フットボール・クレイジー
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2026年03月08日 15:47
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【ブンデスリーガ第25節】バイエルン 4-1 グラードバッハ
■ 2026年3月6日(金) 20:30キックオフ
■ Allianz-Arena (Munchen)
土曜日の午前にDAZNで時差視聴。前節ウニオンにホームでなんとかギリ勝ったが今日はシーズンで最も勝てる気のしないアウェイでのバイエルン戦。気持ちで負けていてはいけないが、今あるものを総動員してどこまでやれるかを確かめたい。
エンゲルハートが警告累積で有給休暇のためシュテーガーが先発。またウィングにはボリンが先発しモーヤはベンチスタートとなった。町野はベンチ入りしたが高井は負傷欠場でメンバー外に。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー ライツ シュテーガー カストロプ
オノラ タバコヴィッチ ボリン
前半
グラードバッハは立ち上がりアグレッシブに試合に入る。2分、シュテーガーのクロスを受けたライツがシュートをはなったが敵GKがセーブ。しかしその後は悲しいかな地力の差が次第にあらわに。バイエルンがボールを保持してほぼハーフコートゲームになる。
それでもグラードバッハは自陣でしっかりブロックを形成、守備時5-4-1の布陣で中央をかため失点を免れていたが、33分、DFラインの手前から浮き球で裏に落とされたパスを、飛び出した敵FWにダイレクトで押しこまれ失点、0-1と先制を許した。
なんとか最少失点差でハーフタイムを迎えたかったが、45+1分、バイエルンのカウンターを受け、右サイドで対応したが最後に逆サイドに振られて流しこまれた。前半終了間際に0-2となり、もともとむずかしい後半をさらにグッとむずかしくしてしまった。
後半
流れは変わらず。55分、ワンツーでゴール前に抜けだした敵FWにチャレンジしたライツがこれを倒してしまう。決定的な得点機会の阻止かつボールではなく人へのチャレンジということでライツは退場に。後ろからすがりついたのが印象悪かった。
57分、このPKを冷静に決められて0-3とされたうえ一人少なくなる。61分、オノラ、タバコヴィッチに代えて町野とキアロディアを投入。町野をトップに。ザンダーを一列上げ非保持5-4-0のような形になったか。
さらに67分にはカストロプに代えてウルリヒを投入。バイエルンがほぼ一方的に攻める展開に変わりはなく防戦一方となるが追加点は与えない。71分にはシュテーガーのクロスに町野が頭で合わせたが敵GKが処理。
79分、敵FWに左サイドを深くえぐられ、中央に送られたボールをニアで合わされて失点、0-4とさらにダメ押しを食らう。もうライフはゼロ。84分、ボリンに代えてモーヤを投入するが、経験ということならもっと早くでもよかった。
すると89分、FKにキアロディアが合わせたシュートはポストに嫌われたが、このこぼれを拾ったモーヤが右足でけりこんでゴール、1-4とようやく一矢報いた。試合はそのまま終了、我慢の時間が長すぎて禅の境地だった。
戦評
序盤は何とか戦う意志を示したがすぐに主導権を握られ、前半のうちに2失点、後半早々に一人少なくなって失点を重ねた。最後にモーヤの初ゴールでなんとか面目は保ったものの、まあこうなるよねという試合だった。
シュート数10-18、CK1-7、ポゼッション30-70と、数字的にもですよねという感じ。それでも立ち上がりに果敢にチャンスをつくりに行ったこと、最初の失点を30分過ぎまで遅らせたこと、前半をなんとか最少失点で乗りこえられそうだったことなど力は尽くした。
前半終了間際に2点めを献上したこと、そのため後半にムリをしなければいけなくなってライツが退場したことで決定的に苦しい試合運びとなったが、PK後は再び拮抗した展開に持ちこみ、ダメ押しを決められたものの名誉のゴールを取り返した。
圧倒的に戦力の高い首位のクラブに対して果敢に戦ったことは自信になるし、何が通用し何がダメだったのかを身をもって理解したことが、このあとの残留争いにプラスに働くと信じたい。
シュテーガーが存在感を見せ、カストロプも強さを示した。一方でライツが退場となり次節出場停止となるのは痛い。このところ出番のないノイハウスやケガから復帰のレイナに期待したい。高井が戻れればザンダーを中盤で使えるのだが。
これで25試合を終了、6勝12敗7分で勝ち点25(1試合あたり1.00)で順位は暫定12位だが、降格圏16位のブレーメンとの勝ち点差はわずかに3。残り9試合まずは勝ち点35、最終的には40をめざしたい。ここから追いこみが重要。現実的に戦いたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「試合前に、バイエルン相手に成功するためにはこちらのすべてが噛み合わなければならないと指摘していた。残念ながら、それは実現しなかった。前半はまずまずの試合運びを見せたが、事前に意図していたほど大胆に縦のスペースを突くプレーができなかった。後半は、遅くとも退場者が出てからは我々にとって極めて厳しい展開となったが、それでも最後まで戦うチームの姿は確かに見えた」
黒のサードユニだった。セカンドでよかったのに。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2026年03月03日 20:12
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【ブンデスリーガ第24節】グラードバッハ 1-0 ウニオン
■ 2026年2月28日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
DAZNでリアタイ観戦。監督が「内容より結果」と言わざるを得ないところまで追いこまれた背水の陣。そろそろ勝たないとマジで残留争いヤバい。次節がアウェイでのバイエルン戦であることを考えてもこのホームゲームは勝ち点3がマスト。
高井がコンディション不良で欠場、ウルリヒがベンチとなり、代わってカストロプ、スカリーが先発に。またモーヤが初先発となり前節先発のボリンはベンチスタートとなった。レイナ、ザーコがベンチに復帰。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー ライツ エンゲルハート カストロプ
オノラ タバコヴィッチ モーヤ
前半
試合は立ち上がりからグラードバッハがボールを握りほぼ一方的に敵陣で攻撃をしかける展開に。7分、ライツからパスを受けて裏に抜けたカストロプが角度のないところからねらったが敵DFにブロックされる。これがファーストシュートに。
その後もグラードバッハが波状攻撃を続けるが、ウニオンは割りきって中央の守りを固めており容易に崩すことができない。16分にはいずれもオノラのCKからタバコヴィッチ、ディクスが立て続けに枠にシュートしたがいずれもGKにセーブされた。
堅守からのワンチャンをねらうが攻め上がる機会がほぼないウニオンに対し、ボールを保持して攻めるグラードバッハも最後のところのアイデアが足りず、シュートは枠の左右に打ち分ける状態で、どちらの側にも決定機は多くない。
ATにはザンダーのミドルを敵GKがセーブしたこぼれ球にディクスが詰めたが大きくバーを越える。結局スコアレスで前半を終了、勝負は後半に持ちこされた。前がかりになりすぎて一発で裏をやられるのは避けたい。あせらずじっくり攻めたい。
後半
後半になるとウニオンがやや前に出るようになり、戦場は中央寄りに移動するがともに大きなチャンスをつくれない流れは変わらず。グラードバッハは固い中央を避けてサイドからしかけようとするがウニオンの守備を崩せない。
65分、ディクスが左サイドからライツにパスを出してそのまま攻め上がると、ライツからの落としが再びディクスの足下に。これをディクスがそのまま左足でゴールに流しこんだ。先制かと思われたが、VARの結果ライツがオフサイドだったと判定されノーゴールに。
72分、モーヤに代えてボリンを投入。今日は交代が遅い。試合はスコアレスのまま終盤に。80分、オノラのクロスを敵DFがクリア、こぼれ球を拾ったボリンがフリーでシュートしたが枠に収まらず。81分、オノラに代えて町野を投入。
86分にはライツのシュートを敵GKがセーブ、こぼれ球に町野が詰めたがこれもセーブされ、さらにこぼれたボールからのエンゲルハートのシュートはバーの上。ゴールのにおいはしてくるが決めきれない。
90+1分、敵エリアでハイボールを競ったボリンが敵DFに倒される。主審はエリア外のファウルと判断したがVARが介入、エリア内でのファウルと判定されPKを得る。90+4分、ディクスがこれを決めて1-0と土壇場で勝ち越した。
90+5分、ライツに代えてシュテーガーを投入、最後はオープンになったが試合はそのまま1-0で終了、グラードバッハがカツカツながらなんとか勝ち点3を得た。
戦評
ウニオンがかなり極端な堅守速攻ねらいだったので必然的にボールを保持して攻める時間が長くなったが終盤までこじ開けられず。ゴールかと思われたシーンもVARでオフサイドとなったが、苦しみながらもATのPKでようやく8試合ぶりの勝利を挙げた。
シュート数21-6、CK6-2、ポゼッション60-40と極端な数字だったが、おそらくウニオンのゲームプランがそこそこ狙いどおりで、実際その守備を崩せず、ただウニオンとしてもおそらくは思っていた以上にチャンスがなかったという試合だった。
とにかくウニオンがドン引きだったのでボールを持てたのもどれだけが実力か不明だったが、チャンスはつくっても最後のところではいいかたちでゴールを脅かすことがなかなかできず、シュート数に見合う絶好機があったかといえばそこまでではなかった。
攻め続けたとはいえ結局終了間際のPKでなんとか救われた試合となり、課題はまだまだ山積ではあるが、試合前の監督コメントどおり内容がどうであれなんとか結果を出したことでひと息つくことはできた。これを流れを変える礎石にしなければならない。
次節アウェイでのバイエルン戦はなにをポイントに戦う試合にするか、しっかりテーマを持って戦い,でき得ることなら勝ち点を持ち帰りたい。バイエルンには必ずしも相性は悪くないが、ここに全投入して燃え尽きるわけには行かない。賢く戦いたい。
これで24試合を終えて6勝11敗7分で勝ち点25(1試合あたり1.04)となり12位に。降格圏の16位とは勝ち点差3と楽観できる状況ではないが、残留争いではひとつの勝利が大きな意味をもつ。残り10試合、まずは勝ち点40を目標に着実に勝ち点を積み上げたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「妥当な勝利だったと思う。我々は非常に長い時間、ウニオンという硬い板に穴を開けるような作業を強いられた。最終的には幸運にもそれをこじ開けることができた。これは、現在我々が置かれているような局面においては、すぐに一方向へと流れ、純粋な消耗戦になりかねない試合だった。そしてそうなっていれば、我々はウニオンよりも悪いクジを弾いていたかもしれない。したがって、チームが闘争心の面で後れをとらず、同時にプレーでもしっかりと取り組みを見せたことをうれしく思う。あのPKを決めたのは、ディクスの精神的な強さのおかげだ。彼、そしてニコ・エルヴェディがどれほど頻繁に攻撃に顔を出していたかを見れば、我々がこの試合を自分たちの側に引き寄せるという絶対的な意志を持っていたことを示す例が二つあったと言える」
結局クラインディーンストはダメなのか。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2026年02月23日 21:58
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【ブンデスリーガ第23節】フライブルク 2-1 グラードバッハ
■ 2026年2月22日(日) 15:30キックオフ
■ Europa-Park-Stadion (Freiburg)
帰省中の実家でDAZNリアタイ観戦。このところ6試合勝ててなく残留にも黄信号がともり始めている。フライブルクは相性の悪い相手だがそんなことを言ってる場合ではない。アウェイだがどうやって勝ち点3を持ち帰るかを考えながら戦いたい。
ライツが警告累積で出場停止、代わってボリンが左ウィングで先発した。またディクスが先発に復帰、カストロプがベンチスタートとなった。町野はベンチ入り。
布陣
ニコラス
高井 エルヴェディ ディクス ウルリヒ
スカリー ザンダー エンゲルハート ボリン
オノラ タバコヴィッチ
前半
互いに守備を意識する固い立ち上がりに。グラードバッハはボールを握って押し上げようとするがセットしたフライブルクの守備の前に決定機をつくれない。見せ場のないまま淡々と試合が進んで行く。
38分、敵のロングスローをディクスが頭で触ったがこれがファーに飛び、敵FWがむずかしい体勢から足を伸ばしてシュート。これがゴールとなり0-1と先制を許す。スカリーが付いていたがアクロバティックなシュートを打たれてしまった。
ATにはクロスにタバコヴィッチが合わせるシーンもあったがバーを越え、結局0-1で前半を終了。動意の少ない展開のなかでセットプレーから決められた。前線での怖さが出せていない。前を向いて戦いたい。
後半
後半に入っても戦況は大きく変わらず。グラードバッハがボールを保持しているがアタッキングサードでのアイデアがなくチャンスは散発。フライブルクもリードを得てリスクを取らず、グラードバッハが攻めあぐねる展開に。
62分、ウルリヒ、エンゲルハート、ボリンに代えて町野、モーヤ、カストロプを投入。スカリーが左SBにスライドしオノラが右SH、中盤にはカストロプが入り町野はトップに入ったように見えたがポジションの流動性が高くよくわからず。
74分、敵の左サイドからのクロスをニコラスがセーブしたがこれがファーにこぼれ、押しこまれて失点、0-2とむずかしい試合のなか決定的な追加点を与えてしまう。リスクを取るしかない状況に追いこまれた。
82分、モーヤのシュートがDFに当たり裏にこぼれる。これをタバコヴィッチが押しこんでゴールかと思われたがオフサイドの判定。VARによる検証があったが判定は変わらずノーゴールに。映像ではギリ残っているようにも見えたが。
83分、ディクスに代えてシュテーガーを投入。高井をCBに入れてカストロプを右SBに落としたか。85分、右CKをシュテーガーがけると中央のタバコヴィッチが打点の高いヘディングで合わせゴール、ようやく1-2と1点差につめ寄る。
ATにはモーヤからのパスを受けたタバコヴィッチが裏に抜けたがシュートは敵DFにブロックされてしまう。結局1-2で試合終了。グラードバッハは7試合勝ちなし(4敗3分)となりフライブルクとの相性の悪さも継続されてしまった。
戦評
どちらにもゴールの入らなさそうな試合のなかで、前半のハーフチャンスを決めきったフライブルクが先行。その後もグラードバッハは決め手を欠き、追加点を与えてから最後に1点を返したが遅かった。
シュート数12-10、CK3-3、ポゼッション63-37とボールを保持、シュートも相手より多く打ったものの、ゴール前のシーンが多くない試合で数少ない得点機を生かしたフライブルクに競り負けた。
ワンタッチでボールがつながり前に向いて連動する局面もあるが最後のところで打ち手がなく失速するシーンが散見され、アイデアや引き出しの少なさが最後まで克服できなかった。ゴールから逆算した攻撃ができていない印象が強かった。
特にブロックをセットされてしまうと打開する動きが少なく、意図も共有できていなかった。守備を意識しているため起点が低いというのものあるが、その守備でも2失点しておりいいわけにはしにくい。
攻撃については、当てる、落とす、飛ばすという流れ自体はできている局面もあるが、その先が現場まかせというか出たとこ勝負というか、整理も組織も不十分な感を受けた。チャレンジ自体が少ないように思えてもどかしかった。
これで戦績は5勝11敗7分、勝ち点は22のままで、1試合あたりの勝ち点は0.96とついに1.00を割りこみ危険水域に入った。クラブは否定しているがポランスキ監督の去就を問う声も上がっている。ここからはまず残留を意識した戦いにならざるを得ない。
ポランスキ監督はリーダーとしての資質はあると思うし、名の通った監督や指導者とともに戦ったきた経験もあるが、ブンデスリーガの監督は初めて。見立てや考えていること、やろうとしていることはおかしくないが方法論がプアのように感じる。
今季なんとかギリでもいいから残留できれば先はあると思っており、戦い方は問わないのでまずは残留に全振りしてほしい。ケガ人も多くままならない部分は理解するが、降格圏との勝ち点差はわずかに2に縮小、もうなにがあってもおかしくない。
次節、ホームでのウニオンではなんとしても勝ち点3を取らなければならない。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「チームにやる気がないとは決して言えないが、結局は結果がすべての世界だ。そして、今の我々にはその結果が伴っていない。特に前半はクロスを上げる機会が十分にあったにもかかわらず、ゴール前で煮え切らないプレーに終始してしまった。クロスのタイミングが遅すぎるか、あるいは精度を欠いており、ペナルティーエリア内への人数のかけ方も良くなかった。もっと無駄を削ぎ落とし、ゴールへ直進する姿勢が必要だ。現在の順位が危険な状況にあることは自覚しているし、次の試合で何をすべきかも分かっている。もはや内容はどうでもいい。我々に求められているのは、ただ結果を出すことだけだ」
黒のサードユニ。
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ブンデスリーガ
2026年02月15日 20:42
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【ブンデスリーガ第22節】フランクフルト 3-0 グラードバッハ
■ 2026年2月14日(土) 15:30キックオフ
■ Deutsche-Bank-Park (Frankfurt)
DAZNでリアタイ観戦。前節はレバークーゼン相手に善戦したが引き分けに終わっておりこのところ勝ちがない。アウェイとはいえ勝ち点3を取らないとそろそろ足下もおぼつかなくなってしまう。ディクスが警告累積で出場停止となり高井が先発した。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ 高井
カストロプ エンゲルハート ウルリヒ
ライツ シュテーガー
オノラ タバコヴィッチ
前半
フランクフルトも勝ててないらしく不調のチーム同士の戦いっぽい低調な立ち上がり。グラードバッハがボールを握り積極的に前に出るが決め手を欠き、フランクフルトは効率よくチャンスをつくろうとする。
19分、ロングスローからのこぼれ球を拾った高井が持ちだして右サイドの角度のないところからシュートをはなったが敵GKにセーブされる。このこぼれ球を再び拾ってターンで敵DFをかわしたが打ちきれず。能力の高さを示したが先制はならなかった。
すると24分、右サイドを突破されエリアに進入を許す。ラストパスからきれいに決められて失点、0-1と先制を許す。さらに34分、左サイドからカットインを許しシュートを決められ0-2とリードを広げられる。頼みの守備が決壊し重いビハインドを背負った。
その後もグラードバッハの保持が長く、シュートシーンもあったが決めきれず。結局0-2で前半を終了。ボールを動かしているが最後のところのアイデアがなく、個人頼みになっている感が強い。後半まずは早い時間帯に1点返したい。
後半
後半開始からザンダーに代えて町野を投入、オノラを右SBに下ろした4バックに布陣を変え、カストロプがエンゲルハートとともにダブルボランチを形成、町野はトップ下に入ったか。攻撃時は流動的でポジションがよくわからない。
48分、オノラのクロスにタバコヴィッチが頭で合わせたがGKがセーブ。試合は拮抗した攻防となるが、2点を追いかけるグラードバッハはフランクフルトのペースに合わせているわけには行かない。65分、カストロプとシュテーガーに代えてスカリーとボリンを投入。
しかし75分、高井が敵のロングボールを処理しきれず裏に落とし、敵FWにこれをさらわれてそのままニコラスとの一対一になりシュートを決められる。0-3となり試合はほぼ決まってしまう。高井はいいプレーをしていただけに悔やまれる軽い対応となった。
79分、タバコヴィッチに代えてモーヤを投入。83分にはモーヤがフリーでシュートしたが敵GKがセーブ。その後も果敢に攻撃したが3点差を背景に余裕をもって構えるフランクフルトを崩せず、ノーゴールでの敗戦となった。
戦評
中盤では押し気味に試合を進めたが前半のクリティカルな時間帯につづけざまに失点、試合のキャラクタが決まってしまった。追いかけたが終盤にダメ押しのゴールを許し試合終了。無得点での完敗に終わった。
シュート数20-12、CK8-2、ポゼッション56-44とボールを握りチャンスもつくったが単発ものが多く再現性のある攻撃のかたちはうかがえなかった。ゴールはフランクフルトにばかり生まれ、失地が広がる一方で最後まで回復できなかった。
ボールを奪って敵陣に攻め上がるシーン自体は多くつくったがフィニッシュのパターンがなく本当に危険なシーンはつくれなかった。しっかりした守備からロースコアゲームで勝ち点を取りに行くことができず、失点をサービスしすぎた。
なにかをやろうとしていることはうかがえるが空回り感が強く、もっているリソースを効率の悪いほうに使っている感がぬぐえない。ポランスキ監督としてどういう戦い方をしたいのかが今イチ見えず、とにかくがんばれみたいな感じがキツくなってきた。
力のある選手はそろっており、攻め手によっては機能するはずで、守備から考える方法論も間違っているとは思わないが、それでもロースコアで善戦した次の試合で不調のチームにゴールを気前よく差し上げてしまうところに詰めの甘さが出てしまった。
22試合を修了し5勝10敗7分で勝ち点22、1試合あたりの勝ち点はついに1.00まで低下し、順位は12位だが降格圏の16位との勝ち点差はわずか3。チームとしての約束ごとをもう一度しっかり確認し、勝ち点を着実に積み上げないともう後がない。
