フットボール・クレイジー
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2024年09月30日 11:55
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【ブンデスリーガ第5節】グラードバッハ 1-0 ウニオン
■ 2024年9月21日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
せっかくのいい時間の試合だったがいろいろあってリアタイ試聴できず、日曜日の夜に時差観戦した。スカパーがウェブサービスでいつでも見られるのはありがたい。
開幕からホームで二連敗、前節はアウェイでフランクフルトに苦杯を喫しておりここまで1勝3敗、これ以上負けが込んでしまうとリカバーがむずかしくなるうえ、監督の進退も問われかねない。なんとか今季ホーム初勝利を挙げるしかない。
この試合ではプレアとザンダーが先発、ハックとライツがベンチスタートとなった。福田がベンチ入り。オムリン、オノラは引き続きメンバー外。
布陣
ニコラス
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ザンダー ヴァイグル
エングム プレア シュテーガー
クラインディーンスト
前半
立ち上がりは互いに出方を窺いながら主導権を争う慎重な展開に。グラードバッハはパスがズレてなかなか攻撃の形をつくることができず、ウニオンの攻撃を受けるシーンが多いが、次第にボールを持てるようになる。
17分、スカリーのクロスをザンダーがダイレクトでねらったがバーの上。22分にはエングムのクロスからスカリーが中央でつぶれ、ネッツがこぼれ球を詰めたがDFにブロックされた。
26分、プレアとのワンツーから裏に抜けたネッツが深いところから折り返したボールにシュテーガーがダイレクトで合わせたがシュートはバーの上に。枠に飛べばゴールだったが絶好機を逃した。
35分にはエングムが右サイドから切れこんでシュートを放ったがGK正面に。42分にはスカリーからのパスを受けて左サイドをふかくえぐったシュテーガーからの戻しを受けたプレアがダイレクトでシュートしたが敵DFにブロックされる。
徐々に調子を上げたグラードバッハが何度かチャンスをつくったが決めきれずスコアレスで前半を折り返した。
後半
後半は互いにリスクを避けながら中盤で主導権を争う拮抗した展開に。互いに見せ場は少なく大きく一進一退の攻防となる。エングムのスピードを生かして裏に出す試みもあるがそこから先にはつながらず。
72分、シュテーガーに代えてハックを投入、そのまま左ウィングに。76分にはエングムとザンダーに代えてチュヴァンチャラとライツを投入。チュヴァンチャラはそのまま右ウィングに入ったか。
その後も大きなチャンスのないまま時間が進む。86分には裏に長いボール出され、これを収められてシュートを打たれるがポストに救われる。ヤバいシーンだった。スコアレスのまま試合は8分のアディショナルタイムに。
90+6分、左サイドのスローインからボールを受けたハックが中央にクロスを放りこむ。するとチュヴァンチャラが敵DFに身体を寄せられながらも頭でこれに合わせゴール。土壇場で1-0とリードする。無造作なクロスに単騎で合わせた一発モノだった。
90+7分、プレアに代えてフリードリヒを投入、そのまま試合をクローズし、今季ホーム初勝利を挙げた。見どころの少ないゲームの最後にドラマが待っていた。
戦評
よくいえば固いゲーム、悪くいえば面白くないゲームで、特に前半はチャンスもあったが、後半は全体に淡々と流れてしまった。最後にチュヴァンチャラがなんとかゴールを決めて面目を保てたのはラッキーだった。
シュート数8-9、CK2-4、ポゼッション64-36となっており、ともに一けたに終わったシュート数からは双方にチャンスの少ない試合だったことがわかる。ボールは持ったが後半は攻めあぐねた。
結果的にはチームを救う勝ち点3とはなったが、取るべきシーンで取りきれなかったことで最後まで苦しいゲームマネジメント強いられ、思いきった交代もできなかった。ハック、チュヴァンチャラと交代で入った選手が仕事をしてくれたのが救いだ。
これで開幕からの戦績を2勝3敗とし11位に。これ以上後退が許されないなかでの勝利は、内容がどうであれありがたく、これをテコに内容を改善しながら結果を積み上げて行くしかないが、まだ負けが先行している状況でひと息ついたに過ぎない。
序盤、マッチメイクのあやで苦しいシーズンスタートを強いられたのは昨季と似ているが、チームは継続性をもって戦ってきており言いわけはしにくい。早く勝敗を五分に戻したい。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「前半はいい試合を見せられて多くのいい状況をつくりだせた。しかしフィニッシュのところの効率と正確さが欠けていた。後半はうまく試合に入って行くことができなかった。我々は足がかりをつくれず、試合の流れにうまく入りこめなかった。全体として見れば、ここまで負けなしでどのクラブにもほとんど自由を与えなかったチームとの、予想通りのむずかしい試合になった。ゴールのチャンスが少なくなることはわかっていた。我々のチームはしっかり頭を使ってすばらしい戦いをした。最終的にラッキーパンチで勝てたこと、ファンと共に7か月ぶりにホームでの勝利を祝えたことはもちろん嬉しい。トマス・チュヴァンチャラが彼の個の力を輝かせてくれたのはすばらしかった。この勝利は我々の進歩にとって重要だと思う」
僥倖とはこういうことをいうのか。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年09月30日 00:47
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【Jリーグ第32節】横浜FM 1-3 FC東京
■ 2024年9月28日(土) 17:00キックオフ
■ 日産スタジアム
所用があって臨場できず、当日の夜になってDAZNで時差観戦した。名古屋、浦和に連勝して臨むアウェイ横浜戦。簡単な相手ではないが越えなければならない山だ。勝ち点を持ち帰りたい。
このところ右SBでの出場が続いていた小泉が欠場、長友が代わって入った他は前節と同じ布陣。原川、小柏がベンチ入りした。リリースのない離脱、復帰が多く、状況がよくわからないがとにかくいるメンバーで戦うしかない。
布陣
野澤大
長友 木本 森重 岡
東慶 高
仲川 荒木 俵積田
オリヴェイラ
前半
立ち上がりから試合が動いた。5分、ゴール前でワンツーから裏に抜けだされ、そのままシュートを流しこまれて失点、0-1といきなり先制点を食らう。重いビハインドを背負った。人はいたがヒールで落ちされて裏をとられた。
ともにボールを握って前に出たいスタイルで組み合う。東京は前線から果敢にプレスを試み、引っかけたボールを動かしてプレスをはがしながら素早く攻め上がる。なんどかチャンスをつくるがゴールを割ることができない。
