フットボール・クレイジー
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2015年01月29日 00:05
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【FC東京】2015年新チーム・プレビュー(3) CB編
CBは加賀が浦和に移籍したが、丸山が湘南への期限付移籍から復帰した他、札幌から奈良を期限付移籍で獲得、顔ぶれとしては十分なメンバーが揃ったと言っていい。
まず森重はレギュラーとして固く見込んでいいだろう。代表でもレギュラーに定着し、フットボール選手としては働き盛り。軽いパス出しで敵に引っかけられるシーンもないではないし、昨季はフィードの正確さに首をひねるシーンもいくつかはあったが、DFラインの要であるだけでなくチームの核であることは間違いない。
森重がベストの状態で働ける今がタイトルの狙い時だ。今季も代表とのかけもちになると思うが、守備に価値を付け加えることのできる現代型DFのお手本として、東京の若いDFたちの成長にも力を貸して欲しい。活躍を期待している。
森重のパートナーとしてまず考えるのは吉本だろう。昨季、ケガから復帰してポジションを奪取。身体を張ってすべてのシュート・コースを消す「全消し」の語を流行させる大活躍を見せた。決して足許が上手いとか、フィードが巧みという訳ではないが、泥臭くしつこく最後までボールに食らいつく守備は高く評価すべきだ。
チャレンジ&カバーというか違うタイプの組み合わせという意味でも森重との相性がよく、今季も森重のパートナーの第一候補だと考えていい。期待される分、昨季より明らかに荷は重く、真価を問われるシーズンになる。後述のとおり実力派のライバルが揃っておりレギュラーの座は決して安泰ではないが、それも前向きに考えられる苦労人だ。
カニーニもDFとしての能力は高いと思うが、おそらくは移籍期限の切れる7月初には退団してイタリアに帰ることになるのではないか。吉本とポジションを争うとともに、森重の代表招集やカップ戦のターン・オーバーなどで出場機会をつかみ、移籍期限の延長が取り沙汰されるようになって欲しい。
今季、期待しているのはまず丸山だ。湘南ではシーズンを通してレギュラーで活躍、湘南の圧倒的な優勝、一部昇格に大きく貢献した。湘南に残る選択肢を蹴って東京に復帰した背景にはやはりここで試合に出たいという切実な気持ちがあるはず。強さと上手さを兼ね備えた現代型のDFであり、しっかり出場機会をつかんで欲しい。
札幌から獲得した奈良も楽しみな選手。札幌ではここ2シーズン不動のレギュラーとしてポジションを守ってきた他、昨年はU21代表に選ばれるなど、実力は確かな若手。競争は厳しいが、是非公式戦でプレーを見てみたい。
基本的には2つのポジションのうち一つが森重で、残る一つを吉本、丸山、奈良が争うということだと思うが、前述の通り森重の代表招集、カップ戦や連戦時のターン・オーバーなどで出場機会が巡ってくる可能性は常にある他、CBが充実していれば3バック対応や、森重をアンカーに上げるなど戦術面でも自由度が広がる。
丸山はユーティリティ性がありSBなどもできそうだし、逆に熊本から復帰した橋本はMF登録だが熊本ではCBでレギュラーをつかんでいた。高橋ももともとCBだし、このポジションに関しては多士済々。競争がチームに好影響を与え、シーズンを戦い抜くしっかりした基盤になって欲しい。
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FC東京
2015年01月25日 11:15
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【FC東京】2015年新チーム・プレビュー(2) SB編
2 徳永 悠平
6 太田 宏介
25 小川 諒也
50 松田 陸
SBは、2014年シーズン・レビューの際に「今季のパフォーマンスからは来季の契約自体が微妙にも思える」と書いた椋原が結局C大阪に移籍、一方で流経大柏高校から小川を新たに獲得した。
椋原は城福、大熊監督の下でチームを支えたが、その後は出場機会を失い、C大阪への期限付移籍など、力を出せる場を探したが奏功しなかった。昨季もカップ戦のみの出場にとどまり、今季は新天地で再起を期すことになった。廣永、大竹らと合わせ、同期でユースから昇格した選手が誰もいなくなるのは寂しいが、もともと守備においては実力のある選手であり、活躍を期待したい。
