2014年09月29日

第四にして最強の新鋭

今場所は土俵の内容が高く,特に序盤は熱戦が多かった。終盤はやや失速したように見えたが,単純に全員スタミナ切れとも見える。けが人が多かったのも過熱しすぎたせいと考えると納得できる。優勝争いは逸ノ城の奮闘のおかげで盛り上がったし,実は鶴竜もついていっていたので,あんなもんじゃないだろうかと思う。客の入りもよかった。やや待ったが多かった点以外は全て及第点ではなかろうか。上の下と評しておく。ここ数場所は上の中から中の中で推移しており,九州場所次第だが,全体として内容の濃かった年ということになりそうである。長年の「無気力相撲」脱却政策と,新鋭の浮上がうまく噛み合ったか。

今場所は照ノ富士・遠藤・大砂嵐がまとめて上位挑戦するという場所で,それで盛り上がるかに見えたが,蓋を開けてみると多少気を吐いたのは照ノ富士だけであった。その照ノ富士が6−9で終わってしまったのは意外である。大砂嵐は地力で7−8にまとめたものの,明らかにケガが重く,本来の取り口は見る影もなく,内容は無かった。遠藤は長くなるので後述するが,負けが込むに連れて内容もなくなっていった。対照的に逸ノ城が暴れ回り,話題をかっさらっていった。記録ラッシュである。新入幕で13勝2敗は史上3人目。新入幕で大関挑戦が7年ぶり,大関(連続)撃破は14年ぶりで,連日に絞ると史上初となる。横綱撃破は41年ぶり。初土俵から5場所での大関撃破・二桁勝利・横綱撃破はまとめて史上初だ。旭天鵬の40歳勝ち越し・白鵬の史上2位となる31回目の優勝とあわせて,とんでもない記録場所になった。……いやでも,旭天鵬と白鵬のおかげで最近毎場所何かしら記録が更新されてないか。

逸ノ城については,正直こうなるんじゃないかという気はしていた。幕下上位の頃(春場所)から「こいつは朝青龍・白鵬以来の逸材」という話題しか聞かなかったし,先々・先場所の十両での取り口を見ても「やべぇ」という感想しか出なかった。来場所は少なくとも前頭筆頭,番付編成会議の判断によっては小結もあり,仮に小結でまた二桁勝てば早くも大関取りの話が出てくる。さすがに来場所は多少跳ね返されると思うが(フラグ),本気になった上位陣と逸ノ城の正面切った対決は見たい。


個別評。白鵬は今年の5場所で一番良い出来だったのでは。所作も先場所に比べると落ち着いていた。デーモン閣下に諌められたのが効いたのか。しかし,「(豪栄道戦の)1敗で(場所が)盛り上がったんじゃないですかね」はあまりにもぐう畜発言ではw。日馬富士は眼底骨折だそうで,めちゃくちゃ心配である。手術して骨の折れたところに詰め物をした方が完治しやすいが,その詰め物が折れやすく,今度また眼底骨折したら視力を失って再起不能になりかねないそうだ。それを避けたい日馬富士は手術しない治療法を選んだ。うまく行けば初場所には復帰できるようだが,九州場所は怪しいらしい。無理せず治してほしい。鶴竜は可も不可もなく。前半戦の決まり手の大半が引き技というのがらしいというか,何というか。内容はともかく,11勝は横綱として及第点だろう。逸ノ城は事故。

大関。稀勢の里は年齢による衰えが始まっているのかも。がっちりと捕えてからの寄りに力強さが見られなくなってきた。宝富士に正面から寄り負けたのは象徴的。精神が脆すぎて綱とりが期待できない,とかそういう話じゃなくなってくるかも。琴奨菊は9−6ではあるのだが,逸ノ城戦が無く白鵬戦も無く9勝は負け越し扱いだろうとでも言いたくなる出来で,鶴竜を寄り切った12日目の相撲以外は基本散々だった気がする。一方,豪栄道は新大関のプレッシャーとケガで1ヶ月稽古できず,という状況からの8−7は許されよう。千秋楽勝ち越しで,土俵下で審判をしていた境川親方の目が潤んでいたのが印象的だった。

三役。常幸龍と千代大龍は奇しくも同時新三役で新風になるかと思われたが,結果は壊滅である。事実上の上初挑戦になる常幸龍は仕方ないとして,千代大龍はもうちょっと何とかならんかったんか。エレベーター化にリーチがかかっている状態で,もう次の新鋭が来ているのだから,危機感はもって欲しい。

前頭上位。照ノ富士と遠藤はまとめて,立ち会いが遅かったのが敗因。ただし,その対処法は各々異なった。照ノ富士は諦めて立ってから何とかしようとした。結果,上位陣には壊滅したが,同格相手にはなんとかなったものが多い。懐が深いとこういう時に有利である。一方,遠藤は立ち会いに前掛かりになることで威力を高め,欠点を補おうとした。しかし,この作戦は見透かされており,結果上半身だけで相撲を取る形になるよう誘導されてしまい,ばたばたと前のめりに倒れる姿が散見される羽目になってしまった。照ノ富士と大砂嵐・逸ノ城が強烈過ぎるが,まだ遠藤を見捨てるには早いと思う。今場所の敗戦は大きな経験となったはずで,頭の良い彼ならまた一工夫してくるはずである。そして,その工夫は前頭中盤であれば十分に通じるように思う。その次,エレーベーターにならないかどうかは,来年の初場所で観察したい。

高安は可も不可もなく。豊ノ島は休場が非常に惜しい。全部出てれば勝ち越し&再三役だったのでは。後半の上位がおもしろかったのはこの人のおかげだろう。もろ差しで中に入る相撲が光っていた。碧山は10勝だが,むしろここ2・3場所低迷していただけで,この人は1年前(昨年の九州場所以降)にエレベーターを脱出したというのが私の評価だ。再三役を素直に喜びたい。宝富士はカオス。マジで謎。妙に寄りに力があったけど,先場所まであんな力ありましったっけ? 大砂嵐は膝のケガを治してこいとしか。組んでもろくに力が出ないから離れて取る,すると技術不足で荒々しい張り手とはたきしかできない,それを見透かされてるからなかなか勝てないの悪循環だった。

前頭中盤。勢は,昨今の相撲人気は実はこの人のイケメンにあるのではないか説もあるが,はてさて。内容は悪くなかったが,名前の通りの相撲振りとしか評しようがない。安美錦は今場所も魔術師だった。栃煌山はただの上昇エレベーターで,三賞無しは妥当。むしろ12勝してほしかった。はい来た逸ノ城。筋肉が下半身に寄ってて技術もある把瑠都とか恐ろしすぎるでしょ。把瑠都の再来と朝青龍の再来を合わせたような恐ろしさがある。でもまだ動きは鈍いところがあり特に立ち会いはやや遅く,中途半端にはたく悪癖もある。今場所はまだ皆油断してたところがあったと思うので,来場所で問われる真価に期待したい。

