フットボール・クレイジー
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2024年04月30日 23:08
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【ブンデスリーガ第31節】グラードバッハ 0-0 ウニオン
■ 2024年4月28日(日) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
日曜日の夜にスカパーでリアタイ観戦。翌日が祝日なので楽勝だ。降格圏に手が届く順位でチンタラしている場合ではないのでホームでしっかり勝ち点3を積み上げたい。もう細かいことはどうでもいい。内容も求めないのでとりあえず勝ってほしい。
ヴァイグルが警告累積で有給休暇、ヴェバーが負傷離脱となり、キアロディア、スカリー、チュヴァンチャラが先発。ネッツはベンチ・スタートとなった。また負傷で戦線を離れていたコネがベンチ入り。
ニコラス
フリードリヒ エルヴェディ キアロディア
ライナー ライツ 板倉 スカリー
チュヴァンチャラ プレア ハック
ともにコンパクトな守備から引っかけたボールを素早く前線に展開するねらいだが、序盤は互いにリスクを嫌って慎重な仕掛け。8分、板倉のパスを受けたプレアがハックとのワンツーで裏抜け、シュートを放ったが敵GKがセーブ。
17分にはドリブルでエリア内にい持ちこもうとしたハックが敵DFに止められたこぼれ球をチュヴァンチャラが拾ってシュートしたがGK正面。23分にはスカリー、ハック、プレア、ハックとつないだボールを板倉がシュートするがバーの上に。
形は作りフィニッシュまで持ちこめてはいるものの、シュートがミートしきれず相手を脅かすところまでは行けていない。一方でクロスバー直撃のシュートを浴びるなどウニオンの攻撃も侮れず、主導権をなかなか握れないまま時計が進んだ。
45分にはハックのFKに板倉が右足で合わせるがバーの上に。結局スコアレスのまま前半を終えた。オノラがおらず持ちあがりに迫力を欠くうえ、ウニオンの守備も固い。互いに我慢比べの様相だが後半早い時間帯に先制したい。
しかし後半に入っても膠着した戦いが続き、主導権はウニオンに。なんどかチャンスをつくられるがニコラスの好セーブもあってゴールは許さない。59分、スカリーが左サイドから入れたクロスにチュヴァンチャラが頭で合わせるがGKがキャッチ。
66分、チュヴァンチャラとライナーに代えてエングムとネッツを投入。スカリーが右ウィングバックにスライド。やや流動性は出たものの固い試合であることは変わらず、中盤でのつばぜり合いが続く。失点を嫌って重心がなかなか上がらない。
チャンスも散発でにらみ合いの時間が長い。80分、ハックとキアロディアに代えてコネとオノラを投入。板倉が一列落ちて3バックの中央に入る。オノラの投入が効いたか、エングムとのコンビネーションで得点機を作るが決めきれず。
88分、プレアに代えてジーバチュを投入。しかしゴールは遠く、90+4分、オノラのCKにフリードリヒが頭で合わせるがGKがセーブ、こぼれ球にコネが詰めるが枠に行かず。結局スコアレスドローで勝ち点1を分け合うこととなった。
なかなか気持ちよく前に出て行ける試合ではなく、チャンスも作ったものの、最後のところでアイデアと正確さ、決定力を欠き、組織的に崩すところまでは行かなかった。勝ち点はたとえ1でも貴重だが、シーズン終盤のホームで勝たなければならない試合だった。
数字を見れば、シュート数13-14、CK3-4、ポゼッション51-49とほぼ差がなかった。実際流れ的にはウニオンの方が試合の流れをつかんでいるイメージはあったが、固い守備を割って先制点を挙げるだけの力強さはなかった。
順位の近いウニオンとの直接対決で、勝ち点3をとれば残留の可能性がグッと高まる試合だったが、ウニオンの慎重な戦いにつきあってしまった。見ていてワクワク感とかもなく、互いにパッとしない試合を1時間半も見続けてしまった。
もうことここに至っては勝ち点を積んで早々に残留を決めてしまいたい。まさかそんなことを気にしなければならなくなるほど低迷するシーズンになるとは思わなかったが、やりたいこと自体は比較的はっきりしていて得点はそれなりに決められていることから厳しい判断ができず、ズルズルとシーズン終盤まできてしまった。
これで31試合を終え7勝13敗11分で勝ち点は32(1試合あたり1.03)で13位に。降格圏16位との勝ち点差は4に過ぎず、降格の危機はすぐ目の前にある。残り3試合、まずひとつ勝ってひと息つかなければならない。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「直接の競争相手とのホームゲームで勝ち点3をとれなかったことにはもちろんがっかりしている。後半はもう少し深く守って相手にスピードを出させないようにする狙いがうまく行かなかった。だれが見ても先週4失点したチームだということがわかっただろう。先週の試合結果と今の状況がこの試合でのメンタル面のパフォーマンスに影響したと思う。チームはアクションというよりリアクション中心になってしまい、慎重なパスを選んで、一対一の勝負を避けた。全体として勇気が足りなかった。この点についてはもう一度話し合い、今週はテーマとして取り組んで次のブレーメンとの試合では自分たちのクオリティに対する信頼をもっと取り戻さなければならない」
まあ、31試合して7つしか勝ててないんだからなにを言ってもむなしいわな。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年04月27日 22:10
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【Jリーグ第10節】新潟 1-3 FC東京
■ 2024年4月27日(土) 14:00キックオフ
■ デンカビッグスワンスタジアム
ゴールデンウィークとはいえ新潟まで遠征する余力はなくDAZN観戦。勝ち点で並ぶ新潟との試合、前節ホームで町田に苦杯を喫しており、アウェイだが是が非でも勝ちたい。上位に食らいついて行くためにもここでしっかり勝ち点を積んでおくことが必要だ。
前節負傷退場した小柏が欠場、遠藤もメンバー外となり、代わって出場停止明けの安斎のほか、今季初先発となる寺山が起用された。またオリヴェイラ、野澤零、佐藤らがベンチ入り。
波多野
白井 土肥 トレヴィザン バングーナガンデ
高 小泉
安斎 寺山 俵積田
仲川
拮抗した立ち上がりだが新潟がボールを保持する時間が長く、東京がコンパクトな守備から奪ったボールで素早く攻める形に。球際は激しい競り合いになり、ひっかけてもマイボールにしきれないシーンも多い。中盤での押し合いが多くフィニッシュまで行けない。
15分ごろ、寺山が敵MFと交錯、膝を痛める。治療を受けて一度はピッチに戻ったが続行できず、19分、オリヴェイラと交代する。今季初先発で存在感も見せていただけに負傷退場は残念。様子からすると靭帯を痛めた可能性があり状態が心配だ。オリヴェイラはトップに入り、4-4-2に近いフォーメーションに。
22分、仲川がエリア外からシュートを放つがGKがセーブ。これがようやくファーストシュートとなる。30分には左サイドからドリブルで切れこんだ俵積田がエリア外からシュートを放つがDFにブロックされる。直後には白井のクロスに安斎が頭で合わせたがファーに外れる。形は作り始めているが決めきれない。
すると39分、自陣で奪ったボールをオリヴェイラがポストし、右サイドの白井にダイレクトではたくと、白井が一気にドリブルで駆け上がる。クロスに中央で仲川がワンタッチで合わせゴール。見事なカウンターで東京が1-0と先制する。
42分にはバングーナガンデの左CKにオリヴェイラが頭で合わせるが枠におさまらず。45+5分には小泉からパスを受けたオリヴェイラがシュートを放つがバーの上。追加点は奪えず、1-0で前半を折り返した。
ポゼッションは譲りながらもしっかりした守備からいい攻撃ができている。このまま終えようと思わず追加点を狙いに行きたい。一度奪ったはずのボールをしっかり取りきるなど球際にこだわって、強度を落とさず戦わなければならない。
後半開始早々の49分、敵ゴール前での攻防となり、左サイドの俵積田からエリア内の仲川にパス。仲川はシュートコースがなく、そのまま右の白井に落とすと、白井がこれをダイレクトでけりこみゴール。2-0と東京がリードを広げる。流れをグッと引きよせる。
その後は新潟がリスクを取って前に出てきたため、自陣で守備に追われる展開になるが、62分、右サイドの裏に抜けた小泉が中央にクロスを入れると、ゴール前のオリヴェイラが頭でこれを流しこんでゴール。3-0とさらに差が広がる。趨勢は決まった感あり。
68分、俵積田と仲川に代えて長友と佐藤を投入。白井が左のウィングにスライドし、佐藤がトップ下に入る。東京はリスクを取る必要がなくなり、ムリに攻めずに新潟の攻撃を自陣でしのぎながらカウンターのチャンスをねらう。
74分、バングーナガンデのクロスに佐藤が合わせるがGKがセーブ。81分、バングーナガンデ、高に代えて野澤零、原川を投入。白井が左SBに落ち、野澤が左ウィングの位置に。88分には左サイドからシュートを放つがこれもGKにセーブされる。