来季の布陣を考えれば、今季も右に徳永、左に太田というレギュラーは不動だと思うが、徳永は昨季、4試合で途中交代で退くなど、地殻変動が起き始めていることを感じさせる起用もあった。対人の強さ、戦術理解、技術など、代えの効かない選手であることは間違いないが、激しいアップ・ダウンを要求されるポジションであることを考えれば、必ずしも右SBが徳永一択とは限らない。
昨季はスピードのある敵のサイド・アタッカーに競り負けるシーンも何度かあった。まだまだ本来の身体の強さや経験でカバーできるとは思うが、カップ戦などで日程のキツい時期などにはターン・オーバーも十分考えられる。
そこで期待されるのは松田だろう。既にリーグ戦デビュー、初得点も挙げており、クラブの期待の大きさを感じさせる。SBの貴重なバック・アッパーであり、かつて特別指定だった徳永が加地からポジションを奪ったような活躍も夢ではない。カップ戦でのターン・オーバーなどで出場機会も増えることが考えられる。しっかりアピールして次代の東京を担う核の一人になって欲しい。
左SBの太田は盤石か。昨季は右かかと痛に悩まされたが、コンディションはどうなのか心配だ。代表にも選ばれ、選手として脂の乗った時期だとは思うが、まずはしっかりフィットして欲しい。今季は平山が前線に戻り、太田のクロスが生きるシーンも増えるだろう。攻撃参加、FKと太田にかかる期待は守備だけではなく大きい。
一方で、昨季は太田が上がった裏のスペースを使われるシーンも多かった。フィッカデンティ監督の下で、攻撃参加と本来の守備のバランスを模索するという難問には今季もしっかり取り組まねばならない。「最終進化形」への脱皮が期待されるシーズンになる。
問題は左SBのバック・アッパー。新加入の小川は正確なプレース・キックに強みを持つ選手で、攻撃力も兼ね備え、高校選手権でも活躍したが、いかんせん高卒プロ1年目でどこまでやれるかは未知数。今季即戦力として、太田の代表招集や不慮の欠場の穴を埋められるかは微妙である。
場合によっては右を松田に任せて徳永を左に回す、丸山あたりをSBに起用するという選択肢も考えられるか。左右それぞれにバック・アッパーは用意しているとはいうものの、主力に故障があったときの備えにはやや不安が残る。小川に期待したい。
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FC東京
2015年01月20日 23:58
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【FC東京】2015年新チーム・プレビュー(1) GK編
1 権田 修一
13 榎本 達也
31 圍 謙太朗
GKには大きな変動があった。数少ないクラブ生え抜きのベテラン塩田が大宮に移籍、廣永も広島に移籍して、一時は圍も海外挑戦の報道があっていったいどうなるのかと思った。最終的には圍は残留、甲府の荻に復帰のオファーを出したとの報道もあったがこれは実現せず、元横浜のベテラン榎本をトライアウトで契約、結局3人態勢で行くことになったようだ。
まず、東京を離れる選手の話をすれば、塩田の移籍は残念だが、プロである以上出場機会を求めて身の振り方を自ら判断するのは当然だ。小平での挨拶ではクラブを去る万感胸に迫り涙をこらえきれない塩田の姿に全米が泣いた的な様子だったようだが(「魂」で見た)、東京にとってはそれだけ重要な選手。
これまで試合出場はもちろん、控えでいる間も精神的支柱として大きな貢献があった。権田の成長、活躍は、塩田がベンチに控えているという盤石の態勢があればこそ。土肥から受け継いだ東京の1番にふさわしい選手だった。サポとしてはもちろんずっと東京にいて欲しかったが、その決断は尊重したい。大宮での活躍を期待する。
廣永の移籍も難しい決断だったと思う。ユースからの生え抜きだがトップでは出場機会なく、三度の期限付移籍を経ても権田、塩田に次ぐサードGKに甘んじてきた。圍の追い上げも予想され、本人としてはいろいろと考えがあったことだろう。
塩田がいなくなるのなら残ってブレイク・スルーを目指す手もあったと思うが、東京から出て勝負するというプロとしての判断はおかしくない。試合で見たかったが広島で出場機会をつかめることを期待している。
