フットボール・クレイジー
football crazy
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2023年12月25日 22:16
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【ブンデスリーガ第16節】フランクフルト 2-1 グラードバッハ
■ 2023年12月20日(水) 20:30キックオフ
■ Deutsche-Bank-Park (Frankfurt)
日本時間木曜日の未明の試合。前日が飲み会だったこともあって早起きはムリと割り切り、仕事が終わって家に帰ってからスカパーのオンデマで見た。結果情報はシャットアウトすることができた。
年内最後の試合でありスタート・ダッシュに失敗したシーズン前半の締めくくりとしてなんとか勝ち点を拾いシーズン後半の発射台を少しでも高くしておきたい。チュヴァンチャラがベンチに復帰したが先発は前節と同じメンバーになった。
ニコラス
スカリー エルヴェディ ヴェバー ネッツ
ヴァイグル
ライツ コネ
オノラ プレア ハック
立ち上がりはグラードバッハがボールを保持、少ないタッチでボールを動かしながらフランクフルトのゴールに迫ろうとするが、最後のところの正確さを欠き、フィニッシュまではなかなか持ちこめない。
一方フランクフルトも15分を過ぎたあたりから徐々に目を覚ましたか、次第にグラードバッハの陣内で攻撃を受ける時間が長くなる。しかしフランクフルトも攻撃に迫力を欠き、拮抗した展開となって行く。
27分、オノラの右CKにヴェバーが頭で合わせてゴール。グラードバッハが1-0と先制する。動意に乏しい試合だったがセット・プレーでリードを奪うことができたのは大きい。その後も流れに大きな変化はないが、それだけにグラードバッハが優位に。
34分には中盤でボールを奪ったヴェバーがプレアからのワンツーを受けてそのまま前線へ。エリア内でシュートを放つが敵GKがセーブ。1-0のままハーフタイムを迎える。このリードを守るのか。難しいゲーム・マネジメントになりそう。
後半に入っても流れは変わらず、互いに決め手を欠くまま時間が経過する。ボールはフランクフルトが保持しているが、シュート精度を欠き、ニコラスのセーブもあってゴールは許さない。
61分には中盤でオノラが敵のパスミスをカットして持ちあがり、中央のコネにパスするがエリア外からのシュートはゴール左に外れる。63分、ハックに代えてエングムを投入。そのまま左ウィングに入った。73分にはネッツからのパスを受けたコネが狙うが枠を外れる。
77分、プレアとライツに代えてチュヴァンチャラとクラマーを投入。試合をクローズにしに行くが最少失点差であり展開は予断を許さない。88分、ヴェバーが敵FWに対してレイト・タックルでガッツリ足を踏んでしまい、この試合二度目の警告となり退場に。
90分、これを受けてオノラとエングムに代えキアロディアとフリードリヒを投入、後ろを実質5バックにして逃げきりを図る。しかしこの時点でメンタルがネガティブにセットされてしまい、必要上に防戦一方の展開になってしまう。アディショナル・タイムは7分。
90+2分、自陣ゴール前からボールをクリアできずにいるところで、右サイドからクロスを放りこまれ、ファーで合わされて失点、1-1の同点となってしまう。さらに90+7分、再び右サイドから入れられたグラウンダーのクロスをニアで押しこまれて1-2に。
キアロディアがついて行ったが敵FWと一緒にボールを押しこむ形になってしまった。試合はそのまま終了、ヴェバーの退場でひとり少なくなったところから、アディショナル・タイムに2点を奪われ逆転負けとなった。
互いに流れのなかから大きなチャンスが作れず、グラードバッハがセットプレーから得たアドバンテージをなんとか守りきろうとしたものの、ヴェバーの退場でマインド・セットが変わってしまい残念な結果となった。
数字を見ればシュート数7-14、CK2-8、ポゼッション37-63とフランクフルトが上まわっており、現場では見ている以上に押されている感があったのかもしれない。そのなかでひとり少なくなり守る意識が強くなりすぎてドン引きになってしまった。
見せ場が少ない神経質な試合で、本調子ではない今のチーム状態ではマネージするのが難しい試合ではあった。ヴェバーを責めるわけには行かないが、パフォーマンスというよりは戦い方に課題の残る試合で今年を終えることになった。
16試合を終え4勝7敗5分で勝ち点17、1試合あたり1.06での12位はまったく納得のできない数字。スタート・ダッシュに失敗したあと、持ち直した時期もあったがそこからの軌道修正がうまく行かなかった。
