2014年01月28日

第二次大洗巡礼記 ―進化する聖地―

大洗に再び行ってきたので,報告しておく。今回の目的は

1.前回撮り逃したノンナさんのPOPを撮りに行く
2.新たに増えた戦車POP45体のコンプリート
3.前回行きそびれた大洗まいわい市場&リゾートアウトレット&マリンタワーに行く
4.磯前神社の,絵馬の増え具合確認&巡洋艦那珂忠魂碑参拝
5.あんこう鍋を食す

の5つである。時間不足と気力不足でマリンタワーだけ登ってないが,それ以外は全てコンプリートできた。なお,5番のために泊まりがけである。泊まりの際に,メンバーで行ったインディアン麻雀がとてつもないポテンシャルを秘めたおもしろさだったのだが,これは別記事に回す。今回の旅行にあたっては,大洗ガルパントラベルガイドが大変役に立った。笑ったのは,各POP展示店舗にも一冊ずつ置いてあったことで,主要店舗に至っては非公式同人版まで置いてあった。巡礼者の皆さんも持って行くと効率よく回れると思う。ただ,正直2415円は高いのと,おそらく旅行会社・出版社のプロの手が入っていないため,トラベルガイドとしての作りはちょっと雑。




以下は詳細。画像多数につき注意。
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2014年01月27日

交代して続く綱取り

前半と後半でまるで違う様相を見せた場所であった。稀勢の里は綱取り期待から一転して勝ち越しが危ぶまれ,一方鶴竜は割りとひどい内容から尻上がりに調子を上げての準優勝である。終わってみれば白鵬が優勝する予定調和ではあったが,話題自体は尽きない場所だったのではないか。鶴竜が出てきたのは完全なダークホースであったが。それとは全く無関係だが,内容も前半は良い相撲が多かったが,後半は千秋楽以外ひどかったように思う。特に11・12・13日目は見てられない状態であった。14日目は内容こそ向上したが,立ち合い不成立が多すぎて流れは悪かった。千秋楽で持ち直したのは不思議である。総じて中の中という評価にしておく。

個人個人で見ると,上位陣は白鵬・鶴竜含めてあまり見るべきところがない。場所を盛り上げた功績者としては,里山と遠藤,大砂嵐であろう。里山はベテランだが,終盤のNHKのアナが「新鋭の登場」と今場所をまとめていたのは遠藤と大砂嵐を指してであった。この二人にかかる期待は過剰なレベルではあるが,裏返して,次の有力な大関候補がその辺までいないという事情はある。今場所の関脇・小結・前頭1〜3では栃煌山だけが唯一の10勝以上だが,彼の場合それが2場所続かないことが問題で,豪栄道や妙義龍ともども飽きられているところは否めない。特に現在候補筆頭の豪栄道は8−7で関脇を維持している場合ではないのである。


鶴竜の綱取りについて言及しておこう。14−1の優勝同点・準優勝は起点として十分な成績ではあろう。しかし,来場所のハードルが相当に高くなることは間違いない。これについて,やたらとハードルの低かった稀勢の里と比較して「人種差別だ」と騒ぐや「基準が曖昧だからまずいのだ」と主張する人が出てきそうだが,どちらも完全な誤りである。基準が曖昧なのはここまでの安定性や相撲内容が吟味されるからであって,直近のニ場所だけで昇進が判断されるわけではないのだ。

たとえば稀勢の里は今回失敗したものの,先場所までの勝率は.717,これはほぼ平均11勝で,かつ9−6が最低と極めて高い安定性であった。直近4場所に限れば勝率.800=平均12勝であり,大関としては十分すぎる成績であった。内容としても変化がなく,引きやはたきも少なく,文句のつけどころがない。結果的に,昇進条件が甘くなるのは当然であった。それでも,13勝は甘すぎるから14勝優勝が最低ラインと私は見ていたが。もう一例,白鵬の場合。大関在位5場所目時点で勝率.750でしかもすでに優勝経験があり,内容も抜群であった。ゆえに,6場所目13−2で優勝すると,7場所目は「12勝以上の優勝次点以上」とやたらハードルが低かった。この低さに対して文句を言っていた人は全く見なかったので,誰しもが納得していたところだろう。

一方,日馬富士は大関在位20場所時点で184−105−11で勝率.640,つまり平均10勝に達しておらず,しかも8−7と14−1を繰り返す悪癖が指摘されていた。内容で言っても引くと耐えられない,格下相手に変化する等が見られ,批判を受けていた。だからこそ,全勝優勝したにもかかわらず,次の場所でも高いハードルが課せられた。もっとも,彼はそこでも全勝優勝して,文句なしの昇進となったわけだが。

そうして鶴竜について考えてみると,情勢としては日馬富士に近く,厳しい。今場所の14−1を入れて考えても大関昇進後の勝率は.636に過ぎず,今場所を抜くとなんと.607まで下がる。内容も良くなく,変化はないが,引き技が多いのに加えてあまりにも土俵際の逆転が多い。こうなると「土俵際の魔術師」は褒め言葉にならない。また,日馬富士はあれが三度目の綱取りであったが,鶴竜は今回が初めてになり優勝は未経験である。もろもろを考えると綱取り自体は可だが,「全勝優勝」か「白鵬・日馬富士片方を勝ち星に含んだ14−1での優勝」いずれかくらいまでハードルを高くしてよいと思う。


個別評。白鵬は先場所同様,省エネ相撲が完成の域に達しつつあり,「淡白にして強い」という,全盛期の右四つ最強伝説とは全く別の形容詞がつきつつある。ただし,優勝決定戦だけは全盛期並だったから,意識して使い分けているのであろう。日馬富士,休場は英断だったと思う。春場所はがんばれ。琴奨菊はケガが重い中よく取っていたと思うが,不戦勝2つがなかったら危うかったのでは。前にも書いたが,明らかに長くない。稀勢の里は不憫すぎてかける言葉がない。まさか負け越しまで行くとは思っていなかったが,そもそも稽古不足だったのでは。プレッシャーが本番の土俵の上だけでなく,稽古中にまで及んでいるとすると割りと救いがない。

