やまさんの日記(麺やまらぁ公式ブログ)

人形町「麺やまらぁ」に関する告知と食べ歩き日記。

カテゴリ: ラーメン・中国(鳥取・島根・岡山・広島・山口)

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外観はそうでもないが、暖簾をくぐれば昭和にタイムスリップしたかのような年季の入った空間。
レイアウトが複雑で、雑然とした印象を受けるが、そこがまた堪らなくいい。
奥のほうではおでんも炊いている。

”らーめん”580円を頂いた。

このスープを一口すすって唸った。
非常に高濃度且つ高粘度。
豚足やモミジなどでもっていった粘度ではなく、骨の髄を出し切った感じの濃度で、ホネの旨みがストレートに伝わってきてスゴイと思った。
北陸~山陰と周ってきて味が濃い目のお店が多かったが、こちらは絶妙な按配の塩加減で、ストレートにスープの旨みを堪能できる点も好印象。
これだけ高濃度でありながらクサミは殆どない。
実に美味い。

ストレートの細麺は加水低めでややヤワメだが、個人的にはこのヤワさがツボだった。
チャーシューも味が薄めで肉の旨みをしっかりと感じ取れるもの。

この旅でこれまで巡ったお店はどこも美味かったが、ここもまた強烈に記憶に刷り込まれるようなお店だった。


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<データ>
ラーメン 楽
最寄駅:綾羅木(JR山陰本線)
住所:山口県下関市綾羅木本町9-1-29
定休日:月曜
営業時間:11:00~14:30、17:00~20:00

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老舗の風格のある外観で、店内に入っても年季を感じるお店。
店内には豚骨特有の獣臭が漂うが、気になるほどではない。
カウンターのみ18席でおばちゃんが3人で切り盛りしている。

”ラーメン”530円をオーダー。

スープはサラリとした口当りながら豚骨の旨みは振り切っているというくらいに出ていて実に美味い。
油も多め、味も濃い目、ニンニクも溶け込むことでとてもパンチがある。
若干煮干しの存在を感じたのは気のせいか?

中太のストレート麺は加水低めで硬くも柔くもない絶妙な茹で加減。

茹でもやしも濃い味のスープの箸休めに丁度いいし、チャーシューも柔らかく仕上げてある。

一見普通の豚骨醤油ラーメンだが一杯の完成度がとても高い。
数多く食べ歩くラーメンフリークにも納得の一杯と思う。


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<データ>
江戸金
最寄駅:上山口(JR山口線)
住所:山口県山口市大市町1-21
定休日:火曜・月曜(月1回)
営業時間:11:00~19:00

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山口県下松市は牛骨スープのラーメンを出すお店が多いと聞く。
こちらはその中でも人気店とのこと。
外観も立派だが、36席ある店内も立派だ。

基本の”中華そば(並)”500円を。

牛骨スープとのことだが、豚骨なども使われているようで、味に深みがある。
甘めのかえしも手伝って、存在感たっぷりのスープでとても美味。

加水低めの細ストレート麺はややカタメの茹ででパツパツポキポキとした面白い食感。
もやしも多めに入っているし、食べていて食感的にも楽しめる。

チャーシューは薄めにスライスされているがこの価格で3枚も入っておりお得感あり。

この土地ならではの味に触れられてとても楽しめた一杯。


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<データ>
紅蘭
最寄駅:下松(JR山陰本線)
住所:山口県下松市大字西豊井本町1190
定休日:水曜
営業時間:11:00~22:00

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いわゆるニューウェイブ系になるのだろうか。
和食などのの経験のあるご主人が開いたお店で、とにかくラーメン通のあいだでの評価が高い。

とても清潔感があってゆったりとレイアウトされた店内は飾り気こそないもののオシャレにまとまっている。
20席あまりのキャパは厨房の店主さんのほかにアルバイトかお弟子さんかと思われる若い男性一人でまわしている。

麺メニューはラーメンが味が三本、それにつけめん、焼きそば、というラインナップ。
季節ごとに変える創作メニューを出しているところは現代風。
そして連食の身には嬉しいことにデフォでハーフサイズが用意されていた。
僕は迷わずに”空海ラーメン”のハーフサイズ400円をオーダー。

半濁したスープは見た目にもチカラがありそうで、その上に角煮のようなチャーシューが二切れと、半熟味玉の半切りがのっている。
ハーフサイズとは言え、この値段でこれだけしっかりとトッピングされているのは嬉しい。

スープは動物系をベースに種々の魚介出汁を感じるが、一番強めに出ていたのはマグロの味。
なんでも店内に貼られた説明に拠れば、マグロの目の部分をスープに仕込んでいるとあった。
この味が全体の大きな方向付けをしていて、深みのあるかえしとともに多層的な味わいを出している。
とても美味しいばかりでなくしっかりとオリジナリティを感じる。
若干辛味を感じたのはクサミ消しの胡椒であろうか。

これに合わせる麺は中細の縮れ麺でややヤワメの茹で加減。
スープの存在感をより引き立たせるような麺だ。

角煮のように見えたチャーシューはとろっとろでふんわりとした歯ごたえ。
甘めの味付けだがとても美味だ。

ラーメン激戦区とは言えないエリアだと思うが、これほどレベルの高いお店があったとは驚きだ。


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<データ>
遊麺 空海
最寄駅:出雲市(JR山陰本線)
住所:島根県出雲市白枝町539-6
定休日:月曜
営業時間:11:00~14:30、17:30~22:00

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松江を代表する人気店という触れ込み。
朝9時半の開店と比較的早い時間にオープンするが、一日の玉数が限られているため、閉店してしまうのも早い。
だいたいお昼過ぎには閉まってしまうという。

開店時間に遅れること10分くらいでお店に到着したが、老舗ならではの古い町の食堂といった風情の店内はほとんど空席なし。
カウンター席もあるが殆どはテーブル席で、相席が普通だ。
厨房にはかなりのご高齢のおじいちゃん、おばあちゃん、そしておばちゃんの3人体制。
注文を受け付けているおばあちゃんに『らーめんひとつお願いします』と告げて空いている席に着く。
因みに”らーめん”は300円。大盛りでも400円だ。
既に丼と格闘しているお客さんのソレをチラリと覗いても結構なボリュームで、単純にこの値段は驚異的。

ほどなく華奢なおばあちゃんの細腕でラーメンが運ばれてきた。
一見して麺の量が多い。

レンゲは用意されていないのでそのまま丼に口をつけてすする。
色味は薄いが結構塩分濃度は高く、動物系の旨みがしっかり出ている。
勿論化学調味料に頼っている部分は大きいが、それでもしっかりと素材の旨みも活かされているので不満はない。
麺は半生麺というか乾麺というか、そういった類のものに近い食感で、独特のふわふわとした感じ。
好みの差は出てきそうだが、個人的にはこういうのもイイと思う。
なによりスープとの一体感ということを考えるとこれがバッチリ決まっているのだ。

メンマはキレイな色をしているが、柔らかく薄味に仕上げてあって美味しい。
チャーシューもしっかりと大きめのモモ肉がちゃんと鎮座している。

これはこちらの人にとってはまさにソウルフードとなっているのであろう。
ここでしか味わえないものであったし、何よりこの値段だ。
老若男女を問わず、地元の人に永く愛されてきた味に違いない。


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<データ>
太平楽
最寄駅:松江(JR山陰本線)
住所:島根県松江市朝日町487
定休日:火曜・水曜
営業時間:9:30~13:00(材料切れ早仕舞いアリ。13時は目安)

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