてデ・カマルゴとシャカを投入、フレッシュな戦力で巻き返しを狙う。しかしその後も局面は一進一退で、82分にはムラパが絶好機を外すなどゴールが遠い。
敗色濃厚だったアディショナル・タイム、スローインからルップが敵DFの裏にセンタリングするとアランゴがこれに合わせてゴール。グラードバッハが土壇場で同点に追いつき貴重な勝ち点1を得た。
グループ・リーグでは勝ち点で並んだ場合、得失点差よりも当該チーム間の直接対決の結果が優先される。グラードバッハはこの試合の結果、ホームで2-0、アウェイで2-2とマルセイユを上回りこの点で決定的に有利になった。次節、ホームでのリマソル戦に手堅く勝ち、最終戦のアウェイでのイスタンブール戦で何とか勝ち点を得られればグループ・リーグ突破の目は十分にある。
この日もアランゴ頼みの感は否めないが、引き分けとはいえ重要な結果を出したことを評価したい。この勢いでリーグ戦も勝ち点を積み上げたいところだが…。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「非常に気持ちのこもった熱い試合になった。先制するべくして先制したが、後半はとにかくボール・ロストが多すぎた。マルセイユはそこでより圧力をかけ、同点にされてしまった。その後はもちろん彼らは楽観的になり調子に乗せてしまった。我々はその後もボール・ロストが多すぎ、リードを許す結果になった。しかし我々は1-2となった後もしっかり反応し、前を向いてプレーしてくれた。我々にはたくさんのチャンスがあったがはっきりしたゴールのチャンスはなく、我々がもう少しうまくプレーできていれば100%のチャンスだっただろうにと思われるシーンもなかった。幸運なことにジュアンが最後に同点にしてくれた。これはチームにとって非常にポジティヴなことだ。マルセイユでビハインドから追いついたのは大きいが、勝つことまでは残念ながらできなかった」
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UEL
2012年11月08日 00:13
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【Jリーグ第31節】名古屋×FC東京
■2012年11月7日(水) 19:00キックオフ
■名古屋市瑞穂陸上競技場
平日の夜のアウェイということで初めからスカパー観戦確定。録画セットして出かけたのはよかったが、追っかけ再生で見ようと7時15分頃に帰宅すると家人がCSフジNEXTでフットサル・ワールドカップとかを見ていてひっくり返った。あわててチャンネルを185に切り替えたが最初の15分は録画し損ねた。
思えば日中「CSフジNEXTってうちで見られるの?」とメールが来て「見られるよ」と返信したときに気がつくべきだったのだ。「見られるけど今夜は7時から東京の試合だからダメだよ」とでも返信しておけばよかったのだ。「東京の試合は録画してあるので大丈夫だと思った」とのことで、スカパーのチューナは1チャンネルしかないとかそういうことはまったく理解されていなかったようだ…。
東京はケガ人が続々と復帰し、太田がベンチ入りしたが先発は前節と変わらず。
権田
徳永 チャン 森重 中村
米本 高橋
石川 梶山 田邉
ルーカス
録画を再生したら案の定14分からのスタート。幸いにもまだどちらにも得点はないようだ。見ていると東京がボールを支配し敵陣でパスを回しながらチャンスを窺う展開。解説の口ぶりからはおそらく序盤からこういう感じだったのだろう。中央にぽっかりスペースが空くこともあり梶山にいい感じでくさびも通っているようだが、その先は名古屋にうまく守られてフィニッシュの形が作れない。
すると30分、右サイドからのCKにファーで押し込まれ失点。権田が目測を誤ったかボールに頭の上を越されて触れず、ファーでは森重が敵FWのマークを外してきれいに前に入られた。高さ負けした訳でもなくミスと言ってもいいアクシデンタルな失点で0-1と先制されてしまう。地力のあるチームを相手に重い失点である。
東京はそれでも下を向くことなくパスをつないで敵陣に攻め上がるが、名古屋の守備も堅くラストパスが入らないので決定機を作り出せない。最後の二手くらい手前でボールを失うことが多く、往復の激しい落ち着かない展開になるが、互いに決め手のないまま0-1で前半を終える。
