2013年08月31日

夏コミ同人誌レビュー(2) 主にアイマス(モバマス)・評論編

続き。意外と字数が長くなったので,さらに切り離して東方は(3)にします。

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2013年08月30日

夏コミ同人誌レビュー(1)

twitterで「夏コミ終わって三週間経ちつつあるけど需要ありますか(震え声)」とつぶやいたところ,意外と好意的な反応がいくつか返ってきたので,試験的に。自分でも気になったので,全部で何冊あるか数えて分類してみたが,適当カウントである。コピ本はノーカン,既刊込。かっこ内の数字はR-18。

東方:29(11) ※評論2冊
アイマス・モバマス:20(9) ※聖地巡礼2冊,評論1冊 
咲:10(1) ※評論2冊
ガルパン:6(0) ※戦車読本2冊
その他版権:6(1)
オリジナルイラスト:9(1)
オリジナル漫画:11(4)
その他評論:4
同人ゲー:1 ※World End Economica Ep.3,これは後日別個に

というわけで,全部で90冊くらいあるのでとてもじゃないが全冊は無理(コピ本やグッズを分解すると100を超えると思う)なので,まあ3冊に1冊くらいのペースで。なるべく何か実のあることを書いたつもりだが,それでも感想が浮かばなかった本については「かわいい」「きれい」「エロい」(小並感)で終わっているので,ご容赦いただきたい。サークル名はチェックリスト(http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/52144711.html)からのコピペ。

一旦力尽きたので(1)で区切ったが,(2)も割と早めに書くと思います。

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2013年08月27日

いしだゆめをかなえたな

・俺妹アニメを最終話まで見たが,特に感想に変化はない。せめて期間限定の恋人とかでなければ。もしくは期間限定にするなら,フラグ全折の必要も無かったかと……


・牛乳の日、ベルギーのしょんべん小僧、代わりに牛乳を放尿(The Voice of Russia)
→ まあ,みさくら語的な何かですよね。もしくは「どう見ても(ry」。しかしベルギー人,せめて後者は気づかなかったのかなぁ。
→ これ,ロシアの声なので一応飛ばしの可能性もなくはない。飛ばしなら大した腕前だ(釣りの)。




→ これはすばらしい。おもいっきり笑ってしまった。そしてちょっと泣いた。くだらないことに全力を尽くす系,かな一応。カンフー映画には別に詳しくないが,それでもこだわりがよくわかる。
→ メイキングも必見。


・福岡・大野城:柱根伐採、650年ごろ CT画像で判明 築造、白村江前か(毎日新聞)
→ 朝鮮式山城の代表例だが,年代変わると教科書書き換わるレベル。普通は白村江の戦いの後,大概進出から国土防衛に国家方針が切り替わるタイミングで普及したと習うはず。どうなるか。


・センター試験廃止へ 文科省、複数回の新テスト検討(日経新聞)
→ 日経らしい半ば飛ばしで,まだ検討が始まったばかりの段階の模様。全然決定していない。
→ その上で,やりたいことはわかる(一発勝負の回避,高1・2にも勉強させる)。が,本当にやるアンラ極めて慎重な運用を求めたい。中高一貫が有利になりすぎないかとか,浪人が不利になる可能性とか。アメリカの大学入試をそのまま日本に持ってくるのは無理だと思う。
→ ところでこれ座長が早稲田の総長なので,まずお膝元の入試を適正化しろと。悪問集作っている身としては言いたい。


・コミケの「細かいお金」についてあれこれ(今日の言わせれ)
→ 自分は千円札50枚くらいと,一万円札3枚くらいかな(買い専)。シャッター前とか企業のグッズは万札のほうが払いやすかったりもする。
→ 一週間くらい前から日常の買い物で気をつけて作っている。一応,ATMで「千円札50枚」とかできるのは知っているんだけど,千円札溜めるのがなんかコミケの予感させてやめられない。


・怖過ぎ!?ガラスを重ねて作られた立体作品がガクブル級のホラー(PLGINRT PROJECT)
→ 発想も良いし題材も良い。怖い方はFFのモンスターにいそう。
→ 山水画はある意味リアル三遠の技法。物理的に「遠く」するのは反則(笑)だけど,こっちも発想はすばらしい。
  
