部活の練習風景

2017年12月02日

バドミントン 最新式・基礎ドリル (差がつく練習法)
バドミントン 最新式・基礎ドリル (差がつく練習法)

 今年はたまたま地元で全日本シニアがあったので、2日目のシングルス(ベスト4まで)を見に行きました。

 いつも練習の相手をしてくださっている方の多くはこの大会を目標にしているので、実際どんなレベルなのか興味がありました。

 年代は詳しく書きませんが、まぁまぁ上の年代です。

 感想は最後に書くとして、年上の方のバドミントンを見ながら学んだことを短く書きます。

<終盤狙いの選手>

 会場についたときに同郷の選手方から、「あれが優勝候補だよ」と一番強いと思われる選手を教えてもらいました。

 その選手はちょうど1回戦だったのですが、終始スマッシュを受け続けているようでどうにも強いようには見えなかったです。実際、終盤までリードを許す展開でした。

 しかし、最後の3点位から全くスマッシュが効かなくなり、そこで一気にまくってしまいました。

 2ゲーム目は相手のスマッシュを最初から完璧に返球し、相手の心を折ってそのまま勝ってしまいました。

 その時点での個人的な見解は、「相手が単調すぎる」でした。同じテンポで同じ返球では狙われて当然です。最初は決まっても、最後は決まらないはず。

 しかし、その選手をずっと見ていると、基本的に接戦、接戦ながらするする勝っていくんですね。

 同じように競ったときに抜き出すのが異様にうまいのです。

 うがった見解ですが、その選手は相手に打たせるのがうまいのだと思いました。

 相手のストロークが効いているように見せておいて、最後にそれをカウンターで一撃で決める。そういう心の折り方をしてくるタイプです。

 動き方、打ち方、配球、スピードが最初と最後で大きく変えている感じでした。

 個人的には強さというよりは勝つためにはどんな手段でもするという執念のようなものを感じました。


<守備と攻撃>

 例外的な選手もいましたが、全体的に押しているほうが有利だなという印象でした。

 これは若い世代でもそんなに変わりませんが、攻撃しているほうは守らなくても済むので当然有利ですよね。

 技術的に言うと、シニアの方のレシーブは、ライン際を捨てているくらいの気配がありました。

 たぶん、ライン際にピタリと入った球を返球するのは長いトーナメントでは捨てたほうがいいのかもしれません。

 その代わりに少しでも内側に入れば、確実に返球してスマッシュに対してプレッシャーをかけていました。

 そういう駆け引きが全体に漂っているので、ライン際に鋭い攻撃ができる選手は勝ち上がりやすい傾向があったと思います。

 なので、同郷の人へのアドバイスとしては、「ライン際に行けば決まります。内側に入るのは仕方ないです。勇気をもって打ち続けてください」みたいな感じでやっていました。

 逆にコントロールではなくスピードで押す選手や決め球がない選手が勝ち上がるのはなかなか厳しいかもしれないです。

<ダブルスとシングルス>

 最後に勝ち上がっていた選手は基本的にシングルスに強い選手だったと思います。

 どういうことかというと、ダブルス的なシングルスをしていた選手は最終日まであまり残れていなかった印象です。

 よくいるダブルス的なシングルス選手は、

 ・ドライブ合戦とスマッシュが強い
 ・クリアにやや押されがち
 ・ネット前は置きに行くか、強く押す
 ・瞬間的なスピードが速い

 こんな感じのテンポが速い選手です。逆に、シングルスがうまい選手は、

 ・ネットを含むストロークが多彩
 ・フェイントがうまい
 ・体のバランスがよく、崩されない
 ・比較的コートを大きく使いながら、ゆっくり展開する

 というスタイルになりやすいです。

 見ている限りでは、ダブルス的な選手もかなり脅威に見えました。ドライブ戦でミスがなく、テンポが速いので、気持ちよく決めるシーンが多いです。

 個人的な意見としては、ダブルス出身の選手はつなぎの質がちょっと落ちるので、そこを狙われているのかなという気もします。

 シングルスの選手は遅いショットでもコースを切り分けて、繋げますが、ダブルス出身の選手はあまりそういうことをしないので、まぁそこから攻撃をかわしていけるところはあります。

