やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

2008年05月

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二度ほど来訪している末広町の「がんこ 八代目」に、夏季限定の冷やしラーメンを食べに行った。
お店の外に券売機があるのでそこで食券を買おうとすると名物店主さんが外で一服されているところに出くわした。
にこにこと『いらっしゃ~い。今日は何を食べるの?』などと声をかけていただいた。
お店の外にはケータイ電話禁止だとか、色々とお店での禁則事項が書かれていてちょっと怖いイメージを持たれることが多いが、ご主人は相変わらずフレンドリーな方で楽しい気分にさせてくれる。

店内に入るとお弟子さん(?)の『こんにちは~!』という元気な挨拶。
こちらでは『いらっしゃいませ』ではなく、『こんにちは』と挨拶するのが拘りなのだと「月刊とらさん」の誌上でご主人が語られていたが、その通りのお出迎え。

食券を渡してしばし待つとやがて冷やしラーメンの出来上がり。
白磁の丼の後方側に細長い海苔に逆ハの字にささっていて、手前側には赤い小梅が少し離して左右にひとつづつ添えられている様は、うさぎの顔をモチーフにしているように見えて可愛らしい。

スープはきんきんに冷えていてとても爽やかで口の中がすっきりする。
かなり冷えているが、しっかりと鶏や昆布の旨みが効いている。
その旨みの中には梅の味が仕込まれおり、これがさらに爽やかさを演出。
細かく刻まれた紫蘇がこの梅の酸味が効いたスープと相性がよい。

麺が面白い。
普段温麺で食べ慣れている中細の縮れ麺だが、これを冷水で〆るとこんなにも面白い麺だったのか!と驚いた。
ぷりぷりしていて凄いコシの強さで、実に楽しい食感だ。

何枚かのせられた鶏の胸肉がまた旨い。
レアでしっとりと仕上げられていて、柔らかく鶏肉の旨みが活かされている。
これは何枚でもイケてしまう。


今日は梅雨寒だったので冷やし日和ではなかったのだが、これから来る夏本番の暑さの中で食べれば尚一層美味しいだろう。
今年の夏は何度かお世話になりたいと思う。


<データ>
宗家一条流がんこ 八代目
最寄駅:末広町(地下鉄銀座線)
住所:東京都千代田区外神田3-7-8
定休日:日曜・月曜・祝日
営業時間:11:30~16:00、17:00~19:00、土曜11:30~18:00

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淡路町駅近くにオープンした新店。
真白で横長の暖簾の中央に店名が書かれていて清楚な感じがするのと、店先に置かれた観用植物などでお洒落な雰囲気。
小さな店内ながら窮屈さは感じさせず、カウンターに囲まれた厨房には爽やかな笑顔で迎えてくれる若い店主さんが立つ。

麺メニューは”醤油らーめん”一本で、トッピング違いでいくつかのバリエーションがつけられている。
ほかにご飯ものやデザートも用意されている。
僕はいわゆる全のせの”磯野らー麺”1250円を頂いた。

白を基調に緑や黄色のパターンが入って可愛らしさのある丼に、チャーシュー、わんたん、岩海苔、味玉、メンマ、刻みネギがのっており、麺は見えない。
スープは薄茶の半濁だ。

そのスープは動物系素材の旨みがしっかりと出ているが、かなり特徴のある味。
八角と鴨油が加えられているらしく、一見普通の醤油ラーメンに見えるスープにオンリーワンな印象を付加している。
実に美味しいスープであとを引く。

麺がまた秀逸。
コシの強さ、引き締まった表面、風味の良さが素晴らしい。
スープもよいが、麺もいいので一杯としての完成度が非常に高いと感じる。

わんたんもつるつるしていて柔らかく美味しいし、チャーシューやメンマも丁寧な仕事が光る。
味玉も黄身本来の旨みを引き出しながら、過不足のない味付けで白眉の出来。


これは新店ながら凄いレベルの高さ。
全く不満に思うところがなかった。
早晩、列を為す人気店となるのでは?


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<データ>
中華そば 神田 磯野
最寄駅:淡路町(地下鉄丸ノ内線)
住所:東京千代田区神田須田町1-3
定休日:日曜
営業時間:11:30~20:30

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一見普通の民家のリビングに上がってお食事をするというスタイルのラーメン屋さん。

このような雰囲気のお店でメニューは実に豊富でどれを食べたらよいか迷ってしまう。
今日は”金ゴマタンタン麺”850円のミニ(-100円/100g))と、”チャーシューパオ”250円をオーダーした。
タンタンメンは辛さが10段階から選べるが、今回は中辛でお願いした。

まず供されたのはタンタンメン。
全体的に赤く染まったスープに、チャーシュー、ネギ、青菜、海苔、挽き肉、味玉がのっている。
この味玉は本日のサービス品だそうだ。

担々麺は醤油スープをベースに、サラリとした芝麻醤を合わせたもので、一般的な中国料理の担々麺とは違ったタイプ。
控えめながらゴマの風味もたち、色々な香辛料の香りとあいまって、爽やかな刺激も。
中辛だと辛味はほとんど効いてないという塩梅だが、ベースのスープを堪能するのには丁度いいバランスだと思う。
そのベースも、無化調とは思えないくらいに野菜や動物系の旨みが出ていて美味しい。

