フットボール・クレイジー
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2018年01月29日 22:38
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【FC東京】2018年新チームプレビュー(5) OMF編
攻撃的MF編をやろうとしてMFの選手一覧を眺めたが、東や橋本、田邉らを含めてほとんどの選手を前回の守備的MF編でやってしまったのが分かった。昨季までなら石川や河野、中島らがいたんだけどな。
このポジションはまず大森に注目したい。長谷川監督の希望で神戸から獲得した。神戸では昨季リーグ戦26試合に出場し4得点。サイドからの独特のリズムの仕掛けとシュート力は期待できる。コンビネーションの中に破調を持ちこめる存在として左SHでの出場が期待される。
敵として対戦した時には、止めにくく、イヤなところからイヤらしいシュートを打ってくる厄介な選手の印象だった。太田と息が合えば大きな戦力になるはず。実績があり即戦力枠での獲得だけに主力として活躍してもらわなければならない。
さらに久保も左SHや3トップのシャドウまたはトップ下として、攻撃的MFとしての活躍が期待できる。話題先行ではあるが、昨季はU18とJ3で試合経験を積み重ね、シーズン終盤にプロ契約を結んだ(リーグ戦2試合に途中出場)。インドネシアでの親善試合では2ゴールを挙げ非凡さを披露。ボールを持った時の判断の早さとプレーの正確さは既にチームでも抜きんでている。
いずれ海外に出て行く選手であり「預かり物」感も強いが、ウチにいる間はウチでしっかり活躍してもらわなければならない。開幕トップ・チームは十分可能性があり、長谷川監督の下で出場機会も期待できる。話題に見合う活躍を見込んでも過大ではないはずだ。
リッピは昨季途中加入ながらJ3で16試合に出場、4得点の結果を残した。J1でも10月の札幌戦で終盤に3分だけだが出場を果たした。今季もまずはJ3からのスタートだと思うが、活躍次第ではトップでの出場も見込める。
ジャキットも同様に途中加入でJ3の11試合に出場、1得点を挙げた。ユが福岡に移籍したため、J3でも出番は増えるだろうしアピールの好機。背番号も若い番号に変え、トップでの出場機会を窺う。
平岡はケガからの復帰が待たれる。スピード系の選手であり、ケガはつきもののポジションだが、彼がボールを持ってDFを振りきるプレーをトップで見てみたい。かつてJ3で見たときには、ハマるとやはり目を見張るスピード。はっきりした特色があり使いたくなる選手だ。
昨季は結局シーズンを棒に振ったが、今季は年齢的にも正念場となるシーズンになる。まずはフィットするところから。J3からの再出発となると思うが、焦らず実力を出しきることに集中したい。
今季、4-4-2という布陣になれば、SHは右が永井か橋本、左が大森か東、田邉あたりか。左右の入れ替えも可能だし、先に書いたように久保も左右中央いずれでも使えるだろう。トップ下を置いた4-2-3-1なら眷襪箜畛海鬟肇奪弉爾濃箸Δ海箸盥佑┐蕕譴襪掘∪鐔僂帽腓錣擦秦択肢は豊富だ。
計算できる選手の中で、久保の伸びしろが即ちチームの伸びしろになるだろう。それによって他の選手も刺激を受けてポジションもスライドする。若手の積極的な起用でチーム内の競争が激化すれば面白いシーズンになる。
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FC東京
2018年01月28日 12:44
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【ブンデスリーガ第20節】フランクフルト 2-0 グラードバッハ
■2018年1月26日(金) 20:30キックオフ
■Commerzbank-Arena (Frankfurt/M)
金曜日の試合だと思ってなくて金曜日寝る前に気がついて、土曜日予定外の早起きをしてDAZNで追っかけ視聴した。DAZNだと特に録画予約とかしてなくてもしてなくても時差視聴できるのが有難い。
5位とはいうがとにかく2位から7位までが勝ち点差1の中にひしめいている団子状態であり、勝ち点を積み続けないと置いて行かれる。特に対戦相手のフランクフルトは7位で勝ち点1差の競争相手であり、彼らに勝ち点を与えないということも考えれば、アウェイとはいえ少なくとも勝ち点1は必須のゲームになる。
ラファエルがふくらはぎの張りを訴えて離脱、それに代わって前節ベンチ外だったクラマーが入り、ギンター、フェスタガード、エルヴェディを最終ラインに並べる3-4-3の布陣になった。DAZNのアナウンサーは後半から3バックになったかのような説明をしていたが前半からちゃんと3バックだった。レベル低かった。分からないなら何も言わなきゃいいのに。
ゾマー
ギンター フェスタガード エルヴェディ
ヘアマン クラマー ツァカリア ヴェント
キュイザンス アザール シュティンドル
試合はいつものようにハイペースな立ち上がり。グラードバッハは高い位置から積極的にプレスを敢行し、早い切り替えからショート・カウンターを狙うが、同様に早い展開を狙うフランクフルトと正面からぶつかる展開になり、攻守の入れ替わりが激しい流れ。
16分、問題なくプレーしていたように見えたゾマーが交代を要求、急遽ジペルの投入を余儀なくされる。筋肉系の問題ということだが心配だ。グラードバッハは想定外の事態で交代枠を早くもひとつ消化してしまう。
試合はこのあたりからやや落ち着くが、互いに攻めあぐね、どちらかと言えばホームのフランクフルトがチャンスを作る流れに。グラードバッハはボールを持ってもフィニッシュまで持ちこめず、消極的なプレーが多い。
43分、右サイドから切りこまれ中央に流しこまれたボールに中央で合わされ失点。この布陣だと右サイドの守備をヘアマンが担わざるを得ず、ここを突破された。前半終了間際の悪い時間帯に0-1とリードを与えハーフタイムに。前半はシュートなし。
後半からヴェントに代えてヤンチュケを投入。整えるなら右サイドかと思ったが意図の分かりにくい交代。1点を追うグラードバッハはリスクを取って前に出る。
55分、キュイザンスがミドルを放つが枠外。57分にはカウンターでキュイザンスからのパスを受けたヘアマンがシュートするがバーに嫌われる。62分にも敵から奪ったボールをツァカリアが持ち上がってシュートを放つが枠外に。74分、クラマーに代えてホフマンを投入。
