部活の練習風景
2013年01月09日

カリスマ体育教師の常勝教育
以前と同じで、部活の資料を作る際にまとめの記事を作ったので、参考までにアップしておきます。テーマはフェイントで、大体の要素は網羅していると信じています。
多分、今までのフェイントの話のまとめに近いですが、新しいアイディアも少しだけ入っています。
動画は用意していないので、今までの記事のフェイント関連を参考にしていただければ、と思います。
(1)フェイントの基本技術
・まずは同じフォームで、どこにでも打ち分けられること。
具体的には2種類の方向(ストレート、クロス)×3種類のコース(コート奥、コート中盤、ネット前)に同じフォームで打てると、フェイントにバリエーションが付きます。
同じフォームで打てるというのは、基本の中でも最も大事な技術になります。
・すべてのストロークをコンパクトに打てる。弾いて打てる。切って打てる。
大きなスイングでは、大げさなフェイントしか使えず、試合の途中で打つコースがばれやすくなります。
・配球を狙って使えること。
配球の中でだますフェイントは効果的になりやすいので、できるだけ配球に精通していることが大事です。
また、実際にはすべてのストロークをフェイントで打つわけではありません。チャンスボールは、普通に打ったほうが決まることが多いし、追い込まれているときにはしっかりつなげた方がいい時もあります。
さらに、いつもフェイントをかけていると、いざというときにフェイントは決まりづらくなります。ですから、どのタイミングで何を打つべきか考えれないと、自己満足のフェイントになりがちです。
特に中高生の中で、状況を踏まえないフェイントが多いように思います。
・打つ瞬間に面を変えられること。
打つ瞬間にラケットを立てたり、フォアからバックに切り替えたり、カットをかけたり、指で面を変えたりできれば、コースを読まれづらいです。
・相手を見ながら打てること。
相手を見ながらコースを変えれると、どこにフェイントを打てばいいか、考えやすいです。
・どんなフェイントであれ、そのうち方でどこにでも打てること。
プッシュのフォームで入って、ヘアピンを打てる人は多いですが、そこからクロスヘアピン、ロブを打てる選手は少ないです。1種類しか打てないものは、相手をだませないため、フェイントとは呼ばないことにしています。
・経験を積んでいること。
どんなタイミングで、どんなシャトルを打てば相手は迷うのか。どういう面の使い方をすれば、相手は騙されるのか。これは経験則でひたすら練習するしかありません。
とくに、オールショート、2対1、フリー練習の中で実際人に使うことをひたすらやるといいです。
また、いろんな人にフェイントをかける練習をしないと、試合で効果的かどうかわかりません。
(2)フェイントに関して必要ないろいろな知識。
1)フェイント技術
−面に関するフェイント−
・フェイントの基本である打つ瞬間に面を変えるフェイント
面は基本的にぎりぎりまで見せておいて、とっさに変えるのがふつうです。かなり基本でも大事なところです。
たまに相手が引っかからないときは、フェイントのフェイントで2回面を変えると効果的なときもあります。
ロブ>ヘアピン>ロブとか、そういうことをたまにやります。ただし深みにはまりやすいので、ほどほどでいいでしょう。
・振り遅れフェイント
ラケットに振り遅れて当たると、シャトルはクロスに飛んでいきます。これを利用すると、ストレートの面からクロスに飛ばせます。特にサーブレシーブで使いやすい技術です。
・カットフェイント
どんなストロークであれ、シャトルを切って打てばスイングとは逆に飛ばせます。ただしスピードはやや落ちるところに注意します。
・ラケットを立てるフェイント
特にネット前は面を立てておくと、相手が怖がりやすいです。そういうときのヘアピン系は効果的になりやすいです。それができなくても、ラケットは斜めとか、横にしておくとドライブに見えるので相手を脅しやすいです。
・フォロースルーフェイント
打った後の姿勢で、打ったストロークを判断する人がいます。だから、ストレートに打った後、ラケットのフォロースルーをクロスの感じでごまかすと引っかかってくれる人がいます。逆も同様にできます。
・裏面フェイント
フォア前のシャトルをとるときに、あえてバックハンドで打ったりすると、相手は一瞬迷います。また、これはクロス方向の振り遅れフェイントと組み合わせやすい技術だといえます。
・ジャンプフェイント
どんなストロークであれ飛びつくイメージで入ると、相手は警戒するので遅い球を使いやすいです。具体的にはプッシュ、スマッシュっぽく打点に行けるといいです。
−身体のどこを使うか。−
・手首、指、肘、肩、腰
これらの部分は直接、ストロークに関係しています。このどこを使うかによって、相手からの見え方は違います。
実際、指を回すだけでもストロークは打てます(ロブ、プッシュ、ヘアピン、カット、レシーブなど)。
どの部位を支点にして、どの部分とどの部分を組み合わせるかによって見え方は違うので、どこを使うか考えてストロークを作ります。
