2019年04月30日

2019年04月22日

GRIDMANとゾンビランドサガの話

・グリッドマン4話のアカネちゃんが如何に「自分なら彼女のことを誰よりもわかってあげられる」という、オタクの身勝手で柔らかい部分を刺激したか(根室記念館)
→ 『SSSS.GRIDMAN』が完結して新条アカネの正体が判明した今になってこの記事を読むと,これはこれで結構面白い。以下ネタバレ。
→ 現実のアカネは普通の容姿でおそらく性格ももっと引っ込み思案だったのであろう。そんな彼女が理想の自分を描いたら,見事なまでに地雷っぽいオタク女が完成したという……で,これはこれでやっぱり本当に理想の自分なのかという話で,六花や響くんや内海くんと触れ合ううちにズレが生じた。GRIDMANが来てなくてもあの世界は遅かれ早かれ新条アカネの自壊によって崩壊していそうだし,その場合はアレクシスの都合がさらによいので,やっぱりGRIDMANは新条アカネを救いに来たんじゃないかと思う。練られていて納得感の強いキャラ造形だ。
→ また,その後の内海くんと楽しそうに怪獣トークしているのを見るに,現実の彼女はけっこうオタトークに飢えていて,フラグが立つかどうかは別とすれば記事中やブコメにあるような男オタクを無碍に扱う子ではないように思う。そこは悲観しすぎではないかと思うし,オタクと非モテを安直に結びつけるのは,完全に個人の主観で言えばあまりおもしろくない。
(ネタバレ終わり)


・アニメ『ゾンビランドサガ』平成と昭和のアイドル観の演出について(Togetter)
→ 『ゾンビランドサガ』はいろいろと面白かったが,一番面白いなと思ってのはここ。ゾンビという道具を使って昭和のアイドルと平成初期のアイドルを共存させるとは。純子は死んでかなり経っているので現実そのものに疎外感があり,愛は自分が所属していたグループが現役で活動中で「伝説」という名の過去になってしまったことを認めたがらないというギャップも良かった。愛の「私はまだ終わってない,過去なんかじゃない」ってセリフが本当にすばらしい。前述の通りの純子,記憶がないさくら,死因が死因なので前世に後悔の無いサキ,むしろゾンビ生活を謳歌しているリリィとゆうぎりさんと比べると,あの時点では明らかに自分の死を認めていなかった。6・7話は愛の二度目の死と復活の物語だった。
→ 疑似タイムスリップによる価値観の相違を描く舞台装置として,ゾンビとしての復活は案外ありなのかもいれない。その意味でゆうぎりさん回にも期待していたのだけれども,特に何も無かった。たえの謎とともに二期にとっておかれたと信じたい。なお,他の人の回でもゾンビの使い方は上手かったと思う。サキ回では同じく疑似タイムスリップの装置だったが,親子の物語の介入者として(これはこれでサキ自身への挽歌でもあった)。リリィ回ではピーターパンを描く手段として,そしてさくら回は真に二度目の人生を送らせるための手段として。
→ なお,あまりにも強烈なインパクトを与えたせいで二次創作のかなりの割合が伝説のアイドルコンビになっている模様。もちろん,ゆうリリもさくサキもさく愛も愛総受けもかなり描かれているんだけども,pixivで観測している限り,純愛コンビがまず間違いなく一番多い。  
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2019年04月15日

最近読んだもの・買ったもの

急激に消化しているが,まだ全然追いついていない。備忘録的にテンポよく感想を書いていきたいところ。


・『聖☆おにいさん』15巻。
→ カインの再審裁判,本作の最高傑作ではってくらい笑った。父さん(鳩)が今更すぎる裁判を無罪判決で終わらせるべく,当時の状況を見なかったことにしだしたあたりで腹筋崩壊する。
→ イエスが落語をやりたがる話があるが,実際にキリスト教ネタで落語をやるゴスペル落語というジャンルがある。一度も聞いたことがないが。