全体として奪ってからの速い切りかえ、ボールを動かしながら押し上げる攻撃などやりたいことは理解はできるし、それ自体は悪くはないと思うが、その落としこみに時間がかかっており安定感がない。セオアネ監督でシーズン後半も戦うべきかは微妙な感じがする。
しかし、ウィンター・ブレイクをはさんで来年となるシーズン後半からは板倉も戻ってくるだろうし、他にもケガで離脱中の選手の復帰で層は厚くなるはず。ここからの巻き返しは容易ではないが、幸い全体に勝ち点差の少ない混戦になっておりチャンスはある。
ひとつの勝利が順位を見るうえで大きな意味を持つ状況であり、ウィンター・ブレイクのあいだに戦術の定着、深化を果たせるかどうかがシーズン後半の立ちあがりを大きく左右することになる。セオアネ監督で行くのかも含め、クラブの取組が問われる局面だ。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「この敗戦は我々にとって非常に厳しいものだ。これだけ長いあいだリードを保ちながら、アディショナル・タイムにまるっきりひっくり返されてしまうと、どうしようもなく落胆するし、いくらかフラストレーションもある。我々は多くの部分でいいパフォーマンスを見せたし、非常にコンパクトでフランクフルトにスペースを与えなかった。局面によっては我々はうまく切りかえができていたしいいフットボールをできていた。もちろんマックス・ヴェバーに対する退場処分は試合に影響したが、我々は失点につながったシーンの両方で、一人少ない状況でももっとうまく守ることができていたはずだった」
今イチなシーズンやなあ。柏の細谷を獲得するという噂もあるが…。
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ブンデスリーガ
2023年12月18日 00:10
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【ブンデスリーガ第15節】グラードバッハ 2-2 ブレーメン
■ 2023年12月15日(金) 20:30キックオフ
■ Borussia-Park
土曜日の昼にスカパー時差観戦。前節ウニオンに完敗しておりホームで勝ち点3の必要な試合。コネが先発に復帰、前線ではチュヴァンチャラが体調不良でメンバー外となりハックがトップで先発した。
ニコラス
スカリー エルヴェディ ヴェバー
ヴァイグル
オノラ ライツ コネ ネッツ
プレア ハック
開始早々の1分、自陣でボールを持ったコネがそのままドリブルで持ち上がり、エリア手前からシュートを放つがジャスト・ミートせずGKがキャッチ。
悪くない立ち上がりかと思われたが、7分、左サイドからゴール前に放りこまれたボールにファーで合わされ失点、早い時間帯に0-1と先制を許しビハインドを背負う。ファーから入りこんだ敵FWをだれも捕まえていなかった。この安い失点はなんとかならないのか。
その後もグラードバッハはなかなかエンジンがかからず、一進一退の攻防となる。27分、オノラの右サイドからのクロスに中央でプレアがダイレクトでシュートを放つがバーの上に外れる。
33分にはやはりオノラの右サイドからのクロスに今度はネッツがファーから走りこんで合わせるがこれも枠をとらえきれず。39分にはネッツからボールを受けたプレア切り返しで敵DFを外して狙うがこれも枠外に。チャンスは作るが決めきれない。
しかし45分、右サイドのオノラからのクロスをファーでコネが折り返し、エリア内でボールを受けたハックが敵DFに寄せられながらもボールをキープしフリーのライツにつなぐとライツがダイレクトでシュート、これが決まって前半終了間際に1-1と同点に追いついて前半を終了した。
気の抜けたような失点から徐々に主導権をつかみ、前半のうちに追いつけたのは大きい。後半早い時間帯に逆転したいところ。
そのとおり、後半立ち上がりからグラードバッハが攻勢に。開始早々の47分には敵ゴール前の攻撃でボールを拾ったコネがシュートを放つがポストをヒット、さらにこのこぼれ球をプレアがダイレクトで狙ったが敵GKにセーブされる。
直後の49分、中盤でネッツが前線のハックにスルー・パスを通すと、ハックは右サイドに敵DFを引きつけてから中央のライツにパス。ライツはボールを置き直して敵DFをかわし、そのままゴールに流しこんで2-1と逆転に成功。ボール奪取からワンタッチで流れるようにパスをつないだお手本のようなゴールだったが決めきったライツもエラかった。
その後も59分、左サイドからエリア内に持ちこんだコネからラスト・パスを受けたプレアがシュートを放つが枠を外れる。60分にはオノラからパスを受けたライツのシュートは角度がなくサイドネットに。グラードバッハが追加点を狙うが決めきれず。