14分、長友からの落としを受けた高が枠に強いシュートを飛ばすが敵GKにセーブされる。15分には荒木がドリブルで持ちあがり右サイドからシュートしたがこれも敵GKがセーブ。連係は悪くないがあと一歩のところでしとめきれない。
19分、東慶が右サイド裏にパスを出すと長友がこれを受けてクロス。荒木がこれに合わせたが枠に飛ばず、さらに流れたボールを俵積田がシュート、敵DFにブロックさたがこぼれたボールを走りこんだ岡が低い弾道でけりこみゴール。1-1の同点に追いついた。VARチェックがあったが問題となるシーンはなくゴールは認められた。
その後は互いに主導権を争う展開となり一進一退。シュートは放っているが決めきれない。一方の横浜はボールを持つ時間帯もあるものの東京の守備も固くフィニッシュまで持ちこませない。東京が押し気味に試合を進めたがゴールはなく1-1で前半を終えた。
先制されたものの前半のうちに追いつきシュートシーンも作れている。一歩も退かずに戦えており後半もこの勢いで一気に逆転を狙いたい。高い強度でボールを奪えているのが今日の強み。勝ち筋はある。
後半
立ち上がりから横浜がギアを上げ攻勢に出る。東京は自陣で横浜の攻撃をしのぐ時間が続くが、自陣ではブロックを構築し好機をつくらせない。遠目からのシュートは浴びるものの現実的な危険は大きくはない。
60分、中央で荒木が敵のボールをひっかけて奪取、ここからオリヴェイラに当てて落としたボールを荒木が左サイドの裏にスルーパス、俵積田がこれを追ってカウンターに。敵DFにからまれながらもエリアまで持ちこみそのままシュートしたボールがGKの股を抜いて決まり2-1と逆転する。決めきった。
これで流れが大きく変わり、東京が主導権を握る。70分、俵積田、東慶に代えて遠藤と原川を投入、そのままそれぞれ左ウィングとボランチに入った。明らかにモラルの下がった横浜に対し、東京がボールを動かしながら時計を進める流れになる。
81分、長友と荒木に代えて安斎と中村を投入、安斎が右ウィングに入り仲川が中央へ。4-4-2に近い形になったと思う。84分、岡が足をつったため野澤零が右ウィングに入り安斎が左SBにスライド。試合をクローズする局面に入る。
89分、敵のパスを右サイドの中村が思いきりよくインターセプトしてそのままカウンターで持ちあがる。ドリブルで中央に入ったところで右サイドを並走した野澤零にパス、野澤零がダイレクトでこれをゴール前に流しこむと、走りこんだ仲川がGKと交錯しながらも押しこんでゴール、3-1と試合を決めた。
試合はそのまま終了、横浜に快勝して3連勝となった。
戦評
東京が先制されながらも前半のうちに追いつき、後半に逆転、ダメ押しと効果的に加点し横浜を突きはなした。前半終了時点くらいではどちらに転んでもおかしくなかったが、逆転したところで横浜の気持ちが折れたのが感じられた。
シュート数19-11、CK3-3、ポゼッション40-60とボールは横浜に持たれる時間も長かったが、試合全体の流れを力ずくでこちらに持ちこんだ試合だったように思う。強度高く戦ったことでボールを奪うことができ、フィニッシュまで持ちこんでゴールを得た。
先制点のように気を許せば崩されるだけの力のある相手だっただけに、先制されたときは正直重たいと思ったが、強度を落とさず戦い、奪ったボールは当てて落とすをくりかえしながらスピード感をもって前に前に付けて行った。
カウンターもこうしたベースの取組があったからこそ決まったもので、とにかく裏にけるという粗雑なものではなく、いいポジションでボールを動かすことがリズムを生み、敵の先手を取ることができた。単なる縦ポンでなかったことはよく見ておきたい。
横浜の守備がアレでカウンターがハマりやすい状況があったのは確かだが、ギャップを見逃がさず裏にパスを送った荒木や東慶、それを感じて裏に走った俵積田や長友らのセンスや連係が生きた。1点めの波状攻撃感もよかった。
俵積田、岡といった若手に結果が出たことも嬉しいが、長友、東慶、木本らのベテランがしっかりベースラインを押さえ、ここというところで会心のプレーを見せたことで試合を動かせたと思う。東慶は最近ずっといいが、この試合での木本の活躍は特筆すべき。
課題はもちろんまだまだあるが、「うまく行けばこうなる」というのをここ3試合表現できているように見えて、やっていること自体が間違っているわけではないと思う。このレベルをコンスタントにできるところまで落としこみたいが、ただそのためには体制の強化が必要のような気がしている。
これで32試合を終了、13勝11敗8分、勝ち点47(1試合あたり1.47)となった。順位は7位と変わらず、試合数が跛行しているため暫定ではあるが、1試合あたりの勝ち点に換算しても7位で、4位まではギリ狙える位置に来た。
1試合あたり勝ち点が1.50となる勝ち点57まではあと10となり、残り6試合を3勝2敗1分で達成できる。60の大台も見えてきた。次節、ホームでの鳥栖戦に勝てば見える景色がずいぶん変わるはず。
残り6試合は優勝や残留がかかったクラブとの対戦が続くが、そのぶんレベルの高い戦いが期待できる。失うものはなにもない。まずは勝ち点50を達成して次をねらいに行こう。
評点
(評点は
ドイツ式
)
野澤大(4) 失点以外はしっかり守れた。
長友(4) 1点めの裏に走ったシーンはよかった。
木本(3.5) ポジション捨てる判断が素晴らしかった。
森重(4) 木本とのコンビで序盤の1失点に抑えた。
岡(3.5) ビルドアップの出口として機能。
東慶(3.5) 暑さと冷静さのばらんすがいい。
高(4) シュート惜しかった。
仲川(3.5) 献身がゴールで報われた。
荒木(3.5) アシストで魅せた。
俵積田(3.5) カウンター決めきった。
オリヴェイラ(4) 身体張ってボールを収めた。
===
原川(4) プレー選択がシンプルでいい。
遠藤(4) そろそろゴール出るころ。
中村(-) 時間短し。パスカット素晴しかった。
安斎(-) 復帰ほんとうにありがたい。
野澤零(-) 時間短し。いい仕事した。
味スタで勝つときがきた。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年09月27日 15:39
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【ブンデスリーガ第4節】フランクフルト 2-0 グラードバッハ
■ 2024年9月21日(土) 18:30キックオフ
■ Deutsche-Bank-Park (Frankfurt)
夜中の試合なのでスカパーを録画して日曜日朝イチで追っかけ視聴した。もちろん結果情報は遮断。開幕から3戦で1勝2敗と負け越しており、アウェイとはいえここで勝ち点を積まないとむずかしい状況になる。
この試合ではオムリン、オノラが負傷で欠場した他、前節負傷退場したプレアがベンチスタートとなるなどメンバーの入れ替えを余儀なくされた。ニコラス、ライツ、ハック、エングムが先発。
布陣
ニコラス
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ライツ ヴァイグル
