フットボール・クレイジー
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2024年10月26日 21:08
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【ブンデスリーガ第8節】マインツ 1-1 グラードバッハ
■ 2024年10月25日(金) 20:30キックオフ
■ Mewa Arena (Mainz)
録画予約をしていたはずがなぜかできておらず、土曜日の朝にスカパーのオンデマンドで時差観戦。前節ハイデンハイムにホームで辛勝、アウェイだがこの流れは切りたくない。しっかり勝ち点を持ち帰りたい試合。
前節からメンバーは変わらず。前節ベンチ入りしたものの出場のなかった福田は今節も引き続きベンチ入り。
布陣
ニコラス
ライナー 板倉 フリードリヒ スカリー
ライツ ヴァイグル
オノラ プレア ハック
クラインディーンスト
前半
互いにボールは持つものの、マインツの方が効果的にゴールに迫る展開に。早い時間帯からたて続けにシュートを放たれるが、ニコラスのセーブもありゴールは死守。一方、グラードバッハはワンタッチでのパスがつながらず、セカンドボールをマインツに拾われて自分たちの時間をつくれない。
24分には右サイドのオノラからのクロスにファーに飛びこんだハックが詰めようとするがミートできず。押しこまれる時間が長く、奪ったボールも敵ゴール前まで運べない。守備に追われる形で時計が進む。
その後も押されっぱなしでシュートも打たれるがゴール前では身体を張ってしのぎ、なんとかスコアレスで前半を終えた。失点しなかったのが不思議なくらいの劣勢だったが、マインツには焦りが出ただろう。形はどうであれ先制したい。
後半
後半に入っても大きな変化はなく、マインツが前に出てグラードバッハが受ける展開が続く。55分、左サイドからのクロスにゴール前でライナーがクリアを試みたがこのボールがゴールに吸いこまれてしまいオウンゴールで失点、0-1と先制を許す。まあ、これだけ押しこまれていればいつかはこういうことが終わる。
しかし直後の57分、プレアが敵陣でアグレッシブに奪ったボールを右サイドのオノラにパスすると、オノラからのクロスにクラインディーンストが頭で合わせてゴール。あっというまに1-1の同点に追いつく。
これでグラードバッハの動きがよくなり、やや拮抗した展開に。しかしそれでもグラードバッハはパスのズレが多くリズムをつくるのに苦労する。直後の58分、プレアに代えてシュテーガーを投入、そのままトップ下に入る。
64分、ライツからパスを受けたクラインディーンストがシュートを放ったが敵GKにセーブされた。72分、ハックとライツに代えてチュヴァンチャラとザンダーを投入。78分には中盤でボールを奪ったシュテーガーがロングシュートでゴールをねらったが枠におさまらず。
90分を過ぎてからはたて続けに敵ゴールを脅かしたが決めきれず。90+3分、オノラに代えてキアロディアを投入。意図がよくわからなかったが守りきれということか。90+5分、ヴァイグルのシュートが敵GKにセーブされ、こぼれ球に板倉が詰めたが枠外に。
試合はそのまま1-1で終了、アディショナルタイムにリスクを取って攻勢をかけたがエンジンかかるのが遅すぎて勝ち点1を持ち帰るにとどまった。
戦評
前半は完全にマインツのペースだったがなんとかスコアレスでしのぎ、後半オウンゴールでリードを許したもののすぐに追いついて拮抗した戦いに。逆転をねらったが最後決めきれず痛み分けとなった。
シュート数9-23、CK4-2、ポゼッション48-52と数字的にはマインツのゲーム。グラードバッハのシュートは半分がアディショナルタイムに入ってからのもので、マインツの圧に耐えてワンチャンをねらう試合だったことがわかる。
とはいえ結果としては失点はオウンゴールだけで、最後に押しこんだ形になり、勝機は十分あった。毎度のことながら、戦い方がでたらめすぎて実力どおりの試合展開にならなかった感じが強い。なんかバランスが悪く、もうちょっとこうなんとかならんかという試合だった。