その後はグラードバッハがやや引き気味に受けにまわる展開となる。ブレーメンの精度の低さに救われていたが、76分、アーリー・クロスを待って受けようとしたニコラスにチャレンジした敵FWがボールをさらい、このボールを流しこまれて失点、2-2と再び同点に。
81分、ハックとライツに代えてエングムとクラマーを、87分にはコネとオノラに代えてラノスとノイハウスを投入して勝ち越しをねらいに行ったが奏功せず。90分にはプレアに代えてボルゲス・サンチェスを投入したが試合は動かず。
90+2分には中盤で敵MFに後ろからチャレンジしたクラマーがレッドカードを示されるがVARが介入、足裏を見せるなどの過剰さ、悪質さは認められず警告に変更された。試合はそのまま2-2の引き分けとなった。
立ち上がりの安い失点からビハインドを背負ったが前半のうちに追いつき、後半開始早々に一度は逆転したが、徐々に守勢になって追いつかれた。勝ちきりたい試合だったし実際勝てたと思うが詰めの甘さが結果に表れてしまった。
数字を見ればシュート数14-12、CK4-3、ポゼッション50-50とほぼ互角、あとは試合運びと要所を決めきる力だと思うがそこが足りなかった。
2点めのシーンにこのチームがやりたいことは表現できていた気がするし、これが再現性のある形でひとつの型として定着できれば面白いと思うが、それがまだ相手次第、試合の流れ次第でできたりできなかったりするところが今の成績の理由なのだろうと思う。
コネが効いていたしプレアも存在感があった。オノラは再三クロスで好機を演出したし、とにかくライツがここまで化けるとは思わなかったが、それらを勝利に向けて統合して行くマネジメントの弱さを感じた試合。
ここまで15試合を戦って4勝6敗5分、勝ち点は17(1試合あたり1.13)となり順位は11位に。勝つべき試合に勝てないと地合いはどんどん悪くなる。次節が年内最後の試合となる。アウェイだがしっかり勝って少しでも来年の発射台を高くしておきたい。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「妥当な引き分けだと思う。ブレーメンの方が試合の入りがよく、スペースを広く使われ、我々はそれに対応できなかった。0-1になった後は我々も試合に入れるように戦い、同点にすることができた。後半は前半より非常によくなり、素晴らしい流れからのゴールで2-1としたが、奇妙なことにそこでまた主導権を失ってしまった。試合の流れはまさに今シーズンのようで、いいときと悪いときがあった。我々はどの時点でもハードワークしなければならなかった。満足か不満かを言うことはむずかしく、入り混じった気持ちだ」
そんな他人事みたいに言われてもなあって気はする。
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ブンデスリーガ
2023年12月14日 00:27
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【ブンデスリーガ第14節】ウニオン 3-1 グラードバッハ
■ 2023年12月9日(土) 15:30キックオフ
■ Stadion An der Alten Försterei (Berlin)
土曜日の夜11時半キックオフ。最近日曜日は所用のためにそこそこ早く起きなければならないのでややキツいが、できることならやはりリアタイで見たいということで夜中の1時半近くまで頑張って見た。
このところ戦績自体は悪くないが、内容が必ずしも伴っているわけでもなく安定感には欠ける戦いぶり。ホームで勝ったあとであり、このへんでしっかり連勝して勝ち点を積み上げたい試合だが、下位のウニオン相手とはいえ神経質な試合になる予感。
ヴェバーが病気から復帰したほかは週央のDFBポカールと同じ布陣。コネはなにしてるんだっけ。
ニコラス
スカリー エルヴェディ ヴェバー
ヴァイグル
オノラ ライツ クラマー ネッツ
チュヴァンチャラ プレア
キックオフを見逃がしている間にグラードバッハのゴールにボールが入っていたがオフサイドの判定。不吉な立ち上がりとなった。
その後も試合はウニオンのペース。ボールを保持して攻め上がろうとするグラードバッハに対してハイプレスから奪ったボールを素早くゴール前まで運んでチャンスを作る。グラードバッハの攻撃は散発でフィニッシュまでもちこめない。
22分、エリア内からの敵のクロスに対応したネッツの手にボールが当たりハンドの反則を取られる。意図的ではないが不用意に上げた手にボールが当たっており抗弁しにくいファウル。23分、PKを決められ0-1と先制を許す。
流れからの攻撃には対応していただけにもったいない失点となった。ネッツは以前にも不用意なハンドをしていなかったか。守備のやり方をしっかり徹底するの必要があるのではないかと思った。