・『がっこうぐらし』10巻。ランダルコーポレーション本社へ乗り込み。ランダル保護機構との連絡がついたが,むしろ相手がこちらを殺しに来る展開に。
→ ずいぶんと久しぶりに単行本が出た。雑誌の方では追っていないので状況がわからなかった。
→ ゾンビ化発症のメカニズムは細菌,しかも空気感染するものだった。まあ,前者については本作の本質ではないのであっさり判明した形だが,「どっかのバカが手洗いをサボったせいで滅んだ」というのは本作らしい絶望感のあるフレーズ。
→ 1巻に出てきた新聞スクラップ類が取り上げられていた。やっぱりこの土地には何かありそうだが,そもそも最終的な種明かしをしてくれるのかどうかが不安な昨今の展開である。
→ ランダルは本社付近を掃討しに来るようだが,国家組織でもないのにそんな軍事力はないと思われるので,やはり国が結託した研究だったか。どこかでゾンビ化細菌が撒き散らされてから,本作の本編の裏でどういう流れがあってランダル保護機構が発足したのかというストーリーも読んでみたいところ。


・『プリニウス』7巻。ローマ大火とその消火,ネロ暗殺未遂事件。
→ ローマは基本的に石造りの街だが,当時は柱なんかが木組みだったので燃えたらむしろ石材やレンガが一気に崩落してくるという……
→ ローマ大火の原因はネロ側近ティゲリヌスの差金で放火というのが本作の筋書き。ティゲリヌスが依頼した放火犯がキリスト教徒という形だったので,それで処罰がされることになるか。
→ プリニウス一行はエジプトを探検中。ピラミッドの中にも入っていった。墓荒らしに間違われるが,プリニウスの愛猫が登場して神の使いと思われて助かるのはいかにもエジプト。そのための猫。


・『球詠』4巻。影森戦終了。三回戦:梁幽館戦スタート,初回の裏まで。
→ 完全コピー選手を投手に送って相手を動揺させてテンポを崩す作戦が奏功し,撃破。勝ち負けにこだわりだすと強みが薄れ,普段が完璧だからこそ一度崩れると脆いチームだった。初戦の相手として強すぎず弱すぎず,良い相手だったなと。
→ 試合終了後に各々が勝因を述べる中,希が芳乃に「采配がよかった」と主張していて,順調にこのカップリングが育っているなと。バッテリーとは別の,新越谷の実力者コンビで,この二人は大変に雰囲気が良い。今のところ芳乃の側があまり気づいてなくてそっけないのも面白い。
→ 優勝候補,強豪の梁幽館との三回戦スタート(初戦が実質的な二回戦であるので,新越谷の試合としてはニ試合目)。1回表で1点をもぎ取っての裏,詠深の初登板。魔球の公式戦お披露目。4番敬遠しての5番勝負というところで5巻へ。


・『火ノ丸相撲』21巻。蜻蛉切登場,対刃皇合宿終了。巡業編。
→ 大相撲の負の側面の象徴のような,蜻蛉切関登場。御手杵もアレな人だし,天下三名槍そんなんばっかかと思いきや,大和号関は普通に良い人という。3人並ぶとギャップがすごい。天下五剣もけっこう性格は違うが,悪い人がおらんので。
→ 巡業の初切は四方田が務めていた。「栄大コンビ」と言っていたが,もう片方が誰だか今ひとつわからず。
→ 火ノ丸は新たな顔の「無道」を身に着けた。捨て身も武器ではあれ肯定されるものではないので,どこかで否定が入るのがこの漫画だが,意外とそれが遠いのでけっこうやきもきした。この辺は22巻以降の感想で。
→ 最後は花相撲での刃皇VS童子切というところで次巻へ。
  
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2019年04月13日

最近読んだもの・買ったもの(『うたえ! エーリンナ』他)