ボール保持ではワンタッチで出すパスがことごとくマインツにカットされ、ひとつ抜ければ1点モノのシーンがしっかりつぶされていた印象。精度が足りないのか、マインツのスカウティングが効いているのか、見直しが必要だと思った。
アウェイで勝ち点1を得たこと自体は悪くはないが、こういう試合を拾って行かなければ上位は望めない。追いついたのはよかったがそれも元はといえばオウンゴール。自作自演の引き分けでチャンチャンということか。
これで8試合を終えて3勝4敗1分、勝ち点10(1試合あたり1.25)となり暫定9位。次のホームブレーメン戦でしっかり勝ち点3が取れればオウンゴールを決めてしまったライナーも浮かばれるだろう。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「前半はほとんど脅威を与えることができず、自陣での引いて戦うことを余儀なくされた。ひとつかふたつのシュートチャンスをつくられたが、後ろでは非常にしっかり守ることができていたし一対一の競り合いにも負けていなかった。二つのゴールのあと、ロングボールをつかった攻撃を試みた。終盤は勝利もあり得たが、全体としてはパフォーマンスに見合った引き分けだったと思う」
この試合では黒のサードユニ。相手が赤なんだから白のファーストでよかったのに。次節からはサマータイムが終わるので日本との時差が8時間になる。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年10月20日 15:25
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【ブンデスリーガ第7節】グラードバッハ 3-2 ハイデンハイム
■ 2024年10月19日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
金曜日の夜にFC東京が勝ったので気持ちに余裕がある週末。グラードバッハもサクッと勝ってほしい。スカパーでリアタイ観戦。もうすぐサマータイムが終わりこの時間帯の試合も日本時間では23時半キックオフになってしまう。
開幕から2勝4敗と負けが先行、監督を留任させ継続性のあるチーム作りをしてきたはずなのにその成果が窺えずむずかしい状況になりつつある。このホームゲームでしっかり勝ち点3を積み上げないことには監督の去就の議論も出てくることになる。
エルヴェディ、ネッツが離脱、他にもザンダー、シュテーガーといった今季加入の選手をベンチに置き布陣を入れかえた。オノラが負傷から復帰、福田がベンチ入りした。
布陣
ニコラス
ライナー フリードリヒ 板倉 スカリー
ライツ ヴァイグル
オノラ プレア ハック
クラインディーンスト
前半
立ち上がりからグラードバッハがボールを握り敵陣で攻撃をしかける展開に。2分、ゴール前で敵DFがクリアしきれなかったボールをオノラが直接ねらったがミートしきれずGKがセーブ。3分にはCKの流れからライツの落としたボールをフリードリヒがシュートしたがバーの上にはずれた。
その後もグラードバッハが優位に試合を進めるがゴールには迫れない。すると12分、自陣でヴァイグルがクリアしそこなったボールが裏に落ちショートカウンターを受ける。シュートはニコラスがセーブしたものの、このこぼれを角度のないところから押しこまれ、ニアを抜かれて失点、0-1と先制を許す。
チーム状態がよくないだけに重い失点になったが、22分、CKからのこぼれ球をライツが拾いプレアにパス、さらに右サイドでパスを受けた板倉がこれをけりこんでゴール。1-1と同点に追いついた。落ち着いてコースに決めた。
その後もグラードバッハが主導権を握り攻勢に。26分にはオノラのクロスをスカリーが頭で伸ばし、ハックが強いヘディングシュートを枠に飛ばしたが敵GKのセーブに遭う。この時間帯に一気に逆転したいところだったが決めきれず。
前半残り時間もグラードバッハが試合を支配したが勝ち越せず、1-1のままで前半を終了。板倉のゴールで追いついたのはよかったが、試合を優位に進めながらもリードを奪えていないのはキツい。しっかり前から行って後半の早い時間帯に逆転しなければ焦りが出る。