 あとはフェイントを使ったりとか、コースを限定させてわざと打たせるとか色々ありましたが、やっぱりシニアの強い選手はそういうダブルス的なスタイルをいなすのが上手でした。

 逆に言うと、早いダブルス的な選手が多いので、シニアの方は両方に慣れておくことで、だいぶ違うのかなという気もします。

<付け焼刃ではだめ>

 応援していた選手の一人にスマッシュ8割の超攻撃型の選手がいます。

 相手もたぶんそれに面食らって、初戦の1ゲーム目はあっさり取れました。プレッシャーがあるなかでの、攻撃型はやっぱり有利ですね。

 2ゲーム目は相手はロングサービスからショートサービスに切り替えてきました。それに、こちらのサービスに対しては低い球で上げないような作戦をとりました。

 一見妥当な作戦でしたが、スマッシャーの人はそういうのに慣れているので、それを狙ってつぶされていました。

 サービスの2、3回目でつぶしたので、そこからは一方的になりました。たぶん、第2の矢はなかったのでしょう。

 ここから言えることは超攻撃型の選手は上げてもらえない状況に慣れていますし、たぶん守備型の選手は打たれないのに慣れているということです。

 なので、逃げの作戦では間違いなくこちらの上を行かれます。

 やるべきことはその先だと思います。あえて打たせてコースを絞るとか、サーブ回りも攻撃的に行ってそこからフェイントで交わすとか。積極的な相手を封じる作戦ならまだ競れたんじゃないかと思います。

 バドミントンは守るにしても攻めないとだめだということです。

<感想>

 いつも練習してもらっている選手がダブルスで元全日本の選手に対して番狂わせをしていたりしたので、2日目以外も見に行けばよかったと後悔しています。

 盛り上がりは高校の大会ほどではありませんが、大人の人がすごく興奮しているところをみるとさすが「大人のインターハイ」と呼ばれているだけのことがあって、いい大会だなと思いました。

 あとは、戦術、技術の多様さが素晴らしいです。攻めのことをよく書きましたが、レシーブしかしない、自分よりさらに守備的な選手もいて刺激になりました。

 フェイント特化の選手、ダブルス特化の選手、ドロップでネットすれすれに落とせる選手。。そういう多様性が大好きなので、うらやましい大会でした。ぜひ、返してみたいですね。

 いろんな文化に触れて勉強になりました。本当に行ってよかったです。




dexia2 at 21:28コメント(2) 

2017年07月10日

.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくる
.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくる

 先日、全日本実業団選手権に参加してきました。

 チームとしては、自分が参加してから初めて決勝トーナメントに残ることができました。

 1回戦で敗れたものの、相手は前年のベスト16クラスなので実力的には出せたのかなと思います。

 ただ、個人的にはコンディショニングに非常に苦労した大会となり、大事なところで負けてしまうなど、不本意な結果しか残せませんでした。

 ほとんどチームに助けてもらっただけで、納得できるものではありません。

 その中でも、学んだことはあるので、つらつら書いていきます。

<環境への対応>

 試合する環境は個人的には最悪といっていいものでした。

 シャトルは最高級のものでしたが、1球ごとに球質がまったく違いました。1球目は思いきりクリアを打ってもダブルスのロングサービスラインを超えません。

 2球目は逆に普通に打つと30cm以上アウトになるイメージで、とても流れやすい球質でした。

 シャトルを交換するたびに祈りながらシャトルを打っている感じでした。

 あとはメインアリーナはライトでシャトルがかぶって見えないことが多かったです。ライトが明るいのは選手全員が感じていて、1試合目は空振りが目立っていました。

 その他にもやりにくい点があり、負けた試合中はずっと環境のことばかり気をつけていました。

 環境に気をとられて、自分のプレー、相手のプレー、体の感覚、そういうあたりまえのことに意識が行かなくなってしまいました。

 普段から練習の中で厳しい環境を作る努力を怠っていたのかなと思います。集中力が分散しているということにすら気づかないままあっさり負けてしまいました。

 レシーブには自信があるのだから多少甘くてもいいからしっかり入れるとか、ネットでつぶして相手のアウトを誘うとかいろいろあったはずなのに、なにもできなかったです。

 技術のことばかり練習してメンタルの練習はしていなかったなとか、技術にしても色々な方法を試しすぎて困った時に頼れる何かがなかったなとかいろいろ思うところがあります。

