2012年12月29日

C83チェックリスト(三日目)

またしても行けないので友人たちに託す。これが今年最後の更新。それではよいお年を。
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2012年12月28日

C83チェックリスト(初日・二日目)

遅ればせながらいつものを。今回は初日も行く予定なのでそのリストも。


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2012年12月26日

2012年自薦記事

昨年の。数は例年通り10+α。今年は前半がんばって後半さぼったかなという気がしていたが,まとめてみるとそうでもない。上半期5・下半期5の綺麗な半々であった。


1.第200回『シラノ・ド・ベルジュラック』エドモン・ロスタン著,渡辺守章訳,光文社古典新訳文庫(2/9)
ブックレビュー枠。今読んでもこれは文章としてよく書けていると思う。書評としても自薦できるが,それ以上に自分の翻訳文に対する思考,そして芸術観が簡潔に現れている。その意味でも自薦しておきたい。


2.世界征服彼女 レビュー(2/25)
エロゲレビュー枠その1。この作品については,私にしては珍しく「世評が不当」と割と本気で考えている。それゆえに,その魅力を伝えるのがレビューではないか,本作には読み込むだけの内容があるのだ,というのを伝えなくてはならない,というある種の使命感があった。結果として長文化し,可読性が下がったような気がしなくもないものの,再読しても自分で納得できるだけのレビューになっている。『月に寄りそう乙女の作法』のレビューも,自分なりによく書けていると思っているのだが,あちらは世評が十分に高いので,選外とした。というよりも,批評空間の点数を見る限り私のつけた点数よりも世評のほうが高い。


3.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2012 その1(上智大・慶應大)(3/7)
受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2012 その2(早稲田大)(3/8)
今年最大のヒット作の一つ。はてブはそこまででもないが,検索によく引っかかるためか,一ヶ月に一度ほどの周期で爆発し,恒常的にアクセスを集めている。一応来年もやる予定だが,万が一上智大さんと早稲田大さんが悪問を出さなくなったら終了ということで。


4.無限煉姦 レビュー(3/20)
エロゲレビュー枠その2。こちらの作品は世間で十分に評価されているが,案外と『EXTRAVAGANZA』との関連で語られたレビューを見なかったもので,こうなった。バンヤー好きの方にはぜひ読んでほしいレビュー。


5.虚構新聞騒動雑感(5/18)
今年のネット事件簿枠。昨年のカオスラウンジ騒動・現代邦楽議論に比べると事件としては小粒感もあるものの,あの2件はどちらも比較的私自身の関心項目に近かったのに対し,これは本当に岡目八目的な記事になっている。結局1コメさんはマジだったのか,狙ってやったのか,いまだもって気になる。


6.アイマスクエスト考察(1)(7/11)
アイマスクエスト考察(2)(7/12)
アイマスクエストは名作である。視聴者の年代的に考えても,古いドラクエのファン層とアイマスのファン層はおおよそ重なっていると考えてよいだろう。一方で,どうも楽しむべきポイントが押さえられていない・余分な雑音による議論が生じていることに対する懸念によって書かれたのが(1)。だから(1)の内容に関しては「ドラクエ・アイマス・”ニコニコ”」の要素合体が本作の骨子であるという点,本家の楽曲展開がマスクエの展開にも影響を与えている点の二つを指摘したものとなっている。(2)は設定が複雑になってよくわからないという意見をちらほら見たのが,書かれた動機になっている。もっとも,半ば自分用ではあって,終末に向かって急激に設定が増えたとは思う。理解の助けになった方がいれば幸いである。


7.松実玄の能力で打ってみた(8/27)
今年の実生活における最大の変化は,まず間違いなく『咲-Saki-』関連に触れたことである。無論のことながらもっと早く手を付けておけば良かったなという後悔がないわけはないものの,逆にちょうどよくインフラが整った時期に参入できたので,うまいこと入り込めたなという気もしている。それで,最初に書いた記事がこれになる。次はたかみスロットでも実践してみようかなと思っていたが,すでに実例多数であった。そうするとあれかなー,亦野さんかなー。


8.第212回『西洋美学史』小田部胤久著,東京大学出版会(9/6)
これは書評枠というよりは,読書会の楽しかった記憶として,自薦しておく。約一ヶ月の駆け足ではあったが,久しぶりに(仕事外で)本気で勉強した。整理された知識も新しく得られた知見も多い。しんどかったけど,またこういうのやりたいな。


9.「入試問題の正解(解答例・講評)は公開されるべきか」について(10/13)
世間に向けての意見公開という点では,最もブログの本分を全うしている記事。記事中に書いているが入試問題を見ていると「大学の教育機関としての姿勢を疑う」ことが本当に多いので,あまり残念な気分にさせないで欲しいと思う。


10.絶対王政について(11/3)
最後の最後で歴史物枠。書いた動機としてはセルクマコメの通り「ちょっと自分なりにまとめておきたかったので」。リアクションが嬉しかった記事というと,自薦10の中でも一番がこれになる。実は書いたのがけっこう前で,すっかりお蔵入りしていたのを発掘して投稿したものだということをこの場で明かしておく。続編的に啓蒙専制について書こうかどうしようか迷いつつ,途中の原稿がお蔵入りしつつあるので,どうなるかは。


選外
・彼女と彼女と私の七日 レビュー
あんなに伸びると思っていなかっ記事の一つ。『WWE』のレビューもそうだが,同人ゲーのレビューは伸びやすい傾向にあるらしい。伸びた理由は,どちらかというと前半の同人ゲー論,価格論だと思うのだが,書いた本人からするとこの記事はそうした大上段に構えたものではなくて,単純にこの作品の評価をしただけのつもりであった。ゆえに,よく書けているとは思うが選外。


