フットボール・クレイジー
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2019年02月24日 22:29
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【ブンデスリーガ第23節】グラードバッハ 0-3 ヴォルフスブルク
■2019年2月23日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park
アウェイで引き分けの後の重要な試合。ここ2試合で勝ち点1しか取れておらず、このままズルズル後退しないためには何としてもホームでの勝ち点3は必須だ。メンバーは前節と同じ。
ゾマー
ジョンソン ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス クラマー ツァカリア
ヘアマン シュティンドル アザール
序盤はグラードバッハのペース。ボールを支配しながら流動的に攻撃を仕掛け何度もチャンスを作る。特に22分、26分、27分とノイハウスが立て続けにゴール前で絶好機を得るが、枠外、バー、敵DFの線上でのクリアと決めきれず。
すると38分、中央に送られたボールに敵FWが合わせたシュートが、当たり損ねになりゾマーの虚を突いて枠に。これが決まって0-1と先制を許す。人数も揃っていたがアンラッキーもあって安い失点を喫してしまった。ビハインドを背負ったまま前半を終える。
ヘキング監督は後半頭からツァカリアに代えてホフマンを投入。ギアを上げてゴールを狙いに行くが、リードを得て守りを固めるヴォルフスブルクを崩せない。
66分にはヘアマンに代えてプレアを投入するが、直後の68分、敵GKのロング・フィードを前で収められ、対応したエルヴェディが入れ替わられてシュートを許し失点。0-2とリードを広げられる。これもほぼ何もないところから生まれた一発モノ。
グラードバッハは敵陣で試合を進め、チャンスを作るが決めきれず。75分にはゴール前でフリーのアザールがラスト・パスを受けて丁寧にシュートするが敵GKがセーブ。
82分にノイハウスに代えてドルミッチを投入するが、またしても直後の83分、エリア内でルーズになったボールを敵FWに頭で押しこまれて失点、0-3となりほぼ試合は決まってしまった。対面のヴェントがハイ・ボールに競り合うタイミングを失敗し、敵に高い打点でのヘディングを許してしまった。
結局試合は0-3で終了、ホーム2連敗、ここ3試合で勝ち点1のみという足踏みになってしまった。
数字を見ればシュート数16-6、CK12-1、ポゼッション58-42と圧倒的に優位に試合を進めながら、絶好機にも決めきれず、よく分からない安い失点を重ねて自滅。先制されてイヤな雰囲気になったままひっくり返すことができなかった。
ここ3試合はいつもこんな感じで、前節の同点弾しかゴールがない状態。攻撃の形が崩れた訳ではなく意図を持った仕掛けはできているように見えるが、それにも関わらず得点できず先制されて苦しい戦いを強いられる悪い流れができてしまっている。
実際にはフィニッシュの精度が落ちているか、過剰に慎重になっているか、あるいは逆に焦りが出ているか、いずれにしても微妙なところでコントロールを失いつつあることが推測でき、アンラッキーに見えてもどこかに綻びが出始めているはず。
悪い流れの典型のような試合で完敗したことを契機にして、何が狂い始めているのかを徹底的に検証する必要がある。最も対処が難しい類の危機だが、これをアンラッキーで片づけると泥沼にハマる。ここで修正しないと想像以上の大惨事になるリスクがある。
僕としてはシーズン序盤に好調だったプレアを中央に戻してはどうかと思う。シュティンドルを使いたいのは分かるが、それなら単純な2トップにして4-4-2でもいい。アンカー・システムにこだわる必要はないのではないか。
23試合を終えて勝ち点43(1試合あたり1.87)の暫定3位だが、ライプツィヒの結果次第では4位転落もあり得るし、首位BVBとの勝ち点差は11まで開く可能性がある。次節はホームでのバイエルン戦と厳しい状況だが、これをむしろ起爆剤にする勢いでないとヤバい。