77分、ツァカリアのシュートがプロックされたこぼれ球を拾ったシュティンドルが正面からシュートしようとしたところを倒されてPKを得る。リプレイをよく見るとシュティンドルは自分の足に絡まって倒れたようにも見え、いただきもののPKだったのではないか。
78分、このPKをアザールが蹴ったがボールはバーを直撃してゴールに入らず。痛恨のPK失敗で同点機を逃す。このPK失敗がおそらくこの試合のポイントだったと思う。
その後もグラードバッハは積極的に仕掛けたがゴールは遠く、逆にアディショナル・タイムにはカウンターから失点し0-2に。前節とはまったく逆に試合展開でフランクフルトに完敗した。
ラファエルがいないことでイーブンの局面の打開率が下がったのとフィニッシュのアイデアもバリエーションを欠いた感は否めず。後半はチャンスを作ったがシュート精度が低く、何よりPK失敗が決定的。何もかもがうまく行かない試合だった。
これで戦績は20試合で勝ち点31(1試合あたり1.55)となり順位は7位に。まだ2位のシャルケとは勝ち点3差だがここで連敗する訳に行かず、次節ホームでのライプツィヒ戦は何としても勝ち点3が必要。まあ、上位を争うというのはこういうことなんだろう。
ディーター・ヘキング監督談話:
「今日は、これまで非常にインテンシブなゲームをしてきた2つのチームの間のトップ・ゲームだった。前半開始早々にアイントラハトにはっきりしたチャンスがあり、その後は中盤での激しい争いになった。前半終了間際に残念ながら右サイドで、失点につながるミスがあった。後半は我々の方が前を向いて仕掛け、チャンスを作ろうと試みるフットボールをしたチームだったと思う。アイントラハトは過去の試合でもそうだったようにスペースを狭くしカウンターを狙ってきた。我々はPKで同点にする大きなチャンスがあったが、最後は0-2で負けてしまった。非常にがっかりしている。勝ち点1が妥当な試合だった」
ラファエルとゾマーの復帰を待ちたい。あとジョンソンとトラオレも。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2018年01月28日 00:28
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【FC東京】2018年新チームプレビュー(4) DMF編
守備的MF、まあだいたいボランチとかアンカーとかインサイドハーフとかその辺を想定しているが、顔ぶれを確認しておきたい。
このポジションはまず眷襪梁減澳兇大きい。昨季加入しリーグ戦30試合に出場(うち先発は29試合)し1得点、特にシーズン終盤、森重が離脱する中でバラバラになったチームを率いて何とか試合ができていたのは彼のおかげだったと思っている。眷襪いなければもっと悲惨なことにもなっていたかもしれない。
今季も眷襪蝋脅蕕侶訐疆世箸靴瞳腓せない存在だ。時には最終ラインに落ちてボールを受け、中盤で配球し、前線に上がってフィニッシュにも絡む。時折ひらめき過ぎで味方にも共有できないパスを出したり、軽いボール・ロストやパス・ミスもあるものの、ファンタジスタとして間違いない中心選手。
基本的にはダブル・ボランチの一角だと思うが、アンカーとしても、また場合によってはトップ下でも活躍が期待できる。眷襪旅況皀札鵐垢鮴犬すために一列前で起用し、ボランチは別の選手に任せる選択肢もある。ケガだけが心配。眷襪鮴犬せればレベルの高いトランジション・ゲームができるはずだ。
次は、眷襪離僉璽肇福爾鮹にするかという選択になると思うが、まず名前の出てくるのは橋本だと思う。昨季はボランチだけではなかったがリーグ戦26試合に出場(25試合先発)しチーム3位の5得点をマーク。粘り強い守備と、機を見た思いきりのいい攻撃参加でなぜかいいところにいる面白みのある選手。
昨年を通じて成長し、以前は危なっかしさの見えた守備やポジショニングにも安定感が出てきたと思う。そろそろ中堅の域に入り、試行錯誤は許されなくなってくる。ピッチ内外で責任ある振る舞いが求められる年頃だが、石川の18番を自ら申し出て引き継いだのは覚悟の表れ。多くのサポーターも橋本ならと納得しているだろう。
橋本も攻撃的なポジションや、逆にSBもこなせるユーティリティであり、状況によってはコンバートもあり得るか。まずはボランチでのポジション確保が目標だろうが、多彩な活躍を期待している。
昨季終盤からボランチでアピールしたのは東である。リーグ戦30試合出場(先発27試合、1得点)はシーズン序盤の前線での起用も含んだ数字だが、要は何だかんだ実力のある選手だと思う。視野が広く、技術も高い。シュート精度の低さを揶揄もされるが、それだけチャンスに絡んでいるということでもある。
今季はボランチか、あるいはSHなどで攻撃的な役割を担うか。東ももっと評価されていい選手であり、本来なら代表の常連でもおかしくない。そろそろ選手としての価値も固まりつつある年代で、もう一段の飛躍を期さねばならないし、それのできる選手。ボランチの位置から眷襪箸離灰鵐咾粘傍泙鬟灰鵐肇蹇璽襪靴燭ぁ
毀誉褒貶あるが、東京の核となって行くべき選手の一人であり、羽生がいなくなった後、スペース・マネジメントは東の仕事。「そうだ、東がいた」と日本のフットボール関係者に再認識させよう。
さらに忘れてならないのは米本だ。昨季はケガで出遅れたのもあったが、5月の復帰後もポジションを確保しきれず、リーグ戦は11試合出場、先発は6試合のみにとどまった。シーズン終盤にはサブに甘んじ、ベンチ入りすらできない試合もあった。
何がそんなにダメだったのか分からないが、猟犬のようにボールホルダーに食いつくプレー・スタイルが伸びしろとして限界に来ているということか。フットボール選手として、本来の持ち味の上に積み上げるべき幅や深みのような部分で伸び悩んでいる感がある。
もちろん米本自身がそのための努力を怠ってきた訳ではない。むしろ人一倍真面目に問題意識をもって練習を重ねてきたと思うし、攻撃面でも相応の成長はあったと思う。もはや若手ではなく、キャリア相応に落ち着いてピッチ全体を俯瞰する視野の広さが備われば、一皮むけたと評価できるような成長は可能だ。正念場のシーズンになるが必要な選手。
