2010年03月09日

『しろくまベルスターズ』元ネタ集(4) りりかルート・4〜5話(前編)

RRKたんの華麗なレゲー特集(前編)。なぜ前後編かって?力尽きたからですごめんなさい。

(3)はこちら。
(5)はこちら。


4話
・俺が死んだら三年は喪を伏せて……
(状況)スネーク再登場
(ジャンル)歴史
上洛のため徳川家康を攻めていた途中の武田信玄が死んだときに言ったとされる言葉。勝頼による新体制が整わないうちに敵国に侵略(特に織田・徳川いよる逆襲)されないための心遣い。


5話
・カセットピジョンジュニア
(状況)新商品開拓
(ジャンル)レゲー
カセットビジョンのこと。古のハード。ファミコンことファミリーコンピュータが登場する直前の1982-83の2年間は最も売れていたハードだっただけに(それでも40万台ではあるが)、レゲーファンからの視線も熱いらしい。ロムカセットにCPUが内蔵されており、ハード自体には電源と操作部だけが搭載されている不思議な特徴を備えている。ジュニアはその廉価版で、お値段なんと5000円。


・与作
(状況)同上
(ジャンル)レゲー
不朽の名作「きこりの与作」。カセットビジョンで発売でされた。ゲーム内容は動画を見ればわかると思う。




・モンスターマンション
(状況)同上
(ジャンル)レゲー
こちらは全く名前をひねっていない。ハードは「与作」と同じくカセットビジョン。




・HAZUREの高速船
(状況)同上
(ジャンル)レゲー
「超美麗なワイヤーフレーム」byRRK様。「光速船」が正しい。バンダイ発売の国内向けゲーム機(ハード)。時期としてはカセットヴィジョンやファミコンと全く同じだが、定価54800円じゃ売れないだろう……ゲーム画面はこんな感じ。というかこのサイト詳しすぎるだろ。HAZUREはアタリをひっくり返しただけの模様。世の中にはこんなTシャツもある。


・空中分解ボロガード
(状況)レゲー同盟爆誕。
(ジャンル)レゲー
「1984年発売。敵を撃つのではなく、撃たずに避けることに特化した合体ロボットシューティングゲーム」……らしいよ?本当は「空中合体ヴォルガード」、というか「高機動戦闘メカ ヴォルガードII」。ハードはファミコンで横スクロール。現在はWiiでプレイ可能なようである。


・ファイナリーゾーン
(状況)同上
(ジャンル)レゲー
本当は「ファイナルゾーン」。PC-8801向け、縦スクロール型のアクションゲーム。探せばあるもんだなぁ。ポイントマンはファイナルゾーン用語の模様。





・タイニーゼルビウス
(状況)同上
(ジャンル)レゲー
「タイニーゼビウス」。ナムコがアーケードのゼビウスをPC-6001に移植したもの。「mk2版のカラーは綺麗」「RF端子のにじみ画面でみたい」とりりかさんがおっしゃってました。要望どおりにじんだ画面をご用意してみた。



ついでにmk2も発見。




・ディスクシステム、SMC-7777
(状況)新入荷
(ジャンル)レゲー
ディスクシステムはファミコンの周辺機器。ファミコンと合体して使用することで、ロムカセットのみならず、フロッピーディスクとみまごうごとき磁気ディスクを使用したソフトを使うことができる。Wikipediaに画像有。SMC-7777は、7を一つ減らした「SMC-777」が実在。ソニーが1983年に発売したパーソナルコンピュータで、趣味目的に重点が置かれていた。プロはテンキーで操作するらしいですが、実際問題本当に入力遅延が生じるらしい。RRKがRF端子にこだわってたのも反応速度が違うため。今の格ゲーオタもフレームの話してるけど、ゲーマーは今も昔もそこにこだわるのね。


・スペースラスター
(状況)同上
(ジャンル)レゲー
「スターラスター」。ナムコがファミコン向けに発売したゲームソフト。一人称擬似3Dシューティングで戦略性も高く、当時としては画期的な作品だったという。「ディスラプター」とは、本作に登場する紫色の編隊ボスのこと。ただし、これはスタートレックからのネーミングである。そちらではエネルギー兵器の一種だそうだ。なお、X68000(1987年にシャープが発売したPCでレゲーがよく発売されていた)でも発売された。これも現在Wiiでプレー可能。当然のように動画が出てくるところがすごい。レゲーファン恐るべし。片方なぜかTASだけど。





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