2014年03月31日

どの世代もアニソン多い

・やる夫と金糸雀で学べるかもしれない三角貿易の世界 第一話  さらばニート生活(泳ぐやる夫シアター)
→ 大西洋三角貿易のやる夫スレ。おもしろかった。一気に読んでしまった。歴史好きなら読むべし。あ,ただしけっこうキャラが死にます。それもかなりあっけなく。


・オオカミ少年は死なず 〜民主主義は何回死んだか〜(dragoner.ねっと)
→ 回数が重なるほど軽くなっていくのだから,軽々しく言う言葉じゃないよなぁ。全権委任法や改定治安維持法並……とまでは言わないが,そういうたぐいの法律が成立した時にいう言葉であって。
→ 今回の場合は,法案の内容を改善する方向でがんばれよ,とは報道を見ていて思った。法案自体の問題というよりは,法案の内容が杜撰なのが特定秘密保護法の本当にまずいところだと思うので。


・白鵬・日馬富士・鶴竜以降のモンゴル人力士は、三役に定着できていない?1999年以降の番付別外国人力士数を分析し、その品質を探る。(幕下相撲の知られざる世界)
・遠藤や大砂嵐達に牙を剥く、大相撲の刺客達。今改めて、幕内中位〜下位の凄さを考える。(幕下相撲の知られざる世界)
→ これらはある。朝青龍とか白鵬とか一部のモンゴル人がすごすぎるだけで,プロの平均水準は上がってると思う。それは同時に,幕内の大部分を締める日本人関取の平均水準も上がっているということでもあるわけで。


・どんどん二次元化!:カラオケ定番曲を世代別にみると、歌謡曲→JPOP→ネットの流れが一目瞭然だった件(ねとらぼ)
→ 母体のバイアス(カラオケ好き)を考えても,10代から50代までの一致具合がすごい。特に40代と50代が意外に若い。50代のうちの上司が『女々しくて』や『栄光の架橋』を歌うかというとまず歌わない。40代の『千本桜』や『紅蓮の弓矢』は本当に若い。
→ 逆に,50代と60代のその断絶は何だろう。よくわからない。仕事をやめるとそんなに老けこむのか?
→ 10代〜30代で違いをみつけようとすると,確かに10代はアニソンというよりもボカロソングとは言えるかも。30代は『サウタージ』や『チェリー』が入ってるあたりで年齢を感じさせる。


・プロが選ぶ「2013年 ベスト展覧会」(弐代目・青い日記帳)
→ それぞれの選者の個性が出てて良い。美術史家I氏は板倉先生かな。その割に佐藤康宏先生は実名まんまで出ているが。
→ 個人的なチョイスでは,1.豪華さに圧倒されたのは上海博物館展(東博,2.展示がおもしろかったのは夏目漱石展(藝大),3.目の保養になったのは川合玉堂展(山種)かな。  

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2014年03月30日

琴欧洲引退に寄せて

琴欧洲は先駆者として偉大であった。この点の功績は旭鷲山や高見山に張るものがある。現在東欧は相撲ブームで,そのうちハンガリー出身やウクライナ出身の力士が大相撲を席巻するかもしれない。それが実現すれば,ますます高見山に比肩する存在になっていくであろう。

琴欧洲の相撲人生といえば,昇進は異常なまでに早かった。身体もできていたし,相撲への順応も早かった。駆け上がってきたときの相撲ですでに完成されており,驚いたものだ。小結・関脇での負け越しはわずかに1回,というよりも小結・関脇の在位がわずか4場所で,負け越した以外の3場所が全て大関取りにかかわっている。平成17年の後半3場所:大関取りの戦績は36−9で,しかも朝青龍や魁皇,(当時小結・関脇の)白鵬などからの白星を含み,3場所とも優勝同点or次点であった。これは横綱も早かろうと皆思っていたものだ。

ところが,大関に上がるとさすがに周囲に警戒され,弱点を突かれるようになると,途端に脆くなった。そう,単純に昇進が早すぎて周囲の対策が遅れ,それが大関取りを有利にしていた。結果として大関に上がってからの成績はそれ以前よりも悪く,「昇進して気が抜けた」という批判を受けてしまうようになる。ただまあ,事実として平成18〜19年の相撲ぶりはひどかった。組めば無類の強さであったが,足がそろっていて立ち会いの威力を欠き,あわてるとバタバタと足を走らせて土俵を割った。一度は覚えたはずのすり足を忘れてしまったかのような足運びが見られ,これではふんばれない。特に小兵に弱い傾向はこの頃から見られ,中に入られてもろ差しになるともう何もできなかった。

しかし,平成20年になると,立ち会いきちんと踏み込んで組みに行く琴欧洲と,悪いときの琴欧洲という別人のような取り口が交互に現れるようになった。ともあれ安定して10勝し,好調な方の琴欧洲が続けば20年5月のように優勝することもできた。しかし,「交互に」現れているようでは綱取りは覚束ず,結局優勝はこれが最初で最後であった。どころか優勝争いをしたのも21年7月が事実上の最後であった。琴欧洲が決定的に崩壊したのは平成23年5月場所である。奇しくも技量審査場所であったが,ここで右膝を痛めて休場した後7月はなんとか復調。これまた奇しくも,魁皇に勝ってのカド番脱出であり,魁皇はこの取組を最後にして引退した。ところが9月,今度は右肘を痛めて途中休場。その後は魁皇から悪い意味での「立場」を引き継ぎ,カド番の回数ばかりが増えていった。そういう意味では,そこから約3年。よく引退せずに続いたものである。ともあれ,これにて平成の互助会メンバー(魁皇・千代大海・琴欧洲・琴光喜)は全員引退したことになり,やっと清浄化された。その結果がここ1・2年の大変動であるから,いかに彼らが停滞を呼んでいたかがよくわかる。

取り口は右四つの寄りで,高身長ながらきちんと腰を割った美しい寄りを見せていた。投げは案外と少なかったが,とにかく寄りが強烈であった。ただし,前述の通り立ち会いが腰高で足がそろっていると力が出ず,しかも無意識にその体勢になるから,日ごとの好不調の波が激しかった。立ち会いがちゃんとしていれば白鵬や朝青龍ともいい勝負をしたが,不調時に足をバタバタとさせて自ら土俵を割っていく姿は,多くの相撲ファンの記憶に残ってしまっている。それに比べると目立たなかったが,たぐられると弱かった傾向もあり,魁皇や朝青龍にはそれでいいようにやられていた。弱点で言えば,何より特定の力士には圧倒的に弱く,安美錦・豊ノ島・栃煌山からはいいカモにされていた。苦手力士の多さのせいで横綱になれなかったようなものである。


さて,引退会見では「体力的にも精神的にも限界」と言っていたが,実際その通りだろう。ケガで満身創痍,たたいていた私が言うのもなんだが大関としてふがいない成績という周囲の批判も強かった。それでも彼が懸命に土俵を務めていたことには違いなく,それは周囲にも十分伝わっていた。引退会見で見せた琴欧洲の涙には万感こもっており,私も思わずもらい泣きしてしまった。今後は協会に残って後進の指導にあたるそうだが,ぜひとも強力な欧州出身力士を育てて欲しいものである。いっそ佐渡ヶ嶽部屋には「一部屋外国出身力士一人制」を例外的に撤廃するとか,どうだろうか。お疲れ様でした。
  