残ったのは権田、圍、そして新加入の榎本。来季の東京のゴールを守るのはやはりまず権田ということになる。一対一でのリフレクションなど天性の資質は健在。しかし、昨季は確保したボールを大きく出すことが多く、足許やフィードの正確さなどが生かされていないようにも思った。代表でも競争が激しくなり、今回のアジアカップでは選に漏れている。
後ろをしっかり固めてくれていた塩田を失い、榎本がいるとはいうものの権田の双肩にかかる責任はグッと重くなった。年齢的にも中堅となり、チームを鼓舞する役割も今まで以上に期待されるだろう。
代表も若手枠で「連れて行ってもらう」のではなく、明確に正GKの座を争うのでなければならないし、そのためにはまず代表に選ばれるだけの何かを見せなければならない。権田が「若手のホープ」から、名実ともに「日本を代表するGK」に脱皮できるか、今季は真価を問われるシーズンになるはずだ。
セカンドGKは榎本になるだろうが、榎本の獲得はいい補強だった。ベテランとしてチームを支え、若手に範を垂れることができる十分な経験と実力を持っている。トライアウトからの獲得ということで榎本本人も期するものがあるはずだ。権田が調子を落としたり、代表招集があれば榎本にも十分出場機会はあり得る。楽しみにしている。
圍はこれからだが、大学時代に実績のあるGK。榎本がいる間にしっかり力をつけ、2シーズン、3シーズン先に権田からポジションを奪い取るくらいの成長を期待している。GKが減ったのでベンチ入りや試合出場のチャンスが回ってくる現実的な可能性が出てきた。大事に育てたい。
気鋭の正GK、ベテランのバック・アッパー、将来を嘱望された若手と、編成のバランスはいいし実力的にも心配はない。繰り返しになるが、今季は、塩田がいない中で権田が一段階上に行けるかを注目している。権田が成長して再び代表に呼ばれ、そのおかげで榎本や圍にもチャンスが巡ってくるというシーズンになって欲しい。
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FC東京
2015年01月17日 11:24
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【FC東京】2015年編成について(4)
新チーム始動ということで、今季の編成が正式に発表された。
これに先立って、一昨日にエドゥの韓国への移籍、昨日には幸野の千葉からの復帰も発表されている。特に去就の発表のなかったカニーニは新チームに入っており、もともと7月初まで移籍期限を残していることもあって残留ということでいいのだろう。
気になる背番号では権田が20から1に、平山が13から9に変更、また湘南から復帰する丸山が、期限付移籍前の16ではなく5になった。
僕としては、13は平山の番号というイメージが固定しているのでそのままでいて欲しかったが、9を引き継ぐという意志の表れと理解するべきか。あと、吉本に平松の15を引き継いで欲しかったし、5は丸山も悪くないが松田につけさせてやりたいとも思う。
新加入の選手では移籍の榎本が13、前田が20、奈良が33。新人は佐々木が24、小川が25となった。
おもな番号では11、15、16、21、26あたりが空き番のままで、30番台にも空き番があるが、野澤、橋本、中島らの「前詰め」はなかったようだ。
これまでの経験からはキャンプ入りしてからの補充も十分あり得るので、特に外国人枠を使った追加の補強はまだまだ可能性はあると思っているし(11が空き番なのが示唆的)、平岡や野澤あたりは出場機会の見込めるクラブに期限付移籍も考えられると思うが、まずはこの体制でキャンプ・インするということなのだろう。
併せて、
セカンド・ユニのデザイン
もお披露目になった。白地に鉄紺色の横縞が3本、グラデーションで入っている。ユニは今季からアンブロになっているが、これまでにないコンセプトで斬新。まあ、買うのはファーストだけど。番号はこれから悩む。
【新人】
DF 25 小川 諒也 [流経大柏高]
MF 24 佐々木 渉 [FC東京U-18]
【移籍加入】
GK 13 榎本 達也 [栃木]
DF 5 丸山 祐市 [湘南(移籍期限満了)]
DF 33 奈良 竜樹 [札幌(期限付移籍)]
MF 28 幸野 志有人 [千葉(移籍期限満了)]