米本と同期の田邉も昨年はケガに泣きリーグ戦は4試合(すべて先発)の出場にとどまり、7月の鹿島戦で負傷した後はシーズンを棒に振った。もともと攻撃的な選手だと思うが、ボランチ起用でポジショニングのよさとボールを落ち着けさせられる技術、視野、センスなど現代的なフットボール選手としての高い資質が生きていただけに離脱は残念だった。
サバデルへのレンタル前は、小器用ではあるがスケールを欠き、メンタルにも都会っ子らしい淡白さやひ弱さが感じられて、海外に出して大丈夫かと心配したが、意外にスペインで成長したようで、帰国後は見違えるほど頼りになる選手になってくれたと思う。
このポジションなのか攻撃的な方なのか微妙で、どちらもこなせると思うが、眷襪箸離灰鵐咾皸くなく、僕としてはボランチで見てみたい。年代的にもそろそろ評価が定まる時期だけに、今季はアピールしたい。
梶山は昨季リーグ戦11試合出場(先発6試合)。本人も不本意だろうが使われ方も微妙だった。梶山を起用するならすべてが彼を起点に組み立てられる中心になる選手(10番をつけるというのはそういうこと)で、他の選手が中心となったチームでパーツとして使う選手ではない。そういう意味では梶山と眷襪瞭瓜起用は基本的にないものと思っている。
戦術理解やキープ力、パス・センスなど非凡な才能は不変だが、長年の古傷を抱え、おそらくは膝を初めとしてフルで走り続け、強いボールを蹴るような起用にはもはや耐えられないのではないか。かつてはまさに東京の司令塔だったが、中途半端な海外挑戦が結果として裏目に出たとしか言いようがない。
好きな選手だが使い方は難しい。フィットするなら彼のプレーを見てみたいが、正直、トップでの出場機会は限られてしまうのではないか。ここ一番で彼の力が必要となる時はあるかもしれず、梶山と共にタイトルを喜びたいが…。
内田、鈴木、平川、新加入の品田らは、まずはJ3で試合経験を積むということだと思うが、昨季平川がリーグ戦で出場機会を得たようにチャンスが巡ってくる可能性はある。長谷川監督は若手を積極的に起用する傾向もあるので、いつでもいいパフォーマンスが発揮できるように怠りなく準備して欲しい。
===
今日はインドネシアでバヤンカラFCとの親善試合があった。DAZNで中継があったので見たが、今の時期としては期待の持てる試合だったと思う。
3分に森重のゴールで先制されたものの、一時は逆転されてリードを許したが、後半投入した久保、前田のゴールで逆転、最後には久保の2つ目のゴールも出て4-2で勝った。
新加入のディエゴ・オリヴェイラ、富樫、大森らを含め、起用された選手がそれぞれの持ち味、特徴を出してしっかりアピールできていたと思う。森重、丸山の守備が軽いのが気になったが、ここはチャン(今回の遠征には不参加)も加えてレベル・アップすべきところ。
親善試合とはいえ、終盤に再逆転して勝ったことの意味は小さくない。今日の先発は以下の通りだったが、納得できるメンバー構成。眷襪ベンチ・スタートだったのは調整の出遅れか。終盤は吉本を投入して3バックも試していた。
林
室屋 森重 丸山 太田
永井 眷襦‥譟‖膺
富樫 オリヴェイラ
富樫→久保、オリヴェイラ→前田、永井→眷襦大森→米本、東→吉本
永井はトップで使いたい感じがした。
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FC東京
2018年01月24日 23:38
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【FC東京】2018年新チームプレビュー(3) CB編
CBはまず森重である。
主将も務め、FC東京の顔として代表にも招集されてきたが、昨季は代表から外れ、ケガで7月以降戦線を離脱した(リーグ戦は17試合に先発)。森重の離脱と共にチームは迷走し始めたと見ることもできる訳で、森重はそれをベンチの外からどんな思いで見ていたのか。
昨季、ホーム最終戦の挨拶で森重は意外に明るい声で翌年の雪辱を語った。移籍報道も一部にあったが、あの挨拶を聞いて僕は何か、森重は東京に骨を埋め、ここでタイトルを取ると決めたのではないかと感じた。吹っ切れた確信を感じさせるスピーチだった。
石川も羽生も徳永もいない今、森重と一緒に優勝するのが譲れない最後のプライド。本来はおそらくシャイな人で、主将として声を出し、周囲を鼓舞してチームを引っ張って行くことをかなり意識的にやってくれていたのではないかと思う。今季は主将は若手に譲っていいのでCBとして盤石のプレーを見せて欲しい。
森重とコンビを組むのはチャンだろう。昨季途中で加入、間違いなくインターナショナル・クラスのプレーを見せてくれた。対人の強さ、スピード、読みのいいパスカット、奪ったボールの展開など、現代的なCBが備えているべきものをどれも高いレベルでプレーできる。以前在籍した時もいい選手だったが、さらに頼りになる男になって帰ってきた。
昨季は森重が負傷離脱した後に急遽加入、CBの柱として丸山とコンビを組み11試合に出場した。彼がいなければ昨季はもっとひどいことになっていたかもしれないのだ。今季は開幕からフルで働いてもらえる。森重とのコンビに期待したい。
チャンとポジションを争うことになるのが丸山だ。一時期は代表にも招集されたが、昨季は我慢の一年になった。森重の離脱もあり30試合に先発と出場機会は得たが、約束ごとのはっきりしない守備戦術の中で失点に関与することも多かった。
しかし、シーズン終盤、3バックになってから自由度を持ってプレーするようになり、足許のうまさや展開力が生かされた感があった。尻上がりに調子を上げ、丸山のよさを再確認できたように思った。チャンの壁は厚いが、思いきったプレーでしっかり特徴を出して行けばチャンスは十分あるし、チャンのボランチ起用や3バック時には間違いなく必要とされる。丸山のパフォーマンスは結構今季のポイントになる。
吉本も期待したい。リーグ戦先発10試合とそれなりの出場機会を得て、出れば身体を張った守備で特徴を見せた。彼のようなCBがチームにいることは重要で、チャン、丸山でなく敢えて吉本が必要とされる局面は必ずある。サブとしてというより特徴を磨いて必要な場面で使ってもらえるようにすること、その時にパフォーマンスを出せるよう常に備えることが肝要だ。好きな選手だし積極的に使いたい。