・(割と古い)PCの捨て方
今年,というよりも私がブログを始めて以来,最も伸びた記事。ちなみにどのくらい伸びたかというと,日間2万PV・UUを達成したくらい。普段は1千PV強/dayなので,約20倍に近い。にもかかわらず選外としたのは,何よりこれは私じゃなくても書けるという独自性の低さと,それに付随して,私は別にPCに詳しいわけではないという点を考慮してのことである。まあでも,PCリサイクルマークのついていないPCの捨て方についての知見が広まったなら幸い。


・美術展の展評と大相撲関連の記事が一つも入っていないが,あれらはどちらかというと記録的意味合いが強いので。自分の中でよく書けたなと思えたものがないでもないが,他ジャンルの記事と比べたときに自薦するほどのものかという問いに耐えられず,落選した。大相撲関連については昨年の自薦集には入っていたのだけれど,あれは八百長騒動という事件があったからであり,むしろ喜ばしくはない。  
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2012年12月24日

ドッペルゲンガーの恋人とか

・『ドッペルゲンガーの恋人』。一記事立てて書評にしようかと思ったけれども,あまり語れるところがなかったのでここで。文体とか主人公の性格はいつもの瀬戸なんとかさん……いや,唐辺葉介。特に主人公の性格は,こうして作品数が増えてくると,『キラ☆キラ』と『SWAN SONG』が例外だっただけでこれが基本形態なんだなーと思えてくる。
→ テーマや展開は,クローン技術が普及してクローン人間が増えだした社会,で著者が彼というだけで大体想像のつく感じ。むしろ奇抜な展開は無かった。その点ちょっとつまらなかったかもしれぬ,というのが正直な感想になる。まあ,その立場になってみないとわからないことは多いよね,という一般論をクローン人間に重ねたのはおもしろかった。読みようによっては暗い未来が描けなくはないが,それはやはりひねった読み方であって,基本的には明るい締め方であったことは少々驚いた。バッドエンドにこだわる必要はなくて,グッドエンドでもいいんじゃないかな。
→ 次は『死体泥棒』を読もうかなと思う。いつになるかわからんけど。


・『聖おにいさん』8巻。ボウリングはルターが広めたのはマジネタなんですか。とりあえずぐぐった感じでは正しいようだ。
→ 確かに,アイドルのライブは一種の宗教儀式かもしれない。アイマスは宗教。
→ ニライカナイはどっかで使ってくるネタだと思っていた。


・ミニ四駆全国大会にカニで出る(デイリーポータルZ)
・ミニ四駆見た目コンテストにカニで出る(デイリーポータルZ)
→ 前後編。なぜこの発想に至ったのか。


・AKBにも国会にも負けるな?! 美術館でも“総選挙”ブーム(産経新聞)
→ 趣旨自体はまあ悪くない。が,小出楢重がメジャーだと思っていたなら,それは大きな認識の乖離だなぁ,と。残念ながら佐伯祐三に比べるとかなり知名度が落ちるのではないだろうか。企画展にしろ平常展にしろ,この客層はどこだよというのがあるが,それはこうした認識の乖離から出てくるものだろう。
→ 「中学までの美術の教科書に載っている」かどうか,この違いは大きいと思う。たとえば,ユトリロなんかは美術ファンなら常識だと思うが,おそらくほとんどの一般の方は知らない。


・「書き手だけが読む特殊な形式」と「誰もが読む一般的な形式」の違い(Ohnoblog 2)
→ これはある。ブログの記事をアップしてから読むと誤字脱字が見つかる,原稿を校正紙にしてから誤字脱字が見つかるetc……
→ 仕事でも初校後,他人の目数人と(それも知識を共有してる隣人と全然別の部署の人の目両方あると良い),時間が経ってからの自分のチェックを通り抜けてから校了にするのは絶対。これをやらないと絶対に校正ミスが出る。


・ナチス発見の仏像、隕石だった=大戦前夜、チベット探検−調査チーム(時事通信)
→ 目を引くキーワードが並びすぎててなんかもうすごい。なんだよ「ナチス」「チベット」「仏像」「隕石(隕鉄)」って。
→ 他の方のブコメにあるように,現実的に考えれば隕鉄の利用は珍しくなく,何げなく仏像に使ったということなんだろうが,他の2つのキーワードがなぁ。


・うちの会社のある部署の座席配置がゼーレ(市況かぶ全力2階建)
→ ゼーレも誰うまだけど,「パノプティコン・オフィス」誰うまwwwww
→ 絶対こんな中で仕事したくないなー。
  
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2012年12月20日

衆院選2012雑感

まあ,そんなに長くなく……というつもりだったけどだらだらと長くなった。


結果は,喜ばしくも悲しくもなく。自民党の大勝は予想されていた。奇抜にもほどがある憲法草案が不安ではあり,2/3を超える議席を獲得してしまったのは少々残念であるものの,強行すればさすがに自民党内部でも意見が割れよう。万が一衆院を通過してしまっても,国民投票では反対されるであろう。ただし,あのような改憲案が(少なくとも手続き上は)まっとうに国会の議論の俎上に上がってしまうこと自体がなんとも情けないとは思うので,自民党の良識ある方々に期待したい。ついでに書いておくが,9条改憲自体は積極的賛成でもないし,極端に反対もしていない。自衛隊を”明確に”合法的な存在とするのは悪いことではないが,下手にいじって取り返しがつかないことになることが予期されるくらいなら,現在の解釈合憲でだらだらと引き伸ばしたほうがよい。その他の条項についても,無理が来ている部分で,解釈でなんとか現代社会に合わせている部分もあるので,消極的には賛成している。

外交でもやや不安があるものの,野党時代のことは忘れて,政権与党だった時代のことを思い出してさえくれればなんとかなるのではないか。そう無茶はしないというか,できないと思う。経済政策は賛成できる,というかこの一点でもって,今回の自民党政権返り咲きを評価してもよい……が,結果が伴うかどうかは別問題だ。最後に挙げておくのは表現規制の問題で,これはもう戦っていくしかない。そもそも,政権担当能力が不安で経済音痴に外交音痴な民主党に,私が唯一期待が持てたのがこの問題であったのに,見事に日和って迷走させたわけで,自民党に戻ったところでそれほど暗転するとはあまり思えないのだ。民主党内の表現規制賛成派が落選したことだし,ね。