エングム シュテーガー ハック
クラインディーンスト
前半
立ち上がりはフランクフルトが攻勢に。グラードバッハは自陣で守備に追われる展開となりなかなか攻撃に転じることができないが、ブロックを固めてしのぐ。12分、ようやく敵のクリアが短くなったところをライツが拾い、ドリブルで持ちあがってミドルシュートを放ったが敵GKがセーブ。
その後もフランクフルトが主導権を握って試合を進めるがグラードバッハがねばり強く守りゴールは許さない。22分、クロスにハックが合わせるが大きくバーを越える。劣勢ながら集中は切らさない。
しかし30分、ロングボールから裏に抜けられ、クロスをファーで落としたボールにダイレクトで合わされて失点、0-1と先制を許す。人数はいたが、甘い一対一の対応が重なった。劣勢の中で重いリードを許す。
40分、シュテーガーのFKにエルヴェディが頭で合わせるがミートしきれずGKがキャッチ。45+1分にはエングムがシュートを放ったがオフサイドに。そのまま0-1で前半を終えた。もっと取られていてもおかしくなかったが最小失点でとどめたのがせめてもの救い。
後半
後半に入るとグラードバッハが攻勢に。46分、エングムがドリブルで持ちあがり切れこんでシュートを放つが勢いなくGKがキャッチ。58分、ハックが左サイドから切れこんで放ったシュートは敵DFがブロック、このこぼれ球をエングムがシュートするが敵GKのセーブに遭う。
67分にはゴール前での攻防から右サイドに開いたライツにつながり、エリア内から強烈なシュートを放ったがファーポストを直撃。さらにこのこぼれ球を再びつないでクラインディーンストが頭で押しこもうとするがこれも枠をはずれる。
71分、ハック、エングム、ヴァイグルに代えてチュヴァンチャラ、プレア、ザンダーを投入。チュヴァンチャラが右、プレアが左のウィングに入った。その後もグラードバッハが同点をねらって攻撃を続けるが決めきれない。79分、ライツに代えてノイハウスを投入。
しかし80分、中央にスルーパスを通され、敵FWにゴール正面から決められて0-2に。押していただけにこのタイミングでの失点は大きく勢いを削がれてしまう。それでもあきらめず、90+1分にはシュテーガーのFKにエルヴェディが頭で合わせるがバーの上に。
試合はそのまま終了。後半チャンスはあったが決めきれず連敗となった。
戦評
前半押しこまれて先制され、後半主導権を握ったが絶好機をものにできないまま、終盤に追加点を許して勝ち点を手ばなした。試合としては拮抗した内容だったと思うが、必要なときに決められるかどうかで差が出てしまった感があった。
シュート数24-19、CK5-8、ポゼッション63-37と、特に後半攻めたことで数字的にはむしろ優位だが、先手を取られたことで追いかける展開になってしまったのが特に終盤重くのしかかったというべきか。
前半フランクフルトに主導権を握られた時間帯は敵の拙攻もありなんとかしのげていたが、こらえきれずに決壊したのが悔やまれる。前半スコアレスなら流れは大きく変わっていただけに、ここを無失点でのりきれるかどうかの違いは大きかった。
後半はリスクを取って攻撃の手数も出せ、得点機も作れて狙いははっきりしていたが決めきれず。昨季から継続して取り組む攻撃の形にシュテーガー、クラインディーンストらが加わり、ハックも復帰して進歩は見られるが、この日は決定力を欠いた。
攻撃は水ものなので取れないときもあり、その分守備で頑張りたかったが要所できっちり決めてきたフランクフルトに後れを取った。板倉、エルヴェディが支えていたがさすがに全部はムリだよといった感じの失点になってしまった。
これで開幕から4試合で1勝3敗と出遅れ。次節ホームでのウニオン戦で不覚をとるようなことがあるとリカバーがむずかしくなり、監督の進退にも直結する。2シーズンめということで調整にこれ以上時間を使うわけには行かない。
開幕からホームゲームがレバークーゼン、VfBと昨季の1位、2位との対戦になってしまった日程の厳しさはあるものの、なんとかここで踏んばりホームで勝ち点3をとらなければならない。内容はそこまで悪くないが試合運びに難があり、修正が必要だ。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「最初の20分はアウェイゲームではよくあることに苦しんだ。後半はボールをしっかり握っていたが、フィニッシュのところで決定力と正確さが足りなかった。いくつかのいいチャンスがあったが、正確さと運が欠けていた。またしても2点を失ったことも腹立たしい。小さなミスが大きな結果を招いてしまったと感じている。最後のパーセントをモノにすることに引き続き取り組まなければならない」
アディ・ヒュッターやダニエル・ファルケは1シーズンで解任し、ゲラルド・セオアネに2季目がある理由がよくわからない。あと、この日は黒のサードユニ。なぜふつうに緑のセカンドではなかったのかな。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年09月22日 14:32
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【Jリーグ第31節】浦和 0-2 FC東京
■ 2024年9月21日(土) 19:00キックオフ
■ 埼玉スタジアム2002
途中で寄り道する時間を読み間違い、浦和美園の駅に着いたのが18時半、なんとかキックオフ前に埼スタの席に座ることができた。急な豪雨の可能性あるかと思い、駒込のローソンでビニ傘買って行ったが帰りも含め完全に空振りになったのがむなしい。なんかうまくいかない日だ。こういう日は気をつけなければ。
前節、ようやく久しぶりの勝利のあとで、流れを確かなものにできるかどうか大事な試合。むずかしい相手とのアウェイゲームであり、ふわっと入るのは避けなければならない。プランどおりに行かないときの対応が問われる。勝ちたい。
トレヴィザンがはずれ木本が最終ラインに入ったほかは前節と同じ布陣に。中村、安斎がベンチに入ったが白井、小柏、ガウディーノらの名前は引き続き見られず、トレヴィザンも含め離脱が多い。一部は22日になって負傷離脱のリリースがあったが、シーズン終盤になって人繰りが厳しくなるのはどこに問題があるのか。
布陣
野澤大
小泉 木本 森重 岡
東慶 高
仲川 荒木 俵積田
オリヴェイラ
前半
立ち上がりは浦和がボールを持って攻撃をしかける流れ。東京は自陣での守備から入る。シュートも打たれるが身体を張って守り、この時間帯をしのぐと、8分、仲川がエリア右からドリブルで進入、シュートを放ったが敵DFにブロックされる。
9分、俵積田が左サイドからしかけ、ゴール前にボールを放りこむ。敵DFがこれをダイレクトでクリアしようとしたが、ボールをミートしきれず、ボールは後方のゴールにそのまま吸いこまれてしまう。オウンゴールで東京が1-0と先制する。