山田は昨季はリーグ戦2試合の先発にとどまった。J3で試合経験を積んで、成長はしていると思うが、出場した試合ではやはりまだ粗いところも目についた。資質は高いものがあり、特に空中戦に強い。層が厚いので割って入るのは並大抵ではないが、代表招集や負傷、過密日程のターン・オーバーやカップ戦などチャンスは巡ってくる。彼のプレーももう少し見てみたい。
岡崎は昨季はケガで出遅れたこともあってリーグ戦ではベンチ入り3試合のみで出場なし。クレバーで強いDFであり、当面はJ3が主な活躍の場となるだろうが、トップへの距離はそんなに遠くない。チャンスを逃さないようにアピールして行こう。
4バックであれば森重、チャンがレギュラーで、丸山、吉本がサブか。丸山はユーティリティでありこの機会に幅を広げるのもありかもしれない。山田はそろそろJ3ではオーバーエイジになるのではないか。次世代をにらむ意味では山田、岡崎の成長を期待している。
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今季の日程が発表された。開幕戦がホームでの浦和戦ということは既に発表されていたが、それ以外のすべての試合日程と8月までのキックオフ時間がリリースされた。
今季は途中にワールドカップがあるため6月が中断期間となり、その分水曜日開催のリーグ戦が増えるなど苦しい日程編成。それにしてもホームとアウェイが交互にならず、ホーム2連戦、アウェイ2連戦がともに5回ずつある。日程くんの条件の中に「ホーム2連戦、アウェイ2連戦はともに1シーズン1回限り」という条件を追加して欲しい。
あと、以前から言っている平日ナイトゲームのキックオフを19時30分に繰り下げて欲しいという希望は聞いてもらえなかった。横浜や柏は19時30分開催の試合もあり、やってやれないことはないはずなのになぜ東京は対応しないのか。この30分の差は、仕事を終えて味スタに駆けつける都心の勤め人からすると本当に大きいんだ。
それから、ゴールデン・ウィークの連休の谷間、5月2日(水)にわざわざ試合を組んでいるのはどういう料簡なのか。翌日の3日(祝)にするだけで入場者数が全然違うと思うのに意味分からん。
日程はいろんな制約を考えながらギリギリで組んでいるのだろうとは思うが、ホームとアウェイの偏りに見られるように毎年首をひねるような組み方が見られる。もうちょっと何とかならないのか。
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FC東京
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J1リーグ戦
2018年01月21日 19:57
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【ブンデスリーガ第19節】グラードバッハ 2-0 アウクスブルク
■2018年1月20日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park
土曜日の夜11時半からと、まずベストな時間設定。DAZN観戦した。現地は画面で見ても寒さを感じるような雨。気の毒なコンディションでの試合だ。
シーズン後半の開幕をアウェイでの敗戦からスタートしてしまったため、ホームで何としても勝ち点3の必要な試合。上位が混戦になっているために何とか6位をキープしているが、連敗は戦線からの脱落を意味する。
クラマーがインフルで欠場し、ボランチにはキュイザンスが先発、また前節は途中出場だったラファエルが先発に復帰した。
ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ヘアマン キュイザンス ツァカリア アザール
シュティンドル ラファエル
立ち上がりから互いに積極的に仕掛ける展開になるがグラードバッハが優位に。10分、キュイザンスのシュートがGKにセーブされて得たCKをアザールが右から蹴ると、中央でギンターが頭で合わせゴール、グラードバッハが先制する。
その後はビハインドを背負ったアウクスブルクが前に出るのをグラードバッハが受け、カウンターから追加点を狙う流れになる。押しこまれる局面もあるがアウクスブルクのシュートが枠に来ず、また中盤での競り合いも激しく、行き来の激しいゲームに。
23分、アザールがカウンターからドリブルで独走するがシュートはGKにセーブされる。28分、敵のバックパスを追おうとしたラファエルが敵DFにつかまれ裏抜けを止められる。得点機会の阻止で退場が相当と思われたが主審は警告のみ。疑問の残る判定だった。
33分には再び右CKをアザールが蹴り、中央で今度はフェスターガードが合わせるがシュートはGKにセーブされる。
38分、攻め上がりからシュティンドルが中央に流しこんだボールを敵DFがカット。敵DFはそのまま座りこむ格好となり、手でボールを確保したように見えたがハンドにならず。エリア内でありPKが与えられてしかるべきファウルだったが認められなかった。この試合二つめの疑問の判定だった。
43分にもヘアマンのカウンターからラストパスを受けたラファエルがシュートを放つが敵DFに当たり決めきれず。優勢に試合を進めたが敵GKの好セーブもあってセット・プレーからの得点のみにとどまり1-0で前半を終えた。
後半になっても前がかりに攻めるアウクスブルクに対しカウンターを狙うグラードバッハという流れは変わらず。59分、シュティンドルがカウンターからゴール前を横切るクロスを入れ、ファーでアザールが詰めようとしたが一歩及ばず。
アウクスブルクもリスクを取って前がかりになり、押しこまれる時間帯が増えたが身体を張った守備とアウクスブルクのシュート精度の低さに救われてしのぐ。
75分、ヘアマンに代えてホフマンを、85分にはラファエルに代えてヤンチュケを投入。試合をクローズしに行く。ヤンチュケはおそらくボランチに入り、キュイザンスを一列上げたように見えた。
アディショナル・タイム、アザールがカウンターからドリブルで持ち上がり、敵DFに絡まれながらもエリアの外からシュート。これが決まって最後にダメ押しの追加点で2-0に。その後、シュティンドルに代えてグリフォを投入、そのまま試合は終了した。
先制点から前がかりになる敵の攻撃をしっかり止めながらカウンターで追加点というある意味典型的な運びの試合だったが、何回ものカウンターのチャンスを決めきれなかったためにもっと楽に運べるはずの試合で苦しんだ。