その後はようやく目が覚めたグラードバッハがややボールを動かせるようになり、オノラのクロスを武器にチャンスを作るが、ウニオンの守備も堅くゴールに迫ることはできない。結局0-1で前半を終えた。後半早い時間帯に追いつきたい。
しかし後半立ち上がりの50分、敵CKのクリア・ボールが短くなったところを、エリア外で拾われシュートを打たれる。これが決まり0-2と点差を広げられる。出鼻をくじかれ試合展開としてもいきなりむずかしくなってしまった。
56分にはライツのシュートが敵にブロックされたボールをプレアが拾いシュートを放ったがこれも敵GKに当たる。59分、クラマーに代えてエングムを投入、ヴァイグルとライツのダブル・ボランチにシフトし、前線を3枚にしたか。
その後も大きなチャンスは作れないまま劣勢で試合は終盤に入る。70分、スカリー、ライツ、ネッツに代えてフリードリヒ、ノイハウス、ヘアマンを投入、ヴェバーを左サイドに押し出し、ヘアマンが右SBに入る4バックに変更したか。
ウニオンがやや引き気味になったこともあってボールは持てるようになるが攻撃の糸口がつかめない。75分、エルヴェディがノイハウスに付けようとしたパスをカットされ、そのまま持ちこまれて決められた。0-3となり試合はほぼ決まった感じに。
77分、ようやく右サイドからのオノラのクロスに中央でプレアが頭で合わせゴール。1-3となんとか1点を返したがまだまだ先は長い。80分、チュヴァンチャラに代えてラノスを投入、そのままトップへ。
しかしその後はリスクを嫌い引き気味に守るウニオンにも阻まれ再び拮抗した戦いに。交代カードも使いきり、その後は大きなチャンスも作れないまま、1-3でウニオンに勝利をプレゼントした。
序盤から主導権を握りきれず、前半はPKからの失点のみで我慢できたが、後半立ち上がりから追加点を奪われるとそのまま点差を広げられ、最後に一矢報いたものの結果をお化粧するのみに終わった。
数字を見れば、シュート数11-16、CK7-6、ポゼッション62-38。ボールは持ったがそこからの先がなく攻めあぐねた感が窺える。なすすべなくズルズルと地合いを切り崩されていった試合という印象だった。
ゲームプランがうまく行かなかったときの切り換えが難しく、臨機応変に対応する以前にベースとなる戦い方自体が未完成すぎて、ダメなときはもうダメというしかない。振れ幅がマイナス方向に大きく、まだ軸が固まっていない気がする。
ケガや病気での欠員が多いのは痛いところだが、それでも相応の選手は揃っているはずで、開幕当初よりは随分マシになったとはいうものの、戦術の落としこみが遅々として進んでいない感を受ける。地道に積み上げるしかないが、連勝ができないと足場が揺らぎかねず余裕はあまりない。
そんなにひどい状態というわけでもないが、なにかがうまく行ってない感じは常にあって、それが戦績に表れている気がする。上位に力負けするのはしかたないとしても、この試合のように下位に対して神経質な戦い方をしてみすみす勝ち点をプレゼントしてしまうのは自信のなさなのか。
これで14試合を終えて4勝6敗4分で勝ち点は16(1試合あたり1.14)、順位は10位と中位に甘んじている。14試合して四つしか勝てていない時点で多くは望めない。果たしてここからよくなるのか。次節、ホームで勝ち点をしっかり積み上げなければならない。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「パフォーマンスに見合った結果になった。我々は最初から、ボール保持でも非保持でも、我々自身の戦いができなかった。だから我々は自身のパフォーマンスに納得していない。いくつか乗り越えないといけないことがある。ここ何試合か多くのエネルギーを注ぎこんできたが、そのためにメンタル面もフィジカルもフレッシュさがなければならなかった。しかしそれは言い訳であってはならない。ポカールで勝ち進みたいのであれば、リーグ戦でも勝ち点を取ることができなければならないからだ。我々は今回そうではなかったということだ」
ヴァイグルが急に金髪になっていて驚いた。白黒のサード・ユニだったのがうれしかった。
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ブンデスリーガ
2023年12月09日 22:17
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【DFBポカール3回戦】グラードバッハ 1-0 ヴォルフスブルク
■ 2023年12月5日(火) 20:45キックオフ
■ Borussia-Park
平日の早朝5時前のキックオフなのでもうリアタイはあきらめて、仕事が終わって家に帰ってからDAZNで見た。日中はTwitter(現X)とかふつうに見てたけど、幸い試合結果を不用意に知ってしまうことなく夜まで過ごせたのはよかった。というかポカールの試合があたりまえのようにDAZNで見られること自体がかつては考えられなかった。