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2014年03月29日

昇進する人,辞める人

史上初の6大関から,これほど急激に情勢が変わるとは,誰が予想していたであろうか。それも,ヨーロッパ人2人が辞め,日本人2人が残り,モンゴル人2人が昇進したのである。特に鶴竜の横綱昇進は最大の予想外であった。鶴竜の今場所の相撲ぶりは個別評で後述するが,見事な綱取りであったと思う。この昇進に文句をつけるやつはおるまい。しいて言えば白鵬・日馬富士が自滅し,鶴竜と当たるときには取組前から万全ではなかった。それも含めて「綱取りは運」なのであるから,鶴竜の綱取りにケチがつく材料というよりは,来場所万全な両横綱との取組が,鶴竜の真価を問うところになるのかなとは思う。

一方,白鵬が自滅した理由が相当にいただけない。白鵬は稀勢の里を目の敵にしすぎであり,明らかに稀勢の里戦で相撲が崩れた。白鵬は3度立ち会いがあわず,組まずに押し出した。そして翌日の琴奨菊戦も立ち合いから調子がおかしく,普段なら楽勝の,しかも手負いの琴奨菊にいい形で寄られ,無理にこらえた挙句右手を負傷するという大惨事である。近年の白鵬は15日間を万全に取り切るだけの体力が残っておらず,終盤に向けて本気度合いを上げていく省エネスタイルである。だからこそ今場所本気を出すのは日馬富士戦と鶴竜戦の2番に絞るべきであって,稀勢の里戦で体力を無駄に浪費した結果があの琴奨菊戦であったのではないかと思う。

対して日馬富士は最後までスタミナが残る分白鵬よりマシであるが,連敗癖があり,ぽろっと負けるともう後がダメである。鶴竜で負けたのは純粋な実力としても,その後豪栄道・琴奨菊と落としたのはいただけない。あれで優勝争いが崩壊したところがあり,白鵬があの体たらくだったからこそ日馬富士が壁になるべきであった。特に豪栄道戦は明らかに集中力を欠いており,他の力士の模範たるべき横綱としてあるまじき相撲ぶりと言ってよい。

琴欧洲の引退については別記事で。全体としては話題先行でやや内容は物足りないところがあり,もうちょっと熱戦が見たかったかなと思う。特に上位陣は鶴竜と豪栄道の活躍に支えられたところがあり,稀勢の里はまだ綱取り失敗の後遺症が残っているようであったし,琴奨菊は本来なら来場所カド番という出来であった。中の下としておく。


個別評。まず鶴竜である。前回「白鵬・日馬富士片方を勝ち星に含んだ14−1での優勝」がハードルと書いたが,見事に両横綱を倒しての14−1であった。それだけに隠岐の海戦の謎の敗北が気にかかるが,それを言うのは野暮であろう。あの敗北で黄信号が灯ったが,よく立ち直ったものだ。今場所は彼のいいところが良く出たのではないかと思う。前さばきのうまさは以前から一級品であったが,今場所はそれを用いた撹乱がうまく効き,気づけば綺麗な四つ身で鶴竜が寄っているという場面が多かった。日馬富士の突き刺さる立ち会いを正面から受け止めて組むのは現状白鵬にしかできない芸当だが,今場所の鶴竜はそれをやってのけた。ただし,十一日目の栃煌山戦に顕著であったが,あわてると引いてのはたきしかしなくなる悪癖は健在で,今後の弱点になりそう。攻めているうちは無敵だが防戦には弱いというと,意外と日馬富士に近いのかもしれない。

その他横綱・大関陣。白鵬は前述の通り。省エネ相撲は配分をミスると脆い。日馬富士はぼちぼちの出来で可も不可もない。琴奨菊はよくあの右肩のケガで勝ち越したなとは思うものの,彼の勝ち越しは鶴竜優勝の副産物である。だいたい全部稀勢の里が原因。その稀勢の里は全く振るわず,某人の「精神的脆さの前に,腰高をなんとかしよう。メンタルの問題じゃなくて,実力不足であることを稀勢の里ファンは認識すべき」という意見に首が折れるほど同意である。

三役。豪栄道は好調であったが,立ち会いさえなんとかできればその後の相撲ぶりは大関級なのは皆知っていることである。今場所は割りと立ち会いがうまくいっていたような感じがするが,偶然か改善されたのかは今ひとつわからなかった。改善されているのであれば,来場所に結果が出るであろう。対して栃煌山は今ひとつ進歩が無いが,特定の相手に極端に強いので,安美錦同様上位にいるだけでおもしろいというところはある。小結の二人は特に何も。

前頭上位陣。遠藤はこんなもんでしょう。欠点は前回と同じで,まだ身体ができあがっていないため,立ち会いの勝負や膂力の勝負に持ち込まれてしまうと脆い。逆に流動性の高い勝負やがっぷりでない四つならすでに幕内上位クラスということを証明した15日間でもあった。来年の春場所くらいには大関取りになっていてもおかしくはない。玉鷲は善戦したが黒星というのが多く,惜しいといえば惜しかったが,ということは単純に家賃が重かったということだ。隠岐の海は合口のいい鶴竜には勝ったが,それ以外ではまるで見るところがなかった。毎場所書いている気がするが,隠岐の海と栃乃若は身体が大きいのにもろ差しにこだわりすぎで体勢を崩している。その両者の対戦で,先にもろ差しを作った栃乃若が,苦し紛れの外四つになったはずの隠岐の海が優勢に寄り切ったのは,象徴的なシーンであった。いい加減なんとかせいよ。周りの親方や力士は何も言わないのか。嘉風敢闘賞だが,正直今ひとつ印象が薄い。豪風のほうが印象に残ってるくらい。

前頭中位……はほとんど書くことがない。妙義龍は前頭10枚目でこんなに苦戦するとは思わなかった。終盤4連勝でひっくり返したものの,11日目までは4−7である。前半は攻めに力がなく足はついていかず,散々な出来であった。尻上がりの傾向は前からあったが,今場所は極端すぎる。

前頭下位。大砂嵐は好調だったのに途中休場があり,残念である。再出場後はやはりただでさえぎこちない相撲ぶりがさらにぎこちなく,見ていられない感じもあった。千秋楽にはようやく相撲ぶりが戻り,なんとか勝ち越せたのは不幸中の幸いである。荒々しいのが魅力ではあるが,やはり相撲を覚えた方が伸びると思う。貴ノ岩の変化に対応した点などを見ると,適応がかなり進んでいるのではないか。舛ノ山は以前よりも死にかかっている場面を見なくなった。心肺機能が鍛えられ,心臓の持病に対抗できているのかもしれない。貴ノ岩は幕尻付近ながら10−5,やっと真価が発揮されてきた。組む力士ではあるが,組まない方が勝てているようにも見える。里山はすっかり研究されてしまい,左下手で入れない,入っても極められて動けないなどの場面が散見された。幕内に残留したいなら,もう一工夫欲しいところである。

