2020年01月01日

この記事は、『バドミントン・メモ』というブログの紹介のためのものです。

 ここでは、初めてブログを訪れていただいた方のために、目的や概要を紹介します。

 1)基本的な理念について

 基本的な理念については、バドミントン・メモの理念みたいなものに書きました。

 要約すれば、「運動神経が全くなかった自分でも、それなりに上手くなることができましたので、その方法を公開したい」みたいなことです。

 また、才能のほかにも、環境が成果を決めるといった論議もありますけれど、自分は十分な指導者がいない環境でも成長することができましたし、最近は忙しいですが、短い練習の中でもうまくなっていることが実感できます。

 しかも自分の練習は、大抵一人練習ですから、チームメイトにもあまり依存していませんし、技術と知識で戦うバドミントンなので年齢をとっても戦えるように工夫しています。

 つまり、「才能がなくても、環境が悪くても、考え方次第でバドミントンの上達はできる」というのが自分の信念です。

 上達=勝利ではありませんが、バドミントンの魅力の1つは「自分の可能性を広げること」ですから、どんなに境遇が悪くてもあきらめないでほしいと願います。

 もう1つ書きたいことは自分は「上達ための論理」は提供しますが、具体的な方法は教えませんし、直接上手くしてあげることもできません。

 だから、上手くなるためには、このブログにある考え方を応用して、自分なりに実践しながら改善していってください。

 そして最後には「自分の力で、強くなった」と自信を持って言えるようになってください。

 2)見てほしい記事

 <目次>
 すべての記事は目次に、リンクがありますので、記事を探す参考にしてください。

 バドミントン・メモ 目次

 分割版もありますが、こちらはすべての記事を網羅していませんので、気を付けてください。

 バドミントン・メモ 目次(分割版)

 <おすすめの記事>
 自分が見てほしい記事というのは大抵見てもらえないので、ここで紹介します。

 ほとんど理論の話ですが、必ず役に立つと個人的には思っています。

 具体的な方法論の前に、まずは基本(理論)を押さえておくことは、かえって近道になります。

 (バドミントンのトレーニング理論)

レフトレーニング
レフトレーニングの実践
トレーニングの原理と原則
バドミントンのスタミナ
バドミントンの要素
バドミントンの練習方法
コート内練習の重要性
練習に条件を付ける
ミスは付き合うもの
練習の作り方

 (練習自体についての考え方)
選手の成長と環境
新しい技術を身に着ける(インナーゲーム)
究極の鍛錬
フィードバックを得る為に
限界への挑戦
練習で選手に考えてほしいこと
一度立ち止まって

 (やや難しい抽象的な上達論ー指導者向け)
知識と上達
知識と上達2
上部・下部構造と上達
フィードバックと上達
言語と上達
技術と上達
修正能力と上達
モチベーションと上達
トレーニングと上達
模倣と上達
心のあり方と上達
理想の練習について

 (心理戦の論理)
認知パターンとバドミントン
認知パターンの分類
認知パターンの応用
認知パターンの対策
認知の本質的弱点について 補足解説(および訂正)

 (配球論の前提)
バドミントンはどういう競技なのか
ストレートの特徴
クロスの特徴
センターの特徴
サービスについての持論
点数の考え方
点数の考え方補足
より高く、より速く、より前で
攻めるということ
起こりうることを整理する
起こりうることを整理する2
起こりうることを整理する3

 (フットワーク総論)
バドミントンのフットワーク
バドミントンのフットワーク2
バドミントンのフットワーク3

 (新しいトレーニングへ)
ゆっくり
東洋的トレーニングの時代
身体と意識について
身体と意識について2
站椿(立禅)
瞬間に生きる「マインドフルネス」
システマと動きの原則
高岡英夫のゆるウォーク―自然の力を呼び戻す
胴体トレーニング
コーチングとティーチング
問いかけと主体性
考えてはいけない