鶴竜は,先場所ケガを抱えつつそれを隠し通して勝ち越したことで,自信をつけたのかもしれない。ただし,取り口自体はさして変わっていない。白鵬自身が言及していたが,前さばきのうまさは抜群である。特に巻き替えの早さは白鵬や朝青龍と並ぶ天下一品の領域に入っている。そうしてもろ差しか右四つで入ればおおよそ誰でも寄れてしまう。一方で,やや突きにこだわって自滅するところがある,膂力があるわけではなくパワー勝負になると負ける,案外熱くなりやすく,しかも我を失うとあせって引く癖がある,など欠点は多い。これらを全部解決せよとは言わないが(膂力は解決しようがない),一つくらいは直さないと厳しいのでは。今場所は引き技がうまく決まって勝ちを拾ったものが多く,14勝の価値はそれほど高くない。

三役。豪栄道はノーコメントというか,段々大関取りが遠のいていっている感覚しかない。ただ,琴奨菊もそこから脱却して逆転大関取りが成ったので,奮起してほしい。琴欧洲は大関陥落が確定したが,続けるのであればおもしろそう。関脇・小結の維持も次第に苦しくなるとは思うが,前頭上位・中位で暴れて雅山や出島の如く元大関の意地を見せて欲しい。その辺りであれば,まだ長く取れるはずである。妙義龍休場は残念だが,ここのところ調子が狂いっぱなしで,悪い意味での豪栄道と同じ路線になりつつあったので,番付が下がってリフレッシュするのを期待したい。栃煌山は上述のように,1場所限定で11勝するのは何も珍しくなくなってきたので,2場所続けよう。来場所10勝したら信用します。

前頭上位は,碧山だけ。6−9ではあるが,突きの威力は上がってきていると思う。むしろ,先々場所以前の碧山であれば大敗していただろう。旭天鵬は史上最年長結びの一番だそうで,白鵬同様「歩く記録」である。前頭中位。玉鷲は好調だったが,終わってみると8−7である。突き押しが良く伸びていたが,負けた相手を見ると地力不足は否めない。来場所は今場所並に好調だったとしても,大変なことになりそう。栃乃若は懐深いんだからもろ差しにこだわらないで取れ。何回目の指摘だこれ。

さて,やっと出てきた遠藤である。遠藤は技巧抜群に相撲勘も抜群だが膂力不足……あれ,どっかで同じこと書いたなと思ったら鶴竜と同じだこれ。というわけで,実は鶴竜とよく似たタイプだと思う。ただし遠藤の場合,膂力不足というよりはまだ単純に身体が出来上がっていないだけなので,伸びる素地は大きい。なお,ここから技巧を抜いて少しだけ体格を良くすると豪栄道になる。三者に共通して言えることは土俵際の魔術師であるということだ。さて,鶴竜は身体を作って上位定着,大関取りとなったが,豪栄道は相撲勘に頼りすぎてそれ以外が伸びず,今の体たらくである。果たして,遠藤が進むのはどちらの道か。

前頭下位は,今回取り上げるべき力士が多い。まず千代鳳。舛ノ山との対決が丸っこい対決すぎて笑ってしまったが,今どき珍しいくらいあんこ型である。六日目までに2−4でダメかなと思ったいたが,そこから負けたのは好調玉鷲のみという8−1は圧巻であった。体型をよくいかした取り口ではたかれてもなかなか崩れず,下から起こして寄る・投げる型が固まればもう少し上に行けそうだ。次に大砂嵐。立ち合いが右からのかち上げ一辺倒で,そこを読まれて苦戦する傾向は見られたものの,立ち合い以外は引き続き急激な進化が見られた。突き押しでも組んでも行けることは十分にわかったので,後は立ち合いの多様化と,強烈な必殺技が欲しいところである。最後に里山。2007年7月場所以来の再入幕だそうなので,実に6年半振りの幕内である。私自身,随分久しぶりに見たなと覆った。取り口は,日馬富士もかくやというような低さからの左差し一本で入り込み,後は下手一本を命綱に撹乱して崩しきるという独特極まりないスタイルである。あれ,6年半前からこうだったか。ともあれ,この独特のスタイルは対戦相手たちにとっても目新しい物らしく,撹乱させられてばたばたと倒れていった。一方,差し手が入らないと死んでしまうスタイルでもあり,後半は弱点を突かれて負けが込んだ。千秋楽,極めて惜しい髷をつかんだことでの反則負けで負け越したが,来場所の番付では温情措置を願いたいところだ。


最後に。木村山が引退した。2012年の九州場所が最後の幕内になったが,しばらく幕内と十両を行き来するのかと思っていたので,そこから戻ってこなくなるとは思わなかった。千代大海流の押し引きの駆け引きに優れ,一時はその後継者の呼声も高かったものの,突き押しの威力が上がらず,結果引きも効かずで上位進出ならなかった。千代大海後継者のライバル若荒雄はまだ現役だが,こちらも十両でくすぶっている。結果として現在幕内に残っている力士では千代大龍が千代大海の唯一の後継者候補であるが,最近の彼は突ききるパターンやそもそも突き押しに行かないことも増えてきたので,候補から外れそうである。かくも千代大海の道は難しい,ということを感じさせてくれた力士であった。デーモン閣下からは「栃の守」への改名を勧められていたが,最後まで木村山の四股名で通した。お疲れ様でした。


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2014年01月25日

C85同人誌レビュー

今回も100冊くらい買ったが,厳選して15冊ほど紹介してみる。読んで面白かったところから,既に何度も紹介しているサークルや超有名どころ,良かったけど特に感想が思いつかなかったところは除いた。


