2020年01月31日

2020年01月20日

佐賀旅行記(2019年5月)

さすがに1年経過したり新展開が起きたりする前に書いておかねばなるまいと思われるので,旅行の記事を消化していく。しかし,それこそ放置しすぎて時間が経っているので,当時の情景を忘れている部分もあるので簡潔に。まずは昨年のゴールデンウィークに行った『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼から。


〈初日:佐賀到着・かつみ屋・ガタリンピック会場〉
新幹線で佐賀到着からレンタカーを借り,急いで移動して,昼飯は『グルメランドサガ』漫画版『ゾンビランドサガ』でお勧めされていたかつみ屋へ。

なお,このクイズ正解者がいた。すごい。店はやや狭く少し待った。ただし,うどんであるので回転率は良い。名物の鶏の皮を使った「すどりかま玉うどん」は絶品と言ってよく,濃いめの味のかま玉うどんに鶏皮の食感が実によくマッチしていた。もう一回佐賀に行くことがあればまた行きたい。

昼食後はさっさと移動してガタリンピック会場こと七浦海浜スポーツ公園へ。

この日は快晴,5月上旬にしては随分暑く,夏の気候と言っていい状況であったので,着替えをちゃんと持ってきていれば泥まみれになって遊びたかったところ。残念ながら長期旅行で身軽な格好をすべく下着以外の着替えが無かったのでそれはできなかった。そのような気候であったからすでに家族連れやカップルがざぶざぶとやっていて楽しそうだった。周辺施設を散策したが,ゾンビィたちが水浴びをしたと思しきそのままの場所は見つからず。それっぽい場所はあったので,配置は作品都合でちょっとずらしたということなのだろう。なお,こういう聖地巡礼ねらいの作品では後発であることもあり,佐賀県自体がこういうところでノリが良い気風であるのもあり,このスポーツ公園をはじめとした至るところで,

こんな感じのパンフレットが配布されていた。地元住民の理解度も高く,これだけの浸透度はガルパンの大洗に近いものを感じた。しかも大洗よりも広範囲な県単位なので尚更すごい。あれからさらに半年経った今もまだ熱気は続いているのだろうか。

この日の観光はこれで終わりで,宿は嬉野温泉へ。一泊目は入船荘。施設や食事は普通だったが,謎の忍者押し(肥前夢街道忍者村という近隣のテーマパークと提携しているのが理由らしいがそもそも佐賀に忍者のイメージが無い)だったり,風呂の洗い場がなぜか一面畳だったりというユニークさはあった。温泉は美人の湯として有名なだけあってぬるぬるしている感じ。長距離移動の疲れと翌朝の朝が早いことから早々に就寝。


<二日目:ドライブイン鳥・唐津駅前・アルピノ・鏡山展望台・唐津市歴史民俗資料館・華翠苑>
この日の移動はかなり激しい。朝食を軽く済ませて早々に出発。

「ドライブイン鳥・伊万里本店の混み方はさやわか御殿場店並」と事前に聞いていたので,開店前から並んでおくべきだろうということになった。実際,ツイートを見ての通り,10時半の時点で明らかに一周目にはなれない人の量の列があった。しかし店が広かったので回転は良く,11時開店で12時には席に座れたからまずまず良いタイミングだったと言えよう。もっとも,我々が座れた時点で外はとんでもないことになっていたが……

味よし,値段は安く量は多く,三拍子そろっている。聖地巡礼としてはやき鳥と鳥めし両方食べねばならず,一番定食を4人分頼んだらやっぱりちょっと多かったよね。仲間4人の中に健啖家がいるので完食できた。なお,店内には『ユーリ on ICE』のポスターも貼られていた。これはここに限ったことではなく,佐賀県基本的にどこも『ゾンビ』と『ユーリ』は並べて押しているという印象。特に唐津市はこの傾向が強かった。