対戦相手はリーグ戦でも対戦したばかりのヴォルフスブルクで、そのときもホームで4-0と快勝している。直近のリーグ戦もホフェンハイムに2-1で競り勝っており、いいイメージで次のラウンド(準々決勝)にコマを進めたい。
週央の試合ということでいくつかのポジションでターン・オーバーを実施。リーグ戦をケガで欠場していたヴァイグル、チュヴァンチャラが先発、またキアロディアが公式戦初の先発出場となった。
ニコラス
スカリー エルヴェディ キアロディア
ヴァイグル
オノラ ライツ クラマー ネッツ
チュヴァンチャラ プレア
立ち上がりからグラードバッハがボールを握り攻撃をしかける流れになる。7分、スカリーの右サイドからのクロスがエリア内でDFに当たり、エリア前にこぼれたところをクラマーがダイレクトでミドルをねらうが枠をとらえきれず。
オノラを裏に走らせ右サイドから中央に放りこむ形でなんどかチャンスを作るものの、ヴォルフスブルクも中央はしっかり固めており決定機にはならない。一進一退の攻防となるが試合全体の主導権はグラードバッハが握っているように見える。
37分には左サイドのネッツからのボールが逆サイドのオノラにわたり、オノラが落としたボールにスカリーがミドル・シュートを放ったがこれも枠におさまらず。どちらも大きなリスクは冒さずスコアレスで前半を終えた。
後半立ち上がりにビッグ・チャンス。49分、オノラがCKからのサインプレーで後方のヴァイグルにボールを出したがヴァイグルのシュートは敵GKにセーブされる。こぼれ球をプレアが詰めるがこれもGKがさわり、ゴール前でキアロディアの前にこぼれる。流しこむだけだったが力が入りキアロディアのシュートはバーの上に。プレアがオフサイドだったので入っていてもノー・ゴールだったが。
その後は大きな見せ場がなく時計が進む。60分、傷んだ様子のチュヴァンチャラに代えてエングムを投入、そのままトップに入った。71分、オノラの右サイドからのクロスをファーで受けたクラマーが角度のないところからループ・シュートをねらうがGKがキャッチ。
81分、クラマーとライツに代えてハックとコネを投入。ネッツを左SBにした4-4-2にシフトしたように見えた。終盤、いくつかヴォルフスブルクに絶好機を作られるが、ニコラスの好セーブがあり失点を免れる。90分を戦ったが0-0のままで延長戦となった。
延長はヴォルフスブルクが攻勢となるがグラードバッハの守備は固く拮抗した展開に。97分、オノラとエルヴェディに代えてノイハウスとフリードリヒを投入。エルヴェディも傷んだ様子。101分、ネッツ、プレアとつないだボールをエリア内で受けたハックがシュートを放つが敵DFがブロック。ともにゴールはなく延長後半へ。
引き続きヴォルフスブルクが優位でグラードバッハは守備からのカウンターをねらう流れに。しかしチャンスは多くなく、起点が低いためなかなか自陣からボールを持ち出せない。
このままPK戦かと思われた120分、コネが中盤で敵のパスをカット、エングムの落としを受けたノイハウスがゴールライン際からエリアに入りこみ、ファーへ浮かせたラスト・パス。これをコネが頭で押しこんでゴール。土壇場で劇的な決勝点を挙げ、1-0でグラードバッハがヴォルフスブルクに競り勝った。
序盤はグラードバッハが主導権を握ったがその後試合は拮抗した展開となり、数少ない好機にも決めきれず。終盤から延長はヴォルフスブルクの攻撃を受けたがしのぎ、最後の最後にカウンターをやりきってなんとか勝ち抜けた。消耗戦だった。
何人か選手を入れ替えながらの試合となったが、オノラ、プレア、ライツらリーグ戦でも中心になっている選手らがチームを支えた。一発勝負のトーナメントなので慎重になった部分も互いにあり、固い試合になってしまったが、守備に破綻をきたすことなく粘り強く戦えたことは収穫だった。
シュート数11-14、CK9-8、ポゼッション50-50とどちらに転んでもおかしくない試合だったが、そういう試合に勝てたことが大きい。週央に120分を戦いコンディション的にはキツいが、リーグ戦にもポジティブに影響するのではないかと思う。
DFBポカールの準々決勝は1月末から2月、8クラブのうち一部リーグ所属はグラードバッハのほかレバークーゼン、VfBと三つだけ。どこと当たるかはまだわからないが、今季のポカールは波乱含みでなにか面白いことが起こるかもしれない。