維新が大きく伸びたのが少し残念だが,ここが限界だと思うので次の解散まで静観しておく。ただし,「改憲問題で自民党が真っ二つに分裂,改憲賛成派が維新の会の合流して,反対派が追放されて下野」という悪夢のパターンが想像できなくはない。民主党はこの3年間の,特に最初の1年の大失政としか言いようがない状況を鑑みるに,いかに野田政権で挽回したとしても,今回の結果は当然である。皆が思っていたよりも減りすぎたのは小選挙区制という選挙制度のせいだが,大敗自体は私自身しっくり来ている。野田さんは完全なる被害者だが,臥薪嘗胆でいつかは返り咲いてほしい。虚構新聞が再び上島竜兵ネタでせめてくる日を待つことにしよう。

共産党は良くも悪くも平常営業で,議席もほとんど変わっていない。都知事選でもそうだったが,脱原発や憲法を争点にした時点で躍進の芽は無かった。もっと言えば,経済回復が焦点だった時点で勝ち目がなかった気もする。この点は社民党も同じである。というよりも,社民党はその歴史的役割を終えた。表現規制反対の立場からすると消えてもらっては困るのだが,それ以外の観点から考えると独自性がなく,政策を横に置いておくとしても,村山首相以後の15年間に政局をふらふらと漂い,有権者に不信感を与えすぎた。ついでだから書いておくが,私の主要関心事項である表現規制の問題を含めた,リベラル派の関心事項などは大衆の目を引くはずがないので,政権をとった後に粛々と政策を進めればよいのであって,選挙自体は別項目で戦うべきである。そこにアイデンティティを置くから退潮したのだ。

そして,生まれてきた事自体が時代錯誤だったのが日本未来党である。あれで勝てると考えていた事自体が有権者をなめていた。みんなの党は,第三極の中では一番まっとうだと思う。表現規制に賛成派が多い点で積極的に応援できないのが残念だ。国民新党も,古き良き自民党という点では応援できなくもなく,実際にボートマッチでは最も私の意見と重なる部分が多かった。しかし,だったらなぜ民主党と連立していたのかという点で信用できなかった。少数政党であるという点を考慮せずとも,あの組織の実行力は希薄である。宗教組織がバックのところは論外ということで省略。そもそもどっちも私の意見とはマッチしない。


そういうわけで,積極的に応援したい政党もなく,結果も見えていたので,逆に気楽に投票に行く事ができた。どこの誰に投票したかはあえて伏せておくが,私の居住する地域と上記の文章で大体想像がつくだろう。えー,そもそも右派だと自己認識している私が社民党や共産党も含めてゼロベースで悩まなくてはいけない時点でなんかもういろいろひどいので,既存の右派政党は全力で反省して欲しい。日の丸振って選挙応援したらネトウヨ扱いされてしまう原因は,一端は左派の過剰反応だと思うけど,それ以上にトンデモを排除できない身内の理屈ではないか。

いやまあ,既存の右派政党がひどかったので維新の会が出てきたんじゃないかと言われるとその通りなんだけど,出てきたのそれかよ,というだけにう私の中の失望感が半端ない。私の中の維新の会の評価がどん底に近いのはこの辺の私怨も無くはない。
  
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2012年12月19日

非ニコマス定期消化 2012.8月中旬〜9月上旬

第9回MMD杯特集とか書いていたな。あれは嘘だ。次回にまわして,平常運行。



現在ニコニコ動画に唯一存在していなかったサガフロTASレッド編のTestrun。テストランながら,これでそろったと言えなくもない。しっかりやればかなり縮まりそうだが,しんどそう。がんばれ聖天使猫姫氏。



さすがちなっちゃん,違和感がない。



無理だ無理だと言われていた高速船をクリアしてしまう。普段から足マリオを見てない人でも,この動画だけでそのすごさがわかると思う。



そして感動のエンディング。さすがにやり尽くした感があるのか,足マリオの新作が来ない。



いつものおんなゆ氏による桃鉄TAS動画。



ソラユニPの傑作シリーズ。Qならぬ旧。実際、今やってる新劇場版でないほうの説明である。あのくそ面倒な設定をばっさり簡潔に説明できている。



某ニコマス動画をきっかけに知った曲。いい歌だわ。



KYMは不滅。



初音ミクもいつの間にやら5周年。感慨深くなる動画。



縛りプレーTAS。メモリ破壊を禁止しているので、振り逃げダイナミックや実体化バグなどおなじみの技が使えない。結果的に,参照値による技(分身剣やヨーヨーなど)による大ダメージを期待した,正攻法による攻略になる。これはこれで見応えがあった。  
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2012年12月16日

大相撲:2012年のまとめと来年の展望

昨年のものは,せいぜい鶴竜の大関昇進がかすってるくらいで全然的はずれであった。一応言い訳をしておくと,別に的中させようと思って書いたわけではない。といか,某悪魔のようにぽんぽんと当たるほうがおかしいのである。

ごったごったといろいろあった昨年に比べれば,今年はおおよそあまり何も起きずに終わったという感じがする。鶴竜の大関昇進と,日馬富士の横綱昇進は朗報ではあるが,事件ではない。しいて一点挙げれば,さらに国際化が進んだということであろう。昨年チェコ出身隆の山が入幕し話題となったが,気づけばブラジル出身魁聖が完全に幕内で定着し,さらにエジプト出身の力士が誕生したことで大きく話題となった。今のところラマダンなど教義・戒律面での困難はそれほど起きていないようで,このままやっていけそうである。NHKではロシア・東欧で相撲ブームが起きており,競技人口が急激に増加しているという特集番組が組まれた。初のグルジア(サカルトヴェロ)人関取黒海がとうとう引退したが,そのサカルトヴェロ出身力士も,栃ノ心に加えて臥牙丸も入幕し,後継者十分といったところだ。もう日本とモンゴルだけの競技ではないのである。どうせなら,ハワイ勢も復活して欲しいところだ。

