DSCN9837バルブトレインからっぽいノイズがしているので、今回バルブクリアランスの調整をします。
バルブカバー廻りも、けっこう油っぽくなっているので、ガスケット交換もそろそろな時期なようです。
毎日乗るオーナーさんじゃないので、しばらく乗らない時期があると油圧タペットにエアが嚙んで、しっかりエアが抜け切るまで結構なノイズが出てしまいます。
新しめなエンジンて言っても、新車時から20年以上は経っているっぽいので、必要に応じて直していないものなら、まあそういうこともあります。
本来メンテフリーな油圧タペットも、新車から数年ではないので、ノーメンテでOKとは限りません。
で、さっそく調整。
ノイズの原因になるようなとか、びっくりするような状態ではなさそうでしたが、バラ付きはかなりありで、しばらく手付かずだったようですね。
特に#3#4側は、通常よりかなり詰まった状態で、知らず知らずに狂っていた、じゃなくて意図的に規定値じゃなくしてあるのでは?って思うような狂いでした。
まだ他の作業があるので、再始動していませんが、エンジン掛けたら、何か余計な発見が出て来ないことを祈りたいです。
外したバルブカバーは表も裏も真っ黒。
ガスケットはカチカチのプラスチック状態。
縮んで落ちそうな箇所もありました。
今回見ておいて正解でしたね。
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洗浄して新しいガスケットを装着。
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カバーを装着して完了。
本来これで終わりですが、長いことジワジワ漏れていたせいか、ヒートエクスチェンジャーも油でベトベトでしたので、ザックリ程度に洗浄しています。
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本題以外が地味に時間掛かりますが、こういうの端折ったのが貯まったクルマは、いざって時に原因探しや作業に時間が掛かって、あとからまとめてツケが返ってきます。
ちょっとしたついで作業は、その都度一緒にやっておいた方が無駄がありません。
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