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2013年08月26日

『東方コミュニティ白書2013』覚書(2) pp.49〜109

(1)からの続き。第二部のキャラ人気分析より。ここが「界隈は意外と均質なんじゃないか」と思った所以である。カラオケとコスプレは詳しくないので,申し訳ないがパス。

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2013年08月25日

『東方コミュニティ白書2013』覚書(1) pp.1〜48

2012はこちら。4巻目となった本巻だが,今までのコミュニティ白書と決定的に違うのは,元としたデータが東方Wikiの人気投票ではなく,ニコ童祭の人気投票であるという点である。投票層そんなに違わないんじゃないの?と思っていたのだが,実際には大して重なっていないことが判明し,それ自体が大きな驚きであった。それゆに,本巻に対する考察としては以下の2点になる。

・定点観測としての人気投票の分析
・人気投票の投票層が例年と違うことによる分析

問題は,起きている変化がどちらを理由としたものか今ひとつ判然としないことで,まあその区分けを適切にできるかどうか自体が分析者の腕の見せ所なのではないかと思う……と書きつつも,根拠を持った判断は極めて難しい。(ちなみに,そこら辺もあって本稿のタイトルは毎回「分析」ではなく「覚書」としている。多くの読者は気にしてないと思うけど。)先に全体の結論だけ言ってしまうと「意外と東方界隈は均質なのではないか」ということになる。

そういうわけで,今回も著者の久樹輝幸氏に感謝しつつ,いつもと違うコミュニティ白書に,いつもと違う覚書をどうぞ。

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2013年08月24日

近代的山水画

川合玉堂《春風春水》報告が随分と遅くなったが,山種美術館の川合玉堂生誕140周年展に行ってきた。考えてみるとリニューアル後初めて行ったのではないかと思うが,随分(地下鉄的に)交通の便の悪いところに移動したものだと思った。

さて,川合玉堂は技巧が卓絶している,こと日本画の山水画に限れば非常に緻密な描写である。今回かなり若い頃からの作品が展示されており,いつからこの画風が完成したのか気になっていたが,最初に展示されていた22歳の作品ですでにかなり整っており,衝撃を受けた。もちろんさすがに後の作品に比べると典型的で古典的な中国風の山水画でおもしろみには欠けるものの,技術レベルだけで言えば早熟だったのではないかと思う。長命で,晩年まで活動していたので,そういうイメージは全くなかったが。さらにさかのぼって15歳くらいの作品まで来ると,さすがに技術レベルがかなり落ちる。何があった10代後半。男子三日会わざれば,の世界である。

どの作品を見てもそう思うのだが,川合玉堂の山水画(風景画と言っても誤りではあるまい)は岩肌や水面の描き方に橋本雅邦や狩野芳崖の影響が見て取れ,清く正しいポスト明治である大正・昭和前期の画家であるのだなと改めて感じた。基礎的な描き方や題材はどうあっても伝統的なものだが,橋本雅邦と比べてもどこか決定的に新しい。それは歴史主義と言えばいいのか,西洋画も含めてあらゆるものを研究・吸収してきた成果が一枚の絵ごとに込められているからではないか。こうした過去の熱心な研究とリバイバルは近代の画家ならある程度だれでもあることで,近代の特権でもあるのだが,川合玉堂はその大成者としてあまりにも完成している。ちなみに橋本雅邦には直接の師事経験がある。


この日はサントリー美術館の谷文晁展もはしごした。こちらは生誕250周年記念だそうだ。江戸後期の画家だが,奇遇なことに技巧が卓越し器用で,割りとなんでも描けた点は川合玉堂と共通する。展覧会のキャプションにもあったが,知名度の割に作品のイメージが無い人も多かろう。かく言う私もそうであったが,その理由もまたキャプションにあり,非常に納得の行くものであった。描いた作品のジャンルも様式もまるで雑多であって,「これこそ谷文晁」と呼べるものがなかなか無いのである。器用貧乏と言ってもいいかもしれない。この点,川合玉堂は器用ながら青緑山水画以外はあくまで余技であって,習得した技術はあくまで山水画に生かされていた。ジャンルを転々とする谷文晁とはその点で違ったのである。

その上で言わせてもらうと,自分にとっての谷文晁は青緑山水画の名手であり,それ以上でもそれ以下でもないことがよくわかった。確かになんでも描けるのではあるが,まさに「器用貧乏」であり,はっきり言ってしまえば何かが物足りないのである。もう少しがっつりと習熟すれば違ったのではないかと思える作品が多かった。その中で許せたというと語弊があるが,割りと感動したのが青緑山水画であった。ただし,これはそれが優れていたというよりは,私が山水画好きだからという単純な理由であろう。  
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2013年08月23日