今後もある程度この流れは続くのではないか。問題は受け入れ側の態勢で,外国人は一部屋一人までという規制,それゆえの受け入れ先不足の問題は浮上している。一方で,この規制を逃れるため無理やり帰化させるというひどい話も聞く。ただし,短期間で日本に慣れてもらうため外国人の世話には手間がかかるのもまた事実で,そのための規制であるから,単純に規制緩和すればいいというものではないのがこの問題の困難なところだ。協会のほうで教習所の強化を図るのが一番良いのではないかと思うし,最終的には部屋という制度自体の改革に踏み込まざるをえないのではないかと思う。親方株も無くなるわけだし,このあたりでばっさりいっておいたほうが後で揉めないのではないか。

最後に,蒼国来の復帰裁判がいまだ続いていることは書いておきたい。これが決着するまでは,八百長騒動は完全に終結したとは言えまい。


以下は個々人について。

横綱・大関陣
白鵬:2場所しか優勝できなかった。また勝率も.844(76-14)で最多勝は守ったものの,昨年の.880から大きく下がっている。ただし,勝率を大きく下げているのは10−5に終わった五月場所で,この場所を除けば,内容面で見ても衰え方が早くなっているとは思えない。特に九州場所は全盛期に近い相撲ぶりで,この調子なら来年は3回くらいは優勝できると思うし,ぜひそうしてほしい。
日馬富士:通算優勝回数を4回にのせて新横綱となった。しかし,このブログでは何度か書いているように,絶好調が2場所連続で続いただけで,本質的な実力は大関時代とさして変わっていないように思う。しかし,それでいいのではないか。誰しもが白鵬や朝青龍のように絶対的な存在になれるわけではない。「初場所も一桁なら引退勧告」とか馬鹿なことを抜かしている人もいるそうだが,少なくとも来年一年は大敗したり優勝したりを繰り返して持ちこたえると思う。
琴欧洲:なんなんでしょうねこの残留力。私は決して琴欧洲のことが嫌いではないが,この残留力は(互助会を含めたとしても)大したもんだと思う。大関通算勝率は昨年の.599からさらに下がって.595。6割を割った大関はおおよそ即陥落して引退しているので,この低空飛行での残留は驚くべき状態である。でもまあ,これで在位41場所,魁皇の60場所まであと3年?さすがに無理だろうなぁ。
琴奨菊:事前から予想よりも今ひとつぱっとしない。「優勝は無理でも60−30くらいで年間過ごせるんじゃないかな」と昨年書いていたが,どうも大関昇進直後の好調に当てられていたらしく,47−32−11で勝率.595,なんと先述の6割を割っている。来年はもう少し立て直してくると思うけど,優勝はなさそうだ。過大な期待はせず見守りたい。
稀勢の里:うん,やっぱりこの子ダメだ。成績自体は極めて安定しているので,長く大関が取れればそれでいいよ。
鶴竜:なんだかんだ言っても,日馬富士の次はこの人じゃないかと思う。ただ,もう27歳なので時間は残されておらず,鶴竜がダメだったら長く「白馬時代」になってしまって,当分次の横綱が出てこないのではないかという危惧もある。把瑠都は陥落してしまったし,三役以下に一気に横綱まで上がれるような爆発力のある力士もいないし……いずれにせよ来年の鍵であり,来年以降の幕内上位陣の構成を握る鍵。
把瑠都:陥落したけど,三役の場所に書くのもためらわれたのでここに。実力不足というわけではないので,初場所に10勝して戻るであろうという希望的観測。逆に言って戻ってこれなかったら膝のケガがあまりにも深刻な状態なので,二度と大関に昇進できないような気がする。仮に来場所ケガで再休場したら,春場所はかなり下位からのスタートになる……荒れるやろうなぁ……

三役以下は続きにて。

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2012年12月15日

書評:『蝉丸Pのつれづれ仏教講座』蝉丸P,エンターブレイン

知っている人は知っている,ネット界のリア住こと蝉丸Pによる仏教講座。構成は大きく分けて4つ。現代日本の仏教・宗教に関する一般の方が疑問に考えていそうなことに対する解答あれこれ(第1章),現代日本の仏僧の生活の様子(第2章前半),海外の仏教事情(第2章後半),仏教史(第3章)。これを大きく2つに分けると第1章と第2章の前半が「現代僧侶FAQ」,第2章後半と第3章はそこから漏れた話という形になる。

本書執筆の動機が「ネット檀家から同じ質問を何度もされるため」ということなので,前半に関しては本当にその通りの問答集になっている。逆に言って,後半は蝉丸Pが積極的な理由で書きたかったところで,彼の問題意識が前面に出た文章である。とりわけ,”ピュアブッディズム(ロマン派仏教)”に対する懐疑は何度も提示されていた。約430ページという大著であり,内容はとてつもなく濃い。「わかりやすく解説」だし,「ネタっぽく見える」からと気軽に読み始めると挫折することが容易に想像できる本となっている。前半の「現代僧侶FAQ」はまだ気楽に読めるのだが,第2章後半あたりからとても掘り下げた話がざくざくと出てくる。無論のことながら考えてそういう構成にしたのだろう。

文章自体は読みやすく可読性は高いのだが,一方で,ネットスラングとオタク用語は躊躇なく使用されており,一応解説・捕捉は入るものの多分に”解説自体がネタ”になっているため,おおよそ機能していない。そもそも親ネット・親オタクでなければ本書を手に取ることはないと思うし,事実amazonなどのレビューを読んでもそこに苦言を呈しているものはあまり見かけない。が,可読性とは別方向に,たとえがやや強引だったり逆にわかりにくかったりして,そこまで無理してオタク性を出さなくてもいいのではと感じる箇所は多々あった。これは特に前半,FAQのパートで強く見られた。