基本的には使う部分が多くなるほど力は発揮できますが、癖が出やすくなります。
・目線
打つところをみずにストロークするのが前提です。でも、打つ方向の逆を向いてストロークするのも時には有効です。
・脚
思い切りスピードを上げて入ってくると、相手は早い球を警戒する効果があります。ゆっくり入ってくるとその逆です。昔フットワークでわざと足の音を打ち鳴らす人もいました。
・全身
例えばヘアピンを打った後下がるふりをする。全身を上に向けるといった体全体を巻き込んだフェイントを使うと相手も、ロブだと思ってくれることがあります。ただ、やや大げさになります。
−タイミングフェイント−
・クイックショット
溜めずにコンパクトに打つショットです。面だけわかりづらくして、早いタイミングで打ちます。普通フェイントはためるものが多いですが、時にはいつもより早く打つというフェイントも用意しておくことが大事です。
オーバーヘッドの場合、打つ前後の動作(腰を回す、ラケットを引く)を早くして、コンパクトに打つといいでしょう。やや手打ち気味になるが、タイミングを優先します。
・ためるフェイント
ラケットを引いたり、いったん空振りしたふりをして打ち直す、フェイントです。これは多用すると、ラリー自体が遅くなりますが、有効なときも多いです。
−オーバーヘッドのフェイント−
・スマッシュやクリアにもカットをかけて、打つ。
これにより、ストレートと見せかけてクロスに打てるので、相手をだませます。スピードは落ちるというのが課題となります。腕は思いっきり振るとだましやすいです。
・腕だけで打つ。腰は使うが、やや変則的な打ち方になる。
具体的には体を開かずにクロスに、体を開いてストレートに打ちます。
・タイミングを3つくらい持つ。
早い、普通、遅いと、打点に入ってから打つまでのタイミングを変えることができれば、フェイントに幅が出ます。
・打つ瞬間にスイングスピードを変える。
ストップをかけたり、ゆっくり打つふりをして加速したりします。
・ジャンプして打てると、相手はタイミングがとりづらくフェイント効果は高まる。
特にシングルスのロングサービスの時はやりやすいです。
−フェイントとイメージ−
フェイントを打つ場合、自分も騙されるイメージで打てると相手も引っかかりやすいです。例えば、クロスカットは自分もストレートクリアを打つつもりで振ると、相手にも当然利きます。
またどんなショットと思わせたいか、正確にイメージしていないとフェイント効果は薄いということに留意してください。
これが正確にできると、打ちそうなオーラというか、そういう雰囲気を意識して出せるようになります。実はそれがフェイントで一番大事だったりするのです。
2)配球フェイント
・チャンスボールであえてスマッシュ(プッシュ)を打たない。
思い切りプッシュを打つ!という顔をして落としておいたり、ロブを打ってつないだりします。効果的で、体力を奪いやすいです。
これを応用したのがチャンスボールの振りフェイントで、やや低いなと思ってもスマッシュやプッシュを打てそうなイメージで打点に入って、遅い球を打ちます。いつでも攻めるつもりで、ということです。
・追い込まれている状況でクロスドライブ、クロスカットなどを打って攻める。
追い込まれているときに強打やクロスに打つと相手は驚くことが多いです。
これを応用したのが追い込まれた振りフェイント。例えばフォア奥で、実は追い込まれていないけど、やや苦しそうなふりをしておきます。そこから思い切りクロスクリアを打つとエースになりやすいです。
自分ならそのあとクロスカットか、ストレートのドライブを使って、同じフェイントをやります。
ちなみに、ネット前の場合は頭を下げると、コート奥の場合体を開くとそれっぽくなります。
・緩急フェイント
早いラリーでいきなり、ドロップを打つ。ドライブ戦の中で、ロブを打つなど、急にスピードを変えられると相手はついていけないことが多いです。
・オープンスペースフェイント
どんな選手であれ、オープンスペースは気になるものです。そこであえて同じところに打ったり、狭いところに打てば引っかかってくれることがあります。
・サーブフェイント
サーブの1球目からフェイントをかけることもできます。ここから工夫しておくと、相手にとっていやな選手になれます。
・サーブレシーブフェイント
サーブレシーブは、ロングサービスであれ、ショートサービスであれフェイントをかけるチャンス。早いタイミングで打点に入って、フェイントをかけるといいでしょう。
・配球偏りフェイント
意識して同じコースを多用しておくと、相手はそこを警戒します。だから、フェイントをかけて、逆に打てば効果的になります。
・常識外フェイント
シングルスのスマッシュレシーブで相手の後ろを狙ったり、ドライブ戦でいきなりロブを上げる、サーブレシーブでいきなりボディにスマッシュといった意外性のある配球は相手の意表をつけます。
(3)フェイントの分類
−コースによる分類−
1.上下(プッシュに見せかけてロブなど)
2.左右(クロスに見せかけてストレート、あるいはその逆)
