やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

カテゴリ: ラーメン・千葉

訪問日2017年6月2日

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ラーメン食べ歩きの初期に伺って通算4度目くらいの訪問。
しかし前回訪問からは10年近く経っているのでかなり久々。
というのも、再訪するも臨時休業にあたったり、一時期女将さんの体調の関係でしばらく閉めていたこともあったりでなかなか伺えなかったのだ。

今更ここが何故に「新潟ラーメン」と謳ってるかなんてオイラが書く必要もないでしょう。
千葉を代表する名店のひとつですからねぇ。



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初めて訪れたときから何も変わってませんね(多分)



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お値段は若干上がったようですが、女将さんは変わらず元気でいらっしゃってとても嬉しかった♪


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ここ何年も所謂チャーシューメン的なものは食べなくなってたけど、それはカラダを気遣ってるとかそういうことじゃなくて単純に食指が動かないから。
でも10年ぶりのこちらとなれば”チャーシュー麺”850円にしちゃうよなぁw

もうね、到着した途端にテンションMAXですよ。つーかお店が開いてて入店出来て女将さんが元気でいらした時点でもう頂上まで登ってましたけどww

一口啜ったスープに悶絶!
『こんなに旨かったんだっけ!!!』
昆布と鶏の厚みのある旨味の上にうるめ煮干しの芳醇な味と香り。
絶妙な塩分濃度と油分。
その美しくもたわわなスープは最後の一滴まで美しくて美味しい。

細くちぢれた麺の舌触りと啜り心地の良さ。
旨味をしっかりと封じ込めたトロっとしたバラロールチャーシュー。
臭みを極力排除したメンマ。

全てがこれ以上はない!という高みで見事に調和している。



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”チャーハン”750円も相も変わらずの絶品!
パラリとした食感としっとりがこれまた絶妙な加減で、これはこれで真似しようと思っても再現するのが難しいよなぁと。
味付けもラードの感じも具の混ざり具合も文句のつけようがない。



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何かひとつくらい欠点もあるだろうなんて思ったオイラはバカでした、はい。
”餃子”500円も焼き面がザクっ、カリっ、で、全体にむちっ、でホクホクな焼き上がりと旨味たっぷりな餡はこれまた非の打ち所がない。

これまで数千軒にのぼるお店を経験してきたけど、手放しで拍手を送れるお店ってそんなにない。
オイラの中ではそんな風に思えるお店って本当に一握り。

ここは間違いなくオイラの中ではスタンディングオベーションするのに相応しい名店中の名店。

本当に今日は久々にラーメン食べてシアワセ感じた。
これからも末永くどうぞよろしくお願いします!

<データ>
蓬来軒
住所/千葉県千葉市花見川区花園2-10-14
電話/043-276-2251
営業時間/月火木金11:30~14:00
土11:30~14:00、17:30~21:00
定休日/水・日

訪問日2017年4月22日

愛知県一宮市の「新京」さんが発祥と言われるベトコンラーメン を出すお店が房総にも。
一時期「新京」さんは池袋に支店を出したことがあったけど、短期間で閉めてしまったね。

フリークさんのあいだでは有名な話しなので今更ですけど、ベトコンラーメンという名前は元々はベトナム戦争が由来だったけど、あまり宜しくないということでのちにベストコンディションの略だと言い換えられていますね。 


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元は茂原で開業して東金に支店を出したそうですが、現在は茂原は閉めているので東金にしかありません。
店主は本場でベトコンラーメンの修業をなさって茂原で開業されたとか。


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かつて一宮「新京」さんでベトコンラーメンを食べた経験があるけれど、確か味噌味はあったような記憶があるものの、トンコツやカレーなどといった派生形はなかったと思う。
全く深堀りしなかったので知識不足だけど、或は愛知、岐阜での広がりの中でそういう派生形が出来たのか、ここのオリジナルなのかは不明。


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こちらがノーマルの”ベトコンラーメン”680円

いやね、これがべらぼうにウマイんですよ。
正直なハナシ元祖のお店を越えちゃってるとオイラは思いました、なんて書くと東海地区の人たちに叱られそうですけど(^ ^;

ニラ、もやし、ニンニクの炒め方が絶妙で、旨味の厚いスープ、中細麺という要素が見事に調和しとります。 
店主さんのベトコンラーメンへの愛が感じられる逸品ですねぇ。ステキ。


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そして、お品書きにあった「ソース麺」にオイラが反応しないワケがないw
迷わずオーダーしたわけだけど、出てきたものは、、、

出ました!スープ入りソース焼きそば!
こんなところでもお目にかかれるとは。。。

ご主人に伺ってみると、60年前には市川市にあった「中華料理 王府」(閉店)というお店でこのソース麺なるものが供されていたと。
そこの娘さんだかお孫さんだかがこちらの大昇さんで働いておられて、このメニューを復刻したんだとか。
食べた感じで麺を鍋で煽った感じがあるので、小見川ソース焼きそばと製法が近いと感じられる。
似たような味としては船橋ソースラーメンが近い。
とすると果たして「花蝶」さんが先なのか「王府」さんが先なのか。
はたまた同時多発的に生み出されたものなのか。エリアが隣接しているだけに実に興味を掻き立てられる。