前半はFAQなだけあって,動画の形でよりわかりやすく説明されているものが多い。既存のネット檀家の一同ならば「この説明ニコニコ動画で読んだ」ということが多かったであろう。一方,後半は目新しい話も多く,私自身後半のほうが楽しんで読めた。本書で一番おもしろいのは「海外の仏教事情」の部分ではないだろうか。新たに得られた知識もさることながら,ピュアブッディズムへの懐疑という著者の問題意識が強く伝わってきて,読み応えがあった。第3章の仏教史に関してもよくできているのだが,2箇所ほど誤りがあるので指摘しておく。私が持っているのは初版なので,今はもう直っているかもしれないが,ぐぐっても正誤表が見当たらなかったので。

p.267:「アーリア人がインダス文明を滅ぼし」と書いてあるが,現在この説はあまり支持されていない。アーリア人のインド進出は紀元前1500年頃から始まっているが,インダス文明は紀元前1800年頃までに自然現象(洪水や旱魃)を原因として滅亡済,というほうが有力。

p.336:「5世紀にイスラーム教の開祖ムハンマドが昇天してから……」とあるが,言うまでもなくムハンマドの昇天は630年頃,つまり7世紀のこと。まあ蝉丸Pが知らないはずがないので,指がキーボード2つ分ずれていて,校正も誰も気が付かなかったんだろう。


蝉丸Pのつれづれ仏教講座蝉丸Pのつれづれ仏教講座
著者:蝉丸P
販売元:エンターブレイン
(2012-06-15)
販売元:Amazon.co.jp
  
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2012年12月14日

ゆきいろ レビュー

いつも通りのねこ……とはちょっと行かなかった。行かなかった理由を探ると,そもそも新生ねこねこソフトの存在意義にかかわってしまう。つまり,昔の通りとは行かずとも,できうる範囲で,コットンソフトの制作の合間に,片岡ともの企画をやる,ということである。できうる範囲で,というのがミソで,『そらいろ』,『white』とプレイしてくると突貫工事具合や,数合わせのサブルートの駄作具合がどうしても出てきてしまっているのがわかる。『ラムネ』や『朱』は,おもしろかったかどうかを別とすれば,完成度が高く片岡ともの世界が明確に表現されていた。なお私は両作品とも好きだ。

とはいえ,『そらいろ』や『white』は駄や凡なルートであっても異色感はなかった。……と書くと次の文が予測されてしまいそうなので,あえて次の次の文を先に書いておこう。早狩武志とpikazoはほとんど悪くない。彼らは呼ばれて仕事を受けただけである。早狩さんのシナリオは,『ゆきいろ』に合わなかっただけでつまらないシナリオではなかった。pikazoに至っては,あの絵じゃないとマルはマルとして成立しなかっただろうというぐらいに,シナリオにぴたっとはまった絵であった。が,ご両名が浮いていたことはどうにも否定しがたいのである。特にマルと樹奈が並んで立ったときの違和感がぬぐえないまま,コンプリートにまで至ってしまった。いっそのことpikazoが全員分描けば丸く収まったと思うのだが,作業量的にpikazoが死んでしまうので実現は苦しかろう。

邪推になるが,『終わる世界とバースデイ』の制作とぶつかってしまったのが大きな原因ではないか。それで今回コットン陣の手があまり借りられないので,新ライターに外注原画を頼んでみた,という流れでこうなったのではないか。ゆえに,本作は冒頭の通り,新生ねこねこソフトの存在意義を問うことになってしまった。コットンソフトの企画の”合間”で制作できなかったときの対処法は?確かに外注で頼めば質は保てるかもしれない。でも,それは片岡ともの企画とマッチするものなのか?また,コットンソフトの制作陣と調和できるものなのか?この推測が外れていたとしても,問題の本質は変わらない。四作目はそれほど労力がかからないであろう『サナララR』となったが,五作目はどうするのだろうか。『white』のレビューで書いたことを再掲しておく。「複数ライター制自体がダメとは言わないが,片岡ともの場合は表現したいものが非常に独特なので,相当綿密に打ち合わせて欲しい。」

シナリオは下段ネタバレゾーンで書くとして,絵について。原画陣のうち,pikazoは立ち絵はすばらしく繰り返しになるがマルの立ち絵に関しては神がかった出来。一方で一枚絵はときどき不安定。旧来の原画陣については文句なし。樹奈の立ち絵のバリエーションがとても多かったのはとても良かった,あんころもちさすが。演出は飛び抜けてすごいというものは無かったが,寒い中キャラがしゃべると白い息が出る演出は細かいがとても冬らしくて良かった。本作は背景の雪の積もり具合といい,キャラの寒がりようといい,「ザ・冬ゲー」というのが全面に押し出されていて良い。音楽は普通だが,ボーカル曲は3曲ともすばらしい。特にOPはムービーの出来もあって名作感がとんでもないので,本作をプレイする気がなくても一度は見てほしいと思う。



私的に2012年ベストOPムービーとしたい。さて,点数的には,3姉妹(ちとせ)・あきらのルートは55〜60点くらい,樹奈は他のゲームならまだ75点ついたけど『ゆきいろ』として考えると65点くらい,翠子先輩は75点満点75点という感じ,マルはさすがに80点くらい。で,ムービーやボーカル曲の出来などを勘案して総合70点前後。ぷちファンディスクは今からやるので,何か印象的なことがあったらここに追記する予定。


以下はネタバレ。
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2012年12月11日

(割と古い)PCの捨て方

PCの捨て方が意外とめんどくさい,ということが今回2台PCを捨ててよくわかった。私がなぜPCを捨てあぐねていたのか,説明するととても長くなるので下に格納する。捨て方について手短に言えばこんな感じ。