後半
後半もグラードバッハがボールを握る。51分、敵ゴール前でのクリアミスを拾ったクラインディーンストがターンしてシュートを放ったがバーの上。すると62分、ルーズボールを右サイドで拾ったプレアのゴール前へのクロスを、クラインディーンストが中央でヒールで合わせゴール、グラードバッハが2-1と逆転する。
さらに74分、エリア内でドリブルしたプレアを敵DFが引っかけて倒しPKの判定となる。もらいに行った感もあったがまあいい。75分、これをクラインディーンストがゴール右下隅に決めて3-1となる。ここで試合は決まった感があった。
ところが直後の77分、自陣エリア内でヴァイグルとハイボールを競った敵FWが倒れる。VARが介入し、この際にファウルがあったのではないかの検証となる。映像ではなんともいえない感じだったが、OFRの結果、ヴァイグルが上げた腕がボールに触れているとの判定となりハンドでPKを与える。80分、これを決められて3-2と再び1点差に。
81分、オノラとハックに代えてチュヴァンチャラとシュテーガーを投入、さらに85分にはライツに代えてザンダーを投入する。90分にはスカリーとプレアに代えてキアロディアとノイハウスを投入して試合をクローズしに行く。リスクを取って前に出るハイデンハイムと奪ったボールからカウンターをねらうグラードバッハのオープンな戦いに。
90+2分、教科書通りのカウンターで持ちあがったチュヴァンチャラがGKをはずしてシュートを放ったがポストをヒットして外にはずれる。90+4分にはクラインディーンストがフリーで放ったシュートが敵GKにセーブされ、こぼれ球をチュヴァンチャラが押しこもうとしたがバーの上に。
さらに90+6分にもシュテーガーからのパスを受けたチュヴァンチャラがねらったがやはりGKがセーブ。試合はそのまま終了、3-2でグラードバッハが逆転勝ちをおさめた。
戦評
優位に試合に入ったがワンチャンを決められて先制を許し、またしても試合運びのマズさを見せられるかと思ったが、セットプレーから追いついて前半を折り返した。後半、逆転、追加点といい流れになったもののPKを与えてわざわざスリリングな展開に持ちこみ、最後はなんとか逃げきった。
シュート数20-19,CK6-3、ポゼッション66-34とグラードバッハがボールを支配し追いついて以降は試合の流れもコントロールできたが、本来ならもっと楽に勝てたはずの試合だったと思う。
ホームでしっかり勝てたのはよかったが、あっさり先制されるところ、終盤にPKを与えて詰め寄られるところなどあいかわらずゲームマネジメントがカツカツ。「取られてもそれよりたくさん取ればいい」というには攻撃にも迫力が足りず、決めそこねも多かった。特にチュヴァンチャラはここで決めれば試合が終わるというシーンを四つくらい外した。
チームとしての戦い方の形はあるが、時間帯ごとの戦い方や割りきり、メリハリははっきりせず、つねにのっぺり戦ってて、状況判断とかあんのかって感じ。それって監督の仕事やろ。この試合勝ったから解任はないだろうが早々に見きってほしいのは変わらない。
これで7試合を終えて3勝4敗、勝ち点は9(1試合あたり1.29)に伸ばし暫定10位に浮上したもののまだ負けが先行しており借金生活。このあとマインツ(A) 、ブレーメン(H)と試合が続き、そのあいだにDFBポカールのフランクフルト戦もある。
結果を積み上げながら内容も進歩させたいが、このマネジメントで進歩はあるのか。次、アウェイでしっかり勝ち点取ろう。話はそこからや。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「我々はアウグスブルクでの試合に比べて多くのいいパフォーマンスを見せた。我々はしっかりゲームを支配し、ボールを持ちながら多くの危険な動きやフィニッシュの局面をつくりだした。守備でもしっかりやらなければならず、メンバーが何人も入れ替わったのにもかかわらず長い時間よく守った。最後の15分はどちらの側でもワイルドな戦いになった。同点にされなかったという点は喜ばなければならないが、逆の側ではあと1点か2点取らなければならなかった」