 (短期間で成果を出すためのマネジメント)
練習管理のためのワークフロー
アジャイルという考え方
アジャイルのプラクティス(個人でやること)
アジャイルのプラクティス(チームでやること)

 非常に多くなってしまいましたが、どれも練習を考えるうえで、とても重要な意味を持っていると思いましたので、時間があれば読んでいただけると嬉しいです。

 少なくとも興味のある分野については、読んでおくと理解が進むと感じます。

dexia2 at 15:18コメント(12)トラックバック(0)バドミントン・メモ 表紙 

2017年05月13日

中国武術秘訣: 太極拳・君子の武道
中国武術秘訣: 太極拳・君子の武道

 自分が最近やっているフットワークとその考え方を紹介します。発想としては、最近の個人的なトレーニングに近いです。

 本当は「シングルスのためのフットワーク」とタイトルをつけたかったのですが、最近の自分の動きは一般的なそれとは違うものになってきているので少し弱めの表現にしました。

 上の記事で紹介した練習方法もそうですが、自分の技術的なベースは中国系の武術になってきています。

 なので、どこまで参考になるかわかりませんし、実践できる人がいるのかという話もありますが、考え方だけでも紹介することは何かしら意味があると思うので書いてみます。

 ちなみに、最近はフットワークとレシーブについてかなり自信があって、守備範囲については平均的な選手よりも高いと思います。自分は理論だけではなく、ある程度実践できています。

 まだ全然というレベルですが、昔からある武術の発想とそのレベルの高さには毎度驚かれされます。

<理想の動き>

 目指しているレベルは、いつどこに打たれても追いつけるという動きです。

 簡単にいうとバランスをほとんど崩さずに正確に動き続ける、といってもいいかもしれないですね。

 シングルスは厳しいところにシャトルが来たり、相手がフェイントをかけるとバランスを崩してミスすることが多いです。

 そういうときにバランスを全く崩さず、最小・最短で追いつき、打った後も完全なバランスで戻る。それができれば、大抵のシャトルには追いつけます。

 目指しているのはそういった境地です。個人的に速度はそんなに探求していません。どんなに早く動けても、それよりも早い人はいくらでもいるので。

<技術的なポイント>

 #正しく構える

 構えについてはもう何度も書いていますね。

 ・構えの基本
 ・動きやすい構え(シングルス)
 ・站椿(立禅)