90分、ゴール前に放りこまれたボールに頭で合わされ失点、1点を返されて3-1となるが、4分のアディショナルタイムをしっかりしのぎ、結局そのままのスコアで試合終了。アウェイで貴重な勝ち点3を帰りの荷物に入れることができた。
拮抗した試合でポゼッションは新潟に譲り、寺山が早々に負傷交代するアクシデントはあったが、早め投入となったオリヴェイラの貢献もあって前半のうちにカウンターから先制すると、後半も効果的に加点、最後の失点は余計だったが流れを手ばなさなかった。
数字を見るとシュート数10-14、CK2-6、ポゼッション39-61と新潟優位だが、試合運びと決定力でうわまわった結果の勝利だった。枠内シュートは6-6と同数で、このうち3本を決めきった東京に軍配が上がった。
コンディション不良で戦線から離れていたオリヴェイラが相変わらず敵を背負ってポストを頑張ってくれたが、その出し先がきちんと確保できている感じで孤立感がなく、彼がいないあいだにチームが成長したような気がして胸が熱かった。
特筆すべきだったのは白井の存在感で、ゴールはボーナスポイントだとしても、右サイドを素晴らしい出足で駆け上がり何度もチャンスをつくりだしたのは今日のポイント。ヴェルディ戦のようなパスカットもあり、守備も破綻なかった。
もちろんまだまだ課題はあり、今日もよけいな失点はあったが、チームとしての戦い方がひとつできつつある手ごたえがある。荒木と松木が不在でも、その後も残った選手がかわるがわる結果を出しているのがそのなによりの表れだろう。
今日の試合でも荒木、松木に加え小柏、遠藤、シルバ、中村もいないなかでこの戦いができたのは大きな収穫で、チームとしてレベルの高い競争をしながら戦術の落としこみが進んでいることを窺わせる。
クリーンシートで勝ちきれない守備の甘さや引っかけたボールを取りきれない球際の強度、勇気をもって縦に当てて行く意識など、気になるところは試合ごとに修正して、勝ち点を積み上げながら完成度を高めて行かなければならない。
これで10試合を終え、4勝3敗3分で勝ち点を15に伸ばし1試合あたりでは1.50、順位は暫定で7位となっている。首位との勝ち点差を4に縮め、なんとか混戦に参加できているが、ひとつ負けると大きく後れを取ることになる。連休の変則日程だが正念場になる。
評点(評点は
ドイツ式
):
波多野(3) ハイボールにも安定した対応でゴールを守った。
白井(2) この試合のMOM。3つのポジションで存在感見せた。
土肥(4) 押しこまれても落ち着いて対応した。
トレヴィザン(4) いい予測からピンチの芽を摘み取った。
バングーナガンデ(3.5) 攻撃で特徴見せ前節の悔しさを晴らした。
高(3) 中盤に王さまのように君臨し統治した。
小泉(3) いてほしい場所に常にいた。アシストもあり。
安斎(4) まだよさがいまひとつわからない。ゴールほしい。
寺田(4) とにかくケガが心配。長い離脱にならないことを祈る。
俵積田(3.5) 敵にしっかりいやがられていた。
仲川(2.5) ゴールだけではない働き。頭が下がる。
===
オリヴェイラ(2.5) 踏ん張りが報われた。胸が熱い。
長友(4) 彼が入ると空気がピッとするのがいい。
佐藤(4) まだよさがいまひとつわからない。ゴールほしい。
野澤零(-) 時間短し。
原川(-) 時間短し。
まだ味スタで勝ってない。次が大事。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年04月27日 01:00
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【ブンデスリーガ第30節】ホフェンハイム 4-3 グラードバッハ
■ 2024年4月20日(土) 15:00キックオフ
■ PreZero-Arena (Sinsheim)
土曜日の夜の試合だったのでふつうに見られると思っていたが、遅くまで飲んでしまい、スカパーの配信で追っかけで見ようとしたが通信環境が最悪で、そうこうしているうちに結果を知ってしまって泣いた。
一時はもう大丈夫かなと思っていた降格が現実的にちらついており、アウェイとはいえ勝ち点は必須。前節も試合運びのマズさでBVBから勝ち点を取りそこねており、しっかり切りかえて行きたいが…。
オムリンが太ももに問題ありということで欠場、ニコラスがゴールを守る。オノラもケガで欠場、エングムがベンチとなり、ライツとハックが先発した。福田がベンチ入り。
ニコラス
フリードリヒ エルヴェディ ヴェバー
ライナー 板倉 ヴァイグル ネッツ
ライツ プレア ハック
序盤こそ拮抗した立ち上がりに見えたが徐々にホフェンハイムがボールを支配、グラードバッハは自陣で守備に追われる時間が長くなる。奪ったボールを前線に展開して縦に速い攻撃をしかけようとするが、エンジンになるオノラが不在で迫力を欠く。
9分、敵陣エリア前でネッツが引っかけたボールをハックに預けたがシュートは敵GKにキャッチされる。25分にはショートコーナーからハックがクロス、ヴァイグルがダイレクトでシュートするがこれもGKがキャッチ。34分にはプレアがドリブルで持ちあがりシュートを放ったがゴール右へ。
36分、ライツが自陣でボールを失うと、そのボールを素早くつながれ、ゴール正面からシュートされる。これが決まって0-1と先制を許した。つなぐ意識は正当でリスクは承知とはいうもののお粗末な失点だった。
しかし39分、プレアがスルーパスを通し、これを追って裏に抜けたハックがGKとの一対一を制してゴールに流しこみ1-1と同点に。取られた直後に取り返したのは大きく、これで試合の流れをこちらに引き戻した。
その後は膠着したまま1-1の同点で前半を終了。主導権は取りきれておらず、ボールはホフェンハイムに握られているがどちらに転んでもおかしくない試合。リスクを取ってしっかり前に出たい。
後半に入ってもホフェンハイムがボールを支配。48分、CKからの流れでハックのクロスにヴェバーが頭で合わせるがファーに流れる。すると58分、エリア手前でボールを持たれシュートを決められて1-2と再びリードを許す。
62分にはハックのCKにエルヴェディが頭で合わせるがGK正面。64分にはライナーが右サイドを上がり、プレアとのワンツーで深いところに入りこんで角度のないところからシュートを放ったがサイドネット。
66分、自陣でヴァイグルがボールを失い、これをつながれて失点、1-3とリードを広げられる。試合が決まった感のある追加点で苦しい状況になる。失点がどれもミスやボールロストからというのが情けない。
69分、フリードリヒ、ライナー、ライツに代えてスカリー、エングム、チュヴァンチャラを投入。布陣を4バックに変更し、エングムとチュヴァンチャラが2トップになり、ライナーが右、プレアが左のウィングになる4-4-2になったように見えたが前線は流動的。
しかし試合はまだ決まったわけではなかった。78分、右サイドのスカリーが中央にクロスを送ると、ハックが頭で合わせゴール。2-3と1点差に詰め寄る。ドフリーで打たせてもらいきれいに流しこんだ。
さらに89分にはCKがクリアされたこぼれ球をヴァイグルが拾って右サイドのハックに。ハックはほとんど角度のないところからニアを抜くシュートを放ちこれが決まって3-3に。人がいなくても決まらないようなところにボールが飛んだ。
しかし直後の90+1分、ドリブルでエリアの深いところまで入りこまれ、マイナスのクロスをけりこまれて失点、3-4と勝ち越しを許してしまう。90+2分にはネッツと板倉に代えてウルリヒと福田を投入したが追いつけず、結局3-4で試合を終えた。
1-3からハックのハットトリックで終了間際に追いついたが、アディショナルタイムに突きはなされるという劇的な展開で勝ち点を持ち帰ることができなかった。粘りはしたが一度もリードは奪えておらず、詰めの甘さ、緩さが出た試合となった。
シュート数13-28、CK5-6、ポゼッション41-59と数字的にもホフェンハイム優位は動かず、ハックひとりの踏ん張りで試合としては面白くなったものの、組織として形を作ることができなかった。オノラの不在を感じた。
ボールを持っているときの動かし方などさすがにシーズン通してやってきただけあって見るべきものもできつつあるが、試合運びのつたなさ、失点のお粗末さは変わらず。力負けではない負けをいったいいくつ見せられることになるのか、進歩が感じられない。
守備戦術の落としこみが甘く、というか守備戦術があるかどうかもあやしく、いくらハックが3点取ってくれたところで4点取られたら負けるしかない。3点取って負けたのは守備の問題なのははっきりしていて、対策が「後ろを増やす」くらいしかないのが寂しい。
これでシーズン34試合のうち30試合を終えて7勝13敗10分で勝ち点は31のまま。1試合あたりの勝ち点は1.03まで低下しており、順位は12位のままだが降格圏の16位との勝ち点差はわずかに4。残り4試合を2勝2敗くらいで乗りきらないとマジでヤバい。ここからの対戦はウニオン(H)、ブレーメン(A)、フランクフルト(H)、VfB(A)という並びになっている。