数字を見ればシュート数16-19、CK8-5、ポゼッション45-55と、敵にボールを持たせた時間が長かったことが窺える。微妙な判定もあり、自ら試合を難しくした部分もあったが、最後に追加点を挙げて勝ちきったことで報われた。
キュイザンス、ツァカリアの若いボランチが、ミスやボール・ロストもありつつはつらつとプレーしてくれたのがアクセントになった。ラファエルが狭いスペースでボールをキープして展開し、アザールがスピードを生かしてカウンターを仕掛けた。決定力担当のシュティンドルが仕事できなかったということか。ヘアマンも効いていた。今日の布陣は面白かった。
これでグラードバッハは勝ち点を31(1試合あたり1.63)に伸ばし順位を4位に上げた(暫定)。とはいえ2位から7位までが勝ち点1の中にひしめいているのでここで順位に一喜一憂しても仕方ない。最後に一歩抜け出すべく、振り落とされないようにこの集団に食らいついて行かなければならない。着実に勝ち点を積み上げるしかない。
次節対戦のフランクフルトもこの集団のクラブ。気の抜けない戦いが続く。
ディーター・ヘキング監督談話:
「前半は試合を支配し、敵をしっかりつかんでその結果としてゴールを決めることができた。判定に関して運のないシーンも二つか三つあった。その後はアウクスブルクが同点にしようと試みてきた。我々はそれに対して守らなければならなかった。ミカエル・キュイザンスはまだ修行中だが今日は素晴らしい働きだった。私が批判的に言っておかなければならないのは、もっと早くに2-0にしておかなければならなかったということ。そのためのチャンスはあった。しかしそうできなかったことでアウクスブルクは常に同点にすることができるという感触を持ち続けた。最後に2-0にできたことは喜ばしい。サポーターはダービーでとても落胆していたに違いないが、それでも厳しい場面で選手たちが支えを必要としていることに気づいてくれた。このことは大きな称賛に値する。そのおかげでチームは必要な一突きをてにすることができた」
先週のケルン戦でホフマンが倒されたプレーはPKにすべきだったと「kicker」も評論していた。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2018年01月20日 16:34
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【FC東京】2018年新チームプレビュー(2) SB編
不動の右SBだった徳永が移籍した。
だが、右SBは台頭著しい室屋がおり大きな心配はない。室屋は昨季、右ワイドでの出場も含めリーグ戦26試合に先発しており、その実力に疑いはない。思いきりのいい攻撃参加やアグレッシヴな守備は質が高く、ポテンシャルもある。代表招集を受けてもおかしくない。怖いのはケガとシーズン途中での海外移籍だけだ。
左で組み立てて右前線に振るパターンからボールを受けてチャンス・メイクすることが多かったが、クロスの精度を欠くこともしばしば。高速で動きながらのプレーの正確性を高められればリーグを代表する選手になれる。
バックアップとしては柳の成長を見込むことになるだろう。昨季はリーグ戦4試合に先発した。J3での試合経験を積み上げ、U21代表にも招集された。攻撃センスなど非凡なものを見せる一方で、まだまだ向上の余地も大きい。カップ戦やターン・オーバーで出場機会を得つつプレーの質を安定させたい。「お試し」ではなく戦力としての活躍を期待。
左SBは太田がファースト・チョイスだろう。昨季はなかなか調子が上がらず、以前の在籍時のイメージからは物足りない思いをした。リーグ戦30試合に先発はしたが、小川にポジションを明け渡してサブに甘んじる試合もあり、ゴールも1得点のみ。シーズン終盤にやや改善が見られたが時間切れの印象。
前の選手とのコンビネーション次第の部分もあり、今季は大森との連係がカギになるのではないか。東とのコンビが最も通じ合っているようには見え、昨季序盤に今イチだったのは中島のプレー・スタイルと合わなかったから。遠慮せずに自分のスタイルを見せて欲しい。
左SBのバックアップは小川だろう。昨季はリーグ戦5試合(先発3試合)に出場した。左SBが手薄だった2016年に出場機会を得て成長したが、時に慎重になり過ぎてプレー選択が消極的になるなどまだまだ伸ばすべきところはある。主戦場はJ3になるかもだが出場機会を生かしてアピールしたい。太田のフィット次第ではポジション奪取もあり得る。
この他、橋本、丸山らもSBのバックアップとして計算でき、全体として層は確保できていると思う。それぞれの選手のポテンシャルは大きく、ケガなく実力を発揮すれば盤石と言ってもいい布陣。太田の活躍と、柳、小川の成長がポイントになる。
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FC東京
2018年01月17日 21:11
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【FC東京】2018年新チームプレビュー(1) GK編
今回からはポジションごとに今季の戦力を見て行こうと思う。
GKは「総替え」だった昨オフとは一転、保有する4人全員が残留してくれた。林、大久保、波多野、廣末の顔ぶれで今季も戦うことになる。
レギュラーとしての活躍が期待されるのはやはり実績から言って林か。昨季はリーグ戦27試合に出場した。シーズン後半はパフォーマンスを落とし、大久保にポジションを譲った時期もあったが、順当に行けば今季も林がファースト・チョイスになるだろう。スーパー・セーブを連発し勝ち点に貢献してくれた昨季前半のパフォーマンスを期待する。
大久保は昨季リーグ戦7試合に先発。シーズン序盤に起用されたルヴァンカップ(2試合出場)では試合勘のなさを露呈して18分で退場の憂き目を見るなど残念な結果だったが、10月以降はリーグ戦で林からポジションを奪うなどJ1で十分通用することを示した。リフレクションに優れ、サブに甘んじるにはもったいない人材。
基本的には林をレギュラーで使いながら、カップ戦やイングリッシュ・ウィークでのターン・オーバーなどで大久保にも機会を与えたいし、昨季終盤を見れば大久保がレギュラーでもおかしくはない。高いレベルの競争で失点を最少にしたい。