下位は特にピックアップする人がいなかった。時天空は年だなぁと。足技の冴えだとか寄る力は衰えてないが,足腰の粘りは明確に衰えが。


最後に,若荒雄が引退した。木村山が引退したのが今年の初場所であるので,ポスト千代大海の連中もいなくなってしまった。いまや引き前提の押し相撲を取る者は幕内におらず,隔世の感がある。  続きを読む

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2014年09月28日

咲関連の気になったもの(14年2月下旬〜4月中旬頃)

気づくと4ヶ月ぶりらしいですよ(小声)


・咲-Saki- 考察・解説・レビューまとめ(とっぽい。)
→ すばらなリンク集。現在は1.0bだが,どんどんバージョンアップされていくと思われる。
→ クロチャーが多い理由については……クロチャー書きやすいねん(言い訳)
→ 何が恐ろしいって,大体全部既読だってことだよ。でも,日常的に咲アンテナを巡回して,はてブでも咲関連を追ってればこうなるよねぇ。いのけんさんがはてブでがしがしブクマしてくれるおかげで,咲の良い記事が非常に見つけやすい。


・辻垣内智葉 日出づる処の皇子?(アルカ茄子)
→ 「辻ノ垣内瓦窯」の一致はすごい。この部分ですごく説得力が増したと思う。
→ つまり聖徳太子=辻垣内智葉=豊聡耳神子が成り立つ(東方脳)……コラボ先が妙なところで増えましたなぁ。こちらのガイトさんはポン刀抜いてましたが,あちらの神子さんはエクスカリバーぶっぱしてました。元ネタがああなのにどうしてこうなるのか。いや,元ネタも案外と好戦的だったという話もありますが。


・「風神」雀明華の風牌を集める能力はどれくらい強いのか?(麻雀アニメ&麻雀ゲームあれこれ)
→ めちゃくちゃ強いよなぁこの能力。いろいろメリットあって攻防ともに優れてるけど,やっぱり最大のアドバンテージは「和了れる1翻が最初から確定している」だと思う。
→ 何より,他の能力よりも打ってて楽しそうな能力。麻雀というと1翻確定させてからどこまで押すかが楽しくもあり苦しくもあるが,1翻確定してるから自由度が高くより楽しめる気がする。普通にあがるかトイトイにするかホンイツにするか,チャンタもあるし本編であったように混老頭だって見える。


・【全国編アニメネタバレあり】咲全国編アニメ13話の考察 覆気やこのはな)
→ 西洋美術史ネタが多くて私的にはとても興奮している。パントクラトールのキリストとかニッチすぎるやろ……と思ったが,正教圏ではよく見る図像なので,ネリーさんなら見慣れてるかも。ただし,ネリーさん移民説もあるし,どの程度現地にいたか,どの程度信仰があるのかは不明。今度の展開で明かされるかも。というか,原作でこの関連からのその辺言及があったら,喜びすぎて発狂するレベル。
→ ちなみに,「パントクラトールのキリスト」は一つのタームなので,ビザンツ美術の専門家であっても「ハリストス」とは呼んでないはず。確かに,宗教学および日本正教会の言い方からすると「全能者ハリストス」が正しいのだけれども。(補足)
→ そういえば,パントクラトールのキリスト像がなぜほぼ正教圏でのみ流布しているのか(カトリック圏ではあまり見られないのか),は調べたことないなぁ。そのせいか,パントクラトールのキリストなんて知ってる人はまず間違いなくキリスト教に詳しいか,ビザンツ・東欧美術が好きのいずれかだと思う。そしてそんなネタがさらっと出てくるリッツ,ますます何者や……
→ 爽のイメージ映像は,ライオンだとすると,キリスト教的にはネタがありすぎて絞れない。ダニエル? 聖マルコ? 聖ヒエロニムス? まさかのイエス本人? さくやこのはなのあおいさんが続編記事を書くみたいなので,楽しみに待っていよう。


ところで,「ミョンファの元ネタまとめ」は誰かがやるだろうと思って期待して待ってるんですが,私がやってもいいです? やってしまうと完全に他人の褌になるんですが(小声)
  
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2014年09月26日

非ニコマス定期消化 2014.5月上旬〜6月上旬



全く知られていなかった手法「飛空艇バグ」を駆使することで,圧巻の低歩数記録5219歩が達成された。一応完結済だが,続くのかも?
(※ 飛空艇バグ:魔大陸まで進め,途中の離脱ポイントで飛空艇に戻る。その後一定時間飛び回ったら再び魔大陸へ入り,適当なところで全滅。すると最後にセーブした地点ではなく,飛空艇に乗った状態でゲームが再開される。ただし着陸すると飛空艇は消える上,セーブポイントがかなり前だとフラグ管理が崩壊する。これをうまく使うと一気に必要歩数がカットできる。)



猫はあまりこういうことはしないが,こんなこともあるんだなという。メス猫だそうだが,母性本能なんだろうなぁ。



「任意コード実行」という新たな手段が発見され,大変なことになっている昨今のTASさん界隈。しかしこれ,儀式ですらないので,本当に何をやってるか視聴者にはさっぱりわからないのがネックと言えばネックだよなぁ。




あの名作がMMDになって帰ってきた! 比較版有り。再現度が高いのは言うまでもなく。



TASさんはこうやって金を稼いでるんだシリーズ完結。シリーズ通して笑わせてもらった。しかし,このシリーズを見るだけでわかるこの作品のストーリーのひどさよ……この最終章だけでもなんで株取引で息が切れてるんだとか,ラスボス戦の適当さとか。



めちゃくちゃメロディアスで,これはキュンキュン来るアレンジ。好み。



魔道士系ジョブのみ,一人旅,ロッド折含む消費アイテムの禁止,縛りの適用はボス戦のみ。ミラージュ張替えと体勢残存バグは有り,という縛り。前シリーズ同様,うp主の鋭い戦術が光る。



テンポ良くて気持ちいい。艦これも艦娘が増えて,作れる自然な台詞の掛け合いのバリエーションも増えたなぁと。



いやぁ,イエローテンパランスさんは強烈なインパクトを残していきましたね……
  
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2014年09月25日

単行本での修正は良かったと思います

近日中に水面下で動いていたあれの重大発表ができそうな気がします(小声)。知ってる人はあとちょっとだけ秘密にしといていただけると助かります。


・秋★枝氏儚月抄について語る(Togetter)
→ 本人お餅スパーク知ってたんか&気にしてたんか。
→ まあ実際問題配役ミスではあって,秋★枝さんに描かせるならレイマリの日常的な,戦闘シーンのないやつだっただろう。人選の事情は気になる。なぜ三月精ではなかったのか,的な。
→ あと,神主のシナリオ自体がぼろぼろだったというのもあるし,秋★枝氏はあまり気にしないで欲しいところ。


・とっくに「風化」していた天安門事件、しかしその記憶は中国共産党を「呪縛」(高口)(KINBRICKS NOW)
→ 全体的におちょくってるが,「民草に愛されて65年を売りにしている専制君主的支配者」て
→ 「法治と言論の自由、民主主義の段階的導入」より無理筋と言われる「清く正しい中国共産党」。