非ニコマス定期消化 2013.2月下旬〜2013.3月下旬

ガルパン関係中心。



こういう宣伝は素直にうまいなと。単にOPやトレーラーだけ投稿しとけばいいや,発売後は何もしません,では広報にもファンサービスにもならない。佳奈すけ超かわいい。



テストランから4分ほど縮まり,これで今度こそ全編そろった。



これはまさかの展開で大爆笑した。多段落ち。最後まで見るべし。



まさかのフランドールつながり。元がほのぼのだけに狂気を感じる。



おやつの人の挑戦シリーズ。まだ続行中。一回2・3分なので見やすい。けっこう縛りがきつい(最少勝利回数でクリア,必須戦闘以外で稼ぎ(盗む、とらえる)をしない,道中のアイテムは回収しない)のに,さくさく進んでるのがすごい。ただまあ,FF5は開拓されているから,攻略法は見つけやすいかも。必須戦闘にデスクローとかあるし。




この合唱版もサントラに入れて欲しかった。最近歌詞覚えそうなくらい聞いてる。



ガルパンが明確に咲フォロワーなので,そりゃまあ合いますよねと。



まあ,忠犬であり名犬ですね。



さすがはすみぺ,熱く語っている。



プロの実況シリーズ。もはやktzw3が出てきただけで笑えるので風評被害っぷりがひどい。なんでも実況できてしまうのは,サッカーという種目がすごいのか彼らがすごいのか。

  
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2013年08月22日

ゼロ円ファンにならないためのお布施

・“中二病”がテーマのクラシックアルバム発売(AV Watch)
→ こういう企画嫌いじゃない。曲目だけで言えば,私の好きな曲はカルミナ・ブラーナくらいしか入ってないのでアレだが。ハルサイはわけわからんのでパスです。
→ テーマ的には中二病・邪気眼なんだけど,既存の権威に近づくという点では,中二病というか高二病的なのかな,とかふと。


・日本が誇るべきこと、省みること、そして内外に伝えるべきこと〜「慰安婦」問題の理解のために((江川 紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース)
→ 良記事。センシティブかつセンセーショナルな問題で,基金の苦労がにじみ出ている。これに乗れない左派の立場も理解はできるが,共感はできない。
→ 先送り主義ではない,苦渋の選択としての漸進主義・妥協は全力で評価されるべきだと思うのだがなぁ。ラディカルゆえに身動きがとれず,状況が悪化しているのは沖縄の普天間基地然り原発然りで……


・日本の刑事司法は『中世』か 日 人権大使は シャラップ発言(小池振一郎の弁護士日誌)
→ むしろこの発言が中世レベルということを裏付けてしまった感。あとで動画が来ていて,見たら本当に言ってて驚いた。
→ これのすごいところは「自白重視・代用監獄の図星指されて逆ギレ」「シャラップという強い言葉を使ってしまったマナー違反」「人権人道大使という立場からの発言」という合わせ技数え役満になっているところ。せめてどれか欠けていれば。いや,大元の自白重視・代用監獄な現実が一番欠けていて欲しいのではありますが。
→ しかも結局あまり報道されなかった。庶民的に関心の向かない分野であるにせよ……


・安部菜々さん(17)のデビュー曲がキャラソンだった件(Togetter)
→ 「でもね貴方がいると私くじけない」(MEGARE)みたいに,絶妙にぼかした歌詞は今まで多かった。というか,元々割りとP向けにも取れる歌が多かったからか,違和感ないというのが正直な感想である。
→ さらに他の方がつっこんでいるが,メタネタ的な曲も元々多い。The idolm@sterとか私はアイドルとか。
→ というわけで今更感のする反感ではあるのだが,歴史に反してこうした反感が出てくるということは,やっぱり原住民とモバマス民がずれてるんだなぁ,というのが本件の感想になる。2007-8年頃の東方古参もこんな感じに考えていたのだろうか。


・無料のネットで見られる活動だけのファン「ゼロ円ファン」by菊地成孔氏(ARTIFACT@ハテナ系)
→ 「信者力」「お布施」と思って物を買うことが最近しばしばある。上記のモバマスCDも,やってないからこそ買ったようなところは,自分の中に動機としてある。
→ 金を出すかどうかが微妙なラインで好きな作品で,自分の中で踏ん切りがつかないことも多い。その意味で,やっぱりアニメの円盤商法って最悪で,敷居が高すぎるように思う。
→ 良い作品を作った上で,「お布施しやすい環境」を作ることが重要なんだろう。アイマスのDLCはその典型だったように思うが,モバマスのガチャまで行くと話が違う。その意味では,アイマスのDLCでうまく風潮を作っておいて,あたかも脱宗教化を果たしたかのごとくモバマスまで風潮だけ持ち込んだのは,うまかったのか偶然の性向なのか。  
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2013年08月21日