MF 37 橋本 拳人 [熊本(移籍期限満了)]
FW 23 林 容平 [岡山(移籍期限満了)]
FW 20 前田 遼一 [磐田]
【契約更新】
GK 1 権田 修一
GK 31 圍 謙太朗
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 6 太田 宏介
DF 29 吉本 一謙
DF 30 カニーニ
DF 50 松田 陸
MF 4 高橋 秀人
MF 7 米本 拓司
MF 8 三田 啓貴
MF 10 梶山 陽平
MF 14 武藤 嘉紀
MF 17 河野 広貴
MF 18 石川 直宏
MF 19 平岡 翼
MF 22 羽生 直剛
MF 34 野澤 英之
MF 38 東 慶悟
MF 39 中島 翔哉
FW 13 平山 相太
【移籍退団】
DF 加賀 健一 [浦和]
GK 廣永 遼太郎 [広島]
GK 塩田 仁史 [大宮]
FW 渡邉 千真 [神戸]
DF 椋原 健太 [C大阪]
FW エドゥ― [全北(韓国)]
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FC東京
2015年01月14日 21:50
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【FC東京】2015年編成について(3)
編成については新しい情報はないが、ネット上にフライングでアップされた公式サイトの予定稿で新シーズンのメンバー表が掲載されていたらしいが、そにエドゥの名前がなかったことから、やはりエドゥは移籍ではないかと噂されているようだ。経緯からするとそこそこ信憑性のありそうな話で、もしそうだとすれば残念だ。
また、このメンバー表には新シーズンの背番号も掲載されていたようで、それによれば以下のようになるらしい。
権田 20→1
平山 13→9
前田 20
榎本 21
小川 24
佐々木 25
奈良 33
5、13、15あたりは現在のところ空き番のようだ。
また、開幕戦の対戦カードが発表された。東京は3月7日の開幕戦をアウェイで大阪と戦う。翌週14日がホーム開幕戦で横浜と。いきなり三冠の大阪とアウェイで当たるとはなかなかスリリングな組み合わせ。勝ちたい。キックオフ時刻は未発表。
このあとの日程は以下の通り。
1月17日 新チーム始動
1月22日 試合日程発表
2月22日 FC東京祭(六本木ヒルズアリーナ)
キャンプは沖縄、宮崎、福岡と3次にわたって行われるようだ。例年、チーム始動日に新体制発表会があるので、今年もおそらく17日に陣容と背番号などがリリースされるのだろうと思う。エドゥの去就が気になる…
【新人】
DF 小川 諒也 [流経大柏高]
MF 佐々木 渉 [FC東京U-18]
【移籍加入】
GK 榎本 達也 [栃木]
DF 丸山 祐市 [湘南(移籍期限満了)]
DF 奈良 竜樹 [札幌(期限付移籍)]
MF 橋本 拳人 [熊本(移籍期限満了)]
FW 林 容平 [岡山(移籍期限満了)]
FW 前田 遼一 [磐田]
【契約更新】
GK 20 権田 修一
GK 31 圍 謙太朗
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 6 太田 宏介
DF 29 吉本 一謙
DF 50 松田 陸
MF 4 高橋 秀人
MF 7 米本 拓司
MF 8 三田 啓貴
MF 10 梶山 陽平
MF 14 武藤 嘉紀
MF 17 河野 広貴
MF 18 石川 直宏
MF 19 平岡 翼
MF 22 羽生 直剛
MF 34 野澤 英之
MF 38 東 慶悟
MF 39 中島 翔哉
FW 13 平山 相太
【移籍退団】
DF 加賀 健一 [浦和]
GK 廣永 遼太郎 [広島]
GK 塩田 仁史 [大宮]
FW 渡邉 千真 [神戸]
DF 椋原 健太 [C大阪]
【動静未発表】
DF 30 カニーニ
MF 28 幸野 志有人 [千葉に期限付移籍中]
FW 11 エドゥー
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FC東京
2015年01月09日 22:51
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【FC東京】2015年編成について(2)
