やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

2009年07月

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二年前、席数がたったの3席しかないというコトで話題になった「がっつ」@亀戸で出会った細谷氏から先日メールが届いた。

それに拠れば「がっつ」を経営する会社から独立し、自らの店舗をオープンさせたというものだった。

遅ればせながらとしながらもわざわざ開店のご挨拶をいただいたのを受けて早速お店へお邪魔した。

その店舗は「がっつ」からほど近いものの更に細い路地に面しており、住所の情報を頂いていたにも関わらずしばし周辺を彷徨ってしまった。

見つけてしまえば横方向に広めな物件で、新店ながら風格さえ感じる店構えになっている。

屋号は「大衆食堂 仲よし」。
壁面の一部には『昭和46年~中略~大衆酒場仲よしとしてオープン』と書かれているが、これは「がっつ」を開いた物件のことを指しており、細谷氏のお父様が経営なされていた居酒屋なのだという。

お父様は引退なされているが、これを引き継いだカタチでラーメン居酒屋という営業形態のお店になっていた。

30席近いキャパで、居酒屋専門でも十分にやっていけるほどの豊富なおつまみメニューを取り揃え、更に「がっつ」のときに近いくらいに麺メニューも充実している。
このときは細谷氏を含め2人で切り盛りされていたがこれが満席になったらとても二人では回しきれないのではなかろうかと余計な心配をするほどだった。


しばし細谷氏とお話しをさせていただき、基本の”醤油つけ麺”680円を頂いた。

サーブされたそれは「がっつ」のときと同じく石鍋でぐつぐつと煮え立ったつけ汁と麺の盛り。
この麺の盛りのトッピングが凄い。
チャーシュー、メンマ、ナルト、刻みノリ、高菜、ワカメ、揚げエシャロットがところ狭しと並んでいる。
しかもつけ汁にはもやしがこんもりと山を築いている。

麺の量も200gと十分な量だし、この豪華さで680円とは驚きのCPの高さだ。


味に関しては「がっつ」で商品開発をしていたのが細谷氏だったこともあり非常に「がっつ」のときのものと似ている。

動物系が主体で野菜などの甘味が加わり、甘味、辛味が強めにつけられ酸味をわずかに効かせたもの。

麺はタピオカを練りこんだ特注麺で、ツルツルとした舌触りともっちりとした食感が楽しめる。


場所柄認知されるまでに時間がかかりそうだが、そのCPの高さからサラリーマンなどには絶対にウケるパッケージだ。

一度呑みを主体でお邪魔したいと思う。



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<データ>
大衆食堂 仲よし
最寄駅:亀戸(JR総武線)
住所:東京都江東区亀戸5-14-3
定休日:無休
営業時間:11:30~14:00、18:00~1:00、土曜・日曜・祝日11:30~21:30

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7月にオープンしたばかりのお店で、店主さんは「丸長」好きで「麺楽」@河辺などにも足しげく通っていたという情報をラー友の一人から聞きつけた。

となれば丸長好きな僕としては嬉々として駆けつけるのである。

福生なので距離的にもルート的にも行きづらいところではあるのだが、7月いっぱいは無休で営業しているというラー友の情報があったので安心して行けた。


オープンしたての店舗は清潔感にあふれ、男性二人、女性一人の過不足ない接客が気持ちよい。

L字型カウンターには12席が並ぶが昼の部の営業が終了する間際だったので先客はなかった。


メニューには二種類のつけそばがあり、ひとつは丸長テイストでもう一方の”とろ魚介”は恐らくこのお店のオリジナリティを前面に出したものであろう。

僕は迷わず丸長テイストと思われる”つけそば”650円をチョイスした。

丁寧なオペレーションを眺めつつ待って出てきたつけそばは正しく青磁の器を使っているところが嬉しい。
更につけ汁の丼には細かく刻んだナルトやチャーシューも入っており、このスタイルも期待感を膨らませる。
白濁に近いスープはやはりどちらかというと「麺楽」の影響を色濃く受けているように思う。

スープは動物系と魚介系の出汁がバランスよく出ており旨味は十分。
甘味と酸味がやや強めで拮抗しているカタチで、辛味は控えめ。

白い肌でつやつやと美しい輝きを放つ太麺はツルツルとのど越しがよくキレイな風味が楽しめる。

コシも勿論強いのだが個人的には若干硬すぎる印象だったので出来うるならばヤワメで試したいと思った。


「麺楽」もかなり美味しかったがこちらも負けずと旨い。
そしてその「麺楽」はとんでもない行列を作る人気店だがこちらもそのような人気が出ると嬉しい、というかその素質は十分にあると感じた。



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<データ>
つけそば 楽庵
最寄駅:福生
住所:東京都福生市加美平1-6-11
定休日:火曜
営業時間:11:30~14:15、17:00~20:45、日曜・祝日11:30~14:15、17:00~19:45

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先週に引き続き再び”小田原系”の味を求めて西へと移動。

地元船橋から小田原までの道のりもそこそこの距離なのだが、そこから更に伊豆半島の海岸沿いに国道135号を走るルートがしんどく感じたがなんとか開店時間をちょっと過ぎたくらいに到着できた。

