2011年10月07日

春・夏アニメつらつら

・春アニメは日常・シュタゲ・DOGDAYSを見ていた。DOGDAYSは正直可も不可もなく,二期に続く感じで終わったのでなんとも言いようがなく,日常とシュタゲは2クールなので何かを語るタイミングのないままここまで来てしまったのでここで。

・シュタゲは全体的にあんなもんだろうと。11章+序章で実質12章だから1章2話ペースで順当である。実際には1話で終わったり3話使ったりもしたが,最大の焦点は1章を1話で終わらせてしまったことだろう。しかし,1章は確かにあそこでしか切る場所がないというのは確かであり,また23話後に1話を見直す時まとまってたほうが楽だというところまで考えて,ああなったのであろう。ニコニコで1話だけは無料配信しているという事情も,ひょっとしたら影響していたのかもしれない。
→ 他に1話で終わらせられた犠牲者というとルカ子とフェイリスだが,ルカ子はまあ1話で話が綺麗に収まったのでいいとして,フェイリスは完全に犠牲に……意外と複雑な話な割に,本筋としての要点は「他の登場人物たちも,実は感度の低いリーディングシュタイナーを持っている」ということしかないので,圧縮するならフェイリスのところくらいしか無かったのはわかる。しかし,あの話だけは原作やってても「こんな話だったっけ?」と首をかしげてしまった。実際13話が終わった折り返し時点で「終わりまで間に合うのこれ」という声も原作組からはちらほらと聞こえており,がんばって圧縮した結果がこれだよ!という感じではある。
→ 一方,あそこで詰めたからこそ前半の13話にゆとりが生まれ,Dメールやタイムリープの説明をじっくりできたし,逆に19話以降の緊迫感が生まれたとも言える。スタッフも非常に気をつかっていたのだろう,19話以降はとてもテンポが良かった。

・日常は多くの人にとって「悪くはないけど,BD買うほどのものでも」というラインにとどまったからこそ,評判と売上に差異が出てしまったのではないかと思う。私自身がまさにこの感想である。
→ 5話くらいまでは紛れもなくギャグがかっ飛んでおり,このペースで行けば神ギャグアニメになったような気がしたが,私的には一番笑ったのが校長VS鹿のまま最後まで行ってしまい,10話あたりでどうにも失速した感じがあった。ネタかぶりのせいもあるかもしれない。原作に文句を言ってもしょうがないのだが,「それギャグにするの」とちょっと心がとがめるネタが何個かあり,純粋に笑えなくなってしまった話もあった。そういう際どいネタがスパイスになっているのは,まあわかるし,ギャグアニメにそういうことを言うのは野暮ではあるのだけど,そうは言っても個人的な限界というのもまたあるのである。
→ 狙ったのかそもそもそういう予定だったのかは知らないが,後半中途半端に感動系の話が入ってきて強引にまとめた感もある。前半から中盤にかけて際どいギャグが乱舞していただけに,そしてBDの売上が芳しくないという話が流れ始めた頃だっただけに,方針転換が急激に感じられてしまった。
→ 作画的に京アニががんばっていろいろしかけてたのはよくわかったのだが,いかんせん「がんばってるな」という感想以上は持てなかった。このへんは私が元来アニメ中心に戦ってるわけではないからこその感想かもしれないが。ただまあ,ここで書いている通り,そもそも原作だと笑えてもいないので,そこはアニメ化の力かもしれない。いずれにせよ,半年間そこそこ笑わせてもらったアニメとしては割りと高く評価している。


・夏アニメはゆるゆり,アニマス,猫神。ただ,ゆるゆりは別個に語りたいので後日。

・まずは爆死した猫神からでも。これは予想以上に売れなかった。作画は最後まで崩れなかったし話も原作に忠実で,声優も豪華と当たる要素はあったのだが,まったく話題にならなかった。敗因はそもそも原作がアニメに向いてなかったという致命的な点ないし原作の知名度そのものではないかと……自分がアニメのおかげで原作全巻買った分際でえらそうな話ではあるのだけれど,事実原作のほうがおもしろい。アニメもつまらないわけではなかったのだが,話題になるほど光るところがあったかと言われると……いくつか改悪もあったし(話の順番とか社長のコンビとかぽろり押しとか)。
→ 原作についても,東方原作が好きな人は間違いなく好きだろうという感じがする。作者が東方好きというのもあるが,話のネタの方向性が東方の同人誌とおおよそ同じで,要するに『猫神』自体の雰囲気が幻想郷に近い。八百万の神が人間と同居しているという設定そのものはありふれているが,その中では設定をうまく使っていると思う。が,それゆえに幻想郷チックになってしまったかなという。百合だしね。基本ゴン太除けば女の子同士でしかフラグ立ってないし。
→ 最新刊を読むと原作も終わりに向かっているのかなという感じがするが,いずれにせよこの作品と出会えたことだけはアニメ化に感謝したい。