・『うたえ! エーリンナ』(1巻完結)。
→ 古代ギリシア,女詩人サッポーの学校を舞台にした物語。奔放な主人公エーリンナと,その友人バウキスの二人を主軸に物語が進み,クライマックスの競技会に向けて練習に励んでいく。ちょうどバウキスが教師役,エーリンナが生徒役という形で古代ギリシアの女性や社会が紹介される一方,それに従わずに生きていこうとするエーリンナの女性自立の物語,また常識に囚われながらもそれに惹かれるバウキスとの百合物としても読める。多面的に言って短編の傑作と言っていいだろう。
→ エーリンナは実在の人物であるが,本書のあとがきにあるように実際にはヘレニズム期の人だそうで,サッポーと同時代人としたのは創作である。中世ヨーロッパの事典にサッポーと同時代人と誤って書かれていたところから着想を得たとのこと。
→ 言うまでもなく本作の舞台レスボス島はレズビアンの語源,サッポーはサフィズムの語源である。実際のサッポーは同性愛者ではなかったようだが,それを逆手にとって,あえてその生徒たちの軽い百合物に仕上げた点は面白い試み。
→ すでにKousyouさんが詳細で良い書評を書いているが,
・古代ギリシア×百合の爽やかな傑作『うたえ!エーリンナ』(佐藤二葉作)(Call of History)
→ ここで紹介されている史実があまりにもエモいので,本作を読み終わったら一読を強く勧める。
→ なお,作者の佐藤二葉さんは本職は「俳優・演出家・ドラマトゥルク・リュラー奏者」だそうで,漫画家ではないことで驚いた。絵は十分に綺麗である。藤村シシンさんといい,古代ギリシア界隈キャラが濃い。





・『ゴールデンカムイ』14巻。網走監獄潜入編(後編),樺太編。
→ のっぺらぼうの正体はアシㇼパの父親・ウイルクであった。しかし,「アイヌを殺したのは私じゃない」と言ったところで尾形に射殺される。そして白石・尾形・キロランケはアシㇼパを連れて樺太に逃亡。土方・牛山・永倉は脱出して別行動。残りの面々(杉元・谷垣・家永・インカラマッ)は第七師団に捕縛されて,命を救われて図らずも共闘関係に。そして杉元・谷垣・月島・鯉登の4人はアシㇼパを奪還すべく樺太へ。新章,樺太編のスタートである。
→ 結果的にキロランケはウイルクとともにロシアから来てアイヌに溶け込んだ反政府組織が出自,インカラマッはウイルクが北海道に来てからの旧知の仲ということが発覚。ついでに言うと鶴見がインカラマッに吹き込んだ「のっぺらぼうはウイルクではない」という嘘がばれたわけだが,インカラマッが重体なので流されている。逆に,ウイルクが殺したのでなければ誰がアイヌを殺したのか,殺した張本人でなければウイルクはなぜ金塊を持ち出せたのかという謎が,暗号自体の謎に加わった。しかし当分は謎が晴れず,樺太編が続く形になるだろう。さすがにそろそろ真相を少しは知りたくなってきた。


・『だがしかし』11巻(完結)。
→ ココノツくんが漫画で奨励賞をとって漫画家の道へ。ほたるさんは実家に帰ったが,それはそれとして遊びに来るという感じでエンド。謎のゴスロリ美少女が異様に駄菓子が好きで駄菓子をハイテンションで紹介するというギャップが本作の面白さで,アニメ化してほたるさんに竹達彩奈の声がついてギャップが加速したのは見事な相乗効果だった。それだけに紹介する駄菓子が尽きれば物語をたたまざるをえず,これくらいがちょうどいい長さだったのだろう。いろいろ身近な駄菓子が出てきて,やはりそういう回の方が印象深い。
  
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2019年04月10日

最近読んだもの・買ったもの(『咲』関係)

・『咲日和』7巻(完結)。
→ まさか咲日和が終わってしまうとは。ネタ切れが理由だそうだが,最終巻を読んでもとてもそうは思えなかった。よくこれだけ麻雀とは無関係なネタで続いたものだということにしておこう。お疲れ様でした。