・googleがロリエロ八分を実行したとの説(Togetter)
→ これについては,読んでいくとわかるが,規制が非常に雑である。実際「中学生」と組み合わせると「同性愛」「性行為」「避妊」あたりが全部八分にあっている。そう考えると大問題だと思うんですが。
→ 以下のみやきちさんの記事がまとまっていて参考になる。
・LGB小中学生は「児童ポルノ」扱い? Google.co.jp、性的マイノリティの子どもたちへの情報をブロック(追記あり) (石壁に百合の花咲く)
→ こちらの記事にあるように,6月下旬以降は少し改善されたが,それでも「中学生」を含むLGBT用語で検索すると,普通に検索した場合に比べて激減する上,肝心のエロサイトを弾けていないという現状は変わっていない。
→ そしてtogetter等への反応を見ると,予想以上に「仕方が無い」的な反応が多く,表現規制の問題は常に性的マイノリティの迫害と隣り合わせであることが認識されていないという問題点も。
→ googleは私企業なんだから好きにすればいいという反応も見かけるが,すでにインフラなのでねぇ……


・誤解されやすい児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼ぶべき (Togetter)
→ これは正論で,山田議員なんかが力を入れているけど,なかなか政治の世界の言葉は変わっていかない。というよりも「児童ポルノ」の呼称でないと困る勢力がいるのが,最大の問題点ではあって,その意味でこれは単なる呼称問題ではない。


・アルゼンチンがW杯前に政治的横断幕、フォークランド問題で火種(AFPBB News)
→ これは続報がなくて気になってるんだけど。どうなったんだろう。
→ 結果的にアルゼンチン2位で終わって,ニュースとしての価値は下がってるのかな。むしろ2位で終わったからこそ問題にすべきだったような気はしているのだが。  
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2014年09月22日

そういうベランダを作ろう(提案)>住宅販売会社

・月に寄りそう乙女の作法2(Navel)
→ 『つり乙』の続編が出るとは,期待感ぱない。これだけは他の何にも代えて,即クリアします(宣言)
→ 主人公の設定がもう勝ってる。非常に良い性格している。前作の主人公とメインヒロインは特殊な生まれと特殊な育ちで,世界を呪って人生を歩んできてもおかしくなかったところ,そうした歪みを乗り越えて結ばれた。その二人が,自らたちの反省を踏まえてまっすぐ育てたとなると,こういう人になるよなぁと。前作を知ってると,なんかもう,それだけで感慨深い。あの二人の容姿とスペックを受け継ぎつつ,まっすぐに育った人が言う「僕は世界を全肯定する」は重い。これだけで作品の方向性が見えるくらい。どれだけの呪いが,あの二人には注がれていたことか。その呪いをものともせず,努めて明るい学園生活を送ったという切なさが前作のルナのルートの肝だったが,今回はハナからそんな呪いは無い。『旧約』に対する『新約』世界のような,解き放たれた『つり乙』世界は,何を見せてくれるのか。


・元・外国語校正者が泣きながら語る「ヴィジュアル系言語」の世界(干物のモドシカタ)
→ 大体インド系文字のせいということでよろしいか。ネパール語によらずデーヴァナーガリー文字はベランダの装飾に見えるw。
→ あとはグルジア文字とヘブライ文字も大概すごいなと。何よりアラビア文字だろうという気もする。全体的に見慣れればなんとでもなるのが文字ではあるので,母語にしてる人は苦でもなんでもないんだろうけど,少なくとも日本人の目からはよく判別できるなぁという感想しかわかない。まあ,まず間違いなく向こうの人からは「漢字読めなさすぎワロタ」って言われてると思う。
→ そういう仕事もあるんだなぁと感心しつつ。校正の仕事は何周か読むうちの一周は日本語を意味を捉えず読むものではあるが,むしろそれに特化して,内容を全く頭に入れない校正もあるんだなぁと。


・陶片に見る古代の同性愛、陰毛から見るギリシャ美術など〜藤村シシンの学校では教えてくれない古代ギリシャ3〜(Togetter)
→ このシリーズどれを読んでもおもしろい。世の中にいろんな論文があるもんだなぁと思いました。>“『英雄のチン毛の形状に見る地方性』っていう論文”


・リバタリアンな棄権主義――「選挙に行かないやつは政治を語るな」への反論(二十一世紀日陰者小説)
→ 概ね納得するが,機櫃修裡海世韻肋霾鵑糧鸞仂寮を活用した単なるシニシズムではないかと。で,「現実的にはこの「その3」がもっとも大きい問題」とか言われるともにょる。
→ 現実にこういうことも起きたわけで。↓
・共和党予備選「院内総務敗北」で混迷深まる米政局(冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版)
→ そういうわけで,個人的には「そこまで考えて棄権してるのであれば好きにすればいいと思うけど,情報の非対称性を活用したシニシズムだけはださすぎる理由なので,撤回した方がいいのでは」というところかなぁ。私自身はそこまでアナーキーな思想を持っていないのと,これでも漸進主義を信じているのと,まさに上記のような情報の非対称性があるからこそ,選挙には必ず投票に行っています。
  
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2014年09月21日

雲龍型の鶴竜,いたらつよそう(小並感)

最近ずっと忙しくてブログの更新が止まってたけど,峠は越えたので,通常更新(約隔日)に戻せそうです。


・博物館が“限界”に(DATAFILE.JPN|NHK NEWS WEB)
→ 「ある特定分野にとっては貴重で研究価値があるものの,特定分野がニッチすぎて一般的な市民からするとその興味関心からは遠く,かつその特定分野においても『とんでもなく極めて貴重』というほどのものでもないコレクション」をどの程度税金で保管しておく必要があるか問題(長い)。
→ 究極的には金の問題ではあって,税金をつぎ込めば解決はするが,その理解を納税者から得られるかどうかは別問題で。私自身,それってどれだけ税金をつぎ込めば解決するの? ということを考えると及び腰になるかもしれない。そういう,地元の貴重な史料の貴重さは理解してるつもりではあるけれども。


・実在の力士名に基づいた艦娘番付表作ったよー(Kousyoublog)
・【艦これ】これはスゴイ!艦娘の名前と力士の四股名調査リポート!【ツイッター】(艦これまとめ主義-攻略ネタサイト)
→ 旧帝国海軍の艦名(というよりも艦これの艦娘)と力士の名前の一致調査2つ。どちらも強い動物の名前と地名を多用するから重なることがある。が,力士は二文字があまりいないのと,陸の動物多めなので,重なりそうで重ならないというのが多い。好角家な提督がどの程度存在するのかは疑問だけどもw
→ 奇しくも横綱が駆逐艦ばっかり(明石以外)。この中だと谷風が伝説的強さだ。彼女の江戸っ子っぷりはまさかここからだったりして。直近でいたのは曙と武蔵(丸)かな。「雷電」は横綱扱いでよかった気がする。
→ 逆パターンのネタもある。実在する力士の名前から,架空の艦艇を作ってしまう。豪風はいかにも駆逐艦として実在してそうな名前だよね。嘉風もそうか。あとは空母で雲龍型の「鶴竜」とか。軽空母で「白鵬」とか。死ぬほど強そうな軽空母ですが。
→ 「島風」はいそうでいないそうなので,これから入門する方は是非。「榛名」もいないそうだが,「日馬富士」はいるんだよなぁ。