ディーター・ヘキング監督談話:
「敵が3-0で勝ったということは、彼らが正しいことをたくさんやったということだ。我々は今日は正しいことがあまりできなかった。我々は試合の多くを支配していた。局面によっては我々は敵に強い圧をかけていた。それに加えて明らかなチャンスも作っていたが、ゴールを決めることができなかった。後ろは失点をしないようにしっかり一貫性をもった守備をするべきだったが、それをすることができなかった。後半も似たような展開になった。55分以降は我々はヴォルフスブルクを後ろに押しこんだが、そこで長いボールを入れられ、我々はそれをうまくクリアすることができず、突如として0-2になってしまった。その後は我々は再びチャンスを作ったが、これも生かすことができなかった。そして0-3になりコンセントが抜けてしまった。我々はヘルタにも、ヴォルフスブルクに対しても勝ち点を取りたかったができなかった。今は少し身震いして次に進まねばならない」
メンバーいじるかなあ…。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2019年02月23日 23:06
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【Jリーグ第1節】川崎 0-0 FC東京
■2019年2月23日(土) 14:00キックオフ
■等々力陸上競技場
晴天になったが北風が強く体感は寒い。チケット完売でフロサポの友人からホーム自由席を融通してもらい、開場前に待機列に並んだ。何とかアウェイ側に近いバックスタンドに席を確保、当然ながら青赤いモノは身に着けられず、完全にステルス観戦になった。
昨季の優勝クラブとの対戦ということで簡単な試合ではないのは当然だが、互いにまだまだ固まっていない手探りの部分を抱えており、何が起きるか分からない。集中を切らさず柔軟に戦うことができた方が勝つ。丁寧に、大胆に戦いたい。
事前のメディアでの予想通り。ほぼ昨季と同じ布陣だが、左SHには小川が、右SHには横浜から復帰した久保が先発した(太田、大森はベンチ)。またセカンドGKには児玉ではなく波多野がベンチに、新加入のナ・サンホ、田川がメンバーに入った。
林
室屋 チャン 森重 小川
久保 橋本 眷襦‥
オリヴェイラ 永井
序盤は川崎がボールを支配、コンパクトに布陣を敷いた東京がアグレッシブにボール・ホルダーにチャレンジして早い切り替えを狙う展開。東京陣内でプレーする時間が長くなるが、中央をしっかり締めた東京の守備もあり川崎もなかなかフィニッシュまでは持ちこめない。
前半の中ごろからは川崎のミスからボールを奪って東京が仕掛けることが多くなる。36分、永井が敵のバックパスに反応するが敵GKに防がれる。41分、右寄りで得たFKを久保が蹴り、ボールは枠に向かったが惜しくも右ポストに嫌われる。さらに43分には東のFKに橋本が頭で合わせるが枠外。流れは引き寄せたが先制できず前半をスコアレスで折り返す。
久保の動きが攻守において光る。昨季よりグッとたくましさを増し、敵からボールを奪取する強さも備わってきた。チーム全体としても守備の綻びがなく、コレクティブに戦うことができている。互いにこの調子で90分戦うことは難しく、どこかで勝負どころが訪れるはず。集中を切らせた方がヤられる。
後半に入ると川崎が再び攻勢に。60分までの間は東京陣内で川崎にボールを支配される時間が続き、シュートも打たれるが、林の好セーブもあり何とかしのいでいる。54分には橋本の林へのバックパスがオフサイド・ポジションに攻め残っていた敵MFに渡る致命的なミスがあったが、これも林がセーブ。サンキュー林、サンキューな。
この時間帯を乗りきったことで試合はイーブンな展開に。63分、永井に代えて鳥栖から加入の田川を投入。田川は東京のデビュー戦となる。互いにコンパクトな陣形を保ちながら、残り時間を考えて微妙な駆け引きの続く時間に。77分、久保に代えて大森を投入。一進一退の攻防が続く。79分には持ち上がった東がミドル・シュートを放つが枠外に。