次は唐津駅前に移動して,例の広場とアルピノ見学。アルピノ隣接のお土産コーナーは概ね大洗まいわい市場のような感じで,ゾンビランドサガグッズコーナーが一角を占めていた。例の「ライブイベント中に発生した建物倒壊に関するお詫びとお知らせ」の嘘告知も,ここに貼られていた。「原因:積雪荷重にイベントホールが耐えきれずに,倒壊」は何度見ても笑う。そのアルピノでは,
・思ってたよりも狭い
・思ってたよりも駅から近い
という二点でギャップを修正できた。なるほど,これだけ近ければあんな悪天候でも見に来る人いるわ。逆に狭すぎて,よく人気絶頂期のアイアンフリルがあそこでライブやってくれたな,とは思った。こうした認識の修正も聖地巡礼の醍醐味の一つと言える。なお,この日は唐津焼市をやっていた。

今回の旅行は『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼に徹したので有田にも伊万里にも行かなかったので,まともに陶器を見たのはここだけかも。

そのまま唐津市内を移動,虹の松原と唐津城を通り過ぎて(唐津城は宿題になってしまった),鏡山展望台へ。サキがチキンレースをやった駐車場と,巽がさくらを説得した「絶対に見捨ててやらん」展望台がある場所である。行ってみてわかったことが2つ。
・駐車場の下は実際には崖ではなく,池。落ちても多分死なない。
・展望台からの光景は絶景ながら,概ね畑でありアニメのように民家の光であふれるという夜景にはなりえない。
前者はともかく,後者はけっこう面白い改変だと思った。

アニメだと手前に民家からの光,後景に虹の松原と海の闇という感じだったが,多分これ,実際にはけっこう一面闇になると思う。これは唐津市に住宅街や繁華街が無いというわけではなく,この画像の左側,方角で言えば鏡山展望台から西側の方向はけっこう良い夜景になると思う。あくまで鏡山展望台の正面側は一面畑と松林というだけである。確かに,眼前にそんなに民家がないと巽の檄が映えない。この展望台の近くにある商店で「ゾンビランドサガ聖地巡礼証明書(非公式)」が配布されているので,巡礼者は受け取るとよいだろう。

最後に唐津市歴史民俗資料館へ。ゾンビィたちの住処である。

良い建物なので中に入れないのは残念。上手く補修して長く残してほしい。建てられたのは1908年,設計は曽禰達蔵。それで知ったのだが,曽禰達蔵も辰野金吾も唐津市出身であった。さりげなく明治日本の大偉人を輩出しとるやんけ……もっとも,その割に唐津に(というか佐賀に)全然彼らの作品が無いのだが。帰宅後に調べたら曽禰はこの資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)くらい,辰野金吾も旧唐津銀行と武雄温泉の楼門くらいだった。事前に知っていれば旧唐津銀行も行き先に入れていたのだが。佐賀県,佐賀の七賢人以外の偉人もちゃんと宣伝しよう。

それはそれとして,閉館していることもあってこんなに人が集まる場所になることを想定していなかったのだろうが,明らかに巡礼熱に対して近隣の駐車場がキャパオーバーしており,近隣住民がちょっと迷惑そうだった(親切にも駐車を誘導していただいた)。巡礼者はちょっと遠くに止めて徒歩で行くべきかもしれない。なお,地元住民とこんな会話があった。

なんかこれがバズってしまい,彼の携帯はこの後の通知がすごかった。通知で電池が死ぬって本当にあるんやな。俺が,俺達がゾンビィだ!


最後に嬉野温泉に戻ってきて華翠苑へ。

ちょっと良いホテルなだけあってさすがに施設も食事も大変にすばらしかった。いろいろブランド牛を食べてきたが,佐賀牛も他のブランドに全く負けず美味である。


〈三日目:嬉野温泉観光・呼子・帰宅〉
詰め込んだ旅程の最終日は,午前中に嬉野温泉観光。ゴールデンウィークのど真ん中だっただけあって,さすがに巡礼者多数,同業者だらけであった。シーボルトの湯や足湯何かの写真を撮りつつ散策。Twitterにアップする許可を取り忘れたので掲載できないのが大変に惜しいのだが,例の足湯に巽幸太郎のコスプレイヤーがなんでもない風に座っていたので,写真を撮らせてもらった。特にイベントがあるわけでもなく,撮影目的というわけでもなく,単にコスプレして風景に馴染んでいる人がいたのはけっこう面白かった。豊玉姫神社では例のなまずにタッチ。