3.前後(前に見せかけて後ろ、あるいはその逆)
4.上記3つの組み合わせ。
例えば、ダブルスでトップアンドバックになっている相手に前後のフェイントをかけても意味がないです。状況によって、組み合わせて判断します。
−スピードを使うフェイントの3要素−
1.タッチの速さ(フットワークの速さ)
2.準備してから打つまでの速さ
3.ストロークの速さ
−−リアクションの派手さ
大げさにするものと小さくひっかけるものがある。
フェイントでは以上の要素を組み合わせることが大事です。
具体的に言えば、面の作り方×体の使い方×配球×物理的な要因(速さ、コース、タイミング)の組み合わせがフェイントなのかなと感じます。
この理論に沿うと、理論上無限に近い数のフェイントが作れますが、それをすべてマスターしようと思うときりがないので、必要なものや自分のバドミントンに合うものを考えて作っていくといいと思います。
フェイントは人に教えてもらうより、作るほうが楽しいと個人的には感じます。
個人的に勉強してほしいのは配球=相手にとっていやなことを読む力ですね。これがわかれば多少技術がなくても、相手をだませます。フェイントを使いたいのなら、この点を抑えておいてほしいです。
今回の文章を利用して、楽しいバドミントンができるようになることを願っています。
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2012年12月30日
7.自分の体勢(打点も含む)
バドミントンの局面は、自分の姿勢によって以下の3つに分類することができます。
1)自分が有利な局面(チャンス)
2)自分が追い込まれている場面(ピンチ)
3)イーブンな局面
細かいセオリーは色々あります。例えば、追いこまれたときはストレート系のクリアやロブで時間を稼ぐのがいいとか、逆に追い込んでいるときはオープンスペースに早い球を打つのがいいとかですね。
でも、ここではあるポイントだけ抑えておいてほしいと思います。それはバリエーションを常に持とう、ということです。
チャンスだからプッシュ、スマッシュを打っておけばいいという考え方は浅すぎます。相手がプッシュを待っていると思ったら、クロスヘアピンに変えたり、あるいは面を変えてプッシュを打ってやっと一人前といえます。
自分の見ている限り、ただプッシュを打つ人が多すぎます。しかもコースも狙えていませんし、それでは、せっかく作ったチャンスが無駄になってしまうよと言いたいです。
追い込まれたときも同様です。追い込まれたときでも、ドライブ系、ネット系、ロブ系の球をそれぞれストレート、クロス、センターに打てますから、理論上9種類のストロークを作れるはずですが、多くの人は2種類くらいの球しか打てないです。
だから、相手に読まれてピンチから脱出できないのです。
イーブンな局面ではバリエーションが多い人が多いですが、ピンチ、チャンスになると極端に球種が減る人はこれを機に、いろいろな球種に挑戦してほしいと思います。
8.サーブ
1)サービスのコースについて
サービスのコースが同じという選手が多いです。センターならセンターだけ、サイドラインならサイドラインだけというパターンですね。
ロングサービスも状況や相手によって使い分けられるのが理想ですが、特にショートサーバーの方はこの問題を深く考えてみるといいと思います。
というのも、ショートサービスを打つ場合、思い切ってダッシュされるのが怖いからです。同じリズムで、同じコースに打っているとどこかで狙われます。そのため、コースをずらす技術を用いて、リズムをとらせないことが肝要になります。
ただ、同じコースに打ち続けることで、自分のリズムを合わせる選手や同じことを続けてプレッシャーをかける選手もいるのでこれだけは一概に言えません。
2)サービスの種類について
特に目立つのが、なんとなく流行っているという理由でショートサービスを多用する人です。こういう何となくサービスを決める選手は、大抵早いタッチで打つと焦ります。
ショートサービスは攻撃的、攻められないとは考えないことです。質が高ければそうともいえますが、レベルが上がってくるとネット前からでも強い球は打てます。
個人的な意見としては、相手のアタックロブとスマッシュどちらが怖いかという観点でサービスを決めるのが、1つの基準かなと思います。あるいはフェイントを返せるか、返せないかですね。
そういう明確な基準、理由を持ってサービスは決めるものです。ただ適当なイメージでサービスを打つのは、ひたすらに危険な行為です。
あとは補足ですが、こういう適当なサービスを打つ相手には、ショートサービスを打っておくと楽です。なぜかというと、ショートサービスのレシーブは下から打つと思い込んでいるので、怖い球が来ないからです。
9.サーブレシーブ
サーブレシーブは第一の攻撃です。ここで相手を圧倒しておけば、ラリーを非常に楽に進めることができます。
ロングサービスに対して男子なら、ジャンプして高い打点から攻撃できれば理想です。女子でもしっかり入って、フェイント気味に打ち分けることができればかなりラリーは優位となります。