後半開始早々には田邉が敵DFに当たって裏にこぼれたボールに詰めるが角度なくサイドネット。直後には米本が田邉の落としたボールにミドルを拾って放つがこれも枠外。東京がアグレッシブに後半に入るが崩しきれず攻撃は単発に終わる。その後も東京が積極的に仕掛けるもののフィニッシュまで持ち込めずカウンターを浴びるパターンが続く。
62分、梶山に代えてヴチチェヴィッチを投入、打開を図る。田邉をトップ下にスライドするが、梶山が抜けたことでボールの預けどころがなくなりタメが効かなくなる。引いた敵の前ではパスが回るものの、失点までは結構打ち込めていたクリティカルなくさびが通せず敵の守備網を撹乱することができない。
76分、石川に代えて河野を投入。河野、ヴチチェヴィッチが仕掛けるもののその先の展開がなくボールを失うことが多い。80分、田邉に代えて羽生を投入。86分、ヴチチェヴィッチが左から切れ込んでシュート。敵DFにブロックされてこぼれたボールを拾って再びシュートを放つがこれもブロックされ、そのボールを拾って放った3本目のシュートはいい軌道で枠に飛んだものの敵GKにセーブされる。
結局最後まで打開できないままタイム・アップ。0-1で痛い敗戦を喫した。
メンバーも揃い、パス回しから縦に当ててトリガーを引くという攻撃の形はできていたが、そこから最後の守備を崩しに行くアイデアが見られなかった。前節の試合ならともかく、このレベルだと最後はやはりワンツーや敢えてドリブルで仕掛けるなど敵のバランスを崩す動きが必要で、最後の最後にポゼッションを捨ててゴールに向かうシフト・チェンジみたいなものがまだまだ足りないということを露呈した試合。
シュート数16-6、ポゼッション53-47と優勢である一方、CKがわずか2本というのは、ボールを支配しシュートは放ちながらも本当に敵の脅威となるクリティカルなフィニッシュができていなかったと解釈すべきだろう。
試合そのものはセットプレーからの失点に泣いた形だが、失点を云々するよりも無得点に終わったことの方を深刻に受け止めるべき。残り3試合、そしてまた来季に向けて、我々が何をするべきか浮き彫りになったのではないだろうか。
我々は昇格クラブであり、チャレンジのつもりで今季を戦ってきたはずだ。やりたいことは明らかになっていると思うが、実際にはまだそこまで距離が残っていることを僕たちは認識しなければならない。謙虚に自分たちの現在地を見つめ直し、シーズン初めに思い描いたものとのギャップを確認して検証するべき時期だ。
幸いにも3位の浦和が負けたので3位までの勝ち点差は5のまま。残り3試合でこれをひっくり返すのは不可能ではないが、3位までの間に5チームあること(つまり6チームをごぼう抜きにしなければならないこと)も考え合わせると、今日の敗戦でACLは大きく遠のいたと言わざるを得ないだろう。
一方で逆に残留も確定した。昇格初年に残留を果たしたことは素直に評価したい。残り3試合でどこまで行けるか、チャレンジャーである我々には失うものも恐れるものもないはずで、今季の集大成を見せて欲しい。
採点(
採点の見方
):
権田(4) 失点は目測ミス。ビッグセーブもあっただけにもったいなかった。
徳永(3) 貫録を示す守備で敵の俊足FWを封殺。攻守ともに安定感あり。
チャン(4) アグレッシブな守備で存在感を示す。おとなしい東京には貴重。
森重(4.5) 敵の攻撃は抑えたが失点シーンではマークを離してしまった。
中村(5) 持ち上がった後の攻撃の選択肢が致命的にプア。可能性を感じない。
米本(3.5) 必死に足を伸ばし続け敵の攻撃の芽を摘み続けた。
高橋(3.5) クレバーかつタフなプレーでザックの寵愛の理由を見せつけた。
石川(4) いい形は作ったものの分厚い敵の守りには切り込めず。
梶山(3.5) 絶妙のポジショニングで時空を操ったが早い交替で残念。
田邉(4) まだまだムラが多い。持ちすぎでチャンスをつぶすことも。
ルーカス(4) 今日も献身的にボールを引き出し続けたが不発に終わった。
===
ヴチチェヴィッチ(4) 3連シュートは圧巻だったが決まらず。
河野(4) 敵の巨大DFとのマッチアップは笑えた。可能性を感じさせる動き。
羽生(-) 時間短し。そこにいるだけでいい。
あと3試合、全部勝つしかないでしょ。
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FC東京