14分、右CKを荒木がけり、ニアで森重が低い姿勢でヘディングシュートを放ったが敵DFにブロックされる。ここでVARが介入、OFRの結果、これがハンドの判定となりPKを得る。17分、荒木がこれを落ち着いて決め、2-0とリードを広げる。どういう経緯で荒木がけることになったかはナゾ。
その後は拮抗した展開に。浦和がボールを持つ時間が長いが、東京は自陣で固いブロックを形成、決定的なチャンスをつくらせない。30分、25メートルほどの位置からのFKを荒木が直接狙うが枠に飛んだボールは敵GKにセーブされる。
野澤大の好セーブもあって浦和にゴールを許さず、前半を2-0で終了。敵失からリードを得て主導権は握っているが、内容で上まわっているわけではない。後半、流れが変わってしまわないよう、雑にならずに戦いたい。ベンチにカードもあり勝ち筋は見えている。
後半
50分、荒木のスルーパスを受けて俵積田が縦に抜け、シュートを放ったが敵GKがセーブ。東京がボールを握って時間を使いながら攻撃の機会を窺うが、大きなチャンスにはつながらない。自陣ではブロックをつくって浦和の攻撃をしのぐ。
66分、東慶、俵積田に代えて長友、遠藤を投入。長友は右SBに入り、小泉をボランチに一列上げる。浦和がボールを持つ時間が増えるが、決定的なシーンはほぼつくらせていない。中盤でボールをやりとりする展開が続く。
76分、荒木、オリヴェイラに代えて山下、安斎を投入、山下、仲川の2トップになり、安斎は右ウィングに。終盤は浦和がリスクを取って攻撃をしかけてくるが、東京は時間を使いながらこれをいのぐ。いい形でボールを奪うシーンもあるがフィニッシュまではもちこめていない。
90+4分、仲川に代えて野澤零を投入、浦和の最後の抵抗も野澤大のセーブなどでしのぎきり、序盤のリードを守って2-0のクリーンシート達成で2連勝となった。
戦評
オウンゴール、ハンドでのPKと敵失からいただきの2ゴールで先行でき、余裕をもってボールを動かすことができた。浦和の攻撃を受ける時間も長かったが、守備も手堅く、大きなチャンスを与えないまま試合をクローズできた。
シュート数7-15、CK4-1、ポゼッション47-53と必ずしも圧倒できたわけではなく、特に攻撃面ではフィニッシュまで持ちこめるシーンが少なかったが、序盤のリードで得た主導権を手ばなすことなく、時間を味方にして、数字で見るよりは無難に戦いきった印象。
バクスタ上層で浦和サポに囲まれながらステルス観戦していたが、周囲の浦和サポからは「東京固いなあ」との声がなんども聞こえてきたとおり、ファーストディフェンスでのディレイ、自陣でのブロックともにしっかりできていたと思う。守備で手を抜かず最後まで集中していたことが勝因。
攻撃面では、奪ったボールを少ないタッチ数で動かし、敵のプレスをはがしながら前進する、全体を押し上げるというベースラインが窺えるシーンも多く、周囲の浦和サポからは「うちもあんなふうに動かせないのかなあ」という声が上がっていた。
しかしそれがゴールにつながったかといえば、少なくとも流れからのゴールはなく、最後のところでもたつく、ぶ厚い敵をかきわけきれないシーンが目についた。いただきもののゴールがあったことで勝てたが、それがなければ苦しかった。
中盤でいい形でボールを奪えるシーンはなんどかあり、そこから前線への展開まではタイミングよくできているのに、それを追加点につなげられなかったのは大きな課題。ただ、それができないなら失点しないという鉄則を守れたことで勝てたのはよかった。
これで31試合を終了、12勝11敗8分と勝ちを先行させ、勝ち点44(1試合あたり1.42)となって暫定ながら6位に浮上。試合数で先行しているため額面どおりは評価できないが、最終的に1試合あたりの勝ち点が1.50となるシーズン勝ち点57まであと13となり、残り7試合を4勝2敗1分という現実的なところまで来た。勝ち点60もねらえる。
白井、トレヴィザン、土肥の負傷離脱が発表され、ほかにもガウディーノ、小柏ら顔を見ないメンバーがあって、残り試合の戦い方は簡単ではないが、ようやくトンネルを抜けた勢いで、少しでもいい順位でシーズンを終えられるよう、ここからもう一段積み上げたい。
評点
(評点は
ドイツ式
)
野澤大(3.5) 好セーブでクリーンシート守った。
小泉(4) 対面の敵にやや手を焼いたが手堅く守った。
木本(4) 最終ラインを締めて好きにやらせなかった。
森重(4) 試合が続くので身体のケアをしっかり。
岡(3.5) 高さを生かし攻守で存在感見せた。
東慶(3.5) 中盤の底で流れに緩急をつけた。
高(3.5) 東慶との分担がうまく行っている。
仲川(4) 背中で姿勢を見せ続けた。
荒木(3.5) ボールの出しどころに意志を感じる。
俵積田(4) しかけがまたいきいきしてきた。
オリヴェイラ(3.5) 身体張ってボールをキープ。
===
遠藤(4) 守備に追われる時間長かった。
長友(4) 経験知で終盤を締めた。
安斎(-) 時間短し。復帰うれしい。
山下(-) 時間短し。ボール触れず。
野澤零(-) 時間短し。
右足の小指を骨折し、シーネで固定してクロックスで歩いたので、駅とスタの往復がキツかったが、行った甲斐はあった。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年09月18日 14:55
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【ブンデスリーガ第3節】グラードバッハ 1-3 VfB
■ 2024年9月14日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
FC東京の試合を国立で見ていて帰りが間に合わなかったのでスカパーの録画を30分ほどの遅れで追いかけ視聴した。前節アウェイでボッフムに快勝したが、今節は昨季2位でフィニッシュしたVfBとのホームゲーム。今季ホーム初勝利を挙げたい。前節と同じ布陣でのキックオフとなった。福田はベンチ外。
布陣
オムリン
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ザンダー ヴァイグル
オノラ プレア シュテーガー
クラインディーンスト
前半
立ち上がりはグラードバッハのペース。敵陣でアグレッシブにプレスをかけ、奪ったボールを少ないタッチで動かして素早くゴールに迫る。6分、敵のパスをカットしたエルヴェディからボールを受けたプレアが左サイドのクラインディーンストに落とし、クラインディーンストがシュートを放ったが敵GKにセーブされる。
その後もVfBに息をつく暇を与えず前線からボールを追いパスミスを誘発、ショートカウンターからゴールをねらうが決めきれず。この時間帯に先制しておきたかったが徐々にVfBが目をさまし始める、
21分、敵のシュートをオムリンがセーブしたがボールが正面に転がり、これを詰められて失点、0-1と先制を許す。序盤から押しこんでいただけにこの失点はメンタルにも効いた。意識が前に行っていた分、守備の反応が遅れたようにも見えた。
しかしグラードバッハは攻撃の手を緩めず、26分、左サイドを持ちあがったクラインディーンストが切れこんで放ったシュートは敵GKがセーブ、さらにこのボールにプレアが詰めたがこれもGKにセーブされる。
