2011年10月08日

「柴犬」という略称はどうなんだろう

・まどかが白いドレス姿になった時、ほむらとの擦れ違いは最も大きくなった。 (Togetter)
→ ほむらはまどかしか見てなかったが,まどかにとっては友達の一人に過ぎなかったという話。「最高の友達」と言っても,友達には過ぎないわけでして。
→ 一方,完全に「特別な存在」だと見ていたほむらにとっては,概念化はすれ違い以外何者でもなく。作中では,世界改変後のほむらが,まどかを会えない絶望を自分の中で受け入れていく過程をざっくりと省いた。指摘のある通り,視聴者にとってはCM含みで数分,CMがなければわずか数秒の間である。ほむらはまどかに会えない寂しさ,前世界を唯一知っている寂しさを紛らわせるために,魔女を狩り続けた……と脳内補完すると個人的には非常に萌えるところである。
→ ついでに言えばロリババア好きとしては「置いて逝かれる」物語も非常に来るものがあり,ほむらちゃんマジほむほむ。まどかの幻影を追いつつもどこか整理のついたほむらは,マミや杏子とも親交を結び共闘していくがいつしか彼女らも亡くなり,何百人もの魔法少女の死を見届け,そのたびにまどかの活躍を胸に刻みつけて生きていく……ほむらは最後の生き残りであらねばならんのです。
→ 一方で,二次創作にまど神様が現世降臨するものの多いこと。それはそれで萌える展開ですが……あとたつほむは正義。下段,AIRについての指摘は秀逸。「失ったことを受け入れて生きていく」物語とすると,とりわけ美凪・佳乃ルートはしっくり来る。「失ったことを受け入れていく物語」は他のエロゲでも類型がありそうであり,これは独立して一筆かけそうな気はするが(『ONE』とか),ちょっと時間がない。


・宮城県の復興計画/野村総研が全面関与/知事「地元の人 入れない」|しんぶん赤旗
→ ブコメが非常に興味深い。復興計画というよりも都市計画の問題。
→ 地元・田舎の人間だけでやれば革新的な計画は立てづらく,また地元特有の談合が生じやすい。地元権力者の横やりも入りやすい。一方,東京・大企業だけで話を進めれば都市による田舎の搾取になりかねず,また地元を無視した頭でっかちな計画になりやすい。どっちがいいのかねぇ。理想論を言えば,地元の要望を調査しつつ,クリーンに,地方にも金が落ちるようにやっていくことなんだろうが,ないものねだりだよなぁ。無論,赤旗は反権力の立場から地方の味方だが,それも近視眼的な話で,「復旧」した結果経済も社会も沈滞する,とは言えるかもしれない(特に社会の沈滞は共産党の望むところではないのではないか?)。


・『シュヴァルツェスマーケン』1巻を今頃読み終わり,2巻を買ってきて積んでいる状態。某放送が原因である。実はトータル・イクリプスを相当序盤で放棄しているおり,最近のアンリミテッドアフターも買ってないので,マブラヴ派生作品としては触れるのが私的に非常に珍しい事例だったりする。
→ まー,末期も末期で非常に良い感じ。BETAと戦い物資も欠乏という中で,ゲシュタポもうざいし政治将校もうざい。仲間割れしてる場合じゃない状況に追い詰められるほど権力闘争が激しくなるというのは王道だが,その王道を貫いてほしいところである。キャラ的にはアイリスディーナが一番好き。「覚悟が決まってる女は美しいね」というカーネリアン御大のおっしゃる通り。
→ 私的にマブラヴ世界で一番見たい派生場面というと,あえてのオルタネイティヴアフター。オリジナルハイヴを失って以前よりは圧倒的に烏合の衆になったと思われるBETAどもを,人類がボコボコにしながら地球圏から追い出すのは大変カタルシスがあると思うし,一方戦後世界をにらんで暗躍するアメリカというのは描きがいがあると思う。同人で探せばありそうな気はするが,ここは公式にやってもらいたい。

・『猫神やおよろず』5巻。何やら6・7巻あたりで終わりそうな雰囲気が漂う。そもそも本編が半分しかなく,残りは番外編である。いかにも本編を終わらせる前に小ネタを全部片付けましたという感じ。ここまでネタ切れ感はあまりなかったのだが,アニメ化したし一区切りということなのか。
→ さてその本編だが,お鈴師匠が大変かわいかった。あそこで「ずっとお慕いしておりました」は反則だろう……愛は種族の一つや二つくらい超えるこの世界観は非常に居心地がよく,このセリフが不自然じゃないよう積み上げられた雰囲気が本作の良さと言えるだろう。