アイマス
シベリアンハスキー http://www.pixiv.net/member.php?id=39329
→ アイマスギャグ本と艦これギャグ本。どっちも4コマ,かわいい&おもしろい&百合。4コマ目ですごい落ち方をする。アイマスのほうははるちは・やよいおり・ゆきまこ等オーソドックスな感じ。艦これは天龍・龍田と第六駆逐隊の皆さんによる,天龍幼稚園状態。
→ 艦これギャグ本の方は熱い静岡ネタ押しであった。田子重は普通の人は知らないと思うし俺も知らなかった(愛知県民)。

K+Y=K http://honeydip417.blog57.fc2.com/
→ 表紙の千早だけで7兆点優勝。中身は下着に注目したフルカラーイラスト本。

たけまさ屋 http://www.pixiv.net/member.php?id=25111
→ 二部構成で,前半が蘭子のイチャラブエロ(相手はP),後半はだりーなの輪姦。大変実用的でした(直球)。蘭子好きとしてもイチャラブ好きとしても前半の方がより使えた。熊本弁(隠語)が割と自然なのも好印象。

てろめあな http://www.telomerena.com/
→ 新田さんのストーリー漫画とエロの二本立て。ストーリー漫画のほうは,公式・非公式から来る新田さんの歩くセッ○ス扱いからの脱却を図ったもの。それでも自然なエロかわいさがにじみ出てくる新田さんぱない。
→ もう一本のエロはもうバリバリに歩くセ○クスである。おいしくいただきました。

赤兎小屋 http://www.pixiv.net/member.php?id=1583564
→ かな子しかいないフルカラーイラスト本。どのページもお腹をつつきたくなること請け合い。俺別にドラム缶属性無かったはずなんだけどなぁ……やっぱりアイドル衣装,なかでもメルティスイートですよね。


東方
久幸繙文 http://www.akyu.info/
→ 『同人コミュニティにおける東方・艦これジャンルの現状と展望(2013年速報版) 』。なんという恐ろしい本を作ってしまったのだ。ともあれ,内容はこの著者らしいデータのラッシュである。pixivやニコ動,コミケの動向から,東方と艦これの盛衰に関連性はあるのか,そもそも本当に東方は衰えているのかということを考察の元を提供している。
→ で,読んだ感想としてはpixiv・ニコ動で見ると確かに若干の移動が見られる。ただし移動しているのは主に作り手の側で,見る側のデータはさして変化がない。作り手のリソースはとられるが,見る側はどうせ兼業だからデータに影響が出ないということなのだろう。
→ そしてコミケの申し込みジャンル移動を見ると,実は東方から艦これには大した数が流入していないことがわかる。にもかかわらず東方から艦これへの移動が目立つのは,いわゆるジャンゴロではなくて東方古参サークル,つまり数年来ずっと東方というサークルが艦これに移動・もしくは兼業しているからで,これは確かに過去に無かった現象だ。それもそういう古参は頒布数が多くて目立つから,やたらと世間で騒がれるのではないか,というのが本書を通して考えた私の仮説だ。

らさはうす http://www.geocities.jp/guriharitei/
→ 九十九姉妹中心輝針城フルカラーイラスト本。そう,こういう本待ってた(チェックリストでも同じこと書いてた)。弁々の持つエロさはなんなんでしょう。八橋さんはもう一歩インパクトが足りないので,なにかしらの二次創作的アレンジが必要かもしれない。
→ ほんと付喪神増えたよなぁ。こころもおるし雷鼓もおるし,付喪神勢のポテンシャルは高い。ここまで増やしたということは,公式でも何か動きがあってもおかしくはない。


艦これ
まにまに。 http://manimani.sakura.ne.jp/
→ イケメン長門本。むっちゃんの腰が砕けっぱなしである(そしてそれがこの上なくかわいい)。長門というとへたれてるかイケメンかのいずれかだが,今回の冬コミのイケメン系長門としては本書が代表格であろう。

Bococho-farm http://bococho-farm.sakura.ne.jp/
→ 『提督と叢雲』。とりあえず提督がイケメンのおっさんで既婚という設定が斬新である。強気な叢雲がどんどん骨抜きにされていくが,いかんせん提督は既婚者で完全に娘扱いというすれ違いがギャグの基調。

TUKIBUTO http://www.h4.dion.ne.jp/~tukiyo-b/
→ 『ヒルガオの花』,赤城さんエロ。前提となるストーリーがちょっと複雑で,「最初の秘書艦が赤城→加賀が着任して秘書艦が交代→提督と加賀が恋仲になる→加賀轟沈→赤城が再度秘書艦に」。で,赤城さんも提督に惚れていたが,親友で性能も高い加賀さんのほうが提督にふさわしいと思って身を引いていたわけだ。その提督は加賀を失って茫然自失とした日々を過ごしている。よくこんな燃える設定思いついたな。
→ なんですかね,加賀さんのできる正妻っぷりもさることながら,赤城さんの日陰の女っぷり。ネタにされやすい大食漢二次設定ではなく,こちらに焦点を当てた同人誌自体少なく,貴重である。
→ あ,大事なこと書きそびれてた。赤城さんがむっちりしてて大変良かったです。

人生あの電柱まで作戦 http://www.pixiv.net/member.php?id=30708
→ 『大好きな人』,大北提督3Pエロ。作者あとがきいわく「提督とケッコンする様子が想像できない艦娘ナンバーワンの大井とどうやったら円満にケッコン出来るかを妄想した話」だそうで,要するに北上さんを媒介にするしかないということである。というか,大井と関係を持ちつつ提督と結婚してなんら悪びれない北上さんがぱない。その飄々としたところが北上さんの魅力である。


その他
きのこなべ避難所 http://maitake2.blog17.fc2.com/
→ タイトルからして叛逆ネタバレなので略。
→ まどかさんは床上手とかいう風潮,一理ある。なお,神になってからさらに上手になった模様。