失敗シーズンだったのは十分認識したので降格は勘弁してほしい。いつよくなるかと思ってたら最後までよくならないシーズンなんじゃないか、これは。クラブとしてもう少し早く手を打つべきだったが、やってること自体がそんなにダメではないので難しい判断だったか。残留しても監督の交代は既定路線やな。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「追いついたのに勝ち点1も持ち帰れないことには我々自身腹立たしい思いだ。前半は全体としてがっかりするものだったが、ハーフタイムの結果は我々にとってはまだベストだった。後半はいい形で試合に入れたが、残念ながらひとつかふたつのよけいなミスが出てしまった。失点をしてから我々はしっかり対応し反撃した。我々はこの試合からポジティブなものとネガティブなものの両方を持ち帰ることになった。乗り越えなければならないことがたくさんある」
ホフェンハイムが青だったのでこちらは白のファースト・ユニだった。サード着て気合い入れてほしいわ。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年04月21日 21:28
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【Jリーグ第9節】FC東京 1-2 町田
■ 2024年4月21日(日) 15:00キックオフ
■ 味の素スタジアム
思っていたより天気がよくなく曇り空の日曜日。ヴェスパで味スタに乗りつけた。
週央にルヴァンカップでYSCCに完勝したものの、リーグ戦は前節東京Vにギリ追いついての引き分けた次の試合となる。ホームでしっかり勝ち点を積み上げられるか、勝つことに特化、最適化したクラブとのむずかしい試合になる。
ターンオーバーしたYSCC戦からリーグ戦仕様にメンバーを戻した。安斎が前節二度の警告で退場となり出場停止、この試合では右サイドに遠藤を先発させた。佐藤がベンチ入り。
波多野
白井 土肥 トレヴィザン バングーナガンデ
高 小泉
遠藤 小柏 俵積田
仲川
東京は左サイド中心に攻撃を構築。6分、仲川からスルーパスを受けた小柏がシュートをはなったが敵GKがキャッチ。積極的にゴールをねらいに行く。
しかし14分、右CKからファーに飛んだボールをダイレクトボレーでたたきこまれ失点、0-1と早い時間帯にビハインドを背負ってしまう。守備はゾーンだと思うが、大外をフリーにしてしまい誰も競れなかった。試合の難易度を上げてしまった。
しかし東京はその後もボールを保持して試合を進める。20分、バングーナガンデがエリア内に送ったボールが敵DFの手に当たりハンドの判定。東京がPKを得る。VARによるチェックでも判定は覆らず、21分、このPKを小柏がゴール右下隅に決め1-1と同点に追いつく。敵GKにさわられたがシュートの勢いが優った。
ところが直後の25分、左サイド放りこまれたボールをゴールラインいっぱいのところから折り返され、中央に走りこんだ敵FWが頭で流しこんでゴール。1-2と再び勝ち越しを許してしまう。追いついたところから間もない失点でダメージが大きい。
その後はリスクを取る必要がなくなった町田が割りきって守ってくるのをなんどかこじ開けようとする戦い。39分、俵積田が左サイド深いところからドリブルでエリアに進入、マイナスのパスを中央に送ると小柏が低い体勢でヘディングするがDFにクリアされる。
ここでVARが介入、敵にハンドがあった可能性が検証されたがPKにはならず。結局1-2のまま前半を終えた。
形は作れておりシュートも放っているが町田の守りも固い。勝ち筋は十分あり焦れずにチャンスを丁寧に拾って行きたい。隙を見せるとつけこまれる怖さはあり、自陣でのリスクマネジメントはしっかりやりながら集中を切らさず戦わなければならない。
後半に入っても流れは変わらず。追いかける東京が主導権を握りボールを動かすがゴール前が厚い。62分、左サイドから俵積田がドリブルでエリアに進入、ゴール前に入れたボールに遠藤がダイレクトで合わせるがシュートはバーをヒット。
65分、小柏が傷みそのままシルバと交代。シルバがトップに入り仲川が下がり目の2トップに。小柏は担架で運ばれて退場しておりケガの状態が心配だ。シルバは66分、左サイドから切れこんでシュートを放ったがGKにセーブされる。
73分、高と俵積田に代えて原川と佐藤を投入。佐藤はトップ下に入り遠藤が左、仲川が右のウィングに。その後も東京が攻撃をしかける流れは変わらないが、最後のところで敵の壁に阻まれている。
88分、バングーナガンデに代えて長友を投入、なんとかゴールをねらいに行くがこじ開けることができず。最後は攻撃も散漫になり、結局そのまま1-2で試合終了。悔しい敗戦となった。
早い時間帯に先制を許し、PKでいったん追いついたものの直後に突きはなされ、あとは守備を固めてくる町田を崩すことができなかった。ボールを握りシュートも放ったが、町田の勝ちパターンに最後までつきあわされた。
シュート数16-6、CK6-3、ポゼッション61-39と数字的には東京が優位だったことがわかるが、先行されて追いかける形になったことがすべてで、特に追いついた直後の失点が大きかった。
失点はいずれもマークの甘さやセルフジャッジなど、本来やっておくべきことをやりきれていないことが原因になっており、こうした相手との対戦ではミスや気の抜けたプレーには高い対価を支払わされることになるという認識が足りなかったと言われてもしかたがない。
攻撃は水もので、いくらいい形を作ってもゴールが遠いときというのはあり、特に相手が割りきってゴール前を固めてくれば、ボールは持てても決められないのは珍しいことではない。それでもPKから1点は取れているのだから、安い失点で自ら試合をむずかしくしたということだ。
小柏と仲川、俵積田と遠藤を併用する戦術は機能しており、小柏はようやく本領を発揮することができていただけに、ケガでの退場が残念。重傷でないことを祈るばかりだ。俵積田、シルバのような個でしかけるタイプは明らかにイヤがられており、チャンスがあるとすればそこだったと思うが、刺しきれないうちにタイムアップとなってしまった。
今できることの限界を思い知らされた試合で、なにもできなかったわけではないだけに悔しい敗戦だが、やっていること自体が間違っているわけではないので課題を見つけて修正して行くサイクルをしっかり機能させるしかない。町田とのアウェイゲームは国立での開催になるのでそのときに我々の進歩を見せなければならない。
これで9試合を終了して3勝3敗3分となり勝ち点12(1試合あたり1.33)で順位は10位で変わらず。上位との対戦で勝てば上に食いこめたはずだったが最低限の勝ち点も取れなかったのはもったいない。これ以上の足踏みは許されない。
評点(評点は
ドイツ式
):
波多野(4.5) ハイボールはしっかり処理したが2失点は残念。
白井(4.5) 攻撃ではセンス見せた。遠藤との息も合った。
土肥(5) たまにわちゃわちゃするが成長はしている。
トレヴィザン(5) 対人の強さで頼りにはなった。
バングーナガンデ(5.5) 裏を使われ失点に関与。守備をもっと。
小泉(4.5) 中央からはチャンス作らせず。もう一人ほしい。
高(4.5) パス一本で局面を変える。退いて勢いなくなった。
遠藤(5) 本人的には右サイドはどうなのか。
仲川(5) 攻守でよく姿を見た。抜群の存在感。
俵積田(4.5) 効いていただけにゴールがほしかった。
小柏(5) 使い方、使われ方がわかってきたがケガが心配。
===
シルバ(4.5) 効いていた。特徴がわかってきた。
原川(5) プレイスキックでは存在感見せた。
佐藤(5) しっかりボールは受けたが。使い続けたい。
長友(-) 時間短し。
あやしい雲行きだったが最後まで雨が降らなかったのは助かった。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年04月18日 22:47
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【ルヴァンカップ2回戦】YSCC 0-4 FC東京
■ 2024年4月17日(水) 19:00キックオフ
■ ニッパツ三ツ沢球技場
想定外の雨。横浜駅の勝烈庵で勝烈定食を食べ、西口から路線バスで三ツ沢に着いたのはキックオフ直後だった。勝烈庵は職場が横浜だったころによく行ったとんかつ屋で、横浜での試合前に腹ごしらえをしに行く。勝率高く欠かせない。
ルヴァンカップは今季から大会方式が変わり、J3までのすべてのクラブが参加するトーナメント方式になった。初戦はアウェイでYSCCと対戦する。J3のクラブではあるが、カテゴリー違いは逆にやりにくい部分もある。侮ることなく戦いたい。
メンバーは週末のリーグ戦から大きくターンオーバー。東京V戦から続いての出場は安斎、土肥、小泉のみ。また今季はルヴァンカップのみベンチ入りが9人まで認められており、佐藤、野澤零、岡が今季公式戦初めてメンバーとなった。
児玉
安斎 森重 土肥 徳元
原川 小泉
遠藤 小柏 シルバ
寺山
東京がボールを支配、敵陣で攻撃をしかける展開に。YSCCは引っかけたボールをしっかりつないで押し上げようとするがその回数は多くない。似たような戦い方だが東京優位で試合が進んで行く。