トラベリングオーガスト感想

8/17,オーガスト初のコンサート「トラベリングオーガスト」に行ってきた。簡単に感想でも書いておく。

2階席の最後方で,はっきり言って歌手の顔は全く見えないレベルだったが,生音が聞けただけマシだったと思いたい。恐ろしい倍率だったそうで,かく言う私も抽選漏れ,その後の早い者勝ち決戦を職場からのサボリーマンで制し,ようやく席を手に入れたのであった。夏コミの小冊子に「最初は300人くらいの会場の予定だった」とあり,さすがはオーガストさん,ゲーム外でも笑かしてくれますねと言わざるをえない話であった。確かにガラガラなら赤字なので責めれはせんが,ソフトやサントラの売れ行きから言ってそれはないよそれは。結果的に,1800人収容の文京シビックホールが借りられて本当に良かった。

もう一つやらかしたのは物販で,1800人の客席で2限かけたんだったら,CDやパンフあたりは3000以上はけるのは自明だろうと思うのだが,アキバのほうでやった物販で想像以上に売れてしまったのか,売り切れの嵐だった。特にCDが買えなかったのは痛い。後日通販及び一般販売するそうだが,通販で9/13,一般発売日は9/27とはちょっと遠い。その物販,オーガストにしては開演前に列をさばききれなかったというのも,コミケの列さばきに命をかける企業にしては珍しいやらかしだなと思ったのだが,後から話を聞くに,やっぱり文京シビックホールを借りたのが苦しかった原因らしい。前日まで戦争関連で埋まっていて,前日設営ができなかったらしい。確かに前々日が8/15だから,そういうことにもなろう。ちなみに途中休憩も,どころか閉演後も物販列は稼働していた。私も閉演後の物販列でなんとかパンフレットとTシャツだけ買えた。CDは後で通販せねばなるまい。

コンサートそのものはすばらしかった。オーケストラアレンジもピアノアレンジも,それに乗る歌声も。ライブにしなくて正解だったと思う。榊原ゆい曲あたりは観客も歌いながら飛び跳ねてもよさそうなもんだが,『明け瑠璃』の他の曲や『ユースティア』の曲でそれはちょっと難しい。BGMのアレンジを聞く時間も長かったから,それでライブ形式は味気ないと思う。やっぱり座ってゆっくり聞きたい。

と言いつつ,最後は皆で叫んだり手拍子打ちながらTravelingAugustだったりでかなりテンション高かった。やっぱりゆいにゃん圧倒的に盛り上げ上手である。全プログラム終了後は幕が降りる前にスタッフロールが流れ,ああやっぱエロゲメーカーだわと思った。あれは良い演出だった。

ここでもう一つだけケチをつけさせてもらうと,背景で流れるムービーが深刻な素材不足状態であった。使えるCGはまだ沢山あったように思うのだが,どうも一部CGしか使っていないがためにそうなっていた。かと言ってネタバレを防いでいるわけでもなく,例えば『フォアテリ』なら思いっきり伽耶様が出てきており伽耶様超可愛い,よくわからない。どうせあの場にいる人なんて多くが多くをクリアしている可能性が高いので,バリバリネタバレすれば良かったのでは。

やはり,コンサートにはtwitter上のフォロワーさんが何人も来ており,考えてみると1800分のでそれはわりとすごいんないかと思う。なんというか,フォロワー同士のつながりでたどれば3手以内にほとんど全員捕捉できるんじゃないか。そういうわけで比較的よく交流のある人と話したいなと思い,自分にしては珍しくがんばって声をかけて,pomさんとOYOYOさんと話をしてきた。最後まで楽しい一日であった。

  
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2013年08月15日

東駐車場待機列の覚書

コミケにおける徹夜組やサークルチケット組がどの程度有利になるのかという議論を見かけたので,参考資料的に自分の経験則を書き並べておく。何かの参考になれば。言うまでもなく,あくまで個人の経験則なので誤りはあると思うので,そこは織り込んで参考にしてほしい。