暫定ながら9位から16位までの8クラブが勝ち点差6のなかにひしめいており、このグループを上に抜けないと残留争いに再び巻きこまれる(もう巻きこまれている)。次節、アウェイ連戦となるがフライブルクになんとか勝たせていただきたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「私は極めて失望している。なぜなら、この敗戦はまったく不要なものだったからだ。本来は、私たちが思い描いていた通りにすべてがうまく運んでいたし、中盤では悪くないアウェーの戦い方ができていたが、最終的にはそれを生かすことができなかった。というのも、両方のペナルティーエリア内では結局相手のほうが上回っていたからだ。それは避けられたはずのことであり、決定機での質の問題だった。今日は明らかに、もっとできたはずだ」
まあ、そういうことかな。アウェイだけど敵が黒だったので白のファーストユニだった。
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ブンデスリーガ
2026年02月09日 21:00
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【ブンデスリーガ第21節】グラードバッハ 1-1 レバークーゼン
■ 2026年2月7日(土) 18:30キックオフ
■ Borussia-Park
朝から見逃し配信で見ようとしたがFireTVではなぜか映らず、PCをテレビに直結して見た。なんなんや。このところ何試合か続けて勝ててないので勝ち点3が欲しいがホームとはいえ相手は上位。むずかしい試合になることが予想されるが前を向いて戦いたい。
ディクスが先発に復帰。ネッツがイングランドに移籍しウルリヒを起用。ほかにもノイハウス、スカリーがベンチスタートとなりシュテーガー、カストロプが先発となった。前節胃腸炎でメンバー外だった高井は町野とともにベンチ入り。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
カストロプ エンゲルハート ウルリヒ
ライツ シュテーガー
オノラ タバコヴィッチ
前半
ボールを保持して組織的に攻め上がろうとするレバークーゼンに対し、前線から積極的にチャレンジしすばやくショートカウンターに持ちこもうとするグラードバッハという展開になる。球際での出足がよくレバークーゼンの攻撃をうまく受け止めている。
10分、エンゲルハートが敵陣でボールを奪うとライツにパス、ライツが縦に刺したボールをタバコヴィッチがシュートした。これはGKにセーブされたがこぼれ球をエンゲルハートが思いきりよくけりこんでゴール。グラードバッハが1-0と先制する。アグレッシブな前線からのプレスが奏功した。
その後もポゼッションはレバークーゼンに譲るものの中盤でのプレスが効いて簡単には敵の前進を許さない。一方でグラードバッハもリードを得てリスクを嫌うようになったか、フィニッシュまで持ちこむ機会はほぼなくなり試合は膠着。
ポゼッションをレバークーゼンに譲りながらも、グラードバッハがリードを背景に機動的な守備で主導権を握っていたが、45分、敵のミドルをクリアしようとしたゴール前のザンダーのキックがそのままゴールに吸いこまれオウンゴールに。1-1と同点になって前半を終えた。
後半
後半はレバークーゼンが選手交代をテコに攻勢に出る。自陣に押しこまれ波状攻撃を受けるが最後のところは死守。前半終了間際に追いつかれたショックもあり流れが変わりそうになったがなんとかこの時間帯をしのぐと、59分にはオノラのスルーパスを受けたカストロプが角度のないところからシュートしたが敵GKにセーブされる。
68分、タバコヴィッチに代えてザーコを投入、勝ち越しをねらいに行くが一進一退の攻防が続く。グラードバッハの守備もややルーズにはなるもののレバークーゼンも疲れが出たか双方決め手を欠く持久戦の様相に。
78分、シュテーガーからパスを受けたエンゲルハートが深いところまで持ちあがり最後にカストロプに落としたが至近距離からのシュートは大きくバーを越える。直後、カストロプとシュテーガーに代えてスカリーとボリンを投入、そのまま右WBの位置に入る。ボリンは冬の市場でマルメから獲得した選手で初出場となる。
試合は再び膠着、88分、ウルリヒとオノラに代えてキアロディアと町野を投入、勝ちに行くというよりは勝ち点1を守りに行ったように見えた。最後はポランスキ―監督が異議で警告を受けるフラストレーションのたまる試合となったが結局1-1の引き分けに終わった。
戦評
上位を相手に積極的な守備で主導権を握り、早い時間帯に先制、前半はレバークーゼンにチャンスをつくらせなかったが不幸なオウンゴールで同点で試合を折り返す。後半は苦しい時間帯もあったがしのぎ、その後は互いに攻めあぐねる展開でドローとなった。
シュート数9-10、CK2-2、ポゼッション39-61と、ボールは保持されながらもロースコア・ゲームに抑えたねらいは当たり、ワンチャンを決めて先制したのもよかったが、事故っぽいオウンゴールがいかにももったいなかった。
上位のクラブを相手にこういう戦いができたことは大きな自信になる。特に球際で負けることなく何度もボールを奪取、敵の攻撃の芽を摘み大きなチャンスをつくらせなかったのはこの日の大きな進歩だった。この戦いは今後のベースにできる。
一方で攻撃はオノラ頼みの部分が大きかったが、エンゲルハート、カストロプが存在感を見せたのは今後につながる。新加入のザーコ、ボリンはまだなんとも言えないが、クラインディーンスト、ハック、エングムに加えレイナも負傷離脱となっている状況からすれば早期の戦力化が待たれる。
最低限の勝ち点1は得たものの、5試合勝ちなし(2敗3分)で21試合を終えて5勝9敗7分となり勝ち点22(1試合あたり1.05)の12位、降格圏との勝ち点差は3と厳しい状況。このあとフランクフルト、フライブルクとアウェイが続くが、なんとかここで勝ち点を積み上げないと再び降格が目の前にちらつく。
固い守備をベースにチームをつくってきて、この試合ではそこに球際や強度の面で成長が見えたが、それを崩さず勝ち点3を取れる試合運びのタフさも必要になる。選手も一部入れ替え、ポランスキ―監督の正念場となる。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「前半はボールを持っている時も持っていない時も試合を支配していた。強度も高く、パスの質も非常に良かった。失点は不運な形で、むしろ2点目を取れていてもおかしくなかった内容だ。後半はレヴァークーゼンが配置を変えてきて、こちらはやや受け身になりすぎた面があった。ただ、後半の途中からは立て直して、再びエネルギーとボール保持を取り戻した。全体として、チームのパフォーマンス、エネルギー、インテンシティにはとても満足している。トップクラスの相手に対して「勝ち点1にとどまった」ことには、少し悔しさもあるが」
勝てた試合だった。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2026年02月06日 00:16
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【ブンデスリーガ第20節】ブレーメン 1-1 グラードバッハ
■ 2026年1月31日(土) 15:30キックオフ
■ Weserstadion (Bremen)
土曜日の夜からDAZNでリアタイ観戦。このところ勝てていなくしかもアウェイだが、絶不調のブレーメンからはできることなら勝ち点3をいただきたい。高井が胃腸炎で欠場、ディクスも引き続きメンバー外となりキアロディアが先発となった。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ キアロディア
スカリー エンゲルハート ネッツ
ライツ オノラ タバコヴィッチ ノイハウス
前半
足下の成績が振るわないチーム同士、リスクを嫌った慎重な立ち上がり。4分、ザンダーからのパスを受けたオノラが遠めからねらうがゴール左にはずれる。14分にはCKが敵DFにクリアされたこぼれ球にライツが詰めたがこれも枠に収まらず。
その後は一進一退の攻防となり、ブレーメンが徐々に攻勢に。グラードバッハは自陣でブロックを形成して守る時間が長くなるが、しっかりとスペースを消しブレーメンに決定機をつくらせない。ブレーメンもムリをせず見せ場の少ない展開に。
その後はシュートシーンもなく、スコアレスで前半を終了。ATも取らず45分きっかりで笛が吹かれた。ブンデスリーガではよく見る光景だ。全体に低調な試合だが逆にワンチャンを決められればそのまま持って行けそうな感じもする。後半勝負に。
後半
しかし後半に入ってもブレーメンに押され自陣で守備に追われる時間帯となる。57分、ノイハウスに代えてシュテーガーを投入。すると62分、ライツのスルーパスを右サイドで受けたオノラのクロスにタバコヴィッチが右足で合わせゴール。1-0と先制する。
中盤でのエンゲルハートのボール奪取から、戻さず前のライツに付けられたのが効いた。ほぼなにもないところからの貴重なゴールで試合の流れを大きく引き寄せた。オノラからタバコヴィッチのパターンはやはり即効性がある。というかこれしかない。
しかしこの勢いも長くは続かず、終盤に向けてブレーメンに押される流れは変わらない。69分、傷んだザンダーに代えてフリードリヒを投入。84分にはスカリーとタバコヴィッチに代えてカストロプと町野を投入。スカリーも負傷していた様子だが大丈夫か。
形勢が思わしくないなか、それでも決定力を欠くブレーメンを相手になんとか逃げきりを図ろうとしたが、ラストプレー近い90+4分、CKからのこぼれ球をエリア外からけりこまれ失点、土壇場で1-1と追いつかれ、試合はそのまま引き分けに終わった。
戦評
不調のブレーメン相手に、こちらも他人のことをとやかく言っている場合ではない状況で、調子の出ないチーム同士を実感させる低調な試合。守備戦をなんとかしのぎながら後半ワンチャンで先制したが、最後の最後に決壊して残念な引き分けに終わった。
シュート数7-18、CK3-7、ポゼッション32-68と数字的には圧倒されながらも、我慢するところを我慢してワンプレーで先制するところまでは行ったが、リードを守りきることができなかった。攻撃面があまりにプアだった。
このところ同じような内容の試合が続いており、戦い方の改善が見られない。この試合では守備面で進歩があったようにも感じられたが、最後に追いつかれ勝ち点2を落とした。ここでひとつ勝てていれば景色も随分変わったと思うがもったいなかった。
自陣からのビルドアップが完全に狙われており、前線にボールを運べる機会が少なすぎるのでなかなか得点に結びつかない。引きつけて裏を空ける狙いがあるのかもしれないが、追いこまれてボールを逃がしきれずアバウトにけってロストする場面は見飽きた。
シーズン後半に入り対戦も二巡目で手の内を互いに知り合っているなかで、うまく行かないときの選択肢が引いて守るだけなのは引き出しが足りない。主要メンバーがケガで欠場している憾みはあるが、チームとしての点の取りかたが乏しい。
ここを越えればまた勝てるのか。チームとして前進しているところを見せてほしい。これで20試合を終え、5勝9敗6分で勝ち点21(1試合あたり1.05)となり順位は12位。9位から16位まで8クラブが勝ち点差6のなかにひしめいており予断を許さない。
勝てば集団の上に行けるが、負けると一気に順位が落ちて降格がちらつく状況は変わってなく、少なくとも連敗は許されない。この試合の勝ち点1が最後にモノをいうと信じたいが、失った勝ち点2が効いてくる可能性もある。ここは踏ん張りどころだ。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「全体的に見れば、引き分けは妥当な結果だ。ただ、最後の最後までリードしていれば、当然3ポイントを取りたかった。両チームにとっておいしいゲームではなかったが、両チームが置かれている状況を考えれば、それも無理はないだろう。前半はまずまずうまく試合に入り、ボール保持もできていて、1、2本のシュートチャンスもあった。しかし前半の時間が進むにつれて、ボールを持てる時間が少なくなっていった。ただし守備面では、しっかりと守れていた。後半は、立ち上がりは狙い通りの展開だった。1-0の一刺しを入れることができ、あれは非常に良い形だった。だが同点にされる直前に、2-0にできるチャンスを逃してしまった。その結果、最後のシュートで1-1に追いつかれたことが、なおさら悔やまれる結果だ」
シャツがファーストの白、パンツがサードの黒という組み合わせで熱かった。
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ブンデスリーガ
2026年01月26日 19:49
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【ブンデスリーガ第19節】グラードバッハ 0-3 VfB
■ 2026年1月25日 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
月曜日に休暇を取っていたので日曜日の深夜にDAZNでリアタイ。前節は引き分けとはいうもののここ2試合はアウェイ連戦で厳しい戦い。今節は上位相手だがホームゲームで勝ち点3を積み上げたい。
前節頭を強打して途中交代となったディクスが欠場、カストロプも体調不良でメンバー外となり、高井と町野がそろって先発した。レバークーゼンから期限付で獲得したザーコがベンチ入り。4バックでのスタートとなった。
布陣
ニコラス
スカリー 高井 エルヴェディ ウルリヒ
ライツ ザンダー ノイハウス
オノラ タバコヴィッチ 町野
前半
立ち上がりはともに積極的なプレスから奪取したボールをすばやく前線に展開する狙いを明らかにする。主導権争いのなか、11分、右サイドでボールを持ったオノラが中央にパスを送ろうとしたところ、このボールが対応した敵DFの手に当たりハンドの判定。
VARチェックも入ったが判定は変わらず、13分、これで得たPKをタバコヴィッチがけったが敵GKにセーブされる。思いきりの悪くないシュートだったがコースがやや甘かったか。こぼれ球にも詰めきれず先制機を逃してしまう。これが痛かった。
その後は一進一退の攻防のなか、互いにチャンスをうかがうが得点機は訪れないまま時間が過ぎる。30分、エリア中央にボールを放りこまれスクランブルに。密集となり敵のシュートを一度はブロックしたがこぼれ球を押しこまれて失点、0-1と先制を許す。
残り時間も大きなチャンスがないまま前半を終了。PK失敗からゴール前での競り負けての失点と流れが悪い。何とか後半早い時間に追いつきたいが攻撃の糸口がなかなかつかめない。早いトランジションと丁寧さ、綿密さを両立させたい。
後半
しかし後半に入ってもグラードバッハのビルドアップは改善せず、アバウトな前線へのけり出しで攻撃権を放棄するかのような雑なプレーが多い。65分、オノラとライツに代えてモーヤとザーコを投入。
しかし直後の68分、敵の左CKが中央で競ったスカリーの背中に当たってそのままファーネットへ。オウンゴールとなってしまい0-2とリードを広げられてしまう。スカリーが悪いわけではないがこういう試合はこういうことが起こってしまうということか。
さらに74分、パスミスをカットされつないだボールを正面からシュートされる。これが決まってしまい0-3に。ニコラスがなんとか触れたがボールはポストに当たってゴールに入ってしまった。この時間帯に一気にたたみかけられた。
直後の74分、ノイハウスに代えてシュテーガーを投入。しかし戦況は改善せず、86分にはザンダーとウルリヒに代えてエンゲルハート、キアロディア投入。結局反撃の糸口がつかめないまま0-3で試合終了、3試合続けて無得点での勝ちなしとなった。
戦評
序盤のPK失敗で自ら流れを手ばなすと、前半のうちに先制を許し、後半に入ってもオウンゴールで追加点を与えるなど自滅の感が強い敗戦となった。シュート数12-17、CK1-4、ポゼッション44-56と大事なところでクオリティの差が出た。
自陣からのビルドアップを試みても敵の前プレに遭って前進できず、けってみても精度が低く前線におさまらないくり返し。ワンタッチでつなぐにはポジショニングも相互理解も足りず、リスクの高いプレーを選択してはピンチを招く繰り返しに見えた。
一発で裏をねらうギャンブルパスがなかなか通らず、自陣でカットされることも多くそのまま守備に追われることに。立ち上がりはまだ戦えていたが、PK失敗から歯車が狂い徐々にちぐはぐなプレーが増えてVfBに主導権を持って行かれた。
救いは高井のパフォーマンスがよかったこと。しっかりチーム戦術を理解し、臆することなくボールを受けて判断よくパスを出した。強度、技術ともにこのリーグでプレーする水準にあることを示した。エルヴェディとの相性もよくチームメートの信頼を得ていた。
戦術的に前プレをしかけてくる敵に対して、時間帯も考えながら戦い方を調整して行くことができなければこの状況は続く。ボールの失いかたが悪く中盤での競り合いをコントロールできていない。中盤を2枚にした4-2-3-1で安定させることはできないか。
これで19試合を終えて5勝9敗5分となり勝ち点20(1試合あたり1.05)で順位は11位と変わらないが、15位との勝ち点差はわずか2となり、依然として降格の脅威から脱することができていない。むずかしいことをやろうとせずまずは足場を固めてほしい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「0対3という結果は非常に痛い。とりわけ前半の試合運びを見ればなおさらだ。PKが決まっていれば、試合は別の展開になっていた可能性がある。しかし、我々はそれを決められなかった。それでも前半の出来は、決して悪くはなかった。だが、失点後の選手たちのボディランゲージは気に入らなかった。後半は相手のクオリティの高さもあり、我々にとって厳しい展開になった。ああいう状況でも、観客に対して一つのメッセージを送るためにも、信念を高く保ち続けなければならなかった。ボールを持った選手は、味方からより積極的なサポートを必要としていたが、我々はしばしば受け身になりすぎていた。良くなかった点については明確に指摘し、今後はより良く実行していかなければならない」
相互のサポートが足りなかったというのは確かにそうだったと思う。
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ブンデスリーガ
2026年01月24日 00:33
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【ブンデスリーガ第18節】HSV 0-0 グラードバッハ
■ 2026年1月17日 15:30キックオフ
■ Volksparkstadion (Hamburg)
この日は所用でリアタイできず、日曜日に見逃し配信で見た。前節ホフェンハイムに惨敗を喫しており、アウェイ連戦ではあるが勝ち点が必要。ウルリヒとカストロプに代えてネッツとノイハウスを先発起用した。町野、高井はベンチスタート。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー ライツ エンゲルハート ネッツ
オノラ タバコヴィッチ ノイハウス
前半
この試合も立ち上がりから敵にボールを握られ自陣で守備に追われる展開に。出足で後れを取り、奪ったと思っても起点が低くつなぎが荒く、すぐに奪回されて波状攻撃を受ける繰り返しで前節から進歩が見られない。
グラードバッハは自陣深くでの防衛戦を強いられるが、ニコラスの踏ん張りもあって失点は免れる。27分、ライツからのパスを受けたオノラが右サイドからクロスを入れたが、シュートは角度がなく枠に収められず。
38分にもオノラが右サイドからクロスを入れたがタバコヴィッチに合わず、ファーに詰めたネッツも届かず。結局スコアレスで前半を終了。シュート数1-15と一方的に押しこまれたが失点しなかったのだけが救い。
後半
引き続きHSVのペースで試合が進む。グラードバッハはセカンドボールを確保できず、自陣でほぼ専守防衛に徹するしかない。敵陣に持ちあがれるケースは散発、攻撃の足場を築くことができないが、HSVにはゴールを許さない。
69分、オノラとノイハウスに代えてカストロプとレイナを投入、シャドウを入れ替える格好に。終盤に入りややボールを持てるシーンが増えてくるが好機は少なく、互いに攻めあぐねる展開となる。
85分、ライツのCKにディクスが頭で合わせたがゴール右にはずれる。このとき敵DFと競り合って頭を強打、メディカルの治療を受けたが復帰できず、88分代わって高井が入る。ディクスは今や要であり状態が心配だ。
ATに入った90+2分、タバコヴィッチに代えて町野を投入したが打開できず。終盤やや盛り返したものの精彩を欠き、スコアレスドローに終わった。
戦評
前節に続いてパッとしない試合。特に前半は前節のビデオを再生しているようだった。シュート数6-25、CK1-6、ポゼッション43-57と圧倒され、大きな見せ場もないまま試合を終えたが守りきったことでかろうじて勝ち点1を持ち帰ることができた。
早いプレスからのトランジションに弱く、また奪ったボールの逃がしかたもつたなく、やろうとしていることがなかなか実戦に落としこめず苦しんでいる状況のように見える。ムリ目のワンタッチにこだわって最悪の場所で奪われるシーンが散見される。
一方で守備はなんとかもちこたえてのクリーンシート。前節に続いての6ポイントマッチとなったが、今節は最低限の勝ち点は死守できたことを評価したい。敵の攻めそこねもあったが、ニコラスを中心に身体を張って無失点で試合を終えることができた。
高井が途中出場とはいえ毎試合出場機会を得て悪くない動きを見せているのが唯一の救い。ディクスの状況によっては先発の可能性もある。前節はヘディングシュートもあったし、この冬の唯一の補強でもあり注目はされていると思う。
パッとしない試合が続いているが、前節から中二日では修正も難しかったか。すでにシーズンの折り返しを過ぎこの試合がシーズン後半の初戦となる。2試合続いた不甲斐ない試合の総括はこの1週間でできるのか。