(1)PCリサイクルマークがついてるかどうか確認する。
→ ご存じの通り,PCを捨てるには法律(※)によりお金がかかることになって久しい。しかし,このマークがついているパソコンについては,購入時に捨てる料金がすでに含まれているという扱いになるので,捨てるときに追加で払うお金は発生しない=タダで捨てられる。というか法律の施行が2003年10月からなので,ここ数年以内の大概のパソコンはついているはずである。ついていない場合は……残念ながらまっとうに捨てるとデスクトップPCで3150円ほど追加でかかる。(※ 資源有効利用促進法,いわゆるパソコンリサイクル法)
(2)メーカーが存命の場合はメーカーのHPを見てそれに従う。
→ というよりもそれしか手段がない。PCの回収義務があるのは小売店ではなくメーカーで(当然の話だが一応),まっとうなメーカーはHPに捨て方が載ってるはず。無い場合は……そもそもメーカーのHPが無い場合も……というわけで次項。
(3)メーカーがつぶれている等の事情で回収されない場合PC3R推進協会のHPに行き,手順に従って捨てる。
→ メーカーが回収に応じているかどうか確認が難しい場合は,このHPに行けば現存するメーカーのリストがあるのでそれで確認できる。リストに無い場合やそもそも自作PCを捨てる場合はPC3R推進協会自体が引き取りを行なっているので,その手順に従う……のだけれど,見た瞬間やる気をなくすレベルでややこしい手順を図解してくれている。
(4)最終手段,というか一番手軽な方法はごみパソに送りつける。
→ 故障していようがパーツが足りなかろうが,事前の申請なくいきなり送りつけて大丈夫,らしい。「捨てる」扱いではないのでリサイクルマークが無くても3150円追加でかかることはないし,基本的にかかるお金は送料の自己負担のみ。超絶手軽で,ものの5分でPCを廃棄できる。
(5)パーツ単位に分解すれば普通に燃えるゴミ/燃えないゴミとして捨てられる。
→ もっとも,そこまでしたなら捨てるよりパーツ下取りに出したほうが。


さて,うちの廃棄PC2台は,両方とも致命的に故障している上にパーツ欠けで,中古PCとして売るのはもってのほかの状態であった。うち比較的新しいほうの1台は(1)リサイクルマーク有り→(2)メーカー生存→(3)エコゆうパックにて送料無料で郵送→終了とすんなり行けたのだが,問題はもう1台のほう。(1)リサイクルマークなし(古すぎた)→(2)メーカーのHPに回収のページが無い→(3)いろいろ調べてようやく回収してくれるところに行き着く→めんどくさい上に3150円も追加でかかんの……→(4)救世主発見,とあいなった。実のところ(5)は最初から発想がなかった。

もうちょっと詳しい経緯を以下に記しておくが,情報としての意味があるのはここまでである。
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2012年12月07日

アドルノF尺度を測定してみた

アドルノF尺度

数日前に発見してやってみたので結果を報告しておく。

あなたのF尺度 は: 2.367あなたは『自由主義者』です。
自己中心的、相対主義、即時志向、感覚主義、快楽志向が特徴です。

因襲主義:  2
権威主義的従属:  2.142
権威主義的攻撃:  2
反内省性:  1.75
迷信とステレオタイプ:  2.333
権力と「剛直」:  2.5
破壊性とシニシズム:  4.5
投影性:  2.4
性: 性的「現象」についての誇張された関心 1.333


twitterでは2.333と報告してしまったが,今やり直したら微増していた。まあ,その日の気分の誤差範囲だろう。自分の周囲で見られたF尺度の結果を見ても,はてブを見ても2〜3の人が多いようだ(というかはてブは明らかに低めで……2.367自分が言うのもなんだが,まあそういう集団性はあるよね)。実際この設問3前後はまだしも,4近い数字で「一般人」というのはかなり違和感がある。アドルノがこの検定で警告した当時よりも反全体主義の風潮は当たり前になっているのが現代日本であり,5から上はファシストというのは判定として甘すぎるように思う。0.5くらいずつ厳しく判定してもよいのではないか。……とか書いていたら友人の一人が4.5であった。まあ彼はそういう人といえばそういう人なので……

私の結果を分析すると,まず「破壊性とシニシズム」の項目だけ高い。この項目はF尺度が1代の人でも苦戦している項目で,ここが高いのはネット民の性質か,現代人の性質か。どちらもアドルノの想定した人々よりは擦れてしまっているのではあるだろう。「性」の項目は低いのはまあ,オタクである以上性には寛容であらねばならないかなと,特に都条例以降はそう思っているところが強い。あとはまあ,「権威主義的従属」と「迷信とステレオタイプ」はもうちょっと高いかと思っていた。これでも自称保守主義者で,伝統には敬意を払っているつもりなので。このあたりが,アドルノの想定した人々との時代の違いなのではないかと思っている。


以下は各項目で選んだ解答と理由。選択肢は強く反対,大体反対,少し反対,少し賛成,大体賛成,強く賛成の6段階。
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2012年12月05日

定義は移り変わるもの

・学校教育における古文・漢文の有用性は?(Togetter)
→ 古典的落語の噺はいいとして,本邦の歴史の一部として読み方の基礎をやっておく,というのは間違いなく重要である,とは思う。専門性が狭いが重要なものほど,間口は広く取らねばならない。
→ 完全にゼロにするのではなくて,重要度を下げてもいいんじゃない?という意見は,今以上に削ってどうすんの?としか。現状,古典を全く使わずに大学入試を突破する方法なんて理系はおろか文系にもたくさんあるので。
→ 端っこの議論にも触れると,論理学・修辞学がおろそかなのは,確かに時間が足りないからではなくて現代文の授業形態の問題だと思う。現代文の機能不全っぷりは異常。
→ 「昔の法律が古文調だから」というのは法律の側の問題であって,そこは法律家の側でなんとかしろよと思わなくもない。