・維新 石原氏「橋下氏と分党で一致」(NHK)
→ 多くの人がこうなる気がしてたと思う。石原氏の側は名前を「太陽の党」に戻せばいいのに,またも改名するそうで,「次世代の党」とか。一方,維新の会側は結いの党を吸収した。右派の離合集散が激しいが,なんとも言えない。与党の自民党が右派なので,このタイミングでそれ以外の右派が離合集散してもなぁと。まあ,そもそも離合集散できるほどの規模がない左派よりはマシかもしれないが。
→ それはそれとして,「太陽系が分離となるとまた宇宙ネタが乱舞だろうな」と思ってブコメページ見たら既出だった敗北感。


・漫画の長篇志向のもう一つの弊害 フリとオチの不均衡問題(karimikarimi)
→ フリとオチの不均衡問題とは言い得て妙で,すごく共感できる記事。
→ 例に挙がっているが,『Kanon』におけるKanon問題は比較的うまいこといった例かも。
→ 『エヴァ』は,テレビアニメ版でぼかしまくった結果,ここまでずるずると続いているので,商業的にはむしろ成功と言えるかも。
→ 均衡した例としては何があるだろう。超メジャーなところだと『ドラゴンボール』とかか。あれほど週刊連載のシステムに合致した作品もなかったのでは。  
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2014年09月20日

最近読んだもの・買ったもの

・『プリニウス』1巻。ヤマザキマリがまた古代ローマで何か描きだしたと思ったら,プリニウスである。古代ローマの大百科事典『博物誌』の著者であるが,『博物誌』は伝説や珍事を含めてありとあらゆることを収録した大著であり,「あー,いるいる現代にもこんな人。知識欲も収集癖もひどかったんだろうな。」というのが著書から分かる感じだが,その想像通りの人物を描いている。ザッツ変人というような変人。
→ 物語のあらすじは,プリニウスの口述筆記官を務める若者を主人公に据えた比較的オーソドックスなもの。ネロ皇帝の時代のようで,ウェスパシアヌスもすでに登場している。ネロがまだ24歳なので西暦62年にあたり,ウェスパシアヌスは公職引退中でローマにいるし,オクタウィアとセネカは追放されている。ついでに言えばブッルスはすでに死んでいる。1話を見るに,プリニウスが死ぬところまでやる予定のようだ。そうすると,けっこう先は長い。
→ あることないこと書いてある『博物誌』の性質上,本書も科学的なことも非科学的なことも描いているが,基本的に非現実的な現象はプリニウス本人が一方的に語っているか,他の人が見たものをプリニウスが聞いているかのどちらかで表現されており,プリニウスや主人公が直接見聞きしたものは現実的な現象という描き分けがなされている……ような気がするが,これは以後の巻で確かめたい。
→ 今回は厳密に言えばとり・みきとの共著になる。が,とり・みきは背景の自然風景や建築物担当のようなので,全く違和感がなく読める。というか,知らないと共著って気づかないと思う。


・『東方茨歌仙』4巻。今回も短編集の振りをして,本編の補完をしたり,ちょっとずつ重要設定を公開していくスタイル。それにしても華仙ちゃん,最近正体隠す気もうないでしょw。お酒の話とか笑ってしまった。そりゃ萃香さんにも見つかりますよ。
→ 人を超えるために仙人になる神子と,人に近づくために仙人になった華仙が非常に対照的。別に仙人は人と鬼の中間点にあるわけではないのだけれど,仙人が欲を抑える/叶えるもので,鬼は強すぎる欲を振りまくものとすると,まあ中間にあるのは人間なのかなと。あとまあ,宗教は自分を助けるものか,衆生を助けるものかという宗教観の違いは,華仙と他の宗教家の違いに顕著だった。その点,神道は神仏習合するまで己を鍛えるという概念は薄かったからちょっと特殊かな。


・『UQ HOLDER』3巻。本作のおもしろさは,単純に少年漫画としておもしろい部分と,前作『ネギま!』との関連性が垣間見えるところの両方にあると思うが,両方の意味でマギア・エレベアが出てきたのは良かった。ようやくネギとのつながりが見えてきたし,エヴァンジェリンがつきっきりで見てた理由も推測が立つようになった。ある程度の適性がないとそもそも身につけられない類の魔法だし,武闘系なのに「近衛」姓な理由も,その姓なのに田舎に隔離されてた理由も,まあある種の監視のためなんだろうなぁと。あとはなんでそんなことに? という部分だけど,これは後々明かされていくことでしょう。


・『ゆるゆり』12巻。ナチュラルに好かれまくり,ナチュラルにボディタッチする京子さんは百合キャラの鑑ですわ,と改めて思うなど。
→ 79話,ちなっちゃんがいる時点でお絵かき系はダメだったのでは。
→ 83話,櫻子に漫才は無理だろ……
→ 84話,千鶴さんにも友人が。これは大きな変化では。姉さんの方は恥じらいを覚えたし。
→ 85話,向日葵さん,将来悪い人にだまされないようにね……そういう意味では櫻子がしっかりつかまえといてくれれば安心かも。
→ 86話,一番笑った。京子の京子らしさがすごくよく出てる。
→ 87話,「おなかがぽんぽんポンパドゥール」……なんつうマニアックな地名。


・『大室家』2巻。撫子さんの彼女はまだ明かされない。まだまだ引っ張る模様。
→ どっちかというとお姉様組の方が読んでておもしろいかなー。めぐみさんなんでそんな苦労人なん? 美穂さんは相変わらず黒い。藍さんはもうちょっとキャラを立てよう。  
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2014年09月12日

1024が一つできてからが本番

・CiNii Articles 著者 - 明仁
→ 言われてみると,陛下も研究者としてはただの一人の人間なのであった。これは盲点だった。
→ 「御所 The Imperial Residence」は笑わせに来てるとしか。いや,事実なんだけれどもw


・キリスト教から改宗拒んだ女性に死刑判決 スーダン(CNN.co.jp)
→ 父がムスリム,母がエチオピア正教。父が早死にして本人はキリスト教徒になったが,父がムスリムであったことを理由にムスリムと見なされキリスト教徒との結婚が姦通罪で死刑と。姦通罪というよりも背教罪と判断されたのではないか。イスラームは姦通罪にはむちゃくちゃ厳しいが,背教罪にはさらに厳しい。
→ ムスリムと認められるべき条件は,父親がムスリムであるか,自らが信仰告白をするかいずれかであるが,前者は全く現代にそぐわないよなぁ。「両親が」ではなく「父親が」というのも。
→ ゆえに,これを非難するとすると,シャリーアを基本的人権を侵害する形で運用してしまったことであって,キリスト教差別とするのは少々筋が悪いように思われる。いや,この女性がキリスト教徒だったからこそシャリーアが恣意的に運用されたのではないか,という側面からの疑義も十分に成り立つべきだし,この点も追及すべきなのだけれど。また,「シャリーアが現代にそぐわない」という非難もまた的外れであるが,これは説明するまでもないだろう。
→ ところで,私的にはあまり気にしないのだが,「シャリア法」だと「法律法」にならないか。サハラ砂漠的な。


