訪問日2017年4月22日

愛知県一宮市の「新京」さんが発祥と言われるベトコンラーメン を出すお店が房総にも。
一時期「新京」さんは池袋に支店を出したことがあったけど、短期間で閉めてしまったね。

フリークさんのあいだでは有名な話しなので今更ですけど、ベトコンラーメンという名前は元々はベトナム戦争が由来だったけど、あまり宜しくないということでのちにベストコンディションの略だと言い換えられていますね。 


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元は茂原で開業して東金に支店を出したそうですが、現在は茂原は閉めているので東金にしかありません。
店主は本場でベトコンラーメンの修業をなさって茂原で開業されたとか。


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かつて一宮「新京」さんでベトコンラーメンを食べた経験があるけれど、確か味噌味はあったような記憶があるものの、トンコツやカレーなどといった派生形はなかったと思う。
全く深堀りしなかったので知識不足だけど、或は愛知、岐阜での広がりの中でそういう派生形が出来たのか、ここのオリジナルなのかは不明。


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こちらがノーマルの”ベトコンラーメン”680円

いやね、これがべらぼうにウマイんですよ。
正直なハナシ元祖のお店を越えちゃってるとオイラは思いました、なんて書くと東海地区の人たちに叱られそうですけど(^ ^;

ニラ、もやし、ニンニクの炒め方が絶妙で、旨味の厚いスープ、中細麺という要素が見事に調和しとります。 
店主さんのベトコンラーメンへの愛が感じられる逸品ですねぇ。ステキ。


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そして、お品書きにあった「ソース麺」にオイラが反応しないワケがないw
迷わずオーダーしたわけだけど、出てきたものは、、、

出ました!スープ入りソース焼きそば!
こんなところでもお目にかかれるとは。。。

ご主人に伺ってみると、60年前には市川市にあった「中華料理 王府」(閉店)というお店でこのソース麺なるものが供されていたと。
そこの娘さんだかお孫さんだかがこちらの大昇さんで働いておられて、このメニューを復刻したんだとか。
食べた感じで麺を鍋で煽った感じがあるので、小見川ソース焼きそばと製法が近いと感じられる。
似たような味としては船橋ソースラーメンが近い。
とすると果たして「花蝶」さんが先なのか「王府」さんが先なのか。
はたまた同時多発的に生み出されたものなのか。エリアが隣接しているだけに実に興味を掻き立てられる。

しかし、決してウスターソースが名物というわけではない千葉県で、市川、船橋、小見川などで似たようなソーススープが散見されたのは何故なのか。
それは全国で同時多発的に必然のように興っているカレーラーメンと同じような事象なのか。。。
いずれにしても特異性があり、「船橋ソースラーメン」というより、「千葉ソーススープ入り焼きそば」というもっと大きな括りで語ってもいいのではなかろうか。

と、アタマん中で巡ったことをずらずらと書いてしまったけれど、このソース麺はかなり味が濃いので、ご飯のおかず的な仕上がり。
これと感覚が近いのは「ニュー栄」さんの”カレーソース焼きそば”ですかね。
両者とも、主食というよりはご飯のおかず的な位置づけの味の濃さ。

またまた房総ラーメンがその深度を深めましたよ。


<データ>
ベトコンラーメン大昇 東金店
住所/千葉県東金市家徳668-5
電話/0475-58-8816
営業時間/11:00~15:00、18:00~24:00
定休日/年中無休