・ありらいおんさんの同人誌と出版コードについて(Togetter)
→ とても勉強になったまとめ。コミケの頒布物は原則的に,かなり厳しく商業出版物を取り締まっていたような印象と記憶があったのだが,商業側の流通が多様になったこともあって,制約事項が撤廃されているのね。で,現在は「法人から出版されたものはダメ」と。同人と商業の境がどんどん曖昧になっていく。
→ 大雑把ではあるが,歴史的経緯をまとめたこちらの記事もおもしろい。ザッツなし崩し。→ 商業誌と同人誌の境界が曖昧になって行った変遷など(今日の言わせれ)
→ 「時代の変化と共に「アマチュアレベルで出来ること」が増えていったせいで、プロとアマチュアの「見た目の差」がなくなり、「ここまでが同人活動でここから商業活動」と簡単に言えない状態になってしまった」そういうことですわね。ただ,コミケはがんばって線を引いて,アマチュアリズムを守ってほしいなぁ。


・日本のサブカルチャーにおける《ルイス・キャロル=ロリータ・コンプレックス》像の定着史
→ 現在ではすっかりロリコンの教祖と化した感すらあるルイス・キャロルだが,実際には眉唾らしい。こうしたことはよくある話ではあるが。書いているのが日本ルイス・キャロル協会の元理事だった方なだけあって,この否定論は説得力がある。
→ とある方に「普通」に見せようとする圧力もあるのではないか,という指摘を受けたが,私的な経験則ではむしろ逆のほうが多く,尾ひれ背びれがついた伝記よりは「実はそんなことはない」ほうが説得力があるような気がする。まあ,経験則なのでそれほど強く言えるわけではないが。  
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2012年12月04日

ドイツ語はどこでも……

・2012年夏のバーストリンク(隠語)対決(Togetter)
・Twitterの発言のみで住所特定が可能どうか、自分の発言を餌に試してみた(偏読日記@はてな)
→ バーストリンカーたちの暗躍劇。映画の半券から実名の名字割り出したのは伝説すぎてこわい。あとリアル「あちらのお客様からです」こわい。


・『フカシギの数え方』 おねえさんといっしょ! みんなで数えてみよう!(YouTube)
→ 見てみると「狂気」というコメントがとてもしっくり来る。
→ 「最短距離の組み合わせ」ならそんなに多くならない。角に数字を振っていくだけの有名な方法があり,高校数学でも扱われる分野である。が,その制限がないとこんなことに……
→ アルゴリズムって偉大なんだなと思うと同時に,アルゴリズムが何なのかよくわかってない自分がおり。わからないものには言及できないという。
・「フカシギの数え方」 同じところを2度通らない道順の数(YouTube)
→ こちらは数え上げるだけ。ほとんど日常使わない(どころか人生で使わない)桁が乱舞。
→ おねえさんの声で続くのかとおもいきや,まさかのゆっくりで別の狂気が……Softalkもメジャーになったもんだ(白目)


・第223回活動記録 旧石器捏造事件 誰も書かなかった真相
→ この事件,受験直撃で。一年で日本史の教科書ががらっと変わってめちゃくちゃ驚いた記憶がある。当時は受験生だったから,こんなことまで推察することはできなかった。
→ 岡村氏側からの反論もあるようだが,そこまで関心が強いわけでもなく,読むべきか否かで迷うところ。


・4chのドイツ語ネタ面白すぎワロタwwwww(妹はVIPPER)
→ ドイツ語は世界的にこういう扱いなのか……w。あれに惹かれるのは非印欧語圏の現象だと思っていたので,ちょっと意外であった。
→ まあどう考えてもガ行の出現頻度が異常だもんな。仰々しく聞こえる。しかも1単語が長いとあってはどうしようもない。


・イングランドの駐車場で人骨を発掘、リチャード3世の可能性(AFPBB News)
→ DNA鑑定の妥当性はともかく,さらっと直系子孫が出てくるあたりにイギリスらしさを感じなくもない。
→ アメリカの広さ自慢に,歴史の深さで対抗するイギリス人という,よくあるエスニックジョークの定型を思い出した。
→ リチャード3世はヨーク朝最後の国王であり,彼の死により薔薇戦争が終結している。シェイクスピアの演劇にあるので,むしろ文学史上は重要な人物である。  
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2012年12月03日

宮型霊柩車は本当に見なくなったかな

・<シリア批判封じ>イランが圧力かけ「誤訳」非同盟諸国会議 (毎日新聞)
→ 非同盟諸国首脳会議も形骸化甚だしいなと思う。アジア・アフリカ会議も以下同文。
→ 世界史では,この2つは多極化の第一歩として強調されるが,当時からして,果たしてどの程度実態が伴っていたのかと。結局のところ,中国の第三極としての台頭と言ったほうが正しく,その中国が完全に引っこ抜けてしまえば利害対立は,ある種の「金持ちケンカせず」が確立しているOECDよりも厳しいわけで。教科書の書き方間違ってんじゃないの?
→ 冷戦が終わり,「第三極」である表面上の必要性もなくなれば,まあこうなるよな,という感じ。偽善である分,残念感がなおのこと強い。


・製鉄と歴史について (Togetter)
→ なかなか読みがいのあるまとめ。中世西欧も木炭のために伐採しすぎてハゲたもんな。
→ ちなみに,石炭利用が可能になったからこそ北宋代の中国で世界初の陶器から磁器への転換が起きた。燃料マジ大事。具体的に言うと,木炭で1000度以上出すのは困難で,高度な製鉄も磁器の焼成も1000度以上必要。それだけの高温を出すには,やはり化石燃料のほうが便利。


・fomalhautさんがまた!不当な申し立てをされちゃった件(Togetter)
→ 根拠のない著作権侵害を訴えて,他人の動画に勝手に広告を貼り付け,収入を得る団体があるとのこと。私的にはその発想は無かった感が強く,印象に残った事件であった。
→ YouTubeもいろいろあるよなぁと。相対的にニコニコが黒くなく見えてきそうなくらい。