・2048: common sence Edition
→ 今瑞原はやりの2048。何度かクリアした経験でコツを書くと「なるべく全部左下に集める。上移動は絶対に使わない。」が鉄則。なるべく右移動も使いたくないところで,逆に言って下移動と左移動だけでどこまでマスを整理できるかがポイント。
→ あとは細かなテクニックもあるが,運次第のところが大きい。どうしても上移動以外できない状況が出てきてしまうし,終盤でそうなると簡単に詰むので。


・南北朝への誘い〜南北朝クラスタだ!逃げろー!(Togetter)
→ マイナーな歴史好きは多かれ少なかれこういうところあるけどw。他にカオスすぎて逃げられるクラスタってなんだろう。ビザンツ帝国とかか。
→ 執事からの高師直が一番笑った。確かにそうなんだけど,執事のイメージが違いすぎてギャップがすごい。


・リチャード3世はレスター大聖堂に再埋葬を、英裁判所が判決(AFPBB News)
→ イギリス人でもやっぱりそう考えているのか,というのが私的にはこの記事最大の収穫。>「中世イングランド最後の王」
→ やはり,ヘンリ7世からが近世である。徳川幕府開いたようなもんだしなぁ。織豊政権で日本の社会が大きく変わったのと同じで,テューダー朝で大きくイギリス社会が変質したと思う。
→ それにしても,500年前の国王の(遺体の)ことでこれだけ本気で盛り上がれるあたり,さすがはイギリス人。エスニックジョークそのままである。「リチャード3世の姉妹の子孫とDNAが一致」というのもすごい話だ。日本で天皇の遺骨らしきものが発見されても,まず間違いなく宮内庁がごねて闇に消える。
  
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2014年09月09日

もしアメリカの公用語がドイツ語だったら

・アイマスの話〜MADサバイバルチャンピオンシップ5が開催されるかもです。ご協力を!〜(ニーサンの○○について語ってみよう!)
→ MSC復活,期待して待っていよう。ニコマスで一番好きなイベントだよ。MSC3と4の間がすごく時間が空いたわけだけど,4も普通に盛り上がったし,5も開催すれば盛り上がると思う。問題は今のPV日照りで,尺が1分超だとどういう大会になるかはちょっと予測がつかない。やっぱりPVが有利なのか,それとも長尺でも魅せる動画が出てくるのか。


・アメリカの各州で英語、スペイン語に続いて3番目に使われているのは何語?(ギズモード・ジャパン)
→ 19世紀前半くらいだとドイツ系の移民が多く,彼らが中西部開拓を進めた歴史がかいま見える感じ。先祖代々の言語を残してるコミュニティがわずかながらあるってことなんだろうなぁ。ペンシルヴェニアドイツ語というのもある。
→ ルイジアナとアカディアでフランス語が三番目なのを見ると,これも歴史的ロマンの残滓という感じが。ノース&サウスカロライナでもフランス語が三番目だが,これはどちらかというと中西部でドイツ語が多いのと同じ事情で,19世紀の開拓民だろう。あの辺がフランスの植民地になったことはない。そういう意味では,中西部にフランス語が無いのは意外。フロリダは歴史上の支配者の変遷が激しい場所だが,フレンチクレオールと来たか。これは近年のカリブ海からの移民だろうと思う。北東部にちらっとあるポルトガル語も,植民地時代の名残ではなくこっち(ブラジル人)だろう。
→ 逆にイタリア語・ポーランド語・ロシア語はいわゆる「新移民」の名残で,どちらかというと開拓が終わりかかった頃(19世紀末以降)に来た人たちにあたる。中国人は意外にも19世紀半ばから来ていたが,19世紀半ばにアメリカに渡った中国人は西部に固まっているので,ニューヨーク州で三番目というのは,伝統的なコミュニティというよりも戦後の移民じゃないかと思う。韓国人も戦後になるはず。
→ タガログ語はフィリピンがアメリカの植民地だった時代があるから納得として,意外なのはベトナム語の多さと,ミシガン州のアラビア語・ミネソタ州のミャオ語。ベトナム語はベトナム戦争・中越戦争の難民だが,もっと散ってるかと思っていた。アラビア語自体はあっても不思議ではなかったが,東部だと思っていた。五大湖とは。ミャオ語は調べてみたら,ミャオ族(フモン人)もベトナム戦争やらラオス内戦やらの難民なのね。
→ 言われて気づいたが,先住民系の言語がナヴァホとダコタしかないというのは……
→ ブコメにもあったが,これの日本の都道府県版を見たい。中国語と韓国朝鮮語とポルトガル語あたりが拮抗するのではないかと。英語が全然出てこなかったりして。


・グルジア語の人名から考えるネリー・ヴィルサラーゼ(Danas je lep dan.)
→ 『咲』にあまり関係なく,グルジア出身力士についてコメントした。臥牙丸の名前のJugheliとTeimuraz,どっちが名字なのかはいまだにわからない。知ってる人がいたら教えてください。


・2次元から3次元へ(腹筋崩壊ニュース)
→ 高層建築物のお話。ケルンの大聖堂とワシントン記念塔でスイッチするというのは偶然にせよおもしろいところ。
→ ケルン大聖堂は教会ではあるが,カトリックとプロテスタントの和解の象徴であり,プロイセンからドイツへという動きの象徴でもある。また,建設は中世に始まったものの技術力と資金不足で途絶し,それをプロイセン王室が支援して再開したという経緯がある。ゆえに近代の産物といってよい。
→ 一方,ワシントン記念塔はフリーメーソンが建てた,というのは陰謀論脳としても,関わりが深いのは事実だ。だが少なくとも表面上はアメリカ建国の父を称えるという極めてナショナリズムに則ったものであり,宗教色はない。
→ もう一つ言えば,いまだもって宗教を必要としたドイツと比較して,その9年後にはエッフェル塔なんていう,これこそ完全に宗教色のないものを建てているフランスよ。そしてエンパイアステートのチートっぷり。  
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2014年09月05日

もち蔵は一度燃え尽きてくるべきかなと

・Let's Trade!
→ 最近これをクリアしたけど,おもしろかった。ロマサガ3のトレードだけやりたい人にお勧め。
→ とあるグループがとんでもなく強くてバランスブレイカーなので,それに気づくと一気に難易度が下がるかも。ただ,それを縛ると今度は一気に難易度が跳ね上がるので,そこはなんとも言えない。