ショートサービスに対しては、できればプッシュを打つつもりで入ることができれば相手へのプレッシャーが全く違います。
出来なくても、高い打点で早いタッチで打ち分けるだけでも、効果的な球が打てます。
ここでも問題は、相手の弱点を見つけておくこと、バリエーションを持つことの2点です。それに加えて、しっかり打点に入って相手にプレッシャーをかけることができれば、サーブレシーブでそう苦労することはないかと思います。
……これで基本的な戦術の考え方は説明できたと思います。なぜ今回このようにまとめたかというと、皆さんが試合で何をすればいいかわかっていないと感じたからです。そのため、練習しているストロークと試合で使えるストロークが結びついていない気がします。だから、今回戦術について理解してもらおうと思い、これを作成しました。参考になれば幸いです。
転載は以上です。
シングルスの戦術論(簡易版) その1
シングルスの戦術論(簡易版) その2
シングルスの戦術論(簡易版) その3
シングルスの戦術論(簡易版) その4
バドミントンの局面は、自分の姿勢によって以下の3つに分類することができます。
1)自分が有利な局面(チャンス)
2)自分が追い込まれている場面(ピンチ)
3)イーブンな局面
細かいセオリーは色々あります。例えば、追いこまれたときはストレート系のクリアやロブで時間を稼ぐのがいいとか、逆に追い込んでいるときはオープンスペースに早い球を打つのがいいとかですね。
でも、ここではあるポイントだけ抑えておいてほしいと思います。それはバリエーションを常に持とう、ということです。
チャンスだからプッシュ、スマッシュを打っておけばいいという考え方は浅すぎます。相手がプッシュを待っていると思ったら、クロスヘアピンに変えたり、あるいは面を変えてプッシュを打ってやっと一人前といえます。
自分の見ている限り、ただプッシュを打つ人が多すぎます。しかもコースも狙えていませんし、それでは、せっかく作ったチャンスが無駄になってしまうよと言いたいです。
追い込まれたときも同様です。追い込まれたときでも、ドライブ系、ネット系、ロブ系の球をそれぞれストレート、クロス、センターに打てますから、理論上9種類のストロークを作れるはずですが、多くの人は2種類くらいの球しか打てないです。
だから、相手に読まれてピンチから脱出できないのです。
イーブンな局面ではバリエーションが多い人が多いですが、ピンチ、チャンスになると極端に球種が減る人はこれを機に、いろいろな球種に挑戦してほしいと思います。
8.サーブ
1)サービスのコースについて
サービスのコースが同じという選手が多いです。センターならセンターだけ、サイドラインならサイドラインだけというパターンですね。
ロングサービスも状況や相手によって使い分けられるのが理想ですが、特にショートサーバーの方はこの問題を深く考えてみるといいと思います。
というのも、ショートサービスを打つ場合、思い切ってダッシュされるのが怖いからです。同じリズムで、同じコースに打っているとどこかで狙われます。そのため、コースをずらす技術を用いて、リズムをとらせないことが肝要になります。
ただ、同じコースに打ち続けることで、自分のリズムを合わせる選手や同じことを続けてプレッシャーをかける選手もいるのでこれだけは一概に言えません。
2)サービスの種類について
特に目立つのが、なんとなく流行っているという理由でショートサービスを多用する人です。こういう何となくサービスを決める選手は、大抵早いタッチで打つと焦ります。
ショートサービスは攻撃的、攻められないとは考えないことです。質が高ければそうともいえますが、レベルが上がってくるとネット前からでも強い球は打てます。
個人的な意見としては、相手のアタックロブとスマッシュどちらが怖いかという観点でサービスを決めるのが、1つの基準かなと思います。あるいはフェイントを返せるか、返せないかですね。
そういう明確な基準、理由を持ってサービスは決めるものです。ただ適当なイメージでサービスを打つのは、ひたすらに危険な行為です。
あとは補足ですが、こういう適当なサービスを打つ相手には、ショートサービスを打っておくと楽です。なぜかというと、ショートサービスのレシーブは下から打つと思い込んでいるので、怖い球が来ないからです。
9.サーブレシーブ
サーブレシーブは第一の攻撃です。ここで相手を圧倒しておけば、ラリーを非常に楽に進めることができます。
ロングサービスに対して男子なら、ジャンプして高い打点から攻撃できれば理想です。女子でもしっかり入って、フェイント気味に打ち分けることができればかなりラリーは優位となります。
ショートサービスに対しては、できればプッシュを打つつもりで入ることができれば相手へのプレッシャーが全く違います。
出来なくても、高い打点で早いタッチで打ち分けるだけでも、効果的な球が打てます。
ここでも問題は、相手の弱点を見つけておくこと、バリエーションを持つことの2点です。それに加えて、しっかり打点に入って相手にプレッシャーをかけることができれば、サーブレシーブでそう苦労することはないかと思います。