13分、右サイドエリア角の外側で得たFKを原川がけると、ニアの小柏が頭でスラし、これがGKの手をはじいてゴール内に落ちて東京が1-0と先制する。地力の違いのある試合で先制できたのは大きかった。
その後も東京が主導権を握り、コンパクトなYSCCのブロックを崩そうと試みる。一方のYSCCも奪ったボールからチャンスをつくるが児玉の好セーブもあってゴールは許さない。
39分、左サイドの徳元から中央で横パスを受けた原川がエリア手前からミドルシュートを放つと、敵DFに当たってわずかにコースが変わりそのままゴールに吸いこまれて2-0に。前半のうちに追加点を取れいい試合運び。
前半はそのまま2-0で終了。ここで手を緩めることなくしっかり勝ちきりたい。小泉や土肥らは週末のリーグ戦を考えて休ませたい。最終ラインには岡を試したいし、佐藤をトップ下に入れて寺山をボランチに落とす手もある。若い選手が見たい。
後半に入っても主導権は東京。57分、徳元が中央に切れこんで右足でエリア手前からシュートを放ったが敵DFにブロックされる。徳元のキック力は魅力的だ。
60分、小泉と小柏に代えて白井と佐藤を投入。安斎を右ウィングに押し上げて白井は右SBに入り、遠藤を左に、シルバをトップにそれぞれスライド。また佐藤はトップ下に入り寺山がボランチに落ちる格好となった。
すると直後の61分、佐藤が中央に流しこんだボールを敵GKがセーブ、このこぼれ球を左サイドの遠藤がダイレクトでゴールにけりこんで3-0に。決して簡単なボールではなかったが、遠藤の正確なシュート力は土曜日に見たばかり。
69分、寺山と遠藤に代えて岡と野澤零を投入。土肥が一列上がってボランチに入った。東京は結果を出したい選手がひしめく形となりモラルが落ちない。前がかりになるYSCCに対して高い位置でボールを刈り取りショートカウンターに出るシーンが多くなる。
75分を過ぎると東京がたて続けにチャンスを迎えるが、枠をとらえきれなかったりGKにセーブされたりしてダメ押しができない。特に野澤零はなんどもいい位置でボールを持つがシュートはことごとくGKに当ててしまう。
90+3分、ハーフウェイでパスを受けたシルバがそのまま持ち上がり、並走した敵DFをかわして走りながらのシュートを決めて4-0に。試合はそのまま終了し、下位カテゴリーの相手に完勝した。
序盤からボールを支配して敵陣中心に試合を進め、早い時間帯に先制、その後も効果的に加点し、試合の流れを手ばなさなかった。敵にもチャンスはあったが児玉のセーブでしのいで隙を見せず、3回戦にコマを進めた。
シュート数18-9、CK9-4、ポゼッション63-37と数字にも地力の差がはっきりと出ているが、それをしっかりゴールに結びつけて90分できれいに勝ちきったのは、結果の必要な若い選手が最後まで手を緩めず前を向いて攻め続けたからだろう。
前からアグレッシブにボールにチャレンジし、奪ったボールをワイドに逃がして一気に攻める意識は徹底されており、だれがどこに入っても共通理解は失われなかった。小泉と原川の中盤が安定しており、左サイドの徳元もしっかりボールに絡んだ。
浦和、鹿島に連勝、東京Vには2点のビハインドを背負った状態で一人少なくなりながらも土壇場で追いついて勝ち点をもぎとってのこの試合、下位カテゴリー相手の週央のカップ戦ではターンオーバーしながら、出場機会を得た選手がアピールして快勝できた。
この間、鹿島戦では荒木を欠き、東京V戦以降はそれに加えて松木も不在となっているが、出る選手がそれぞれ単なる穴埋めではない活躍をしていて、チーム内でいい競争が生れていることが窺われる。このいいサイクルを手ばなさず、リーグ戦でも勝ち点を積み上げて行きたい。
ルヴァンカップ3回戦は5月22日に熊本×鳥栖の勝者と再び一発勝負で戦うことになる。レギュレーション上、熊本と鳥栖のどちらが勝ちあがってきても次の試合は相手の主催となり、九州で戦うことになる。まずは次をしっかり勝ちぬき、ホーム&アウェイになる次のステージにコマを進めたい。
評点(評点は
ドイツ式
):
児玉(3) なんどかのピンチも抜群の反射でセーブした。
安斎(4) リーグ戦の退場にも臆せず強度ある戦いができた。
森重(3.5) 読みと強さで貫録を示しチームを引っ張った。
土肥(4) 怪しいプレーも多いが堂々としてるのがいい。
徳元(3.5) ロングスロー含め特徴が出せた。リーグ戦で見たい。
小泉(3.5) 酷使に耐えるボランチ。欠かせない存在。
原川(3) 正確でパンチのあるキックはやはりすごい。
遠藤(3) 右はやや窮屈そうか。シュート力ハンパない。
小柏(3) 意地のヘディングで東京初ゴール。リーグ戦で見たい。
シルバ(3.5) 最後に決めたことで彼もチームも報われた。
寺山(3.5) シュート決めたかったが存在は示した。
===
白井(3.5) リーグ戦の好調を維持。安定感ある。
佐藤(3.5) センスはあるがもっとやりきりたい。
岡(4) デビュー戦、危なげなく役割をこなした。
野澤零(4) 再三のチャンスを決めきれず。悔しい。
ところでYSCCは「横浜スポーツ&カルチャークラブ」の略らしいが、だとすると「YSCC横浜」とか「YS横浜」という呼称はおかしくないか。
あと、帰りは三ッ沢上町の駅から地下鉄で横浜駅に出たが、三ツ沢公園から三ッ沢上町駅までの道は、なんかクルマの都合に合わせて造られた道を歩かされているようで、巨大なコンクリートの高速道路を見ながら歩くと距離感もバグってすごく消耗する。スタジアムは好きだがあの道はあまり歩きたくない。
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FC東京
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ナビスコカップ/ルヴァンカップ
2024年04月15日 23:23
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【ブンデスリーガ第29節】グラードバッハ 1-2 BVB
■ 2024年4月13日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
ドイツがサマータイムになってこの時間帯の試合がグッと見やすくなった。スカパーでリアタイ観戦。前節ヴォルフスブルクにアウェイで逆転勝ちをおさめて迎えるホームゲーム。まだ降格の危機は去っていないだけに、強敵とはいえ勝ち点はしっかり積み上げたい。勝ったチームはいじらない鉄則どおり、前節と同じ布陣でのスタートとなった。
オムリン
フリードリヒ エルヴェディ ヴェバー
ライナー ヴァイグル 板倉 ネッツ
エングム プレア オノラ
立ち上がりからBVBがボールを握って攻撃をしかけるが、グラードバッハはコンパクトな布陣で守備時は実質的に5バックになりピッチ幅をカバー、最後のところは自由にやらせない戦術を徹底して奪ったボールから素早く前に展開する狙い。
BVBの攻撃が停滞するのに対しグラードバッハがカウンターからなんどなチャンスをつくるが決定機には至らず。グラードバッハの方がプランに沿った戦いができているように見えるが全般に拮抗したにらみあいで時間が過ぎる。
試合が動いたのは22分、中盤からDFラインの裏に浮かして出されたパスに反応できず、オムリンもDFラインと見合うかっこうになって飛びだせないまま頭越しのシュートを決められ0-1と先制を許す。なにもないところからの失点でもったいなかった。
さらに27分、エリアに入った敵FWをエングムが倒したとしてファウルの判定。これで与えたPKを決められて短い時間のうちにたてつづけにゴールを許し0-2と点差を広げられる。このあたりの試合はこびがつたなかった。
しかし36分、オノラの右CKに中央でヴェバーがヘディングシュートを放ちこれを決める。前半のうちに1-2と1点差にし流れを再びひき寄せようとする。ヴェバーはマークを振りきりフリーでヘディングできていた。
勢いを得たグラードバッハは、39分にもオノラが角度のないところからシュートを放つがGKにセーブされる。いい流れの時間帯に一気に追いつければよかったが流れからは得点できず結局1-2で前半を終えた。
後半に入るとグラードバッハはギアを上げる。48分、敵にロングボールを放りこまれ、対応に出たオムリンが敵FWと交錯する。これがPKの判定となり敵FWがこれを決めたが、VARがレビュー中であり主審はまだプレーをスタートしていなかったとして認められず。
主審はVARとのコミュニケーションののちOFRへ。オムリンがわずかだがボールに触っていたことが確認され、ファウルの判定は取り消しに。PKがけられてからのOFRでスタジアムはざわついたが結果的にPKがなくなったのはラッキーだった。
55分、敵MFがライナーにトリップしこの試合二度目の警告を受けて退場に。グラードバッハは一人多くなる。これで得たFKをオノラがけると再びヴェバーがフリーで合わせるがシュートはファーに流れ、板倉が詰めたが押しこめず。
64分、エングムとライナーに代えてハックとチュヴァンチャラを投入、オノラを右のウィングバックに下げ、チュヴァンチャラは右ウィングに。一人少ないBVBを押しこむ展開となるが、割りきって自陣で守るBVBに対してなかなか有効な手が打てない。