裸身影 http://www.pixiv.net/member.php?id=672814
→ 大洗の磯前神社に自らが奉納した絵馬50枚をまとめたもの。これ普通に聖地巡礼研究の重要研究資料なのでは。今度大洗に行く予定なので,持っていって本物を確認する予定。

つぶあん http://www.pixiv.net/member.php?id=162804
→ 『となりのトロル2』。となりのトロルシリーズ復活してたんなら早く言ってくださいよやったー。

徒然チルドレン http://tsuredurechildren.blog40.fc2.com/
→ オリジナルのギャグ。若干の続き物的だが,ここから読んでも十分にわかるし,前作は全部HPで見れる。
→ 夏コミで知った僕が言うのもなんなんですが,この半年で急激に知名度上がってないですか。口コミ効果?おもしろいもんなぁ。
  
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2014年01月22日

非ニコマス定期消化 2013.8月中旬〜8月下旬

第11回MMD杯。アイマス関係以外でピックアップ。




開幕。審査員は前回に引き続き観光庁のほか,こずえ,ワンカップP,グッスマ,モード学園HAL,かーずSP,ひろゆきとそうそうたるメンバー。



観光庁賞受賞。テーマ,動画の出来ともに納得である。



ナイスアクション。落ちは予想外。



もはや恒例である。「多分これが一番早いと思います」が一世を風靡した結果がこれだよ!



個人的に優勝動画。毎回弾幕系MMDが進化するからすごい。霊夢が夢想天生使わなかったらこうなるわなぁという。やっぱり紫様はとても強いのです。



トゥーンレンダリング次第でこれだけ印象が違うんだなぁ。すごいアニメ調になった。



一人称視点含めて完全再現。



足太ぺんたの動きのトレース。その結果,とんでもなく自然な動きになっている。ダンスモーションの動きに限定すればこれよりすごい動画はMMD杯時点で無かったと思う。



ままま式GUMIはかわいい反面,足が長すぎて踊らせづらいが,よく踊らせている。背景の演出もすごい。



動きのすごさもさることながら,よくこれだけの話を5分半にまとめたなと。



上に並べた動画たちのごとく,いろいろできるようになったMMDでも苦手分野はあり。その苦手分野にあえて挑んだ動画。地味だけどすごい。


  
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2014年01月21日

揶揄だった言葉がなぁ>ただ天

・自民法務部会 民法改正案の了承見送り NHKニュース
→ 三権分立の危機。いやまあ,毎回違憲判決が出るというだけの話かもしれないが。自らの思想信条にかかわらず,違憲判決を出されたものは改正するのが立法府の義務ではないか。
→ 結局この後民法は改正されたわけだが,そりゃそうだとしか言いようがない。
→ これにしたり顔で「日本はそもそも三権分立じゃない」って指摘している人を何人か見かけたが(リンクを張ったブコメページにもいた気がしたが消したか),ツッコミとしてレベルが低すぎる。議院内閣制と三権分立の関係については皆知ってて批判しているわけで,じゃあニ権分立とでも言えばいいんですか。すさまじいダサさだ。


・革マル系女子学生を逮捕 偽名で航空機に搭乗(スポーツ報知)
→ 「革マル系・女子学生」なのはわかっているが,「革マル系女子」という字面の持つ圧倒的パワー。
→ 冷静に考えると微罪の別件逮捕で問題あるのはわかるが,言うても革マル系だしなぁ。
→ 「もはや革マルや中核といった人たちは,『サヨク』ではなく『テロリスト』と認識されている」からこそ,笑ってネタにする人が多いんだ,というのが一番的確な指摘であろう。問題の切り分けは重要だが,そちらに着目しすぎて『サヨク』叩きだというところまで行くと,それは被害妄想ではないか。


・国会議員の山本太郎さん天皇陛下に直訴か(84年ぶり5度目)(市況かぶ全力2階建)
→ 84年振り5度目……甲子園か何かか?(すっとぼけ
→ これ,山本太郎を叩きすぎても叩かなくても天皇の政治的影響力を強調するになるので非常に厄介だったが,結果的にゆったりと沈静化したのはまあ正解だったのかなと。
→ で,もはや山本太郎自体があきられつつあるという昨今,世間のネタ消化速度の早さに恐れおののくところである。これまだ3ヶ月経ってないんやで。


・初音ミクに藍綬褒章!“生みの親”伊藤さんが受章(スポーツ報知)
→ アートとしての受賞ではなく,産業としての受賞である。ブコメの反応もほぼ全員肯定的で,確かにこの方がミクさんらしくて私も良いと思う。
→ n次創作・ユーザー主導のオタク系創作に貢献したものなら他にもいろいろあるものの,象徴としての存在としてミクさんはちょうどいい存在であった。まさに「ただ天胸熱」である,天使とは言い得て妙という意味で。


・ジャンルコード別サークル数一覧(C79〜C85)と冬コミ告知(Myrmecoleon in Paradoxical Library. はてな新館)
→ 東方は減ったけど,界隈の活気は特に変わっていないような。
→ ギャルゲーが伸びてるのはモバマス効果だが,モバマスは元ネタ的にこれで,艦これはゲーム(その他)というのはおもしろいところ。客層は大半かぶっているだろうけど。なのはも元ネタの関係上ギャルゲーなのよね。今なのはで活動しているサークルのどの程度がそれを知っているのだろうか,というのは前にも書いたことあるような気がした。そういう実質的な他ジャンルの巻き込みで,ギャルゲージャンルは生き残っていきそうな気がする。
→ その艦これは1200サークルほどという推定。突然現れた超巨大ジャンルである。鉄道・旅行・メカミリも伸びており,波及効果も強い。今の活況を見ていると,C86はもちろんC87までは少なくとも生きていると思う。そこから先も生き残れば,第二の東方になっていくかも。
→ 葉鍵はリライト効果が切れててつらいところ。WA2アニメ化で盛り返したかどうか,C86で問われる。型月もFate/Zero効果が息切れしてる感じ。C86から葉鍵がギャルゲーに吸収されて消滅するそうだが,型月も危ないのではないか。
  