これで18試合を修了、5勝8敗5分で勝ち点をようやく20に乗せた(1試合あたり勝ち点1.11)。この引き分けの価値は次の試合の結果で決まる。次節、VfBは容易な相手ではないが、ホームでしっかり勝ち点3を取りたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「我々は勝ち点1を得られたことに非常に満足している。ここでは多くのチームが勝ち点を取れずに帰っていった。私は性質の異なる二つの前後半を見た。前半はハンブルクが非常に良く、積極的なサッカーを展開し、多くの決定機を作っていた。一方で、その時間帯には我々のチームには積極性が欠けていた。後半は我々がより多くボールを保持し、非常にコントロールされた試合運びができた。終盤には、もしかするとさらに多くのものを持ち帰ることもできたかもしれない」
2試合続けてセカンドの緑ユニだったのはよかった。
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ブンデスリーガ
2026年01月21日 00:36
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【ブンデスリーガ第17節】ホフェンハイム 5-1 グラードバッハ
■ 2026年1月14日(水) 20:30キックオフ
■ PreZero-Arena (Sinsheim)
週央の試合は必然的に平日の未明になる。いろいろ立てこんだ週だったので結局金曜日の夜に見逃し配信で見たが、町野のゴールで1-4という途中経過を見てしまっていたこともあってきわめて見る気の起きない試合。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー ライツ エンゲルハート ウルリヒ
オノラ タバコヴィッチ カストロプ
前半
立ち上がりからホフェンハイムに押しこまれ自陣で守備に追われる展開。ボールを奪っても起点が低いうえにつなぎが荒くすぐに奪い返されてしまう。なかなか持ちあがれないが自陣では身体を張り敵の攻撃の精度の低さにも救われてなんとかしのぐ。
20分、ザンダーがエリア内で敵FWと交錯、その場ではプレーオンとなったがVARが介入し、オンフィールドレビューの結果敵FWの足をけとばしたとの判断でPKとなる。22分、これを決められて0-1と先制される。
さらに直後の24分、自陣でのスローインからボールを奪われ続けざまに失点、0-2と追加点を与えてしまう。その後もホフェンハイムにボールを握られ攻撃を受ける時間が続く。
38分、ディクスのスルーパスを受けたタバコヴィッチが左サイドを裏に抜けGKと一対一になるが、シュートはミートしきれず枠を外してしまう。ここで1点返せていればというシーンだったが決められなかった。
すると45+1分、中央を割られて裏を取られここに走りこんだ敵FWに押しこまれて失点、0-3となる。さらに45+4分にも左サイドからループシュートを決められ0-4となって前半を終えた。
後半
前半に警告を受けているエンゲルハートに代えて高井を投入、ザンダーが一列上がった。しかし後半に入ってもホフェンハイムが主導権を握る流れは変わらず。56分、オノラに代えて町野を投入。57分にはウルリヒのクロスに高井が頭で合わせるがGKにセーブされる。
69分、タバコヴィッチとカストロプに代えてモーヤとシュテーガーを投入。69分、ライツが敵のパスをカットして縦に流しこむと、ここに走りこんだ町野がダイレクトにシュート。これが決まってようやく1点を返し1-4とする。
しかしこの流れは続かず、77分、右サイドからのクロスを頭で押しこまれて失点、1-5とされて勝負あった。89分にはウルリヒに代えてネッツを投入したが特になにも起こらず、試合はそのまま1-5で終了、前節とは真逆の完敗となった。
戦評
序盤からほぼ一方的に押しこまれ、なんとか前半途中までは耐えていたもののPKをきっかけに決壊、前半ATに2点を追加される惨状で0-4で前半を終え、後半1点を返したもののすぐに1点を追加され万事休す。
シュート数7-18、CK2-6、ポゼッション34-66とほぼワンサイドゲーム。そもそもシュートが7本もあったかどうか思い出せない。
ハーフポジションでボールを受けられたとかまあいろいろあるが、前節も決して内容がよかったわけではなく、やや行き詰まりを感じる。ハイプレスを受けて窮屈ななかでチャレンジするため攻撃の精度が低くボールロストが多い。
なにを優先して取り組むかということなのかもしれないが、要求に対して技量がともなわないというか、ポランスキ監督のやり方もバレてきて対策され始めているようにも思える。それをいなして行けるだけの連動性、自動性がまだない。
ここを乗り越えなければ先はないが、シーズン後半に入り対戦が2巡目となるなかでどこまで敵の対策をうわまわる速度で成長できるか、クラブとしての地力が試される局面だ。クラインディーンスト、ハックの復帰が遅れているのも厳しい。
これでシーズン前半を終了、17試合を終えて5勝8敗4分となり勝ち点は19(1試合あたり1.12)で順位は10位と変わらず。シーズン序盤の危機的状況から、順位はなんとか回復したもののまだまだ楽観できる状況ではない。
チームとして上積みはできているものの結果も併せて見る限り一進一退。シーズン後半の踏ん張りに期待するしかない。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「この点差も含め、ホッフェンハイムにとっては完全に正当な勝利だった。ファンは圧倒的に素晴らしかったが、我々自身はそれとは対照的に非常に悪い試合をしてしまった。この試合が極めて激しい展開になることは分かっていた。だからこそ、布陣や人選の変更によって、より強いデュエル対応力と守備的な意識をピッチにもたらし、同時に素早く切り替えられるようになるはずだと確信していた。しかしそのためには、守備をより良く行うと同時に、全体としてもっと質の高いサッカーをしなければならなかった。グラードバッハの持ち味とされるものは、この夜はあまりにも見られなかった。最も良かったのは我々のファンだった。そしてもう一つは、土曜日にすぐ次の試合があり、そこで別のクオリティをもって応えることができるという事実だ」
緑のセカンドユニだったのはうれしかった。
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ブンデスリーガ
2026年01月12日 16:39
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【ブンデスリーガ第16節】グラードバッハ 4-0 アウグスブルク
■ 2026年1月11日(日) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
ウィンターブレイク明け、2026年の初戦である。年末を2連敗で終え、ブレイク中に行ったハノーファーとのトレーニングマッチにも0-3で負けたようだがここからは勝ち点を落とせない。なんとかトップハーフでシーズン前半を終えたいところ。
オノラが先発に復帰、一方でハック、クラインディーンスト、エングムは引き続き離脱となった。ブレイク中に獲得した高井はベンチ入り。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー ライツ エンゲルハート ノイハウス ネッツ
オノラ タバコヴィッチ
前半
立ち上がりはグラードバッハがボールを保持、敵陣で攻勢に出る。8分、左サイドを縦に抜けたオノラが中央のネッツに横パスし、ネッツが落としたボールをゴール前のスカリーがシュート。これはDFにブロックされたが、こぼれ球をスカリーが自ら押しこんでゴール、1-0と早い時間帯に先制した。
10分には右サイドのオノラからのクロスに中央でノイハウスが合わせたがDFに当たってゴール右にはずれる。このあたりからようやくアウグスブルクが覚醒、前線からの積極的なプレスをかけ始め、試合は次第に拮抗した戦いに。
しかし19分、グラードバッハのカウンターでノイハウスのエリア内でのパスに敵DFが腕で触れてしまいPKを得る。いただきものであったが、20分、ディクスがこれを思いきりよく決めて2-0とリードを広げる。アウグスブルクが前に出始めたタイミングでの追加点は大きかった。
その後はアウグスブルクがボールを保持しグラードバッハ陣内で攻撃をしかける時間帯となる。グラードバッハは2点リードを背景にムリをせず、自陣ではブロックを形成して防衛戦に。敵のプレー精度の甘さもあり決定機はほぼ作らせない。
すると36分、ネッツの右CKに中央のタバコヴィッチが頭で合わせてゴール、3-0とかなり決定的な追加点を得る。タバコヴィッチがマーカーを押したようにも見えゴールチェックはやや時間がかかったがゴールは認められた。敵DFが自分でコケたという判断か。
前半はそのまま3-0で終了。リードしたあとはアウグスブルクに攻撃権を譲ったが、セットプレーで追加点を得て危なげなく前半をクローズした。後半のゲームマネジメントが問われる。
後半
後半に入っても立ち上がりからアウグスブルクが積極的に前に出る。しかし61分、右サイドでスカリーからパスを受けたオノラがクロスを入れると、タバコヴィッチが中央でヘディング、これがGKを越えてゴールに入り4-0に。試合をほぼ決めた。
62分、オノラに代えてモーヤを投入、モーヤはそのまま前線へ。71分、ノイハウスのスルーパスに抜けだしたタバコヴィッチが敵GKと一対一になり、ワンステップかわして流しこもうとしたがかわしきれずGKに当ててしまう。ハットトリックが見えていたが残念。
72分、ノイハウス、タバコヴィッチ、ザンダーに代えてカストロプ、町野、高井を投入。高井は加入初戦でデビューとなった。試合は終盤へ。すでに大勢は決しているなか、互いにリスクアペタイトが落ちどうやって試合をクローズするかに関心が移る。
85分、スカリーに代えてレイナを投入、カストロプが右WBに落ちレイナは前に。完封したいグラードバッハに対して、一矢報いたいアウグスブルクという終盤になる。見せ場も減り半ば淡々と試合は終了、グラードバッハが4-0と快勝で2026年をスタートした。
戦評
立ち上がりにコンビネーションから先制。すかさずPKで加点して主導権を握った。その後はアウグスブルクの反撃を受ける流れとなったが手堅い守備で自由を与えず、前半終了間際、後半立ち上がりにも追加点を挙げて効率よく勝ちきった。
シュート数12-17、CK2-2、ポゼッション52-48と、反撃を受けた時間が長かった分、数字はアウグスブルク寄りに出ているが、試合そのもののは終始グラードバッハがコントロールし無失点で試合を終えることができた。
早い時間帯にリードしたこともあって受けにまわる時間が逆に増え、内容的には前で勝負できるシーンが少なく攻撃面での上積みが見えにくい試合になってしまった。一方で自陣での守備は危ういところもあったもののしっかり固めて自由を与えなかった。
ただ、効果的に加点できたので勝ちきれたが、自陣では奪ったボールをつなげないシーン、前プレを受けてひやりとするシーンなどが散見され、必ずしもねらったとおりの試合展開ではなかったし、課題も多く残った。敵に助けられた部分もかなりあった。
オノラのクロスとタバコヴィッチの頭である程度計算できるのは大きく、タバコヴィッチにしてもクラインディーンストにしても重要なのはクロッサーとしてのオノラの存在だということがわかる試合。この試合でも仕事をした。
高井は移籍初戦で出場機会を得た。チームのなかで求められる動きはしっかり理解できていることがうかがわれ、3バックの一角として出場できる適性はアピールできたのではないか。一方でボールロストもあり、キアロディア、フリードリヒとの競争になるか。
これで16試合を終え5勝7敗4分で勝ち点を19(1試合あたり1.19)に伸ばし、順位を暫定ながら10位に上げた。イングリッシュウィークとなる週央のホフェンハイム戦でシーズンの折り返しとなるが、せめて勝ち点を20台に乗せてシーズン前半を終わりたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「我々はまさにこのような形で新年をスタートさせたかった。非常に強い圧力をかけ、相手ペナルティエリア内で多くのアクションを起こし、それをうまく生かすことができた。特に前半は、エネルギーに満ちたプレーができていた。とりわけ前から守備をすること、すなわち、勇気をもって前に出て行き、相手にロングボールを蹴らせ、多くの球際の勝負に引き込むという点を、我々はしっかりと実行できた。前半には一時的に、かつての悪いパターンに戻ってしまう短い時間帯もあった。しかし後半には、改めて非常に堅実なパフォーマンスを示した」
クラインディーンストはいったいいつ帰ってくるのかなあ。
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ブンデスリーガ
2025年12月21日 13:19
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【ブンデスリーガ第15節】BVB 2-0 グラードバッハ
■ 2025年12月19日(金) 20:30キックオフ
■ Signal-Iduna-Park (Dortmund)
土曜日にDAZNの見逃し配信を見た。前節ヴォルフスブルクに完敗、年内最後となるこの試合ではアウェイとはいえ最低限勝ち点を持ち帰りたい。
ノイハウスがコンディション不良から、スカリーが出場停止からそれぞれ先発に復帰、一方でカストロプが体調不良でメンバー外となり、町野はベンチスタートに。クラインディーンスト、ハック、エングム、オノラらはひきつづきメンバー外に。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー エンゲルハート ネッツ
ライツ レイナ ノイハウス
タバコヴィッチ
前半
前節ほどではないがこの試合でも立ち上がりからBVBの攻撃に押されて自陣での守備を強いられる。ボールを握られ、カットしたボールもつなげず自陣から脱出することができない苦しい序盤となる。
10分、左サイドから逆サイドに振られたクロスにファーでのダイレクトボレーを許し失点、0-1といきなりビハインドを背負う。前節が脳裏に浮かびテレビを消しそうになったが大人なのでなんとか踏みとどまる。
その後もBVBが主導権を手ばなさずグラードバッハ陣内を中心に試合が進むが、最後のところはエルヴェディ、ディクスが身体を張り、ニコラスの好セーブもあってなんとかしのぐ。一方で攻撃の手数はまったくといっていいほど出せない時間が続く。
30分過ぎからようやくグラードバッハがBVBのプレスをかいくぐって敵陣まで前進できるようになる。36分には敵陣でたて続けにチャンスをつくるがシュートを打ちきれず。40分にもネッツのクロスをタバコヴィッチが落としレイナが詰めたがDFがブロック。
最後に盛り返したが序盤の失点が効いて0-1で前半を終了。だがビハインドを最小にとどめたことで後半に希望を残した。町野、ラノス、シュテーガーらカードもある。あきらめることなく後半に勝負をかけたい。
後半
前半終盤の流れを引き継いでグラードバッハが攻勢に。BVBはリードを意識してかリスク管理とあわよくばの攻撃のバランスが悪く、グラードバッハがボールを持って敵陣で攻撃をしかける時間が長くなる。
中盤で激しい球際の戦いが頻発、相互にヒートアップするなか、一進一退の攻防となる。BVBの守りも堅く、またグラードバッハも最後のところのアイデアが出せず追いつくことができない。オノラのクロスのような明確な武器が足りない。
65分、レイナに代えてラノスを投入。ラノスはそのままトップ下に。72分、エルヴェディがエリア内で敵FWを倒したがノーホイッスル。リプレイ見る限りかなりヤバかったがおとがめなしに。ゴールの際のオフェンスファウルが見逃された埋め合わせか。
80分、ザンダー、エンゲルハート、ノイハウスにかえてシュテーガー、モーヤ、町野を投入。タバコヴィッチ、町野を2トップに、後ろを4バックにして4-4-2または4-3-3になったか。オープンな展開になるなかでなんとか同点をねらう。
80分、ネッツの落としを受けて左サイドの裏に抜けたモーヤがシュートをはなったが敵GKがセーブ。その後もグラードバッハがリスクを取って終盤の反撃を続ける。一方でBVBは奪ったボールをすばやくつないでカウンターからの追加点をもくろむ。
オープンにボールが往復する展開となるが、6分のATも終わりに近づいた最終盤、自陣でのボールロストから手薄な後ろを突かれ、最後は正面から流しこまれて失点、0-2となってそのまま試合終了。チャンスもあったがしとめきれず連敗となった。
戦評
序盤押しこまれて失点、前節に続いてビハインドからのスタートとなり苦しい試合を強いられた。前半の残り半分過ぎからようやく目がさめ、その後はボールを握って攻撃をしかける時間も長くなったが決めきれず、最後に手土産を差し上げての惜敗となった。
シュート数6-10、CK4-6、ポゼッション43-57とBVB優勢だったことは否めないが、少なくとも後半は五分に打ち合い、BVBにゴールを許さなかった。返すがえすも序盤の失点が悔やまれる試合で、前節に続き試合の入り方に課題を残した。
ポランスキ監督就任後苦労しながらもチームを軌道に乗せ、このところ5戦負けなしと走ってきたが、年内最終の2試合に連敗。星勘定としては痛いが現在地を正確に知るという意味では重要な学びがあったのではないかと思う。
この試合では押しこまれて先行されながらも、目がさめてからの戦い方は悪くなく、BVBのプレスをかいくぐって何度もチャンスをつくった。決めきれなかったのは最後のところの選択肢が乏しいからで、勇気をもって自陣から組み立てることはできていた。
想定外にバタついたシーズン前半戦となったが、反セオアネ論者の僕としては結果としてポランスキへの政権移行ができたことはポジティブ。ウィンターブレイク中の戦術整理、落としこみ、離脱選手の復帰に期待したい。
年内の15試合を終えて4勝7敗4分、勝ち点16(1試合あたり1.07)で12位となりブレイクに入る。ここに来ての2連敗で勝ち点を伸ばしきれなかったが、この遅れは2026年に取り戻せるようしっかり初詣で言いこんでおきたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「私の目にはこの結果は完全に妥当なものだとは見えない。なぜなら、我々は75分間にわたって良い試合をしていたからだ。試合の流れの中で内容は着実に向上しており、最終的には勝ち点1を得るに値したはずだ。残念ながら、15分以降に示したものに対して、自分たちに報いることができなかった。相手のペナルティエリア内では、決定力が十分ではなかった。前線でのプレーが部分的にあまりにも工夫に欠け、何度もボールを運んでゴールに入れようとしていたが、ブンデスリーガではそれが成功することは稀だ。そこでは、もっとゴールへの直線的な姿勢と迫力が欲しかった」
手数をかけすぎと言いたいのかな。
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ブンデスリーガ
2025年12月20日 15:35
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【ブンデスリーガ第14節】グラードバッハ 1-3 ヴォルフスブルク
■ 2025年12月14日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
台湾に旅行しているさなかの試合だったので帰国してから空いた時間に前半と後半に分けて見た。
リーグ戦5試合負けなし(4勝1分)と好調ではあるが、まだ開幕出遅れの借金は返しきれておらず、ケガ人の復帰も思いどおりには行っていない。年内この試合を合わせて残り2試合、なんとか勝ち点をあと少し上積みしてウィンターブレイクに入りたい。
スカリーが警告累積で出場停止となり、代わってザンダーが先発に復帰したがそれ以外は前節と同じ布陣。一方でクラインディーンスト、オノラ、ハック、エングムらはいずれもメンバー外に。ヘアマン、モーヤらの若手がベンチを埋めた。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
カストロプ ライツ エンゲルハート ネッツ
町野 タバコヴィッチ レイナ
前半
立ち上がりからヴォルフスブルクの猛攻を受けて自陣での防衛戦を強いられる。早くも4分、自陣で奪われたボールから失点、0-1と先制を許す。その後もヴォルフスブルクが一方的に押しこむ展開となり苦しい時間が続く。
それでも22分、レイナのクロスに中央で競ったタバコヴィッチが頭で決めたかと思ったが、実際には敵DFに当たっていた、いずれにしてもゴールに変わりはなく、なんとか1-1の同点に追いつき試合を振り出しに戻した。
しかし30分、左サイドからのクロスをエルヴェディがクリアしきれず、こぼれ球を押しこまれて失点、1-2と再びリードを許した。さらに34分、ディクスのミスパスを拾われ失点、1-3となって頭のなかでチーンと音がした。
その後もほぼいいところがないまま、1-3と2点のビハインドを背負ってハーフタイムに。後半どう立て直すか。ベンチのメンバーも限られており、ヴォルフスブルクの充電が切れたところで盛り返すくらいしか思いつかない。
後半
後半に入るとヴォルフスブルクがややリスク管理に重心を移したか、グラードバッハがボールを持つ時間が増えるが、ゴール前は堅く簡単には崩せない。55分、ライツがミドルでねらうがGKにセーブされた。
57分、カストロプとレイナに代えてラノスとモーヤを投入。モーヤはブンデスリーガレビューとなる。ラノスは右、モーヤは左のウィングに入り、町野が一列さがったか、あるいは前線の並びを整理し直したか、動きのなかではよくわからず。
64分、ニコラスのパントをカットされ、左サイドからのクロスに中央で合わされてゴールにけりこまれる。1-4かと思われたがゴールチェックの結果オフサイドとの判定で失点は免れた。ゴールならほぼ試合終了だった。
72分、ネッツと町野に代えてウルリヒとシュテーガーを投入。直後の71分、ザンダーからのクロスにラノスが頭で合わせたシュートは敵GKがセーブしたが、こぼれ球をタバコヴィッチが押しこみボールはゴールに。ようやく1点を返したかと思ったがこれもゴールチェックの結果オフサイドの判定となりノーゴール。これでイケる、と一瞬思った分ショック大きい。