1.東駐車場の番号の振り方
東駐車場の待機列は,基本1−1のように大番号と小番号の組み合わせで列の名前をつけている。で,この番号によっていつのタイミングで列整理が始まるか,移動が始まるか,実際に開場に入れるタイミングが,大雑把にはわかるようになっている。具体的に言うと,

・8時半から列整理(という名の列圧縮)が始まり,整理された列から移動が始まる。列整理が終わると,列から離れることができなくなり,置き荷物があっても列に戻れなくなる。
・9時頃から10時までかけてゆっくりと列を動かして順番に会場へ誘導。
・10時に開場して先頭の列から会場に入っていく。

というタイムスケジュールになっている。しかし,無論のことながら,実際には1−1から順に作業していくため,遠い番号ほどスケジュールよりも動きが遅くなる。開場も10時00分だが,後続は当然まだ入れない。大番号は1から4まで,小番号は1〜8までつく。つまり,1−8の次は1−9ではなく2−1になる。ついでに言うと,C79までは大番号ではなくアルファベットだった(例:A−1)が,アルファベット時代は後述の砂利駐車場が無かった関係で一つ一つの列が短く(小番号が12まであったりもする),参考にするのは少し難しい。その意味で,ちゃんと参考になるのはC80以降の5回しか無かったりする。


1−1〜8:全てがスタッフの予告通りに動く人たち。8時半に列整理が始まり,9時くらいから列が動き始め,10時ちょうどに入場できる。2以降の番号との大きな違いとして,列移動後9時半頃からは館内に収納されるため,直前20分ほどだけとはいえ冷房or暖房で一息つけるという点。この一服が意外に重要というか,本当にオアシスで,おかげで10時までに大分体力が回復したりする。
2−1〜8:スタッフの予告よりも少し遅れて動く人たち。9時くらいから列の圧縮が始まり,半くらいからぞろぞろ動き始め,50分頃には東館入り口ガラス戸の手前まで移動できるが,僅差で館内には入れない。大体恨みがましい目で大番号1番台の人たちを眺めている。会場入りできるのは大体10時2分〜5分くらいのタイミング。
3−1〜8:スタッフの予告よりもかなり遅れて動く人たち。9時過ぎに列圧縮するのはいいが,その後かなりほったらかされ,10時目前になってようやくうろうろ動き始めるが,開場拍手のため移動が止まったりする割りと理不尽な位置である。会場入りできるのは10時10分前後。
4−1〜8:もはやスタッフの予告がほとんど関係ない位置。駐車場の端のほうにこっそり列が作られている。9時をかなり過ぎてから列圧縮され,10時開場の時点ではまだ初期位置。10時過ぎに移動が始まり,会場入りは10時20分過ぎから30分手前くらい。
5番以降:正式名称を知らないので私は勝手に第二駐車場と呼んでいるが,ここまでの東(第一?)駐車場が足元アスファルトなのに対し,この待機列は砂利である。これがきつい。ただし,場所があるだけマシという考え方はできる。C78になって埋め立てが進んでできた土地で,C77以前はそもそも第一駐車場しかスペースが無かった。ゆえに,8時半を迎えるまでもなく7時半頃には「スペースがないから西の待機列に並べ」と封鎖される事態が多発していた。ただまあ……砂利に座って待機するなら,どれだけ列が伸びても確実に舗装されている西側待機列に並んだほうが体力の浪費が少ないんじゃないかという気はする。会場入りできるのは10時半過ぎ,11時頃を目安にしたほうが良い。


2.待機列に並ぶタイミング別の待機列位置
これは初日・二日目と,男祭三日目では大きく違うので注意したい(C84のみ二日目と三日目が入れ替わっている)。三日目は圧倒的に徹夜組が増えるため,二日目と同じタイミングに来ても大きく番号が後ろにずれる。以下,来るタイミングによる区分け。