83分、東の右からのクロスにファーの田川が合わせようとするが脚が合わず空振り。87分にはオリヴェイラに代えてナ・サンホを投入したが得点には至らず、結局スコアレス・ドローとなった。
決定機もあっただけに勝ちたかったが、一方でヤバいシーンも少なくなく、負けていてもおかしくなかった。全体として見れば妥当な結果だったかもしれない。昨季の優勝クラブを相手に、アウェイで無失点での勝ち点1をもぎ取ったことは高く評価されてしかるべきだと思う。
シュート数5-11、CK5-8、ポゼッション46-54という数字を見れば、その中でチャンスも作り最低限の結果を出したことは素直に喜びたい。少なくとも一歩も引くことなく意図を持って試合を進め、最後まで集中を切らすことがなかった。シーズンのスタートとしてはまったく悪くない試合だ。
もちろん課題はいくつもあるし、中盤が窮屈な試合になったこともあってボランチが有効に機能していたとは言い難いが、失点しなければ勝ち点1は最低でも自動的に付いてくるというセオリーを地で行く試合を開幕戦でしっかりやりきったのは今シーズンを占う上で重視すべき事実だ。
個別に見れば久保がよかった。線の細さ、輝いている時と消えている時の落差の激しさなど、まだまだ未完成感の強かった昨季に比べると、長谷川監督も言う通りこの1年で大きな成長を遂げたと思う。「伸びることのできる力」「成長力」みたいなものもまた才能の一部なのかもしれないと思った。
今季から10番を背負い主将も務める東もよかった。79分のミドルには今季に懸ける意気ごみを見た思い。もともと能力の高い選手であり、メンタル面でも成長できてきたと思う。東京の顔としての活躍を期待したいし、彼の出来が今季の行く末を決めるのではないかと思う。
田川、ナ・サンホはまだまだ未知数だが、今日見る限りでは動きは悪くなさそう。
この勝ち点1を生かすためには次の試合で勝ち点3が必要。味の素スタジアムの工事の都合でアウェイ戦が続くが、次節湘南との試合で初勝利を喜びたい。
評点(評点は
ドイツ式
):
林(2) 再三のスーパー・セーブで勝ち点1を守った。勝っていれば間違いなくMOM。
室屋(4) 攻め上がりは限られたが、対面の敵ともバチバチやりあって貢献はあった。
チャン(3.5) 中央を締めて最後まで手堅い対応。敵タワーに仕事をさせなかった。
森重(3.5) チャンとともに最終ラインを締め、敵の多彩な攻撃を封じ続けた。
小川(4) センス、技術ともに成長を見せた。守備では彼のサイドを使われた。
久保(3) 格段の成長を見せた。FKは惜しかったがこの試合最もゴールに近づいた。
眷(4) 窮屈な中で持ち味を出せるシーンは限られていたが最後まで走り続けた。
橋本(5) 致命的なミスあり。ヘディングシュートは深く入り過ぎたか。惜しかった。
東(3.5) この人のロールモデルは羽生だと思うんだよな。ミドルはよかった。
オリヴェイラ(4) 随所に強さを見せたがフィニッシュまで持ちこめず。印象は不悪。
永井(4) ボールを収めるところまではいいのだが…。その次は今季も課題なのか。
===
田川(4) 絶好機の空振りは足が合わなかったか。しばらく見たいが可能性は感じる。
大森(-) 時間短し。
ナ・サンホ(-) 時間短し。
ボランチのバックアップをどうするか対応が必要だと思う。
終了間際、敵DFがナ・サンホとボールを競った場面で足を高く上げナ・サンホの顔を蹴ったシーンでは警告なしのファウルとなった。ボールへのチャレンジではあるが無謀なプレーであり警告するべきものだったと思う。一瞬なので審判も見えてなかったのだろうが。
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FC東京
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J1リーグ戦
2019年02月21日 00:42
