やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

2007年09月

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数年前に一度行って、あまりいい印象を持たなかったつくば丸長。丸長コンプしたところで食べてみたらまた印象も変わるかもと思い、再訪。

店はつくば学園都市にある。その学園都市には少なからず思い出がある。最初の思い出は高校生のときに万博に行ったこと。学校の遠足と家族旅行とで2度行った。万博が終わると学園都市に生まれ変わるが、万博の記念として残されたプラネタリウムには、ハタチ前くらいに当時仲良く遊んでいた女の子を連れてデートに訪れた。五月晴れの日で、美しい新緑と木漏れ日が眩しかった記憶が残っている。デートの相手が変わるたびにバカの一つ覚えみたいにドライブで訪れた。

と、まあ、そんな感傷にひたりながらお店の中へ。ここは以前来た時もそうだったが、今回もまた若いスタッフがお出迎え。恐らくバイトちゃんだと思うが、数人の学生くらいの歳のスタッフがいて、丸長らしからぬ若々しく瑞々しい雰囲気がある。その中の一人の女の子は好みのタイプだったw

店内は満席で待ちも数人。しかし40ちかいキャパがあり回転も速いのでそれほど待つことはない。ここもつけ麺・ラーメン専門店。ユニークなのは”替え玉”(150円)があるという点。丸長全22軒の中でも替え玉なるものがあるのはここだけだ。
僕はチャーシュー入り(750円)をオーダーした。

厚めに切られたチャーシュー4枚が並んだつけ汁は、酸味やや強め、胡椒、唐辛子の辛味もやや強め、甘さは控えめ、で万人ウケタイプ。食べ手を選ばない方向性なので苦手意識を持つお客さんは少ないと思う。
ストレートの太麺は平均的な丸長より量が多め。ふわっとしたソフトな歯ごたえがあり、もっちり感もありなかなか良い麺ではあるが、若干スープの持ち上げが弱いのが気になる。
チャーシューはしっとり、もっちりで旨い。厚みもあって満足度も高く言うことなし。

結果的に前回来たときとは麺もスープも大きく印象が違っていた。これが丸長舌になっているからそう感じるのか、進化を遂げたのか、はたまたブレなのかは分からないが、まあまあそこそこのレベルと言ったところか。
個人的には万人ウケするチューニングというのが逆に物足りなく感じる要因になってしまったが。。。


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<データ>
丸長(つくば)
最寄駅:つくば
住所:茨城県つくば市春日4-12-3
定休日:水曜
営業時間:11:30~15:00、18:00~20:30

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5回目くらいの訪問かな。このうち3回は先代のときの訪問。その衝撃的で代替のきかない味に一発で惚れて立て続けに行ったのでした。4回目は八王子丸長をやっていた勝田台丸長の店主の子息が八王子の店を閉めて勝田台に親父さんと二人で立っているときでした。このとき味ががらりと変わり、自分の好みから外れちゃったなと思ってから一切行かなくなりましたね。

なので今回は正式に代替わりをしてから初の訪問。既に先代のときにも僕が行き始めたときにはつけ麺とラーメンしかやっておらず、中華料理屋さんではなくなってましたが、現在もラーメン・つけめんの専門店。先代も店には相変わらず立っていて、フロアー係に専念。

現在の勝田台が他の丸長に比べてユニークなのは、つけ汁がスパイス(胡椒)の分量の違いで3種あること。基本が”つけそば”。”つけそばB”は基本よりスパイス控えめ。”こいくちつけそば”が基本よりもスパイスを強くしたもの。いずれも価格は650円。

僕は基本のつけそばをチャーシュー増しで頂いた。
つけ汁は濃茶色というよりは黒に近い。アブラは多めで刻みネギも多めに浮く。メンマも入っている。
酸味は強いが、先代のときほどではない。以前は丸長の中でも飛びぬけて酸味の強い信州中野や長野市の丸長と同じくらいのイメージだったが現在はそれらよりも控えめだ。唐辛子を用いず胡椒のみでつけられた辛味はかなり強い。これは先代のときと唐辛子とラー油が使われていないという点を除けば印象が変わらない強さ。かなり刺激的。甘味はやや強めで、かなり控えめだった先代時代とこれも違う。

丸長におけるチャーシューは、しっとりと食感よく仕上げている店が意外に多いのだが、ここのチャーシューはかなりパサついていて正直自分の好みではない。しかし売り切れが早い人気商品ではあるので好みの問題であろう。

麺は平打ちのストレートの太麺。プリプリつるつるシコシコで、これに関しては確実に進化を遂げたと言えると思う。先代のときの麺も充分に旨かったが、更にコシが強くなって風味もよくなったような印象。

個人的にはやはり先代時代の方が好きですが、現在の勝田台も飛びぬけた感のある丸長。データよりも早仕舞いすることが多いので訪問の際には早めの時間に行くことをオススメしときます。


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<データ>
丸長(勝田台)
最寄り駅:勝田台
住所:千葉県八千代市勝田台1-14-34
定休日:火曜・第二月曜
営業時間:11:30?15:30(平日でも14時過ぎで閉まってしまうことが多い)

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丸長系ブランドつまみ食いの一環で相模原市の「丸龍」へ。年季の入った建物の暖簾をくぐると、腰の曲がったおばちゃんがその風体に似合わない元気な声と満面の笑みで出迎えてくれる。ガラス窓と壁で隔てられた厨房にはおじちゃんもいるようだが、この日はおばちゃんが殆どのオペレーションをこなしていた。カウンターに4席と、4人用テーブルが3卓というキャパは、丸長系では標準的か少し広め。メニューの構成は中華料理屋のもの。