とはいえチュヴァンチャラは嫌いじゃない。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年10月18日 23:54
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【Jリーグ第34節】神戸 0-2 FC東京
■ 2024年10月18日(金) 19:00キックオフ
■ ノエビアスタジアム神戸
金曜日開催となり自宅DAZN観戦。前節はホームで鳥栖と引き分けたが、その前の三連勝と合わせ4試合負けなし。上位相手のむずかしい試合だが、失うものはなにもなく、しっかり前を向いて全力で胸を借りたい。
木本が警告累積で出場停止、仲川が肉離れで離脱、小泉、小柏の名前もメンバーになし。いったんは先発と発表された俵積田がアップ中のアクシデントで出場できず、急遽遠藤が先発し、東廉がメンバーに入った。帯同していたということか。
布陣
野澤大
中村 森重 岡 長友
東慶 高
安斎 荒木 遠藤
オリヴェイラ
前半
試合は立ち上がりから神戸のペース。神戸にボールを握られほぼハーフコートマッチ状態で守勢にまわる。野澤大のセーブもあってゴールは死守するが、攻撃の機会はなかなか訪れない。
しかし24分、高から左サイドでパスを受けた東慶がエリア内にクロスを入れると、荒木が胸で落とし、遠藤がこれをダイレクトでシュート。これがファーに決まって東京が1-0と先制する。アウトにかけた見事なシュートで決定力を見せた。
その後もボールは神戸に保持され守備に追われる時間が長いが、高い集中でゴールは許さない。45+5分、カウンターで持ちあがった右サイドの荒木からのクロスに、ニアに走りこんだ安斎が合わせたがわずかにゴール右にはずれる。1-0で前半を終えた。
内容的には明らかに押されているが、チャンスを決めきってリードしたことで試合の流れは手ばなしていない。リードはいったん忘れて前に出たい。隙を見せるとつけこまれる。細部を大事にしたい。
後半
後半に入ると東京が前からのプレスを強め、ボールの取りどころを高めにしたいという意図が見えるようになる。52分、高からのパスをエリア内で受けた荒木が、後ろ向きから反転してループシュートを放ったがギリで敵GKにセーブされる。惜しかった。
直後の54分、右寄りで得たFKを荒木がけると、ゴール前でバウンドして敵GKがクリアできなかったボールがファーに流れ、これを安斎が頭で押しこんでゴール。東京が2-0とリードを広げる。いい時間帯に貴重な追加点を得た。
59分、オリヴェイラに代えてガウディーノを投入。そのままトップに入る。あいかわらずボールは神戸が保持しているが、東京は自陣でブロックを構築、前プレとの使い分けも落ち着いてできており神戸にゴールを許さない。
野澤大が足をつり、いったんは治療してプレーを続けたが再びつって続行困難となり、66分、波多野と交代となる。波多野は満面の笑みで守備につく。
さらに東慶が足をつり、72分、東慶、遠藤、荒木に代えて土肥、野澤零、山下を投入する。土肥はそのままボランチに入り、ガウディーノと山下の2トップに。その後は神戸の攻撃も焦りと疲れから次第に散漫になり、東京がはね返しながら時計を進める流れに。
10分以上アディショナルタイムを戦ったが東京がしのぎきり、クリーンシートでアウェイでの勝ち点3を得た。
戦評
内容的には神戸に押しこまれたが、前半のワンチャンで先制したことから有利に試合を進め、後半の早い時間帯に追加点を得て流れを呼びこむと、その後は集中を切らさず守りきった。
シュート数5-14、CK1-6、ポゼッション35-65と内容的には一方的に押しこまれたが、先制、追加点と試合の主導権自体は手ばなさず、GKの交代というアクシデントも乗りこえて無失点での勝利となった。
前線の個の能力を頼んで手数をかけずに勝負をかけてくる神戸に対して、東京はボールを奪う位置が低く、攻撃も途中で引っかかることが多くなってチャンスをつくれなかったが、数少ないチャンスをしっかり生かして効果的にゴールを重ねた。