ちなみに他の5クラブはカイザースラウテルン、デュッセルドルフ、ザンクト・パウリ、ザールブリュッケン、ヘルタ。デュッセルドルフとのダービーも面白いかもしれない。組合せ抽選は週末に行われる。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「この勝利は嬉しすぎる。非常に戦術的な試合で、我々は深く守り素早く切り替えることを何度も試みた。長い時間我々はよく守ったが、合計120分のなかではもちろんいくつか明らかなゴールのチャンスを作られた。ヴォルフスブルクはいいゴールのチャンスを作っており、そのことに異論はない。それでも私は私のチームに大きく称賛したい。彼らがフィールドでどれだけハートを見せたか、どれだけの情熱でプレーしたか。そして今日も観客も称賛したい。我々とともに耐え、ここぞというときに支えてくれた」
ホームゲームだったがポカールということもあってか白黒のサード・ユニを着てくれたのは嬉しかった。
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DFBポカール
2023年12月06日 00:11
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【ブンデスリーガ第13節】グラードバッハ 2-1 ホフェンハイム
■ 2023年12月2日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
土曜日の夜11時半のキックオフということで、翌日予定はありつつもスカパーでリアタイ観戦した。前節、BVBにアウェイで2点を先制しながら逆転負け、足元の成績自体は決して悪くないが連敗は避けたいところでホームでしっかり勝ち点3を積み上げたい。
ヴァイグル、ヴェバー、ヨーダン、チュヴァンチャラらが病気やらケガやらで離脱、フリードリヒ、ノイハウス、エングムらが先発した。板倉、オムリンらは練習を始めているとの報もあるが実戦復帰はまだ遠そうだ。
ニコラス
スカリー フリードリヒ エルヴェディ
オノラ ライツ コネ ネッツ
ノイハウス
プレア コネ
開始早々の5分、右サイドのプレアがクロスを入れるとファーのエングムが折り返し、中央に走りこんだノイハウスが合わせようとしたがわずかにDFに先に触られ打ちきれず。タイミングはぴったりだったが先制できなかった。
その後はプレアを起点に速い切り換えからゴールを目指すグラードバッハに対し、サイドから切り崩そうとするホフェンハイムという展開になるが、グラードバッハがフィニッシュまでたどりつけないのに対し、ホフェンハイムの方がチャンスを作る。
ようやく残り10分を過ぎたところからグラードバッハが攻勢に。37分、オノラの右CKを敵DFがエリア内でクリア、これが高く上がった落ち際をライツが敵を背負いながらコントロールし、反転からシュートを放ったがバーの上。
45分にはオノラの右サイドからのクロスを敵DFがクリア、これがファーに上がったところを今度はプレアがダイレクト・ボレーで狙うがこれも枠におさまらず。見せ場も少ないままスコアレスで前半を終えた。
後半は前半終わりからの流れでグラードバッハがボールを保持して攻撃をしかける。49分、ネッツからのパスを受けたエングムがドリブルでエリアに入りこみ敵GKとの一対一からシュートを放つがバーをヒット。結果としてオフサイドと判定されたが形はよかった。
52分にはフリードリヒからの縦パスを受けたプレアがシュートを放つが左に外れた。54分、エルヴェディが傷んでキアロディアと交替。キアロディアはそのまま3バックの左に入った。
56分、プレアがオノラからのパスを受けてエリアにドリブルでしかけたところを敵DFに倒されてPKを得る。リプレイでも見てもケチのつけようのないファウルだった。58分、プレアが自分でこのPKを決めて1-0と先制する。ややコースが甘かったが敵GKが逆に飛んだのできれいに決まった。
しかし直後の61分、右サイドからのクロスにファーでヘディングを許し失点、1-1と同点に追いつかれる。ニコラスが触ったがボールがゴールにおさまるのを止められなかった。得点の直後に失点するのは前節から二試合連続だ。どうなっているのか。
そこからは手が出なくなり受けにまわる時間が長くなるがホフェンハイムの攻撃も精度は高くなくにらみ合いに。68分、ノイハウスに代えてクラマーを投入、クラマーはそのままトップ下に入ったか、流動的でよくわからなかった。
80分、右サイドに開いたプレアがクロスを入れると、ファーのネッツが丁寧に折り返し、プレアが斜めに走ってニアにDFを引っ張り、空いたファーのスペースに入ったエングムがこれを難なく流しこんで2-1と再び勝ち越した。
84分、エングム、プレア、オノラに代えてハック、ラノス、ヘアマンを投入、前線を総替えした格好に。6分のアディショナル・タイムを含め残り時間はグラードバッハが無難に使いきり、結局2-1でホーム三連勝となった。