波多野、廣末の若手二人はおもにJ3で試合経験を積みながらチャンスを窺うことになるだろう。昨季は波多野がカップ戦での途中出場1試合(大久保が退場になった試合)、廣末はリーグ戦でのベンチ入り1試合にとどまった。
波多野はU21代表に招集されるなど同世代でも注目される存在で一歩抜きん出ているが、廣末もJ3では昨季12試合に先発しており、この二人はほぼ横一線の競争と見ていいと思う。J1でのベンチ入りのチャンスはいずれ巡ってくることも考えられ、まずはJ3でしっかりと実績を積んで欲しい。
また、選手と同じくらい注目されていたのがジョアン・ミレッGKコーチの去就であったが、無事に残留してくれた。正直GKコーチの良し悪しまでは分からないが、何より選手たちが信頼を寄せていることがこれまでのコメントからも窺われ、留任は心強い。
GKは変動もなく、不慮のケガ以外には大きな心配はない。堅守からの速いトランジションが今季のカギになるとすれば、GKの存在感は大きいはず。質の高い競争から不断のレベル・アップを期待する。
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FC東京
2018年01月15日 22:24
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【ブンデスリーガ第18節】ケルン 2-1 グラードバッハ
■2018年1月14日(日) 15:30キックオフ
■Rhein-Energie-Stadion (Köln)
シーズン後半が始まった。日本では日曜日の夜11時半キックオフ。リアルタイムでDAZN観戦した。
キックオフの時点でグラードバッハは6位。勝てば3位も可能性のある試合だし、シーズン後半に向けスタートダッシュする意味でも、アウェイながら勝ち点3を狙いに行くべき試合。
まだケガ人は少なくないが、一応のメンバーは揃っている。ラファエルはふくらはぎに問題あるということで先発を回避しベンチ・スタートに。
ゾマー
エルヴェディ ギンター フェスタガード ヴェント
ヘアマン クラマー ツァカリア グリフォ
シュティンドル アザール
どちらも守備に重点を置いた慎重な立ち上がりに。序盤のポゼッションはほぼ五分、互いにボールを奪うと速いトランジションから攻め上がりを狙うがなかなか十分な形が作れない。グラードバッハの方が敵ゴール近くまで行けている感はあるが決め手がないのは同じ。
18分、左CKがファーに流れたところに詰めたヘアマンが厳しい角度からダイレクトで狙ったがサイド・ネットに。これがファースト・シュート。次第にポゼッションがグラードバッハに傾くがケルンの守備も固く、ラファエルを欠くこともあってかフィニッシュのアイデアがプアで単調に。
グラードバッハが優位に試合を進めていたが、34分、FKを頭で合わされて失点。フェスタガードがマークしていたがポジショニングで後れを取り前に入られた。0-1と先制を許す。こういう固い試合での先制点は厳しい。その後はグラードバッハがややギアを上げたように見えたが前半はそのまま終了。
挽回を期するヘキング監督は後半からグリフォに代えてラファエルを投入。ラファエルがトップに入りアザールがSHに落ちる。グラードバッハが攻勢を強めるもののケルンの守備も固い。見せ場のないまま時間が過ぎ、グラードバッハの方に焦りが出始める。
67分、クラマーに代えてキュイザンスを投入。すると69分、CKからヘアマンがシュートを放つ。これはGKがセーブしたが、このこぼれ球をラファエルが拾ってシュート。これもDFにブロックされたものの、戻ってきたボールをもう一度ラファエルが拾ってシュートすると、ボールはバーに当たってゴール内に落ちた。1-1と同点に。ラファエルの得点は嬉しい。
試合は次第にオープンになるがグラードバッハの方がゴールに近い雰囲気はあった。81分、ヘアマンに代えてホフマンを投入、勝負に出る。すると86分、そのホフマンがエリア内でシュート体勢に入ったところを敵DFにタックスされ倒される。このプレーはビデオ判定となった。
リプレイを見る限り、DFのタックルはボールをヒットできておらず、シュート・モーションに入ったホフマンの足を刈っており明らかにファウルだと思ったが、モニタを見た主審はゴール・キックの判定。疑問の残る判定だった。これでツキが逃げたわ。
その後もグラードバッハが攻めるがゴールを割れない展開。5分のアディショナル・タイムに入り、残り1分を切ったラスト・プレー、右サイドから放りこまれたクロスに中央でヘディングされ失点、ギリギリのところで1-2と勝ち越しを許し、試合はそのまま終了。勝ち点1までもが手からこぼれた瞬間だった。
ラファエルが入ってよくなったものの、中盤のボールの運びに比べればフィニッシュのところで効果的なアイデアが出なかったし、チャンスにツキもなかった。終盤は押しこんだが判定にも泣かされ、シーズン後半開幕を勝利で飾ることができなかった。
シュート数16-11、CK3-3、ポゼッション60-40と押し気味に試合を進めていただけに悔やしい負け方。泣きながら寝た。
失点が安いというか、こういう形でぽろぽろ取りこぼしているようではCL圏内は覚束ない。上位が混戦になっているのでまだ戦線に踏みとどまれているが(6位)、連敗するとすぐにこぼれ落ちてしまう。とにかく連敗だけは許されない。守備の約束ごとをもう一度徹底しなければならない。
ディーター・ヘキング監督談話:
「結果を見れば蓋のしまったままの後半戦のスタートになった。我々は実際のところ非常にうまく試合に入ったし、後ろではほとんど自由にやらせなかった。我々は試合を支配していたし、ゴールエリアに入られることもほとんどなかった。非常にしっかりした規律で守るケルンに対するのは難しかった。最初の失点はセット・プレーで寝ていたというべきで、そのためにビハインドを背負ってしまった。狭いスペースで動くことのできるラファエルを入れて、攻撃面で改善し、その結果といて同点にすることができた。その後は文字通りオープンになり行ったり来たりの展開になった。どちらのチームにもチャンスがあったが、1-1のまま試合が進んだ。この試合の最後のプレーで我々は厳しく罰を受けた。勝ち点1でもやって行けただけに残念だ」
ところでオクスフォードがウィンター・ブレイクにウェスト・ハムに帰ったってほんま?!