必ずしも思いどおりに行ったわけではなかったが、強度を落とさず、我慢すべきところをしっかり我慢できたことが勝利につながった。集中を切らさず手を抜かずあきらめず、最後までゴールを死守したことで活路が開けた試合。その意味では必然の勝利だった。
荒木がここいちばんのところで精度の高いプレーを披露し、そこからチャンスをつくった。2アシストだが、前半アディショナルタイムの安斎のシュートや後半のループシュートなど、ほかにもテクニックとセンスを見せており、試合を演出した。
ケガで欠けている選手も多いなか、今いる選手のベストを積み上げてそれを勝ち点と交換した意味は大きい。攻撃面で見るべきものが少なかったのは残念だが、課題は課題として持って行きながら、そういう試合でも勝ち点3が取れたことをむしろ喜びたい。
これで昨季までならシーズン終了となる34試合を終了し、14勝11敗9分で勝ち点51となり、1試合あたりの勝ち点をようやく1.50とした。残り4試合を2勝2敗でシーズン通算での勝ち点が1試合あたり1.50となるし、3勝1敗なら勝ち点60に届く。
ここ5試合で4勝1分と勝ち点を伸ばし、暫定ながら6位をキープ。4位との勝ち点差が3と上が狙えるところまできた。消化試合数の跛行があり星勘定はむずかしいが、とにかく残り試合勝てるだけ勝って、どうなってるか見てみたい。
評点
(評点は
ドイツ式
)
野澤大(3) 好セーブで試合をつくった。交代は心配。
中村(4) サイドを自由に使わせなかった。
森重(4) 敵の前線に手を焼いたが完封。
岡(4) CBでのプレーにも自信が窺えた。
長友(3.5) プレーでチームを引っ張った。
高(4) チャンスは少なかったが仕事した。
東慶(3.5) 身体を張って水準を示した。
安斎(3.5) 調子戻ってきた。もう1本決めたかった。
荒木(3) チャンスはすべて荒木が演出した。
遠藤(3.5) 大事な試合で頼りになる。
オリヴェイラ(4) 守備でも貢献大きかった。
===
ガウディーノ(4) FWとしては難しい試合だった。
波多野(3) 急な出場にも応えた。
野澤零(4) 試合をしっかり終わらせた。
土肥(4) 試合をしっかり終わらせた。
山下(4) 試合をしっかり終わらせた。
残り試合は湘南(H)、町田(A)、磐田(A)、C大阪(H)と試合は続く。町田戦は国立。磐田まで行くか悩む。
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FC東京
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J1リーグ戦
2024年10月10日 00:29
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【ブンデスリーガ第6節】アウグスブルク 2-1 グラードバッハ
■ 2024年10月4日(金) 20:30キックオフ
■ WWK-Arena (Augsburg)
金曜の夜の試合だというのを全然把握しておらず、土曜日になって「もう終わってるやん」と気づき夜にスカパーの配信で時差視聴。結果を知らなくてよかった。
前節ホームでなんとか勝ったものの開幕から2勝3敗と負けが先行している状態。アウェイではあるがまずは星勘定を五分に戻すべく積極的に戦いたい。前節負傷したエングムに代えてチュヴァンチャラが先発、福田はメンバー外。
布陣
ニコラス
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ザンダー ヴァイグル
チュヴァンチャラ プレア シュテーガー
クラインディーンスト
前半
立ち上がりはグラードバッハがボールを握って攻撃をしかけるがアウグスブルクの守備が固く決定機まではつくれない。12分、ヴァイグルがCKのこぼれ球をエリア手前25メートルあたりから直接ねらったが大きく左にはずれる。