・最後にアニマス……まだ終わってないので短めに。1・2話見たところでは大丈夫かこのアニメ,と思ったが3話からはおもしろくなっていった。キャラの数が多い中,それぞれ個性を出してうまいこと動かしていると思う。ゲームでは(特に無印では)難しく,CD等でも数が少なかった多人数での絡みがよく出ており,今までちょっと想像しづらかったアイドル同士の交流が描けているのでとても楽しく見れている。アイドルとしての成長も両立して描いているし(この点で5・6話は評価高い),このまま続けばいいと思う。
→ 細かいところでは,やらおんなんかでも指摘されていたが売れるに連れてホワイトボードの予定表がどんどん埋まっていくだとか(3話の時点では落書きがしてあった),キャラごとで私服のバリエーションが違うだとか。私服についてはゲームや書籍などでも描き分けられており,以前から知れていたことではあるが,アニメでも再現してくれたところが嬉しい。
→ しいて言えば千早の影が薄い気もするが,彼女を掘り下げるのはしんどいと思うので仕方がない。どっかでやるとは思うが,後に回せば回すほど話が重くなり過ぎそうなので,ちょっと心配している。そろそろ済ませるべきかなぁとか。


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この記事へのコメント
 DOGDAYSのBD買ってる私が通りますよ。

 DDは若干(笑)の作画崩壊があったものの、都築さんらしく死人も出ずちゃんと最後はハッピーエンドかつ続編への足がかりを残したところは評価できるんではと思います。

 自分がBD買うことにしたのも「単純に中身が評価できること+二期へのお布施」のつもりで買うことにしました(あと若干作画崩壊してたところを修正して欲しかったというのもあるがw)。

 しかしまああれだね。DD最大の欠点は「キャラの名前が覚えきれない」ということではないかと。主要登場人物は20人弱いるのに、フルネームで何人言えますかw?

 シンク・イズミ
 ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティ
 リコッタ・エルマール
 ブリオッシュ・ダルキアン
 ユキカゼ・パネトーネ

 ……くらいが限界です。僕は。地味に俺の嫁とか言ってたエクレが入ってないあたり残念すぎる(そもそもエクレって作中で名字出たかw?)。このたび二期制作が決定したわけですが、これでまた登場人物増えたら余計カオスになるんではないかと……。それが心配。まあもちろん楽しみにしてますが。

 あ、姫様、暇だったら一度僕も召喚してください。戦に出るのはしんどいけど、リコと一緒に科学技術の発展には役立てると思いますよ。

 長文失礼しました。
Posted by つばめ at 2011年10月07日 19:06
俺も思い出そうとしてみたが,シンクとミルヒしかわからんかったわ。どころか今キャラ一覧見たら「こいつこんな名前だったっけ」的なひどい状況であった。閣下の正式名称とか覚えてる人少ないだろ絶対w

都筑さんはなのはStSでもそうだったけど,最近キャラ増やしすぎて収拾つかないパターンにはまっているような。StSは強引に締めたけど,DDは収拾つけないまま二期に持ってった……かな。実は二期目けっこう不安だけどStSよりは収拾つくのかな。

Posted by DG-Law at 2011年10月08日 19:27
 まあ確かにそんな感じはある>最近キャラ増やしすぎて収拾つかない

 二期とかどうなるんだろ? ビスコッティとガレット以外の第三国が出てくるとかって内容になると、ガウル殿下とかジェノワーズとかいなかったことにされるんじゃね? という心配が。あと、ダルキアンさんとユッキーが旅に出たまま帰ってこないとか……名前付きキャラですらモブ以下の扱いになる可能性ががが……。

 なのはStSがかろうじてまとめられたのは2クールだったからな気がする。次DDは何クールなんだろうね。多少キャラ増やしても良いから、2クールでゆったりやるのもいいんでないか? とは思う。(ただしこの場合BD買うのが大変になるんだが)。まあ続報待ちで。
Posted by つばめ at 2011年10月09日 21:42