79分にはタバコヴィッチがシュートをはなったが惜しくもポストを直撃。終盤はグラードバッハのパワープレーをヴォルフスブルクがしのぐかっこうとなったが決めきれず、結局1-3のまま試合終了、ホームで完敗を喫した。
戦評
一方的に押しこまれて立ち上がりに失点、一度は追いついたが前半に2点差をつけられて苦しい展開となった。後半はボールを保持して攻撃をしかけたが敵の守備も堅く、ヴォルフスブルクの遠い背中を追って走る試合となってしまった。
シュート数14-11、CK6-3、ポゼッション58-42と数字だけ見れば優位のようにも見えるが、数字が改善したのは後半2点差を追うためにボールを握って攻撃をしかけたからで、試合の流れはヴォルフスブルクに完全に持って行かれた。
やりたいことは似ていたと思うが、ヴォルフスブルクの方がやるべきことがより整理されて共有されており、その手順が忠実に実行されていた。プレッシングが組織だっており、奪ったボールの運びかたも徹底されていて、モラルも高かった。
一方のグラードバッハは遅らせに行くものの奪いきるアクションが取れず、自陣での勝負を強いられて前に出られなかった。後半はヴォルフスブルクがやや引いたためボールを持てたが、流れのきた時間帯に決めきれず、チャンスの女神はあっさり去って行った。
唯一のゴールもオウンゴールであり、得点力が落ちているのは顕著。オノラがいなくなったことで前へのしかけがほぼできず、攻撃は再現性の乏しい単発のみ。モーヤは希望を感じさせたが、一人で流れを変えるにはまだまだ。
調子よく走ってきたが、できていることとたまたまできたことの整理が必要な時期に来ている感があり、そのギャップが出た試合となった。次節もメンバー的にはおそらくこれで乗りきるしかなく、ウィンターブレイクでポランスキ監督のスタイルをしっかり落としこみたい。
これで14試合を終えて4勝6敗4分となり勝ち点16(1試合あたり1.14)で順位は11位。星勘定をまずは五分に、1試合あたりの勝ち点もまずは1.50に戻したいがそれがなかなかしんどい。次節丁寧に戦いたい。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「もちろんがっかりだ。敗戦そのものについてもそうだが、とりわけ前半の出来には失望している。まったく球際で戦えていなかった。早い時間帯の失点は明らかなダメージとなる一撃で、本来あってはならないものだ。ほとんど何もないところから同点ゴールを決めたときには、チームが一気に目を覚ましてくれることを期待した。しかしその後、2点目、3点目の失点をほとんど自分たちで与えてしまった。ブンデスリーガでは決して許されないことだ。後半は流れを引き戻そうとしたが、ヴォルフスブルクは非常にクレバーに試合を運び、1、2度のカウンターでは4点目を取られなかったのは運が良かったと言える。同時に、ポスト直撃のシュートなど、多少の不運もあった。だが、この敗戦の責任は完全に自分たちにあり、その現実を受け入れなければならない」
アナウンサーがプレーに関係ないときも町野町野と連呼していてうるさかった。あと「Mohya」は「モヒヤ」なのか。ドイツ人はきっと「モーヤ」と呼んでそうに思うけど。
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ブンデスリーガ
2025年12月02日 22:10
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【ブンデスリーガ第12節】グラードバッハ 0-0 ライプツィヒ
■ 2025年11月28日(金) 20:30キックオフ
■ Borussia-Park
里帰りしていたので実家でiPhoneの画面で見逃し配信を見た。画面ちっちゃかった。ポランスキ監督のもとでリーグ戦3連勝中だが今節は2位のライプツィヒをホームに迎える。厳しい戦いが見こまれるがここで真価を示したい。布陣は前節と同じ。
布陣
ニコラス
スカリー エルヴェディ ディクス ネッツ
カストロプ ライツ エンゲルハート ノイハウス
オノラ タバコヴィッチ
前半
グラードバッハは自陣で固いブロックを形成、ボール奪取から素早い切りかえで一気に攻め上がるプラン。意図ははっきりしているものの、切りかえ後の組み立てを焦るあまりパスがずれて攻撃を完遂できない。
18分、エリア手前でパスを受けたノイハウスが持ち上がったがエリアにはいったところでドリブルが長くなり、ここに走りこんだカストロプとかぶってしまい打ちきれず。ボールは敵GKに難なくセーブされた。
ライプツィヒもボールは握るもののグラードバッハの守備が堅く、決定機は多くない。拮抗した展開となりゴール前での見せ場は少ないままスコアレスで前半を終えた。守れてはいるがゴールが遠い。クラインディーンスト、ハックをいつ投入するか。
後半
開始早々の47分、ノイハウスからのパスを中央で受けたライツが右前線にパスを送ると、これを追ってオノラがエリアに入り右足でボールをゴールに流しこんだ。しかしVARによる検証の結果オノラのつま先がわずかにオフサイドとの判定になりゴールは認められず。
53分にはライツのFKをタバコヴィッチが頭で伸ばし、ディクスが競ったが打ちきれず、オフサイドに。57分にはCKにディクスが頭で合わせたが敵DFにクリアされる。この時間帯に立て続けにチャンスを迎えたが決めきれず。
その後はライプツィヒの攻撃を自陣で受ける展開に。中央をしっかり締め、ポゼッションは譲ったがゴールは許さない。73分、タバコヴィッチとノイハウスに代えて町野とレイナを投入。町野はそのまま前線に入った。
74分、町野がエリア内でカストロプからパスを受けたところを後ろから倒される。一度はPKと判定されたがVARが介入、敵DFはボールにプレーしているようにも見え正直微妙。OFRの結果、ファウルは取り消されPKは与えられなかった。
83分、カストロプがモモ裏を押さえて続行不能をアピール、代わってフリードリヒが入り、スカリーを一列押し出したか3バックに移行したか。90分、オノラに代えてクラインディーンストを投入。勝負をかけに行くが7分のATもゴールはなく0-0で引き分けた。
戦評
トランジションからの速攻をねらったが前半は奏功せず。後半立ちあがりにワンチャンから先制したかと思われたがギリギリのオフサイドで認められず、その後のチャンスも決めきれなかった。終盤のPKもVARの結果認められず、結局スコアレスドローに。
シュート数7-20、CK5-6、ポゼッション42-58とライプツィヒ優位は動かず、守備に追われる時間も長かったが、最後まで集中した守備で完封、ワンチャン決められていれば勝機もあった。ホームでの引き分けに満足はできないが、上位相手に善戦はした。
これでリーグ戦4試合負けなし、上位との対戦でも土はつかず、勝ち点を積み上げて次に進めるのは大きい。結果が出ていることでやっていることへの自信が生まれ、確信をもってプレーできている。好循環が生まれつつある。
攻め急いでボールを失うことも少なからずあり、雑な前線へのボールも散見されたが、少ないタッチで矢印を前にという基本的な意識は共有できている。ライツ、オノラがエンジンとなり、ノイハウスも加えて前への動きがつくれている。
ここからポカールでのザンクト・パウリ戦をはさんで年内はマインツ(A)、ヴォルフスブルク(H)、BVB(A)と3試合を戦う。ポカールでの勝ち上がり、リーグ戦で最低でも勝ち点6の積み上げを期待したい。
これで12試合を終えて3勝5敗4分、勝ち点13(1試合あたり1.08)で順位は12位と変わらず。まずは1試合あたりの勝ち点1.50を目標に、出遅れをキャッチアップしなければならない。まだまだ危機が去ったとは言い難く、ここで緩まないことが重要だ。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「ライプツィヒ戦の勝ち点1はよろこんでいただく。もちろん試合には勝ちたかったが、相手が現在2位のチームであることを考えれば、パフォーマンスも、そして私たちの戦いぶりも、間違いなく満足できるものだった。守備では相手にほとんど何もさせなかった。ボールを持った局面では、時間帯によっては良いプレーができていたが、しばしば正しいポジションを取れない場面もあった。終盤にはライプツィヒが再び圧力を強め、ポスト直撃の場面では運にも助けられた。しかし、それも選手たちが非常にハードワークをしてきたことで得た幸運だと思う」
VARがなければ勝ってた。
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ブンデスリーガ
2025年11月23日 16:20
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【ブンデスリーガ第11節】ハイデンハイム 0-3 グラードバッハ
■ 2025年11月22日(土) 15:30キックオフ
■ Voith-Arena (Heidenheim)
DAZNでリアタイ観戦。インターナショナルをはさんで2週間ぶりのリーグ戦だが、この間にオイゲン・ポランスキが暫定監督から正式に監督に就任。リーグ戦2連勝、公式戦3連勝と好調だが、序盤のつまずきが響いて状況は引き続き厳しい。勝ち点が必要だ。
前節負傷退場したザンダーが不在となり、代わって出場停止明けのカストロプが先発した。またネッツが先発しウルリヒがベンチスタート。さらにはクラインディーンスト、ハックがようやくベンチ入りした。町野もベンチから。
布陣
ニコラス
スカリー エルヴェディ ディクス
カストロプ エンゲルハート ネッツ
ライツ オノラ ノイハウス
タバコヴィッチ
前半
まずは慎重な立ち上がり。互いにボールを動かしながら出方をうかがい試合のペースをつくろうとする。8分、深いところでボールを確保したオノラの戻しのパスに走りこんだエンゲルハートがダイレクトで合わせたがシュートはバーの上に。
17分にはカストロプが深いところからエリアに入り、戻したボールにタバコヴィッチがダイレクトで合わせたがシュートは惜しくもバーに嫌われ、こぼれ球にライツが詰めたがこれもDFにブロックされる。絶好機だったが決めきれず。
その後は交互に攻撃をしかける一進一退の攻防に。グラードバッハの方が優勢に見えるがハイデンハイムの攻撃のマズさに救われるシーンもあり、予断は許さない。グラードバッハも決定機はつくれずにいる。
45分、CKの際の場所取りでエルヴェディが敵DFに倒されたとしてPKを得る。敵DFがエルヴェディを抱えこみユニも引っ張っていたのでファウルの判定は妥当だが、よくあることとして見逃されることも多い程度のプレーでややラッキーか。
45+1分、ディクスがこれをゴール左隅に決めてグラードバッハが1-0と先制する。ディクスのPKは躊躇なくけるので気持ちいいし結局これがいちばん決まるのではないか。そのまま前半を終了。リードを奪ってハーフタイムに入れたのは大きい。
後半
後半の立ち上がりはハイデンハイムがネジを巻きなおして圧を高めてくる。55分には自陣エリア内でディクスが敵FWを倒すプレーがあり、前半のPKとのバランスからも厳しい感じかと思われたが笛は鳴らずVARも介入せず。
その直後、カストロプからのパスをライツがヒールで中央に落とすと、タバコヴィッチがゴール至近からけりこんで2-0に。グラードバッハが後半最初のいい時間帯に追加点を得る。試合の流れが大きくグラードバッハに傾いた。
68分、ノイハウスが左からカットインしてエリア外からミドルシュートをはなったが惜しくも右ポストを直撃、ボールは外にはじかれた。決まっていればほぼセーフティリードになっていた。グラードバッハが主導権を握っている。
73分、タバコヴィッチとノイハウスに代えて町野とレイナを投入。町野はトップ、レイナは左のインサイドハーフに入ったか。
すると直後の76分、ライツがエリア中央に入れたボールをオノラが裏に落とし、ここに突っこんだ町野が飛び出したGKより一瞬早くボールをつついてゴールに流しこみ追加点。3-0とリードを広げ事実上試合を決める。町野は今季2点め。
82分、オノラ、エンゲルハートに代えてハックとシュテーガーを投入。おそらくシュテーガーとライツがボランチ、右にカストロプ、左にレイナを配した4-4-2になったのではないかと思う。トップは町野とハック。
グラードバッハは3点差を背景に試合をコントロール、90+1分にはカストロプに代えクラインディーンストを投入(ハックがSHに落ちたか)して試合勘を戻させる余裕も見せ、クリーンシートでリーグ戦3連勝となった。
戦評
前半はチャンスを決めきれず一進一退の攻防となったが、終了間際にPKを得てリードを奪うと、後半開始早々に追加点、終盤にもダメ押しと効果的に加点、主導権を手ばなすことなく勝ちきった。
シュート数16-7、CK5-4、ポゼッション51-49と、ボールは交互に持ち合ったがフィニッシュまでもちこめていたのはグラードバッハだった。最下位のハイデンハイムの精度の甘さに助けられた部分もあったが、苦労しながら先制した後は危なげなかった。
ザンダーを失いながらもしっかり後ろを固めることができたので、そこをベースに攻撃を組み立てられた。ボールを持つ局面よりは奪ったボールから切りかえで前に出る攻撃の方がチャンスになっていたように見えた。ここ3試合で10ゴールは素直に喜べる。
臆せずボールを受け前につけて行くチャレンジができていて、もちろんそこからボールを失うこともあるが、ネガトラもしっかり組織だっているので最終的に無失点で試合を終えることができた。つながればオノラとタバコヴィッチだけでもチャンスはつくれる。
要になるノイハウスが、冷遇されたセオアネ時代とは違って存在感を見せ、緩急をコントロールしながらボールを出して行くことで前線を動かしているのが頼もしい。欲をいうならカウンターをしっかりやりきる精度はもう少し上げてほしい。
とはいえ足もとの好調は対戦相手の精度に救われている面があるのも確かで、上位相手では見逃してもらえない詰めの甘さもまだまだ残っている。年内、まだ次節のライプツィヒ、今年最終戦のBVBなどとの対戦を残しており、このヤマを越せないと成長はない。
ここまで11試合を終えて3勝5敗3分で勝ち点12。1試合あたりでは1.09とようやく1を超えた。3連勝でなんとかひと息ついたものの、真価を問われるのはこれから。コマもそろいつつあり、年内に勝率5割に戻したいがどこまで積み上げられるか。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「結果にも、そして私たちの戦い方にもとても満足している。前半は、予想していたとおりむずかしい展開で、チャンスもほとんどなかった。後半は試合をコントロールし、支配することができた。前に向かって良い攻撃ができ、守備でもほとんど何も許さなかった。この難しいアウェイゲームで、チームが見せた集中したパフォーマンスには総じてとても満足している」
白のファーストユニだった。
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ブンデスリーガ
2025年11月12日 22:06
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【ブンデスリーガ第10節】グラードバッハ 3-1 ケルン
■ 2025年11月8日(土) 18:30キックオフ
■ Borussia-Park
日曜日は朝から所用あったため、夜、家に帰ってからDAZNの見逃し配信で見た。前節、今季リーグ戦初勝利を挙げ、公式戦2連勝とようやくチームがかみ合い始めた。このタイミングでのケルンとのホームゲーム、勝ってインターナショナルのブレイクに入りたい。
先発は前節と同じ。オムリンがメンバーを外れカルドーゾ・ペレイラがベンチ入り。町野はベンチ・スタートに。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー エンゲルハート ウルリヒ
ライツ ノイハウス
オノラ タバコヴィッチ
前半
ボールを保持するケルンに対しグラードバッハはボール奪取からカウンターをねらう展開に。低い位置からでもタバコヴィッチに当ててセカンドを拾い、オノラが持ち上がってクロスからタバコヴィッチに合わせる意図がはっきりしている。
16分、ザンダーのクロスに中央でタバコヴィッチが合わせる。シュートはヒットしなかったがボールはクリティカルなところに飛び敵GKがセーブ。互いに最後のところはしっかり締めており失点は許さない。ケルンがやや優位ながら拮抗した攻防となる。
43分、オノラが敵エリア内でDFに倒されるが笛は鳴らずプレー・オン。VARが介入し、OFRの結果、敵DFがオノラを抱えこんで倒したとの判定となりPKを得る。リプレイを見ても妥当な判断。45+2分、タバコヴィッチがこのPKをけったがGKにセーブされた。コースがやや甘かったか。読まれた。
しかし直後のCKから後ろにこぼれたボールをザンダーがボレーでネットに突き刺しゴール。グラードバッハが前半ATに先制し1-0となったところでハーフタイム。PK失敗で終わらなくてよかった。後半は主導権を握りたい。
後半
しかし後半も一進一退の攻防に。52分、アウェイ側の客席で盛大に発煙筒が焚かれ、その煙がピッチ上に充満して試合が一時中断。迷惑だがうちのサポも結構発煙筒ではやらかしてるからな。54分、煙が少し晴れたところで試合再開。
リードを得たグラードバッハはポゼッションをケルンに譲りながら奪ったボールから早い切りかえでケルンゴールをねらう。59分、敵エリア内の密集のシーンでまたしてもVARが介入、敵DFの手にボールが当たった可能性が検証される。
OFRの結果、ハンドが認められ再びPKを得る。これもリプレイを見る限り妥当な判定だと思う。61分、これをディクスが冷静に決めて2-0に。さっきのヤツもディクスにけってもらえばよかった。
63分、ザンダーに代えてフリードリヒを投入。なにかトラブルか。ザンダーが効いていただけに残念だが大きな負傷でないことを祈りたい。
64分、ボールを奪ったオノラが右サイドを持ち上がり、中央にラストパスを流しこむと、並走したタバコヴィッチがきれいに合わせてゴール。3-0とリードを広げ試合の趨勢を決める。タバコヴィッチはPK失敗のイヤな感じを払拭した。
74分、敵FWがエリア内で倒れる。これに対してディクスがその上にかがみこむようにしてなにごとか罵倒した様子で双方入り乱れての乱闘状態になる。ディスクは敵FWとともに警告を受ける。不要なカードだった。
75分、ノイハウスとオノラに代えてレイナと町野を投入。90+1分、ウルリヒがエリア内で敵FWを倒してしまいこれがファウルと判定されてPKを与える。90+2分、これを決められ3-1と1点を返される。そこまでのファウルかとも思ったが印象が悪かったか。
煙中断もあったため11分のATとなる。90+6分、ライツに代えてフラウロを投入。ケルンはパワープレー気味に前線に圧をかけてくるがグラードバッハは割りきってボールをクリア。長く感じられたが13分以上に及んだATもなんとかしのぎきり、リーグ戦連勝となった。
戦評
前半は拮抗した展開からカウンターでゴールをねらったが奏功せず。ようやく終了間際に得たPKは外したものの直後にゴール、リードしてハーフタイムに。後半はPK、カウンターとたて続けに追加点を奪って流れを決め、終盤に1点を返されたものの勝ちきった。
シュート数9-19、CK2-6、ポゼッション36-64と数字的にはケルンが上回ったが、苦労しながらも先制したことで試合自体の主導権を握った。オノラの存在感が大きく、タバコヴィッチを活かしてチャンスを演出した。
両サイドが落ちての実質5バックでボールをからめ取り、早い切りかえからの押し上げという意図がはっきりしてきた試合。考え方自体はセオアネ監督のころと大きく変わったわけではないが、選手のコミットはグッと上がったように見える。
特に局面での強度は確実に上がっており、それがようやく結果につながり始めたことでいいサイクルに入って行けばいい。インターナショナルで次戦まで2週間の間隔があり、この間にクラインディーンストはじめ離脱者が徐々にフィットしてくれば層も厚くなる。
バイエルンに負けたとはいえ前半無失点の善戦、その後公式戦3連勝で流れはよくなっており、ポランスキの正式監督就任にはサポも概ね異議はないだろう。シュレーダーSDがこれをどう評価するかだが、ここまで見た以上はこの結果は無視できない。
僕としてはポランスキにチームを任せ、離脱者の復帰で選択肢を増やしつつまずは出遅れの挽回を図りたい。この2週間の、代表で離脱する選手もあるなかで、中断後に向けたチームづくりの動きは一気に加速するはず。目がはなせない。
これで開幕以来の成績は10試合を終えて2勝5敗3分、勝ち点9(1試合あたり0.90)で12位となった。まだなにかを言える段階ではないが、スタートダッシュに失敗した重荷を少しずつ降ろして行きたい。この機会を捉えないと先がなくなる。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「選手たちは本当によくやってくれた。ダービーでの勝利は彼らにとっても、私自身にとっても本当に嬉しいものだ。私たちは非常に良いコンパクトさでフットボールができた。どの選手も必要な距離をしっかり走っており、その結果として多くのボール奪取ができ、自陣のゴールも見事に守れている。さらに、繰り返しとても良いカウンターチャンスも作り出せている。良い土台を築けたし、今はとても良い流れに乗っている。この流れを代表戦明けにも続けて行きたい」
町野は11月の代表戦に招集された。
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ブンデスリーガ
2025年11月08日 13:12
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【ブンデスリーガ第9節】ザンクト・パウリ 0-4 グラードバッハ
■ 2025年11月1日(土) 15:30キックオフ
■ Millerntor-Stadion (Hamburg)
夏時間が終わったので日本とドイツの時差は8時間に戻った。土曜日の夜の試合だったが翌日にちょっと所用があったためリアタイをあきらめて日曜日にDAZNの見逃し配信を見た。録画しなくてもいつでも見られるのはほんとうにありがたい。
バイエルンに負けたとはいえ善戦、ポカールでは格下相手とはいえポランスキ監督の下で公式戦初勝利、その勢いでリーグ戦でもそろそろ勝ちがほしい。流れは悪くなくポランスキ監督のやりたいことも形になり始めている。大事な一戦になる。