直後の27分、敵陣で奪ったボールからシュテーガーが頭でファーにボールを送ると、ここに走りこんだプレアがこれを頭で押しこんでゴール、1-1の同点に追いつく。しかしプレアはこのプレーで敵GKと交錯、そのまま29分、エングムと交代で退いた。
30分にはクラインディーンストからのサイドチェンジを受けたエングムがシュートを放つが敵DFにブロックされる。32分にはスローインからのクロスを受けたエングムが頭で合わせたがミートしきれず敵GK正面に。
その後は一進一退の攻防となるが互いにゴールはなく、1-1で前半を終えた。押しこんだ時間帯に決めきれず先制を許したが前半のうちに追いついた。このままでは終わらなさそうな試合だ。
後半
後半に入っても拮抗した展開が続く。48分、シュテーガーからのパスをクラインディーンストが胸で落とすとオノラがこれを受けてシュートを放ったがバーの上に。チャンスはあるものの決めきれない。
58分、左サイドの深いところでネッツが敵FWに置いて行かれゴール前にクロスを入れられる。これをニアに走りこんだ敵FWに押しこまれて失点、1-2と勝ち越しを許してしまう。一度は追いついただけに突きはなされるとショックが大きい。
さらに61分、CKを頭で競ったボールを押しこまれて失点、1-3とリードを広げられる。たて続けにゴール前でしつこく詰められての失点にかなりガックリくる。この追加点は効いた。これを決めきるところが強さか。
65分、ザンダーとオノラに代えてライツとハックを投入、エングムが右ウィングにまわりハックは左に入った。68分、ハックが左サイドから切れこんでシュートを放ったが力なく敵GKがキャッチ。2点のビハインドが重い。
76分、ヴァイグルとシュテーガーに代えてノイハウスとチュヴァンチャラを投入。交代枠を使いきる。ここから懸命に挽回を図り、90+1分にはハックがこぼれ球をダイレクトで狙ったが枠外に。追う立場になって焦りは否めず、結局1-3で痛い敗戦を喫した。
戦評
序盤に押しこんだもののゴールを決められず、逆に先制を許した。前半のうちに追いついたが、後半たて続けに競り負けたゴールを許し流れを持って行かれると、それを再びこちらにとり戻すことはできなかった。
シュート数15-12、CK6-2、ポゼッション44-56と、内容的に劣っていたわけではないが、押しこんだ時間帯にしっかり先制できなかったことで主導権を手ばなした。先にアドバンテージを得てこちらのペースで戦わなければならなかった。
やるべきことは昨季から継続できており、うまく行く時間帯もあるが、敵がそれに対応してきたときにそれを上まわることができず、またひとたびビハインドを背負ったときの試合運びが引き続き課題に見える。前に重心をかけ、守備はとりあえず板倉とエルヴェディで踏ん張るというスタイルにも危うさはあったがそれで結構止められたのもそれはそれで怖い。失点はどちらかといえば揃っている局面でやられた。
むずかしい相手ではあったが、実力的にそこまで遜色があるとは思えず、チャンスまではつくっていたのだから試合をこちらに引っ張りこめる可能性は十分あった。プレアを前半に失ったスクランブルはあったが、交代で入ったエングムも悪くなく、個々の問題よりは全体としてのゲームマネジメントで後手にまわった。
シュテーガー、クラインディーンストが機能しているのはいいが、ザンダーはノイハウスやライツに優先してまで使う価値があるのか今ひとつわからない。プレアの状態が心配だが、ハック、エングム、チュヴァンチャラの奮起に期待したい。開幕から3試合、ゴールは取れており、戦い方の整理が必要だ。
開幕から1勝2敗、特にホームでは昨季の1位、2位との連戦になりむずかしい日程だが、ズルズルと後退するわけには行かず、次節アウェイでのフランクフルト戦で踏ん張る必要がある。セオアネ監督も2年目でお試し期間はもうない。特にゴール前での守備は整理が必要ではないか。すでに試されていると思った方がいい。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「前半はとても集中していた。我々は競り合いを恐れず、しっかりと身体を当てた。少しばかり残念だったのは、敵陣で明白にボールを支配していたにもかかわらず、そこから結果を生み出せなかったことだ。最初の二つの失点はどちらも防ぐことができたはずのものだった。それでも我々のやりたいことは見てとれたと思う。我々はあらためて集中力と情熱、戦術を見せた。チャンピオンズリーグに参加するクラブ相手の二つのホームゲームを、いいパフォーマンスにもかかわらず勝ち点なしで終えてしまったことにはもちろんがっかりしている。我々はもっと細部を詰めなければならないし、最後のゾーンで効果的にプレーしなければならない」
負け先行でアウェイ戦を迎えるローテーションはキツい。どこかでひっくり返さなければならない。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年09月17日 00:33
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■
【Jリーグ第30節】FC東京 4-1 名古屋
■ 2024年9月13日(土) 19:00キックオフ
■ 国立競技場
日中、代々木近くで所用あり、夕方から軽く飲んでそのまま国立へ。18時過ぎに着いたので配布物はMDPのほかなにももらえなかった。6試合勝ちなしと長いトンネルに入ってはいるが、前節広島戦の終盤で光が見えた気もしている。負けなしの国立で勝ち点3をつかみ取りたい。
中断のあいだになにがあったのかわからないが、中村、白井、小柏、ガウディーノらの名前がなく、小泉、岡を両SBに起用。東慶が今季初先発となったほか、ナゾの戦線離脱が続いていたトレヴィザンが久しぶりに復帰。負傷から復帰した山下がベンチ入りしたのがうれしい。
布陣
野澤大
小泉 森重 トレヴィザン 岡
高 東
仲川 荒木 俵積田
オリヴェイラ
前半
立ち上がりから東京が出足よくボールにアプローチ、主導権を握って試合を進める。早くも1分、荒木の落としをひろった東慶がエリア手前からシュートしたが敵GKにセーブされる。
13分、左サイドに開いた荒木からのパスを中央で受けた仲川がドリブルで持ちあがり、エリア手前からシュート、これは惜しくも敵GKにセーブされたが、このこぼれ球に東慶が詰めてゴール。早い時間帯に1-0と先制する。荒木のパス、仲川のシュート、しっかり詰めた東慶と、それぞれが仕事をした。
その後も東京がボールを握り優位に試合を進める。29分、森重からのロングフィードを受けた仲川がドリブルでエリアに進入すると、敵DFが後ろから仲川を倒す格好となりファウルに。PKを獲得する。31分、これをオリヴェイラがいつものアレで決め、2-0とリードを広げる。いい時間帯。
その後はやや名古屋の攻撃を受ける時間もあったが中央は固く閉め、好機をつくらせない。45+3分、仲川とのワンツーから右サイドに逃げたオリヴェイラがシュートを放ったが敵DFにブロックされる。そのまま2-0で前半を終了した。