……これで基本的な戦術の考え方は説明できたと思います。なぜ今回このようにまとめたかというと、皆さんが試合で何をすればいいかわかっていないと感じたからです。そのため、練習しているストロークと試合で使えるストロークが結びついていない気がします。だから、今回戦術について理解してもらおうと思い、これを作成しました。参考になれば幸いです。
転載は以上です。
シングルスの戦術論(簡易版) その1
シングルスの戦術論(簡易版) その2
シングルスの戦術論(簡易版) その3
シングルスの戦術論(簡易版) その4
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4.時間
前の項で簡単に説明しましたが、バドミントンの配球では時間を奪うことが重要です。だから、選手は早いスマッシュや早いクリアにあこがれ、またオープンスペースを狙う習性があるのです。
また、時間が無くなれば相手のストロークは限定されやすく、単純になってきます。そうすれば、ますますこちらが有利になります。
時間を奪う手段はいくつかあるので覚えておいてください。
1.フェイントをかけて足を止める。
2.相手にとって予想外の配球をする。
3.相手の姿勢を見て、動きにくいところに打つ。
4.早い球を打つ。
5.早いタッチ(高い打点、ジャンプ、加速して打つ、できるだけ前で打つなど)で打つ
6.オープンスペースを狙う。
7.角度をつけた球を打つ。
こうしたことは意識して練習しないとできません。いかにいい質のストロークを打つかというのが、時間を奪う際のもっとも重要なテーマとなります。
個人的には「早いタッチで、フェイントをかけつつ、質のいいストロークを打ち続ける」ことがバドミントンの配球の本質だと考えています。これをオールアタックと呼んでいますが、強豪チームはこうしたことが当たり前にできるので強いのです。
逆に、相手の球が速い時、あるいはコート全体を守りきれないと感じたときは時間を作ることが大事です。時間を作るには、ストロークの軌道をやや長めにしつつ、ややスピードを殺した球を打ちます。タッチも遅らせてもいいでしょう。
例えば、フォア奥に追い込まれたときは、ストレートのハイクリア、ややスピードを殺したドライブ、軌道が長めのクロスカットなんかを打っておけば次で戻りやすくなります。
コントロールを重視した球を打って、次につなぎましょう。究極的にはネットプレイが一番相手のスピードを殺しやすいですね。それはともかく、時間がない時には意識してそうしたストロークを打てるように練習しておきましょう。
5.緩急
前項では時間の奪い合いという視点で、戦術を説明しましたが、今回はラリーの緩急の話です。緩急がうまくつけると、相手のタイミングやリズムを崩し、フットワークをうまくさせないことができます。
テンポを使ったいい配球というのは、例えばドリブンクリアや鋭いカットを使った中で、ふっとドロップを入れるといったものがあります。これによって、相手はいきなりスピードが変わるので動きが崩れやすくなります。
あるいは、ゆるいラリーから、いきなりテンポを上げるといった戦法も効果的です。
ただ最近の傾向としては、緩急を使うよりは早い球の連打という配球のほうが増えてきていて、緩急はあまり重要視されていない傾向にある気がします。
6.ストロークの特性
これは話を広げれば広げるほど、深い話なので簡単に済ませたいと思います。まずはストロークの目的について簡単にまとめます。
ネットプレイ(レシーブも同様)
1)ヘアピン
1.相手に上げさせる。
2.早いタッチで打って、相手を動かす。(特にクロスヘアピン)
3.ぎりぎりに打ってエースをねらう。
4.ラリーのスピードを殺す。
2)ロブ
1.相手の頭を抜いて、ミスを誘う。
2.早いタッチで相手を動かす。(特に相手の逆サイドを狙うおっつけ)
3.時間を稼ぐ。相手に攻撃させる。
4.相手をネットから引き離す。
3)プッシュ
1.速いスピードで相手を抜く。
2.相手に攻撃させない。
3.コースを狙ってエースをねらう。
コート奥からのストローク
1)クリア
1.相手の頭を抜いて、後ろに追い込む。
2.速いタッチで打って相手を動かす。
3.相手に攻撃させる。
4.滞空時間で時間を稼ぐ。
2)スマッシュ
1.相手にしたから打たせることで攻撃させない。
2.エースをねらう。
3.次のネット前に打たせるための布石
4.角度をつけて相手を左右に動かす。
3)カット
1.相手にしたから打たせて攻撃させない。
2.フェイントをかけて、相手の足を止める。
3.スマッシュを早く見せる。
4.角度、タッチを優先させて相手を動かす。
ものすごくざっくり書きましたが、自分の理解はこのような感じです。目的によって、面の作り方やシャトルの軌道は微妙に変えることが大事です。つまり、同じストロークでも、3,4種類の球が作れるようになっておきましょう。
次に軌道の話。軌道は大まかに言って、ストレートとクロスがあります。その特徴について述べます。