この白いナマズの像以外には特に何も見所がないが(絵馬はご想像の通りです),そのためにかえって住宅街から隔絶された閑静な雰囲気をまとった神社で,私はけっこう好きになった。また,『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼とは全く関係ないが,この神社の近くにある瑞光寺もなかなか立派なお寺で良いところなので,ついでに寄ると良いだろう。

旅の最後に,『ゾンビランドサガ』とはさして関係ないが,呼子へ。これまたゴールデンウィークのど真ん中だったために,呼子までの道路がとんでもない渋滞になっていて,全く動けないに近い状態にまで陥った。新幹線が予約してあったので離脱時間が決めてあったためかなり焦っていたが,主要なルートを外れてみると案外すんなり到着した。迂回してみるものである。また,渋滞で止まっていた時に,気晴らしと様子見を兼ねてトイレに出かけてみたが見つからず,警察署に入って「公衆トイレって近隣にあります?」と聞いてみたところ,そのまま警察署のトイレを貸してもらえた。さすがに警察署の中でトイレに行ったのは人生で初めてであった。「渋滞大変でしょ?」と話しかけてくるなど,佐賀の警察はフレンドリーであった。

そういうわけで呼子には着いたものの当然ながらどの店も満席の2時間待ち。店で食うのは諦めて市場を眺めていたら,いけすのイカをその場でさばいて刺し身にしてくれる売り方をしていたのでこれを1匹購入,近くの休憩所のテーブルにはこれ用の醤油まで備え付けられているサービスの良さ。完全にこれで正解だった。このイカは刺し身だけ,醤油だけで十分美味。



これにて全旅程が終了。佐賀駅まで戻ってレンタカーを返し,新幹線で東京まで帰還した。前述の通り,『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼に徹した結果,それ以外は呼子くらいしか行っていないので,陶磁器巡りの旅は行ってないし,旧唐津銀行は存在自体を帰ってから知った。この辺はまた,二度目の聖地巡礼か,また何かの用事で北九州に行った時に回収したい。  
Posted by dg_law at 21:42Comments(0)trip,travel

2020年01月18日

約3年ぶりに己の萌えを確認する(3回目)。

約3年前。ところで,いずれのコンテンツもキャラ総数が200〜250くらいなのだが,その辺が限界なのだろうか。いやまあ,この先いずれのコンテンツもまだ増える余地はあるが。


【東方】
1位:パチュリー・ノーレッジ
2位:レミリア・スカーレット
3位:八意永琳
4位:茨木華扇
5位:八雲紫
6位:摩多羅隠岐奈
7位:稀神サグメ
8位:秦こころ
9位:ドレミー・スイート
10位:古明地さとり
11位:博麗霊夢
12位:純狐
13位:古明地こいし
14位:堀川雷鼓
15位:西行寺幽々子
16位:聖白蓮
17位:フランドール・スカーレット
18位:霧雨魔理沙
19位:稗田阿求
20位:埴安神袿姫

<コメント>
順位はいつもの東方キャラソートより。意外と移動が多くて自分でびっくりした。3年くらい期間が空くとやるかいがあるものだ。紫様の浮上は隠岐奈さんに引きずられて&鈴奈庵の最終話効果が大きい。偶然にも4〜6位に賢者が固まった。ドレミーは憑依華効果。何あれかわいすぎない。結果的に作品別だと紅魔郷一強の様相が強かったところ,書籍・紺珠伝組がかなり増えてきて多少バランスが取れてきた。袿姫様についてはまだあまり調べていないので,これから萌え要素が増えたらランクアップするかもしれない。また3年後くらいにやった時にどうなっているか。なお,21位以降はお燐,ルーミア,小鈴,メリー,慧音,衣玖さんと続く。