東京がしっかりとボールを支配、強度で名古屋を上まわり、先制、追加点といい形で試合を進めている。後半入りに注意したいが、しっかり締めて行けば時間が味方してくれる。ふわっとしないように戦いたい。
後半
後半に入っても東京がゲームをコントロール、名古屋がボールを持つシーンもあるが大きなチャンスはつくらせない。54分、仲川からパスを受けた荒木がエリア手前正面から巻いたシュートを放ったがバーの上。
60分、トレヴィザン、東慶、俵積田に代えて、木本、土肥、遠藤を投入。土肥はそのままボランチに入った。63分、エリア内で仲川から浮き球のクロスを受けた荒木が頭で合わせるが打ちきれず枠外に。
すると65分、中央の荒木が左サイドの遠藤に展開、遠藤がゴール前にクロスを流しこむと、中央の仲川は合わせきれなかったが、ファーに飛びこんだ高がこれをダイレクトで押しこみゴール。3-0と東京がリードを広げる。遠藤のクロスが素晴らしく、ファーに飛びこんだ高もサボらなかった。試合の流れはこの時点でほぼ決まった。
その後は横浜にシュートを打たれるシーンもあったものの野澤大のセーブでしのぎ、東京が着々と時計を進める。78分、荒木に野澤零を投入。野澤零は右ウィングに入り、仲川が中央へ。
81分、ハーフウェイでパスをカットした遠藤からのスルーパスを受けて裏に抜けた仲川が、そのままゴールに流しこみ4-0と試合を決めるダメ押し。遠藤と仲川の二人でショートカウンターをやりきった。
85分、ポケットを取られ、ここからの戻しのパスを中央から決められて失点、4-1と点差を詰められる。大勢に影響はないがクリーンシートで締めたかった。
86分、仲川に代えて山下を投入、山下はそのままCFに入る。東京はその後も攻撃をしかけながらクローズに向けて進め、結局そのまま4-1で試合終了、東京は終始優位に試合を進めて8月以来久しぶりの勝利となった。
戦評
早い時間に先制、そのまま主導権を握ると、効果的に加点しながら試合を進め、最後に1点は返されたものの危なげなく試合をクローズ。これまでの不振はなんだったのかというくらいの勢いで勝ち点3をアカウントにブックした。
シュート数14-12、CK3-7、ポゼッション54-46と数字からはそこまで圧倒的ではないが、プレス、セカンドボール、切り替えなどすべての面で東京が名古屋を上まわり、一度も流れを手ばなさなかった。最後の失点は余計だったが、最後まで集中を切らさず勝ちきった試合だった。
全員が手を抜かず、求められる仕事を遂行することに集中したことが何よりベースにあるが、そのなかでもすべての得点に絡む活躍で最後は自らゴールを決めた仲川が素晴らしかった。勝てないときにだれよりも危機感をあらわにし、前節は最後に自らCKをクイックリスタートさせたところから意地のゴールを獲得した仲川の思いがこの試合でも試合を形づくった。
今季初先発で中盤の底を埋めた東慶もチームを引っ張る働きを見せた。東慶がボールを引き出し、メリハリをつけた配球をすることで高が攻撃に参加でき、東慶自身もパスを出したあとサボらずに上がってチャンスに絡んだ。なにより先制点を決めたことがこの試合の流れを大きく引き寄せた。
これまで勝てなかったのがウソのような快勝だが、なにかが大きく変わったというよりは、ハードワークが早い時間の先制点として結実したことで自分たちのやり方に確信がもてたことが大きく、堅守速攻の相手に対して先制して主導権を握れたこともプラスに作用した。
その意味ではすべての問題が解決したのではなく、今抱えている問題自体がとてもデリケートなものであり、勝ちと負けがもともと紙一重で、メンタルも含めた微妙なバランスの上でどちらにも転がるものだということがよくわかった試合。この流れを確かなものにできるかどうかは次の試合にかかっていると言ってもいい。
シーズンも残り8試合、中位で足踏みが続いたが、ここからシーズンフィニッシュに向けてどれだけ積み上げができるか、今季の「意味」が問われる局面。1試合ずつ丁寧に戦いたい。
30試合で11勝11敗8分と再び星を五分に戻し、勝ち点41(1試合あたり1.37)と40台に乗せたが、目安の57(1試合あたり1.50)までは8試合を5勝2敗1分以上のペースで乗りきる必要があり、求められるものは高い。そのなかでこの試合の勝利はもちろん大きいが、ここからが勝負になると思ったほうがいいだろう。
ここから浦和(A)、横浜(A)、鳥栖(H)と首都圏での試合が毎週続く。容易な相手ではないがリズムよく勝ち点を積み上げられれば次が見えてくる。
評点
(評点は
ドイツ式
):
野澤大(3) ナイスセーブあったがキックミス多し。
小泉(3.5) SB適性高い。ほぼ完璧な出来。
森重(3.5) 読みのよさで守備が安定。
トレヴィザン(4) 積極的な守備で見せた。
岡(4) 試合を通じて責任は果たした。
高(3.5) 移籍後リーグ戦初ゴール。
東(3) 準備ができていることを見せた。
仲川(2.5) チームを立て直した。
荒木(3) すべてのゴールをお膳立て。
俵積田(3.5) 見せ場少なかったが仕事はした。
オリヴェイラ(3.5) 流れからのゴール欲しかった。
===
土肥(4) ボランチ起用でも無難にこなした。
遠藤(3) 2アシスト。仲川との相性がいい。
木本(4) 危なげなく試合をクローズ。
野澤零(-) 時間短し。
山下(-) 時間短し。復帰には泣けた。
新しい国立競技場では負けなしを更新したが、ジンクス的なものにはこだわりたくない。味スタでビハインドを背負ったときに、「やはり味スタではダメか…」とネガティブなイメトレになってしまうリスクがあり、勝ったことのいいイメージだけを持って味スタに帰りたい。
また何度も書いているが国立の動線の悪さ、座席の足元の狭さは本当に不愉快。座席の前を人が通れず何度も足をけられた。国立開催をやめてほしいが、どうしてもやるなら、コロナのときのように一席ずつ空けて販売するなど対策を講じてほしい。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年09月03日 20:53
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■
【ブンデスリーガ第2節】ボッフム 0-2 グラードバッハ
■ 2024年8月31日(土) 15:30キックオフ
■ Vonovia-Ruhrstasion (Bochum)
スカパーで自宅リアタイ観戦。開幕戦は昨季のチャンピオン相手に0-2から同点に追いつくところまで行ったが最後の最後にPKを与えて勝ち点が手のひらから逃げて行った。アウェイだが今季初勝利がほしい。
キールから移籍加入して前節は途中出場だったザンダーがボランチで先発、ライツがベンチスタートとなった。それ以外は前節と同じ布陣。
布陣
オムリン
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ザンダー ヴァイグル
オノラ シュテーガー プレア
クラインディーンスト
前半