1)ストレート
メリット
・相手に途中で止められないため、相手を動かせる。
・相手の次のシャトルが取りやすくなる。
・早いタッチで打てばエースになりやすい。
デメリット
・全体的に威力には欠ける。
・読まれやすい。
2)クロス
メリット
・相手から逃げていく球が打てるため、抜ければ攻撃的である。
・距離がある分、やや早いストロークが打てる。
・相手に読まれにくい変則的な球が打てる。
・左右、上下に角度がつけやすい。
デメリット
・途中で止められると、こっちが苦しくなる。
簡単に言うと守備的で堅実なのがストレート系のストロークで、ややリスクはあるが攻撃的なストロークがクロス系だといえるでしょう。
戦術とは関係ありませんが、ストロークとクロスは軌道のイメージがやや違うので、やや注意が必要です。
シングルスの戦術論(簡易版) その1
シングルスの戦術論(簡易版) その2
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シングルスの戦術論(簡易版) その4
前の項で簡単に説明しましたが、バドミントンの配球では時間を奪うことが重要です。だから、選手は早いスマッシュや早いクリアにあこがれ、またオープンスペースを狙う習性があるのです。
また、時間が無くなれば相手のストロークは限定されやすく、単純になってきます。そうすれば、ますますこちらが有利になります。
時間を奪う手段はいくつかあるので覚えておいてください。
1.フェイントをかけて足を止める。
2.相手にとって予想外の配球をする。
3.相手の姿勢を見て、動きにくいところに打つ。
4.早い球を打つ。
5.早いタッチ(高い打点、ジャンプ、加速して打つ、できるだけ前で打つなど)で打つ
6.オープンスペースを狙う。
7.角度をつけた球を打つ。
こうしたことは意識して練習しないとできません。いかにいい質のストロークを打つかというのが、時間を奪う際のもっとも重要なテーマとなります。
個人的には「早いタッチで、フェイントをかけつつ、質のいいストロークを打ち続ける」ことがバドミントンの配球の本質だと考えています。これをオールアタックと呼んでいますが、強豪チームはこうしたことが当たり前にできるので強いのです。
逆に、相手の球が速い時、あるいはコート全体を守りきれないと感じたときは時間を作ることが大事です。時間を作るには、ストロークの軌道をやや長めにしつつ、ややスピードを殺した球を打ちます。タッチも遅らせてもいいでしょう。
例えば、フォア奥に追い込まれたときは、ストレートのハイクリア、ややスピードを殺したドライブ、軌道が長めのクロスカットなんかを打っておけば次で戻りやすくなります。
コントロールを重視した球を打って、次につなぎましょう。究極的にはネットプレイが一番相手のスピードを殺しやすいですね。それはともかく、時間がない時には意識してそうしたストロークを打てるように練習しておきましょう。
5.緩急
前項では時間の奪い合いという視点で、戦術を説明しましたが、今回はラリーの緩急の話です。緩急がうまくつけると、相手のタイミングやリズムを崩し、フットワークをうまくさせないことができます。
テンポを使ったいい配球というのは、例えばドリブンクリアや鋭いカットを使った中で、ふっとドロップを入れるといったものがあります。これによって、相手はいきなりスピードが変わるので動きが崩れやすくなります。
あるいは、ゆるいラリーから、いきなりテンポを上げるといった戦法も効果的です。
ただ最近の傾向としては、緩急を使うよりは早い球の連打という配球のほうが増えてきていて、緩急はあまり重要視されていない傾向にある気がします。
6.ストロークの特性
これは話を広げれば広げるほど、深い話なので簡単に済ませたいと思います。まずはストロークの目的について簡単にまとめます。
ネットプレイ(レシーブも同様)
1)ヘアピン
1.相手に上げさせる。
2.早いタッチで打って、相手を動かす。(特にクロスヘアピン)
3.ぎりぎりに打ってエースをねらう。
4.ラリーのスピードを殺す。
2)ロブ
1.相手の頭を抜いて、ミスを誘う。
2.早いタッチで相手を動かす。(特に相手の逆サイドを狙うおっつけ)
3.時間を稼ぐ。相手に攻撃させる。
4.相手をネットから引き離す。
3)プッシュ
1.速いスピードで相手を抜く。
2.相手に攻撃させない。
3.コースを狙ってエースをねらう。
コート奥からのストローク
1)クリア
1.相手の頭を抜いて、後ろに追い込む。
2.速いタッチで打って相手を動かす。
3.相手に攻撃させる。
4.滞空時間で時間を稼ぐ。
2)スマッシュ
1.相手にしたから打たせることで攻撃させない。
2.エースをねらう。
3.次のネット前に打たせるための布石
4.角度をつけて相手を左右に動かす。
3)カット
1.相手にしたから打たせて攻撃させない。
2.フェイントをかけて、相手の足を止める。
3.スマッシュを早く見せる。
4.角度、タッチを優先させて相手を動かす。