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【FC東京】2019年新戦力プレビュー(3) FW編
【FW】
ディエゴ・オリヴェイラは期限付移籍から完全移籍、永井もいち早く契約を更新したが、前田が岐阜に、富樫が町田に移籍、リンスも移籍期限満了で更新がなかった。
オリヴェイラは今季も東京の攻撃の主軸として期待される。昨季はシーズン後半ゴールの生まれない時期が続き、チームの低迷の原因となった。対策されマークされる中でどれだけの力を出せるかは課題だが、ゴールのない時期にも持ち前のフィジカルでボールを収め、前に運ぶ力でチームへの貢献は大きかった。彼が収めれば、自分で打ちに行くことも出来るし、彼が落としたボールをフィニッシュに持ちこめるタレントもたくさんいる。二桁のゴールを期待する。
永井はこれまでサイド・アタッカー的な使われ方で今ひとつフィットしていなかったが、昨季は長谷川監督の下でトップに置かれて5ゴールを挙げた。スピードは素晴らしいが、持ち上がった後のプレー選択や精度に磨きがかかれば今季も主力としてゴールを重ねるポテンシャルは高い。
移籍加入では鳥栖からU22代表候補の田川を獲得。J1での試合経験もあり、J3ではなくトップで即戦力としての活躍が期待できる。SHとしても起用でき、ユーティリティとして存在感を発揮して欲しい。
さらにはブラジルのグレミオからジャエルを獲得。多くのクラブを渡り歩いてきた経歴を持ち、30歳という年齢ではあるが、韓国、中国でのプレー経験もあり、まずはフィットするかどうかを見極める必要がある。合流は遅かったが計算できるようになれば大きな戦力。
タイのバンコク・ユナイテッドからはナッタウットが加入。21歳と若く実力は未知数だが、フレッシュな戦力としてまずはJ3からのスタートか。
矢島、原への期待も大きい。昨季はJ3が主な舞台で、トップではカップ戦などで出場機会を得たものの、結果としては矢島がルヴァンカップで1ゴールを挙げるにとどまった。OMFも加えると前線での競争相手は多いが、臆することなく力を出してチャンスをつかんで欲しい。
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FC東京
2019年02月18日 23:51
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【FC東京】2019年新戦力プレビュー(2) MF編
今回はMFについて見てみよう。
【DMF】
ボランチは今季も眷襪閥極椶第一選択になるだろう。眷襪聾世Δ泙任發覆い、橋本は昨季の成長が顕著だった。彼の負傷離脱とともにチーム成績も下降に転じたのは決して偶然ではない。もともと攻撃に特徴のある選手だったが、そのセンスをポジショニングと配球に生かしたことで新境地を拓いた。今や東京の中盤になくてはならない選手になった。
眷襪話翦廚陵廚世、ボランチが適職かは微妙。僕自身としては前目よりは後ろで捌いてから上がる方がつかまりにくく特徴が生かせるように思うが、1列前でボールを受けてラスト・パスを出す動きを期待するのも理解できる。彼を自由に動かすためにはもう一人計算できるボランチが必要だ。
しかし、彼らとポジションを争っていた米本は名古屋に移籍。これは正直ショックだった。米本だけはずっと東京にいてくれると思っていた我々の甘えもまた彼を追い詰めていたのか。戦術的な穴はもちろんだが、精神的なショックは大きい。名古屋での活躍を祈るしかない。
そこで、米本に代わる選択肢として、ブラジルからアルトゥール・シルバを獲得。23歳と若く、実力は未知数ではあるが185cmの長身と特徴もあり、期待は大きい。彼が計算できるようになれば単なるバックアップにとどまらず、眷襪鯀位椶濃箸辰燭蟠極椶鬟汽ぅ匹乃用するようなオプションも可能になる。まずはプレーを見たい。
若手としては平川、品田、鈴木らも成長が期待される。まずはJ3からになると思うが、昨季J3で存在感を示しトップでも出場機会を得た平川、品田に加え、ケガでほぼ出場できなかった鈴木も今季はトップでのポジション争いに絡んで、全体の底上げに貢献して欲しい。
