2013年02月18日
通史も授業でやってほしかったところです
・「フランス笑顔革命:18世紀の歯科医術とアイデンティティ」セミナーまとめ (Togetter)
→ 歯科技術の進歩が笑いの意味を変え,それが絵画にも反映された,という話。なかなか興味深い。
→ 科学技術の進歩が社会を変化させていくというテーマ自体はメジャーなんだけど,こういう細部の話はなかなか出てこない。
・鎌倉幕府は何故滅亡したのか?(Kousyoublog)
→ 封建制社会の安定→貨幣経済発展→地代の相対的地位低下→封建制自壊は歴史上よく見られる現象の一つと言えるかも。他の事例だと春秋末の中国とか,中世西欧の13〜14世紀頃とか。
→ その後の展開はところにより全然違うけど。中国は統一王朝ができたけど,日本はむしろ戦国時代に向かっていったわけでね。
→ 1〜3は日本の特殊事情かな。1はまだ唐末五代の中国に類似例を見つけられる気がするけど,2は日本特有の恩賞システムのせいだし,3は天皇の話なので。
・美術史の教科書 まとめ (Togetter)
→ 駒場のうちに読んどけ:『まなざしのレッスン』,日本美術史:辻惟雄の『日本美術の歴史』,東洋美術史:そんなものはない,西洋美術史:そもそも通史の授業なんてない だったかな。今はどうか知らない。
→ 基本的に「大学は特殊講義をするところ。通史は自分で学ぶもの」というのがあの人たちの姿勢らしく,『まなざしのレッスン』からして通史の本ではない。辻惟雄の『日本美術の歴史』が唯一の例外だったが,それを用いた教官自身の書評は,次のamazonにあるコメントの通りである。 → 『日本美術史(放送大学教材)』佐藤康宏,放送大学教育振興会
・(勝手に)アニメ流行語大賞を決めよう!2012
→ かなり妥当な感じ。「わたし,気になります」は『氷菓』を見てなかった人でも聞き飽きたレベル。「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」はまったくアニメ見てない人のtwitterでも使われていて驚いた。これらが1・2フィニッシュなのは当然だろう。5位の『中二病』のセリフは長い割には流行したと言えると思う。
→ 自分の観測範囲だと,20位まで見て4位の『男子高校生の日常』と8位の『K』のは聞かなかったくらい。あと7位の「闇の炎に焼かれて死ね」は「消えろ」の間違いではないだろうか。
・9万人が選んだ『ネット流行語大賞』 金賞はアノ言葉
→ あわせてこちらも。昨年一年間のネット流行語を一言でまとめると,「なんJ語の躍進」ということになるかと思う。(迫真)(震え声)あたりは使い勝手が良すぎてつい使ってしまう。淫夢語の時点では使いづらかったが,なんJ語に合流して使い勝手が増したところはあるように思う。この辺りの事情はパンツレスリング用語が妖精哲学に昇華されたことで「許された」のとよく似ている気がするが,どうか。
→ 「ステマ」は良くも悪くも大賞だねぇ。「ナマポ」も同列か。
→ アニメ系だと,やはり「うー!にゃー!」は入っているけど,下半期は失速したかな。1クールのアニメはこういうとき辛い。「シャバドゥビタッチヘーンシーン!!」あたりも割と一過性だった。「Anotherなら死んでた」は汎用性の高さで,アニメよりネットで評価された感じ。この辺が順位の違いだろう。
→ 歯科技術の進歩が笑いの意味を変え,それが絵画にも反映された,という話。なかなか興味深い。
→ 科学技術の進歩が社会を変化させていくというテーマ自体はメジャーなんだけど,こういう細部の話はなかなか出てこない。
・鎌倉幕府は何故滅亡したのか?(Kousyoublog)
→ 封建制社会の安定→貨幣経済発展→地代の相対的地位低下→封建制自壊は歴史上よく見られる現象の一つと言えるかも。他の事例だと春秋末の中国とか,中世西欧の13〜14世紀頃とか。
→ その後の展開はところにより全然違うけど。中国は統一王朝ができたけど,日本はむしろ戦国時代に向かっていったわけでね。
→ 1〜3は日本の特殊事情かな。1はまだ唐末五代の中国に類似例を見つけられる気がするけど,2は日本特有の恩賞システムのせいだし,3は天皇の話なので。
・美術史の教科書 まとめ (Togetter)
→ 駒場のうちに読んどけ:『まなざしのレッスン』,日本美術史:辻惟雄の『日本美術の歴史』,東洋美術史:そんなものはない,西洋美術史:そもそも通史の授業なんてない だったかな。今はどうか知らない。
→ 基本的に「大学は特殊講義をするところ。通史は自分で学ぶもの」というのがあの人たちの姿勢らしく,『まなざしのレッスン』からして通史の本ではない。辻惟雄の『日本美術の歴史』が唯一の例外だったが,それを用いた教官自身の書評は,次のamazonにあるコメントの通りである。 → 『日本美術史(放送大学教材)』佐藤康宏,放送大学教育振興会
・(勝手に)アニメ流行語大賞を決めよう!2012
→ かなり妥当な感じ。「わたし,気になります」は『氷菓』を見てなかった人でも聞き飽きたレベル。「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」はまったくアニメ見てない人のtwitterでも使われていて驚いた。これらが1・2フィニッシュなのは当然だろう。5位の『中二病』のセリフは長い割には流行したと言えると思う。
→ 自分の観測範囲だと,20位まで見て4位の『男子高校生の日常』と8位の『K』のは聞かなかったくらい。あと7位の「闇の炎に焼かれて死ね」は「消えろ」の間違いではないだろうか。
・9万人が選んだ『ネット流行語大賞』 金賞はアノ言葉
→ あわせてこちらも。昨年一年間のネット流行語を一言でまとめると,「なんJ語の躍進」ということになるかと思う。(迫真)(震え声)あたりは使い勝手が良すぎてつい使ってしまう。淫夢語の時点では使いづらかったが,なんJ語に合流して使い勝手が増したところはあるように思う。この辺りの事情はパンツレスリング用語が妖精哲学に昇華されたことで「許された」のとよく似ている気がするが,どうか。
→ 「ステマ」は良くも悪くも大賞だねぇ。「ナマポ」も同列か。
→ アニメ系だと,やはり「うー!にゃー!」は入っているけど,下半期は失速したかな。1クールのアニメはこういうとき辛い。「シャバドゥビタッチヘーンシーン!!」あたりも割と一過性だった。「Anotherなら死んでた」は汎用性の高さで,アニメよりネットで評価された感じ。この辺が順位の違いだろう。
Posted by dg_law at 22:00│Comments(0)│