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2014年01月17日

前クールのアニメの感想と今期のアニメ

・リトバスリフレイン:リフレインは原作が良いので素材の味そのままでいいという感じで,実際その通りなのだが,それゆえに特にプラスアルファで語ることがない。
→ この点で姉御編を見たときは期待が持てる感じであった。姉御の消え方なんかはうまいことリフレインにつなげており,あれはプラスアルファといってよい。
→ しかし,本格的にリフレインに入ると,改良というよりは「真人編や謙吾編を1話に詰め込むためにがんばってるなー」という感想が先立ってしまい,アニメ化の弊害の方が強かったように思う。ついでに言うと,真人編はなんとかなってたが,謙吾編はかなり無理があって,成功していたとは言いがたい。

・ホワイトアルバム2IC:まあ,早く原作やらなきゃ(使命感)としか言いようがないといえばそうなるのだが,まあその上で。
→ 見事な胃痛アニメでした。最終話手前までは半分以上ネタで胃痛と言っていたが,最終回はガチで胃が痛かったのでこのアニメすごい。明確な悪者がおらずむしろ良い子ばかりで,刃傷沙汰にもならないどころか互いをかばいあうので,よけいに救いがない。しかも三者三方いいところ悪いところ明確で,間の悪いすれ違いや勘違いという点で原因も明確なので,「どうしてこうなった」と言うことすらできない。この辺のバランス調整や感情の機微はさすがは丸戸と言わざるを得ない……って今ここで書いてしまったら,原作プレイ時に書くことが無いが,まあいいか。
→ アニメ化としてもがんばっていたと思う。2話のラストに,音楽室で春希を助けるシーンまでかずさの顔は出さない演出はアニメ特有と聞いて驚いた。あと3話のラストで,かずさが「5年早い」と言ったところで原作既読者が取り乱していたので,期待してCCまでやりたい。
→ でもこれ円盤売れないだろうなぁ。俺自身買う気が起きないというか,円盤買うなら原作をやりますという。作画もところどころがんばれてなかったし,ライブ回が拙かったのは致命傷だったような。円盤売れないとCCはアニメ化しないそうなので,望み薄か。


・のんのんびより:中途半端に見ていた。あまり田舎アニメに癒やされない傾向があり,本作もそういう目では見てなかったというかほたるんがんばれ(謎のエール)。にゃんぱすーは定着しない……な……


今期見てるのは次の4つ。

・中二病2期:1期のときも立花ちゃんかわいい以外の感想をろくに書いてなかった気がしたが,一周回って中二病にも恋にも肯定的になった立花ちゃんさらにかわいい以外の感想が思い浮かばない。邪王真眼様にこういうのもなんだが,邪気が抜けて元気になった気がするし,それを細かく表現しているのは絶妙な調整である。
→ でまあ新キャラが本格的に出てくるのが3話なので,物語の本筋的には書くことが何もない。まあ三角関係的なものになってくんかなぁ。

・咲全国編:そういえばリアルタイムでちゃんと追う咲のアニメはこれが初めてだ。進行ペースがとてもゆっくりだが,1クールらしいのでやはり二回戦までだろう。引き伸ばすなら次鋒戦をちゃんと描写するという手段かなと思っていたのだが,合宿編で3話使うことにして解決したようである。原作を追い抜かさないのであれば,アニメ化で心配しているところはほとんどない。1期も阿知賀編も,大体まずかったところは原作と同時進行か追い抜いちゃったときなので(1期の久保コーチとか,阿知賀編の赤土さんとか)。
→ 原作より他校の描写が多いのは好印象で,これをもって「全国編」を名乗っている雰囲気である。本当は1期の個人戦同様,リッツが自分で描きたかったんだろうことは容易に想像できるが。なんならちゃちゃのん一人に2,3分割いてもいいのよ?

・桜trick:ガチな百合ということでとりあえず見てみる枠……なんだが,なんか不安である。作画は現状動いてないことはないのだが,のっぺり動くのが今後の不安を煽る。脚本は原作通りなら別にアニメに文句つけるところでもないが,もうちょっとこうキス以外に何かないんですか,起伏的な意味で。『ゆるゆり』レベルのギャグや『マリみて』レベルのストーリー展開は期待してないので,なんでもいいから一服なんか欲しい。3話切りにならないことに期待したい。
→ とまで書いてから2話を見たんだが,ああこれ,頭空っぽにして見ればいい系アニメね,それはそれで好きよ,ということに気づいた。とりあえず,「次にキスする理由は何か」を予想しながら見ようと思います(頭が空っぽになってない)。


・鬼灯の冷徹:原作はモーニングで毎週読んでる。どうやってアニメ化するんだろうと思ったが,1話見た限りではうまくアニメ化していると思う。この漫画のおもしろいところは妙に現代化が進んでいる地獄や昔話の登場人物たちの現在などのギャップであり,それをうまいこと主要人物たちがいじることにある。その意味で,1話Aパートはらしいなと思ったが,Bパートは少しだれていたかなと思う。Aパートのノリで引っ張れれば本作は成功するのではないか。あとは,私的には鬼灯の声が安元さんだとちょっと低すぎるかなという違和感はあるが,これはそのうち慣れると思う。
→ EDやってくれましたねぇ(褒め言葉)。しかし,2話のEDは上坂すみれという話を聞いたので,ひょっとして毎週曲を変えるつもりなのだろうか。それはすごい。
  
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2014年01月16日

ブログ検索使ってたんだけどなぁ

・ライブドアのブログ検索がいつの間にか廃止になっていた。まあgoogle検索にサイト名と探したいキーワードを突っ込めば代替可能なので,実のところそう困らないが……通知が無かった(もしくはわかりやすい形で出てなかった)のはいただけない。