・有用微生物群(Wikipedia)
→ 通称EM菌について。今のバージョンは変に「中立」なことになっちゃってるので,2014.5.16版を推奨。
→ 普通に説明する振りをしてリンク先が「波動(オカルト)」に「スカラー波」「永久機関」「対生成」etc.となっており,全力で馬鹿にしてて笑える。これがWikipedia芸か。
→ 「結界(聖なるものを守るためのバリア)を作る性質」で「聖なるバリア ミラーフォースかよwwwwww」って大爆笑したのでリンク先に飛んだらマジで書いてあった。EM菌はニセ科学であると同時にカルト宗教ですわ。この点,他のニセ科学の一個上に行った気が。


・圧倒的なまでの大きさ…世界18の巨像(らばQ)
→ とにかく仏像がでかい。あと社会主義国系。
→ アフリカン・ルネサンスの像は初めて知ったけど,これは讃えちゃあかん物体やな。アフリカ再生の象徴というよりは腐敗の象徴で,どっちかというと再生途上多難の象徴になっちゃってる。
→ 関羽像のある運城市は関羽の出身地とされる場所。巨大な塩湖が存在し,古代から塩の商売で賑わっていた。ここから関帝が商売の神様になっていくので,現在の信仰を考えるとふさわしい場所に建てたなと思う。


・ブラック企業NERV(北へ。の国から)
→ 古い記事だが(2010年),エヴァあるある。NERVのブラックっぷりに,シンジ君の社畜っぷり。コミュニケーション不全とか以前の問題で,シンジ君逃げてもいいんだよ……


・劇場アニメ「たまこラブストーリー」を観てきた もち蔵は東京へ行くべきではない(まだへいき!)
→ 個人的には,彼は東京行ったほうがいいと思う。行かないと踏ん切りつかなさそうで。青春の不完全燃焼で,大人になってからすごく後悔しそう。
→ で,彼は自分の才能が東京で通用するかどうかにかかわらず,京都に帰ってくる。「通用するかどうか」を確かめるためだけの4年間だし,それは非常に有意義なことではないかと。たまこの親父のバンドと同じ。なので,行くのはストーリー上も親世代の行動と重なって綺麗にまとまる。そういうわけで,彼が行って帰ってくる続編が見たいなぁ。


・最大・最後の「東西文明大戦」? オスマン帝国vs神聖ローマ帝国、「第二次ウィーン包囲戦」描いた映画が、有楽町で上映中。(見えない道場本舗)
→ この映画,存在は知ってたけどあらすじを見て首をかしげて,それから気にしてなかった。そもそも1683年のオーストリアを「神聖ローマ」と言っていいかどうか。そこら辺の情報の怪しさや売り文句から,どうもトンデモ臭が。
→ 誰か見に行って実際どうだったのか教えてください。  
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2014年09月04日

セルジューク・トルコなんて表記もありましたな

・中国でも大人気「一休さん」の劇場版を公開、明朝の皇女がドタバタ騒動―中国(レコードチャイナ)
→ その発想はなかった。けどおもしろくていいと思う。
→ しかし,その時期というと明朝が政権交代で絶妙にめんどくさかった時期で,足利義満が朝貢許可願いの遣使のたびに皇帝が洪武帝・建文帝・永楽帝と代わっている。この一休さんだと誰が想定されているのだろう……やっぱり永楽帝かなぁ。
→ そして朝貢国に皇族の娘が来るとなると公主降嫁のイメージしかない。一休さん南朝の御落胤説をとるなら割としゃれになってない感ある(双方の歴史的に)。そういう意味ではすごいとこぶっこんできたなぁと。


・小学校時代には天才的に成績がいいけれど、そのためにかえって中学二年くらいからつらくなるパターン(Togetter)
→ これは
1.自習の習慣が身につかなかった 
2.進学校へ行き鼻をへし折られた 
3.コメント欄のfukkenさん指摘のように,学習内容の変化に対応できなかった 
が混在して,皆で「あるある」言ってるだけなのでは。どれに当てはまるかで全然かけるべき言葉が違うと思うのだけれど。「勉強ができた子あるある」の兄弟に見えて,実は全然違うというパターン。


・朝鮮女子卓球代表選手の土産を奪う日本政府の対応に呆れる(いち在日朝鮮人kinchanのかなり不定期更新日記)
→ 国連決議の制裁の範囲内では→範囲外だった→じゃあ日本政府は過剰な制裁してるってことに?→そもそも産経の誤報で土産は奪われてないというのが真相。
→ 情報が錯綜しててうかつに言及できないってレベルじゃない。メディアリテラシーとは言うけれども,怪しい情報を一々一次ソースまでさかのぼって確認しなければならないのであれば,そもそもマスメディアの存在意義がない。とは,この一件に限らず,最近よく思わされる。産経新聞に文句を言ってもしょうがないと言われればそこまでなんだけども。


・オスマン帝国の呼称問題について(Togetter)
→ 自分もこの理由で「オスマン帝国」と呼んでいる。オスマン帝国において「トルコ」を強調するのは,少なくともある時期までは完全に誤りだ。近代化においても,ミドハト憲法が失敗に終わるまではトルコ民族主義よりも汎イスラーム主義の方が強かったことは念頭に置かれるべき。
→ 支配者層の民族により恣意的に呼称するのはフラットではない話で,togetter内にある「アイユーブ・クルドとは呼ばれない」のはとても良い例。本当にその通りですわ。
→ さりとて,今から「露土戦争」「伊土戦争」も言い換えるかというと難しい。……と書いたところ,某人から「ハプスブルク君主国と正しく読んでも略すときは「墺」になっちゃう、的な割り切りで良いのかと。」と言われて納得した。
→ これも某人がつっこんでいたが,全く話題にならないセルジューク朝さんの立場は。というか,オスマン・トルコで通したい人はセルジューク・トルコについてはどう考えているのだろう。
→ 余談になるが,ビザンツ帝国は現状ビザンツ帝国で良かろう。「中世ローマ帝国」とか言われると神聖ローマ帝国は? って話になるし,東ローマ帝国がフラットなのかもしれないが,ヘラクレイオス朝以後はローマ帝国要素が薄すぎてイメージがわかず。
  
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2014年09月03日

非ニコマス定期消化 2014.4月上旬〜2014.5月上旬



MMD杯Ex。またイーノックが楽しく艦娘たちと踊っている。



98甲子園は反則。こんなもん笑うしかないやろ……



やっときた2012。動画製作者が交代した影響のようだが,今回の制作者もうまいと思うし,感謝したい。2013も待ってます。



エロゲの方は早くも2013年の動画が投稿されている。相変わらずの修羅の国具合が恐ろしい……ちょっとやそっとのバグや未完成では大賞取れないのが持続的に続くってどういうことよ。もうsealとスワンアイはわざと出してるだろ。実際売れるんかな。



全然知らなかったんだけど,ジャンプがこういうイベントをやるのは珍しい。ニコニコ動画ができて7年以上,アニメMADの知名度も上がってきたということか(もちろん,MAD文化自体はニコニコ動画誕生かなり以前よりあるが)。



暁型4人分全員あるので全部見るべき。恥ずかしいと思いつつ一周回って達観して素直になってる感ある響がとてもかわいいですね(力説)