 すべての動きは構えの延長にあります。そのため、構えができていなければ、いつどこに打たれても追いつけるという動きは絶対に実現できないといっていいでしょう。

 もう少し正確な言い方をすれば、すべての動きが構えです。つまり、構え>フットワーク>ストローク>戻り>構えではないです。

 構えとはいつでもどこの方向にでも動ける姿勢のことです。フットワークの時も、ストロークの時も、戻りの時もいつでもどこにでも動ける姿勢をキープします。

 それができないということは完全にオフバランス、動きのバランスが崩れているということです。

 逆にいつでも構えができていれば、いつどこに打たれても自在に動けるので、多少タイミングが外れても、意外なコースに来ても大丈夫です。

 構えの種類はたくさんあるので、自分はそれを全部練習しています。

 右足前、左足前、右足荷重、左足加重、足の幅が広い・狭い、手の位置が高い・低い、片足立ちとか……

 どの構えでもどの方向にでも動けるようになれば、ゆっくりフットワークの練習をしてというそういう形で練習しています。

 どんな姿勢でもどんな方向に動けるようなバランス感覚を養うといえば、わかりやすいでしょうか。

 ポイントとしては、必ずどちらかの足は地面につけておくということでしょうか。両足が浮いてしまえば、もはや体をコントロールすべはありません。

 バドミントンは飛び跳ねるような動きが多いので、全体的に両足が浮いてしまいがちです。そこは気をつけて練習しています。

 #動きの切れをなくす

 昔はスマッシュを打つときに思いきり振り切ったり、全速力で飛びついたりして、エースを狙いにいくことがありましたが、最近はそういう動きはしません。

 そういう切れのある動きは一瞬体が固まって、戻りが遅くなります。

 今は体の余裕を残して打ちきれるような打ち方をしています。打ち終わった瞬間と戻る瞬間が一致していて、すぐに普通のバランスに戻せるのが理想です。

 ランジでのストップ動作もピタッと止まるというよりはすぐに逆足に重心をかけて戻るようなイメージですね。

 体を伸ばしきらず、急激に加速するような動きをせずに、動きと動きの切れ目がないのが自分にとっての理想です。

 これだとフェイントとかは簡単に入れれてますし、フットワークも簡単になります。

 個人的には重心移動を丁寧にして、重心移動で打つような練習をするとなかなかいい感じになる気がしています。

 #方向の意識を強くする

 構えのほうでも書きましたが、方向の意識が大事です。

 バドミントンでいうと、前・横・後ろ×左右で最低限6方向があります。それに加えて、重心が高中下のパターンがあるので、考えうる方向は6×3で18通りです。

 どんな構えどんな状態でも、この18方向の意識を消さないように意識しています。

 右に動いている最中でも、18方向であればそのまま方向を切り替えて動けるようなイメージです。

 フットワークは線で動いているというよりは自分は構えをキープした点で動いているという感じなのかもしれません。

 どこかの意識が弱くなるとそこが取れなくなるので、意識は均等にします。

 あとは全身が18方向に動けるのは当然ですが、腕、胸、腰、足、足裏その全部で18方向を意識できるように練習しています。

 これができれば、動きのきっかけにできる部分が増えるので、便利です。

 特に難しいのは逆方向の意識ですね。

 右に動きつつ、左への意識を残すとか、前に動きつつ後ろの意識を残すのは難しいです。

 逆にいえば、常に逆方向への意識ができれば、動きの質は大分変わるので、特に練習では意識しています。

 これがうまくなると、フェイントに引っかかっても、逆方向で勢いをつけなおして加速して打つという芸当もできたりします。

 昔のリー・チョンウェイ選手がこんな動きをしていたのを覚えています。

 #切り替えの意識

 中国の陰陽思想から来ている考え方です。

 とにかく1つの状態にとどまらないことで、よりよい動きを目指すことができます。先にいった逆の意識も陰陽の考え方にのっとっています。

 例えば、シャトルを打てば誰でも身体が一瞬緊張しますが、そこからどれだけ早く完全に脱力できるかで動きの質は変わります。

 逆もそうで、脱力した状態をキープして、一瞬で緊張状態に持って行ったほうが力は伝わりやすいです。

 他に意識していることは、右側主導の動きと、左側主導の動きを自由に切り替えれることですね。

 シャトルを打つときは右重心、左重心でも打てますが、その時々でどちらがいいか違います。なので、必要な時にすぐに切り替える練習はしています。

 あとはフットワークの時も中心を保つというよりは、重心を切り替え続けるイメージですね。

 切り替えてどちらかの足が残っていれば、そこから動きを作れます。

 陰陽思想は必ずしもどちらか一方の状態というわけではなく、6:3、7:3という状態もあります。

 とはいえ、自分はどちらかに偏っていることが多く5:5の状態でいることはあまりないですね。逆に動きに迷うことが多いですね。

 #集中力

 自分の体の動き・重心を把握し続けます。シャトルや相手に集中して、自分のことを見失わないようにします。

