混迷深める安倍政権 浜四津の刑事露見
刑事されていた公明党代表代行を務める浜四津敏子議員だが、の事実をいくつかのメディアが報じ始めた。
事件の経緯はこうだ。現沖縄県知事・仲井眞弘多が当選した沖縄県知事選で、有力な対立候補となっていた糸数を中傷した発言があった。その発言とは、「私は(糸数と)同じ参議院議員だ。参議院のなかで沖縄の『お』の字も言ったことがない。沖縄のために、何一つ相手側候補(糸数)はやっていない。これまでやってこない人が、いくらやる、やると言っても、誰が信じるか」、というデタラメ。
「沖縄のことばかりやるな」と野次を飛ばして糸数参議院議員の発言を妨害し、封じてきた張本人の演説がこれ。怒りを通り越して寒気がする。
この発言がデタラメだとして、『しんぶん赤旗』は刑事した事実を、選挙期間中の2006年11月16日(刑事の翌日)にすでに報じていた。だが、マスメディアはこれを完全に黙殺、まったく報じていなかった。この国のマスメディアが、こういうお寒い状況だということを如実に示す好例だ。
忘れられてしまうのかと思っていたところ、ここにきて突然、『日刊ゲンダイ』(編集部長・二木啓孝)2007年1月10日付と、『週刊新潮』同日発売が、今ごろになってこの事実を暴露。
『週刊新潮』の文章は未見だが、『日刊ゲンダイ』の記事は失笑モノ、「公明党の浜四津敏子代表代行(62)が、公職選挙法違反でされていたことが明らかになった。昨年11月に行われた沖縄県知事選の応援演説で『虚偽演説』したという」だと。二木啓孝ともあろう者が知らなかったなんてありえない、そんなバカな(笑)。
いずれせよ、ブラックな週刊誌と、権力に吠えるポーズの得意な日刊紙が同じ日に暴露。永田町は魑魅魍魎の巣窟だから、ウラには必ず仕掛け人が存在するとみていい。誰が仕掛けたかはともかく、この暴露の意図は想像が付くというものだ。支持率低迷する安倍政権が、夏の参院選まで持つのか、という問題だ。
恐らく持たない。山崎拓は、安倍政権にさっさと見切りを付け、北朝鮮に飛んで安倍首相を激怒させた事実もある。永田町の与党周辺は、「ポスト安倍」の政局に突入したといえる。権力争奪戦がはじまったということだ。潰しあい合戦の幕が開き、次期公明党大臣の有力候補とされていた浜四津敏子にも火の粉が降り注ぐのは、当然のことだ。
『日刊ゲンダイ』記事の末尾、「ここまで証拠がそろっているのだから、沖縄県警は徹底的に捜査すべきじゃないか」、を額面通りに受け取るわけにはいかない。仕掛け人の本音はおそらく、「浜四津敏子よ、お前は邪魔だ」というところにある。
しかし、マスメディアの一角をなす両誌紙の影響力は少なくない。問題はこのように露見した事実を、どのように料理するかにかかっている。
「沖縄知事選 浜四津公明党代表代行を 虚偽事実公表罪で キラめく会の事務局長」2006年11月16日『しんぶん赤旗』
「沖縄知事選 浜四津公明党代表代行を 虚偽事実公表罪で キラめく会の事務局長」2006年11月16日@阿修羅/『しんぶん赤旗』
「公明党のマドンナ 浜四津敏子代表代行がされた!」@Yahoo!/『日刊ゲンダイ』
「公明党のマドンナ 浜四津敏子代表代行がされた!」@infoseek/『日刊ゲンダイ』
「公明党のマドンナ 浜四津敏子代表代行がされた!」@livedoor/『日刊ゲンダイ』
「公明党のマドンナ 浜四津敏子代表代行がされた!」@阿修羅/『日刊ゲンダイ』
「浜四津敏子・公明党代表代行が刑事された件の波紋広がる気配」『低気温のエクスタシー』byはなゆー
「大奥の奥/『選挙違反』と訴えられちゃった公明党『浜四津敏子』」『週刊新潮』2007年1月18日号。発売日:2007年1月10日
次の「浜四津敏子のに対する虚偽演説」に続く