10月10日 Stage7 Baharija-Cairo (Total stage 395.54km SS 300.74km Tranfers 94.80km)

2009年10月11日

ファラオラリー2009 を終えて

 直ぐに達成可能な目標ではなく、少しレベルの高い事にチャレンジをして、数年間でその目標を達成させたいと思い、始めた 『ファラオ4年計画』

ゴールに向けて疾走中 モータースポーツをやっていながら矛盾する事かもしれませんが、もともと、私はスピードを出す事が好きな訳ではなく、道なき道を走る事が好きで、四駆に関わっていました。ファラオラリー参戦も、砂漠を高速スピードで疾走したいからではなく、常に変化して行く路面を、ずっとずっと、四駆で走っていたいからでした。

 

4年前から昨年まで参戦をしていた自分は、明らかにそのスキルを身に付けておらず、競技の中でも、 “最後のおまけ” 的な存在で走っていました。昨年7日間走った事で、ようやく他の選手と近いレベルにまで上達し、ようやく同じスタートラインに立つ準備が整ったという状態で、2008年のラリーを終えました。

 エジプトの広大な大地

 そして、今年。自分がある程度のスキルを身に付けた状態で、砂漠でのラリー経験が豊富なナビ・メカさんと共に、参戦をしました。昨年の自分から、どの程度成長したか、非常に楽しみな部分がありましたが、いざ競技が始まってみると、 “ビックリ! の連続でした。昨年は、レースの最後尾集団を2台程で走っていましたが、今年は、一競技者として、他の選手の中に混じって走る事が出来ました。勿論、私のスキルもほんの少し上達したとは思いますが、今回の成績の8割は、現地でナビゲーターとして、メカニックとして、全面的にサポートをして下さった佐伯さんのお陰でした。 

 

『佐伯ライン』 は、常に自分のスキル以上のものを引き出してくれ、また、佐伯メカさんのサポートもあり、自分の力+ α の物を出す事が出来ました。昨年までは、その走りの内容から、全くリザルトには興味がなく、また、その見方もよく毎日のリザルト分からない状態でいました (ペナルティ時間が多く加算されている為) 。ところが、今年は、順位争いはしていないものの、ペナルティの付き具合や、競技中にすれ違った他の選手との時間関係、また、自分の順位… 等々、毎日リザルトを見るのが楽しみになっていました。

 

サーキットの様に、コンマ何秒を競うのではなく、毎日の積み重ねや、如何に車両トラブルなく走り続けるか、また、WPM を通過していかないとペナルティが加算されるという、 “単に瞬間的に速ければ勝てる” という競技ではないからこそ、自分の性格にも合っているのだと思います。 

  

内容的には、まだまだ発展途上のレベルです。走りに関して言えば、6日目の走り方はかなり卑怯ですし、7日目も全然内容がなく、本当に素人が走っているのも同然でした。プラドが壊れなかっただけ幸いで、内容的には、完全にダメダメ自分が出ていました。内容的には不甲斐ないものばかりでしたが、自分の力+ α を出せた事、4年前の自分と比較して、ある程度スキルアップが出来た事に、満足をしています。

 砂丘の下りはゆっくりと

 今年、ようやく一競技者としてラリーに参戦出来た事で、ラリーという競技そのものを楽しく感じる様になりました。相変わらず、砂漠を高速スピードで走りたいとか、土漠を速く走りたいという気持ちは、これまで同様にありませんが、単に “オフロードを走るのが楽しかった自分” から、 “ラリーという競技そのものが楽しいと思う自分” に変化しました。

 

今年はナビさんへの遠慮から、自分自身がコマ図に触る事は皆無でした。本当は、自分自身で翌日のコースに関して押さえておきたいポイントがありましたが、とりあえず今年は、ナビゲーターの全てを一任しました。もし次回があれば、きちんと自分の中でその組み立てを行う事で、レースへのモチベーションも変わるのではないかと思います。

 

とりあえず、今年で4年後の完走を目標にした 『ファラオ4年計画』 が終わります。何とか4年間 (実際に完走をしたのは、3年目) で完走の形にする事が出来て、良かったです。

先端の尖った砂丘 これまでの
4年間、参戦に際しお世話になったスタッフの皆さん、関係各社様、個人サポーターの皆さん、本当に有難う御座いました。皆さんのお陰で、無限大の自分にチャレンジし、その夢を叶える事が出来ました。



dewkeiko at 09:00│
10月10日 Stage7 Baharija-Cairo (Total stage 395.54km SS 300.74km Tranfers 94.80km)