・徹夜組:こいつらが占領しているのは,初日・二日目だと1番台にとどまる。しかし,三日目だと数が増えすぎて3−4あたりまで全部徹夜組で埋め尽くされている。つまり,徹夜組にも先頭と最後尾があり,入場のタイミングにも10分以上差が出る,ということになる。
・タクシー組(4時半〜6時):便宜的にタクシー組と名づけたが,要するに公共交通機関の始発よりも早いタイミングで待機列に着いている人たちのこと。4時半が基準なのは,コミケットが一応の基準とする「早朝」が4時半だからだ。これは覚えておいても損はない。交通手段としてはタクシーの他に自家用車,または近所のホテルからの徒歩がありうる。最近ではわざわざこのタイミングに到着するよう配慮された夜行バスのサービスもある。
→ さて,このタイミングで着くと,初日・二日目なら大体2−1から2−5くらい,三日目だと3−5から4−1くらいの待機列に潜り込める。ちなみに,私自身のパーティーが大体4時半から5時半に到着するように毎回動いているが,最速記録は二日目で1−6,三日目で3−3である。手段としての知名度が低いせいか,列の増加はやや緩慢で,特に二日目だと4時半に来ても5時半に来てもほとんど差が無かったりする。
始発組(6時〜6時半):東(第一)駐車場のマジョリティ,始発組。初日・二日目だと案外楽に2−4くらいから,やや出遅れても3番台に入れる。一方,三日目は早いと4番台,出遅れると砂利という悲惨な事態に陥る。無論のことながら押さない走らないがコミケの鉄則ゆえ,始発組で重要なのはホームの下りる位置取り,及び競歩だったりする。4番台と砂利では天と地ほど違う,いろいろと。
準始発組(6時半以降):この時間帯に来たことがないので完全な観察結果になるが,初日・二日目は運が良ければ4番台,三日目は完全に砂利になる。二日目でも7時半頃からは砂利に並ばされているのを見かける。前述の通り,砂利に並ぶくらいなら西に並ぶのを勧めたい。それで東西連絡通路を競歩したほうが体力的に楽だし,ヘタしたら早く東会場に入れる。


3.入場時間でどのくらい戦果が違うか
これは完全に個人差がある。本人の慣れとか,壁サークルの多さとか。その上で,うちのパーティーや私のtwitter上のフォロワーのコミケガチ勢の話を聞くに,10時から10時半までの30分でどれだけ買えるかでその日の戦果が全然違うということで大体話が一致する。これには理由がある。会場内の人がまだ少ないので,

・壁など列の長いサークルの場合,列が短いうちに消化できる。10時10分の段階では5分で処理される列だったものが,10時50分の段階では30分や1時間コースになっていることはざらにある。
・島中の場合,人口密度が低いため余裕を持って早足で歩けるため,高速で消化できる。10時半を過ぎるとある種のキャズムなのか,如実に人口密度が上がる。特に東方島や男性向けの準壁は全く人口密度が異なり,11時頃にはいわゆる「身動きが取れない」状態になる。私はこれが嫌なので,最初の30分は「C・M・セ・ミ」辺りのサークルを先につぶすことを優先している。
・そもそも島中にしろ壁にしろ,本当に完売が早いサークルは10時半頃に完売が出始める。もっとひどいと始まる前から完売してるけど(後述)。


と,自分で整理してみると,やっぱり徹夜組は有利は有利じゃないかなと思う。最初の貴重な30分のうち,買い物に使える時間が始発組との比較で20〜30分近く違ってくる計算になる(三日目比較)。言うまでもなく本稿に徹夜組を推奨する意図は全く無いが,だからこそ「そんなに有利じゃないよ」という方向性の説得は難しいのではないかと思う。少なくとも表面上の数字を見て「20分しか違わねーじゃねーか」というのは,ちょっと待ってほしい発言である。(同人誌にそんなにガチになってどうすんの,というのはまた別の話なのでここではしません,ご了承ください。)

さて,じゃあサークルチケットやスタッフチケットはどうなの?という話だが,彼らが有利なのは10時から動けることではなく,10時前から,ひどいと8時頃からもう戦いが始まっている点にある。頒布は始まっていないが,列形成はゆるやかに始まっているのだ。で,頒布数が少ないと10時の時点で頒布数を超えた列が形成されきっているということさえ発生する。徹夜組でも買えないという事態が発生するのはこれが原因で,まさに「始まる前から完売」である。現状では正直彼らが有利すぎると思うが,サークル出展やスタッフあってのコミケなので文句は言えない。いずれにせよ,徹夜組とはまた質の違った有利さであり,なんというか完全に別枠である。

ただし,「サークル参加者は10時開場の時点では自分のサークルに座ってないといけない」というルールを破っているという点で,10時前に列を形成している人たちは完全に真っ白というわけではないし,サークルチケット転売の問題も消滅したわけではない。論じたければ,その辺のグレー具合は頭の片隅に入ってるといいかもしれない。自分も何度か友達のサークルチケットで入場して10時前から列に並んだ経験があるので,強くは言えないけど。繰り返すが,それでも徹夜組に比べれば悪質度は天と地ほど違うことは強調しておく。