74分、ヴァイグルとヴェバーに代えてライツとジーバチュを投入。4バックにしてオノラを右SBに、板倉とライツのダブルボランチにし前を厚くする。数的優位を生かしてなんとしてもBVBのゴールをこじ開けたいがなかなか効果的な攻撃ができない。
85分、敵と交錯したジーバチュが傷みやむなくヘアマンを投入、10分でのイン・アウトに。90+1分にはチュヴァンチャラがスルーパスに抜けだしてシュートを放つがGKにセーブされプレアが詰めたがこれもDFにブロックされる。
結局一人少ないBVBの守備を崩すことができずタイムアップ、引いた相手に対して崩せるだけのアイデアや工夫、動きが乏しく、攻めあぐねているうちに時間を使いきってしまった形で、1-2でホームでの痛い敗戦となった。
なんかだまされたような失点とPKで2点のビハインドを背負ったものの、前半のうちにCKから1点を返し、後半は一人多い状態で押しこんだが結局攻めきれずにもったいない勝ち点ロス。前半のマズいゲームマネジメントが最後まで重かった。
シュート数18-12、CK2-4、ポゼッション46-54とシュートは放っているが、CKの1ゴールのみで流れからは得点できておらず、一人少なくなったBVBがしっかり自陣でセットするとこれを崩す力はなかった。そういう練習をしていないのかもしれない。
試合終了の笛とともにBVBの選手はへたりこんでおり、プレッシャーはかけられていたのだと思うが、それを結果につなげるだけの組織力が足りなかった。チャンスがないわけではなかったものの選択肢が少なくうまく対応された感があった。
前節うまく行った3-4-3で、中央にヴァイグルと板倉を置く布陣だったが、ゴールシーンは裏に簡単に放りこまれて対応がはっきりせず、PKは失点直後の時間帯でやらなくいいファウルだった。次節、メンバーをイジってくるかどうか注目だ。
なんだかんだでシーズンも残り5試合。グラードバッハは29試合で7勝12敗10分、勝ち点31(1試合あたり1.07)で11位。降格圏16位との差は5とカツカツ。最低でも勝ち点を40まで上げないと残留争いに巻きこまれ大きな事故を起こしかねない。
チーム作りや戦術はともかく、それを試合で発揮する表現力がシーズンのこの時期になっても付いてこず、お粗末な失点を繰り返す。今季はここまで来たら残留が第一と割りきるしかないが、一年をムダにした悔しさはハンパない。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「前半はチームは引いて守るところをうまくやれていたが、二つの局面で注意深さが足りず、そのために2失点してしまった。その後はボールに落ち着きを取り戻すことができた。敵が二度めの警告で退場になったことが、試合の流れをすっかり変えてしまった。最後の30分はひとつかふたついいチャンスもあり、もしかしたら同点にできるチャンスもあったかもしれない。しかしこの局面では我々にエネルギー、賢さ、技術的な集中などが欠けており、深く守るBVBのブロックを崩すことができなかったもっと危険なチャンスをつくりだすこともできなかった」
寂しいシーズンやなあ。降格はないと信じているが、勝ち点は危機的水準。先が見えない厳しい戦いが続く。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年04月13日 22:15
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【Jリーグ第8節】東京V 2-2 FC東京
■ 2024年4月13日(土) 16:00キックオフ
■ 味の素スタジアム
暖かい春の日。ヴェスパで味スタに乗りつけた。いつものバック側駐輪場が開放されておらず、しかたなく北駐車場へ。ヴェルディの主催試合のため味スタだがアウェイ扱いとなる。バクスタのややアウェイ寄りでの観戦となった。
浦和、鹿島に国立で二連勝、その勢いを駆ってヴェルディにも気持ちよく勝ちたいが、ふわっと入るとヤられるだけの地力は敵にもある。侮ることなくリーグ戦の大事な一試合として勝ち点3を積み上げたい。
荒木、松木、野澤がU23アジアカップに招集されて不在。注目されたトップ下には小柏が先発した。オリヴェイラは引き続きベンチ外、完全移籍が発表された遠藤や若手の寺山らがメンバーに入った。
波多野
白井 土肥 トレヴィザン バングーナガンデ
高 小泉
安斎 小柏 俵積田
仲川
立ち上がりからしばらくは拮抗した戦いに。互いに中央を締めコンパクトに守っているため、東京はサイドからの大まわり、ヴェルディは長いボールを放りこんで打開を図るがなかなか決定的なチャンスは訪れない。
11分、小柏がドリブルでエリア内に進入しシュートを放つが枠をとらえきれず。交互にボールを持ち攻撃をしかける形になるが、ともに失点を嫌って固い戦いになっている。流動的にポジションを交換しながら狭いところからでもしかけるが形にならない。
26分、敵FWがエリア内でボールを持ったところを守備に戻った安斎が倒してしまい警告を受ける。現場ではちょっと引っかけた程度に見えたが帰って映像を見るとボールを隠されてガッツリ足を刈っていた。これで与えたPKを決められ0-1と先制される。
さらに33分、トレヴィザンからの縦パスをカットされショートカウンターを受ける。右サイドからのクロスにゴール正面からダイレクトボレーでシュートを放たれ、これがネットに突き刺さってたて続けに失点、0-2とリードを広げられる。
43分、右サイドでの攻防で敵MFに遅れてチャージした安斎が足首を踏んでしまいこの試合二度目の警告を受けて退場に。これも言いわけのしようがないくらい明白に踏んでおり故意ではなかったが判定はやむなし。一人少なくなり決定的に苦しくなる。
仲川を右SHに落とし、小柏をトップに上げた4-4-1に布陣を変更。45+2分、仲川がエリア内で敵に倒されるが笛は鳴らず。結局0-2で前半を終了した。2点差で一人少ない状態は厳しいが、敵は終盤に落ちることが多く、我慢して機会を窺うしかない。
後半に入るとヴェルディが数的優位を背景にボールを支配、東京は守勢にまわる流れになる。なかなか前に出られず、フィニッシュまで持ちこむことができない。61分、俵積田と小柏に代えて遠藤と寺山を投入。寺山はそのままトップの位置に入った。守備の強度を落としたくないというメッセージか。
その後もなかなか攻撃が形にならなかったが、68分、白井が自陣で敵のパスをインターセプトすると、そのままの勢いで一気にドリブルで駆け上がる。エリア手前で中央にボールを送ると、ニアの寺山がスルー、ファーに走りこんだ遠藤がダイレクトで流しこんでゴール。東京が1-2と1点差に詰め寄る。
73分、バングーナガンデに代えて長友を投入。1点差となって盛り上がる勢いを後押しする狙いか。流れ的には東京が押し気味になるが、いかんせん一人少なく、リードもあってムリをする必要のないヴェルディにいなされて時間が過ぎて行く。
83分、高と小泉に代えてシルバと原川を投入。84分、30メートル弱中央で得たFKを原川が直接狙うがバーの上に。拮抗した戦いで試合は最終盤に。勝ち筋が見えず、長いボールも交えて前線でのアップセットをねらうが奏功しない。
4分のアディショナルタイムとなり追いつめられるなか、90+4分、波多野からのロングボールを前線に攻め残ったトレヴィザンが落とすと、これを拾った仲川から遠藤にパス。遠藤はワントラップから置き直してコースを作ると左足でシュート。エリア外からだったがこれが決まり東京が土壇場で2-2と同点に追いつく。
90+7分、右CKを原川がけると中央のトレヴィザンが頭で合わせるが枠に飛んだシュートは敵GKがセーブ。試合はそのまま終了となり、東京が最後の最後で追いつき勝ち点1を分け合う結果となった。
拮抗した序盤からPKで先制点を献上、たて続けに失点したあと安斎の退場でひとり少なくなって決定的に不利な状況となったが、後半ねばり強くチャンスを待ち、完全移籍が発表されたばかりの遠藤の2ゴールでなんとか敗戦を免れた。
シュート数8-11、CK5-5、ポゼッション49-51と拮抗した試合だったが、一人少なくなってからは攻撃に人数をかけづらく苦しい戦いを強いられた。それでも決定機を逃さなかった遠藤のタフさに救われ、チームとしてもあきらめなかったことが報われた。
最後に劇的に追いついたので試合としては熱く、勝ったような騒ぎだったが、前半お粗末な試合運びで自ら招いた劣勢だけに、最低限の勝ち点は拾ったというものの結局はマッチポンプで、手ばなしで喜ぶわけには行かない結果。安斎を責めるわけではないが、経験のために支払った対価は大きかった。失った勝ち点2に値するものを学んでほしい。
小柏と仲川のトップは可能性を感じさせ、特に小柏はスピードがあるだけでなく足元もしっかりしていてボールを動かせていた印象。もう少し見たかったが、一人少なくなってからはスクランブルで参考にならず。引き続き使ってみてほしい。
高い強度でボールを奪い、少ないタッチでパスを交換しながら一気にゴールに迫る狙い自体は共有できており、最後に追いついた試合展開もあって流れは手ばなしていないが、ムダにバタついて自ら試合をむずかしくしたことは大きな反省点。