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2018年01月14日 18:07
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【FC東京】2018年編成について(3)
新体制発表があった。
まず選手の動静から確認しておくと、最後までリリースのなかったチャンとジャキットの契約更新が発表され、ふたりとも無事残留ということになった。今後もスポット的な補強はあるかもしれないが、これがほぼ確定的な編成ということになるだろう。
背番号については変動があった。まず橋本が石川の引退により空き番となった18番を継承した。橋本自身もまたクラブも相応の覚悟の上でこの番号を背負うことになったのだろう。判断としては悪くないと思う。橋本には一段の飛躍を期待したい。橋本が事前に「背番号が変わる」とコメントしていたので18番ではないかと予想していたが的中した。
新加入ではオリヴェイラが9番、富樫が17番。大森は39番だが、G大阪で19番、神戸では29番をつけていたので9番にこだわりがあると見て39番を予想していたのがこれも的中した。
それ以外では永井が11番に変更し空いた15番を久保が引き継ぎ。またチャンがなぜか14番から48番に、山田は36番から22番に変更。ジャキットも52番から31番に変更となった。
引退した石川は「クラブコミュニケーター」に、また千葉で現役を引退した羽生がスカウトに就任すると発表された。
チームは既に長谷川新監督とともに沖縄・国頭でのキャンプに入っている。2ndユニも発表され、いよいよ新しいシーズンに向かって走り出した。今から昨季の総括がなされることはもはやないだろうが、あとは今季の戦いぶりで納得させてもらうしかない。「タイトル」を目標とすることも示され、不甲斐ない戦績に終わった昨季のあと、真価を問われるシーズンが始まる。
《2018年シーズン編成(確定版)》
【新人】
MF 44 品田 愛斗 [FC東京U-18]
FW 23 矢島 輝一 [中央大学]
FW 24 原 大智 [FC東京U-18]
【移籍加入】
MF 39 大森 晃太郎 [神戸]
FW 9 ディエゴ・オリヴェイラ [柏](期限付移籍)
FW 17 富樫 敬真 [横浜FM](期限付移籍)
【契約更新】
GK 1 大久保 択生
GK 30 廣末 陸
GK 33 林 彰洋
GK 50 波多野 豪
DF 2 室屋 成
DF 3 森重 真人
DF 4 吉本 一謙
DF 5 丸山 祐市
DF 6 太田 宏介
DF 22 山田 将之(36から変更)
DF 25 小川 諒也
DF 26 柳 貴博
DF 29 岡崎 慎
DF 48 チャン・ヒョンス(14から変更)
MF 7 米本 拓司
MF 8 高萩 洋次郎
MF 10 梶山 陽平
MF 15 久保 建英(41から変更)
MF 18 橋本 拳人(37から変更)
MF 19 平岡 翼
MF 27 田邉 草民
MF 28 内田 宅哉
MF 31 ジャキット(52から変更)
MF 35 鈴木 喜丈
MF 38 東 慶悟
MF 40 平川 怜
MF 51 リッピ・ヴェローゾ
FW 11 永井 謙祐(15から変更)
FW 20 前田 遼一
【移籍・退団】
DF 徳永 悠平 [長崎]
MF 石川 直宏 [現役引退]
MF ユ・インス [福岡](期限付移籍)
MF 佐々木 渉 [讃岐]
MF 水沼 宏太 [C大阪](期限付→完全)
FW ピーター・ウタカ [未発表]
FW 大久保 嘉人 [川崎]
【レンタル中】
MF 中島 翔哉 [ポルティモネンセ]
MF 野澤 英之 [愛媛]
MF ユ・インス [福岡]
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FC東京
2018年01月11日 21:58
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【FC東京】2018年編成について(2)
森重、室屋、梶山の契約更新の発表があった。これで動静が未発表なのはチャンとジャキットになったが、チャンは昨季途中の加入であり、その際に半年の契約をしているとは考えにくいので、更新するまでもなく今季も残留と見ていいと思うし、ジャキットもタイU21代表招集のリリースがクラブから出ていることからして残留と考えていいだろう。
また、セレッソ大阪にレンタル中だった水沼の完全移籍も発表された。織り込み済みではあるが力のある選手だけに残念だ。東京ではうまく生かすことができなかった。
これでほぼ動静は固まった。明日12日に開幕戦の組合せが発表され、13日には新体制発表がある。いよいよ2018年シーズンが始動する(自主トレは既に始まっている)。開幕戦に関してはホームで浦和と対戦するとの報道があった。苦手としている相手だが、何であれリーグ戦の大事な34分の1として勝つ以外に考えるべきことはないはずだ。意識しすぎることなく、勝ち点3から逆算して冷静に戦いたい。
次回からはポジションごとに今季のメンバーを見て行くが、全体としては悪くない補強ができていると思う。主力の多くが残留し、新たに長谷川健太を監督に迎えて昨季の雪辱を期する。外部からの監督の招聘は正しい選択だ。ひとりひとりの選手が危機感を持つことなしにはチームの改革はあり得ない。大久保という劇薬を扱いかねて右往左往した昨季から一転、地に足の着いた態勢でタイトルを狙いたい。