元横浜のGK榎本を獲得。さらに高橋、三田、羽生の契約更新が発表された。これでほぼチームの骨格は固まったと言っていいだろう。あとはどれだけの上積みができるか。
【新人】
DF 小川 諒也 [流経大柏高]
MF 佐々木 渉 [FC東京U-18]
【移籍加入】
GK 榎本 達也 [栃木]
DF 丸山 祐市 [湘南(移籍期限満了)]
DF 奈良 竜樹 [札幌(期限付移籍)]
MF 橋本 拳人 [熊本(移籍期限満了)]
FW 林 容平 [岡山(移籍期限満了)]
FW 前田 遼一 [磐田]
【契約更新】
GK 20 権田 修一
GK 31 圍 謙太朗
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 6 太田 宏介
DF 29 吉本 一謙
DF 50 松田 陸
MF 4 高橋 秀人
MF 7 米本 拓司
MF 8 三田 啓貴
MF 10 梶山 陽平
MF 14 武藤 嘉紀
MF 17 河野 広貴
MF 18 石川 直宏
MF 19 平岡 翼
MF 22 羽生 直剛
MF 34 野澤 英之
MF 38 東 慶悟
MF 39 中島 翔哉
FW 13 平山 相太
【移籍退団】
DF 加賀 健一 [浦和]
GK 廣永 遼太郎 [広島]
GK 塩田 仁史 [大宮]
FW 渡邉 千真 [神戸]
DF 椋原 健太 [C大阪]
【動静未発表】
DF 30 カニーニ
MF 28 幸野 志有人 [千葉に期限付移籍中]
FW 11 エドゥー
カニーニは7月初まで移籍期限があるので残留だろう。あとはエドゥの去就のみ。
榎本はトライ・アウトからの契約らしいが、的確な補強。まあ、オレたちが「ここ、補強ポイントだろ」と思うようなところは当然クラブも考えてるということだな。カボレの穴みたいに分かってても資金的にどうしようもないときもあるけど。
東京はここ数年、J2転落以降毎年しっかりとした強化をしていると思う。あとはエドゥの去就と外国人枠、アジア枠の活用が関心事だな。
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FC東京
2015年01月07日 22:26
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【FC東京】2015年編成について(1)
移籍のニュースがいくつか発表されている。ここまでの状況を取りまとめておこう。
【新人】
DF 小川 諒也 [流経大柏高]
MF 佐々木 渉 [FC東京U-18]
【移籍加入】
DF 丸山 祐市 [湘南(移籍期限満了)]
DF 奈良 竜樹 [札幌(期限付移籍)]
MF 橋本 拳人 [熊本(移籍期限満了)]
FW 林 容平 [岡山(移籍期限満了)]
FW 前田 遼一 [磐田]
【契約更新】
GK 20 権田 修一
GK 31 圍 謙太朗
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 6 太田 宏介
DF 29 吉本 一謙
DF 50 松田 陸
MF 7 米本 拓司
MF 10 梶山 陽平
MF 14 武藤 嘉紀
MF 17 河野 広貴
MF 18 石川 直宏
MF 19 平岡 翼
MF 34 野澤 英之
MF 38 東 慶悟
MF 39 中島 翔哉
FW 13 平山 相太
【移籍退団】
DF 加賀 健一 [浦和]
GK 廣永 遼太郎 [広島]
GK 塩田 仁史 [大宮]
FW 渡邉 千真 [神戸]
DF 椋原 健太 [C大阪]
【動静未発表】
DF 30 カニーニ
MF 4 高橋 秀人
MF 8 三田 啓貴
MF 22 羽生 直剛
MF 28 幸野 志有人 [千葉に期限付移籍中]
FW 11 エドゥー
動静未発表の選手のうち、エドゥは韓国への移籍濃厚との報道あり。また、高橋は浦和からのオファーを断ったと報道があり、その際に複数年契約であることが示唆されているので発表はないが残留と考えていいかもしれない。また、カニーニは7月5日が移籍期限となっているので、何もリリースがなければこのオフは残留だろう。
気になるのは羽生と三田。二人とも必要な選手であり残ってくれるものと信じている。羽生は条件闘争中かもしれない。幸野は千葉で出場機会を得て活躍しており、このまま千葉に完全移籍もあるかもしれない。僕としては戻って欲しい。あと、ここには書いていないが田邉草民が6月30日までサバデルにレンタル中。7月からの合流を期待。
