2007年09月25日

映画「カタコンベ」(試写会)感想

内向的なヴィクトリアは、パリのソルボンヌ大学に通う、明るい性格の姉・キャロリンのもとを訪れ、彼女に誘われるまま、700万の遺骨が積み上げられたカタコンベ(地下墓場)でのパーティーに参加する。

ささいなことで姉達から独り離れた彼女は、通路で迷い、パーティー会場に戻ることが出来なくなってしまう。全長500kmの「死の迷路」の中を、何者かがうごめく・・はたして彼女は無事地上にたどりつくことが出来るのか?



「SAW」のプロデューサーの作品ってのが最大のウリな訳ですが・・。「SAW」っぽい、音だったり何やかや、模倣はしている・・クライマックスで、今までの、事件の核たる要素が短時間でぐるぐる、走馬灯のように?めぐるあの演出もそのままパクってましたが、失笑モン・・。形だけを真似て、肝心の中味が伴ってない・・まさに、「仏作って魂入れず」ですよ。作品の出来において、「SAW」(一作目)には足元にも及ばないというか。

そんなに長くない作品なんですけど、途中ちょっと、ダレてしまいましたし。

ヒロインの女優さんのルックスはわりかしキレイで、好きなタイプですけど。

映画の日(1000円)か、DVDレンタルで十分・・正規料金だと「金返せ」レベルではないかと。

以下ネタバレ感想です。少しでもご覧になられる気がおありの方は、ご覧になってからお読み下さい。


それにしても最後、あんな血塗れのままタクに乗るなよ、ヴィクトリア。水はあったんですから、せめて血流してから・・。あんな彼女を乗せたまま、走り出すタクの運ちゃんも謎・・もしかして何か点いてたのは、「警察に知らせて」系の非常灯だったんでしょうか?彼はあのまま、警察署に行くに5000点。だいいちヴィクの要求通り空港行っても、金もパスポートも持ってないはずの彼女に国外逃亡は出来ないでしょうし。

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カタコンベ@映画生活
Posted by dermorgenstern at 23:48│映画2007 
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「SAWシリーズ・プロデューサー最新作」という触れ込みが気になってカタコンベを初日に見てきました。 映像とかストーリーの展開の仕方は思いっきりSAWっぽくて、まずまずだった??.
カタコンベ - Catacombs - (個人的評価:★★★)【尼崎OSよ永遠なれ(地方競馬情報品質向上委員会別館)】at 2007年10月07日 01:33
『「SAW」の製作陣による恐怖の巨大迷路サスペンス。実在するパリの地下墓地を舞台に恐怖のサバイバル体験を描く』なんていうふれ込みに、ちょっと期待して観に行きましたが、まさかまさかで撃沈されちゃいました・・・ 今回は思いっきりネタバレありで書きますので、映画...
カタコンベ/シャニン・ソサモン【カノンな日々】at 2007年10月07日 17:42