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J1リーグ戦
2012年11月04日 16:20
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【ブンデスリーガ第10節】グラードバッハ×フライブルク
■2012年11月3日(土) 15:30キックオフ
■stadion im Borussia-Park
久しぶりにノーマルな土曜日開催だが、対戦相手に日本人選手がいないのではCSフジテレビでの中継は望めない。ドイツのサマータイムも終わったので日本時間では11時半キックオフ。動画チャンネルを探して見ていたが、途中で映らなくなってしまい、ウェブ・ラジオに切り替えた。
グラードバッハはデムスが腹筋を痛めたとかで欠場。ヴェントが左SBで初先発を果たした。それ以外は水曜日のポカールと同じ布陣。ヤンチュケはベンチには戻っているようだ。
テア・シュテゲン
シュトランツル ブラウアース ドミンゲス ヴェント
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
ヘアマン デ・カマルゴ
試合はグラードバッハが主導権を握って始まる。慎重にパスを回しながら緩急をつけて裏を狙い、ヘアマンが何度かいい位置でボールを受けるが決めきれず。一方フライブルクも次第にエンジンがかかりチャンスも作るが、グラードバッハの守備も集中しており得点を許さない。中盤でボールを奪い合う展開となりどちらも決定的な形にまで持って行けない展開に。
35分にはアランゴのCKにドミンゲスがサイドボレーで合わせるが敵GKがセーブ。動画が切れたのはこの辺だったか…。結局スペクタクルに欠ける試合となりスコアレスのままで前半を終える。ヘアマンの突破とアランゴのセットプレー以外にはあまり期待のできるシーンなし。特にデ・カマルゴは消えており、これならハンケの先発でいいのではなかったかと…。
とか何とか思ってたら、後半が始まってすぐにウェブ・ラジオから「トア〜!!」の声。何事かと思ってPCの前に戻るとデ・カマルゴがゴールを決めたのだった。マルクスからパスを受けたヴェントが左サイドを駆け上がり中央に折り返し。これをデ・カマルゴが流し込んでグラードバッハが1-0と貴重な先制点を挙げた。
グラードバッハはその後も55分、65分とルップが絶好機を迎えるがともに枠に入れることができず逸機。ウェブ・ラジオは「ほとんど2-0でした」と絶叫していたが、まあ、これが決まってればということだな、結果論的に言えば。ビハインドを背負って前がかりになるフライブルクに対して、カウンターを狙うグラードバッハという展開になる。
73分、グラードバッハはヘアマンとデ・カマルゴを下げてハンケとムラパを投入、試合を決めに行く。しかし、76分、敵DFがペナルティ・エリアに侵入、これをアランゴが倒してしまいPKを与える。これを決められ1-1の同点に。もったいない失点だ。その後はオープンな展開になり双方にチャンスがあったが決められず。
84分、ファヴレ監督が主審から退席を命じられる。後のインタビューから考えればPKをもらい損ねたシーンだったのだろうか。動画もなくよく分からないが、指で目を示し「よく見ろよ」的なジェスチャーをしたらしい。結局1-1のまま試合終了。グラードバッハの目から見れば無用のPKで勝ち点2を失った試合だった。
ここで勝てればという試合で、うまい具合に先制点を挙げることまではできたが、PKでの失点は痛かった。あと一段の決め手のようなものがなく、もどかしいところで何とか日々を食いつないでいるという感じ。1試合あたりの勝ち点は1.3で、これでは中位以下が落ち着きどころになってしまう。
