この迫力!鍋で食うより喰われそうです
筆一本でこの迫力
水墨画のような看板というのもめずらしいですが、宣伝したい商品のイメージにぴったりだと、墨一色が逆にイメージを引き立たせて、十二分な訴求力生むということを教えてくれるる看板です。
水彩画は淡くやわらかな雰囲気が特徴ですが、水墨画のように墨一色になると、力強さも表現できますね。
商品イメージに合った描画方法
看板を描く場合、黒板系ならチョークやマーカー、普通の白い用紙の場合はポスターカラーなどを使います。
どれも、濃淡をはっきりと表現できる鮮やかな描き心地が特徴ですが、同じ濃淡で表現する技法でも、水墨画や水彩画は濃淡で鮮烈さや強い印象を与えるのではなく、微妙な雰囲気を演出するタイプ、水をふんだんに使って表現の幅を広げます。
今回の場合は、看板という鮮明さがポイントとなる絵ですから、この微妙な雰囲気を演出する水をたくさん使っての微妙な表現がなされていませんので、それが強烈な印象として伝わっているのですね。
絵を描く道具や技法の特性を理解することで、表現の幅が大きく広がるということを教えてくれています。
もちろん、構図の妙といえる要素も重要なポイントも見落としてはいけませんけとね。
イラスト看板 |