・高麗仏画が日本から韓国へ里帰り 「信頼あればこそ」(朝日新聞)
→ 保存状態が半端無く良いので,ぜひとも韓国の皆様も楽しんでいただきたい。
→ しかし,例の仏像を返さないのは,返さないこと自体こうした文化交流を冒涜しているとは思わないのか。
→ ところで,仏像が返還されないのは,日韓関係でけっこうな決定打になるような気がしてきた。2002年の日韓ワールドカップが日韓関係の一つのターニングポイントと言われているが,局所的に見ればそれに匹敵するかもしれない。私としても「いいからさっさと返せ」以外の言葉がない。
→ 不思議といえば不思議なのはこれが外交カードになっていないことで,日本政府も仏像の一体くらい気にしてないということか。それはそれで寂しいところだ。


・ミリンの焼酎割りが旨いとは思わなかった(デイリーポータルZ)
→ うまそう。甘いお酒好きだし,紹興酒に近いなら尚更私の守備範囲である。やってみたいがうちにみりんが無い。
→ 酒で割るのもうまいかもしれないが,普通に他のもので割ってもいいのでは。記事中だとロックとサイダー割りがあったが,あとはお湯か。


以下,まどマギ関連。ネタバレ全開。
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2014年01月15日

普通の初詣は弁天堂でした

西美のモネ展と,例年通り東博の初詣展に行ってきた。初詣展のほうは毎年干支にちなんだ展示物となっており,今回は馬具や馬の絵が展示されていた。イランやインド,東南アジアの作品が展示されていたのは少し珍しく,さすがは馬という広がりを持った題材である。国宝室は松林図屏風。まあ年始は毎年これか秋冬山水図のいずれかであろう。雪舟の国宝は別に常設展示で展示されていたし,初詣展のほうにも長谷川等伯の作品があったので,いろいろバランスをとった結果,こちらが選ばれたのではないか。もしくは,国宝室の予定の方に従って常設展示や企画展示の側がバランスをとったのか。

西美のモネ展は行こうかどうしようか迷っていたのだが,東博の常設展を見て時間が余ったので入った,というところである。西美とポーラ美術館の協力による展覧会で,基本的に両美術館の所蔵品だけで構成されていた。印象派系の展覧会としては混んでおらず,やはり国内美術館同士だと集客力に欠くということだろうか。通して見た感想としては,モネ展というよりは単純に印象派展であり,モネに焦点を当てたのは単純にストーリーを作りやすかったのだろうと思う。展示作品としてはどうしてもネタ切れ感があり,モネとつなげて展示するのは苦しい作品がいくつかあった。たとえばガレの作品が展示されていたが,そりゃまあ確かにモネも日本好きだったよね,という。あとはシャヴァンヌやピカソなど。時代は重なっているものの……

とはいえ,目の保養になったのは間違いない。印象派(というかモネとルノワールか)に囲まれた部屋にいる安心感,多幸感はなんだろうか。そういう絵なんだからそりゃそうだろうって話ではあるんだが,それにしてもそうとしか感想を述べようがないのである。新年初の展覧会であるので,なんかまぁそれでいいか,と特に深く考えずに見た。作品数は約120点で8割方が油彩画なので,見応えはある。


これだけだとあまりにも内容がないので,この先2,3ヶ月の予定でも書いておく。

・横浜美術館:下村観山展(〜2/11),行くかどうかは微妙。
・東博:クリーヴランド美術館展(〜2/23)
・都美:日本美術院展(1/25〜4/1)東博とこれはまず間違いなく行く。できればハシゴで見たい。
・国立新美:文化庁メディア芸術祭(2/5〜2/16),毎年行っているので。
・サントリー:伊万里展(1/25〜3/16),これもできればメディア芸術祭とハシゴかなー。
・森ビル:ラファエル前派展(1/25〜4/6),行く確率は高い。遅くまで空いてるので,平日夜かな。

3月末くらいまでで考えているのはこんなところです。
  
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2014年01月11日

最近買ったもの・読んだもの

・ねこねこソフトの『麻雀2014』。コミケの先行販売である。いつものストーリーモード,フリー対戦,サバイバルモードの3実装。ストーリーモードは,そらいろの愛衣ちゃん主人公で,最新作のキャラたち5人を倒していく。二人打ちで二周,一周目は全員16000で,二周目は32000。南4局でも終わらず,どちらかがドボンするまで続くので,ちまちま稼ぐのではなくドカンと一撃で削ったほうが早く終わる。前作までと違い,きっちり降りる子が多い(気がする)ので意外と苦戦した。それでも3・4時間あればクリアできると思う。問題は最新作をやってないので敵キャラへの愛着が今ひとつだったこと。やっぱ最新作やらないとダメかなぁ。当分そんな暇はない
→ フリー対戦は難易度が5段階で,今回も新宿歌舞伎町実装。今回はとうとう「得意技:国士無双」が3人そろったので,本当の地獄絵図を楽しめる。相変わらず信長様の豪運が異常。あとは八郎@スカーレットが強かった。調整ミスったのか,イスナさんが弱いのだけ残念。
→ キャラは本当に全員登場している感じ。セツミさんや一部コットンのキャラまでいる。中にはクレア@whiteとか小マル@ゆきいろとか,登場自体がネタバレ全開の子たちがいるので,その辺クリアしてない人は気をつけよう。