10位という今現在の順位はそれほど気にする必要もないし、4位との勝ち点差は3なのでウィンター・ブレイクまでにいいポジションを確保できる可能性はまだまだ十分見込めるが、そのためにはアランゴ以外の得点パターンをあとひとつかふたつ作りたい。焦る必要はないが、せめて順位表の上半分にいたい。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「フライブルクはまず最初の20分を大変よく戦った。我々は後半になってようやくよくなり、動きも出てきたと思う。我々はより高い位置で戦えるようになり、それでいくつかゴールのチャンスを作り出すことができた。そこからうまく先制もできたが、さらにそこから2点を積み重ねることのできた次のチャンスを生かすことが残念ながらできなかった。しかし、はっきり言っておかなければならないことは、我々がボールを奪った後であまりにボールを失いすぎたということだ。ボールを失うのがあまりに早すぎる。結局最後は守るのが大変難しくなり、1-1にされてしまった。主審は、大変厳しい判定でPKを与えることもできたと言っていたが、いずれにしても我々は主審の判断を受け入れるしかないし、それはもう終わったことで変えることはできないのだ」
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ブンデスリーガ
2012年11月02日 23:11
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【DFBポカール2回戦】デュッセルドルフ×グラードバッハ
■2012年10月31日(水) 20:30キックオフ
■Esprit-Arena
夜8時半キックオフとかうらやましい。日本でもこれくらいの時間に例えば国立だったら仕事終わってから結構余裕持って見に行けるんだけどな。朝起きてツイッターを確認したらまだ試合やってた。グラードバッハはハノーファー戦と同じ布陣でスタート。
テア・シュテゲン
シュトランツル ブラウアース ドミンゲス デムス
ルップ ノードファイト マルクス アランゴ
ヘアマン デ・カマルゴ
試合はグラードバッハの攻勢で始まる。立ち上がり、アランゴのCKから続けてチャンスを作って試合を支配。その後も10分にデ・カマルゴがヘアマンのスルー・パスに抜け出すがシュートは枠外に。16分、マルクスのミドルは敵GKにセーブされる。21分にはヘアマンが独走するがやはりGKに防がれる。敵陣を中心に試合を進める。
だが、逸機が続いてやや攻め疲れるとデュッセルドルフが次第に前に出始める。前半の残り15分ではデュッセルドルフにいくつかチャンスを作られるがテア・シュテゲンのセーブもあって得点を許さない。45分にはアランゴが敵GKと一対一になるがGKにセーブされる。結局スコアレスのまま前半を終了。
後半はデュッセルドルフが攻勢に出る。グラードバッハは勢いを失って攻撃の形が作れなくなってくる。だがデュッセルドルフも攻めきれず、試合は次第に停滞する。72分、グラードバッハはマルクスとデ・カマルゴに代えてシャカとハンケを投入。これで息を吹き返したグラードバッハは再び前がかりに仕掛けるが得点できず。
83分、アランゴがエリア内で敵を倒したとしてPKを献上。僕はこの辺で起きてきてツイッターを見るなりPKとかってあり得ないだろと思ったが、このPKはテア・シュテゲンがキャッチ。絶体絶命のピンチを脱する。86分、ヘアマンに代えてムラパを投入。試合は双方が譲らぬままスコアレスで90分を終え、延長へ。
延長戦は互いにリスクを極力回避し慎重な戦いとなる。だが97分、敵FWのドリブルからミドルを突き刺され痛恨の失点。グラードバッハは何とか同点にしようと試み得点機を作るが敵GKの好守もあって得点できず。結局0-1でDFBポカール敗退が決まった。
まあ、どれだけチャンスを作り、延長まで粘ったところで1点も取れなければ勝てないというのは物の道理。PKで勝つような試合ではなく、取るべきところでしっかり決められなかったのが敗因だろう。ロイスがいれば、という試合だったのかもしれない。kickerはアランゴに評点2.5を付けており、好調ぶりが窺える。もうアランゴについて行くしかない。
ルツィアン・ファヴレ監督談話:
「私はチームのパフォーマンスには満足している。我々は不運で、内容に見合わない敗戦を喫した。前半にはたくさんの明快なゴールのチャンスがあった。後半は我々にとってはより難しかった。しかしリードを許した後でも我々には追いつくチャンスがあった。我々は大変がっかりしているが、サッカーというのはまさにそういうものなのだ」
「Aber so ist der Fussball eben」とファヴレ監督は言っている。この「eben」というのが何ともいえずいい。
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