【艦これ】
1位 響
2位 加賀
3位 叢雲
4位 浜風
5位 不知火
6位 Pola
7位 Graf Zeppelin
8位 夕立
9位 Warspite
10位 磯風
11位 Ark Royal
12位 時雨
13位 蒼龍
14位 Saratoga
15位 Commandant Teste
16位 野分
17位 Colorado
18位 日進
19位 霧島
20位 嵐

<コメント>
艦これキャラソートから。引き続き良いキャラは増えていくのだが,以前よりも追う気力が減衰しているというジレンマがある。新規で増えたのはArk RoyalとColoradoと日進。日進は良いのじゃ……ロリではないか。Coloradoは戦艦なのにちんまいのが良い。そういえば,Arkは2017年登場で前回いなかったのか。装備は弓ながら,磯風以上にアグリアス・セイバーの系譜ではあろう,ということで磯風と並びの順位なのには理由がある。コマちゃんは前回21位以下だったが,わずかに外れていただけなので実はそう大きく上がったわけではない。逆に外れた鹿島・浦風・綾波・弥生・親潮も20位〜35位にはいて,この辺はかなり熾烈な争いで僅差,その日の気分で入れ替わる感じ。それでも鹿島が外れたのはちょっと意外だった。他の押し勝った艦娘は翔鶴,萩風,Javis,伊8,鳥海,矢矧,夕雲あたり。


【アイマス(デレステ)】
1位 神崎蘭子
2位 渋谷凛
3位 白坂小梅

4位 久川凪
5位 二宮飛鳥
6位 依田芳乃
7位 鷺沢文香
8位 北条加蓮
9位 神谷奈緒
10位 浅利七海
11位 藤原肇
12位 鷹富士茄子
13位 森久保乃々
14位 高垣楓
15位 久川颯
16位 高峯のあ
17位 三船美優
18位 松永涼
19位 佐城雪美

20位 佐久間まゆ
21位 櫻井桃華

22位 星輝子
23位 黒埼ちとせ
24位 アナスタシア
25位 桐生つかさ
26位 成宮由愛
27位 橘ありす
28位 結城晴
29位 大和亜季

30位 早坂美玲

<コメント>
デレステキャラソートから。一番大変だったやつ。パッションは黄色にしたら文字がつぶれて読めなくなったのでオレンジに寄せた点はご容赦いただきたい。既存のアイドルの順位はさして変動なく,ぶっ刺さった新アイドルがランクインしている。久川凪さんはヤバイ。今はまだこの位置だけど,3年後にもう1・2つ順位を上げていてもおかしくない。彼女については単独でちょっと書いているのでそちらへ。凪のおかげで1〜10位がよしのん以外真っ青という状況が打破されたのも,変化としては結構大きいかもしれない。新アイドル以外だと藤原肇さんが大きくジャンプアップ。これは単純に私があまり知らなかったというだけで,調べてドハマリした。あと山紫水明の効果も大きい。あれは見事なカップリングであった。31位以下は新田美波,砂塚あきら,白菊ほたる,氏家むつみ,佐々木千枝……と続く。しかし,20〜40位あたりはかなり頻繁に入れ替わると思われ,大混戦である。なお,これをボイス無しアイドルに限定するとこうなる。

1位 浅利七海
2位 高峯のあ
3位 桐生つかさ
4位 成宮由愛
5位 氏家むつみ


社長と七海は可能性がそれなりにあるんじゃないかなと思っている。七海はボイスが付いたらその日仕事が手につかなさそう。でも上手く「れす」って言える声優さん,いるんだろうか……のあにゃんとむつみさんと由愛ちゃんは諦め気味。ゆきみんにもほたるにもボイス付いたし,じっくり待ちたい。