アウグスブルクは前からプレスを敢行、これを避けようとして外回りが多くなり、ポゼッションの割りに前進できない。自陣でひっかけられて裏返されるシーンもあるが、シュート精度も高くなく救われる。双方に大きなチャンスがないまま試合が進む。
すると38分、CKからのこぼ
れ球を敵FWにワントラップからけりこまれ失点。0-1と先制を許す。アウェイだけにこのビハインドは大きいが負けられない。その後も攻撃を試みたがゴールなく0-1で前半を終了。後半早い時間帯にまずは追いつきたい。
後半
後半頭からエルヴェディに代えてフリードリヒを投入。51分、プレアのクロスにチュヴァンチャラが頭で合わせようとしたがとらえきれず。63分、プレアのクロスにクラインディーンストが頭で合わせゴール左下隅に飛ばしたが敵GKがセーブ。
64分、チュヴァンチャラとザンダーに代えてハックとライツを投入。しかしその直後の65分、敵のカウンターを止めきれず、板倉が対処したがパスを出されてこれを流しこまれ0-2とリードを広げられる。
72分、右CKをシュテーガーがけると、中央でクラインディーンストが頭で合わせゴール。1-2とふたたび1点差につめよる。76分にはスカリーに代えてライナーを投入。79分、ライツのクロスにハックが頭で合わせたが敵GKがセーブ。
81分、プレアに代えてラノスを投入。終盤はリスクを取って同点をねらいに行くがチャンスはなかなかつくれない。結局1-2のまま試合終了、連勝することはできず敵地から勝ち点を持ち帰ることができなかった。
戦評
全体に見どころが少なく、ダイナミズムに欠ける低調な試合。先に失点したことで追う展開となり自ら試合をむずかしくした。後半追加点を許し、直後に1点を返したものの、常に後手にまわり、最後まで主導権を握れないまま試合を落とした。
シュート数11-15、CK5-6、ポゼッション66-34とボールは握ったもののバイタルでの迫力がなく、全体として見れば勝ち筋もあったはずの試合だったが、課題のゲームマネジメントの弱さがまたしても出た。
開幕から6試合で2勝4敗、勝ち点6(1試合あたり1.00)と低調なすべり出しで、昨季から継続して作ってきたチームとは思えない。戦力や戦術の問題というよりは試合運びの拙さで主導権を握れないままズルズル後退しており、マネジメントの責任だと思う。
昨季結果を出せなかった監督を留任させたが、結局うまく行ってなかった部分が改善されてなく、試合でも、星勘定でも後手を踏んで、常にディスアドバンテージを背負った状況での戦いとなっている。
ここから3連勝で貯金をつくれるくらいでなければ監督は更迭するべきだし、そもそもセオアネに継続して指揮をとらせたこと自体が間違いだったような気がしてならない。攻守がかみあってなく、パーツを組み合わせて試合をつくることができていない。
足踏みも限界でもう猶予はない。そろそろ崖っぷちでは。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「我々は技術的にあまりに不正確だった。特に前半はパスの質、パスの鋭さ、判断などが欠けていた。アウグスブルクは我々にスペースをほとんど与えてくれず、はっきりしたチャンスをつくりだすための最後の一線を突破することがほぼできなかった。セカンドボールが拾えなさすぎて、素早い切りかえができなかったことも残念だ」
ここ、ちょっと考えどころだと思うけどなー
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2024年10月06日 11:57
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【Jリーグ第33節】FC東京 1-1 鳥栖
■ 2024年10月5日(土) 15:00キックオフ
■ 味の素スタジアム
ひさしぶりの味スタ、ヴェスパで行こうと思っていたが雨になったので公共交通機関で現着。三連勝中で上がり調子ではあるが、相手は残留争いの渦中にありむずかしい戦いになる。細部にこだわって大事に戦いたい。