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2014年03月24日

継体天皇とか聖徳太子とか

・【エロゲ解析】批評空間の採点基準は甘くなってしまったのか?(今日から始めるゲーム統計学)
→ 原因の分析は困難,というところも含めて良記事。往々にして原因とは複合的だったり,分析不可能なものだったりするので。
→ 一方,表題とは別のところで,エロゲーユーザーは昔より慎重になっている,とは言えるのかも。SNSの発達や,エロゲ業界の悪い部分が広まっていたりもするからなぁ。


・『収容所の架空少女』の原典(Togetter)
→ 元ネタが小説だったり,最初は少女じゃなくて貴婦人だったり。作り話だったことに驚きである。よく検証したもんだ。


・明らかになる古代の「日韓交流史」(NHK クローズアップ現代)
・「古代の日韓交流史」NHKがクローズアップした時代の少し前になにが起きたかまとめた(BUSHOO!JAPAN)
→ NHKのニュースに端を発した一連の古代日本史の記事。1記事目。継体天皇はそれまでの天皇家から血がつながっておらず,征服者だという説は聞いたことがあったが,実は逆で,血縁以外に呼ばれる理由が無いという説もあるという。なるほど,地方の有力者というわけではなかったのであれば,むしろ血がつながっていなければ,確かに話がつながらない。しかも,なかなかヤマトに入れず苦労していたのであれば尚更。でもってその騒乱の間に半島がざわめき,九州の豪族も右往左往していた。その中で磐井の反乱も起きていた。九州の豪族がヤマト王権にしっかり忠誠を誓っていたわけではない。
・北斗の拳に脳内変換したらバッチリわかる!聖徳太子以前の日本古代史(BUSHOO!JAPAN)
→ 2記事目はその続きで,欽明天皇即位まで。
→ 「そういう説もある」扱いで,安閑・宣化VS欽明も,二朝並立論も高校日本史で習ったなー。安閑VS宣化・欽明という説もあるのは驚いた。言われてみると,こっちのほうが説得力あると思う。
・ドラえもんに脳内変換するとタイムマシーンを使った並みにわかる古代の崇仏論争【聖徳太子まであと一歩】(BUSHOO!JAPAN)
→ 3記事目はさらにその続きで,仏教伝来と聖徳太子登場前夜まで。
→ 個人的には,この辺は東方神霊廟の世界である。系図に「物部守屋妹」がいる。
→ 崇峻天皇暗殺の黒幕も蘇我馬子説で習った気がした。違うかもしれんのね。古代史は説が変わっていくのう。
・「和を以て尊しとなす」の聖徳太子が武闘派で戦争好きだった件(BUSHOO!JAPAN )
→ 4記事目はいよいよ聖徳太子。八面六臂の活躍を整理するとこうなる,という感じ。


・昔は鮮やかな色彩でした…天平期の姿をCGで再現 東大寺の執金剛神立像
→ アウグストゥス像のカラフル復元を見た時くらい違和感ある。ちなみにこれ。


・2013年のアマゾンの売れ行きランキングから歴史ものベスト10を抽出したところイタイ気持ちに(BUSHOO!JAPAN)
→ どちらかというとジャレドさんすげー,という話では。
→ 5位(と10位)は「教科書レベルの通史を大人向けに改編したもの」ではないのでは。それなりに高度な話をやっているので(通史だけど)。  
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2014年03月23日

非ニコマス定期消化 2013.10月上旬〜11月上旬



いつものけいえむ氏アレンジ。なんかもう,これが来ないと始まらない。



これはすごい労力。



将棋は普段全く見てないけど,この一連の流れは笑った。乗っかったのが 橋本崇載棋士だけじゃないというのがすごい。棋士の皆さん,ノリが良くて大変いいと思います。



MADとしても歌ってみたとしてもなかなか良い。



EDの方の歌ってみたも。一人Kalafina。



投稿日時が完全にポッキー。ロッソ・ファンタズマすぎる動画。



ひたすら楽してもラスボスに到達。FA封じをせず,ちゃんとネオエクスデスも倒している。右下石化はいいとして,残りは,意外にも比較的オーソドックスなあの手段。



こんなの見逃してたっぽい。なんでこのイベント没になったかなー。



確かにこの国歌はすごかった。
  
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2014年03月22日

ヴィクトリア朝美術展その1

我が家で過ごす最後の日森アーツセンターのラファエル前派展に行ってきた。これまでここ数年でバーン=ジョーンズ展,ミレイ展と開催されてはいたが,ラファエル前派を包括的に扱った展覧会というと初めてではないかと思う(それでミレイ展がいつだったか調べて,2008年9月ということを知ってショックを受けたのは内緒)。来ていた作品は案外と周辺の画家のものが多く,ロセッティやミレイばかりとはいかなかったものの,質量ともに満足行くもので,展示品の見せ方もよく,良い展覧会だったのではないかと思う。

最初の章は歴史がテーマの作品。ここが一番ラファエル前派らしい作品が多かったと言えるゾーンかもしれない。『リア王』の終盤の場面,放浪したリア王がコーデリアの軍の陣幕で眠るシーンが描かれた作品があり,非常にラファエル前派らしいなと思った。シェイクスピアを題材にした作品は多いのだが,『リア王』ならもっと他にもシーンあるだろうというところで,このチョイスである。同画家はチョーサーがエドワード3世に読み聞かせをしているシーンを描いたものもある。あとの変化球としては,《シェイクスピアが生まれた部屋》。一見すると何の変哲もない部屋であり,タイトルを見てなんだそりゃ,と。ミレイの《オフィーリア》も来ていたが,これはその6年前の展覧会でも見ている。ミレイの作品はあのときの展覧会と同じ作品が多かったのが,少々残念といえば残念。

次の章が宗教。ラファエル前派は文字とおり「ラファエル以前」を理念として掲げてはいたが,カトリック回帰ということはなく,むしろゴリゴリにプロテスタント的であった。この辺はラファエル前派が中世回帰である以前に,ロマン主義的・国粋的であるのが先にあるということであろう。それにしてはロセッティの《受胎告知(見よ、我は主のはしためなり)》は聖書を無視しすぎである。なにせ天使に羽は生えてないし,マリアは聖書を書架で読んでおらず,ベッドから起き上がった寝起きの状態である。ぱっと見では受胎告知とわからない。図録によると,ロセッティの周辺には聖書の字句通りの解釈を否定する国教会の自由主義派がいたらしい。かくのごとくこれまでのお約束を全部無視しているかというとそうでもなく,同じくロセッティの《聖カタリナ》はちゃんと車輪を持っていた。さすがに無いと見分けつかないわなぁ。この辺の中途半端なとがりっぷりもまたラファエル前派の特徴かもしれない。