さらについでに,ミリシタと765ASのアイドルも入れてアイドルマスターキャラソート完全版を作るとするなら,10位以内に入ってきそうなのが如月千早,四条貴音,真壁瑞希,桜守歌織。20位以内に入ってきそうなのが望月杏奈,白石紬,北沢志保,最上静香,ロコ……かなぁ。実のところ765ASについてはこういうランキングに入れるのがなにか違うと感じる程度にはデレステ・ミリシタと別ジャンルという感覚が自分の中にあった。過去形なのは,ここ1年ほどになってやっとそういう特別視が薄れてきた。逆に,やっと自分の中でデレマス・ミリマスが消化されてきたということかもしれない。ここまで9年もかかっている。  
Posted by dg_law at 19:00Comments(3)introduction

2020年01月17日

もっと宗主にフォーカスを当てた展示でも良かったのかも

昨年11月に西美のハプスブルク展に行っていた。近年の西美は研究寄りでこういう企画展は少なかったので,久しぶりという感がある。まあでも2018年にもルーベンス展はやっていたか。展示品は大半がウィーン美術史美術館所蔵のもので,少しブダペスト国立西洋美術館のものと西美の所蔵品が入っている。

ハプスブルク家600年の歴史を追いながら関連する事物を展示するという形の展覧会であるが,さすがに本当の最初期の展示は無く,最初に登場する宗主はマクシミリアン1世である。よって600年というのは誇張で,20世紀も無いことを考えると400年の歴史が正しい。個人的にはルドルフ1世なりルドルフ4世建設公なりのものでもあれば持ってきてもらいたかったところ。ともあれ,「中世最後の騎士」マクシミリアン1世がスタートというのは時代の切れ目としては綺麗で,第1章が豪華なプレートメールの数々というのは人目を引き,展覧会としては成功である。これは隙間を狙って刺すか殴り倒すしかないよな,とか考えながら見るとよいだろう。

第2章はやや跳んでルドルフ2世。カール5世をすっ飛ばしたのはなかなかいい度胸であるが,文化史という観点で見て欠くべからざるかと言われると,確かにちょっと弱い。しかし,ルドルフ2世もその宮廷はプラハであるからこれはこれで本道から離れていないか,という疑問を抱いたのだが,そもそも第2章の章題が「ルドルフ2世とプラハの宮廷」だった。第3章でもスペイン=ハプスブルク家が出てくるし,あまり細かいことを気にしたら負けであるようだ。ルドルフ2世は美術収集家であったので,ここでは彼の時代の画家というよりも彼の集めたものという枠で作品が展示されていた。ゆえに,デューラーやジョルジョーネなど,実際にはカール5世の時代の作品も含まれている。なるほど,そういう解決。ただし,そういう枠組みであっただけにやや散漫な印象があり,豪華さの割には面白くなかった。

第3章はレオポルト1世その他17世紀の収集家たち。ここも低地地方の総督やスペインのフェリペ4世まで出てきて,展示の中核もベラスケスだったりでオーストリアの影は薄い。また,ここも収集家単位でまとめられていたので,画家の時代や様式,作品のテーマ設定等はばらばらでちょっとピンとこない感じ。収集家ごとにまとめるとこういう弊害があるという気づきが得られたという意味では新鮮だった。収集家ごとに大きく趣味が違っていればまた話は別だったのかもしれないが,皆目利きではあれ方向性は同じなので。なお,本展は展示数が約100点だが,うち40点近くがこの第3章である。その意味でもバランスが悪い。もうちょっと第4・5章の品々が見たかった。

第4章は18世紀に入ってカール6世,マリア=テレジアとマリア=アントニア等その家族たち。マリア=テレジアの多産と家族愛が説明され,肖像画がずらっと並んでいたが,展示数が少ないせいでそれで終わってしまったという印象。第3章までの流れであればマリア=テレジアやヨーゼフ2世の収集品が並べられていてもよかったように思う。ヴィジェ=ルブランによるフランス王妃の肖像画もあったので,ここまで来るともはや「ウィーン美術史美術館所蔵の,ウィーンにいなかったハプスブルク家由来の作品」が今回の隠れテーマだったのではないかと思えてくる。実際,ヴィジェ=ルブランのこの作品がウィーン美術史美術館所蔵だったというのはちょっと驚いた。

