やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

カテゴリ: ラーメン・埼玉

幸楊_トーフラーメン


我が地元の千葉には竹岡式や勝浦式などの独特な特徴をもつ地ラーメンが存在するがお隣の埼玉にはあまり地ラーメンなるものがあるというハナシを聞かない。

しかし岩槻には”トーフラーメン”なる独特なラーメンを出すお店が何軒かあるという。

その”トーフラーメン”を考案した方が営まれているお店がJR武蔵野線にし浦和駅近くにある「幸楊」。

昭和45年に考案したというからもう40年近く続くラーメンということになる。


訪問したのがお昼時ということもあってか、店内は満席で少々外で待たされるコトになった。
地元では人気のお店のようだ。

やがて丁寧な接客で席へ案内され”トーフラーメン”600円を注文する。

ご主人は慣れた手つきで鍋をふるうが、そこへ投入された豆腐は半丁分。

麻婆豆腐のようなものを鍋で作り、麺とスープを投入した丼へそれをかけて出来上がり。


してその麻婆豆腐のようなものは豆腐やひき肉を主体とした餡かけで、辛味は極端に少なく殆ど刺激がなく優しい仕上がりだ。

熱々の餡の下に張られたスープは動物系素材の旨味がしっかり出たものでチカラがある。

茹でノビを勘案してかやや固めにあげられた麺は中細の縮れ。

プリプリとしていて餡かけの絡みもよく美味しくいただける。


餡かけが熱々なので辛味は少なくても結構汗をかいた。


それほど特徴的なものとも感じなかったがかと言ってこういう仕上がりの餡かけラーメンもほかにはない感じで楽しめた。

つけ麺も人気のようなので機会があれば是非試してみたい。

幸楊<データ>
トーフラーメン 幸楊

最寄駅:西浦和(JR武蔵野線)
住所:埼玉県さいたま市桜区田島1-21-18
定休日:木曜
営業時間:11:30~20:50

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三郷と言っても松戸三郷有料道路(現在は無料開放)を三郷側に渡ってすぐのところにあり、公共交通機関を使って行くのは難しいエリア。

クルマならば店の前に専用駐車場が完備されているので便利である。


都会的な雰囲気を演出する店舗は大きめながら席数を23に抑えゆったりとした空間になっているのもよい。

テーブル席もあるのでベビーカーなどで訪店しても店内での移動も楽であろう。


不勉強で申し訳ないがこちらが自家製麺なのかどうかが定かではないのだがウリのつけめんに関しては大盛りが無料、ラーメンに関しては替え玉が1玉無料というサービスを行っている。

僕は”つけめん”700円を並盛りで。


『器、お熱いのでお気をつけください』と供された器は確かに熱い。殺人的と言ってもいいくらいに熱い。

ビジュアルは流行りの豚骨魚介と見えるのだが、飲んでみるととてもオリジナリティのあるものに仕上がっているのが分かる。

白濁度や粘度はさほどでもないのだが豚骨を主体とした旨味が強く、魚介も強い。
魚介は魚粉も使っているがさほどイヤミには感じず恐らくはスープの出汁にも使われていてキレをもたらしている。

動物系、魚介系それぞれの素材感を際立たせながらもその二つが殺しあうことなくバランスよく楽しめるところにこのお店の非凡さを感じた。

アブラはやや多め、酸味を効かせてあり胡椒がデフォで投入されている。
砂糖などの甘味は感じなかったが、こうした調味料でプラスアルファの刺激を加えるところは東池系式という感じ。

麺は厚みのある平打ちの太麺で縮れの強くついたもの。

ツルツルモチモチとしてはいるがやや加水が低いのかスープの持ち上げはとてもよい。

個人的にはもう少しヤワメのほうが楽しめたかも知れないが、フレッシュな風味もあって美味しい。



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<データ>
つけめん眞司(まきし)
住所:埼玉県三郷市高州1-318-1
定休日:火曜
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00

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かつては男衾駅が最寄りだったが昨年7月に移転リニューアルしたそうだ。

現在は国道沿いの大型リサイクルショップ店の駐車場敷地内に建つ格好となっている。
緑一色に塗られた外壁が目印だ。

店内に入ると女性店主さんは健在。
しかし厨房で主にオペレーションを行うのが男性に代わっており、接客担当の若い女性も新たに加わっていた。

カウンター4席、4人がけテーブル2卓と、キャパ的には以前よりも手狭になったような気がするが以前の店舗の記憶は定かではない。


初訪では”らーめん”、二度目は”つけ麺”を頂いたので今回は”油そば”650円を麺少な目で。

お盆に乗せられ供されたそれには最初から刻みネギを浮かべた元スープがつけられていたのが嬉しい。

麺は平打ち極太麺。
多加水でもっちりしていてコシと風味が楽しめるもので、最初から酸味と辛味がつけられており、またタレの分量も絶妙でしょっぱすぎずいい塩梅で美味しくいただける。