『シュヴァルツェスマーケン』短篇集2巻。グレーテル過去編,リィズ過去編,ファム過去編と,キルケ主人公のコメディ1編と全4編である。グレーテルとファムの話は想定の範囲内として,リィズ過去編が陰惨すぎて言葉がない。この容赦の無い救いの無さの上に,本編のあの悲劇とは……実は本編の最新刊をちら見してしまったので,落ちを知っているのだが,だからこそこれはとんでもない。あまりに悲惨すぎて,自分の中でテオドール君のいじけっぷりとか,さらに飛んでオルタのタケルちゃんの苦悩とかはなんだったのか状態である。全マブラヴ系作品で一番悲惨な人生送ってないかこの子。リィズさんは精神的に強すぎたがために,こんなことに。生きて生き抜いた結果があれとか報われんすぎる……
→ 冷静になって読むに,うまいなと思うのはアクスマンとベアトリクスの使い方である。本編だとどちらも悪役で,かつベアトリクスの方が悪しざまに描かれている。ベアトリクス率いるモスクワ派は,「東ドイツをソ連に売ろうとしている連中」であり「いざとなればシベリアに逃亡しようとしている連中」である。だからこそ,まだしもベルリン派の方が軍と妥協できそうな雰囲気があるが,この短編を読むと全く違う。アクスマンらベルリン派はソ連の後ろ盾がないからこそ立場が弱く,ベルリンにいつくためになんでもするから醜悪なのだ。短編で漏れる情報が本編にうまくつながっているし,またこの違いがベアトリクスとアクスマンのパーソナリティー自体にも現れているので,印象深くなっている。
→ 本編は反体制派(と西側)・国防軍・ベルリン派(シュタージ中枢)・モスクワ派(とソ連)の4つ巴の戦いで,「それぞれ隣り合ってる勢力とは妥協可能」,一方で「一番実力があるのはモスクワ派」という状況だが,ベルリン派の立ち位置絶妙だよなぁ。ちょうど反体制派との間で国防軍の取り合いになってて,国防軍を吸収できれば戦えるけど国防軍は反体制派よりでそう簡単でもない。どうなんのかねこれ。


・『UQ HOLDER』1巻。本作については連載開始直後に大きく取り上げている。『ネギま!』に対する私的落穂拾い
→ ここまでは思った以上に王道の少年漫画をしていておもしろい。この路線でやってくならそれほどお色気はいらんわな。
→ それでも,なんというか斬岩剣とかリク・ラク・ラ・ラック・ライラックとか読むと,こう胸にこみ上げてくるものが。やはり『ラブひな』と『ネギま!』は我が青春であった。


・『DIVB スレッジハマーの追憶』3巻(完結)。ハマさんも壮絶な人生である。こっちは報われてるからまだマシだが。後藤女史の「神様は何してるの!」「何でこの人ばかり…こんな過酷な目にあわなきゃならないの」がほんとその通りすぎる。
→ さて,エルデマン・レポートが世に出てからが第二部。どうなるのか,楽しみに待ちましょう。


以下,叛逆ネタバレ。

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2014年01月10日

台風だって進路が変わることが……

・台風26号で生まれた名アナウンス(市況かぶ全力2階建)
→ けっこうおもしろい。こういう余裕のない中でかますユーモアは良いと思う。各鉄道会社がやけくそである。無論,無理にネタをひねり出すような同調圧力は本末転倒だが。
→ 何人かの方が取り上げていたが,「いいよなあ,台風は進路が決まってて…」が傑作である。ただ,意外と台風も偏西風のせいで進路変わるので,そううらやましくもないかも。


・「藤原の効果」…台風27・28号の動向複雑に(読売新聞)
→ どう見ても日本史用語。しかし残念ながら「藤原恒家」は存在しないか,しててもメジャーではない模様。
それにしても,やっぱり台風二つになると軌道が読みづらくなるのか。


・中国宮廷宝飾時計、37.8億円 根津美術館が売却(朝日新聞)
→ 中国宮廷宝飾時計以外の宝飾時計も現在3階に展示されてはいるが(これとか),どの程度知られているんだろうか。
→ あの宝飾時計は,ぶっちゃけ他の展示物から浮いているわけだが,あれらも将来的には売却するんだろうか。根津美術館は茶器と日本庭園が十分魅力的なので,そぐわないものは売ってかまわないとは思う。


・オヤジくさっ!と思う“男のカラオケ定番ソング”(女子SPA!)
→ 20代後半の自分から見ても「認定」「危険」はオッサンと感じるので,30歳前後の溝は深いのかもしれない。これについては,数年後の調査で自分の基準がどうなっているのかですりあわせたい。
→ むしろ思ったのは,セーフが本当にセーフなのかということ。GLAYやB'z,SMAPでも曲によってはおっさん臭くないか。


・「公募展」をめぐって(Ohnoblog 2 )
→ 確かに「フェルメール・印象派」「現代アート」「公募展」,それぞれで制作側・受容層ともに互いを「違う星の人」と思ってる感はある。「フェルメール・印象派」星の住人である私自身,違う星の人だと思っているところはある。公募展なんてめったにいかないしなぁ。現代アートの展覧会も以下同文。
→ これがアメリカンポップアート展あたりになると,境界は微妙なところで。自分の中では,アメリカンポップアート展はまだ「フェルメール」の側に近い。
→ この辺の違いは,この3つのどれかに入っているような人たちなら共有している感覚だと思っていたのだが,本記事を読んでそうでもないんだなと。全くの門外漢の視点でもそうなのだろう。「美術史勉強してた」と言った時に,「どんな絵描くの」と返されて返事に困る場面は過去何度かあった。


・人気番組の末期を感じた瞬間を挙げてけ(哲学ニュースnwk)
→ 真っ先に思い浮かんだことが>>1で出てた。これはウリナリのレギュラー入れ替え総選挙。
→ あとは挙がってるもので同意したのは,電波少年に松村が出なくなったことかなぁ。行列のできる法律相談所は法律相談しなくなったあたりから見なくなった。
→ 逸見さんが亡くなってからのショーバイショーバイと平成教育委員会は本当に。司会って大事だなぁと。
→ 特命リサーチと万物創世記は調べ尽くして調べるものがなくなって消滅した感。最後の方はどっちもそれテーマなん?というのが多かった。  
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2014年01月09日

