自殺したアイドル・如月ミキの一周忌。彼女のファンサイトで知り合った、家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘の5人は、都内某所に追悼会と称して集まり、故人を偲びつつ盛り上がろうとしていたが、「彼女は自殺なんかじゃない。殺されたんだ」という発言をきっかけに、会は思わぬ方向へ・・。
期待通り、結構面白かったです。
5人の男達が繰り広げる密室のドラマ。サスペンスの部分はともかく、チラシに書いてある「温かな奇跡」には、どうたどり着くんだろう・・?と思ってましたが、なるほど×2、そういうことですか。確かに最後の最後に解明された「謎」には、ほっこりさせられたというか。
あまり頭使う必要はない・・分かり易いヒントがちりばめられてて、「あぁ、くるで、くるで」と思ったところで案の定、会場の皆が一緒にドカンと笑える・・そんなシーンが何回かあって、わりと一般ウケしそう・・間口が広い印象。
とにかく、結構笑えて、最後ちょっとほっこり。粗を探せば結構あるような気もしますが、探すのも野暮な気がしてくる・・流れに身を任せてユルユルに愉しむべき、そして場内の他のお客さんと一緒になって笑う、そんな映画ではないかと。それにしても小出(恵介)君は、映画で見る度(「初恋」→「きみにしか聞こえない」→「キサラギ」)、毎回全然、印象が違いますね。さすが役者というべきか・・。
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