 同時に相手の動きやコートの状態、自分のラケットの面の向きなども観察します。

 これらが同時に機能して、コート全体の状態を完全に把握するのが大事です。

 あとは先に書いた方向の意識と、シャトルへの執着心みたいなものがあれば、自然とシャトルに追いつけます。

 抽象的ではありますが、心の使い方で動ける範囲は変わります。

<まとめ>

 一応書いてはみましたが、改めて抽象的で難しい表現になった感じがします。

 個人的な感覚でいうとフットワークは体の技術ではないんですよね。

 例えば、方向の意識は完全に心が先でそのあとに身体がついてきている感じです。行きたいと思ったところに行くという自然な感じで、そこには技術はあまりないです。

 だから練習は心を鍛え、そこに身体が追いつくためのものだと思っています。

 では、どういう風に心を鍛えるかというと、今回書いたようなことを意識して練習するわけですね。難しいですが、そういう形になります。

 例えば、シャトルが同時に2、3個飛んでくるイメージを描いて、それを最短で打つ練習とか、右方向と左方向にシャトルが同時に来ていてそれを同時に取りに行く練習とか。

 そういういろんなイメージを作って、実際に身体が反応するような練習は普通では難しいでしょうね。

 普通はノックやパターン練習をした結果、心と体が上達するのですが、自分は直接その2つを鍛えに行っているので普通の選手であれば違和感があると思います。

 ただ、多かれ少なかれ、上手な選手は上に書いた意識を持っている感じます。

 なかなか難しい話が続きましたが、何かの参考になればいいなと思います。

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dexia2 at 16:28コメント(2)トラックバック(0)部活の練習風景 

2017年05月07日

バドミントンパーフェクトマスター (スポーツ・ステップアップDVDシリーズ)
バドミントンパーフェクトマスター (スポーツ・ステップアップDVDシリーズ)

 先日後輩が試合で負けてしまって悔しそうにしていたので、何か助けになれたらと学校に遊びに行ったのですが、なぜか一年生の初心者の指導を任されました。

 少し釈然としないところはありましたが、一年生に罪があるわけではないのでできる限り、考えながら指導をしてみました。

 初心者への指導は学校にいるときから毎年していましたが、いまだに難しく、得意とはとても言えないのですが、この時期であれば何か参考になるかもしれないので気をつけていることを書きます。

<簡単なことから始める>

 初心者に教える一番の難関はクリアやスマッシュ、つまりオーバーへッドのストロークだと思いますが、この指導にはできるだけ順を追うようにします。

 まずは素振りでちゃんとしたフォームで振れることで、次はできれば高いところから糸でつらしたシャトルを打つのがいいと思っています。

 それができれば、左手や筒でシャトルをキャッチする練習、そのあとはネット前でトスしたシャトルをスマッシュを打つ練習……そんな感じでレベルを上げていきます。

 ヘアピンを教えるときは空中のシャトルをキャッチする練習から入りますし、ロブの場合は床のシャトル拾いが近いのでそこから入ります。

 フットワーク練習も、構えの練習、重心移動の練習、ステップの練習、羽置き、シャトルを手でキャッチする練習と来て、最後にラケットを使います。

 というようにどれだけレベルを分解してあげられるかが指導者の腕の見せ所だと思います。

 個人的にはシャトルを打つのは最後くらいでシャトルなしでどれだけ動きを作れるかが勝負だと思います。

 なので対人の練習もできる限り入れないですね。遊びでヘアピンやドライブ、プッシュくらいはやりますが、気分転換のようなものです。

<忍耐強くほめる>

 初心者なのでいいところなんてほとんどないのですが、10回に1回くらいはいいストロークや動きをすることがあります。

 そういうときに、「今のいいね!」「その調子!」と声をかけ続けるのが大事だと思っています。

 基準を作る作業になりますし、初心者はミスが怖くて安全策を取りにいく傾向があります。

 なのでぎりぎりを狙ったけど入らなかったヘアピンやちゃんとスイングをしたけど空振りしたスマッシュなどもちゃんとほめるようにしています。

 なにより初心者は楽しいほうがいいので、練習内容はつらくても楽しい雰囲気くらいは作りたいですよね。

<基準をぶらさない>

 例えばフットワークの指導で自分が気をつけることは以下のことです。

 ・ステップは正しいか
 ・腰の低い姿勢を常に保てているか
 ・最後の1歩でかかとで止まれているか

 これさえできれば、シングルスのフットワークでは80点くらいは行けると思うので、これしか言いません。

 逆に指導中にいろんな欠点を見つけて逐一指摘する人もいますが、最初にできるだけ大事なポイントを確認してひたすら繰り返すほうが効果的だと思います。

 思いつきで言う人は基本が何か、重要なポイントがなにかがわかっていないのかなという気がします。昔の自分はそうでしたが、今は動きが見えるようになったのでポイントが減ってきました。