数字を見ればシュート数9-19、CK6-3、ポゼッション49-51と必ずしも優位ではなかった試合だが、一度もリードを許さなかったことでムダに焦ることなく試合を進めることができたのではないかと思う。
低調な前半から徐々に調子を上げ、後半開始からの攻勢でリードを奪い、一度は追いつかれたものの終盤に突きはなしてホームで勝ち点3を手にした。追いつかれたときはええ加減にせえよと思ったが今日は勝った。
メンバーがままならないなか、特に中盤のヴァイグルを欠いて厳しい試合になる可能性もあり実際難しい展開ではあったが、ライツ、コネがしっかり試合を作ってくれたし、プレアがますます頼りになるアニキに見えてきた。
まだまだ戦い方は不安定で波があり、勝つべくして勝ったというにはラッキーに救われている部分も多いが、再現性のある得点パターンを求めてチャレンジを続けていることはわかるし、開幕当初のまったく勝てなかった時期に比べれば進歩は見られると思う。
これで13試合を終了して4勝5敗4分となり、勝ち点は16(1試合あたり1.23)で順位は10位に上がった。6位のホフェンハイムとの勝ち点差が4とようやく光が見えてきた気はするが、ここから上に行くには連勝が必要。ウィンター・ブレイクまでの残り3試合でどこまで発射台を上げられるかが勝負になる。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「今日は我々にとってとても重要な勝利になった。パフォーマンスは必ずしも期待したとおりではなかったとしても、チームを称賛しなければならないだろう。ホフェンハイムは非常に手ごわかった。このチームがどうしてアウェイでこんなに強いのか、そして順位表の上位にいるのかは見ていればわかっただろう。私のチームは多くの選手が急に離脱したがそれにとてもしっかり対応した。我々のファンも称賛したい。終盤、前に向かって背中を押してくれたし、それがうまく行って喜んでくれた」
決して盤石の試合ではなかったが、しっかり競り勝ったのは大きかった。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2023年12月04日 00:31
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【Jリーグ第34節】湘南 0-1 FC東京
■ 2023年12月3日(日) 14:00キックオフ
■ レモンガススタジアム平塚
天気のいい初冬の日曜日となった。日なたにいる分には暖かいが、日がかげると急に寒く感じられる。所用があったが調整して平塚に出かけた。今季最終戦、パッとしないシーズンだったが最後は勝って終わりたい。
スウォビィク、アダイウトン、ペロッチがチームを去ることが発表されているがアダイウトンは先発。長友、原川、渡邊はメンバー外となり、土肥、シルバ、安斎らがベンチ入り。俵積田、トレヴィザンも引き続き姿がなかった。寺山がボランチで先発。
野澤
白井 木本 森重 バングーナガンデ
小泉 寺山
仲川 松木 アダイウトン
オリヴェイラ
東京は前節から引き続き自陣でボールをあたためながら機を見て裏をねらう。奪ったボールを少ないタッチでつなぎながら押し上げる湘南と主導権を争う。敵のハイプレスに遭ってもボールを捨てず、敢えて難しいサイドでボールを受け、空いたところに戻すなど工夫が窺える。
攻撃は左サイドのアダイウトン、右サイドの仲川がそれぞれバングーナガンデや白井と絡みながらボールを前に運ぶ。11分、松木の左CKを敵DFがクリアしたボールがエリア外にこぼれたのを仲川がダイレクトでシュートするが敵DFに当たる。
さらにこのこぼれ球を左サイドの松木につなぎ再びエリア内に放りこむと、敵DFのクリア・ボールを今度はアダイウトンが拾い、ワントラップからシュートしたがバーの上に。12分には、アダイウトンがハーフウェイ付近でボールを奪うとショート・カウンターに。中央のオリヴェイラにラスト・パスを送ると、オリヴェイラはエリア手前からミドルで狙うが枠の上に。
その後も東京がボールを保持しながら攻撃を機会をうかがう一方で、湘南が速い切り換えから東京ゴールを目指す流れは変わらないが、互いに守備は集中しており、また最後のところの精度も欠いてフィニッシュまではもちこめない一進一退の攻防となる。
34分、松木からのパスを受けて斜めに走りこんだオリヴェイラが正面からエリアに進入、ゴール前まで運んだが敵DFに寄せられて打ちきれず。
互いにチャンスは作ったがチャンスを作るものの決めきれないままスコアレスで前半を終えた。縦横にボールを出し入れしながらワイドに展開したり一気に裏をねらう意図は見えているが最後のところの工夫と迫力が足りない。失うものとてない最終戦でありしっかり出しきりたい。