このポジションではこの他にも東の起用も考えられるなど選択肢は多い。アンカーではなくダブル・ボランチを中央に置くフォーメーションになるだろうが、梶山(現役引退)、米本の穴を感じさせない選手層になっていると思う。
【OMF】
昨季は東、大森を左右に配するのが基本で、試合によって田邉がそのオルタナティブになったが、田邉が福岡に移籍。これもショックだった。
サバデルから帰ってからの田邉は卓越した個人技とプレー・センスに加え、泥臭さや守備の意識、巧みなポジショニングなど、本来ならレギュラーを張れる実力を見せ、昨季も開幕当初は監督の評価を受けていないことを感じさせながらも最終的には序列を上げた。彼の移籍は本当に残念だ。
東は梶山から10番を引き継ぎ、主将にも任命されて勝負の年になる。それだけ昨季が充実していたということだ。もともとプレー・センスはずば抜けたものがあったが、昨季はそれに労をいとわぬ運動量、献身的な守備、ここぞというところで思い切ってゴールを狙って行く意識など、自覚とか責任とかいう言葉を思い起こさせる活躍を見せた。本来なら代表でもおかしくない選手。満を持して東京の「顔」になった覚悟を買いたい。
大森はフィニッシュにこそ恵まれなかったが東同様「水を運ぶ」働きが顕著。戦術眼が確かでいて欲しいところにいる。ポジションを埋める動きは守備でも効いていた。長谷川監督の信頼を得て今季も全体の中で方向を示す働きを期待。
ここに、昨季途中で横浜に期限付移籍した久保が復帰。夏にはバルセロナへの復帰も報じられているが、まずは歓迎したい。流れを変えられる選手であり、戦力として見込める。「借り物」「預かり物」に終わらないパフォーマンスを見せて欲しい。
韓国からの新加入であるナ・サンホもこのポジションでの起用か。昨季は韓国二部での得点王であり代表招集も受けた選手。まずはチームにフィットするところからだと思うが、実力を出せればポジション争いに割って入るだろう。いい補強だ。
福岡への期限付移籍から復帰したユ・インスもいる。もはや戻るところはJ3ではなくトップのはず。福岡で31試合に出場した経験を生かして彼らしいプレーを見せてくれるだろう。正念場のシーズンになる。
金沢から移籍の宮崎はJ3からのスタートか。J2では試合経験を積んでおり、貴重な左利きとしてポジションを窺う。チャンスを逃さずにアピールすることが必要だ。
内田もトップへの飛躍を目指す。タレントの多いポジションであり存在感を示す必要がある。J3で違いを見せトップへの手がかりをつかみたい。
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FC東京
2019年02月17日 23:09
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【FC東京】2019年新戦力プレビュー(1) GK・DF編
気がついたら開幕まで1週間になってしまったが、新戦力レビューをやってなかった。間に合うかどうか分からないがGK・DF、MF、FWに分けて簡単に確認しておきたい。
【GK】
林、波多野が残留する一方で大久保が鳥栖に移籍、廣末は山口に期限付移籍となった。加入としては山形から児玉を獲得、GK3人で戦う態勢となる。
順当に考えれば林がレギュラー、児玉がバックアップで、波多野はJ3を中心に出場機会を狙うことになると思われるが、児玉もJ2で豊富な経験があり、林のパフォーマンス次第では単なる控えにとどまらない活躍も期待したいところ。
誰かがケガをすればすぐに選手不足になることもあり得るが、その時はJ3をU18からの2種登録で繰り回す目算か。波多野の成長も楽しみだし、廣末は山口で経験を積んで帰ってきて欲しい。
【SB】
右SBは今や代表になった室屋が当然の第一選択だが、柳が山口に期限付移籍となったため、バックアップは高卒ルーキーの中村か。実際には岡崎や小川、場合によっては橋本も右SBでの起用は可能だと思うが、できれば本来のポジションで使いたい。中村はJ3からのスタートになるだろう。