・『シノハユ』9・10巻。県大会団体戦決勝&個人戦開始。
→ 白築慕さんが化物として覚醒しつつある感じ,大変に良い。見えてはいけないものが見えている感じ,自分の能力の自覚,対策されてもそれを超えていく自らの能力への自負,そして折れない心。これは牌に愛されてますわ。天江衣や椋千尋のようなカリスマ性があるわけではなく,宮永姉妹や神代さんのような普段はポンコツというわけでもなく,普通に良い子だからかえって恐ろしい。本編にもいないタイプの怪物に育ちつつある。将来が実に楽しみだ。
→ 椋千尋さんはいまだもって能力不詳で,まあデータが少なすぎるという事情はあるにせよ,往時の咲界隈なら考察が飛び交っていそうなところ,特に見ないのは(自分は全くやっていないので無責任ながら)ちと寂しい。その椋千尋がやりたい放題やっていて,あからさまに能力を発動していても驚かない,むしろ何かを察している慕もやはりやはり怪物であり,天江衣と宮永咲の邂逅と同じものを感じる。そして個人戦で直接対決。盛り上がらないわけがない展開で11巻が待ち遠しい。


・『咲-Saki-』18巻。5決副将戦・大将戦,決勝戦の開始。
→ 末原さんが咲さんを魔物センサー扱いしてるの笑うw。咲さんはポーカーフェイスを覚えましょう。咲さんがいないなら経験で補うのが末原さんらしいところ。この奮闘っぷり,覚悟の決まったリボンといい,5決大将戦の主人公はお前だ。
→ 南4局の四風連打にかかわる読みあいは大変に『咲』らしい攻防であった。リザベーションは面白い能力だがどうしても展開の工夫が難しいが,それが何翻かを読んであえて上がらせるのは本作の能力バトルの面目躍如たるところだ。
→ 無極天の竜華さんの半跏思惟像ポーズは弥勒菩薩とのつながりから。これについてはすでに深い考察がある。以前すでに紹介しているが,再度(・清水谷竜華さんについて考える。(さくやこのはな))。もうここから5年近く経っているかと思うと,咲は時の流れが遅い。
→ それほど連載速度が遅いからこそ,やっとたどり着いた決勝の場は感慨深いものが。1巻から積み上がってきた因縁,敗退した学校から受け継いだ思い。清澄は当然として,どのチームにも思い入れがあって,全員集合したこの場,読者としてはすでに万感こみ上げてくるものがある。そしてその感慨深さを感じさせる暇も与えぬダブリーからの天和。「捨てる牌がない」とは一生に一度は言ってみたいものだ。  
Posted by dg_law at 00:53Comments(0)mahjong,咲-Saki-

2019年04月06日

『奇想の系譜』から49年

《山中常磐物語絵巻》都美術館の「奇想の系譜」展に行ってきた。ご存じの方も多い通り『奇想の系譜』は1970年に美術史家の辻惟雄氏が著した本であり,現在ではかなり定着している江戸絵画のまとめ方である。同書で挙げられた8人の画家の主要な作品を展示したのが本展になる。『奇想の系譜』出版49年という微妙なタイミングであるが,まあ約50周年ということで。

この8人での出世魚というと伊藤若冲になり,本展もトップバッターが伊藤若冲であったが,本展のみどころであったかと言われると疑問である。もちろん良い作品が展示されてはいたが,別に「動植綵絵」が出ていたわけでもないので,3年前の伊藤若冲展に比べるとどうしたって見劣りはする。しかし,あれも3年前か。印象が強すぎてせいぜい一昨年くらいの印象だった。結果的に,本展で注目すべきは他の画家ということになる。

二番手で登場し,奇想の系譜的に言えば伊藤若冲と同時代,経歴も似ていて両雄並び立つ感じで扱われることも多い曾我蕭白。ちょいちょい東博の常設展なんかで見るものの,これだけの量の作品をじっくり眺めたのは多分10年ぶりくらいだったので新鮮であった。カラフルと言えばいいのかさすがに補色がきついと言えばいいのか,展覧会ホームページの「けばけばしい着色を施したサイケデリックな画面」という表現が一番正しいかも。病質的な細かい表現も,伊藤若冲はそのまま受け取ることができるが,曾我蕭白の場合は着色のけばさとあいまってますます病的に見える。やはり江戸絵画の中では異端中の異端だろう。三番手,長沢芦雪は少し遅れて登場,円山応挙に師事しただけあって,前二者に比べて落ち着いた表現で,これはこれで。奇想の系譜に並べるか,普通に円山派として評価するかの境界線上にいるのは絶妙なバランス感覚と言える。

