やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

2005年04月

長崎と言えば、長崎ちゃんぽん。って、ホントに長崎名物の食べ物って多いですね。勿論、お土産には福砂屋のカステラも買いました。慶事、幸運の象徴である蝙蝠をトレードマークにしている福砂屋は、およそ380年前の創業以来現在に至るまで手作りの製法に拘っています。それこそ長崎市内には無数のカステラ屋さんがありますが、長崎出身の友人も、福砂屋のカステラは別格だと言います。

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さて、本題に話を戻しましょう。そう、長崎ちゃんぽんです。これまた市内にはちゃんぽんを出す店が無数にあって、人気のある店、美味しい店、色々あるようですが、僕が今回チョイスしたのは長崎ちゃんぽんの発祥のお店、「四海楼」です。グラバー園へと登っていく道の麓近くにこの店はあるのですが、その壮観な外観は初めて見る人なら圧倒されるでしょう。僕は予めネットで調べていたので、どんな建物かは知っていたのですが、それでも実物を見たときにはたまげました。これがちゃんぽんのお店!?しかしレストラン部分は最上階のみで、しかもフロアー面積が意外と狭い。11時半の開店で11時40分にお店に行ったらもう既に満席&30分待ち。とほほ…。

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結局小一時間ほど待たされてようやくテーブルへと通されました。オーダーは勿論ちゃんぽん。スープはあっさりとした飲み口の白濁トンコツ。お馴染みスープと一緒に炒められたてんこ盛りの山海の具、それにうどんのような白くて太い麺。麺はコシがなくてぷちぷちしてました。勿論、最初に作られた当初のものとはまるで別物なのでしょうが、なにか感慨深いものを感じながらお食事が出来てよかったです。

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少しのインターバルをおいて、次はトルコライスを食べに行きました。これも長崎ならではの食べ物。トルコライスって何?という方もいらっしゃると思うので簡単に説明すると、ひとつのお皿に、ピラフ、スパゲティナポリタンが半々くらいに盛り付けられて、その上にドミグラスソースをかけたトンカツが乗っているというもの。これが基本形となっていて、お店によってはピラフがドライカレーだったり、サフランライスだったり、或いはサラダも一緒になってたりと色々なバリエーションがあるようです。僕が行ったのは「きっちんせいじ」。市電の先頭部分がお店の外壁に埋め込まれたようなデザインの可愛らしいお店。店内は、中央部分でふた部屋になるように壁で区切られていて、一方は壁面全てが本棚になっていて無数の漫画本で埋め尽くされたいわば漫画本の部屋。もう一方は、お食事をするテーブルが硝子ケースになっていて、そのなかがNゲージのジオラマだったり、壁面に市電の写真が多数貼ってあったりして、いわば電車の部屋。お店の名前が「電車レストラン きっちんせいじ」なので、こちらの部屋がメインなんでしょうね。

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肝心のトルコライスですが、洋食好きな僕にとってはあれもこれもがのっかていてワクワクしちゃうような食べ物。パーツ、パーツははっきり言ってどうということのないものなんですが、見た目に楽しいし、なんだか嬉しい気分になります。お味噌汁つきで900円。とっても満足しました。このトルコライスも各地に伝播しているようで、関東地方でもこれをメニューにくわえているところがあったり、社員食堂や学校の食堂などでも出しているところがあるらしいです。社員食堂でトルコライスがあったら素敵。羨ましいなあ。

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有田からは一気に長崎市へ。稲佐山の中腹にあるホテルへ宿をとっていたのですが、チェックインする前に「吉宗(よっそう)本店」でお夕食。銀座にある「吉宗」には、ちゃんぽんや皿うどんもありますが、本店では名物の茶碗蒸しや角煮、それとしっぽく料理などがあるだけで、ちゃんぽんや皿うどんはないんです。ここ本店には15年前にも来たことがありましたが、雰囲気がとってもよくて気に入っていたのでまた来てしまいました。しっぽく料理もいいなあと思ったのですが、品数がとても多く、このあと餃子を食べに行く予定もあったので、無難に茶碗蒸しと蒸し寿司のセット、それに角煮を頂きました。茶碗蒸しは相変わらずの美味さ。角煮も脂身までしっかり美味しい。とっても満足。ただ正直言って蒸し寿司はそれほど美味いものとも思えないんですよね~。ごはんのうえのデンブが甘くって…。

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ホテルへチェックインしてお風呂で汗を流したあと、再び市街地へ降りていって次の目的地の「宝雲亭」へ。ここは一口餃子のお店ですが、Rickyさんに教えてもらっておいたところです。ここの餃子、ほんとに美味いです。一人前10個くらいで350円なのですが、もう何皿でも食べられちゃうって感じ。宇都宮の餃子も美味しかったけど、ここの餃子はサイズが小さいせいか、頼んでから焼きあがるまでがめちゃめちゃ早いのがいい。待たずに食べられるのもポイントです。クルマでの移動でなければビール飲みながら食べたかったですね。