 取りあえずメンタルに関してはもう少し踏み込んで考えて、練習のなかでの意識を変えてみようかと思います。

<ラリーと展開>

 もう少し戦術的なところに敗因を求めると、相手はほぼ9割スマッシュでした。

 コースはほぼオンラインかボディで、コントロールは素晴らしかったです。

 普段はラリーの中で相手を振って、その中でチャンスボールを上げさせてそこで決めるということが多いのですが、これだけ打たれると守る機会が多かったです。

 崩したかなと思ってもそこからコースに強引にスマッシュを打ってくる感じで、ダブルスに近いのかなという気がします。

 こういうスタイルで来られるとラリーで相手を振り回すとか、チャンスボールを待つとかそういう戦術は無意味です。

 実業団の試合にでているとこういう選手が多いです。たぶん、ダブルスメインでシングルスをサブでやっているからだと思います。

 1試合ひたすら打ち続けるという戦略が成立して、さらに決め球の質が高いとすればレシーブを続けるという戦略は無意味のように感じました。

 3球、4球は耐えれても、7、8球を完璧にレシーブし続けるのは厳しいです。完璧な攻撃は比較的簡単ですが、完璧な守備というのは技量に差がない限り成立しません。

 つまり、攻撃の意図がないレシーブやラリーはこのレベルになると無意味なのではという気持ちが少しあります。

 もちろんレシーブ中心の選手が勝つ試合もありましたが、正直打ったもの勝ちで打たせないためのテクニックが目立っている感じはします。

 まぁ、相手のスマッシュはそこまで早いものではなかったので、たとえオンラインでも確実に返すべきで、というところで戦術ミスではなく、技術的・メンタル的なミスではありましたが。。

<コート感覚>

 よく言われることですが、多少アウトのシャトルならとったほうがいいです。

 シャトルによっては回転しやすいものやつぶれにくいものもあり見極めづらいものもありますし、風なども吹いていることがあります。

 またシャトルがかぶったかかぶっていないかというスマッシュはほぼ確実にインにされます。

 なにより、強い選手はほとんどぎりぎりを狙ってくるので、アウトを期待しても大きな意味はありません。

 それならぎりぎりを見極めるよりも、確実に多少のアウトをとれるだけのフットワークで準備しておくべきだと思います。

 最後に当たったチームの線審をしていましたが、ぎりぎりのシャトルは迷わず返していました。

 線審としては楽でしたが、すごく明確な意図を感じてすごかったです。

<まとめ>
 
 後悔の残る大会でしたが、結果的にチームとしていける一番いいところまで行けたので無理やり納得するしかないのかなという感じです。

 動き方も5月くらいから作ったもので急造感がありましたし、自分の中で確固たる形というものもなかったです。

 冷静に振り返ってみると勝つための完全な準備というものはなかった感じもします。練習ではいい形でできていましたが、負荷をかけると崩れるその程度のものだったのでしょう。

 というところで、しばらくは基本的な研究を続けようかなと思います。

 動き方、心の持ち方、戦術、戦略、練習法を整理して、もう1段上のステージで戦えるくらいに仕上げなおすつもりです。

 なので、しばらくはできるかぎり研究に時間を充てるので、更新はお休みします。

 自分の中で整理ができて、これだという形ができれば、また何か書くと思うのでそのときはまたよろしくお願いします。

 では、また。




dexia2 at 19:00コメント(2) 