第3章が風景。うまいはうまいのだが,ラファエル前派だからという特徴は他のジャンルに比べると無い。その中で一つ挙げると,エルサレムの風景を描いたものがあり,宗教的な動きである一方,ロマン主義的オリエンタリズムからの接続でもあるかなと。その画家が「現在のイェルサレムはアラブによって堕落している」と発言していたことが図録には書かれていた。ただしこの画家,自らもアラブの服装でパレスチナを旅行していたそうなので,筋金入りではある。

第4章は近代生活。ここでは《我が家で過ごす最後の一日》が唯一印象的であった(今回の画像)。それにしてもこの親父,いい笑顔である。よく見ると家財一切には競売用の番号が貼り付けられており,右下の床には競売目録が落ちている。左下の馬の絵はギャンブルで全部スッたことを示し,真ん中の暖炉の火は消えかかっており,あわせてこの一家の没落を示す。左では悲しみにくれる老婦人が紳士から何か受け取っているが,図録によるとこれは新居のアパートの鍵であるらしい。机の上の新聞は安アパートの広告を示しているとのこと。古典主義の絵画のようなパズルの絵である。

第5章は詩的な絵画というテーマだったが,今ひとつわかりづらかった。第6章は唯美主義で,第7章が象徴主義。特定の題材がない作品が並ぶ。有名な作品としてロセッティの《ベアタ・ベアトリクス》と《プルセルビナ》があった。特に好きな作品というわけではないが,見れてよかったと思う。あとすごくどうでもいいところで,ロセッティの《聖なる百合》という作品があった。もちろん普通に女性が描かれた作品だが,「聖なる百合,そういうのもあるのか!」という方向のコメントが頭に浮かんだのは自分でもだいぶどうかと思う。マルタとマリアで姉妹百合かな?  
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2014年03月20日

咲関連の気になったもの(13年11月上旬〜11月下旬頃)

・盛岡にある三ツ石神社から臼沢塞と薄墨初美について読み解いてみる (私的素敵ジャンク)
→ やっぱ現地調査大事だわ,と思わせられる記事。仕込むリッツもリッツだが,気づいて探訪するつんさんもhannoverさんもすごすぎる。舞台探訪かくあるべしというような記事。
→ お前もどっか調べてこいと言われたら……三河が舞台になったら現地調査するから(震え声)


・2人きりにさせると不具合が生じるカップル(あっちが変)
→ 「まるい」の破壊力wwwwwwww
→ 白望×宥はなんだかんだお世話してしまう互いが想像できる。このカップリングもありなのでは(百合脳)。
→ 胡桃×竜華はどちらの吸引力が勝つのか見ものですね。


・照や衣や怜や淡は固有結界の術者だった……?(とっぽい。)
→ あれは儀式だ,術式起動のための詠唱だ,と言われると納得する。そもそも呪術ってそういうもんだし。
→ 固有結界同士の衝突で,世界観の強い方が勝つからこそ説得力は重要なので……というところで拙文につながったのは,超絶身内トークですが。(参考:阿知賀編の説得力(
→ シズは一見して普通に麻雀を打ってるけど,他の能力者には蔵王権現のビジョンが見えてるとすると,固有結界自体は展開しているものかと。むしろこっそり何もしないのが儀式だったりして。モモと同じで。


咲-Saki-世界に、「天照大神」に続きついに「花鳥風月」が揃った件(近代麻雀漫画生活)
→ 高天原とあわせて衣ちゃん三冠王。
→ 一応書いておくと,
・天照大神:「天」江衣,宮永「照」,「大」星淡,「神」代小蒔。神話由来の別格能力者4人。物語の中核にかかわってくることが予想される面々。
・高天原:「高」鴨穏乃,「天」江衣,「原」村和。咲に立ちはだかるライバルたち。
→ 花鳥風月は深い意味は無さそうだけど,言葉遊びとしてはおもしろい。打ち筋といいあだ名といい,風はやっぱり明華かなぁ。


・清水谷竜華さんについて考える。(さくやこのはな)
→ 千里山の面々は全員名前に水の由来があるという話。大阪は八百八橋ですもんね。
→ そのノリで考えるなら東東京の面々は「町」に関連する名前でもおかしくはない。今のところはちょっと推測が立たないけど。そもそも4人が留学生なので,外国の都市出身という点ではクローズアップされている感はある。ハオの香港,明華のソフィア・アンティポリスともに目立つ感じで。だからこそガイトさんの地元民感も強い。
→ 京都は「八百八寺」だが,まだ一人も登場していないのであった。多分最後まで登場し無さそう。


・【速報】末原恭子(CV:寿美菜子)(NaNじぇい)
→ 末原先輩は「本当は弱くないのに相手三人が咲史上でも稀に見る極悪さだった」「典型的にも程がある戦犯顔&名言集」「にもかかわらず勝ち抜けて戦犯回避」の3コンボが重なったからこそ伝説になった。あのままガチで敗退してたらここまでの存在にはなっていなかったであろう。
→ >>479の部長の「何いってんだこいつ」顔の絶妙さよ。咲さんが末原さんの何を怖がっているのかについては一筆書く予定があるが,検証しながらアニメ見たいので,アニメが終わってからで。
→ ここで大爆笑したwwwwwww>臥牙丸「(ニッコリ)」。別に栃ノ心でもええんやで。
  
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2014年03月15日

第10回東方シリーズ人気投票分析(音楽部門・投票者アンケート)

第10回の結果発表
第9回の分析。

<音楽部門>
こちらでも保守化が見られる,というよりもキャラ人気以上に動いていない印象さえある。もともと音楽部門はキャラ部門よりも動きが少なかったので,そう感じられるのだろう。その中でいくつかピックアップすると,「ハルトマンの妖怪少女」が5位に躍進し,「ラストリモート」も10位まで上がり,この2曲はキャラ人気に強く連動。「恋色マスタースパーク」の順位上昇も,魔理沙復権に連動しているのかも。「天空のグリニッジ」も秘封曲とするならキャラ人気に連動して上昇したものとして認めてよさそうだ。

逆に妙に順位を下げたのが「霊知の太陽信仰」と「幽霊楽団」で,確かに最近あまり聞かない曲かもしれない。「ネイティブフェイス」は前回からさらに続落。いい曲ではあるのだけれど7つには入らない,という人が多いのかも。「佐渡の二ッ岩」は43→67とすごく下がっており,これはマミゾウさんのキャラ人気が上昇しているのとは逆である。確かにマミゾウさんの活躍が見られるのは主に鈴奈庵であるので,曲のイメージはむしろ薄れていると言える。

新作からは「輝く針の小人族」が6位にランクイン。これはちょっと予想外であったが,さすがに6ボス曲は強い。しかも,前回の「聖徳伝説」が19位だったことを考えると,曲単体としてかなり評価されたことがうかがえる。私自身「輝く針の小人族」は投票した。本当にいい曲だと思う。長く上位に残るかどうかはちょっとわからないが,注目しておきたい。

作品別では変わらず風神録が強い。30位以内に6つ,50位以内に11曲とかなりの割合を占めている。50位以内では紅:5,妖:5,永:5,風:11,地:6,星:3,神:3,輝:4と,驚くほど偏りが少ない。これは大体前回も同じ。