適当に議論の種にどうぞ。  
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2013年08月14日

C84の活動記録

見事なジェノサイドコミケでした。10年連続で夏コミに参加しているが,過去ワースト1・2を争う厳しさであったと思う。

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2013年08月10日

C84サークルチェックリスト(二日目)

二日目。男性向けが主ではあるのだが,その内情は実に雑多である。東方もあればアイマスもあり,オリジナルもあり。エロもあればKENZENもあり……


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2013年08月09日

C84サークルチェックリスト(初日・三日目)

今回は編成が特殊なのでどうしたものか迷ったが,比較的少ない初日と三日目をセットにして,二日目を単独にした。

大雑把に言えば,三日目に東方とギャルゲー(というかアイマス・モバマス)が配置され,二日目に男性向けその他普段三日目にあるものが配置されている。いつもと違うのでご注意を。

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2013年08月05日

最近買ったもの

・ゆるゆりプレミアム。ここまでの店舗購入特典が集められたもの。ネット上では「高い」「すでに持ってる」「内容が薄い」と割りと不評のようだが,私は「店舗特典は鶏肋」だと思っているので,こういう機会はありがたい。その意味で「すでに持ってる」「内容が薄い」は不平としてはお門違いである。が,「高い」はその通りで,どこに2000円もかかっているのかは疑問……というか間違いなくあかりのパンツ型フェイスタオルにかかっているわけだ。これ要らないので1000円で売って欲しかった。需要あったんですかねこのタオル。確かに購入特典の一つではあるけれども……

・ゆるゆりファンブック。ファンブックとして可も不可も無い出来だが,逆に言ってそれで十分とも言える。『ゆるゆり』もいろいろ展開してて,正直追いきれていないので。単行本の帯の部分やハガキは,自分でも保存はしているが,まとめて見られる機会はそれなりに貴重であると思う。
→ 描きおろしは特に無し。しいて言えば,なもり本人のインタビューが載っているくらい。プレミアム同様,価値なしと考えたら買わないのも手である。


・ガルパンドラマCD。全5話。1〜4話はほとんど戦車には関係ない話題が続く。2話と4話は非常に短く,3話は自動車部の話で,1話だけ普通の日常パートという感じ。話はまずまずおもしろかった。考えてみると本編は戦車尽くしで,トップスピードで駆け抜けたのでいわゆる日常パートがほとんど無かった。そのことに不満は全くないのだが,こうして別の機会に提供してもらえると確かにありがたい。
→ 5話はプラウダとサンダースの練習試合。時系列としては全国大会後のことになるので,どちらも大洗に対する敗戦経験がある。そのことを生かしつつ,元の持ち味と融合させているのが良い。この先「裏西住流」として定着していくのか,妄想が広がるところである。黒森峰だけは絶対受け入れそうにないが。


・魔女とほうきと黒縁メガネ2巻。作者本人の申告通り,大幅に百合度と変態度が上がっており,上々である。ドMがどんどん増えてくんですがこの漫画大丈夫なんですかね。リアナちゃん超かわいい。


・シュヴァルツェスマーケン4巻。5巻じゃないの?とかいうツッコミ禁止。漫画以外は今積読がひどい状態なので。現在昨年11月に手がつき始めた。まあそのうち追いつくでしょう。
→ 展開は予想されている。というよりもシュヴァルツェスマーケン自体がマブラヴ本編よりもかなり昔の話なので,落ちはある程度わかってはいるわけで,そこに向かって走りはじめたのかな,という感じ。
→ グレーテルさんデレすぎワロタ,というのが多くの読者の感想ではなかろうか。呉越同舟ではあるが,彼女は彼女でシュヴァルツェスマーケンの面々を信頼しているのだ,というのがよく伝わってきて良い話だった。そして,そういうの関係なく全部ぶっとびそうな今後の展開の暗さがまたすごい。グレーテルさんのがんばりも報われますように。


・東方茨歌仙3巻。何よりも,あずまあやの絵が変わり過ぎである。うまくなっている,というよりは安定してきているので,いいのだけれど。
→ ちょっとずつ話の核心には近づいているのだろう。とりあえず霍青娥出てきたし,八雲紫には正体ばれてるっぽいし。いまだもって萃香・勇儀とは直接の接触が無いが,この辺はひょっとすると本当に完結付近か。
→ ところで,連載している雑誌の関係上,ほぼ一年に一冊に近い単行本の刊行ペースで,1巻がもう2年前というのは信じがたい。そんなに時間が経っているように感じない。いまだもって華扇ちゃんが新キャラのような感覚がある。週刊・隔週あたりが当たり前すぎて,自分の感覚が狂ってるんだなぁと自覚させられた。
  