左は太田と小川のポジション争いになる。昨季は太田が今ひとつパフォーマンスを上げきれない一方で小川が急成長し、特に攻撃の思いきりのよさやマメなポジションの取り直しでアドバンテージを見せた。今季は太田の奮起に期待したい。クロッサーとして、プレースキックのキッカーとしての太田の存在はまだまだ東京に必要なはずだ。
小川は札幌からのオファーを断って残留。その覚悟をプレーで表現し、出場機会を得て欲しい。J1クラブ(それも野々村社長、ペトロビッチ監督の札幌)からオファーがあったということ自体が大きな自信になっていると思う。
【CB】
森重とチャンがレギュラーになるのはおそらく間違いのないところ。バックアッパーとしての丹羽もおり、態勢は整っている。山田を町田に期限付移籍で放出したが、大卒ルーキーの渡辺を獲得し、岡崎を含めJ3も合わせてコマは揃っていると見ていい。
ケガのリスクはもちろんだが、警告累積での出場停止やカップ戦でのターンオーバーなどで若手に出番が回ってくることも考えられ、昨季もトップで出場機会を得て好印象を残した岡崎の更なる成長を期待したいところだ。
今季も固い守備が戦略の基礎になるのは間違いなく、このポジションに負担がかかるのは避けられない。丸山の穴は取り敢えず丹羽で埋めたとは言え、次世代を考えても岡崎や期限付移籍に出した山田が森重、チャンの存在を脅かすパフォーマンスを見せなければならない。
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FC東京
2019年02月10日 23:58
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【ブンデスリーガ第21節】グラードバッハ 0-3 ヘルタ
■2019年2月9日(土) 15:30キックオフ
■Borussia-Park
リアルタイムでスカパー観戦。毎節この時間だと有難いのだが…。
グラードバッハはシーズン後半3連勝、ホームでは今季9連勝と好調で首位BVBから勝ち点7差の2位。しっかり勝ち点を積み上げて上位争いから脱落しないようにしたい。
ノイハウスがツァカリアに代わって先発した他は前節と同じ布陣。ツァカリアはベンチ・スタートとなった。
ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ノイハウス シュトロブル ホフマン
アザール シュティンドル プレア
グラードバッハは序盤からボールを支配、セカンド・ボールも回収しながら敵陣中心に試合を進める。シュートまで持ちこめるシーンもあるものの、ヘルタの規律ある守備を崩しきることができない。21分には敵ゴール前で密集となり、ラングが至近距離からシュートを放つが敵GKにブロックされる。
すると30分、フィードを受けた敵FWがドリブルでエリア内に侵入。人は揃っており対応したが切り返しに付ききれず、最後はゾマーの脇を抜いてシュートを決められ0-1と先制を許す。ゴールを決められずにいた時間帯に、敵の個人技でヤられた。
34分、その前のプレーで足首を削られ、治療した上プレーを継続していたホフマンが続行不能に。キュイザンスを投入する。ここはツァカリアかと思ったが、ビハインドもあり、より攻撃的なオプションということか。前半は0-1のまま終了。
後半に入ってもグラードバッハはボールを支配しながらヘルタの難い守備と素早い切り替えからのカウンターに苦しむ展開は変わらず。56分、敵FWのドリブルでの持ち上がりにギンターが対応したがこれも付ききれず、中央にラストパスを許す。これを押しこまれて再び失点、0-2とリードを広げられる。またしても個人技にヤられた。
64分、ラングに代えてヘアマンを投入、シュトロブルを最終ラインの中央に下げて3バックにしたように見えた。しかし前に重心がかかった分、後ろが薄くなるのは物の道理。76分にはFKに頭で合わせて決められ0-3に。この時点でほぼ勝負あった。