<言葉よりやってみせる>

 上級者であればあるほど、言葉での伝達がうまくいきやすいのですが、初心者だとほぼうまくいきません。

 なので、実際に身体を触りながらデモをしたり、自分がゆっくりやって見せるようにしています。

 あとは言葉を使うのならたとえがいいですかね。

 自分は野球のバッターやピッチャーに例えることが多いですが、何かのスポーツの経験者であればその動きの延長で表現するようにします。

 あるいは日常の動き、うちわを仰ぐように打つとか、ドアノブを開くように打つとかは比較的伝わりやすいですかね。

 言葉やデモといったそういう引き出しが多いと、初心者指導には役立つような気がします。

<指導内容は上級者レベルを要求する>

 バドミントンの基本は初心者も上級者も変わりません。そのため、初心者のための技術というものはないと思っています。

 さすがにフェイントを入れて打てとかは言いませんが、フットワークに関しては上級者と全く同じレベルで指導しています。段階が多いだけです。

 初心者には難しすぎるから簡単な技術で妥協しようというのは、未来に負債を抱えるだけです。

 最初から正しい基本を覚えさせるのが、上達の最短だと思います。

 部活ではレギュラー外の選手などが面倒をみることが多いと思いますが、正しい内容やポイントをそういったレベルの選手が把握しているのか疑問です。

 せめて基本のポイントくらいは上手な選手が見るのが理想かなと思います。

<まとめ>

 初心者への指導と書きましたが、よく見ると上級者への指導とそんなに変わらないですね。上達の過程、技術習得の過程そのものです。

 ただ初心者は上級者のようにポイントを補完してはくれないので、本当の指導力が試されます。

 人の動きを見る練習になりますし、難しい技術をどうすれば見につけられるのかという参考になるので、ぜひ上手な選手であっても積極的に指導に入ってほしいところです。

 印象に残ったのはフットワークは1日でほぼ完成できたことです。手投げのシャトルであれば、ほとんどランダムでもフットワークできるようになりました。

 そういう意味でフットワークというのはコツを知っているかどうかで、結構簡単な動きなんだなと思いました。

 そういうことは結構あるので、正しい指導が広まってほしいですね。経験者の動きを一から作り直すのはしんどいので。。
 
 個人的には経験者と打つより楽しかったので、また行こうかなと思います。

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dexia2 at 08:29コメント(2)トラックバック(0)コーチング 

2017年05月05日

身・息・心を調え、戦わずして勝つ!【空手と太極拳でマインドフルネス】~身体心理学的武術瞑想メソッド~
身・息・心を調え、戦わずして勝つ!【空手と太極拳でマインドフルネス】~身体心理学的武術瞑想メソッド~