<投票者アンケート>
まず平均年齢。約22.37歳だそうなので,第9回からの2年間で0.17歳老けた。これまでの経過から言えば一年で0.2歳ずつくらい老けていっていたので,2年でそれに見たないというのは老化が止まりかかっている。これは来年のアンケートでは完全に止まる可能性もあり,気になるところである。また,年齢別最多が15〜19歳という点は以前と変わっておらず,新規ファンの獲得には成功しているようだ。ただし,本格的な艦これの影響が出てくるとすると来年以降のアンケートであり,これも要注意事項である。それだけ新規ファンが増えているにもかかわらず平均年齢が多少なりとも老けているのは,単純にファンをやめないおっさんが多いからで,30代以降の投票者の割合は毎回じわりじわりと増えていっている。

一番の注目は作品別プレイ率で,どの作品もまんべんなくプレイ率がかなり下がっている。これはちょっと理由が考え付かない。一般に新規ファン層が多ければどうしてもプレイ率が下がるとは言えるが,今回はそう大きく入れ替わったわけでもないように思う。うーん。新規ファン層が書籍組を入り口に入ってきた人たちばかりで,全くプレイしていないとか? 各作品別クリア状況でも改善されたのは神霊廟のみ。というか神霊廟が改善されてなかったらひどい。

東方を知った時期については,やはり新参が多いことが確認される。これは平均年齢の老化が止まりかかっていることと合致する。つまり,今回投票数が減ったのは新規・古参関係なく,やはり周知の問題だったということの裏付けにもなるだろう。新参でも投票した人はとても多かったし,古参でも忘れていた奴は忘れていたということだ。

ところで,ニコニコ動画開設後の07年以降でファンが増えているのは疑い得ないものの,前にこのアンケートがあった第7回のときには07年8月から08年8月に知った人が全体の30%を占め,人数も約6700人であった。してみると,今回の07年8月から08年8月に知った人は約17%の2600人に過ぎない。アンケートに答えた人総数自体が減っていることを考慮してもすごい減り方である。差の4千人のうち,多くは投票忘れではなく投票する意志が無かった層であることを考えると,4年という歳月の長さを感じる。確かに4年前と同じように続けている趣味って案外多くないかもなぁ,と東方ファンを7年続けている自分が言うのもなんであるが。  
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2014年03月14日

第10回東方シリーズ人気投票分析(総評・キャラ部門)

結果発表
前回の分析


<総評>
今回の最大のポイントは投票数が大きく減ったということにある。キャラ投票ベースで今回は約3万1千票だが,前回が4万4千票なので,尋常じゃない減り方をしている。前々回(8回)でさえも3万6千票,第7回が3万3千票なので,これは第7回以来(4年前)の水準ということになる。これはキャラ部門をベースにしているからの話で,実は音楽部門やアンケート部門で比較するとさらに少ない。それでも,全ての部門で第6回(5年前)よりは多い。私は今回の投票数は減るだろうと,事前に考えていた。しかしそれは前回の投票数が異常だったからであって,前々回水準の3万5千票前後だろうと考えていた。それさえも下回ったというのはちょっとした驚きである。

投票数減の原因はいくつか考えられる。影響の大きそうなものから挙げていくと
1.昨年開催しなかった関係で2年空き,投票が忘れられていた可能性。多分これが一番大きい。昨年までは2月になると「そろそろ投票の季節だな」と自然に界隈が騒がれだす感じであったが,今年はそんな雰囲気が全くなかった。開催期間直前になってから「そういえば今年はあるんだった」と気づく人が私の観測範囲では多く,古参でも投票し損ねた人たちはそれなりに多かったのではないか。
2.東方Wiki自体の地位低下。1番に関連するのだが,東方コミュニティの多様化・細分化が進んだ結果,東方Wikiが東方コミュニティの総本山と思われなくなった節があり,それで投票に来なかった層・そもそも投票の存在自体を知らなかった層が増えてきているのではないか。これは昨年の東方ニコ動祭での人気投票が,思われていたよりも投票数が多かったことと正反対の現象かもしれない。
3.艦これ等の隆盛により,東方の影自体が薄い1年だった。これは1番や2番よりは影響力が小さいが,全く無かったと言い切れるわけでもないと思う。よって,原因として挙げておく。


<キャラ部門>
保守化が激しく,主要メンバーは定位置である。投票数が伸び悩んだのが,保守化の最大の原因であろう。その中でいくつか挙げていくと,まず「魔理沙復権」。これはまさに保守化の一環ではないか。「こいし急上昇で3位」「こころちゃん初登場で15位と大健闘」は非常にわかりやすい。私も“こいここ”は大好きだ。こころの初登場15位は本当に快挙で,20位以内の面々はほぼ固定されており,これに食い込むのはかなり難しい。紅美鈴が常にこのラインちょうどにいるので,まさに門番の役割である。これを乗り越えたというのは初登場のご祝儀があるにせよ大したものだ。

なお,保守化の原因について「人気キャラは風神録あたりまでで固まってしまっていて,新キャラがなかなかそこに食い込めない」という意見をよく見る。これは前々回くらいまでは正しかったと思うが,今回の結果を見るになんとも言えない。20位以内のキャラを分類してみると,主人公2,紅4,妖4,永1,花1,風2,緋1,地3,星1,心1となる。どちらかというと紅魔郷と妖々夢が強すぎるだけで新キャラもそれなりに上位に定着している,と考えを改めた方がいいかもしれない。その意味で,神霊廟と輝針城で上位定着キャラがいないことについては,もう少し経過観察が必要かもしれない。現状では神霊廟が35位の布都,輝針城は34位の 針妙丸が最高という状況ではあるが。

次,早苗さんが10位以内に戻ってこない。前回の分析で「次回は反動で7位くらいに戻ってくると思うので慎重に見たい」とか書いたのだが,反動は無かったようだ。パルスィが38位から25位に急上昇。これは原因不明だが,MMDで良いモデルが活躍していることや,こういうキャラは風見幽香や藤原妹紅の事例があるように急上昇してそのまま上位にそれなりに定着するというパターンがあるので,今回もそのパターンかもしれない。その意味では小傘が地味に順位を上げている方が,もっと理由がわからない。これもMMDではちらちら姿を見る,というくらいかなぁ。輝針城最高位は針妙丸の34位。これは影狼とどっちかなと思っていたのだが,6ボスの意地を見せたようだ。もっとも,影狼は42位で輝針城では2位なので,予想は間違っていなかったようだ。あとは,小鈴が思ってたより伸びなかった(51位)のが意外。以前は書籍組は伸びない傾向があったが,ここ2・3回は華扇ちゃんの登場もありそうでもなかった。

大きく下がっているのはまず布都(19→35)。これは予想できたが,逆に太子様は上がっている。心綺楼でのアピール度合いの差が出たか。次に衣玖さん(30→39),これは最近露出してないからと思われる。鍵山雛(29→41)も同様か。慧音(31→44)の場合も最近公式作品で見かけないからと理由づけてもいいのだが,案外小鈴の登場で票を取られたのではないかと思っている。