81分にはシュトロブルに代えてクラマーを投入、再び4バックに戻したはずだがよく分からなかった(ヘアマンが右SB?)。その後も敵FWがゾマーと一対一になるなど試合の主導権を握れず、結局得点の匂いもしないまま0-3でヘルタに完敗、今季ホーム初の敗戦となった。
ボールホルダーへのアプローチとブロックの構築でスペースを消され、ボールは保持したもののペースを作ることができなかった。これまで守備はギンター、エルヴェディを中心に安定していたが、この日は敵FWの個人技に手を焼き、人は揃っているのにヤられたシーンもあった。
シュート数12-10、CK5-5、ポゼッション69-31と数字的には悪くない試合のはずだったし、先制点が取れていれば流れは変わっていたと思うが、逆に久しぶりに先制を許して無用の焦りが出たようにも思う。
あと、交替も今イチ意味が分からなかった。ホフマンのアクシデントのところは普通にツァカリアでいいし、ヘアマンの投入はいいとしてもラングを下げるのがイミフ。クラマーの投入も遅かったし、アクシデントでカードを1枚使ってしまったとはいえ、トラオレもうまく生かしたかった。キュイザンスは頑張っていたがこの人はどうも空回り感が強い。
この結果、グラードバッハは勝ち点42で足踏み、首位BVBとの勝ち点差は8に開き、バイエルンに抜かれて3位に転落。BVBがホフェンハイムと引き分けだっただけに勝っていれば勝ち点差5に迫れていたところで、言っても詮無いことだがもったいなかった。
連敗は許されず、次節フランクフルト戦はアウェイだが勝ち点3がマストになってしまった。対策された時の戦い方をもう一度見直す必要があると思う。
ディーター・ヘキング監督談話:
「我々は25分まではいい形で試合に入れていた。この時間帯に得点を挙げなければならなかった。我々は2つか3つの絶好のチャンスをがあり、もっとうまく結果に結びつけなければならなかったが、残念ながらそれをやりきることができなかった。0-1になってからは少しばかり我慢強く戦えなくなり、パスにしてもポジショニングにしても規律が失われてしまった。その他にも我々はヘルタが我々に対して守りやすいスペースしか使うことができていなかった。こうなると彼らにはやりやすくなっただろう。後半は改めて同点を狙いに行ったが、カウンターと個人技で0-2にされてしまった。その後はいくつかそれなりのチャンスはあったが、その局面で最後の決定力と集中力が欠けていた。こういうことを考えても今日の敗戦は妥当な結果だと思う」
まあそうやろな。次が重要になる。
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ブンデスリーガ
2019年02月03日 18:26
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【ブンデスリーガ第20節】シャルケ 0-2 グラードバッハ
■2019年2月2日(土) 18:30キックオフ
■Veltins-Arena (Gelsenkirchen)
日本時間だと日曜日未明の2時半キックオフになるので、リアルタイム視聴は諦め、日曜日の朝7時前に起きてスカパーの録画を見た。
シーズン後半を2連勝で滑り出したグラードバッハだが、苦手とするアウェイで連勝を伸ばせるかが課題。前枠で首位のBVBが引き分け、2位のバイエルンが負けており、ここで勝ち点3を積み上げて差を詰めたいところだ。
前節打撲で出場を回避したアザールが先発に復帰、またインサイド・ハーフにはノイハウスに代わってツァカリアが先発。ラファエルは引き続き治療中。
ゾマー
ラング ギンター エルヴェディ ヴェント
ツァカリア シュトロブル ホフマン
アザール シュティンドル プレア
序盤は互いにコンパクトにした中盤で窮屈な奪い合いの展開に。ハイプレスの応酬で中盤でのボール・ロストか不正確な長いボールを蹴って失う繰り返し。グラードバッハがややボールを握っているようにも見えるものの、どちらもアタッキング・サードまでボールを運ぶことができない。