ものすごくざっくり書きましたが、自分の理解はこのような感じです。目的によって、面の作り方やシャトルの軌道は微妙に変えることが大事です。つまり、同じストロークでも、3,4種類の球が作れるようになっておきましょう。
次に軌道の話。軌道は大まかに言って、ストレートとクロスがあります。その特徴について述べます。
1)ストレート
メリット
・相手に途中で止められないため、相手を動かせる。
・相手の次のシャトルが取りやすくなる。
・早いタッチで打てばエースになりやすい。
デメリット
・全体的に威力には欠ける。
・読まれやすい。
2)クロス
メリット
・相手から逃げていく球が打てるため、抜ければ攻撃的である。
・距離がある分、やや早いストロークが打てる。
・相手に読まれにくい変則的な球が打てる。
・左右、上下に角度がつけやすい。
デメリット
・途中で止められると、こっちが苦しくなる。
簡単に言うと守備的で堅実なのがストレート系のストロークで、ややリスクはあるが攻撃的なストロークがクロス系だといえるでしょう。
戦術とは関係ありませんが、ストロークとクロスは軌道のイメージがやや違うので、やや注意が必要です。
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2.相手の特徴
先に書いた通り、「相手の弱いところを徹底的に攻め、強いところを出させない」。それだけできればこの項の目的は終わりです。
よくある相手の弱点は以下の通りです。
1.バック側のレシーブ
2.ボディ周り
3.バック奥
4.カットレシーブ全般
誰にでもあてはまるわけではありませんが、中級者まではここらへんに課題を抱えている可能性が高いです。
女子選手について言うと、女子選手は基本的にコート奥が弱い傾向があります。パワー不足だと思いますが、全体的には配球もそうなる傾向があります。例えばロングサービスやクリアの多用は女子独特の配球といえます。
ちなみによくいるのが、弱点だからといって、そこばかり狙う人です。それでは容易にばれるので、例えばバック奥を狙うのなら、対角線のフォア前などと組み合わせて、2,3パターンつくっておくといいでしょう。
弱点を狙うためには、3つの技術のマスターが重要です。
1つは、早めに相手の弱点を見抜く観察眼です。
2つ目は、どんな姿勢であれシャトルを弱点に狙えるコントロール技術です。
3つ目は、相手を見ながら、シャトルをヒットする技術です。直前に面を変えられればなおいいです。
個人的には、試合の1ゲーム目、15点中5点までには、相手の得意な球、苦手な球を把握しておいてもらえると楽になると思います。
さて、レベルが上がってくると弱点というのはほとんどわからなくなります。そこで、相対的に弱点をとらえるという考え方がおすすめです。
要するに、相手のスマッシュは返せないほどでは無いけど、ネットプレイは対応できないということになれば、スマッシュを弱点と考えます。この場合、できるだけネットプレイは避けて、コート奥で勝負します。こういう妥協が実際の試合では非常に大事です。絶対に譲れないところを守りましょう。
こうしたことは、2対1や1点返しの動かすほうになった時に練習することを勧めます。何と言われようと、相手の弱点を徹底的に狙ってやってください。相手のためにもなります。
最後に弱点のとらえ方を参考までにまとめておきます。
一.スマッシュ、カットといった特定のストロークに弱い。
二.前後の動き、左右の動きといった連続した動きに弱い。
三.バックハンド、フォアハンドが弱い。
四.フットワーク全体が弱い。
五.フェイントに弱い。
六.角度の付いた球に弱い。
七.遅いラリーに弱い。
八.高い球に弱い。
3.物理的な距離
バドミントンで最も遠いフットワークは何かといえば、対角線の動きです。これは物理的に考えて明らかです。
ですから、本当にフットワークが苦手な選手が相手であれば、対角線に振ってやるだけで容易に崩すことができます。そして、これが配球の1つの基本です。
もう少し応用して考えてみると、相手を右側に動かすと、当然ながら左側があきます。後ろに動かすと、前のスペースが空きます。この空いたスペースをオープンスペースといいます。
オープンスペースを狙うというのがバドミントンの1つの基本になります。ですから、よくあるのが、フォア側にスマッシュを打って、浮いてきた球をバック側にプッシュするという配球ですね。
なぜ、オープンスペースを狙うのかといえば、物理的に距離が遠い=時間がない=相手を追い込めるという方程式があるからです。簡単ですね。
でも、もし相手のフットワークが早ければどうでしょう。打った後しっかり、コートの中心に戻っていれば、物理的な距離は遠くありません。そういう場合に、安易にオープンスペースを狙うのは意味がありません。ただ配球がばれるだけです。
つまり、実際的に言えば、相手が時間に余裕がない場合オープンスペースを狙うのは有効ですが(つまり、甘い球とか、早いタッチで触る場合)、余裕があるときは状況を考えてあえて狭いスペースを狙うこともしなくてはいけないのです。