特に辛味はラー油と胡椒で構成されているのだがこの胡椒のスパイシーさがいい刺激に。


半分ほど食べたところでスープを投入してラーメンチックに味わったが、節系のスープでさっぱり目に〆られるという工夫がまた良い。


何を食べてもハズレなしといったところだが個人的にはつけ麺が一番のオススメになろうか。



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<データ>
うさぎや
最寄駅:寄居(東武東上線)
住所:埼玉県寄居町寄居1536-3
定休日:月曜
営業時間:11:30~14:30、17:30~20:30、日曜11:30~14:30

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こちらは創業50年にもなる老舗で、店名にある通り甘味処である。

いかにも昭和中期な雰囲気の外観だが店内もそんな雰囲気に包まれた空間。

店内に幾人かいるおばちゃんたちが白い頭巾を被っているため更にノスタルジックな気分に浸れる。

ショーケースには饅頭やおにぎり、いなり寿司などが並び、お持ち帰りで訪れるお客さんも多い。

テーブル席は6卓あるが、先にレジで食券を求めてから席につくシステムだ。

メニューには勿論甘味ものが並ぶが、カレーや丼ものもあり観光地にある食堂に多く見られるスタイル。

中でも赤飯おにぎりが人気メニューのようだ。


オーダーは”ラーメン”500円。

食券を求め半券を受け取って空いているテーブルにコシをおろすとお茶を運んできてくれる。

それを飲みつつラーメンを待つ。

残念ながら厨房は完全クローズドのためオペレーションの様子は窺えない。

ほどなくして供されたラーメンは実にいい顔をしている。

濃い醤油色の清湯に細ストレート麺が泳ぎ、チャーシュー、ナルトが各二枚、メンマ、ノリ、刻みネギと乗り、青々としたさやいんげんが彩りを添えている。

そのスープは色の割りにかなりの薄味。

どちらかと言えば薄味志向な僕でもそう感じるので濃い味が好きな方には物足りないと思われるかも知れない。

昆布の旨味を感じるもので油分も少ないので非常にあっさりとしている。

何軒か秩父の老舗を食べてみてどこも皆一様に細麺を使うという特徴が見えはじめていたが、こちらもご他聞に漏れず。
加水が高めと感じるものでコシもあり歯ごたえは楽しめる。

チャーシューは硬く締まったタイプで、噛み締めると味が滲み出てくるという感じのもの。


古き良き昭和の雰囲気と優しい一杯で目にもお腹も癒されるお店だった。



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<データ>
松村甘味食堂
最寄駅:御花畑(秩父鉄道本線)
住所:埼玉県秩父市東町7-8
定休日:水曜
営業時間:9:30~19:00

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今年に入って二度目の秩父行で、今回も狙いは老舗巡り。

一軒目は街道沿いに建つ「くまぎ」。

黄色一色に塗られた外壁とオレンジ色の看板がとても目立つ大きめな建物の為発見が容易。
この外観の配色はディック・ブルーナを想起させる。

創業してから30年以上経つのだそうだが、この建物は割と最近建て替えたものらしい。

駐車場も完備され、キャパも30くらいあり家族連れやグループ客にも対応可。

メニューには炒め物やらチャーハン、セットものもあるいわゆる中華料理屋さんのそれ。


注文はこのお店の基本と思われる”くまぎラーメン”500円。

開店前に到着した一番客だったコトもありまだ準備が完全に整っていない様子だったので少し長めに待った。

厨房では男性がオペレーションを行い、接客担当は奥様だろうか、とにかく優しい雰囲気で可愛らしい感じの女性だ。

サーブされたラーメンの顔は古典的な表情で、濃いめの醤油色の清湯に中細ストレート麺、チャーシュー、メンマ、なると、ネギ、ワカメがのっている。

スープはトリガラ、昆布が主体で魚介もほんのり効いた若干酸味を感じるキレのあるもの。
油分も少なめであっさりしておりしみじみとした旨さ。

ポクポクした食感が面白い麺は熟成が進んでいない感じ。
店内に積まれた麺箱には「花園食品」とある。

メンマが色の割には味薄めなうえ独特な味付けで美味。


店内の雰囲気こそ新しめだが、しっかりとした旨さの古典的な一杯が楽しめてとても満足だった。



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<データ>
ラーメン くまぎ
最寄駅:御花畑(秩父鉄道本線)
住所:埼玉県秩父市熊木町20-17
定休日:月曜
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00



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