後半に入ると東京が敵陣でのプレスを強め、高い位置で奪ったボールをシュートにつなごうとする意識がよりはっきりするようになる。47分、バングーナガンデが左から持ちこんだボールがアダイウトンを経由して右サイドに流れたところをオリヴェイラがダイレクトでシュートするが敵GKがセーブ。枠に飛んでいた。
48分、松木の右CKからのこぼれ球を拾った仲川がシュートを放つが枠外に。さらに50分、松木から左サイドでパスを受けた寺山がドリブルでエリアに侵入、角度の厳しいところからシュートを放ったがサイドネット。
52分、アダイウトンが森重からのロング・フィードを収め、敵DFの股を抜いてエリア内でゴール前にパスを通す。これを後方から走りこんだ小泉が受け縦に運んで角度のないところから冷静に流しこんでゴール。東京が1-0と先制する。後半立ち上がりからの攻勢を得点に結びつけた。
その後も東京がボールを握り攻撃をしかけるが中央を固める湘南の守備に遭い追加点は遠い。試合は再び拮抗した争いとなり大きな見どころもないまま時間が進んで行く。
72分、寺山、オリヴェイラ、アダイウトンに代えて東、熊田、シルバを投入する。アダイウトンはメンバー全員とハグをかわしたあと拍手に送られてピッチを後にした。76分には傷んだ仲川に代えて安斎を投入、安斎はそのまま右ウィングに入る。
さらに80分にはやはり傷んだバングーナガンデに代えて土肥を投入、土肥はそのまま左SBに入る。89分、シルバが左サイドから流しこんだボールを安斎が受けてシュートを放つがサイドネットに。
7分のアディショナル・タイムは湘南が捨て身の攻撃をしかけ、たて続けにシュートを放たれるが捨て身のブロックで防ぎ、1-0のリードを守りきって10月1日いらいほぼ2か月ぶりの勝利を手にした。
全体に見せ場の少ない試合だったが、後半立ち上がりから強度を上げてチャレンジ、その局面でゴールが奪えたことでその後は流れを見ながら試合をコントロールすることができた。最終戦で粘り強く勝ち点3を持ち帰れたことは、どんなゲームで今季を終えるかという点で大事なことだった。
数字を見ればシュート数8-8、CK4-7、ポゼッション53-47と、ボールは持ちながらも全体としては五分に試合だったと言っていい。今となってはこういう勝ち方をもっと積み上げなければならないシーズンだったと言うほかない。
この試合ではボランチで先発した寺山がしっかりボールを受けてつなぎ役になるほか、前線まで上がってシュートも放っており存在感を示した。来季主力として期待できるのではないかと思う。
ラスト・ゲームとなったアダイウトンは最後までゴールをねらいに行ったが不発。しかしそれでも小泉のゴールをアシスト、最後はスタッフも総出で迎えた。印象に残る選手だったしまだまだ一緒にやりたかったが人の去来はこの世界の常か。
もはや内容に踏みこんでも詮無いが、怖がらずにボールをつなぎながら前を目指すベクトルは前節から維持されたと思う。特に前半は強度の面でやや物足りない感はあったものの、後半頭からたたみかけたのが奏功したのは進歩だった。
34試合を終了して12勝15敗7分、勝ち点は43(1試合あたり1.26)となり、順位はひとつ上げて11位でのフィニッシュとなった。まったく満足できる成績ではないが、シーズン全体の振り返りは別稿でやることにしたい。開幕時に考えていたのとはずいぶん違ったシーズンになってしまったのは間違いない。
アダイウトンやスウォビィクら以外にもクラブを去る選手がおそらくは出るだろうし、一方で新たに獲得する選手もいる。監督の去就もまだはっきりしない。
来季は町田、ヴェルディが昇格してくることもあり、またオーナーが交代して3年めということで、我々のアイデンティティがなんなのか、いろいろ問われるシーズンになる。今季がムダな一年でなかったと信じたい。
評点(評点は
ドイツ式
):
野澤(3.5) クリーンシートは大きな成果。来季は正GKか。
白井(4) 仲川とのコンビは悪くなかった。
木本(4) 前線へのフィードは引き続き精度高い。
森重(4) なんとかシーズンをやりきった。
バングーナガンデ(4) ちょっとアダに気を遣ったか。
小泉(3.5) 最終戦で今季初ゴールにしびれた。
寺山(3.5) 先発で十分戦えることを示した。
仲川(3.5) 手本にしたい。来季も残ってほしい。
松木(4) チームのベクトルを前に向ける力が貴重。
アダイウトン(3.5) クラブを去るのは本当に寂しい。
オリヴェイラ(4) マーク厳しかったが身体張った。
===
東(4) 荒いプレーあって怖かった。
熊田(4.5) まだ使い方がよくわからん。
シルバ(4) 終盤いくつか印象的な働きあり。
安斎(-) 時間短し。存在感はあった。
東(-) 時間短し。
アウェイだがファースト・ユニだったのがうれしかった。
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