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2013年08月04日

るろ剣の実写版についての短評

この間の金曜ロードショーでるろ剣の実写版が流れていたので,見たわけだが,あれはひどかった。「実写版にしてはがんばってた」という世評を聞いていたので,期待しすぎず警戒しすぎず見ていたのだが,個人的にはちょっと擁護できない。短く書くつもりがちょっと長くなったので,独立した記事にしておく。

ストーリー面については,基本的に論評を避けたい。テレビ放映版ではかなりカットされていたそうなので,言及してもしょうがなかろう。設定がばっさり変わっていたが,四乃森蒼紫をいないことにしつつ,鵜堂刃衛を観柳編のラスボスに据え,ついでに偽人斬り抜刀斎を名乗らせることで原作1話の展開も消化。そうして見ると,まずまず原作単行本1〜4巻を再構成したのではないか。左之助の登場だけどうにも不自然だったけど,まあそれくらいは。


問題は徹底的に殺陣である。あれは飛天御剣流ではない。ただの殺陣である上に,ただの殺陣としてもおもしろくなかった。まず,飛天御剣流は一対多に特化したため,読みの早さと最小限の動きで最速最多殺を目指す剣術である。だから,原作の剣心は一振りで三人倒す,避けつつ切り返す,移動しつつ切る等,特に雑魚を散らすときは効率の良い動き方をしている。そこへ行くと実写版は,殺陣としては派手だったけど無駄な動きが多すぎた。一振りで三人倒すどころか一人倒すのに何度も切りかかっているし,避けるだけで攻撃は別アクション,避けてる間に相手にイニシアチブをとられる,敵前で無駄に走り回るという……特に一撃で倒せてないのはひどい。「逆刃刀でない限り確実に惨殺する剣術」じゃなかったんですかね。

加えて体術を使い過ぎである。原作の剣心が徒手空拳に頼ったのは,蒼紫の小太刀を白刃取りしたときくらいである。剣心は細身なので体術使用は向かない。この辺,師匠の比古清十郎,ライバルの蒼紫や斎藤一が体術(拳法)にもたけているのとは対照的だ。そういう設定がきちんとあるのだから,それを活かして欲しかったところだ。

ワイヤーアクションで飛び跳ねてるから飛天御剣流っぽいじゃん,ということに関しても同様のことが言える。剣心が飛び跳ねるのは主に龍槌閃や龍翔閃など,雑魚ではない相手を倒すための一撃必殺のため。もしくは間合いを取って仕切りなおすためであって,無駄な飛翔は少ない。ついでに言えばワイヤーアクションの出来自体良くなかったですよね。飛天御剣流じゃないけど,なんですかあの対空式の牙突は。あまりのひどさに呆然としてしまった。言及しちゃったので書くけど,牙突も間違っていた。劇場版では飛び立つ時点で左の刀を突き出し,そのままワイヤーで引っ張っていたが,原作の牙突は刀を持たない右手を前に構えたままの状態で突進し,相手の間合いに入ったところで左手の刀を突き出す。右手は照準をあわせる・間合いを量る,かつ反動をつけて威力を高めるためにそうしているのであり,直前に引っ込めるのでなければ意味が無い。ちゃんと構えの意味をわかってて殺陣作ったんですかね。

「原作」の飛天御剣流と「劇場版」の飛天御剣流は別物だとかいう反論は全く意味が無い。そもそも原作の飛天御剣流でなければ『るろうに剣心』である必要がない。劇場版のような殺陣がやりたかったのであれば,『るろ剣』を名乗らずにやればよかったのである。もう一つ,「逆刃刀でも打ちどころが悪かったら死ぬだろ。だったら体術のほうが不殺守りやすいんじゃね」という類の反論については,そういうのは15年前に戻って原作に対してするべきで今するものじゃないだろと。「原作の飛天御剣流を再現しても,絵にならないのでは」という意見については,唯一一考の余地があるものの,私は絵になったと思う。少なくとも私は飛天御剣流が見たかったのであって,ワイヤーアクションが時々入るただの殺陣を見たかったわけではないのである。
  
Posted by dg_law at 22:39Comments(0)TrackBack(0)