しかし、決してウスターソースが名物というわけではない千葉県で、市川、船橋、小見川などで似たようなソーススープが散見されたのは何故なのか。
それは全国で同時多発的に必然のように興っているカレーラーメンと同じような事象なのか。。。
いずれにしても特異性があり、「船橋ソースラーメン」というより、「千葉ソーススープ入り焼きそば」というもっと大きな括りで語ってもいいのではなかろうか。

と、アタマん中で巡ったことをずらずらと書いてしまったけれど、このソース麺はかなり味が濃いので、ご飯のおかず的な仕上がり。
これと感覚が近いのは「ニュー栄」さんの”カレーソース焼きそば”ですかね。
両者とも、主食というよりはご飯のおかず的な位置づけの味の濃さ。

またまた房総ラーメンがその深度を深めましたよ。


<データ>
ベトコンラーメン大昇 東金店
住所/千葉県東金市家徳668-5
電話/0475-58-8816
営業時間/11:00~15:00、18:00~24:00
定休日/年中無休 

訪問日2017年4月22日

実は4回目の訪問。
最初の訪問はいつだったか忘れたけど、そんなに古いハナシじゃぁない。
『うわぁ、まだ房総にはこんな強烈な個性のノスがあるのねぇ』と、房総の奥深さを再認識したので何人かお連れしたのだけど、この日も山本達人をお連れした。


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アリランの「八平」さんほどの秘境という秘境でもないけど、 およそこんなところに。。。というロケーションではある。
突如として道端に現れるこの看板には大いにそそられる。


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この看板で、

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この暖簾。

わくわくするよねぇ♪


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この屋号は店主さまのお名前。
不愛想なんて自ら書いてるけどいやいや心地いい雰囲気ですよ。
御年は60くらいですかね。同い年くらいのおじさんと一緒に厨房を切り盛りされてます。


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何と言ってもこのお品書きからして個性炸裂。
来るたびに少しづつメニューが削られていくのが寂しいけど、一度もありつけてない黄色いお品書きがめっちゃ気になる。。。w

かつてやはり千葉県にあった「ガンジーラーメン」さんを彷彿とさせますが、アレは例えば”ミトコンドリアラーメン”とかは何となくそのラーメンとの関連性が見えるのだけど、ここのメニュー名からどんなラーメンかを想像するのはほぼ無理www

オイラが絶対にこのお店で食べてほしいと思う筆頭は”実谷ラーメン”750円
これはこのエリアの地名を冠しているのでまぁ真っ当なメニュー名ですが、以前は”実濃ラーメン”と表記してました。


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見た目は竹岡式マイナス玉ねぎって感じですけど、実際にスープの味の大部分を占めるのはチャーシューの煮汁。
しかし、立ち上る香りは「梅乃家」さんに代表されるようなあの香ばしい熱した醤油の香りではなく、魚介の香り。しかもザ・サバ!という香りなのだ。
房総広しと言えど、海に囲まれた土地柄なのに海産物を出汁に使うラーメンは少ない。
なのでこれだけでもかなりの個性派ラーメンなのだ。

実際にスープを啜るとまずチャーダレの豚に支えられたサバがどーんと来て、イワシの煮干しが後から鼻腔を駆け抜けていくという感じ。
中太な縮れ麺の茹で加減もいい案配でスープとの親和性が高く、しっとりとしたバラロールチャーシューの仕上がりも相まって実に完成度の高い一杯。

「強烈な個性」 と 「ハイレベルな完成度」

これがここのお店の大きな魅力のひとつ。
あきらかにここにしかない唯一無二の味。


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こちらは”百姓一揆”750円
勝浦タンタンメンの流れでこのお店に辿り着いた人はまずこれを食べるのだと思う。
実際オイラも最初の訪問ではこれを真っ先にいただいた。

確かにゴマの要素のないラー油系タンタンメンという括りではあるけれども、辛味は唐辛子を直接的に使っているような辛味ということと、玉ねぎが使用されていないという点で勝タンの括りではないと個人的には捉えている。

調味料が味噌であるということもその因のひとつだけど、中華鍋で煽ったニラ、もやし、豚挽きのパンチに加え、揚げニンニクが実に絶妙にマッチングしている。
そしてその辛味はかなり鮮烈でそして爽やか。
旨味も厚くクドいラーメンのように感じるけど、あっさりと口の中から辛味などが引いていく様は殆どマジックである。

これもまた、「強烈な個性」 と 「ハイレベルな完成度」
なのである。

房総半島に於けるラーメンの特異性を更に深くしているお店のひとつ。
房総巡りの上級編かな。一通り竹岡、勝浦、アリランなどを経験してから行くとよいでしょう。


<データ>
 お食事処 順子
住所/千葉県夷隅郡御宿町 221
電話/0470-68-4020 
営業時間/11:30~14:00、17:00~22:00
定休日/火曜日・水曜日 

訪問日2017年4月16日

赤マロラーメンって何ぃ???

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2010年4月16日オープン。
麺やまらぁと同期組で、そう、訪れたこの日が七周年記念日だった!