2017年05月28日

アミノバイタル GOLDゼリードリンク 123gx6本
アミノバイタル GOLDゼリードリンク 123gx6本

 先週は実業団の地区大会があり、出場してきました。

 1日目のリーグ戦は2位通過で、2日目は2位同士でのトーナメントで全勝という形で終えることができました。

 1位グループはほとんどが全国でベスト16以内が間違いないレベルなので、現実的にはベストといえる形ではないかと思います。

 自分はシングルスのみ出場で3勝1敗でした。ほとんど自分と同じか少し強い相手との試合なので悪くはないのですが、この大会にむけて結構準備していたのですこしだけ情けなく思います。

 とはいえ、久しぶりに緊迫した空気で試合して色々と勉強になったこともあるので、簡単に感想を書いてみます。

 #1球で決まるラリーがない

 トップ選手の試合を見ていると、1時間とか1時間半とかかかることがあってどうしてだろう、と思うことがあると思いますが、レベルが上がると本当に点が入りません。

 自分もフェイントをかけたり、スピードを上げてスマッシュを打ったりしましたが、本当に決まりませんでした。

 逆に自分もレシーブで相手の球をほとんどつぶせていたので、ひたすら我慢比べのラリーが多かったです。

 なので、スコア的に14点とかで勝っていても余裕はないですね。微妙な駆け引きで点をとっているので、楽をさせてもらえなかったです。

 自分は自分のベスト打点で打てれば得点できるという考えで練習していましたが、甘かったです。それを3回くらい続ける練習が足りなかったと思います。

 それに1時間クラスの試合を想定して練習しておけばもう少し気持ち的に楽にできたのかもしれません。

 #コースより角度

 ただ何本か得点できたストロークはあって、ちょっと切ったカットスマッシュが効果的だったように思います。

 高いスマッシュは触るだけで返球できるのでレシーブが得意な相手にとってはカモみたいなものなのかもしれません。

 しかし、角度が前気味であれば足を出さないといけませんし、ネットにかけやすいです。そこらへんを工夫すれば、もう少し得点がとれたのかなぁとは思います。

 横の角度をつけるのが得意なので少し横着しすぎた感はあります。

 #楽しない

 トーナメントであれば、体力温存のために少しでも難しい球はハイバックで返球したり、スピードを上げずにラリーしたりします。

 ただ実力が同じ場合はこういう楽をしすぎるとその差で負けます。

 今回、格上の選手に1本入れれたのは、少しきつい姿勢でも確実にラウンドで入ったり、確率の低い決め球を使わなかった差だと思います。

 厳しいラリーの時に相手は難しいフェイントカットを狙ったり、ライン上を狙うようなスマッシュを狙って来ました。ただ、それがネットやアウトになり、最後に逆転することができました。