つけそばには正油味とみそ味が用意されており、いずれも550円。僕は勿論正油味のつけそばをオーダー。

足もともおぼつかないおばちゃんのオペレーションを眺めていると、緩慢な動きながらも手元はしっかりとしている。時間は随分とかかっていたので、このような重労働で550円ぽっちを払うのもなんだか気が引けてくる。
『お待たせしてごめんね?』などといいながら供されたお盆には、麺の盛りとつけ汁、それに割りスープを小さなヤカンのような入れ物がのっている。なんだかとっても心がこもったお盆を前に、素直に感謝の気持ちが湧いてきた。

つけ汁は薄茶色の半濁スープで、刻みネギ、メンマ、細切りチャーシューというお決まりの具材のほかに、白ゴマが多めに振られている。アブラも多めだ。酸味はやや強め、唐辛子の辛味もやや強め、甘味もやや強めで、この調味料のバランスが実によく、まとまりがある。食べたときのインパクトと旨みやコクの感じ方で、この配合は計算されたものであることが窺える。
麺は平打ちの中太で、ヤワメ茹でながらぷりぷりとした食感と風味のよさがたっていてとても旨い。

このおばちゃんの接客と、バランスの良いつけ汁で、再訪したい丸長系のひとつです。


<データ>
丸龍
最寄り駅:町田
住所:神奈川県相模原市上鶴間本町8-5-1
定休日:水曜
営業時間:11:30?20:00

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丸長全店制覇の旅、最後に訪れたのはここ沼袋。食べた感じからすると目白の出なのかな?って思うけど、実は阿佐ヶ谷出身。昭和48年創業の30年超選手。

店内は9席のみで小ぢんまりとしているが、ほぼ満席。厨房のご主人は恰幅がよく、髪の毛をオイルで丁寧にオールバックになでつけていて格好いい。と言ってもそこそこ歳のいったおじちゃんではあるが。因みに声も渋くて格好いい。

メニューはつけそば11種、ラーメン7種、それに炒飯とギョーザで、ラー・つけ専門店。本日のオーダーはチャーシュー入り750円。因みにノーマルのつけそばは500円と安い。

つけ汁はラーメン用の大きな丼に入ってきた。そしてスープは薄茶濁。一般的な丸長のそれとは全然見た目の印象が違う。『これはもしや?』と思ってそのままの状態で飲んでみる。すると動物系の出汁がかなり濃厚に出ていて、カツオの風味も鼻腔を抜ける。旨いぞ?!しかし塩分濃度なし。そう、もしやと思ったのは目白式のつけ汁と同じでは?と思ったのだ。かえしや調味料は丼の下に沈んでいて上層には寸胴のスープ。最初によくかき混ぜないとつけめんのつけ汁として機能しないというヤツだ。案の定、よくかき混ぜてみると薄茶色から濃茶色へと変化した。この状態で酸味と辛味はやや強く、甘味は極力控えめというバランス。かえしはかなりたっていたが、それでも出汁の旨みがしっかり感じられる。これは目白のスープを凌駕して、丸長の中では最もパワーのあるスープだ。スライスした玉葱が入っているのと、コロコロとした食べ応えのある切り方のチャーシューも特徴的。このチャーシューがまた旨い。

麺も素晴らしい。ストレートの太麺。タイプ的にはやはり目白のそれに似ていて、もちもちとした食感でコシが強く、つるつると喉越しがよい。分かりやすく言えばレベルの高い東池系大勝軒の麺に印象が似ている。多くの丸長とは赴きが違い、進化を遂げた麺という感じだ。量は280gくらいだろうか。普通盛りでも結構満足のいく量である。

旅の最後を飾るに相応しいとてもいい丸長に巡り会えた。これで一応は丸長22軒全店制覇したが、記憶の古い丸長を何軒かもう一度巡る予定。既に阿佐ヶ谷と荻窪は周ったが、勝田台とつくばが残っている。それが済んでから、ホムペに丸長のページを新設する予定。


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<データ>
丸長(沼袋)
最寄り駅:沼袋
住所:東京都中野区沼袋1-44-10
定休日:日曜
営業時間:10:30?21:00

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昭和52年に目白から暖簾分けされた比較的新しい丸長ではあるが、店舗の内外装からは相当の年季が入っているように見受けられる。13席のキャパがある店内は、薄暗く、店主夫妻も物静かで刻が止まったかのような空間。冷水器もなく、店内の一角に山積みにされたコップのわきに冷水の入った大きなペットボトルが置いてあるだけだ。

メニューは麺メニューのほかに炒め物なども揃える。つけめんは450円と安い。

つけ汁は透明度の高い茶色の清湯で、ラー油が浮いているのが特徴的。メンマ、チャーシュー細切り、刻みネギが入る。酸味やや強く、辛味もやや強いという程度。胡椒と唐辛子の併用。甘味は殆ど感じない。
麺はストレートの細麺。やわ茹ででコシは弱い。奇妙なことに前半食べ始めは麺が異様に長いのだが、後半になるにつれ逆に異様に短くなる。どういうカラクリなのか全く分からない。

訪問した日がたまたまだったのかも知れないが、入店した際には前客ゼロで、12時を過ぎると次から次へと地元のお客さんが集まりあっという間に満席になってしまった。活気のない澱んだ空気が、一瞬にして賑やかに。そこそこ固定客は掴んでいるようで安心した。


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<データ>
丸長(小豆沢)
最寄り駅:志村坂上
住所:東京都板橋区小豆沢1-6-16
定休日:日曜
営業時間:11:00?19:00

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