5年前、有田焼の磁器を使って製品を作るというテーマがあって、そのときまで殆ど焼物の知識がなかった僕は、そのときお付き合いさせていただくこととなった有田の源右衛門窯さんへ訪問し、磁器について一から勉強させてもらいました。通常は社外秘なので見ることの出来ない現場も、磁器の出来るまでを順を追って見学させていただきました。また、伊万里の代名詞ともなっている柿右衛門はじめ、今右衛門、深川製磁、香蘭社なども巡って、400年の歴史を誇る日本初の製磁について勉強しました。そのときから有田に対する憧憬が生まれ、いつかは有田の陶器市へ行ってみたいと思っていたのですが、今日ようやくその希望をかなえることとなりました。

今回の九州旅行の一番の目的は、この陶器市の見学。今まで益子の陶器市には出掛けたことはありましたが、有田の市は規模が違います。上有田駅から有田駅にかけておよそ4kmのあいだに、延々と市がたっています。その周辺も含めると、大変な広さになるので、歩きで周るのはほぼ不可能。しかも、店舗数は半端な数ではないので或る程度絞らないと、これまた一日で周りきるのも不可能。というわけで、香蘭社、深川製磁、今右衛門、源右衛門をメインの目的地にして、加えて少しだけ市のメインストリートを周りました。柿右衛門は、非常に歴史的には重要な窯元ですが、様式が僕の好みではないので今回はパス。やっぱりいいなあと再確認したのは、今右衛門と源右衛門。但し、今右衛門は価格レンジが高すぎで、手に入れられる代物ではなし。

時間ぎりぎりまで市を見て、最後にメインストリートから離れた場所にある源右衛門窯へ再訪。5年前にお世話になった専務ともお会いでき、お土産(磁器のマグカップ。当然源右衛門窯の作)まで頂いてしまいました。僕は自分用に何かを買いたいと思っていたのですが、ひとめで気に入ったのが蛸唐草濃み(だみ)紋の小さな灰皿。直径5~6センチほどの小さなものですが、手描きの紋様が緻密で美しく、8400円というのも高くはないなという品物。これをいただけますか?というと、かなりお安くしていただいたうえに、桐箱へ入れてくれて、品物の名前と作者の名前をスミイレして落款まで押してくれました。もう、これは勿体無くて使えません。一生のお宝にします。


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お宝の磁器製灰皿 源右衛門作

昨日に引き続き今日もコンサート。しかし自分でも柳ジョージと大塚愛のギャップの大きさはどうなのよそれって思いますね(汗)。

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今日は全国ツアーの初日で、市原市民会館が会場。このあいだのYUKIちゃんの三郷でのライブもツアー初日でしたが、新曲を誰よりも早く聴けるという特典があってなかなかよいんですよ。しかもハコが小さいので、どんなに後ろのほうの席でもほとんどストレスはなし。最近このパターンなので、アリーナだのドームだのの公演には殆ど行きたがらない僕でした。

去年の6月、渋谷のクアトロで初めて生の大塚愛を見ましたが、そのときのバックバンドは酷かった。お前ら高校生バンドかよ!と突っ込みたくなるようなレベルの演奏だったので、今回のツアーも正直あまり期待はしていなかったんですが、幕が開いてみると殆どのメンバーが入れ替わっていました。実にストレスのない演奏で、胸をなでおろしました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、オープニングはちょっとしたマジックが織り込まれていて面白かったです。緩急つけて最後まで飽きさせない、というか、最後で一気に観客を燃え上がらせたセットリストには文句はないんですが、ミキシングといかバランスが悪かったのが不満。というのも肝心のボーカルの音量がかなり小さかったんですよ。

でも大塚愛初のツアーパンフもゲットできたし、概ね満足でした。また次のツアーも行きたいっす。

いや、決して僕の趣味ではないんですが、とある方のお付き合いでこの人たちのコンサートを見ることに。彼らは今から24年前に武道館で解散しているのですが、この日一日かぎりの復活コンサートが神奈川県民会館で行われました。場所は山下公園の程近く。

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今日は天気も良く、ちょっと早めに到着したので付近を散策。山下公園をブラブラして、会場の並びにあるホテルニューグランド(写真)へ。このホテルは昭和二年に建造されたもので、今では歴史的建造物の認定を受けています。新館のほうは比較的最近になって増改築されたものですが、本館のほうはまだ建造された当時のまま残されています。日本人の設計によるものですが、西洋風の雰囲気が、ガス燈の並ぶ通りの景観にとてもマッチしています。図々しくも結婚披露宴の待合室として使われている二階のソファでまったりくつろいできました。

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さて、コンサートのほうですが、客層はいい年をしたおじさんばかりかと思っていましたが、意外にも若い女の子の姿も結構あってびっくり。演奏された曲は僕はほとんど分かりませんでしたが、ブルース好きなおじさんたちが楽しく演奏しているっていう感じが、それはそれでなかなか良かったと思います。ドラムがめちゃめちゃ走ってたり、ベースが音を外していたりというのはご愛嬌。たまにはこんなラフな感じのコンサートも味があっていいなと思いました。

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