第5章はフランツ=ヨーゼフ1世とシシィを中心とした19世紀。ただしここも展示が6点しかなく,ハプスブルク家の歴史を終わらせるべくとってつけた印象がある。もっとも19世紀のウィーンについては同年の別の企画展で深く触れられていたので,ネタかぶりを避けたのかもしれない。一点,最後の方にあった展示が装飾されたフリントロック式ピストルだったのは,本展覧会が中世末期のプレートメールから始まったことを想起すると,上手い締め方だった。プレートメールで開幕したハプスブルク家栄光の歴史は,銃声によって幕を閉じたのである。19世紀末なのに,装飾用とはいえフリントロック式というのもまたノスタルジックで良い。


書いてみると文句ばっかりだったが,ハプスブルク家の歴史をざっと追う学習的な展覧会としてはまずまずよくできていたと思う。展覧会期間が長く,1/26まで開催中。いい感じの画像が見つからなかったので,公式Twitterの画像でも貼ってごまかしておこう。
  
Posted by dg_law at 19:44Comments(0)Museum

2020年01月10日

2019下半期ニコマス20選

ポータル

いつも通り参加。

<総評>
選出は12本。4本減ったが,少数精鋭でけっこう楽しい下半期だった。MSCがあり平成アイマス楽曲大賞があり,にぎやかな下半期であったと思う。
なお,私は20選を通常日付順で並べているが,今回はMSC関連だけ並びになるように少しだけずらしている。気にしている人はいなかろうが一応。

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Posted by dg_law at 16:00Comments(0)Nicom@s

2020年01月09日

腰巻きビル再考とか

・腰巻きビルと向き合う(デイリーポータルZ)
→ 私は腰巻きビル肯定派で嫌いじゃないのだが,ダサいという人の意見も理解できる,デザインとして未熟と言われるとその通りかな,というようなことを3年半ほど前に書いていた。今でもこの意見は全く変わっていない。この記事でも触れられている通り,やり方は腰巻き以外にもあるはずで,商船三井ビルディングや東京駅,東京大学工学部2号館に関する感想は概ね本記事と同じである。こういう解答もあるはずだと思う。東京銀行協会ビルヂングの事例のように腰巻きにしておいて取り壊すという本末転倒だけはやっぱり避けてほしいし,神戸地裁の建物と神戸の朝日ビルディングの事例は確かにもうちょっと何かあったのではと思ってしまう。
→ その上で最近考えているのは,腰巻きビルはこのDPZの記事のように遠景で見るとダサく見えるのだが,実際に現地を歩いてみて足元から見ると,意外にも新旧が調和しているように見えるから,やっぱり嫌いにはなれないということだ。足元からだと継ぎ目が見えないのは大きいかもしれない。丸の内レベルで密集していると一体感すらある。その意味で丸ビル・新丸ビルが疑似腰巻きビルとして建てられたのは三菱地所の慧眼として評価せざるをえない。本記事の指摘通り,腰巻きビルはもはや様式化しているのだ。


・勉強が出来る子と苦手な子の比較に「分かる!」の声や「出来る子はそう考えていたのか…」の声→それ以外のパターンの子も集まる「勉強とか超越した子」(Togetter)
→ これは小中学校の段階で勉強に行き詰まった子に会うとよく見る事例で,大人になってからというよりも自分の小中学校時代の級友を振り返るに多くの事例を思い出す。試験で重要なのは答えを出すことだが,勉強の段階ではプロセスの方が重要であるという違いを理解しておらず,勉強は全部試験だと思ってしまっている。
→ さらに分類するなら,良くない教育を受けてきた結果それが勉強だと勘違いしてしまった子か(誤答した子を叱責するのは最悪のやり方である),勉強に興味が無さすぎて1秒でも早くこの場から抜け出したいタイプの子である。前者については粘り強くほどいていくことになろうが,割とあるのがそもそも勉強の目的を理解していないパターンで,「今の段階で君がやるべきは答えを出すことではなくて,思考のプロセスを鍛えること」がであることを明確に子供に言ってあげるべきだと私は思う。当てずっぽうでもいいから答えを出せば大人が喜ぶと思っている子に,思考のプロセスを問うても「わかりません」としか返ってこないのは当然の帰結である。一方,後者はもう勉強そのものから解放してあげた方がその子の最終的なQOLが上がるような気も。