すごい(小並感)詳細の書いてあるページと一緒に見た方がなおのことおもしろい。ヘリウムガスで,すごい速度で飛んでいくもんなんだなぁ。北海道で飛ばして北海道に落下したのもすごい。



またすごいモデルが。細かいところの動きがすごい。



名作シリーズ第3段。4作めは現在「五向聴」らしいので,気長に待ちましょう。
  
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2014年09月02日

C86同人誌レビュー

今回も総数で100冊ほど。うちわけは50冊が一般向けイラストor漫画,30冊がエロ,20冊ほどが文章系。ジャンル別だと東方・アイマス・艦これ・咲が10〜20冊で比較的多いが,割と雑多な感じ。気になった20冊ほどだけピックアップして紹介。前回同様,既に何度も紹介しているサークルや超有名どころ,良かったけど特に感想が思いつかなかったところは除いた。購入した割合とレビューを書いてる割合が大きくずれてるのはそのせい。


<オリジナル・イラスト系>
ぽんぽんお http://ponpondao.blog10.fc2.com/
→ オリジナル百合本。ま た 王 道 の 不 良 と い い 子 か 。だがそれがいい。  

HEART WORK  http://heart-work.info/
→ 「個人的な推しヒロインは実はルミ姉ことルミネさんですw」圧倒的知ってた。鈴平ひろの好みは明らかにルミネやろ。

az+play http://azplay.net/
→ 小物・雑貨に焦点を当てたイラスト集。大変すばらしいのですが,セットでついてきたバナナの皮のビニールテープ,使いどころが難しい。


<まどマギ>
きのこなべ避難所 http://maitake2.blog17.fc2.com/
→ 「ほむらも引き裂いちゃえば?」その発想はなかった。


<艦これ>
パンダが一匹。 http://panda1.kirara.st/
→ 大井さんと北上さんがそれぞれの提督と夏祭り。二人ともらしいところがよく出てて大変かわいかった。

VISTA http://hakooda.blog96.fc2.com/
→ 「浦・浜・谷風にダメにされたい」本。あぁ^〜浦風のせいでダメになるぅ〜

NEKO WORKs&i http://sayorinekoworks.blog.fc2.com/
→ フルカラーイラスト本。sayoriさんが艦娘,ideoloさんが深海棲艦を担当。どっちも美麗でこれはお勧め。初風が載ってる同人誌は珍しいかも。

さざなみ壊変 http://sazanami.net/
→ アイマスと艦これの舞台探訪本。両方ともハワイがかかわっているので,どちらの本にもハワイが取り上げられていた。ハワイの日系人の痕跡や真珠湾の施設では,あまり日本人観光客の姿を見なかったという話は胸を打つ……まあ私はハワイ自体行ったこと無いんですが。艦これ本の方はミッドウェー上空の写真があり,貴重。

どん底かしわめし http://donzokokashiwa.dou-jin.com/
→ 加賀さんとのポリネシアンセックス,エロくて大変良かったです。 


<咲>
かんむりとかげ http://blog.livedoor.jp/kanmuritokage/
→ いつもにも増してめちゃくちゃおもしろいんですが。12巻のとらのあなの特典からそう話が展開するとは,誰も想像がつかないw。なるほど,シロ塞が付き合ってるとすると,確かに胡桃はこう立ち回りそう。

梅の実画報 http://d.hatena.ne.jp/umekiti/
→ 濃厚なまいひめ本でした。ごちそうさまでした。

海鮮帝国 http://www.pixiv.net/member.php?id=472911 
→ 有珠山本とシノハユ本。有珠山本,爽さん人生楽しそう。 その人生楽しそうな人に惹きつけられる人たち。ユキと揺杏で絶妙なバランス。
→ シノハユ本,主人公は杏果。あとがきにある通りまだ原作でも掘り下げられていない部分で,現状の「杏果ちゃんの閑無ちゃんに対する目線や態度が意味深」から膨らませて二次創作するとこうなるなという感じ。ほっこりした。

妥当麻雀界 http://datoumajan.blog.fc2.com/
→ 咲全国編の解説本。p.13の「おまけの何切る問題」は,私だったら八筒に見切りをつけて九筒を落とします。二枚切れてるのは辛い。三色は諦めて平和かタンヤオがつけばラッキーとしたい。
→ p.30の左側のコラムで取り上げられてることは,実はけっこう重要なような。全然気づかなかったのでおもしろい示唆だった。これ,準決勝大将戦の行く末を大きく占う要素なのでは。


<アイマス>
赤兎小屋 http://www.pixiv.net/member.php?id=1583564
→ モバマスかな子フルカラーイラスト本。かな子超やわらかそう。


<東方>
蒼空市場 http://aozoramarket00.blog115.fc2.com/
→ こころちゃんいいところに気がついたがそれ以上いけない。魔理沙さんが恥ずかしくて死ぬ。

くらっしゅはうす http://homepage3.nifty.com/clash/
→ あきゅすず本と見せかけてからのマミすず本。この悪いお姉さんにだまされてる感じがマミすずは大変に良い。

Carcharias http://carcharias.3rin.net/
→ 「空亡」なんて妖怪知らんぞ,と思ったら現代産(『大神』が元ネタ)であった。今回はプレビュー版で,本編は紅楼夢で出る予定とのこと。

アビオン村F http://fechirin.sakura.ne.jp/
→ 白蓮の行動がババくさいというネタだが,実際一度は老婆になってるので本編でもそうでも全然驚かない。幻想郷の映画館でシニア価格を適用したら,妖怪の大部分がシニア価格なのではw



<その他>
環屋 http://blog.goo.ne.jp/tamakiya_web
→ いつも通り重要設定を同人誌でぶっぱしているので油断ならない。浜さんとドクターに関する重要設定があるので,ヴァンパイアバンドファンは必読。まあ,いくつかは本編でそのうち公開されると思うけど。

あまあまくろにくる http://tarte41.hatenablog.com/
→ コミケカタログに掲載されているサークルカットから,「カップリング表記」を全て「目視で」抜き出して集計した本。今回は1982年から1999年までだが,例外的にC85がサンプルとして載っている。貴重なデータのオンパレードで大変おもしろい。作品やキャラクター自体ももちろん変遷があるが,カップリングの表記方法・記号もいろいろと変遷しているというのがわかる。
→ カップリング表記という概念自体の普及という歴史もあり,1988年の夏コミ(C34)で急激にカップリング表記が増加したというのは興味深い。ちょうどC34以降というのは,女性向けの人気ジャンルがキャプ翼からサムライトルーパーや聖闘士星矢に拡散していく時期に当たり,これにより「キャプ翼のみで有効だったカップリング表記という概念が他ジャンルに拡散したのでは」というのが本書の推測である。こういう話に興味が持てるのであれば,必読書。
  
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2014年09月01日

東方コミュニティ白書2014覚書

今回の東方コミュニティ白書は,2014年の単年度的な意味合いもあるが,それと同時に総集編である。東方コミュニティ白書に興味はあったけどこれだけシリーズになってるとなぁ,とお考えの方がおられたら,本書から買っていけば十分であるので,お勧めしておく。