一気に時代が戻って岩佐又兵衛。『へうげもの』の印象がどうしたって強いが,『へうげもの』で描かれた時代は又兵衛にとっての修行時代であり,あの漫画は面白い補完であったと思う。それも含めて,戦国武将を出自に割と悲劇的な前半生を送り,京都で伝統を学び,江戸時代に絵師として伝統を活かした作品を描いて活躍するというのはできすぎているくらいの主人公設定である。伝統を引き継ぎつつ,戦国の遺風も感じさせつつ,新時代に即した清新な文化を打ち立てたのは,確かに小堀遠州あたりとポジションが重なり,『へうげもの』でもそういう扱いであった。最終盤に古田織部とたもとを分かつのはなかなかの名シーン。本展の展示物としてはやはり「山中常盤物語絵巻」(今回の画像)で,『奇想の系譜』で「又兵衛の母性への憧憬を感じさせる」と語られていたのが印象的なシーン。鮮血が撒き散らされたグロテスクなシーンであるのに,どこか色っぽい常盤御前がお見事。なお,この作品のキャプションに「グロ注意」とやんわり書いてあった。配慮である。

さらに続いて狩野山雪。『本朝画史』もあって高校日本史でも出てくる奇想の系譜では珍しい人で,実際まあ狩野派であると思うが,「梅花遊禽図襖」の幾何学的な梅の曲がり方は確かに奇想の系譜に並べたくなる。それこそ近年は狩野派も堅苦しい絵ばかり描いていたわけではないと指摘されているところで,思われているほど狩野派と在野の距離は遠くないのかもしれない。

白隠慧鶴は個人的にはあまり興味がわかず。ただ,こういう禅画あるよね,というイメージソースにはなっていて,日本社会に与えた影響は大きいと思う。鈴木其一は大好きだが,本展では今更という感じ。ここで語ることもあまりない。最後の歌川国芳もあまり興味が無かったが,確かにこの色使いは曾我蕭白あたりを彷彿とさせ,このラインナップにいるのは理解できた。

会期が今日明日しか残っていないが,総花的な展覧会としてはかなり面白いのでお勧め。  
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2019年03月28日

ニコ動の動画紹介 2018.3月中旬〜4月上旬



けっこう不在ですまんな……最近はもう集荷センターまで直接取りに行くことにしてる。なのでデリバリープロバイダにされると大変困る。




「人力」となっているが,理論上の最高値なのでTASさんでも同じ結果になるはず。実況者にやや癖があるので,ダメな人はダメかも。




ドラクエの中では比較的難易度が高い6だが,ボスが多くて最少戦闘勝利回数でもかなりレベルが上がる&この縛りだと終盤加入のテリーとドランゴが強い&強い装備がイベントやカジノで頻繁に手に入るというわけで,なんとかなってしまった。メガザルのうでわはチート。



ピロ彦氏による。任意コード実行とサブフレームリセットが重なり最強に見える。とうとうFF5もこんなことに。




こちらはおやつさん。本当にサブフレームリセットは革命でしたね……




よりもいの名作MADというと,とりあえずこれ。



2017-18年に流行した「一人合作」の形式を取った佐城雪美の複数作品。様々なお約束ネタを盛り込みつつ,なぜか完成度が高いのは見事な手腕。最後の3分は単品欲しい。  
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2019年03月27日

エロゲレビューまとめて(『終わる世界とバースデイ』他)

2年半ぶりに。

扱っている作品は『EXTRAVAGANZA 蟲狂編』,『終わる世界とバースデイ』,『月に寄りそう乙女の作法2.1&2.2』,『美少女万華鏡3』。致命的なネタバレはしていないはずだが,念のため注意。
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Posted by dg_law at 07:00Comments(0)Eroge_review