 シングルスの配球は結構そういうところがあって、わざと難しい姿勢で難しいところに打たせることがあります。

 そういうときに我慢できる選手がやはり勝ちやすいのかなというところがあります。

 まぁ、たまたまそれがきれいに入ってくることもあるので、若干運頼みではありますが。

 どちらにせよ実力が均衡していた場合、ほぼ1点勝負になります。なので、楽をするために打った1回のストロークが明暗を分けるかもしれません。

 だから、そういう選択をする場合は慎重にすべきだと思います。

 #試合の準備

 言い訳みたいですが、1敗した試合は完全に調整ミスでした。

 その日の第1試合はチームが県大会で負けた相手だったので、かなり集中力を上げて入りました。これはほぼベストな試合運びで完勝に近い形でした。

 しかし2試合目は逆に気が抜けたまま試合に入って、その流れのまま負けました。

 相手が苦手なタイプではあったのですが、実力的にはそうそう変わる相手ではなかったと思います。

 逆に3試合目は反省を生かして、ちょっと気持ちを整えていきました。結構ぎりぎりでしたが、逆に気持ちのさが大きかった気がします。

 油断してはいけないという単純な話ではなく、集中力は消耗品だという感じがしました。

 だから、その場その時に合わせてベストな集中力や心の使い方を探らないと、試合では苦労すると思います。

 体もそうで、なんとなくウォーミングアップするのではなく、体の調子をみて伸びていないところを探して伸ばすというのがいい感じがしました。

 機械的に全身を伸ばしているとかえって、体のバランスが悪くなったり、疲労をためたりします。

 そういう準備という面で足りないところが試合に出てしまった気がします。

 #ロブは高く打つ

 トップ選手が顕著なのですが、ロブは低く打ってはだめです。

 レベルが高くない場合はなんとなく頭を抜けてエースになることがありますが、レベルが上がると飛びつかれてカウンターを受ける可能性が大分上がります。

 追い込まれた時の早いドライブ、ドリブンクリアなどもそうです。色気をだして逆転を狙う強引なストロークはほぼ確実につぶされました。

 高いロブ、高いクリアを回りこんでスマッシュを打たれるのは仕方ないです。きっちりあげれば返せる可能性は高いので、できる範囲をきちんと守りましょう。

 負けた試合の相手は本当にどんどんジャンプして打ってくるタイプでした。たぶん、ダブルスが主戦場なんでしょう。

 そういう選手はチャンスだと思うとかなり積極的に飛んでくるので、そういうときこそきっちり上げるべきだったんだと思います。

 #低い球こそ全身で打つ

 途中からロブの高さのミスには気づいていて修正しようと思っていたのですが、技術的に未完成なところがあってできなかったです。

 集中力もありましたが、低い球を完全に手で追いかけていました。こうなると足の溜めがなくなるのでシャトルが飛びませんし、コントロールの精度も落ちます。

 理想はどんなシャトルでも全身でとらえきって、全身でコントロールすることでしょう。

 この認識が多少甘くて、その分ロブが低くなったり、コントロール不能になった感じがあります。

 こうした点がわかっていれば、もう少しやりようはあったのかなと思います。

 #他の試合を見た感想

 ダブルスについてはトップ選手のスマッシュが異次元でした。

 サイドラインのぎりぎりをピンポイントで狙ってきたり、少しでも甘くなるとほぼ足元に落ちる様な角度で打ってきます。

 もちろん早いとは思うのですが、仮にスピードが7割程度でもあれだけ縦に横に角度をつけられたらまともに返せないです。

 追求しているレベルが違うなと感動しました。

 でも、逆にトップ選手同士で試合しているとスマッシュはほとんど決まらないんですよね。ポジショニングとラケットワークがいいからでしょうか。

 とりあえずレシーブのスイングスピードが速く、自分とはそこらへんの発想も違う感じがしました。

 シングルスはやはり決まらないという感じが強かったです。

 低いスマッシュを飛びついて打っても平気で返しますし、サイドラインぎりぎりに交互に打っても決まらないのでちょっとどうしようもないです。

 頑張ればあのレシーブの感覚は身に着けれる可能性は感じましたが、逆にあのレシーブを相手にして決める手段が思いつかないです。

 ちょっと発想を変えないと実業団トップ選手相手には厳しい感じがします。

 #まとめ

 全勝とは行きませんでしたが、練習していたレシーブは通用していたので、このまま質を上げていけば全国大会の予選でもいい結果に結びつけれそうな感じはします。

 そもそも打たせない練習をしたり、決め球の精度を上げる練習も必要だとは思いますが、そんなことがあと1か月でどうにかなるはずもないので、レシーブの精度をもう少し工夫できたらというところでしょうか。

 色々とヒントはもらったので、なんとか予選突破に向けて、練り上げて形にしていければいいなと思います。




dexia2 at 21:49コメント(2)トラックバック(0) 

2017年05月13日

中国武術秘訣: 太極拳・君子の武道
中国武術秘訣: 太極拳・君子の武道

 自分が最近やっているフットワークとその考え方を紹介します。発想としては、最近の個人的なトレーニングに近いです。

 本当は「シングルスのためのフットワーク」とタイトルをつけたかったのですが、最近の自分の動きは一般的なそれとは違うものになってきているので少し弱めの表現にしました。