ポカールからはネッツ、町野、シュテーガーに代えてスカリー、ウルリヒ、ノイハウスが先発。オノラを一列前に押し出した格好になる。パウリも5連敗中で神経質な試合になることが予想される。
布陣
ニコラス
ザンダー エルヴェディ ディクス
スカリー ライツ エンゲルハート ウルリヒ
オノラ タバコヴィッチ ノイハウス
前半
互いにリスクを嫌った慎重な立ち上がり。様子をさぐり合うが本格的な打ち合いにまでは至らない。しかし15分、敵GKが自陣の味方に出そうとしたパスをノイハウスがカット、裏に落とすとこれを追ったタバコヴィッチが流しこんでゴール。グラードバッハがなにもないところから1-0と先制する。オフサイドの可能性がVARで検証されたがゴールは認められた。
その後は追う立場になったパウリがボールを握って攻撃をしかける流れに。グラードバッハは自陣で守備にまわる時間が長いが、守備は堅くパウリにスペースを与えず、ニコラスの好セーブもあってゴールは死守する。
27分にはニコラスからのロングフィードを追ったスカリーが裏に抜け、敵DFと競りながらシュートをはなったが惜しくも左ポストを直撃。すると40分、左サイドでウルリヒから裏へのパスを受けたオノラが中央にクロスを流しこむと、フリーのタバコヴィッチが難なくこれをワンタッチで押しこんでゴール。2-0とリードを広げる。
前半はそのまま2-0で終了。ポゼッションはパウリに譲ったがいい時間帯に先制、追加点と試合の主導権はグラードバッハが握っているように見える。後半はもう少しボールを持ちたい。
後半
グラードバッハは後半に入ってもリスク管理を優先しながら追加点のチャンスをうかがう。56分、オノラのFKにタバコヴィッチが頭で合わせ枠に飛ばしたが敵GKのセーブに遭う。57分、オノラに代えて町野を投入、オノラは怒っていた。
徐々にオープンになるなか、グラードバッハはその後もカウンターからチャンスをつくる。61分にタバコヴィッチ、70分にはライツ、72分にはエンゲルハートがシュートチャンスを迎えるが決めきれない。
次に試合が動いたのは75分。ノイハウスが右サイドの裏にけったボールを受けたタバコヴィッチが中央にボールを流しこむと町野がこれをダイレクトで押しこみゴール。3-0とリードを広げ試合の大勢を決めた。町野はこれがグラードバッハでの初ゴールに。
78分、ノイハウスとスカリーに代えてレイナとフラウロを投入。すると直後の80分、レイナが裏に落としたボールを受けた町野がカットインしてシュート。これは敵GKにセーブされたが、高く上がったボールの落ちぎわをフラウロがダイレクトで叩きこみゴール。4-0となり試合を決めた。
84分、タバコヴィッチとライツに代えてウルビヒとシュテーガーを投入。そのまま危なげなく試合をクローズし、4-0で開幕9試合めでようやくリーグ戦今季初勝利を挙げることができた。長かった。
戦評
五分の立ち上がりだったが早い時間帯に先制すると、その後はパウリの反撃を受けながらも手堅くゴールを守り、前半終了間際に追加点を奪う理想的な展開。後半もカウンターから再三チャンスをつくり、終盤に2点を追加して勝ちきった。
シュート数15-16、CK1-8、ポゼッション44-56とボールを握られ、攻めこまれる時間も長かったが、ゴールが先行したので焦ることなく試合を進めることができた。試合自体の主導権はグラードバッハが握っていたといっていいだろう。
クラインディーンストの復帰がそろそろ視野に入り始めてきたところでタバコヴィッチがトップフォームになってきたのは頼もしい。オノラとの相性もよく、そこに町野も絡めばゴールの期待値は高まる。クラインディーンストだけでなく、ハック、エングムらも復帰すれば前線の層は一気に厚くなる。
ひとつ勝てればこれまでなかなか軌道に乗らなかったものも自信に変わってくるだろう。重要なのは次の試合で、ここで連勝できれば流れが大きく変わる。このタイミングでホームでのケルン戦というのもボルテージを上げるうえではちょうどいい。ケルンを叩いて勝ち点を積み上げたい。
ケルン戦のあとはインターナショナルが入るので2週間のインターバルとなる。ポランスキを正式に監督就任させるか、別の監督を充てるか、ケルン戦がひとつの判断基準になるだろう。その意味でもしっかり勝ちきらなければならない。
この勝利でグラードバッハは16位に浮上。取り返しがつかなくなるギリの瀬戸際でなんとか勝ち点3を取ることができた。連勝できれば中位までは行ける。その先はまた違った戦いになるが、我々はまずそのあたりを現実的に目標にするしかない。まずはひとつタスクを達成したが、真価を問われるのは次の試合だ。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「試合はまさに私たちが思い描いていた通りの展開になった。試合のプランは完全にうまくいった。早い時間に先制点を取ることができ、ジョー・スカリーのポスト直撃の場面などでもう少し早く2点目を決められたかもしれない。90分とアディショナルタイムを通して、非常に良いパフォーマンスだった。守備ではほとんど何も許さず、セットプレーでは常に脅威となり、ボールをよく動かして前線で多くのスペースを見つけられました。何度もシュートチャンスを作り、4得点を挙げた。私は本当に大満足だ」
緑のセカンドユニだった。
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Borussia M'Gladbach
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ブンデスリーガ
2025年11月03日 21:37
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【ブンデスリーガ第8節】グラードバッハ 0-3 バイエルン
■ 2025年10月25日(土) 15:45キックオフ
■ Borussia-Park
バイエルンの選手バスが渋滞で延着、15分遅れてのキックオフとなった。今季まだ勝ててないなかでのバイエルンとの対戦はしんどいが、今できる限りのことをやってどんな結果が出るか見るしかない。
ケガから復帰したオノラはじめ、シュテーガー、ネッツを先発起用、一方でノイハウス、フリードリヒ、スカリーがベンチスタートとなった。カストロプを右SBにおいた4バックに、ライツをアンカーにした4-3-3の布陣で臨む。
布陣
ニコラス
カストロプ エルヴェディ ディクス ネッツ
ザンダー ライツ エンゲルハート
オノラ タバコヴィッチ シュテーガー
前半
予想されたとおり、バイエルンがボールを握りグラードバッハ陣内で試合を進める展開になるが、グラードバッハは低い位置でブロックを形成、ゴール前をしっかり固めてバイエルンにチャンスをつくらせない。専守防衛の序盤となる。
15分、自陣右サイドでカストロプが敵FWにタックル、警告を受ける。このプレーにVARが介入、OFRの結果、足裏が敵FWのスネにガッツリ入っているのが確認され、19分、一発退場に判定が変更される。もともと厳しい試合のうえに一人減って目の前が真っ暗に。
右SBにはオノラが落ちて対応、4-4-1またはザンダーが最終ラインに落ちて5-3-1のような形で自陣を固める。直後の20分、敵GKがエリア外に飛び出してボールを処理した際、手でボールを扱ったようにも見えたがプレー・オン。VARの介入もなかった。
グラードバッハは自陣でコンパクトな守備を崩さず、なんとかスコアレスで前半を終了。後半どうなるかまったく予断を許さないが守る以外にやることはない。攻撃はあるとしても敵失からのワンチャンくらいしか考えられない。
後半
後半に入ってもグラードバッハが懸命にゴール前を固める。63分、タバコヴィッチに代えて町野を投入。しかし直後の64分、敵FWのシュートをエンゲルハートが一度はブロックしたが、これが敵FWの足下に戻り、これをけりこまれて0-1と先制を許す。
さらに69分、ゴール前でスルーパスから裏を取られ失点、0-2とリードを広げられる。先制されてちょっとガックリきているところをねらわれたと思う。一人少ない状況で1点ならまだしも2点差はキツい。
72分、CKの敵エリア内でのポジション取りでディクスが倒される。これにVARが介入、敵のファウルと判定されてPKを得る。75分、シュテーガーがこのPKをけったが左ポストに嫌われる。このプレーでほぼ結果は見えたというべきか。入ってたらいろいろ違ってた。
75分、オノラに代えてスカリー、ネッツに代えウルリヒを投入。両サイドを固めに行ったか、それともフレッシュにしてワンチャンをねらいに行くか。しかし81分、敵FWに左サイドからのカットインを許しコントロールショットを決められる。0-3でほぼ終戦。
84分、シュテーガーとライツに代えてレイナとフラウロを投入。しかし形勢は変わらず、バイエルンのゴールが遠いまま時計が進む。結局試合は0-3で終了。この程度ですんでよかったというべきか。
戦評
カストロプの予想外の退場で守るしかなくなった。もともとそのつもりではあったが、ほぼチャンスをつくれず、前半はそれでもなんとかもちこたえた、後半も途中までがんばったが立て続けに2失点、そのうえPKも失敗し、まあこうなるよねという試合に。
シュート数1-27、PK1-8、ポゼッション17-83と圧倒された。前半スコアレスで終えられたのが逆にすごいが、さすがに最後まではもたなかった。PKが決まっていれば勢いに乗ってイケてたかもしれない。
カストロプはムダに力が入ってしまった。まだ若いので経験としてしっかり今後に生かしてほしい。その後の審議で2試合の出場停止となった。ニコラスがかなり止めてくれたのは大きく、そうでなければ前半で大差がついていたはずだ。
地力の差があり、退場者も出したことから負けたのはまあ仕方がないが、守備を中心に見るべきものはあった。星勘定からは痛い1敗だが、内容的にバイエルン相手にしっかり渡りあって前半無失点に抑えたことは評価されていい。今後に好材料を残した。
これで8試合を終えて0勝5敗3分、勝ち点3(1試合あたり0.38)で最下位に。新しいSDが就任し、ポランスキの下でどこまでやれるかを査定中のようだが、この試合の内容を見れば、次のポカールのKSC戦、アウェイでのパウリ戦と続く試合の結果を待ちたい。
強度、球際の厳しさ、切りかえの速さ、前への意識などは改善しているようにも見え、ポランスキを信用して預けたいが、もう余裕はほとんどなくこれ以上負けが込むと残留のことを考え始めなければならない。
時間がないなかでどういう判断をするか、ケルン戦までがギリギリの猶予期間であり、ポカールを含めた3試合の結果が判断材料になると思う。むずかしいシーズンになったがまだギリ挽回は可能だ。
オイゲン・ポランスキ監督談話
「我々の目標はバイエルンをよくなく見せることだった。ATを合わせて80分以上ひとり少ないなかで戦ったことを考えればそれは全体としてとてもうまく行った。ATを合わせて80分以上ひとり少ないなかで戦ったことを考えれば、しっかりと守備ができた。このパフォーマンスの上に積み上げることは十分できる。負けたことはもちろんハッピーではないが、今日がチームが表現できたことには誇りをもっている。試合を通じての戦い方はたいへんよかった。この後の試合にとても多くのことを学ぶことができた」
いうてまあ負けたんですけどね。
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ブンデスリーガ
2025年10月19日 00:20
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■
【ブンデスリーガ第7節】ウニオン 3-1 グラードバッハ
■ 2025年10月17日(金) 20:30キックオフ
■ Stadion An der Alten Forsterei (Berlin)
土曜日の夜、所用から帰ってDAZNで見逃し配信。そろそろ勝たないといろいろマズい。SDのロランド・ヴィルクスが辞任、ルーヴェン・シュレーダーが後任に就任した。ポランスキのまま走るのか、別の監督を呼ぶのか。判断の大きな材料となる大事な試合。
オノラ、レイナがベンチ入り。一方で代表から戻った町野は長旅を考慮してかメンバー外に。ウルリヒ、ネッツをベンチに置いてディクスを左SBに出す布陣だが実質3バックのようにも見えた。
布陣
ニコラス
スカリー エルヴェディ フリードリヒ ディクス
ザンダー エンゲルハート
ライツ ノイハウス カストロプ
タバコヴィッチ
前半
試合はいきなり動いた。2分、敵のCKに中央でヘディングシュートを決められ失点。0-1と早くも先制を許す。セットプレー守備はいったい練習してるのか。脱力しかない。これではちょっと見ているほうもテンション上げにくいわ。
それでもその後はグラードバッハが少しずつピッチを上げる。直後の4分、ライツからのパスを左サイドでフリーで受けたカストロプがシュートをはなったが惜しくもファーにはずれた。18分にはライツのCKにエンゲルハートが頭で合わせたがDFにブロックされる。
すると26分、敵FWがもちあがってシュート、これはポストに救われたがこぼれ球を押しこまれて再び失点、0-2とリードを広げられる。調子が悪いとこれでもうおなかいっぱい。家にいるのに帰りたくなった。
しかし33分、ライツが放ったシュートを敵DFがブロックしたこぼれ球をエンゲルハートが左寄りのタバコヴィッチにパス。タバコヴィッチがこれをファーに流しこんで1-2と1点を返す。いいシュートだった。オフサイドかとも思われたがゴールは認められた。
グラードバッハはボールを保持し敵陣で反撃を試みるがフィニッシュまではもちこめず。押し気味に試合を進めたが1-2と1点のビハインドを背負ったまま前半を終了。前半のうちに1点差にできたのは大きかったがそもそも失点がもったいない。
後半
立ち上がりはウニオンのペースに。59分にはCKからの流れでタバコヴィッチが後方からのパスを受けてゴールを決めたかに見えたがオフサイド。60分、エンゲルハート、ディクス、カストロプ、ノイハウスに代えてレイナ、ウルリヒ、オノラ、シュテーガーを投入。
オノラは右、レイナが左のウィングに入りライツが一列落ちてボランチに。シュテーガーがトップ下に入った。4枚替えは大胆だがなんとか流れを変えたいとの意図か。オノラ、レイナはポランスキ監督のもとでは初めての起用に。
68分、オノラのクロスが敵GKにクリアされたこぼれ球をライツが拾いゴール前に上げると、タバコヴィッチが敵DFを背負いながら胸トラで浮かし、このボールをターンしながらボレーシュート、しかし惜しくもバーの上にはずれる。
グラードバッハが勢いを取り戻し敵陣で攻撃をしかける流れになるが、フィニッシュのシーンは多くはない。80分、ザンダーに代えてウルビヒを投入。ライツがアンカーになったか。もはやよくわからない。
しかし直後の81分、敵FKをフリードリヒがクリアしたこぼれ球がエリア外の敵FWのもとに。これをダイレクトボレーで決められ1-3と再び2点差に。これで勝負あった感。調子の出てきたタイミングでどつかれた。なぜ敵のシュートは入るのだろう。
残り時間、グラードバッハもあきらめずにしかけたが大きなチャンスはつくれず、結局1-3で完敗。開幕から7試合未勝利となった。
戦評
立ち上がりに失点する最悪のスタート。早い時間に追加点も奪われたが、なんとか前半のうちに1点を返し、その後も主導権を握って攻め続けた。この時間帯に追いつきたかったがそれが果たせずにいると、終盤にダメ押し点を奪われ終戦となった。
シュート数8-16、CK6-6、ポゼッション63-37と、ボールは持ちながらもフィニッシュまで持ちこむシーンは少なかった。常に追いかける形で後手を踏み、押しこんで反撃した時間帯もあったもののウニオンに主導権を握られた。
やっていることはおかしくないと思うが、失点が安く時間帯も悪い。それを上まわる攻撃力、得点力も見られず、手なりで戦って自滅している感が強い。オノラのクロスには可能性を感じたが、タバコヴィッチとの息合わせはこれからか。
タバコヴィッチは調子を上げているが、それを生かしきれていない。逆に自陣で引っかけたボールをマイボールにできず即時奪還されてピンチが加速するシーンを何度も見せられた。ひとつ勝てばいろいろ改善する気はするが、その糸口がなかなかつかめない感じ。
新しいSDがこの状況をどう見るのか。すでにシーズンの5分の1が終わっており、もう猶予はない。ポランスキの力量をどこまで信頼するか。選手層はそこまで悪くないはずで、ポランスキの言うとおり細部の積み上げが必要だと思う。
オイゲン・ポランスキ暫定監督談話
「最初の15分間は我々はなにも起こすことができず、試合を多かれ少なかれムダに過ごしてしまった。序盤にあまりに多くのセットプレーを与えてしまい、セカンドボールを拾うことができなかった。最初の失点では我々はあまりに神経質だった。その後は、うまくスイッチが入れられず2点目を取られはしたものの、ずっとうまく試合に入ることができ、安定感を取り戻しボールをうまく動かせる部分もあった。1点返せたのはその結果だ。55分以降はいい局面があったが、そこからゴールを生み出すだけの力と決定力が足りなかった。私はこの試合は後半に蒔けたのではなく、最初の15分で負けたのだと思う」
ポランスキはちゃんと言葉と目をもっているので監督にしたいのだが。サードの黒ユニだた。
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ブンデスリーガ
2025年10月09日 23:05
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■
【ブンデスリーガ第6節】グラードバッハ 0-0 フライブルク
■ 2025年10月5日(日) 19:30キックオフ
■ Borussia-Park
2週続けてのホームゲーム。月曜日に仕事から帰ってからDAZNで見逃し配信。前節フランクフルトに0-6と先行されるひどい試合をしたが、終盤に4点を返して意地は見せたものの今季未勝利のまま。事態を打開する勝利がほしい。
この試合では4バックに布陣を変更、ノイハウス、ネッツら冷遇されていた選手が先発。町野はベンチスタートとなった。ウルビヒ、フラウロ、ヘアマンら、ポランスキ監督がユースで指導した選手がベンチ入り。
布陣
ニコラス
スカリー エルヴェディ ディクス ネッツ
ザンダー エンゲルハート
ライツ ノイハウス カストロプ
タバコヴィッチ
前半
どちらも慎重に様子をうかがい動意に乏しい立ち上がり。フライブルクがボールをもってグラードバッハ陣内に入る時間が長いように感じる。15分、ライツのFKにエンゲルハートが頭で合わせるが敵GKがセーブ。
28分にはザンダーからのパスを受けて裏に抜けたノイハウスが落としたボールをライツがシュートしたがDFにブロックされる。29分にはザンダーのロングスローから最後はエンゲルハートがヘディングシュートをはなったがGK正面。
31分にもザンダーがエリア外からボレーシュートをはなったが敵GKがセーブ。40分、エリア手前でパスを受けたカストロプが後ろからチャージを受けて倒されたが笛は鳴らず。決定的な得点機の阻止またはエリア内でのファウルにも見えたがVARの介入なし。
徐々に調子を上げ、その後もチャンスはあったものの単発で決めきれず。双方ともに決定機は訪れないままスコアレスで前半を終了。先週よりはなにより失点がないのが明らかな改善。後半早い時間帯に決めたい。
後半
立ち上がりの48分、ノイハウスがミドルシュートを枠に飛ばすが敵GKがセーブ。拮抗したゲームとなり、一進一退の攻防が続く。どちらも相手を圧倒するだけの強さはなく、中盤で激しく競り合う展開となる。
69分、タバコヴィッチとライツに代えてフラウロとウルビヒを投入。73分、右サイドからのクロスをネッツが頭で折り返し、ウルビヒとノイハウスがそれぞれねらったが押しこめず敵GKにセーブされた。
81分、ザンダーとノイハウスに代えて町野とラノスを投入。なにがどうなっているかわからないが、おそらく町野とウルビヒが2トップ、ラノスを右、カストロプを左のSHにおいて、ボランチにはフラウロとエンゲルハートになったはず。
85分にはネッツに代えてウルリヒを投入、サイドをフレッシュにして決勝点をねらいに行くが決められない。最終盤にはエリア内で敵FWを倒すきわどいシーンもあったが笛はなく、結局スコアレスドローに終わった。
戦評
合計で10ゴールが見られた前節とはガラッと変わって守備戦となった。チャンスもあったものの数は多くなく、ともにリスクを取って前に行く戦いができないまま時間だけが経過してしまった。
シュート数7-7、CK2-0、ポゼッション51-49とほぼ互角。前節より攻撃の手ごたえはあったと思うが、絶好機は数えるほど。神経質な試合になってしまった。
ボールを動かし少ないタッチで前へという監督の意図はうかがえるし、それで前進できるシーンも多くつくってはいるが、そこから先のアイデアや連動が足りず凡退を繰り返した。一方で守備が破綻しなかったことは進歩だと思っていいのか。
クラブとしてはポランスキの正式就任を第一に考えているのか、それとも外部からの招聘に向けたつなぎなのか。僕としてはポランスキを早く正式に監督にしてチームを立て直したほうがいいと思う。今の態勢では思いきったことができない。
ただ3試合で1敗2分、その負けっぷりがひどかったこともあり、未勝利で正式就任させるわけには行かないという事情はあるかもしれない。早くひとつ勝っていろいろなことを検討できる状況にならないと足場が悪くなる一方だ。未勝利でもいいからポランスキに決めたい。
オイゲン・ポランスキ暫定監督談話
「私の見たところ、我々はしっかりと守り敵をほとんど自由にさせなかった。保持の局面でもきちんとやれていたし前半は先制するチャンスもひとつかふたつあった。後半は、フライブルクのほうがひとつかふたつシュートが多かったかもしれないが、全体として拮抗していた。我々の戦いぶりという点では満足している。この上に積み上げることができる、いや、そうしなければならないしそうしたいと思っている。はっきりしているのは、我々はひとつの大きな進歩というよりは多くの小さな進歩をしようとしているということだ。こうした状況からともに戦わなければならない」
今ならまだギリ間に合う。
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ブンデスリーガ
2025年10月09日 00:18
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■