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で、赤まろラーメンて?

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というPOPにより何となくその片鱗があらわに。

つーか、このPOPのクォリティ高すぎなんすけど。
素人で、お絵かきが好きってレベルではない。
明らかにプロの仕業、と思って聞いてみるとご主人の奥様が描いたそうなんですが、デザイナー歴がおありだそうで。やっぱりねー


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 これが”赤まろラーメン(並)”800円

一見するとあまり特徴ないですけど、スープがかなり独特。
玉ねぎ!なのだ。
「割烹 湖月」さん の”ながいきタンタン麺”に構成がそっくりである。
ご主人はそれをベースにしたわけではないと仰ってるそうだけど、ほぼ同じエリアで動物系のスープに飴色玉ねぎペーストが沈んでいて、POPで健康に良いということが訴えられていて、しかも「並」と「大」という構成まで同じとすれば、それはねぇ。。。

まぁ、でもそこんところはご主人がそう仰るならそれでいいんです。
構成要素が似ていてもかなりのオリジナリティを感じるものにはなっています。
何しろ併せている麺が浅草開化楼さんのちぃ麺なので麺がパワフル。
それに比してスープは旨味はしっかりなのだけどかなり優しい案配。

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オススメに従ってこのレモン酢を加えるとさっぱりしてとても良い味変になります。


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案内人らんちばさんオーダーの”しょうゆラーメン” 750円もまたオリジナリティが高い。
豚骨主体の半濁醤油はパンチがあり、中細麺とぴったりマッチ。
甘辛な豚小間がチャーシューの代わりにのっているのも独創的。

色々と試行錯誤をなさって今のカタチになっているとのことですが、ひっきりなしにお客さんが入ってます。
開店当初は随分と苦労されたようで店を畳む覚悟もなさったそうですが、ローマは一日にして成らずですねぇ。
これからも地元の人に愛されるお店でありますように♪


<データ>
赤まろラーメン 翔
住所/千葉県茂原市小林3135
電話/なし
営業日/金土日
営業時間/11:00~17:00 

訪問日2017年4月16日

「長生名物 ながいきタンタン麺」とは何ぞや!!

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という問いに答える張り紙。
ふむふむ、そういうものですか、それはぜひとも食べてみませんとね。


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何でも創業50年にもなるこのお店では、このながいきタンタン麺を創業当初から提供なさっているそうで、今は二代目がその味を守ってはいるんですが、和食の職人さんの経験がおありなので割烹にしてしまったと。
店内奥の水槽には美味しそうな鯵が泳いでおりましたw


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 割烹につきメニュー数が多すぎなので全部は載せませんw

基本的に麺類は”タンタン麺”とその派生メニューです。
並700円を。


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おうおうおう!これのどこがタンタン麺なんじゃい!と思われる方もいらっしゃると思われますが、千葉には勝浦タンタンメンなるものも存在するってことはもういい加減全国区になっているかと。
こちらも恐らくはその勝タンから着想を得たものだと思われる、ゴマの要素が入らないラー油のタンタン麺。

しかーし!
勝タンとも随分と趣を異にしております。
乳化まではいかないけどラー油由来の辛味はスープに溶け込んでいて、しかし甘味がある。
この甘味は玉ねぎ由来。丼の底に大量(おそらく小玉2個分くらい??)の飴色の玉ねぎペーストが沈んでいるのです。

房総の地ラーメンを一括りにしようとすると、「醤油&玉ねぎ」というキーワードになるけれど、玉ねぎをこんな風に使っているのは初めて体験した。

分かりやすく説明すれば、オニオングラタンスープに麺が入ってる。かな。

麺はあまり熟成の進んでいない多加水の中太麺。
噛み締めタイプのモモチャーと、甘い味付けの短冊メンマがのっちゃうあたりも勝タンとは大きな違い。


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こちらは案内人らんちばさんオーダーの”チーズタンタン麺”
オニオンスープだもの。チーズが合わないはずがないわw

いやぁ、ホントに千葉のラーメンの多様性は留まるところを知らないね。
この期に及んでこんなにインパクト絶大な一杯に、しかも古い歴史を持つ一杯に出会えるとは。。。


第二回訪問日2017年4月22日

初回から一週間で再びの訪問。
前回気になった”ラーメン(並)”600円を。


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”ながいきタンタンメン”が強烈な個性を放つのに対して、割とプリミティブで王道な醤油ラーメンの顔。

しかーし、この見た目に騙されてはいけない。

スープを啜ればこれまた唯一無二なる一杯であることがすぐに分かる。
ペーストは使っていないがこちらもかなり強く玉ねぎの味を感じさせる構成なのだ。
恐らくチャーダレを使い、出汁はヤサイが主体だと思う。
僅かにではあるけれど生姜の香りも感じられた。

玉ねぎとチャーダレの甘さが前面に出た醤油ラーメン。
これも他ではなかなかお目にかかれない個性の強い一杯。


<データ>
割烹 湖月(こげつ)
住所/千葉県長生郡長生村七井土1903
電話/0475-32-3140
定休日/火曜日
営業時間/11:30~21:00 

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