今回も作品別・ステージ別の平均順位を取ってみた。まずステージ別,中ボス含み,妖々夢の4ボスはルナサで代表させた。

紅:27.6 妖:35.1 永:44.3 風:34.7 地:41.3 星:44.1 神:55.9 輝:61.4

やっぱり紅魔郷が圧倒的に強い。なお,紅魔郷は大妖精と小悪魔を外すと平均順位17.1位という驚異的な数値を叩きだしてくれる。もっとも,前回は23.7位,中ボス抜きで15.9位だったので下がってはいる。新キャラが増えた分順位が下がるのは普通であり,紅魔郷の下がり幅は気にするレベルではない。他の作品も大体は3位くらいずつ前回より平均順位を下げているが,その中で極めて下げ幅の少ない作品が2つある。地霊殿と星蓮船である。地霊殿は言うまでもなくこいしとパルスィのおかげであるが,星蓮船は大きく上がったのが小傘だけである。残りのキャラは大きく伸びてもいないが下がってもおらず,結果として平均値は保ったということのようだ。下がらないというのは新キャラが入ってきてもぶれなかったということで,固定ファンが多そうである。

下げ幅が大きかったのは新作ご祝儀の切れた神霊廟と(48.6→55.9),風神録(29.1→34.7)。風神録の理由を探っていて気づいたのだが,秋サンドの下がり具合がすごい。中身が霖之助と目立つ存在だったのでそっちに気を取られていたが,それぞれ13位・14位下げていた。加えて鍵山雛も12位下げており,残りのキャラは現状維持だから,そりゃ平均すれば6位ほど下がっているのもやむなしである。ただ,この3キャラがこれだけ大きく下がった理由についてはよくわからない。

次にステージ別。こちらは中ボスは完全に無視した。永夜抄の4ボスに霊夢・魔理沙は含めず,神霊廟の1ボスに幽々子は含めず。EXはPhを含めた。

1:64.6   2:44.1  3:43.5  4:48.0   5:28.5  6:29.0  EX: 26.7

5ボス・6ボス・EXが強いという傾向は前回と変わらない。しいて言えば前回1位は5ボスだったが,今回はEXボスであった。これはこいし効果としかいいようがない。前回と全く様相が違うのが4ボスで,前回は32.8位だったから実に16位近く落ちている。いったい何が起きたのかと調べてみると,既存キャラの順位はほとんど変化なし,一方新規加入の九十九姉妹が84位に91位だったため,大きく平均順位が下がった模様。また,実は1ボスも平均順位を約10位落としている。それで気づいたのだが,ルーミア以外の1ボスは軒並み10位近く順位を落としていた。2ボスや3ボスには見られなかった現象なだけに,興味深い。
  
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2014年03月12日

受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2014 その3(国立大)

・はじめに
例年は私大のみ収集しているので,これは特別編である。2014年は国公立大で暴走した大学がいくつか見られた。国公立大は論述問題が多く,学部別に入試を作る必要がなくて前期1回分だけ作ればよいせいか,良問が多いのが通例である。しかし,この場合は別方向に暴走することがたまにある。教員が学生に課す期末試験の感覚で入試問題を作ってしまうという現象である。これはこれで範囲外の知識を要する問題ができあがる。

ただし,あえて言ってしまえば,論述において思考力を課す試験と範囲外の知識がないと解けない試験は紙一重である。なぜなら作った側は「確かに○○という事実を知らないと解けないが,問題文でヒント出してるんだから推測できるだろこれくらい」と思い込んでいるからだ。ゆえにこうした問題は,おそらく作った本人としては意欲作なのである,困ったことに。しかしふたを開けてみれば,推測なんてつくはずもなく,ちゃんとした解答を作れているのは一部の予備校講師と,さらに極一部の(おそらくその大学の受験生の0.1〜1%くらいの)受験生だけなのであった。それで,その教員が「これだから最近の若者は」となるか,ちゃんと反省してくれるかは別問題だが。

とはいえ,論述で強引に超難問を課す大学というと,例年は一橋大のみであった。しかし,この一橋大型の逸脱をやらかした大学が,今年はもう2つある。一橋大含めて紹介しておこう。一応書いておくが,全て前期日程である。


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2014年03月11日

受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2014 その2(早稲田大)

昨日の続き。番号が8番から始まっているのは,昨日の慶應大からの続きであるため。お気になさらず。本日のハイライトは,悪問としては12番の法学部の問題。笑えるのは13番の文学部,23番の政経学部の問題かなぁ。

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2014年03月10日

受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2014 その1(上智大・慶應大)

書籍版ができました!この年度も収録しています。


・序
昨年の記事も大変好評をいただき,すっかり人気シリーズになってきた。読者の皆様に感謝申し上げる。基本的な目的意識についてはこれまでのものとなんら変わりない。つまり,悪問や度を超えた奇問・難問に対する糾弾である。なぜならそれらの大半は偶発的な事故や意欲的な作問の結果などではなく,大学という教育研究機関にあるまじき知的怠惰の結果から生まれるものと推測され,それもほとんど釈明しないという傲慢な権威主義が見られるものだからだ。そうした難問や悪問を非難しつつ,笑い飛ばして供養しようと思う。

世界史未受験者やもう忘れてしまった人にも配慮して,基本的に太字だけ追っていけばどこがひどいのかわかるようにしたつもりである。世界史詳しい人にはやや太字がうざったいかもしれないが,ご了承いただきたい。


・収録の基準と分類
基準は昨年と全く同じであるので再掲する。テンプレなので昨年・一昨年から読んでいる方は読み飛ばしてかまわない。

出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数回答が認められるもの。
悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。
→ 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。
奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。
難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。

難問の分類について注記しておく。大学入試という形式上,どれかしらの高校生向け検定教科書に記載があることが,最低限の基準である。ゆえに本記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用語集』に頻度,任發いいらとりあえず記載があるもの」とした。おそらく,これが「受験世界史の最広義の定義」であり,ある種の「受験生と大学の暗黙の了解が守られる限界のライン」であろう。

もっとも,現実的に考えると,販路の限られた教科書の全種類に受験生が触れることは実質的に不可能であり,また他科目への圧迫ともなる。ゆえに,多くの教科書に記載がある=少なくとも用語集頻度がぐ幣紂い修靴道垣遏ε貊顱実教のいずれか1冊以上で言及のあるもの,というのが本来の適正な「受験世界史の範囲」であろう(東大や京大はほぼこの基準を守っている)。あわせて,たとえば「 銑いら選ぶ正誤判定で,,寮飢鬚棒賁臈な歴史用語が使用されているが,◆銑い全て(マイナーではあれ)受験世界史範囲内知識であるため,消去法でなんとか,正解とわかるパターン」のようなものは収集対象としていない。


・総評
今年のリストは全部で約35。去年が約40だったので減ったには減ったのだが,これは今年の上智がおとなしかったからという事情がある。また,解説の字数を数えてみると減っていないどころか増えてしまった。結局のところ諸大学には全く反省の色が見られないということだ。また,今年の早稲田大に特に見られた特徴であるが,おそらくよく調べずに専門外から出題したせいで,政治的・人権的に危うい表現が入試問題から見られることがあった。これらについては出題ミスとか悪問とかそういうレベルじゃない。ばからしい話ではあるが,出題ミス以前の問題で,本当の最低限としてそうした出題は避けてほしいところである。