むしろ、オープンスペースへのストロークは真ん中に戻る慣性(勢いと理解してもいいです)を使えるので、コースさえわかればとりやすかったりします。その点をしっかり考えてスペースを使いましょう。
ちなみに、同じところに2度打つストロークをリピートショットと言ったりします。これを何度か打っておくと相手の足が止まりやすいので、試合などでぜひつかってみてください。特に、コート奥へのリピートショットは効果的になりやすいです。
シングルスの戦術論(簡易版) その1
シングルスの戦術論(簡易版) その2
シングルスの戦術論(簡易版) その3
シングルスの戦術論(簡易版) その4
先に書いた通り、「相手の弱いところを徹底的に攻め、強いところを出させない」。それだけできればこの項の目的は終わりです。
よくある相手の弱点は以下の通りです。
1.バック側のレシーブ
2.ボディ周り
3.バック奥
4.カットレシーブ全般
誰にでもあてはまるわけではありませんが、中級者まではここらへんに課題を抱えている可能性が高いです。
女子選手について言うと、女子選手は基本的にコート奥が弱い傾向があります。パワー不足だと思いますが、全体的には配球もそうなる傾向があります。例えばロングサービスやクリアの多用は女子独特の配球といえます。
ちなみによくいるのが、弱点だからといって、そこばかり狙う人です。それでは容易にばれるので、例えばバック奥を狙うのなら、対角線のフォア前などと組み合わせて、2,3パターンつくっておくといいでしょう。
弱点を狙うためには、3つの技術のマスターが重要です。
1つは、早めに相手の弱点を見抜く観察眼です。
2つ目は、どんな姿勢であれシャトルを弱点に狙えるコントロール技術です。
3つ目は、相手を見ながら、シャトルをヒットする技術です。直前に面を変えられればなおいいです。
個人的には、試合の1ゲーム目、15点中5点までには、相手の得意な球、苦手な球を把握しておいてもらえると楽になると思います。
さて、レベルが上がってくると弱点というのはほとんどわからなくなります。そこで、相対的に弱点をとらえるという考え方がおすすめです。
要するに、相手のスマッシュは返せないほどでは無いけど、ネットプレイは対応できないということになれば、スマッシュを弱点と考えます。この場合、できるだけネットプレイは避けて、コート奥で勝負します。こういう妥協が実際の試合では非常に大事です。絶対に譲れないところを守りましょう。
こうしたことは、2対1や1点返しの動かすほうになった時に練習することを勧めます。何と言われようと、相手の弱点を徹底的に狙ってやってください。相手のためにもなります。
最後に弱点のとらえ方を参考までにまとめておきます。
一.スマッシュ、カットといった特定のストロークに弱い。
二.前後の動き、左右の動きといった連続した動きに弱い。
三.バックハンド、フォアハンドが弱い。
四.フットワーク全体が弱い。
五.フェイントに弱い。
六.角度の付いた球に弱い。
七.遅いラリーに弱い。
八.高い球に弱い。
3.物理的な距離
バドミントンで最も遠いフットワークは何かといえば、対角線の動きです。これは物理的に考えて明らかです。
ですから、本当にフットワークが苦手な選手が相手であれば、対角線に振ってやるだけで容易に崩すことができます。そして、これが配球の1つの基本です。
もう少し応用して考えてみると、相手を右側に動かすと、当然ながら左側があきます。後ろに動かすと、前のスペースが空きます。この空いたスペースをオープンスペースといいます。
オープンスペースを狙うというのがバドミントンの1つの基本になります。ですから、よくあるのが、フォア側にスマッシュを打って、浮いてきた球をバック側にプッシュするという配球ですね。
なぜ、オープンスペースを狙うのかといえば、物理的に距離が遠い=時間がない=相手を追い込めるという方程式があるからです。簡単ですね。
でも、もし相手のフットワークが早ければどうでしょう。打った後しっかり、コートの中心に戻っていれば、物理的な距離は遠くありません。そういう場合に、安易にオープンスペースを狙うのは意味がありません。ただ配球がばれるだけです。
つまり、実際的に言えば、相手が時間に余裕がない場合オープンスペースを狙うのは有効ですが(つまり、甘い球とか、早いタッチで触る場合)、余裕があるときは状況を考えてあえて狭いスペースを狙うこともしなくてはいけないのです。
むしろ、オープンスペースへのストロークは真ん中に戻る慣性(勢いと理解してもいいです)を使えるので、コースさえわかればとりやすかったりします。その点をしっかり考えてスペースを使いましょう。
ちなみに、同じところに2度打つストロークをリピートショットと言ったりします。これを何度か打っておくと相手の足が止まりやすいので、試合などでぜひつかってみてください。特に、コート奥へのリピートショットは効果的になりやすいです。
シングルスの戦術論(簡易版) その1
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シングルスの戦術論(簡易版) その4