・大相撲秋場所 ポスターの謎(Togetter)
→ 私も大概な大相撲ファンではありますが,これを特定しようとは思わないw。
→ 探偵役が日刊スポーツの記者だからこそ可能だったことではあるのだけれど,よく正解にたどりついたもんだ。小説として完成されているので,読み応えがある。ただ,相撲に詳しくないと登場人物の大半がわからないかも。
→ 最近同じ人が初場所のポスターでも同じ事をやっているので注目している。またまとまったら読みたい。


・地方病 (日本住血吸虫症)(Wikipedia)
→ 長大だが,これは読む価値のある記事。何人もの俊英が挑み,連携して謎を解明し,対策を立てていく。熱いお話。
→ 実質的な終結が1970年代後半としても,案外と最近の話だったのはちょっと驚いた。水路のコンクリ化は環境破壊で叩かれがちではあるが,ここでは間違いなく効果を持ったものであった。私が生まれ育ったときにはすでにどこもコンクリ化済みで,叩きのほうが多いような情勢だったから,当たり前の話ではあるのだがコンクリ化にも意義があったんだよなと小学生のときの記憶を刷新するような形になった。
→ 完全にプロジェクトXの展開であったが,しかし,この言葉自体もそろそろ死語かもしれない。


・金ぴか霊柩車、減ってます 「ジミ葬」志向を反映(朝日新聞)
・第5回 『霊柩車の誕生』、自動車コーナーに置いてちょうだ〜い(井上章一さん編)(本屋さんと私)
→ 確かに最近見ないな,とは。というよりは昔から,なんであれはあんな形なのかとは思っていた。『霊柩車の誕生』はチェックしておこう。
→ 葬式の地味化というか,理由がよくわからないのに値段が余計にかかるもの,は徹底して省略される傾向が,近年あるような気がする。寂しい一方で,意味を失った儀式は本当に意味が無いし,また新しい儀式が生まれてくることであろうとも思う。そのとき,その儀式が怪しいものにならず,伝統の変形であるためには一定の努力が必要だろうな,とも。  
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2012年12月02日

アクセスされるありがたみ

・過去記事が増えてきたためか,最近突発的に過去記事が掘り起こされてアクセス数を集めることが多い。うちの主要なアクセス源というと,長らく新規更新時の常連客か,はてブ経由での流入が多かった。しかし,ここ2〜3ヶ月はちょっと様相が変わってきている。アクセス数が増えるに越したことはないので素直に喜んでおくし,こちらも普段から報告せずにはてブしたり,このブログで論評したりしているので,好きに使って欲しい。

……とはいうものの,貼られたらなるべく捕捉しておきたいのは書いた側の理屈で,ニュースサイト>ブログ>twitter>2ch>tumblrの順番で発見しにくい。相手もブログやニュースサイトなら,livedoorブログのアクセス解析機能で発見できるし,twitterはTopsyで8割方辿れる。2chは厳しい。特に貼られたスレがダット落ちしてるとどういう状況で貼られたかわからないこともある。なんか勘違いされた貼られ方をしていると思わず弁解したくなるが,降臨するわけには絶対に行かず(基本的にマナー違反だと思う),ダット落ちしてると尚更どうしようもない。あと,リンクを貼らずに記事の一部分だけコピペされるのはさすがに……炎上になっても困るので,時と場合によるが,やっぱり元のサイトで読んでほしいとは思う。tumblrは元サイトにリンクを張ってくれるのでその意味では捕捉が容易なのだが,しばしばソースロンダリングの温床になってしまっており,対応にもにょる,とだけ。

ちなみにここ一週間で言えば,twitterで話題になってたのが迷えるP君,2ch(というかなんJ)に貼られていたのが世界史悪問集。特になんJはすごかった。レス1000行かずにダット落ちしていて,まとめたブログも1つしかないのに,多分3〜4千PVはなんJから来たんじゃないかと思う。これまで貼られた主要なスレというとエロゲ関係かアイマス関係が多く,なんJに貼られたのは初めてであった。これでこの状況なのだから,メジャーなまとめブログやそのスレのアクセス数・リンク力は想像を絶する。まあ,商売にもなるようなぁとしみじみ。


・『咲 阿知賀編』4巻。仕事帰りでの購入物は退勤中の電車の中で読んでいることが多いのだが,某地下鉄で目頭を抑えながら読んでいたサラリーマン風の不審者がいたら,それは私だ。笑いがこらえられなかったり2828がこらえられなかったりすることは多いものの,さすがに涙をこらえたのは今回が初めてであった。大体くろちゃーのせい。「別れることはよくあることで」から後ろ10ページくらいがどうしても耐えられない。
→ とかなんとか言いつつ,Aサイド準決勝先鋒戦についてはアニメのほうが出来が良かったと思う。咲ベストバウト1・2というと,これと長野県決勝大将戦だと思うが,あちらは原作のほうが良かった。媒体の差と,展開の差かな。阿知賀編のアニメは,アニメであることの強みを生かした派手さだったと思うし,漫画はあっさりと終わった感がちょっとある。
→ 他のところではフナQがすでに,大星淡と並べて宮永咲の名前を挙げているのがおもしろいなと。彼女の分析力の高さをここで明示しておくというのもあり,見る人が見れば親族(姉妹)だというのが一目瞭然ということの再確認もあり。
→ 憧の鳴きがうまい「現代的な」麻雀というのは,細かいけど彼女のキャラにあっていて地味に良い。逆に市松人形でボーリングでレトロな灼は「打ち筋が古い」。
→ 本当はたかみーが好きなので文教堂で買いたかったが,通勤路に文教堂が無かった。無念である。玄さんが「ちょっとおもち」と言っていたが,ハーベストタイムのときの立ち絵を見る限り相当なおもちである。
→ 展開全体として。悪くはないのだけれど,ちょっと点数の変動が激しすぎるかなぁと。大将戦が終わってみないと総括はできないので,また5巻のときに。  
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