 久しぶりにメンタルについて書きます。

 ただこれまでは科学的な調査とかを引っ張って書いてきていたのですが、今回は趣向を変えて自分がどう感じているかをつらつらと書いてみようかと思います。

 共感できるところもあるでしょうし、そうでないところもあるでしょうが、こういう考え方もあるんだという一助になればうれしいです。

<モチベーションについて>

 先に書いてしまうとモチベーションというのはあまり重要だと思っていません。

 練習をさぼるときは大抵、習慣的な癖がついていないときで、自分の場合しばらく習慣を続けているとあんまりさぼらなくなります。

 あるいは環境を整理すれば効果があります。仕事の後のトレーニングを忘れて寝てしまうことが一時期ありましたが、布団をあげておけば大分その回数は減りました。

 あるいは家の中だと雑念が入りやすいので、外で練習するとかそういう工夫でモチベーションを補えてはいます。

 ただ、厳しい練習を毎日していると「どうしてこんな練習をしているんだろう」と思うときはあります。

 そういうときは自分はお世話になっている先輩のことを思い浮かべます。そうすれば、つらいときでも立ち向かえる気がします。

 自分のモチベーションの源泉はいつでも、お世話になった人です。自分のために頑張るということはできないです。

 自分の体は他人のものだと考えることで、極限のときでも乗り切れる感じがします。

 あまりこういう他人にしたことはないのですが、強い人は「全国で優勝する」とかそう言う目標を掲げている人が多い印象です。

 そういう人は試合が終わるとしばらく燃え尽きていますが、それはそれでいいと思います。

 あるいは前に全国大会に出れるレベルの選手に聞いたところ、「モテたいからに決まっている」と答えた人がいました。

 あんまり冗談っぽくない口調で言われたのでびっくりしましたが、土日返上して練習するくらい真剣ではあった野でこれも一つの形なんでしょう。

 こういうことを考えていると逆にバドミントンをやめたくなる時もありますが、ちゃんと答えを出せるのであればモチベーションが上がる気がします。

 結局、バドミントンは遊びですからね。たぶん、努力に対して報われる度合いはそんなに多くないと思います。

 だからこそ、なんとなくではない強い理由がどこかでいるんじゃないかと思います。

<緊張に対する方法>

 今でも、緊張することはありますけど、ガチガチだった高校生の時よりは改善していると思います。

 昔は緊張と弛緩を繰り返したり、呼吸に意識をするとかいろいろやっていましたが、今はそういうことはあんまりしていないです。

 極端にいうと自分は相手を消すようなイメージに近づいていきている感じでしょうか。

 サーブの時は、自分のリズムでほとんどシャトルしか見ずにサーブを打って、そこから流れるように構えに入るプロセスに集中します。

 緊張は相手や勝敗、そういったものを意識することで出てくると思います。

 相手を消して、ただ自分とコートとシャトルしかない状態になれば、あんまり緊張はしないですね。

 もちろん相手を見ますし、視野は広く保っているんですけど、相手の癖とか特徴、実績、そういったものをできるだけ消していくことが大事だと思います。

<気合いの入れ方>

 昔は試合に負けたら、死んでしまうくらいの情熱でバドミントンはしていました。

 なので、相手に対して躊躇なく攻め切っていましたし、声もかなりだしていました。一球ごとに気合を入れながら、一瞬一秒も気を抜かない心持ちで勝負に挑んでいました。

 自分で言うのもあれですが、こういう選手は怖いです。

 ちょっとでも甘くなれば本気で詰めてきますし、どんなシャトルでもあきらめたりはしないので、全然決まらない。

 それを1試合続けられると気がめいります。

 ただ、最近気づいたのですが、自分はもうこういう気合の入れ方ができなくなりました。

 今は完全に技術でバドミントンをしています。常に自分のバランスを感じつつ、相手のコートの空きを見ながら、数mm単位でラケットを動かします。

 それを続けようと思ったら、とても気合を入れながらは無理です。

 気合を入れると余分な力が入りますし、スピードとかパワーに意識が行きやすいので、繊細で柔らかいバドミントンと両立しないんじゃないかなと思います。

 高校生や大学生ならそれでもいいかもしれませんが、ずっと続けられるバドミントンをしたいのならこういう集中の仕方、気合のあり方も変わってくるんじゃないでしょうか。

 自分も昔のほうが迫力はありましたし、強いとは思うのですが、動きが荒かったので足を結構痛めていましたし、手首も何度か痛めています。