2019年03月25日

「平成最後の」良い相撲

「平成最後の」という聞き飽きつつあるフレーズではあるが,さすがに感慨深い場所であった。終盤まで栃ノ心を除く上位陣が好調で,だからこそ貴景勝の大関取りも緊張感のあるものとなったし,優勝争いも千秋楽結びの一番まで引っ張られた。最後まで見応えのある場所であった。文句を言うとすると立ち合い不成立がかなり多かったことくらいであろう。

優勝した白鵬はかなり気負っていたところが見られ,平成最後の場所だから優勝したかったのだろうと散々周囲から言われている通りだろう。内容も良く,前に優勝した昨年の九月場所の時に「2016年以降の直近17場所では最も強かったと思う」と書いているが,今場所もやや落ちるくらいの出来で,かなり完成度の高い白鵬の相撲が見られた。何番か張り差しの相撲はあったが汚いというほどのものではなく,また何番か危ない相撲があったが,先場所のように崩れなかったのは見事な修正と言える。それだけに千秋楽で右腕をかなり傷めたらしいのが気がかりである。彼のことなので,「新元号最初の場所」もかなり気負うと思われるので……

貴景勝の大関取りは誰からも文句の出ようもない形で決着したが,それにしても千秋楽の一番がカド番・7−7で来ていた栃ノ心との入れ替わり戦になろうとは。相撲の神様も残酷であるが,当の栃ノ心が負けた後「自分が弱かっただけ」と言っていたのが救われるところか。どこかで当たるのは確実であったし,それが千秋楽であっただけである。変に貴景勝がすでに10勝していて栃ノ心は7−7という状況で当たるよりも,今回のような入れ替わり戦になっただけ栃ノ心としては踏ん切りがつけやすかったかもしれない。なお,現行の大関陥落の制度になった1969年以降,このような入れ替え戦は史上二度目で,しかも前回の2006年の魁皇・白鵬戦は,それ自体は魁皇が勝ったものの,場所が終わってみると白鵬も13勝で昇進したので,入れ替えとはならなかった。今回のような純粋な,不可避の入れ替え戦は史上初ということになる。平成の最後に,歴史的な一番が生まれた。


個別評。白鵬は前述の通り。鶴竜は千秋楽こそ意地の相撲を見せてもらったが,基本的に先場所や昨年の九月場所と変わらず。出れば10勝はするが,終盤までスタミナが続かない。ちょうど白鵬も同じような感じではあるが,白鵬は全勝するので,どうしたって見劣りする。来場所優勝すればちょうど1年ぶりの優勝になるが,どうなるか。豪栄道は珍しくも大阪の声援がちゃんとパワーになっていた様子で,動きが軽快で技の切れがある,いい時の豪栄道だった。白鵬があの好調ぶりでなければ,千秋楽に逸ノ城と決戦という展開になっていたかもしれない。負けたのがその逸ノ城と白鵬であるから,六日目に大栄翔戦を落としたのが痛い。高安も好調ではあったのだが,終盤に逸ノ城・白鵬・豪栄道と3連敗しているようでは,地力が足りないと言うしかない。

栃ノ心は先場所よりはましな状態で,ケガを押して出ている分,むしろ気力はみなぎっていたが,力が及ばなかった。本人の弁の通りである。九日目までは6−3,十日目以降で1−5であるように,上位陣には通用しなかったのが明白であった。むしろ中日によく逸ノ城戦に勝っており,結果的にこの黒星が逸ノ城の初優勝を阻んだのであるから,一定の活躍は認めるべきであろう。右膝に負担がかかるような形にならなければ,引く展開にならなければ序盤で取りこぼすことはないのだから,来場所10勝の復帰を期待したい。