中央を締められたときにサイドしか逃げ道がなくなることが多く、もっと高や小泉に短いボールを当てながら、ワンクッション入れることで敵をズラしてパスコースを作りたいが、そこに当てることを怖がってサイドに逃げるケースが散見された。
この試合では白井の集中がすさまじく、1点めの起点になったインターセプトはねらっていないとできないもの。中村が2か月の離脱となったが、白井が計算できると長友の使い方にも余裕ができる。ここで存在感を見せてくれたのはうれしかった。
kろえで8試合を終了し3勝2敗3分で勝ち点は12(1試合あたり1.50)、順位はひとつ下げて9位となった。首位C大阪との勝ち点差は6、4位神戸から14位新潟までが勝ち点差5のなかにひしめいており、次の試合に勝つことが重要。
厳しい戦いが続くが、ここ5試合で勝ち点10とベースは作れており、次節ホームでの町田戦で勝ち点をしっかり上積みし、上位に食らいついてゆかなければならない。上位との対戦になるが勝ち筋はあるはずだ。
評点(評点は
ドイツ式
):
波多野(3) 近いところのキック精度と判断を向上したい。
白井(3.5) ゴールの起点となるインターセプトにはしびれた。
土肥(4.5) 危なっかしい守備もあったが落ち着いていた。
トレヴィザン(4.5) 最後のシュート惜しかった。
バングーナガンデ(4.5) 好調を維持。自信もってプレーできている。
小泉(4) 無尽蔵のスタミナで広い範囲をカバーし続けた。
高(4) ロストもあったがパスコースを作れる男。
安斎(5.5) 授業料は高くついた。
小柏(4.5) スピードだけでなく足元もありそう。
俵積田(4.5) 単騎突破で特徴は見せた。
仲川(4) 守備含め身体を張ってくれた。
===
寺山(4.5) チームのベクトルを前に向け続けた。
遠藤(2.5) 勝ち点1をひとりで稼ぎ出した。
長友(4) 流れを引きよせる働き。
シルバ(-) 時間短し。
原川(-) 時間短し。FK枠に行きたかった。
ファーストユニはダメだったんだろうか。白のセカンド着用だった。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年04月08日 23:59
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【ブンデスリーガ第28節】ヴォルフスブルク 1-3 グラードバッハ
■ 2024年4月7日(日) 17:30キックオフ
■ Volkswagen-Arena (Wolfsburg)
月曜日未明の試合のため、月曜日の空き時間にスカパーを録画時差視聴した。試合が始まる前の時点で降格圏の16位と勝ち点差5の13位と残留を意識しなければならない水準。同じ勝ち点で並ぶヴォルフスブルクとの戦いだけに勝利は必須だ。
なかなかスカッと勝てず、勝ち点の積みあがらない状況に業を煮やしたか、この試合では大幅なローテーションを実施、布陣も3バックに。こういうのが定まらないことこそ不調の原因ではないかと思うが言うまい。板倉がヴァイグルとともにボランチで先発。
オムリン
フリードリヒ エルヴェディ ヴェバー
ライナー ヴァイグル 板倉 ネッツ
オノラ プレア エングム
立ち上がりの3分、オノラが例によって右サイドから切れこんで枠にシュートを放つが敵GKにセーブされる。平常運行かと思ったが、7分、左サイドの裏を使われ、中央にクロスを入れられたところに合わされて失点、早い時間帯に0-1と先制を許した。
その後もヴォルフスブルクにボールを握られ、攻撃は散発で大きなチャンスはつくれず。21分、オノラのCKにヴェバーが頭で合わせるがわずかにポストの横に。28分にはオノラのFKにエルヴェディが頭で合わせるがこれもGKにセーブされる。
セットプレーからいくつかチャンスを迎えたが決めきれず。43分、ネッツのスローインからエングムがボールを受けて角度のないところからねらうが枠に飛ばず。ペースを作れないまま0-1で前半を終えた。
後半はグラードバッハがギアを上げる。52分、ネッツからのパスをエリア手前で受けた板倉がシュートを放つと、枠に飛んだボールが敵のDFに当たって軌道が変わりそのままゴールへ。後半早い時間帯の得点で1-1と追いつく。
さらに58分、左サイドでプレアからボールを受けたオノラが中央へ切れこみ、ファーのエングムへラストパス。エングムはフリーでGKの脇を抜くシュートを放ちこれが決まって2-1と逆転に成功する。
70分、板倉とエングムに代えてライツとハックを投入。74分にはエリア内でボールを持ったライツがループ気味に上げたクロスにハックが頭で合わせるがバーを直撃。惜しいシーンだったが決めきれず。
82分、プレアに代えてチュヴァンチャラを投入。さらに88分にはオノラとネッツに代えてジーバチュとスカリーを投入する。
するとその直後、ゴールライン際からチュヴァンチャラが中央に入れたクロスが敵DFに二人ほど当たってそのままライツの足もとに。ライツがこれをゴールネットに突き刺して3-1とリードを広げ試合を決めた。6分のアディショナルタイムもしのぎきり、2月24日以来の勝利となった。
立ち上がりにいきなり失点し、またしてもゲームマネジメントのつたなさが出たかと思ったが、その後はヴォルフスブルクにボールを支配されながらもしっかり我慢し、後半一気に逆転するとそのまま流れを渡さず最後にダメ押しまで決めて勝ちきった。
シュート数10-13、CK4-4、ポゼッション39-61と内容的にはヴォルフスブルクの方がよかったが、要所を締めて序盤の1失点のみに抑えたことで活路が開けた。らしからぬしぶといゲームができたのは進歩か偶然か。
攻撃の形はありハマると得点できるが、守備の約束ごとがザルくリードを守りきれないというのが今季のグラードバッハで、リードしながら追いつかれたり逆転されたりでいくつも勝ち点を失っているのは指摘されているとおり。
そこの落としこみがなかなかできなかったが、この試合では3バックに板倉をボランチに置くなどして中央を締めたのがよかったのかもしれない。すでにシーズンは終盤で残留を気にしなければならない状況は変わらないが、アウェイでのこの勝ち点3は大きい。
これで開眼したとかもう心配ないとは全然思わないけど、とりあえずひと息ついて残留争いがグッとラクになったことは間違いない。ここから残り試合上げて行けばセオアネ監督の留任ももしかしたらあるかもしれない。
28試合を終えて7勝11敗10分で勝ち点31(1試合あたり1.11)、順位を11位に挙げた。降格圏との勝ち点差は8。残り6試合を全勝しても勝ち点50に届かない惨状だが、とにかく残留を第一に地道に勝ち点を積み上げるしかない。残念なシーズンになった。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「私はチームに対してとてもハッピーだ。この試合に多くのものを投入して、それにふさわしい勝利を手に入れた。我々はチームの構成を変え、ボールの後ろの人数を増やした。それがうまく行った。早い時間帯に0-1になったがしっかり我慢し、コンパクトに保つことができた。前半は多くのコストをかけたが最後の突破力がまだ足りなかった。後半はうまく入ることができ、うまく切りかえができていたし多くのはっきりしたチャンスをつくりだすことができていた。2-1にしたあとも我々はうまく切りかえができ、いくつかのいいポゼッションができていた。この勝利は順位表のうえでもとても重要な一歩だ。それに加え我々に自信と新しいエネルギーを与えてくれた」
スイカユニだったが、相手も緑系だったのでサードの白黒ユニでもよかったのでは。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年04月07日 23:13
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【Jリーグ第7節】FC東京 2-0 鹿島
■ 2024年4月7日(日) 17:00キックオフ
■ 国立競技場
二試合続けての国立競技場でのホームゲーム。おだやかな晴天の日曜日となった。無料招待もあってか5万人を超える動員となった。キャップを持って行くのを忘れてまぶしかったがキックオフしてほどなく日は沈んだ。
前節、同じ国立で浦和に逆転勝ちしていい流れで迎える連戦だが簡単な相手ではない。2勝2敗2分と五分の星でどっちに向かって一歩を踏み出すか大事な試合になる。浦和に勝てたのだからと慢心すると痛い目に遭う。しっかり切りかえてこの試合に集中したい。
荒木が期限付移籍の契約上出場できず、代わって仲川がトップで先発。また前節負傷退場となった中村も欠場で白井が先発。それ以外は浦和戦と同じ布陣に。オリヴェイラ、小柏、長友らがベンチ外なのが気になるが、まずはいる人で戦うしかない。
野澤
白井 トレヴィザン バングーナガンデ
小泉 高
安斎 松木 俵積田
仲川
互いにしっかりボールを握りながらプレスをかいくぐって前に運ぶスタイルで攻撃を組み立てようとする。序盤は鹿島がやや優位か。9分、左サイドから俵積田がドリブルで中央に切れこみシュートを放ったが敵DFにブロックされる。