 上の記事で紹介した練習方法もそうですが、自分の技術的なベースは中国系の武術になってきています。

 なので、どこまで参考になるかわかりませんし、実践できる人がいるのかという話もありますが、考え方だけでも紹介することは何かしら意味があると思うので書いてみます。

 ちなみに、最近はフットワークとレシーブについてかなり自信があって、守備範囲については平均的な選手よりも高いと思います。自分は理論だけではなく、ある程度実践できています。

 まだ全然というレベルですが、昔からある武術の発想とそのレベルの高さには毎度驚かれされます。

<理想の動き>

 目指しているレベルは、いつどこに打たれても追いつけるという動きです。

 簡単にいうとバランスをほとんど崩さずに正確に動き続ける、といってもいいかもしれないですね。

 シングルスは厳しいところにシャトルが来たり、相手がフェイントをかけるとバランスを崩してミスすることが多いです。

 そういうときにバランスを全く崩さず、最小・最短で追いつき、打った後も完全なバランスで戻る。それができれば、大抵のシャトルには追いつけます。

 目指しているのはそういった境地です。個人的に速度はそんなに探求していません。どんなに早く動けても、それよりも早い人はいくらでもいるので。

<技術的なポイント>

 #正しく構える

 構えについてはもう何度も書いていますね。

 ・構えの基本
 ・動きやすい構え(シングルス)
 ・站椿(立禅)