【ブンデスリーガ第5節】グラードバッハ 4-6 フランクフルト
■ 2025年9月27日(土) 18:30キックオフ
■ Borussia-Park
ポランスキ暫定監督の2試合めになる。クラインディーンスト、エングム、オノラ、ハック、レイナらを負傷で欠く苦しい状況だが、前節、レバークーゼン相手に善戦、1-1のドローで勝ち点を拾っているだけに、ホームに戻って悪くない流れを確かなものにしたい。
布陣
ニコラス
ディクス エルヴェディ キアロディア
スカリー ライツ エンゲルハート ウルリヒ
シュテーガー 町野 カストロプ
前半
立ち上がりはどちらも手さぐりで攻撃を試みるが、フランクフルトがボールを握ってしかけるシーンが多い。11分、CKにニアで合わされ失点、早くも先制を許す。さらに15分、FKからの流れで入れられたクロスを中央で合わされゴール、早くも0-2に。
19分にはライツからパスを受けたカストロプがシュートしたが敵GKにセーブされる。35分には右サイドからカットインしたスカリーがシュートしたがこれもGKがセーブ。0-2のうちに1点返せていればまた流れも変わっていたかもしれない。
しかし直後の35分、ニコラスの脇を抜くシュートを決められ0-3に。ここでポランスキ監督が反応、シュテーガーとキアロディアに代えてノイハウスとタバコヴィッチを投入、4バックに布陣を変更し前線の枚数を増やす。
だが直後の39分、クロスに中央で合わされてまたしても失点、0-4と致命的な追加点を与える。さらに45+1分、右サイドからドリブルでカットインを許し、ワンツーから決められて0-5に。5点のビハインドを背負って前半を終えた。帰る客多数。
後半
立ち上がりの47分、ショートコーナーからのクロスを決められて0-6。いったい何点取られるのかと思ったが、結果からいえばこれが最後の失点だった。その後は敢えて前に出る必要のないフランクフルトに対してグラードバッハがややボールを持てるようになる。
49分、ノイハウスからのパスを受けたタバコヴィッチが抜け出してシュートをはなったがポストをヒット。オフサイドの判定だった。61分、町野とライツに代えてザンダーとネッツを投入、ネッツは左SHに入りカストロプが中に。
63分、エリア内でハンドの可能性でVARが介入、リプレイを見る限り、エンゲルハートがかなりがっつり手でボールに触っているように見え、0-7になるPKかと覚悟したがなぜかハンドと判定されず。真面目に判断したのか疑問が残るが助かった。
72分、スカリーのクロスにカストロプが頭で合わせゴール。1-6として意地を示す。さらに78分、ネッツのCKにタバコヴィッチが頭で合わせゴール、2-6と4点差に。点差がありすぎてフランクフルトは集中がむずかしくなっているように見える。
82分、ウルリヒに代えてラノスを投入。83分、ノイハウスのクロスにタバコヴィッチが合わせ、ブロックされたこぼれ球をエンゲルハートが押しこんでゴール、3-6となる。このシーンのなかでなんどかオフサイドに見える瞬間があり、VARによるゴールチェックがあったが結果として得点は認められた。VARもたぶんメンドくさくなったんだと思う。
なんかもしかしたらなにか起こるのではというかすかな期待のなかで試合は終盤に。さすがにそんなにうまく次々にゴールがきまるわけもなかったが、90+9分、スカリーのクロスにラノスがむずかしい体勢から頭で合わせゴール、4-6に。
終盤怒涛の追い上げで2点差に迫ったがここで時間切れ。思っていたのとはかなり違うポランスキー監督のホーム第1戦となった。
戦評
前半に5点を先行され、後半の立ち上がりにも失点、6点のビハインドを背負った。その後はさすがにフランクフルトも攻め疲れか徐々にモラルが落ち、それに乗じて終盤4点を奪って追い上げたがさすがに6点差は大きかったし反撃も遅かった。
シュート数11-21、CK4-6、ポゼッション39-61と劣勢だったが数字を見るまでもない。実質的には0-3くらいのところで真面目に論じられる試合ではなくなったというべき。こういう試合もあるよねと力なく笑うしかない。最後に意地を見せたのが救い。
印象としては前に急ごうとするあまり受け渡しが雑になってボールを運べなかったように見えた。ワンタッチで前へという指示だったのだと思うが、愚直にそれにこだわり過ぎてフランクフルトにボールをさらわれまくった。
強度やリスクテイクを求める監督の意図は十分理解できるが、まだ技術や連係がそれに追いついておらず裏目に出たというべきで、この試合でなにかを評価したり判断したりするのはむずかしい。シーズン終盤に「あったね、そういう試合」と笑えるようになりたい。
5試合を終えて3敗2分で最下位に沈んでいる。早く初勝利を。ポランスキは正式に監督就任していいと思う。
オイゲン・ポランスキ暫定監督談話
「我々は45分間まったくなにも起こせなかった。このパフォーマンスはまったく受け入れられないもので、我々はファンに謝罪しなければならない。ハーフタイムに私は我々の名誉に訴えた。後半になると一対一の競り合いに勝てることも増え、より勇気をもって戦った。そのおかげで結果は少しばかりマシに見えるようになったが、最後にはそれでももちろん役には立たなかった」
結果を封印して日曜日の朝にDAZNで見逃し配信見て絶句。
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ブンデスリーガ
2025年09月23日 11:01
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【ブンデスリーガ第4節】レバークーゼン 1-1 グラードバッハ
■ 2025年9月21日(日) 17:30キックオフ
■ BayArena (Leverkusen)
月曜日未明の試合は本当に勘弁してほしい。なんとか結果情報を遮断して、月曜日仕事から帰ってからDAZNで見逃し配信を見た。
開幕から3戦未勝利(2敗1分)無得点で更迭されたセオアネ監督を引き継いだポランスキ暫定監督の初戦。ハックとオノラが負傷欠場で大幅なメンバー変更を強いられた。布陣を3バックに変更し、エンゲルハート、カストロプが先発。ユースで指導したヘアマンがベンチ入りした。
布陣
ニコラス
ディクス エルヴェディ キアロディア
スカリー ライツ エンゲルハート ウルリヒ
シュテーガー 町野 カストロプ
前半
序盤はレバークーゼンの攻撃を自陣で受ける展開に。ブロックを形成してピンチをしのぐが、次第にボールホルダーへの圧を強める。あと一歩の寄せがしっかりできることでボールが奪えるようになってくる。主導権を握るまでには至らないが拮抗した流れに。
16分にはシュテーガーの落としを受けた町野がシュートをはなったがGKがセーブ。23分、スルーパスを受けて右サイドを裏に抜けたカストロプがそのままボールをゴールにけりこむ。先制かと思われたがVARによるゴールチェックの結果オフサイドの判定に。
その後も中盤での押しあいになり、緊張感はあるがどちらにも大きなチャンスのないまま時間が経過。40分、カストロプのパスを追って裏に抜けたスカリーがシュートをはなったが敵GKがセーブ。結局スコアレスで前半を折り返した。
後半
後半に入っても一進一退の攻防。57分にはカウンターで持ち上がったシュテーガーがシュートしたがゴール左にはずれる。60分には左サイドからのシュテーガーのクロスに町野が頭で合わせたがGK正面。
レバークーゼンがボールを握るが、グラードバッハはプレスで奪ったボールをすばやい切りかえで展開する流れに。どちらもガッチリ組みあっているため交代もしにくい。ゴール前のシーンは少ないが、動けばヤられる的なハイテンションマッチに。
70分、敵のカウンターを受け、左サイドからクロスを入れられる。中央の敵FWには合わなかったが、ファーに抜けたボールをダイレクトで決められて失点、厳しい時間帯に0-1と先制を許す。72分、カストロプに代えてノイハウスを投入。
77分、スカリーが右サイドから単騎で切れこみ角度のないところからそのままシュートをはなつが敵GKがセーブ。80分、町野とシュテーガーに代えてタバコヴィッチとレイナを投入。前線のセットを入れかえる。
さらに86分、ライツとキアロディアに代えてヘアマンとラノスを投入。すると90+2分、ヘアマンがけった右CKにタバコヴィッチが頭で合わせゴール。ATで1-1と同点に追いつく。試合はそのまま終了、ポランスキ監督初戦はアウェイで勝ち点1を持ち帰る結果となった。
戦評
強度の高い戦いでレバークーゼンと渡りあい、拮抗した展開で終盤まで試合をドライブした。厳しい時間帯に先制を許したものの最後まで戦意を失わず、ATのセットプレーで追いついて3連敗を回避した。
シュート数13-13、CK4-3、ポゼッション38-62とボールはレバークーゼンに握られたものの、ボールへの躊躇ない寄せで敵に効果的な組み立てを許さず、拮抗した戦いに持ちこんだことが土壇場での同点劇を生んだ。
主要な選手がおらずスクランブルの要素もあり、どこまでがポランスキ監督の意図でなにが状況に強いられた対応なのかの見極めがむずかしいが、まずはしっかりボールに行くこと、奪ったボールを逃がして展開することなどを再徹底するところから始めた印象。
それだけでも上位と互角に戦えることを示したかたちで、とりあえず初戦は監督交代ブ−ストも含め及第点の滑りだしといっていいだろう。あと数試合見てみないとまだなんともいえないが、正式な監督就任も視野に入れていいと思う。
前線で起用されたカストロプがよかったのと、エンゲルハートも役割は果たした。ノイハウスが交代とはいえ起用されたのが熱い。ヘアマンが抜擢にこたえてCKでアシストしたのもいい材料。タバコヴィッチの初ゴールもよかった。
引き分けとはいえ総じてポジティブな印象。次節ホームでのフランクフルト戦でなにを見せるか、一時のブーストに終わらないことを祈りたい。初ゴールは上げたものの開幕から未勝利で勝ち点2(1試合あたり0.50)と厳しい現実は変わっていない。
オイゲン・ポランスキ暫定監督談話
「試合前にチームには自信を持つように言った。その自信をピッチの上に持ちこむまでに10分ほどかかった。その後は選手たちはゲームプランをしっかり守ってくれた。守備においてはレバークーゼンにイヤな思いをさせたと思う。前半はいくつかのいいボールの受け渡しやチャンスがあった。もう少し運があればゴールが生まれていたかもしれない。後半は、ボールを奪ったあとあまりに早くまた失ってしまう局面があり、そのために0-1にされてしまった。しかしチームはすばやく流れをつかみ、ひき続き攻撃的にプレーした。最後に追いつけたのは妥当だ。我々は活動的で攻撃的に、いいフットボールをやりたい。そしてそれをかなり見せられたのではないかと思っている」
ポランスキが監督になって戻ってくること自体が胸アツだわ。
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ブンデスリーガ
2025年09月19日 20:00
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【ブンデスリーガ第3節】グラードバッハ 0-4 ブレーメン
■ 2025年9月14日(日) 17:30キックオフ
■ Borussia-Park
月曜日が敬老の日で休みだったので午前中に見逃し動画で見た。開幕から1敗1分で無得点。ホームで何としても勝たなければならない試合。スカリーがベンチスタートとなりディクスが右SB、キアロディアがCBで先発。またレイナが移籍後初先発となった。
布陣
ニコラス
ディクス エルヴェディ キアロディア ウルリヒ
ライツ ザンダー
オノラ レイナ ハック
町野
試合内容
ホームのグラードバッハがプレッシングからボールを握って攻撃をしかける流れになったが先制はブレーメン。15分、左サイドからドリブルで突っかけられそのままシュートを決められる。悪くない立ち上がりだったが敵のファースト・チャンスを決められ、0-1とビハインドを背負った。
先制点で流れを持って行かれ、26分、右サイドからのシュートを決められて0-2に。グラードバッハはレイナとハックのコンビネーションを軸にチャンスをつくるが決めきれない。結局0-2で前半を終えた。優位なのはグラードバッハだったがスコアはその逆になっている。
後半は拮抗した攻防に。2点のビハインドがあるグラードバッハは積極的に前に出たいが得点機は多くない。60分、ザンダー、ウルリヒ、ハックに代えてエンゲルハート、ネッツ、タバコヴィッチを投入。町野が左SHにスライド。
73分、ディクスが敵FWをエリア内で倒したとしてPKを献上。74分、これを決められて0-3となる。ほぼ試合が決まった感。直後、レイナとキアロディアに代えてシュテーガーとラノスを投入、3バックにして前を増やしたか。
しかし81分、ゴール前へのスルーパスで抜け出され、シュートを決められ0-4に。その後も一矢報いるべく攻撃を続けたが奏功せず、結局0-4でブレーメンに完敗、開幕から3試合無得点で未勝利(2敗1分)、2連敗となった。
戦評
立ち上がりは悪くなかったがワンチャンをあっさり決められると、その後も失点を重ねて内容とスコアの見合わない試合になった。失点もさることながら、無得点では勝ち点3は得られない。内容を結果につなげる力がなかった。シュート数19-12、CK4-7、ポゼッション55-45と数字上も優位であったが以下同文。
これを受けてグラードバッハはゲラルド・セオアネ監督を解任、U17のオイゲン・ポランスキ監督が暫定監督に就任することになった。ポランスキが暫定監督としてそれなりの結果を残せばそのまま監督就任もあるのではないかと思うが、ブンデスリーガで指揮を執るのは初めてでありまずは他も探しながら様子を見るのだろう。
年々選手層が細るなかで監督を引き受けてくれたことは評価するものの、初年で降格の危機に陥り、それでもなぜか留任となった昨季も目覚ましい成績は残せず、にもかかわらず今季も継続して指揮を執ることになった。そもそも1年で解任すべきだったというのが僕の持論であり、今回の解任は遅きに失した。遅くとも今季の留任はなかった。
アディ・ヒュッター、ダニエル・ファルケをそれぞれ1年で解任したことを思えば、セオアネに2年目を任せたこと自体がミステリー。だれかに長いスパンでチームを委ね、ベースからつくりあげるという意図はわからなくはないが、任せる人をはじめから間違えていたというほかない。ディック・アドフォカート以来の失態だ。
この試合もそうだが、それなりの戦力はそろっているはずなのに、それが戦いのなかで生かされず、個別の試合の勝負に結びついて行かないのは明確にマネジメントの責任。指揮を執って3年めになるのに、クラインディーンストを欠くと1点も取れない試合を開幕から三つも続けて見せられたのでは不穏な空気にもなる。
ここで決断したのは評価すべきだが、本来なら昨季終了の時点で新しい体制づくりに取り組むべきだった。マルコ・ローゼをBVBに引き抜かれたあたりから退潮が始まり、マックス・エバールがクラブを去ったところで一時代が終わったと感じている。クラブのライフサイクルのなかで、今はなにをする時期なのか、納得の行くステートメントがほしい。
次節レバークーゼン戦からポランスキ暫定監督がチームを指揮する。まずは監督交代ブーストも含めてどんな戦いができるのかを見てみるしかない。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「ホームでこのような大敗を喫するのは非常に痛い。そのうえ無得点に終わり、前の2試合に比べても一貫性は明らかに少なかった。セカンドボールに対しての感度が低く、いくつかの局面でははっきりクリアすることができなかったので敵にチャンスをつくらせた。最後のところでボールホルダーに寄せきれず、ボールにプレスすることができなかった。この点は前の試合に比べて後退してしまった点だ。攻撃ではいくつかいい局面をつくったが、われわれのフィニッシュの質が現状では足りていない。我々はみんなこの結果にも内容にも満足していない。まったくがっかりだ」
こっちががっかりだよ。
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ブンデスリーガ
2025年08月31日 13:17
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【ブンデスリーガ第2節】VfB 1-0 グラードバッハ
■ 2025年8月30日(土) 15:30キックオフ
■ MHP-Arena (Stuttgart)
DAZNでリアタイ観戦。開幕戦がホームでスコアレスドロー、アウェイとはいえ早く1勝がほしい。前線のタバコヴィッチが体調不良(風邪)で欠場、町野がトップで移籍後初先発。最終ラインにはディクスが先発しキアロディアはベンチに。ヴァイグルは欠場。
布陣
ニコラス
スカリー エルヴェディ ディクス ウルリヒ
ライツ ザンダー
オノラ シュテーガー ハック
町野
前半
立ち上がりからVfBがボールを保持しグラードバッハ陣内で攻撃をしかける展開に。グラードバッハは防戦一方となるが、ブロックを形成しこれをしのぐ時間帯となる。ボールを奪っても自陣から持ち出せず波状攻撃を受ける。
21分、右サイドのオノラからのクロスは中央の町野とライツには合わなかったが、ファーから走りこんだウルリヒがダイレクトでシュート、惜しくもゴール右にはずれる。このあたりから徐々にグラードバッハがボールを持てるようになる。
25分、シュテーガーのFKにザンダーが頭で合わせたがGKが触ってバーの上に。36分にはライツの落としを拾ったスカリーが裏に抜けて角度のないところからシュートをはなったが敵GKにセーブされる。
20分過ぎくらいからグラードバッハが主導権を握りチャンスもつくったが、互いに決め手を欠いてスコアレスのまま前半を終了。後半勝負となるがベンチのカードも頼りない。早い時間帯に先制したい。
後半
後半立ち上がりからグラードバッハがチャンスをつくる。49分、オノラのCKにディクスが頭で合わせたが枠に飛ばず。50分、ライツのヒールでの落としを左サイドでフリーで受けたシュテーガーがシュートをはなったがバーの上に。絶好機だった。
52分にはオノラの右サイドからのクロスにニアの町野が合わせたがゴール右にはずれる。たて続けにチャンスをつくったが決めきれない。先制するならこの局面だったと思うがあと一歩のところで得点機を逃した。
その後は一進一退の拮抗した攻防に。61分、右サイドのスカリーが深いところから戻しのクロスを入れたところにハックがダイレクトで合わせたがシュートは敵GKがセーブ。こぼれ球に町野が詰めたが押しこめず、町野のポジションがオフサイドとなった。
75分、町野に代えてカストロプを投入。オノラをトップに上げ、ライツを右サイドに押し出したか。FWがおらず苦肉の策か。ムリに町野を替えなくてもよかった気はするが。79分、クイックリスタートされた敵のCKに中央でヘディングシュートを許し、これが決まって0-1と先制される。
83分、オノラの右サイドからのクロスにニアのカストロプが合わせようとしたが詰めきれず、ファーのライツも触れなかった。84分、シュテーガー、ライツ、スカリー、ウルリヒに代えてノイハウス、ラノス、キアロディア、ネッツを投入。3バックにしたのか、もうよくわからない。
90+1分、ハックからのスルーパスを受けて裏に抜けたノイハウスがシュートしたが敵GKがセーブ。最後まで反撃を試みたがゴールが遠く、開幕から二試合連続ノーゴールでの今季初黒星となった。
戦評
立ち上がりは押しこまれたが、前半途中からボールが持てるようになり流れを取り戻したが、何度かあったチャンスを決めきれず。後半立ち上がりの好機も行かせず、膠着した展開のなか終盤にCKから失点、これが決勝点となって手ぶらでの帰還となった。
シュート数15-13、CK10-6、ポゼッション49-51と全体としては拮抗した展開で、主導権を握る時間帯もあったものの攻撃に決定力を欠いて、内容的には引き分けが妥当な結果だったが、セットプレーの一発に泣いた。
クラインディーンストに加えてタバコヴィッチが不在で、FWといえるFWが町野しかおらず、町野も周囲との連係はせいぜい60%くらいの出来で決定力を欠いたのがすべて。周囲も町野の使いかたがまだわかっておらず、町野も使われかたがわかっていなかった。
ボールを握って揺さぶることのできる時間帯もあり、チームとしてのこなれ具合という点ではセオアネ体制3年めなりの表現ができていたとも思うが、最後のところでアイデアも手数もオプションも足りなかった。
ハック、オノラ、シュテーガー、ライツらがからみながらも、中心となるFW像が定まらず、また交代で流れを変えられる選手もいなかった。層の薄さが効いた感があり、まずはタバコヴィッチの復調、町野のフィット、レイナの上積みを期待したい。
そのうえでクラインディーンストが復帰すればそれなりのスカッドにはなると思うが、プレア、ヴァイグル、板倉らが抜けて全体にスケールダウンしている感は否めない。とにかく早く1勝しないとどんどん戦いにくくなってしまうぞ。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「我々はいい面を見せることができ、いいアウェイゲームをすることができた。しかし「とてもいい」面は欠けていて、我々は多くのゴールのチャンスをもっとうまく生かさなければならなかった。我々は積極的に戦い、我々の局面ではたくさんのいい形をつくった。残念なのは決勝点になったセットプレーでの対応が遅れてしまったことだ。全体としては大変いいパフォーマンスと腹立たしい結果になった」
緑色のセカンドユニでプレー。注文したがまだ届いていないのが残念。
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ブンデスリーガ
2025年08月26日 19:00
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【ブンデスリーガ第1節】グラードバッハ 0-0 HSV
■ 2025年8月24日(日) 17:30キックオフ
■ Borussia-Park
今季からブンデスリーガの日本での放映権がDAZNに移ったようだ。通信状態さえしっかりしていれば録画のし忘れがないのはありがたいし、Jリーグと同じ契約で両方見られるのもいい。月曜日の早朝に見逃し配信で見た。