 なので、自分は今のほうが好きです。ただ、難しさでいえば、気合を入れて押していくよりも、広く深い集中力を維持する今のほうが難しいとも思います。

 今のところ、完全な集中を保てるのは2ゲームくらいで、それでも5ラリーくらいは気を抜いて打ってしまいますね。

 接戦だとこれが致命傷になって負けるので、そこが今の自分の甘さです。

<一球ごとに考えていること>

 バドミントンはシャトルを拾っている時間と打っている時間が半々くらいだったと思います。

 なので、シャトルを打っていないときになにを考えるかが大事です。

 シャトルを打っているときはなにも考えたらだめです。とにかく、気持ちを体とシャトルに向けること。言語で何か考えたり、イメージに偏りがあれば、取れない球が増えます。

 つまり、打っていないときに気持ちや体の調整をして、サーブに入った瞬間に集中を切り替えれるのが大事だと思います。

 前のラリーを引っ張ったり、試合以外のことを考えるのは論外として、自分はこの時間で体の調整をするか戦術を組み立てることが多いです。

 体の調整はちょっと体とか意識が偏っているポイントを見つけて、それを治すという感じです。

 戦術はサーブ周りからどれくらいのスピードで入るか、どこを狙うか、どのポイントを取りに行くかを考えます。

 理想を言えば、体の調整を試合中にせず、試合中は戦術だけに集中したいのですが、まだ意識や技術に甘いところがあるのでこういう形になっています。

<意識について>

 調子のいいときの感覚について書きます。

 レシーブがいいときは基本的にシングルスでは決め球以外は返せます。絶好調なら決め球も8割くらいは返せます。

 そういうときは自分がコートになっている感じがします。意味が分からないとは思うのですが、コートの空間全部が自分の体のように感じられます。

 だからどこに来ても高かろうと、低かろうと、フォアでもバックでも対応できます。

 シャトルを取りに行くという感覚がなくなって、シャトルを向かい入れる感覚になってきます。

 逆に調子が悪いときは自分の世界がすごく狭く感じて、むりやりシャトルを追いかけている感じになったり、コートの一部に意識が通っていない感じになりますね。

 なのでそのスポットに打たれたり、タイミングを外されると簡単に決められます。

 調子がいいときは常に地面に片足を残しつつ、どこでも意識が通っているので、タイミングの概念がなくなるのですが。来たら動くでほぼ間に合うようになります。

 コントロールでいうと、打つ瞬間に2度打ちできるときが調子いいですね。打つ瞬間に気がついたら、別のストロークに自由に変えれます。

 そういうときは面をほぼ感じていて自分の思ったところに必ず飛ばせます。相手の表情をみて、相手のタイミングを見ながら打ったりとか。

 逆に調子が悪いときはとりあえずラケットが反射で出てしまうのでアウトが増えますね。

 あるいはシャトルが見えていないとか、タイミングが毎回一緒になったりします。

 ここら辺で書いた感覚は多分他の人と一緒ではないので、参考になるかはわかりませんが、自分が調子がいいときはどのようにコートとか、ラケットをどう意識しているかを考えてみるとなかなか楽しいと思います。

<まとめ>

 メンタルで一番重要なのは集中力です。広くて深い適切な集中を100%を試合中維持できれば、格上の選手が相手でも十分に戦えます。

 先日の試合では自分はそこが足りずに負けました。

 練習では20分くらい頑張るとそろそろ疲れたなといつも休憩したり、ちょっとくらい仕事や他のことを考えたりしていましたが、その甘さがそのまま結果になったと思っています。

 勝負では一瞬でも集中が切れたらその瞬間に負ける、長い時間集中できないとそれも負ける、そういうあたりまえのことが認識できていませんでした。

 昔は本当に基礎うちの1球でも手を抜いたことがありませんし、どんな練習でもラケットにシャトル当たる瞬間までシャトルを見ていたのですが、いつの間にかできなくなっていたようです。

 それを訓戒にして、もう少し頑張ろうと思います。

 みなさんも集中力やメンタルのあり方について、考えてみるといいかなと思います。

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dexia2 at 11:02コメント(3)トラックバック(0)メンタルトレーニング 
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