・「FF6」の新たなバグを発売25年後に見つけたテスト技術者の腕前 (日経 xTECH)
→ FF6の有名プレイヤーのエディさんがインタビューを受けていた。顔出ししていたのが意外。めちゃくちゃ若かったのも意外だが,本職については納得感しかないというギャップ。
→ なお,現在のFF6の低歩数記録はエディさん自身が「有用バグが多すぎて確定できず,確定できないからプレイできない」というとんでもない状況で止まっている。これだけ時間が空いてバグが多数発見されるゲームも珍しい。  
Posted by dg_law at 07:30Comments(0)diary

2020年01月06日

C97参加記録

今回も4日間開催で,初日・2日目は不参加。

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Posted by dg_law at 07:30Comments(0)comiket

2020年01月03日

ニコ動の動画紹介 2018.12月上旬〜12月下旬



相変わらずすごいものを見つける。この場合は見つけたというよりも編み出したという感じだけど。



行ったことのある山なので道に見覚えがあり,面白かった。かなり長い山なので,テントを背負って6時間弱はかなり早い。



納得のそれっぽさ。戦闘曲やダンジョン曲ですわ。



恒例の神主のネタつぶし動画。毎度のことながら設定を活かした弾幕で上手い。それで気づいたが,天空璋は「域」にかかわるキャラが多かったのだなと。





下半期20選選出。ニコマスの原点を考えると,極めて正統派なPV。これが元の振り付けに見える感じが非常に良い。



辻野あかりさん初登場のときに皆びっくりしたよね……



突然始まった謎企画。すごい理屈でゆかさえを見出していく手腕(?)に注目。



下半期20選選出。たらひさんの執念である。



下半期20選ノミネート。除夜m@sもシャニマスに。



メカPではない人による除夜m@s。楽しいので皆作ればいいと思う。こっちはミリマスで北上麗花さん。



さらに別の方の除夜m@s,しかも東方m@ster。音源はメカPのもの。よく描いたなぁ。見事な三次創作。アップ直後は伸びていなかったが,無事に再生数が伸びて安心した。



さらにやーまPの除夜m@s。実際やーまPは課金動画も作っているので……  
Posted by dg_law at 12:00Comments(0)diary

2020年01月01日

2020 賀正

あけましておめでとうございます。昨年はこのブログをご贔屓にして頂き大変ありがとうございました。今年もご愛顧の程をお願いします。

例年に従って,今年の目標を書き並べておく。(ここまでコピペ)


エロゲ・ギャルゲ:昨年は目標5本で,結果は9本であった。なんかすごい消化できた。今年の目標は増やして10本。

美術館:例年の目標である20であるところ,昨年は19。意外と登山に圧迫されなかった。今年も20で。

旅行:昨年はGWに佐賀と関西,夏に富士山登山と東北と諏訪・霧ヶ峰,11-12月に奥鬼怒を旅行した。山形に行って未踏県を一つ減らした。しかし,以前からの目標で立てた関西の東方の聖地(弘川寺や信貴山等),未踏県の青森・秋田にはまたしても行きそびれているので,今年こそはこの2つに行きたい。

登山:昨年に登った百名山は伊吹山・男体山・霧ヶ峰・大菩薩嶺・筑波山。今年も4・5個は百名山を登りたい。丹沢,天城山,甲武信岳辺りが候補地か。飯能にも行けたので,他の『ヤマノススメ』の聖地も巡礼していきたいところ。  
Posted by dg_law at 05:41Comments(4)diary

2019年12月30日

C97チェックリスト4日目

例によって3日目よりはかなり楽。ほとんどずっと南館にいそう。今年の更新はこれが最後です。良いお年を。

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Posted by dg_law at 02:00Comments(0)comiket