二期会の薔薇の騎士を見た。今回の演出は、グラインドボーン音楽祭と共同制作で、リチャード・ジョーンズの演出。指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、で読売日本交響楽団がピットに入った。まず、読響絶好調で ドライブ感があって宜しい。林正子(元帥夫人)、妻屋秀和(オックス男爵)、小林由佳(オクタヴィアン)、幸田浩子(ゾフィー)の初日公演を見たのだが、幸田の絶不調ぶりが際立っていた。2003年にケルンのプロダクション=ギュンター・クレーマーの時は、林と幸田に勢いがあったが、あれから14年経って なんでゾフィーなんだろう 声質も違うだろうし だから泣けなかったのかな