 すべての動きは構えの延長にあります。そのため、構えができていなければ、いつどこに打たれても追いつけるという動きは絶対に実現できないといっていいでしょう。

 もう少し正確な言い方をすれば、すべての動きが構えです。つまり、構え>フットワーク>ストローク>戻り>構えではないです。

 構えとはいつでもどこの方向にでも動ける姿勢のことです。フットワークの時も、ストロークの時も、戻りの時もいつでもどこにでも動ける姿勢をキープします。

 それができないということは完全にオフバランス、動きのバランスが崩れているということです。

 逆にいつでも構えができていれば、いつどこに打たれても自在に動けるので、多少タイミングが外れても、意外なコースに来ても大丈夫です。

 構えの種類はたくさんあるので、自分はそれを全部練習しています。

 右足前、左足前、右足荷重、左足加重、足の幅が広い・狭い、手の位置が高い・低い、片足立ちとか……

 どの構えでもどの方向にでも動けるようになれば、ゆっくりフットワークの練習をしてというそういう形で練習しています。

 どんな姿勢でもどんな方向に動けるようなバランス感覚を養うといえば、わかりやすいでしょうか。

 ポイントとしては、必ずどちらかの足は地面につけておくということでしょうか。両足が浮いてしまえば、もはや体をコントロールすべはありません。

 バドミントンは飛び跳ねるような動きが多いので、全体的に両足が浮いてしまいがちです。そこは気をつけて練習しています。

 #動きの切れをなくす

 昔はスマッシュを打つときに思いきり振り切ったり、全速力で飛びついたりして、エースを狙いにいくことがありましたが、最近はそういう動きはしません。

 そういう切れのある動きは一瞬体が固まって、戻りが遅くなります。

 今は体の余裕を残して打ちきれるような打ち方をしています。打ち終わった瞬間と戻る瞬間が一致していて、すぐに普通のバランスに戻せるのが理想です。

 ランジでのストップ動作もピタッと止まるというよりはすぐに逆足に重心をかけて戻るようなイメージですね。

 体を伸ばしきらず、急激に加速するような動きをせずに、動きと動きの切れ目がないのが自分にとっての理想です。

 これだとフェイントとかは簡単に入れれてますし、フットワークも簡単になります。

 個人的には重心移動を丁寧にして、重心移動で打つような練習をするとなかなかいい感じになる気がしています。

 #方向の意識を強くする

 構えのほうでも書きましたが、方向の意識が大事です。

 バドミントンでいうと、前・横・後ろ×左右で最低限6方向があります。それに加えて、重心が高中下のパターンがあるので、考えうる方向は6×3で18通りです。

 どんな構えどんな状態でも、この18方向の意識を消さないように意識しています。

 右に動いている最中でも、18方向であればそのまま方向を切り替えて動けるようなイメージです。

 フットワークは線で動いているというよりは自分は構えをキープした点で動いているという感じなのかもしれません。

 どこかの意識が弱くなるとそこが取れなくなるので、意識は均等にします。

 あとは全身が18方向に動けるのは当然ですが、腕、胸、腰、足、足裏その全部で18方向を意識できるように練習しています。

 これができれば、動きのきっかけにできる部分が増えるので、便利です。

 特に難しいのは逆方向の意識ですね。

 右に動きつつ、左への意識を残すとか、前に動きつつ後ろの意識を残すのは難しいです。

 逆にいえば、常に逆方向への意識ができれば、動きの質は大分変わるので、特に練習では意識しています。

 これがうまくなると、フェイントに引っかかっても、逆方向で勢いをつけなおして加速して打つという芸当もできたりします。

 昔のリー・チョンウェイ選手がこんな動きをしていたのを覚えています。

 #切り替えの意識

 中国の陰陽思想から来ている考え方です。

 とにかく1つの状態にとどまらないことで、よりよい動きを目指すことができます。先にいった逆の意識も陰陽の考え方にのっとっています。

 例えば、シャトルを打てば誰でも身体が一瞬緊張しますが、そこからどれだけ早く完全に脱力できるかで動きの質は変わります。

 逆もそうで、脱力した状態をキープして、一瞬で緊張状態に持って行ったほうが力は伝わりやすいです。

 他に意識していることは、右側主導の動きと、左側主導の動きを自由に切り替えれることですね。

 シャトルを打つときは右重心、左重心でも打てますが、その時々でどちらがいいか違います。なので、必要な時にすぐに切り替える練習はしています。

 あとはフットワークの時も中心を保つというよりは、重心を切り替え続けるイメージですね。

 切り替えてどちらかの足が残っていれば、そこから動きを作れます。

 陰陽思想は必ずしもどちらか一方の状態というわけではなく、6:3、7:3という状態もあります。

 とはいえ、自分はどちらかに偏っていることが多く5:5の状態でいることはあまりないですね。逆に動きに迷うことが多いですね。

 #集中力

 自分の体の動き・重心を把握し続けます。シャトルや相手に集中して、自分のことを見失わないようにします。

 同時に相手の動きやコートの状態、自分のラケットの面の向きなども観察します。

 これらが同時に機能して、コート全体の状態を完全に把握するのが大事です。

 あとは先に書いた方向の意識と、シャトルへの執着心みたいなものがあれば、自然とシャトルに追いつけます。

 抽象的ではありますが、心の使い方で動ける範囲は変わります。

<まとめ>

 一応書いてはみましたが、改めて抽象的で難しい表現になった感じがします。

 個人的な感覚でいうとフットワークは体の技術ではないんですよね。

 例えば、方向の意識は完全に心が先でそのあとに身体がついてきている感じです。行きたいと思ったところに行くという自然な感じで、そこには技術はあまりないです。

 だから練習は心を鍛え、そこに身体が追いつくためのものだと思っています。

 では、どういう風に心を鍛えるかというと、今回書いたようなことを意識して練習するわけですね。難しいですが、そういう形になります。

 例えば、シャトルが同時に2、3個飛んでくるイメージを描いて、それを最短で打つ練習とか、右方向と左方向にシャトルが同時に来ていてそれを同時に取りに行く練習とか。

 そういういろんなイメージを作って、実際に身体が反応するような練習は普通では難しいでしょうね。

 普通はノックやパターン練習をした結果、心と体が上達するのですが、自分は直接その2つを鍛えに行っているので普通の選手であれば違和感があると思います。

 ただ、多かれ少なかれ、上手な選手は上に書いた意識を持っている感じます。

 なかなか難しい話が続きましたが、何かの参考になればいいなと思います。

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