既に書いたが、塩田、廣永が抜けたGKと、エドゥが移籍する可能性のあるFWの補強は必要。新聞辞令も出てこないが、クラブがしっかり動いているものと思っている。こうやって見ると外国人枠、アジア枠が空いており、これをうまく使って効果的な補強をしたいが、丸山、橋本、林と、いいレンタル・バックができており、GKを除けば全体として必要な戦力は整いつつあると見ていいのではないか。続報を待つ。
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FC東京
2015年01月03日 18:09
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【2014年】FC東京シーズン・レビュー(7) 新シーズン展望
各ポジションごとに2014年を振り返ってきたが、総合的には、選手の年齢構成や連係の成熟からはタイトルを狙いに行くべき絶好の年を、監督交替で試行錯誤に充ててしまった憾みはある。ポポヴィッチ監督の続投で勝負をかけ、フィッカデンティ監督はその次でよかったようにも思うがそれはもう言っても詮無いことだ。
戦力的には代表級の有力な選手を数多く揃え、マッシモ・フィッカデンティ監督の下、しっかりした規律ある守備をベースにしたフットボールに取り組んだ。シーズン途中にはリーグ戦14試合無敗のクラブ記録を作るなど、歯車がうまくかみ合った時のポテンシャルの高さは見せたが、それを持続できなかった。
結局はこれまで何度も指摘されてきた線の細さがまだまだ克服できていないということで、課題は明確になったというべきだろう。取り組んでいる方向自体は間違っていないと思うが、これ以上の試行錯誤は許されず、来季は今季の反省の上に立ってACL圏内を目指し、我々がまだ手にしていない唯一の国内タイトルを狙うシーズンにしなければならない。
そのためには攻撃パターンの多様化と戦術化が必要だ。前半にハイプレスから得点し組織的な守備で逃げきるというひとつの「型」はできたが、どうやって得点するかという戦術は結局のところ出たとこ勝負に見えたし、ひとたび敵に引かれた時にどう崩すかという点でも有効な一手は見出せなかった。
戦略的な守備からボールを奪い、素早い切り替えから一気に流動的な攻撃を仕掛ける、ゲーゲン・プレッシングにショート・カウンターの戦術と、最終ラインからビルド・アップしワンタッチで縦横にボールを出し入れしながらギャップを作り出しその裂け目をこじ開ける速いポゼッションの両方が高いレベルでできなければ現代フットボールで安定した成績を挙げることはできない。
東京はそれに対応できる選手層を抱えているはずだし、ポポヴィッチ時代のポゼッションのベースもあり、また、ここ数年中心選手が固定して連係も成熟しているという点では、リーグでこうしたスタイルに対応できるポテンシャルのある数少ないクラブだ。現代的で魅力的なプレー戦術と、うまく行かない時にこそ底力を発揮する強靭でタフなメンタリティを融合した先進的なフットボールを僕は見たい。
これを踏まえた戦略的な補強ポイントは二つ。
ひとつは控えGKの補強だ。塩田(大宮)と廣永(広島)の移籍が正式にリリースされているが、権田が正GKなのはいいとして、控えが圍だけでは万一のケガの際などに心許ない。経験のあるGKの補強が望まれる。塩田が出るなら廣永は残って欲しかったが…。
もうひとつはFWだ。公式には未発表だがエドゥの韓国への移籍、渡邉の神戸への移籍が報じられている。林のレンタル・バック、前田の獲得で帳簿上のプラス・マイナスは合っているが、外国人枠をうまく使って計算できるFWをもう1人獲得したい。
DFは既に丸山のレンタル・バックと奈良の獲得で目途がついているし、中盤は今いる選手がしっかり力を出せばこれ以上の補強は不要。上積みは歓迎だが優先順位は低い。敢えて言うなら左SBのサブが心許ないくらい。
今季は1月にアジア・カップがあって、代表招集された森重、太田、武藤が十分な休養を取れるか不安な上、2ステージ制導入でシーズンのスタート・ダッシュが重要になるなど、不確定要因の多い難しいシーズンになることが予想される。勝負の年だ。
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