14分、ツァカリアからのスルー・パスを受けてゴール前に抜けたシュティンドルがシュートを放つがバーをかすめて上に。18分にはシュトロブルからのパスを受けたツァカリアがシュティンドルとのワンツーから裏に抜け出し、枠にシュートを放つが敵GKにセーブされる。
その後は再び流れが膠着。シャルケにボールを持たれる時間も少しずつ長くなり、互いにかっちり構築された敵の守備ブロックの手前でボールを動かすだけのシーンが多くなる。45分には、右CKにギンターが中央で合わせるがGK正面。スコアレスで前半を終えた。
後半に入っても流れは変わらず。59分、中盤で得たFKを素早くリリースすると、これを受けたアザールが裏へ抜ける。飛び出したGKと交錯してアザールが倒され、このプレーで敵GKが退場に。グラードバッハが数的優位を得る。しかしアザールが倒されたのはエリアのわずかに外で、これで得たFKはバーの上に。
68分、この日既に一度警告を受けているシュトロブルに替えてクラマーを投入。73分には正面からのFKをシュティンドルが蹴り、いいシュートが枠に飛んだが交替で入った敵GKにセーブされる。
数的優位を得たことで、グラードバッハが押しこみ、シャルケは自陣を固めてカウンターに望みをかける展開が鮮明になる。78分、ツァカリアに代わってノイハウスを、83分にはホフマンに代えてヘアマンを投入、プレアがトップに入りシュティンドルがインサイド・ハーフに落ちたように見えた。
割りきって守りを固めるシャルケに対してなかなか攻め手を見出せなかったグラードバッハだが、85分、ドリブルで切れこんだアザールからのパスを中央で受けたクラマーが、ワントラップからそのままボレーでシュートを放つと、これが敵DFに当たって微妙にコースが変わりゴールへ。エリア外からの左足のシュートで1-0とグラードバッハがリードを得る。
その後はグラードバッハがボールを回して時間を使う。アディショナル・タイムには少ないタッチ数でつないだボールを受けたノイハウスがゴール前に仕掛け、敵GKとDFに絡まれながらもその上を越すループっぽいシュートを決めて2-0に。なかなかゴールが決まらず苦しんだ試合だったが、終わってみれば完勝の形になった。
互いにコンパクトな陣形を意識し、難い守備を軸に戦ったため、窮屈でやりにくい展開だったし、ゴールのイメージも持ちにくかった。何度かトライはしたものの、最後のところでブロックを崩しきるアイデアを書いて苦戦した。
結果的には交替選手2人がゴールを決めて勝った形だが、采配というよりは、スコアレスでも浮足立たず、じっくり終盤まで戦えたことが大きく、それも好調だからこそかなと思った。
数字を見ても、シュート数16-10、CK6-1、ポゼッション62-38とグラードバッハがアウェイながら主導権を握っていたことを裏づけている。数的優位になってから逆に攻めあぐねた感もあるが、最後はしっかり結果を出せた。
これでグラードバッハは20試合を戦い勝ち点42(1試合あたり2.10)、2位のバイエルンが負けたので勝ち点で並び、得失点差で2位に浮上した。首位BVBとの勝ち点差も7に縮小、今年に入っての連勝を3に伸ばした。
次節はホームでヘルタと戦う。この勢いで行けるところまで行こう。
ディーター・ヘキング監督談話:
「最初の30分は問題なく戦えたし、2つのいいチャンスを作ることができたが、本当ならそこで先制しておかなければならなかった。ハーフタイムの前の15分はミスが多くなり、うまくボールをコントロールすることができなかった。これは必要のないことだった。アレクサンダー・ニューベルがレッド・カードを受けた後、我々は3人のフレッシュな選手を投入し、解決策を見出して最終的には妥当な勝利を得ることができた。我々がまだ上位にとどまっていることはもちろん喜ばしいが、何かについて語るにはまだ早過ぎる。明日からは我々の焦点はヘルタとの次の試合になる。成功をもたらすためにはそれが唯一のやり方だ」
週央にはDFBポカールの試合があるらしいが、ウチには関係のないことだ。
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