仲川がメンバー外となり変わって安斎が先発。先週に続き小泉の姿もなくなにが起こっているのかまたしてもわからない状態。小柏、山下、遠藤らがベンチに控える。鳥栖とはニューバランスのユニ同士の対戦となる。
布陣
野澤大
長友 木本 森重 岡
東 高
安斎 荒木 俵積田
オリヴェイラ
前半
互いに前がかりにプレスを敢行、交互に攻撃をしかける立ち上がりになる。東京は奪ったボールをテンポよく当てて落としながら前進しようとするのに対し、鳥栖は前線のFWに預けて個で打開しようとするコントラストが際だつ。
4分、荒木のFKからのこぼれ球を拾った俵積田がエリア外からミドルをねらうが敵DFがブロック。5分には俵積田の右サイド突破からのクロスがクリアされたボールに高がアウトで合わせたが枠外に。
9分、自陣でボールを持たれ、最後はクロスを中央で抜け出したFWに頭で押しこまれ失点かと思われたが、ゴールチェックの結果オフサイドの判定になった。ビハインドを覚悟したがVARに救われた。リプレイも見たが最後のクロスの時点で確かに出てた。
その後も鳥栖の攻撃を受ける時間が続くが野澤大の好セーブもあって失点は免れる。この局面を乗りきると、前半の半ばを過ぎたあたりから徐々に東京がボールを持てるようになり、敵陣で攻撃をしかけられるようになるがフィニッシュまで至らない。
30分、俵積田が自陣からドリブルで持ちあがる。敵DFをかわして長征、最後はエリアまで運んだが敵DFに囲まれてシュートを打てず。並走したオリヴェイラに出せば1点モノだったが判断できず、オリヴェイラは怒ってプレーを止めちょっと議論になったシーン。
36分、荒木からのフィードを受けた安斎が裏にぬけ、トラップからエリア手前でシュートを放ったが敵GKの正面に。37分には俵積田からのクロスにオリヴェイラが頭で合わせたがこれもGKにキャッチされる。
43分、エリア手前でボールを持った東慶が思いきってミドルをねらったがバーの上。前半はそのままスコアレスで終了した。我慢すべきところはなんとかもちこたえたが、決めるべきところが決められなかった。後半も厳しく戦いたい。
後半
立ち上がりの46分、スローインを受けたオリヴェイラがエリア手前からコントロールシュートをはなったがファーにはずれた。56分、俵積田が左サイド深いところをえぐり、エリアに入ったところで角度をつくってシュートをはなったが敵DFにブロックされる。
東京がボールをもって攻勢に出たが決めきれず。この時間帯に先制したかった。その後は鳥栖の攻撃を受けるシーンもあったが中央を固めてしのぐ。67分、右寄り30メートル弱ほどの位置でFKを得て荒木が直接狙ったが壁に当たり、こぼれ球を東慶がダイレクトでシュートしたがGK正面。
68分、オリヴェイラ、俵積田、東慶に代えて小柏、遠藤、原川を投入。先制をねらいに行くが、逆に73分、敵のシュートを森重がブロックしたこぼれ球に詰められ失点、0-1と先制を許す。ゴール前に流しこまれたボールをクリアしきれなかった。
78分、右サイドの岡からエリア内でパスを受けた小柏が鋭い切り返しからシュートを放ったが敵GKがセーブ。79分にはCKからの流れでファーの荒木からエリア内で横パスを受けた森重がフリーでダイレクトボレーをはなったがDFにブロックされる。
82分、原川の右CKからゴール前で混戦となる。押しこもうとする東京とクリアしようとする鳥栖でもみ合いとなるなか、後ろにこぼれたボールをひかえていた高がダイレクトでゴールに突き刺し1-1の同点に。
その後は追いついて勢いの出た東京が鳥栖陣内で逆転をねらって攻撃をしかけるが、敵の守備も分厚く決めきれない。40分には荒木、長友がたて続けにエリア内でシュートを放ったが敵DFにブロックされる。41分にも荒木が枠に飛ばしたがGKがセーブ。
87分、長友と安斎に代えて中村と野澤零を投入。7分のアディショナルタイムも最後までゴールをねらって敵陣で試合を進めたがゴールが遠く、結局1-1で試合終了、ホームで勝ち点1を得るにとどまった。
戦評
鳥栖に差しこまれるシーンもあったがしのぎ、一方攻撃ではチャンスもつくったが決められないまま終盤勝負となった。先行されたが追いつき、逆転をねらったが1-1で勝ち点を分けあう結果に。