因みにお店から徒歩1~2分のところに専用駐車場があるのでクルマで行かれる方はそちらを利用していただきたい。

先日の「鳥取」@小田原も小田原系の源流のひとつとされているが、こちらのお店は実質上の元祖となるお店のようで、創業してから80年ほどになるという。

店舗は確かに歴史を感じさせる建物だがこれが建った当時にはかなり近代的なものと目に映ったに違いない。

広い厨房に広いフロアーに加え、奥にはこれまた広い座敷があり全体では50ちかいキャパ。

そこを3人で切り盛りしている。


こちらでは”ワンタンメン”900円を頂いた。

「鳥取」と比べるとビジュアル的には大雑把な印象を受けるが、濃い色のスープや不揃いな麺、厚めのチャーシュー、もやし、小ネギなどパーツパーツはやはり同じ系統なのだなというのが分かる。

スープはややこってり目で、甘みも感じる醤油味で濃い目の味付け。
豚の味やカツオなどの出汁を強めに感じるものでパンチがあり旨い。

麺は見た目通りにピロピロモチモチな食感が楽しい熟成多加水麺でこれも旨い。

ワンタンは皮がはちきれんばかりに餡が詰まっており、どちらかというと水餃子のような印象のもでボリューム感たっぷり。

チャーシューは香ばしく厚みもあるため食べでがある。

麺量も多目な気がするし、これにチャーシューとワンタンでかなりお腹がいっぱいになった。

900円という価格は老舗にしては一見高く感じるかも知れないが内容的に値段以上の満足が得られる。


小田原系、まだ二軒しか経験していないが個人的にかなりツボな系統だ。

同系統のほかのお店も試してみたい。
またこの「味の大西」も何軒かの支店があり、それぞれ味わいも違うとのことなのでそちらにも興味が沸く。



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<データ>
味の大西
最寄駅:湯河原(JR東海道本線)
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-9-14
定休日:月曜
営業時間:11:00~19:30

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かつては男衾駅が最寄りだったが昨年7月に移転リニューアルしたそうだ。

現在は国道沿いの大型リサイクルショップ店の駐車場敷地内に建つ格好となっている。
緑一色に塗られた外壁が目印だ。

店内に入ると女性店主さんは健在。
しかし厨房で主にオペレーションを行うのが男性に代わっており、接客担当の若い女性も新たに加わっていた。

カウンター4席、4人がけテーブル2卓と、キャパ的には以前よりも手狭になったような気がするが以前の店舗の記憶は定かではない。


初訪では”らーめん”、二度目は”つけ麺”を頂いたので今回は”油そば”650円を麺少な目で。

お盆に乗せられ供されたそれには最初から刻みネギを浮かべた元スープがつけられていたのが嬉しい。

麺は平打ち極太麺。
多加水でもっちりしていてコシと風味が楽しめるもので、最初から酸味と辛味がつけられており、またタレの分量も絶妙でしょっぱすぎずいい塩梅で美味しくいただける。

特に辛味はラー油と胡椒で構成されているのだがこの胡椒のスパイシーさがいい刺激に。


半分ほど食べたところでスープを投入してラーメンチックに味わったが、節系のスープでさっぱり目に〆られるという工夫がまた良い。


何を食べてもハズレなしといったところだが個人的にはつけ麺が一番のオススメになろうか。



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<データ>
うさぎや
最寄駅:寄居(東武東上線)
住所:埼玉県寄居町寄居1536-3
定休日:月曜
営業時間:11:30~14:30、17:30~20:30、日曜11:30~14:30

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こちらは創業50年にもなる老舗で、店名にある通り甘味処である。

いかにも昭和中期な雰囲気の外観だが店内もそんな雰囲気に包まれた空間。

店内に幾人かいるおばちゃんたちが白い頭巾を被っているため更にノスタルジックな気分に浸れる。

ショーケースには饅頭やおにぎり、いなり寿司などが並び、お持ち帰りで訪れるお客さんも多い。

テーブル席は6卓あるが、先にレジで食券を求めてから席につくシステムだ。

メニューには勿論甘味ものが並ぶが、カレーや丼ものもあり観光地にある食堂に多く見られるスタイル。

中でも赤飯おにぎりが人気メニューのようだ。


オーダーは”ラーメン”500円。

食券を求め半券を受け取って空いているテーブルにコシをおろすとお茶を運んできてくれる。

それを飲みつつラーメンを待つ。

残念ながら厨房は完全クローズドのためオペレーションの様子は窺えない。

ほどなくして供されたラーメンは実にいい顔をしている。

濃い醤油色の清湯に細ストレート麺が泳ぎ、チャーシュー、ナルトが各二枚、メンマ、ノリ、刻みネギと乗り、青々としたさやいんげんが彩りを添えている。

そのスープは色の割りにかなりの薄味。

どちらかと言えば薄味志向な僕でもそう感じるので濃い味が好きな方には物足りないと思われるかも知れない。

昆布の旨味を感じるもので油分も少ないので非常にあっさりとしている。

何軒か秩父の老舗を食べてみてどこも皆一様に細麺を使うという特徴が見えはじめていたが、こちらもご他聞に漏れず。
加水が高めと感じるものでコシもあり歯ごたえは楽しめる。

チャーシューは硬く締まったタイプで、噛み締めると味が滲み出てくるという感じのもの。


古き良き昭和の雰囲気と優しい一杯で目にもお腹も癒されるお店だった。



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<データ>
松村甘味食堂
最寄駅:御花畑(秩父鉄道本線)
住所:埼玉県秩父市東町7-8
定休日:水曜
営業時間:9:30~19:00

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