関脇。貴景勝は今場所も押しに力があり,相手が四つ相撲の力士でも容易に捕まることはなく,押し引きの判断も概ね妥当で,10勝は地力通りの成績を示したと言える。であるからこそ,動きが機敏で押し引き以外の引き出しが豊富な相手,白鵬や豪栄道には今後も苦戦しそうで,取ったはいいが大関としての道は険しい。とはいえ大関昇進22歳7ヶ月は史上9位の年少記録,所要28場所も史上6位と非常に早い。苦手克服(あるいはそれを補うパワーの強化)に期待したい。玉鷲は旭天鵬の優勝の翌場所を思い起こすに,まあ。御嶽海は惜しい負け越しで,さすがにケガをかばいながら短期決戦は可能でも15日間は戦えなかった。北勝富士も惜しい負け越しだが,こちらは上位が概ね全員好調だと気鋭の若者もこうなるという様子。

前頭上位。魁聖は下りエレベーター。遠藤はいつもの遠藤で,前頭上位で勝ち越すにはもう一つ何かが足りない。何かは何でもいいのだが,すでに極まっているテクニック以外のパワーなり出足なり。大栄翔は序盤突き押しが強く,覚醒の場所かと思われたが,終盤失速してスタミナ不足が露呈。上位戦が終わってこれからという時にパワーが出なかった。錦木もすっかりしぼんでしまって残念である。千秋楽の御嶽海戦の極め出しにだけ,覚醒時の残滓が見えた。阿武咲はここに来て貴景勝・北勝富士と比べた時にパワー不足が目立ってきていて,差をつけられる前に押す力を追加したいところ。最後に14勝した逸ノ城。今場所の逸ノ城はやけにしぶとく,普段ならケガを危惧してすぐに諦めるところ,最後まで粘りに粘っていた。上位戦が3番しか組まれず,特に横綱戦がなかったことから気楽にパワーが発揮しやすかったか。そういうわけで,私は今場所の成績をもって逸ノ城覚醒と見なすには尚早と考えており,ちゃんと横綱・三役総当たりの地位で10勝以上できるのかどうか見たほうがよいと思う。

前頭中盤。阿炎は動きが派手で見ていて面白いのだが,逆に言えば動きに無駄が多いように見え,もっとスマートに動けたらよいのにとは思う。碧山は上りエレベーターなのだが,12勝は上出来。琴奨菊はちょっとした復活。最近はこの地位でも成績が不安定であったので。勢は絶対に休場すべきであった。13敗という成績もさることながら,負けた後になかなか立ち上がれないのを繰り返すのは良くない。ケガを押して戦う姿が美しいといっても限度がある。矢後は組んでも負ける展開が目立ち,根本的に鍛え直しであろう。

前頭下位。竜電は三賞が無いのが驚きの良い出来で,私は正代や隠岐の海を見て「巨体がもろ差しにこだわると窮屈になるからやめたほうが良い」と評してきたが,竜電のような形なら巨体でもろ差しも有効になるだろうと思う。左四つかもろ差しで相手を捕えて頭をつけた状態で崩し,万全になってから胸をあわせて一気に寄り切る相撲は非常に完成度が高い。まわしが取れないとどうにもならず,鈍重ではあるので動きの良い相手には分が悪いものの,これはこれで力士として完成していると言っていい。事実,これだけ良い相撲であるのにこの地位で5敗しているのはそういう勝てそうにない相手が含まれているからだが,勝てないなりに上位戦で見たい力士である。2018年九月の上位初挑戦では前頭3枚目で6−9で終わっているが,次はどうなるか。

明生も立ち合いが低く非常に強いが,当たれなかったり捕まったら負けるという非常に明快な相撲で,9勝で終わった割には記憶に残った。謎に組みに行くことがあったり,離れて取る展開でも長引くと負けたりしているのが課題か。嘉風は上りエレベーター。37歳だがまだまだ動けそう。新入幕の友風はいつの間にか9勝していた。印象が無くて書くことがないので,来場所注視したい。逆に照強は塩まきが見たいので残ってほしかったが6勝に終わった。低く潜って押していくが,同じタイプなら経験の差で石浦の方が型が完成している。まあその石浦も6勝であったが。

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2019年03月17日

2019受験世界史悪問・難問・奇問集 その3(国公立大)+おまけ

その2から。国公立大とおまけ。おまけは『新世界史』の用語特集。

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Posted by dg_law at 19:53Comments(5)history