シュート数17-19、CK11-7、ポゼッション55-45と、ボールは保持したが内容的には拮抗した試合だったことが窺われる。交互にチャンスが訪れる展開で、勝てるチャンスは十分あったが、逆に負けていた可能性もあり、どちらに転んでもおかしくない試合。
そういう試合をこちらに引っ張りこむことがコンスタントにできればもっと安定して勝ち点を積み上げられるわけだが、攻撃は水もので思いどおりにいかないことも多い。内容的には引き分けが妥当な結果だと思うが、それだけに勝ちたかった。
連勝しているここ3試合と比べて、仲川の「熱」の不在は感じたもののそこまで見劣りする内容ではなく、結果がついてこなかったというだけのことのように思える。浦和戦のようにいただきもののゴールを守って勝ちきった試合もあり、結果だけから良し悪しを評価するのは難しい。結果は悔しいが続けて行こうというほかない。
俵積田が圧倒的なドリブルで敵を抜きながら持ちあがったものの、エリアに入ったところで失速してシュートを打てず、横にいたオリヴェイラがボールを要求して怒ったシーンは、結果的にいえば最後に横パス出せればよかったともいえるが、それで横パスをミスったらこんどは「なぜ自分で行かないのか」と批判されるわけで正解はない。
前節カウンターでの独走からそのままゴールを決めた実績のある俵積田にすればシュートをねらいに行って当然だし、フリーの自分にボールを出さなかったことでオリヴェイラが怒るのもそれはそれで当然。仮に俵積田がゴールを決めていれば批判もなかっただろうしオリヴェイラも一緒に祝福しただろう。
こういうコンフリクトは日常的にあるもので、判断の巧拙や技術的なものとともにチーム内で議論して消化して行くしかない。直後には、左サイドの俵積田が珍しくボールを持たずにワンタッチでクロスを入れたシーンなどもあった。オリヴェイラもいつまでもクサっていたわけではない。そういうものだ。
スピード感をもって少ないタッチで前に付けて行く、前から高い強度でハメてショートカウンターで持ちあがるなど、ねらいとする形には継続して取り組めており、この試合でも最低限の勝ち点は得た。中央を固められ外回りが増えた分攻めあぐねた部分はあったが、どんな敵にも主導権を握って戦いたいという意図は見えた。
次は2週間あいてアウェイでの神戸戦。優勝を争っているクラブとのむずかしい試合になると思うが、やろうとしていることをしっかり表現できれば勝ち筋はある。この流れを止めずに戦いたい。
これで33試合を終えて13勝11敗9分となり、勝ち点48(1試合あたり1.45)で暫定6位に浮上。1試合あたりの勝ち点が1.50となるシーズン勝ち点57までは残り5試合を3勝2敗ペース、全勝なら63まで伸ばせる。優勝や残留のかかった相手との試合が多く緊張感があるのはアドバンテージ。全部取りに行こう。
評点
(評点は
ドイツ式
)
野澤大(3) 好セーブで勝ち点1を守った。
長友(4) 守備でいい対応多かった。
木本(3.5) 好調を維持、パス出しもよき。
森重(3.5) 敵FWに手を焼いたが安定感あり。
岡(4) 苦肉の起用で開眼した感あり。
東慶(4) 中央を刺せなかったのは残念。
高(3) こぼれ球担当として仕事した。
安斎(4.5) 本調子ではないように見えた。
荒木(3.5) ひらめきは随所に見せた。
俵積田(3.5) 打ちに行くならしっかり打て。
オリヴェイラ(4) プレーやめたのは印象悪い。
===
遠藤(3.5) ゴールなくても仕事はしている。
小柏(3.5) 可能性を見せた。先発希望。
原川(3.5) 終盤の攻撃をコントロール。
中村(-) 時間短し。
野澤零(-) 時間短し。
審判紹介のときにブーイングするの、だれもなにも得しないので本当にやめてほしい。同類だと思われたくない。
テディベアデイだったが今年も当たらなかった。2003年から欠かさず参加してるが当たったためしがない。本当に当たりは入っているのか。チャームばかりがたまって行く。
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