序盤は互いに探り合いとなり、大きな見せ場がないままジャブを打ち合う展開に。グラードバッハはプレアが積極的にボールを触り前線にボールを供給しようとするがパスがズレるシーンが多く決定機をつくれない。
25分にはシュテーガーからのパスを追ってポケットを取ったネッツから戻しを受けたシュテーガーがシュートを放ったが敵GKがセーブ、このこぼれ球がゴールに向かったがDFにクリアされた。さらに26分にもシュテーガーがヴァイグルからパスを受けエリア手前からねらうがゴール右に外れる。
徐々にグラードバッハが主導権を握り攻撃をしかけるが決定的なシーンにまでは持ちこめない。28分には右サイドでフリーでボールを持ったプレアが切れこんでシュートを放つがDFがブロック。
その後も膠着した状況のままで前半をスコアレスで終了。主導権は握れているがビッグチャンスは少ない。押しているだけに後半早い時間帯に先制して一気にこちらの試合にしたい。
後半
後半立ち上がりの52分、シュテーガーのクロスをプレアが落とし、さらにクラインディーンストがこれをオノラにつなぐと、オノラがこれをファーネットに決めたが副審がフラグアップ。VARによるチェックとなったがプレアからクラインディーンストのところがオフサイドとの判定でノーゴールに。いい形だったが惜しかった。
55分、プレアからパスを受けたオノラが左サイドを裏に抜け、角度のないところからシュートを放ったが惜しくもポストに嫌われる。このこぼれ球をザンダーがダイレクトでシュートしたがゴール右に。得点が近づいている。
すると67分、シュテーガーのパスを受けて右サイドのポケットを取ったオノラがファーに浮かせたクロスを上げると、ここに走りこんだクラインディーンストがノーマークで難なくこれを頭でゴールに流しこみゴール、1-0と先制する。オノラのクロスが素晴らしかったがまあボッフムの守備もアレだった。
68分、プレアとザンダーに代えてハックとライツを投入。71分にはネッツから受けたパスをヴァイグルがダイレクトで合わせたが敵GKがセーブ。可能性のあるシュートだった。
78分、ライツが中盤で狩ったボールをクラインディーンストに付けると、クラインディーンストはゴール前でオノラに横パス、オノラはこれを冷静に流しこみゴール。2-0とリードを広げる。
82分、オノラ、クラインディーンストに代えてエングムとチュヴァンチャラを投入。さらに87分には足を傷めたネッツに代えてライナーを投入、試合をクローズしに行く。スカリーが左SBにスライド。
86分にはエングムがドリブルで持ちあがりシュートを放ったが敵GKがセーブ。その後はグラードバッハが時計を進め、そのまま2-0で試合終了、今季初勝利となった。
戦評
拮抗した立ち上がりとなったが徐々に流れを引き寄せ、後半に入るとオフサイドのノーゴールを経て先制、追加点と試合をコントロールし、危なげなくアウェイでの勝ち点3を得た。
シュート数15-15、CK4-3、ポゼッション62-38と、ボッフムにもチャンスはあったが、耐えるべき時間を耐えたことで流れを引き寄せ先行できた。主導権は渡さなかった。
今季加入のシュテーガー、クラインディーンストがしっかり仕事をしており、チームとしていい立ち上がりができている。ザンダーはまだちょっとよくわからないが、ライツやノイハウスらとの競争のなかで全体のレベルが上がって行ってほしい。
負傷から復帰のハックはこの試合ではこれという活躍は見られなかったが、昨季後半の実績を考えれば、彼もまたチュヴァンチャラやエングムとともに前線のポジション争いにからむべき人。層も厚くなり充実したチームづくりができているのではないか。
ホームでの開幕戦がレバークーゼン相手ということで難しい日程になったが、すかさず2節でアウェイでの初勝利を挙げられたことは次節以降の戦いの大きな礎石になる。次節は昨季2位のVfBとのホームゲームだがしっかり勝ち点3を積み上げたい。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「チームのこのパフォーマンスは賞賛に値する。立ち上がりはセットプレーが多く、セカンドボールから何かが起こる可能性があった。しかし我々はこの局面をうまく乗りきり、よりうまく流れをつかむことができるようになった。後半は我々は縦のスペースをうまく使うことができた。我々は前半よりもひたむきで、ボールを保持することと速く攻めることのミックスがよくできていた。私としては、我慢強く、しっかりと守備をすることができたのが何より嬉しい」
昨季はスタートでつまずいた。序盤戦大事に行きたい。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年09月03日 20:51
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■
【Jリーグ第29節】広島 3-2 FC東京
■ 2024年8月31日(金) 18:30キックオフ
■ エディオンピースウィング広島
台風10号の影響で東京の選手が事前に現地入りできず、当日朝から山口宇部空港経由でなんとか広島にたどり着いたらしい。試合中止も議論されたが広島が過密日程で代替日程の確保が難しく強行開催となったとも報じられ、東京サポの間では怨嗟の声も聞かれた。
東京は7月の新潟戦を最後に勝利がなくジリジリと足場が悪くなる苦しいチーム状態。前節もアウェイで京都に完敗を喫しており、アウェイ連戦でコンディションも厳しいなかではあるが勝ち点を持ち帰りたい。
負傷離脱していた森重が先発復帰、白井が長友に代えて左SBに入ったほか、ガウディーノが右ウィングで加入後初先発となった。仲川は左ウィングでの出場に。トレヴィザンが久しぶりにベンチ入り。ケガだったのか。
布陣
野澤大
中村 土肥 森重 白井
高 小泉
ガウディーノ 荒木 仲川
オリヴェイラ
前半
いきなりチャンスが転がりこむ。2分、敵GKがDFにつけようとしたパスがルーズになりこれをガウディーノがひっかけてオリヴェイラに。受けたオリヴェイラは敵DFをかわしてシュートしたがGKにセーブされる。これが決まっていればまた違った世界線があったかもしれない。
すると直後の5分、東京ゴール前でのシーンとなり、敵FWのシュートを中村がブロック、高がこれをクリアしようとしたがミスキックとなり、これを拾った敵FWに至近距離から決められる。0-1と序盤に痛い先制を許してしまった。
その後も広島のペースで試合が進む。東京は自陣からパスをつないで組み立てようとするが広島に中央を固められ打開のメドが立たない。球際の強度やセカンドボールへの反応で後手を踏み、広島に再三チャンスをつくられるが野澤大のセーブもありなんとかしのいでいる。
25分あたりからややボールを運べるようになったがフィニッシュまでは持ちこめず、逆に32分、裏に通されたボールの折り返しにゴール前で合わされて再び失点、0-2とリードを広げられる。反撃の芽が見えかけたところでの追加点でガックリきた。