また,今年は国公立大で奇問が相次いだということも特徴的である。ゆえに,普段は(1)で上智大,(2)で早稲田とし,慶應大は(1)と(2)の字数の少ない方に入れるという二部構成であったが,今年は(3)国公立大編を入れて三部構成とした。やや長丁場となるが,付き合えるところまでお付き合いいただければ幸いである。なお,(3)国公立大編が読んでて一番おもしろいかもしれない。あまりにもひどいので。


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2014年03月08日

メディア芸術祭と伊万里展

色絵花鳥八角大壷新美の文化庁メディア芸術祭と,サントリー美術館の伊万里展に行ってきた。そこ,メディア芸術祭一ヶ月前やろとか言わない。

メディア芸術祭は毎年行っているから行ったが,今年の目玉は有頂天家族のアニメーション部門優秀賞受賞くらいだ。なお,去年はKURATASとか勝手に入るゴミ箱があり,一昨年はまどマギがアニメーション部門大賞,3年前はヒストリエがマンガ部門大賞に四畳半神話大系がアニメーション部門大賞と,何かしら自分が見ているものが受賞していた。2009年以前は行ってないが,今見たら09年はへうげものがマンガ部門優秀賞,08年はピアノの森がマンガ部門大賞とやっぱり何かしら受賞していたようだ。

行った感想としては,やっぱりあれは良いアニメだったなぁと。商業的には報われていないはずなので,せめてこういうところで輝いて欲しいと思う次第である(と,円盤買ってない身で言っても説得力はないが)。前述の通り,『四畳半神話大系』は大賞を受賞しているので,森見作品は強い。確かに全体としてメディア芸術祭受けしそうな題材ではあるが。あと,『エヴァQ』も優秀賞受賞していたが,実はまだ見てない。そういえば『言の葉の庭』もまだ見てないということに気づいた。まとめて近日中には。大賞の作品は……正直よくわからなかったのでノーコメントとしたい。しかし,商業作品とそうでない作品が,一定の基準の下で入り交じるカオスはいかにもメディア芸術祭っぽい。

漫画は,行ってから思い出したのだが,そういえば『ジョジョリオン』が大賞であった。『ジョジョリオン』単体というよりはジョジョシリーズとして認められたような感じがするし,その意味では今更感も無くはないものの,作画的にもテーマ的にも受賞にふさわしかろう。メディア芸術祭は部門別に作品別に与えられる賞が中心だが,それとは別に,個人に与えられる功労賞という枠もある。荒木飛呂彦の場合,この功労賞に近いものがあるのではないか。なお,この功労賞,今年はコミティアの運営が受賞していた。コミケではないところがミソで,やはりオリジナル限定という点で,功労賞の意味合いは重い。ただ,米澤嘉博には死ぬ前に功労賞あげて欲しかったなぁと。そのうちコミケ関係者も受賞できるといいな。


サントリー美術館の伊万里展の方。個人的には金襴手を見に行ったのだが,染付が多めでやや肩透かしであった。ただ,伊万里の歴史を改めてちゃんと追えてよかった。

伊万里の隆盛は,明清の交代による中国の動乱,それに続く清朝の遷界令(極端な海禁政策)により,1640年代から1680年代にかけて,中国からの陶磁器輸出が激減したことによる。オランダ東インド会社が,景徳鎮の代わりとして認めたのが,日本の有田焼だったというわけだ。こうして,1660年頃から有田焼が海外輸出向けの陶磁器生産に特化し始める。本展の展示もこの1660年頃の作例から始まる。この時期の有田焼はまだまだ鍋島焼と大差なく,染付である。その後,輸出が軌道に乗り始めた70年代からカラフルな作品が登場する。いわゆる柿右衛門様式の誕生である。

ところが,1683年の台湾征服(明勢力の壊滅)により極端な海禁政策を取る必要がなくなると,翌84年から清朝は海禁を緩和し,景徳鎮産の陶磁器が再び大量に海外市場で出まわるようになる。こうして,景徳鎮と伊万里の熾烈な競争が始まる。それに伴って有田焼は景徳鎮とは別の特殊進化を遂げるようになる。ヨーロッパの貴族の好みに応じて,派手に・巨大に恐竜的な進化を遂げる。いわゆる金襴手であるが,実は「赤絵に金泥彩色」という意味での金襴手自体は明末の景徳鎮ですでに発明されている。しかし,その巨大さやけばけばしさという点で伊万里の金襴手は完全に別物である。私もそうだが,伊万里というとこの金襴手を想像する人も多かろう。これが,強大な本家との勝負,価格競争ではなく付加価値で勝負,ヨーロッパ貴族の需要に直撃といった事情から出てきたことを考えるにとてもおもしろい。国内向けの鍋島焼は藩の意向により染付で様式的進化が止まったこととは対照的で,有田焼は染付→柿右衛門様式→金襴手と短期間で変化が激しい。

しかし,やはり磁器の本家本元景徳鎮は強く,1730年頃から伊万里は次第に劣勢となる。これには東アジア貿易の拠点を日本に置いていたオランダが衰退し,代わって中国進出を図っていたイギリスが覇権を握ったという事情もある。最終的に1757年を最後に伊万里の輸出は行われなくなった。奇しくも,清朝では乾隆帝が海外貿易を広州一港に限定して中国の海禁が完成した年であり,ヨーロッパでは七年戦争という,イギリスの最終的な勝利と覇権が確定する契機となった戦争が始まった年でもあった。こんなところでも,世界の歴史はつながっている。
  
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2014年03月06日

非ニコマス定期消化 2013.9月上旬〜10月上旬



ぺんた発掘の直接の契機になった動画。それがダンマスFINALでこの曲というのはなんというか。



ぺんた振り付けのダンス。恥ずかしながらそうであることをかなり経ってから知りました。



これもキレッキレ。見てて気持ちよくなるからすごい。




前にも紹介した人だけど,この人は本当にプロの犯行。これほど感情表現豊かな「コネクト」はオリジナル含めて初めて聞いた。



やっぱ伊勢湾台風は伝説やな……上陸時点で中心気圧925hPaとか,暴風域が四国から神奈川まで,強風域に至っては九州から福島まで入るとか,近年にも強い台風は来てるがここまでのは見たことがない。



おやつ縛りで,別の手段でボスを倒していくシリーズ。まだ別の手段を思いつくうp主もすごいが,そもそも別の手段があるFF5は本当すごい。青魔法や調合を使いこなせばなんとかなるもんだ。



詰みポイントエクスデスも,おもわぬ手段でクリア。「かくれる」無しの手段をよく思いついたもんだ。第三世界はおやつと違う倒し方を思いつかなかったらうpしないと言っていたが,結局思いついたようで投稿が再開された。