昨季のまともな総括が結局示されていないのは残念だが、13日の新体制発表では今季の目標を、「優勝」「ACL」「勝ち点●以上」など検証可能な数値目標として明快に示して欲しい。プロとして戦う以上、そこに目指すべき目標が定まっていないということはあり得ない。
【新人】
MF 品田 愛斗 [FC東京U-18]
FW 矢島 輝一 [中央大学]
FW 原 大智 [FC東京U-18]
【移籍加入】
MF 大森 晃太郎 [神戸]
FW ディエゴ・オリヴェイラ [柏](期限付移籍)
FW 富樫 敬真 [横浜FM](期限付移籍)
【契約更新】
GK 1 大久保 択生
GK 30 廣末 陸
GK 33 林 彰洋
GK 50 波多野 豪
DF 2 室屋 成
DF 3 森重 真人
DF 4 吉本 一謙
DF 5 丸山 祐市
DF 6 太田 宏介
DF 25 小川 諒也
DF 26 柳 貴博
DF 29 岡崎 慎
DF 36 山田 将之
MF 7 米本 拓司
MF 8 高萩 洋次郎
MF 10 梶山 陽平
MF 19 平岡 翼
MF 27 田邉 草民
MF 28 内田 宅哉
MF 35 鈴木 喜丈
MF 37 橋本 拳人
MF 38 東 慶悟
MF 40 平川 怜
MF 41 久保 建英
MF 51 リッピ・ヴェローゾ
FW 15 永井 謙祐
FW 20 前田 遼一
【移籍・退団】
DF 徳永 悠平 [長崎]
MF 石川 直宏 [現役引退]
MF ユ・インス [福岡](期限付移籍)
MF 佐々木 渉 [讃岐]
MF 水沼 宏太 [C大阪](期限付→完全)
FW ピーター・ウタカ [未発表]
FW 大久保 嘉人 [川崎]
【レンタル中】
MF 中島 翔哉 [ポルティモネンセ]
MF 野澤 英之 [愛媛]
MF ユ・インス [福岡]
【動静未発表】
DF 14 チャン・ヒョンス
MF 52 ジャキット
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FC東京
2018年01月05日 22:09
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【FC東京】2018年編成について(1)
ここまでの選手の出入りを整理しておこう。
まず出る方だが、徳永が長崎に移籍、石川が現役を引退したところまではシーズン中にリリースがあった通りだが、その後、大久保が川崎へ移籍、さらには佐々木が讃岐に移籍した。またウタカは移籍期間満了で広島に復帰(その後広島でも契約満了が発表されている)、さらにはユ・インスが福岡に期限付移籍することとなった。
入る方は、新人として品田、原がU18から昇格、特別指定の実績もある矢島が中央大学から加入することになった。移籍では大森を神戸から獲得、ディエゴ・オリヴェイラを柏から、富樫を横浜FMから、それぞれ期限付移籍で獲得している。
既存の選手については概ね契約更新を完了、ここまで発表がないのは室屋、森重、チャン、梶山、ジャキット。複数年契約の可能性もあり、室屋の突然の海外移籍でもない限り問題ないと思うが、大事な選手ばかりで気がかりなので早く発表して欲しい。森重は神戸からオファーを受けているという報道もあったが続報はなく、残留と見ていいのではないか。
大久保、ウタカの移籍は痛いが、大森、オリヴェイラ、富樫の補強で少なくとも勘定は合っている。徳永が抜ける右SBは室屋が残留してくれれば問題ないと思う。柳もいるし。
その他のポジションも、ポイントになる選手が残留したことでメドは立っていると思う。特に林、眷襦永井の残留は心強い。現在のところ新たな移籍関連の報道もなく、だいたいこんな感じで着地するのではないだろうか。13日の新体制発表まであと1週間だ。
【新人】
MF 品田 愛斗 [FC東京U-18]
FW 矢島 輝一 [中央大学]
FW 原 大智 [FC東京U-18]
【移籍加入】
MF 大森 晃太郎 [神戸]
FW ディエゴ・オリヴェイラ [柏](期限付移籍)
FW 富樫 敬真 [横浜FM](期限付移籍)
【契約更新】
GK 1 大久保 択生
GK 30 廣末 陸
GK 33 林 彰洋
GK 50 波多野 豪
DF 4 吉本 一謙
DF 5 丸山 祐市
DF 6 太田 宏介
DF 25 小川 諒也
DF 26 柳 貴博
DF 29 岡崎 慎
DF 36 山田 将之
MF 7 米本 拓司
MF 8 高萩 洋次郎
MF 19 平岡 翼
MF 27 田邉 草民
MF 28 内田 宅哉
MF 35 鈴木 喜丈
MF 37 橋本 拳人
MF 38 東 慶悟
MF 40 平川 怜
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MF 51 リッピ・ヴェローゾ
FW 15 永井 謙祐
FW 20 前田 遼一
【移籍・退団】
DF 徳永 悠平 [長崎]
MF 石川 直宏 [現役引退]
MF ユ・インス [福岡](期限付移籍)
MF 佐々木 渉 [讃岐]
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FW 大久保 嘉人 [川崎]
【レンタル中】
MF 中島 翔哉 [ポルティモネンセ]
MF 野澤 英之 [愛媛]
MF 水沼 宏太 [C大阪]
MF ユ・インス [福岡]
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