それでも東京は徐々に失地を回復、43分には左サイドからドリブルで切れこんだガウディーノが左足で強烈なシュートを枠に飛ばしたが敵GKがセーブ。こういうのをどんどん打って行きたいところだがいかんせん手数が少なすぎる。そのまま0-2で前半を終えた。
広島にうまく試合を運ばれ、攻撃の糸口がつかめないが、少しずつ連係はできつつある。まずは1点から。後半オープンになるなかで我慢しながら交代選手も使って同点をめざしたい。
後半
後半に入ると拮抗した展開に。54分、オリヴェイラからのパスを受けたガウディーノがエリア手前から狙うが枠に収まらず。56分には荒木が仲川とのワンツーから縦に抜けてシュートしたがこれも枠外に。
さらに59分にはガウディーノのCKに森重が頭で合わせ、ゴール前にいた仲川が頭でこれを伸ばそうとしたがバーの上に。絶好機だったが得点できず。この時間帯に1点返しておきたかった。
すると60分、エリア内で高が敵FWと交錯し倒してしまう。主審は即座にPKの判定で笛を吹いた。VARでも検証されたが、リプレイを見ると高が残した後足に敵FWがつまずく形となっており、意図的ではないにせよ接触はあったことからいったん吹かれたらPKになるしかないシーンと思われた。
63分、このPKを冷静に決められて0-3に。後半いい形で試合に入っただけにこの追加点は痛かった。64分、荒木とガウディーノに代えて遠藤と俵積田を投入、仲川がトップ下にスライドし、遠藤が右、俵積田が左のウィングに。
その後は交互に攻撃をしかけるが決め手を欠き、広島に時計を進められる格好になる。71分、高とオリヴェイラに代えて東と小柏を投入。
すると79分、野澤大から左サイドでフィードを受けた俵積田が敵DFを置き去りにしてドリブルで持ち上がり、最後はゴール前にクロスを流しこむ。ここに走りこんだ小柏がこれをふかすことなくゴールに突き刺し1点を返す。1-3となり反撃ムードに。あと1点入れば景色が変わる。
全体がオープンになるなか、東京はリスクを取って積極的に攻撃をしかけるが広島も集中を切らさない。89分、俵積田が左サイドから切れこんで放ったシュートは枠の上。90+1分、白井が同様に切れこんでシュートを放つがこれもゴール右に外れる。
さらに90+1分、仲川がCKをクイックリスタート、ワンツーを受けて自らゴールライン際からエリアに侵入、強いクロスをゴール前に流しこむとこれが敵DFに当たってゴールに入り2-3に。記録はオウンゴールだが仲川の強い意志がもぎ取った得点。
残り時間でなんとか同点を狙いに行きたかったがいかんせん時間が足りず、広島にうまく守られて結局2-3で2連敗となった。
戦評
序盤に失点、その後は押され気味ながらも戦っていたが前半にさらに追加点を挙げられ、さらに後半にもPKを献上して3点差となった。それでも終盤意地を見せて2点を返したが結局追いつけず6試合勝ちなしに。
シュート数9-19、CK5-6、ポゼッション54-46と、ボールは握ったものの、狙いに沿って攻撃できていたのは広島で、試合運びとしても早い時間の先制からいい時間帯での加点と隙がなかった。終盤オープンになるなかで2点を返したのはエモいが、内容的には後手にまわり苦しんだ試合。
移動に関するトラブルでコンディションが悪かったことは言いわけにしたくないが、上位のクラブとの戦術の習熟度、徹底度の差は如実に感じたし、自分たちがやっていることへの信頼感というか自信が曖昧なまま戦っている感を受けた。
敵がしっかりセットしハイプレスもかけてくる時間帯の戦い方をあらためて整理する必要があるが、後半、選手交代も使いながら強度を落とさず、機動力を生かして流れからゴールを奪えたこと、仲川のアイデアと意地など次につながるものは見られた。勝ち点は取れなかったが最低限ファイティングポーズはとることができた。戦う意志があればゲームは続けられる。
個別に見ればガウディーノがいいシュートや周囲との連係、プレスバックの意識など全体に悪くない働きで期待できる。もう少し長い時間見てみたい。また小柏が効いており、先発で荒木と組ませるなどのチャレンジがあっていいと思った。
それから俵積田はやはりオープンになりがちな終盤で力を発揮する選手で、スーパーサブとして相手の嫌がる切り札にするのがいちばん効くのではないか。ルーティンを期待するより飛び道具として存在感が大きい。
勝てていないが試合ごとにチャンスはつくれており、この試合では久しぶりにゴールも生まれた。やっていることがおかしいのではなく、強度が落ちていること、細部が曖昧になっていることがうまく行かない原因だと思っており、ここは踏ん張るところ。
ただ、クラブとして現状をどう評価しており、シーズン残り何を目標にどういう目線で戦うのかのステートメントは必要だと思う。きちんとした目標を持たずにこの時期を戦うのは形を崩すリスクが高く、残留争いに巻きこまれるなど想定以上に足場が危うくなる可能性もある。
ここまで10勝11敗8分とついに負けが先行してしまい、勝ち点は38のままで、1試合あたりの勝ち点は1.31と危険水位まで低下している。シーズン通して1試合あたりの勝ち点1.50は最低限確保するべき数字だと思うが、そのためには残り9試合で勝ち点19を獲得しなければならなず、6勝2敗1分とか5勝4分くらいの成績が必要になる。
今のチーム状態からは厳しい要求になるが、まずはこうした数値目標をクラブがしっかり示すべきだと思うし、今季は数字にはこだわらないというのであれば、その代わりになにをめざすのか、それができたかどうかの評価基準はなにか、シーズン後に後出しで言うのではなく先に示す必要があるだろう。
クラブも苦しいだろうがサポもクラブを信じて支えている。僕はそもそもチケットが取れずこの試合はDAZN観戦となったが、現地に駆けつけたサポも多数いた。クラブとしては彼らに対して目線を示すべきではないか。
評点
(評点は
ドイツ式
)
野澤大(4) セーブもあったが失点は股を抜かれた。
中村(5) 勇気をもって前にパスを。
土肥(5) 森重とのコンビで守備が安定。
森重(4.5) 苦しい試合のなかでチームを引っ張った。
白井(4.5) 左でも持ち味活かした。
高(5) ちょっと休ませていいのでは。
小泉(5) 疲労の蓄積を感じる。
ガウディーノ(4.5) まずひとつゴールがほしい。
荒木(5) オリヴェイラとなかなか合わない。
仲川(4) 最後のヤツは仲川のゴールでいい。
オリヴェイラ(5) 身体張り続けてくれて尊いしかない。
===
俵積田(4) 最初のボールタッチで勝負あった。
遠藤(5) 右はやりにくそう。
東(4.5) いてくれてよかった。
小柏(4) 先発で見たい。
本来なら早くに中止の判断をすべきところだったが、広島の過密日程を忖度して荒天のなかでギャンブル性の高い移動を強いるなど選手に大きな負担をかけ危険に晒したうえ、万全でないコンディションで試合させたのはリーグとして汚点。
なんとか当日入りして試合を成立させたことは美談ではなくあってはならないことで再発は防止しなければならない。クラブはリーグに改善を申し入れるべきだし、リーグは真摯に反省し対策に取り組むべきだと思う。
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