SIR(スーパーアイドルマスターランキング)のP名数を数えてみた in 2013

去年の。というわけで,今年も数えたので報告。




集計のルールは今までと全く同じ。長期は正式にカウントするが,ランキング動画に登場する上位10作品のみのカウント。合作の場合,3人くらいまでのものはバラバラにカウント。参加Pが多すぎて収拾がつかないものに関しては「合作」でカウントした。除外とシリーズ最上位以外は参考記録としてカウントで,シリーズ最上位以外については200位まで集計した。

総評
200位水準が約2680pts,これは昨年の水準を1000pts下回るという,急激な減少であり,歴代最低である。しかも次に低い2011年では約3070ptsであるため,そこから比べてもこれは極端に低い。なお100位同士で比較しても約4700ptsと約5960pts,50位で約8400ptsと約9285pts,20位で約14670ptsと約16140ptsと,順位を上げていっても全体として低調であるから,「極小数の伸びる動画だけが伸びた」という言い訳も苦しい。自分の感覚としても2013年は2012年と比べて低調であった。なお,長期作品10位が2012年で151位相当だったのに対し,2013年では58位相当である。通常ランクインの動画にもかなり古い作品が多く,要するに「過去との戦い」が熾烈になってきているのかもしれない。

一方,シリーズ物は好調で,200位水準が大きく下がったことも影響し,シリーズ除外作品が異常に多かったのは今回の特徴である。2013年の3700ptsというと120位ほどだが,それでもとある二人のPは約15個・20個がランクインと,割りととんでもないことになっている。無論,史上最多である。ランクインした動画の種類は,ちゃんとした統計を取っていないが,感覚としては昨年とおおよそ変わらなかったのではないかと思う。アニマスとMMDは引き続き強い。

ランクインしたPの数は166名。昨年から微減であるが,毎年150〜180人の間なので例年通りである。一作のみでのランクインが122名。これも微減といったところで,この辺りのデータは昨年とほぼ同じと考えてよさそうである。合作の数は7。例年は10以上なのでこれも減っている。


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2014年01月08日

C85参加記録

やっと書ける時間がとれた。

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2014年01月03日

非ニコマス定期消化 2013.7月下旬〜8月中旬

次回は第11回MMD杯。



これを聞いてもこの人すごい。表現力豊かすぎて,抑揚のないミクさんの声からは浮いているが。



咲には比較的珍しい,おしゃれ系のMAD。




引き続き怖いくらいおもしろい。咲MADとしても実況MADとしても最高峰である。続編待ち。





こっちは公式が病気シリーズ。日清は長年のCMでときどきすごくおもしろいのが出てくるからすごい。



玉が超高速なのがちょっと気になるが,良い出来。あとは手動の部分を自動化できれば。これ,ガチなのをどっかの企業が作らないかなぁ。絶対話題になると思う。



よくこれだけ長い時間,しかもこの3曲を踊ったなぁと。しかし,名古屋民はなぜ皆そこで踊るのか。



引き続ききょおも追っている。かわいい。  
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2014年01月02日

2013下半期ニコマス20選

2013年下半期ニコマス20選ポータル
2013年下半期ニコマス20選レギュレーション

総評:今期もハルカニ13のおかげでPV日照りはなんとか避けた印象。半年前も書いたが,3が出るまでPVは不調であろうから,それでも約半数をPVから選出できたことを幸運に思うべきであろう。そして,やはりMMD杯が強かった。アイマス出自の作品二連覇は驚いたが,喜ばしいことである。後は12月の謎の手描き名作ラッシュがすごかった。この20選にも取り上げた17〜19の三作品で今期を全部持っていった感じがする。最後に,YAWARAのOPの手描きがすごかったのだが,いつの間にか非公開になっていて選出できなかったことが悔やまれた。公開なら確実に選出していたので,ここに明記しておきたい。


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2014年01月01日

2014 賀正

あけましておめでとうございます。昨年はこのブログをご贔屓にして頂き大変ありがとうございました。今年もご愛顧の程をお願いします。

例年に従って,今年の目標を書き並べておく。(ここまでコピペ)


エロゲ:昨年の目標15本で,結果は8本。それも短編や全年齢同人ゲー含めなので,プレイ時間は相当に減っている。しかも,そのうちの1本『おとりろ』をレビュー書いてないまま半年放置するという体たらくである。言い訳をしておくと,昨年に限れば仕事,及び私事にて多忙であり(私事の内容は近日中に発表できるのではないかと思う),はっきり言って単純な時間不足であった。今年も仕事と私事の忙しさ次第であって不明瞭である。目標は一応10本を掲げておき,かつ『WA2CC』の積みゲー歴が2年を超えたので,本当にいい加減崩したい。ICのアニメも終わったことだし。

ついでに,去年やったゲームで一番評価が高いのは『おとりろ』。あとは『WEE3』を挙げておく。『大図書館』は悪くなかったがパンチは無かった(そもそもパンチを求めるゲームではないが)。

美術館:昨年の展評数が18,書いてないのがいくつかあるから,ひとまず20回の目標は大体守れている。今年も最低限20は行っておきたい。ただし,会期ぎりぎりに行く癖が直らず,展評が宣伝としての意味をなしていないことがしばしば生じているので,この点は反省点として今年に活かしたい。

書評:これも目標は毎年15ほどで,今年は12冊であった。これも書評を書いていないのが4冊あるので,読んだ数としては追いついている。あと仕事と私事のほうで読んだ本が多く,これらは書評にしていないため,単純な読書量としてはむしろ昨年より多い。今年も沢山読みたいところである。


最後に直近一週間ほどの更新予定を書いておく。1/2がニコマス下半期20選,1/3がコミケの報告。1/4からは通常更新に戻りつつ,同人誌の感想記事と,『おとりろ』のレビュー記事,前期のアニメ感想記事の3つは早めに書いておきたい。  
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