松木を中心に前線が鹿島にしっかりプレスをかけており、守備の対応はできている。中央は守れていて最後のところはやらせていない。鹿島のポゼッションがやや多いようには思えるが大きなチャンスはつくらせない。
25分、再び俵積田が左サイドから切れこんでシュートを放ったがGKがセーブ。仲川が要求していたのが印象的だったが俵積田の積極性が光った。なんどか形はつくれているが決めきれない。
その後も一進一退の攻防となるが互いに決め手を欠き、スコアレスで前半を終了した。戦えているが鹿島も固く、ボールを持てば素早く押し上げてくる。集中を切らせた方がヤられる神経戦。浦和よりも手ごわいが勝ち筋はある。やり続けたい。
後半に入っても膠着した戦いとなる。55分、左サイドに開いた松木が中央にクロスを送ると、ニアに飛びこんだ仲川がバックヘッドでゴールに流しこみ先制。1-0と大きなアドバンテージを得る。きちんと枠に飛ばした技術の高いヘディングだった。
ビハインドを背負った鹿島がリスクを取って前に出てくるが、東京は自陣でこれを迎え、奪ったボールを前線に展開して反撃する。互いに譲らず中盤での熱い戦いになる。東京は松木、小泉が身体を張り、高がボールを動かして主導権を握ろうとする。
63分、俵積田に代えて遠藤を投入、そのまま左ウィングに入った。67分、左サイドの遠藤がショートカウンターで持ちあがり中央にクロスを入れると、飛びこんだ仲川が頭で合わせたがバーに嫌われる。決めておきたかった。実際には敵DFのクリアだったかも。
さらに75分、高と仲川に代えて原川とシルバを投入。シルバはそのままトップに入ったかもしれない。83分、中央で敵のパスを引っかけてショートカウンター。松木が並走したシルバにスルーパスを送り、絶妙なタイミングでGKとの一対一になるがシルバがこれをファーに外してしまい失敗。
88分、安斎が足をつったか、徳元と交代に。徳元はそのまま右ウィングの位置に入ったように見えた。アディショナルタイムは6分。終盤、むずかしいタイムマネジメントになる。奪ったボールは敵陣で攻め急がず、時計を進めたい。
90+7分、原川が左寄りでカットした敵のパスを松木に合わせるとワンツーの返しを受けてそのままエリアに進入、左足を振りぬいた。これが決まって2-0となり、試合はそのまま終了。東京が後半早々に挙げた1点のリードを守り、アディショナルタイムにダメを押して今季初の完封勝ちとなった。
拮抗した戦いで我慢の時間も長かったが、前節同様後半の立ちあがりに先制したのが大きかった。その後は苦しみながらも鹿島の攻撃をしのぎ、時間の経過とともに焦りの出る相手をいなして時計を進めた。最後に原川のダメ押しが出て試合を決めた。
シュート数12-15、CK6-4、ポゼッション45-55と全体に鹿島が優位だったが、やらせないことに重点をおいた守備で、流れを渡すことなく、リング中央で打ち合う試合に競り勝った。連勝も今季初めて。
荒木を欠く布陣となったが、代わってトップに入った仲川が骨惜しみせず攻守に率先して動きつづけた結果、決勝の今季初ゴールとなった。前線で収めてくれて助かった。この位置での起用はありだと思った。
ほかにも安斎、俵積田を初めとした若手の活躍がめざましく、特にバングーナガンデの攻撃参加は大きな武器になった。開幕当初は動きが悪かったが、最近は自信をもってプレーできるようになっており、それがパフォーマンスを押し上げている。
メンバーは変っても、前に向けてボールを動かす、狭いところでも臆せずボールを付けて行くというチャレンジ自体は変わりなくできており、もちろんそれで思わぬピンチになるシーンもありはしたが、プレスを外しながら前進する動きはでき始めていると思う。
もちろん課題もまだまだ多く、前に行けるところで下げたり横に流したりするシーンも少なくない。ここで連勝できたからといって、次もできるという保証はなく、まだなにもなしとげていないという意識で不断の上積みを図ることは絶対に必要だ。
次節からは荒木、松木、野澤がU23アジアカップのため不在となるが、俵積田、安斎の起用などこの三連戦で底上げはある程度できており、仲川、原川ら今日ゴールを決めたベテランも頼りになることを確かめられた。ここをしっかり乗り越えることでチームとしての厚みができる。
これで7試合を終えて3勝2敗2分と勝ちを先行させることができた。勝ち点は11(1試合あたり1.57)となり6位に浮上。とはいえ4位から14位までが勝ち点差3のなかにひしめく混戦となっており、気を抜くと脱落してしまう。この試合に勝ったのは大きい。
次節はアウェイ扱いでのダービーとなる。侮ることなく、一方でムダな力を入れすぎることなく、38試合のうちのひとつとしてきっちり勝ちたい。
評点(評点は
ドイツ式
):
野澤(3.5) 今季初完封。このままU23に向かう。
白井(3.5) 身体を張って戦った。レギュラー取りたい。
土肥(4) 落ち着いて最終ラインを守った。安定感出てきた。
トレヴィザン(3.5) 突貫守備とビルドアップ怖すぎ。
バングーナガンデ(3) 球際の強さと戦術眼の確かさが際だった。
高(3.5) 狭いところでもボールを受けて展開できる。
小泉(3.5) スペースを埋めつづけ敵の前進を阻止した。
安斎(4) 遜色なくやれている。もっと我を出していい。
松木(2.5) 今日は彼のゲーム。ピッチ上の皇帝だった。
俵積田(3.5) 明らかにイヤがられていた。それが重要だった。
仲川(3) 貴重な先制点。トップ起用で生きた。
===
遠藤(3.5) 仲川とのコンビがいい。決定的なクロスあった。
シルバ(4) 決定機を外したのがもったいなかった。
原川(3.5) 嬉しい今季初ゴール。さすがのシュート力。
徳元(-) 時間短し。役割は果たした。
国立はゲンはいいかもしれないが、席の前が決定的に狭く、動線は最悪、ドリンクホルダーは小さくてペットボトルが入らず、ピッチも遠い。観戦環境としては最悪で、平日夜はともかく、週末は味スタでやってほしい。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年04月05日 22:04
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■
【Jリーグ第6節】FC東京 2-1 浦和
■ 2024年4月3日(水) 19:30キックオフ
■ 国立競技場
雨のウェンズデイ。新宿の紀伊国屋書店に立ち寄り、ついでにゴーゴーカレーで腹ごしらえをしていたらギリギリになってしまったが、19時半のキックオフはありがたい。平日夜の試合はぜひこの時間帯でお願いしたい。
前節川崎に完敗、負けが先行するなかでの国立でのホームゲーム。メンドくさい相手だがここで勝つか負けるかは大きな違いになる。前節の反省は踏まえたうえで、自信をもって主導権を取りに行くフットボールで結果を出したい。
中三日でのウィークデイマッチとあってターンオーバーを実施。オリヴェイラ、長友はメンバー外、仲川、遠藤をベンチスタートにするなど大きくメンバーを入れ替えた。GKは前節退場処分を受け出場停止の波多野に代わり野澤が今季初先発。
野澤
中村 土肥 トレヴィザン バングーナガンデ
高 小泉
安斎 松木 俵積田
荒木
立ち上がりは東京が優位。リスクを取りながらボールを前に運び、積極的にシュートを打って行く。1分、荒木がドリブルでエリアに進入、シュートを放つがDFにブロックされる。さらにこぼれ球に安斎が詰めるがバーの上。早い時間帯からフィニッシュまでもちこんだ。
12分、敵陣でボールを動かし、最後は左サイドの俵積田が中央にパスを出すと、走りこんだ高がダイレクトでシュート、これがゴールに吸いこまれた。東京が先制したと思ったが、ゴールチェックの結果、その前に松木のファウルがあったと判定されノーゴールに。
OFRも行われ実際ファウルといえばファウルだったが、ゴールを覆さなければならないほどの明白な誤りでもないと思われ、またこの日の主審の基準からもこれだけをファウルとするのはバランスを欠いた判定だと思われたが仕方ない。
すると24分、敵陣で奪われたボールをハーフウェイ近くからゴールに向けてシュートされる。前に出ていた野澤が戻りきれず、ボールはそのままゴールに入ってしまい0-1とビハインドを背負う。半ば事故だが隙を突かれた。
28分、右サイドからエリアに進入した荒木が角度のないところからねらったがゴールの上に。30分、カウンターでもちあがった荒木がゴール前にクロスを上げるとファーに走りこんだ安斎がダイレクトで合わせたがサイドネット。
32分、中村が負傷のためプレー続行不能となり急遽白井と交代。そのまま右SBに入った。歩いてはいたが交代の判断が早かったのが気がかり。心配だ。
その後もボールを握って攻撃をしかけたが浦和ゴールを割ることができず、0-1と最少失点差のまま前半を終了。戦えているだけに逆転しなければならない試合。やり続ければ勝機はあるしベンチには仲川、遠藤、シルバらもひかえている。
後半の立ち上がりから試合が動く。50分、左サイドの深いところまで運んだバングーナガンデの戻しのパスを荒木がエリア外で受け、ワントラップからゴール左下隅に低い弾道のシュートを決め1-1に追いつく。荒木のシュート技術が光るゴールだった。
さらに58分、左サイドの俵積田が中央に入れたクロスに、松木が左足のダイレクトボレーで合わせゴール。東京が後半の15分間で2ゴールを挙げ逆転に成功する。素晴らしいシュートだった。