先週DFBポカールのデルメンホースト戦に辛勝、いよいよブンデスリーガ2025/26シーズンの開幕となる。セオアネ体制も3季め、さすがにそれなりの成績を期待したいが選手層も年々小粒になっている感は否めない。板倉も福田も去った。
ポカールで負傷交代となったディクスに代わってキアロディアが先発、ディクスはベンチスタートとなった。またヴァイグルが移籍準備のためということでメンバー外に。中東に移籍するようだ。
布陣
ニコラス
スカリー エルヴェディ キアロディア ウルリヒ
ライツ ザンダー
オノラ シュテーガー ハック
タバコヴィッチ
前半
立ち上がりはHSVがグラードバッハ陣内に攻め上がりゴールに迫ったが、これをしのぐとその後はグラードバッハが主導権を握る。ボールを保持しながら攻撃をしかけるが、フィニッシュのアイデアを欠きゴールが遠い。
16分、シュテーガーの右CKに中央のタバコヴィッチが頭で合わせたがゴール左にはずれる。28分にはオノラが右サイドでシュテーガーからパスを受け、角度のないところからシュートをはなったが敵GKがセーブ。
44分にはハックがドリブルで持ちあがりクロスを入れるとタバコヴィッチがヘディングしたがゴール右にはずれる。タバコヴィッチがなかなかハマらない。スコアレスで前半を終えた。
後半
後半もグラードバッハが主導権を握るがゴール前での決定力を欠く。一方のHSVはボール奪取からのカウンターをねらうが怖さはなく、ともに決め手のないまま試合は膠着する。60分、エリア手前からライツがミドルシュートをねらったがGKにセーブされる。
65分にはライツがハックとのワンツーでゴール前に進入、シュートをはなったが敵GKがセーブ。66分、シュテーガーに代えてノイハウスを投入。ザンダーをアンカーにしてライツとノイハウスをインサイドハーフに置く4-3-3になったか。
71分、HSVのエリア内での攻防で敵DFのハンドの可能性ありとVARが介入。リプレイでは確かに当たってはいるもののノーファウルの判定に。ハネたボールがたまたま当たった程度に見え妥当な判断か。
77分、ウルリヒとキアロディアに代えてネッツとディクスを投入。この時間にDFを替える意味がわからない。80分、今度はグラードバッハのエリア内で敵FWが倒れたがノーファウル。リプレイでは確かに接触があったがVARも介入せず。
83分、タバコヴィッチとザンダーに代えて町野とカストロプを投入。89分、敵のクロスを中央でFWが伸ばし、ファーで押しこまれ失点かと思われたが、VARの結果オフサイドの判定に。ファーで押しこまなくてもそのまま入っていたかもしれなかった。
90+2分、ライツのクロスにパワープレーで上がっていたディクスが頭で合わせたが枠に行かず。結局ともに決めきれないままタイムアップ、開幕戦はスコアレスドローとなった。
戦評
終始グラードバッハが主導権を握りチャンスもつくったが、頼みのトップが決めきれずゴールが奪えなかった。シュート数17-7、CK7-6、ポゼッション61-39と数字的にもグラードバッハが優位だったが、必殺の攻撃パターンが見出せず試行錯誤に終始した感があった。
クラインディーンストの不在が際立つ内容で、プレアがいなくなったのも痛い。タバコヴィッチひとりにその代役を求めるのは酷だと思うが、いくつかチャンスはあっただけにせめて枠に行ってほしかった。早く最初のゴールが出ることを期待している。
町野は10分ほどのプレーだったが、負傷明けでまだなんともいえない感じ。そもそも町野という選手をよく知らないのでどこに収まるのかわからないが、必ずしも第一選択でないなか、器用貧乏にならず特徴を出してチームメイトの信頼を勝ち得てほしい。
ここ2年、セオアネ監督の下でこれといった結果も出ていないにもかかわらず3年めを任せるクラブの意図を計りかねる。どんな戦いをしたいのか、どんなチームをつくりたいのか、なにを目標にしているのか、クラブとしての絵が見えない。
エバールがクラブ中興の祖としてヨーロッパをねらえるチームづくりを進めてきたが、ローゼ監督をBVBに持って行かれたあたりから長期低落のトラックに乗ってしまった感がある。遺産も尽きつつあり、このままではジリ貧だとサポは思っている。
今季の編成は初めから中位ねらい、ヨーロッパがどうこうという選手層ではないと思っている。順位表の上半分、一桁順位なら御の字というところか。クラブからは今季の目標設定についてのリリースはないようで、やる気あんのかと思う。寂しい限り。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「我々は実際に試合をする者なので結果を重視するが、その点では0-0という結果には満足することはできない。しかし多くのポジティブな視点は得られた。我々は非常に我慢づよく戦い、試合の大半をコントロールした。押された局面でも守備では相手にほとんど自由を与えず、守備への切り換えもうまく行き、ゲーゲンプレスでボールを取り返すことも多かった。しかし、こうしたコンパクトな相手に対しては、アタッキングサードでスペースを見つけることや、必要とされる質や正確さ、タイミングでそれを使うことはむずかしかった。我々にはそれが欠けていた」
以前BVBにいたジョヴァンニ・レイナを獲得。ヴァイグルと板倉の売却資金をここに突っこんだか。
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ブンデスリーガ
2025年05月20日 20:03
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【ブンデスリーガ第34節】グラードバッハ 0-1 ヴォルフスブルク
■ 2025年5月17日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
スカパーでリアタイ観戦。一時はヨーロッパも狙える位置まで順位を上げたがシーズン終盤に大失速、4月以降4敗2分と勝ち星がないままシーズン最終戦を迎えた。すでに勝ち点51にもとどかないことが確定、ホームゲームであり意地を見せたいところだが。
板倉が先発に復帰した一方、クラインディーンストが出場を回避、プレアがトップで先発した。福田はベンチスタート。襟首と袖口のみ黒の縁取りがあるほかは真っ白な来季ユニを着用した。
布陣
オムリン
ライナー 板倉 エルヴェディ ウルリヒ
ライツ ヴァイグル ザンダー
オノラ プレア ハック
前半
すでにタイトルもヨーロッパも残留も関係なく足下勝てていないクラブ同士の対戦ということで盛り上がりに欠ける展開。9分、エリア内でハックからパスを受けたプレアがターンからシュートしたがゴール右にはずれる。
14分にはプレアから落としを受けたザンダーが右サイドを持ちあがりエリアに切れこんでシュートしたが敵GKがセーブ。15分には右サイドのオノラからの戻しをライツが受けてエリア内からねらったがバーの上に。チャンスはつくるものの決めきれない。
30分にはCKからの流れでエリア外にこぼれたボールをザンダーが拾ってシュートしたが敵GKにセーブされる。いいシュートだった。その後はヴォルフスブルクが次第に前に出るようになり、グラードバッハは自陣でこれを受ける時間が長くなる。
45+2分、右サイドのオノラが深いところからファーに上げたクロスにハックが頭で合わせたがバーの上。一進一退の攻防となったがスコアレスで前半を終了。先制の機会はあったが流れをこちらに引きこめなかった。後半勝負となる。
後半
立ち上がりの46分、プレアが右サイドから上げたクロスを敵DFがクリアしようとしたボールがゴールに向かうがギリでポストの外へ。オウンゴールで先制のチャンスだった。47分にはエルヴェディのパスからプレアが裏に抜けてゴールに流しこんだがオフサイド。
すると50分、右サイドを縦に抜かれクロスを放りこまれる。ゴール前に走りこんだ敵FWにダイレクトで合わされゴール。0-1と先制を許す。戻りながらの守備になり対応しきれなかった。
66分、ライナーからボールを受けたオノラが右サイドから持ちこんでシュートをはなつが敵GKがセーブ。67分、ハック、ザンダー、ライナーに代えてチュヴァンチャラ、シュテーガー、スカリーを投入。
直後の69分、オノラからパスを受けたシュテーガーがエリア手前中央からミドルシュートをはなったが左のポストをヒットして外に。惜しいシュートだった。シュテーガーはこれがあるのが強みか。
82分、ライツ、オノラに代えて福田、ノイハウスを投入。ホームでの最終戦で意地を見せるべく攻撃を試みるが大きなチャンスはつくれない。結局試合はそのまま0-1で終了、7試合勝ちなしでシーズンを終えることとなった。
戦評
パッとしないチーム同士の試合となり、互いにチャンスもつくるものの決めきれない展開。後半立ち上がりのワンチャンスを決めたヴォルフスブルクに対し、グラードバッハは尻すぼみに勢いを失ってあっさり敗戦となった。
シュート数16-17、CK7-10、ポゼッション59-41と数字的には悪くなく、実際得点機もあったが精度を欠いて全体に大味な試合になってしまった。どちらが勝ってもおかしくなかったがそういう試合をモノにできないところにシーズン終盤の失速の理由を見た感。
クラインディーンストを欠いたのも大きかったが、肝心のところで取りきれず追う展開になって自滅するのは今季何度も見たパターン。悪くないシーンもあるにはあるが、落としこみに厳密さが足りず、手なりでやっている部分が大きいのではないか。
連敗があるとリーグ戦で上位をねらうのはむずかしい。勝ったり負けたり、ひとつの試合でもいい時間帯とよくない時間帯があるなかで、その波をドライブして、いい時間を長く、よくない時間をしっかりコントロールするマネジメントが今季も弱かった。
34試合を終了、13勝15敗6分で勝ち点45、1試合あたりの勝ち点は1.32と最低限の目線である1.50に届かず、順位も10位と順位表の下半分でのシーズンフィニッシュとなった。昨季が悪すぎたのでこれでも改善ではあるが総括すれば失敗シーズンだったというほかない。
2季めのチャンスを与えられたがヨーロッパはおろか、一桁の順位にも入れなかったセオアネ監督は更迭を希望。クラインディーンストや板倉など主力の一部の流出が高い確度で見込まれる来季は強化から難しいシーズンになる。セオアネ監督で乗りきれるとは思えない。
一時はイケるかとも思ったがあれがピークだったかも。最終的には残念な結果に終わってしまった。ああ。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「もちろんがっかりするシーズン最終戦だ。ファンには最後にホームでの勝利を贈りたかった。試合の中ではいい局面もあったが、多くの状況で必要な正確さが欠けていた。後半先制を許してからは残念ながら少なからず道を見失ってしまった。これから何週間かはこのシーズンを分析し整理しなければならない」
まさか続ける気なのか…。来季ユニ、体操服みが強く買うかどうか迷う。セカンド見てからかな。何年かに一度こういうの出してくるよね。
あと、板倉はこの試合がグラードバッハでの最後の試合になる可能性が高そうだ。功績は大きく出て行くのは残念だが、契約を延長する意思がないのであればこのオフに高く売らなければならない。日本でのグラードバッハの知名度を上げてくれたのは間違いない。ともに戦えたのはうれしかった。
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ブンデスリーガ
2025年05月14日 23:00
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【ブンデスリーガ第33節】バイエルン 2-0 グラードバッハ
■ 2025年5月10日(土) 18:30キックオフ
■ Allianz-Arena (München)
日曜日の未明の試合だったのでスカパーを録画して日曜日の夜に見た。なんとか結果情報は遮断したまま見ることができた。
前節2点を先制しながら逆転され、最後はギリギリで追いついて4-4の引き分けというよくわからない試合になり、ヨーロッパは決定的に遠のいたが、残り2試合なんとか意地を見せて勝ち点51の最低線は確保したい。
バイエルンは前節すでに優勝を決めており、緩んだ感じで試合に臨んでくれるとありがたいが、敵FWが退団を表明してホームでのラストマッチとなるため妙に盛り上がっているのが迷惑だ。空気を読まず敵地で勝ちたい。
エルヴェディが最終ラインに復帰した一方で板倉がメンバー外に。ザンダーがボランチで先発し、ライツがトップ下に。またスカリーがベンチスタートとなりライナーが右SBで先発した。福田はベンチ入り。
布陣
オムリン
ライナー エルヴェディ キアロディア ウルリヒ
ヴァイグル ザンダー
オノラ ライツ ハック
クラインディーンスト
前半
バイエルンがボールを保持してグラードバッハ陣内で攻撃をしかけるが、グラードバッハの守備が固く攻めきれない。逆にグラードバッハは奪ったボールから素早い切りかえで敵陣を目指す。グラードバッハのほうがチャンスをつくれている感がある。
8分、ライツから展開を受けた右サイドのライナーがゴール前にクロスを入れ、ボールはゴールに向かったが、クラインディーンストに届く直前で敵GKにクリアされる。10分にはクラインディーンストから横パスを受けたザンダーが裏に落とし、これを追ったハックがオノラに出そうとしたがDFにクリアされた。
その後もバイエルンの保持に対してグラードバッハが切りかえで対抗する流れが続く。23分、オノラのCKが敵DFに当たりゴールに向かったがGKがセーブ。入っていてもおかしくなかった。
すると31分、左サイドからカットインした敵FWがシュート。鋭い軌道のボールだったが、敵FWが頭で微妙に角度を変えてそのままゴールに。0-1と先制を許す。ここまでバイエルンの攻撃を抑えこんでいたが力ずくでこじ開けられた。
それでもグラードバッハは何度かバイエルンゴールに迫る。40分、エルヴェディからのパスを受けて右サイドを縦に抜けたハックがカットインしてシュートをはなったが敵GKがセーブ。
41分にはオノラのPKにキアロディアが頭で合わせたがバーの上。44分にはオノラのクロスにクラインディーンストがヘディングシュートを放ったがGKにセーブされる。結局0-1で前半を終えた。
後半
後半からエルヴェディに代えてスカリーを投入。バイエルンがボールを握り攻撃をしかけるのをしのぎ、奪ったボールからおもに右サイドのオノラを経由してチャンスをうかがう流れは変わらず。
55分にはオノラのスルーパスを受けて裏に抜けたクラインディーンスト左寄りからシュートしたが角度がなく敵DFにブロックされた。60分にはオノラのCKにニアのライツがヒールで合わせ流しこもうとしたが敵GKがセーブ。チャンスを生かすことができない。
バイエルンは消化試合ということもあってかそこまで圧を上げてこない。75分、クラインディーンストからパスを受けたハックが遠めからねらったが敵DFにブロックされた。76分、オノラ、ザンダー、ハックに代えてシュテーガー、プレア、チュヴァンチャラを投入。ライツがボランチに落ちた。
79分、シュテーガーからのスルーパスを受けたチュヴァンチャラがGKと一対一になったがシュートはGKに当ててしまう。80分にはキアロディアからの長いパスをDFラインの裏で受けたシュテーガーがダイレクトボレーでシュートしたがGKがセーブ。
84分、ライツに代えてノイハウスを投入。同点をめざし反撃を試みたが、90分、カットインした敵MFが裏に落としたボールを押しこまれて失点、0-2となりほぼ試合が決まった。試合はそのまま終了、勝ち点を持ち帰ることはできなかった。
戦評
バイエルンの攻撃をしのぎながらカウンターをねらう戦術でなんとか互角に戦っていたが支えきれず前半に先制を許す。その後もねばり強く戦い、同点のチャンスもあったが敵GKのセーブに阻まれるなど決めきれず、最後にダメ押しを食らった。
シュート数16-24、CK9-4、ポゼッション37-63とボールは持たれたがフィニッシュまで持ちこんだシーンは多く、ねらいはおかしくなかった。悪くない戦いはしたものの最後は地力の差が出る結果となった。
だれとだれがフィットなのかよくわからず、板倉は負傷でベンチ外との報道あり。シーズンも終盤で目標も失われ、すでに優勝を決め功労者の送別試合の意味合いが大きかったバイエルンとの間で大味な試合になった。
勝つことはできなかったがアウェイで集中を切らすことなく戦い、当該の敵FWにゴールを決めさせなかったのはよかった。
グラードバッハはここ6試合勝てておらず(4敗2分)、13勝14敗6分とついに負け越し、勝ち点45で1試合あたり1.36となった。シーズンを通じて1試合あたりの勝ち点が1.50となる51は達成できないことになり、終盤の失速が著しいシーズンとなってしまった。
次節、ホームで最終節にヴォルフスブルクを迎える。ヨーロッパを取れなかったことで選手の流出も見こまれるが、このメンバーでの最後の試合なのでしっかり勝って終わりたい。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「我々は魅力的なアウェイゲームを見せた。結果にはもちろんがっかりしている。ゴールが決まっておかしくない攻撃がいくつかあった。結局は効果と冷淡さが少し足りなかった。バイエルンがゴールのチャンスをつくり出すだけの質を持っているのは当然のことだ。全体としてはそれでもわずかしか隙にさせなかったし、きちんと守ることができていた」
この日は黒ユニ。最終節は来季のユニのお披露目があるのだろうか。
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ブンデスリーガ
2025年05月05日 15:32
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【ブンデスリーガ第32節】グラードバッハ 4-4 ホフェンハイム
■ 2025年5月3日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
スカパーでリアタイ観戦。このところの3連敗でヨーロッパは遠のいてしまったが、残り3試合、やれるだけのことをやって最後にどうなっているか見てみるしかない。ホフェンハイムは勝てば残留が決まる可能性がありモラルが高い。むずかしい試合になる。
エルヴェディが引き続きメンバー外となりキアロディアが前節に続いて先発。プレア、チュヴァンチャラがベンチスタートとなり、シュテーガー、オノラが先発した。福田はベンチ入り。
布陣
オムリン
スカリー 板倉 キアロディア ウルリヒ
ライツ ヴァイグル
オノラ シュテーガー ハック
クラインディーンスト
前半
いきなり試合が動く。5分、オノラがけった右CKに中央でキアロディアがドンピシャのヘディングシュートを決め1-0と先制。「入ってもうた」というキアロディアの反応と周囲の祝福が微笑ましかった。幸先のいいスタートを切った。
その後もグラードバッハが主導権を握り敵陣で攻撃をしかける展開に。18分、ウルリヒが頭で前線に出したボールを追ったオノラが持ちあがってシュート、これがゴールに入ったがオフサイドの判定。VARによるチェックの結果も判定は覆らなかった。
32分、ゴール前からこぼれたボールをエリア外で拾ったライツがそのまま中央をドリブルで持ちあがり、敵DFの間を縫ってゴール前に抜けだす。そのままシュートを決め2-0と追加点を挙げた。ライツらしいゴールでリードを広げる。これで楽勝かと思った。
しかしその後は目が覚めたホフェンハイムの攻撃に押される流れに。43分、敵のショートコーナーからのシュートはオムリンがいったんセーブしたが、こぼれ球を押しこまれて失点2-1と1点差に。前半はそのまま終了。後半立て直したい。
後半
後半もホフェンハイムに押され気味の立ち上がりとなる。54分、右サイドからカットインした敵FWに決められ2-2と同点に。
64分、左サイドでクラインディーンストがフィフティのボールを確保するとターンしてクロス、中央でシュテーガーがスルーし、ファーでこれを受けたオノラがけりこんでゴール。グラードバッハが3-2と再び突きはなす。クラインディーンストの意地が光った。
70分、オノラに代えてチュヴァンチャラを投入。オノラは長い時間はムリなのか。しかし73分、CKからの流れでいったんクリアしたボールを拾われ、右サイドからカットインしてシュートを決められ再び同点に。3-3となる。
78分、キアロディアに代えてライナーを投入、スカリーがCBにスライド。しかしその後もホフェンハイムが主導権を握ってボールを動かす。81分、CKをニアでフリックされこれがゴールに。3-4とついに逆転を許す。
シュートはクラインディーンストにも軽く当たっていたが当たっていなくても枠に行っていただろう。クラインディーンストの悔しがりようが激しくいたたまれない。守備でも貢献しているおりこの程度の失点関与は責められない。
82分、ヴァイグル、シュテーガー、ウルリヒに代えてザンダー、ノイハウス、ネッツを投入。ライツ、ハック、クラインディーンストあたりは残したいということだろうがヴァイグルを代える必要があるのか。
目まぐるしい展開になったが、最後にまだもうひとつドラマが待っていた。90+1分、ハックのクロスにクラインディーンストが頭で合わせゴール。土壇場で4-4と再び同点に戻す。試合はそのまま終了、勝ち点1を分け合う結果となった。
戦評
前半押しこんで2点を先行、楽勝かと思ったがそこから押し返され、後半立ち上がりに追いつかれた。いったん突き放したものの逆転され、最後に追いついたが納得のできない結果となった。
シュート数12-26、CK4-7、ポゼッション44-56と、前半の半ば過ぎ以降はホフェンハイムに主導権を握られ、なんとかチャンスを決めてつじつまは合わせたものの、内容的には負けていてもおかしくなかった。
下位を相手に序盤は押しこみながらも優位を保てず、ずるずると失地を広げながら最後に決壊するという試合を、パウリ、キール、そしてこの試合といくつも見せられてきた。最初に取りきって守るプランならそれでもいいが、それならそれでしっかり流れをコントロールして守りきらなければならない。最後に追いついてよかった、では済まされない試合。
守備は極端に引いてゴール前を固めるしか選択肢がなく、エルヴェディ、板倉らの個の能力に頼ったアドリブ守備でしのいでいるせいで、早い攻撃やミドル、セットプレーに弱い。約束ごとに落としこめていないので同じ失態を繰り返す。チームとしての守備ができていないと感じる。