さて,毎回やっているこの覚書だが,本書のそうした特徴上,これまでのコミュニティ白書の内容とだぶっている内容が多い点,また2013から2014であまり東方界隈に変化が見られない点から,「覚書」すべきことがあまり無かった。よって例年の覚書より少し短い内容になるが,ご容赦願いたい。なお,2013の覚書はこちら。


pp.40-41
>>投票者の平均年齢と年齢分布
投票者平均年齢が22.37歳で,二年前の22.20歳とあまり変わっていない。コミュニティが若干ずれるが,昨年のニコ童祭でのアンケートでは22.49歳だったのので,これを加味するならむしろ下がっている。例年,毎年0.2歳ずつ老化しているコミュニティだったが,老化が止まってきている。

これに関連して,コミュニティの年齢分布を見ると,これまでは20代前半主要な年齢層だったのに対し,少しずつ年齢層がなだらかになってきている。また,久樹氏は丁寧にも加齢分を調整した年齢別増減グラフを載せている。これを見ると,22・23歳で投票に来なくなっている人が非常に多いのがわかる。あー,なるほど就職or院進学ね,と。逆説的に言って,10代後半と20代後半以降の割合が増加しており,要するに「新規参入者は引き続き多いものの,コミュニティに長居する人は減ってきている。逆に大学生期を乗り切ればそのまま居つくやつも増えている。」というようなことは言えそうで,この傾向が続くなら来年のグラフはさらになだらかになりそう。実際,20代後半のおっさんとして言わせてもらうと,今の東方界隈は以前にもまして居心地がよく,おっさん率の高いアイマスのコミュニティに似てきている気がする。

その意味では10代後半の流入が未だもって高いというのは意外と言えば意外で,私個人の肌感覚よりもコミュニティ全体は老化していないんだなぁと認識を改めた。若い子の楽しめる東方であってほしいと思います。


pp.42-43
>>東方を知った時期
自分のことを完全に棚に上げて言うが,とうとう「ニコニコ動画」以後の参入者がコミュニティの8割超に。まあ風神録から7年経ってるんだもんなぁ。神霊廟〜輝針城で参入した人が最多数で,これが10代後半の層,そして風神録〜地霊殿で参入した人が二番目に多い層だが,これが前述の「コミュニティに長居する人」の主力になっているのだろう。いずれも年齢分布とうまく合致する話だ。50%でスパッと切るなら地霊殿から参入した人でさえ古参の部類に入る,というのは覚えていて損はない。ニコ新参も遠くになりにけり。


pp.68-69
>>ニコニコ動画における東方
二年前のコミュニティ白書覚書で「仮に『投稿数を維持・増加したまま,伸びる動画は減っている』のであれば,それはアイドルマスターが通った道」と書いたが,どうやらちょっと違うようだ。東方の場合は投稿数自体が如実に下がっている。具体的に言うと,2011年頃は月間5000作品だったのが,2014年の上半期は月間3000に近い。再生数やマイリスト数に関するデータが無いのでこれ以上はなんとも言えないが,本書pp.72-73に載っている半期ごとのランキング(再生数)を見ると,20万再生超の大きく伸びた動画の数は減っていない。2012年頃に比べると総合ランキングで目立たなくはなったが,まだまだ一定の影響力は保持していると言える。


pp.82-83
>>コミケでの東方・転入元と転出先
今回のコミュニティ白書では,C77〜C86での,東方で申し込んだ人が前はどこのジャンルで活動していたか=転入元と,東方で申し込んだ人が次回どこのジャンルで活動しているか=転出先のデータが載っている。これ調べるのめちゃくちゃ大変だったのでは。頭が下がる。

閑話休題。転入元を見ると一貫して「創作(男性向け)」と「デジタル(その他)」が多い。前者はわかるが,後者はミクさんってことか。ニコニコ動画的には親和性が高いし,双方とも音楽サークルが多いという事情もあるだろう。また,C77-79(2009-10年頃)は転入量が非常に大きかった時期で,この時期に限ると「オンラインゲーム」と「ギャルゲー」からの転入が非常に多い。これは東方がどうこうというより向こう側の事情によるところが大きく,栄枯盛衰としかいいようがない。

転出先も「創作(男性向け)」と「デジタル(その他)」が多い。転出先の大きな特徴が出てくるのはここ2年ほどで,まずC83-84では「ギャルゲー」への転出が多く,どう見てもアイマス(モバマス)。ここ1年の「艦これ」への転出ばかりが目立つものの,その前段階としてモバマスへの移動が多かったことは特筆すべき現象であろう。と思って探してみたら自分でもこんなことを当時つぶやいていた。




あとまあ,言うまでもなくC85-86では艦これへの転出が多いものの,たとえばC86での艦これ1500サークルのうち,東方からの転出は約200サークル。これをどう見るかは意見が分かれそう。私的には,世間的に言われているほど多くはないなと。


pp.106-113
>>人気投票キャラ部門,キャラ同士の相関関係
今回は総集編ということで,第7回から第10回までの結果が全て載っている。キャラの相関関係は全4回でさしたる変化がないことが多いものの,その中で変わった点があるキャラだけピックアップして言及していく。

魔理沙は霊夢・アリス・チルノ・霖之助・魅魔様で熾烈な争いで変動が激しい。第8回人気投票以降にチルノが強いのは,妖精大戦争の発売時期を考えると納得できる。そのチルノはバカルテット中心から,三妖精への変化が見られる。これも妖精大戦争効果だろう。橙は1位が藍様という点は変わってないが,2位以下を椛・てゐ・お燐で争っていたところ,神霊廟発売で響子が乱入してさらに混戦模様となった。なんというか,ここだけケモい。アリスは7・8・10回では1位が神綺様だが,第9回だけ魔理沙。どう考えてもSweet Magic効果。みすちーもバカルテットが強かったが,第9回からここに響子が登場。鳥獣伎楽効果である。

秋姉妹は他の組み合わせと比較しても突出して二人まとめて投票している人が多いが,よくよく考えてみるとこれ秋サンド狙い勢だ。今気づいた。こいしはさとり+ぬえ+フラン+お燐で安定していたが,第10回ではお燐が脱落して代わってこころが4位にランクイン。第11回ではさらに票が伸びそう。一輪は第9回まで他キャラとの相関関係自体が薄かったが,第10回では九十九姉妹との関連性が強かった。空飛んでるつながり? 


pp.134-141
>>pixivにおけるキャラ同士の相関関係
pixivに投稿された東方キャラが複数人描かれている画像で,一緒に写っている割合を示したもの。人気投票よりもさらにかちっとしたカップリングの傾向が見え,経年では変動がほとんどない。また,たとえば魔理沙は人気投票に反して霊夢とアリスの二強に,パチュリーと咲夜が追いすがる形。チルノも大妖精・ルーミア・魔理沙・霊夢と一緒に描かれることが多く,バカルテットも三妖精も出てこない。かくのごとく,人気投票での相関関係とは各キャラ違うところがちらほらある。この違いはおもしろい。
  
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