その後は浦和が積極的に攻撃をしかけるが、東京も身体を張って守り、野澤の好セーブもあってゴールは許さない。奪ったボールからカウンターをしかけてなんどかチャンスを作る。
74分、荒木、俵積田に代えて仲川、遠藤を投入。仲川はそのままトップの位置に入った。その後も浦和が必死の抵抗を見せ、自陣に押しこまれる時間が長くなるがねばり強い守備で失点を許さない。
90+2分には高と松木に代えて原川とシルバを投入。アディショナルタイムも浦和を抑えきり2-1の逆転勝利となった。
高のゴールが認められず、その後に敵のロングシュートにしてやられ、流れ的にはイヤな感じになってもおかしくなかったが、動き続け、前を向かってボールを動かし続けたことでゴールが近づき、後半立ち上がりからの逆転劇となった。
数字を見ればシュート数18-13、CK8-6、ポゼッション47-53と、終盤浦和に押しこまれたことからポゼッションは見劣りするものの、しっかりフィニッシュまでもちこめたという意味では意味のある数字。
内容的には福岡戦と同様、リスクを取って前にボールを運びつづけたこと、前線が流動的にポジションを交換してボールを受けたことで、敵の守備をうわまわることができた。前節よりも球際で負けない戦いができたことが試合を優位に進められた要因だろう。
高と小泉が中盤を自在に往復しながらボールを受け、ここを経由してビルドアップすることで前線でのチャンスを演出した。それを受け、荒木、松木、安斎、俵積田の若い前線がそれぞれ特徴を生かして仕事をした。
やろうとしていることは福岡戦あたりから変わっておらず、福岡、浦和にはやれて川崎にやれていない要因はしっかり検証する必要があるが、ハマればこういう戦いができるということを見せた試合だった。浦和は川崎よりも守備の約束ごとがルーズな気はした。
これで6試合を終え、2勝2敗2分で勝ち点を8(1試合あたり1.33)に伸ばし9位に浮上。首位との勝ち点差5、降格圏との勝ち点差3という混戦だが、つぶし合いの混戦になれば我々にもチャンスはある。その意味でこの試合の勝利は大きかったし、次の鹿島戦も大事な試合になる。
一方でひとつの負けの対価が高くつくのも確か。上位に行きたければ連勝すること、負けないことが重要で、この五分の勝敗からどっちの足を踏み出すのか、契約上の問題で荒木が出られない次節、ターンオーバーも含めてどんな布陣で臨むのか楽しみだ。
評点(評点は
ドイツ式
):
野澤(3) 失点はアレだったがナイスセーブでチームを救った。
中村(4) 交代まではよくやれていた。負傷が心配。
土肥(4) 終盤のテクニカルファウルに惚れた。
トレヴィザン(4) 果敢さのころあいがちょうどよかった。
バングーナガンデ(3.5) アシストあり。よさが出てきている。
高(3) ここでボールが収まるからスペースが使える。
小泉(3.5) 高が気持ちよくやれるのは小泉がいるから。
安斎(4) もっと我を見せてもよかったが十分及第点。
松木(3) 嬉しい今季初ゴール。前線で走り続けた。
俵積田(3.5) ムラはあったが大事なところで仕事をした。
荒木(3) 買取オプションは付いているのか。
===
白井(4) むずかしい交代だったがよく試合に入った。
仲川(3.5) 1トップありかもと思った。チームを鼓舞した。
遠藤(4) 脅威になっていた。次節は先発か。
シルバ(-) 時間短し。
原川(-) 時間短し。
国立の時計は後半が45:00から始まるのが嬉しい。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年04月03日 16:59
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■
【ブンデスリーガ第27節】グラードバッハ 0-3 フライブルク
■ 2024年3月30日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
スカパーでリアタイ観戦。なかなか勝ち点が伸びず降格の危機も依然として去ってはいない。ホームで勝ち点3を積み上げたい。
肩の負傷から復帰したオムリンが先発。またヴェバーとライナーに代わって板倉とネッツが先発した。練習試合でゴールを決め先発かとも報じられた福田はメンバー外。
オムリン
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ライツ ヴァイグル ノイハウス
オノラ ジーバチュ ハック
立ち上がりはグラードバッハが両翼を生かした攻撃からチャンスを作ったが決めきれず。すると7分、左サイドからファーポストに向けてあげられたクロスを、ゴールラインぎわから押しこまれて失点、0-1と早い時間に先制点を献上してしまう。
それでもグラードバッハは主導権を握って攻撃をしかける。12分、ネッツがヒールで落としたボールをライツが受けてシュートを放つがDFにブロックされる。13分にはこれで得たCKを板倉が折り返しジーバチュが合わせようとしたがわずかに届かず。
22分にはオノラのCKにゴール前でエルヴェディが頭で合わせるがDFにブロックされて枠外に。31分にもCKにジーバチュが合わせようとするが敵DFが直前でクリア。さらにこれで得たCKにエルヴェディが頭で合わせたがバーの上に。
セットプレーでなんどもチャンスを作ったが決めきれず、0-1のまま前半を終了。内容的には優位に立ったが早い時間の失点が重く追いつけなかった。ベンチにはプレア、チュヴァンチャラ、エングムらもおり後半さらにギアを上げて行きたい。
しかし立ち上がりの47分、角度のないところから放たれたシュートをオムリンがセーブするがこぼれ球を拾われ、エリア外からミドルを決められる。0-2となりこれで流れが大きくフライブルクに傾いてしまった。
さらに57分、ショートカウンターからヒールパスでポケットを取られ、ここからの折り返しをワンツーで流しこまれて失点、0-3と点差を広げられる。事実上ここで試合は決まったと言っていい。あまりに簡単にやられすぎた。
62分、ハック、ジーバチュ、ノイハウスに代えてエングム、チュヴァンチャラ、プレアを投入、チュヴァンチャラとプレアを2トップにした4-4-2にシフトしたように見えたが、すでに3点差ついてからではなかなかモラルも上がってこない。
70分、ももを傷めたエルヴェディに代えてヴェバーを投入。打開を試みるが主導権はフライブルクに握られ糸口が見えない。75分、スカリーに代えてライナーを投入するが意図が今ひとつわからない感じ。
その後も攻撃を続けるものの散発。86分にはCKに板倉が頭で合わせ枠にシュートを飛ばしたが敵GKにセーブされ、結局ゴールが遠いまま0-3で試合終了。序盤の失点を返せないままホームで完敗となった。
前半優位に試合を進めながらも早い時間帯の失点を取り返せなかったことで時間の経過とともにむずかしい展開になってしまった。後半立ち上がりから続けて失点、試合の流れを完全に手ばなし、ゴールが生まれないことで追撃の意気も上がらなかった。
シュート数19-14、CK14-1、ポゼッション54-46と内容自体は押し負けていたわけではなく、勝機もあったが、ゴールが遠く、効果的に加点したフライブルクに試合を持って行かれた感。いつものことだがゲームマネジメントが拙かった。
いいシーンもあり攻撃の形もあるのに試合を支配できず、先制を許せば追いつけず、先制してもリードを保てないのは局面ごとの約束ごとに問題があるからではないか。守備といえばドン引きしか選択肢がないところに今季の戦術のもろさを感じる。
攻撃面では手ごたえのある部分もあり、再現性のあるパターンも持っているが、それを生かした試合のメリハリがコントロールできないのは残念ながらこの監督の限界かもしれない。交代や起用も工夫が見られず、この時期になっても改善の兆しが見えない。
27試合を終えて6勝11敗10分で勝ち点28(1試合あたり1.04)となり、順位はひとつ下がって13位。降格圏の16位とは勝ち点差8しかなく、なりふり構わない残留争いを意識せざるを得ない状況になった。
次節は同じ勝ち点で残留を争うヴォルフスブルクとアウェイでの対戦となる。星勘定や残留を考えるうえでは重要な試合で、なんとか勝ち点3をもぎとらないと監督更迭などの騒ぎになってあわただしいシーズン終盤を迎えることになる。
ゲラルド・セオアネ監督談話:
「この結果にはとてもがっかりしている。ペナルティエリア内では両方のチームに大きな違いがあった。我々ははっきりせず、不正確で、決め手を欠いた。0-2になるまでは守備では敵に好きなようにやらせず、うまくプレーできていたと思う。早い時間に失点したがしっかり試合に戻って戦えていた。後半始まってすぐに次の失点をこうむったことは、メンタル面で試合に当然大きなインパクトがあった。選手らはそこからもう一度抵抗しようとしたが、0-3となってコンセントが抜けてしまった。それはムリもない。この敗戦を克服し、次の週末にはヴォルフスブルクで異なった顔を見せなければならない」
来週から夏時間になるので日本との時差は7時間に。
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