ここまで2年セオアネ監督につきあってきたが、切りかえからの速いビルドアップなどそれなりの形はつくり、いいときは一応の結果も出したものの、うまく行かないときの踏ん張りがきいていないし、それこそがマネジメントの仕事で、このままで今より強くなれるとは思えない。
毎回言っているが、ヒュッターやファルケを1年で見切ったのにセオアネに2年やる意味がわからないし、それでもヨーロッパが取れれば次もあったかもしれないが、最後に連敗で大コケ、主力が流出するのであれば来季は立て直しのシーズンになる。一時は夢も見たが、それだけに落胆のシーズン終盤となってしまった。
32試合を終えて13勝13敗6分で勝ち点45(1試合あたり1.41)、順位は9位で変わらないが、6位との勝ち点差は5でヨーロッパはほぼなくなった。4試合で勝ち点1しか拾えていないのではそれもしかたない。残り2試合で勝ち点51をめざしたい。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「試合途中で2-0とか3-2になれば、是が非でも勝ちたいと思うものだ。しかしそうは行かず、我々はみんなががっかりしているしファンががっかりするのも理解している。我々はいいスタートを切って、コンパクトに守り、たくさんのしかけをして切りかえも多かった。この試合を手中からとりこぼしたこと、ジェットコースターのような感情のアップダウンを経験しなければならなかったことは本当に残念だ。チームは後半多くの局面でしっかり守ることができず、ミスを失点という形で罰されてしまった。しかしそれでも最後までチームとして戦い、3-4からモラルを見せ最低限の勝ち点1を取ってくれた」
次節はアウェイでバイエルンと戦うが、バイエルンは今節優勝を決めているので、次節はのんびりやってくれることを期待。
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ブンデスリーガ
2025年04月28日 23:28
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【ブンデスリーガ第31節】キール 4-3 グラードバッハ
■ 2025年4月26日(土) 15:30キックオフ
■ Holstein-Stadion (Kiel)
最も見やすい時間のキックオフ、スカパーでリアタイ観戦した。2連敗とヨーロッパをめざすには崖っぷち。これ以上の後退は許されない。アウェイで自動降格圏からの脱出がかかるキール相手のむずかしい試合が予想されるが、しっかり勝ち点3を確保して上位争いの参加権を手放さないようにしたい。
エルヴェディが膝の負傷で欠場、代わってキアロディアが先発。またハックが左ウィングで先発しシュテーガーはベンチスタートとなった。前節欠場のオノラがベンチ入り。また福田もメンバーに入った。。カルドーゾとジペルが二人ともベンチ入りしたのはフィールドの選手足りなさすぎということか。
布陣
オムリン
スカリー 板倉 キアロディア ウルリヒ
ライツ ヴァイグル
チュヴァンチャラ プレア ハック
クラインディーンスト
前半
序盤は互いに積極的な守備から攻撃の機会をうかがう。7分、ハックがけった左CKは敵DFにクリアされたが、こぼれ球がエリア内のキアロディアの足下に。キアロディアが反転してこれをシュートしたがバーの上。
キールが切り替えの速い攻撃から徐々に主導権を握る。15分、ニアでヘディングシュートを打たれ、これが決まって0-1と早くも先制される。フリーでシュートさせてしまった。
直後の17分、ハックのFKに板倉が頭で合わせるが敵GKにセーブされる。さらにこのこぼれ球にライツが詰めたが敵DFがブロック。絶好機を決めきれなかった。
すると22分、キアロディアが敵FWのプレスを受けてオムリンに戻そうとしたパスが弱すぎ、敵FWにこれをさらわれる。飛び出したオムリンが軽くかわされ、無人のゴールに流しこまれて失点、0-2とリードを広げられる。お粗末な対応だった。
グラードバッハはボールを前に運べずチャンスは散発。ロストから攻めこまれ防戦に費やす時間が長い。こんなはずじゃなかった感が強い
43分、右サイドをカウンターで持ちあがったチュヴァンチャラからのクロスに中央でハックがヘディング、強いボールが枠に飛んだがGKがセーブ、バーに当たって外にはねゴールにはならなかった。0-2で想定外の前半を終了した。
後半
後半に入っても流れは変わらず。49分、客席で焚かれた発煙筒の煙がピッチを覆い試合が中断。グラードバッハ側から煙が出ているように見えた。これまで何度も同じようなことをやらかしている。げっそりした。
60分、左サイドのハックがゴール前に放りこんだボールにチュヴァンチャラが頭で合わせボールはそのままゴールに。1-2となり反撃ののろしを上げる。チュヴァンチャラはドフリーでゴール前に入りこめた。
61分、ハックとライツに代えてオノラとノイハウスを投入。オノラが右ウィングに入りプレアが左に、チュヴァンチャラは中央でクラインディーンストと2トップに近い位置になったか。
68分、プレアからパスを受けたチュヴァンチャラがヒールで落としたボールに、走りこんだクラインディーンストがシュートしたが敵GKがセーブ。こぼれ球にオノラが詰めたが枠に行かず。オノラの投入で前線の動きが増え、攻撃が形になり始めている。
すると69分、オノラが右サイドからゴールライン際を突破して切れこみラストパス。ニアでこれを受けたプレアがコースをねらってけりこみゴール、2-2と同点に追いつく。71分、キアロディアに代えてフリードリヒを投入。後ろのリスク管理か。
71分にも中盤で奪ったボールをオノラが持ちあがりシュートしたがGKがセーブ。逆転もねらえるムードになっていたが、76分、エリア外から直接ゴールを決められ2-3と再びリードを許す。地力の差が見えつつあったところで悔やまれる失点。
82分、ウルリヒとヴァイグルに代えてシュテーガーとネッツを投入。チュヴァンチャラ、クラインディーンスト、プレアはフィールドに残して勝負をかける。福田は出番なし。86分、クラインディーンストからパスを受けたオノラが右サイドの角度のないところから決めて3-3と再び同点に。再び逆転への希望が灯る。
しかし90+1分、敵CKからの流れでエリア外から放りこまれたボールをいったんはクラインディーンストが頭でさわったが、こぼれ球が敵FWの足下に落ち、これをダイレクトでけりこまれて失点、土壇場で再び3-4と勝ち越される。アディショナルタイムは(煙中断の分もあって)9分あったが結局そのまま3-4で試合終了となった。
戦評
前半から勢いに押されて2点を失い主導権を握れず。後半、選手交代で流れを取り戻しいったん追いついたが勝ち越され、再び追いついたもののアディショナルタイムに突き放されての3連敗となった。
シュート数16-22、CK8-7、ポゼッション63-37と数字は五分、特に後半はグラードバッハがボールを握って反撃したが、追いつくたびに突き放されて最後は力及ばず、前半の2失点が重かった。
経験値を考えればキアロディアのミスは責められないが、ドン引きでガチガチのブロック形成か、そうでなければ気の抜けたザルかのどちらかしかないのは厳しい。結果論になるがフリードリヒでよかったかもしれない。オムリンも2本くらいは止められなかったか。
セオアネ監督は、今季は思っていたよりはよくやってくれたと思うが、守備の落としこみがプアで、厳しく結果を求められる試合でもろさが出る、守備に傾けると前に出られないという限界をここ3試合で見せつけられた気がする。
残り3試合のパフォーマンスも見たうえでの話にはなるが、今季限りでいいのではないかと思う。セオアネ監督にここまでチャンスを与えるのは、アディ・ヒュッターやダニエル・ファルケを1シーズンで切ったことと整合性がない。ヨーロッパが取れなければ処断すべきだと思う。
オノラが攻撃のキーになっていることをあらためて理解するとともに、チュヴァンチャラがCFとしてよりはコンビネーションのなかで意外に機能していると感じた。ゴールは素直にうれしいし、いいところに入ってきてくれた。
クラインディーンストはこのところゴールがないが、攻撃にはしっかりからんでおり、守備にも身体を張っている。貴重な選手で今季の成績は彼に負うところが大きいが、ヨーロッパが取れないと彼の去就も厳しくなる。
これで3連敗。31試合を終えて13勝13敗5分と五分の星まで戻ってしまい、勝ち点44(1試合あたり1.42)で順位は9位と変わらないものの4位とは勝ち点差7とCLはほぼ絶望、6位とも勝ち点差4となって残り試合を考えればかなりキツい。
あと3試合やるだけやるしかないが、ここにきての大失速でトップハーフさえ厳しくなった。昨季よりはマシだが一時はヨーロッパの夢も見ただけに失望は大きい。来季を見すえて前向きに戦いたい。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「お客さんはスペクタクルな試合を見られただろう。キールのファンにとってはカネを払うに値する試合だったと思う。監督としてはもちろんまったく違った見方をしている。いろんなことがこの試合ではうまくハマらなかった。セットプレーや切りかえ、競り合いなどであまりに守備がひどかった。ブンデスリーガで多くのあきらかな状況で相手に自由を与えすぎると、ポジティブな結果を得ることはできない。救いは後半の対応で、二度まで追いつくことができた。いくつかの局面での動きは学ばねばならないことがある」
いや、今から学ぶんかい。板倉も今季限りかもしれない。緑ユニだった。
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ブンデスリーガ
2025年04月24日 22:22
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【ブンデスリーガ第30節】BVB 3-2 グラードバッハ
■ 2025年4月20日(日) 17:30キックオフ
■ Signal-Iduna-Park (Dortmund)
月曜日未明の試合のため録画したが、先に結果を知ってしまい見る気を失って水曜日の夜にようやく見た。ヨーロッパが見えるところまで来たが、足下2試合勝ててなく失速気味でこれ以上の後退は許されない。アウェイだが勝ち点を持ち帰らなければならない。
オムリンが先発に復帰、オノラは筋肉系のトラブルでベンチ外に。前節欠場したライツが先発したほか、ウルリヒ、シュテーガー、チュヴァンチャラが先発、ネッツ、ノイハウス、ハックはベンチスタートとなった。福田がベンチ入り。
布陣
オムリン
スカリー 板倉 エルヴェディ ウルリヒ
ライツ ヴァイグル
チュヴァンチャラ シュテーガー プレア
クラインディーンスト
前半
立ち上がりはグラードバッハが積極的に前に出てチャンスをつくる。7分、敵ゴール前での攻防からうしろにこぼれたボールをヴァイグルがエリア外からねらったがバーの上にはずれた。
その後はBVBが徐々にボールを支配、グラードバッハは自陣に押しこめられる時間が長くなる。ボールを奪っても起点が低いため前にボールが運べず自陣から出られない。ブロックをつくってしのぐ時間が続く。
24分、板倉が自陣からドリブルで敵を縫って持ちあがる。シュテーガーとのワンツーでエリアに侵入、そのままGKの足下を抜くシュートを決め1-0と先制する。まったくの個人技で脈絡のないところからのゴール。シュテーガーとのワンツーに見えたが敵DFに当たったボールだった。
さらに39分、シュテーガーがCKをサインプレーでエリア手前のヴァイグルにパス、ヴァイグルがゴール前に放りこんだボールをエルヴェディが頭でつなぎ、中央に入りこんだウルリヒが頭で決めたがオフサイドの判定でゴールは認められず。
すると直後の41分、左サイドからゴール前に流しこまれたクロスにワンタッチで合わされ失点、1-1の同点に。続く44分、同じように左サイドからのクロスに再び中央でシュートを許し失点、1-2とあっという間に逆転されてしまう。
さらに45+5分、またしても左サイドからのクロスに中央で合わされ、オムリンが一度はセーブしたがこぼれ球を頭で押しこまれて三度失点、1-3となって前半を終える。完全に受け身になりゴール前で好きなようにやられた。集中が切れていたか。
後半
後半に入っても試合は落ち着かず。52分、右サイドのプレアからのクロスに中央でクラインディーンストが合わせようとしたがミートしきれず、クリアしようとした敵DFと交錯して倒れる。
その後プレーは流されたがVARが介入、OFRの結果、敵DFがクラインディーンストの足をけっていたことが確認されPKを得る。56分、これをシュテーガーがゴール左下に決めて2-3と1点差に。シュテーガーが敵サポをあおりに行って警告を受けた。
その後は交互にボールをもって攻める展開になるが、1点のアドバンテージのあるBVBのほうが余裕含み、一方のグラードバッハはリスクを取って前に出るしかない。70分、チュヴァンチャラ、ウルリヒ、スカリーに代えてハック、ネッツ、ライナーを投入。
グラードバッハは臆せずボールをもってしかけるが最後のところはかたくフィニッシュまでは持ちこめない。優位に試合を進めているようには見えるが決定力を欠きBVBのゴールを脅かすまでには至らない。
83分、ライツとヴァイグルに代えて福田とノイハウスを投入、シュテーガーをボランチに落としたように見えたがいずれにしても前がかりに。グラードバッハがボールを動かしながら攻め上がるが決めきれず、2-3でタイムアップとなった。
戦評
板倉の個人技で先制したのはよかったが、BVBの圧に負けて自陣勝負になってしまい、前半の終了間際に立て続けに失点して逆転を許した。後半はPKで1点差に追い上げ、その後も前がかりに攻めたが追いつくことはできなかった。
シュート数6-14、CK2-6、ポゼッション40-60と内容的にはBVB優位の試合。特に前半は板倉のゴールやオフサイドになった幻の2点目などはあったものの、前節に続いて極端に守備的になる時間が長く、BVBにつけこまれて10分で3点を失ったのが痛かった。
それに比べればリスクを取って前に出た後半は積極的なボールの動かし方も見られて悪くはなく、初めからこれでやっとけやとは思ったが、まあ1点をリードしているBVBがリスクを嫌ってある程度持たせてくれたのもあったかもしれん。
前節よりは希望の見えた試合だったが、結果は1点差を追いつけないまま手ぶらで帰ることになり、ヨーロッパをにらむ星勘定としては本格的に苦しくなってしまった。これでここ3試合2敗1分けと失速が続き、30試合で13勝12敗5分、勝ち点44(1試合あたり1.47)で9位。
6位マインツとの勝ち点差が3とかろうじて足がかりは残っているものの、あと4試合でなにができるか、やれるだけやって結果を見るしかない状況。ここにきての失速はチームとしての地力のなさを感じる。
前節、今節と、守りを意識しすぎて結局人がいるのにやられてしまう悪いパターンが続いており、戦い方を間違えた感も強い。ライプツィヒには勝ったものの、順位の近いマインツ、フライブルク、BVBとの直接対決に負けたのが情けない。
このあとはキール(A)、ホフェンハイム(H)、バイエルン(A)、ヴォルフスブルク(H)と日程が組まれている。あと勝ち点7を積み上げるのは必須で、そこにどれだけ上積みできるかでヨーロッパが見えるかどうかが分かれるだろう。痛い敗戦だった。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「いろんなことがある試合だった。我々は先制したが、前半の終わりまでとてもひどい局面があって、結果としてすっかりひっくり返されてしまった。2つの失点は避けることのできたボールロストから直接生まれたものだし、この状況に対してあまりに何も考えず守っていた。1-3とリードされて前半を終えたのはそのほかにもいくつか要因があった。後半は我々は気持ちの入ったいい反応を見せた。チームは集中を切らさず、もう一度試合に入った。100パーセントのゴールのチャンスはなかったが、同点になってもおかしくない危険な状況をつくり出すことはできた」
緑ユニだった。
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ブンデスリーガ
2025年04月13日 15:32
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■
【ブンデスリーガ第29節】グラードバッハ 1-2 フライブルク
■ 2025年4月12日(土) 15:30キックオフ
■ Borussia-Park
土曜日夜10時半、スカパーでリアタイ観戦した。前節はアウェイでパウリ相手に苦戦しながらも先制しリードを保っていたが終盤に追いつかれ、勝ち点2を逃した。今節は勝ち点差2で我々の直下にいるフライブルクとのホームでの6ポイントマッチ。ヨーロッパをねらうためには勝利が必須だ。
ライツが筋肉系の負傷ということでメンバー外となり、ザンダーも離脱中のためノイハウスがボランチで先発。福田はベンチ入り。またネッツがひさしぶりに左SBで先発、ウルリヒはベンチスタートととなった。エングムがアキレス腱断裂で長期離脱に。
布陣
カルドーゾ
スカリー 板倉 エルヴェディ ネッツ
ヴァイグル ノイハウス
オノラ プレア ハック
クラインディーンスト
前半
互いに慎重な立ち上がり。先制されたくない意識が強くボールを握ってのにらみ合いとなる。3分、左サイドのノイハウスが大きく右サイドに展開すると、これを受けたスカリーが戻しのパス、ここに走りこんだプレアがダイレクトで合わせたがGKにセーブされた。
14分、ハックが右前のスペースに出したボールを追ったオノラがクロスを入れると、ニアで敵DFに当たって軌道が変わりそのままゴールに。しかけが奏功しグラードバッハが1-0と先制する。ハックとオノラのコンビネーションが機能した。
しかし直後の16分、左サイドから入れられたクロスに中央で合わされ、山なりのボールがゴールに向かう。カルドーゾと板倉が対応したが互いを意識してボールに行ききれず、ボールはそのままゴールに入ってしまい失点。1-1と同点になってしまう。これで調子が狂った。
その後は再び主導権を争いながらにらみ合う一進一退の攻防となる。互いに大きなチャンスをつくれず淡々と時間が流れて行く。37分、クラインディーンストからプレアへのワンツーの戻しが敵DFに引っかかるがこれがゴール前でハックの足下に。ハックがワントラップからシュートしたが惜しくもファーポストに嫌われた。
前半は1-1のまま終了。互いにリスクを意識して思いきりを欠く攻防となった。ラッキーパンチで先制したがすぐに追いつかれ膠着。素早い切り換えから一気に攻めこむイメージだが発動の機会が少ない。後半に向けてギアを上げて行きたい。
後半
前半同様、フライブルクがボールを持って攻撃をしかけるが、グラードバッハがブロックを形成してこれを阻止、奪ったボールからのカウンターを狙う展開になる。フライブルクの攻撃には身体を張り、カルドーゾの好セーブもあってゴールは許さない。
63分、プレアとネッツに代えてシュテーガーとウルリヒを投入。ゲームメーカーを変えてボールの動かし方にも変化をつけたい。64分、ハックのクロスが敵DFに当たりこぼれたところにクラインディーンストが詰めたがシュートはGKにセーブされる。
66分、エルヴェディがアクシデントでキアロディアを投入。ふつうに歩いていたがどこか傷めたのか。心配だ。
76分、オノラとノイハウスに代えてフリードリヒとチュヴァンチャラを投入、板倉を一列上げてボランチに。前線を活性化したいがフライブルクの攻撃を自陣でしのぐ時間が長く、なかなか押し上げられない。
にはチュヴァンチャラがエリア外からねらったが敵GKがセーブ。バランスが守備に寄りすぎて攻撃の手数が少ない。ホームなのに引き分け狙いか。
すると90分、左サイドからのクロスに中央でヘディングシュートを打たれ、これが決まって1-2と逆転される。後ろから入られてフリーで打たせてしまった。なすすべがないまま試合は終了、土壇場で勝ち点を逃した。
戦評
前半1点ずつを取り合い、その後は互いに攻めあぐねる展開に。後半フライブルクがボールを保持して攻撃をしかけ、グラードバッハは自陣での守備からのカウンターをねらったが大きなチャンスがないまま推移、最後にワンプレーで勝敗が決まった。
シュート数10-19、CK4-6、ポゼッション42-58と、特に後半押しこまれたのが数字にも表れている。必ずしもフライブルクがよかったわけではなく、つけいる隙はいくらもあったと思うが、どうしたのかと思うくらい消極的で守備に終始、前に出る気配もなかった。
シーズン終盤、ヨーロッパをねらう戦いを続けており、どうしても勝ち点3を取りに行かなければならない試合で、同点の後半にリスクを嫌って自陣でブロックを構築する戦いを選んだのは理解ができない。
勝ち点1を死守、あわよくばカウンターから勝ち越しというような考えだったのだと思うが、結局勝ち点1も守れず、フライブルクに勝ち点で追い抜かれてしまったのはプランミスだったというほかない。あまりに消極的で見ているだけで元気がなくなった。
せっかくオノラが復帰し、オノラからクラインディーンストというホットラインもあるのに起点が低くて攻撃のチャンスが少なすぎる。負ければ順位が入れかわる戦いであることを意識しすぎて腰の引けた戦いかたを選択し、結果的には裏目に出た。
昨季の反省から守備に重心を置いていることもわからなくはないが、それで2失点し負けているのだから、深い位置でブロックをつくればいいというものでもないということは学習してほしい。勝ち点3の必要な試合だということを理解していたのか疑わしい。
これで29試合を終えて13勝11敗5分、勝ち点は44のままで7位に後退、4位のライプツィヒとの勝ち点差は4となり、残り5試合での逆転は現実的には厳しくなってしまった。残り試合全勝する勢いで勇気を持って戦い、最後にどうなっているか見てみるしかない。
ゲラルド・セオアネ監督談話
「もちろん結果にはがっかりしているし、パフォーマンスについても、しっかりした質を備えた相手に比べて満足しているわけではない。ボールをしっかり保持する時間をつくれず、試合をしっかりコントロールすることができなかったし、ボール保持を効果的に生かすこともできなかった。判断を誤ることもあったし、切り替えの際に技術的なミスもあった。守備面では敵に自由を与えなかったが、失点につながる二つのミスは痛かった」
心底がっかりした。
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