P-P,とうとうアクションゲームの最高峰アイワナに足で挑戦。現在も続行中。さすがに大苦戦している……が,多くの人が手でさえちっともクリアできないゲームということを考えると,むしろ驚異的なペースで攻略していってると言えるかも。



TASさんのニュータイプっぷりがいかんなく発揮されている動画。というか,このゲーム普通におもしろそう。

  
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2014年03月05日

2つでいつもの1つ分

曽我蕭白_蘭亭曲水図東博のクリーヴランド美術館展&人間国宝展に行ってきた。一週間以上前に会期が終わっていることからは目をそらしつつ。クリーヴランド美術館はオハイオ州,エリー湖の湖畔という抜群の立地にある美術館である。しかし,クリーヴランド展は正直に言って思ってたよりもすごくなかった。それなりに豪華ではあったし,もちろん初見のものばかりであったが,一方であの水準のものなら東博の常設展の方が豪華なのでは……というのがどうしても感情としてあって,企画展としては評価しづらい。個人的に仏画にほとんど興味がなく,最初の1/4ほどがだいたい全部仏画だったのも印象として悪影響だったのは否めない。

最後まで通して見て印象に残ったものを挙げると,河鍋暁斎の「地獄太夫図」はさすがにインパクトがあった。「福富草紙絵巻」はさすがに何度かバリエーションを見ているので,段々ストーリーを覚えてきた。ちゃんと通して読んだことはないのに,絵巻物のキャプションや図録の説明だけで多分ストーリー一本つながっているので,長年の美術館通いが思わぬところで成果を生んでいるのかもしれない。あとは伝海北友松の「松に椿・竹に朝顔図屛風」と,伝周文の「春冬山水図屏風」,曽我蕭白の「蘭亭曲水図」(今回の画像)の3つはとても良かった。特に曽我蕭白は,いつもの豪快な感じではなく,非常に落ち着いた山水画であった。卓越した技術があるからこそ暴走できるんだということを再確認させてくれた。あれらを見れたことで,この企画展は満足しておくべきかもしれない。ところで,いつもの東博なら「伝周文」と書くと思うのだが,今回は道号つきで「天章周文」という表記であった。クリーヴランド美術館側のこだわりなのだろうか。

人間国宝展は期待してなかった割には楽しめた,という感じ。現役の人間国宝たちも,過去の国宝たちに様々な手段で立ち向かっている。それは復元・再現であったり,技術やデザインの革新であったり。ただまあ,革新の難しさも同時に感じてしまう。ちょっと外れると途端に陳腐に,安っぽくなってしまったりするし,作られた直後は評価されていたとしても,それが2,30年経ってもまだ威厳を保っているかというと,そうでもなかったりする。しかし,過去の国宝たちはそうした時の洗礼を乗り越えて今でも威厳を保っているのだから,新しく作られた国宝候補にも耐えてもらわないといけないのである。これが難しい。

そういう意味では,デザインではなく技術,つまり過去には不可能だった現代の科学技術を用いた超絶技巧は陳腐化しにくくていい。しかし,これも意外と明治から昭和の前半までにやりつくている感はあり,なかなか「これは平成」というものにはなかなかお目にかかれない。そういうの期待してるので,現代の工芸家の方々にはがんばってほしいところである。  
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2014年03月03日

最近買ったもの・読んだもの(主に咲3冊)

・『咲』本編12巻。表紙の荒川ちゃんかわいい,という話は置いといて。先鋒戦,ガイトさんの打ち筋は正直まだよくわからない。能力とか非能力とかそういう次元ではなく,あえて言えば「異様な直感と豪運」としか言い様がないものが働いている。ただそれを言うなら愛宕洋榎もそうなってしまうんだが,この二人は明らかに打ち筋が違うので,表現が難しい。ガイトさんは弘世様のような狙い撃ちもあるが,愛宕洋榎は単純に鉄壁である。この辺はもうちょっと今の中堅戦と,(多分臨海が上がってくるであろう)決勝戦先鋒戦で観察したい。
→ もしくはこの辺を整理整頓する考察をですね,誰か(他力本願)。
→ 次鋒戦はおもしろかった。というかちょっと中国麻雀打ちたくなってしまった。暇と余裕ができたらルール覚えてみようかなぁ。
→ しばしば本編が「決勝いつだよ」「個人戦は何年後だよ」とぼやかれてますが,あえて言おう。「カバー裏の冒険完結するん?」

・『シノハユ』1巻。まだ1巻なのでいかんとも全体像が見えてこない。どういうストーリーなのかは2巻を待ちたいところ……だが,ゆっくりやる予定なのか,連載の様子を見ていると2巻でもまだ見えてこなさそう。
→ それはそれとして,「優勝して目立って母親探し」の競技が麻雀とは……現実だとありえんな……それも含めて,本編や阿知賀編よりも情緒的な雰囲気を保ってると思う。この雰囲気のまま進んでいくと慕ちゃんが死にそうで怖い。

・『咲日和』3巻。プロテインは万能調味料。ちぃ覚えた。
→ 新道寺の皆さんが「麻雀部でしかできないこと」で悩んでいたが,「リザベーションなどiPS力を高められます」でいいのでは。は,ひょっとしてあの世界は別の種目でもiPS力を使った技が常識なのでは?咲世界のサッカー漫画や野球(ソフト)漫画・テニス漫画待たれる……それってキャプ翼やテニヌなのではというツッコミは禁止で。
→ 基本崩してあるんだけど,たまに本気絵が来るから動揺する。p.64の漫ちゃんとかあなどれない威力。
→ そのデフォルメ絵で見てもたかみーはかわいいなぁ。
→ かなり崩してあっても,こういう4コマらしからぬ表現が咲日和にはある。それはおっぱいが大きいキャラはデフォルメ絵になってもおっきいままであること。大概の場合,デフォルメにしたらつぶれるんだけどな……この辺は木吉紗の考えかリッツの指示か。


・『ゆるゆり』11巻。11巻まで来ると特に追加して書くこともなくなってきたので,適当に。
→ 71話,結衣先輩ボケもいけるやん。
→ 76話,似たもの同士に見えて,ちゃんと考えてぼけてる京子と天然の櫻子の違いがよくわかる回。必然的に京子がツッコミに近く。そういう意味では71話の布石が効いてる。
→ 77話,私も逆上がりできない系小学生でした。中学生はそもそも体育の授業で鉄棒があった記憶がない。今ならわかるが,あれは単純に腕力と腹筋が足りなくて身体が浮き上がらないのが,全国の逆上がりできない系小学生の原因だと思う。コツとかそういう問題じゃないので,身体を鍛えましょう。
→ 特装版特典の1話リメイクについては,確かに絵柄かなり変わってるから,リメイクしたかった気持ちはよくわかる。さすがに今のほうがおもしろい。
→ アンケートハガキ返送させる気完全に無いだろw

・なもり百合姫表紙集。この厚さで1500円は,装丁の豪華さを考慮しても高い。が,まあファンアイテムなので。
→ これ読んじゃうと,やっぱりこういう路線も読みたくなる。もちろん単純に百合度を上げて,「ゆりゆり」のような路線もいいのだけれど。
  
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