麺は細麺、太麺から選べて今回は太麺にしたが、それでも中太レベル。
ぷりぷりもっちりの多加水で瑞々しくこれまた旨い。

味玉やチャーシューも美味しく仕上げてあって完成度がとても高い。


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一方のチャーシューパオは、肉まんなどで使われるような皮でチャーシューを包んだもの。
この皮も勿論自家製で、ふわふわもっちりしててコレだけでも旨い。
チャーシューは甘辛く味が付いててシャキシャキのレタスと一緒にサンドしてあるもの。
これに似たようなものは食べたことがあるが、ここのコレはそれらのどれよりも旨いと思った。


ホームページの「今週のレポ」でこのお店を詳しく紹介させていただいているので是非ご一読を。







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<データ>
花キッチン
最寄駅:永田(JR外房線)
住所:千葉県山武郡大網白里町南横川3284-3
定休日:月曜・火曜
営業時間:11:30~15:00、18:00~20:30

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最近港区は新店ラッシュ。
新橋~大門~田町エリアで次々とお店が出現している。
こちらのお店もそんななかのひとつ。
ネット上の情報に依れば「大斗」からの独立とのこと。

お店は小さいが内外装ともにとてもかわいらしくまとめてある。
清潔感もあって女性一人でも入りやすい雰囲気だ。
7席のみのカウンターに囲まれた厨房もかなり狭く、男性スタッフ二人が立たれていてとても窮屈そう。

メニューは大きくは”らーめん”と”盛りそば”のみで、それぞれにトッピングと量でのバリエーションがある。
僕は”盛りそば(並)”の食券を買った。
因みに並盛りの麺の量は180gで、中盛りまでは同値。

つけ汁は動物系の旨みがしっかりと出て、出汁としての魚介は控えめで魚粉を足している。
個人的に魚粉は苦手だが量的な問題とイヤなザラつきもあまりないのでそれほど気にはならなかった。
いずれにしても濃度は高めで更に油が多めのややコッテリしたタイプ。
甘辛酸の調味料は控えめでどちらかと言えばスープの旨みと強めのかえしで食わせる方向性のもの。

麺は「大斗」のそれの食感にかなり近い。
太さは「大斗」の半分以下だが、引き締まった感じと強力なコシの感触が酷似している。
「大斗」のわしわしと食らいつくっていう感覚も楽しいのだが、完成体としてのバランスを考えたらこのくらいの太さの方が食べやすい。
つけ汁との力関係も拮抗していてこれでも十分楽しく食べることが出来た。

出来たばかりの新店ながらスープにもしっかりとチカラがあって不満なし。
新橋エリアでは他にバッティングするお店もないし、かなりの人気を呼びそう。
この麺でラーメンも食べてみたいところだ。


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<データ>
新橋 おらが
最寄駅:新橋(JR山手線ほか)
住所:東京都港区新橋4-14-4
定休日:日曜・祝日
営業時間:11:00~15:00、18:00~22:00、土曜11:00~15:00

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名古屋へ出張のついでに名古屋在住のラー友にお願いして岐阜県は関市に連れて行ってもらった。
狙いは「白神」。
東海地方のみならず、首都圏にもその名の轟く人気店。

開店時間の15分前に到着してみると既に6名ほどのお客さんがシャッターしていた。
やはり人気は高いようだ。
開店時間より少し早くお店は開いた。

こちらではつけ麺が人気で看板メニューとのことだが、僕の個人的な興味はスープに使われる”海老”にあった。
過去に経験した”海老”を使ったラーメンで、殆ど自分の中で心底”旨い!”と思ったものがなかったので、白エビを使ったスープで有名なこちらではラーメンを食べることは最初から決めていた。
というわけで”えびそば醤油”730円の食券を。

見た目に濃厚そうな茶濁のスープが注がれた丼からは強めに海老の香りが立ち上る。
トッピングにはチャーシュー、メンマと多めの水菜がのる。

スープを一口、、、

お見事!

と僕が言うのもおこがましいのだが、とにかくそういう感想。
動物系の濃厚な旨みの上に、力強く、且つキレイに出たエビの味。
これだけしっかりとしたエビの味でエグミや嫌なクサミがない。

今までの経験の中で(限定は除く)エビなどの甲殻類を使ったものでエグミ、クサミが出ていないラーメンは「縁や」@札幌だけであった。
それ以外では、どうにも独特のクサミで楽しんで食べることが出来なかったのだが、こちらのこのスープはその悩みを全面解消するものだった。
もう大満足。

自家製だという麺は中太の縮れ麺。
熟成は進んでいない感じで、ももちもちとしていてコシも強く風味も高い。
表面にザラつきがあるのでパンチのあるスープをしっかりと持ち上げてくれる。

そのほかの具材も文句なしの仕上がりで、特にチャーシューはトロトロのやわらかタイプながら箸で持ち上げても崩れないものでとても旨い。
ほどよい厚みで切られているのも嬉しい。

『ウチはつけ麺がウリなんですけど、、、』と仰る店主さんには申し訳ないが、これはまずラーメンで食べてほしいと思う。

おいそれと行ける場所ではないが、こういうラーメンが食べられるお店があるというのが嬉しい。
次回行く機会があったらつけ麺を(笑)


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<データ>
麺屋 白神(はくしん)
最寄駅:関(長良川鉄道)
住所:岐阜県関市巾2-1446
定休日:月曜、火曜
営業時間:11:30~14:00、18:00~21:00

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